11.6(1日目)

大韓航空でロサンジェルスへ。
日本からはディレクターさん、ADさんと私の3人で出発。
いつもの私ならすっぴんで、できるだけ楽な格好で飛行機に乗るところだが、今回は
テレビ写り(ウハハ)を考えて、お化粧くらいはしておくことにした。
してもしなくても大した変わりはないけれど、まあ気分の問題って事で。

空港では現地スタッフさん2人、通訳さんが出迎えてくれた。
強い陽ざしに、わあ〜ロサンジェルスだあ!と思う間もなく、すぐに、競馬で儲かって嬉しい帰国と、肩を落としてガックリ帰国シーンの2パターンの撮影をする。
普通に何でもなく歩くのってすんごくむずかしいんだと実感。周りの人が見るから恥ずかしいし。

      

サンタアニタ競馬場、入場ゲート。
左端のご婦人にご注目!全身真っ白のゴージャスなお姿。
さすが競馬の祭典、お金持ちそうな人がたくさんいました。

ブリーダーズカップが行われるサンタアニタ競馬場は、車で1時間ほどの所にあった。
テーマパークと言われればそうなんだと思ってしまうような、かわいらしい建物だ。
何カ所もある広い駐車場はほとんど満杯で、ブリーダーズカップの規模の大きさをうかがわせる。
チケットを持ったダフ屋が車の中にまで声をかけてくる。私達のチケットはギリギリでやっととれた物らしい。

競馬場の中はものすごい人でごった返していた。
馬券売り場にも行列ができているので、早速、間に合うレースから参加する。
通訳さんが馬券を買ってくれるのかと思ったら、自分の拙い英語で買うんだってさ。
マイクなんかつけられてしゃべるのって、かなり恥ずかしいよ〜。

競馬好きオヤジがあふれる馬券売り場は日本と同じ

日本に比べて馬券の種類がいろいろあって、何がなんだかさっぱり・・・。
そう言う場合は通訳さんが教えてくれるわけ。
番組としては大金を賭けた方が面白いんだろうけれど、資金は自腹だから貧乏な私が使えるお金なんてほんの少し。
見栄を張らずにチビチビ買っていたのだった。

パドックに行くと、ロープ1本で隔てられたすぐ目の前を、競走馬が歩いていた。
柵で囲われているのではなく、私が立っているのと同じ芝の上を馬が歩いている。
こんなに近くていいの?って感じ。
競走馬がとっても身近に感じられた。

        

写真だとわかりにくいけれど、正面になだらかな山が見えます                観客席は人でいっぱい

記憶が定かではないけれど、5レース買って、1レースとったような気が。
最終レースが日本で言う万馬券で、近くにいた女性が大喜びしていたのをおぼえている。
正直言うと競馬の勝ち負けはどうでもよくて(そりゃ勝つに越したことはないけど)
ブリーダーズカップの雰囲気がただただ楽しかった。

ブリーダーズカップ終了後、その足で事務所に向かいビデオテープの編集。
自分のビデオを見るのはコッパズカシイので、私は遠慮させてもらった。
それが終わって、やっと食事。
時差ボケと緊張で、ビール一口飲んだだけなのに眠くて大変だった。

大勝ちしたら高級ホテル、そうじゃなかったらモーテルという約束だったので、空港近くのモーテルへ。
テレビをつけたままで寝たのは内緒。

部屋の窓から何本もハイウェイが走っているのを見て、ようやくLAを実感