12.27 金曜日 晴れ

ゆっくり起きて11時頃、出発。

高速をビュンビュンとばす。後半はまだ建設中でいきなり車線が少なくなる。
1車線なのでとばしたくてもとばせず。
でもみんな、そのわずかな隙間から追い越しをかけていく。
Yuもそれを見習ってバンバン追い越しをかけていた。
隣でMiが「ひぇ〜」とか「うわ〜」とか叫んでもお構いなし。
ラテン系は波に乗ったら止まれないのだ。

大きな地図しかなかった割に迷わず白い町サロブレーニャ(Salobrena)着いた。
ほとんど休憩なしに6時間走行。スゴイ!

細い坂道が入り組んで迷いそうなサロブレーニャ

お目当てのホテルを捜すがみつからない。
今までならいらついてケンカするところだけれど、今回は大丈夫。
とりあえず海の見えるカフェで夕日を眺めながらひと休み。
海岸を馬が歩いていたりして、とてもくつろげた。

こんな夕日を見たらケンカなんかできないね

まだ観光案内所が開いていたので、ホテルの場所を教えてもらった。
ホテルは町の中ではなく、ちょっとはずれにあるのだった。
部屋の前は麦畑と海が広がっていて、一目で気に入ってしまった。
こんなに素敵な割にミシュランの評価はそれ程でもないのは、どうしてなんだろう?

長距離運転で疲れたYuが食事でまた出かけるのは辛そうなので、ホテル内ですますことにした。
期待していなかった料理は、意外にもおいしくて当たり!だった。
メルルーサは隣のテーブルのイギリス人も「Oh my god!」と叫ぶほどのボリューム。

ただ、アロスコンレチェは選択ミスだったかも。
でもスペインの定番デザートだから1度は食べてみたかったしね。
お米を牛乳で甘く煮たデザートでシナモンがふりかけてある、早く言えば甘いおじや。
やはりご飯が主食の日本人としてはどーもなじめないというか、許せないというか。
チビチビ食べれば食べられないことはないが、おいしいとは思えない。

・ソパデアホ(ニンニクスープ)・サラダ・海老のピリ辛ソース
・メルルーサのサランビーナ風・アロスコンレチェ
・カフェ・ワイン・水   5000ペセタ

Hotel Salambina★★

4145ペセタ(込み)

実はこのホテル
お風呂のお湯はバスルームにある小さなタンクの分だけで、それを使ってしまうとタンクの中がお湯になるまで待たなければならなかったのだ。
お陰で、シャンプーを水で流す羽目に・・・