【走り書きメモから】
- 「お気に入りの坂本」チェック
のけぞり坂本 … ありません(涙)
触れ坂本/触れられ坂本 … ありません(涙)。 結婚10周年の夫婦だからなぁ。 たとえ相手が須藤さんでも、もうちょっとシットリいちゃついて欲しかったような(実際そうだったら、妬いて文句言うかも知れないが)
寝そべり坂本 … ボクサーのいのっちの練習相手を務めて。 いのっちのパンチが入るとダウン。 クタッとしたまま人に運ばれたり。
濡れ坂本 … ありません。 まぁ舞台なので有るとも思ってなかったが。 「濡れ長野」はある。
ガラスケース入りの坂本 … ありません。
- 開演前。
パンフレットを眺めてまずニンマリ。
小汚い坂本さん … もちろん自分は、そんな坂本さんも大好きだよ!(そんな坂本さん
"が" だったりして(汗))
助三郎の精子にモンダイがあって、夫婦に子供がいない(ホッ。しかし「室温」に続いて無精子症の役とは(苦笑))←実際は、無精子症ではなかった(「精子まで半端モンで、同じところをグルグル回ってる」by君子(須藤さん))
稽古場の写真。
今回の坂本さんは野球のユニフォームじゃありません。 ダボっとした黒のトレーナー(襟と裾と袖口に白ライン入り)は若者らしいが、首にタオル巻いてオヤジくせー(爆)! しかも不精ヒゲが黒々して、ただでさえ小さな顔がよけいに小さく見える。 めちゃくちゃオヤジくさいのだけど、眼光鋭いカッコいいオヤジなので、坂本さんの将来に安心したりして(今まで心配していた訳でもないが)。
トンカツ屋のカウンターに座った大村彩子ちゃんに、最上級のクシャっとした笑顔を近づけている写真があって、「このロリコン・オヤジが、もう仕様がないヤツだ(苦笑)」と思う。 トンカツを褒められて喜ぶシーンなのは確かなのだけど、何もそんなに顔近づけてアピールしなくたって。
- 開演直前、金髪の松岡が誰かに付き添われて着席。 立ち上がって客席に挨拶。 湧く観客。
- 坂本さんの衣装
髪型はずっとリーゼント。
リーゼントにセットするには、前髪が重いかな。 今はギリギリ許容範囲だけど、後半、どうなりますやら。
一部はずっと白のボーリングシャツ(後ろに何か暴走族っぽい文句が刺繍してある)、白ズボン、雪駄(?)というトンカツ屋ファッション。
綺麗な腕と喉元と、コロンと丸くて愛らしい素足が見えるのは嬉しいが、数種類の衣装を着替えていた「サンダンス」と比べると寂しい。 ブレスレットに結婚指輪(←ニクいね!)。
二部の最初は、トンカツ屋ファッションに黒の別珍のスカジャンを羽織っている。 綺麗な腕が見えないよ!
途中、舞台上で特攻服に着替え。 君子が着せるのを待つ暫くの間、綺麗な上半身(大胸筋の間の溝が復活)を観客に曝している。 (欲を言えば、「君子のために暴走族を抜けるとき受けたリンチの傷跡」をもうちょっと特殊メイクでリアルにして欲しかった(「聖セバスチャンの殉教」という感じで)。ただペンで描くだけじゃなくて)
ラストはまた、トンカツ屋ファッション。 白い運動靴のカカトを踏みつぶしている。
- 「サンダンス」に比べると、笑うシーンが多い。 登場人物も年齢が上がって、自分で考える判断力や余裕が出てきたらしい、深刻な暗いシーンは少ない。 「沢田監督」みたいな人物もいないし。
- それでも、横内さんの脚本なので、ダーッと説教くさい台詞がある(たいていは須藤さんか長野さん)。
こういう、アタマで考えるシーンの固い印象を和らげるための、五感で感じる感覚的なシーンが欲しくなるのだけど(歌や踊り、しどけない俳優さん/女優さん,etc.
) … 今回はコメディーなので、セクシーさを求めるのはお門違いなんでしょうか。
- 坂本さんやいのっちや佐藤江梨子さんの身体それ自体が持っているセクシーさとか、六角さんの白くてまったりした身体(と着古したオヤジシャツ)が醸し出す猥褻感とか、生の舞台だから、最低限それくらいのイロっぽさはあるんですけどねぇ。
- 二部の初めに、松岡と同じ列(別ブロック)に、演出家らしき人が座るのを見た。
「オッサン、佐藤江梨子さんと大村彩子ちゃんにしか本気で演出付けてないでしょう?」と心の中でツッコんだりして。 "ファンキーな50代" としては、「他のヤツは初舞台でもないし、いいオトナなんだから、自分の役柄くらい自分で考えな。 オレは忙しいんだ(新人女優の発掘(という名目のデート)で)」というスタンスなのかも?(←単なる想像ですが。しかし、ギョーカイ人に偏見持ちすぎだ<自分)
実際、佐藤さん/大村さんは、いい味出してたと思う。 初舞台なりの一生懸命さも、好印象。
- 雑誌で、「坂本さんがハイテンション」とあったけど、自分の印象は反対で、坂本さんだけが(六角さんを除いて)、「引き」の演技ができていると感じた。 若者たちが大声で自己主張する2部、坂本さんが喋るとホッとした。
坂本さん、ちゃんと自分の役を自分で演出してるよ、意外と(意外か?)、演出家の才能あるのでは? 半分ファンの欲目が入っているけど、そう思った。
- そんな坂本さんが、「台本にはキスシーンがあるけど、自分なりの愛情表現で」とラジオで言っていたラストシーン。
キス待ち顔(なのか?)の須藤さんを、後ろからそおっと抱きしめる。 昔気質の助三郎だし、キスより良い自然な愛情表現だと思った。 (もしかして、客席から溜息が漏れていたかも知れない)
- その他
- 六角さんは、今作でも「アナウンサー金子」
昨年「ラッキー」だった小野さんが、今回はモヒカンアタマでパンク。 ラッキーとのギャップのおかしさを差し引いても、小野さんがパンクを演じているだけで、どことなくおかしい。
- ボクサー姿のいのっち、客席から登場。 坂本さんもトンカツ屋ファッションで、客席から。
いのっちは出番が短い代わりに、客席からの登場が2回ある(出番が少ないのは、「東亜悲恋」再演が後に迫っているからだろうか)。 日本一ジャージの似合う俳優・いのっち。 ボクシングのトレーニング姿が可愛いです。
- 行方不明のいのっちが見つかる場所は「青森」 … これは「私の青空2002」を意識しているのかな?
千絵(佐藤さん)と新生活を始めるいのっちの行き先は「網走」。 「サンダンス」の坂本さんは沖縄で、今回は北。
- 千絵にフラれた(?)いのっちに、お稲荷様の下に隠してあるエロビデオのマイコレクションを貸してあげる坂本さん … 少年のようなイタズラっぽい笑顔が可愛いゾ。
- 「精子まで根性が曲がってる」と君子に非難されて、身を小さくしている坂本さん。 あ〜あ、アンタはいつだってカワイイよ!
それまで頻繁に煙草をふかしていたのだが、近所のオバサンに「煙草はダメ。タンパク質を摂りなさい」と言われてからは、律儀にパイポをくわえている。 この下りはけっこうコミカル。
- 佐藤江梨子さんはとにかくカワイイ。 スタイルも抜群。 ウエーヴした長い茶髪とあいまって、まるでバービー人形のようだった。 立ってるだけでも目の保養。
そんな彼女が、いのっちを追いかけてミュールでドタドタ走っているのは、可愛くて、笑える。
- 須藤さんは損な役。 説教くさい横内さんの代弁者的役割だから。
もともと前向きな個性の彼女が、横内さんの説教くさい台詞をダーッと言うと、プラスにプラスが重なって、過剰になってしまうような気がした。
衣装も、ダボっとしたセーターにジーンズ、色気のないエプロンで太って見えるし。 いくら古女房の役と言っても、つまらないだろう。
- 特攻服で階段上に姿を現す。 カワイイ!
いのっちとお揃いの特攻服に笑ってしまった。 真面目なシーンなのに。反省。
(いのっちの兄と坂本さんが暴走族仲間で親友だったという設定。 暴走族の抗争で死んでしまったいのっち兄の特攻服なのだ)
- 須藤さんが「おさかなのうた」を口ずさんでいるのに、「鉄腕アトム」と言った坂本さん。 須藤さん困って、俯いて首を横に振ってる(笑) … 客席の、妙〜な間の笑い(爆)。 これはウケ狙い? それとも素? 2度目以降に判るだろう。
- 家庭に問題がなきゃグレちゃいけないのか? ま、いいけどサ。
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