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FOOTLOOSE


10月14日(日)(夜公演) メモ

10月21日(日)(夜公演) メモ

10月22日(月) メモ

10月25日(木)(夜公演) メモ

 


2001年10月14日(日) 17:00〜19:40
於:赤坂ACTシアター
【走り書きメモから】
  •  音がこもっている感じ。
     女性の声は通る。 中澤さんの声は特に綺麗に通る。

  •  「HERO」こういう歌謡ロック調の歌で活きる中澤さんの声

  •  第1幕の坂本さんの衣装…ノースリーブT、バーガーショップの制服(蛍光ピンクと黄緑のストライプ、頓狂な帽子)、白シャツに革ブレザー、さえない体操服(でもこの時、アクロバティックなダンスのメインだったりする)。

  •  秋山と組んだアクロバティックな踊り。
     見慣れているからか、見ていて安心感がある。

  •  地元青年の服がダサくて、見ていて楽しくない(田舎町の設定だから仕方ないか)。 デニムのベストなんて、ヒゲ面のかっぷくのいい40男でないと着こなせないだろう。

  •  村井さん、ピンクレディーは落ち着いて見れる

  •  坂本さんの歌、必ずしも高音ばかりでもない
     (雑誌で「キーが高くて苦労する」みたいに言っていて、自分は坂本さんの抜けるような高音も好きだが、少し濁りのある中音域も好きなのに、今回は中低音は聞けないのかな?と心配していた)

  •  リフトされる坂本さんが新鮮

  •  地元の3人娘に「田舎町は、いつも誰かが見てる」と不気味な歌を歌い、おびえた表情の坂本さん。
     これはお馴染みの坂本さん

  •  第2幕の坂本さんの衣装…ウエスタン・シャツ、白Tの上にモスグリーンのシャツ、革ブレザー、白タキシード&コサージュ(全身を見ると風俗の客引き、横顔は宝塚の男役(前髪のせい?))

  •  村井さんのマイクはどこ?
     (他の人はヘッドセット)
     村井さん、バラードが何曲もあっていいなぁ。
     坂本さんの落ち着いた曲はデュエットの「Almost Paradise」くらいだから。

  •  ノースリーブの三角筋はもちろん、
     キスシーンで前かがみになると浮き出る肩胛骨にも見惚れる。



【思い出しながら補足】
  •  ムーア一家の家族の絆の回復っていうか、ムーア夫妻が主役だなぁ。 村井さんもケイさんもソロでしっとりと歌うシーンがあるし。
     レンは狂言回し? レンがバラードを聞かせるシーンってあったかしら?

  •  「Alomst Paradise」は聞かせどころだったのだろうけど、デュエットのはずなのに坂本さんの朗々とした歌声しか聞こえず、隣りの中澤ファン集団を気遣って冷や汗かいていたので、じっくり楽しめなかった(ホントなら、坂本さんの声が会場に響き渡っている、坂本ファンとしては至福の時間だったはずなのに)。 もし、会場全部女性だったら変な気遣いはしなかったのだけど、1/3くらい男性だったから。


  •  男性キャスト&ダンサーの中では坂本さんだけが肉体を強調する衣装になっていたみたい。
     薄手のピッタリした白いノースリーブTシャツを着ていることが多くて、動きが明快に見えるのだ。 他の人は腕を露出していなかったような?
     とにかく坂本さん一人、異人種みたいにスタイルがよく見えた … 事実そうなのか、他のダンサーの人が敢えてダサい衣装を着せられていたのか?

     女性ではキャミソールを着ていた(腕を露出していた)のは中澤さんだけではなかったような気がする。

  •  飾らない衣装のときは、爽やかで綺麗な青年そのものなのに、着飾って白タキシード(結婚式?)を着ると、遠目には風俗の客引き、近目には宝塚の男役さん(後ろに撫で付けた横髪と、前髪の流し具合がなんとも)に見えてしまうのが(絶句) … それも坂本さんの個性だが。

  •  レンたちが踊りに行った酒場に変装した校長を見つけてハラハラしてしまった … 「店の隅に密偵がいる!」 実は、校長と酒場の主が同じキャストだっただけ。

  •  カーテンコールのとき、ガタいのいい男性客が立って拍手を始めたので、その後ろの観客も立ち始めたのだけど…。 そんな地味な立ちかたでなくて会場中で立って踊ればいいのに、なんて思ったりして。 ACTの床、抜けるかも?
     なんとなく最後にドカンと発散して終わりたくなるのは、最後にショータイムがあるプレゾンや、なぜか最後にもう一度、劇中歌を歌うサンダンスのペースに慣れているせいか?

  • 1回観た時点で…坂本さんの一方の魅力は120%どころか200%発揮されてるけど、坂本さんの魅力は他にもあるよなぁ、とちょっと食い足りない(雑誌などであらすじを聞いたときから覚悟はしていたけど、 実際に見ると想像していた以上に性格に翳りがない(レンは狂言回しだから、ひたすらポジティヴパワー全開?))。
     と文句は言っても、顔が良くて、スタイルが良くて、でも性格が素直で優しくて、歌も上手ければ踊りもカッコいい、という坂本 さんのポジティヴな特徴だけが出ているから、ファンでない人に坂本さんを説明するには恰好な演目ではある…
     音楽なり、踊りなりの面白さが保証されている既存の演目に出演してくださる のも、安心して楽しめるので歓迎。 でも、同じアメリカものならNew Yorkなどが舞台のちょっと病んだ要素がある演目だともっとよかったのになぁ、と思うのは贅沢だろうか? (例えば「トーチソングトリロジー」? って、ミュージカルでないなら「蜘蛛女のキス」でもいいじゃない。「トーチ〜」だと坂本さんは主役にはまだ若いが、「蜘蛛女〜」ならモリーナも革命家も両方できそうだし…ミュージカル…ジャニーズ以外だと大昔同僚に連れて行ってもらった劇団四季しか知らないので「こういうのを坂本さんが演じてくれたら」というのが判らないなぁ)


 


2001年10月21日(日) 17:00〜19:40
於:赤坂ACTシアター
【走り書きメモから】
  •   先週より5列後ろだが、10列くらい中心寄り。
     音も聞きやすかったし、ステージ全体が見渡せた。 きょう観てみて、先週は上手に死角があったことが判った。ウエスタン・バーか鉄橋のシーンに、坂本さんが見えてなかった。

  •  会場の男性の比率がぐっと下がっていた。 その男性たちも、彼女の連れで来ているパターンが多そうだった。 じぶんの両脇が女性だったので、ふだんと同じようにリラックスして舞台を見れた(先週隣りだった男性は席からはみ出て座っていたし、座高も高かったから、物理的にも心理的にも凄く圧迫感があったのだ)。

  •  シカゴでの「Footloose」を歌い&踊り終わって、ボーモントの教会に現れた坂本さん、すっごい汗。 隣りのMIEさんのメークも濃いように感じた…ちょっとお疲れモード?
     でも、「東京サンダンス」の日曜夜に比べれば、余裕で声が出ていた(コクーンよりPAの出力が大きいので楽なのか?)。
     特に先週より坂本さんの中低音域に張りが出てきたような気がしたが…やはり座った席の違いなのだろうか?

  •  ロッカールームの衣装は、黒ブレザーでなくよれた黒の革のシャツだったのね。 華奢さが目立つ。

  •  「Almost Paradise」中盤まで中澤さんの声も聴こえてちゃんとデュエットになっていた。 しかし、曲の後半になるにつれ(曲調が変わったあたりから?)、どんどん声が出るようになってくる坂本さん…終盤は独壇場になってました(今回は会場の中澤ファン率が低かったので、恐縮せずにただウットリ聞き惚れていた)

  •  町議会での採決で負けて、お母さんの前でふてくされるレン。 仰向けに大の字になる。
     寝ても頬がたるまない、無駄な肉のない横顔が綺麗。 うっすい身体!
     (自分の好きな「寝そべり坂本」だし)

  •  「うるさい、一人にしてくれ」と言うムーア牧師に向かってレン「もう一人になってますよ!」
     言ってやったり、の捨てゼリフ(でも決めゼリフ)。

  •  カーテンコールで出演者の皆様が楽しそうに弾けてくださった。
     ピンクレディーさんが「UFO」の振り付けを。 アンサンブルの女性陣もバックを勤める。
     坂本さんが色んな出演者を中心に呼んで、踊らせていたような。
     音楽の鳴っている時間も、先週より長かった気がする。 観客としても、余韻を楽しめるので充足感があった。

  •  きょうは、Tシャツを買った…V6コンサートのTシャツよりは着ていても目立たないかな? ただ、どれだけ痩せたらこのチビTを着れるようになるのか。



【思い出しながら補足】
  •   坂本さんはちょこちょこ歌っているから、パンフレットで復習。

    1. ◎Footloose
     坂本さんがダンサー全員の頂点で歌い、カクカク踊る。
     「オープニングから凄いモノが観られますから、遅刻しないように」と坂本さんが宣伝していたシーン。

     途中から暗転して坂本さんだけにスポットライトが当たるが、化粧し立ての濃い顔に真横からライトが当たるので、ファンから見てもちょっとコワいかも(←失礼)。

     1.と2.の間に、ムーア牧師登場のテーマ(聖歌隊の合唱)。 「日曜日はいつも祈り捧げましょう」

     教会でのレチタティーボふうの歌。 ムーア牧師以外の登場人物は背中を向けて座っているのだが、坂本さん、MIEさん+坂本さん、ボーモントの人たちが、上半身をこちらに振り向きながら歌う。 「ここへ来てまだ2日目〜突然の母子家庭〜でもあそこよりまだマシかもしれない。ママも落ち着けそう〜新しい人生」 最後は、村の人たちとマコーミック親子が別々の歌詞を歌って。

    2. The Girl Gets Around
     バーガーショップで、チャックがエリエルに絡みつきながら歌う曲?
     エリエルも応答して歌う。
    3. ◎I Can't Stand Still
     ロッカールームで坂本さんが秋山を相手に歌う曲(秋山が坂本さんの手脚を掴んで、踊らせまいとする)
    4. Somebody's Eyes
     三人娘が、小さな町の閉塞感を不気味に歌う。 巡査だの、学校のコーチだのがよそ者のレンを悪者扱いする。 巡査たちや三人娘に追われて逃げまどう坂本さん。「のけぞり坂本」や不安に喘ぐような表情、険しい目付きが絶品。
    5. Learning to Be Silent
     ムーア牧師の妻ヴァイの歌。 途中からレンの母も加わり、ピンクレディー復活。
     ときどき立ち止まる、たゆとうようなリズムの気持ちいい曲。
    6. Holding Out for a Hero
     レンが働き始めたバーガーショップで、エリエルが三人娘を相手に歌う。
     中澤さん一番の聞かせどころ
    7. Somebody's Eyes - reprise
     バーガーショップを出てエリエルとレンが一緒に歩くときの歌?
    8. Heaven Help Me
     帰宅したエリエルを叱った後のムーア牧師の歌。 「やりとげられる者はいない、神様、あなたの他には」
    9. I'm Free
     ◎「みんなでダンスパーティーをやろうぜ!」と体操服で歌う。
     バスケットのドリブルだったり、後ろで女性が縄跳びしてたり、キャンプファイヤーのフォークダンスのように一列になって踊ったり、振りはたいそう可愛らしい(でも衣装がダサい体操服…)。
     サビの坂本さんの中音域は、単純なメロディーとともにけっこう頭に残ってる。
     そして、歌いながら見せる、感極まったような陶然とした表情も。
     途中、鉄橋の上にムーア牧師が現れて、町議会でアジ演説。 高校生たちのコーラス「ああ神様」とバリトンの演説の対比で劇的な効果。
     レンがトランポリンの助けを借りて高〜い前宙。決まったところで幕。

    10. Let's Make Believe We're In Love
     ボーモントではない村のカントリーウエスタン・バーで、浦島りんさんが歌う。
     レンはエリエルとチークダンス(?)でゆらゆらしている。
     この衣装のときだけベルトもウエスタン調。 胸の切り替えにフリンジが付いているが、コンサートの衣装のような長いフリンジではない。
     ホントにスタイルいい。腰、細〜い
    11. Let's Hear It for the Boy
     カントリーウエスタンのバーでアッキーの彼女、ラスティのラヴソング。
     ウエスタン調の踊りを、店の他の客を見ながら踊っている坂本さんや、アッキーに踊りを教えてあげてる坂本さんは、超がつくほどカワイイ。
     腕を曲げて手を胸のところで左右に振るとこと、その後の(?)前後のステップ。
    12. Can You Find It in Your Heart
     ムーア牧師とエリエルの不仲に心を痛めるヴァイのソロ。
     増田さんの歌う曲はいい曲ばかりで羨ましい(家庭の不和に悩む優しい妻/母の役だから、しっとりしたいい曲を割り当てられるのだろう)
    13. Mama Says
     あっきーのラップ。 三人男子の合いの手が楽しい。
     母ちゃんの言うことにゃ…真実だが今いち役に立たない知識に、呆れ顔を繰り返すレン(途中で「ゲロ吐くんだー」と合いの手を入れる。なぜ?)。
     この曲も、三人男子のダンスを見ながら、にこにこして真似して踊っている坂本さんが可愛い。 あっきーに腕を掴まれて、ずっこけるシャツの襟元も。
    14. Almost Paradise
     ◎二人の秘密の場所(町から出て行く列車を見下ろせる橋の上)で、上に着ていたシャツを脱いでノースリーブTシャツ姿になり、美しい三角筋と頚椎を披露してから聞かせどころに突入。 Tシャツの白と対照的な日焼けした滑らかな肌。一つ一つの筋肉がハッキリ判るが、筋骨隆々には決してならないほっそりした身体 … 相変わらずお美しい(ため息)。
     坂本ソロ、中澤ソロ、デュエット織り交ぜて。
     「牧神の午後ポーズ」でデュエットしていた坂本さん、一度エリエルに近づいてから急に中央上手寄りの鉄柱のほうに走り、少し登ってから曲調が変わる(「二人の〜」)。 坂本ソロ→中澤ソロ→デュエット。
     再び歩み寄って、最後はキスで終わるが、どうしても肩胛骨と美しい首の角度のほうを見てしまう。
     ムーア牧師が8分なら、これはフルコーラス(5分くらい?)で聞きたい。
    15. Dancing is Not a Crime
     レンが町議会で演説がてら歌うラップ。
     最初はレンが聖書でリズムを取りながら、途中からバックに音楽(リズム)が入る。
    16. I Confess
     ムーア神父の歌。 (今の自分への)怒りと、優しさが交互に現れるミュージカルらしい曲。
     息子の思い出。 息子がなくなった後、自分を思ってくれる妻や娘、レンに対してツラく当たっていることへの自責の念。 「神は私を許すだろうか?」
    17. Can You Find It in Your Heart
     和解したムーア夫妻のデュエット
    18. Finale - Footloose-reprise
     ◎最後の最後まで、村井さんはオイシイ。 軽くツイスト踊っただけで大歓声。
     本編のラストは、片膝ついて全員で拳を前に突き出して「Footloose!」 ひゅーひゅー!(whoop !)って感じ。


  •  レンって、やることなすこと周囲の人間を巻き込むので、O型・夏生まれという印象はあるわね、坂本さんに合ってるかも。

  •  でも、レンが主役というなら、レンによる父を想う歌、あるいは一家離散の物語をせつせつと歌うソロくらいあっていいような気がする。 たとえばボーモントに着く前に。 そういう歌があったら、ボンヤリした自分にも、レンがエリエルに寄せる特別な関心が自然に(アタマでなく、感情的に)理解できただろうに。
     ニブい自分は、ムーア牧師に直談判しに行ったときのレンの言葉「シカゴを出るとき、ボクの人生は終わったと思いました」を聞いてやっと、ボーモントに来たときのレンの絶望が判ったのだ。 教会や学校でのレンは妙にハイテンションで挙動不審だが、坂本さんの演技のせいかなと思っていた(←やっぱり失礼)。 実はカラ元気だったのね。


 

2001年10月22日(月) 19:00〜21:40
於:赤坂ACTシアター
【走り書きメモから】
  •  後ろから数列めだったが、今までで一番真ん中に近い席。 やはり音が聞き取りやすい。

  •  2幕目の直前にバンドマスターが挨拶しているのに、やっと気付いた。

  •  坂本さん、増田さん、少し声がハスキーだ。

     「Almost Paradise」の前半は、かなり声が擦れていて、無事に歌えるように祈りながら聴いていた(昨日の公演では調子が良かったのに、24時間の間に何があったのだ?)。 こんな気持ちで坂本さんの歌を聞くのは2000年2月のトニコンの「You'll Be In My Heart」(風邪気味で歌っていた)以来のような気がする。

     しかし、鉄柱に登って曲調が変わる箇所でソロになってからは俄然ペースにはまって、会場に響き渡る声になった。 この後の約1分間は、ACTシアターが神殿になっていると感じる … 坂本昌行という神の君臨する神殿。

  •  実は牧師の告白の間、鉄橋の上に坂本さんの幻影を見てはうっとりとしていた…村井さん申し訳ない

  •  ますます肉が削げ落ちた感じ。
     ノースリーブTシャツのときの、肩から首への美しい角度。 思わず、坂本さんが体長30cmだったら、猫のように首筋つかんで持ち上げたい!と妙なことを考えてしまった…

  •  レンは、色んな人に腕を掴まれて、引っ張られたり、振り回されたりする。
     アッキーに振り回され、バーガーショップでチャックに軽く突き飛ばされ(ローラースケートを履いているとき)、中澤さんに「こっちこっち」と引っ張られ、巡査に振り回され…きょうはカーテンコール後の退場のときまで中澤さんに腕を引っ張られていた(絶句) … そんな腰の軽さが似合うのが坂本さん。


 

2001年10月25日(木) 19:05〜21:45
於:赤坂ACTシアター
【走り書きメモから】
  •  前から2列目! しかも中央ブロック … 坂本さんが横を向いていると、肉眼で睫毛(オカダやいのっちほど長くないにしても、やはり長い)まで見える(カ、カワイイ…)。
     マイクを通した声のほかに、直接、坂本さんの声が聞こえる幸せ(坂本さんの声は大きいから。 他の出演者のかただとそうもいかない(村井さんを除く))。

  •  真ん中以降の座席の場合、「このシーンを双眼鏡で見るべきか?肉眼で見るべきか?」と常に無意識に判断しなければならないが、今回はそのような余計なことにアタマを使わなくてよいので、芝居自体もゆっくり楽しめた気がする。

  •  すべすべの三角筋、上腕二頭筋、そしてつるつるの前腕、細長い首に頭の角度によって浮かび上がる立派な胸鎖乳突筋に見入ってしまった。
     わりと手が大きいから、手首が凄く細く見えるし。
     肌の質感、いつもは繻子のように滑らかだが、きょうはなんだかサラサラした感じに見えた…ちょうどコンサートのときの健みたいに。

  •  そして全身のシルエットの細さ!
     やっぱり痩せた? ジーンズのベルトが余っている。 しかし痩せたせいでよけいに少年っぽく見える。
     ジーンズはLevi's。 型番までは見えず(貼りポケットが小さいので、最近のモデルのような気がする(でもヴィンテージっぽく色が激しく落ちているのでよく判らない?))。

  •  間がちょっと変わっていた。
     あと、バーガーショップでアッキーが坂本さんに「この帽子はなんだよ」と言ったとき、以前は
     「まぁ、そう言うなよ。 オレも18だからよ」と自虐ギャグがあったのだが、今回は
     「まぁ、そう言うなよ。 …オレも恥ずかしいんだ(微笑)」とカワイ子ぶりっ子になっていた。

  •  「I'm Free」で、前を見つめて歌うとき、ライトを映してキラキラ光っている黒い瞳が、これぞ坂本さんの魅力の一つ、という感じだった

  •  町議会での採決に敗れて、MIEさんの前で寝転ぶ。 ほんの数秒だけど数メートル先の無防備な体勢&表情にドキドキ。 すぐに牧神の午後ポーズになってしまったが。

  •  ムーア牧師との対話のとき、思い悩んでいるような険しい表情で視線を下に向ける。 とても前のほうの席だったので、たいていのシーンで坂本さんの視線はずっと先を見ているのだが、このシーンだけは坂本さんの視線が自分たちの辺りに向いていた。 こちらに向けられた黒い瞳が、あまりに真摯なので思わずたじろぐ。
     (もっとも今回は、視線が通り抜けていっても、「二万〜」やコンサートのときほど虚しく(←前の席ならそれ以上に良いシーンも見れるが)感じなかった。視線の先以外にもオーラが漂っていたのかな…)

  •  ふてくされて教会に入ってくるところ。 ひきずるような足取り、だらけた上体に「仕事帰りの坂本さんはきっとこんな感じだろうな」と思った(心外ながら、一瞬だけFRIDAYのアノ写真を思い出す)。

  •  ダンスパーティー。 赤いドレスの中澤さんを見惚れるとき(「なあに?」「…綺麗だよ」の前)。 情熱的な潤んだ黒い瞳の上目遣い、思わず「反則だぁ」と腰砕けになるくらいカワイかった(もちろん心の中で「そう言うアンタのほうが百倍綺麗だよ!」とツッコみを入れた)。

  •  カーテンコール。
     日曜と月曜にあった指笛と手つなぎ退場はなかった。 コンサートのように「ばいばーい」と手を振りながら退場。
     何故だか坂本さんがイタズラっぽい笑顔でバンマスのほうを見ていたのは、このときだったかしら? 坂本さんとバンマスを結ぶ線の延長線上の席だったので、うかつにもトキメきそうになった(←「勘違い席」というもの?)。


  •  村井さんはマイクを使っていないようだ。 1000人くらいの会場なら、それも不可能ではないが。 でも村井さんの声にも肉声ではないような響きがあるので、もしかするとステージ全体の音を拾うマイクがあるのかも知れない。
     ヴァイと口論するときなど、唇をほとんど動かさないのにあれだけの声が出ているとしたら、腹式呼吸の威力だな…。







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