3月のトピックス



○今月のジェベ公

 ちなみに先月も何もしてまへん。だってシャレにならんぐらい寒いもん(またかい)。でも走るだけは欠かしていない、いくら寒くても・・・と先月更新分には書いたがなんと書いたとたん乗らなくなった。寒さに加え、私事で休日が忙しくなったせいでジェベ公まで手が回らなくなってしまった。しかも更新直前の週末に風邪を引いた。今までたまっている作業報告を今月は追加しようと思ったのに・・・うぐっ!!! バタッ(倒れた音)。

 てな具合で今月もダメダメです。

○これからのジェベル改造計画について

 これからの進展が危ぶまれる(!?)ジェベル改造計画だが、ここで計画中のものを紹介しておこう。

・後輪リムワイド化計画

 純正ハブ&スポークを使い後輪リムをRKエキセル2.50-18へ変更、これに関してはほぼ確定の計画である。これが頓挫しているのは同計画にあわせてチェーンオフセット拡大計画も同時進行していて、それが資料不足のため停滞しているためである。早くK180を履きたいんだけどなあ・・・(既に買ってから半年以上が過ぎている・・・)。別にチェーンオフセットせずにK180:130/80-18は履けるようなのだが、あんまりクリアランスが無いのも気持ち悪いのである。うん、かなり気持ち悪い。

 そんな状態なのでまだリムは注文していない。前輪の時はハブとスポークを別個に用意して組んだが、今回はそうはしないつもりである。と言うのもジェベ公の後輪はドラムブレーキのため巨大鋳物なわけである。そんなもの一体いくらするかわからないからだ。

・フロントまわりTS200RまたはRMX250移植計画

 ジェベ公のフロントホイールを18インチにしたせいかフロントブレーキが効かないという状態に陥ってしまった。ブレーキを強化する方法はキャリパー交換などいくらかあるが、お金がかかりすぎる。それにジェベル用のパーツなんかあるわけじゃないから調査に時間もかかる。つーか、しんどい。と言うことから最も簡単な方法がフロントまわり一式をブレーキ性能の良い他車種のものに交換してしまえば話は早い。そこでTSやRMXがリストアップされたわけだが、なぜその他の車種ではないのかと言えば同じスズキ車なのでステアリングステム(トリプルツリー)のステアリングシャフトが共通設計になっている可能性があるからだ。これについてはかなり自分でも怪しいとは思っているのだが、試してみないことにはなんとも言えない。ジェベルと同じく125と200が共通設計であるTSがかなり確立が高いと踏んでいるのだが・・・ただ、スズキは設計にムラがあるメーカーなので全く設計開発にリレーションをとってないことも考えられる。ちなみに同じスズキのDRZ400がラインナップされていないのは、単に倒立フォークにしたいからである。何のためだって? 自己満足のため。

 一番のネックとなるステアリングシャフトに関しては実車を測定してみないことには話にならない。知人で持っている人間はいないしショップともあんまり付き合いのない私はデータの取りようがない。一度解体屋に出向いたが物はなかった。ということで最終手段はインターネットのオークションで安く手に入れるしかない。もし合わなかったら大損の可能性があるが、そん時はステアリングステムをワンオフで注文するしかない。最近はアメリカン用のワンオフステアリングステムが5万円と値段が下がっているので何とかなるでしょう・・・。でも倒立はまた別なのかにゃ〜。

・電動ターボ化計画

 四輪車の世界でエンジンのパワーを劇的に上げようとした場合、まず思い浮かべるのがターボ(ターボチャージャー)である。一般的にターボとは、排気圧力をタービンを介して混合気をシリンダーへ過給してやることにより排気量以上の混合気を燃焼して高い出力を得るシステムのことである。くわしい話は割愛させてもらうとして、四輪の世界ではNAエンジン(自然吸気エンジン:つまり非ターボのこと)にターボを後付けするターボキットなるものがある。結構いろんなエンジンにターボキットが出ていて、我が家のステップワゴン号のB20Bエンジンにもあるぐらいである。ステップワゴン号には付けないのかって? いやぁ、つけたいんだけど家の車だし・・・ドキドキ(?)。それはさておき、バイクの世界にもターボキットはある。スズキGSX1300Rハヤブサのターボ化で328PSというわけのわからない出力をたたき出すものもある。ちなみに大昔は国産でターボ車ってのもあったのだが(輸出専用だったが)。だが、どうもターボのナイーブさがバイクには合わないのか二輪の世界では好まれていないようだ。

 ということでバイクのエンジンの根本的な出力アップはボアアップになってしまうのだが、ジェベルは125ccなのでボアアップしてしまうと第二種原付でなくなる。自賠責、任意が跳ね上がる。これは困る。排気量が変わらずパワーアップするためには・・・やはりターボにするしかない。ところでターボ化する場合、あまりエンジンの圧縮比が高いとブースト圧(ターボによる過給圧)をかけにくいらしいのでジェベル125を調べてみると9.5であった。うむ、あんまり高くない。いけそうということで調べたところ、ホンダモンキー用の電動ターボキットなるものの情報を手に入れた。何っ!? 電動!? インスト・・・ぐはぁ!!! それはさておき、どうやら排気を利用せずモーターで過給しようと言うものである。と言うことは出力は食われるがナイーブさが無いのか? それじゃスーパーチャージャーと変わらんやん。しかし、エキゾーストパイプをいらわないので現状では一番適している過給器とも言える。それにモンキーの80cc〜110ccボアアップに対応しているらしいので125ccにも使えそうである。いけそう、ということでさらに調べてみようとしたが、これが資料が少ない・・・。

○VTR250、Vラプターレプリカ化計画続編

←スズキADDRESS110/50(画像は50のもの)(最新バイクオールカタログ99年度版より)

 さて、先月発表(?)したVラプター化計画なのだがちょっとだけ進展したようである。というのも国産車でVラプター的ヘッドライト形状したバイクを見つけたのである。

 それは!!! なんと!!! スズキADDRESS110/50!!!

 ってお前そりゃスクーターじゃねーか!!! と言われそうだが、はっきり言ってVラプター的ヘッドライトって普通のバイクにゃ使われない形状なのだ。考えてもみよう、カウル付きバイクの代名詞であるレーサーレプリカというものは思ったよりも顔は平面的なのだ。たまに大型フルカウルツアラー(ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードなど)に鋭角的なカウルを持つものがあるが、それらの中でVラプター的なものは無い。となるとほぼ全滅に近かった。

 ところが良く考えてみると近年のスクーターってゆーものは、ヘッドライトがフロントカウルにマウントされていることが多いのだ。そしてかなり鋭角的である。おおっ!!! いけるかもしれない・・・と思い、調査してみるとスズキADDRESS110/50が該当したのだ。・・・って全然Vラプターじゃないって? いやだからVラプター「的」って書いてるじゃないか。他に無いんだって。

 ただ、本当にこれでいけるかどうかは不確定要素が多い。もしかすると6V電源の可能性もあるし、ワッテージが低いことも十分考えられる。なにせスクーターだから。さらに調査が必要である。

 ・・・しかし・・・なんだか年がら年中調査してばっかりだなぁ・・・。

2月のトピックス



○今月のジェベ公

←ガンマスタンドでチェーン掃除

 いや〜、ガンマスタンドだよ、いいね〜。いや、友人のリラ君が格安で売ってくれたのだ。く〜、カッコいいねぇ。試しにチェーン掃除してみるとやりやすいことやりやすいこと。たまりませんね。

 ちなみに先月は何もしてまへん。スロージェット(パイロットジェット)交換したのが正月休みでそれからいじってない。だってシャレにならんぐらい寒いもん。でも走るだけは欠かしていない、いくら寒くても。週1回ぐらいはエンジンに火を入れて走ってやらないといろいろとなぜか錆びたりいたんだりするから。それにやっぱり近隣に移動するのはバイクでないとお金がかかって仕方がない。

 ついでに言えばホームページの原稿も書いていない。ちょっと他のことしていたから。ごめんなさい。

○VTR250、Vラプターレプリカ化計画

←CAGIVA V-RAPTOR650(バイカーズステーション2000年12月号より)

 Vラプター(V-RAPTOR:ラプトールとも)って知ってるかい? イタリアのバイクメーカーのカジバ(CAGIVA)が出した1000/650ccのバイクである。このバイクは、同じくイタリアのメーカーであるドゥカティの人気バイクM900モンスターに対抗して出されたもので、エンジンにスズキTL1000、SV650の90°Vツインエンジンを搭載している。バージョンがラプター、Vラプターとあり、ラプターは丸1灯ネイキッドタイプでVラプターはカウルタイプである。スタイルはM900を意識してよりシャープにしてあり、Vラプターの鋭角的なカウルが映える。私はこれを見て感動した。カッコいい!!! 欲しい!!! しかし・・・外車だし非常に重い。そのときはそれだけで終わったのだが、時が経つにつれてあのスタイルにどんどん惚れこんでいった。

 ある日、ふと気づいた。カウル無しのラプターがM900に似せてある・・・M900のスタイルに似せてあるVTR250・・・ということはVTR250とラプターは似ていることになる。つまりVTR250にVラプターのカウルが似合うはずだ。おおっ!!! Vラプターのカウルを付けよう!!! しかしVラプターは外車である。単品で購入するのにいくら金がかかるかわからない。それにVラプターに比べVTR250は小さいのでバランスがおかしくなる可能性がある。うーむリスクが高すぎる。

 じゃあ自作しよう、と思い立った。カウルを自作するのはたいした設備はいらない。ただ膨大な時間を必要とするだけだ。とりあえず調査してみるか・・・。まずはVラプタータイプのヘッドライトを国産車の中から探し出す必要がある。なぜならヘッドライトは自作できないからだ。それを手に入れ寸法を測り、そのヘッドライトに合うようにCADで設計する。それが第1段階となるが、いったいそれが終わるのはいつの日だろうか・・・。

 ・・・って、結構VTR250気に入っているな、俺。そりゃあもうジェベ公の不満を全て満たしてくれるバイクだしなぁ。走行4000kmに達したがエンジンはますます快調、もう手放せません。中低速トルクはパンチ力あるし、上までぶん回したときはどんどん前に出る。確かに高回転型エンジンとは違い、下から上までの回したときのトルクカーブは鈍いが、ジェベルの乗り方のように「巡航域」、「パワーバンド域」のデジタル的な使い方をすればキビキビと走ってくれる。走っていて楽しくて仕方ない。

 とまぁ、結構浮気状態のえーすけでした。


1月のトピックス



○今月のジェベ公(名称変更しました)

 ブレーキキャリパの洗浄中。なんじゃこりゃ〜!!!

 実は最近フロントブレーキがきかないことに気づいた。前からきかなかったのはきかなかったのだが、フロントブレーキなんかかけない私にとってあまり問題ではない。それに今までまともにスピードの出なかったジェベ公では全く必要としていなかった。まぁ、でも非常時にはフロントブレーキが効果的なのは確かだし、それに18インチ化によるアンチダイブ性能を確かめなければいけないので整備に取り掛かった。

 ブレーキタッチがスポンジーだったので、ブレーキホースをEARL'Sのものに換え、フルードも交換してエア抜きした(エア抜きが大変だったが)。ブレーキホースを換える必要があったのかといわれると悩むところなのだが、もう7年目に入るバイクであるジェベ公のゴム製品は順次置き換えるべきなのでそうした。ところがそれでもブレーキはきかない。なぜだ!? 今度はブレーキパッドが滑っているような感じであった。パッドが減っているのか? いや、まだ半分も減っていない。でもこのパッド2、3年前に交換した分だからなぁ、腐ってしまった可能性もある。

 よってパッド交換の刑。AP RACINGのものを買ってくる。でもってキャリパーを外して元のパッドを取り出す。えらくボルト類がカタい。錆びているせいだ。ついでにキャリパーの掃除をしようということで洗剤を撒いてブラシでこすってひっくり返した。洗剤が地面に流れ出た。・・・ごっつー汚ねぇ・・・。さすがにディスクブレーキをここまでほっとくのは犯罪だと思ったりした。で、新パッドを装着する。しかし、やはりブレーキのききは回復していない。もう一度キャリパーを外すとパッドが偏磨耗していた。あらら〜、こりゃマズい。

 結局この問題は解決を見ていない。そうこうしているうちにジェベ公が復活し、ぬわわkm/hで走れるようになってしまった。さすがにこの速度ではブレーキシステムの信頼性が問われる。まいったなこりゃ。

○四輪の免許を取得

 いや〜、つらいつらい日々がやっと終わった。これで生活が元に戻る。休日はほとんど睡眠に費やす私にとって、教習所はまさにこの世の地獄であった。くるすまの原稿が進まないのもそれのせいもかなりある。やはり人間というものはペースが必要である。

 しかし・・・これで私は二輪ともども「初心者」になってしまったわけだなぁ。まぁ私は点数を引かれたことは無いのだが、やはり3点しかないのはどうしたもんかと考える。まぁいいか。

00年のトピックス





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