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総括  全体の印象点 8点  平均 2.9 点 
序盤はドラマとしての体裁が疑問だった。しかし8、9話のアンパンよりもジュースで泣かされた。ここで印象点が高くなった。後半にいいエピソードを持って行くといいですね。主役のミムラさんは巨大掲示板では選考についてデキレースで評判悪かった。しかし、このドラマでの成長は著しいと思った。
ビギナー   12月16日   11話★★★★    最終回だ、これは青春だ。妥当です。でも延長は困るな−
2回試験が始まる。結構うるさい。桐原(堤さん)のキスで旦那が心配してピアスを買って貰って喜ぶ黒沢(横山めぐみさん)だ。松乃(松雪さん)は札幌の弁護士事務所が断ってきた。蛍雪寮では楓(ミムラさん)と羽佐間(オダギリさん)が話し合っている。楓の弁護士志望はケーキを作りたく料理教室へいったら、横で法律市民講座があり六法全書を持っていた。初心に帰り弁護士を目指すことにした。羽佐間は30位以内だが5位には入れなかった。本当に追い込み型なのですね。大手法律事務所は難しい。望まれた所に就職したらと桐原はいう。羽佐間は自分の熱い思いで頑張るという。桐原は大手弁護士事務所の事案を自分の起案を書け助言する。松永は崎田(北村さん)の娘にクリスマスプレゼントです。田家(我集院さん)は裁判官が決定した。
講義は今も続いている。「もたい」教官が講義をしています。課題は消費者の商品の不当表示です。天然ですね。これは楓が天然であることのボケですよね。楓は成績も良い方だ、ゆっくり考えるそうだ。皆就職活動などに忙しい。もたい教官の起案はそれぞれ自分で書けるようになった。桐原は弁護士事務所に内定した。一緒に飲んでいる松乃は過去のことがあり就職はないとつぶやく。室井滋さんがテッシュ配りしている。桐原は一緒におでん屋で飲む。松乃は組が薬まで手を出したので警察に告発した。桐原は這い上がった人間として松乃を尊敬している。桐原は松乃と飲み誕生日プレゼントの指輪を渡す。そしていつもの調子でふざけ気味でプロポースする。しかし松乃は断り指輪だけ貰う。詐欺罪ではない。
黒沢は子供と一緒だ。専業主婦に戻ることを決意する。崎田さんは人情と金の事務所に誘われているので悩んでいます。アホヤンズの討論会は揃いません、楓一人でマグロを食べている。淋しいですね。松永は検察官に内定し、松乃は検察官に抜擢される。桐原は異例の抜擢をしたのには裏があり、松乃の過去を利用されていくかもしれないと指摘する。松乃は最後に検察官になることを決意する。課題の解答を楓はしっかり答えます。よく答えられましたと言われる。しかし、楓は消費者に何らかなの救済があるべきですと追加する。教官「好きです、でも社会には通用しない、出直して来なさい」。岡田君も就職が決まる。そして意外な告白、「君たちが羨ましかった、いい思い出です」。最後に課題をもう一度討論する。
マグロを食べながら、議論が進んでいく。羽佐間は企業の方に立って議論する。ラベルしかみない、本体をしっかりみない消費者がいることが問題でもある。さまざまな消費者意識がある。消費者は適切な情報を得る術がない。Y社と消費者との関係では罪は問えない。集団で民事で裁判することも考えるは費用倒れだ。楓は消費者や不当と知りながらラベルを貼ったバイトさんの気持ちはどうなるのか。親身な弁護士を楓は目指すことを助言される。羽佐間も大手弁護士事務所に採用された。最後に皆で指紋を残すことにする。お疲れ様でした。楓も就職を決める事にする、そして羽佐間は普通のデートしょうという。
  ☆    ☆
やさしいですね。脚本の水橋さんは「しあわせのシッポ」を書きました。司法修習生という専門的な分野で書き終えたことに拍手します。このドラマもゆったりした時間の流れで感動しました。なんとなく優しいです。一つ一つを積み重ねると、「ゆったりした仲間といい時間を過ごし、これが宝物のように思えてくるのです。みんな人生で一度はそんな時間があったことに気づきます」。年齢はばらばらですが、これはやはり青春ドラマだ。それぞれが成長していくのですね。
ミムラさんは自分の自然なキャラなのでしょうか、成長して大きなキャラを作ったようです。でも今日「笑っていいとも」に出ていましたが、ミムラではなく楓になっていました。楓という殻を突き破り自分を表現する時はどんな姿でしょうか。楽しみです。終盤に追い上げるように評価が上がりました。今回も最後まで課題がでて、恋愛モードにはなりませんでしたが、これで良かったです。
ビギナー  12月9日     10話★★★  思わぬ拾い物。参考人から猛勉強へ それどれの道は?
2回試験であほやんずに金田さんは脅かしています。これが前フリなのですね。企業のロゴの類似品の訴訟だ。羽佐間(オガギリさん)の特A評価はアホの最低だと。次は毒まんじゅうだ。そして何と楓(ミムラさん)が警察に任意で参考人で呼ばれた。拾い物が、奪われたものだった。早速この起案について検討だ。目撃者がいたのだ,、蛍雪寮に入る楓を見た。楓の担当が変わった、木村多江(キムタエさん、白い巨塔からまた登場ですね。人の嫌な面ばかり見ると教えてくれた。)が取り調べになった。
当日の道筋が曖昧で挙動不審だ怪しい。道から拾った袋に本を入れたが、その時羽佐間から貰った思い出のお守り?をなくしたことに気づきフラフラと探していたのだ。その人となりを理解することが必要です。カツ丼で容疑者が自首してきた。ちょっと中途半端だな、しっかり自分の無実を証明して欲しかった。容疑者は酔っぱらいの会社員に絡まれて、突き飛ばした。キスを迫った(アホヤンズの再現では桐原が黒沢にキスする)。そこで女性は蹴った。その後ガードレールにぶつかった。正当防衛が成立して無罪だろうとの結論でした。
それぞれの進路もハッキリしてきた。今週の発見。桐原(堤さん)は、甘い物よりもコロッケが好きだが(森乃(松雪さん)はコロッケを作ってきました)、金持ちの弁護士を目指す。楓は検察官か。森乃は札幌へ行くしかないようだ。最後は落としたと思った物が本に挟まれていることを発見する。思わぬ拾い物で終わる。
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他愛ないことを面倒な用語で解説するのは面白い。今回は楓が容疑者だ。無実を証明することは難しいですね。実際は修習生だから良いけど、本当の弁護士なんかが容疑者じゃ大変だ。研修最後の試験は2回試験というのかな。本当に丸暗記ですね。この順位で就職先が決まることもあるのか。羽佐間は最後に追い上げるパターンなのかな。最終回が楽しみだね。このまま友情で終わるのもイイですね。
ビギナー   12月2日    9話★★★★   検察官実習 4つの小さな事件
中島宏海さんが教官で登場、久しぶりです。濃いですね。ちょっと危険な香りでしたね。桐原(堤さん)と田家(我修院さん)が初コンビで自転車の試乗から乗り逃げる。犯人(モロ師岡さん)は詐欺か窃盗か。羽佐間(オダギリー)と崎田(北村総一郎さん)のコンビは、実習生とみて黙秘を決める銀粉蝶さん、万引きして警備員を押し倒した。窃盗か強盗か。黒沢(横山めぐみさん)と松乃(松雪泰子さん)は無銭飲食して、その後追いかけてきた店主をじりじり自分の車で追いつめた。詐欺罪か強盗罪。楓(ミムラさん)と松永(奥菜恵さん)はカード詐欺のOL(京野ことみさん)です。詐欺罪。これが本ネタです。OL同士ということで話が弾み信頼関係が成立する。OLは初犯で警察の一方的な筋書きに簡単に同意してしまったようだ。楓はこれには裏の巨悪「悪い奴がいる」と直感した。カードをくれたジョンを呼び出し、楓の愚直な誠実さとアホヤンズで組織的な悪を見つけ出す。カードは気をつけないと行けないね。おじさんは管理できないの3枚だけです(笑)。
桐原と田家で上の階と下の階での意見の違いでの往復ギャグ。ジョンの名で、外人、犬、ホスト名のエピソード。ダンスでそれぞれ自分の踊りを順次披露。楓のワンテンポ遅れたキャラも見事に演出する。モロ師岡さんのとぼけた演技、銀粉さんの驚き笑い顔など、ちょい役の迫力も好感。京野ことみさんの涙も良かった。越後湯沢の「ぶらりふらりのふゆ湯沢」なども可愛いボケでした。ただ、ちょっと簡単に巨悪まで見つかるなんて出来すぎだよ。そうなると警察はしっかり調べて欲しいと言いたくなる。ささやかな犯罪から巨悪を見つける努力が犯罪防止になると思う。
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終盤近くなりテンポが出てきた、セリフの絡みのスピードが出てきた。結構良い感じです。水橋さんの脚本は終盤になり見事にキャラが際だち、テーマも深くなってきたかな。広告で作ったメモは便利かも? 裏に書いてあった「悪い奴ほどよく眠る」は、昔からの言葉ですが、映画にもなった。これがメインでしたね。エピソードをうまく描いている。楓の愚直さと可愛らしさのキャラとセリフは魅力的でした。ジョンとの絡みもいい演技でした。やはり予想どおり恋愛モードもでてきましたよ。それぞれが進路を決めなければならない。検察、弁護士、判事へ。松乃は札幌へ行きたくない。桐原と同じ東京にいたいのだが、「寒さが苦手」とスルリと逃げる。楓と羽佐間も見つめ合うために教室を使用してはいけません。軽みのセリフと展開は評価アップ。
ビギナー   11月25日   8話★★★★    あんパンが決め手だ。死んだ人は喋れない。
男Aと女Bの同意殺人罪と殺人罪について続きです。楓(ミムラさん)は裁判官の立場になる。実際に本当の人間が登場すると文章だけとは違いますね。不当解雇、相談するといっても世の中、そんなに簡単に弁護士に相談できない。桐原(堤さん)の事件の日々を森乃(松雪さん)は知ることになる。桐原と羽佐間の話で羽佐間の両親の話をきく。桐原は冷静に生き残っている男Aでしか、事件を語れないのだ。嘘だとしたらどうする。本当だ。裁判官の心証というものが判断の大きな根拠になるのだろう。楓と松永(奥菜さん)が検証をしている。殺害の状況(体勢)を見ると同意がないと成立しそうにない。いよいよ裁判だ。文章でなく、リアルな人間の言葉は重みがあるな。裁判官が最後に何か言いたいことはありませんか? やっぱり聞くんだ。最後にあんパンを食べさせたかった。しかしあんパンを食べる力がなかった。「水を飲んで、ああおいしい、有り難う、といった。最後の金でジュース買ってあげれば良かった」。泣けましたね。楓は「殺人罪」との起案を書く。これは妥当な裁判判断だと思われる。多分男Aも判決には感謝すると思う。罪を逃れたい人ばかりではないのだ。男Aは自己処罰で刑に服し罪を償いたいと思うだろう。
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裁判官の若林豪さん久しぶりです。桐原(堤さん)もマスコミに追われ、妻子に逃げられ、一度に全てを失った。結構重いね。人を信じられないのだ。これは公平さを保つことになるかもしれない。桐原と羽佐間(オダギリさん)の絡みは面白い。羽佐間の両親の話もシリアスだよね。「どういう人間になるか。人の気持ちをきちんと考えたいのです」。今回はシリアスなセリフが多い。最後のオチも笑った。「ある司法修習生が泣いていた」ことを喋ったのはいい。今回は情緒に流れず冷静な判断で好感をもちました。楓が生長している事を示すよいエピソードでした。このまま終わっていくのですね。恋愛はいらない
ビギナー   11月18日   7話★★★   同意殺人?  最後に一個のアンパン
今回は課題が鮮明でした。どちらの立場でも考えられる。事案は男Aと女Bです。初め難しい用語が多すぎる。夫婦で慎ましく暮らしていた。妻がパートに出て友達の保証人になるが友達はいなくなる。夫婦で借金を代替わりして払う。その後妻が脳梗塞で倒れる。そして夫の工場は倒産した。食堂の住み込みの仕事で東京に来るが手違いで職につけなかった。1週間で牛丼1個であった。その後は残飯をあさったが、体が弱り妻は生きる気力を失った。最後にアンパンを買った(夫が一人で食べたか、妻にあげたか、誰も分からない)。そして妻は夫に「殺してくれ」と頼む。5回頼む、それからしばらくして(時間がかかっている)丈夫なロープ(素手のほうが良かった。ロープで死なす方が苦しみを長くしなくて死なせた)で殺す。新聞紙をかけた(新聞紙は暖かいかどうかで議論)。翌朝に夫は所持金5円で職務質問で捕まった。「しっかりした殺意」があるか、殺人罪か同意殺人罪(妻は抵抗していない)かで刑が変わる。エリート桐原(堤さん)は客観的事実を繋げると殺人罪だ。松永(奥菜さん)も冷静だ。死んだ妻に感情移入すると殺人罪だ。残された男の気持ちになると、同意殺人罪だ。見ている方もそうなると思います。 これはドラマの評価も同じだな。どちらの立場になるかで評価が変わってしまう。今回は事例が鮮明なので面白かった。しかし8人はキャラに変化が殆どない。立場の違いが鮮明になった。ドラマなのかな、再現ドラマの法律バラエティという壁は少し越えたかな〜〜?  
ビギナー   11月11日   6話★★★  ストーカーは犯罪です。依頼人は嘘をつく。
今回は教室の講義でなかった。じゃなんで8人で討論しているの? ここで考えてはドラマは楽しめない。黒沢(横山めぐみさん)の夫婦のトラブルについて、順番に黒沢の友達でなく、本人の話と気づくが、田家(画修院さん)は「1−2回は深い関係になっています」とボケている。楓(ミムラさん、髪の分け方は普通だ)は全く気づかず最後にボケに気づく。お約束のパターンで、これが前フリです。突然室井さんが森乃(松雪泰子さん)に駆け寄り大暴れ、お約束の犯罪名が連発される。そして室井さんが森乃に「アネサン」と言う度に、違和感があり、そうだ義理の兄弟仁義の世界だ。今回は楓(名字か名前は分からないとツッコミ入れられた、笑)がすべてを調べて、真相解明だ。こんなものなのかな? 何だ室井さん初めから本当の事をいえばいいのだ。そこで「依頼人は嘘をつく」の伏線に気づく。森乃の過去の生活ぶりが明かされる。「チンピラ」みたいに哀しい人間の性が描かれたドラマだ。講義形式から脱皮したので、評価アップ。だから何だといわれても・・・
ビギナー 11月4日    5話★★    「通常甘受すべき不利益」
今回は組み合わせをシャッフルした。司法研修で実習になった。「通常甘受すべき不利益」がテーマで、街頭のビラ配りがメインでした。これまでと少し趣が変わったが、やはり8人で討論するパターンは残っていた。相変わらず事案中心ですね。どこまでこのパターンを続けるのかな。全員で街頭のビラを集める時、我修院さんだけはホチッキスでとめていました。また主人公ミムラさんの髪の分け方は少し変わっていない? オダギリ、松雪さんは弁護士にしかなれない。裁判官、検事は厳しい経歴審査があるのか? 北村さん、我修院さん、佐々木すみえさんのエピソードに少し感動。
ビギナー  10月27日   4話★★   「権利の濫用」
相変わらず事例検討だけど、法律用語がグレードアップしていませんか。やたら説明の文字が出ました。つかみの焼き鳥事件=ささいな日常を持ったいぶった法律用語で再構成する。屁理屈は嫌いではありません。なるほど文系はこんな風に屁理屈こくのですね。大杉漣さん教官で登場、嬉しいです。柿の実の事案で、民事は和解という手段があるのだ。何でも法律が介入しなくてもいいのですね(この理解でいいのかな)。本ネタのじいさんの事案になった。宇奈月温泉、蒸気機関車を止める方法、などを持ってきて「権利の濫用」になった。ここで松永さん(奥菜さん)の父が裁判官だったことが分かった。奥菜さん今日は気合い入って、目力もありました。最後の発表はなんだか小学校のホームルームみたいだよ。恋愛モードは進まなかった。しかしいつもの感想だけど、これはドラマかな? と思ってしまう。
ビギナー   10月20日  3話★★   松下由樹さんの黒いズロース目撃  オチが「私ははいていません」←嘘つきの教官です(笑)
3回目も同じパターンでした。説明の絵は減ったような。小ネタでは堤さん「OK牧場」でした。テーマは記憶の曖昧さについてでした。8人組の中では主婦の証言ということで横山めぐみさんがメインでしょうか? 松下由樹さんの黒いズロース目撃の話でしたね、北村さんの証言はおじさん過ぎます。オチが「私ははいていません」←嘘つきの教官です(笑)。全体ではゆるくラブラブになりつつある。いつもの8人の検討会はどうしてうまく立場から役割を綺麗に分かれるのかな。出来すぎですね、ドラマですから。やはり国民陪審員制度導入のための教材ドラマという感じは益々強くなってきた。ミムラさんは普通だな、大杉漣さんを発見した。
ビギナー  10月13日  2話★★   国民陪審員制度のための教材ドラマじゃないの
事案検討が物語の80%を占める。これはドラマなの?事案説明のための絵はどうなの?授業中も8人が雑談になるし、終了後も雑談検討になる。堤さんと松雪さんがホテルまでいくのはあり得る?まあ国民陪審員制度のための教材ドラマじゃないの。一応今回は賄賂ということで堤さんの話かな。今後登場人物が順番にテーマになる予想だが・・面白くためになるが見たような感じだし、事案以外は単純な男女群像ドラマみたいし、ドラマとしてはどうかな。予想もつきそうだ。

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