ER8から ER10  NHK BS2  月曜 22時   プラウザの 戻る← で戻ってください 


ER10★★★★    222回「卒業」MIDNIGHT

出産に向け、新居で準備を進めるカーターとケムだ。カーターは壁塗りもしている。名前をカーターはジョージにしようという。お腹の息子に、アメリカか泥んこの所とどちらがいいか聞く。そして、ソファで二人はうたた寝した。起きて、カーターは胎児の蹴った数を数えるように言う。そのカーターにいやな予感がよぎる。そこで急いで病院に連れて行く。ケムを連れ、カウンティーの産科を訪れる。最後に動いたのは今朝だ、エコーで心音が聞こえないのだ。胎児の運動も見られない。二人はショックだ。産科医は胎児死亡だ、誘発しないといけない。硬膜外麻酔の手続きをする。カーターは解剖して原因を調べるという。初産より長くかかるかも知れない。病室に入って、色々説明され、準備を受ける。夜になった、雨が降っていた。カーターはケムにキンシャサの家に電話するかと聞く。ケムは誰にも教えないでと言う。子宮口が開いてきた。足の感覚がない、麻酔の量を変えられる。カーターは病室を出る。出産を待つ男に声を掛けられる。朝4時に死産が出た。臍帯血を採血する。身体が不自然にねじれて、臍帯が縛られるようになったのだ。感染や遺伝異常ではなかった、運が悪かっただけ。二人は泣きながら抱き合う。見ないという。カーターは病室を出る。そこにビックがやってくる。遺髪をカーターは持つ。ERには知らされる。女性は驚く。上がる産科医は、赤ちゃんを抱いたか聞く。この道20年の経験から、ケムはお別れしないと一生悔やむ事になるとカーターに説明する。アビーとコッバチュがカーターの所に来るが、面会を断る。部屋を移るので、赤ちゃんを見るように、抱くようにカーターは頼む。ビック「お前の上をなくしたとき、決まり文句の慰めが気に入らなかった、子供は無力だ、しかし、力を取り戻す、必ず産める、しかし、これは事故だ、お前達は愛し合っている、立ち直るよ」。カーターがもう一度、ケムに言う。カーター「事故だ、間違ったことをしていない、愛している、一緒に君と生きる、一緒に息子にさよならを言おう、どうすれば君の力になれる」。そこ言葉で、ケムは座る。そして、カーターが持ってきた死んだ赤ちゃんを抱く。ケム「ごめんなさい」。カーター「愛してるよ」
元夫スティーブに居座られているサムだ。アレックスは日増しにスティーブになつき、サムの危機感は募る。スティーブはアレックスにコンドームを渡したので怒る。しかし、スティーブはサムに抱きつく、ピル飲んでいないのだろう、俺も男だ、可愛い。サムは振りほどいて、今夜デートだから、アレックスを見てと頼む。サムとコバッチュはデートだ。サムにスティーブからアイスクリームが配達される。アイスクリームショップで知り合ったのだ。そこで23歳のスティーブがきた。サムは15歳で、終わると、気合いの入った車で迎えに来た。最後の結果はアレックスだった。コッバテュの車にステーブがやってくる。「俺は変わった、どんなにいい父親かみせる」と。夜、コッバテュはサムとのデートを断る。子供は敏感だ。サムは一人で帰っていく。家に帰ると、スティーブは酔っていた。サム「病院に行って、コッバチュに何か言った、来ないで」。スティーブは昔話をしながら「好きだ」と抱き付く。サムは辞めて、行きたいの、通してと言う。そして、自分の部屋に入って泣く。
心筋梗塞だったフランクがERに復帰する。今は亡きグリーンの娘レイチェルがコーデイを訪ねてERに来る。母と別れて、BFと一緒のレイチェルは、コーデイにある頼みごとをする。二人で話す。エラに会いたいという。そこに腸管膜動脈閉塞の手術が同僚医師のロスから伝えられる。ロスはコーディに馴れ馴れしいのをレイチェルに見られた。レイチェルは2〜3日いたい、コーディは了解するが、BFとはベッドルームは別だ。家に居ると、デーブから電話があったと伝える。レイチェルは大学を見に来たと言うが、更に聞くとプランB事後避妊薬が欲しいのだ。コーディはロスに事後用避妊薬の処方を頼む。コーディはコンドームの使用を薦めた。お母さんに私が出したと思われたくない。レイテェルはいいのよ、パパも喜ぶわ。思い出す、と二人は泣く
明日は医学生の卒業式だ。患者も学生からお医師様に驚くとモリスとプラッツはニーラをからかう。ニーラの親族一行19名がインドから来てERを見学するのだ。アビーは身内がいないのだ。医師免許試験にまだ合格していないアビーだ。再試験の合否がわからないまま、卒業式を迎えることになった。コッバチュもアビーに卒業式の話をする。ウィーバーが来て、希望病院とのマッチングは出来たか聞く。どこでも通用する。オフレコだが、私たちのあなたの評価はベスト20に入っている。カウンティーで働くなら間違いない。アビーは先週また試験を受けた。金曜まで、第一志望を変えればいい。筆記試験に受からなかったら、困るのは、第1志望の病院だ。もしも、連行されたら、その学生は連邦委員会に違反があったと提訴するかもしれない。そして当日。団体のニーラ親戚がやって来る。説明をする。出産予定日を過ぎたスーザンやコバッチュ、サムらが駆けつけるが、当のアビーが姿を見せない。次々と名前が呼ばれる。寸前でアビーがやってきて、ニーラも安心して、卒業証書を受け取る。皆から大拍手だ。アビーはコッバテュとスーザンの祝いを断る。アビーの証書には「卒業は未定、詳細は学籍課で」と書いてあった。母に電話する。母はビックリする。アビー「私、卒業したという」。
救急車だ、暴れている高齢患者が運ばれる。アビーは熱も尿路感染もない、電解質正常、血糖正常・・・代謝障害なしと考えた。患者は不穏で歩き出した。毒物摂取もない、痴呆と診断した。裸で歩いている。ウィーバーがきて拘束するように命令する。
ニーラは先週の高血圧の若い患者を思い出している。褐色細胞腫、大動脈縮窄、腎動脈狭窄はない。本態性高血圧と診断する。降圧利尿剤を投与した。プラッツは上出来だというが、心エコーで左室肥大があるのだ。末梢臓器障害が起こす。プラッツ30までに診療所へ行けと電話しろ終わる。電話では見つからない。プラッツに心不全で突然死することがある。ニーラは家に行きたいというが、一人で行っては駄目だと言う。モリスはニーラに賢くて優秀だと褒める。アパートを尋ねると、患者がいた。運動をするといわれが階段を上っても辛そうだ。ニーラはすぐに連れて行こうとするが、プラッツは子供の世話もあって無理だ、薬を飲んで来週来いと言うだけだ。肺水腫を起こしてERにやってくる。若年の心不全に驚いている。
まあ、今週も盛り沢山だ、どうします。ケムとカーターの子供の死産だ。とてもショックな喪失だ。最後にカーターの力強い愛で、無事克服できそうだ。アビーの卒業も大変だ。ウィーバーが事前に、条件を出した。どうも、詳細は分からない。来週がER10の最終回なので、少し解決するかな? でも、ERは、別に最終回という物ではなく、単なる一区切りだけだ。ずっと続くのです。ニーラも臨床面では大変だ。それにしても、大家族には驚いた。一族という意識が強いのだ。それに対してアメリカらしい、アビーは母に電話しただけの、本当に好対照だ。笑えます。でも、いつもERは大変だでまとめるしかないな、ごめん。45分間だが、中身が濃い。英語のタイトルは真夜中だね、ケムの話がメインだ。日本語の卒業はアビーとニーラがメインと言うことだね。

ER10?  221回「危険領域」ABBY NORMAL

見たけどアップしてません、公式HPそのままです。すみません。そのうち見たいな。

ロペス一家に引き取られた息子ヘンリーとの面会条件が不満のウィーバー。エラのお古をもってウィーバー家を訪ねたコーデイは、パスポートを手にしたウィーバーの姿を目にする。コーデイはアビーに相談する。

研究室のローテーションが楽しいニーラ。研究室では動物相手の実験を行っていたが、先輩たちは補足実験と称して、自分たちを実験台に最先端分野の薬品を使用する。しかし、WPW症候群で、薬物の影響で頻脈を起こしDCのお世話になる。もちろん、ニーラは秘密にしていたが、ERで知られて、それは大学の問題となる、多分厳しい処分がでることになる。

精神科のローテーションではアビーが破天荒ながらも独自の能力を発揮する。再びけいれん発作を起こし運ばれてきた母親ジョーダン。精神科の治療を拒んでいたジョーダンを説得し、さらに治療法についても同意を得る。しかし、アビーはまだ筆記試験に合格していなかった。

妊娠8ヶ月のケムがアメリカに戻ってきた。カーターはケムと暮らす新居を購入し、祖母から引き継いだ遺産の処理を重役会で発表する。


ER10★★★★   220回「触っただけ」JUST A TOUCH   平成17年8月1日放送 間違いだらけです、気分だけ

(1)相変わらず精力的な毎日を送るプラット。腰痛を訴える美人の中年患者相手に、丁寧に触診を行う。腋カのリンパ節が触った。そこで、プラットは丁寧に乳房の検査をする。丁寧な言葉と態度が気に障った。もちろん、サムを立ち会わせたが、サムは電話の応対を続けていた。特に病変はないという説明をする。帰りに患者は責任者を呼び、ウィーバーに不愉快だった、楽しんでいるようだと、苦情をのべる。ウィーバーはプロ意識が強い医師だというが、セクハラの苦情を申し立てられるたのだ。サムにも聞く、そこに、モリスが不乳診(不必要な乳房診察)をしたと言う。ウィーバーは驚き、プラットに不乳診をした、楽しんでいると、聴取する。ウィーバーはその時の態度だ、興味がなかったか? どのようにしたか? 楽しんでいるか? プラットはウィーバーに「あなたがは看護師を立ち会わせない、女に興味のある女性なのに・・、そして人種問題まで、逆襲する。モリスにプラッとは不乳診とかを問いつめる。その場にいたニーラは女性の立場から、初対面の男性に胸をいじられた。プラトはコバチュにも、乳房診のこつを聞く。モリスが来て、「ママだと思えばいい、産婦人科の意見だ」。プラットはサムにも問いつめる。プラト「同席するのはケチ付けられないためだ、俺が何をした、緊張を取るためにやさしくしただけだ」。さむ「あんたがやると、いやらしい下心みえみえだ、ものは良さそうね、スボンの出っ張り、ズボンがきついの?」とズボンの真ん中を触る。サム「診察しながら、いいオッパイだと思ったでしょう、男は3つだけ、食べ物、スポーツ、セックスよ、犬の方がまし、ワイドテレビと膣付き冷蔵庫が発明されたら、男は女に用はなくなる、男が女の品定めのときに胸を見せろと言うのが女には分かる、すごく感じ悪い」。ウィーバーはジェリーを実験台に、乳房診の実際を説明する。
(2)ロペスを失ったウィーバーだ。愛息子ヘンリーとの養子縁組がまだ済んでいなかったため、ヘンリーはロペス一家の元に引き取られてしまった。監護権を取り戻したいウィーバーは弁護士を立てて交渉を始める。性別、時間と、血縁、愛情の問題もある、ウィーバーは収入だけは優れていると主張する。帰ろうとするウィーバーは思わず、来たアビーに本心を漏らす。授業料は心配ないとアビーに告げる。弁護士がきて、同意書にサインして、子供を抱きかかえる。ウィーバーはニコニコだ。両親が古いからだ。弟は、サンディは怒っている、先生に育てって欲しい。
(3)サムの元夫スティーブが突然舞い戻ってきて、サムのアパートに滞在する。ギターなどを教えてアレックスは喜ぶが、サムは戸惑う。ステーブは少しの金を出すが、サムは足りないという。ステーブは女をナンパした音楽を弾き、サムは気を取られる。コバッチュに打ちあける。時々現れて、ビールを飲んで、電話していなくなるのだ。ERにアレックスとスチーブがやって来る。アレックスは、ここでは人が死ぬのは珍しくない。帰りに家族で食事する。ステーブはいい子になった。リスを解剖したりしている。ステーブはコバッチュとのことを聞く、さむは本気ではないと答える。サム長居すれば、別れが辛くなる。
(4)アビーは精神科のローテーションに入る。今日はグループ・カウンセリングを一人で任される。グループセラピーではまとまりのない患者同士だ。宇宙語を喋る人や、ちゃかし続ける人や、怒り出す人や、議論がうるさくなる。そこで、アビーは苛ついて煙草を出す。禁煙室なのに・・・全員の意見が一致した。相手に肝の据わった対応で、患者たちのみならず、スタッフドクターにも感心される。宇宙語を喋るアビーにびっくりだ。アビーは失敗ねと言うが、病院規則を破るはちゃめちゃな学生に御道路か冴えた。ウィーバーから授業料が払われたと知ったアビーはカーターに金は借りられないと告げる。カーターは貸したのではない、医学への投資だと言う。下らないことを話しているうちに、僕は利息で君の一生分の金を稼いでいる。アビーに男の迎えがくる。
(5)ニーラは研究室のローテーションに入る。自ら希望したというニーラに、プラットたちの反応は冷たい。ニーラは脳虚血と損傷についての研究だ。思わず指導の先輩の机のコーヒーを倒して試料を駄目にする。やり直しも出来ない、終わりだ。6週間がパーだ。ニーラは皮膚が青い患者、ファロー四徴で不整脈のアミオダロンを飲んでいるのだ。急に心室心拍だ、DC200では変化なし、300で脈が出る。リドカインを注射しておく。回復したのだ。アミオダロン濃度は0で飲んでいなかった。
コバッチュは興奮した患者に噛まれてしまう。もちろん、破傷風の予防処置をされる。興奮患者に精神科のアビーが用ばれる。203日の入院を予定する。アビーとコバッチュは話す。
メイの父がERに来ている。転倒して利き手を骨折した。父は我が儘言い放題だ。カーターがきて、ケムの話をアビーは聞く。カーターはメイに自分の家族の家の模様替えを相談する。メイは流産の経験があるので、ちょっと辛いが、生まれていれば、もう3歳になる。母が死んで、父も死ぬと天涯孤独になると、淋しげだ。
28歳の側面衝突の患者だ。暴れている。右手を痛がっている。肘が脱臼している。鎮痛剤で20秒間眠らせて脱臼の整復をやる。みごとに痛みがなくなっている。助手席の女は重症だ。腹部を損傷している。彼女はプラットの知り合いだ。呼んで貰う、去年電車で付き合って、知り合った。脾臓損傷で手術が必要だ。コーディーが手術した。運良く手術はうまくいった。プラットが見舞いにくる。プラットは彼女を覚えていないと越える。コーディにロス医師とスペンサーの遭遇だ。男はお互い握手して別れる。
(6)29歳女性の意識消失患者だ。プラットが最初診察する。ニーラは低血圧だと言う。プラットは様々の可能性を飲んでいる。ニーラに質問責めして困らせている。患者が覚醒し、プラットは病気はないと言う。12歳までフェノバールを飲んでいた。脳波検査するという。ケイレンらしい、症状は揃っていない。脳波のモニター検査をしているのだ。夫と子供がやって来る。そこで、ケイレンが起こる。アチバンを注射する。しかし、スパイクは出ていない。コバチュはケイレン発作でない、疑似ケイレンだ。精神科だと指示する。アビーが来て、話を聞いて説明するが、患者は精神科はいらないと帰った。これは来週も続くようだ。
今週も大変だ。プラットがメインだ。人種差別もありし、乳房診察はデリケートな問題だ。自分はもう年だから、あまり感じないが、若い頃は動揺するよね。そりゃ患者にも分かると思う。それが自然だ。だが、プラットは攻撃的で命令的だから、患者は屈服されたと思うのだろうね。セクハラよりも、ドクハラの問題のような気がする。モリスがママだと思うこと、しかし、ママだと思えないオッパイもある。サムはまた過激でした。最近は、すっかりERのメインキャラに成長しました。男に対する扱いが過激過ぎる。ニーラは基礎研究しても、駄目かも知れない予感だ。彼女は臨床と基礎というのでなく、脳の能力と腕を動かす能力の問題だ。脳は素晴らしくても、医学では実際の手を動かす技術は臨床も研究も一緒だ。試験管を振ることも、注射することも、腕の技能ということでは同じだ。ニーラの将来は厳しい。臨床で、優れた脳の能力で、腕と度胸をカバーするしかない。幸い、腕と度胸は経験で何とかなることが多い。センスの問題もあるけど・・


ER10★★★★★ 219回「別離」WHERE THERE’S SMOKE 平成17年7月25日放送 間違いだらけです、気分だけ

(1)ウィーバーは子供を世話している。ロペスの母が面倒を見る。ロペスは仕事に行く。しかし、炎上中の廃棄倉庫が崩壊し、消火活動中の隊員たちが大勢負傷しERに搬送される。俄然、ERは忙しくなる。多くは煙を吸入している。その中にロペスもいた。多発肋骨骨折だ、他にも多数の骨折があった。気道に煙のススが一杯だ。意識はあるのでロペスはウィーバーが来るまで挿管しないでくれとルイスに頼む……。酸素飽和度が落ちて、胸腔チューブを入れる。やっと、ウィバーが来た。ロペスはウィーバーに挨拶したかったのだ。そこに、急に酸素が落ちてくる。ウィーバー「私にさせて、私の妻だ」。しかし、気道がススで挿管が難しい、やっと声帯が見えて挿管できる。ニーラも脇で的確に指示を出す。多発外傷で輸血する、ウィーバーは付き添っていたいと言う。処置が終わり、手術室に連れて行く。開腹すると肝臓もグレード4の損傷している。ロペスの母親や多くの家族がやってきた。手術はコーディとウィーバーで行われる。ウィーバーはロペスと話をする。コディーはグリーンのことを聞かれる。血圧が下がった、下大静脈が損傷している。大量出血を起こすので、鉗子で血流を一時止める。そこで心還流がないので、血圧が下がる。開胸することになる。事態は急に悪化して、心室頻拍から、DCカウンターをする。しかし、変化ない。DICを起こし止血困難となる。心マサージを続けようとするが、ウィーバー「やめなさい、終わった」。そして、コーディはウィーバーの依頼でベッドで横たわるロペスの挿管チューブを外す。ウィーバーとコーディがロペスの遺体に立ち会う。ウィーバー「夢があった、サッカーチームができるくらい、産みたいといった、でも、この人なしで、私は、どうして生きよう、家族には自分で話す」。アビーが来て、手伝うことがあるか聞く。そして、アビーがウィーバーに声を掛けると、ウィーバーは大きく号泣する。しかし、雪道をウィーバーが家に帰ると、もう子供のヘンリーはいない。ロペスの家族は息子は、俺たちの子だと、会わせない。二人はドアで激しくもみ合うが、追い出されたウィーバーは「私の大事な息子よ」
メイとプラットは他の熱傷患者を診る。緊張性気胸だ。早速、チューブを入れる。心拍出も落ちてきた、ガラントが心房ラインを入れる。そして、開胸して処置する。心室頻拍だ。DCしても戻らない、死亡確認だ。その後で妻が来て、「夫を返してくれ」。若い男で側方脱臼患者だ。アビーがみて、プラットが力任せの脱臼の整復をする。患者は治るか聞くが、人工関節になるかもしれないと答える。その後急に、呼吸器の障害で意識が落ちたが、医師がいない。アビーが初めての気管切開をする。それはうまくいった。
(2)投薬を間違え患者が死亡した事件の事情聴取で、自分の独断による行為だと証言するガラントだ。そのガラントはコーディーからデブリトメントは上手かったと評価される。次はニーラから事情聴取だ。しかし意外と簡単に終わった。事情聴取にずっと付きそうスタッフはルイスだ。忙しいときにスタッフが一人付くのは負担だ。ガラントは簡単なことだ。患者は麻薬に過剰な反応を示した。それでデメロールを指示したと明確に答える。調査官は指導医のカーターは君をサポートしているか、と聞く。ガラントは、尊敬している。調査官は、君はは治療をカーターに報告して、処置したのか、聞かれる。ガラントは自分の責任でやった。調査官は、本当の調査が入る、明確に答えるように指導する。しかし、ガラントは出席できないと答える。イラクに出動命令だ。すべては自分が監督するニーラをかばい、また自分を監督する立場にあるカーターをかばっての発言だった。そのガラントに、軍隊から連絡が来る。衛生隊員としてイラクに派遣されることになったのだ。この日がガラントにとってER勤務最後の日となる。ガラントは君とカーター先生を守ったと言うが、それを聞いたニーラは怒る。ガラントはルイスにも、喋らないで行く。しかし、ルイスは「裁判にならない、サンチェスの奥さんはあなたに好意的だった、戦地では慎重に」。ガラント「元気な赤ちゃんを産んで」。ERから帰ろうとするガラントに、プラットが声をかける。ガラント「1年間だ」。プラット「黙っていくのか、戦争に行く、お前はプライドに満ちている、こんな奴は初めてだ、絶対死ぬのでないぞ」。ガラントが行く朝、ニーラがきて見送る。幸運のウサギの足を持って渡す。ニーラ「必ず元気で戻ってきて」とキスする。ガラント「立派な医者になる」。見送るニーラには涙・・。
ニーラにER以外の進路をほのめかすルイスだ。そのルイスに陣痛が起きる。妊娠は不安定で、ルイスは5週間の安静を指示される。
低体温症のホームレスの患者だ。糖尿病で、心筋梗塞だ。ボーブだが、メイが診察する、ソシャールワーカーに連絡する。
プラットがメイの父親の興奮を薬で治めた。
(3)コーデイはロマノ不在による外科の窮状をウィーバーに訴える。ウィーバーは新任の外科部長就任をほのめかす。女性です。戸惑うコーディは「本人の了解をえてくれ」。コーディが外科部長に就任するのですね。
サムのところにぐったりでコバッティがくる。アレックスは厳しいことを言うが出て行く。仕事に行くちょっとの合間でサムはコバッチィに抱き寄る。サムが帰ると、コバチィが早く来ていた。ッサムが家に帰ると、アレックスは大きな音楽で、元夫がいた。
ニーラは成績表もみないし、諦めた様子だ。しかし、合格している。しかし、実地では優秀なアビーは試験に落ちていたのだ。でも負けない。
腰椎症患者で、リコジン希望だ。麻薬中毒かもしれない。調べると、痛み止めを貰っている。アスピリンだ。イラクで偏頭痛で、帰ったのだ。それでは保証はない。ガラントに話す。戦場では注意しろ。
今日も、多くのエピソードが満載だ。しかし、一番はウィーバーの妻ロペスの死だ。この二人のなれそめは見ていたが、子供作るところはみていなかった。それで、今ひとつ感動はできなかった。しかし、今やERのトップのウィーバーだが、意外にも熱かった。ロペスへの愛、息子ヘンリーへの愛は強かったが、何と最後はロペスの大家族にウィーバーは拒否されたのだ。ヘンリーに癒されたウィーバーは孤独の中に落ちていくのか。厳しい。一方で、ガラントの生き方も侍だ。日本人的な心情に驚いた。ニーラとカーターの過失を背負って、イラクに行くのだ。絶望に陥ることなく、元気で生きて帰ってこい。ガラントにはニーラも、プラットも、ルイスも待っているのだ。一人ではないぞ。泣けたよ。しばらく、ERから退場するのですね。厳しいアメリカと戦争の現実を知らされた。またも、感動の回だった。甘いけど★5つだ。


ER10★★★ 218回「評価」THE STUDENT 平成17年7月18日放送 間違いだらけです、気分だけ 

サム「今後は真剣だ」。サムの息子が誕生日だが、ただ一人の親友も用ができて来られない。サムは色々計画を練るが、息子は相当なオタクだ。コバッチはびっくりを計画する。そして、最後に登場したのが、アウトドア・ライフのキャンピングカーをかりたのだ。喜ぶ息子で、二人は熱いキスだ。
ERの医学生の評価がスタッフで行われる。レスターは放射線志望、アビーは優秀だ、ニーラ聡明で秀才だ、しかし、決断力にかける、内科にはいいがERには向いていない。しかも消極的だ。しかし、カーターだけは及第点だ、ERにも向いていると評価する
ルイスは勤務が終わって帰る。しkさい、迎えに来た恋人チャックの方が、つわりで、食い気が多い(元々だ)。二人は店に入るが、チャックが外した隙に、男が声をかける。男は「妊娠した女性は最高だ、セクシーだ、丸みを帯びてきた女とセクスするのは最高だ、さわらせろ」と近寄る。ルイスは怒る。そこにチャックが帰ってきて、一発殴る。そこで、殴られた男はERに担ぎ込まれる。男は怒って、警察を呼ぶと言う。恋人チャックは謝らないで、更に喧嘩を始める。彼は更に方々へに訴えると言う。結局ルイスが短時間にまとめるために説得したのだ。つまり、お腹を触らせたのだ。ルイスとチャックの二人は喧嘩しながらERを出て帰る。
ニーラが足の切断患者を見て、カーターを探した。カーターは自分で決断しろ、今日は一人前の医者だ、サメになれ(泳ぎ回って止まるな)と命令する。そして、ニーラにも患者をまわす。ニーラはガラントに、「高齢者と子供ははいやだ、研究や教育ならいいが、それはドクターの仕事ではない」と話す。ガラントは、「自分もへまばかりしていた」と慰める。そこに患者が来る。介護施設からだが、元々屋上から転落して、脳の障害のある患者だが、交通事故で運び込まれる。血圧も低い。処置で血圧が戻ってきた。ニーラは施設い今の投薬を聞く。しかし、相手は不親切で、リストが欲しければこっちにこい。そこに車にあった記録でモルヒネは駄目だと分かる。そこで、鎮痛のためにニーラはデメロールを、スタッフや看護師が忙しく独断で注射する。痛みは取れて、大腿骨折で、整形を待っているだけになった。しかし、熱が急に出てきて急変した。そこにケイレンも出現した。届いた病歴を見る。カーター「MAOインヒビターを飲んでいる、そこにデメロールの投与で、セロトニン症候群だ」と叫ぶ。緊急の処置が行われる。検査で髄液は綺麗だった。カーターはニーラを責めるが、ガラント「僕が指示した」と言う。カーター「待つしかない」。ニーラはガラントに話す。患者の意識はなくなり、挿管だ。やってきた家族に説明する。厳しい状態が2、3日続く、そして30%は亡くなる。妻は大事故でも助かった、きっと戻ると呟く。患者は学校に残るつもりだったが、親の屋根葺きを継いだのだ。ニーラはガラントに「本当の事を言わないのか」と聞く。そしてニーラーはカーターに「自分が独断でやりました」と言う。患者はVFになり、360のDCを数回繰り返す、リドカインを注射する。しかし戻らない。ニーラは心臓マッサージをしている。心停止から42分。ドパミン全開だ、エピ大量を使う、とニーラは叫ぶ。そこにウィバーも来て、死亡宣告する。スタッフが集まって、事情を聴取する。ニーラが決めたのだが、ガラントがかばう。カルテの記録ではガラントの指示をニーラが実施したことになっている。ウィバーは「事実を知りたいのだ」と大声で何度も言う。そして「投薬を確認しないので若い男性が死にました」と宣言する。ニーラはER向きではない。カーター「消極的と、積極的の間に、ERはある」とニーラに教える。ガラント「安定するまで、君に任せた僕がいけない、罰は厳しくない、君の将来が大事だ、今朝は馬鹿な事を考えた、君を誘うおうと」。ニーラは泣きながら「先生みたいに親切にしてくれた人はいません、よろこんでお受けします」。ガラントはカーターに謝る。カーター「君はカルテに嘘を記入した、手遅れだ、法務部の言っている」。ガラント「何故、プレッシャ−を賭けた」。カーター「これは君の問題だ」。ガラント「自分は棚に上げて、すみません」。ニーラは泣き続けている。
ニーラは積極的に、そけいヘルニアのカントンを整復する。ドライマウスで、糖尿病だと診断する。ウィルス性胃腸炎の患者が帰るが、ニーラは適切な指示を出している。ニーラは一人でやる。カニューレが抜けている。3つで挿入する。改善した。次の患者だ。バンの運転手は試験開腹の予定だ。コーディは外科医と楽しんだようだ。バンの運転手、血気胸だ。呼吸していない。処置して改善する。
メイが帰る時、メイの父の看護師がERにくる。私はやめるという。オムツもいやがるし、ののしる。
指の怪我の患者、女の子だ。よく聞くと変態男をみんなで殴ったのだ。殴打されたのだ。コバッチはコートを来た男を診察する。そしてコートを脱いで貰う。傷跡から相手は4、5人で長い爪だったと告げる。コバッチは警察と相談するという。男は修道院の女の子に殴られる。
フランクが帰ってきた。胸をまっぷたつだ。リハビリで走っている。休養するという。みんなに会えないと淋しい。
4歳の子供が来る。お腹がいたい、意識ももうろうとしている。挿管する、点滴する。脾臓が腫大している。サラセミア、鎌状赤血球症が考えられる。取りあえずの治療として輸血する。悪性腫瘍やHIVも調べようと指示する。輸血で元気になったが、診断は鎌状赤血球症だ。父は自分も精密検査を希望する。そして、結果が出た。子供の診断は精密検査でも間違いない。そして父は鎌状赤血球症でない。父「この子が遺伝子を持ってなくても、私は父親だ、5年前喧嘩して妻は数週間別居した、その後妊娠した、子供と妻には私もキャリアだという」。コバッチはサムに報告する。
コーディは別の男とデートだ。二日続けてやるのは気が引ける。ふしだらな女かしら・・アビーはERの清純派だ?と笑う。コーディはデートを終えて帰るという。そしてお休みというが、やはり「駄目〜〜」と抱きつく。おいおい連続発情ですか・・・
今日はニーラがメインだ。カーターから積極的になれと言われ、次々と処置していく。それは適切な物だった。しかし、病歴不明の患者で、禁忌の薬を投与する。モルヒネでの副作用があったからだ。しかし、それは重篤な物ではなかった。だから、モルヒネを使うことにあんったかもしれない。MAOインヒビターを服薬していたとは・・・頭部外傷の後遺症なら考える必要はあっただろうが・・・周りは忙しい。ERのシステムそのものが行けないのだ。ガラントがまた、人情家ぶりを発揮した。日本ならともかく、アメリカでやっちゃいかんだろう。これからも大問題になるのだろうね。ニーラより、ガラントの方が大変かもしれない。それにしても、どこにでも、ニーラはいる。真面目で優秀だが、適切ではないのだ。100回素晴らしくても1回重大な失敗では駄目なのが医療だよ。厳しいな。あとは男女問題をちりばめて、妊婦マニアの変態男、露出狂と登場だ。そして、サムとコバッチは進んだようだが、コーディ先生、どうしたの?グリーン先生が空から泣いているよ。連続発情だ。みんな仕事忙しいから、体力ないと思うが、何とお盛んなのだ。浮き名を流したアビーが今は清純派なのだ、笑い


ER10★★★ 217回「許して忘れて」FORGIVE AND FORGET平成17年7月11日放送  2回見てしまった、疲れる

コーディは早速放射線科ローソンとインド料理でデートする。コーディは自己紹介で、父は外科医で、母は天体物理学者(手に負えない人でしたね)、11歳で初キス。旦那さんは癌でなくなった。ローゾンは世間的にはバツ一だが、実は未婚で20歳の時に子供を置いて出て行かれたのだ。そして、皿が落ちるときに二人はキスだ。コバッチの部屋にサムが突然訪ねる。しかし、コバッチは断る。先客がいたのだ。コバッチとサムも一緒に仕事を始めた。ERまで彼女のジュリアンが訪ねに来る。キスだ。それをサムが見ている。サムは大荒れだ。帰りにジュリアンが迎えに来るが、一旦遺書に出たが、コバッチはダンスを断る。ジュリアン「愛した人がいるのね、看護師? 私は嫉妬している、でもさよなら」。最後にコバッチは道でまっていてサムに「僕が悪かった」と謝る。追い返されたが5分階段に待っていた。さむ「私は馬鹿な女だ」。コバッチ「アレックスに付き合えなくてごめんね」と伝言を頼む。でも、一旦帰るコバッチをサムは「怖いから一緒に見ない」と呼び戻す。つづく。これだけだが、実は今週も大変だ。
−−−ERに興奮した患者が担ぎ込まれる。モリスが対応する。メイも口唇の損傷で、仕事を始めたのだ。患者ウェリング。今朝も腰痛を訴えERに来る。アビーは精神科の受診を勧めるが、この3ヶ月の間にすでに5回受診しており、入院の必要はないとされていた。帰されたが、突然テレビでは戦車を盗んだ犯人がいる。それはウェリングで、目的地はERだ。粉々にしてやるとモリスに啖呵をきって帰ったのだ。ERは混乱しているが、戦車で攻撃されたら、ERは飛んでしまう。警察はガス欠を狙っているだけだ。次々と阻止線も突破しくる。そのために救急車も来ないので暇になった。見守るスタッフの中で、アビーは診察して精神科に受診させるように言う。万一で逃げる用意も指示される。ERの目の前の除雪車の阻止線で一旦止められた。ハッチの蓋から発煙筒を入れて、狙撃隊が発砲する。そして、ウェリングは3カ所の銃創でERに担ぎ込まれる。挿管し、チェストチューブを入れることにした。カーターはモリスに頼む。処置が遅れると、心は6連発だ。やっと、うまく入ってウェリングは回復する。
−−−13歳の子供患者だ。排尿障害、吐き気でペニスの痛みを訴えるが、コバッチとは男同士で診察を受ける。家の人はいないのだ。モルヒネで痛みは取れている。睾丸に浮腫がある、コバッチは副睾丸炎だと診断する。サムは睾丸捻転も心配している。しかし、エコーで血流もあるので心配ないとコバッチは言う。ここでもサムとコバッチは動揺して喧嘩する。検査で、クラミジアが陽性で、セックスしている、クラスの女の子たちだ。13歳なのだが、抗生剤を飲めば治るが女の子も飲まないと行けない。HIV検査とコンドームをする。ブライアンは相手を呼ぶ。コバッチはみんなに何の感情もない相手とセックスすると後悔する、と説教する。相手は卵管嚢腫とクラミジアだ。婦人科行きになる。
−−−高熱の患者が運ばれる、敗血症だ。検査を指示され、バンコマイシンも入れる。患者はフォークリフトの事故で、四肢麻痺の状態だ。栄養チューブが汚れている。長い治療で静脈がない、セントラルラインを入れる。厳しい敗血症だ。希望を聞くが、喋れないと娘は興奮してしまう。コーディは切開して手術する。危険な状態だ。娘がべったりと付き添っている。ラインを入れたのはコーディの付き合っている放射線科だった。患者を横取りするなと怒って、デートに誘う。患者は輸血とドパミンで改善したのだが、娘は危険であることを理解していない。メイはDCもやるという。サムとは意見が合わない。覚醒した患者は小声で話す、サムが延命処置を聞く、やめるなら2回瞬きして、と聞く・・・。メイもきて、娘に説明するが今度は答えない。急に心停止になり、処置を始める。心マサージする、戻らない。2度DCをかけるが、同調律にもどる。カーターはいつまで続けるか聞くが、娘はただ続けてと叫ぶだけだ。判断は出来ないよ。ICUに戻すことにしたが、酸欠があり、脳損傷が起こった。在宅は無理で、長期の看護施設に行くことになる。娘は天罰はある、と聞く。事故は17歳の時、電話がかかって、パパはいつもかけてきた。後妻は遅くまで働いていた。シャワーを浴びていた。パパは濡れた髪が好きだった。これは父娘相姦と言うことですか??? だから、異常な父娘関係が医療の場で混乱を引き起こしていたのか。
−−−酒を飲んで滑って転倒した患者だ。そこで、CTと点滴だ。そして19歳アイススケートで玉突き事故の双子の患者も来る。
−−−交通事故の患者が親子2名だ、実は戦車に潰されたのだ。父は骨折だろう、妻を呼んでいる。子供は多発肋骨骨折だ。チェストチューブを入れようとうるが、痛みと恐怖で大騒ぎする。暴れるので、処置できない。サムは横の部屋の父の顔を見せると、少し落ち着いた。そこでプラッツの処置が出来るようになった。それで改善する。
−−−その患者の妻を呼ぶ電話した受付のフランクが大きな前壁心筋梗塞で倒れる。見つけたのはニーラで緊急心カテをやることになる。レスビアンと外国人に偏見の口の悪いフランクで、ニーラから口を利かないと言ったばかりだ。プラッツが付いていく。覚醒したが、左前下行枝のほとんどが閉塞だ。カテの状況をプラッツは喋るので、カテ医から追い出された。フランクがいてくれと頼む。家族がERにやって来る。カーターが検査を説明して、カテ室を案内する。心臓発作だと説明する。ステントを入れたいが、血管が短い。しかし長く広げたいので長いステントを入れる。フランクは鎮静剤で幻覚を見て、戦争でなくなった黒人の友達を上げる。15気圧までふくらませる圧をかける。その時失神する。冠動脈が穿孔して血圧が下がる。石灰化がひどいためだ。圧を下げて、血腫を抜き取らないと行けない。心膜穿刺の用意を始める。ニーラが準備をする。血圧が下がる。90秒でステントを入れると言うが、プラッツは待てない。50cc抜けば時間が稼げる。プラッツは心膜穿刺をする、心室頻泊になるが、30cc抜くと血圧も不整脈も戻った。妻はニーラのコーヒーい警官の時にも心配した。障害のある子供のジェイニーのために収入の良いここに勤めた。あの人はここの話をしていた。ニーラのことも賢いと褒めていた。泣くが、人を立てて・・。結局プラッツはバイパスを作ることになると説明する。フランクはお前に殺されては、忠実なインド人に。へそ曲がりな男だった。ただ、娘には「勇敢な娘だ」と褒める。
ウィバーがERに箱を積み上げている。レジデンシー希望者のの記録を集めたのだ。みなが注目するが置いたままだ。
13歳の子供に忠告したけど、コバッチ、あんたもそうだろうと思ったが・・・。しかも、サムからERを総なめしたと言われている。本当だよ。しかし、ERはアメリカというべきか凄いよ、戦車を奪って、ERに迫るなんて恐ろしすぎる。何と、ここで戦車男と言われた。流行っているのですね。電車男とはレベルがちがうな〜〜。忙しいERは続く。受付のフランクまで心筋梗塞だよ。フランクの私生活も分かるがERの憎まれぶりと大違いだった。モリスの無能ぶりと、アビーの冷静な判断が光りますね。もちろんプラッツの暴走も、ニーラのお利口さんぶりも代わりませんね。一回見ただけでは全くフォロー出来なかった。

ER10★★★ 216回「高圧室」  平成17年7月4日放送  見ただけでアップ出来なかった

一酸化中毒の家族が運び込まれ、妊婦は子供で助かる。出産した子供は、治療の為に高圧治療室に、ニーラが付き添うことになる。しかし、閉所恐怖で、パニックになるが、何とか処置を終える。
まあ、初めて入るとしたら、あれだけ説明されたら、絶対ビビルよ。しかも耳から血まで出た。今日は高圧酸素室を勉強した。この治療をやっているところは、所々あるけど、昔事故の報告もあったね。熟練すれば良いけど、何もなしに入るのは勘弁して欲しい。
ER10★★★ 215回「労務管理」IMPULSE CONTROL 平成17年6月27日放送  簡単に流して見てしまった

労務管理のコンサルタント、ナドラーが来る。以前のロマノの訴状事件をうけ、職場環境向上のアドバイスをするため、これから2週間、ERを調査するのだ。ナドラーはタフなERの現状を目の当たりに驚くことばかり。早速「環境向上に不適切な人物」をウィーバーに報告する。驚きばかりの状況だ。
ケムがいったんアフリカに戻る日。カーターは休みを取り、出発までの間、二人きりで過ごす。カーターは自分の育ったシカゴを案内しながら、ケムとのこれからの生活について話をする。ケムは幸せを感じながらも、ぜいたくに馴れることに恐怖を感じている。最後にケムは空港から一旦帰国するが、別れがたくなり、カーターは9000$の東京行きのチケットを買って、中にゲートまで入った。お金持ちだ。最後に夜勤に遅れてしまう。ウィーバーに子供の可愛らしさを告げられ、まだ見ぬ自分の子供に希望を抱く。
患者から夕食に招待されているコバッチュ。アレックスを誘おうとサムに声をかけるが、アレックスはすでに友達の家に泊まりに出かけていた。サムは自分が15歳で子供を産んだ経験から、男からまわされて、膣の損傷を受けて、妊娠までした15歳の女性に親身になってしまう。そして、駆けつけたフィアンセのいい加減さにサムは思わず、空手風に投げつけてしまう。ウィーバーにサムは呼ばれて、前の病院でも衝動的な暴力事件で辞めているのだ。結局、サムはアビーに身の上話をする。そして、夜にコバッチュの部屋を訪れる。
ERに運ばれたのは、交通事故の患者で、心室細動で失神を繰り返す。それで、丈夫な高価な新車を買った。運転中に失神して、対向車線にでて、家族の車とぶつかった。家族の父は肺と腹部損傷で死亡する。そして、男の子は頸椎損傷や多発外傷で、脳血流低下で死んでしまう。半狂乱で探す左手の損傷の母親は、別の病院に搬送された娘を捜して欲しいと頼む。行方不明だったが、幸い軽症でERに駆けつけた。
アビーは、そんな多くの患者を診ながら、膝の化膿患者を診察した。プラッツの軽症との診断を無視して、精査の必要を訴え、結核菌を同定する。抗結核菌剤の半年服用とカウンセリングを受けさせるために奮闘する。アビーは看護師と医学生と両方を、睡眠時間を削ってやりぬく。
サムの空手風の男の殴り方に感動した。そして、思いもかけないサムの過去とキャラに驚いた。カーターもケムとの別れだが、また再会できるのだろうか? 贅沢に慣れるのが怖い、このせりふは心に残った。
ER10 ★★★★   214回「百日咳」 Get Carter 平成17年6月20日放送 

今週も患者やエピソード満載で、追いつけません。気づいたところを間違いだらけで書きます。でたらめだけど、雰囲気だけを感じて下さい。

−−−雪の中、コーディの娘エラが友達のシドニーの誕生日に招待される。シドニーは父子家庭だ。最後になって、コーディはやっと仕事を終えてエラとシドニーの元に戻ってきた。シドニーの父親デイブとささやかな会話とピザで腹こしらえする。心休まる時のようだ。
−−−ケムはERの医療機器や検査機器を知りたがっている。病院を研修したいという。公衆衛生の看護師にも会いたいのだ。ウィーバーのOKを貰う。ケムは受付で診察を受けないで帰る患者の%を聞く。さらに外来患者は3ヶ月待ちだ。ERに言葉が稚拙な咳をする患者がくる。ケムはフランス語が出来るの通訳する。ハイチから来た患者だった。百日咳だった。ケムは次に回るが、エレベーターでニーラとシカゴについて話す。ニラはシカゴが好きな町だ、人も何もかも、大きな物が好きだ、で二人は笑い。次にHIVのクリニックに行く。感染症で次々死んでいくアフリカと大違いだ。ケムはアフリカは10年遅れていると感じるのだ。再び、百日咳の患者の所に行く。。まだ、おばあさんが家にいるのだ。ケムは往診を勧めるが、いけない。ケムは救急隊を連れて行ったのだ。体温42度でアパートでは多数患者外ある。敗血症とショックになる。ケムとカーターは喧嘩しながら処置をする。しかし、心肺蘇生する、DCをかける。死亡を宣告する。ケムは通訳する。百日咳のアパートの患者が全員来たのだ。予防ワクチンをするためにきたのだ。トリアージを開始する。ウィーバーがやって来る。早く片づけて、シュバイツアーは辞めろ、と言われる。ケムはカーターにおやつを甘い買ってくる。ケム「妊娠していると何でも欲しくなる、仕事しているあなたは素敵、明日もいきたい」。カーター「連れて行くと首になる。
−−−亡きロマノの偉業をたたえるべく、カウンティ病院内にヘルスケア施設「ロマノ・センター」が創設されることになる。空いているER部長の後任が決まるまで、ウィーバーはルイスに部長代理を頼むが、ルイスには引き受けられない事情があった。月3000$増えるのだが、妊娠していたのだ。その場で吐いてしまう。ウィーバーは全員を集めて、ゲイレスビアンのヘルスサービスのセンターを作るのだ。ロマノは同性愛の反対者だったのに、祭り上げられて怒っているだろう。コーディもウィバーにロマノは喜んでいるか聞く。
−−−救急隊にガラントが付いていく。着くと部屋の中では男と女が喧嘩しているが、救急隊は不用意に入ると銃で撃たれたことがある。そこで警察が来るまで待って、入り込む。母親は怪我をしていて運ばれる。そして変えろとするが、子供の泣き声が聞こえる。そこを開けると子供が銃を持って打ってきた。幸い当たらなかった。母親は表面裂傷だ。子供には児童家庭局を呼ぶと、里親に預けるという。ガラントは脱水で入院させて1日一緒に刺せよとする。母親は鎮静剤で寝ている。守れなかった子供は落ち込むが、ガラントは慰める。
−−−階段からの転落が運ばれる。スーツを着たコバッティが診察する。最低限の検査で診断することを医学生に講義するのだ。コバティと看護師サマンサは口論になる。理屈ぽい独断のコバッティとマニュアルを守りたい看護師の喧嘩だ。コバッティは無駄なCTの検査が多いことを説明する。ケムは使わなければ、それも無駄遣いだ、共同で使用することが実質的に医療費を節約できると提案する。
−−−人間ソリにされて、川に落とされた腰椎圧迫骨折、両足骨折の患者が運ばれる。ホッケークラブの歓迎会だったのだ。低体温で、指に感覚がない。患者が覚醒すると、パパに知らせてくれ。プラットがMRIの指示を出す。カーターに必要ないと説明を受ける。患者は今日中に帰れる。患者はプラッツに感謝する。
−−−プラッツには先週の強直性脊椎炎の患者の経過報告を書くように言われる。一生四肢麻痺で膨大な医療費が必要となる。そうして生きていくのだ。さすがに落ち込むプラッツだ。あの首の骨の折れる音を一生プラッツは忘れないだろうね
−−−ウェジナーの肉芽腫の患者が呼吸が苦しんでいる。カーターの指示した胸腔穿刺にはプラッツは尻込みして、呼吸科を呼ぶと言う。カーターが自分がすると言うと、覚悟を決めてプラッツがする。あの事件以来、臆病になっているのだ。そんなプラッツに中国のチェンから電話が来る。驚く。チェンの母親が亡くなったのだ。落ち込むチェンに言葉をかけるが、忙しい。胸腔穿刺していた患者がショック状態になって、チアノーゼになる。カーターがチェストチューブを入れると改善した。その時にプラットは逃げ出してしまう。しばらくして、見つけたカーターはプラッツwp慰める。カーヤー「最低は一日7人の死亡だ、来たときは自信満々だった、みんな嫌がっていた、そしてみんな落ち込む、あの患者に全て最善を尽くしてやった、自信をもって治療しろ」と言う。そこに、ホッケーで顎から、歯を飲み込んだ患者が来る。通常の挿管は出来ない。自信を失っていたプラッツは経鼻挿管をやると志願する。カーターは許可する。再びやる気になってきたようだ。
−−−妻が足に打たれた銃弾が見つからない、心エコーで検査するカーターは見つけた。下大静脈から右心房に入っていった。その後心臓外科に回っていたと思われたが、放射線科の医師が勝手にカテ操作で取りだしていた。見つけて怒るコーディだ。
−−−アビーはサマンサと話す。これがきわどい。サマンサはアビーが、カーターともコバチィとも付き合っていたことを知って驚く。横の看護師が「ERの娼婦」と言われるが、アビーはへこたれないで「5年で2人で少ない」と答える凄いぞ、我らが愛しのアビーだ。逞しいよ。ERの激動を激動で生きてきましたからね
最後に、コバチィは看護師サマンサと電車で会う。すぐに熱くなる、立場をすぐに忘れる。そして、二人は電車の中でキスする。またもか、プレイボーイとプレイガールだもの、こうなるのは予想通りだ。今回も、大忙しの中で、つづく。
言うことない。激動でしたね。プラッツも苦しんだか・・当然だ、自信満々の医者ほど落ち込むかな。今回はケムが大騒動を起こしてくれました。通常業務でも大変なのに、アフリカ並に、感染症の治療では驚きます。そして、ロマノの記念センターが同性愛のためとは、絶対ウィーバーの仕返しですね。死んでしまってはロマノも文句言えません。悪ではあったけど、ウィーバーも何か逆襲されますよ。アビーは凄かった、ERの娼婦・・・いや主だよ。看護師、医学生、あらゆる立場を経験して理解しているのだもの。
ER10 ★★★★   213回「新生児NIC」 The Lost 平成17年6月13日放送  

久しぶりにアップしてみた、これまでも大体見ていたのだけど・・やっぱり凄いドラマだ。カーターとケムの愛の物語も良かったよ。愛しのアビーは再び医学生として、頑張ることになったのも良かった。

カーターが帰ってくる。妊娠した恋人ケムと一緒だ、アビーは微妙だ。プラッツが挿管するが、入らない、カーターに替わってうまくいく。やっとNICのスタッフがやって来る。代謝性アシドーシスだ。先天的心疾患だ。急激に発病したのだ、混乱する両親だ。子供をNICに搬送する。
アビーとニーラはNICUで研修している。二人で補ってやりましょう。様々の子供が紹介される。ニックネームで子供を呼ぶのだ。皆過酷な状態で生きている。黒人の太ったラーブがチーフだ。手を殺菌、爪も短く、過去に2名誘拐された。ここの研修は厳しく箱詰めだ。専門用語が特殊なのだ。声は大きく、秘密を守る必要がないのだ。ベテランの23年の看護師が研修医のミスから守るのだ。ERから連れてきたベービーは先天性大動脈縮窄だ。チーフは直ちに手術が必要だが、外科ができないなら、ステントで拡張しようという。ラーブは独断でワンマンでやっていく。早速アビーは衝突する。分娩室も大気が必要だ。32週の出産だが、双子だ。もう一人は呼吸をしていない。寝れるときに寝て、食べれると食べろ、帰れるときに帰ろと言われる。
子供にニーラは双子の両親に話す。エクモと言う経皮的人工心肺? を付けることを提案して、ラーブが採用する。呼吸していないので人工心肺を付けている。中国の夫婦だったが、中国で産むと死ぬと思ったのだ。家財を売り払って、アメリカで0からやり直すためにシカゴにきたのだ。子供のためだ。アビーは修羅場の経験で、期待されていないのだと平然とやっていく。大動脈縮窄の赤ん坊も落ち着いているようだ。カーターが見に来た。子供が生まれることをカーターも怖がっている。
鉗子分娩が始まり、アビーたちはスタンバイだ。ニーラも薬の名前がちらついて眠れない。糖尿病の患者の出産で、ベビーの色が悪い。やっと、大きな声が出た。血糖値を調べて何ともなければOKだ。
エクモの赤ん坊が脳内出血した。けいれんして、アチバン? を注射する。アビーが私の責任だと言う。ニーラはエクモを進言にしたので、責任を感じている。そして、パニックになる。17日目になった。双子の一人は無事に退院だ。しかし、親は心配している。もう一人のベービーはレスピレーターになっている。ニーラは何100$をつぎ込んでも、救えない、とパニックになる。ラーブは、不幸な子もいれば、元気になる子もいる。それが現実だと説明する。
血圧が下がった、無呼吸だ。敗血症で急変する。アビーが挿管する。ラーブの監視でうまくいく。ニーラは厳しさに参っている。早紀が予測つかないことに向いていない。生後3日で弟が死んだのだ。なぜNICUに耐えられるの? と聞かれる。アビー「親御の世話をするのが好き、悲劇的なのに慣れている」。また分娩だ。妊婦ロペスだ、ウィバーは流産をくりかえしたのだ。そこで、親友(同性愛の相手)ロペスが人工授精で妊娠したのだ。出産したが羊水が濁っていた。やっと、赤ん坊が泣き出した。ウィバーが付き添っている。抗生物質の投与が必要だ。ウィーバーが臍帯を切る。
コーディが来て、腸管壊死になって、緊急の手術だ。コルバー・ベービー両親と姉が来る、。5秒だけ見せる。手を掴ませる。そして、運ばれる。手術は大腸が完全に壊死している。そのままへ閉腹することになった。絶望だ。家族に説明するとアビーは言う。静かにに告げると、家族の亡き声が聞こえてくる。アビーはベービーを家族に渡す。ラーブは納得するまで1時間はかかると呟く。ラーブはアビーに新生児科を専攻することを勧める。「医学生としてあなたは最高だ」ニーラは3ヶ月になるが、ベービーは重症だ。休ませてやりたい。ニーラは中国人の親に電話するが繋がらないし、病院にも来ていない。中国に帰ったのだ。インガーを置いていったのだ。ラーブは、養子に出す、ソシャルワーカーに相談するのだと説明する。ラービはニーラに厳しく指導し、向いていないと説明する。ウィーバーの子供の腰椎穿刺をして確認すれば、退院できる。一発でアビーは穿刺を入れる、綺麗だ。退院できそうだ。二人は屋上で葉巻を吸う。ニーラは新生児科は無理だ、と言う。アビーもごめんだ。ニーラ「あなたは皆に睨まれている、勉強してもかなわない」。
相変わらず、凄い、ブラックジャックによろしくのNICU編を思い出した。特殊な所だが、理想やきれい事は通用しない。チーフのラーブは厳しい医師だが、アビーは衝突してでも、自分がどうしても必要と考えたことをやる。実践と経験から出ているのだ。これがなんでも、自分の判断で動くプラッツみたいだと危険だが、アビーの場合は妥当だ。ニーラは理論や考えは正しい。しかし、NICUでは正しい考えだけでは、目の前の事態は進まない。
ER10 ★★★★★★   203回「失われた共を求めて」 The Lost 平成17年4月4日放送  BS2
カーターはコバチュとの思い出がよみがえる。アビーの反対を振り切り、カーターは単身コンゴへ舞い戻った。飛行機の中は空いていた。酒を飲み酔う財務担当の外交官デービットと話す。民主主義とファーストフードを売り込むと冗談を言う。カーターの来た理由を聞いて、恐縮して困ったことがあれば相談しろとだけ言うだけだ。空港に迎えに来たコバッチュの恋人ジリアンとともに、情報を求めて国際赤十字を訪れる。タイトル。
赤十字の担当者は詳細は全く不明だった。反政府民兵軍マイマイ軍と交渉して、負傷者を引き取る交渉を続けていた。そこでマイマイ軍が赤十字に提出した死亡者リストにコバッチュの名前が記載され、遺品としてコバッチュのIDカードが引き渡されていた。コバッチュと一緒に診療所に残ったパトリックは行方不明だ。カーターはせめてコバッチュの遺体を収容したいと願う。カーターはアメリカ大使館で、担当官チェイスを訪ねる。マイマイ軍は外国人は搾取しているので、外国人全てを敵視している。死亡者の交換を申し出るが、ジュネーブ協定も守らないのだ。待つしかないと答えるだけだった。カーターは飛行機のデービットを訪ねる。国連や赤十字を当たる、そして、金がものをいうこともあるとアドバイスされた。カーターは、キャッシュで2万ドルを用意、国際赤十字の交渉チームにいるデビーと接触する。キンシャシャで2万ドルを持つことは危険だとジュリアンに注意されるが、マイマイ軍にトラベラーズ・チェックは通用しないと答える。カーターは診療所へ行くが、難民で混乱していた。そこに、カーターはバッグに詰めた、グローブや点滴、酸素飽和度測定器まで持ってきた。カーターとジュリアンは赤十字の交渉チームのデービーに会う。そこで2万ドルを出すが、デビー「赤十字が成り立っているのは、中立性にある、敵の大金を貰ったと知ったら、殺されるわ」と断られる。待つしかないと助言された。ただ、今度、奥地へ行くが、医師として同行するか聞く。カーターは了解する。
22日前、戦闘が厳しくなり、ジュリアンとカーターはキサンガに戻った。しかし、コバチュは残るが、その後はどうするか考えていないと答える。コバチュは残って診療を続けるが、薬も医療材料もない。傷ついた少年の母親は、お礼にコバチュに十字架のペンダントをかける。母親「神の人でなければ、ここにいない」と言う。その16日前。東部の戦闘が激しくなり政府軍は西へ撤退し、マテンダの診療所付近にマイマイ軍が略奪に現われる。コバチュらは患者を連れ避難する。しかしコバッチュの身体には異変が現われていた。マラリアにかかり、熱を出していた。薬や点滴を拒み、傷ついた少年へ使うように指示する。ついに、コバチュは倒れてしまう。15日前、少年と母親とコバチュと世話係コンゴ青年パトリックは行き場を失う。ハトリックはマイマイの戦闘が終わり平定して、落ち着いたので、再び診療所に戻った。そこは地獄だった。マイマイ軍は逃げ遅れ、捕まえたコバチュらを6〜7人を拘束した。両手を頭の上に置いたまま膝をついて座り続ける。そして、一人ずつテントに呼ばれる。最初の母親はレイプされたようだ。次のコンゴ人が入ると、銃声が鳴り渡る。白人は地質学者だ、「石を探しに来た」と叫ぶが、取り合ってもらえない。情感が来て、持ち物を調べる。コバチュは、世話係コンゴ青年パトリックに「神を信じるか、うちはカトリックだった、母と教会に行った、賛美歌が好きだった、クロアチアでの戦闘で、家族を殺されてから、それを許した神を信じない、神がいるならば、なぜ、こんな暴挙を許すはずがない、君を引き留めて申し訳ない」と呟く。コンゴ青年はマイマイ軍に「この人は医師で、私たちは国際医学同盟の診療所で働く、われわれは病人を助けるだけだ」と話す。しかし、あっけなく、コバチュの真横で銃で撃たれ、横たわって死んでしまう。神はいない。残った3人も次々テントに入れられ、銃声のもとに帰ることはなかった。熱い太陽だ、コバチュには賛美歌が聞こえた。あまりの無常と熱のために、コバチュは生まれ故郷の言葉で呟き出す。それは、神への祈りの言葉のようだ。その神々しさに、キリストを見た兵士は「お前は神父か」と聞く。しかし、コバチュは呟きの祈りを続ける。母親が「そうよ、神父よ、神父じゃ、殺せないわね」と叫ぶ。出てきた兵士は、次々コバチュに跪く。このとき、自分は涙で、信じられない、身体の震える思いがした。奇跡は起こった、神を信じなかったコバチュが、神を見た瞬間に神は降りてきた。それこそが奇跡だ。それは個人的な事情と背景に一瞬だけ存在する神なのだ。不滅の神はいない
カーターの強い意志でジリアンとデビーを引き連れて、赤十字の車で奥地のマイマイ軍の、コバチュの殺されたマテンダの診療所まで進む。そこは全てが銃撃で破壊された地獄だった。赤十字の担当者から、殺されたテントを見る。そして、さらに殺された人たちはカセスに運ばれたと告げられる。カセスは16km先だ。とてもこれより先には行けない。診療所には、レイプされ妊娠を怖れる女性が一杯だ。そこで、カーターはコバチュと働いた診療所の患者を見つけ、聞くがマイマイが来た、と教えてくれた。白人と一緒だと危ないので、置いてきたのだ。デビーと話すカーター「僕はコンゴの事は何一つ知らなかった、石油がないから、大虐殺が行われているのに、僕たちは笑ってごちそうを食べている」。デビー「なんできたの、世界を救うために来たマッチョマンには見えない」。カーター「自分が何をしているか分からない、今の彼女は複雑でよく分からない、こう単純、困っている人を救う・・・のに・・ごめん、くたくただ」。デビー「明日、カササに行く、付き合ってあげる」。車でカササに着いた。そこは更に地獄だった。殺された人のお置いてある建物に入る。そこは灼熱の地で、腐敗して悪臭で息もできないで、吐き気と眩暈の凄まじさだ。しかし、兵士からコバチュだと言われた白人の遺体を見るが、コバチュじゃなかった。地質学者だった。そこで、IDカードを見せて、コバチュを知らないかと詰め寄る。兵士は「それは神父だ」と答えて、連れて行った。そこには女性に看病されて横たわるコバチュを見つける。やっと、再会した。カーターはコバチュを連れて、キンササから飛行機で、アメリカまで返す。カーターは「探していた自分を見つけた」ので残ると言う。カーターは残って、コンゴで働く覚悟をした何と先週はコバチュが引退かと思ったが、実はカーターが引退だったのだ。グリーン先生の後は、カーターが主人公だと思ったのに・・・。それにしても、これはERを離れた、特別版だが、深いものだった。自分の大好きな「地獄の黙示録」の味わいだった。そして、テーマは戦争の問題、そして、神の問題だ。自分は神の問題が興味深かった。コバチュは虚無で、無信仰だ。だから、コンゴの地に残った。心には死んだ家族の元に行ってもいい、死んでもいいと思ったのだ。だから、ハトリックに謝ったのだ。自分の死への願望に付き合わせたことが申し訳なかったのだ。しかし、神が存在するか、の問題で救われる。そうだ、いつもの自分の結論だ。神はあると思ったときに神はいない。神はいないと思ったときに神はある。神は一瞬だけ、存在するのだ。だから、神の組織などいらない。
探すカーター達と、コバチュのこれまでの足取りのドラマが交互に描き出され、臨場感があふれている。ジリアンとデビーも魅力的な女性だな。戦場でこのような女性は美しいが逞しい。コバチュの名前のルカはそういえば、使徒の一人だよね。うん、感動の一作だった。ERを見ると、救命病棟の印象が落ちていく・・残念。

ER10 ★★★★ 202回「混乱と悲しみ」 Now what?  平成17年3月38日放送
うれしいな、ERが10になって、帰ってきたERはウィーバーの提案でトリアージ施設のために工事中だ、それでも、患者は受け入れている。電源は落ちる、電話は混線する。工事人は2時半には帰ってしまう。プラドそして、ERにはインドのニーラという医学生が研修にやってくる。受付の白人のおじさんTWA(第3世界の殺し屋)と言われるし、あわただしいERの業務に翻弄される。最初に球状赤血球症の発作による失神発作で交通事故を起こした中年女性と子供2名が搬送される。血液スメア(塗沫標本)は検査室スタッフに珍しいと感嘆される。ニーラは11歳でイギリス有名大学に留学して顔も彫りの深い、目が大きく、インドの理性的で医療にひたむきな美人だ。プラッドも卒業して医師になったばかりのガランドもメロメロだ。もちろん、プラッドと付き合っているチェンは反発する。ルイスもアビーも冷たい。子供は足の骨折だ。そこに、カーターがアフリカに行っていたのだが、帰ってきた。やった、カーターが今ではグリーン先生の代わりのメインの医師で主人公だ。でも、アフリカにコバッチと一緒に行ったのだったけ、かなりの月日が流れ忘れたよ。断りなくアフリカへ行ったのでアビーは怒っている。これは、まだ愛しているからだ。もちろん、カーターと以前付き合ったルイスは、ちょっと微妙な立場だ。もう、愛していないからだ。混乱の中で、ニーラが観察を頼まれた、透析のグラフトの感染症の老齢女性が出血死してしまう。大変な一日だった。そこに国際電話がかかり、、ニーラが取る。それは、コバッチがアフリカで死んだとの連絡だった。ERは重たい空気が流れる。
緊張感と、医療現場のリアリティはやはり凄い。これ見ると日本の救命病棟はやはり、甘いな。まあ、感情移入はできないドラマだが、楽しいですね。多くのメンバーと再会できて嬉しかった。本当に懐かしい故郷に帰ってきたようだ。
しばらくお休みしてました。
ER9★★★★  190回 「友の助け」      6月7日放送
(1)コバッチュも集まり、死亡患者検討会だ。19歳、血液検査で白血球85000で、芽球は85%だ。検査が遅れたこともアビーは擁護する。ルイスは出血して挿管が困難だった。呼気終末炭酸ガス測定装置で確認したか? 質問が飛び交う。つるし上げだ。自責の念に駆られるコバッチュの心は救われない。2時間の睡眠で二日酔いだった。でも慢心していたアビーやルイスの忠告を聞き入れなかった。銃殺でも何でもしてくれ、殺したんです。アンスポーは、君を責めているのではない、と建前論を言う。ロマノは辛辣で「クロアチアに医学部があるか調べろ」だ。コバッチュは出て行ってしまう。リックは死んでいない、透析をしている。リックの母親に謝罪する。母「ひょうきんな子だった、白血病のことは? 臆病だった?」。コバッチュ「知りません、ジョークが得意で臆病ではありません」。ロマノ「自分が殺しましたと言うのか、母親に罪を認めたら、誰が償う、お前じゃない、お前が口を滑らすと、弁護士が来て、病院が何千万ドル、人件費のカット、器具の削減、割をくうのは患者だ、お前はもう帰れ、患者の家族と喋ったら首だ」。
(2)3日不眠の強迫観念の患者をルイスが見る。5錠飲んだが眠れない。彼女とトラブルだ。精神科の診断を受けてからではないと駄目だ。突然、みな僕を嫌っていると泣き出す。10歳の彼女の息子と寝ている所に、彼女は入ってきた、衝動を抑えられない情けない男だ。精神科を待つ間に、姿をくらます。物置に隠れていた。額には悪魔と書いている。精神科医は部屋がないので、外来扱いだという。ルイスはもう一度見直す。本当の事を言わないと、誰も助けてくれない、とルイスが言うと、患者は自分でも止められないという。ベッドを用意することになった。
(3)庭木から転落事故だ。スペイン語だ。骨が露出している。開胸をすることになる。家族はニカラグアだ、通訳付だ。雇い主は勝手に患者を置いて帰る。プラッドが車の前で止める。
(4)SEX中の胸痛の93歳男性だ。脈は消えた心室生細動だ、DCで戻る。ウィーバーは白衣に血が付いている。確かに回復率が高いですね。リドカインの指示を出す。妻は着たが若くて魅力たっぷりだ。拡張性心筋症だ。SEXがいつ出来るようになるか質問する。心臓医は息切れなしで2回にあがれたらOKという。目を離すとベッドの上でSEXしている。そこへ娘がくる。ここで論争だ。カーターが精液を欲しがる。電子射精に同意している。直腸にプローブを入れて、刺激する。無事取れた、排卵日だ。死亡する前に欲しい。死ぬ前に妊娠しないと相続できないのだ。700万ドルだ。法務部は後で来る。患者はICUに運ばれる。
(5)マスリートの数学試験のエキスパートはルイスの顔を見て、四角だ。興奮状だ。ERの白板を全部消した、リタリンを飲んだのだ。もう一度アルハベッと順に書き出す。紙コップで
(6)ERに導入された金属探知機に引っかかったプラット。警備員がチェックするとバッグから拳銃が出てくる。遅刻や早退の常習で普段から勤務態度に問題のあるプラットに、不審感を拭いきれないカーターだ。ゴミ箱で見つけたと言うが、警察に報告される。カーターはもったいないという。そのプラットが兄レオンの電話で再び職場を放棄する。帰るとレオンは殴られて、サイフで刺された。銃を持っていないのでやられた。プラッドの銃はレオンの銃だった。病院へ行こうと言うが駄目だ。ガラントの代わりにカーターが来る。縫合セットを頼んだのだ。レオンは血が繋がっていない。15歳で母が死んだ、その後レオンがプラッドの面倒を見てくれた。授業料も払ってくれた。大学生の時に喧嘩に巻き込まれ頭に銃を撃たれながら奇跡的に助かった。しかしIQが40も落ちた、家族はいない、一人で見ている」。カーター「僕たちはチームだ、一人でやりたいなら外科医だ」。プラッド「人を信用するのは苦手だ」。カーター「それでは自分も信用されない、うぬぼれも程度ものだ、助けを求めることも必要だ」。
(7)ウィーバーは自分でエコーをしている。胎児の心拍が確認できない。出血して流産だ。自然に任せる。泣きながら手術着を頼む。やはり痛み出した。アビーは産婦人科へ行くようにいうが、拒否する。降りてきて貰い、処置を受ける。サンディーに連絡するか聞く。泣くウィーバーだ。相手は誰なのだ。
(8)18歳女性、意識混濁で頭部外傷だ、ルイスが診察した患者だ。手話だ。尿路感染だ。頭と腰が痛い、39.4度ある。敗血症だ。ウィーバーが診察するが辛そうだ。SEXを知られると困るのだ。ウィーバーの病気も見抜いた患者に、ウィーバーは手話で流産したことを告白して泣き崩れる。
(9)年老いた医師、盗みに入った若者を、取り押さえて、一時意識消失があった。検査を拒否している。CTや採血にもクレームだ。身体所見を重視している。自分で縫合しだしている。血糖が400以上ある。糖尿病だ。
患者が続々くる。転落事故だ。スタッフが足りない。処置するが死亡だ。今週も大変だ、書ききれない。
ER9★★★  189回「振り返れば」   5月31日
ERはクリスマスのイルミネーションと仮装もある。時間が反対に流れていくので、全く分からない。「振り返れば」のタイトル通りだ。下から読んで下さい。
(11)リックは意識障害で除脳硬直が見られるだけだ、ドパミンでやっと維持されているだけだ。ウィーバーはコバッチュを呼べと言う。しかし救急車で運ばれた患者は医学生ハーキンスだった。ロマノは手術室で待つという。全員で処置に当たる。ガラント、何があったんです? 
(10)ただでさえ人手不足のER、クリスマス休暇を返上して働くスタッフの間に衝撃が走る。自動車事故に遭い、意識喪失となった医学生ハーキンスが搬送され、意識消失して頸動脈も触れない。続いて姿を現わしたのは額に怪我をしたコバッチュ。スピードを出しすぎたコバッチュの車が、凍結した道路でカーブを曲がりきれずスリップ事故を起こしたのだ。しかし軽症だった。コバッチュは同じく事故を起こした車を見る。事故現場で父は股関節脱臼を損傷、子供は鎖骨骨折で気管圧迫し呼吸が止まっている。二人で子供を切開して陥没した鎖骨を起こすという。何とか気道は確保した。その後助手を務めたハーキンスは突然倒れる。事故の後、右脇腹が痛いと言っていたので、前腕の脈が弱い、肝裂傷か、救急車内で血圧低下した。緊張性気胸も起こしている。アンギイオキャストを入れる。酸素飽和度は上昇した。ここではコバッチュは的確だ。
(9)コバッチュは車を急がしていた。呼び出しで動揺している。スピードを落とすようにハーキンスが頼むが自分を責めるばかりだ。そして交差点でぶつかる。ジューンはCT検査で元気になり、コバッチュに感謝している。そのコバッチュはリックを置いて帰り支度だった。アビーが死にそうな患者をおいて帰るのかと詰め寄る。ハーキンスが駆け寄り心配する。そして乗せて貰い、帰る。
(8)気管切開の処置が遅れて、低脳酸素で遷延性脳障害で除脳硬直している。白血病だったが、見逃したのだ。治療まで遅れた。処置が遅れたなどあり、ルイスは少なくとも数年生きられたかも知れないとアビーに語る。
(7)リックは肺水腫を起こしてコバッチュが挿管したが食道に入っている、看護師のせいにしてしまう。出血で声帯が見えない。白血球が8万あり、血小板は1万だ。出血傾向もひどいはずだ、風邪ではなく急性白血病だった。肺水腫ではなく敗血症も合併していた。気管切開も試みるが失敗して胸腔内に入っている。フィアンセに告げ「済まないと詫びる」。フィアンセは「神を信じる、神の罰だと言う。コバッチュは「神は関係ない」と宗教上の理由で祈れない。牧師を呼ぶと説明する。
(6)リックは酸素飽和度が保てないので、挿管するというが、泡を吹く。声帯が見えないまま挿管する。フィアンセは動揺する。薬物検査、老人の暴力について調べもくる。コバッチュは知らないととぼける。そしてリックのヘモ急で貧血5.6g/dlだ。コバッチュは看護師の採血ミズだと言う。
(5)ジェーンが突然ケイレンを起こし、舌をかむ。CT検査待ちだが、コバチュはハーキンスが指示を守らず、CT室へ早くして貰うように掛け合いにいく。19歳と20歳で駆け落ち結婚するつもりの、元気な学生リックがフィアンセと話しているが、コバッチュは鎮痛剤が制吐剤を処方する説明する。ヘモ急をアビーは勧めるが、コバッチュはただの風邪だという。顔を殴られたコバッチュはルイスに処置してもらう。ルイスも休日出勤だ。コバッチュとルイスが独り者でフル勤務だろうと慰めの会話だ。そこにリックの血圧が下がった。
(4)老人が殴られた。ニトロの点滴と処置をしている、乱暴した男も治療している。殴った男は精神に障害があるというコバッチュは家族に説明する。本当は、暴力事件を起こしたクロアチアの老人グッターはゲシュタボだったのだ。グッターに兄弟を捕まえられ、収容所に入れられ、音信不通となっていたので復讐したのだ。グッターは刑務所に入れられることを心配している。受付でもめているところに、コバッチュが来て、仮装した男に殴られた。アビーはハーキンスにコバッチュとは気をつけるように助言する。偏頭痛を訴えるホッケー部員の少女ジェーン。プレー中に激しく頭をぶつけた。意識は正常だが、コバッチュは緊急のCTと10分ごとの神経所見を指示する。カーターから風邪と申し送られた、発熱と筋肉痛を訴え、フィアンセのローラを伴いERに現われた19歳の大学生リックを診察するが元気だった。
(3)チェンも呼び出されたので、コバッチュが帰ろうとしたが、クロアチア人が救急車で運ばれる。心配で付き合う。英語が十分ではない。
(2)クリスマスでウィーバーは会議だ。ウィーバーはコバッチュを呼び出せとアビーに言う。電話するとハーキンスが出る、不審がるがウィーバーが代わり、コバッチュに休日だが出てこいという。顔色悪く出勤してきたが、ハイーキンスも同じく出勤する。一同は怪しむ。カーターはクリスマスで帰るので、コバッチュと交替だ。リックは風邪らしいと申し送られる。
(1)クリスマス前日のパーティで、皆飲んでいるが、コバッチュは悪酔い気味だ。アビーとカーターは明日の仕事のため早めに帰る。アビーにコバッチュは過ちばかりだったと悔やんでいる。そこにハーキンスがダンスに誘いに来る。二人は一緒に部屋に帰る、コバッチュはハーキンスに甘いささやきで誘惑する。ハーキンスは心配して、ベッドまで連れて行く。コバッチュ「僕は人助けをしたくて医者になった、でも自分は傷だらけだ」と寝込む。

最後に再び時間が戻りERでは、ハーキンスの処置が行われる。
時間が全く反対なので、書きにくい。全く分からず書いていく、最後にようやく全貌が分かった。これは強力なインパクトではあるが、奇妙なものである。それにしてもコバッチュは完全に壊れている。勤務が厳しいことも原因だ、挿管困難や誤診が続いた。それにハーキンスは美人で白い肌が魅力だが、重症で死亡してERから去ることになるのだろうか。医学生だから、ロテーションで消える方法もあった。ネイサンはもう出てきていない。ERが激務なのに人員削減ばかりしている、訴訟の社会でやっていけるのだろうか。今回は非常に理解しがたいので細部では間違いが多いと思いますが、大体の流れは合っていると思います。
ER9★★★  188回「独りぼっち」
医療除隊処分となったエリックを連れてアビーはシカゴに戻った。自分の監視の元、治療施設での積極的治療を始めさせるが、エリックは気に入らない。母と二人の子供は複雑な関係だ。薬もセラピーも強要してはいけないと母マギーはアビーに告げる。グループセラピー、個人セッション、レクレーションも入り忙しいプログラムだ。エリックは遊技施設はないかふてくされて聞く。本人からの聴取が中心で長いプログラムだが、大がかりで教条的だ。母と娘は反発が続く。カーターにも相談する、日勤だけにして貰う。夜は見るという。責任を分かち合うべきだとカーターは助言する。母親がエリックを連れて帰ってしまった。ここでの治療を拒否したのだ。ミネソタへ帰り、週1回精神科医に見て貰う。アビーはエリックに会いに行くが、エリックはアビーよりも母を選んだのだ。完全に拒否したのだ。エリック「信頼できる人はねえさんじゃない、僕たちと違うのだ」。悲しく去る。
頭痛の子供を見る、重力の実験だ。弟を逆さにして落ちるまで1秒だったという実験だ。コバチュは遅刻だ、骨折の高齢女性患者が来る。足の脈は良好だ、収縮期雑音が聞こえる、突然意識消失する。脳血管障害を疑うが、血糖576、咽頭反射を見ると意識を取り戻す。手術室まで待って下さいと言う。結婚もしないので一人だ。いい男だ、名前を聞く、いい青年だからチップをあげる。十分金はあるのだ、小切手を貰う。額面は1万ドルだ。意識がなくなり、延命拒否だ、心室細動から心停止だ。コバッチュは死亡宣告する。小切手を換金する。
突然若い女が待合室に生後1時間の新生児を置き去りにする。チェンは診察する。カーターと医学生が手伝う。チェンは一応母としての役目をした。ゴミ箱に捨てなかった、と言う。元気になった時に若い母が名乗り出る、ソーシャルワーカーを呼び出す。チェンは里子に出した自分の子供を思い出し優しくしてしまったのだ。母と祖母も感謝をチェンに述べる。横転した交通事故で運ばれてきた父娘だ。母親は3年前に家を出ており、娘モーガンは踝骨折の軽傷でプラッドが診察する。父ギルは嘔吐して重症だ。鎖骨骨折で気胸だ、コーディが診察する。内臓損傷もしている。手術が必要で、脾臓摘出、大腸損傷も予想される。治療中、モーガンは排尿し男の子と判明する。プラッドは面談する。大きくなったら手術を受ける、見つかりそうになれば転校する。母親を呼ぼうとするが、母は認めない。父親ギルはモーガンに理解を示し、これが原因で両親は離婚した。手術するが心室細動で心停止だ、全身の出血が止まらなかった。治療の甲斐なくギルは死亡した。カーターとコーディーはプラッドが休憩なので、母親を呼び、母親が来る、カーターは一緒に父親の死を告知するのだ。母親の顔を見たらモーガンは拒否する。プラッドが帰ってくる。母親を呼んだことを怒り、母親にも抗議する。しかし母親が引き取ることになり、連れて帰る前に母親はモーガンの髪の毛を切る。施設に入れるわけにはいかないとカーターは怒るプラッドに説明する。そのプラッドの横を恨めしげにモーガンが車いすで運ばれる。
恋人ビルと一緒にERに来た女性メロディは看護師だが嘔吐、脱水、でアニオンギャップが見られる。遅れて息子ジェレミーも現われる。知らせてなかったが来て、ビルを怠け者のろくでなしだと言う。サリチル酸濃度が高い、薬の乱用だ。薬をのんで気を惹きたい? 分厚い医療記録は骨折の連続だ、調べたルイスは、メロディが虐待を受けていると確信する。虐待の相手は彼ではなく息子だ。あと2,3日で海軍に入る。便宜上、3日間入院する。ガラントにも息子に虐待の事実を知らせる。
ERにプラットの兄レオンが泣きながら現われる。仕事が首になった、と泣いている。プラットは休憩を取りERを抜け出す。職場では盗難があった。レオンが鍵を盗まれたか、何らかの原因になったと考えている。プラッドは雇い主にくってかかる。
ER9★★★★  187回「初雪」
無許可離隊の罪で拘束されたエリックを追って、アビーはネブラスカの空軍基地に向かった。後を追う予定のカーターは、シカゴが突然の大雪70cm以上に足止めだ。アビーはガラントの凛々しい軍服姿で助けもあって、エリックの所在を突き止め面会に向かうが、会えない。上官や弁護士が来るが、要領を得ない。カフカの世界だ、アビーはエリックは躁鬱病だと主張する。そこに母マギーがいた。エリックの病気を知っていた。それが混乱を増長させていた。軍隊は秘密を守ろうとしている。エリックはアビーに会いたくないが、薬を飲むことは同意した。アビーはエリックにシカゴへ行こうと言う。エリックは自分は終わりだ、どこも悪くない、病気を強く否定する。病状を巡って話し合いが続く。アビーは病気を受け入れ薬を飲むことが大事だと主張する。母は断酒会と同じで強い意志が必要だ、とアビーに逆襲する。聴聞会を本人が希望し病気と烙印を押されることが怖いのだ。やっとカーターから携帯がつながる。何とそこに立っていた。
ネイサンは動けず立つ。睡眠不足で振戦が増悪する。ヘリの患者を迎えに行く。雪でERに患者も救急車もこない、スタッフも遅れる、コーディはエラを連れてくる。コバッチュはスキーできた。ウィーバーはまだ来られない。大雪に雪だるま作りの一家に飲酒運転のトラックが突っ込む。母親と子供二人がERに搬送されるが、子供をかばった母親は死亡、子供トビーも脳死状態となる。もう一人の子供マットは開胸すると、肋骨損傷が冠動脈を損傷して不整脈が出る。肺動脈、心膜も損傷し、大量出血だ。早急に心肺移植が必要だ。かなり困難で不整脈とDCの連続だ。バイパスを考える。父親が来て、コーデイは脳死のトビーからの移植を提案、気が動転する父親スチュアートは即座に決断できずネイサンに説得を頼む。ネイサンは説得に成功する。父親は助けてやってくれと頼む。ようやくバイパス手術のドクターが来て心肺移植が始まる。妻の亡がらのそばで呆然とするスチュアートに、グリーンを亡くした直後の自分を重ねたコーデイは声を掛ける。話すことは自分を癒すことだ。悲しみから目を背けず生きられるようになると信じている。失われたものが光り輝くことを知るのです。
家族を跳ねた運転手をネイサンはエコーしている。ふらついている。患者「こんな奴でも医者出来るのか」と言われる。完全に酔っている。ネイサンは子供の患者を診る、身体がふらついて、耳鏡を激しく当ててしまう。ネイサンは仕事を辞めて帰ると言い屋上でたたずんでいた。戻り今度は耳鏡を子供に持たせて外耳を診る、綿棒で当てすぎ痛めていると診断する。屋上にいる時にコーディは評価表を手渡す。ネイサンは時間を稼いで医学の進歩で良くなることを希望していた。コーディーは自分の限界を知りなさい、今日は勇気を与えた、優れた才能を生かす道はあると話す。ネイサンは開かないので、評価は不合格だと告げる。最後に心臓拍動再開のDCをネイサンが行う。ちょっと感動した
ER9★★★  186回「痛みに耐えて」
いなくなったエリックを捜してジョディがERにやって来る。エリックは2週間も無許可離隊していることが判明し、アビーは基地の医療部に連絡をとり、エリックの医療記録を入手する。MPがERに現れる。エリックは空軍でニアミス事故を起こして以来、外傷後ストレス障害と診断されていた。しかしアビーは双極性障害、そううつ病を確信する。エリックがきた、完全にそう状態だ。エリックはMPに逮捕される。カーターは弁護士を付けて、苦しむアビーを優しく慰める。
志願したネイサンの連続18時間の研修が始まった。膵臓癌の術後患者が運ばれる。ステントが閉塞して、腹痛がひどい、今後肝不全で余命2ヶ月だ。コーディーは疼痛対策を中心にする。治療に熱心なネイサンは外科的治療を説明しないのは何故だと詰め寄る。そして精神科の医師に診て貰らい冷静な判断不能と診断を受ける。ネイサンは医師も患者と同じで病気を受容できない。主張は医学生の範ちゅうを越えた。whipple手術をする。ネイサンは手術のアシストを頼まれる。持病のためオペ中にふらつき、一時、倒れる。ネイサンに手術の困難さを理解して貰う。手術は終わるが、自発呼吸はでない。患者に希望を持たせ、苦しめ、死期を早めることになる。コーデイはネイサンの評価を決め、パスさせることは患者に不利益をもたらす、パスの条件は臨床を捨て精神科になることだ。できないとネイサンが答えると、コーディーは不合格と告げる。
生活が荒れているコバッチュに、関係を持った女性の夫が病院に現われ、家庭をこわさないでくれと懇願する。左眼に銃創患者だ。眼球に弾が残っている、失明だ。眼科医を呼ぶが現れない。コバッチュはゴルフ場まで行き眼科医を連れてくる。
持ち前の頑張りで頭角を現わす医学生ハーキンスはチェンの前でも頑張る。触発され医学生のガラントもやる気をみせる。薬物中毒の患者トインが運ばれる、活性炭治療を選択する。アルコールとバルビタールが検出される。妊娠していた。雇い人夫婦が来る。中国語でチェンが聞きただす。妊娠の相手は雇い主の夫だ。雇い主に妊娠を知らせるが、転院を希望する。カーターは女性シェルターを勧めるが、雇い主の3歳の子供も彼女の子供だった。結局、彼女は困難な状況から逃れることはできない。
忙しいERで目を離しているうちに、シスターが一人で死んでいた。蘇生するが駄目だ、ルイスが担当だ。今日は担当患者を救えず落ち込むルイスに、ウィーバーは妊娠して自分は休暇をとるので、代役をルイスに頼む。外傷性無酸素症と外傷の患者が来た。ルイスとウィーバーが処置するが、重症だ。挿管するが、心停止だ。コバッチュは縦隔の空気(エア)漏れと診断して開胸する。胸腔を開き、肺門でのリーク(漏れ)で空気を抜き取る。戻った。ルイスは更に落ち込み飲む。コバッチュも飲む。
ER9★★★  185回「はかない希望」
ロマノは医療保険会社とトラブルだ。自分のことは徹底的に主張して、喧嘩して弁護士をよぶ社会だ。看護師長のアビーはウィーバー、看護部長とのミーティングに出席する。アビーとコバッチュの関係も調べられている。看護師全員(日頃の業務に不満があるため連帯が強い)がコバッチュに対する不平申し立てを起こした。アビーは行き過ぎと思うが、調査が終るまでコバッチュは停職を言い渡される。
14歳のサラは眠っている。薬物検査などが行われる。目を離すと行方不明だ。アビーは警備に言うように指示する。階段で痙攣しているところを発見した。頭部裂傷だ、コーディーが処置する。挿管する。医学生が指導の下に成功だ。実は薬物を飲まされてレイブされたようだ。レイプ検査をする。精液があり、性病の検査を指示する。覚醒した。父はレイプの事実を知らないままにしたいのだ。コーディーは未成年なので、どうしようもないが、レイプの事実を告知する。知る権利がある。アイソンはレイプじゃない、ケタミンをのんでセックスしたのだ。痙攣したらアチバンを飲むという。恐ろしい社会だ。日本もこうなるのですね。
瀕呼吸の女性アイソンだ、両肺に肺気腫だ、?1トリプシン障害だ、肝障害も伴う26歳女性だ。「突然嵐のように」の山下君の病気です。80歳のヘビースモカーと同じぼろぼろの肺だ。ネイサンは冷静に答える。プロラスチンもアレルギーで治療中断だ。肺炎だ、延命拒否を申し出る。父親がくるが挿管しろという。死を受け入れられないのだ。本人の意志を尊重するカーターに、父は他の医者を捜すという。ネイサンは静かに説明している。移植などに希望を持つように、心を落ち着かせる。順位は上位にランクされない。カーターもネイサンに説明する。死を巡って論議がある。最新医療の可能性を政治が邪魔しているとネイサンは主張した。夢想しすぎる。カーターはまた自分の死を受容することに苦しむ事になる。希望を持つことは心の混乱と多大の治療費を必要とし、その後の大きな失意に終わることもある。
多発銃創だ。血圧は70だ、心膜に損傷だドレナージする。うまく処理するが、チェンは患者に入れ墨を切ったのか、殺す、と脅す。チェンにプラッドは気に入っている。閉鎖事件以来、良くなった。部屋で愛し合っていると、プラッドの弟が入ってきて、くじに当たったと大騒ぎで入ってくる。
警官の銃創だ。傷の洗浄を処置する。ネイサンはPTSDがあるという。ソーシャルワーカーを呼ぶ。ネイサンは冷たいと言うが、コーディーは外科の仕事はここまでだ、と言い放つ。
アビーの弟エリックが突然現われる。知り合って2週間の恋人ジョディと金もないのに飛行機を借りて旅行中だと言うのだ。エビを食べたジョディはいきなり嘔吐だ。いちゃいちゃしている、タバコを吸うし、くじを買うなど、突発的なエリックの挙動に、そううつ病を患う母マギーの姿が重なり不安になるアビーを、カーターが優しく支える。ダブルデートだ。全員でダンスだ。間違いなくそううつ病ですね。
スケボーの事故だ。次は右前頭部に裂傷し、異物が入っている。脳外科へ送る。
今日もERは大混乱だ。ネイサンはERで働く医師ではないが、その妄想にも似た静かな情熱には、説得力を感じる。新興宗教の教祖のようだ。それにしてもアメリカは混乱の国だ。14歳のサラのセックス観には大ショックだ。自分の身体を傷つけてまでセックス上手ということで自分を確認したいのだろうか。アメリカ、お前は何だ、と叫びたい。
ER9★★★  184回「悲しい運命」
今日はハロウィーンだ。ジェリーに騙されたカーター(黒い骸骨だ)とアビー(昔のナース服だ、これは日本のナース服だが色ぽい)の二人だけが仮装して出勤してくる。アビーは新看護師長として、医師コバッチュはHな行動でルイスからも嫌われ、看護師に口が悪いのでクレームをつける。看護師に敵意を持つようになったのだ。
腕の回復を焦るロマノだ。コーディーがERを帰ろうとするとロマノから電話で、5ヶ月ぶりで豚で内視鏡下の胆嚢摘除で練習だ。ロマノはウィーバーが独断で次々やっていることが気に入らない。検査すると可動域が悪化してしる。管理職だけで良いだろうと気休めを言われる。足の軽症感染症と思われる患者をネイサンが診る。感染のマーカーを付ける。しかし感染は進展が早い、XPで筋内にガスが見られる壊死性筋膜炎(この病気は経験しました、奇跡的に切断しないで助かった)だ。患者のオペを監督する、ロマノは脚の切断を回避する処置を指示する。高酸素で療法で回復を図りたい。今なら大腿切断ですむ、しかし進むと股関節切断、それ以上では執刀医コーデイの判断で切断することに。コーデイはオペの準備室の排水口に結婚指輪を落としてしまう。手術が終わって控え室にロマノがいた、人間嫌いだ、口が悪く嫌われ者だ。しかし腕は良かった、何人も救ってきた。コーディは慰めるが、エラのベビーシッターが、終わるのでエラをERに連れてくる。
コーデイのもとで外科ローテーションを受ける医学生ネイサンは初日から遅刻する。こっそり薬を飲んだり、挙動不審だが、医学の知識と熱意は人一倍あるようだ。歩きがスムースではない8年以上のパーキンソン病(進行性だ)なのだ。年長で穏やかでいい人だ。病気になり人生が変わった。ERメンバーと違い、静かで大人しい。コーディーは勉強するようにいうが、ネイサンは現場での治療を強く希望する。
自宅の火事で熱傷患者が次々運ばれる。仮装している。80%の熱傷患者もくる顔面をやられ、呼吸器を付けている。横紋筋壊死で高カリウムになり、不整脈が出る。ネイサンは手伝うが、コーディーに怒られ相手にされないばかりか点滴を破いてしまう。エラが来たところでコディーも手伝う。何とか助かる。同性愛の相棒は目がやられている、スリットで角膜の検索が必要だ。薬草の薬物で持続勃起の興奮する患者だ。勃起しているのでフォーリーが入らない。アビーなどのお尻を触りまくる。
自宅出産したシモン母子がERに運ばれる。助産師が付いてくる。ウィーバーも呼び出される、遺残胎盤からの出血だ。試験管ベビーを2回したが失敗、2人の相手に逃げられた。シモンにとっては待望の赤ちゃんだったが、早速挿管して新生児ICU生まれながらの難病を患っていることが判明する。シアリドーシスだ。細胞内の蛋白質分解酵素(リゾチーム水解酵素)が欠損して、肝臓、脳、など多くの臓器が壊れている、平均余命は2年だ。悲しい知らせだ。教科書では新生児で死亡するようではないが)39度の熱が出た。ウィーバーは感染症を併発していると診断し、抗生剤を投与した。慢性植物状態だ、コバッチュは自分の患者の治療方針を変えたので怒る。結果がでた。多臓器不全が予想される。終末で延命治療の希望を聞く。ついに死んでしまった。
ウィーバーは疲れて仮眠していた。コーディーが帰ろうとすると、ロマノがきて結婚指輪を持ってきてくれた。歌がかかり、電車に乗っているコーディーとエラが映される。次の日もネイサンはきた。
ネイサン(ねえさんに聞こえるが黒人だ)はこれまでのERには見られないキャラだ。これからも登場してほしいですが学生なので6週間の限定です。年長で病人の気持ちが分かり、医学知識も的確で豊富だ。優秀な内科医みたいだ。ロマノは本当にいい人になった。外科医の典型ですね。白い巨塔の財前教授を思い出した。いい腕があると、上昇志向で嫌われながらも、患者を救っていく。世界中に共通したキャラだったのですね。最後にアビーのむちむちのナース服は迫力だった。日本もERの看護師みたい服になっていくのでしょう。アメリカ化していますからね。
ER9★★★  183回「男らしく歩こう」
ERの水槽で金魚が急変して死亡している。病院管理委員会が水槽を設置したのだ。珍しく救急患者がいない。ウィーバーはテレビの中継でインフルエンザの予防接種の宣伝で、キャスターに注射するが、注射器を変えなかった。凍り付いた顔のウィーバーだ。一応事後説明する。
「レディクラブ」と称し、夜遊びに出かけているルイス、チェン、アビー。アビーの飲酒が心配なカーターは、ルイスにアビーがアルコール依存症であることを告げる。カーターはアビーの飲酒を怒っている。信用していないの、僕の不安を信用に切り替えるのか」。怒って電車で帰る。アビーが家に帰るとカーターがいる。隠し事すると歯止めがきかなくなる。互いに謝る。
(1)ER常連患者の女性ステラは週4日も来ているが、担当するガラントは、ステラの訴えから不安定狭心症を危惧し心臓病科での監視を主張するが、心臓病医ケイスンは今までの経緯から退院を指示する。ガラントは一人の患者に時間が掛かる。時間配分ができなくなる。ステラの容体が急変、VF、心マッサージだ、蘇生するが戻らず死亡したことから、興奮したガラントはケイスンにくってかかる。ベテラン医師の居直りにERスタッフは一緒に怒る。ケイスンも実は反省はしている。
(2)頭部外傷で意識障害のレンジャーの部隊の隊員が運ばれる、酒だけではなく、薬物が考えられる。抗マラリヤ剤のキニーネの薬物中毒だった。カーターが診察する、ガラントは陸軍だというと実戦にいた仲間から馬鹿にされる。視力障害だが視力が戻ってきた。軍から帰ってきたが、現実は変わっていた。彼女が心変わりしていた。自殺未遂だが、拒否する。
(3)母に連れられ、尿路感染症の疑いで診察に来た、いつもは抗生剤で治っている少女マーリーンだ。別居中の両親を悲しむマーリーンを尻目に、検査結果を待つ間、母ジャネットは担当医コバッチュと病院内で浮気する。これが信じがたいですね。ルイスが見つけて患者を退院させるようにいう。検査で腎は萎縮している、ゲンタマイシンの点滴を指示する。大丈夫かな、腎移植しかないという。遺伝性の腎不全と知らされたマーリーンは、離婚した両親の不仲が自分の病気のせいだと思い込み、病状が分かり仲直りすると思う。
ガラントとプラッドは見解の違いで諍いをする。ステラの死から興奮したガラントはプラッド殴る。カーター「誰も皆怖いのだ、乗り越えられる、患者を殺したとき、貴重な経験だ」。アメリカでもこうなのですね。医者同士ではいうが公表できない言葉です。
(4)妻が事故に会った、脾臓破裂だ。コーディーは手術の同意が欲しい。夫はアルツハイマー痴呆でサインも出来ないし、妻のことを健忘している。手術して挿管している。
ウィーバーはアビーを新しい看護師長にする。ウィーバーがトイレで注射器を落としたことをルイスに指摘されるホルモン注射しているのだ。今日も相変わらず混乱のERだ。ロマノが復帰していた。ガラントとプラッドが絡んで新しい世代のキャラも厚くなり、良くなってきました。ウィーバーが危なそうだ。
ER9★★★ 182回「反乱」INSURRECTION  
今日も受け入れの限界を超えて廊下にまで患者が溢れているERだ。アビーの弟エリックが新しい空軍基地に転属になると言い、アビーに会いに病院に来る。コーヒーを飲ませ、ママの話をしている。ママは調子いいようだ。エリックはERの異常さに、仕事を辞めるように勧める。
ハンティントン病の息子は15cmの仙骨部に褥創だ。敗血症だ。母のバーク夫人は金がなく施設に入れたことを後悔している。看病疲れを見せる夫人は、夫も同じ病気で亡くしており息子の死期が近いことも知っていた。オペラ歌手だった、28歳で発病し、理解力も落ち、駄目になった。カーター職場放棄した後はルイスが診ている。挿管し人工呼吸器の音を背景にオペラの独唱が流れる。その後ルイスもカーターに説得に行くが交渉は物別れだ。人工呼吸器を止めて死亡を確認した。
交通事故の踵骨の骨折で子供だが娼婦だという。酒を飲んでいる。下腹部圧痛がある。婦人科的な問題だ。医学生と一緒にカーターが診る。男が来て連れて行った。コバッチュは生理の時に、掃除機で陰部を吸引する。月経抽出で訓練だという、男に出産の自由を奪われる日に備えてだ。目を覚ましなさい、これは戦争よ。訳分からない。同じパーティの患者がくる。今度はガラントがみる。ガラントは女性患者ステラに経口避妊薬の使用を聞いている。静脈血栓の可能性がある。この患者に掛かりきりだ。芝刈り機で指切断の患者の指が行方不明だ。二人の患者で区別できない。アビーが仕切っている。プラッドとチェンが探している。
患者マレンは鎮痛剤欲しさに腰痛を訴えるERの常連犯だ。プラッドはリコピンの処方だ。デメロールしか効かない。後回しにされ続けることに怒ったマレンは、チェンに銃を突きつけ、治療を要求する。鎮痛剤をアビーに注射して貰ったマレンはそのまま引き下がる。「プラッドに何のため医者になったか聞く、人助けか」。しばしの沈黙が続く。400mg打ったのでマレンは寝てしまった。警察に引き渡す。これをきっかけにカーターが決起し、警備の強化と金属探知機の設置を要求し、カーターは6台の金属探知器を注文する。ウィーバーは医療費が3割削減されて、キャンセルし治療を続けるように制止する。激烈な言い争いになる。その後職場を放棄する。ほかの職員も次々とカーターに従う。ほとんど全員が職場放棄する。ウィーバーは解雇される可能性がある、改善するように手を打ちました。ガラントにも退学になるかもしれませんというが、ガラントも放棄する。カーターも刺された経験があるので、敏感なのだ。救急車も受け入れを拒否している。ウィーバーは要求を呑み、金属探知器も設置する。規律委員会を受けること。予算の削減のため、看護師を3人解雇するか、午後11時以降の放射線とラボのサービスをキャンセルするか、決断を迫られる。カーターはラボで自分で走ってやることは出来ないので、看護師を解雇することを決断する。3人の名前を提出することになる。
チェンは落ち込んでいる。プラッドがチョコレートを持ってくる。ついでにチェンを「特別だ、慰めてやる」とくどく。少し泣いたチェンはチョコを食べる。ロマノがERの応援にきたのだ。嫌みをいわれた。プラットの兄弟を名乗る男が帰り道が分からなくなったとERにやって来る。ガラントが部屋まで送っていった。アビー、ルイス、チェンはクラブへ行く。チェンは舞台で踊っていた。
アメリカはやはりおかしいよ。ERは忙しすぎる。しかも銃社会だ。病院にも銃がはいりこみ、金属探知器が6台設置された。カーターの反乱は凄かった、みんなが付いてきてので良かった。でも看護師3人を解雇することになる。誰を解雇するのかな。ERに看護師はアビーしかいないみたいだ(笑)。アメリカは経済が優先する社会だ。日本の医療はここを目指していくのか。今の医療の方が曖昧だが妥当な気がする。
ER9★★★   181回「再度死亡」DEAD AGAIN
アビーとカーターは相変わらずラブラブだ。ウィバーは咳き込んでいる。ERは満床でコバティは救急患者を断っている。アメリカに戻ったコーデイはいつもの慌しいERに復帰した。しかし、コーデイは今までになく冷淡で周囲を驚かせる。バイク事故がくる。骨盤骨折で心肺停止で心マッサジーしているが、挿管の横から2Lの出血だ。死亡確認だ。あとで父にコーディーは事務的に告知する。感情がこみ上げている。銃創で運び込まれている。足の感覚がない。脊髄損傷、メチルプレドニンの点滴、超音波で妊娠が発見した。神経外科へ送る。同じく運ばれたビッキーは上腕3頭筋を撃たれている。興奮状態だ。コーディーは患者にまで「冷たい」となじられる。
左腕を切断され療養中のロマノ。リハビリを始めるも、思うように進まない。抜かりなくロマノの代役を務めるであろうウィーバーを横目に、ロマノのイライラは募る。2週間で仕事復帰して2ヶ月で手術すると息巻いている。痛みが激しいのだ、知覚も回復していない。ウィーバーはやる気満々だ。カーターは医学生の対応も頼まれているが忙しく指導できない。ビルの崩落事故だ。多発肋骨骨折だ。気胸でトッロカーを入れる。コーディーはここでも冷静すぎて冷淡だ。気胸ではなかったコーディーは大動脈の損傷を考え、ウィーバーの意見を無視する。結局、診断は正しく、大動脈瘤解離であった。ウィーバーはコーディーに仕事を控えるようにいう、協調する態度がない精神的なトラウマがあると指摘する。しかしコーディーはウィーバーが協調できす権威に取り入り保身をはかり同僚を傷つけるという。ウィバーはさすがに泣いた。コーディーはやはりトラウマをもっているようだ。ERで仕事をするには余りにもグリーンの思いが残っている。
左下腿骨折をプラッドは鎮痛剤なしに、いきなり整復した。劇的に治る。ナイフで刺された男だ。相手を撃ち殺したと豪語している。麻痺が残ると脅かす。彼女が妊娠していることを言うべきか悩んでいる。告知するがまともに取り合わない。結局警察に引き渡す。精神科にロテーションのガラントは、早く精神科へ送るようにウィバーから言われているステラを診察する。問診や腱反射の減弱は甲状腺疾患だ、なるほど。独自の判断でERを混乱させている。内科的な検査をしたが、TSH100以上で甲状腺機能低下症だった。たまに見られることだ。またおしめをしている大人をガラントはアダルトベビーであると診断する。
子供と野球中に胸痛を訴え、病院に連れてこられた42歳の父親ロイストンだ。ニトロのスプレー、モルヒネ、ニトロ、血管拡張の心臓病科を依頼するが、VFになった。心マッサージだ。急性心筋梗塞をおこしており治療の甲斐なく心停止となる。心臓病医ケイスンは42分の蘇生後に死亡宣告するが、心室性瀕脈だ、脈が戻ったと判断したプラットは独断で蘇生した。カーターが子供たちに説明した。最後のお別れをするが、蘇生したという、子供たちは治ったと喜ぶが、ロイストンは脳死状態のままだった。ケイスンは怒りまくっている、カーターは一応弁護する。レジデントと心臓病が死亡した患者を自分勝手に蘇生した、蘇生できるかどうか試したかっただけだ。脳死状態だ。カーターはしっかり指摘する。そこに妻も来る。妻は「いつまで続くのですか、42歳です」。カーター「心臓がまた止まったら延命拒否しますか」。泣きながらサインした。そこにまた心臓が止まる。今度は何も出来ないで見ていた。子供たちは理解できないで大騒ぎだ。
プラッドは家に帰るが、弟に当たってしまう。カーターはソファで寝てしまったが、目を覚ますと16時間も待たされた女子医学生が怒っている。仕方なくERを案内するカーターだ。
カーターは冷静だ。グリーン先生なら何とかこなしたかもしれない。それにしても他のERが閉鎖してウィーバーが成績を上げようとしているので、忙しすぎる。コーディーはどうなるのだろうか、あの気に障る野心家のウィーバーも面と向かって、ストレートに言われると混乱する。これもどうなるのか。ただロマノが頑張っているのには安心した。退場すると思っていたが、しかし仕事復帰は出来るのだろうか。手術は無理だと思うが。
ER9★★★★ 180回  3月29日  「災害」CHAOS THEORY
患者の一人が天然痘に似た症状で死亡したことから封鎖されたERだ。先週のER8の閉鎖から続く大ネタです。いつも通り8も9も余り意味のないスタイルです。便宜的に番号が付いているだけだ。一方その頃、アフリカ中部のコンゴ共和国では猿の間でサル痘が発症、人間の子供にも発症が認められたため、サル痘の突然変異が疑われていた。WHOにサンプルを送っている。すごいわずかのシーンなのにロケにいたのですか。訳ないか、動物園で撮影したのでしょう。
細菌テロの可能性も含みつつ、ほかの患者は病院閉鎖で別の病院へ移動されるが、搬送用のヘリコプターで悲劇がおきる。どの患者を運ぶかで言い争っていたが、何とロマノ部長の腕がヘリコプターのローターで切断された。このシーンは予想もしなかったので目を疑うほど驚いた。倒れ嘔吐するロマノをコバチィとルイスが結紮して、切断された腕を取り氷詰めする。これは大事ですね。清潔ガーゼをあて、氷詰めすることがこつだ。チェン、プラットも手伝う。輸血が必要だ。プラットは窓を割り血液を取り出す。ロマノを挿管する。外にいたドクターも前の外科部長アンスポーもきて中に入った。ウィーバーが面会にいく。腕を再接着術で繋げた。色が良くないが、デキストランの投与はいいが、再手術をするか迷うところだ。再手術すればうまく行くかもしれないが、腕を失う可能性が高くなる。本人の覚醒をまって決めることにした。ロマノには身内はいないのか。覚醒すると口は達者だ。ウィーバーと話す。ロマノ「良くないな、外科医は嘘つきだ、腕はついているか、収益見積もりから毎年一度は閉鎖した方がいい、少し眠りたい、これまで働きすぎた」。しかしロマノも退場するのか。
搬送する患者糖尿病の敗血症患者は屋上で急変するが、処置の道具もない。野戦病院化している。咲かしてやっとDCカウンターする。アンビューして心マサッジーする。エレベーターまで故障しかけていて閉じこめられてしまう。ガラントが来たときには死んで間に合わなかったようだ。
全員ワクチンを接種する。しかし感染の恐れのあるカーター、アビーは処置した部屋で2人で隔離だ。真面目なチェン、マイペースなプラットとアダムと患者たちはERで2週間の隔離生活を過ごすことになった。密室で進展したカーターとアビーの仲(本当にいちゃいちゃしている、Hして声を出してチェンに聞かれた、ひどい)はチェンにも知られるところとなる。部屋の中でサッカーまでしている。アメリカ人は乱暴だよ。密輸でピザが入る。皮疹が出なければいいのだが、毎日不安だ。何とアダムは哲学の先生で飲酒に溺れ娘を轢いてしまったのだ。それを聞いてカーターはアビーに禁酒を手伝うという。
14日にERは再開することになった。突然変異(自然発生か人為的かはトップシクレットだ)のサル痘だった。隔離されたメンバーは解放された。アビーは2週間の超過勤務だ。ルイスはバルバドスへ行って日焼けしたらしい。電話が掛かり始める。最初の患者の両親と一緒に自宅へ退院することになった。
夫を亡くしたコーデイは娘エラを連れイギリスへ帰国する。父のいる病院に勤め始める。アメリカのERの忙しいシステムと英国の確立した気品のシステムでは窮屈だ。両方の国でつまはじきされたことになる。そこへ、アメリカから家の売却手続きの連絡が入る。売値は高かったが、思わず感傷にひたる。どうしても時間・テンポが合わないのだ。束縛されることが嫌いだ。父は抱きしめる「辛いね」。コーディはエラを連れてヒースロー空港へ行く。コーディは退場じゃなく、ERに復帰するようだ。
アビーは外に出て、カーターと何となく一緒にいたい。そして水辺で、いきなりシャツを脱ぎ泳ぎ出す。おしまいだ。 カオス理論だ。   相変わらずだ。ベントン、グリーン、そしてロマノまで去っていくのか。ロマノは嫌な奴だったが、その外科的な割り切りと強引さは、このバタバタの目まぐるしい病院には必要なのかもしれない。来週からは普通のERが始まり、プラットがかき回してくれそうだ。カーターはメインで苦労するのですね。Hばかりしてないで頑張ってくれよ。
ER8 から ER9 へ 別に変わらない
ER8★★★★  閉鎖
何とER8の最終回だ、そして恐ろしいエピソードだ。カーターが中心となったERは今日も大忙しだ。高齢者を大勢乗せたバスの衝突事故(運転手がてんかん発作持ちだったが申告してなかった)でごった返すERに、発熱と発疹の出ている兄妹が両親に連れられてくる。診察したカーターは驚き、文献を確認する。天然痘の症状に酷似していたのだ。
兄妹は国務省に勤める父親と共に中央アフリカの旅行から帰国、先週もERで受診し、チェンは風邪と診断していた。天然痘ならば空気感染することから、カーターは二人を隔離、ルイスは公衆衛生局に連絡し、ERは封鎖される。チェンは隔離室で尿意をもよおすが、同室がプラッドなどで、尿器ではとれない。歌に紛れて尿を出す瞬間の顔は秀逸だった(爆)。
根絶されたと思われていた天然痘の疑いに、病院の周囲は機動隊に警備され、テレビのレポーターたちが押し寄せる中、遅番で来たウィーバーは中に入れず、外で急患の治療にあたる。臨時の隔離室で兄妹の治療にあたるカーターとアビーだ。しかし、妹ブリーを助けることはかなわなかった。プラッドは相変わらず両親の前でも、治療方針を叫び、カーターの指示に逆らっている。諦められない。その後、すぐに兄の呼吸状態が悪化し、挿管を決断する。しかし、天然痘が喉頭にも病変が及び、挿管困難だ。気管切開に切り替えようとするが、出血が多く創部の視野を確保できない。父親にアンビューを実施してもらう、アビーが吸引し続けてやっと気管切開ができた。心肺機能は急速に改善した。
ER内は閉鎖された患者たちが騒ぎ出した。強行にドアを突破しょうとする。カーターは「ここにとどまることが、家族を守り、自分を守ることだ」と説得する。天然痘の診断は電顕ではウイルスは間違いないようだ。PCR法での同定がまだ時間がかかる。ワクチン接種の準備なども行われようとする。疲れはてるが、仕事した充実から、カーターとアビーはキスをする。大混乱のまま、終了だ。ER8の最終回と言っても、別段オチはない。いつもと同じ終わり方だ。次回は3月29日からER9だ。
ER8★★★★★ 託す思い グリーン先生の最後
ERの治療室がでない、特別版だ。グリーン、レイチェル、コーディー、エラの回想シーンだ。部屋でグリーンは旅の準備をしながら、したかったのにできなかったリストを作っていた。世界一周船旅、キリマンジェロ登山、ワルードシリーズでカーブスの3塁を守り7戦の決勝の犠牲フライを打つ、ローリングストーンズに変わるバンドを作る、スカイダイビング、町中での破廉恥なセックス(コーディの協力を取り付けた)、ハバナの堤防が見えるサイドカフェでキューバ葉巻きをくわえイタリアンラム酒を飲む、サーフィンをする、ジェリーウォーカー(同級生だ)を見つけ思い切り殴ること、子供とテーマパークへ行くこと、クリスマスにロックフェラーパークでエラにスケートを教えること、レイチェルに運転を教えること、レイチェルとエラの結婚式にでること付き添うこと。いい父親じゃなかった。必要な時にいてやれなく、土曜にでんわしただけだ。最後にレイチェルを諭すこと。自分のしたいことのリストは何だろう、考えてみたいですね。
レイチェルとハワイへ行く。スカイダイビングする。レイチェルは夜更かしの生活を変えれない。パパの歴史の時間だ。音楽、空襲のアリゾナ記念館だ、母との庭掃除、グリーンは3年間いたのだ、一番長かった。不良だった、雑用のバイトをしていた、薬も買えた。じいさんも軍人だったのだ。船に乗せて計器を説明してくれた。パパは海軍に反対した。長髪にしていた。みなパパが反対した、全てが嫌いだった。愛国主義、義務感、権威主義、名誉、海軍に反発した。グリーンが若いときしたサーフィンをする。夜レイチェルはベッドで一人泣く。その後薬を飲み、夜の町へ行く。見送るグリーンだ。
イマジンもレイイェルは知らない。町が遠くのテレビもない別荘へ変わる。泳いで散歩する。レイチェルの車の運転の練習をする。グリーンは頭痛で苦しんでいる。目が悪くなっている。ビーチで、二人は薬の話をする。鎮痛の麻薬がなくなっている。グリーン「お前を愛している、見どけることができない、お前の両親は最低だ、17の時に世の中に腹を立てていた、父親のパパはもういなくなる、どうするんだ」。一緒に歩いていて、突然グリーンはけいれん大発作を起こす。コーディがやって来た。右半身は不全麻痺だ。グリーンはここで最後を迎えると決意する。グリーンの昔話にレイチェルは馬鹿話ばかりだと切れる。コーディがいって、レイチェルも苦しんでいるのだ。コーディ「大人になって、すぐに死ぬのよ、最後のチャンスなの、これを逃したら一生悔やむことになるの」。レイチェルはじっと下を見る。グリーンは右半身は動かず、歩けない状態だ。咳込んでいる。最後にコーディに手紙を書いて貰う。それを卒業式とか結婚した日に開けて欲しい。コーディ「一言一句が心に響くわ」。涙。夜ベッドに横たわるグリーンだ、あのERでバリバリ仕事してきた姿を思うと胸が痛い。レイチェルに言い忘れていることを思い出していた、グリーン「寛容の心、心を大きく持ちなさい、自分の時間に、自分の愛情に、自分の人生に」。レイチェル「分かった」。グリーン「ごめんねレイチェル、もうクタクタだ、決して泣かないで」。レイチェル「泣かない」。グリーン「心を大きく」。レイチェル「そうする、その歌覚えてるわ、忘れない」。無人のER、歌「虹の彼方」ハワイアン版だ。歌詞が心にしみる。涙。歌の終わりで、グリーンの死をコーディが確認する
場面は変わり、ERスタッフが登場して、埋葬シーンだ。ベントンもいる、本妻もいる。帰りの車でレイチェルはエラに会いにきていいと聞く。もちろんあなたの妹だもの。車を降りて、庭の風船を一つ青空に飛ばした。まぶしそうに空を見上げるレイチェルだ。終わり。美しいハワイの海と空だ。そんな中で最後を迎えるのだ。悲しい出来事だが、ゆっくりした日々で心傷つくことがなかった。有り難う、グリーン先生
ER8★★★ 第176話「緊急事態」「サードウォッチ」とのクロスオーバーエピソード
ルイスの留守電に姉クロエの娘スージーから助けを求める連絡がある。心配になったルイスは急きょ、ニューヨークへ行き自分で探す。クロエの捜索に当たるのは市警第55分署の警官ボスコとヨーカスです。ルイスは二人に同行しクロエとスージーを探す。見つからない、姉が薬物中毒の既往があった。ニューヨークは混乱の町だ、荒っぽい。ホテルが見つかった。薬物をやった形跡があった。薬物の溜まり場で、昏睡レベルの姉を見つけるが、子供はいない。ナルカン、IVHラインをいう。救急車の中で心室細動だ、DCかける、挿管を主張する。州が違うと治療ができない。病院で回復した。「子供は知らない、私たちもう駄目、馬鹿よ、ごめんなさい」と泣き崩れる。子供はみつからない。どうなったのかな。
暴力事件以来、初めてアビーは自分のアパートに帰る。偶然コバッチュとカーターは鉢合わせだ。精神的に不安定なアビーは再び飲酒をはじめ、カーターは心配する。一方のコバッチュは、飲酒はアビーの自由意志だとカーターに言う。ERに飲酒運転の交通事故だ。昼食に軽く飲んだだけだ。カーターはアビーに戒める。死亡してしまった。カーターとコバッチュは喧嘩だ。最後にアビーはカーターに感謝する。アパートでは物音でアビー過敏になり不眠となる。
プラットは相変わらず自信過剰だ。薬物中毒患者だ、弟が胃から出てくるので、切ってくれという。自分でナイフで切ろうとする。すんでの所でカーターが来て事なきを得る。監督医のカーターのサインなしで患者を帰した。腹部銃創患者で大変なことになる。4mからの転落した子供だ。頭部裂傷だ、コーディも治療にあたっている。両親が来た。CTでは血管の修復は不能だ。両親は諦めきれない、軸索損傷で回復不能、痛みも感じない。人工呼吸器を外して見送ることにしたが、コーディはその場を去る。腹部銃創の警察官だ。研修ガラントとはいさかっている。ガラントが挿管した。心肺停止でプラットとガラントの二人で危険な開胸で蘇生を始めた。ロマノらの懸命の処置で患者の一命は取り留めるが、監督者カーターが注意される。カーターはプラットに注意するが、プラットは聞く耳をもたない。カーターも大変だ、「今度やったら首だ」という。プラットへ帰れろという。出来る奴は紙一重だ。
グリーンはレイチェルを連れ、自分が育ったハワイへ。そのレイチェルからコーデイに緊急連絡が来る。休暇を貰う、ロマノは「なんでもするぞ」。コーディ「祈って」。泣けるな。
アメリカでは人を頼ることは許されない、何で支え合って生きては駄目なのか。アメリカにも弱者はいる、しかし救済されることない。弱者が集まり、マスコミなどの力を動かし、強者となれた時に、初めて救済されるのだ。
ER8★★★★ 3話まとめてアップだ、今週は感動だ。これから目が離せない 
第173話「秘密とうそ」1月26日
職務中に不適切行動で、カーター、ルイス、アビー、コバッチュ、ガラントの5人が罰として特別に講義を受けることになる。しかし当日、大雪のため担当講師が遅刻、待たされる5人の会話がはずみ、それぞれの生い立ちやプライベートが明かされていく。特別編でしたね。それぞれ複雑な思いがあるのですね。アメリカは世界中からなだれ込んだ人間の物語だ。カーターの裕福な人生はコンプレックスになるのですね。コバッチュはクロアチアなので、本当に辛い思いをしている。ガラントは黒人だが軍人家族で愛国心を誇りに思っている。カーターとコバッチュはアビーのこともありぶつかる。最大のネタは初体験の話だった。
第174話「すぎ去ったこと」 2月9日
女性ジョアンは今は元気だが劇症肝炎が予想され肝臓移植だ。一刻を争う生体肝移植に、提供者として妹テリーが最適と判明する。しかしテリーは優勝間近のバスケットボールの決勝リーグの試合を優先して去る。お互いに自分勝手に生きてきた姉妹の悲しい選択だ。コーディは立ち尽くす。
呼吸停止で搬送されてきた少年ビクターは、子宮の中を再現し親子の絆を作ろうと、養父母がビクターを水中に沈めたのだ。心を開かないビクターに悩んだ養父母がセラピスト(一応ドクター)に頼み行なった民間療法だった。怒るグリーンだ。相変わらず重症患者も死亡患者が続出だ。
ホテル暮しを続けるコーデイは職場でもグリーンのいるERを避けていたが、ロマノに外傷担当を言い渡される。一方、延命のための化学療法を始めたグリーン、予想外に副作用が苦しくERを早退し、思わず病状を告白し、一同は病気の再発を知る。それでも出来るだけ最後まで仕事をすることにこだわっている。
第175話「空に輝くオリオン」 2月16日
新しいインターンのプラットが来る。自信過剰で生意気なプラットをグリーンが指導する。反抗的なプラットだが、ルイスからグリーンの病状を知らされ素直になる。ウィーバーらはグリーンを気遣いフォローしようとするが、病状の進行は早く、グリーンは挿管チューブを落とし、床に滑りショックを隠し切れない。ERの常連さんが登場する、その対応・診断・処置は極めて的確だ。そこへ先妻ジェニファーがグリーンに会いに来る。逢える時間は余りにも少ない。グリーンは「二人で選んだ道だ、後悔はない、こういう運命だったんだ」(悟りの境地だ)という。レイチェルのことが心配なのだ。7月に会おうというが、グリーンは時間がないことと悟り、思いを告げたい。雨の中ジェニファーのタクシーが走り去るシーンは秀逸だ。
グリーンは死を目前にした患者の姿(延命拒否の多発性硬化症患者だが息子は最後に混乱して救急車を呼んでしまう、弁護士の娘が来て、患者の意志を書類で示し、自分の運命も深く考え、抜管を指示するグリーンだ)を見て、自分の死について決意する。家族のため延命治療を望むコーデイに、グリーンは化学療法を終了する希望を述べERを去る。これまでERを支え続けてきたグリーンも去ってしまうのか、あとはカーターに託した。
ER8★★★   171話「運命の波間に」
ドラッグを誤飲したグリーンとコーデイの娘エラの容態は峠を越え、回復の兆しを見せる。無事抜管できた。脳波も正常だった。病院に現われ謝るレイチェル(警察に通報していない)だが、コーデイは許すことができず、家を出て行けと言い放つ。グリーンはレイチェルを思いやり、コーデイを説得しようとするが結果、激しい口論となる。レイチェルが見舞いに来る、釈明し謝罪する。コーディ「出て行きなさい」そのとき、グリーンは体調の異常に気付く。舌を噛んだのだ。舌が右偏位した。再発だ。MRIを取ることにした。グリーンはエラの世話をしている。コーディが戻ってきて交替する。
(1)カーターの母エレノアは、ボランテァでミッキーの介護をしているが、ミッキーは末期の白血病患者で100%が白血病細胞だ。エレノアは治療にも口出しする。安いヒューマニズムだ。ミッキーは急に喀血する。血小板3万だ。IVHは入っている。ミッキーの看護に耐えられなくなりついに病院を逃げ出してしまう。死を受け入れろと叫んでしまう。カーターは外で待つ母を追い、話をする。母は長男が死んだことで心の傷を持っていた。カーターは伝える、死んだ長男は母を気遣って母を信じる振りをしていたのだ。このことは秘密だとカーターに約束したのだ。約束を破ってしまった。しかし母子は理解した。
(2)差し入れを食べた肥満の受付が吐き下しだ。休む。他にも広がりそうだ。次々と、ウィバーも下痢で帰ってしまう。久しぶりの受付のジェリーも差し入れを食べてしまった。
(3)コバッチュがボスニアでのボランティア医療活動から帰ってくる。人手が足りないので早速患者を担当させられる。
(4)アビーの隣人ジョイスが、再び夫の暴力を受けてアビーに助けを求めてくる。頬骨骨折だ。写真をとる。皮下縫合。アビーは今度こそ別れることを勧めるが、警察も来て貰うがジョイスは煮え切らない。その一方で夫のブライアンはいなくなったジョイスを探してアビーの部屋を訪れる。警察を呼ぶアビーに激昂したブライアンは、部屋に押し入りアビーに暴行を加える。鼻骨骨折のみで偏位はない、保存的にみていく。こわい恐怖ドラマだよ。ERにくる。 レイプセットで検査する。レイプされていないようだ。ルイスの所に泊まることにした。コバッチュはブライアンを殴る。ブライアンは引っ越すことを約束する。
(5)男の指輪を飲み込んだ患者だ。指輪がないと怒られるので胃カメラでとるか、排便されるのを待つか。
(6)猿に噛まれた外傷患者だ。次は事故の子供だ。角膜損傷だ。他にもいたかも・・・
(7)食べ放題の客の呼吸困難少女患者、グリーンはソルメドの言葉が出ない。甲殻類アレルギーだ。食べてばかりなのだ。ダイェットを勧めた。男の子は嫌い。ママが3ヶ月前に再婚した。これが過食と男への嫌悪の原因か。
  ☆    ☆
患者は次々来る。エラを巡りグリーンとコーディの争いは決定的だ。コーディは完全にエラだけの母になっている。今回はグリーンを巡る感動のドラマへの第一段階ですね。今後は感動の山場を迎えるでしょう。アビーを巡る家庭内暴力の夫婦の話も大変だ。アメリカはもっと論理的で冷静かと思ったが、情の部分もあるのですね。カーターの母の心の傷もようやく癒される時が来たようです。こうしてみると人間の弱さと裏の攻撃性の難しさや悲劇を受容する過程の困難さを思い知らされた。どうしてもっと軽く生きていけないのでしょうか・・・

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