もっと恋セヨ乙女    NHK 月−木曜 23時    プラウザの 戻る← で戻ってください

作:岡田恵和     演出:大友啓史     音楽:おかもとだいすけ

★家族キャラ
幸子(真中瞳):周りが濃いキャラなので、演技もセリフも普通でいい。オーバーな演技だが、嫌みにならない。ユンタクでいじられ役、脚本と演出の勝利だ。
父・健吾(小野武彦):変わらないことでドラマの中心だ。ここは安心です。
伸子(山口あゆみ):だるい系、冷静(嫌み)系もメガネも進化。色ぽい大人になったのでNHK以外でも活躍して欲しい。

★ユンタク・キャラ

町田奈々子(佐藤藍子):バツイチ看護師は今回も爆裂。ツッコミ役です。
富田比奈子(酒井若菜):主婦ながら伝説のモー子キャラは久しぶり、嬉。ボケ役です。本当に光っています。スポットでの一人芝居素晴らしい。

★研究室キャラ
大沢慎太郎(石塚英彦)と中西春恵(斎藤こづ恵)のダイェット競争、温井実(与座嘉秋)と瀬戸カトリーヌの恋など、個性爆裂して、ドラマの珍味=隠し味です。吉澤ひとみは、微妙だ。

倉沢克宏(筧利夫):1年も経て、独り言が増えた。新しい恋のサブの語り部だ。幸子の恋の変わらぬ中心だ。それが証拠には父と一緒に幸子のユンタクに耳を傾けている。
もっと恋セヨ乙女★★★   6週最終  6月26日放送
1日目、おばさんが見合いを持ってきたのだ。伸子、山口あゆみさんの足、美しすぎる。キャラ変わった。八木秀雄(笠 兼三)、32歳で大手会社の独身。受付で浮かれた幸子は、見合いがバレバレ、自分で喋っているか。温井は専業主夫を勧められた(アットホームダッドかな)。倉沢は独語満載だ、今回は倉沢が恋の相手ではないの? 研究室でも幸子は自分から見合いを喋る。倉沢まで知られるところになる。キャラ壊れた。夜、倉沢は家に寄る。父に抗議しているところへ、3姫のユンタク開始だ。比奈子「いいのです、付き合っている途中にやった、クマに電話した、クマはいいじゃないか、クマは走る」。比奈子のスポットライトだが、奈々子にクマの乱入と言われる。比奈子、落ち込む。ター君に悪い。奈々子は見合いしていない、バツイチで2週目だ。比奈子の説明で、奈々子は行列に早く付いて手に入れたがが、捨ててしまった、そして又行列に付くが、長い長い行列がついている、なかなか商品は手に入らない。写真を見せる。二人はヤギかな、その通り八木さんだ。おしまい。
2日目、比奈子「先輩は条件を気にせず、恋愛モードで玉砕だ」。奈々子「お見合いは似合わない」。比奈子「女の幸せ、好きな人か、思われた人と結ばれる、私は分からない、余りにも思い合っているので」。幸子は悩む。倉沢は田舎の母の見合いを断っている。そこへ幸子がやってくる、妄想オチだろう。ブランコに二人で乗る。やはり書かなくて良かった。伸子がコンビニ帰りに発見する。伸子「ねえちゃんが好きすぎておかしくなった」。倉沢「はい」。伸子「ちゃんと言ったほうがいい」。倉沢「伸子さん、僕の妹になってください」。言われても困るよ。お見合いの日が来る、幸子は振り袖だ、父は普段着だ。出ないという、伸子が介添えだ。相手はやはり八木だ。おばさんが適当な写真を伸ばして勝手に作った。八木、「話があって、おにぎりを買いました、僕は印象薄いのです、働いている元気な姿で良かったです」。子供からのあだ名もヤギだった。好みは「私を好きになってくれる人かな」。伸子は席を外そうとしているが、「若い二人にまかせて」。伸子は同じ建築関係で、二人は盛り上がる。手を繋いでいる。倉沢は走る。見合い会場を知らなかった。
3日目、倉沢は家へ行くが父がいるだけだ。倉沢は父に「幸子さんを下さい」。父「嫌だ、幸子にまだ言っていないのに、あんたを応援しているわけじゃない」。夜のユンタクが始まる。幸子は帰っていない。父「見合いの結果、気にならないのか」。倉沢「怖いのです」。父「OKだったら1回、駄目なら2回、犬の遠吠えする」。倉沢は隠れている。幸子が帰ってくる。結局、幸子は自分の恋を振り返る。辛い、立ち直れないほどの恋をしていない。それでいいのかな。見合いして良かった。だから・・・で電話がある。八木からだ、すぐ近くにいる。二人でユンタクだ。他は聞き耳だ。八木は何回も見合いしているが、自分から言うのは初めてです。八木「今回のお見合いなかったことにしてください、素敵なひとでした、あなたもいい人だと思ったでしょう、それは悪くないからです、それじゃ嫌だ、あなたに愛されたいと思った、断られるのは嫌だ、それなら一層自分から断りにきました、私も自信を持てるように思います、あなたの返事はいわないでください」。ちょっと理解難しい。ユンタク、皆「八木、いい奴だ」。幸子「私が振られたみたい、断ろうと思ったのに」。ギョーザだ。その時、犬の遠吠えがある。本物の犬で1回だ。OKしたのか。倉沢は落ち込む。父は2回遠吠えするが、倉沢はいない。
4日目、朝の父とのジャブだ。倉沢が来ないね。おばあ「飲み過ぎに注意」だった。会社では、温井にみどりが帰ってきた。単なる法事だった。倉沢は腑抜けだ。見守り男で終わった。ユンタクではおばあが泡盛を持ってきた。酒盛りが始まる。外で見守る倉沢だ、祝杯のように見える。伸子に会う。倉沢「ねえさんに決別を」。伸子「誰が結婚するの」。倉沢「えぇー」だ。そこへ犬が遠吠えする。倉沢は入ってくる、ベロベロに酔っている。倉沢は史上最大の告白をする。「あなたを見続けた、恋の顛末を見守ってきた、どんどん好きになった、恋も失恋する顔は辛かった、でも我慢できない、好きだって言いたかった、でも言えなかった、勇気がない、僕はあなたの近くにいたかった、断られ家に来られないのが嫌だった、天野幸子が、好きだ×5、愛している、俺を結婚してください」。言い終えたが3姫は寝ている、聞いていない。父と伸子は聞いていた。伸子「素敵でした」。倉沢「ほっとした、まだ振られなくていいのかな」。父「せつないね」。泡盛を飲んで卒倒する倉沢だ。幸子が目を覚ます、「何か、大事なこと聞き逃した気がする、これで終わりなの」。幸子は嫌がるが、おしまいだ。幸子以外は寝ている。幸子3ピースだ。
女、寅さんだね、NHK版の永遠に続く。真中瞳さんが死ぬまで、笑。
もっと恋セヨ乙女★★★★  5週 6月19日放送 6月20日アップ 「ママになってよ、ベイビー」 
1日目、朝のバトルだ、幸子「できちゃった結婚だったりして」。実はその上です。いつも来ているお得意の松田(忌野清四郎)の「子供の春樹が、ここのオニギリが好きだ」。春樹「違うよ、僕じゃなくお父ちゃんが」と言う。これまで毎回出ていましたが、忌野さんはメイン・ゲストで登場です。おばあ「なくはないね」。倉沢の独語もカットバックで、セリフが字幕で出る荒技だ。「しばらくお待ち下さい」、「以上」の印刷が出る。会社ではみどり先輩が実家に結婚の報告です。受付でも、吉澤ひとみさんでない方・京子(揚原京子さん)が、主張した。彼女は土スタのアシスタントしています。今週はウニプリンが試食だ。大沢に子供は4人、皆太っていることが発覚した。家に幸子が帰ると、春樹の迎えに言ってくれと電話での依頼がある。可哀想な人には弱い幸子は、一人悲しそうにブランコの春樹に同情した。春樹「あ、父ちゃんの好きな人だ」。この子の気合いの入った棒読みは忌野さんの低音の棒読みと好対照です。夕食までご馳走する。ユンタクが始まる。春樹「おばちゃんたち」と言われ、比奈子と奈々子は狼狽する。そこへ父は走って来る。
2日目、松田に惚れたのだ。分かりやすい。比奈子「失恋するに決まっている」。幸子「でも、松田さんが好きらしい」。そこで伸子の山口あゆみさんの大アップで、スポットライトの予定が、あっさり交わされた。知らない伸子は一人だ。毎日来ていたのは、気があるからだ。奈々子「結婚すれば子持ちだよ」。幸子「父ちゃんも孫が見たい、春樹君は可愛い」と、完全に恋愛モードだ。朝は春樹のサッカーボール弁当だ。すっかり春樹の世話をして夕食も作った。懸命になればなるほど、松田は戸惑う。春樹に家に来てと言う。倉沢の独語はスーパーまで登場だ、これは「ゴドーを待ちながら」のベケットの究極の小説の主人公の存在の仕方だ。
3日目、毎日幼稚園へ迎えに行く日々が続く。そして松田の家にまで行く。春樹と幸子は一緒に食事を作る。鍋です、簡単ですがおいしい。食事で人が分かる。松田は食事は楽しむものではなく、2年前にかみさんが死んで、その後はしなきゃいけないものになっていたと語る。プチ感動。ゲームをするが春樹の方がうまい。そして春樹「僕のお母ちゃんになって」。松田「そりゃ好きだ」。春樹「じゃ決まりだ」。倉沢と伸子は家の前で会う。中に入るが、幸子なしのユンタクだ。淋しい、行ってしまいました。伸子がユンタクで幸子論だ「可哀想な人をみると、自分の居場所を見つけ生き生きしてしまう、お姉ちゃんの好きになる人は完璧でない人が多い」。倉沢「私は完璧だったの駄目だ」。比奈子「そうだ、倉沢はほっといても大丈夫に見える」という。その通りだ、一人用鍋で楽しいそうだ。幸子が帰ってくる。ふらつきなf¥がらも「結婚するかも」と言う。
4日目、父にプロポーズされると受けるかも、父は反対じゃないのだ。倉沢に幸子は夕陽丘遊園地でプロポーズされると言う。松田がやってくる。そして父に、「おとうさん、幸子さんをくださいって言うと思った、爆、だけど言いたかったな、素敵なお嬢さんですね、ご迷惑かけました、幸子さんの優しさに甘えてしまいました」、本当にびっくりだ。遊園地で楽しむ。松田「幸子さん、仕事落ち着いた、色々お願いしなくて大丈夫です、明日から前見たいに、お客と看板娘になりましょう、本当に楽しかった」と言う。幸子「ママになる準備は出来ていた」。松田「結婚は誰かのためにするもんじゃないない」と戒めた。父に「春樹には分からせます、これでも父親ですから」と言う。松田「ありがとう、笑わないと」と幸子に言う。帰り、公園のブランコで父は待っていた、そして「ギョウザ食うか」。今回は比奈子と奈々子と伸子がギョーザを作っているか、餡がはみ出している。倉沢は一日中夕陽丘遊園地を彷徨っていた、そしてギョーザの臭いで元気になった。おしまい。
倉沢の独語は完全にベケットの小説の語りだね。感動したよ。NHKのBBSでは忌野さんは本当に骨折したと記載があった。テンション低いセリフと演技は最後に感動でした。結婚は誰かのためにするもんじゃない、ですか。自分はかみさんのためにした、かみさんは俺のためにした。相互ボランチアだ。来週は最終週でお見合いするらしい。
もっと恋セヨ乙女    4週    6月5日未明放送  6月20日アップ
馬鹿野郎NHK、レーガンさんの国葬で放送時間変更で、この週は20分しか録画されていない。悲しい。10分は長めにしたのに、涙。
1日目。定番で朝のオニギリ作りだ。夜のユンタクは父のためだったのか。それで、外で飲むことになる。冷静な伸子さんが進行係か、夜が静かで淋しい。倉沢の独語は長く続くぞ、「存在は薄いぞ、舞台に上がらなければ主役にはなれない」。父と伸子と倉沢でユンタクだ。3人は今日はユンタクは外だ、人だかりに近寄る。「あなたのために詩を書きます」、路上詩人だ。比奈子は主婦だが、よく知っている。幸子は食べ物以外では並ばない主義だ。空いている方にいく。今回のゲストは空いている路上詩人の森尾英治の金子貴俊さんです。目をそらさないで、1分間僕はあなたに恋をするからで、幸子の一目惚れが完成だ。早いぞ。開始10分でfalling loveだ。「大丈夫」 助走は長ければ長いほど、きっと高く飛べるから、と書いてくれました。そして幸子の家に帰ってきた。
2日目。比奈子の解説が入る。「占い同様、誰にでも通じるような、先輩だけに通じるものでなく、当たり前のことを言っている詩です」。効き目なし。倉沢は走り高跳びだと解説する。伸子は駄目だ。奈々子「幸子の恋は助走ばかりだ、助走だけで終わったりして」、爆。幸子「助走短く、フライングしたくせに」と奈々子に返す、比奈子も爆。幸子は恋愛モードだ。これで録画中断だ。淋しい。再放送しろ。抗議しようかな。
もっと恋セヨ乙女★★★★  3週 6月5日放送  6月6日アップ 「待っていますといえなくて」
最初の日は白いシャツに黒丸の模様に違和感だ。父親が「恋愛は条件じゃない、惚れたら欠点も愛せる、かあさんが着る物を買ってくれた、それが楽しみだった」と語られる。その話を聞いて、忌野清四郎さんが泣き崩れている。幸子「これからは私が着る物買うからね」。受付での小ネタで、吉澤さん指を鳴らしました。ちょっと意外。倉沢は朝5分起きるのが遅れた。独語は増すばかりだ、今回は5分遅れたため、全てのエピソードに絡めないまま終了する。研究室での小ネタ、一見ミスマッチの組み合わせで、世間を変えている、素晴らしい仕事だ。斎藤こづ恵、人間関係でも食わず嫌いは駄目でまとまる。これが前ふりのテーマです。倉沢はここでも遅れる。夜のユンタクだ、今週はパンダの貯金箱だ。比奈子が熊を好きにあったことも、続き、嫌いな男も
が運命の人かも知れない、と続く。幸子の嫌い「キザで、ホスト系、服が革ジャン、サングラス、アクセサリーじゃらじゃら」と具体的だ。そのユンタクを見ていた、水川清四郎(高知東生)がおにぎりを買うため覗いていた。幸子の嫌いキャラにピッタリだ。次の日、古びたレコード屋の前で、一人「西新宿で逢ったひと」を歌っている、昨日の水川だった。
2日目、旗が2本あり、金のピカピカの服で、蝶ネクタイ。この曲が妙に耳に残る。幸子は家でも無意識に「西新宿で」と鼻歌を歌う。ユンタクだ。今日は何もないかなと思われた。見回り男倉沢はブランコで遅れている。ここでも鼻歌が出て、比奈子が考え中だ。文字が画面に流れる。比奈子「それは愛してしまった、頭より先に身体が愛した」。奈々子「嫌らしい」。比奈子「そんな意味じゃない、私は乙女」。プチ論争だ。そこに父と伸子が登場「先へ進め」。比奈子の解説「あの彼は先輩のもっとも嫌いなタイプです、しかし人間は理屈を越えて愛してしまう」。父「その通り」。幸子「エーッ」と言う。奈々子が友達がレゲエの嫌いと言っていたが、結婚してジャマイカで暮らしている。朝も「西新宿で」と鼻歌歌ってしまう。研究室でも、「西新宿で」が流行ってしまう。倉沢も口ずさむ。レコード屋で「西新宿」を歌う水川を見つめる幸子だ。そして、「好きになったかも」と告白だ。
ここで2分間の年金法案のニュースが入る。これ録画予約していたので、最後が切れていた。3日目、幸子「嫌いなのに、演歌も嫌い」。水川「少し嬉しいが、100ほど傷つく、俺のは演歌じゃない、ムード歌謡だ、コンセプトはピュアだ、男と女の出会い、別れ、女は身を引く、悲しい恋だ、流行じゃないが、そんな歌があってもいいじゃないか」。幸子「感動です、売れると良いですね、でも少ない人に向けてだから、売れなくていいのだ、応援します」。幸子はビラ配りを手伝う。倉沢は「西新宿」が気になる。CD店へ行き、フレーズを歌うが、外れている。店員のマギーさんは、あれは自分の曲でです。売り込みだ。居るんだ、声色変えて、有線に、自分の曲をリクエストする人もいるんだ。その通り、水川は有線に電話している。幸子も男の声でリクエストする。ユンタクは全員「西新宿が耳に残るが。「西新宿で、か、の」で喧嘩だ。比奈子と伸子は「で」派、父と奈々子は「の」派だ。そこに幸子が水川を連れてくる。父は「あんたの歌を聴かせてくれ」と熱く語る。論争の決着が付けたいのだ。乗り出すように怖い顔で真剣に歌を聴く。「西新宿で」で大喜びだ。水川は真剣に聞いて貰って喜ぶ。全員意味もなく、貰い感動だ。
4日目、幸子は比奈子や父の話で、「全然嫌いなタイプなのに好きになった」。幸子は後援会長になり、売りつけるが、全員断るが、父は気に入る。店にCDなどを置くことになった。朝水川が来て、おにぎりを食べて「毎日食らべれたら幸せ」と言う。それ、プロポーズと喜ぶ。研究室では、西新宿が分かったので喜んでいるが、幸子にCDを買わされる。水川は幸子達に出会って、「勇気を貰った、南アメリカの日本人たちに歌わないかと言われていた、決心つかなかったが今日決めた、骨を埋めるつもりでいく」。幸子の恋は終わった。父はギョーザを焼く。「西新宿で逢ったひと」の歌 悲しい恋をくりかえす 嫌いになれたら  楽なのに 幸せ はじめて 教えてくれた ・・・と字幕で歌が出る。幸子はブランコで泣く、「私がムード歌謡になっちゃた」。皆が迎えに来た。
とにかく高知さんの「西新宿で逢ったひと」は頭に残りますね。本人が歌っているのですね。衣裳のチープさ、このレコード屋がまたぴったりです。話はありきたりです。これはキャラで見せて、ボケで楽しませるドラマです。しかし、残り2分見られなかった。油断召されるなおのおの方。NHK受信料払わないぞ。怒。年金法案なんて不完全な法案が、政治日程の中で進む。それを総理が他人事のよう(多分自分が総理であることを忘れて、国民の目線で話すので、国民に人気が出る、変な事だ)、に、「こういう事をやらないよいけないんでしょうね」。呆れた。総理も呆れる国会だ、でも総理自身にも自分は呆れている。
もっと恋セヨ乙女★★★★  2週 5月29日放送 6月2日アップ   『変身してはみたけれど』
今週の恋の相手は倉沢の後輩の高沢行彦(杉浦太陽さん、「てるてる家族」のローリーで活躍)でした。
初回に高沢は「おまけつき」商品の開発のために「オタカラ」会社に入った。途端に桃色画面となる。幸子の一目惚れで始まる。高沢は変身キャラの「ガイゼイバーZ」の「おたく」だ。そんな彼と一緒にガイゼイバーを好きになってくれる女性はいない。このガイゼイバーZ見たことあると思っていた。もしかして民放のキャラを使って良いのかなと危惧していました。NHKのHPを見ると、何とガイゼイバーZは、NHKのニコニコ日記(大森美香さん脚本)で登場したキャラの再登場です。悪く言えば使い回しです。素晴らしきNHKだ。幸子は一生懸命だから、自分もガイゼイバーの着ぐるみは着る、本は買う、オタクに変身する、勿論本物の変身シーンを実演する。ガイゼイバーの決めセリフが「さあ人生を切りひらけ」。これが幸子のキャラと一致しているのだ。
2回で高沢とデートし高沢のオタクの始まりが分かる。彼が小3で身体が弱く、デパートに逃げていて、カツアゲにあった時にイベントのガイセイバーのヒーローが助けてくれた。「君に力を与えよう」と声を掛けてくれて、元気になったのだ。そして夢みる恋の相手は幸子さんみたいにガイゼイバーを共有できる人だった。ユンタクで幸子に調べる比奈子は電灯を幸子に当てて、取り調べの真似あります、笑。
3回でユンタクの3人で、一緒に決めポーズの研究だ。比奈子さんは、何となくクネクネも入りながら切れが会ったような。酒井若菜さんはピンクゼイバーに決定です。何と、クールでシニカルな伸子も父と一緒に変身シーンをやるのには大笑い。みんな真剣なのです。デートで映画、おもちゃ屋、公園でデートとなっていく。高沢の誕生日が近づき悩んでいると。比奈子「私をあげる」を助言する、本気になるのが幸子だ。うまく行くかで、比奈子の旦那のあだ名熊に対して比奈子が鮭を演じるノリ・ツッコミが絶品だ。幸子は馴れないミシンで衣裳を作る。当日、公園で扮装してガイキュティーで登場だ。プレゼントはガイセイバーの衣裳だ。もちろん高沢は細かいポイントで色違いを指摘してしまう。とにかく二人して公園で、扮装して歩いて、決めポーズだ。目立って盛り上がるが、チョー恥ずかしい。
4回でユンタクで「幸子は疲れている」と指摘される。起承転結がはっきりしているから、今回で失恋するのだが、疲労しながら、のめり込んでくる幸子に高沢は怖くなったのでしょうか。土手でデートしていて、大事なガイゼイバーのフィギィアを落として、それを拾うために二人は転がり落ちる。高沢は幸子を助けないで、フィギィアを取りにいく。高沢「こんな男です、幸子と付き合う資格はない、ありがとう」といって、恋の終わりだ。淡々と終わるのはいつもの通りです。そして父はギョーザを焼き、幸子たちはブランコで恋の終わりの余韻にひたる。おしまい。
ストリーは定番の使い回しですが、とにかくキャラが立っているので、デーテルで十分楽しめる。今週はガイゼイバーZの登場につきる、杉浦太陽君が生き生きと演技していた。
★新たな発見
伸子:欲しいものアンティークの地球儀、トムトーレンスらしい。詳細不明。結局決めポーズを踊る、笑。
倉沢:やたら独語が多くなった。スポットでの独語も彼が担当した。
ユンタクの置物:賽銭箱になった、以前は招き猫の貯金箱だったと思う
★土スタパに真中瞳さん登場
幸子キャラのキーワード:一目惚れ、一生懸命、食べる、振られるが前向きで打たれ強い。
真中さんの幸子度テスト:2点(10点)で全く低い、クールで正反対でした。
ユンタクでの真中さん:佐藤藍子さんと酒井若菜さんお証言で、真中さんは「姫」扱いです。
2年ぶりの「もっと」の進化:恋に恋する女から、恋する女へ進化。真中さんは期待と不安があった。食べる量が増えたらしい。
恋せよ乙女★★★★★  1週  恋のリサイクル キャラで楽しませてくれるということ
このドラマは家と会社のキャラを確立して、進化して自在に絡ませて、もう何をしても面白い。「ゴーヤさきいか」、「餃子かまぼこ」のヒットで会社は立派になった。研究室も機械も新しく立派だ。昔の家内工業研究室も好きでしたが。
今回は小学校の恋?の相手里見(RIKIYA)がゲストです。名前が白い巨塔を意識した(見る方の後遺症)。お決まりのパターンで勘違いで始まり、妄想で盛り上がり、ほのぼのした想い出で終わる。ストリーはどうでもいい、定番です。里見は幸子にお礼を言いいたい。幸子の助言でキョウコと付き合えた。そして結婚する予定まで行った。しかし事故で死んだ。落ち込む里見は昔の面影を辿る。小学校の教室で二人は昔を思い出す。今は小学校もセキュリティに気を付けているが、まあ、いいか。小学校時代の想い出シーンだ。幸子は里見に付き合ってあげると宣言した。ユンタクで奈々子「彼を好きになるのはやめな、辛いから」。里見と幸子のタイムスリップの回想療法だ、癒しの旅は美しく続く。吉田拓郎さんの歌だ、懐かしい。映画「片想い」を見る、本当に好きになった。里見はプールで助けられたことを思い出すが、幸子がキョウコにすり替わっている。悲しい。幸子と話すことで、死んだキョウコの想い出が増える。ユンタクで、奈々子「好きになったね」、比奈子「元気になったら会えなくなる」と厳しい指摘。悲しい恋だ。里見「仕事も身に入らない、この町に住もうかな」。幸子「駄目だ、この町で想い出に浸ってばかりじゃ駄目だ、もう来ないで、私は付き合わない」。里見「もう来ないよ、本当に有り難う」。淡々と恋は1週で終わる。この決まりは続く。全員に携帯で失恋情報は伝わる。父のギョーザも定番だ。父「良いことはないが、幸子は良いことをしたんだ」。

★家族キャラ
幸子(真中瞳):周りが濃いキャラなので、演技もセリフも普通でいい。オーバーな演技だが、嫌みにならない。ユンタクでいじられ役、脚本と演出の勝利だ。
父(小野武彦):変わらないことでドラマの中心だ。ここは安心です。
伸子(山口あゆみ):だるい系、冷静(嫌み)系もメガネも進化。色ぽい大人になったのでNHK以外でも活躍して欲しい。

★ユンタク・キャラ

町田奈々子(佐藤藍子):バツイチ看護師は今回も爆裂。ツッコミ役です。
富田比奈子(酒井若菜):主婦ながら伝説のモー子キャラは久しぶり、嬉。ボケ役です。本当に光っています。スポットでの一人芝居素晴らしい。

★研究室キャラ
石塚英彦と斎藤こづ恵のダイェット競争、与座と瀬戸カトリーヌの恋など、個性爆裂して、ドラマの珍味=隠し味です。吉澤ひとみは、微妙だ。

倉沢克宏(筧利夫):1年も経て、独り言が増えた。新しい恋のサブの語り部だ。幸子の恋の変わらぬ中心だ。それが証拠には父と一緒に幸子のユンタクに耳を傾けている。

★音楽もエンドロールも楽しくて、子役も可愛い。エンドロールだけでミニストリーになっている? ビールはスーパードライに似ているがラベル名は違った。

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