オレンジデイズ  TBS 日曜 21時    プラウザの 戻る← で戻ってください

ひとつのおとぎ話とすれば、沙絵が姫で、茜は乳母、翔平は騎士で、啓太は道化、櫂は王子じゃなくて忠犬ラッシィーだな。本当は王子はハルキや柿崎のほうだが、人間的に物足りまかったりしていた。真帆は意外にも教育係の姉だったのかもしれませんね。ハルキ、柿崎の描き方を見ると、沙絵は大した女には見えない。物語としては不要なエピソードもあったし、最後の急展開は疑問だった。とにかく2004年の「あすなろ白書」は終わった。
脚本:北川悦吏子      演出:生野滋朗、土井裕泰、今井夏木    プロデュース:植田博樹
主題歌:Mr.Children「Sign」

結城櫂(22)...妻夫木聡      萩尾沙絵(22)...柴咲コウ     相田翔平(22)...成宮寛貴
小沢茜(22)...白石美帆      矢嶋啓太(22)...瑛太        高木真帆(25)...小西真奈美
佐伯そよ子...山田優       桐島あゆみ...上野樹里      堺田教授...小日向文世
萩尾ゆり子...風吹ジュン     ハルキ...沢村一樹         佐野...柏原崇
オレンジデイズ★★★  11話最終回延長  6月20日放送
髭を伸ばした翔平が帰ってきた。沙絵から海外便だ。紙には○が書いてあるだけだ。手術、上手く行ったんだ。タイトル。
研修始まった茜と櫂は話す。二人しかいないのか。茜には手紙が来ているのだ。「手術は上手く行った、ドイツにも馴れた、手話は使っている」。櫂は「俺のこととか」。茜「櫂君のことはない」。がっかりの櫂だ。二人とも会っていないし、ラウンジにも行っていない。翔平がそのラウンジにいる。結局啓太の部屋に翔平がやって来た。チベットいって、カンボジアへ行った。啓太「茜に新しい男できたかも、もしかして卒業だけするつもりです、うちに泊まる気?」。翔平は卒業する気で、泊まる気だ。笑。櫂は悩んでいる。翌日ラウンジで男3人で卒業試験のノートで完璧だ。そこに茜がやって来て、翔平に気づき「そこにいるのは誰?」。啓太「座敷童」、笑。茜は手紙の返事はないし、そのうち戻ってくると、チベットで坊さんか、水牛と結婚したかと思った、と怒っている。「ただいま茜ちゃん」「おかえりなさい翔平君と涙流すと思った」とまだ怒っている。でも二人で話す。また行くのだ。翔平「翔平君、なんでこんな大事なときに一人でいちゃたんです(手紙の内容を空で言う)、返事は2行で詰まる、カメラで茜に話しかけていた」。写真を見せる、「こんな景色を見せたい、こんな物に感動したと、あんたのこと思って写真撮っていた」。茜「許しちゃうかな、弱いな」で元通り。ドイツで沙絵はウェデングのベール選びだ。母が一生懸命だ。CM。
櫂は作業療法のバイトだ。沙絵は犬を連れて散歩だ。後は指輪だと母は張り切っている。沙絵はまだ喋らないようだ。ピアノの自転車も順調だ。卒業単位は翔平、啓太、櫂も取得だ。卒業だ、翔平は茜に電話だ、夜も飲んだくれている。櫂は「大好きです」と、啓太は一人で泣いている。翔平は悪酔いで、櫂と啓太は醒めてきている。櫂「好きだ、沙絵が好きだ、世界で一番、一生好きだ」と歩道橋から叫ぶ。啓太「いいな、そんな人と出会えていいな」。翔平「ドイツへ行き、指輪でプロポーズだ」。翔平はまず指輪だ。朝起きたら翔平は銀座で指輪買うという。翔平「昨日の事をそのままじゃ、きたない大人になってしまう」と沙絵のため全財産3万円出す。ジゴロじゃないのか翔平は? 啓太「親は金持ちだけど、俺は普通だ」、爆。ドイツでも沙絵たちは指輪を買っている。同時進行だ。と思ったら銀座で一緒だった。道路の反対側にいて、沙絵「ひぁーかぁーいぃ」と叫んだ。沈黙、CM。このためシーンのために今まで喋らせなかったんだ。
立ち尽くす5人だ。櫂が沙絵のもとにやって来た、ハルキは気を利かして席を外す。櫂と沙絵は話す。「久しぶり」。カフェで櫂「戻ってきたんだ」。沙絵「卒業出来そうで、手続きなどで来た」。沙絵「試験はレポートに代えて貰った」。櫂「手術上手く行って良かった」。沙絵「ありがとう」。沙絵「真帆さんと結婚?宝石屋さんから出てきたもの」。櫂「えっ、そっちは?結婚するの?」。沙絵はうなずく。沙絵の指輪がキラキラ光り、心をチクチク刺した。櫂は言葉を飲み込み、痛かった。櫂は作業療法室でも元気がない。沙絵は急に元気で結婚に積極的だ。ハルキは複雑に見つめている、「無理していない、止まったら別の事を考えて、自分の本当の気持ちが見えて立ち止まるからじゃない」。沙絵、沈黙、「ごめん」。先週の勢いはどうしたんだ。ハルキ「沙絵ちゃん、はじめて声出したね、その声は、櫂、昔の恋人ではなく、今でも愛しい人を呼ぶ声でした、耳良いから分かる、急がないから考えて、沙絵はおかあさんのために僕との結婚をしている」。沙絵「自分のことなのに冷静ね」。ハルキ「冷静な降りをしている」。外で聞いている母だ。沙絵は堺田教授に卒業の手続きを頼む。沙絵「櫂君は作業療法士の試験どうでしたか」。堺田「本人に聞けば、リハビリセンターでバイトしています、卒業おめでとう」。外で真帆と会う。元彼女の対決だ。真帆の所に佐野(柏原)もやって来ていた。真帆「久しぶり、お茶する、あの日櫂の忘れたシャツ持ってきた日、私確かに彼の家に行ったけど、逆にちゃんと別れられた、私未練あったけど、きっぱり振られた」。横の佐野は話を聞いていて平気だ。沙絵「すごい、大人」。佐野「悪かったね、誤解させて」。真帆「今は会っていない、櫂の事は知らない、何もない」。沙絵は走り出し、10歩でリハビリセンターんお櫂に会う。沙絵「真帆と付き合ってるんじゃないの、あの日、二人で家から出てきた」。櫂「でもそれだけだ」。沙絵「だったら、何で追いかけてこなかったの、私は誤解してあなたを諦めてドイツへ行ったのよ」。それはないよ、櫂「追いかけたでしょう、勝手な事を言うな」。櫂は切れた、当然だ。櫂「大人なら自分の決めたことや言ったことに責任もてよ」。妥当だ。沙絵「あんたってやめて、アタマにくる」。真帆が追いかけてくる。真帆「喧嘩した? あの時櫂はあなたが好きだって言った、あきらめられない、でも自分じゃないかも、不安だ、怖かったんだと思う、あなたを守り支えられるか、心配していた、みんな最初から強い訳じゃない、あなたが喋るの怖いようにごめん、櫂も怖いの、弱いところあるの、それを分かって上げて」。沙絵は無言で立ち去る。沙絵の態度は感じ悪いな。沙絵は自分の部屋で指輪を外し泣く。CM。
櫂の入学試験がある。終わって4人が集まった。啓太「沙絵も呼べば良かった」。茜「そうね、ドイツの式は延期だって、沙絵は櫂君なんだ」。櫂「もう遅いよ」。翔平は櫂に「許せないか、自分を信じてくれなかったことを、世界で一番、一生で一番なら乗り越えられないかな」と言う。櫂は沈黙。櫂は合格だ、堺田教授に連絡だ。堺田「沙絵さんに知らせましたか、気にしていたし、まだいると思います」。櫂がその住所に行くと引っ越して、ピアノだけが残っていた。CM。
リハビリセンターで仕事している。櫂「金を貯めてドイツへ行こうか、僕の好きな人がいる」。卒業式が行われる。櫂は抜け出す。ラウンジで行くが、空だ。やはりあった、オレンジノートだ。沙絵の言葉が書いてあった。「考えたら大学にいた時間は全てが櫂との時でした、あなたが笑い、あなたが怒って、あなたが泣いて、そして私がいました、あなたの優しさ、そこは居心地が良く、懐かしかった、数々の出来事を忘れません、例え櫂が忘れても、そして有り難う、私はあなたがいなかったら生きていけなかったと思います、死にはしないが、生き生き出来なかった、耳が聞こえなくなって、私は絶望の中で多くを諦めた、そして、世界でたった一人の人と出会い、生涯で唯一の人と出会い、櫂はかけがえのない人です、これからもそうです、離れても、ごめんね、あなたを信じ切れなくて、自分が弱かったから人も信じられない、一人で暮らします、少し怖いけど、櫂も頑張ってね、これからの人生に幸多からんことを祈る」。今頃分かったのか。櫂は走り回り沙絵を探し当てた。塀に登ってオレンジ(甘夏?)を取った。仕事見つけて、一人で暮らす、ドイツに帰らない。櫂「俺たち、ここから、もう一度始めないか」。沙絵はオレンジを投げる。沙絵は走り寄り櫂に抱き合う。オレンジのメンバーは卒業式を抜け出す。櫂「僕は光を見つけた、彼女は僕の光だ」。メンバーは皆で抱き合う。啓太は親の結婚式場で頑張り、翔平は再び海外の写真を撮り、茜は国内のツアーコンだ。そして沙絵と櫂は一緒に暮らして、最後に沙絵「櫂、いってらっしゃい」という。実は9分までなので、6分で終了と思い、録画終了だ。40秒ほどあったと思う。次回から「逃亡者」だ。
沙絵は「かぐや姫」で、やはり姫なんだ。どうも先週の展開は編集でミスがあったのかも知れない。先週沙絵は母の手術への懸命さや貯金を見て、櫂よりも母を選んだ。自由な状況での選択だった。その後で真帆と櫂のエピソードがあった。しかし今週は真帆と櫂のエピソードに影響されて選択したことになっているよ。これはまずいよ。どうも先週の展開が不自然だった。啓太はお笑い担当の振られキャラでした。筋も予想通りでした。ミエミエでしたが、ハッピエンドで良かった。しかし、何で先週急にドイツ行ったのか分からない。無理矢理、展開しただけだ。最後にカシー、結婚おめでとう。
オレンジデイズ★★★   10話  6月13日放送 20日アップ
沙絵が入院して心配で母やオレンジの会が集まる。沙絵は「大したことない、擦りむいただけ」。全員安堵のため息だ。タイトル。母は耳が悪くなったことを聞く、そして手術しようと言う。母「ドイツに良い先生がいる、ハルキの友達は聴力がかなり戻った、東京での手術するならそれでもいい、沙絵が残るなら、ママも残る」。沙絵「クラウス交響楽団は」。母「ママの夢より沙絵の方が大事」。沙絵と会う櫂、沙絵は10分で3人にナンパされた。櫂「今日は少ない、可愛い服だね、飽きないな、沙絵のまあねは、沙絵と一生飽きないね」。沙絵「今はプロポーズ?」。櫂「はっ、そうじゃないけど」。沙絵「どきっとした」。CD屋で沙絵はDVDと櫂はCDを買う。沙絵「どんな曲?」。櫂「切ない感じ」。公園で櫂は耳を聞くと、沙絵「聴力は落ちているが生活は平気」。部屋で櫂はどんな曲か、書いている。茜と翔平は向かい合って話している。チベットへの撮影旅行を話す。茜「私は翔平君がいないと駄目なんだけど、何って、嘘、良いと思う、でも知り合うの遅かったね、まあいいか、浮気の相手は水牛? 安心だ」。翔平は茜を後ろから抱きしめる。キャンパスでオレンジ会の集合だ。卒業式が近づいてきた。沙絵「これが最後だね」、啓太はしんみりしちゃう。沙絵「夕日が綺麗、皆が一つずつ未来に約束しよう」と提案する。沙絵は正直でいられますように。櫂は強くいられるように、啓太はやさしくいられるように、茜は人の気持ちがわかる人でいられますように、翔平は櫂に聞いて、大事な人を守りきれますように。あれ、オレンジの誓いなのか、本当に恥ずかしい、中学生でもしないぞ。夜は飲み会だ。飲み過ぎだ。オレンジ・ノートをそれぞれ書いている。回想モードになっている。翔平が妹や皆に見送られて出発した。CM。
沙絵が寝ている母の部屋に来ると、沙絵の病院を探していたのだ。ハルキが来て、事情を説明している。貯金通帳もあった。それを見て沙絵はドイツへ行くことを決意した。キャンバスで茜に沙絵「ママとドイツへ行き、手術を受ける、ママにお返しする番だ、手術してよくなってもダメでも、ひとりは不安だ」。茜「私いるよ、東京で助ける、一緒に住んでもいい」。沙絵「ありがとう」。茜「櫂君に言った?」。沙絵「まだ」。櫂は作業療法室で曲の感想を書いている。櫂の部屋で沙絵は先にアサヒドライを飲んでいる。沙絵「喉乾いたし、不良だもの」。沙絵「話があると言う」。手術してダメでも良くなってもそのままドイツで暮らす。櫂「俺は?」。沙絵「終わり、学生時代の恋人同士ということで」。おい、おい、櫂君、茫然、大ショックだよね。多分最終回でのドイツロケなんかで盛り上げるための展開かな。沙絵「これから長い人生が始まる、大人の社会に出て、好きなだけじゃダメ」。櫂「俺じゃ不安ってこと?」。沙絵「私じゃ不安ってこと、私たちじゃ不安ってこと、世界が違いすぎる、私は耳が聞こえない、一緒のCDも聴けない」。櫂「何言ってるかわからないけど」。沙絵「私の事忘れて、可愛い奥さんを貰って、僕も若い頃色々恋をして、その中で耳の聞こえない子がいてね、あれはあれで面白かった、35歳のあなたが言うの、水割りを飲んで、子供の布団を直して、次は23歳の恋の話をするのよ」。櫂「何で、そんなひどい事言うの」。沙絵「私のことは若気の至りよ、一生背負うことはないよ」。櫂「君の言うとおりだとしたら、僕の恋はそこで終わりだ、22歳で終わりだ、先はない、耳の不自由な女の事を永遠に繰り返すだけだ」。おい、おい、22歳の別れというやつか。沙絵「そんな泣ける事言うのは反則だよ、ママについて行かなきゃいけない、もう決めた、ママが大事」。こんな突然の「延髄けり」こそ反則だよ。CM。
キャンパスで真帆は啓太に話す。「どうにかしてよ」。啓太「沙絵ちゃんのことも分かる、恋人は別れてはいけないときがある」。真帆「なんで意地悪なの」。啓太「翔平から手紙来ていないとか」。啓太図星に慌てる。研究室で櫂は久しぶりに真帆に会う。小西さん久しぶりです、タンクトップですか、まぶしいね。櫂と話し飲みに行く。真帆は熱といって櫂にキスする。真帆「復讐よ、櫂君とは我慢していた、年上だから甘えてはいけない、我慢しなきゃ、あの頃はキスしてとか、抱いてとか言えなかった」と言う。奔放になりました、嬉しいですけど。真帆「でも何で言えなかったんだろう、歳なんか関係ないじゃない、恋人同士だったじゃない、私の中の櫂君を忘れられない小さな女の子が泣くのよね」。おい、おい、これは名セリフだよ、びっくりだ。小西さん可愛い過ぎる。真帆「困っている? 何か初めてのキスみたかったね、最後のキスなのに」。櫂「今は甘えられているの、それは良かった」。CM。
沙絵の家は引っ越しだ。母は沙絵の携帯を見つけ、櫂のもう一度会って話したい、というメールを削除した。櫂が直接会いに行く。ハルキに「話たからもういい」と言う。母も「あの子の将来を邪魔しないでほしい、手術して治して、音楽してハルキ君と一緒になるかも知れない、ハルキ君のこと聞いたわね」。櫂「少しは」。母「ドイツの楽団でピアノ弾いていて国際的にも注目されているの、あなた専門学校通うのでしょう(それは沙絵のためだよ)、社会に出るまで何年もかかる、分かって」。母は携帯メール削除したことを詫びる。櫂はシャツを忘れた、そしてポケットに絵が描いてあった。CDの曲を絵に表してくれたのだ。思わず走り出す沙絵だ。櫂に真帆から携帯がかかる、堺田教授の携帯番号を聞く。そして櫂は話を続ける。櫂の部屋に真帆がやって来た。櫂「この前の小さな女の子は?」。真帆「もう気が済んだと出て行った」。真帆「勝手だな」。真帆「女は皆勝手だよ」。自由だな。櫂「振られた、でも諦めきれない、でも俺じゃないのかな」。真帆「相談に乗ろうか、氷ない、私買ってくる」。道を仲良く歩いている姿を沙絵は見ている。部屋で飲みつぶれそうで、真帆「寝る?」。櫂「いや、よしとくよ」。真帆「そう、櫂君そういう人だった」。櫂「今の聞いただけでしょう」。真帆「お見通しだ」。櫂「そういう融通聞かない律儀なところが好きだった」。真帆「好きだった、過去形」。櫂「そうでしょう」。真帆「さて、帰るか」。真帆「別れた彼の所に来て酒飲むのはルール違反だろうけど、良かった、やっとちゃんと別れられた気がした、元気でね」。櫂「気を付けて」。そこでドアに櫂のシャツが掛けられていた。キャンパスで沙絵がオレンジ・ノートを持って行った。櫂を外してお別れ会をしたのだ。啓太、バスでいくから、まだ間に合うかも知れない。定番の主人公は走り出す。不思議なことにバスを見つけ、沙絵に会うが、バスは出てしまう。走る。沙絵「あなたを忘れない、しあわせになって、ありがとう」。櫂「ふざけるな」。それが最後に言った言葉だ。彼女からの連絡は途絶えた。月日は流れ、全て幻のように思えてきた。でも忘れた頃に一つの手紙がやって来た。絶対忘れることを許さないのだ。オシマイ。来週は最終回だ。ま、色々楽しそうだけど。
沙絵もその母もちょっと身勝手な感じする。手術の話も自分は2話で書いています。そんなことは検討した上で、現状があると思ったのに、困った時は櫂を利用して急に手術で甘い夢を描き、櫂を捨てるなんて、おじさんは男だから、そう思うのかな。★2つにした。ドラマ盛り上げるための、「落とし所」、「ため所」なんだろうけど。でも小西真奈美さん久しぶりの、吹っ切れた登場に★一つ加えた。
オレンジデイズ  9話  大変だリアルで見ていなく、録画にも失敗だ、NHKスペシャルを解説しても仕方ない、涙×8
オレンジデイズ★★★★  8話 今日は書き込みしないで、画面を見た、ベタだけど泣けた
父親が倒れたという知らせを受け、故郷の名古屋に帰っていた啓太(瑛太)。父の手術の日。手術が終わるのを母親と弟といっしょに待っていると、翔平(成宮寛貴)が「ひまつぶし(蓬莱軒がいいらしい)」で「ひつまぶし」を食べに来たと、突然病院に訪れ、啓太を驚かせる。
櫂(妻夫木聡)と沙絵(柴咲コウ)は、ちょっとしたことから、またケンカしてしまう。櫂はリハビリ室で患者さんから「年取ると急がなくなるの、のんびり、櫂君は分からなくて当たり前、若いんだもの」。堺田教授の授業でボランティアの男子学生はミスタイプでトラブルだ。堺田教授の単位を貰うためのボランティアだ。お茶する櫂に沙絵は「障害のある人の気持ちは分からないのよ、分かってあげてる僕って気持ちいいんだ、自分より下の人にやさしくしてあげるのが気持ちいいのよ、私にも同情した、でも長くなるとうんざりする、可哀想な人に優越感を感じていたいのよ、心の底はそうなの、私はあなたに愛されている気がしない」。櫂は付き合おうと言いたかったが気分を害した。櫂は「全部違う、でも君がそう感じるなら付き合えない」と言い去ってしまう。櫂のことが好きでたまらないのに、いつか嫌われてしまうのではないかと怖くて、本心とは逆のことをつい言ってしまう沙絵だ。恋愛では良くあることだ。また、ふたりの心はすれ違っていく。これは障害者との交流で、考えられる場面ですが、難しい。でも好きになったら、どうしようもない。障害も丸ごとその人なんだ、と思うけど。次の堺田教授の言葉が脚本家北川氏の答えになっているのでしょう。
沙絵は堺田教授に就職先を勧められる。聴覚障害者枠3名と書いてあった。沙絵は「ピアノを弾いている」と気が進まない。堺田は若い青春が羨ましい。櫂と喧嘩したことを心配している。沙絵「私の不幸は私のもです、誰も巻き込みたくない」。堺田「一人で生きていくつもりですか、それも良いかも、でも淋しい」。沙絵「淋しくても一人で生きていく」。堺田「それを聞いたら仲間はみんな淋しく思います、櫂はそんなにヤワじゃないと思う」。堺田ナレーション「人の不幸に悲しみ、人の幸福に喜んだり、人を愛したり、人を怒ったり、それが生きてるってことでしょう」。
沙絵は体育の授業をさぼったが、茜(白石美帆)が代返した。ありえない、ウルトラCでもできないと思う。茜「沙絵のいるところでみんなで手話を使おうと言えば良かった、フェアだった」と謝る。沙絵「茜は最初に手話を覚えてくれた、離れず、たった一人の友達だ」。茜「私だから怒ったんだ、他では我慢して貯め込んでいる、正直に行こう、喧嘩しても仲直りしよう、櫂君も正直になっていいひとだ」。沙絵「櫂は男の人だから、櫂に嫌われるのが怖い」。茜「櫂は付き合ってくれる、恋じゃなく愛だ」。沙絵「自信がない、男の人を好きになると、ただの女の子になってしまう」。茜「分かる」。啓太が帰ってくる、オレンジの会のメンバーに土産を渡す。卒業したら父の後の結婚式場を継ぐつもりだと言う。櫂は「いなくなると淋しい」と思わず呟く。あと9ヶ月だ、卒業した後の淋しさを感じた。
沙絵の本心を察する茜は、なんとかして櫂と沙絵を二人きりにして仲直りさせたいと、翔平に相談する。茜「沙絵は心が複雑骨折している、あなたもね」。これ伏線で翔平も茜も指を骨折する。授業中に茜は沙絵に海に行こうと誘う。手話なら邪魔にならなくて良いけど、目立つよ。啓太はキャンプに続いて大喜びだ。車をレンタルした当日、茜は腹痛だ、そして翔平が付いていく。啓太へ携帯で、茜が腹痛で中止だと告げる。がっかりだ。翔平「茜は軽い便秘だ、二人で楽しめ」と携帯する。笑。でもありそうだ。車では運転して手話できない。櫂は頭に来ている。手話しない、横では沙絵も唇が読めない。車を停めて「君には失望した」。そこへ茜から携帯で「沙絵はいつか嫌われることが怖く、とんでもない嫌われることを言うの、だから沙絵の言葉じゃなく、沙絵自身を分かってあげて、櫂君が大好きなの」。沙絵の指示で海へ行くことにした。上海ハニーだ。櫂は「はめられた」と言う。沙絵は驚いて急に車を止めた。帰ると言うが、そこは海だった。海岸で遊ぶ、沙絵の水着もみたかったが。花火しようと二人手話していると皆が好奇の目で見る。櫂は難聴じゃないのに、櫂までそう見られる。沙絵は櫂が笑われるのに耐えられない。去っていこうとすると、櫂は大声で「沙絵、口悪い、性格悪い、可愛いけどもてないぞ、でも沙絵が好きだ、何度でもいうぞ、好きだ」。周囲の感じで戻り、沙絵「、もう一度言って」。櫂「好きだ」。そして抱き合い口づけだ。周り誰もいないのか、そしていつの間にオレンジデイズなんだ。ベッドで一緒に寝ている。沙絵「音の闇が怖かった、だれか電気をつけって、私は泣いていた」。櫂「電気付いた」。沙絵「5ワットほどの電気付いた」。櫂「ずっと消さないから、愛してる」。沙絵「生きて良かった、生まれて良かった、あなたに会えた」。熱い抱擁だ。次の朝、自転車で帰る沙絵はめまいする。これが大きな伏線だ。
茜と翔平は映画館だ、良いところで翔平寝たよ。翔平はバイトを断った。翔平「才能がない、沙絵が羨ましい、やりたいことが分かっていて、根性だ、難聴のピアニストで売れたり」。茜「分かったように言わないで。沙絵がどんな思いで耳悪くなったことを告白し、どんな思いで生きてきたか、仲間なら言わないで」と怒る。翔平は謝る。思わず翔平は指をぶつける。医院へいくと、二人とも骨折だ。同じようなシーネ? ギプス?で大笑いだ。すっかり和んでいる。茜も翔平も「才能がなく、将来も夢もはっきりしていない、沙絵が羨ましい」。アパートまで送ると、茜「入る、何なら泊まっていく」。翔平「あんたとは覚悟がいる、だから待ってくれ」。そうした翔平・・おしまい。
翔平はキャラが変わりました。まるでイイ子じゃないか。茜の誘いを我慢するなんて。今回で障害と人の関わりと愛について考えさせられた。それにしても海のシーン、寒かったのではないでしょうか、どこでロケしたのでしょうか。海でのシーンが最高でした。もう5★にしようかと思った。ちょっと大学生より中学生みたい恋愛ですが。録画を見直して書きました。
オレンジデイズ★★★  7話
櫂の前で沙絵は柿崎は手話でも会話してハグするよ、アメリカ的だな。茜は櫂に質問する、櫂は全部否定するが茜は柿崎に思い当たる。柿崎は演奏家で同じくアメリカ留学していたのだ。沙絵は柿崎が好きで、チョコも上げた。柿崎は彼女がいたので、沙絵を妹とみたいに可愛がっていたのだ。学食で沙絵と茜が一緒の所に、啓太は遠くに座るが、櫂が来て横に座る。翔平は茜のおかずを食べて、この前に茜の告白されたことをを皆の前で言う。翔平「付き合いましょう」という。啓太は好きでしたがきっぱり振られました宣言する。ベリベリハッピーで、友達の握手を茜とする。皆から拍手だ。
数日後、沙絵がホテルでピアノを弾いていると、柿崎が見て拍手してくれる。柿崎はバイオリンもやめて、ただのはサラリーマンだという。でも有名な音楽関係会社で仕事をしている。憧れの先輩だ、私のピアノ弾けていると聞く。あの時は有り難う、先輩がいて孤独じゃなかった、楽しそうに手話で会話する。柿崎はまた会えるかなと言う。沙絵は男の人は苦手だという。茜は沙絵が柿崎とラブだという。櫂のことを心配していたが、櫂は相手がいい人で幸せなら良いという。茜は沙絵は耳が聞こえなくなって男に臆病になった。茜は女友達だけでは駄目で。、男友達も必要で、それは櫂だと思っていた。翔平は本屋で付き合っているモデルの載っている雑誌を見ていると沙絵に会う。翔平は沙絵には素直だ。茜は二人を目撃して身を隠す。有名な女と付き合うと自分も高級かなと思う。自分には才能がない。写真も才能ない。沙絵には素直なのだ、それは沙絵が静かだからだ。手話が通じなくなると、携帯で筆談する。そんな時代なんだ。翔平はがんがん言われると訳わからなくなる。キャラが変わったのか。沙絵は茜のことを聞く。違う、断じて違うと答える。沙絵に、「沙絵は櫂が好きだと思ったのに、どうなの」と聞く。沙絵は「櫂は自分を男と女と思っていない、自分は分からない、近すぎてわからない」。翔平「素直だね」と同じことを言う。翔平も手話を勉強している。みんな分かるときは手話で話そうと茜が提案したのだ。
場面は変わり、沙絵は茜に怒って喧嘩だ。分かるところは手話で話そうといった。沙絵は同情されるのは嫌、でも人が自分に注目されないと不機嫌になる。茜は「沙絵は星で茜はそれを際だたせる闇だ」。啓太が登場するが、どちらも関心なしだ。沙絵がお洒落して柿崎とデートだ。櫂は可愛いと褒めた倒し、毒舌を吐かないように注意する。健闘を祈ると言って去る櫂に、沙絵は靴を投げる。振り返った櫂に、私が誰かを好きになって、いなくなっても櫂は良いのかと、切なげに聞く。櫂は答えず、靴を持って行き、彼が来たよという、。彼には靴を投げないように助言する。彼女は櫂の心の端っこを引っ張るのだ。そしてはなさない。心が痛い。夜のデートで柿崎は、また誘って言いかな、と言う。彼氏はいると聞くと、沙絵はいないと答える。アメリカでも好きだけど、彼女いたし、沙絵は高嶺の花だった。あの頃も、今も好きだ、と言う。
学食のオレンジの会に沙絵のことを聞きに女性(青田典子)が来る。啓太の携帯が鳴り、「親父が倒れたのだ」。癌だけど早期で手術すればいい、でもオレンジの会は盛り上がらない。このシーンの入れ方おかしい。啓太は完全に、どうでもいい捨てキャラなんだ。柿崎は沙絵の写真とMDをほしがる。柿崎と沙絵は食事に行ったとき、寒いのでショールを柿崎の車に取りに行ったとき、車にショールに引っかかる企画書「耳の聞こえない美少女ピアニスト、萩尾沙絵」を見つける。MDと沙絵の写真もあった。沙絵は「騙した、最低」と怒る。柿崎は就職もないので、「いい話だ、CDデビューできる、一緒にやろう」。沙絵「不幸を売り物にしたくない、先輩変わった、私に近づいたのはこのため」。柿崎「仕事うまくいかず、リストラ寸前で、沙絵見たとき、これは売れるかもと、助平根性で」。ごめんと謝る。沙絵「私を好きといったのも嘘」。これにもごめんと謝る。こんなエピソードだったのか。女性は柿崎の上司が青田さんでした。有名になれるかは別としてCDデビューは魅力的かも知れない。でも本当に人生が変わりますから慎重にすべきです。夜の町をさすらう沙絵は、櫂にメールでの応答する。オレンジのグループに分類されているんだ。メールで沙絵は「振られた」。「そう」。「幻だったんだ」。、「うん」。「耳が駄目になって好きなんて初めてだったから」。「うん」。「もう一度恋できると思ったの、キラキラした女の子にもう一度馴れると思ったの」。「うん」。「うんばかり」。「そうか、わからないんだ、でもきいているから」。沙絵のモノローゲ「メールの会話は待ち時間がもどかしく切ない、返らないと思うと長いのがきたり、何でもないことが愛おしい」。櫂「テレビも消した」。ここは無音のシーンです。沙絵「会いたい、会えない?」、と書くが、何とバッテリー切れだ。大学へ沙絵は帰る。オレンジノートに書き込こもうとするが、電気を消される。出たところに櫂がやって来る。沙絵「どうしてここが分かった」。櫂「いろいろ探した、本屋とか」。沙絵「悲しかった、片思いだけど、たった一つの恋だった、大切にしていた、こうして右手に握りしめていた、でも、開いてみたら空っぽだった、バカみたい」。櫂「左手開けてごらん、俺いない」。これは決めました。沙絵「そんなこといって恥ずかしくない」。これは恥ずかしいです。二人は抱き合い。おしまい。
ちょっと中だるみかな。キャンプで盛り上がったのに楽しい恥ずかしかった。そこに柿崎が登場してどうなるかと思った。でも櫂の存在の大きさを知らせてくれるエピソードだったのか。友情から恋愛に進みには、こんな出来事が必要なのだ。失恋している時が、一番の責め所です。今回翔平のキャラが意外にも大きく変わりました。成宮君は、「高校教師」でもそんなキャラだった。前回は携帯を投げたが、今回は靴を投げた。次は何を投げるのかな。永井君はもう退場か。ゲストが登場するという展開もあるのかもしれない。来週、もう付き合えないといったと思ったら、海岸でみんなの前で「好きだ」と宣言している。恋愛ドラマの王道かな。
オレンジデイズ★★★★ 6話
翔平は妹の事もあって、茜の足を心配している。翔平の母も男で苦労していると告白する。背負ぶって帰り、抱きしめる。茜「やめて、私軽くない」。体重あると言うことかな。笑。翔平は頭冷やしに散歩だ。沙絵と櫂(妻夫木聡)は自転車だ。タイトル。キャンプは終わり、キャンパスに戻る。櫂はメルアド変更しました。沙絵(柴咲コウ)は現実の厳しさに直面していた。バイオリンをあきらめて、就職を考えたものの、大学の就職課が耳の聞こえない沙絵に紹介してくれる仕事には、全然興味がわかない。電話も取れないのだから仕事がない。沙絵を見つけた櫂は呼んでみたら、聞こえないけど振り返った。以心伝心だと櫂は嬉しそう。沙絵は櫂に「啓太は小説を書かないの」と聞く。櫂は「啓太は障害はないが才能もない」と言う。ストレートだ。櫂「何をやっていれば生きていると思う」と聞く。沙絵「音楽」と答える。櫂は沙絵に「ピアノ、弾こうよ、(母の)ゆり子(風吹ジュン)から、ピアノだったら沙絵にも可能性があるかもしれないと、電話をもらっていたのだ」と言う。しかし沙絵は、ピアノの話よりも、自分が知らないところでゆり子が櫂に連絡をとっていたことに、怒りはじめてしまう。櫂「まだ1敗だ、バイオリンで1敗だ、ピアノで頑張ろう、自分も沙絵のおかげで進路を決めて親の説得も大変だ、沙絵が頑張っているからできた」と語る。気分も沈みがちな沙絵は、櫂やゆり子に対しても、感情的にふるまってしまう。
数日後、沙絵は書店で求人情報誌を手に取る。求人情報誌のページをめくり、目当ての情報をチェックしている。沙絵に啓太が会う。NHK手話講座で勉強した(いいのか他局だぞ)、茜の恋人などを聞く。茜はフリーと聞くと、啓太「俺はどうだろう」、ラブレターを見て貰う。そこまでするか。櫂が来たので任せて逃げる。家でピアノを母に見て貰っている。履歴書を持って、自分を雇ってくれるところを探す。最初で断られる所ばかりだ。沙絵は自分の力だけで着々と動いていく。その原動力は、沙絵の音楽に対する気持ちだ。現実の壁は、そう簡単に崩せるものではない。図書室で勉強中の櫂の携帯にメールの着信がある。あるところで責任者がいないと断られたが、履歴書のジュリアーノ留学で止められる。沙絵のメール「櫂くん、櫂くん、応答せよ。沙絵」。いい知らせ?悪い知らせ? 櫂と沙絵は学食でおちあうことになる。沙絵は元気だ、フルコースを奢るという。茜は啓太に沙絵が元気になったという。啓太の小説を茜に見せた。そして、啓太は「一言で言えば好きです」。茜「今はそんな気分ではない」。啓太はボケの連発です。瑛太さんのキャラとは違うかも知れないが頑張っています。啓太の夢想、湘南へドライブでキスする。笑。啓太は3ヶ月が省略できたと、結論する。沙絵は東京ドーム・ホテルでピアノひけるかもしれない。皆に内緒だ。テストがあるのだ。良い服をきて、面接に行きピアノを弾く。メールで櫂は励ましてくれる。翔平にモデルの彼女が来る。翔平も苦しんでいる。そして翔平は茜の写真を渡す。茜の綺麗な写真というけれど、微妙だ。靴置き場で茜はプレゼントを渡す。茜「でも私が好きなのはあなたなの」、言いました。駄目だと思うから言ったのかな。ストレートも多い。櫂が歩いているとクラッカーだ、お祝いだ、就職が上手く行ったようだ。ママにも頼らず一人で就職を決めたことが嬉しい。沙絵が綺麗だという。見に行くと言うが、断る。もちろん櫂は聞きに行く。沙絵の前に、一人の男性(永井大)が現れた。沙絵は思わず涙を流し、可愛くはにかんだ。元彼の登場だ。またたいへんだ。
昨日は盲目のピアニストで今日は聴覚障害のピアニストだ。初回の重い暗さから、最近の明るさはいいな、楽しくなった。味わいが全く違う。明るく落ち着いた橙色はいい。完全に古き良き時代のドラマですね。でもオレンジ・ノートはもうでてこないのか。
オレンジデイズ★★★  5話   定番の青春ドラマの復活、恥ずかしい
3歳年上の恋人(どういう関係だったのかな、Hはしているよね、佐野の関係を否定するとき真帆の口ぶりからの推測ですが)・真帆(小西真奈美)が自分から離れていっていることを知った櫂(妻夫木聡)の沈んでいた。でも自分は櫂が離れたと認識している、櫂は二股だよ、それとも沙絵は友情なのか。先週の終わり、携帯は投げると壊れます、え、ショックに耐えられるのか。やはり携帯は壊れた。携帯会社がCMやっています。オレンジの会でも話題になった。そこまで引っ張るのか。仲間も手話勉強しているのだ。沙絵と茜は体育の授業を受けている。これはマニアのためのサービスかな。沙絵は恋愛でなく友情だ、ボランティアと言っている。茜は沙絵はみんなの姫だ、と言う。沙絵はみんななんて入らない、いつも一緒にいてくれる人が欲しい。茜もそんな人には滅多に出会えないと言う。
櫂は、堺田教授(小日向文世)のアドバイスで、3年の専門学校へ行って作業療法士の資格取得するつもりだ。病院でバイトしている。その病院は2年に一度募集がある。何日か後、櫂はなんとか真帆に会って、自分の気持ちを話す。ストカーみたいだ。櫂は自分の決めた進路を話す、そして3年頑張って就職したら真帆と結婚すると言う。突然で分からないな。その時二人の前に真帆の大学時代の同級生・佐野(柏原崇)が現れた。櫂は佐野に「可愛い」と言われる、櫂は逃げ出す。だから櫂は子供だ。櫂は家に泊まった人だと分かった。追いかけた真帆は「彼とは何もなかったが、今は彼が好きなの」。それを聞いて櫂「どちらが悪というわけじゃない、分かった」と、手を差し出す。握手するが櫂は力を入れすぎた。これで別れは確定したのか、簡単過ぎない、疑問だ。佐野「俺の所に来てくれたと考えて良いのか」。うなずく真帆だ。
進路を決めた櫂に続き、茜(白石美帆)にも突然携帯で就職内定の知らせが入る。啓太(瑛太)は、お祝いも兼ね、オレンジの会「櫂、沙絵、翔平(成宮寛貴)、啓太の5人」でキャンプに行こうと提案する。定番ですね、古き良き時代の青春ドラマだ。啓太と茜が就職決まったと強調だ。沙絵も焦りだして就職係へいく。「あなた大変ね」と言われるだけだ。求人票に○障とある。家では沙絵はピアノを弾いているが、沙絵の母は机にその求人票を見つける。櫂は失恋で元気がない。漫画を見て泣いていた。そこへ沙絵が来る。ハンケチを出してくれた。背景はオレンジ色の夕日です。沙絵はコーヒーを持ってきてくれて、背中から抱きしめてくれた。沙絵に櫂「俺は可愛い?」と聞くと、沙絵は「格好いい」と慰めてくれる。二人はラブだよね。櫂はまだ恋愛ではないのかな。一行はレンタカーを借り、バーベキューの道具を積み、湖畔のキャンプ場へと向かった。手話のラップがある、沙絵は高音は少し聞こえることが判明した。啓太と茜は一緒に練習したのだろうね。ラブなのかな。でも啓太は「いい人ね、で終わるの、何でいい人だから付き合いましょうはないのか」と心配している。完全に昔ながらの青春ドラマだ。缶蹴り(昔小学校の頃だ、良くやった)で、櫂と沙絵は思わず抱き合っている。そして手話で話続ける、意外と便利だ。夜もキャンフ・ファイアだ。冬ソナも確かあったね。啓太は熱く自分の夢を語る、茜から「本当にいい人ね」という。そして沙絵の自転車がなくなる。沙絵と櫂は探す。キャンプの反対岸に発見する。鍵があり、621まで番号を押してくれるが、最後は教えてくれない。番号が当たれば、「私たち付き合おう」という。しかしヒントは偶数だけだ、確率5分の1だ。4と櫂はいうが8で、はずれだった。7の次とヒントを与えれば付き合えた、と沙絵のナレーションが入る、と言うことは二人は別れるといことか。自転車に一緒に乗って戻った。茜は啓太にトイレへ着いていって貰うつもりが、啓太は茜への恋文で忙しい。翔太が付き合う。女扱いのうまい翔太は、夜の中で茜をものにしてしまいそうだ。来週予告で永井大?が新キャラで登場だ。
沙絵は表情が優しくなってきた。それにしても櫂の内省の心がないことには驚いた、子供なのか。櫂が真帆から遠ざかり沙絵に夢中になったんだよね。愛は介護保険の介護度認定と同じで、時間で判定したらいいだろう。櫂が一番一緒の時間が多いのは沙絵だ。今回は完全に古き良き昔の青春ドラマの復活だ。恥ずかしい。そして手話の秘密が分かった、手話は暗いと分からないが、秘密の会話ができる。瑛太は完全にいい人の笑いキャラでることが判明した。格好良すぎるが、振られキャラだ。最後に携帯は投げるものではない。これを描いた意味が分からない
オレンジデイズ★★★ 4話 大変だ寝過ごして、しかも録画のチャンネル設定を間違えた
18分位経ってからしか見られなかった。啓太が茜と仲良くなるためにオレンジのノートを差し出す。オレンジ ノ カイ(会と櫂と掛けている)が成立する。交換日記ですか。これから流行ったりして、でもレトロ過ぎで無理だ。なんだか「会とかいうとあすなろ白書」みたい。茜が書いている、櫂も書いた。沙絵は茜に将来の夢をかたる、料理、ダンス、でも横に櫂がいると言う。茜「好きって言うことだ」。沙絵「卒業したら離ればなれだから、内緒にして」。沙絵は櫂にラブラブだ。
先週心配した就活が登場した、茜が頑張っている。翔平は佐伯そよ子とホテルだ、お金払っても貰う。ところが同じホテルで就活の茜と一緒になる。茜は怒っている。就活の後は恋愛モードに入れない。翔平「時間ある、俺と寝てみる」。茜「まだ、寝ない、あなたが私を好きになり、私があなたを好きになったら寝る、あなたにあの人は似合わない、本当はいい人なのにポースしているみたい、人恋しい自分認めるの怖いと思う、ごめん忘れて」。翔平「忘れられるか」。茜のマジの反応に、ドキドキしました。茜も翔太にラブラブですね。
はリハビリでパートする。沙絵にあう。櫂「大学に入るとき、福祉心理を勉強したのか、介護やリハビリしょうと思ったが、現実は厳しい、沙絵をみたら、頑張ろうと思った、手助けになれるかも知れない」。沙絵「向いているかもしれない、私も励まされた、応援する」。ラブラブです。櫂は就職先の最終面接を辞退した。櫂は真帆と会い、就職を断ったことに驚く。真帆「なんで断ったの、私を愛していないの、あなたの人生に私はいないの」。櫂「将来を約束すると言うこと、今は約束できない、でも真帆は好きだ」。真帆「就職の事聞きたかっただけ」。一緒に車に乗るが、ライターが落ちていた。櫂「急にいうなんて、他に好きな人できた」。真帆「好きになりかけの人はできた、その人の家に泊まった」。櫂「車止めて」。止めると櫂は降りる。真帆「これで終わりなの」。櫂「終わりたいから、言ったんじゃないの、ごめん電話する」。
沙絵と茜は話す。茜は翔平を憎々しげに馬鹿にしていると言うが、沙絵「あのノートの文章を翔平は何度も読んで覚えたんだ」。沙絵の母のピアノを聞き、ショパンのポロネーズね、と分かる。母はピアノも打楽器だと、ピアノを弾かせる。猫ふんじゃった、を弾くが、次はしっかりピアノを弾いたよ。先週も書いたようにベートベンはピアノは弾けた。オレンジのノートに、沙絵はピアノを始めたことが書いてあった。沙絵のお猿のシンバルの絵に、櫂は髪を付け足した。夜の町を歩くと、沙絵が自転車に乗っていた。自転車に向かって櫂は携帯を投げた。壊れたよね携帯、大胆だね。
今日の巨大掲示板のオフ会で指摘されました。これは平成「あすなろ白書」を狙ったんだと。男3人と女2人だもの、そして同じ北川さんの脚本です。ラブラブ関係はもう完全に櫂は沙絵に落ちています。オレンジの会に真帆は入っていない。茜も今日のドッキリ発言で、翔平なんだもの。啓太はどうなるのだ。キムタクの役回りなの? 疑問疑問だ。ところで今日は上野樹里ちゃんでたのかな。もっと出て欲しい。全体としては「あすなろ白書」と言われたら、そこに縛られてしまった、あすなろは大好きでしたが、オレンジは新鮮さがなくなってきた。
オレンジデイズ★★★  3話
先週の沙絵の忘れ物は、翔平(成宮寛貴)が機転を利かして、櫂(妻夫木聡)と年上の恋人真帆(小西真奈美)に怪しまれなかった。翔平は沙絵(柴咲こう)を駅まで送り(ナンパ師だね)、手話を習ったりしている。沙絵は筆談で、真帆と櫂はいつから付き合っているのかと聞いた。答えは「もう3年だ」。啓太(瑛太)は茜(白石美帆)に一目惚れだ、ラブレターを書き始める。これは笑うシーンですね。次の日、櫂は嫌がっている沙絵に強引に話しかける。櫂は沙絵のために、セミプロ学生のレベルの高いサークルを紹介した。沙絵「耳聞こえないのでみんなに合わせられない」。櫂「ベートベンも耳が聞こえない」。沙絵「ベートベンとは違う」。入会のための試験がある。沙絵は秘かに自宅で練習を始める、嬉しいのだ。母(風吹ジュン)は「誰のせい」と聞くが、沙絵「ベートベンのせい」と答える。母も嬉しい。
沙絵の出現で櫂の真帆は動揺して、同級生の佐野(柏原崇、就職している大人のキャラで、多分真帆とゴールインですね)に連絡をとり、悩みを打ち明ける。真帆「ライバル出現だ、沙絵みたいに泣いたり怒ったりしたい(この台詞は色っぽかった)、お姉さんでできなくなった」。佐野「俺の前では泣いても暴れてもいい、研究室のマドンナだよ、好きになること歓迎する」。何だか柏原さんで白線流しの10年後みたい。でも真帆も結構やり手なんだね、可愛いだけのキャラかと思ったが、マドンナで柏原をいいようにあしらっている。最初に就職決まりかけていると真帆が言っていましたが、櫂の就活はどうなったのかな。
翔平は学校の暗がりでモデル(山田優)と抱き合おうとしている。それを茜が見つける。翔平は軽薄に「試してみる」。茜「自分がすり減ることはしない」。なんだか青春群像劇ですね。沙絵の試験は合格だ。沙絵は有り難うと言う。明るい顔だ、手を繋ぐ。櫂は翔平や啓太に冷やかされている。櫂からヘレンケラーが出てきた。サリバン先生になると言っている。そこへ沙絵が来るが生き生きしている。その後、手話で櫂の悪いところをエンドレスに語り続ける。沙絵の手話「タイプじゃない、男としての魅力がない----」。思わず沙絵の手話から逃れるため目をつぶる。しかし、沙絵が全員で練習すると音程がずれるのだ。耳が聞こえないと、指の押さえが決まらず微妙に不協和音になってしまう。部長は忍びないと謝る。ソロならいいかもしれない。しかし櫂は元気一杯の沙絵に伝えることができない。そして練習が始まると皆の演奏が止まった。部長が直接、音がずれていること、名前にも惹かれたのだと率直に語る。
沙絵は大きく落ち込む
。そんな時に真帆が沙絵に会い、演奏できるようになって良かった、そして声を出してみて、世界が広がると勧めた。沙絵は「もうほっといて」と言う。櫂と真帆は茜に呼ばれた。茜「沙絵が喋らないのは、以前、声が変だから、プライド高くて喋らなくなった」。真帆「最初は笑われるわ、でも喋らなきゃ、みなそうして喋るのよ」。櫂と真帆は言い争う。真帆「何であなたが行くの」。これはどちらもどちらだ。どこかに踏み込めると良いのですが。
翔平のところに櫂が来る予定なので、妹のあゆみ(上野樹里、足具合悪いのですね、でも会えて良かった)が口紅付けて出ると、茜だった。真帆は佐野を呼び出し「ひとりになりたくないの」。佐野「いいよ」。真帆「自信なくなった、間違ってばかりなの」。真帆は怒りと悲しみで混乱している。櫂は沙絵の家に行った。櫂「部長から打楽器ならどう」。でも沙絵「声が聞こえないの」。母にも当たり怒る。皿を割る。櫂「一生、何で私ばかりと言って生きていくつもり、我が儘だ、自分の気持ちばかりだ、相手にも気持ちはある」。少しして落ち着いて、皿をかたづけている櫂の所に沙絵が来る。沙絵「誰のせいでもないのなら、神様のメッセージは、何と聞く」。櫂「神様のメッセージはない、不幸がきた、僕にはプランがある、僕が音の闇から救う」。沙絵は「変な声で泣いている?」。櫂「そんなことない」。胸に抱かれて声を少しだして泣き続ける。
今回、障害者のドラマで気が付いたことは、障害があるとそこで止まってしまう。障害はどうなのだろうと考えてしまう。今回も声は出るのか、でも変な声らしいのか、と納得することに気持ちがいく。ドラマ自体の感情の交流や感動に深く入れないのだ。かみさんからも言われた。バイオリンは確かに、押すところが決まっていないですね。ピアノは鍵盤が決まっているので、音程はずれないのか。ベートベンはピアノを弾けた。こんな事を話していたらドラマを楽しめない。ところで櫂は沙絵を愛しているの、情けなの、二つ揃うと愛情なんですが。微妙な所です。神様が出てきたときは心配したが、すべてに意味はない、物が変化するだけだ、そして関係性の変化が人生なのだ、良かった。
オレンジディズ★★★★  2話 結構青春のラブストリーになっている
沙絵(柴咲こう)はバイオリンを売った。櫂(妻夫木聡)の年上の恋人真帆(小西真奈美)は沙絵のサポートするように堺田教授(小日向文世)から頼まれる。櫂は二人に出会うが、どうして良いか分からない。櫂は真帆の後ろに沙絵に「お早う」という。真帆は「知り合い」と聞くが、沙絵はニヤニヤ楽しそうだ(笑)。そして戻ってきた沙絵はあのお守りを返す。沙絵は「キスは秘密にする(半ば脅迫気味だ)」という。手話だから啓太には分からないが、字幕で2度目の「キス」は大きな字だった、小技もあり(笑)。啓太(瑛太)もいて、デートをすっぽかして「ごめん」というと、沙絵は怖い顔をして「意気地なし、馬鹿、役立たず・・冗談よ気にしなくていいよ・・」と悪口雑言だ、手話ですから。啓太は薄幸のアルピスの少女クララのイメージが崩れたと嘆く。真帆は聴導犬を勧める、沙絵「私は犬をひっぱている西郷隆盛じゃない、真面目だけど気が合わない」という。真帆は櫂にも協力して貰って、沙絵に当たることになる。櫂は学食の沙絵へ行くと、沙絵の親友の茜(白石真帆)がいて、櫂は茜と話が盛り上がり、沙絵は怒り出す。沙絵「あなたが私の聴導犬になって」と言う。櫂は茜から沙絵のことを聞く。高校も大学も一緒だった、沙絵はY響で最年少で弾いて有名だった、バイオリンもピアノも上手かった。母親もピアニストで有名だ。沙絵は格好良くて、モテモテだったが、性格はあんな物だった。高校でニューヨークのジュリアーノへ留学した。そこでも成功して輝いていた。その時にバイオリンの低音の音が出ないといった。その時から聴力が低下した。しばらく休んでいたが、肉体的にも精神的にも回復して、復帰したのだ。茜には「今でもお姫様で、本当は凄く良い子だ」と言う。櫂は図書室で沙絵の記事を探す。
「障害を乗り越えて」で講演する。拍手するが無音だ。そして黒板に「FUCK YOU」と大きく書く。そして手話で表す。櫂が壇上に出て、思わずフォローする。真帆はいとこの高校生のバイオリンを調達して、公民館の素人クラッシク・サークルの演奏会の練習に参加するように勧める。沙絵はそこでバイオリンを弾く。みんな途中で辞めるが聞こえないので一人で引き続ける。素人より数段に上手く、みんな驚くが、沙絵は手話で「ひいてられない、このへたくそ」と手話でいう。櫂は「私耳が聞こえなく皆と合わせられなくてすみません」とフォローする。櫂は「真帆が君のことを分かっていなくてごめん」という。沙絵は櫂に「手話をすると言葉にかえて、みんなの言葉にかえて喋るのやめてっよ、お前は喋れない、お前は聞こえないって、いちいち言われている気がする、ごめん、(無音だ)、私はそこの電気を消したら、、もうお喋りもできないの」と悲しむ。沙絵「なんで私なの、なんで、この耳がダメになるの、私よりどうでもイイの一杯いるのに、バイオリン弾いてもどうでもイイ奴一杯いるのに、私はこんなひどいバイオリンで、こんな所で弾く私じゃないの、もっと光の当たる場所にいたのよ、いやな女でしょう」。櫂「出来るなら替わってあげたい、戻ろうよ、君のいう光の当たる場所に戻ろう、そこで弾くんだ、やってみよう」。櫂のナレーションで本当は暗くして、お喋りもできないといった沙絵を抱きしめたいと思った。出来なかった。ここは感動のシーンでした、気がつかなかった事を見事に指摘してくれました。このセリフで4つ★になりました。
大学で沙絵のバイオリンを返して貰おうと、看板を上げる。啓太と翔平が手伝う。そこにバイオリンを買った男が現れる。櫂はバイオリンを返し、3日頑張って通った、大変だが見つけた、と言った。沙絵は手話で「ありがとう」と言って、頭を下げる。沙絵は泣いているのだ。そんなに大事なバイオリンだったのだ、音楽を諦めていなかったことを知らされた。感動するが、事態の詳細が説明不足のような気がする。
櫂は真帆と話す。櫂「彼女はサラブレットだ、障害を売る物にするものではない、自分で切り開くのだ」。真帆「よく分かるのね、彼女が好きなの」。櫂「俺が好きなのは真帆だけ」。沙絵は櫂、啓太、翔平を食事に誘う。茜も付きそう。啓太は茜にぞっこんだ。櫂は沙絵に10万円を返してくれというが、プラダのバッグ買ったので、返せないといった。そこで櫂「大学のクラブを探そう」。沙絵「噂している、耳聞こえない女とよく付き合うな、よほど飢えているんだ」。そこで櫂はいきなり殴るが、相手を間違えて、関係ない人を殴ったのだ。隣のテーブルの人で、もう帰っていたのだ。謝る。櫂が気になった沙絵たちが帰ると、真帆は「本当に昔から可哀想な人をみると、ほっとけないのだから、私に心配かけないで、二人抱き合ってキスは出来ないか」という。沙絵の読唇術なので沙絵のナレーションだ。ちょっとショックだよね。車を出ると、沙絵がいることに二人は気づく。沙絵はバックを忘れたと言うが、肩から提げている。沙絵は櫂が好きなのだ。
   ☆    ☆
時代が成熟したのか、単なるお涙頂戴の障害者ドラマではない。櫂の言葉、「彼女は障害を売り物にしない」で、彼女をドラマに変えると、この「ドラマは障害を売り物にしない」。普通のラブストリーだ。だから沙絵は可哀想な障害者じゃなく女王様のように、櫂や茜を支配し、啓太や真帆も巻き込んでいく。沙絵は柴咲さんのキャラに会わせて作ったみたいにピッタリです。手話や読唇術が上手くドラマの場面で使えますね。それが相手の気持ちを言葉やナレーションになる。それが効果的です。
医学的に病名は分かりませんね、人工内耳という治療もありそうですが。サイトで検索すると、内耳性の難聴(ストマイ難聴、メニエル病、ウィルスや細菌の内耳炎、側頭骨骨折、突発性難聴、老人性難聴)には人工内耳が有効なようだ。聴神経の障害では脳幹電極の埋め込み術が実験的に行われている。人工内耳での聞き取りを左右するものとして聴神経(ラセン神経節)の残存状況が最も重要であると考えられる。失聴期間が長いとラセン神経節を始め、聴神経の数の減少を来すことは知られている。また、当然、脳幹のシナプスを介した聴覚路の劣化も考えられる。どこかのサイトで話題になるのでしょうか。専門でないので分かりませんが、耳鼻科の先生教えて下さい。
オレンジディズ★★★  1回  4月11日
結城櫂(妻夫木聡)は大学4年で社会福祉心理学を専攻する大学生だ。就職活動するが内定は決まらない。病院や医療関係は駄目で、企業に就職先を広げている。面接での悲しい嘘にも戸惑いがある。そんな時に、キャンパスでバイオリンを弾く(ありえないでしょう)萩尾沙絵(柴咲こう)と出会う。演奏を聴いたら金をくれと言われたが持ち合わせがない(オチはなかったが)。森田療法の講義をする堺田教授(小日向文世)に、廊下で相田翔平(成宮寛貴)はアリサ(佐藤江梨子?ですよね)とお取り込みです。
櫂の3歳年上の大学院生の彼女・高木真帆(小西真奈美)は手話を指導している。元気でテンション高い役ですが、相変わらず可愛いですね。櫂は部屋に妹(岡あゆみ)がいて、就職の内定待ちだ。真帆から携帯で、就職のお守りだ。真帆はまだ3年大学院だから、櫂が就職して遠くへ行ってしまいそうで心配なのだ。キャンパスで沙絵をまた会う。話しかけるが喋らず、その場を離れる。櫂はその時お守りを落とし沙絵は拾った。3人組の翔太の別れ話は終了した。矢嶋啓太(瑛太)は美女を見つけたと興奮だ。翔太は就職活動していない。サラリーマンにはならないといっている。カメラマンの手伝いをしている。啓太も試験に落ち続け、サラリーマンも輝いてみえるという。悩ましい年頃で、時代だ。就職活動が本当に大変だ。
翔平が沙絵の写真を撮る。シャッター音に気づかなかった。そこを沙絵の友人茜(白石美帆、間違えていましたので訂正しました、ごめん)が駆け寄り、初めて聴覚障害だと分かった。翔平は啓太と沙絵のデートの約束を取りつける。学食で3人が会う。翔平は素直に櫂に謝った。翔平「硬いよな、この肉」。櫂「分かる、流れに流されている」。翔平「考えた、お前に言われて、本気でいってくれる奴はいない」。翔平の部屋には妹の桐島あゆみ(上野樹里)がいる。啓太は妄想する。ところが翔平から「耳きこえない、喋らない」と言われて、啓太は逃げた。代わりに櫂が行く。
待ち合わせの豊島園に沙絵が来た。互いに意識するが声を掛けられない。櫂は筆談をする。「啓太の代わり」と書くが、読唇術で分かると言う。何とか弁当を食べることになった。手話は必須科目で櫂は手話ができる。。弁当はかあさんが作った。沙絵「耳が聞こえないことが分かると、ふられる」。櫂「耳のせいで振られるのではない、性格のせいだ」と言うと、足で蹴ってきた。そして手話で下ネタを言い出した。コースターには耳悪くなってから乗ったことないが乗る。沙絵は嬉しそうだ。沙絵は興奮して手話で多弁さ。櫂は思わず身の上を聞いてしまった。耳が駄目になって4年だ、自分がおかしいのではなく、世界の音がなくなったように思える。確かにどちらも真実かもしれない。沙絵は「今日は付き合ってくれてありがとう」という。そこに携帯がかかり席を外す、最終面接がOKになった。雨になり暗くなるが、櫂はやっと飲み物を持ってきたが、いつまで時間が掛かっているんだ。沙絵はいない。花火も中止になったが、アナウンスが聞こえない。離ればなれになった。いいシーンでしみじみしています。閉園になってしまった。遊園地の閉園は本当に淋しいです。沙絵はタクシーで(筆談なのでしょうね)家に帰っていた。自転車は雨で置いた。母(風吹ジュン)はピアノを弾いて、鍋を焦がす。母と話しているうちに、沙絵は気になりタクシーで遊園地へ戻る。自転車に傘が差してあり、櫂が座り込んで寝ていた。何てイイ奴なんだ。惚れちゃうよ。しかもキーホルダーも持っていた。櫂「花火中止だって」。沙絵、キスする。これだ僕たちの始まりだった。冬のソナタに続いて、可憐なキスでした。あのお守りはまだまだ使わないのですね。
一方、翔平の部屋に佐伯その子(山田優)が訪ねる。逃げる翔平だが、ありさと思っていたが、あゆみから有名なモデルの佐伯その子だと聞いて、追いかける。駅でいきなり抱き合っている。この関係は何なの。今後のサイドストリーになるのでしょうね。脚本は北川さんです。
初回はまったりしながらも、男3人の友情は時代を反映している。真剣に生きていて良かった(翔平はチャラチャラで終わると思ったけど真剣な所もあった)。そこに、しみじみラブストリーが絡んでいる、これは文句ないですね。今後キャラが深まれば、いいドラマになりそうです。ただ単なる純愛もので終われば、日本の視聴者は厳しいので評価してくれないでしょう。個人的には手話の字幕なので、台詞を聞きながら打ち込むことができず辛いです。男2人に妹が同居していることに(経済厳しいのですね)びっくりでした。上野樹里さんは注目なので、大きなキャラになって欲しい。佐藤江梨子さんは、おしまいですか。ワイドショーのコメンテーターに専念するのでしょうか。来週は小西さんと柴咲さんが一緒でした、小西さんは振られ役ですね。妻夫木はひどいぞ(怒)、まあ役の上ですから。疑問点は柴咲さんがキャンパスにいたら目立つと思います、しかも聴覚障害の学生が入学したのなら、大体噂になると思います。途中からの聴覚障害でも喋ることは出来なくなるのですね。感覚の自己フィードバックがないと機能は全喪失するんですね。誰かドラマサイトに書き込んでくれるでしょう。

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