農家のヨメになりたい    NHK 月曜 21時15分   プラウザの 戻る← で戻ってください

まとめですが、何と言っても和子のフカキョンが最高だった。フカキョンは田舎の娘なんだと理解した。これまで、First Loveでの姉との愛の確執、リーモトでの都会の婦警、おとうさんでの末っ子看護師、ハコイリムスメでのちょっと山奥の峠茶屋の妹、彼女が死んじゃたでの湘南を彷徨う妹、記憶に残っているものは多い。しかし、これほどストレートな田舎はタイトル同様ない。最初はミスマッチ・異質さが際立って良いのかと思った。しかし、そうではない。深田恭子は、タマさんが言うように、日本の典型的な「農家のヨメ」なのだ。彼女の本質だと思えた。記念すべき作品になったような気がした。これからも日本の女を演じて欲しいものです。
勿論、脇の役者さんの重厚なサポートが素晴らしい。宮本信子さん、加藤武さん、松山政路さん、他のイイ味を出していた。ここまで来れば、ストリーなどは余り意味ない。イチゴ狩りでの都会の親子の悲しさ、野菜泥棒などの話題も入っているが、そこに余りメッセージは感じなかった。感じる必要がなかった。そこに不満を感じる人もいるかもしれないが、月曜21時、これくらいのテンションがいいかもしれない。
原作  「GREEN 農家のヨメになりたい」二宮知子  脚本 小松江里子   連続5回
プロデューサー  平部隆明   製作 NHK、ホリプロ
音楽  窪田ミナ  主題歌 「うらうらら」  Every little thing  撮影協力 静岡県伊豆市、三島市
吉川和子   深田恭子   小野 誠   中村俊介    小野タマ  宮本信子
大柴やよい  松本莉氏@  石井加代子 伊藤裕子    清和希望 玉山鉄二
吉川 薫   ガッツ石松   吉川佳子  宮崎美子    吉川加奈  星林七瀬
桜井辰次   加藤 武    清和 正  松山政路    大柴哲也  鈴木ヒロミツ
木村桂司   小林すすむ  
農家のヨメに★★★★   5回最終回  6月21日 「畑からの贈り物」
先週でラブラブかと思ったが、畑を売る事件と父の登場でぶっとんだ。父が村に来た。娘・和子が村では有名で、馴染んでいることを知らされる。木村は「明るくて良い子、でも家事はできない、親の顔が見たい」笑。父より先に和子は帰ってきた、和子「ちょっと人相の悪い、強面の」、爆。そこに父登場だ。まず、父娘の話だ。父「親をだまして、こんな所に来て」。和子「22歳なんだから大人だ、一人でやる」。誠「しっかり連絡すべきでした」と謝る。礼儀正しい人だ、と認める。父も「娘が世話になり、迷惑をかけて申し訳ありません、親の躾が不行き届きで、すぐに東京に連れて帰ります」。互いに至らなさを表明する日本の良さです。和子「週末は手伝いたい」。タマ「もういいのです、畑を売る」。誠「俺は反対だ」。こっちでも意見のぶつかり合いだ。
飛び出した誠を追いかけた和子に、誠「先輩がリストラにあい、上司に抗議したら、お前達の代わりはいくらもいると言われた、その時ばあちゃんは言った、畑は裏切らない、やっと自分の人生をかける仕事が見つかった」と語る。タマは父に「和子は前向きに頑なばり、めげない、農家のヨメにピッタリ、いい夢を見ました、孫との仲を認めてくれませんか」。父「うちの娘はまだまだです」。そこへ村一同が駆けつける。畑を売るので心配してきたのだ。農業の後継者は難しい。村人(大島容子さんもいる)も、これからの農業経営の将来を心配する。そこへ大柴は不動産屋も来て、1週間後に契約したいという。父は畑に行き誠に聞く「いい加減な気持ちではない、自分のことも分からない状態で、何も言う資格はない」と言う。
東京に父娘が帰るが、和子は「野菜を作る大変さが分かった、今は野菜を作りたいと思うようになった」と言うと、村へ帰った。父は娘の成長に驚く、母「あの子も自分の人生を歩み出した、おとうさんも子離れしないさい」と言う。村に戻るが誠は家に入れてはくれない。どうするか心配だったが、上手いね、加代子のペンションに泊めて貰った。朝はペンションを手伝ってもらう。和子は接客も、普通にこなす。一段落付いて、加代子は「私は誠君の初恋の人だったの、結婚する前の日に勝手に告白して、さっさと帰った、不器用なの、もっと強引だったら私だって、(笑い)、でも和子と一緒の時の誠君はいい顔になってきた」と言う。的確な展開です、しっかり説明しました。和子が畑に行くとタマが雑草の土地を見つめている。和子「本気だ、売らないで」と頼む。ここらで決着かと思ったが駄目だった。辰次にその土地がタマがヨメに来たとき初めて土地を触った所だ。農家以外からヨメに来て、毎日耕したのだ。あの畑はタマさんの気持ちを知っているのだ。
やよいは誠に「畑を売ったら、一緒に椎茸園をやろう」と考えを言う。そんな二人に和子が一人で荒れ地の草を刈っていた。おばあちゃんの畑を再現したいのだと決意を述べる。誠「諦めた自分がなさけない、お前には負けた」と手伝う。村中に知られ、青年団も手伝う、そして村中の人が手伝うと言う。しかし和子「機械じゃなく、人の手でやりたい」という。この思いは人を熱くするようだ。家に帰る。誠「荒れ地を畑にしている」。まだ駄目だ。和子は手が豆だらけだ。辰次もタマに会う「和子は、もう村に馴染んでいる、村中が何とかしたいとおもうようになった、思いが伝わるのだ」。涙。やよいまで手伝いにいく、大柴の母も手伝う。村中で広大な畑ができそうだ。和子「ありがとう」と屈託がない。現実はこんなわけないと思うが、感動してしまう。やよいも「和子にはかなわない」と素直だ、希望が気にとめる。雨の日も頑張る。ドラマでも目の前に広大な畑が出来る過程は感動する。契約の日にタマも畑に出た、タマ「この土地は、初めて作った畑だ、何があってもくじけない、立派な畑で野菜を作ると信じていた、ばあちゃんは間違っていた、この土地は売らない、弱気になっていた、今度だけは教えられた、諦めてはいけない」。誠「俺も和子に教えて貰った」。やって来た村人や大柴に契約はなかったことにしてくれと言う。設計図を希望は破く。タマ「多くの人に助けて貰って有り難う」。これが昔の村・結の思想なのでしょうか。和子農園を夢見る。
和子の家族のやってくる。やよいと希望はうまくいきそうだ。タマの指導は厳しく続く。畑で誠は和子の指にシロツメクサの指輪をはめる。おしまい。
どうみてもガッツ石松さんの娘で深田恭子はないと思ったが、ガッツさんは名優ですね。「ため」の演技が素晴らしい。結末も結構ためていましたが、予想通りのハッピーでした。誰も悪者がいなくなるのはお約束です。テロリストはいないのだ。爆。
農家のヨメに★★★★   4回 6月14日 『野菜泥棒をつかまえろ』 6月14日放送
仕事していると、決算報告書一桁違う。女の意地で1ヶ月も誠の顔を見ていない。家庭でもぼんやりしている。妹も誠の悪口言うと、つい和子も反発してしまう。誠の家でも噂だ、セイセイしたと言われたよ。
村でタマが夜見回りしているとほうれん草と人参が盗まれる。苗もやられたのだ。追いかけて腰を痛めたと聞き、和子は駆けつけた。「おたがいさまだ」と手伝う。誠が気づいて驚く、希望が連絡したのだ。希望は和子の顔が見たくなったのだね。和子も誠のどこが好きか、分からなくなった。思わず希望が告白しょうと思ったが、和子「キャー」と自分が植えた苗が出来たのだ、希望に思わずあげる。和子「誠のためではない、おばあさんの世話にきたのです」。誠の畑の手伝いは大柴やよいが手伝う、やるね。誠は和子の仕事や家族も心配になる。その通り家では父が怒り出した。
警察も対応しきれない、野菜泥棒の被害が広がり、青年団が夜の見回りを行なうことになる。そんなおり、和子は自分の農園の野菜を動物に食べられてしまう。タマは食べられた野菜を見て鹿かな、また植えるしかないと悠然としている。しかし和子は「和子の小さな畑でも、こんなに悔しい、村のみんながどんなに悔しいか分からなかった」。和子は「村の人の野菜作りにかける熱意」を知る。タマは愛情を込めるのが大事だ、野菜に声をかけている、心があるのだ、涙している。誠は石井加代子のペンションへの納入もままならない。加代子「それじゃ和子ちゃん、希望に取られるよ」と言う。青年団の見回りだ。誠とやよい、希望と和子がペアで見回りをする。微妙だな。夜は「真っ暗だ」。希望「24時間明るい東京がおかしい」。やよいも誠に積極的にタマに告白だ。そして和子は希望だと何でも話せるのに、「希望君が好きだったら良かった」なんて、告白じゃないか。その時「泥棒ー」という声を聞いて畑に駆けつけるが、電池が切れた。
次の日青年団は吊し上げられる。「和子チャンと、何していたか」。村では夜間見回りは全員で参加する。大柴は参加しない、赤外線センサーを付けた。ここでも喧嘩だ。誠はネットで調べると、「しいたけが狙われる」と指摘する。しかし、大柴は取り合わない。タマも心配で動き出した。タマの所に大柴は土地売買計画書を作成してもってくる。年寄りが怪我すると、手足動かなくなる。「誠も畑を手放せば、優秀だから、東京で仕事できる、タマさんがやってくれればいい」。誠と希望は相談する。和子は皆の世話する。青年団の威信をかけて、大柴のしいたけ畑を見回る。隠れている、笑い。希望「俺、和子に告白した、お前より真剣だ、譲らない」と宣言だ。
そこに、「泥棒」の声があり、和子は出かける。何人かは青年団が捕まえるが、一人は逃げだし、和子は泥棒と鉢合わせしてしまい、大ピンチ。和子を助けに来た誠は、やられながらも必死に和子を守り、泥棒をつかまえる。「どうして一人で来た」と叱る。和子「ごめんなさい」。誠「息が止まるほど焦った、それで俺は自分の気持ちが分かった、初めての時から、和子が気になっていた」。強烈告白だ。希望は立ち尽くすだけだ、敗北だ。大柴も赤外線センサーも電源を抜かれて、役に立たなかった。座り込む大柴だ。
次の日、和子は希望にあいさつにいくが、希望「分かっている、でも諦めない、前は自分の気持ち押さえた、なのに誠は振った、今度はあきらめない」。和子「喧嘩の原因は、それ? 心配して損した」と、東京へ帰った。最後にタマは誠に、「経済的にも、仕事的にも、誠に負担掛けて、すまない、もう畑は売ることにした」と言う。和子は家に携帯すると、会社もバレタし、妹がしゃべり、父は誠の家に向かっているのだ。来週の最終回に続く。
何という気楽さだ。農家の泥棒という最近の話題を上手く使って、スリルもある話になりました。地域の連帯の大切さと大変さ、作物の収穫の喜びが少し理解できた気になった。それにしてもフカキョン爆裂ですね。こんなに楽しいとは、文句なしに最上だ。
農家のヨメに★★★★  3回 6月7日 「イチゴの涙」
和子は自分の野菜を育てってみたいと、週末の度に誠の家に行っている。家事までタマにしごかれている。畝作りの指導だ。タマさん厳しいが、和子は怒られ続けている。誠はその指導ぶりに、誠は心配する。タマは、和子は「誠が大好きだ、それだけで十分誠のヨメの資格はある、足腰は丈夫で、農家のヨメになってくれる、鈍くさいが仕込めば」。和子の悲鳴だ。ミミズが。ミミズは畑はいい土にしてくれる。触って感謝しろ。タイトル。
大柴哲也は経営うまくいかないだろう、やめろ、とそそのかす。辰次のところに兄弟が「和子と誠は結婚するか」聞きに来る。しかも誠が来たので、車の前に飛び出す。助けた清和正が足を捻挫してしまった。和子は堆肥作りを教える、ぬか床と同じで、ヨメへ代々受け繋がれるものだ。和子はさすがに農業の厳しさに参る。イチゴ園では希望が奮闘している。誠は和子に自分のかわりに、お客の面倒を見るように依頼する。イチゴ狩りの30分をみている。希望は誠の者を何でもほしがるのだ。イチゴ園は、予定の売り上げがあった。夏は葡萄だ。ここの父は希望を、一人前とは認めていない。この家は、母親が死んで6年になるので、希望が食事を作る。和子が手伝う。タマのところに電話があり、和子は希望の所で食事する、と伝えた。食事が出来た、芋の煮っ転がしは旨かった、希望も上手いと言う。希望「昔から誠は思いやりがない」と、ムキになる。しかも服の傷みも直してくれる。希望は嬉しながらも「こいつは花でもドクダミだ」と口は悪い。
誠のところに帰り、イチゴ園は儲かるというと、誠はつむじを曲げてしまう。次の日も、イチゴ園の手伝いだ。そこへライバルやよいだ。椎茸の作り方を教えにくる。誠は椎茸に興味がある。やよいの勝利だ。やよいの父の哲也は反対している。和子はボートして身が入らない。30分を忘れてしまった。希望は和子に特別の幻のイチゴ「光の雫」を食べさせる。形は普通のイチゴだが、食べるととてもおいしい、10個で2000円だ。まだ少ないがどんどん増やして、儲けて自分を父に認めさせたいのだ。誠はネットでの野菜の販売を考えている。加代子に相談している。加代子は自分の気持ちに気づいたときは、後悔する。加代子は誠に似ている「意地はって世界で一番大事なものがなにか忘れてしまう」と誠に忠告する。そんな和子に妹から携帯がある。父親が怒っているのだ。村では希望が誠の彼女を落としたと噂になっている。子供が勝手に入り込んで「光の雫」を捨ててしまう。親がきて、「金を払っているから、イチゴを食べようが投げようが勝手でしょう」。こんな時代になったのかな。希望は腹が立つ。しかし父がきてお客でイチゴ園は成り立っている、「謝れ、そんな奴は認めない」と言う。希望は母の死に目に会えなかった、修学旅行に行っていた。父は本当の病名を言ってくれなかった。希望は泣く、信じてくれなかったことが残念だった。和子は優しく話を聞いてあげる。希望の家の夕食は、光の雫だ、父に食べさせる。上手い。父に希望の信じて認めて欲しいのだと言う。父は母の病名を知って、表面は変わらなかったが、実は何度も泣いていた。信じていないわけではない、最後まで妻に普通のままで接して欲しかったのだ。悲しい思いをさせたくなかった。イチゴ園を始めたのも、希望がイチゴが好きだったので始めたのだ。「光の雫」を仏壇に供える。そんな父子を見て、和子は父親に秘密で、ここに手伝いに来ていることを話す、今度ははっきり言います。希望の父は和子を気に入った、20年若かったらヨメにする、しかし希望のヨメで我慢してくれ。そこに誠が送ってくれる。バイト代をくれる、「希望のヨネになれ、金もあるし、大事にしてくれる」。和子「どうして、私の気持ち知っているのに、そんなに私のこと邪魔ですか」。誠「何度も迷惑だと言っている、真剣にこれからのこと考えているのに、目の前うろちょろされて」。和子「分かりました、私もうきませんから」と淋しく電車に乗る。誠は家でビールを飲んでいる。タマが漬け物を持ってくる、和子と漬けて馴染んでいないのだ。何で和子と東京で付き合ったか思い出した。「真剣な目で、今にも泣き出しそうな目で言われてので断れなかった」と語る。和子は夜汽車です。
フカキョンのキャラ爆裂です。甲高いロリコン風のしゃべり素晴らしい。アニメを見るようです。今回は希望がメインでした。玉山さんと松山さんお父子は哀愁があって良かったです。男二人の家庭も侘びしく、ホロリとさせられました、。和子はぴったり合っていた気がした。今回の子供のエピソードは悲しい。今は商品が全て金だ、だから何をしようと自由だ。淋しいな自分たちは米を食べる時も作る人の苦労に感謝して食べていた。戦後の飢餓の記憶が日本中に残っていた。なんだかこのままで人間は大丈夫なのだろうか? 思わず素朴な気持ちにさせられた。本当に単純だけど、漫画的なペラペラなドラマだが、いいドラマかもしれない。評価アップ。
農家のヨメに★★★  2回  5月31日  『落ち葉の秘密』 和子は村のスキャンダルだ
OL2年目の和子は有給休暇(親には研修)をとって再び農業を手伝いにやってきた。居候だ好きな人の傍にいたいからだ。畑を耕しているが村中のおばさん(大島蓉子さんもいるぞ)の話題の人だ。誠を見ると仕事をやめて近づこうとする。ライバルやよいが通りかかる。松本さんは派手で、ジーンズのミニスカだよ。祖母タマは和子の根性は認めている。更に年上の加代子も登場だ。誠はニコチン液で虫除けを仕込んでいる。タマは肥料がコスト高く返すことにする。和子は辰次(加藤武)に声かける。さらに加代子のペンションへ配達だ。初の会話だ。しかしお客がきて中断だが、そこで誠と加代のツーショット写真を見つけ気に掛かる。希望のイチゴ園でイチゴ狩りだ、おいしい。希望から誠に早速二人の関係を聞くと、加代子は誠の初恋の人だ。加代子の旦那は死んだのだ。誠が肥料を返すと、大柴が畑を手放すように話しかける。誠は辰次に肥料の作り方を教えてもらおうとするが、そこに和子が来て一緒に頼む。辰次は若い者に不信があるのだ。和子は辰次に怒りながら頼む、更に和子がふしだらな娘のように思い喧嘩になる。どこでもフカキョンは可愛いです。許します。料理も和子の担当でキンピラのゴボウはおいしい。携帯で妹に作戦を話しあう。夜、誠に謝ろうとして、屋根裏の誠の部屋へいくが机でうたた寝だ。服を羽織らせ、キスしようとすると、誠は起きて逃げ出した。辰次のゴボウだ。辰次は誠に、肥料の作り方を伝授する気になった。次の朝は早かった。山で落ち葉を7年毎に取っていくのだ。昼休みに弁当を山に届ける。車もないのに良く行けたね。オニギリを辰次にも渡すと、辰次は払い捨てる。食べ物は大事にしないといけないゾ。その後、足をくじいて腰を打ってしまい寝込む。辰次はケガをしたのは和子のせいだ(よそ者が来たので山の神が怒ったという考え方らしいが、自分勝手な年寄りだ)と言い、和子が東京へ帰るまで誠に肥料作りを教えないと言う。さすがに落ち込む和子だ。一人暮らしなので誠が世話することになった。希望は誠に何で和子を庇わないかと責めるが、誠はこれで東京に帰ると言う。その夜タマは和子に畑に植えてごらんと一緒に植える。和子はタマと話す、野菜農家は厳しい、そのうち辞めて東京へ帰るかも知れないと言う。和子が反対に誠が農業に真剣だとタマに語る。そして辰次も東京の人だから淋しいと言う。そんな辰次だが、誠が仕事なので、和子がオニギリを作り、トイレも限界に来て肩を貸す、尿器が良いのではないか、身体の清拭もする。誠が一生懸命だから、好きな人と一緒にいたいと自分の思いを告げる。一生懸命に世話をしてくれるので、次第に和子に心をひらいていく。ニギリ飯は形悪いがおいしいかった。誠に山の落ち葉を持ってこい堆肥の作り方を教えるという。翌日、和子は帰る、誠はバイト代を渡す。そしてまた来ますというと、来なくて良いと言い放つ。そこに加代子が来る。和子は東京の仕事に戻るが、土曜日には元気になった辰次(すっかり手なづけられた)の車に乗せられて、誠の所に来た。自分の植えた苗が心配なのだ。
アニメ的な和子のキャラだし、フカキョンにぴったりで最高ですね。展開もゆるゆるの漫画的だ。楽しいしホロリとします。(演出 新城毅彦)
農家のヨメになりたい★★ 1回 「野菜がライバル」
いきなり腹筋して、服を出してみている。OLの吉川和子(深田恭子)は、2年目だ、とりあえず仕事している。夢は好きな人といつも一緒にいることだ。語りもフカキョンで、軽そうだ。付き合い始めて1ヶ月で1回しかデートしていないが、小野誠(中村俊介)は残業ばかりで忙しい。和子の家は母(宮崎美子)父(ガッツ石松)で、妹・加奈(星井七瀬)(は二人のことを知っているが、合コンで最初の日に和子が告白して、付き合い始めたのだ。ついに会社まで押しかけた。和子「私たちつきあってますよね」。誠「付き合っている、だからちゃんと言わなければならない」。結局ふられてしまう。妹は格好イイがクールな人だ。和子は合コン前に駅で困っている老人を助けた誠を見て好きになり探していたのだ。だから合コンは運命だった。和子は諦めきれず会社に押しかける。誠は会社を辞め農家を継ぐと同僚から聞く。誠の村は祭りだった。ドラマ的都合主義ですが。年取った青年団員(小林すすむ)が祭りだと説明する。御輿を担いでいた若者の希望(玉山鉄二)が和子に誠の家を教えようとする。。和子は誠を見つけたが畑に倒れる。和子は農業を生まれて初めて手伝った。畑のビニールの窓明けを言われるし、次は洗い物と手伝わされる。井戸水で洗う、無農薬で虫がいて悲鳴だ。石井加代子(伊藤裕子)は誠の初恋の人らしいが、彼女のペンションに野菜を持って行く。誠は男同士の約束を守れないので、御輿を担げない。誠の祖母・タマ(宮本信子)に帰れと言われ、野菜を土産に持ったされる。和子は誠に別れた理由を知りたい。タマは男の責任だ、バス停まで送れと命令する。やよい(松本莉緒)は幼なじみだ。子供の時の約束は小学校で結婚して椎茸の家をを継ぐのだ。ついに和子は誠に、合コンで付き合ってと言われた女は信用できない、付き合った理由は「断る方が面倒だったからだ」言われる。最低だ。誠はやよいと祭りへ行く。「帰れ」と言われ、ふてくされた和子は祭りの青年団とヤケ酒を飲み、カラオケで歌っている。フカキョンはホリプロでグランプリだ、歌手デビューしたかもしれない。誠に介抱してもらうはめになる。妹から携帯がかかり、誠が出る、携帯の待ち受け画面はツーショット写真だ。タマはくず野菜も同じ野菜だと丁寧に洗ってくれてイイ子だと言っている。
翌朝、目覚めてどうして家に着いたか分からないので誠に謝る。畑では和子がビニールを一角だけ開け忘れたのでレタスが全部枯れてしまっていた。こんなことになるのですか? 必死に謝る和子だが、誠には「君には興味がない」と2度振られる。東京に帰って仕事するが、手に付かない。いきなり、休みを貰って、両親には5日の研修だと言うことになる。そこで突然和子が畑に登場する、誠の傍にいたい、農業を手伝いたいという。和子が抜いていたのは大根の芽だった。慌てるタマと誠だ。
軽いな、お気楽ドラマだ。ナレーションまでフカキョンだもの。しかも歌もあった。ファンはたまらないかもしれない。そうでなくとも意外と脱力系で楽しめるかもしれない。初回は説明的だから評価は低いが良くなるかもしれない。今日のスタパでフカキョン出ていた、伊豆でロケして地元の人に世話になったと聞いた。その時も脱力加減が良かったが、視聴者は騙されているだけかも、騙されているのも楽しいけど。

プラウザの 戻る← で戻ってください