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12月11日  10話
白い巨塔★★★★★    前半の終了だ、財前教授誕生
鵜飼医学部長(伊武雅人さん)が怒っていた。医局員が菊川教授(沢村さん)に脅しにいって、大河内教授(品川徹さん)の基礎の票は望めないと言っている。里見助教授(江口さん)は食道癌の佐々木の心配を聞された。店や子供の教育など心配なのだ。しかも財前助教授が怖いという。
いよいよ決選投票だ。皆は様々の姿である。結構ひっぱるなー。でもドキドキしてしまう。結果は鵜飼医学部長から知らされる。財前候補16票、菊川候補14票だった。前作と同じく教授になれた。鵜飼医学部長「教授は大変だ、つまらないことで足下を救われる。これで僕の派閥の一員だ」。東教授は菊川教授に電話する。菊川は「私は船尾教授や東教授の道具でした。私はオーストラリアの大学に戻ります。医局という不可解なものはありませんから」と語る。別にプライドさえ気にしなければ辞める必要はないと思うけど。教授から教授だからかな。助教授は方々の教授に応募して落ちているのを見ている。祝勝会で、票読みの反省もあった。野坂票が全部なら19票だったと。野坂教授もしたたかですね。
里見助教授の家では、何と奥さんは「やはり教授夫人になりたい」といった。東教授の家は、東は退官の天下り先は断った。奥さん(高畑さん)は、がっかりでヒステリックです、娘の佐枝子(矢田さん)は一人の人間として就職します。財前は医局員と飲み会で騒いだ後、愛人(黒木さん)と飲んでいると教授夫人(若村さん)が登場して、ふたりのバトルです。丁々発止です。
財前教授は助教授、講師、医局長を決める。そして佐々木さん(田山さん)の手術が12月26日と決まる。教授就任で雑用が大変だ。そんな時に佐々木さんは手術同意書を書かないとトラブルだ。胸CTで肺に淡い陰影が見られる。転移の可能性を主治医(伊藤さん)は心配する。しかし教授になった財前は、気合い十分で、一蹴してしまう。ワルシャワの国際学会の特別講演を控えていたのだ。
東教授の退官の日、財前はネームプレートを教授にする。そして佐々木さんの手術に入る。里見助教授の助言をあっっさりと無視する。同じ日に最後の東教授の最後の回診が少ない医師を引き連れて行われる。財前に和解の言葉を言うことはできない。「財前君に将来はないよ。でも財前君を見守っていきましょう。育てたものの義務です」と鵜飼医学部長へ言い残していく。財前と里見は手術後の回復室で話し合う。財前は「手術は完璧だ、リンパ転移はない。これで肺に転移はないよ」。「この日を手術日に決めたのは、東教授の退官日だったからだ」と、漏らす。財前は「僕に意見するのは最後にしてくれ給え。君に祝って欲しかった」。里見「君を祝えない、君が教授になったことを喜べる日がくるとは思えない」と別れる。財前教授の総回診が始まる。髪型が変わった。次は後編で来年だ。
   ☆    ☆
里見助教授も少し悪いよ。人に優しい医者なら、患者の心の奥底まで見抜いたら、しっかり対応したあげなきゃ。財前は教授になって傲慢になった。キャラが変わるのはイイぞ。ドラマが面白くなる。内科と外科の違いが出てくる。方法論の違いだ。内科は全身をみる(最近は臓器別だが)。外科は目の前に見える病変をみる。互いに補って患者を救わなければならない。とにかく1シリーズはうまく終わった。自分は映画でみたのかな。確か教授になって終わって、続編は誤診から裁判になる話だ。これも忠実に再現されるのでしょうね。里見と財前が正面から対決する。
医療の現場は激動だ。国立大学も独立行政法人で、合併が続いています。医療、研究、教育じゃなく、事務手続きや会議の雑用ばかりかもしれない。そして医療事故や裁判が萎縮した保身的な医療になっていくかもしれない。
12月4日 9話
白い巨塔★★★★   教授選考です
東教授(石坂さん)が辞退する。この勝負は吉か凶か。開票が行われる。総評30票で財前(唐沢さん)12票と菊川(沢村さん)11票、葛西7票であった。16票の過半数がないため、財前と菊川の1週間後の決戦投票となる。医局も大変だ、動揺している。これは本当だ、時期教授次第でスタッフは総入れ替えになることが多い。東と今津教授は、財前への同情票を封じた成果だと話す。決戦は野坂教授の率いる7票だ。又一(西田さん)は票読みが大きく違ったことに大荒れだ。財前は頑張りを期して又一を諭す。又一のカツラがずれる。
里見先生(江口さん)は超然としている。しかし教授になれるかどうかは一大事だ。そりゃ「淡々と仕事しろ」は正論だけど、そんなの人間じゃない。財前先生の方が弱さと傲慢さを持って人間らしい。佃医局長(片岡さん)と安西(小林さん)2人、菊川教授の所へ辞退するように話し込む。2人の今回の出来事の分析は当たっていると思う。医局員も本気だ。自分の将来がかかっている。
コロッケ屋さんの患者(田山さん)は我が儘だ。外科の担当は研修医の柳原(伊藤さん)になる。里見先生もあっさり本人に食道癌とムンテラした。財前先生に手術して貰えば大丈夫です、これはちょっと一方的だよ。食道癌は手術侵襲も大きく様々の不快な後遺症を残すことが多いと思うが、財前先生ならいいが里見先生がこの説明はおざなりだ(怒)。もっと患者の身になって欲しい。
野坂教授の票を取り込むために東教授と今津教授の工作が始まった。野坂教授は学者志向だったのか。ここでも名誉vs金での戦いだ。船尾教授が来て、次々学会の理事や厚労省の班長や治験委員長などのポストをあてがう様子は圧巻ですね。しかしこれは大阪大学が東京大学の閥に入るようなものです。多分隣の芝生は青いで、他の大学は良くみえるのかもしれません。個人的には自分の大学のポストは自分の大学からと思うが、人情では世界標準の研究や論文は出来ない。関係ない世界ですが、微妙です。
東教授に呼び出され部屋に向い、財前は廊下で佐枝子(矢田さん)から財前の笑顔が失礼だと言われた。このエピソードは結構ドッキリする。多分財前は貧乏だから人間関係の中で卑屈になって、笑顔で問題を回避する習慣となったと思う。その後の里見と佐枝子の会話は納得だ、里見先生の「癌の終末医療は頑張るか、頑張らないか、いつも迷います」はよかった。最後は東教授と財前の戦いだ。最後の東教授の「かけたらどうだ」に財前が教授の椅子に座って「東教授のご指示に従っているだけです」には笑いました。ギャグ、ブラックですか。
   ☆     ☆
東教授は、惨めだね。船尾教授に全く当てにしてないことを露骨に言われて、思わず植木に当たる。こうなったら、東教授の個人的好き嫌い(これが人事の一番の原因だから困りますが)のレベルから学閥の本気の戦いになる。浪速大学の講座が完全に東都大学の実地になるのだ。結構大変なことだ。下手すると、これからの教授選で東都大学の意向や発言が強くなるかもしれない。個人的な好き嫌いのレベルじゃないよ。とにかく今回は教授選に焦点が絞られて良かった。
11月27日  8話
白い巨塔★★★★   8話   教授選挙の票読みだ
財前五郎(唐沢寿明さん)は、教授選の壁である大河内教授(品川徹さん)を篭絡せんと「本当は教授になりたくない」と直訴に及んだ。だが、大河内は、財前を完全に無視する。大河内には金の実弾の攻撃も効き目がない。  鵜飼学部長(伊武雅刀さん)を中心とする財前派、菊川(沢村一樹さん)を擁する東(石坂浩二さん)派(同じ外科の教授が同盟することは余りない、近親憎悪があるのですが)ともに、最後の票読みに入るも、確実な数が読みきれず…。臨床では財前は10票であるが、菊川は4票、野坂は2票だ。しかし基礎の15?票が読めない。これがどう動くかで変わる。半分の8票を取りたい(東教授は19票とった目算だ)、いよいよ楽しくなってきた。医局の中も大変だ。20?年も前には医局員の反対で、新任教授をボイコットした事件もあった記憶がある。教授夫人のゴルフ大会も怖いドラマです。船尾教授と菊川教授が」訪問する。票読みの確認だ、しかし東教授は楽観的(格好つけたがり)ですね。船尾教授が退官後のおいしいポストを持ってきたよ。里見先生(わかりやすい常識的な内容だ)の講演を財前も聞いている。講演後かたせ梨乃が患者家族で登場だ。彼女の夫でエピソードができることになる。菊川教授の指摘で分かったが、佐枝子(矢田さん)は確かに古さを持っているキャラですね。いよいよ選挙です。格好つけたがりの東教授は棄権することで、財前への同情票を阻止する作戦だ。
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本当に基礎の票は難しいと思います。新設医大では数学とかの教授も一票持っていたようだ。だから票読みは全く出来なかったことを思い出した。強引vs妥協、金vs品位、欲望vs名誉、対立軸はハッキリしている。この選挙がドラマの大きな頂点ですね。もっと盛り上がると思ったが、そうでもなかった。退官後のポストも昔は凄かったが、今はそんなにポストはない。有名教授だけですが大きな病院長でも医療事故で頭下げる役目ではやりたくないかもしれない。知っている病気がちの教授は完全にリタイアして趣味と執筆で生きています。やはりこのドラマは時代設定の古さと新しさが混在している感じがする。そして多分白い巨塔の映画の二つを一つにするみたいですね。記憶が正しければ財前は教授になるが、その後誤診問題がでるような・・・うろ覚えです、間違ったらゴメンね。
11月20日  7話
白い巨塔★★★★★   対決軸が多く、ゆっくり動く本格派だ。
教授選挙は全国公募です。自分が大学にいる25年前から全国公募だ。そして最終的には教授会の投票で決まるよ。でも昔は談合で候補者1名だった気もする。大河内教授はイイ役回りですね。「公正」という言葉でドラマが混乱すると楽しくなりますね。里見先生(江口さん)は微妙なキャラだ。権威にも圧力にも屈せず頑張る、誰もついてこない(淋しい)。あ、小日向(キムタエさん)は消化管出血で死んじゃった。「緩和病棟を作りたい」、これは資金も時間もかかる大きなプロジェクトだ。菊川(沢村さん)は確かに大変だ。でも何度も教授戦でおちている助教授もいるけどね。財前の希望で東教授(石坂さん)の手術の最後の助手につく。手術シーンは迫力ありますね。手術するとやはり一体感がでてくるのか。と思ったらバーでの会話凄いです。財前くんは頭下げればいいのに、バカだよ下げられず。全面戦争だね。その後黒木さんに戦略を語った。なるほど。味方を裏切っちゃダメか(難しい)。鵜飼教授夫人と財前夫人の絡みも凄いな。里見先生と佐枝子(矢田さん)の絡みも進展してきたね。里見も財前と友達なら少し動けばいいのにといつも思う。「何で医者になったの?」と財前が若い医局員に聞く、「医者の息子」と「ばあちゃんを医者に助けて貰った」。財前の医者になった理由が、このドラマの根っこにある。最終教授選考は整形の野坂教授の裏切りで3人になった。今後この野坂教授の中間票の取り合いで盛り上がるのですね。妻と愛人の対決も面白い。もう方々で対決軸があって楽しみです。
11月13日  6話
白い巨塔★★★★★   一つのドラマは終わった、さらばキムタエさん
話がまとまっていた。一つは教授選挙が盛り上がってきた。もう一つは小日向(木村多江さん、われらがキムタエです。声がいいな〜)の退院です。キムタエさんの方から、末期癌を宣告され、「頑張って下さい」に切れました。里見先生(江口さん)はうまい「一日一日を大切にしましょう」。これは使えますね。でも鵜飼教授回診であんなに言われちゃ可哀想だ。里見は自分の手元の大学病院に置くよりも、財前のいうように傷つかないようにうまく転院させるべきだと思う。ターミナルケアを大学でやることは現在難しいかも。20年ほど前に地方医科大でターミナルケアを症例検討で取り上げたことを思い出した。東大、京大、阪大では難しいと思う。里見には8年前に妻の父は胃癌を終末まで看取った体験が心に刻まれているらしい。その時に妻と知り合い結婚した。結局里見の部下の竹内(佐々木さん)が転院して欲しことと、里見が医局で辛い立場であることを知らせた。キムタエは自己退院してしまう。連絡を受けて里見はバスを待つキムタエに会う。キムタエは「死を前に自暴自棄にもなるが、イイ人でいたいと思う気持ちもあるのです」。泣きました。大学病院で主治医は患者を選べない、キムタエは「ここは最後を迎える病院ではなかった」と言い残す。さようならキムタエ!!! これからも色々のゲストが登場するのでしょうね。たのしみです。
教授選挙の方は山場を迎えつつあります。選考委員に基礎医学講座の表を集めて。大河内(品川徹さん、凄いです。この人が登場して俄然締まってきました)が15票を集め委員長になった。本当に基礎の教授の票は派閥の締め付けがないので読めなくて時々恐ろしい結果を引き起こす。財前派も東派も翻弄されることになります。財前と東(石坂さん)は全面対決ですね。今は国立大学の教授は全国公募して4−7名ほどが集まり、選考委員が3名ほどに絞り、プレゼンなどをして教授会の投票で決まります。候補者の数が少なかったり、適切でないと再公募などをします。最後に財前とケイ子(黒木さん)の濡れ場がありました。これは前作でも印象深く、おじさんは大学生だったが外科医は手術を終えると興奮を抑えるためにSEXするものだと信じていました(笑)。卒業したらそうではなく、術後管理で病院に泊まり込んで消耗しているようですが、講師以上は術後は医局員に任せて、SEXしているのでしょうか?(爆)
11月6日  5話
白い巨塔★★★★  EBMvs経験に基づく医療
ドラマではっきりした対立軸が出来て王道だ。ただこの設定で年代の古さが気にかかる。最近の医療のアメリカ経済至上主義的傾向がはっきりしているので対立軸の善悪が明確でない。東教授の言う「学者=菊川」vs「技術者=財前」という図式も、前作の時代はほとんどの人は菊川=善、財前=悪であったが、今は手術がうまく患者を救える医者が教授になるべきだと考える人のほうが多いだろう。キムタエ(木村多江さん)の治療を巡っても、最後まで誠実にみる里見=善、助かる見込みがない患者は大学病院ではなくターミナルケアの病院でみる、大学病院は専門的な治療で助かりそうな患者を短期間で積極的にみる財前=悪、とは単純にならない。以前ならこの図式で納得したが、今は専門に応じた治療をすべきで大学病院などは平均在院日数は14日を目指している。財前の考えの方が妥当と考える人も少なくないはずだ。これは大規模で医療を考える「根拠に基づく医療−EBM」と目の前の一人一人の患者を大事に考えるこれまでの日本の経験に基づく医療の対立ともいえる。厚労省などはEBMを導入して日本全体の医療を考ているようだ。財界の患者さんから1億円の寄付を財前は受ける。それを120周年開学記念式典の基金とする。税金や寄付の取り扱いは十分な処理しないといけません。妥当かな? さて病理学の大河内教授が急浮上です。前作では加藤嘉さんが演じていた。役者さんはよく似ている。この学問一筋の硬骨漢が大きく教授選考に絡んでくるのですが、楽しみです。もちろんキムタエさんが告知されるシーンは切なかったです。
10月30日   4話
白い巨塔★★★★★
期待通りキムタエさんが登場しました。36歳製薬会社のMRさんで、仕事一筋の独身です。ピッタリです。あの大学のMRを続けたのですから、大変な努力したのだと思います。しかし病気が厳しい、キムタエの「生きる道」もしっかり描いてくれるのでしょうね。キムラエさんが腹部エコーでお腹をだしていたような、ファンには堪らないシーンです。期待しています(涎笑)。「くれない会」も恐ろしい会ですね。女性陣の迫力にも参りました。今回のメインはVIPの手術シーンです。最初のバーコードの現実には微妙です。VIPなので顔も分かるし間違えることはないと思うので、コンビニのレジみたいでした。もちろんデータも同時に把握できる最新です。手術はかなりリアルでしたね。最近の本格医療ドラマではこのレベルを維持していますが、唐沢さんの演技が素晴らしいかった。菊川教授(沢村さん)登場です。石川大学でしたが、前作では金沢大学とそのままの名前だったと思い出しました。金沢大学出身としては嬉しかった記憶があります。東教授の部屋での財前ー唐沢の初見のシーンの緊張感も最高でした。ドラマの設定に最新と古さが混在していますが時代を超えた人間ドラマの堂々たる王道です。これからも期待です。
10月23日  3話
白い巨塔★★★★★
医療ドラマというよりも人間ドラマになってきました。イイです。時代や設定を越えて深く大きなドラマになりました。唐沢さんはキャラを完全に自分のものにしました。財前助教授の講義のシーンは素晴らしい(懐かしく風景でしたね気品が教室を占めていました)。財前助教授はとてもイイ人なのです。貧しい育ち(これがコンプレックスであり同時に原動力なのです)だから品格(人格)に欠けてみえる。しかし講義はうまく手術はうまく気遣いもあります(これが結構気に障るが・・)。後はすぐ顔色に出てしまう欠点がある。東教授、何で査問するの? 優秀な内科医が普通なら見逃しそうな微小膵臓癌をみつけ、優秀な外科医が完璧な手術をして患者は救われた。本当に誤診があっても査問なんかしないと思うのに・・・「白い巨塔」は映画で何回か見ました。西田ヅラ・パパに医師会会長が加わって、ここらも面白くなってきました。自分の教室の助教授がなかなか教授になれないことは事実です。さて西田尚美さんはstand upに続いて看護師です。冷静で客観的な状況判断している看護師さんは病院に必ずいます(笑)。予告編でキムタエが登場?ゲストも目が離せません。評価アップ。
10月16日  2話
白い巨塔★★★★
このドラマは財前の貧しい生い立ちがかなりの重みを持っています。今回も後輩や母親のシーンで明らかにされてきました。このコンプレックスが這い上がろうとする強い意志です。しかしどうしてもその表現方法が生来の上流の人は反感を持つ。ここが前回の田宮シリーズで目立った点です。今回も少し鮮明になってきました。そして里見先生の正論がまだ馴染めません。山本学さんの演技は強い好印象を自分に刻みました。時代も変わって研究中心の地道な医師はネガティブな評価になっているので、江口さんの言葉に説得力は出てきません。今回の手術患者の手術日や謝礼のエピソードも今一つです。今は国立大学での謝礼は抑制されています。しかし里見医師に直接尋ねる患者の夫はどうかな?また外来初診で全て間違いないなら、術前精査は必要でなくなる。入院してすぐ手術だよ。そんなに外来初診診断(暫定診断)の正確さに教授でもこだわりは無いと思います。とにかく金(西田さんの儲かる開業医)と権威(大学教授)、貧(財前の生い立ち)と富(教授たち−そんなに金持ちなのは東大、京大、阪大くらいかな)の対立軸が明確になり、悲しい人間劇になっていくはずです。半年やるのでじっくり描いています。終わる頃には5★は間違いないでしょう。

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