鑑識班2004  15位     プラウザの 戻る← で戻ってください 

総合点  6点   印象点  6点    平均点  2.7点
相棒の後では辛いがかみさんが好き、黙って大人数の鑑識には頭が下がった
プロデュサー: 佐光 千尋、大野 哲哉 (日本テレビ)、木川 康利、粕川 今日子 (ジャパンヴィステック)
企画: 酒井 浩至       チーフプロデュサー: 梅原 幹
脚本: 下村 優  他        音楽: 川村 栄二        監督: 下村 優  他
撮影: 浜田 毅 / 柳島克己     照明: 目時 威邦        VE: 角本 輝夫
録音: 中前 哲夫         美術: 高山 雅子         装飾: 遠藤 雄一郎
編集: 宮崎 清春        助監督: 猪腰 弘之       制作担当: 近藤 博
主題歌: 「Love knot 〜愛の絆〜」  唄:小柳 ゆき (ワーナーミュージック・ジャパン)
作詞・小柳 ゆき/MIZUE   作曲・原 一博   編曲・斉藤 仁 

(鑑識班)
班員中山淳彦−−西村和彦    管理官大宮秀則−−清水章吾   係長岩崎鉄男−−角野卓造
指紋係伊村博美−雛形あきこ   主任赤塚良平−−−ベンガル   班員津田 亘−−−小林すすむ
(科捜研) 
化学技官沢村−−本田博太郎   法医技官石田−−石井洋祐   
(捜査一課)
刑事金井貴子−−森口瑤子    警部菊地慎一−−−三浦浩一  刑事小倉泰之−−−伊東貴明

星合由美子−−−南 果歩    日野幸彦−−−−−杉本哲太   星合 悟−−−−−石神勇智
鑑識班★★★  10話 最終

丈島への帰郷を控えた由美子(南果歩さん)の子・悟(石神勇智さん)が何者かに誘拐され、身代金1000万円を要求された。相談を受けた中山(西村和彦さん)は、捜査一課に連絡し、鑑識班が公園のゴミ収集、測量技師に変装し(笑)、現場の公衆トイレを捜査した。身代金は由美子の父が1000万円を用意する。悟の臭いの靴下と指紋を持って行く。警察犬を使った捜査の結果、悟は車で連れ去られた模様で、 近くのゴミ箱から悟のものの他、複数の指紋が付着したボール紙のケースを発見した。犯人から連絡がある、使用している携帯は判明したが盗まれたもので、持ち主はゲートボールのおばちゃんだ。身代金の受け渡し汐留だ、明日になった。捜査陣は、蛍光でマーキングした身代金の受け渡しの時が犯人逮捕の絶好のチャンスと見た。 ところが、その場所で緊張し「おかあさん」という子供の声に思わず倒れた、駆け寄る中山だ。犯人からの携帯で、思わず中山の助言もあり「悟の父親です」と答える由美子だ。これを聞いた犯人は、「悟の父親は死んでいる」と交渉を打ち切る。捜査陣は、地団駄を踏むが、犯人が悟の家族関係を知っていると気付いた菊地(三浦浩一さん)は、 15年前の現金輸送車襲撃事件に関係し、誘拐が怨恨絡みだとみた。星合に録画したビデオを見て貰うが、全く動揺して協力してくれない。
その頃、現場にあったボール紙のケースから小さな出版社にたどり着いた貴子(森口瑤子さん)は、そこの雑誌で、以前“現金輸送車襲撃事件のその後”を取り上げていたことを知った。例のケースは、その取材の際に使われた謝礼の品が入っていた物だったのだ。連絡を受けた鑑識班は、さっそく現場にあった箱から検出された指紋と、記者ら関係者の指紋を照合した。1つだけ不明の指紋があった。 菊地らが集中的に調べたのは
、15年前の事件で殺された3人の被害者の遺族だった。当時警備員だった被害者の息子で、 5年前に母親を亡くし天涯孤独になった渡会誠(内くん)が容疑者として浮上した。アパートを調べるが5日ほど帰ってきていない。問題のケースに付着していた指紋が一致したことから、渡会が犯人の可能性が極めて高くなった。靴の泥の鑑定が行われる、本田博太郎さんだけ浮き世離れした研究員です。 長石から河口湖近辺と推定される、本当かな。
犯人から再び由美子に連絡があった。発信場所が特定できた。捜査陣は万全の体制で犯人逮捕に向けて取り組むが、公衆電話に電話があって、電車で喫茶「銀座」へ行けと言われる。由美子が悟を取り戻したいあまり、携帯の電話を切った。ぎりぎり着くと喫茶店で電話がかかる。尾行した貴子たちに、復唱しなかったし、発信器を捨て車で走り出し連絡取れなくなった。中山らは、残された遺留物などから、全力で由美子の行方を追った。携帯の電源が入り、河口湖から再び犯人の指示で車を走らせる。中山へ携帯するが運転中で繋がらなかった。犯人の山小屋に星合は着く。2階に悟はいた。金は渡した。そして星合を殺そうとするとき、携帯が鳴る。中山がかけたものだ。犯人を見つけた。全員で包囲するまで待てだ。星合と悟は逃げる、しかし渡会が走って、悟をナイフで脅す。
渡会「この子の歳で俺は父を殺された、そしてひどい目にあった、しかし殺人者の子供がのうのうと生きている、俺の気持ちが分かるか」。中山「分からない、俺の父も殺された、その時は犯人を怨んだ、今のお前のように、しかし、日野を愛した星合さんや悟は罪はない、思い出せ、父を殺された日を、もうやめよう、苦しみや悲しみを続けることは」。 渡会はナイフを捨て悟を解放する。良かった、涙
星合と中山と悟は遊園地だ。明日星合は八丈島に帰る。「いつか会えますか」。続編があるのか。このドラマはセリフが少ないことが最大の特徴で長所ですね。ただ、役者さんは地味です。南果歩さん、西村さん、二人がどうして愛し合うのか自分には分からない。森口さん、三浦さんで、2時間ドラマという味わいです。
鑑識班★★★  9話

星合は島に帰ってもう出ないのですね。納得。河川でキャバクラ嬢小笠原喜恵(岡崎羽衣さん)の溺死体が見つかった。近くの橋で喜恵の毛髪と衣服の繊維を発見した鑑識班は、状況から自殺ではないと察知した。司法解剖で、喜恵の肺の水に現場の川にはない微生物があり、喜恵が別の場所で水死し、死体が遺棄されたと判明した。 菊地、貴子ら刑事は、喜恵が最後に携帯で電話した高校時代の同級生・久保奈々子(小沢真珠さん、顔の部品大きいな)から事情を聴くが、奈々子にはアリバイがあり手掛かりはない。これで終わりじゃないはずだ。そんな折、富山妙子(丘みつ子さん)が警察に出頭し、犯行を自供した。妙子は、喜恵の同級生で3年前に多摩川で溺死した娘・朝代(浅井江理名さん)の事件を再捜査しなければ、喜恵殺しの詳細を話さない、と黙秘した。この朝代の事件に関して、所轄の警察は状況証拠だけで受験を苦にしての入水自殺として処理していた。
鑑識班は現場近辺の池の水集めて、解析した、膨大なデーターだ。学会発表できるかもしれないよ。地味だね、セリフなしだ。長池公園の水に一致した。岸から池の中に手が届く場所を調べた中山らは、池の底さらえ(これも地味だ)で手作りの彫金ペンダントを発見した。調べたところ、喜恵の指紋と他にもう1つの指紋を検出した(水の中でも残るのですね)。よく事件と一致したね、ドラマ上仕方ないが。妙子の部屋から彫金の道具と問題のペンダントのデザイン画が見つかったことから、妙子が喜恵殺しに関係していることが明らかになった。 中山らは、妙子の車を調べるが、 喜恵の死体を乗せた形跡はなかった。車のETCを解析し、妙子が中央高速の料金所を通過していた時間などから、そのアリバイが証明された。貴子の追及に対し、妙子は、風化した娘の事件に世間の目を向けるため出頭した、と供述した。ペンダントに関してはなくしたと話した。
そんな中、2ヶ月前に別れた妙子の元の夫・寺崎竜雄(新克利さん、もう犯人捜しに疲れて別れたようだ、実は復讐劇に妻を巻き込まないためだ)が、数日前から行方をくらましていることが判明した。その寺崎のアパートへ行ったら、同級生のミユキが喜恵と奈々子がリンチして殺したことを寺崎にも告白した。そのため寺崎が喜恵を殺したのではないかと心配になってきたのだ。妙子に泣きながら告白した。その指紋が、例のペンダントに喜恵の指紋と共に検出されたものと分かった。奈々子が行方不明になっているとの連絡を受けた菊地は、喜恵を殺した寺崎が奈々子を拉致したとにらんだ。寺崎の部屋を鑑識は捜査する。寺崎は奈々子を問いつめる。3年前はあんなつもりはなかったと懺悔する。寺崎が今度は奈々子を顔を付けて、殺そうとするが、警察が来る。妙子に諭されて思いとどまる寺崎だ。寺崎は犯行を自供する。そして3年前の朝代の再捜査が始まる。あ、最後に星合が出て、悟が行方不明になった。来週はこの事件で最終回だ。
丘さんが出ると、2時間ドラマ風ですね。新さんは年とりましたね、でも懐かしいです。鑑識班は地味ですが、テンションを高めることなく見ていられる。1時間なのに2時間ドラマに見えたのは何故かな。不思議だった。しかし、これならいくらでも作れるよ。また続編でしょうですね。
鑑識班★★★ 8話

そうだ、日野は病死したのだ、星合は息子と一緒に線香をあげている。忘れちゃ駄目よ。これはいつもの前フリです。
住宅で黒川弥一(仙波和之さん)という区議会議員60歳が殺される。鈍器で頭部を殴打され、首を刃物で切られた。庭には現場の2階の窓に梯子がかかった。中山(西村和彦さん)ら鑑識班は、ブロンズ像を凶器の1つと断定し、返り血を防ぐために使用したレインコートと手袋を発見した。 レインコートの血液は被害者のものと鑑定された。しかし袖が折られ犯人の身長は155〜160センチと推測された。庭で採取した靴の跡が23cmで、犯人は小柄な男性か、女性とみられた。レインコートなどから指紋は検出されなかった。第一発見者は、被害者と二人暮らしの妻・啓子(渡辺梓さん、相変わらず美しい)、40歳だ。20歳年上の被害者と2年前に選挙活動を通して知り合い、1ヶ月前に結婚していた。事情聴取に対し、啓子は事件発生当時、外出中で、近くのコンビニで買い物をしてから帰宅した、と話した。
土へのめり込み具合から、梯子は犯行に使われなかった。梯子は偽装工作で内部の犯行、つまり、啓子が犯人と浮上する。薬局の防犯カメラで21時47分に写っていた。その後公園で月を見ていたと言う。貴子(森口瑤子さん)らの取り調べで、啓子はあっさり犯行を自供した。啓子は、もう1つの凶器を川に捨てたというが、動機を明かさない。川ざらいをし(地味ですね)、カッターナイフを見つけるが、血液反応はなかった(4日川にあっても血液反応は99%は消えない)。貴子、小倉(伊東貴明さん)らは起訴を決意するが、状況証拠と自供だけだ。公判で啓子が犯行を否認すれば無罪確定の可能性がある。鑑識班は大宮(清水章吾さん)の下、更なる物証(これが決め手だ)の発見に全力を上げた。
そんな中、啓子が履いた靴を科捜研の沢村(本田博太郎さん)が分析したら、泥に焚き火と線香が混入していた。方々の泥を採取して、発光分析器(コンピュターがついて簡単に異同分析できるのですね)、啓子が両親の墓がある寺を訪ねていたことが明らかになった。捜査を進めた貴子らは、啓子の両親が30年程前、手形詐欺に引っかかって自殺したことを突き止めた。啓子は第一発見者だ。この時の手形詐欺の佐藤の名刺についている指紋と黒川の指紋が一致した。動機は判明した拘留はあと10日だ、最後の物証探しだ。家を丹念に探す。植木に埋められたビニール袋に包まれた(包まなかったらどうなのだろう)手袋が見つかり、汗の分析が始まる。切手の糊、インキだった。架空の住所に凶器を送った。本局止めになっている。そしてついに凶器が見つかった。啓子は復讐したので良かったと晴れやかだ。これだけの鑑識があったら、犯罪の犯人は見つかると思うが、現実の検挙率は悪いです(悲)。 鑑識班の淡々とした情熱が嬉しい。
鑑識班★★ 7話

公園で腹部にナイフが刺さった若い男が見つかり、近くの病院に搬送されたが意識不明の重体だ。現場を調べた中山(西村和彦さん)ら鑑識班は、犯人のパンプスの足跡を発見した。 早速石膏で型どりです、警察犬も来て追跡するが交差点で止まる。そこからは車で逃げたようだ。搬送先の病院の副院長・楠田十和子(東ちづるさん、スカイハイに続いて登場だ、院長が夫だ)の話によると、手術は成功したが被害者は危険な状態だ。病院側から所持品、凶器を回収した鑑識班は、被害者を23歳の田中耕太(小野田尊允さん)と確認したが、凶器から犯人の指紋を検出できなかった。
田中はバイトしてミュージシャンを目指している。田中の部屋を家宅捜査した鑑識班は、写真と詩(道草のように ありのまま かっこつけない のら猫のように♪)の紙片から田中以外の指紋(雛形さんの仕事です)を検出した。“チエコ”という女が田中に写真と詩を贈ったことが分かった。貴子(森口瑤子さん)ら刑事は、多数の同じコンビニのレシートから、写真のアパートを特定した。管理人から、“タカムラチエコ”という30代半ばの女が借りていたことが分かった。偽名らしく、部屋は炊事や洗濯もしないで生活感がなく男も入れなかった。詩が書き溜められたノート(ベンガルは詩人らしいチエコは高村光太郎の妻の智恵子抄だと推理する)から、田中の部屋で検出された“チエコ”の指紋しか検出されなかった。
田中の診断書を貰い病院を訪れた中山は、田中が急変し、集中治療室は大騒ぎになった。中山は、十和子が必死で心臓マッサージ(VFになっているがarrestだ)をしながら、「お願い、耕太、戻って」と叫んだ。死亡確認し、目の涙を目撃した。耕太の歌うシーンが入る、うまいとは思えない、荒削りだ。十和子(いきなり中山に自分の医学部受験の時の戸惑いを語る、あり得ないが、心情吐露にはこの場面しかない)と田中の関係に気付いた中山は、十和子の書いた診断書の文字と、“チエコ”の詩の筆跡鑑定を大宮管理官(清水章吾さん)に提案した。コンピュータで鑑定は、インクの濃度差でみる、田の字が特徴だ、結論は一致する。そして決め手のパンプスを家宅捜査して部屋で見つけた。机には自殺をほのめかした遺書を発見した。ビル屋上に十和子がいた。説得が始まり、あっさり確保された。自供で十和子の青春が語られる。一見恵まれた医師という生活から蒸発したかった。青春を取り戻したかった。質素な部屋でも別の人生を楽しんだ。耕太は詩を通じて同志だった。耕太はその関係を違って理解できなかった。金を要求してきたのだ。自分のかけがえない人生を壊したので殺した。「同時に別の人生は幻想でした」。(公式HPを参考にした)
日野は中山の父を殺したのだ、星合は仏前に手を合わせ、中山の母に詫びた。星合の回想シーンだ、悟の妊娠したことを告げると、日野が10年前の事件を告白した。悟を日野に面会しようとしたが、一昨日警察病院で肺癌で死んでいた。意外なあっけなさだ。
全体としてチープなつくりだった。現実の犯罪は結構単純で衝動的なものが多いのだろう。ストリーそのものは、東ちづるさんと「チエコ」という女性の登場で繋がってしまった。ただ彼女の現実逃避としての青春への回避=メルヘンは分かる気もする。しかし現実で実行するとは思えなかった。人の幸せは分からない。
鑑識班2004★★★   6話 家出少女の心、新聞ラテ欄みると分かるな、間寛平さん迫真の演技

初めに星合(南果歩さん)と中山さんの料理屋の絡みが登場です。定番です。越冬ツバメが流れていた。渋谷の高架下で、安岡達也(坂本浩之さん)というチンピラが撃たれ死んだ。現場検証を行った中山(西村和彦さん)ら鑑識班は、落ちていた薬莢を回収し、弾丸を分析する一方で、現場の壁に付着していた拳銃の火薬残渣反応を確認した。火薬残渣の高さから、身長170センチ前後の犯人が安岡に向けて、オートマチックの改造銃を発射したことを突き止めた。体温から死語時間だ。
薬莢の指紋から、模造改造銃不法所持の前歴がある清丸純一(永堀剛敏さん、よく登場しますがぴったりです)が浮上した。菊地(三浦浩一さん)、貴子(森口瑤子さん)ら捜査陣は、懲りずに自宅で改造銃を作った清丸を逮捕した。取り調べに対し、清丸はインターネットで“後ろの正面” という人物に改造銃を売ったと供述した。その受け渡しが、都内の公園のベンチで行われたことを明かした。だが、その後のメールで改造銃は “後ろの正面”以外の人物に渡ったらしい。そのベンチを調べた鑑識班は、3種類の指紋を検出、そのうちの1つが清丸のものと分かった。
“後ろの正面”を突きとめるため菊地らは、ハイテク犯罪捜査班とプロバイダーの協力で、マンガ喫茶からアクセスした本城綾子(川俣しのぶさん、脇でよく見る役者さんですね)を“後ろの正面”と特定して確保した。事情聴取の結果、、綾子が改造銃を受け取りそこなっていた。 綾子の話によると、サラリーマン風の男とホームレスの喧嘩があり、拳銃はその時持ち去られた。不明の2つの指紋のうち1つは綾子のものだった。残る1つの指紋が直接事件に結びついている可能性が大きくなった。
そんな中、岩崎(角野卓造さん)の話がきっかけで、安岡が半年前に起こしたストーカー事件に興味が集まった。これは、関川紗枝(宮内佳奈子さん)という安岡に付け狙われた事件だ。紗枝の家族が、父親・関川靖(間寛平さん)、母親・昭代(内田春菊さん、昨日の敵はにも出ていましたね、漫画もう描かないのか)の3人だと知った鑑識班は、さっそく3人の指紋の採取を始めた。関川の家庭は崩壊した。紗枝は学校を辞めて、家出した。実はストーカー被害を届ける前の日に、紗枝は襲われたが、母は助けたが、横で見ていた父は助けてくれなかった。紗枝は父に口をきかない、父も口をきかなくなった。一昨日(事件の日)父から電話があった「紗枝はいるか」だった。関川は3日無断欠勤だ、解雇だと上司は言っている。会社の机を調べ家族写真の指紋を検出した(悲しいね、一番幸せなものから事件の決め手が見つかるなんて)。犯人は関川だった。復讐ではなかった、父の復権だ。銃の魔力だ、持つと撃ちたくなる。関川を捕捉するための捜査が行われた。銃の公園に行き、貴子を銃で脅して、紗枝を連れてきてくれと頼む。紗枝の前で「安岡を撃ち殺した、それだけ言いたかった、弱虫なおとうさんやった」といい、自分の頭を打とうとするが、阻止された。最後は間さんの迫真の演技である。
   ☆   ☆
色々知ることが出来ました。まんが喫茶でインタネット出来るのですね、銃も手にはいるのですね。指紋は今でも重要な証拠なのですね。雛形さん担当です。離婚してドラマに良く出ていますね。間さんは後半だけ登場したが、最後に迫真の演技でした。これだけで評価アップだ。自分も力無いからかみさん任せだ(すまん)。最後に杉本哲太さん登場して裁判が少し進んだ。
鑑識班2004★★★  5話  荻野目さん、ひさしぶりです。

渋谷の新規オープンを控えた美容室で他殺死体が見つかった。殺されたのはオーナー美容師の森弘樹(山中聡さん)で、死因は外傷性の脳挫傷であった。鑑識班の面々は、凶器と思しきガラスの置物、グラスの破片、カットした毛髪などを収集した。情報によると、森は『オアシス』美容室で働き女性客に人気があったが、間宮瞳(水木ゆうなさん)という店のお客との婚約を機に独立したとのこと。今回新規オープンする店は、瞳の父親が森のために購入したものであった。
まもなく、グラスの破片から森ともう一人の指紋を検出、そこにリンゴの蒸留酒・カルバドスと毒物のコルヒチン(痛風の急性発作に昔使った)が付着していた。コルヒチンは、イヌサフランに含まれている毒物で、素人でも簡単な器具で作ることが出来る。だが、殺された森の体内からはコルヒチンは検出されなかった。
捜査の金井貴子(森口瑤子さん)は、『オアシス』美容室のオーナ(田島令子さん)から、陽子の存在に注目する。そして自分の部屋で意識不明のチーフの樫山陽子(荻野目慶子さん)を発見した。陽子は、コルヒチン入りのカルバドスを飲んで中毒症状を起こしたが、命に別状無かった。捜査陣は、グラスの破片の残留指紋が陽子と一致し、陽子が森を毒殺したが失敗し、ガラスの置物で殺害した、との意見に傾いた。
陽子の部屋を家宅捜査と聞き込めで、両親のいない2人は、子供の頃、児童福祉施設で育ち姉弟のように仲が良かった。陽子の作文「私には家族がいません・・弟ができました」。 卒園後、陽子は美容師になり、森も陽子の後を追うように美容師になった。2人は、一緒に店をやろうと誓い合ったらしい。婚約が決まったことを知って初めは陽子は森を祝福した。コルチカムの花言葉は「悔いのない青春だ」。森は引っ越していた。遠くへ行ってしまった事を実感した。陽子は施設を訪ね、コルチカムの毒性を知て、森を殺し自分も死のうと思うようになった。会って毒入りリンゴ酒を飲まそうとしたが、思わずグラスをたたき落とした。森は陽子の髪を切ってくれた。森「感謝している、おれの前に道を作ってくれて、これからもっと前に進みたい」。その翌日森が死んだと聞いて生きる気力がなくなった。走査電顕で毛髪の鑑定だ。一致している。指紋の付いたグラスを残して、毛髪は片づける。捜査を洗い直した。
車から洗い直した、犯行時間の森の近くの駐車場から婚約者の瞳の指紋がでた。瞳の車を調べると血痕が残っていた、血液型検査だ、被害者の血液型と一致した。でもDNA鑑定でしょう。瞳は森が陽子の髪を切る姿(この時の荻野目さんの顔は魔性の女)をみて逃げ出した。あとで森の部屋へ行き、落ちた髪をトイレに流した。作文「僕の尊敬する人は美容師になっています、僕は勉強して世界一の美容師になります。そして一番に大好きな人の髪をきれいに切ってあげます、それが僕の夢です」をみた。森「もう終わったんだ」。しかし、衝動的に殴る瞳だ。取り調べ室で、瞳「なんで陽子なんだ」
最後の定番で中山は星合と一緒に帰る。
  ☆   ☆
指紋係の雛形さん冷静ですね、バラエティ色を払拭したいのでしょうか。荻野目さんは久しぶりだ。髪を切られる姿の荻野目さんの顔は魔性の女でした。サッカーで時間がずれて、録画できなかった。このドラマも初め見られなかった。まあ、いいかな。
鑑識班★★★★ 4話 今回は面白い、骨から顔が付けられるコンピュターの時代ですね

中山(西村さん)のところへ星合(南果歩さん)がカレーを持ってくる、妹(中山エミリ)が出てくる。早速妹からチェックが入る。いつものパターンです。
多摩の造成地で死後数年以内の人骨が見つかった。重機を使った影響で人骨が散乱して、中山ら鑑識班は現場の土砂を全て採取した。範囲を拡大する、大人数で少しずつやっている。頭蓋骨を含めた人骨(作り物にしては実物と一致していますね、精巧です)の他、わずかに睡眠薬(ブロム尿素系ですね、最近は使われないよ)が付着した小ビンと指輪(現場の土をふるいにかけて証拠物を集めるのですね、びっくり)を発見した。検死の結果、人骨は25歳から30歳、身長175センチ前後の男性で、死後3年。また、頭蓋骨陥没など凶器による損傷はなし。残っている歯に治療痕がなかったため遺体の身元の特定は難しい状況だった。
指輪に『Y to M』という刻印があると知った中山は、 3年前の未解決殺人事件を思い出した。これは、佐久間稔という男が婚約者のOL・橋本良美(遊井亮子さん、白線流しですね)を殺害して行方不明になっている事件だ。中山は、佐久間の妹・英里子(乙葉さん)が自分の妹・沙織(中山エミリさん)の高校の後輩だったため、事件を記憶していた。凄い記憶力だ。当時、捜査陣は、事件発生前に佐久間と良美の言い争いが目撃されていたことから、佐久間を真犯人として全国に指名手配していた。
頭蓋骨と顔写真を重ね合わせて人物を特定するスーパーインポーズ法によると、白骨死体は佐久間の可能性が極めて高い。捜査陣は、佐久間が良美を殺した後、良心の呵責に耐え切れず自殺した、との意見に傾いた。英里子は兄が骨で発見されショックで自殺を図ろうとするが、沙織が見つける。乙葉さんはこのシーンでも意外と演技うまいですね。兄に恋人ができて、嫉妬していた。良美に男がいると言いつけたのだ、屈折した心理が働いていた。それで、その日に事件は起きた。そして、英里子が、佐久間と良美の2つの結婚指輪を持っていたことから、事件は新たな展開を迎えた。この2つの指輪と現場で発見された指輪を出した。DNA鑑定で白骨死体が佐久間と断定される(英里子は白骨と対面するが驚きだね)、中山の報告を聞いた貴子(森口瑤子)は、他殺事件として捜査を開始した。中山も現場で採取した土砂を再び調べ直して(灰のなかのダイヤモンド探しですね)他殺の物証となる折れた佐久間の舌骨(小さな骨だ、後で折れたことはないのかな)を発見した。
捜査が他殺として正式に再スタートして程なく、現場で発見された指輪を良美以外の女が買っていたことが判明した。ジュエリーショップの注文伝票に付着していた指紋から、その人物が良美の会社の同僚だった大原康子(鈴木美恵子さん)だと分かった。これで逮捕状は凄いですが、あっさり犯行を自供した。一緒に死にたかったらしい(偏愛的な傾向だ)。尾行していたらしい、それで車にのせて、睡眠薬を飲ませ、殺害した。しかし呼び出した良美に会い、困って殺した。自分も薬を飲もうとしたが飲めなかったのだ。
   ☆  ☆
鑑識は物から心をきくのだ。そのため今回は鑑識がほとんどを占めて地道な場面が多かった。これが却って緊張感が出ていた。良かったです。英里子の心情も良かったですね。これぞ鑑識班ですね。今週は杉本哲太さんはでなかった。最後の犯人があっさり自供したことは、時間の配分上しかたないよね(笑)。
鑑識班★★  3回 犯人は喉が渇く。指紋と会話する女(雛形さん)変ですよ。

星合(南果歩さん)と工藤(杉本哲太さん)は面会している。これは定番の導入です。
早速事件だ。マンションで21歳の独身のOL・大原亜紀(早川亜希さん)の他殺死体が見つかった。発見者は管理人だ。鼻腔閉塞による死亡だ。死後硬直から死亡推定時間が述べられる。直ちに鑑識活動(本当に人数多い、証拠はどこに保管すると、かみさんは心配している)を開始した。中山(西村和彦さん)、博美(雛形あきこさん)らは、現場で小さなガラス片を発見した。さらに、現場に通じる外装の排水パイプ、ベランダなどから多数の指紋を採取した。指紋は全部で160個以上だ、大変だな。菊地(三浦浩一さん)や貴子(森口瑤子さん)ら捜査一課の刑事は、この指紋で前科のある坂巻洋(金子貴俊さん)を任意同行し取り調べした。亜紀と高校時代から面識がある坂巻が、取り調べで否認して、“クロ”との見方が強まった。
オートロックのプッシュボタンとドアノブの指紋から、坂巻以外の人間が現場に入った可能性が浮上した。中山らは、現場にあったコップの破片と確認された1センチ四方のガラス片に指紋の一部が残っていた。この指紋がプッシュボタンのものと同一なら、別の容疑者がいることになる。
ただ、ガラス片の指紋を誰のものか特定するには、コップを復元する必要があるのだが、肝心の残りの破片が発見されていない。中山の報告を受けた大宮管理官(清水章吾さん)は、捜査一課が坂巻の裏付け捜査を知りつつも(鑑識は捜査課は虐げられているのか?)、現場周辺での捜査を指示する。ゴミは多いから大変だよ。時間の関係上まもなく見つかる(笑)。マンション近くにあるコンビニのゴミ捨て場で、小さな袋に入ったガラス片の残りの部分が発見した。博美はさっそくコップの復元作業を開始した(ちょっと笑うね)。中山はそのガラス片に付着していた微細な繊維を科捜研に持ち込んだ。
その結果、ガラス片の指紋がプッシュボタンのものと同じと判明した。さらに、科捜研からの報告で、例の繊維がイタリア製の高級スーツと分かった。鑑識班からの報告で、坂巻の取り調べをやり直した(ごめんなさいで終わったよ)。坂巻は話をする、携帯にかかった、不安そうな涙声だった。後でかけ直したら出なかった。206をしたが返事はなかった。それで2階に登った、そしたら死んでいた。警察を信じていなかったので通報しなかった。捜査一課は、亜紀が黒部輝夫(四方堂亘さん)という同じ銀行の上司と不倫関係にあったことを掴んだ。亜紀は黒部から別れようとしていたのだ。早速接近して指紋を採取した。そして符合した。取り調べが始まった。殺した後、水を飲んで思わずコップを割ったのが失敗でしたか。(公式HP参考にした)おっと、最後に星合さんの子供と中山が意味もなくサッカーして終わりだ
  ☆  ☆
亜紀の部屋に実家からのお菓子の段ボールがあった。これに博美と同じく反応してしまった。かみさんが娘にお菓子をいれているのを見て笑ったが、どこの親もそうなのか。このドラマは普通の取り調べ室での駆け引きよりも機械とかが多くて、好みに入ってきました。へぇ〜と押したくなってきた。でもコップの復元なんて立体パズルという感じでいいのでしょうか。来週は乙葉さんです。最近キワドイ役に進境著しいので楽しみです。
鑑識班2004★★   相棒のあとにみるのは辛い、かみさんの命令です

先週の続きだ。日野(杉本哲太さん)は拘置されている。星合(南果歩さん)と面会している。ずっと続く話になるようだ。新しい事件が起こる。15歳の少年近藤一輝君の転落事故だ。ベランダに争った跡がある。父・輝久(布施博さん)が駆けつけた。母は不幸があって実家だ。父は会社にいて帰っていない。父にアリバイはないが息子から電話はあった、と話す。聞き込みするが、3日前に父子で大声を出していた。最近学校を休んでいるようだ。
現場周辺で直ちに作業を開始した中山(西村和彦さん)ら鑑識班の面々は、近藤家のベランダに争ったような跡を確認した。さらに部屋の中で、何かが付着しているバット、紙の燃えカスを発見した。だが、外部から何者かが侵入した形跡は見つからず、死体の転落位置から判断すると、自殺の可能性が高い。まもなく、科捜研での分析で、バットに付着物は板ガラスの破片と判明した。紙の燃えカスには、『お父さん』という文字が書いてあった。母の一二美(竹井みどりさん)の顔に殴られた痕があるのに気付いた貴子(森口瑤子さん)らは、近藤家で家庭内暴力があったと察知し、さっそく一二美に問い質す。 その結果、一二美が家を出る前の夜、バットを持って暴れた一輝を輝久が制止し、ベランダで揉み合いになっていたことが明らかになった。捜査本部では、一輝の暴力に耐えかねた輝久が思い余ってベランダから突き落とした、との説が有力になった。
菊地(三浦浩一さん)の追及に、輝久は、一輝を殺して自殺しようと決意し、一二美を実家に帰してチャンスを待っていたと話した。会社に泊まった夜、一輝から「これから会いに行く」という連絡を受けた輝久は、その時がやって来たと思ったが、結局、殺すことは出来なかった。そんな中、中山は、一樹の机の上にあったオモチャ“チョロQ”から、ふと現場で見かけた1人の子供を思い浮かべた。その子は、以前、八丈島の事件の際、顔見知りになった星合由美子(南果歩さん)の5歳になる息子・悟(小倉史也さん)だ。大人の男を見ると怖がる。悟が一輝にあげたのだ。淋しそうだからあげた。そして一輝から絵を貰った、その紙を分析すると、その上に書かれた文章の文字が出てきた。それは遺書の文章だった、都合良すぎる展開にびっくり。遺書は燃やして、飛び降りた。星合は角野さんの前妻の根岸さんの店で働くことにした。(公式HPを参考にしました)
   ☆   ☆
家庭内暴力が続きましたね。家庭内暴力の背景は描かれていないね。このころは男の子の脳は初めて男性ホルモンに晒されて攻撃性が高まります。世の中の親は幼年の子供と大きく変わるのでびっくりするのでしょうが、そこをしっかり説明して、共に男性ホルモンに晒された脳での思考・情動・行動パターンの再構築をしたらいいと思う。8歳くらいから息子にはよく説明しておいた方がいい。相棒の右京さんの後では取り調べは単調ですよね。燃えた紙に書かれた文字を分析できる装置にはびっくり(へぇ〜)。そして都合良く星合親子が事件に絡むことに驚く。
鑑識班2004★★   続き物? 1話完結なの?

草笛光子さん、中山エミリさん、柴田理恵さんとさりげなく登場。主人公は中山(西村和彦さん)ですか、でも係長(角野卓造さん)目立ちますね。森口瑤子さん、雛形あきこさん、清水章吾さん、ベンガルさん、小林すすむさんがメンバーですね。事件○害は男性、八丈島だ。捜査陣は大勢です。これ2時間ドラマシリーズの連続ドラマしたもので、鑑識なので犯人捜しではなく、証拠を固め推理していくドラマなのですね。自分は初見です。被害者は2時間ドラマの定番の崖からもう落ちています。鑑識班は一斉にローラで探している。20人はいますね、びっくり、テレ朝の「相棒」では鑑識1人ですよね。エライ違いですね。事件現場の近くで星合(南果歩さん)が目立ちます、そこへ日野(杉本哲太さん)が登場だ。これでまとまりました。被害者は暴力団員だ、15年前の銀行強盗事件の容疑者だ。何とその事件で現状に来た警察官が殺害されたが、その警察官が中山の父親だ。そして容疑者の一人はは日野だった。なんと都合良い展開だ。時効まであと9日なんて「共犯者」だ。後遺症は大きい。
父は事件の容疑者と危うい関係も噂されていた。事件を知っていたが、自分だけで捜査して、手柄を独り占めしたかったらしいと疑惑がもたれていた。指紋検出で船チケットを全部調べる、心気クサイ作業だが自分は結構好きかも。指紋検出システムで見事、日野がヒットした。警部(三浦浩一さん)が尋ねるが、日野の内縁の妻星合は会っていないという。星合は航空チケットを買う。更に星合の船には日野の指紋がでた。日野を時効までに捕まえなくていけないが、実は「共犯者」の書き込みで時効日まで起訴しないといけないとか・・・?
次にまた事件だ。被害者は15年前の事件の仲間で刑期を終えて出所した男の関根だった(予想当たりました)。ここもさすが捜査陣は多いですね。凶器は発見され、八丈島ものと一致した。靴の照合、モニターの解析(そこから再現モニターして膝下から身長を推測する)、身長158cmで180cmの日野とは一致しない。そして犯人の身長から地味な捜査はやり直しだ。船チケットからもう一人の指紋が、「志倉」で銀行の関係者だ。ここらはちょっと都合のいい展開ですね。星合は東京へ行くが、すぐに警察で取り調べられるが、会っていないという。中山は捜査の回避を指示される。事件関係者は事件捜査を担当できない。そして八丈島で休暇を取れという。今一つすっきりしないな。
西村さんは八丈島で星合と会う。裏見の滝が登場で名所巡りですか。個人的に身辺調査や尾行をする。毛髪のDNA鑑定し一致して、志倉を連続殺人の容疑者としてあっさり逮捕した。志倉は金を使い果たしたが、仲間に金の分配を迫られたので、殺したのだ。八丈島の森の中で、星合と日野は会う、ふたりの回想シーンもあった。時効2日前に中山は子供を使って日野をおびき出す。そして捕まえる。中山は真相を知りたいと言う。日野は父に前日会ったが事件の話はしていないと語った。事件の時は父とは知らずに発砲し殺害したのだ。日野の子供が異様な光景に大泣き叫ぶ。日野は捕まったのかな。これで終わったの? 予告編に南果歩さん登場していた
微妙だな、展開も結構都合いい。2時間ドラマを1時間半に縮めた? 時効の問題も微妙だ。中山の父の事件との関係も関根が捕まって刑に服しているから、ある程度はっきりしていると思う。事件で内部で協力した志倉は捜査線上に出なかったのか、容疑不十分だっかのかな? このあたりしっかり見ていなかったのでミスリードしているかもしれない。全体として緊張感も整合性もなかったような印象だ。

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