こちら本池上署3  14位     プラウザの 戻る← で戻ってください 

原   案   たかもちげん / やぶうちゆうき 『警察署長』(講談社刊)
脚   本   横田与志、宮村優子、福田卓郎、櫻井武春、吉田弥生、伊藤 崇
音   楽   本多俊之
主 題 歌   『風向きはいつだって変わる』作詞・作曲 nemo唄   COOL DRIVE
演   出   池澤辰也、杉村六郎、大久保智己
プロデューサー 森下和清、黒沢 淳、安倍純子(TBS)

椎名啓介(本池上署・署長)〜高島正伸          青柳十三(本池上署・副署長)〜橋爪功
小山田進一(第二方面本部長)〜西岡徳馬        丸山節子(生活安全課、3シリーズから)〜銀粉 蝶
水木健司(刑事一課)〜金子 賢              前島恭平(刑事課課長)〜ベンガル
関川祐作(刑事二課)〜田口浩正              相馬俊彦(刑事二課)〜池内万作
岡本敏江(啓介の義母)〜星由里子             椎名由美(啓介の長女)〜加護亜依
元宮すず(新聞記者3シリーズから)〜中澤裕子      高杉 巴(生活安全課3シリーズから)〜佐藤藍子      
千葉銀志郎(同・刑事一課、3シリーズから)〜阿部 薫  篠田吾郎(刑事一課)〜佐藤B作(3シリーズ一時リハビリ)
奥山ゆり子(味里の女将)〜伊藤栄子            笠松しのぶ(味里のてつだい)〜清水めぐみ


5シリーズで登場
飛騨満ちる(生活安全課)〜小倉優子          山野咲(刑事一課)〜松本明子
竜崎愛(暴力団対策課)〜金子昇
椎名英子(啓介の妻)〜高橋由美子           小池愛(喫茶室)〜

権藤 薫〜村田雄浩(刑事課、3シリーズのみ)    
菊川麻衣〜水野真紀(生活安全課、3シリーズで夫のアメリカへ)
中井あずさ〜野波麻帆(生活安全課、3シリーズで異動)
新藤敦子〜知念里奈(生活安全課、4シリーズで異動し暴力団対策課へ)
伊佐美悠子〜猫背 椿 (3シリーズのみ)    

本池上署4 ★★★★  1話  銭湯    平成17年6月13日放送
 
やってきました。小倉優子りん、コリン星からやってきました。一日署長です、ネットで狙っているとの書き込みがありました。そこに、怪しいマスク、サングラスの男がナイフで近寄る。取り押さえるが、前島だった、訓練だったのだ。署長がまとめを訓示する。副署長青柳は腰やら腕を痛めてしまう。タイトル。
テレビで取り立て屋の事件が述べられる。過激な戸田金融に対して、家族を守るために能代はスパナで立ち向かったのだ。そのため能代の家庭はいっそう取り立てが厳しくなった。能代は犯罪だ、妻と子に引っ越すように署長は勧める。腕を痛めた副所長は取り立て屋の戸田と同じ格好で間違えられる。そこに男(ベンガルさん)が猟銃を持って副署長を戸田と間違えて、銭湯に立てこもる。ついでに出張マッサジー師(松本明子さん)がやって来るが、とらわれてしまう。銭湯立てこもり事件は大騒ぎになり、本庁の管轄となる。副署長は戸田じゃないと言う。かみさんから、携帯が副署長にかかる。携帯に「鬼ババア」で、男に携帯を渡して安心させて、その後話す。副署長「ジャガイモ3個、大根1個、子持ちししゃも1個」。これで、人質の数を教えているのです。携帯は丸山だ。似顔絵も描いている、見取り図も準備中だ。何と関川とすずのデートも事件で中断だ。○暴に変わった新藤に相馬が状況を聞いている。本庁の小山田は突入だと言うが、犯人から戸田と話したいという。千葉の似顔絵から、中華屋の常連で住所が分かりそうだ。銭湯内も緊迫してきた。篠田刑事から、電話がある。時間がかかる、年寄りと子供は解放する。そこで、マッサージと副署長が暖かい物を頼む。それを電話で篠田は聞いていた。暖かいお茶を用意した。銭湯が開けられ、副署長がそれを取る。アイコンタクトだ。警官だと知られるとまずい。その後、子供と老人が解放される。CM。
銭湯の中では、お茶を入れてもう。篠田は、お茶をわけて飲んだり、食べるのは心に響くと説明する。犯人はお茶を6個入れながら、世間話出す。ありがとう、いただきます。少し、気分が落ち着く。署では犯人が分かった。三郷と言う名前で、前科があった、そして、三郷は能代なつきの旧姓で、能代なつきの父親だと判明する。電話で篠田が三郷だなと話す。篠田「マスコミを利用して、娘を守るのか? 戸田にテレビの前でなつきに付きまとわないと説明させるのか?」。 なつきに知らせるが、なつき「馬鹿よ」と切り捨てた。なつき「父親と言わないで、あの男のせいで、さんざん苦労した、何度も夜逃げした、この工場は夫と作り上げた、逃げるのは嫌だ」。父とは逃げたので、なつきは今度は逃げないで立ち向かうというのだ。CM。
なつき「何で、また迷惑かけないで」。犯人三郷「会わせる顔がない、刑務所を出ても、ずっと、一人でいた、偶然お前達を見かけた、新聞でアイツのことを知って、何かしないとと・・」。なつき「何もして欲しくなかった、あなたが借金を作るたびに夜逃げした、頑張ろうとしないで、すぐ逃げた、私が靴下もはいていないのに、無理矢理逃げさせられた、その時、もう嫌と思った、逃げる生活はいや、2度と現れないで、私に関わらないで」。マッサージ師「言い過ぎだ、何でも人のせいにするのは、淋しい、あなたのその姿を見て、息子さんは悲しいと思う」。副署長「色んな人間に会った、一つだけ気づいた、人間は弱い、憎まれると憎むことを覚える、人に思われたり、守ってもらうと、いつも、逃げたときのことを思い出すと言っていた、それは、君を守りたかったからじゃないか、履かせてくれなかったのも、安全な所に早く連れたいと思ったんだ、今度のことも、君のことを思う、馬鹿なやり方だ、それだけだ、君も逃げたときの手を覚えていたのだ、お父さんに愛されているんだよ」。犯人は銃を放し、なつきは泣く。CM。
解放されて、犯人三郷はなつきに泣きながら頭を地面に付けて謝る。それを見て、なつきも泣き崩れた。なつきの子供が声を掛け、二人は抱き合う。銃はモデルガンだった。マッサージ師は新しい刑事の山野咲だった。皆の前で挨拶する。
楽しいな、コリン星の優子リンがレギュラーで登場だが、みちるではなく、小倉優子のままの登場だ。まあ、ユルユルだから、違和感ありません。楽しみましょう。新藤は○暴へ行った。そして、何と署長の奥さんの英子さんが高橋由美子さんでした。何と、ここまで引っ張る必要があったのかと思うくらい長かったな。3〜4年経ったのではないかな、笑い。とにかく、今回も低レベルの犯罪ですが、泣かせてくれました。良かったです。水戸黄門ですよ。物は見方を変えることで、違う評価になるのです。ささやかな人生の機微です、納得です。
能代ナツキ(建みさと)、ナツキの夫・直也(お宮の松)、脚本宮村優子さん
総合点  6点    印象点  6点    平均点  3.0点

小ネタで楽しませてくれた、ちょっとこれまでより人情味が減った印象だ
これまでもシリーズで楽しませてくれました、定番中の定番です
今回はレギューラも少し変わりました、大好きな猫背さんと野波さんが登場で嬉しい
ゲストで杉浦さんの名誉を語るシーン、左とん平さんの父子など泣かされる話しには弱い
犯罪の凄さより、プチ人情で真心に触れて欲しい、こんなドラマを期待できるのはこち池だけだ
野波さんは今回で引退することになるのかな、残念だ

本池上署★★★  11話 最終 刑事殉職

バイクの盗難事件が相次ぐ。本池上署署長の椎名(高嶋政伸さん)は、娘の由美(加護亜依さん)と早朝マラソンをしている途中の公園で、町内会長から大量のナンバープレートが捨てられていると報告される。椎名は捜査を指示、その結果管内で連続するバイク窃盗の被害車のものであることが判明した。権藤(村田雄浩さん)は刑事課長・前島(ベンガルさん)の指示を無視し単独で捜査を開始する。水木(金子賢さん)や敦子(知念里奈さん)は協力を申し出るが、権藤は足手まといだと取り合わない。打ち解けてきたかに見えた権藤を、署員たちは理解できない。
窃盗団の捜査が続く中、不審な男(丹古母鬼馬二さん、懐かしいです、いい味わいをだす年寄り役者さんを続けています、どんどん出てきて下さい)が自転車の窃盗で逮捕された。交番で取り調べられ、水木と関川が交番に出向き、署での留置を決める。彼は「本名は風見又三郎、職業は流しの修理屋」だと答えるが、「風の又三郎」に似た名前を信じる者はなく、所持した工具類もバイクの窃盗を連想させた。母が危篤でどうしても帰してくれという。権藤は前の夜にバイクを品定めしていた風見が窃盗団の一味と断定し自白を迫るが、当の風見は窃盗団との関係を否定、自分は流しの修理屋だと言い張る。その持っていた名簿を当たると、本当に修理を依頼した人たちだった。しかも署長も風見に面識があった。署長は風見を信用して一日、釈放する。
その頃、権藤の近況を聞きつけた小山田方面本部長(西岡徳馬)が本池上署を訪れていた。小山田は、過去に権藤が担当した窃盗団事件でのトラウマを取り払うために彼をここに赴任させたと言う。権藤は窃盗団を逮捕して、刑期を終えた犯人の更正に手助けした。ところが犯罪を犯し、その現場に後輩と逮捕にいったところ、後輩は刺され重傷を負い、警察官を辞めたのだ。それで単独行動する。方面部長は気がきくが、最初に言えばいいのに。署員は一斉に窃盗団の捜査にいく。権藤は敦子を危険な目に遭わせたくなかったのだ。署長は待つ。丸山(銀粉蝶さん)が言う、「走れメロス」ですね。風見は署長が交番勤務の時に電車賃と借りにきた、80円を渡すと、次の日返しに来てくれた。その時、椎名は嬉しくて警察官をやっていけると確信したのだ。
権藤が帰ってきたが、風見は窃盗団の一味かもしれない、署長は甘いと非難する。そこへ風見が帰ってきた、「君は人を信用できないのか」。風見「母に会ったら、耳元で、どっと、どどう、どどう、と言った」と語る。そして今朝、母は病院のベッドで亡くなりました。風見は実は一昨日、バイクをたくさん輸送しているトラックをみた。そこの倉庫へ行くと、バイクを次々運んでいた。一斉に逮捕する。しかし一味の一人がナイフを取り出し、権藤に襲いかかろうとした。水木が庇い、刺されてしまう。翌日権藤は辞職願いを出す。しかし水木が松葉杖で署に出てくる。水木「俺、これくらいで仕事辞めません、主任も」。権藤「水木」。一同「辞めないで」。権藤「有り難う」。権藤「本部で仲間が仕事できない身体になった、誰も自分も信用できなくなっていた、みんな、有り難う、分かっていなかったのは俺だ、皆が俺を支えていたのだ」。水木「これからもよろしく」。最後に、権藤の娘と元妻がきて一緒に食事だ。人を信じることは自分を信じること。一緒に食べることは楽しいこと。署長の娘も卒業だ。
このドラマは警察物ですが、水戸黄門の時間で、家電メーカーの一社CMなので、ほんわかしたドラマになる。過激なものだったり、残酷な殺人は起こらない。小ネタになる。それではドラマとしてしょぼいので、プチ感動やプチ人情が入る。基本は今回のような人を信じることだ。自己肯定、他者肯定の、美しい人間関係だ。
本池上署★★★  10話 時効寸前

ある日、東都新聞に「時効まで後わずか!」という警察を中傷する記事が掲載された。数年前に起こった傷害致死事件の犯人・笠原(高杉瑞穂さん)らしき人物が管内の交番付近で由美(加護ちゃん)に目撃されたというのだ。記事は高村(金田明夫さん)という記者が書いたものだった。これを見た署員たちは大騒ぎ。しかし当の高村は平然と署に現れ、この事件のより詳しい情報を聞き出そうと躍起になる。見かねた副署長の青柳(橋爪功さん)は高村を出入り禁止にするよう署長の椎名(高嶋政伸さん)に申し出るが、椎名は警察がより住民に信頼されるような記事を書いて欲しいとある企画を提案する。水木刑事は女装して女性を狙うひったくり犯の逮捕するので新聞に登場だ。次々と関口刑事も登場だ。監理官はマスコミとの馴れ合いに注意された。
そのころ麻衣(水野真紀さん)はその事件の被害者の母親・晴子(草村礼子さん)のもとを訪れていた。晴子は事件で息子を亡くし、その後夫にも先立たれていた。麻衣はそんな晴子に同情を感じつつ捜査状況を報告する。そして犯人・笠原の生い立ち(母の再婚相手に虐待され施設で育ち、その母も行方不明だ)も言及した麻衣だったが、犯人への憎しみだけが生き甲斐だと語る晴子に話し傷つけたことを後悔するのだった。憎しみは支えにも解決にはなりません、と署長は語る。
時効が迫る中、笠原の張り込み情報をトイレで知られてしまう。高村の独断の接近のため、アパートから笠原を逃がしてしまう。この馴れ合いの犯人逃しの責任を署長は取るという。方面部長は全力を尽くせと命令する。目撃情報などをもとに犯人の捜索は続くが、依然として笠原の行方は解らない。思案の末、椎名は高村を晴子に引き合わせる。晴子の率直な言葉(相手の気持ちまで思いやる晴子だった)を聞いた高村は功を焦る自分を恥じる。「銀河まで 宅配便が行けばいい お前の好きな柿が熟れたよ」名句だ。高村はスクープ合戦に負けて、取り返し元の部署に戻ることを画策していた。そして椎名の意見もあり、率直な事実の記事を掲載する。墓地の住所まで掲載していた。
時効寸前だ、監理官は署にきて、最後に備えるように檄をとばす。墓の前で待った。そこに笠原は現れた。麻衣と署長が近寄る。あの記事の載った新聞でくるんだ柿を持ってきた。柿を供えた、柿食べたかった、食べさせたかったんだ、と思うことが出来た。笠原「やっと終わった」。麻衣「始まるの、罪を償って、それからあなたにも遺族にもはじまるのよ」。笠原逮捕が走り回っている署員全員に伝わる。喜ぶ署員だ。交番に現れたのは、逃亡に疲れて出頭したがっていたのかもしれません。捕まってしっかりと、その日の出来事と心情を語った。晴子さんも心情が分かり、癒しがはじまったのだ。犯人が捕まることは終わりではない、始まりだ。記事は真実を伝えたい。ありきたりの警察批判は受けやすいが、真実を語ることは恥ずかしい。傷害致死の時効は7年だ。相変わらずいい話だ。最後に方面部長も署長の凄さが分かってきたようだ。
本池上署★★★  9話 大ネタと思ったが小ネタでした、ドキドキです

本池上署の似顔絵捜査官・あずさ(野波麻帆さん)は、警視庁主催の技術向上審査会に出場する。東京中の似顔絵捜査官が一堂に会する大会で、目撃者役から事情を聞き犯人像を描く。ライバルに圧倒されたあずさは何もできず、方面本部長の小山田(西岡徳馬さん)から聞き取り能力に難があると叱責された。その頃本池上印刷では、猟銃男による立篭もり事件が発生した。署内に捜査本部が設置されるが、犯人の平田(長谷川初範さん、いろんな役をやる、頑張って)は電話に応じず交渉は難航する。あずさは署長に励まされ、目撃者から立篭もり犯の似顔絵を作成する。これは似ています。しかし前科者とは一致しない。現場では権藤(村田雄浩さん)らの元に警視庁からSIT特殊捜査班が出動した。隊長の城戸崎(浪花勇二さん)は、「所轄は黙って従え」と横柄な態度を取る。
城戸崎は麻衣(水野真紀さん、銃器を持たずに入ろうとする)を入れて犯人と対話させようとするが(怖いですね)が、拒否された。携帯の時代ですね。平田は近所の食堂に出前を注文し、アルバイトのえりか(派手で今時の女の子です)に食事を持ってくるよう要求する。その要求を聞いた椎名(高嶋政伸さん)は、アルバイトの子に代わってあずさを潜入させると言い出す。SITの部隊はあずさを馬鹿にしている。使命は、観察する、盗聴器を仕掛ける、犯人が降りてきたら、済みません×3、ごめんなさいで突入だ。入っていた、いきなり猟銃だ。怖い。住所を聞かれる? 答える。良かった。2階へ行く。名物定食は?めんたいコロッケ定食だ。正解。怖い。盗聴器は失敗だ。まだ気が付かない。予め勉強してきた。要求も逃走手段もない。署長の推理は、会社を困らせるだけだ。個人的な怨みだ。出前で出るときに階段の花瓶を割って、合図をいって、総力突入だ。そして無事捕まえた。ここらは丁寧に練り上げられた妥当な展開だ。平田は下請けで、恨んでいた。あずさは冷静に観察し、犯人は緊張で敏感だ、犯人に銃を撃つきはなかった、と説明した。良かった。似顔絵も含めて小山田に褒められた。
本部の刑事、捜査1課へ誘われた。明日まで考えろと言われた。新藤(知念さん)はキャリアアップを目指しているが、伊佐美(猫背さん)は大変だ、権藤もプレッシャをかける、本池上署は皆仲良しでいい。署長は花を外に出して、環境の変化が花を咲かすという。愛することは相手の可能性を信じることと、水木に言った。あずさは水木と話す。ラブラブですね。いつでもお前を助ける、そしてお前が好きだ。愛の告白か、抱き合ったよ。翌日、あずさは行くことにする。野波さんもレギュラー卒業ですか、水野真紀さんも当然卒業ですよね。送別会だ。涙だよ。大好きな野波さんは涙の演技は上手くないな、チェジュウさんに教えて貰わないといけないね(笑)。
本池上署★★  8話 タクシー強盗

すず(中澤裕子さん)の乗ったタクシーが強盗に遭い、彼女も負傷してしまう
。大した怪我ではないが犯人は逃走した。翌日、すずのバッグを持った女子中学生が補導された。権藤(村田雄浩さん)が事情聴取の部屋に行くと、いたのは権藤の娘・実咲(杉林沙織さん、可愛い)だった。権藤はいきなり殴る(父だから殴ったのだ)。実咲は「バッグは拾った」というが、タクシー強盗の共犯者の疑いがかけられる。中学生は配慮しないといけない。権藤は実咲の母の雪・元妻(原日出子さん)に会い話す、元妻「不安定で化粧したり、夜出歩いたりしている」。権藤「看護師は仕事があって無理なのでは?何があったのか」。元妻「家族思いなのね」。権藤は実咲にも事情を聞くが無視された。権藤は、実咲に無理矢理自分の携帯電話の番号を渡す。一方別件のホテルの出口での連続追突事故の当たり屋事件で防犯カメラをチェックしていた関川(田口浩正さん)は、ホテルから出てくる実咲の母・雪を発見し驚く、それは権藤も知らされる。菊川(水野真紀さん)は雪が実咲にマフラーをかけるのをみて信頼し合っていると言われ安心した。権藤は実咲と、雪が働く病院へ行き話そうとする。椎名署長(高嶋政伸さん)は実咲が犯人目撃者との意見を述べる。権藤は雪に直接ホテルの件を聞く、雪は男関係を否定したが、どうしてそこにいたか言わなかった。母と話すことをためらった実咲は謎の男性・飯野(田中要次さん)に声を掛けられる。
捜査が進み、実咲は犯人と接触した目撃者であることが判った。実咲は英子ママの絵本が好きで、踏みつけられるので拾ったのだ。犯人が接触してくることも考えられ、看護師の母親・雪が夜勤で家を空けることから、実咲は署長の自宅に匿われる。椎名家で実咲は署長の娘・由美(加護亜依さん)と意気投合し、由美から「英子のファンではなく、英子の本を送ってくれた父と母のファンなんだ」と言われる。署長が雪に会いに行き、「本当のことを言って下さい、お仕事のことでしょう、実咲さんに言って下さい、大事な思い出の絵本を取り返したのです、本を見ると父と母を取り返した気になったのです」。突然、実咲は椎名家からいなくなってしまう。そして権藤の携帯に実咲からメールが来る(きっと逮捕してくれると思ったのだ)。タクシーに乗っていると、あの男が来る、殴られそうになったときに、権藤が来て犯人は捕まった。父と娘の涙だ、単純だがホロリとされる。ホテルの前では、男(酒井さん)が職務質問だ、割れた箱を持っている。連続追突事故の犯人だ。雪は患者の哲也くんの担当なので、辞めるように説得していた。警察と医療は守秘義務があるのだ。
本池上署★★ 7話 空き巣、マーキング犯だ

管内で空き巣事件が頻発した。平日の昼間に堂々とバールでドアを破壊する手口だが、目撃者は無く捜査は難航する。一人暮らしの老人・トミ(菅井きんさん)が暴行される事件が起こった。留守だと思って侵入した空き巣に殴られた。いつもは病院だが、この日はいたのだ。残った指紋はない。トミが襲われた以外は一連の事件と同じ手口で権藤(村田雄浩さん、相変わらずシリアスだ、怖く真面目です)は同一犯と断定するが、何故今回だけ留守宅ではなかったのかは謎だ
数日後、起こった空き巣の事件現場付近で黒田(金子貴俊さん)が目撃された。黒田はトミの被害を通報した宅配便配達員で、トミによく荷物を届けて顔見知りだ。権藤は黒田が犯人だと睨み、強引に事情聴取をする。水木(金子賢さん)はトミから黒田が好青年だと聞き権藤に反発するが、逆に黒田が保護観察中だと聞かされる。父が再婚して、新しい母は黒田とうまくいかない。担任も黒田を退学させようと企て、黒田は切れて担任を殴ったのだ。金子貴俊さんは怪しげですね。
署長の椎名(高嶋政伸さん)は、娘・由美(加護亜依さん)の高校受験を心配し注意力も散漫です。受験日のことですず(中澤裕子さん)からカレンダーのマーカーをみて椎名は発見する。マーキングだ、署員は表札などを探し出すと、見事にK912は火曜9時から12時はいないということだ。空き巣とマーキングは一致した。黒田は容疑者に浮上してきた。しかし、トミには優しいので、トミは黒田に大切な物を持って来てと頼む。しかしトミがあずさ(野波さん)と敦子(知念さん)に頼んだネックレスがないという。そんな時、トミといる時に黒田の携帯に「1時に高架下」と連絡がある。尾行する権藤だ。逃げられてしまう。高架下に来ると、黒田は男に殴られていた。互いに無関係だと言っている。水木は推測を語るが、ふてくされる黒田だ。椎名がトミの所へ連れて行く。トミは黒田が心配だったのだ。トミは孤独だったのだ。いつもの荷物は黒田に会いたくて、自分で自分に宅配便を送ったのだ。そしてお添分けしていた。黒田はマーキングの情報を教えたのだ。セールスマンで土下座したので教えたのだ。今まで隠していたのはトミに分かって嫌われるのが嫌だったのだ。権藤が怖い顔して奥江を落とした。めでたし。ちょっと黒田の心の動きが揺れすぎていた。
本池上署★★  6話 結婚詐欺事件だ

本池上署では入学詐欺(理事長の推薦枠で寄付金を騙し取る)を捜査している。娘・由美(加護亜依さん)の受験を控えた署長の椎名(高嶋政伸さん)は焦らないよう指示する。関川(田口浩正さん)だけは落ち着かない。携帯電話を気にし、水木(金子賢さん)と相馬(池内万作さん)は関川に彼女が出来たと勘繰る。関川は奈津美(鳥居しのぶさん)と交際していた。「癒し系の関川さんと人と結婚したい」の奈津美の言葉に、関川は舞い上る。関川は結婚の相談を麻衣(水野真紀さん)に持ち掛ける。青柳副署長(橋爪功さん)は、女性の心理を教えると真琴(池上季実子さん)の店に関川を連れて行く。真琴に手ほどきを受けて奈津美とのデートに臨む。そして彼女が念願だった自分の店を持てると聞かされる。自分のことのように喜ぶ関川は、120万円が必要だと知り、自分が立て替えるいう。
関川は金を用意するが、奈津美は店の方は他人に先越されて駄目だったと断った。これは上手い。関川は「自分は警察官だ」と告白する。それでも断られなかった。関川は有頂天になる。次のデートで、奈津美の先生が入学詐欺事件に遇い困っているので、犯人はどうなっているか聞いた(捜査状況を知りたいのだ)。関川は担当でないので答えない。守秘義務も説明する。夜関川は署内で事件の調書を見ようとするが、居残っていた署長が気づく。 次の日、署長は奈津美が医大入学詐欺の一味か調べるように命令する。次に会い関川は「盗み見れなかった」と話す。奈津美「結婚できない、さよなら」。詐欺グループと会い奈津美は「口が堅くどうしようもない男だ」と喋る。張り込んだ相馬がその女に間違いないことを報告した。署長が奈津美に会って、自分の娘の受験の苦労を語る、渾身のセリフだ。そして事情聴取を始める。
皆は関川に隠そうとするが、関川は見つけ、会って話す。関川「僕はあの時の(交通事故に遇いそうな子供を思わず助けた)奈津美を信じる、やり直して待つ」奈津美「仕事が上手く行かず、借金したら脅されて、入学詐欺の事を調べたらチャラにしてやると言われた」と謝る。張り込んでいた相馬、菊川、権藤が一味を捕まえる。由美の高校受験は失敗だった。母親の英子は出張で札幌からの電話に由美は泣くが、次の試験を目指すと立ち直りが早い。最後に英子の「オーロラのスカーフ」絵本が発売になった。地元だから売れているのでしょうね。一部の絵本は本当に売れるらしいが。(公式HPを参考にした)最初から結婚詐欺と80%は思った。関川(田口さん)にピッタリのエピソードだから、残念だ。本当に結婚なら喜んだ。
本池上署★★★★  5話 夫婦喧嘩と空き巣事件 バレンタイン特別版

署内の嶋村弘(近藤芳正さん)宅で空き巣事件が発生した。しかし嶋村は夫婦喧嘩で妻・昭子(いしのようこさん)に家出され、捜索願いを出していた。鑑識で夫婦の指紋しか検出されなかった、関川(田口浩正さん)らは昭子の仕業と思い始める。
その頃、宇佐美悠子主任(猫背椿さん)は夫・浩一郎(甲本雅裕さん)とのすれ違いに悩んでいた。警察官同士だが、悠子だけが昇進して以来口論が絶えない。悠子は署長の椎名(高嶋政伸さん)に毎日ちゃんと事件の話合えば解決できない問題はないとアドバイスを受ける。しかし悠子は署長の発言の真意がわからず、家庭に問題を抱えたまま空き巣事件の担当になる。
その後家出中の妻・昭子が発見される。夫に捜索願いを出され、空き巣の取り調べを受けるが、彼女は容疑を否認する。数日後、署に嶋村が現れた。空き巣の被害届は取り下げると言う。しかし空き巣は申告罪ではない、捜査を続けた。発言を受け、署内では身内の犯行という空気が流れ始める。そんな時、所轄の交番から盗まれた嶋村の通帳を持った女性を捕まえたと連絡が入る。悠子は水木(金子賢さん)らとその交番に駆け付けるが、そこは浩一郎が勤務している交番だった。女性は話してくれない、浩一郎さんが交番で捕まえたのだ。署長は悠子に引き取りにいけという。すると妻昭子でした。悠子と浩一郎で妻昭子を巡って口論だ。浩一郎は職質の神様で、皆の憧れです。同僚の話から夫婦のお互いを理解しあうのです。最後に夫がきて、実は真犯人だったのです。事件を起こすと妻が帰ってくるのではと思った(ちょっと駄目だよ)。妻は嬉しかった、捜索願や空き巣事件までした夫が嬉しかったのだ。調べている悠子・浩一郎の波長がぴったしだ。そしてお互いに見直した。めでたし、めでたしだ。エンディングでアフロブラザー(田口、ベンガル、猫背さん)テレビに出ているよ。
   ☆    ☆
バレンタインデーについて話題で、そして猫背さんがメインで楽しかった。同じ職場での共働きは大変だ。猫背さんと甲本さんでは、味わいあります(絶妙です)。署長は階級の話より仕事の話をしなさいと助言する。前島(ベンガルさん)も職場結婚で妻が仕事をやめた。権藤(村田雄浩さん)は離婚経験者だ。悠子は権藤まで相談するが、馬鹿ですね。権藤「仕事で家庭を壊すより、家庭で仕事を壊したほうがいい」(過激意見だ、驚)。甲本さんは忙しいね、「砂の器」ではカメダケの警察官でした、「エースをねらえ」では宗方と碁をする先生だ。先生や警官になるとかかせません。No1です。小ネタだけど、このドラマは丁寧に作ってある、気持ちが暖かくなる。大事なことが何か教えてくれる。最後に、バレンタインは、水木ー中井(野波さん)、相馬ー新藤、関川(田口さん)ー丸山(銀粉さん、権藤狙いがはずれ、ヤケクソで)、署長ー英子(妻)、?ー由美(加護さん)、権藤ー?すず(中沢さん)、青柳副署長(橋爪さん)、前島(ベンガル)ー奥山(伊藤さん)でした。
本池上署★★★★   4話 痴漢目撃者の証言は当てにならない 英子さん後ろ姿まで

あずさ(野波さん)と伊佐(猫背さん)は町に指導にいった。本屋で万引きだ。しかし高校生は巧妙だ。本池上署の署長・椎名(高嶋政伸さん)は管内で頻発している万引きに頭を悩ませていた。すると、妻・英子の編集担当者のすず(中澤裕子さん)から痴漢を取り押さえたと署に電話が入る。被疑者として本池上署で取り調べを受ける岡田(中野英雄さん)は関川(田口浩正さん)に裁判も辞さないと潔白を訴える。一方被害者の亜矢(宮地真緒さん)も事情を聞いていた麻衣(水野真紀さん)から示談を進められ、泣き寝入りはしないと激昂した。亜矢の夫もきて告発する。報告を聞いた大部屋では、岡田がシラを切っているのか亜矢が示談金目当ての嘘をついているのかと口々に騒ぎ立てる。しかし関川だけは以前電車で痴漢を目撃して証言した事もあるという岡田の証言や彼が会社で高い地位に就いていることから、本当にやったのかと疑念が晴れない。
関川の話を聞いた権藤(村田雄浩さん)は、独自に7年前に岡田が証言したと言っている痴漢事件を調べ直していた。すると確かに岡田は目撃証言をしており、署員たちは当時の事件と今回の事件を関連付けて捜査し始める。間違いない、この時の痴漢で捕まった男・川口が亜矢の血縁者なのです(正解でした)。その様子をみた椎名は、再びすずから目撃した状況を詳しく聞き出す。目撃したのは痴漢行為ではない、手を挙げた所をみた。こういうパターンが多いようです。
7年前の痴漢事件の被疑者・川口(樋渡真司さん、証拠不十分で無罪なっている)に当時の状況を聞くため水木と権藤は川口の元を訪れるが、彼は既に引っ越した後だった。そして聞き込みの結果、彼の家族は住民から白い目で見られ夜逃げ同然でいなくなったことも判る。水木は当時中学生だった娘(これが亜矢です)がグレていたと聞いて顔色が変わった権藤を怪訝に思うのだった。正解でしたね。さあ署長さんはどう料理するでしょうか。
亜矢に岡田の奥さんと娘さんを見せた、麻衣(水野美紀さん)「これ以上被害者を作りたくない」。憎しみの連鎖じゃ、解決しない。でも亜矢「警察が何をしてくれるの」。署長は岡田に7年前の事件を説明した。そして彼女が7年前の被害者の娘さんだと告げた。そして無罪になっても社会的には死んだも同然です。「多くのものを失った家族も居ることを忘れないで下さい」。亜矢は最近岡田とバスで出会うようになったので、急に悔しくなったんので同じ目に遭わせようとした。しかし夫から「人を罪に陥れて傷つくのは自分だ」。
最後に市民の目線に立った標語作りで終わる。落としどころがうまいね。痴漢事件は多いが、今回も納得しました。

乱歩Rと池上署を22歳の娘と一緒に見た、彼女も結構乱歩好きみたいだ、喜んでいいのかな。娘は本池上署の漫画の痴漢の話も知っていた。おじさんは忘れていることばかりだ。娘の記憶力に尊敬するが、もっと違うことにも使ってくれとも思う、微妙だ。
本池上署★★★ 3話 みえみえの父子の物語、細部が丁寧で泣かされる

泥棒の寅吉(左とん平さん)に空き巣の手口などの研修をうけることになった。防犯委員になって貰おうと思っている。池上署の副署長(橋爪さん)、関川(田口さん)、水木くん(金子賢さん)なども知り合いだ。留守の家は久しぶりの晴れの日なのに洗濯物がない。家の周りに物があると簡単に屋根に登れる。などと窃盗の豆知識の披露だ。今クールはトリビアの高視聴率で雑学が多くないですか。しかし寅吉は息子とはまだ会っていない。
1週間後寅吉は管内の空き巣事件の手口を知っていた。ふと水木は疑問に思った。権藤(村田雄浩さん)は相変わらず冷静だ。そんな時に窃盗事件が起きた、若い男が目撃され似顔絵ができた。それを見て、寅吉は自分がやったとあっさり自首する(みえみえじゃないか、犯人をかばっているのです)。水木は信じられないで、捜査を始めた。権藤も裏付けを始めた(考えはネガティブだげど仕事熱心です、不思議キャラです)。水木は寅吉に恩義がある。交番勤務の時代に、寅吉を捕まえようとして怪我したら、逃げないで寅吉は助けてくれたのだ。似顔絵の広岡(小橋賢児さん、茶髪にしてからわかりにくい)を事情聴取した。離婚した母と暮らしてきたが母は3年前に死んでいる。
こりゃ広岡は寅吉の息子だろう。分かり切っているよ。署長(高嶋さん)が登場だ。「お父さんに会いたくないか、お父さんが憎いか、お父さんはあなたに会いたがっています」「3年前も奥さんの死に目に間に会わなかった、それで自首して全ての犯罪をのべた、妻の最後の手紙を読んで初めて自分に息子がいたことを知った」。警察の中で、寅吉と広岡と会わせる。寅吉は「今度は息子のために何かしたい」と言っていた。広岡「証拠はあるのかよ、捕まえるんなら捕まえろ、もう生きていたってろくな事ないのだ」。寅吉は思わず広岡を殴る。署長「寅吉は3日ご拘置所へ移送されます」と広岡に告げる。
証拠もなく、寅吉が自首しているので、送検されてしまう。そこへ息子の広岡が駆けつける。広岡「自分がやった」。自首した。寅吉は最後に跪いて「済まない、父親として何一つやってやれなかった」。広岡「悪いコトして殴られたのは初めてだ、元気でな、おやじ」。ちょっと泣けるね、かみさんは簡単に大泣きだ。虎吉は正式に防犯委員になった。防犯のモデルケースとして紹介されることになった。最後に定番で中沢さんが出ているのに、奥さんのエイコさんは出ないのか・・・加護ちゃんの夢はカエルも子はカエルということで、署長は婦人警官を夢見たら絵本作家でした(笑×2)。しかしネタはみえみえ過ぎるよ・・トホトホ
本池上署★★★★ 2話 1月19日  犯罪で奪われるのは金(金額)ではない、名誉、信頼、などなど

防犯協会の副会長中尾(下川辰彦さん)が75歳で亡くなった。副署長の青柳(橋爪さん)が通夜にでる。息子の健一(三波豊和さん)のところへ有川(大河内浩さん、すぐに悪い人らしいと思ってしまう、判りやすさがいい)という男がきて、飲み代10万円を取り立てに来た。斎場でもあり渋々支払った。数日後に江守(杉浦直樹さん)がきて、予科練の同期で借金をするような奴ではない。詐欺だと警察に申し出る。
健一のところへ青柳が行き聞くが、捜査へは協力しない。署長(高島さん)の娘(加護ちゃん)は中尾さんの孫と同級だ、学校でいじめられているという。青柳は目の前で詐欺が起こたのを見逃したと言われたりしたので、生活課の中井(野波麻帆さん)に協力を頼まれ、似顔絵を描いて貰う。うまいのです。青柳は皆に予科練の話などを語る。中尾が特攻出発の予定の日に終戦になったのだ。やはり一度死を覚悟した人間同士で理解している。権藤(村田雄浩さん)はこんな事案に時間をかける本池上署にあきれている。離婚した権藤の娘の学校から電話があり面会にいく。娘は権藤に反発している。情に流されるのは嫌だが、死んだ人は証言できないので捜査に協力する。葬式の家を回るが類似犯はいない。
翌日署長はゲートボールをしている。北村さんの葬式に愛人の弟がきて、金をとっていた。権藤は直接聞き込むが遺族は話してくれない。住民からの情報が武器です。普段の交流が必要だ。健一と江守が連れ立て、警察で話し込む。葬式追い打ち詐欺です。健一「十万円で方を付けた」。江守「金じゃない名誉だ」。江守もさすがに諦めた。
そこに江守さんが死んでしまう。葬式する、この費用はそうするの、列席者は警察ばかりだ、違った戦友仲間だ。そこに有川がくる。有川「突然のことで、蓄音機マニアで、20万でその部品をお譲りしたのですよ」江守さんがレコードを掛ける。江守「全く身に覚えはない」。有川「なんでこんなはした金で・・」署長「あなたが盗んだのは懸命に生きた名誉だ」。江守は号涙する。見ている方も泣きだ。江守の生前葬だった。費用は江守さんが出したのだ。最後に加護ちゃんと家庭教師の中沢がおにぎりを作る絡みでオシマイ。
   ☆    ☆
丸山(銀粉蝶さん)と前島(ベンガルさん)が同期で仲が良かったことが発覚する。この二人がコントをやっていくことになりそうで、売りの一つです。今回の犯罪は軽微だがテーマは重かった。それで3つ★から4つ★になった。犯罪で金ばかりでなく名誉や信頼その他色々のものを奪われるのだ。人への信頼感や家族関係なども、犯罪で奪われる。おれおれ詐欺でも金額ばかり言われるが、そうではなく、金を取られた被害者は自分に対する信頼を失い、家族から責められ落ち込んだりしているのだと思う。結局自分を強くして生きるしかないのか、ここはアメリカか・・・

本池上署★★★  マンネリで相変わらず、何も仕掛けがないが好きです。

懐かしいメンバーですね。少しだけ変わりました。猫背さん、銀粉蝶さんは新顔ですよね。最初は夢オチですね。途中で気づきました。そこに権藤(村田雄浩さん)が本庁からの新入りです。加護ちゃんは相変わらず可愛いですね、でも英子おかあさんが同居していますが顔がでません。権藤は年末のひったくり犯に興味を持って調べ出した。
橋爪功さんはぺこぺこしていますが、「京都迷宮」と同じ臭いがする。野波麻帆さんは元気で可愛いですが、夜道歩いちゃ危ない。これがひったくり犯人なのですね。犯人のバイクのナンバー覚えていない。野波さん被害者の気持ちが分かったと落ち込む。犯罪者を恨む気持ちが分かった。ロングブーツを狙う黒いバイク黒いシャツに黒いメットの若者だ。修理工場から面が割れた。似顔絵を描いたら権藤さんの記憶の容疑者リストに残ってた。中華料理屋に張り込んでいるところに、野波さんが来て容疑者に気づかれた。みなで追うが、公園で犯人との野波さんと対決になる。みなの協力で捕まる。権藤さんは野波さんに逮捕を譲る。いい人じゃん。 最後についに英子さん登場と思ったが、元モー娘の中沢さんが編集者で登場だ。他愛ない展開だけど、終わった後のすがすがしさは何だろう。これが楽しみでみてしまう。  

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