僕と彼女と彼女の生きる道  2位  プラウザの 戻る← で戻ってください

総括     印象点  9点    平均点  4.5 点   2位
人生は日常の連続だ。日常は家族の姿だ。小津監督が家族をテーマに映画を作り続けたように、脚本家の橋部さんは「僕生き」に続いて、家族を描き続けるのだろう。初回に柳の下にどじょうは何匹いるのかと書いたが、いくらでもいそうだ。初回の暗い展開に、我慢我慢と思っていた。終盤前に大感動があった。最終回の淡々とした描き方はかえって清々(すがすが)しいものだった。草なぎ君、小雪さんの演技は良かったです。しかし台詞が最高でした。それは凛ちゃんの「は〜ぃい」の不思議さに象徴される。「はい」という台詞も表現の仕方で様々に変化することが分かりました。新鮮でした。美山加恋ちゃんの可愛らしさは、特筆すべきものですが、次の作品に出たときに評価した方がいいでしょう。余りに凛ちゃんのイメージが強すぎて、加恋さんか凛ちゃんの素晴らしさか判断しかねる。
とにかく仕事と結婚というテーマで、離婚を描きました。一つ一つの台詞が朗読するように心にしみました。何気ない仕草も心にしみました。レーズンパン、ジュース、お母さんの手提げ袋、逆上がり、朝の父子の姿など、さりげないワンパターンの積み重ねが感動をもたらす。このドラマは日本人の生き方を考えさせる契機になるような気がします。仕事人間の大杉蓮さん、長山藍子さん、りょうさんの、登場人物全員が、活きる上での大事なものを見つけた展開は、見るものに勇気を与えてくれました。多分、小津監督みたいに、続編を作り続けるでしょう。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★ 12話 最終 3月23日
凛「おとうさん、さようなら」。徹朗は凛の部屋で死んだように座っていた。ゆらが横に一緒に座って居てくれた。朝になった。徹朗「いてくれて有り難う」。ゆら「もう少しいましょうか」。うん、ずっといて欲しいよ。徹朗「凛が出て行った」。美奈子「よくない、こんな風に徹朗と引き離すのは、可奈子も分かっているはずよ、徹朗さんは変わった、凛の大事なおとうさんになった、親権を取ったらお終いなの」。可奈子「(親権の)他に何があるの」。まだ自分の思いしか見えていないのですね。徹朗は洋食屋でも身が入らず、マスターから帰れと言われる。誰もいない部屋に帰る「ただいま」。淋しい、孤独だ。音楽でタイトルだ。
夕方スーパーで買い物していると、ゆらと会う。徹朗「洋食屋辞めようかと思う、洋食屋は凛のために選んだ、あ、凛を取られると分かっていたらみどり銀行を辞めるんでなかった」。ゆら「凛ちゃんのせいにしないで、銀行やめて辛いのは凛のせい、親権がなかったらおしまいなの」。徹朗「どうでもいいだろう、凛のことはともかく、俺のことはいいだろう」。ゆら「頭冷やして下さい」。凛は絵を描いて思わず「ねえ、おとうさん、間違えました、ごめんなさい」。可奈子「よくできました、凛、おとうさんに会いたい」。凛「ううん、会いたくない」。うん、凛ちゃんはうまいな。気を使っているのがみえみえだ。洋食屋で徹朗は皿洗いをする。その後ゆらの部屋に行く、徹朗「昨日はごめん、うちの店のケーキ」。ゆら「仕事いったんですか、ありがとうございます、一緒に食べないんですか」。徹朗「不服申し立て、どうしようか、凛が可奈子の方がいいのなら、あきらめるけど、北島さんは凛の本心を知っているかな、知らなくても凛はどっちと暮らしたがっていると思うかな」。ゆら「凛ちゃんは本当にどちらか選べません、どちらも好きです、もっと大事なことがあるんじゃないですか」。徹朗は一人で呟く「大事なこと」。洋食屋で人参の下準備だ。親子連れの子供が「人参嫌い」と残す。部屋に帰ると、義朗がいる。義朗「明日まで不服申し立てしないと凛ちゃんは可奈子さんになってしまう」。親権のことを心配している。徹朗「不服も仕立てしない、もっと大事なことがある」。義朗「そうか、それだけだ」。徹朗「凛は親父に遊んで貰って楽しかったよ」。義朗「楽しかったのは俺の方だ」。ちょっと涙。いい親子になった。
可奈子から電話だ。凛がゆらの所へいく。ゆら「ラッキースタンプはどうする」。凛「おかあさんに渡す、ずっと先生でいてくれる、嬉しい、凛ちゃんがそう言ってくれて」。凛「ずっと先生でいてくれる、約束」。可奈子は徹朗と会う。徹朗「可奈子と俺は夫婦としてうまくいかなかった、別々の道をいく、でも凛のことでは父親と母親として協力できないかな、俺に出来ることはやらせて欲しい、これからも凛の父親でいさせて欲しい、父親に愛されていると伝え続けたい、駄目かな、可奈子の話は何」。可奈子「どうしたらいいか、分からないことがあった、親権を手にしたら、解決したと思った、でも凛には解決になっていなかった、今はあなたは大好きなおとうさんになっている、凛にとって誰と暮らすか重要、でも離れている親とどう過ごすかも重要、私はあなたをまだ信用できなかったから、あなた本当に変わったわね、これからも凛に愛していると伝え続けて、あなたは凛の立派な父親よ」。徹朗「ありがとう、可奈子、凛をよろしくお願いします」。可奈子「あなたはどう思っている、凛が私と暮らすことはいいと思う」。徹朗「凛は可奈子が大好きだ、問題はないじゃないか」。可奈子は泣く。可奈子「ありがとう」。これで本当に二人はいい大人の関係になった。お互いを肯定し、自分を肯定できた。自己実現して、その上に相手までも実現していこうとする。素晴らしいです。これがメッセジーなのですね。
ゆらと可奈子が話す。ゆら「凛ちゃんほっとしたようです」。可奈子「小柳変わった」。ゆら「凛ちゃんのおかげです」。凛「おとうさんと引っ越す前の日に会える」。ゆら「会えるよ」。可奈子「小柳を変えたのは凛だけじゃないね」。可奈子はゆらの存在を仲間として認めているのです。徹朗は弁護士と会う、面会のことは可奈子と決めました。徹朗は勝亦と会う徹朗「北島さんは怒ると怖いですね」。勝亦「怒られたことあるんですか、いいな、洋食屋さんといえばオムライスですね、オムライス好きです」。徹朗「食べますか」。勝亦「嫌です」。洋食屋で人参を作らせてくれる。残した人参が気がかりで、味を研究している。出来上がった、マスター「盛りつけ」。お客に出すことになった。子供が残した人参を食べる、「おいしい」。徹朗は小さくガッツポーズだ。屋台のおでん屋で4人が集まる。岸本は外国に出張だ、付き合っているマミは「待ちませんよ」。岸本「待ってくれて言いません」。これプライドをみて台詞考えたのかな、結構挑戦的に聞こえましたが、偶然でしょうか。栗林「可奈子さんと暮らすのか」。徹朗「今の仕事続けたい、今日おいしいと言われた」。栗林「いいな、でも出世争い嫌いじゃない」。淡々としているな。大泣きできないよ。
凛ちゃんの学校の送別会の音楽会だ、先生「これからたくさんの人と出会います、きっと大好きな人に出会えます、楽しくやって下さい」、あれ、もう終わった。泣き所かとも思ったけど。可奈子「いってらっしゃい」。凛は徹朗の所へ行く。だっこする。部屋で徹朗「おとうさんは手紙を書く、凛も手紙を書いてくれ、楽しいこと、困ったこと、思ったこと、どんなことでも書いてくれ、住所を書いて切手を貼るんだ」。凛「はいぃ〜」。徹朗「名前の最後に様をつける」。おいおい、小学校1年生でしょう。漢字は無理だよ。徹朗「名前は大山凛になる」。ちょっと悲しいね。凛「はぃ〜」が続く。凛ちゃんは左利きだ。徹朗「一つだけ忘れないで欲しいことがある、離れていても、おとうさんは凛のことが大好きだ、分かったか」。ゆらもサンドイッチを持ってきた。徹朗はクリームシチューを作った。
可奈子とで美奈子「専業主婦と働くおかあさんを比べてるの、いいじゃなのどちらでも、自信をもってやりなさい、凛ちゃんが見ているよ」。可奈子「はいぃ〜」だ。トランプで遊んで、ゆらは帰る。「ゆら先生、約束忘れないでね、内緒」。ゆら「凛ちゃん、凛ちゃん、いい名前だね」。その度、凛「はいぃ〜」が帰ってくる。淡々と進んでいくよ。凛の髪を乾かし、寝る。あ、最後は一緒のベッドで寝るんだ。凛「どうして凛ていうの」。徹朗「名前はおとうさんとおかあさんと二人で考えた、凛々しい子になるように」。凛「凛々しいて?」。徹朗「きりっとして勇気があること」。次の朝、いつもように連れだって歩く。河原でハーモニカを一緒に吹く。回想シーンだ、ハーモニカで怒っていた、遊園地のベンチのペンキだ。この時の凛ちゃんの笑顔良かった。逆上がりだ、大喜びだ。バナナジュースだ。東京駅で凛を見送る。ベルが鳴っていくのに、ホームにいる。「バイバイ」。ドアが締まると、凛ちゃんは背伸びしないと顔が出ないが、背伸びして笑顔で窓に張り付いていた。可愛いよ。徹朗は情けない泣き顔だ。スーパーでゆらと会う。ストーカーかよ? ゆらと徹朗はカレーだ、徹朗「何カレー」。ゆら「野菜カレー」。徹朗「じゃ」。このシーンは何なんだろう。
半年後だよ。凛ちゃんのベッドは片づいている。凛に手紙を書いている。凛の友達との喧嘩や徹朗の料理がうまくなったことなのだ。貸し切った店に可奈子と凛がくる。凛ちゃんはヘアスタイル変わって大人です。「お客様は私の第一号のお客様です、他にも大好きな人を呼びました、でもどうか分からない」。ゆら「お招き有り難う」。凛「ゆら先生がおとうさんのこと、どう思っているかわからなかったて」。ゆら「以前聞かれた大切な物見つかりました」。徹朗のオムライスを食べた。娘が笑っている、彼女が笑っている、それだけで幸せだ。仕事して井上部長との思い出の店にいる宮林、ホテルのベルボーイの義朗、亜希と勝亦、岸本とマミ、一人で裁縫の美奈子だ。凛に徹朗「結局、ユウキ君が好きってことか」。おしまい。
最終回は淡々と終わった。もっと泣かせてくれると思ったが、回想のエピソードで泣かせて貰った。これはこれでいいと思った。納得です。人間としての誠実さと美しさを感じました。そして何といっても、凛ちゃんですね。昨日の「スマスマ」にも今日の「いいとも」にも出ていました。子供なので露出すると、すぐにボロが出そうです。美山加恋ちゃんが可愛いのではない、普通の子供のような気がした。ただ、作られたキャラの凛ちゃんは可愛いです。あ、あ、これで終わったのか、みなさんご苦労さんでした。橋部さん「僕生き」の柳の下のどじょうは、2匹目もいました。NHKの「百年の恋」は華やかな部分もあって味わいが違いましたが、このドラマは本来の味わいでした。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★ 11話  3月16日
徹朗の就職は駄目だった。しかし父の義朗が週3日仕事に行き、経済援助もしてくれるし、凛の世話も焼いてくれる約束を取り付けた。何とか受け入れの形は整った。本当に良かった。徹朗はレストランで本格的に仕事を始めた。義朗が来て夕食を食べていく家族の幸せを感じてよかった。遅く帰るとゆらと凛のメモがあった。学校で担任の先生(浅野さん)に離婚審判中だと話す、先生は20年で教師として本気で子供に接するように考え始めましたと語る。裁判の調査員に可奈子の母の美奈子「はい、(父親として親権者として相応しくない)、そう思っています」といっている。美奈子は可奈子に不安を抱いているため、確認する。可奈子「何があっても凛を一番に考えるという」。 凛は絵がうまい、徹朗が褒めると、凛はおかあさんも褒めてくれました。その後気配りした凛に徹朗「いいんだよ、おかあさんのこと話しても」と諭す。陳述書がでていて、徹朗は質問された。便秘で入院したことを指摘された。食事のことも言われた。銀行にいっている間は無理です。美奈子を証人として呼ぶことになった。
凛と美奈子が会って話す。凛はおとうさんが好きだ。凛「凛はおとうさんのお嫁さんになります、一緒にジュースをつくったり、ご飯作ったり、ギュットしてくれる」。この凛の言葉が美奈子を変えたようですね。可奈子は徹朗の同僚だった宮林と会う。宮林は凛のために会社を辞めたことを説明した。可奈子は徹朗が変わったことを認めた。可奈子は凛が徹朗を好きなことが不安なのだ。宮林「徹朗とやり直すことは無理なんだ」と聞く。可奈子「はい」。凛はゆらにお願いをしていた。凛は両親と3人で遊園地へ行きたいのだ。徹朗「どうしたらいいかない」(聞くなよ)。ゆら「自分の思った通りでいいのでないでしょうか」。この役は「僕生き」では金田医師の役目でした。徹朗は凛のお願いを可奈子に携帯で伝える。徹朗は凛の気持ちが分かっている。可奈子は分かっていないのだ。徹朗「凛は3人で暮らしたいけど、もう3人で暮らせないコトを分かっている」と伝える。
3人で遊園地だ。メリゴーランドだ、微妙だね、テーカップは3人だが、コースターは徹朗と、回るブランコは可奈子と一緒だ。ジュースを飲む。凛と徹朗は、ジュースでヒゲを作る。やはり凛は徹朗が好きだ。可奈子は家に帰って、美奈子に遊園地のことを聞かれるが「別に」という。本当はショックだったようだ。可奈子は凛の成長日記やアルバムを持っている。加恋ちゃんの写真集だ。貴重だね。凛は家に帰り、徹朗に「ありがとう、楽しかったです、凛はもう絶対3人一緒って言わないから」。泣かせます。裁判で育児日記がでました。強力な武器だ。徹朗は読んで、驚き、ショックだったようだ。母子の濃密な記録にたじろいだ。徹朗はゆらに、逆上がりできた凛に感動した。徹朗「可奈子が凛の話をしてくれたが、仕事がきつくて、適当に聞き流していた、それを見破られて、可奈子は言わなくなった、自分はうまくいっていると思った、だから離婚が分からなかった、もう一度人生がやり直せるなら、凛の成長をみたい、その瞬間の凛に会いたい、これからの凛を見続けたい、どうして、大事なことに気づかなかったのだろう」。ゆら「いいじゃない、気づいたんだから」。
裁判がはじまる。美奈子が証人だ。悲しいな、弁護士「便秘の時も早く気づく、登校拒否にも対処すべきでした、父親失格でしたね」。美奈子「(沈黙の後で)いえ、でも、徹朗さんは立派な父親です、父親失格ではありません」。美奈子はいい人だったんだ。救われました、父親失格ですといわれたら、自分は腹立ち人間不信になってしまう。反対尋問はなかった。結審となった。可奈子は美奈子に「いいわよ、それが、私に罰なら」。可奈子は成長していない。可奈子「どうして、味方になってくれなかったの」。美奈子「本当のことをいっただけ、凛は可奈子と暮らしても徹朗と暮らしても幸せだと思う」。真実を見抜いていました。徹朗はレストランのスパゲッテイを家で作った。松重さん料理を教える「料理は愛情をかければ、帰ってくるんだ」。坪井が岸本を連れてくる。二人は付き合っているのだ。そこに携帯で弁護士から家裁の決定を知らせてくれた。家に帰ると可奈子がいた。可奈子は凛の親権を取った。凛にも説明したといっている。分かってくれたといっている。慌ただしく凛を引き取っていく。可奈子「私がいない間、凛を育っててくれて有り難う」。凛「おとうさん、さようなら」。涙だよ。振り返り見つめる凛だ。少し元気がない。
ゆらがやってくるが、部屋は暗い。徹朗は凛のベッドで静かに死んだように座っている。ゆらが横に一緒に座る。ゆらにもたれる徹朗だ。徹朗「凛が出て行った」。予告編はほとんど結末分からないよ。凛の笑い顔と泣き顔しかでてこない。
男はつらいよ、凛もいなくなるし、多分、徹朗は誠実だから慰謝料や養育費も払うことになるのでしょうね。決して女にも優しくないが、男にも優しい社会ではない。悲しいな、人は変われるというメッセージは受け止めたが、変われば夫婦はもう一度やり直せるという、結末は許されないのだろうか。凛も、仕事も、何だか全てを失ったような徹朗が不憫だ。ゆらを得ることになるのか。でも凛がいなければ、ゆらとの関係も存在しないよね。期待を裏切ることのない結末を希望するのみだ。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★ 10話  3月9日
凛(美山加恋さん)の親権は審判になった。徹朗(草なぎ剛さん)は弁護士をゆら(小雪さん)から勝亦のいとこに頼むことになった。徹朗は凛にその事情を説明した。美奈子(長山藍子)から親権は可奈子(りょう)に渡してやってほしいと懇願される。可奈子は手放したことを後悔して苦しんだ。美奈子「許して一人の母親なのです」。しかし徹朗は断る。やがて徹朗と凛の生活ぶりを聞き取りするために、家庭裁判所から女性の調査官がやって来た。凛の何気ない言動が審判に影響するのではないかと、徹朗は落ちつかない。ジュースでポイントを稼ぎました。レーズンパン、カレーが好き。これは減点かな。調査員は可奈子と凛が2人でいるところでも会うという。何より凛を可奈子に会わせることに不安になる徹朗だった。そんな不安をゆらには打ち明けた。凛はお母さんに会えるのがうれしそうだ。準備もすぐ終わった。本当に凛ちゃんはどう思っているのか心配になりました。
ゆらは勝亦と話す、徹朗が好きだ、凛に慕われるかもしれません。別れることは辛さを増すかもしれないが応えようとする。子供の時の私のようにならない。ゆらも幼年期にトラウマを持っているのだ。詳細は明らかにされない。坪井(山口さん)から携帯があり会った、「付き合おういう人がいます、その前に徹朗さんがずっと好きでした、最後だから今夜だけ付き合って下さい、涙」。徹朗ははっきり断る。坪井「ちゃんと振ってくれたから、やっていけます]と言ってくれました。このエピソードは、あとの審判の浮気のための挿入なのかな。
その日、凛は可奈子のもとに泊まることになった(徹朗いいよなんて言う、人がいいのですね)が、やはり徹朗は心穏やかでいられない。これは敗北が濃厚だ。可奈子と凛は動物園にいく。ペンキのついたベンチで、「駄目」と思わず声をかける。でもあとで凛ちゃん「はいぃ」です。悲しいな、あの思い出のベンチも普通のベンチになってしまった。週末も凛は可奈子のところだ、徹朗は人がいいのだ、男は駄目だね。ゆらと可奈子が土手で会った。対決だと思ったが盛り上がらなかった。凛はゆらを信頼しているのだ。徹朗とゆらが怪しいと美奈子から言われた。ゆらはこのバトルに参戦してぶつからないのか。凛が帰ったら徹朗は隠れて驚かした。そして抱きしめた。プチ涙。義朗が来る、ゆらに弁護士のことで礼をいう。家庭裁判所の人が来るが、凛のこと判らないので、話をしにきたが、義朗には何をしていいか判らない。ゆら「すぐに仲良くなれますよ。徹朗もできたのですよ、凛ちゃんを呼んできて下さい、凛ちゃんのおじいさん」。義朗の不器用さはいいですね。凛「おかあさんに来て欲しいが、おとうさんとも別れたくない、スタンプ帳はゆら先生持っていて下さい」。これが後で生きてくるエピソードなのかな。
そして、審判の日がきた。可奈子が引き取ると神戸に行くことです。可奈子「仕事第一で、子供を愛していない、面子を気にする人でした」。徹朗「俺変わったんだ」。言葉尻で、物事を判断することがいやですね。酒も暴力もしていないが、浮気は一回した。これが駄目なのかな、自分は完全に駄目だよ。多分日本中の父親は駄目だよね、シングルファーザーは全滅だ。可奈子は他人のせいにするなよ。でも女は役者だ、感動的なシーンを作り上げる。男は本当に脆いものです。
徹朗はレストランで皿洗いから人参の皮むきになった。徹朗は不安だ、義朗と一緒だ。義朗の上申書があった。徹朗が仕事第一できたのは、自分のせいだと、しかし息子は子供の愛し方を見つけた、そうか今の幸せを壊さないで下さい、と書いてあった。徹朗と義朗は理解しあえたのですね。義朗に泣かされるとは思わなかった。義朗「おかあさんは幸せだったか」。「親父なりの家族の愛し方だったんだ」。徹朗は義朗の肩を揉む、徹朗は「幸せだったと思います」と言う。眠れない徹朗は携帯でゆらと話す。話してるうちに徹朗は寝た。予告では凛は「おとうさんのお嫁さんになります」。
今回は義朗さんに泣かして貰いました。予想外でしたが、なるほどと納得しました。あと2回あるのでしょうか。12話までですね。結末が本当に気がかりですね。結末でかなり印象が変わる可能性大になってきました。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★ 9話  3月2日
「やり直そう、3人で」。可奈子は笑った、可奈子「これからの人生にあなたはいない」。徹朗「みどり銀行を辞めた、自分で見たか。おれは変わった」。可奈子「それはどうでも良いことだ」。徹朗「凛には必要だ」。可奈子「あなたを愛していない」。徹朗「凛を渡せない」。可奈子「7ヶ月は離れたが7年は私がみた」。徹朗「その通りだと思う、俺にも責任はある」。可奈子「凛を私に渡して駄目なら家庭裁判所ね」。
土手で徹朗と凛だ。ゆらが通る、家裁で審判だと話す、徹朗「審判じゃ・・」。レストランで徹朗は皿洗いだ、「家庭教師は英語だけにして欲しい、月謝厳しいから」。ゆら「凛ちゃんをみたいです、月謝は英語だけでいいです」。徹朗「北島さんに甘えられないよ」。ゆら「私がきたいからです」。徹朗「有り難う、時間があるときはよろしく」。カレーを作った徹朗だ、そこへ義朗だ。話が先だ、洋食屋で働いている。徹朗「みどり銀行をやめた、凛との時間を大事にしたい」。義朗「一生を棒にふることだ」。徹朗「俺は親父と違う」。義朗「俺も考えた、家族のために辛くても働いてきた」。徹朗「それで幸せだった?」。義朗「良かったよ、家族から感謝され会社からも」。徹朗「会社辞めたら、何もない、肩書きで生きているのだろう」。徹朗「俺はそうなりたくない」。義朗「俺は間違っていない」。 義朗は家で孤独だ。徹朗は洋食屋だ、そこの同僚が大した会社じゃないとか、肩書きでみているんだ。
可奈子と両親の家だ。可奈子「どうせ仕事がうまくいかなくて辞めて、凛のせいにしている」。 母親は何も言わないのか、可奈子「今は好きなことしているの、良かったなと思っている」。母「徹朗は本当にそうだと思う、うんん、可奈子は好きなようにしなさい、応援するから・・」。娘に甘い母親なんだ。その娘だから可奈子はあんな可奈子なんだ
可奈子は凛に電話する、「迎えにいくのはもう少しかかる、頑張んだよ」。家裁から書類が来る。調停が始まる。親権変更です、調停員がお手伝いをする。可奈子は譲らない。審判になると銀行を辞めたことをまずいかな、ゆらに喋った、ゆらは真剣に「本当にそう思っているのですか」。凛はゆらに「どちらと住むの」と聞いている。3人で住むことは諦めている。
職場で単純にミスして皿を割る、落ち込むよね、義朗が見に来るが帰った。洋食屋の主人(松重豊さん)に「この仕事舐めている?」。「いえ」と答える。元部下の岸本と会う。洋食屋に働いていることを告げた、元同僚の宮林やマミが家にシュマイ持ってくるが、いじけている徹朗だ。宮林「馬鹿だと思っているよ、でも俺がどう思っても自分の信じる道を進めばいいよ、もう後悔しているのか」(意外と男気だよ、いい人だ)。マミ「宮林課長は本当に心配していると思います」。徹朗は自己嫌悪だ、凛の寝顔を見ている。義朗が就職先を世話してくる、徹朗はつっぱている、義朗はゆっくり考えるようにいう。その書類を捨てようとするが思いとどまる。洋食屋の仕事は身が入らない。そこへゆらと凛がくる。辛いね。凛「おとうさんしっかりね」、皿洗いの姿をスケッチしている。主人がパフェを作ってくれる、凛「もう一つください」、ゆらの所へ持って行く、真剣に観察している「おとうさんの磨いたお皿はピカピカ、お星さま、おとうさん、お仕事ごくろうさま」。今週の泣きどころです。3人で帰る。楽しそうです。明日も頑張れる。この3人で生きいけないのかな? やはり徹朗は義朗の持ってきた残業の多そうな就職先を断る、冷静にいう、徹朗「残業のある仕事はいやだ、凛のためじゃない、俺のためだ」。凛は児童館でメニューを作ってきた、メニューはレーズンパンとココアとレーズンパンだ。義朗は凛の絵を見、徹朗と二人で準備する姿を見た。ここも泣き所だ。義朗「お前の好きにしろ」。徹朗「俺のこと心配してくれて有り難う」。ちょっと簡単に父子の和解だ。義朗も単なる分からず屋の頑固者ではない。義朗「徹朗があんな顔して笑うなんて、あれが父親の顔なのか」。調停は不成立となる。土手で都合良くゆらに会う。徹朗は「調停不成立」を告げる。
   ☆   ☆
いよいよ本当にクレーマー クレーマーみたいだ、自分は真剣にみていない。かみさんが見たのでそう言っている。大きく展開しましたね。本当にあと2回かな結末が、難しいな。どこに落とすのだろう。可奈子との3人はなさそうだ。可奈子の母子関係は濃厚で、可奈子は徹朗がどう変わっても認めない。ふと疑問に思うが、どうして結婚したのかな? これまでにあったかな? 健忘症だ。肩書きに惚れたハターンかな。この二人が7年間結婚生活を過ごしたことが、今となっては想像しがたい。視聴者の多くは、ゆらとの3人は許せると思うのですが、その時凛ちゃんの親権を持っているといいのですが、徹朗はその気はない。男と女は難しい。凛ちゃんが親を選ぶことは年齢から無理ですね。楽しみですが、怖いです。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★  8話  2月21日
徹朗(草なぎさん)は仕事を探すが、残業なしでは見つかりそうにない。ゆら(小雪さん)に「にこにこ信用金庫」が駄目だと言った。ゆらはパニックの時かけて下さいと言う。これは愛かな。ゆらは亮太(大森さん)に「好きな人ができた」という。凛の学校帰りに、可奈子(りょうさん)がいた、抱き合う。可奈子「ごめん」。お前は愛せないんだろう、中途半端に期待させていいのか(怒×3)。可奈子は凛を引き取るつもりだ。凛は徹朗に「ごはん作って」と頼むが、駄目だ。ゆらとマミ(山口さん)がスーパーで会う。互いに名乗る。北島三郎の北島です(笑)。宮林(東さん)と岸本(要さん)とマミが徹朗の家で鍋だ。宮林は深酒し寝た。宮林「おれは悪人で、俺は井上部長と合わなかった、井上部長が死んだらほっとした、悪人だろう、お前が今ライバルでないから喋れる、小さい人間だ」と話す。凛「凛のうちはここだよね」。
義朗(大杉さん)から電話だ、相変わらず。可奈子からも携帯だ。可奈子と会う。「新しい仕事(美術関係の売買? これこんなに簡単にできる仕事なの?)は順調だ、私が凛と暮らす」。徹朗「凛は手放せない、凛を愛していないと言ったろ」。可奈子「新しい生活のためにああ言うしかなかった」。徹朗「凛と勝手に会わないで」。可奈子「凛はどう思っているのかな」。ゆらと一緒で凛「3人がいい、おとうさんと、凛と、間合い(ゆら先生というかと思った)、おかあさんと3人がいい」。帰った徹朗に、凛は「3人一緒がいい」と強く言い放つ。ゆらは徹朗に離婚や仕事を探しを凛に話せと助言する。ゆらは「凛は父と母を選べない」という。悩む徹朗だ。凛は口を聞いてくれない。分かったらピースサインだ。徹朗「仕事を探している、元気がない、料理もできない」、ピースだ。徹朗「離婚して夫婦じゃなくなった、仲良くできない、凛は悪くない、悲しいけど3人一緒に暮らせない」、グーだ。次の日の朝も口を聞いてくれない。ジュースも駄目だ。凛ちゃんのストライキだ
可奈子のホテルに母親(長山さん)が来る。母は可奈子を殴った。母「自分が何をしたか分かっているの」。可奈子「私、凛と暮らしたい、自分の人生を取り戻したから、家を出た、わづかの間だから良いと思った、でも間違った、わづかでも別れちゃいけなかった、本当は凛に会っちゃいけなかった」。母「ずっとホテル暮らし、家に帰ってください」。凛は学校で、友達の母が作ったバックを捨てた。学校に呼び出され、徹朗は一緒に帰る。肉まんを堤防で食べる。凛は肉まん食べながらも、ピースサインだ。今回も凛ちゃんに泣かされる、セリフなしだがピンクの手袋の可愛いピースサインに泣かされるよ。徹朗語り「人は何故愛する人を傷つけてしまうのだろう(これがテーマだ、ベタだけど)」。ゆらに会いにいく、徹朗「俺変わったかな」。ゆら「はい、凄く変わった」。徹朗「思った、凛のためにやり直せないか、今の俺なら可奈子とやり直せるのでは」。ゆら「私に聞かないで下さい(切ないよ)」沈黙。ゆら「やり直せるなら、それが一番よいと思います、凛ちゃんの逆上がり、イジメの時も、みどり銀行をやめた時、驚きました、今の小柳さんは凛ちゃんを大切にしています」。徹朗「俺が変われたのは、凛と北島さんのおがけ、有り難う」残酷で悲しい、かみさんも泣いている。ゆらはやけ食いだ。
家で可奈子と徹朗だ。紅茶を入れる徹朗だ。「俺は変わった、可奈子の目で確かめてくれ、もう一度3人で暮らさないか」。おしまい。予告編は、徹朗はコックしているし、審判とかいって親権の争いか。
   ☆    ☆
可奈子はひどい女と思ったが、話を聞くと理解できた。自分を再構築するには、今の全てを否定するしかない場合もある。可奈子はそうした、それなら事前説明不足だ。振り返り、初めて総括できたけど。その時は「子供を愛していない」と言ってしまった。徹朗は今回も凛を大事にして、凛の希望を実現するために、最後の提案になった。徹朗は自信がなかったが、ゆらに聞いて決断できた、これがゆらには厳しいですね。当然凛ちゃんのピンクの手袋のピースは泣かされた。凛と父というベクトルで進んできた展開が、大きく変更したのでちょっとテンションが下がったので4つ★にしました。めざましテレビで、美山加恋ちゃんが「大女優になる」といっていました。「女優じゃない」のが驚きでした。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★ 7話 2月17日
職場では飛び降りた(そのシーン見せない抑制した演出もいいですね)井上部長(小日向さん)について、一言説明があった。徹朗(草gさん)は前の日の井上部長の異常に気づかなかったことを思い出し自分を責める。そして父(大杉さん)の見舞いにいく。「こしあん」と「つぶあん」で喧嘩だ。思わず徹朗は父に当たる(いいがかりですね)。家に帰るとゆら(小雪さん)がいて、徹朗を優しくココアで癒してくれる。何で今クールは情けない男に菩薩のようなママのような女なんだ(プライド、彼女が死んじゃった、白い巨塔、突然嵐のように、などなど)
朝は特製ジュースを作ることにした。会社では井上部長が意識戻った。徹朗は嬉しそうだ。徹朗は部長の見舞いに行くと面会できた。怖いよね、こんなお見舞いは動揺する。井上「今日は良い天気だ、井上部長か、みどり銀行の○支店の部長だった、すべてが遠い昔のことのように思えるよ」。怪我は腕だけか? 井上「真綿色したシクラメンほど・・」と歌い出す(伏線になっている)。井上「宴会で辞めた方がいいかな? 正直にいって」。徹朗「辞めた方がいい、上手い人が歌う歌だし、へたなのに気持ちよさそうに歌うから」。井上「もう辞めるよ、銀行もやめたし、奥さんに怒られた、息子と娘に怒られた」、泣く部長、本来の小日向さんだ。井上「新しい仕事うまく行くと良いな、子供もうまくいくと良いな、お前ならうまくいく、俺は大丈夫だ」。「はい」を繰り返す徹朗だ、凛ちゃんと一緒の返事だ。その後病院で部長が急変だ。亡くなった。徹朗は話もしたのに・・。 葬式が行われる。岸本(要さん)「出世できなくて死ぬかよ」。宮林(東さん、結構上昇志向なのですね)「男のプライドが許さななかった」。新しい部長は徹朗に「お前も負け組か」(これは曖昧に全否定する言葉だ)。歓迎会でカラオケだ。「シクラメンのかほり」が連続して掛かる。徹朗の仕業だ。鼻歌でトイレへいく、禁煙マークだ、井上部長の禁煙の話を思い出す。泣く徹朗だ。徹朗のナレーションで「人は彼を負けた人間だという、でも僕は安らかな眠りについた、最後にかけがえのない家族にたどり着いたのだから」。
ゆらは友人の結婚式だ。帰りにコンビニで徹朗に会った。徹朗は大学卒業してすぐ結婚したことが発覚する。二人が会っているところを義母(長山さん)に会う。義母「凛ちゃんのことを忘れないようにね」。徹朗は、夜眠れない凛を抱きベッドで手を握る。徹朗「ありがとう、凛」。凛「どうしたの」。徹朗「おとおさんの子供に生まれてきてくれて有り難う」。一度はいいたい言葉です。
徹朗の退職の日が来た。拍手される。マミ(山口さん)と飲み会だ、マミ「徹郎さんは?」。徹朗「小柳さんでお願いします」。父から融資の紹介の電話があった、徹朗「みどり銀行を辞めたことをいう、キングバースタインにヘッドハンチングされた、にこにこ信用金庫にした」。父「なんで断りもなく決めるんだ、親不幸ばかりするんだ」。徹朗は電話を切る。そこでゆらと酔いつぶれた徹朗が出会う、でもマミがいた。マミはここぞとばかりに見せつける。ゆらはちょっとジェラシーだ。ゆらは夜眠れない。マミは徹朗を担いで家まで送った、凛ちゃんが起きてきた。次の日の朝、凛は機嫌悪いが、今日のジュースはバナナとリンゴだ。凛は「はい」と元気になった。ジュースでヒゲを作っている。徹朗「料理に挑戦しよう」。ニコニコ信用金庫は、「勤務9時から17時は無理です。法人営業部部長で来て貰いたい、勤務時間が厳しい」。徹朗「無理です」。信用金庫「ご縁がなかったということで、申し訳ありません」。ひどいね、こんなものですか、信用金庫は・・徹朗はゆらに携帯するが、ゆらは聞かずに切った。その時可奈子から凛に電話がある。可奈子「ごめんね、おかあさん、凛と暮らしたいの、その家には帰らない、凛を迎えに行く」。大変だ、全てを失うのか、徹朗はどこへ行く。
    ☆   ☆
今日も泣かされました。でも井上部長さん、あんな元気だったのに、急変するなんて、医療事故なんて言わないで下さいね。全体的にはこれまでと同じ調子で、展開も読めるものだった。しかし、やはり心に響きますね。ジュースのヒゲ、シクラメンのかおり、井上部長の最後の会話、ゆらの菩薩のような優しさ(プライドの次の日なので印象に残った)、酔い潰れた徹朗を巡るマミとゆらの距離感、酔っぱらて帰る父とマミを見つめる凛ちゃん、楽しませてくれました。徹朗を巡る、女がかなり鮮明になってきた。ゆら、マミ、可奈子だ。そして就職もない。どこへ行くのだ。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★  6話 2月10日
徹朗(草gさん)「会社を辞させて下さい。次の会社は決めています、給料は半分です」(融通が利いて転勤もない)。部長(小日向さん)「むかついている、自分にだ」。家では凛(美山加恋さん)とゆら(小雪さん)が勉強をしている。担任の先生(浅野さん)まで家庭訪問にきた。下敷きと靴が見つかった。2人の女の子が隠していた、困っているのが嬉しかった。2人は謝っている。担任も謝罪した「若い頃はよく家庭にいったものです」。凛「行きたくないです」。
部長は昇進人事を控えイライラしている。徹朗は同僚の宮林(東さん)に辞めるといった。驚いた。一緒に部屋に帰ると、ゆらが片づけしてる。新しい恋人と思うよね。おばあちゃん(長山さん)が1週間ほど見てくれる。ところが父義朗(大杉さん)が階段を滑らして入院した。ゆらに亮太から電話があるがつれない返事だ。宮林に合コンに誘われた。女は会社のステータスがお気に入りだ、会社辞めるといったら、女「仕事出来なさそう、リストラ」という。宮林は徹朗のプライドを揺さぶって、辞職を止まらせようとしたようだ。しかし徹朗は悔しがらすに淡々としていた。宮林が部長と飲む。部長「顔がいいので、メガネ掛けて、仕事出来ると恨まれるので、出来なさそうにしている」。一発で切り捨てている。部長は怖いね。
おばあさん(長山さん)は「ゆらに頼りすぎだ」と指摘する。夜、凛が大声で泣く、「おかーあーさん」。凛ちゃん、これでまた全国民の涙腺揺さぶる。抱きしめる徹朗だ。義朗の病院に行く。隣人が息子以外にお見舞いがないことを話す。徹朗はゆらに小学校の時の話をする。「父が入院したら見舞いが多かった、すごいと思った、中元や歳暮も多かった。でも55歳でなくなった、父の肩書きに送られていたのだ。銀行をやめることにした」。ゆら「そうですか」(反応うすい)。ゆら「気分転換できるところに行くのはどうでしょうか」。ゆら「会社を辞めること間違っていないと思います」。徹朗「よかった」。
徹朗と凛は雪を見に行く。楽しそうだ。雪だるまを作る(雪国育ちのかみさんと寒いー)。徹朗「学校どうする、行くの怖いか、行きたくないならいいよ、待つよ、みどり銀行やめることにした、考え方が変わって違う生き方をしたい、凛ともっと一緒にいたいのだ」。凛ちゃん笑顔だ。涙だ。やっぱり5★だ。抱き合う二人だ、「娘には笑顔でいて欲しい」。帰り、ゆらに雪だるまのお土産だ。
次の日凛が学校へ行く格好していた。下を向いている凛だ、学校まで徹朗はついていった。「無理しなくいいぞ、ここまで頑張ったんだから」。凛は上を向いて「おとうさんが学校の中にいます、(学校の校には父があった、凛ちゃん上手い、座布団10枚だ)、おとうさんがいると思って頑張ります」。大泣きだ、かみさんも泣いているよ。
部長が徹朗の辞職を皆に告げた。早速坪井(山口沙也加さん)が駆け寄る。岸本(要さん)もくる。そこで離婚したことを告げる。夜帰ろうとすると部長が暗い部屋にきた、部長「この椅子が落ち着くんだ」。徹朗「育てて貰ったのに、すみません」。部長「常務になれたら、全面禁煙にしょうかな、小柳、お疲れさん(これが最後の言葉だ)」。暗い中で禁煙したといっているのに、吸い始めた。徹朗は義朗の病室へ行く。しかし父は息子の肩書きにしか喜びがない。面会できなかった。ゆらへ携帯する、「ごめん、迷惑だよね」。ゆら「電話一旦切っていいですか」。着替えて会いに来る(亮太との明確な違い)。徹朗「親父のように肩書きだけの人生にしたくない、すると親父は何でだ、とか喧嘩になる」。ゆら「どの道を選ぶかではなく、選んだ道でそう生きるかが大事だ」。徹朗「有り難う、どうして来てくれたの?」。ゆら「・・・(愛だろう)」。携帯がかかる、部長が飛び降りたのだ(常務昇進できなかったようだ)。予告編は妻のりょうさんが登場した、今更凛を取っていかないよね。そんなことしたら、日本を敵に回すよ。大きく展開しそうで、楽しみですね。今週も泣いた。心揺さぶられる言葉の連続だ。そして学校の父には参った。しかし部長が、こんなコトになるなんて・・・
僕彼女彼女の生きる道★★★★★ 5話 2月3日  中だるみと思ったが、体操袋が見つかって凛ちゃんの笑顔で泣けた。
仕事で岸本(要潤さん)の企画が認められたが、徹朗(草gさん)は部長に「たまたまで岸本を調子づかせるな」と釘刺される。電話で凛(美山加恋ちゃん)は一人で寝ます、ハイという。徹朗は坪井(山口紗弥加さん、子供の時から良い子だった、3年前ちょっと悪いコトした、おかげで好きになった、悩んでいるようだ)と飲んでいた。相談はなし。凛の靴が学校でなくなった。凛はどこか元気がない。徹朗はと凛の歩く、可愛いですね。仕事は厳しいノルマだ、一人50件で2億とか。徹朗はささいなイタズラだと慰めるが、今度は体操袋がなくなった。体操袋はお母さんのお手製だっただけに凛のショックは大きかった(涙です)。仕事の接待を断った、徹朗の代わりに岸本に変更された。偉いぞ、徹朗は凛の方が大事だったのだ。ゆら(小雪さん)は「イジメられているのでは?」と心配する。徹朗は1年生なのでびっくりしている。とりあえず学校で先生に相談するよう(連絡帳に書く、書き方の添削をして貰う、家庭教師だ)凛には伝えたものの、凛は何も言えずに帰ってきて、下敷きもなくなった、ふさぎ込んだままだ。凛はゆらの部屋に行ったまま寝込んだ、帰りに徹朗が迎えに行く。お母さんに作ってもらった大切な体操袋がなくなって母親への思いが一気にあふれてしまったのだ。凛「おかあさんは凛に会えなくて淋しくないのか」。ゆら「泊まっていていいですよ」(びっくり徹朗に泊まっていいとではないよね)。やがて凛は吐き気で体調をくずして学校へ行かなくなった。凛のことが心配で仕方がない徹朗は会社を一日休んで、病院へ連れている、仕事にも支障が出始めた。徹朗の営業成績表も落ち込んでいる。
ゆらが相談に乗ってくれて、意を決して、徹朗は担任の石田(浅野和之さん)にかけあう。しかし、石田の対応はどこかなげやりで、犯人捜しはしません。道徳教育で人のものを取ってはいけないと言いました。部長からまた夜の一席を言われる。徹朗は「接待はできるだけ外してください」。部長「接待は仕事のうちだ、子供はばあさんに預けたのでは、接待のない総務でも行くか」。徹朗「総務でもいい」。疲れ悩んで、夜ゆらに徹朗は電話した、声が聞きたかっただけ? これはラブ? 単なるカウンセリング・家庭教師?
おばあちゃん(長山さん)が来てくれた。ハンバーグを作っている。父(大杉さん)が来た。離婚の説明を聞きに怒り満々だ。凛は公園へ行かせる。日曜日ゆらがテニスしていると、凛から携帯だ。亮太はゆらに言い寄るが。父義朗とおばあさんと徹朗と相談だ。義朗は昔人間のままだ。背広とネクタイだと徹朗に言われる。変われないよね。
ゆらから携帯だ、体操袋を探している、徹朗も来て、3人で探した。見つからなかった。徹朗は学校へ行く、先生はもう乗り気じゃない。徹朗は校長までいったよ、担任は気を悪くしているが、学校も難しい時代だ。先生「凛ちゃんが嘘で無くしたのでないか」といった。徹朗「嘘はつきません、(怒)、凛は私の子供です、本気でやって下さい、建前は結構です、問題を解決して下さい、毎日来ます(怒)」。校長「分かりました、調べましょう」。担任「どういうつもりですか、校長と話すときは私を通して下さい」。徹朗、笑い、「つい、この前の俺を見ているようだった、先生は子供より自分の面子が大事なのだ」。帰りに樹に体操袋があった、ゆらに携帯だ、「洗濯したほうがいい、早く見せた方がいい」。職場で営業成績はちゃんと成績を上げた。徹朗「会社を辞めさせて頂きたい」。終わり。
予告編、何ですか、「飛び降りた」。この最近の予告編はきわどすぎる。誰なの? 
   ☆    ☆
今回は担任の浅野さん、部長の小日向さんが、「僕生き」とは全然違うキャラなので戸惑うが、演じる方は楽しいかもしれない。ただテンションは同じですね。キャラの方向が違うだけだ。徹朗はどんどん凛にのめり込んでいく。多分集中力はあり、学習能力があるので、ベクトルの方向が変わても、成果は上がるのでしょう。それと同じくらい、ゆらにのめり込んでいきますね。これはラブかもしれないが、人間としての共感の共有で、心地よいのでしょうね。やはり心配なのは、徹朗の父の義朗ですね、あんなまま生きていき辛いですね。美奈子おばあさん(長山さん)も微妙な立場ですね。しかし徹朗は本当に会社辞めてどうするのだろう、勇気あるが、展望はあるのだろうか。気がかりですね、来週は予告編を見るともっと気になります。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★ 4話  1月27日  凛ちゃんの笑顔をみた、これだけで5つ★
いつもの朝食だ、徹郎(草gさん)「ココア飲みたいのか、イイなさい」。凛(美山加恋さん)「はい、自分で作ります」。徹郎は色々細かく優しく教えている。徹郎は営業にいっている。融資を取ってきた。凛のテストが返ってきた。45点だった。びっくりして徹郎は怒ったので、凛は部屋に行ってしまった。学校へ行くとこれまでは良い点だったらしい。先生から1年生の勉強は親と一緒にするものですと教えられる。夜に徹郎は凛に素直に「ごめん」と謝った。北島(小雪さん)が時間延長して見てくれていた。徹郎は北島に家庭教師の回数を増やして欲しいと頼む。そして北島が大手企業の社員だったことを確認した。やはり何で辞めたか気になるのだ。後でまたこの会話になる。北島「辞めるには勇気がいった。それまで仕事が全てだった、本当は立ち止まってみたかった、自分の大切なものを見つめたかった」。北島「まだ見つかりません、でも会社にいた方が不安でした、いつか判ると思います」。北島は今、子供にはまっているのだ。これが楽しくなっている。
職場も順調なようだ。職場の宮林(東さん)は独身で親と一緒で、車と女につぎ込んでいる、上昇志向はない。坪井(山口紗弥加さん)は徹郎に近づくが今ひとつだ、このまま消滅かな。北島の友人から恋人希望の亮太(大森さん)は官僚のエリートだ、以前は年収で北島が何倍も多かったので、気後れしていた。でも今は好きと言えるのだ。北島は付き合うか考えてみると答えた。井上部長(小日向さん)と夕食する。子供と一緒だと告げる、部長は厳しいです、徹郎は営業トップだが、5億の契約を逃したので部長から指摘された。思わず残業する。凛は寝ていた、義母に面倒見て貰った。義母も心配していた。
宮林は妹からうんちができたと電話だ。終わった企画にこだわる部下の岸本(要さん)は徹郎に反発する。父(大杉さん)はやはりおかしい、自分の価値観しか信じられない人だ。こりゃ駄目だね。そして徹郎もその考えから抜けきっていない。凛は一人で公園へ遊びに行った、帰らないでいた。凛は逆上がりできない、と言った。徹郎「何で出来ない、他の子はできるだろう」。最悪だ。しかし進化した徹郎はフォローで逆上がりの朝練だ。凛ちゃん笑ったよ。初めて見た気がする
父の定年の日だ。退社時刻を待っている、一人で帰ると、「お疲れ様」全員の拍手と花束でした。良かった、何もないかと思った。送別会はないのか。あんな会社人間の価値観押し売りじゃ部下は付いてこないよね。徹郎もこうなるという暗示かな。父の会社の武勇伝だ、時代なのだ、これと自分の能力を同一視しているのも悲劇だ。徹郎は離婚したことを言った(何で今日なのだ、判らないよ、と本人がいうのだから仕方ないか、多分子供とキャチボールしたかったか聞いて、覚えていないと答えたからかな)。離婚の原因は理解してもらえないよね。予想通りだ。父も徹郎もソファで寝ている。一人暮らしだ。
逆上がりの練習だ。やっと出来た。凛「お父さんみた」。徹郎ぼーとした顔だが「見たよ」。夫婦で大泣きです。何だ、徹郎も情けない顔で泣いている。凛と北島は笑っているのに・・・仕事のやり方も少し変わった。岸本の企画を部長に頼んだ。徹郎「おれはこの子が何より愛おしい」。終。
予告編徹郎は怖い顔して「会社を辞めさせて頂きます」だ。驚きの展開だ。
凛役の美山加恋ちゃん、無表情の可愛い子役は初めてだった。寝顔も口を開けて、情けない顔だけど可愛いね。「はいぃ」は「よろしくてょ」と同じインパクトあるセリフだったが、今日から笑顔のプリンセスだ。そして父娘は最高だ、僕生きと同じになってきた。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★★★  3話  1月20日   深まってきて泣かせてもらいました
感動のハーモニカから、転校は音楽会が済んでからにした。凛「ありがとうございます」。ゆら(小雪さん)のアパートが映った。広めだが意外と地味です。職場でも先輩(東さん)や井上部長(小日向さん、冷たいな、仲人さんだ)に離婚の報告する。井上部長「今まで通り仕事してくれ、離婚で潰れた奴もいる」。コンビニでゆらと徹郎は会う徹郎「1週間父親らしくするつもり」。3話で徹郎も吹っ切れた、キャラが落ち着いてきた。怒りや拒否の状況から、取引や抑うつの段階かな。その後受容と希望へ繋がる。ロス博士の死ぬ瞬間だ。
雑誌をまとめる。引っ越しで荷物をまとめる。凛はパンを迷っている、凛「両方食べていいかな」。ちゃんと喋れるようになった。ゆらは亮太と食事後二人になる。亮太「好きだ」。告白したのにストレートに笑われた。凛からゆらに電話があり、徹郎が麺を食べている。凛は事態を分からないので、話を作っている。このドラマも食べるシーンが多いな、凛と徹郎がピザを食べて話しする。お互いを思いやれる、心の交流ができはじめた。徹郎は「おかあさんはパリで美術の勉強している、日本に帰っても、ここには帰ってこない」。「離婚したのだ、ごめんな」。きちんと話す
凛はゆらに報告する。凛「離婚しました、もう凛のおかあさんじゃないの?」。ゆら「ずーと凛ちゃんのおかあさんだよ」。徹郎は父の家に行き、父がハンバーグを焼いていた。部屋も綺麗だ。昔浮気した記憶があるよ。父「部下で離婚した、情けないな」。徹郎「用はない、寄っただけ」。父には喋れないよね、子供の時の自分の作文などを探す。家は義母(長山さん)が凛を見ていた。義母は謝る、「母が子供を手放す可奈子の母として責任を感じる、精一杯は母代わりします」。子供時代の作文を読む、手「手はつなぐためにある、なかよくなりたい」と書いてあった。
今回も部屋で父娘でハーモニカの合唱だ。いよいよ音楽会だ。徹郎「がんばれよ」凛「はい、頑張ります」。凛は教室で先生から最後ですなんっていわれたら、泣けてふけないよ。あっけなく終わった(浅野先生もっとうまくフォローしてよ)。凛はゆらに電話するが携帯を部屋に忘れた。ゆらは亮太と食事だ(恋文食堂だ)。好きだと告白した。驚くゆら「いつから」亮太「10年」ゆら「でも3人ほど付き合ったでしょう」。
仕事で工場で社長のじいさんが孫を可愛がる、徹郎も凛の話を楽しそうに話す。部屋に帰ると凛は泣いている。美山加奈さんは大人以上の役者です。キャラが馴染んできた、彼女の演技が作り物の堅さから本物だなと感じるようになりました。娘は父の胸で泣く。徹郎の手の作文が読まれる。「手は悲しい目の人を抱きしめるためにある」(涙)
いよいよ引っ越しの日だ。ダンボールに荷物が整理される。最後の日徹郎は一緒に動物園へいく。思い出になるのかな、意外と忘れたりして・・ 冬の動物園はどうなの? 微妙だよね。ペンキ塗り立てだった。父娘で心から一緒に笑った。見ている方は泣いたよ。凛が持っていた風船が、人とぶつかって青空に飛んでいった。「悲しくなった」。見ている方は美しい。徹郎「凛、このままおとうさんと暮らさないか?」凛「はい」(いつもセリフは「はい」だ)。泣けました。ゆらの携帯が鳴る、「凛の父親です、凛と一緒に暮らすことにしました、凛の家庭教師をお願いできますか」。ゆら「はい」。ゆらは嬉しそうだ。
   ☆    ☆
転校の手続きや生活はどうなるのだ、感動にひたっている訳にはいかないよ。転校と言ったのに、同じ学校にいるのも格好悪い。父娘はやっと会話できるよな段階だ。仕事の方はゆらみたいにレベルダウンするのかな? ゆらと一緒になるのかな? お節介おじさんになってしまった。そんな思いを吹き飛ばして、淡々とすすむのでしょうね。「はい」(爆)。ほら、予告編で徹郎「この子がなによりいとおしい」なんて言っている。  脚本の橋部さんに柳の下の2匹目の「どじょう」にしてもらった
僕と彼女と彼女★★★  2話 1月13日   「別れの理由」 ちょっと深まっていった、評価アップ傾向
上司(小日向さん)は僕生きと声と喋りは同じだが、上司で内容は厳しいですね。凛はすぐに転校する予定だ。先生(浅野さん)は音楽会(どうしても脚本の橋部さんは音楽好きなんだね)まで待ってと提案するが聞く耳は持っていない。別れた奥さんのばあさん(長山さん)が食事も作ってくれる。来週は温泉旅行で、大人の都合で1週間後に転校が決まる。北島(小雪さん)から電話だ、レッスン日の変更だ。凛は北島だけが楽しみで救いだ。凛は大泣きする。母が家出する前にラッキースタンプの缶をひっくり返したので、自分のせいで家出したと思いこんでいた。徹郎には子供の気持ちは分かりません。徹郎は上滑りです、言葉だけです、心がない。多分自分の心を押し殺して仕事用の脳で生きてきたのでしょう。簡単には変えられません。
スーパーで値切る北島を見かける、徹郎は恥ずかしいと思う、「格好しい」なのですね。凛は徹郎に口を聞いてくれない。自分の母親の3回忌で父親の家へいく。やはり父親(大杉蓮さん)も徹郎と同じパターンだ。多分徹郎は心の交流のない、大人の都合だけが優先した家で育ったんですね。食事では会話がない。徹郎はニュースばかり見る。凛は北島に音楽会が終わってから転校したいと言う。徹郎は自分しか見えない。同僚が父親とキャッチーボールしたり、食事で会話したことに驚いていた。会社の山口紗弥加に相談した。訳分からない。
小雪さんはキャリアウーマンで外資系で年収4000万円だった。辞めたんだ。田村たがめさんと食事している。そこへ凛から電話だ。悲惨な状況だ、子供の心の傷が残りますね。DNAというより行動パターンが似るのですね。徹郎は仕事が大変だ、やはり結果論だが、結婚するときに計算しておくべきでした。結局北島は来たのですね。結構まったりしています。いやいや、ここで喧嘩が始まる。徹郎勝手な事を言っていますね。北島は凄い仕事していたことを言いました、もっと言ってやれと応援しました。見ていてこれまで少し徹郎に同情していましたが、さすがに徹郎に腹が立ってしまいました。これは脚本家の思うつぼですか?(笑)
別れた夫婦が初めて話が始まった。離婚の理由が語られた。ラッキースタンプだ、結婚前は美術の勉強がしたかった。可奈子「凛の母親だが、徹郎の母親で家政婦だった。これ以上一緒にいたくない。」。可奈子「母親失格だ、あの子がいなかったら、どんな人生だったか、考えるの、ごめんなさい、凛のことも愛していない」。可奈子「私を責めて」。徹郎のナレーション「子供は何のために生まれるのか? 愛されるために生まれるのだ。俺も娘を愛していない」。
そうか、
両親から見捨てられた子供がテーマだったのか
徹郎は凛に「おかあさんは凛のこと大好きだ」と話した。びっくり。北島がいるよ。最後のレッスンだったのだ。徹郎は北島に凛の父親として何をしたら良いか聞く。北島「ハーモニカを買ってください」。凛が北島と一緒に土手でハーモニカを吹いていると、徹郎が一緒にハーモニカを吹く。感動だな、でも仕事はどうしたのだ。
僕と彼女と彼女の生きる道★★★   1話  1月6日  暗いな、予想通りだけど。タイトル長いゾ
小柳徹朗(30歳草なぎ剛さん)は朝、いきなり妻の小柳可奈子(30歳りょうさん)から離婚を言い出される。夜帰ると妻はいない。朝起きると子供が残っていた。それでも銀行の仕事へ行こうとしている。よく分かるが、そして子供の小柳凛(7美山加恋ちゃん)にも冷たいし、妻には怒っている。妻は同僚の宮林功二(32東幹久さん)に伝言だ。離婚以外はない、パリへ行きます。家に帰ると凛の家庭教師の北島ゆら(29小雪さん)がいた。月謝を払う。月6000円だ。徹郎は仕事中心、金中心、自分中心の印象だ。妻の母親の大山美奈子(58長山藍子さん)がくる。孫を引き取るという。凛ちゃんは健気だな。父親と一緒にいたい。朝泣いているよ。
29歳で家を造った。誕生日プレゼントもやった。子供のビデオも撮った。やることはやった。理想的にマニュアル通りに頑張ってきたつもりだ(ここが今回のテーマなのかな、不器用で自己表現できないで、生き方も考え方もマニュアル通りにしかやれない。それが離婚でパニックし、怒り、落ち込み、受け入れ、再構築していく。なんだ癌の告知と同じだ)。でも離婚だ。義母から聞いて美術館で可奈子を見つけるが、一言も話してくれない。子供の学校からも宿題を忘れていることを知らされる。「恥をかかせるな」と子供に言っている。洗濯、掃除などをやっている。爆発するよね。やっぱり、ハーモニカ吹いている子供に「うるさい」と怒鳴ったよ。子供が腹痛で入院したら、ひどい便秘でした。ゆらさんがいて、徹郎に凛の気持ちを伝えた。何で分かるのだ、一緒にいる徹郎は分からないのか。凛は「ばあちゃんと一緒に住みます」と言った。徹郎は凛を頼んでしまった。ゆらから「本当はほっとしているんでしょう」といわれる。
主人公の徹郎はアホだ。妻の可奈子も子供捨てていったのは何故? 別れたい男に子供を置いていくなんて? この設定は良く分からない。とにかく評価はしづらいドラマですね。何ともいいようがない。僕生きと同じテイストだけど、どうかなうまくいくかな。脚本はたやはり同じ橋部さんだ。柳の下にどじょうは何匹いるのだろうか。

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