2006年 4月 ドラマ                 7人の女弁護士       テレ朝    木   21時
スタッフ

■脚本・・・尾崎 将也

■演出・・塚本連平
 今井和久、植田尚

■チーフプロ・・五十嵐文郎

■プロデ・・・横地 郁英
 布施等、遠田孝一

■協力プロ・・東城祐司

■主題歌・・・
AAA
「ハリケーン・リリ、
ボストン・マリ」


キャスト

藤堂真紀・・ 釈 由美子
飯島妙子・・ 原 沙知絵
麻生恵理・・ 井上 和香
木下五月・・ 柴田 理恵
田代千春・・ 南野 陽子
南條宏美・・ 川島 なお美
杉本美佐子・・ 野際 陽子

北村一平・・ 永井 大
藤堂雅人・・ 武田 航平






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 期待と最終評価

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 公式HPから

「7人の女弁護士」とは

「女の味方」、「犯罪に泣く女性を救いたい」をテーマに、7人の女弁護士たちが、女性がらみの事件を解決していくドラマ『7人の女弁護士』は、1991年に第一作が放送されるや、女性を中心に多くの視聴者の共感と支持を集め、シリーズとして3クール、さらにスペシャルドラマも放送されるなど、人気シリーズとなりました。
このドラマが13年の時を経て、2006年版・新シリーズとなって登場します。

このドラマの主人公・藤堂真紀は、『7人の女弁護士事務所』で働く新米弁護士。所長の杉村美佐子が「女性の味方」をキャッチフレーズに立ち上げた、所属弁護士全員が女性という“女性による女性のための”この弁護士事務所には、日々、犯罪に巻き込まれてしまった女性や、セクハラや離婚問題、労働問題などに頭を悩ませる女性たちが押し寄せています。
女弁護士たちは女性としての立場から、女性の事件に着目し、犯罪の陰で泣く女たちや、犯罪に手を染めてしまった女たちの心の痛みを理解し、時には仕事や立場を越えてひとりの人間として被害者や犯罪者の女性たちと向き合い、救済に力を尽くすのです。
悩める女性のみなさん、泣いてあきらめる前に『7人の女弁護士事務所』のドアをたたいてみませんか?



 あらすじとコメント


7人の女弁護士★★★   9話 平成18年6月8日(木)放送

最終回だった。でも、淡々と終わった。
真紀の恋人の北村がアメリカ留学するだけだった。
もちろん、真紀は付いていかない。でも、
一緒にいったら、凄く成長するかもしれないが・・。

今回も、一回切りで事件を解決した。
さてさて、ネタは最近週刊誌でもあったような話だ。
患者が主治医を遺産相続人にした。

でも、それだけではドラマにならない。
遺産のことを聞いて妻は怒り、夫を倒す。
死んでしまったのだ。妻は逮捕され遺産は主治医に渡る。

そこで、真紀たちが弁護に立った。
絶対、複雑な背景がある。それは間違いなかった。
実に複雑だった、ありえない〜〜。
それは、あらすじを見てください。

りょうさんは、冷静でいいですね。
大和田伸也、あんたが一番悪じゃ〜〜
余命半年に動揺するなんて、人生そのものが
薄っぺらなんだろう・・・
朝加真由美、妻として一緒に仕事を大きくしたが、
どこで夫婦は別になったんだ。そこは描かれず。

一番は看護師役は山口あゆみさんですよね。
BSの「もっと恋せよ乙女」も見ていたので・・
今回も眼鏡かけていたような、もっと目立って欲しいな。

(登場人物別で書いてみた)

★担当医の川口(りょう)

冷静な心臓専門医だ、確かに女医は似合っていた。
超一流らしいし、袖の下も貰っている。
もちろん、手術も上手いようだ。
義男には重症でなくても、面会謝絶にしていた。
特別扱いをしていたらしい。男女の関係はない。
なぜ遺産を貰えるのだろうか? 謎は興味深かった。

妻かおりが殺害容疑で遺産できない、15億の遺産を貰った。
事件も確定しないのに、もう渡されるのかな??
病院を辞めてアメリカ留学することになった。
豪勢に送別パーティをすることに・・
川口医師は、まるでモデルのような姿で登場する。

アリバイで事件当日は学会に出ていた。その後夜勤だった。
しかし看護師(山口あゆみ)は急患が来たが、
夜勤の川口は見つからず遅刻した。
学会の後、自分の部屋に行っていたと証言した。
しかも、調べると学会からのタクシー運転手は川口を
義男の家の近くで降ろしたと証言を得た。
状況証拠は揃ってきた。

川口は遺産で、三浦の古い家を買った。
真紀が聞き込みに行くと、地元の漁師は、
祥子ちゃん(川口)が元々住んでいた家だった。
そこで、真紀は調べたことを、川口に直接、話す。
−−小学生の女の子に、悲劇が・・両親が首を吊って
自殺した。友人の保証人になったからだ。取立ては激しかった。
その取り立てをしたのが、辰村義男だった。両親がなくなって、
親戚を転々とした。
学会のあと、辰村義男の家に行ったか?
川口−−殺したいと思ったことはない、憎しみを越えた、
人を助ける者(医師)が恨みを抱いては駄目だ、
いい加減な推測で言わないで−−。
状況だけでは落とせない。

★辰村義男(大和田伸也)

余命半年ということで、精神的に混乱した。
最後は「お前なんかに騙されるか」と、川口の制止を
振り切って無断で外泊した。その言葉の意味を聞くと、
川口はいままでの「治してやる」との言葉を
を気休めだと怒った
、と説明した。
動揺せず、妥当な答えばかりだ。

今回も北村が都合良く司法解剖した。
司法解剖では頭の打撲が2カ所だった。
妻のかおりの逃げ出したあと、誰かが??
しかし、死亡推定時刻は、かおりの出た時間に一致した。
かおりは、致死でなく、殺意を持って2度目を殴ったのか??

意外な証言を得た。夜8時に義男が寿司を2人前を注文していた。
いつも通り一人前はわさび抜きだ。寿司屋は持って行ったが、
誰も出なかった。夜8時に義男が生きていた??
そんなに、死亡推定時刻が変えられるか?
寿司屋は、悪戯と思い警察に証言せず。

義男は釣りが上手だった。
三浦半島で釣った魚拓が部屋にあった。
何と、遺言状を殺された日に書きなおしたことを発見。
その下書きには、遺産は全て赤十字に渡すと書いたのだ。
何と自分勝手な、死ぬ寸前まで暴走で周りは混乱だ。

★妻のかおり(朝加真由美)

エアコンもない不動産屋から、夫と一代で資産を作った。
支えてきたが、最後には、離婚寸前だったらしい。
どこでどうなって、そうなったかは描かれず。
義男は一度、倒れたと証言した。
それを真実だと真紀は信じる。
それが本件の心証だ

★顧問弁護士の山下孝夫(川野太郎)

これまた冷静な弁護士だ。
辰村夫婦は、離婚したも同然の冷え切った
関係だと、言う。夫婦には夫婦にしかわからないものがある。
そんな
山下だが、パーティ会場で、突然、心臓発作で苦しむ。
川口から、山下が常備しているカプセルを飲まされる。

舌下錠と思うが・・・定番の狭心症でなく、不整脈?
この薬が、重要な伏線だけど、何の薬だろうか?
最後の、法廷で意外な展開になる。

★事件の結末

いつもの事件現場で真紀たちは再現をする。
そこで、ボードに上に何か物が置いてあったことに気づく。
しかも、都合良く義男の遺言の下書きが見つかった。
警察は見つけられなかったのか???

法廷で、飯島が「両親を自殺に追いやった
辰村と知ったか」と川口に質問する。
川口は「知っていたが、普通の患者と同じです。
余命半年なので、ベストをつくした」。

川口の小学の頃描いた絵を差し出す。

次に法廷でかおりに現場の部屋の写真を見せる。
かおりは「ジュエリーケースがない、
借金のカタで手に入れた物だ」。
それは川口が書いた絵にあるものだった。
真紀は、川口に聞く「辰村さんの家に行ったことがない、
と言いましたが、あなたの絵に描いてあったジュエリーボックス、
それは殴った凶器ではありませんか?」。それを聞いて、突然
川口「私が殺しました、余命半年で、義男は私に治療依頼したが、
断った、どうしても診てくれ、と言ったが、私は特別扱いができない、
と答えた、すると義男は診てくれたら何でもやる、財産だってやる、
私は叫びたかった、私の両親を返してくれと

両親は借金を返せないことを詫びて死んだ」。
川口は続ける。「でも、辰村は私の計画を知ってしまった、
辰村『余命半年も嘘か?』」と言った」。
真紀「このジュエリーケースで
殺したのですか、あなたは
凶器なのに処分しなかったのか?」。
証人として山下を申請する。
真紀「川口さんは、
辰村さんを殺していません、恋人のあなたなら知っていますね、
凶器から、もう一つの血液が出ました、それはあなたですね、
逃げられませんよ
遺言の書き換えのために夜訪ねましたね」。
山下「計画がばれたのは、計算外だった」。
義男は川口医師を怒る。
それに対して山下「ちゃんと調べてたら・・」。
そう助言すると
義男「お前らグルか、そう言うことか、
医者や弁護士のでかい顔をできないようにしてやる」と叫んだ。
そこで山下は義男を殴って殺害した。やって来た川口に、
山下「俺たちを破滅させようとしたのだ」と叫ぶ

そこで、川口は、山下の薬を取り出して飲ませる。
筋肉を固める作用がある、死後硬直を早めることが
できる。真紀「川口さんの幼少の苦労には同情します、
あなたが辰村義男と再会しなかったら、
あなたは優秀な医者だったのに残念です」。
最後に、連行される
川口は「真実が明らかになって
ほっとした、このままだと耐えられなかった
」。

かおりは、無罪。山下は、殺人罪。川口は、殺人罪の共犯。
川口の弁護を真紀は志願する。女性の味方になりたい。

北村は真紀の裁判姿を見たかったのだ。
そしてアメリカへ留学する。真紀は5年は待っている。
そんなことが実現可能だろうか???

看護師(山口あゆみ)


7人の女弁護士★★★   8話  平成18年6月1日(木)放送

(コメントだけだ)

今回は、事件がどうのこうのでも、ネタやトリックでもない。
すべては、女優??荒川静香さんだけだ、笑い。

やっぱり、荒川さん、スケートのシーンはあるんだ。
イナバウアーに近い体制になったけど・・・ 
真紀と弥生は大学の同期で、検事と弁護士だ。
堅く厳しい検事というキャラだがら、棒読みセリフでも、
表情が変わらなくても見ていられる。上手いこと考えたものだ・・・
もちろん、女優としては評価できませんね。裁判でも、読み上げるセリフが
多いので助かっていますね。最後も、スケートだった・・・
もう少しで、イナバウアーだったのに・・爆。

中野和彦は、完全にストーカー風だし、
傷害の前科まであったのだ。もちろん、ドラマ的
には絶対に無罪だ。怪しい人物は無罪である。妹は、兄の無罪を、
一生懸命訴えるが状況は厳しい。しかも、女性被害者を
救ってきた女の弁護士事務所なのに、
加害者の弁護をするなんて・・・
そこも新しい試みだ。
真紀の大学に、
聞きにいっても、皆は
協力的ではない。尾行は中野だと
証言する男子大学院生もいた。もちろん、怪しい。

死亡推定時刻の判断が、体温低下だけでなく、暖房が
入っていたとすると、1時間早くなる、と北村が
弥生に報告するが・・・。暖房をかけると、
細工できる。これが今回のネタだ。
実験で、部屋を暖房にして、
34℃まであげた。
1時間死亡推定時刻が
1時間ずらした。机のチョコレート
が、ドロドロに変形していたことを発見する。

ただ、動機が研究の成果をめぐってだが・・・・・・
昔は、研究しても教授の名前になったものですが・・自分は、
自分がした研究を教授に英語の論文にして貰い。
後輩と一緒にやった研究は、後輩の
名前で日本語の論文にした。
研究には、余り価値があるとは思えなかった。
本当に重要な論文は、各分野で年に数編だろう。その他の
多くの論文は、論文のための論文のような気がする。
自分でアリバイ実験、アリバイ学会発表
と嘯いていた。ひねくれ者です。
でも研究そのものは大好きだった。
自分だけ真実が分かればいいと思っていた。

(ゲストを中心に)

担当検事が同じ大学で一緒に学んだ島崎弥生(荒川静香)
  あくまでも冷静というか、固い
  裁判は勝つか負けるかだ
  そのためか、犯行現場から温度計を持って行った。
  真紀は、真実が明らかになるために裁判がある→理想論
  最後に、検察官は言うことは? 「何もありません」。
  温度計で、このネタを真紀に教えた。
  
大学職員の中野和彦(坂上忍)
  
犯人にされたが、絶対無罪だ
  人とうまく話せない、あきらかにストーカーの臭いがプンプン
  何かを隠している(by飯島)
  夜、事件の日は、星を見ていた。

中野の妹、瑞枝(矢沢心)
  ひたすら兄の無罪を訴える、兄は大それたことはできない。
  ただ、それだけだった。残念〜〜でも、妹の思いで真紀が頑張った。

殺害された大学院生の津村直美( 宝積有香)
  夜遅くまで大学に残って研究しているが、真面目なのも危険
  午後11時に木田先生とすれ違ったが、誰もいないところに行った。
  白衣はボタンを上まで付けている。
  自宅のパソコンに研究内容が残っていた。

木田教授(小市慢太郎)
  ここでも、でているのだ。アテプリと掛け持ち。
  生徒とは個人的な話はしない主義です
  最後に大学を出た人物だ。守衛は他には誰もいなかった。
  最後に直美とも午後11時に会っている。
  水色のブラウスを着ていたと証言する。
  研究室で直美さんの白衣を切り裂いて青い服を見た。
  直美の研究を盗んだ・・・そして、直美の死亡推定時刻を
  変える必要があるのは、あなただけです。
  中野に罪をきせる必要があった。それで髪の毛をおいた。
  その後、飲みにいってアリバイを作った。   
  懲役13年だった
  
同じ大学院生、田島康雄(永山たかし)
  振られて直美を尾行していた。
  犯行時間には木田先生と飲んでいた
  結局、殺人犯とストーカーの男の講座だった、恐怖。

同じ大学院生野村美奈(松見早枝子)
  壊れたパソコンを持ってくる
  女性はいい学生だった

近所のホステスさん
  午前1時に中野が帰った、目撃、証言する。
  自分の誕生日だったので日を覚えている。おめでとう。

守衛さん
  最後に大学を出たのは木田先生と証言する
  監視カメラがあるが、見られてない所から
  壁を越えて入れる・・意見を求めている。


7人の女弁護士★★★  7話

日本舞踊の家元の中での、殺人事件だ。
ここでは、定番のベタベタのよく見る2時間ドラマ
と同じ作りです。役者が違うだけだ。見る気が失せてしまう。

事件が起きた片山流は、後継をめぐるお家騒動の真っ最中だ。
家族での利害関係や、家名の面目とかが大事にされて、
何と真紀に弁護の依頼がある、事件は混乱する。
逮捕されたのは対立する流派の次男、
片山隆二(安居剣一郎)だ。
隆二は逮捕直後には全面否認をしたが、
突然覆し、その後、犯行をすべて認めていた。
最初の法廷で、真紀は殺意の否認しか戦うすべがなかった。

しかし、様々の展開があり、真紀は家元の内部を究明していく。
定番だが、面目のために全員が何か嘘をついている。
依頼人に嘘をつかれても、真紀は
頑張っていく。
今回は所長もしっかり支えた。
飯島と現場で事件を再現することで、
隠したジャケットが何故殺害現場の近くにあったか?
それはジャケットを見つけて欲しいからだ。誰かに罪をなすり
付けるためだった。最後は、清隆のアリバイを
臨時ニュースで崩した。

今回も、弁護士が犯人捜しをするという展開だった。
警察は自供さえあれば、そこで処理終わりの時代なのだろうか?
冤罪は、増えていくのですね。真実は、法廷の真実とは違うのだ。

★あらすじは、省略します。公式HPを見てね、充実しています。

http://www.tv-asahi.co.jp/7nin/003_story/index_07.html

★登場人物を語ります

殺されたのは、日本舞踊家の藤倉あやめ(西丸優子)
〜〜鬼嫁の職場の花でした、主人公が夢見るOLでしたね
  ここでは、隆二の子供を妊娠した、1億を寿美代に請求する
  それはやりすぎだよ・・・

逮捕されたのは対立する流派の次男、片山隆二(安居剣一郎)
〜〜イケメンのヒーローもの出身ですかな
  踊りも天才らしい??

隆二の母親で片山流家元を務める寿美代(古手川祐子)
〜〜さまになりますね、2時間ドラマ風の味わいがでる
  法廷で、一度は自分が殺害したと証言する
  この人が金で偽証言をさせたり、問題を混乱させた
  偽証罪ですよ・・・

自分が正統な後継者だと訴える前家元の弟・片山啓吾(中丸新将)
〜〜怪しさ満点、でも、でも・・・

兄・清隆(河相我聞)
〜〜後継者なのだが・・ちょっと問題あり・・・
  アリバイはテレビを見ていたことだ。
  しかし、真紀は録画したその番組を見て驚いた・・・
  あっさりアリバイは崩された。奈々子は隆二を愛してる
  ことをしるし、あやめからは妊娠で責められる

清隆の婚約者・奈々子(小田茜)
〜〜凛とした大人の女性になりましたね、色気も・・。
  ジャケットを盗み出す犯人を目撃し、それを隆二に伝えた
  ことを告白する。だが、それが誰であるかについては
  堅く口を閉ざす。この奈々子も、混乱させたのだ。
  実は隆二を愛していた。早く言ってしまえ・・・

こうして書くと、やはり定番だよ。
2時間ドラマの7人女弁護士バージョンでした。


7人の女弁護士★★★☆  6話

これもそうだけど、本格派の法廷ドラマではないんだよね。
今回も、犯人捜しだった。「7人の女弁護士刑事」だ。
意外とネタは凝っていた。犯人らしい人が次々現れた。

まず、はしのえみさん、絶対いい人ですよ、笑い。
警察も顔見れば犯人でないと分かるだろう。否認しているんだ。
おじさんは、「笑っていいとも」から大好きです。
はしのさんとなら、安心して一緒に生活できそうだ。
ホストで遊ぶなんて、似合わない〜〜
何の取り柄もない自分は、ホストで癒してもらった。
でも、彼女は看護師として、多くの患者を癒して、
感謝され必要にされていたのだ。逮捕されて知った。
だから、はしのさん的には、冒険だったのかな。
30歳も過ぎて、やはり何か脱皮したいのか?

それに比べれば、吉野さんや高樹さんは、
怪しいイメージですよね・・・何かある。

ネタばらしの殺人事件のトリックは、ベタでしたね。
利き手の問題・・・左利きが青酸カリを盗んだ。
病院で左利きは里美だけだった。
ただ、それでいいのか? 偽装できそうだけど・・・
FAXの転送することでアリバイの作成だ。
しかし、真紀の恋人の北村の留守電の携帯転送で気づく。
矢崎は、里美と不倫の証明は、絶叫マシーンの
撮影した写真だった。勝手に撮影するが、写真は
そんなに残っているのか? すぐ捨てると思っていたけど・・
この二人は共犯すれば、簡単だった。気づけよ警察!!

真紀に逃げ場所はありませんよ、で倒れてしまった。

もう一つは、袴田君の夜王ばりのホストでした。
まあ、本当に女扱いがうまいです。
心理学者でしょうか? それ以上です・・・
女性に何が欠乏して、何を欲しがっているか?
瞬時に見抜いている。多分、10種類くらいの
モデルパターンがあって、それを応用しているみたいだ。
真紀は、最初いいように扱われる。

裁判では、南條も活躍しました。ホストクラブへ行っても
微動だにしません。貫禄でした。飯島も矢崎に尋問していた。

今回は、いろいろ見せてくれました。
ゲストの役者も多かったし、楽しくて評価アップでした。

(ゲストの役者さん)

★有名ジュエリーデザイナー矢崎一朗(小木茂光)は仕事で籠もる。
妻とは入院中に知り合って結婚する。当日は別荘の仕事場でFAXを
受け取っていた。それでアリバイ成立だった。

★その妻・京子(高樹マリア)が青酸カリで殺される。
逆玉の元ナースです。最近はホストにのめり込む、夫への不満らしい。

★元同僚の看護師、田中美帆(はしのえみ)は逮捕される。
京子とひとりのホストを取り合っていた。そして、
事件前日、美帆が勤める病院で青酸カリが盗まれ、
その現場に美帆の“つけ爪”が落ちていたのだ。
それだけで、逮捕する警察って、馬鹿〜〜。

★同僚の里美(吉野公佳)が左利きである。
美帆たちと一緒にホストクラブに通っていた同僚だ。
殺害時には勤務していたアリバイがある。

★ナンバーワンホストの結城智也(袴田吉彦)は、
女性の扱いに関してはプロ中のプロ。
しかし、京子に500万円借りていた。
真紀も自由に扱われる。しかし、オチでは智也の方が・・・


7人の女弁護士★★☆  5話  平成18年5月11日放送

弁護士ドラマが多いから
ネタに凝ってきたのかもしれない。
しかし、複雑にすればするほど、1時間では
消化不良になってしまう。犯人をこちらの方へリード
しながら、急に意外な決着とする。
それは驚きかもしれないが、
それぞれの人物の心理とかは描かれずに
終わってしまう。難しく中途半端なドラマだった。
犯人捜しだけに振り回されるドラマだった。

見方を変えれば意外な展開の推理ものと言えるかな?

犯人についても、最初に哲夫が捕まる。
これは絶対無罪になるはずだ。
そして、主人公たちが
活躍して無罪を証明できた。
そこで、罪をなすりつけて、振られた
妹の和美が疑われる。そこに、哲夫の部屋の
ゴミ箱から、時効表改訂のちらしが見つかる。えぇ〜
犯人は、やはり、哲夫だったのか・・・
一度無罪が決まった犯罪で、また
裁判されることはない。どうなるんだ?
そこで、意外にも簡単に、犯人は見つかった。
いつもの真紀の彼氏の北村の助言がヒントだった。赤い土。

これだけ焦点が移動するから、被害者の内面も、
哲夫、和美の内面は描かれないよ。
それは淋しいことだ。
今回は真紀の他に、メインで
飯島弁護士の過去の恋人だったんだよ。
そこらも、クールな飯島が元彼のことで動揺する。
楽しみだった・・でも中途半端だった。
残念〜〜〜もう少し整理して・・
そうだ、杉本所長も
最後に活躍した。メンバーが
それぞれ活躍したけど・・・評価は下げた。

(あらすじ)  見ながら入力間違い容赦

北村からの電話で、真紀はデートを断られた。北村「司法解剖だ、
文句は殺人の犯人に言え、死体は肌美しくても、中を解剖するんだ」。
北村は解剖することに冷静に答える。
その事件は5月11日に起きた。
大手エステサロンの経営者・山崎佳恵(野田よし子)の他殺体が、
店を訪ねてきた妹の吉川和美(遠野凪子)により発見された。
警察は和美は犯人を目撃したとの証言から、佳恵と
別居中の夫・山崎哲夫(西村和彦)を逮捕した。
しかし、哲夫は容疑を全面否認した。
その時は、一人でドライブをしたと答えた。
一方、和美は犯人は黒いジャンパーで黒い帽子だ。
絶対哲夫だと答えた。哲夫は佳恵と仲違いで、離婚すると
妻の財産が貰えないので殺した、と話した。7人の女弁護士事務所が
哲夫の弁護を担当することになった。田代と飯島と真紀が、面会に行く。
哲夫は偶然にも飯島(原沙知絵)の元恋人だった。珍しく自分から弁護を
申し出た飯島は、私情を挟まないよう注意を払いながら、冷静に調査を
進める。被害者の現場から哲夫の指紋がたくさん出ている状況だ。
飯島「信じて良いのね?」。哲夫「俺は潔白だ」。
飯島「無罪を勝ち取るわ」と答える。

事務所では、哲夫が飯島の元彼だと知って、
杉本所長は「私情が入らないのね」と確認した。
田代「無罪にして、また付き合ったら・・」とちゃかす。
哲夫は事件当時、ひとりでドライブしていたという。ただ、ドライブ中に
誤ってバス停に接触し、傷を付けてしまったという。事務所の杉本(南野陽子)
らは手分けして、傷ついたバス停探しを一つずつ始める事にした。
それは、世田谷だが、道路が迷路のようになっていて、
哲夫も記憶がない。バス停も同じく複雑で迷路だ。
方向音痴の麻生は、すぐに迷子になった、笑。
一方、飯島は真紀(釈由美子)を伴って、和美の元へ
向かう。犯人を哲夫と決めつけている和美は、あくまでも事件当夜、
自分が目撃した人物は哲夫だと主張する。顔を見たわけではないが、哲夫には
姉を殺害する動機があるのだと言い放つ。事件の夜、和美が姉に会おうと
言ったら、姉は一人で店で仕事していたので向かった。そこで、
発見したのだ。和美は遺産目当ての結婚だと言うのだ。
真紀「遺産を狙っている根拠はありますか」。
和美「最初から、結婚をやめろと
言ったのに・・すぐに仲が悪くなった」。
真紀「哲夫さんは浮気してないですよね?」。
和美「ボロをだしたくない、浮気すると遺産を貰えない
から我慢していた」とまで言う。飯島は「哲夫さんはそんな人
じゃありません!」と声を荒げてしまった

飯島は感情的になったので、真紀は驚く。
家に帰って北村も、食事中に
話題になるが、北村「感情を出す、
真紀が好きだ」と話す。真紀「褒められてないわ」、笑。
事務所で、飯島は杉本に心配される。面会で飯島は、哲夫は「和美に
結婚前に一度言い寄られて、断ったら、つんけんどんになった」と話す。
妹にも姉と哲夫に複雑な感情があったのだ。しかし、それで姉を
殺すと思えない。
千春らの頑張りで、哲夫が接触した
バス停が見つかり、哲夫の車とバス停の傷も
一致した。さらにバス停は改定された
ばかりの紙の運行表が貼ってあった。
それは5月10日に張られ、接触による傷は
紙の上から付いていた。哲夫は10日までソウルに
出張していて確認済みだ。そして、11日の夜には警察に
連行されている。哲夫が証言した時間の前にも後にも、バス停を
車で傷付けることは不可能なことがわかる。アリバイはほぼ証明された。

さらに、真紀たちは、もう一度現場に戻ってみた。店の郵便受けにメモが
あった、5月11日午後8時に来ます、と書いてあった。その観葉植物
の会社に行き、北野明子(山田麻衣子)と会った。女性だった。

第2回公判なった。和美は証言で、哲夫と会ったと言う。
飯島は「あなたは被告人らしい服装は何でしたか?」。
和美「黒いジャンパーと黒い帽子です」。
飯島「何時でしたか?」。
和美「午後8時」。ついで北野が
証言台に立つ。飯島「あなたはサロンにも
様子を見に行った、佳恵さんはいましたか?」。
北野「返事がなく、メモをおいた」。飯島「あなたの服装は?」。
北野「会社の制服です」。飯島「着て貰います」。黒の服で黒の帽子だ。
北野「階段でおりました」。飯島「和美さんが、出会ったのはあなたの可能性が
ありますね」。検事「推定を質問しています」。傍聴席から和美「卑怯よ」。
結局、哲夫はアリバイも証明され無罪だった。次いで、警察で和美が
疑われるが、和美「どこにも、証拠はありません」と答えた。

哲夫は弁護士事務所に、ワインを持ってお礼に来る。
喜ぶのだが、帰ったあとで、真紀は真犯人は
誰か・・と気にする。杉本は
それは仕事ではないと答える。哲夫は飯島と
ヨリを戻したのか。一緒にいて、哲夫「もう一度、あの頃に
戻らないか」。飯島「どういう意味?」。哲夫「そう言う意味」。
飯島は哲夫の部屋で、ゴミ箱を蹴飛ばす。そこにはバスの時効表が破いて
捨ててあった。驚いて飯島は部屋を出てしまった。一方、真紀と
一緒に歩いていたが、北村は「被害者の解剖で、髪に
赤い土が付いていた、警察でも問題に
されなかったが」と呟く

そこに飯島から真紀に電話だった。
飯島「今から会える?」。真紀は会いに行った。

会った飯島は、破れた時刻表改訂のお知らせを真紀に見せる。
それを利用してバス停に傷を付けることができる。アリバイを作った
共犯者がいる。一事不再理(一度無罪になった者は二度と同じ 罪で裁かれない
という法律制度、日本でも憲法39条)で奥さん殺しで捕まることはない。
そこで飯島は調べだした。飯島は哲夫に会いに行く。その破れた
時刻改定のちらしを見せる。哲夫「たまたまもらった」。
真紀「偶然ですね」。飯島「バス停に接触したが、
あそこはバス以外の大型車は通行止めだ」。
哲夫「違反者だ、俺を疑っているのか」。
飯島「裁判で立証したことが真実とは限らない」。
哲夫「それなら、警察でも、裁判でも訴えろ」。その事実を
杉本所長に報告する。
そこで刑事で裁かれなくても、民事で起こせる、
と助言する。妹が訴え認められれば、哲夫は遺産を貰えない。
事務所の皆の要望で、この事件を調べ直す。そこで、
真紀は北村は被害者の髪の赤い土の話をする。
現場の写真を見直すと、観葉植物の土があった。
被害者と犯人がもみ合っているうちに、鉢にぶつかった。

犯人は落ちた鉢を元に戻したが、髪の赤い土までは気づかなかった。
鉢は北野の会社のものだ。事件の前日にグリーンを持ってきた。
犯人は鉢に触っている。鉢に哲夫の指紋があれば・・。
北野は、事件前日に納入していると答えた。
杉本は、知り合いの検査に指紋は頼める。そこで鉢植えを
どうして、持ち出すか・・・。杉本所長がエステに行く。そこで、
杉本所長は帰りに「クズマリア譲って貰えないか、余分に払いますので・・」。
意外とあっさり貰っていく。杉本は真紀に電話するが、杉本は尾行されている
気配を感じる。飯島は、ためらいを感じていた。しかし、真紀は北野の
メモで重大なことを発見する。真紀「所長が危ない」。
二人は走り出す。杉本は気配を感じ立ち止まる。
すると黒い服がナイフを出し襲い
かかりそうだ。そこに、
真紀が来て「やめなさい、
北野さん」。黒い服の北野「どうして、私だと」。真紀「あなたの
メモに土が付いている、店の鉢と同じ土のようですね、あなたは留守だと
証言しているが、あなたは店に入りましたね、メモを書いて店に
入らず帰ったのは偽装ですね、逃げる場所はありませんよ」。

北野「あんな所に、金を置いておくのが悪いのよ・・・」。
部屋に入ったら、金が無造作に置いてあった。
思わず金を掴んだ。そこに、佳恵が来て「何してるの、
警察に連絡するわ」。そこで、思わず佳恵を殺してしまった。
闇金への借金していて、金が必要だった。飯島「あなたは後悔している、
なぜなら証言してくれた」。杉本「これ以上、罪を重くして、どうするの!?」。
北野はナイフを落とした。
飯島は哲夫に謝る。哲夫「疑わしきは、
疑うのが弁護士だ、この前の気持ちに戻れないか」。
飯島「あなたを疑った、私、杓子定規な
女なの・・さようなら」。真紀は杉本にナイフを
見せられても、毅然といたと褒める。しかし、そこに木下が
エステの一年会費は経費では落ちない、と告げる。
つづく。

若槻千夏が北野の店の事務員で出ていた。確認しました。
バラエティ番組での、約束らしい。


7人の女弁護士★★★  3話  平成18年4月27日放送

事件の推理は、これまでも、見たことありそうです。
テレ朝だ、相棒や、科捜研、京都地検の女など、見た。
同じ花瓶での犯行で、指紋を付いた物とすり替える・・・
そして、犯人にでっち上げる。かなり計画犯ですが、
失敗する率も高そうだ。だって、
指紋って、どんどん触ったら、消えますよね・・
それに片岡の夫は自分の指紋を拭き取っておかないと・・
完全に指紋のない花瓶も怪しくはあるけど・・

もう一つの子供の証言ですが、完全に誘導されているけど、
実際の法廷でもその程度なんですか?
午後5時は、腹時計だった。おやつを食べたので、
お腹がふくれていて、6時だったと訂正する。
弁護士側は、アリバイが崩れたと、焦っていたけど・・
裁判官は、あの証言を採用する物か?
裁判の信頼が崩れそうだ・・

どうも、証人も珍しい手術で、すぐに見つかった。
都合いいなというシーンが多すぎましたが、1時間で
完結なのでしかたない。ユルユル感も愛嬌ということか?
法廷シーンが3回あって、それぞれ証人を使って、
結構、検察優位から、弁護士がひっくり返し、
最後に弁護士が頑張る」って具合で、ハラハラではある。
短い時間で動くので、その分荒くなる。仕方ないか〜〜〜。
今回も、釈、原、井上の3人が法廷に登場した。
このメンバーは変わらないのかな?

ゲストの渡辺典子さん、本当に怖そうです。
中山忍さんは、いつまでも可憐ですね〜〜〜
でも、そんな主婦が出会い系かい・・こんな世間に、喝。

(あらすじ)   見ながら入力して、間違い容赦

隣の付き合いが話題になる。もめる前に弁護士に相談・・。
さすがに弁護士ドラマ、宣伝が入ります、笑い。
そこに雑誌の事件の話題に、
4月28日に事件が起きた。
ガラス花瓶で頭を殴られ即死だ。夫が発見した。
仲の良い夫婦で、同情を誘った。容疑者は捕まった。
隣で、恨みを持っていたし、向かいの子供の松岡咲子が目撃したのだ。
面会に行くと、真理子は否認した
。騒音で、夜中の掃除機で苦情を
言われた。コップを割ったので使ったが、また、木を無断で
切った事も言われた。静江は裁判で訴えると騒ぎ、
静江の夫は写真を撮った。真理子の家に帰ると、
夫の健一は真理子にぺこぺこしすぎだ。真理子は、お隣は
気を悪くするの分かってるでしょうとすれ違いだ。しかし、凶器に
真理子の指紋が付いていた。しかも、向かいの女の子が真理子が
出てきたと証言したのだ。真紀たちが接見にいくと、真理子「一人で
散歩していたが、証言してくれる人はいない、私は無実です、
信じてください」。

真理子の夫健一が「妻は殺していませんか? 弁護料はなんとかします」。
健一「夫婦はうまくいかなかった」。弁護士は「夫の無関心が・・」。
「子供がいなかったのが・・」などなど、暗い意見が出る。
皆は、散歩のアリバイ実証と、子供の証言からはじめる。
真紀と一平は、今夜は雅人が飲み会で
二人切りだ。プチ盛り上がる。真紀「結婚ってどう?」。
北村は動揺しながら、話し込む。しかし、そこに弟・雅人が帰ってきた。
裁判が始まる。検事「騒音やゴミ出しで根をもっていた・・・罰状、
殺人・・」。裁判長に罪状認否で、真理子「殺してません」。
そして、弁護士は「無罪を主張する」と発言だ。
静江の夫は傍聴席から、立ち上がって興奮して不規則発言だ。
終わって、マスコミに、妻は殺されたと被害者意識を大きな声で語る。
弁護士は真理子の言う証人を探すが、まったく手がかりない。
咲子にも、聞き出す。勉強していたら、声と物音で
外を見た。真理子だというのは、そっと出ていたからだ。
気を使って戸を閉めるのは真理子だ。
はっきり顔を見たわけではないのだ。
母親が「うちの子が嘘を付いたというのですか?」
と怒り、中断だ。飯島は公園の工事の張り紙を見つけた。
公園は犯行の日、一般の人は入れない。それを接見で真理子に
言う。真紀「本当は何を?」。真理子「それは言えません・・」。
飯島「言いたくないことがあるのですね、今、何をするべきですか、
ここから出ることですよ」。真紀「私たち協力します」。
真理子「男の人と一緒にいました」。飯島「誰ですか」。
真理子「分かりません、出会い系の人です、
主人が浮気していたのが分かったからです」。

夫が女性とキスをして別れるのを見た。問い詰めると、
遊びのつもりだと言ったが、許せなかった、隣のことでで
悩んでいたのに・・仕返しで、出会い系に登録したのです。そこには
夫とはなかった優しい言葉が並んで、嬉しかった、それで、はじめて、
メールの人と会った」。ついに本当のことを話したが、夫婦の破滅を
意味するような状況だ。真理子「ここから出ても、主人と
向き合うのが怖かった」。飯島「ご主人に話さ
ないと、言いますよ?」。真理子「事実を言ってください、
言い訳してもしょうがない」。飯島「手がかりは?」。
真理子「そういえば、お腹に手術の跡が・・」。
真紀は頑張って探し出す。

夫に話すと、夫は「もう駄目かも知れない、
あいつの気持ちが分からなくなっていた、今後のことは
よく考えます」。真紀「奥さんは後悔している、どうなっても
いいと思うなら隠さない」。夫は黙って去る。真紀は北村に手術の傷を
相談すると、北村は小腸の珍しい移植手術だと告げた。
これにはビックリです。手術痕だけで、手術が
分かるなんて、しかも、その手術は
日本でやっている所は少ない。都合良すぎです。
真紀は病院に行くと、プライバシー侵害で教えられないという。
早速、弟・雅人を呼びつけ、似顔絵の張り込みをさせる。
患者は通院しているだろうと考えたのだ。
咲子の証言は、そっとしめたので、
真理子だと思っている。
その証言は曖昧だ。法律事務所では木下が
パンダを書いてみて・・と提案して、弁護士が全員描く。
飯島は正解。他は、出鱈目だ。所長の杉本のはブチ・パンダだ、笑。
雅人は病院のベンチに座ると、そっくりの男がいた、爆。
真紀は早速、男に聞く。真理子の写真を見せるが、
男「さ〜〜・・人違いです」。
北村「いいじゃないか、
証言くらい」。男「裁判で休むと、
上司に知られるし、出会い系やっていることがばれる」。
北村「人の一生がかかっているんだぞ」と脅しだよ〜〜。

真理子の夫は引っ越すことになった、と真紀たちに話す。
真紀たちは、会っていた男性が見つかった。
咲子は一瞬見ただけだ。
飯島「こちらの方が有利になる」。
健一の部屋にあったガラスの花瓶を見つける。
健一「近所の人のお土産で、配ったんだろう」と話す。
真紀は思いついたようだ・・・。夫は「自信がない」と離婚届け
を出した。真紀たちが帰ると、静江の夫がゴミを出していた。
真紀が見ると、ゴミは夫婦の写真だった。
夫婦仲は本当に良かったのだろうか?
裁判だ、証人に男・寺島が出た。
弁護士席には麻生、飯島、真紀がいる。
麻生が最初に「どこにいましたか? 誰と? 
その女性の顔を覚えていますか? その女性はこの中に
いますか?」。寺島「3時から5時までです、サービス時間だったので、
確認しています、もちろん、います、あの人です」真理子を指す。
麻生「それでは5時に犯行を犯すことは無理ですね?」。
検事「異議あり、意見を求めています」。
裁判長「異議を認めます、反対尋問は?」。
検察「ホテルにいましたか、確かですか、
間違いないですね、終わります」。
簡単に終わって不安になる。
次の証人で、子供の咲子だ。検事「出たのを
見ましたね、5時頃はどうしてわかるのですか」。
咲子「5時は、お腹が空く時間です」。検事「その日はおやつを
食べましたか? その日はお腹が空くのは遅かった?」。
麻生「誘導尋問です」。裁判長「異議を認めません」。
検事「いつですかね?」。咲子「う〜〜ん、
6時頃かも」。
弁護側は戸惑った。
こんなレベルでいいのかな、腹時計は有効なのか、爆。

真理子の一旦成立したアリバイが、咲子の腹時計で崩れたが、
男・寺島は失礼しますという。そして、夫と会う。
男は「奥さんと何もなかった、泣き出して、
話をきいて、一緒にコーヒーを飲んだ、
奥さんは後悔してました」
と言う。
夫はせっかく傍聴に来ていたのだが・・・
弁護士事務所は暗い雰囲気だ。池内は捨てなかったのに、
真紀は静江の夫が写真を捨てたことが気がかりになりだした。
裁判だ。証人は静江の夫だ。飯島「静江さんは、音に神経質でしたね、
あなたも音には気を使っていたでしょうね、ドアの開け閉めも
そっとしていたのでは・・? 咲子さんはそっと
開ける姿をみて、真理子さんだと思った、
あなただったのでは?」。
検事「異議あり、推測です」。
真紀「あなたは、犯行の時間にどこに
いましたか?」。夫「得意先です」。真紀「得意先で
あなたに、会った人はいなかった、何をしてましたか?」。
夫「予定を変更して、ゆっくりして、家に帰った、そんな話に
意味がありますか、凶器にあの人の指紋が付いていたんですよ」。
真紀「あなたは、あの人の家に行きましたか?」。夫「行きません」。
真紀「これを知ってますか、塚田さんのお土産ですね、あなたの家にも
ありますね」。夫「はい」。真紀「入れ替わったのでは、
裁判長、指紋鑑定を申請します、これなら、
入れ替わっても、わからない」。
夫「私は妻を殺されたんだぞ」。真紀「あなたは、
真理子さんの家に行ったことないと言った、あなたの指紋が
出てきたら、どうしてでしょうか? もう逃げ場所はないですよ」。

夫は真紀の決めセリフに観念した。夫「私たち夫婦が仲が
いいのは嘘ぱちだ、妻は神経質で、もう耐え
られなかった」。回想シーン。
夫「もう耐えられない」。静江「私のお金を
あてにしているのでしょう」。夫「最初から、静江と
結婚しなければよかった」。真紀「身勝手です、自分の妻を殺し、
他人になすりつけようとした許されません」。
片岡は殺人で捕まった。
真理子は釈放された。真理子「一人でやり直します」

女弁護士たちに言う。そこに夫が来ていた。
夫「真理子、すまなかった、
やり直してくれないか」。
真紀は離婚届けを夫に渡すと破り捨てた。
真理子と夫は頭を下げる。一件落着だ〜〜〜〜。
事務所はパンダ饅頭でお茶を食べる。パンダの絵はしっかり描こう。
北村は真紀から、証人が役に立ったと言われて安堵する。
北村は真紀と手を繋いで歩こうとするが・・
真紀は嫌がる。結婚への道は遠い、笑い。

隣家の主婦、池内真理子(中山忍)、夫・健一(井田國彦)
片岡静江(渡辺典子)、その夫(デビット伊東)
名前も知らない男性(櫻庭博道)


7人の女弁護士★★★  2話  平成18年4月20日放送

「逃げる場所はありませんよ」と指さす、これが決めですね。
何だかスカイハイを思い出したよ・・・
真紀は新人だけど、これでは一番優秀に見えてしまう。
今クール、弁護士ドラマが多いのですが、今回のネタは、
まあまあでしょうか。1話完結だからこれ以上複雑では
理解できない。ギリギリでしょう。
配役からみて、あの人だと思いました、笑い。

まあ、手袋だけで右手の怪我と結びつけるのは強引すぎないか。
エミと佐藤が男女関係なら、警察も最初にチェックしないかな。
美月の自首から事件が始まったから、警察は調べないで起訴したのか。
弁護士って、捜査までするのか? 
安田の会社って、あんなでも潰れないものですか? 驚いた。
いろいろ疑問も、ドラマだということで、爆笑で・・許す。
まあ、評価は★3つということで、楽しくもないが
いらつくこともなく、見られそうです。

配役は結構豪華でないですか?
7人の弁護士も豪華だけど、ゲストも酒井若菜さん、
嘉門さん、布川さん、団さん、筒井さんだもの・・
テレ朝で、釈さん方々で登場してます。大変です。
昨日はオーラの泉で19歳で、火にまかれたとか・・
それからの人生が変わったようですね。
でも、自己処罰でしょうか、結婚よりも家族が大事みたいで・・・ 

(あらすじ)

銀座のクラブに勤める
ホステス・エミ(嘉門洋子)が自宅で殺害され、
翌朝、同僚ホステスの美月(酒井若菜)が警察に自首、逮捕された。

原因は客を巡るトラブルを話合うためエミの家に行ったのだ。
美月の弁護をすることになった真紀(釈由美子)、南條、飯島は、
さっそく美月の接見に向かうが、殺したと認めた。客の安田さんが
言い寄ったが、エミの客を取った。「泥棒猫」といじめられたのだ。
その日エミの部屋で、相手が殴ってきて、突発的にナイフで刺してしまった。
そしてナイフは川に捨てたと話す。そして、
罪を軽くするより早く裁判を
終わらせてほしいという美月の発言に真紀は違和感を抱く。
しかも、
ナイフは川から見つかっていない。真紀は家で、エミを鑑定した北村に
聞くが、タコが胃の中にあった。北村「タコ焼きだろう」。しかし、真紀は
銀座のホステスにしては安上がりだ、と不思議がる。
美月の裁判が始まった。始まる前に真紀は美月にタコ焼き食べたか小声で聞く。
罪状認否で美月は全て認めた。弁護側の南條は傷害致死を主張する。ところが、
罪状認否の席で突然、真紀が「本当にあなたかエミさんを殺したの? 誰かを
かばってるんじゃないんですか?」と美月に詰め寄り、「本当のことを言って
ください」と叫ぶ。法廷はパニックになる。

事務所に戻った
真紀は、エミの胃の中にほとんど消化されていないタコが
残っていたことが、美月が犯人ではないと思う根拠だと述べる。
だが、当然ながら
この主張では戦えない。飯島は凶器のナイフが見つからない点も不審だと言う。
美佐子は、弁護士同士で意見が違うのは、まずい。真紀は外されそうになり、
美佐子(野際陽子)から、一緒に弁護を受け持つ妙子や宏美を説得できる材料を
見つけ出すよう命じられた真紀は、夜の銀座へと乗り込むが……。真紀は店に行く。
ママの絹代(筒井真理子)に会う。絹代「ごめんだわ、いい迷惑、むしかさないで」。
その後、真紀は千春(南野陽子)とともにエミと美月のトラブルを招いた店の
常連客・安田(団時朗)という男性を訪ねる。
会社を経営している安田は店の上客で、
エミの指名客だったが、最近、彼が美月にもちょっかいを出していたため、エミが
美月に嫉妬し、あからさまなイジメが続いていたらしい。安田はエミが殺された日は、
交通事故のむち打ちで病院に入院していた、看護師との写真を撮っていた。部下の
秘書の佐藤が付き添っていたのだと証言した。

一方、妙子(原沙知絵)と宏美(川島なお美)は、殺害現場となったエミのマンション
に向かう。
犯行当時、エミの部屋から出てくる美月の姿は、夜2時半に住民に
目撃されていた。さらに、美月が部屋を出た直後、誰かに携帯をしていたが、
なかなかでなかったという証言を得る。
だが、美月はその事実を否定する。
南條はもう一度確認すると、依然として、自分が殺したと繰り返すばかりだった。

タコ焼きは真紀の弟・雅人が探している。真紀は店に行くと、安田がくる。
そこで真紀がウィンクすると、と上機嫌で、事情を聞くことができた。
ママもツメシボ(冷たいおしぼり)などと業界ネタを教える。
ホステスに真紀「美月と付き合っている人は?」と聞く。しかし、美月の
プライベートはハッキリしないのだ。安田は、安田は50万で愛人にならないか、
世話したいと攻めてくる。真紀がトイレに行くと、ホステスは思わず本音の裏事情を
話してくれた。気楽に見えるかも知れないが、個人事業主みたいもので、ウリカケも
ホステスの仕事で、時に自腹切ることもある。安田は高級品を飲む、いい客だった。
ホステスは黒服の竜也がいる、着物ディーは着物で出勤する日がある。エミが
苛めてると、竜也が美月をかばったと話す。それを聞いた竜也
「いい加減なことを」と叫ぶ。

事務所で、真紀は竜也のことを飯島に言う。そうすると、飯島の憶測で、竜也が
エミに会って・・・。しかし、男の罪を何で被るのだと論議になる。麻生は安田が
怪しいと言う。憶測話が続く。一方、タコ焼きは殺されたエミでは見つからなかった。
美月の悲しい生い立ちも分かった。子供の時に、両親を事故でなくして、
親戚に弟と別々に引き取られ、それ以来弟と会っていない。

麻生はタコ焼き屋を探す。すると、「妙な客がいたね。もう温かいのに
手袋をした客が来た」のだ。真紀は浮かない顔して北村と飲んでいる。
そこに安田の秘書の佐藤が一人で飲んでいた。
ドラマ的偶然だが、北村はみて、佐藤は右手を怪我していると見抜く。
一方、竜也の手には痣があったのだ。そして、美月の家族写真を見ると、弟の手に
痣があった。竜也は美月の弟だった。

竜也を真紀と飯島が聞き糺すことに、竜也「関係ない」。真紀「兄弟だと隠したの? 
20日何をしてたの」。
竜也「どうせ、エミは店を出すつもりでやめる、そうすれば
苛められなくなる、あの夜は携帯をなくして、拾った人がいて、その公園で待っていたが
現れなかった」。飯島「あなたが殺したと思って、身代わりに自首した」。
接見で、南條は「弟は犯人ではない、公園にいてホームレスが証言した」。
美月「メールが来て、エミの家にいったのだ、竜也の携帯に間違いない」。

はめられたのだ、兄弟だと気づいた者はないと答える。弁護士たちが犯人を
見つけると約束する。事務所で話し合う、動機があって、兄弟と知っていた、
現実的な利害関係・・。真紀はママに店の帳簿を見せて貰う。安田の支払い状況を
調べる。そこで気づいたのだ。裁判が開かれる。安田が証人だ。交通事故の入院で
一歩も出られなかったとアリバイを証言する。次に南條が聞く。店のルビーの帳簿と
エミの貯金を合わせる。金額に11万の違いがある。水増し請求していたのだ。
しかし、安田は「金額を気にしたことない、秘書がチェックしている」と答える。
秘書の佐藤が調べられる。水増しについて、エミがしたのではないか? 
水増し分が引き出されているのだ。被害者の手帳に、Aあてに金を渡していると
推測される。変わった真紀は、タコ焼き屋は知っていますか?。タコ焼きを食べている。
20日に手袋をした客がいた。温かいのに手袋をしていた、それは自分の手の包帯を
気にしたからだ・・。検察、異議あり推測です。
真紀「あなたはエミさんと男と女の
関係では・・証言を得てます」。佐藤「私にはアリバイある、動機がない」。
そこに佐藤の携帯がなる。真紀「この携帯からです、エミさんのものです」。
佐藤「そんな馬鹿な」。真紀「逃げる場所はありませんよ」と指さす。
佐藤「仕方なかった、5000万・・全部ギャンブルにつぎ込んだ、言わないと
これまでの事をバラすと脅されたのだ」
。回想シーン。エミ「ちょろまかしてきた、
同じ事だ」。佐藤「一度に5000万は無理だ、殺すしかなかった」。
真紀「罪をなすりつけるしかなかった」。佐藤は美月に会って、そこで写真を見て、
兄弟だと知った。たまたま交通事故で入院した。その夜、病院を抜け出した。
真紀「竜也さんの携帯は、いつ盗んだのは?」。佐藤「エミだよ・・金になるから、と」。
そこで、ナイフで殺したのだ。
佐藤「うまくいくと思った、どこで間違えたのか」。
真紀「罪を犯そうとした時点で間違っていたのよ」。佐藤が殺人で逮捕された。
裁判は無効となった。
美月と竜也は、挨拶する。店をやめて二人でやっていく。

(ゲスト)
ホステス・エミ(嘉門洋子)、同僚ホステスの美月(酒井若菜)
店の常連客・安田(団時朗)、部下の佐藤健児(扶川敏和)
絹代ママ(筒井真理子)竜也(西興一郎)



7人の女弁護士★★★☆   1話  延長だ

テレ朝だもの、軽く楽しませていただきました。
警察ものや、弁護士ものなどは、結構お手の物かも・・
一回で読み切りだから、どうしても推理やオチなどは、
ご都合主義になるが許せる範囲内でした。大体、
そこがメインではないのだ。豪華な女優を楽しめばいい、笑。

大体、警察もナイフの指紋だけで、由紀江を逮捕した。
そこらはスルーしてしまう。「相棒」の右京さんがいたら・・・
きっと喜んで仕事してますね。そういえば、宮地真緒さんの
お天気キャスターの殺人事件を思い出しました。
そう言えば、凶器の指紋の問題は解決してましたか?

大体、番組のメインキャスターがストレスでも
自分の会社の女子更衣室の盗撮をするかな?
目的は、それを売って金儲けでもないようだ。
個人的な欲望にしては、簡単にネットに流れている。
そんなことしないでしょう・・・・

そんな推理や設定は許してしまえば楽しい。
楽しみの女優陣を紹介する。

田代(南野さん)は独身、大阪弁
藤堂真紀は監察医の北村と付き合っている。
南条(川島さん)はバツ一で、子供一人だ。
木下は事務員みたいだが、弁護士だ。
麻生は裕福な家でお嬢様育ち、英才教育の弁護士。
飯島(原さん)は優秀で稼ぎ頭。
女弁護士の役者さんは、おじさんの好みですから、
頭に入りやすい。揃えましたね・・・
これだけ女優が多いと、おじさんは頭がこんがらがるのだが、
個性的な配置なので、その点はOKだ。
釈さんも、おじさんはOKです。でも一番は原さんが
お好みです・・・なんて、見る目的が邪悪です。

今回のゲストでは、驚いたのは東さんと光石さんの
ベッドシーンだけど・・・東さん的にはOKなのですか?
2時間ドラマ的なベタな展開でした、笑い。

(適当なあらすじ)

『7人の女弁護士事務所』で働く新米弁護士の藤堂真紀は27歳だ。
大きな事件を扱い、勝訴を収める先輩弁護士の田代や、飯島たちを
横目に、失敗にもめげずに奮闘する毎日を送る。今日も依頼人の被告の
ウソを見抜けず、裁判で大恥をかく。
ある夜、報道局のプロデューサー・田辺篤が、会議室で刺殺体で
発見され、田辺の部下の坂田由紀江が殺害容疑で逮捕された。

ロッカーから凶器のナイフが見つかり、そのナイフに由紀江の指紋が
残っていた。由紀江は田辺と不倫関係で、当時資料室にいて、アリバイが
証明できなかった。警察の取り調べで由紀江は殺害を自供し、事件は
センセーショナルに報道された。
ドラマ的偶然で由紀江は、真紀の大学時代の先輩だった。真紀は
この事件の弁護をしたいと所長の杉本美佐子に願い出る。ちょうど、
恋人の監察医北村とデート?だったが、杉本からの連絡で飛んで帰った。
真紀は、由紀江に面会する。由紀江は「殺してない、刑事に責められて・・
やってない、不倫してたが、別れるまで待ってくれと言われ、
そのつもりだった、大好きな人を殺さない」と告白する。由紀江が本気で
田辺を愛していたと感じた真紀は「私が無実を証明します」と意気込む。

公判初日に、殺人の起訴状が読み上げられる。被告人は「私は殺してません」。
弁護人「被告人と同様で、無罪を主張します」。
真紀は事務所に帰るが、皆は
日本の裁判は99%が有罪率なのだ。自供を覆すのは新人には無理だ。
勝算があるかどうか、とか意見がでる。真紀は「愛してる、嘘をついている目
ではない」と自分の思いをいう。思いだけでは、裁判は勝てないのだ。
そこにドラマ的偶然から、律子が番組の取材で『7人の女弁護士事務所』に
やってきた。杉本は裁判でレイプなど女性の事件は多い。そこで、女性の
ための弁護士事務所があってもいい。そして、7人なのは、ラキーセブン
だからだ、と答えている。そこで、真紀は律子を拝み倒す。律子は、協力すると、
真犯人は社内にいることを認めることになる、と言われる。真紀「由紀江も社員
だし、女性が女性が守るのを応援したい、由紀江さんは田辺さんのお墓を
お参りしたいのです」。杉本の指示で、田代と飯島が真紀をサポートする。
その頃、真紀が北村と帰ると、弟の雅人が仕事を辞めたので泊めてくれと来た。
そして、律子からの電話を取って、伝言を雅人が聞いていた。それで、律子は
一日だけ真紀を部下として、局内の調査許可を得ることに許した。

早速、殺害現場を訪れた
真紀は、その隣室で同時刻に撮影されていたビデオを
カメラマンから入手した。残された音声を強引に処理してもらう。雑音を消すと、
犯人の動向と正確な犯行時刻が判明した。田辺「こんなところに呼び出して、
どういうつもりだ」。犯人の逃げ出す音があった・・。

真紀は、それを事務所に持って行き、飯島と田代に聞いて貰う。時刻も分かった。
放送も入っていた。犯行時刻は9時43分と推定された。そして、真犯人は同僚か
部下だろうと助言された。

真紀は拘置所に面会に行く。由紀江は「彼は人に恨まれることはない、でも、
田辺が律子と激しく言い争っていた、ビデオがどうとか・・」という証言する。
その時間に律子は生放送中だった。何と、その律子は辰巳と寝ていた。
辰巳に律子「私たち相性良い」。辰巳「弁護士に協力したのか?」。
律子「どうせ、真犯人に辿り着くのは無理」。
真紀の部屋で、北村と雅人は鍋をしている。真紀はテレビニュースを見ている。
事件当日、律子はニュース番組に生出演していたが、天気予報の7分間なら
スタジオを抜け出せたかもしれない。北村からネットでテレビ局の盗撮が
出回っていると知らされ。真紀たちはネットで見るのだ。真紀は、合コンを
条件にカメラマンに頼むこんだ。局内の声の二人を特定できた。しかし、二人から
新たな証言はなかった。
飯島は、天気予報が日によって違い、40分からの
こともあるのだ。飯島と真紀は局のスタジオから犯行現場までの走る時間を計る。
往復7分だ。行って帰るだけで一杯だ。しかし、飯島の指示で今度は裸足で走る。
主人公は走るが、5分だった。
そこで犯行は可能だった。カメラマンに勝手に
ビデオを見に行く。その日、何時に天気予報の中継があったのかを確認するため、
放送ビデオの借用を申し出る。しかし、ビデオはなぜか局内から紛失していた。
真紀と飯島は、律子に直接聴取する。飯島は「おそらく、天気予報の間に
殺された、テープがないことで確信を持てた」。しかも律子は走りやすい靴を
履いている。真紀「口論していた、理由は?」。律子「仕事上のこと」。
仕事だからと去る。
杉本は携帯で家と話している。田代が事件をまとめるが、
杉本「真相は過去の
出来事にある、過去に戻る必要がある」。真紀は思いついて、走り出した。

由紀江に何故犯行時間のアリバイがないのか? 南條「由紀江にその時間に
資料室に向かわせた人間が誰か?」と疑問を述べる。真紀は犯行現場でテープを
聞く。二人が廊下に来たので、会議室に隠れた。そこで真紀はあることを
発見する。そこで、携帯で北村にテレビを見させる。そこに・・・・。

裁判当日になった。律子が証人になり宣誓する。田代が「天気予報の間に
トイレなど行きますか? 事件の日はどうですか? 口論を目撃されました」
と聞く。律子「覚えていない」。田代「覚えてないほど、何度も口論したの
ですか、田辺さんは温厚なひとです、理由を覚えてないのではなく、
言えないのではないですか?」。田代「次の証人に質問します」。
登場したのは辰巳だった。田代「トイレに行きましたか?」。
辰巳「知りません」。田代「由紀江さんは不倫関係にあった、真犯人が罪を
かぶせるとしたら・・・あなたはアリバイを作れないようにした」。
真紀「被告は資料室に籠もっていた、あの日、資料を調べるように命じたのは、
あなたです、何故ですか?」。辰巳「直ぐに資料が必要でした」。
真紀「あなたが席を立っていたのでは? 口論は二人の間のこととは関係ない
かも・・ビデオを証拠として提出します、田辺さんの奥さんから貰いました、
遺品の中に盗撮テープがありました、そのテープの指紋鑑定を申請します」。
辰巳「私が盗撮犯人だと言いたいのか、盗撮と田辺殺しは関係ない」。
真紀「見ていただきたい物がある、入手した録画です、ここに音声を重ねます、
犯行の行われた部屋がある、そして、隠れた部屋だ、ここを拡大してください」。
そして、男の映像が映された。そして画像が鮮明化される。男は田辺だった。

真紀「逃げる場所はない」。田辺「あいつは、破滅しようとした」。

真相編、田辺は盗撮犯だった。田辺が、その現場を見つける。
田辺「辞表を出せ」。辰巳「殺すしかなかった」。そして、ナイフで殺害した。
由紀江に罪を押しつけるつもりだった。真紀「報道は公平で正義だ」。
辰巳「欲しい物のためには、汚いことも必要だ」。真紀「明日、全てのニュースが
あなたをうつすが、あなたは見ることができない」。裁判が終わって
真紀は律子に
「あの人が犯人だったことを知ってましたね」。律子「高視聴率を保っていた、
だから、辰巳さんの事件は闇に葬るべきです、そう判断した、彼が本番中に
汗をかくことはなかった」。真紀「それでも、あの人をかばった、ビデオを
隠したのはあなたですね」。
律子「私に真実を語る自覚はない、駆け出しの頃は
正義に燃えていたのに・・」。辰巳は懲役15年の刑だった。律子は解雇され、
2度とマスコミに登場しなかった。由紀江は仕事に復帰した。

(ゲスト)
坂田由紀江(国分佐智子)、矢島律子(東ちづる)
辰巳良介(光石研)、田辺篤(冨家規政)



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