2006年 4月 ドラマ                 クロサギ       TBS    金   22時
スタッフ

■原作・・ 黒丸・夏原武(原案)
 『クロサギ』小学館
 「ヤングサンデー」連載中

■脚本・・・篠崎 絵里子

■演出・・ 石井康晴
 平野俊一、武藤 淳

■プロデ・・・伊與田英徳
        松原 浩

■主題歌・・・山下智久
   『抱いてセニョリータ』


キャスト

黒崎(クロサギ)・・山下智久
吉川氷柱 ・・・ 堀北真希
白石陽一 ・・ 加藤浩次
三島ゆかり ・・ 市川由衣
大沢夕有子 ・・ 麗菜
桃山哲次 ・・ 田山涼成
早瀬 ・・・  奥貫薫
御木本 ・・  岸部シロー
黒崎の父 ・・ 杉本哲太
神志名 将 ・・ 哀川 翔
桂木敏夫 ・・  山崎 努





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 期待と最終評価

前。

 公式HPから

世に三種の詐欺師あり。
白鷺(シロサギ)・・・
人(カモ)を騙し、金銭を巻き上げる詐欺師。
赤鷺(アカサギ)・・・
異性(カモ)を餌とし、心と体を弄ぶ詐欺師。
そして、黒鷺(クロサギ)・・・
人を喰らわずシロサギとアカサギのみを餌とし、
カモから搾り取った金銭で肥え太った彼らの
腐肉を喰らいついばむ史上最悪の詐欺師−




 あらすじとコメント

クロサギ★★★☆  9話  平成18年6月9日(金)放送 久しぶりです、適当なコメントのみ

終盤近くで、黒崎と桂木、神志名の関係がすっきり
描かれていて、それぞれの立場も明確になっていた。
これなら、楽しめます。

そして、久しぶりに見た堀北さん、とても理性的で
清楚で整った顔になっていました
。最初は貧乏で、
画面も暗かった印象だった。野ブタを引きずっていた。
今回は顔に照明も当たって明るく見えた。萌え〜〜

山下君も、今回綺麗で格好良く見えた。
詐欺の相手が2時間ドラマの女王の片平なぎささんだ。
女優も詐欺師も同じだというセリフ、妙に気に入りました。
微妙な分かりやすいオーバーな顔の演技は笑えました。
しかも、今回「なりすまし詐欺専門のシロサギ」で、
小物で、寸借詐欺みたいで一般庶民にも分かりやすかった。
本当に自分の完全に騙されるなと思った。
ただ、税務署とかの本物の職員は気づかないのか?
自分の署員でないと分からないのか?
これでは本当に心配になった、笑い

前の株式とか、商売の話になるとさっぱり分からない。

片平さん、コツコツと詐欺で貯めて、7000万円を
黒崎に騙されて、振り込んでしまったよ。しかも逮捕された。

黒崎が鴨南蛮ソバのカップ麺なのに、片平さんは
豪華な自分の部屋で、ブランデーを手にして電話していた
対照的なシーンが印象的だった。

そう言えば女優対決で、白川由美さんも登場だ。
これも結構楽しかった〜〜。白川さんに料理を
教えて貰っていた堀北さん、嬉しそうで可愛いかった。
それにしても、氷柱は貧乏から少し脱出したのか?
少しだけ、可愛い服になっていた。
驚いたのは、
氷柱が漬け物を付けていたことだ
しかも、包丁で切っていたヨ。かみさんと二人で驚いた。

冴島洋子(片平なぎさ)
夕有子(麗菜)の祖母・辻本ひろみ(白川由美)

(公式HP)から

黒崎(山下智久)のアパートにゆかり(市川由衣)がやって来た。今度は夕有子(麗菜)の祖母・辻本ひろみ(白川由美)が詐欺に遭ったのでお金を取り返して欲しいという。
スピード違反で裁判所を訪れたひろみが手続きに戸惑っていると、親切そうな中年女性が「スピード違反の罰金を安くできる方法がある」と声をかけて来たのだと言う。すっかりその言葉を信じたひろみは、“罰金を安くするための手続き料”をその女性・冴島洋子(片平なぎさ)から指定された口座に振り込む。ところが、そんな手続きが存在するはずはなく、全くのデタラメだったのだ。
桂木(山崎努)に、冴島の情報を依頼した黒崎は、彼女が区役所や税務署、警察などでその役所の人間になりすましてカモを狙う「なりすまし詐欺専門のシロサギ」であることを聞かされる。
しかもこの冴島という女、もともと女優志望で芸は細かいらしい。
黒崎は、税務署職員に“なりすました”冴島に接近。桂木から買った財団法人のバカ息子を装い遺産相続の相談を持ちかける。冴島はいいカモが見つかったとほくそ笑むが、それこそが黒崎の狙いだった…。
ある日、「桂」の店で詐欺のプランを買っていたシロサギが、店を出た途端に神志名(哀川翔)から詐欺容疑で逮捕される。黒崎を執拗に追う神志名から桂木への宣戦布告なのか?
そこへ偶然、氷柱(掘北真希)が通りかかる。氷柱は黒崎が逮捕されるのではないかと不安になり、黒崎の元へと急ぐのだが…。


ながら見していたが、アップできませんでした。

クロサギ★★★★    3話   平成18年4月28日放送

今回は設定も分かってきたし、詐欺の手口も分かってきた。
まあ、分かって、どうするんだ、分かって嬉しいか問題だが・・
それに、今回の詐欺の手口が分かりやすかった。
それで評価アップだ・・清水が身内を装わせて
寸借詐欺をする手口を、そのまま、使った、見事です。
黒崎が相馬になりすましていたが、清水と相馬を
会わせて、その会話が成立して・・やがて、
清水が騙されたことに気づく・・・
そこらは、ドキドキしながらも、少しずつ会話がかみ合わない。
これが楽しかった。それに、宝石を桂木が処分していく。
それで、金の動きも本当に分かりやすくて納得した。
でも、分かりやすい詐欺じゃ駄目じゃん・・・自己矛盾だ。

それに氷柱も少しずつ、黒崎の抱えているものが
分かってきた。そして、桂木の店にも近づいた。
それは定番ですが、氷柱と黒崎は互いに好きになるのでしょうね?
もちろん、ゆかりは当て馬です、爆。
おじさんは、市川さんより、目力の堀北さんが好き、萌えです。
もちろん、被害者の仲村敦子(高橋真唯)の目力も魅力です。

氷柱、バイト決まって良かったです。貧乏は辛いものですから。
堺さんは、軽妙に詐欺師を演じてました。
ただ、ゆかりの友達は、300万をどうして払ったの?
また、払えたの? そこだけは疑問のままでした。
黒崎から返してもらったから、納得とはいかないよ・・
最後に、今回の名言は「宝石そのものが
詐欺みたいものだ」。昔からかみさんに言ってました。
ダイヤなんて、ただの炭素なんだもの・・きらきら光って
何で高いんだ・・・機能があるなら納得するが・・・
まさか、100万のダイヤでガラス切る人はいないだろう?
ダイヤは役立たずだ・・・

(あらすじ)  見ながら入力、間違い容赦

史上最強、詐欺師を騙す詐欺師、クロサギ。
黒崎(山下智久)は、隣の部屋に越してきた氷柱(堀北真希)が自分に
関心を示すのを拒み、アパートを出て行くように命じる。しかし、
貧乏学生の氷柱にはそのお金がない。黒崎はペットフードを
出すが、猫はいない。氷柱のところだった。氷柱は外に
出かけるが、黒崎と会う。黒崎「でた、貧乏、
引っ越し先は決まったか? 貸して
やろうか? 性格、落とされないように」。
氷柱「バイトの面接だ。下にいくと、黒崎に、
ゆかり(市川由衣)がやって来た。すっかり黒崎が
気に入ったゆかりは、知り合いが詐欺に遭ったから助けて
ほしいという。
黒崎は被害者の仲村敦子(高橋真唯)から話を聞く
ことになった。敦子が宝石店のショーウィンドーを見ていると品のよさ
そうな紳士・清水(堺正章)が、「娘の誕生日プレゼントを選んで
ほしい」と声を掛けてきたという。大企業の社長に見えた。
敷居の高い店だったが、「内緒で指輪を買いたいが、
一緒に見てくれないか? 娘が喜ぶものに
したい」。店に入る。指輪を見せて
貰う。清水「石を自然の光の中で見たい、
いいかな?」と行って出て行ったが、戻って
こなかった。店員「遅いですねお父さん」。敦子「気づいた、
店員はお父さんだと思って、出ることを許した、警察でも共犯と疑われ
大変だった、いたたまれなく、指輪の300万円を店に払った」。
黒崎「世間知らずだ、何で俺が聞いているか」。

敦子「困っているから」。黒崎「ほらね、
情報を提供して貰い、俺が騙して
やるためだ」。ゆかり「検事になるのが
夢です」。氷柱はコーヒーショップで採用になって
アルバイトを始めた。採用になったのだ。黒崎は桂木の店で、
清水について情報を貰う。情報料金は1000万だ。清水は自分で
加工して、売っているのだ。
黒崎「宝石の値段、そのものは詐欺みたい
ものだ」。
清水は携帯で、指輪の注文を受けているようだ。ゆかりは、
氷柱に会って、ゆかりは黒崎が好きなので、友達の友達の友達
まで頼った、と明るく話す。ゆかり「正義のヒーローみたい、
とっても優しかった」。氷柱「でも犯罪者だよ」。
黒崎は結婚するのでウェデイングプランナー
の相馬の名刺をもらう。その名刺で、
黒崎は清水に会う。黒崎「結婚式のプロデュサー
です、結婚指輪を清水さんに、同業者にセンスのいい品を
格安で取り扱っている、魅力的で・・」。清水「失礼」と席を外し、
確認の携帯を会社にする。清水「営業の磯部さん、お元気ですか?」。
黒崎「磯部さんですか? 思い違いをしているようですね、いませんよ」。
ここが、ためていましたが、見ていて緊張しましたね・・・
磯部はさっき通り過ぎた係の名札を言った。
清水「磯部さんはホワイトブライダルじゃないか、
さっきの話聞こうか」。携帯が黒崎にかかる。相馬からだった。
黒崎は事前にホワイトブライダルの名簿を持っていたのだ。

氷柱はバイトをする。コーヒーを挽いて働く。引っ越し
資金が必要なのでシフトをたくさんやっている。
清水の指輪を黒崎「素晴らしい、お喜ぶ
でしょう、代金110万円です」。
清水は札束の紙幣を吊す。
黒崎は客が来ているので、直ぐに
戻りますと席を外す。黒崎は部屋に入って、
くつろいでいる。すると携帯が鳴る。そこで戻る。
清水に黒崎「気に入って貰った」。清水「全額揃っていた」。
黒崎「これからもよろしく」。ゆかりは黒崎に会う。黒崎「とりあえず、

信用させる」。ゆかり「他にも聞きたいことがある・・家族とか」。
氷柱が黒崎に会った、黒崎は部屋に戻る。清水と黒崎は会う。
またも、全額揃っていた。黒崎は提案をする。
黒崎「大きな声でいえない、生き残りに
必死で、政治家と付き合いがある・・」。
清水「もしかしたら賄賂ですか、分かります、
大変さは一緒です、幾らのを」。
黒崎「5000万で
お願いします、無理でしょうか」。清水「全く問題ないです」。

清水は指輪を作っている。清水「5000万か・・・」
と言うと静かに笑い出した。

コーヒー店でのバイトで、氷柱は配達を頼まれる。
レストラン桂木では、指輪を見ていた。黒崎は桂木に
指輪を高くさばいて貰っている。桂木は早瀬に「退屈だ」と言う。
氷柱は桂木の店に配達を頼まれた。そこで桂木を出る黒崎を見る。入ると
早瀬が受け取る。氷柱「さっき出て行った人? うちの大家さんです」。
早瀬「あの人は常連さんです」。それを桂木は見ていた。
黒崎はコンビニで氷柱と会う。一緒に帰る。
同じ所だから、氷柱は反発する。
氷柱「バイトしている、あなたが
高級レストランにいっている間もバイトしてる」。
驚き凍る黒崎「コーヒー屋か、頑張れ」。氷柱は友達と
黒崎の話をするが、
友達は「家族がひどい詐欺にあったのでは・・」。
早瀬は氷柱のことを調べ桂木に報告する。氷柱もネットで記事を調べた。
記事−−無理心中、長男15歳は助かりそう、原因の詐欺師は捕まって
いない−−。
黒崎がアパートに帰ってきた。そして、部屋に入る。
氷柱は話しかけられない。ゆかり「今日が仕上げだって・・
いつもみたいに、犯罪は駄目っていわないの」。
黒崎「指輪どうでしょうか?本日2時半、
いつものホテルでお待ちしてます」。
清水「はい・・・勝負だな」。
黒崎はホワイトブライダルの相馬に
「今日2時に持って欲しい物があります」と電話する。

黒崎は相馬と会う。黒崎「彼女と相談して、決めたんです、
詳しいパンフレットを・・彼女のお父さんも来た、賛成していない、
みっともないところを見せて・・」。そして、相馬を待たせて、清水に会う。
清水「お知り合いですか」。黒崎「私の部下です、金額大きいですから」。

神志名刑事が氷柱に会って、神志名「大家を知ってますか、
何かあったら警察に・・」。氷柱「あの、6年前に
事件のこと・・あっ・・いいです」。
清水はダイヤを出す。
黒崎「素晴らしいです」。
清水「最高傑作です」。相馬が立ち上がる。
黒崎「油断できない、うちの親もいるので・・」と去る。
清水「ちょっと、ご一緒しませんか」。相馬「ありがとうございます」。
清水「こんなにまとまるとは」。相馬「お嬢様は?」。清水「120.2
カラット」。相馬「年齢では?」。清水「値段では替えられる、5000万
です」。黒崎はいなくなる。清水「遅いですね」。相馬「おとうさま」。
清水「あなたの上司の相馬さん、さっきまで一緒だったのは?」。
相馬「あなたの息子になる、島崎です」。清水は驚いて、
黒崎を捜し出す。清水は黒崎が変装したベルボーイに
ぶつかる。黒崎「毎度あり〜〜」。
黒崎は
ホテルを出ると、警察に電話する。
黒崎「悪い奴がいる」。黒崎は敦子に300万円
を渡す。神志名は清水を捕まえる。刑事「別件が出てきた、
今回も黒崎みたいだ」。ゆかりと氷柱が話す。氷柱は怒らない。
桂木にダイヤを渡す。桂木はコーヒーを勧める。黒崎「分かってる、
ここには来させない」。桂木「お前が来るのをやめれば・・」。
氷柱は猫に餌をやっている。黒崎が来た。
氷柱「私・・」。
黒崎「検事を目指してるんだ、
それで正論を吐くんだ、俺は検事知っている、法律屋の
正体を知った、被害者よりも自分が可愛い、金渡すから、出て行け」。
氷柱「色々って、6年前の事件、知らなくって・・ごめんなさい」。
黒崎「俺の問題だ、お前、ささっと出て行け」。
氷柱は涙を流す。
氷柱「あなたは、それで、幸せなの?」。続く。


クロサギ★★★  2話  平成18年4月21日放送

どうだろう、アカサギという結婚詐欺を騙す回です。
二つの男女での詐欺が進展する。
黒崎と美咲、智とゆかり、だから、今回だけで2つ勉強できる。
お得な情報を得られるドラマですよ、爆。
適当に見ていただけで、詳しい手口など理解出来ないところもある。
悲しいかな、所詮、自分は貧乏人です。騙される方ですが、
今のところ免れているのは、金を増やそうという欲がないからです。
欲がでると、即、騙されるでしょう。そして、涙ですね・・・
複雑な世の中だ・・・今月の自動車の任意保険も条件が多すぎて、
聞いても分からない。相手を信用するしかないのが実情だ・・・
はっきり言って個人が、責任もって全てを調べられません。 

★小沢真珠さんが、田辺美咲という結婚詐欺師です
なかなかしたたかです。黒崎を詐欺師と見抜いて余裕で付き合う。
しかし、最後は銀行の差し押さえの担保になって、
ネットでは振り込めても、銀行は動かすことを許さない口座を
黒崎に使われて、見事3000万を失う。
結婚を前提に付き合って、店や事業を始めようと持ちかけるのが、
今回の手口のようだ。単純な手口ではなくなっているようだ。
黒崎が警察に渡したビデオで、結婚詐欺師として逮捕されたようです。
小沢さんは、濃い顔立ちで、くっきりです。
騙す時も目や口が、凄く動かせる。凄い技の持ち主です。
ただ、自分は身体からは色気がない。男臭さを感じてしまう。不思議・・
ただ、山下君相手なら、チョロイと思ったでしょうね。

★美咲の弟、智(小山慶一郎さん)は黒崎の高校の同級生だ
久しぶりに会った。黒崎に美咲の情報を知らせてしまう。
最後に、黒崎に友情を裏切ったと迫るが・・・
小山君もNEWSなのですか? もう自分はジャニーズを区別できません。

★三島ゆかり(市川由衣さん)は、お馬鹿なお嬢さま?
メイド喫茶したりして、智に貢いでいる。100万以上です。
最後には、黒崎の指導のおかげか

★氷柱は黒崎が大家のアパートに引っ越してきた
騙されているゆかりに友情から助言しても、何の役にも立たない。
悲しい現実だ。しかし、最後でも詐欺師には反対する。

★黒崎は、へたくそなミエミエの三流結婚詐欺師を装って、
美咲に近づく
。相続は海外に預金してある。日本に持ってくる
と50%は相続税になるって・・・難し過ぎて分からない。

物語として、最後のネットで1億円振り込む時なんて、ドキドキでした。
○フオクでも、金額いれてenterキーを押すときは、緊張するものです。
1億は凄いだろう・・・ドラマとしては、ゆかりのいい加減さに
ツッコミながら、美咲と黒崎の騙し合いも楽しみました。
結婚詐欺だから、気持ち的には軽かった? 評価というと普通なんだな。
★3つです。だって、詐欺の話って、興味ないよ。



クロサギ★★★   1話 

初回は難しかった。役の設定が複雑でしたね。
そこに気が取られて、今回の話になかなか入れなかった。
ちょっと敷居は高いけど、前回のホストも序盤は馴染めなかった。
これも、中盤から面白くなるでしょうね。
ホストの次はサギの勉強です・・・これをみると
オレオレ詐欺などにも引っかからないようになるかな??

山下さんの主人公は、子供時代にに父親が詐欺にあって、
自殺したので、詐欺師を許せない。それで、詐欺師を詐欺に
かけるクロサギになるのだ。

今回は氷柱のおじさんの松村圭祐が被害者だ。氷柱はレギュラー
なのだが、どう黒崎に関わっていくのだろう??
そして、上野東警察署・知能犯係のキャリア組のエリート神志と、
ノンキャリアの桃山刑事が、黒崎に対抗していく。でも失敗続き?
黒崎は、桂木の店に溜まって相談する。しかし、この桂木が
黒崎の父を騙した詐欺師の一味で、いずれ大きな展開に・・・
こんな対立と協力の人間関係でいいでしょうか・・

さて、山下さんと山崎さん、ちょっと口籠もりすぎ・・
音楽が大きすぎるのかな? セリフ聞き取りにくかったな。
堀北さんは、氷柱(つらら)と呼ぶ役で、まだ野ブタをちょっと
引きずっているみたい・・でも正義派で黒崎に対立するし、
セリフはしっかりしていた、笑い。
今回のゲストでは、杉田さんの分かりやすい切り替え場面など、
作り込んだキャラを楽しんで演じていた。さすがです。
悪役としては、十分の悪を発揮してくれて、自分も黒崎の
詐欺が成功することを応援していた。共感しやすい話でした。
気張らずに見られそうで良かった、評価は平均点の★3つで、
来週も見るでしょう。 

(あらすじ)  公式HPに加筆した

世に三種の詐欺師あり。
白鷺(シロサギ)・・・
人(カモ)を騙し、金銭を巻き上げる詐欺師。
赤鷺(アカサギ)・・・
異性(カモ)を餌とし、心と体を弄ぶ詐欺師。
そして、黒鷺(クロサギ)
・・・

人を喰らわずシロサギとアカサギのみを餌とし、
カモから搾り取った金銭で肥え太った彼らの
腐肉を喰らいついばむ史上最悪の詐欺師−−−

黒崎はクロゼットの多くの服、時計を選び、金を掴む。
標的は財団法人の理事長を名乗る新川波江(杉田かおる)だ。
混雑する駅のホームで、今にも線路に飛び込もうとする一人の男がいた。
次の瞬間、男の肩を掴む黒崎(山下智久)だが、自殺を思いとどませる
ためかと思いきや、「足どかしてくんない? あんた、俺のカネ
踏んづけてんだけど」。確かにその男、松村圭祐(尾美としのり)は
5円玉を踏んでいたのだ。不意をつかれた男の元へ「叔父さん!」と、
知り合いらしき女性、吉川氷柱(堀北真希)が現れる。
「何してるのよ!」と氷柱の言葉に、圭祐「もう終わりなんだ、
俺は騙されたんだよ!」。
町工場を営む圭祐は、財団法人の理事長を
名乗る新川波江(杉田かおる)に1千万円を騙し取られたというのだ。
政府の援助で無担保で5000万円貸せる。圭祐の工場には借金があった。
しかし、1000万を払ったら、新川の財団が消えた。
届けた警察も
プロだから、捕まらないだろう、と言われたのだ。
その黒崎は子供の時に、親が騙されて死んだので復讐していると
伝説になっているのだ。再び自殺をほのめかす圭祐のもとに、
「騙されて死ぬような奴のこと、世間じゃ『負け犬』って呼ぶんだよ」と、
またも声をかけたのは黒崎だった。そして黒崎は言う。
「俺の名前は黒崎。同じ騙した方法で、事務所を作ってだまし取る、
10%以下だ詐欺師の検挙率は・・警察に言っても無駄だ、
俺の職業は詐欺師だ、あんたを騙したシロサギ、俺が喰ってやるよ」。

氷柱は警察に相談に行くが、桃山刑事は裁判に訴えるしかないと教えられた。
そして、桃山刑事は黒崎について神志に知らせる。黒崎は詐欺師を詐欺で
金を取り被害者に返している、ネズミ小僧を気取っている。
その黒崎は、レストランバー「桂」で漬け物を上げている桂木に
新川について聞く。桂木のかっての取引相手だった。助手の早瀬が資料を
持ってくる。その店に上野東警察署・知能犯係のキャリア組のエリート神志が
新川を探していると、やって来る。そして、黒崎を知らないか聞く。
桂木は答えない。氷柱は金持ちの文学部の親友の三島に相談するが、
「1000万なら親に頼もうか・?・」。次に大学院生の先輩の大沢は
法律でしっかり答えてくれる。しかし、解決にはならず、松村圭祐の家では
悩んで困っていた。そこにまたも、黒崎が来る、実質潰れて幽霊会社の
富士北会社を使って、金を取るのだと説明する。その頃、神志は、新川の近辺も
聞き込んでいる。黒崎は服を選び、キャラを作っていく。早速、新川に
面会に行く。会うと緊張して黒崎はコーヒーをこぼす。
新川も1000万円の
出資金を・・と可愛い声で言う。黒崎「融資は2億までなら・・貯金通帳です」。
神志も新川のオフイスにやって来た。

神志は警察のものですと、黒崎に「詐欺ですよ」と忠告する。
黒崎「ありがとうございました」と帰る。新川は「話が上手すぎる」と部下に
富士北会社と口座を調べさせる。一方、黒崎は2億は払う。しかも、本物の
富士北の小切手だ。それで2億を入金させるのだ。氷柱「法律を守らない
といけない」。黒崎「法律が何をしてくれる、変な正義感ふりかざし、
電車に飛び込むのか?」。氷柱「あんた、おかしい」。松村圭祐の工場に借金の
取り立てがやって来る。氷柱は「私の父も一発逆転だと、コツコツやる人を
バカにしていた」と語る。

新川は会社も口座も本物だと報告される。松村圭祐は黒崎の手伝いをする
ことを決意した。黒崎は新川の審査を通った。
黒崎は「融資は現金でお願いします」。
新川は「手形では無理ですか?」。黒崎「税金対策とかで、残念ですけど・・」と
諦めて帰りそうになる。あわてて新川「5000万は現金で、残りは手形で、
用意できるのはそれだけなので」と提案する
。一方松村圭祐がバイクで行くのを、
氷柱は止める。しかし、黒崎は携帯すると、松村圭祐が走り出さした。
氷柱は神志に通報する。
松村圭祐は約束の場所に着き、小切手を新川の遣いに渡す。
2億は口座に入った。その連絡を受けて新川は5000万と約束手形を黒崎に渡す。
黒崎はバッグに入れる。そして、帰る。新川「やった」と喜んでいる。

通報を受けてパトカーが走り出し、一斉に大勢の警察が新川のビルに入る。
神志はエレベーターを降りる人をチェックする。怪しげな清掃人がいる。
神志たちが、新川の店に入る。
新川の遣いは口座から金を下ろせないと報告する。
居合わせた白石が、小切手は決済の翌々日まで下ろせない、と教える。その間に
富士北の口座が0になれば、手形は紙切れになるのだ。
神志は新川を同行させる。
新川は悔しがる。清掃人は黒崎だ。外に出て、ビルに向かって「会社に毎度あり」。

黒崎は松村圭祐に金を渡す。これは情報料だ、あんたみたい人間は嫌いだ、
家族のために生きられないなら、人の親になるな」と叱る。松村圭祐に子供が
泣くつく、奥さんも抱きつき泣く。桃山は、黒崎の写真を見せる。
神志は大笑いする。白石がバー「桂」に来る。そこで、黒崎のプランを立てたのは、
桂木だった。
桂木は指で口止めして「いつか殺すと言った、だから人間は面白い」。
氷柱「大事なことが欠けている」。黒崎「きれい事でおじさんが救えたか、
建前なんだ」。氷柱が黒崎を平手打ちする。しかし黒崎「一番嫌いなのは詐欺師だ、
卑怯なシロサギが大嫌いだ、一羽残らず、おれが喰ってやる」。
つづく。

(ゲスト)
松村圭祐(尾美としのり)
新川波江(杉田かおる)



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