2006年 4月 ドラマ                 弁護士のくず       TBS    木   22時
スタッフ

■原作・・井浦秀夫
   「弁護士のくず」
 (小学館『ビッグコミック
 オリジナル』連載中)

■脚本・・・荒井修子
    瀧本智行 ほか
■演 出 ・・ 今井夏木
 酒井聖博、竹村謙太郎
 森嶋正也
■プロデ・・・貴島誠一郎
 川西 琢、橋本 孝

■制作 ・・ドリマックス
      テレビジョン

■主題歌・・・『GO MY WAY』
   hitomi


キャスト

九頭元人 (40) 豊川悦司
武田真実 (28) 伊藤英明
小俣夕花 (26) 星野亜希
国光裕次郎(48) モト冬樹
白石誠  (60)北村総一朗
加藤徹子 (39) 高島礼子





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 期待と最終評価

どうでもいいけど、星野亜季は「ほしのあき」さんです。女優は漢字に書くそうだ。誕生日が同じ事で自分のお気に入りです。楽しみにしています。

 公式HPから

豊川悦司と伊藤英明の初共演コンビでお送りする、今までになかった弁護士ドラマ。
原作は、現在ビッグコミックオリジナルで連載中の井浦秀夫の「弁護士のくず」。

主人公は、裁判で勝つためならどんな手も使う「弁護士のくず」九頭元人。
弁護士は正義の味方じゃない!法律は人を罰するためじゃなく、救うためにある!
−− それが、この男の秘めたるモットー。



 あらすじとコメント

弁護士のくず★★★☆  9話  平成18年6月8日(木)放送

弁護士もので夫婦ものだ。女弁護士と重なるものですね。
しかし、テイストが違う。こちらは定番の人情物だ。
もう、昔の男はしょうがない、でも30年連れ添った妻は
そこがいいのかも・・最後ちょっと夫婦で泣いた。
うちも、今年の12月の結婚記念日で30年だ、笑と涙。
ネタはベタなバレバレの結末でしたが・・・
克雄は民事でライブから損害金を貰えたのかな??

そんな夫婦のテーマに、ミニであったのが、美月の
九頭への思いだ。美月的には、九頭の恋愛=おかあさんだ。
そこで、自分でおかあさんを決めたい。加藤徹子に決めた。
映画券を手に入れて、九頭と加藤と3人で診るつもりが・・・
九頭は二日酔い。武田を連れて行くと、予想通りだった、爆。
この映画に絡んで、「追憶」が上手く夫婦の話に絡んでくる。
上手い展開で、スイスイと先に進ませる。好きですね。

今週も定番の笑いどころ満載です。マンネリですが、
好きです。キャバクラはコスプレで「逮捕しちゃうよ」の
ミニスカと囚人服だった。星野亜希さんの衣装、弁護士
事務所ではNGだろう。武田も、九頭もOKなのか?
今週の衣装も萌え〜〜おじさんのエロ魂を満たしてくれました。
ただ、ちょっとほしのあきさん、露出しすぎです。

もう一つはライブベンチャーなんてIT会社ですが、
こんな扱いになったんですね〜〜ライブドア・・・?
IT社長はキャバクラでも、どんどんドンペリ追加だ。
でも、あんなチープなキャバクラにいたのは愛嬌です。

おっと、ゲストの岡本麗さんと塩見三省さん、
このベテラン二人になると、最後の30年夫婦の
涙の抱擁には、エロではなく、追憶の哀愁が満載だ。
この3分だけでも、泣かされました。上手い物です。
でも、この熟年夫婦だから、夫婦で話し合って解決して
欲しかった。それが熟年の技だろうが・・夫婦の会話は
難しいようだ。そんな時代になったのだ。
−−自分は不器用ですから、話さなくても分かって欲しいのです−−
−−話さなければ、分からない世の中です−−
−−いや、話しても通じない世の中です、真っ暗闇ですな−−
思わずぼやいてしまいました。

(あらすじ)  見ながら入力

今日はコスプレ・キャバレーだ。
婦警と囚人服だ。逮捕しちゃうよ。これ決めセリフだ。
IT企業の若い社長が、ドンペリをどんどんいれいる。
その会社名は「ライブベンチャー」
。いいのかな?

美月が電話で武田と映画を誘う。九頭が二日酔いなのだ。
武田は洗濯していたが、法律の勉強と見栄を張る。
男はバカだね・・・しかし、加藤先生も来るで、OKだ。
もちろん、感動映画で、予想通り武田は映画館中に
聞こえる大泣きだ。加藤のハンケチはぐしょぐしょだ。
自分のネクタイでまで使って泣く。終わって、
3人は話すが、使われたハンケチを加藤は捨てた、爆。
実は、
美月は、乱れた生活の九頭と加藤を一緒にする計画だった。
美月に聞かれ、加藤「(九頭は)好きだけけど・・」。

その言葉に、武田はショックだ、涙。
夜、目を覚ますと、腰を痛めた。事務所で白石にお灸をして貰う。
九頭は厄年で、老眼の始まりだした。白石に、結婚を勧められる。
見合い話まで・・・。白石「夫婦も悪くない、絆ができてくる」。
そこに依頼者がやって来た。何と離婚の相談だ。九頭が対応する。

やって来た離婚相談は、鈴木博美(岡本麗)という女性だった。
彼女の話によると、
結婚して30年、仕事だけが生き甲斐の
ような夫・克雄(塩見三省)が、昨年妻に何の相談も
なく突然IT会社ライブベンチャーに転職したのだ。
克雄「三友は図体はでかいが、中身は空っぽだ」。
その3ヶ月後には、そこも辞めてしまう。
克雄「ビジネスを分かってない、
俺も腐ってしまう」。
現在半年、失業中だというのだ。
最近では毎日家でゴロゴロして、昼間から
酒を飲むようになっていたらしい。離婚話を持ち出した際、
暴力を振るわれ博美の口元にはうっすら殴られた痕が残っていた

九頭「なんで辞めたのですか?」。博美「プライドは高いから」
博美「子供はいない、二人で30年いたが、付いていけない」。
加藤の案件も熟年離婚だ。武田と加藤の飲み屋で、
加藤「私と九頭先生はありえない、美月さんが
言うから」。武田、安心する。その九頭は
今日もキャバレーだ。そしてソファで寝る。
夜中に起きた。トランクスは赤い水玉だ。
今夜はお灸で、腰痛は治った。
朝調子よく、九頭は事務所で夕花の
尻を叩く。加藤「飲み歩かないで、美月ちゃんを
考えて」。九頭「更年期かね」。九頭「親がいい加減な
ほうが自立する」。公園の昼飯で武田も美月がよい子に納得だ。
二人は、克雄を訪ねる。克雄「自分は弁護士会の副会長と知っている」。
武田「それでは裁判で争いましょう」。九頭「金の切れ目が、
縁の切れ目だ、別れましょう」。武田「駄目な人間と
一緒だと奥さんが・・」。克雄「俺は悪くない、
駄目な人間じゃない」と座卓を叩く。

夕花の合コン相手は商社マンだ。
友花は、夢破れそうだ。
九頭は真っ直ぐ帰ります。
加藤は九頭に怒っている。九頭は
途中赤提灯に寄る。飲んでいる
国光「一人は淋しい、
二人はもっと淋しい、白秋が言っている」。
キャバクラは断った。
回想、三友商事に克雄は行く。辞職を勧告されたも辞めなかったのだ。
しかし、ライブベンチャー「経験が必要だ、三友を辞めて来てください」。
克雄が来て、仕事すると、やり方が違う、と部下は付いてこない。
誘った常務は、3ヶ月の試用期間に克雄の能力を試した。
それに三友商事をリストラされていた、それを
知っていたら、採用しませんでした。
克雄「俺は駄目だ」。そして、
事務所に
克雄は離婚届けを持ってきた、
克雄「来週は家を出ます、名義は女房にかえる、
財産は折半します、一人の方が気楽なのだ、間に入って
貰った方が後腐れない」。九頭「なんで、ライブベンチャーに辞表
出したんですか、こうなること分かっていたでしょう」。
克雄「気が短い、社風が会わなかっただけです」。
あっけなく、終わった。九頭は博美の働く
スーパーを訪ねる。出て行く、
要求通りにする、と伝える。
武田「まだ、要求したいことありますか?」。
そこに懐かしい曲が・・。博美「あの人の言ったようにして貰えば」。
九頭「追憶だ」。
博美は、30年前に学生の時に二人で初めてみた映画だ。
その時、克雄は 映画を見て怒り出した。離婚したのが許せない。
なんで女房を守ってられないんだ、克雄は生真面目だった。
九頭「そこに惚れた、30年で鈴木さんも変わった」。
博美「年は取りたくないですね、若い時みたいに
すべてが単純だったらいいのに・・」。

追憶のセリフだ。その頃、克雄は
家を片付けて、思わず映画の
パンフレットを見つける。
克雄「世の中は複雑だ」。
博美「これでオシマイ・・」。

武田は直接会って話すべきだと言う。
九頭は一人でライブベンチャーに行く。
受付嬢に、聞くが、取締役が・・、と断る。
しかし、九頭「言わないと、逮捕しちゃうよ・・・」。

九頭は部屋で、美月「最近徹子さんに何か言われた?」。
九頭「座りなさい」。そして、説教する。美月「おとうさんに
好きな人ができたら、どうしようか、徹子さんならいい・・・」。
九頭「世の中は複雑だ、子供の立ち入れないところもある」。
そして、携帯が鳴る。キャバクラからだ。デレデレだ。
武田は克雄を訪ねる。克雄「私のものは家にない、
家を顧みなかった」。九頭「ライブに辞表を
だしたのは嘘だ、見栄張って、
ふんだりへったりだ、今の世の中、
他人が悪いと言わないといけない〜〜
ライブベンチャーが悪い、民事で金をふんだ
くりましょう、損害賠償しましょう、任せてみましょう、
弁護士の九頭に・・」。九頭は博美の所に行く。そして事務所に
来て貰う。事務所の別室で克雄とライブ専務と話す。事務所には
博美がいる。九頭「会社やめてから、上手くいかなくて、リストラに
会っているのはご存じでしたか、いい加減なヘッドハンテングだ」
専務「生き残るのに、無能な人を雇えない」。
九頭「無能だ
と思いこんでいる、しかし、あんたがそう仕向けた、
部下に指示に従わないように、本当だな!
あんたは三友常務と知り合いだった、
三友は強引に辞めさせるとまずい
ので策を練ったのだ、それは
刑法792条の不当解雇だ、これからの
生涯給料から計算して損害賠償7500万を請求する」。
専務「冗談じゃない、こっちも弁護士を立てる」と怒って部屋を出る。
しかし、
博美「うちの人に何てことを、不器用だから、仕事ばかりだ、
ひどい、謝って、家の人に謝って」。克雄「博美、もういいよ」。
博美「私たち、夫婦じゃない、どうして言ってくれなかったの、
リストラされれば、されたと、30年よ」
と大泣きだ。
克雄「俺が悪かった」と抱きしめて泣く。
屋上で、加藤「30年の歴史には立ち入れない、元の鞘に」。
九頭「嫌だね、美月が馬鹿なことをいって、真に受けてます?」
加藤「じっくり考えています」。キスしょうとする九頭。
加藤「冗談」。昼休み、九頭のお気に入りキャバクラ嬢が、
ライブベンチャー専務と結婚する。落ち込むが、すぐに
次の子にアタック。その時にぎっくり腰に、
置いて行かれる九頭だ。

鈴木博美(岡本麗)、夫・克雄(塩見三省)


弁護士のくず★★★★☆  8話  平成18年6月1日(木)放送

「名誉毀損、噂の女」

主題歌も良いよね〜〜〜おじさんは好きです。
このドラマ、うまく細部までジグゾーパスルみたいに
最後にきっちりとはまるのだ。見事です。

今回は夫婦の問題がテーマでした。そして、イジメの問題。
二つがうまくからまっていた。それに武田の両親の問題、
美月のイジメの問題が絡む。それまでが、見事に納まっていた。
細部を大事にして、人間を見抜いている。
最後に、みちるの浮気をしっかり見抜いていた九頭・・
あんたは神様か? 何でそこまで分かるのだ。

美月さんは、凄い英才教育を受けているんだ。
しかも、美月さんは、基本的な勉強は自分でやっている。
ひょっとすると、20年後は優秀な弁護士になっているヨ。

もちろん、小ネタもばらまいていました。
九頭が教室にいくと、担任「おかあさん」と呼ぶ、爆。
武田はタケちゃんマンと呼ばれ出した。
白石「人生には、登り坂、下り坂、そして、まさか」。べた。
そういえば、武田と加藤の進展なし。武田の親が来たら、
大変なことになったかも・・・電話で一件落着だった。

(あらすじ)見ながら入力間違い容赦

美月(村崎真彩)が真剣に勉強していると、
九頭はカンニングをしろと勧める。カンペ作りには
技術と不動心がいる。美月はちゃんと勉強して100点取った
ほうがいい、と答える。本当によい子です。
九頭は出会い系で悩んでいる。
武田はタケちゃんマンで、
髪が薄くなりそうだ。武田は、
両親が離婚するとかで、電話があって、
東京にやって来るのだ。熟年離婚だ〜〜。白石「人生には、
登り坂、下り坂、まさか」があります。九頭、加藤、白石、夕花は、
薩摩揚げ、黒豚で、皆は、鹿児島の武田の不幸を喜んでいる。
白石弁護士事務所は、マジで全員が「くず」になった。

今回の依頼は、主婦・湯川みちる(石田ひかり)
が、夫・良純(甲本雅裕)と共に
白石弁護士事務所にやって来た。
住んでいるマンションで
みちるが"主婦売春"をしている
という噂をたてられ困っていたのだ。近所の
ボス的存在の保住(深浦加奈子)という主婦に、他の奥さん達は
みな仲良くしてもらっているが、みちるだけは目の敵に
されていると言う。
九頭(豊川悦司)たちは、
不法行為として慰謝料を請求したり
名誉毀損で処罰する
ことも出来ると伝えるが、
肝心の夫がみちるを疑っている様子だ。
武田は夫婦の信頼を取り戻したいと燃えて出す。
マンションに聞きにいっても・・・保住は実際に赤いコートの
みちるが男とラブホ(ホテル チャンドラ)に入っていたのだ。
保住は尾行した。九頭は保住と対決する。九頭「注意
した方が良いよ・・」と刺激した。
そこに
携帯で、娘・美月
(村崎真彩)がカンニングをしたと
担任から呼び出された。教室で先生「おかあさん
ですか?」。九頭「おとうさんのようなものです」。担任「よかった」。
黙秘権だ、と九頭らしい。カンニングをしてないと、美月は
証言する。
弁護料は10年で払って貰う。みちるは、
夫から裁判すると近所とこじれる? 
引っ越した方がいいか? 
そして、みちるを疑っているのだ。
美月と九頭は夕食は店でカレーだ。美月に九頭は
詳しく聞きたくない、喋らないなら・・そこに、国光が来る。
ギターで  ♪回って、回って・・♪ と歌ってと、盛り上がる。

武田は主婦に証言を頼むが・・追い出される。ドアに足を
挟んでも・・。皆から断られた。加藤が、美月から
聞いて九頭に話す。美月は学校で
苛められたのだ。美月は
気が強くて・・クラスのボスに
目を付けられて、濡れ衣だった。九頭はカンペの
筆跡が一致しない、そこを担任は見ていない、武田並だ、
と知っていた。美月は落ち込んでいるのだという。美月は加藤の方が、
話の分かる弁護士だと思ったのだ。白石が美月に犬のことを
教えている。九頭が入ってきても、部屋に
閉じこもった。面談室では、
みちるに証言してくれる
主婦はいないのだ。みちるは
入ってきた九頭に気づかない。
みちるは、
近視が進んで、眼鏡が合っていない、と答える。
九頭は、主婦達は、次の標的になるのが恐くて、逃げたのだ。
九頭「ボスを・・一番怯えているのはボスだ、一撃で
落とす」。そして、美月を連れて行く。

九頭は根津の所に行く。
美月も付いていく。
九頭「イジメにびびるな、
今のうち保住を潰さないと・・
大声ださないと・・奥さんは次のイジメの
第一候補です」。そして、耳打ちして九頭「やられる前に
やれ」と箱(ボイスレコーダー)を渡す。
次に、九頭「証拠掴んでいる、
法廷でお会いしましょう」。九頭「先に仕掛けたのは、あの女」。
「何か喋った」。「私は喋りませんから」。
美月に社会勉強は終わりだ。
事務所でトランプしている。
九頭「あほうは寝て待て」。根津が、
ボイスレコーダーを持ってきた。九頭「一度、落ちた
どら猫は戻れない」。そこに九頭の携帯だ。九頭「それでこそ
家の娘だ」。武田が聞いても、九頭「お前には関係ない」。
法廷で、
ボイスレコーダーが流される。九頭「被告は共犯と言っています、
多数にいいふらかしていた、主婦売春していたという噂
です、みちるの服は?」。保住「赤い服で、
ヴィトンです」。九頭「どこで、
みちるさんと分かりましたか?」。

保住「顔です」。九頭「何秒見ましたか、
実は顔を正面から見ていない、甲8号証・・
現場の図です、一瞬見届けているが、あとは後ろ姿です、
それだけでみちるさんだと思ったのか、
悪意の思いこみです、
一方的な思いこみだという証言は、あなたはみちるさんが嫌いです、
何度か道で無視された、むかっとしましたね、誤解で思いこみだ、
この人は極度の近眼で人の認識ができない、気づか
なかっただけです、和解を申し出たい
のです、慰謝料が欲しい
のでない、誤解を解いて、仲良く
やっていきたいだけなのだ」。
裁判は和解で
終わった。湯川夫婦は感謝してくれた。武田「ボイス
レコーダーは、証言しないように念を押す電話をすると分かって
いたのですね」。家に帰った九頭は美月に「勉強好きか、それならいい」。
カンペイを出し、お前の字じゃない、番張っている女、はり倒した
んだな、それでこそ、家の娘だと言った、筆跡鑑定すれば
重要な証拠になる、不動心も大事だが、
ガキらしい顔をしろ、
その方がかわいげがある」。
美月「ありがとう」。武田の両親は離婚
しないのだ。夫がこそこそしていたので、浮気だと
思ったが、夫は結婚30周年で妻に隠れて計画していたのだ。
隠し事のない夫婦で、隠された方も、隠す方も、上手くできないで、
誤解したのだ。その後、保住は夫婦関係がうまくいってないので、
噂を流して欲求不満解消していたのだ。事務所に
やって来たみちる「九頭先生は?」。
屋上で会う。
みちる「どうして、
分かったんです、私が嘘付いているって」。
九頭「証人を探しているとき、出かけた日、根津さんに
目撃された、赤いコートでヴィトンだった、保住さんが目撃した
服装と同じだ、やられたらやりかえすのか?」、みちる「あの人、ずるい、
あの人は告白して楽になったが、私は、土下座している人に
怒って言えないし、怒ると家庭が壊れる、
私が我慢するしかない、だから、
一度だけ、後腐れない方法で
仕返しの浮気した、そして、泣いて夫に
謝りたかった、でも、あの人いい人だけど、私の浮気を
知ったら、耐えられない」。九頭「ずっと嘘付いて裁判戦ってきた、
恐かっただろう」。みちる「恐かった」と泣き出す
。九頭「今の秘密は
守り通せ・・」。武田が屋上にやって来ると、九頭「感極まったんだ」。
武田「また女性を傷付けたのですか? 女は弱いのですから」。
九頭「女が弱い!? やるときはやるんだ」。つづく。
最後のパターンは1話と同じですが好きです。
 
主婦・湯川みちる(石田ひかり)
 今回はすごく地味だが・・
 九頭は、主婦売春していても、訴えることできる。

夫・良純(甲本雅裕)
 相変わらず、地味過ぎる。警官ではなかった。
 顔に似合わず、一回だけ浮気した

近所のボス的存在の保住(深浦加奈子)
 なんだか、久しぶり、一時掛け持ちで登場していたが。


弁護士のくず★★★★☆  7話

いや、泣かされました。
微妙なところで伏線が成立している。
細部まで見事に作られているような・・・。
くずの日本文学論が、最後に羽根田老人の美しさ
に繋がっていくのだ。心優しさを九頭は知っているのだ。

弁護の依頼は、途方もない遺言の依頼だ。弁護士ものでは
一度は登場する案件だよね・・・しかし、九頭に
くるものは考えもしない案件だったよ。
デートクラブで一回会っただけで、
500万の遺産をもらう。
どうしようもない勝ち目ない依頼に見えた。

しかし、霧子の内面を探ると、本当の人間の真実が
見えてくる。そこらが、うまく作っていると思う。九頭の
お馬鹿なシーンが出るのだが、同じ馬鹿な月9と違って、
ドラマとして、最後にきちんと繋がっているのだ。

今回は法廷劇も少しあった。案件が単純なので
簡単な尋問で終わったが・・・九頭は
場外乱闘の和解ではなく示談で
策略を弄する。
遺言状を隠すと、相続
できなくなるのか? そんな知識を
披露しながら・・・キレのいい、いや詐欺まがいの
脅しで、娘達を追い詰める。でも、そこだけでなく、人情
ドラマとして、霧子と子供の神飛行機で羽根田の
本当の心情を突き止めるのだ。
そこらで、ほろりと
泣かされました。

羽根田のじいさんの
キャラも最後には納得いくような
いい話にまとまっている。面白みのない人生だが、
人に尽くすのが楽しみ、生き甲斐なのだ。それは賢治や
太宰の小説の、人のやさしさに繋がった、見事、拍手、拍手・・
しかも、今回は本当の悪人は登場しませんでした。

それにしても豪華な役者さんばかりで、嬉しかった。
ガンで死んだ羽根田仁(高橋元太郎)、高井霧子(三浦理恵子)
霧子の亡くなった夫の母・悦子(佐々木すみ江)
羽根田の娘・亀有(時効警察のふせえり)、息子(神保悟志)    
相手の弁護士(夜王の須賀貴匡)

(大まかなあらすじ)

いきなり、正装の武田と加藤に驚いた。加藤の誕生日に、
武田とデートする。しかし、武田の幼なじみのインリンが
登場する。加藤と炎の対決だ。がCGで書き加えられている。
そして、誕生日だが、いくらなんでも、40本のろうそくはない、
もう火事になりそうだ、CGではないので、ケーキが燃えそうだ、笑い。

一方、美月に説明する九頭の日本文学論議している、面白い。
雨ニモマケズの宮沢賢治も、走れメロスの太宰も、
九頭は、馬鹿だと、一発で切り捨てました。
でもこれも最後には伏線になっている。

今回の飲み会には、夕花も、武田と加藤に加わる。

所長も検診で異常が見つかり、弱気になった。そこで、
所員全員に形見分けだ。武田に観音様、加藤に熊、夕花にこけし、
皆お土産だった。九頭には中に人形がどんどん入るロシアの人形だ。
どれも余り欲しくならない。自分の思いこみでは良いのだが・・

事件は癌末期の老人の羽根田と霧子はデートクラブで会った。
羽根田役は、九頭の言う「うっかり八兵衛」の高橋元太郎さん。
そして、羽根田は遺言状を書き、500万を渡すことになる。
しかし、娘たちは認めない。
7000万の遺産なので、
500万は払えるのだが・・・

霧子の亡くなった夫の母・悦子(佐々木すみ江)が、
何とか訴えを取り下げるよう言って欲しいと頼みに来た。
悦子によると、霧子は息子と結婚したのもお金目当てで
息子は霧子との恋に浮かれて、事業を広げすぎて、
失敗して自殺したのだ。悦子から見ると、
殺されたんだと言うが・・・。

子供にも虐待してケーキも持っても断って
食べさせないのだ。しかし霧子の行動には理由があるのだ。
子供にケーキを食べさせないのも・・卵アレルギー?

九頭は霧子が夫の自殺現場の第一発見者だった。
その時の霧子の心情を推測する。しっかり九頭はPTSD
から霧子を調べていた。事務所に来た
霧子は、夕花が茶碗を
落として、片づける時に指を切って血を流す。それを見て、
霧子はフラッシュバックとパニック発作になった。
霧子は夫の自殺現場を目撃したPTSDで、
血液を見るとパニックになるのだ。

九頭は、霧子は羽根田の
じいさんに惚れたと考えた。
九頭と武田はデートクラブに乗り込む。
店長の証言から、羽根田は、霧子が亡くなった奥さん
に似ていたことも知る。だから、本当の恋かも知れないのだ。

裁判になる。武田は、承認の霧子の生育歴を聞く。父を幼くして
亡くして、義理の父からは暴力を受けていた。霧子は
亡くなった父の面影を追っているのだ。
それで年上の男性に惹かれる。
そして結婚した。
夫は家族から見放された霧子を
本当の家族にしてくれた。その恩義があるのだ。
それで霧子は夫が亡くなっても籍を抜かず、今も亡くなった夫の
借金を返しているのだ。
武田は不純なものではありません。
反対尋問だ。弁護士は、霧子の、今の借金は450万だ。
毎日、働いている、まとまった金が欲しいですよね・・
羽根田の娘への尋問だ。娘は、霧子は父の
優しさにつけ込んだ。それでは、
父が浮かばれない・・・
九頭の反対尋問だ。霧子に羽根田が
世話させなかったのは、娘達を気遣ったのだ。
生前、羽根田さんは気遣う人でした。それで、面会も
許さなかった。九頭の裏技で、「別の新しい遺言状を隠してますね?」。
娘は否定する。九頭は、これで、この遺言状が有効だと言う。
羽根田はあなたの保護下にあった、でも取り消さなかった。
騙されたのではなく、望んでいたのだ、と言う。

あとは判決になったが・・・
加藤は、この判事は性的な犯罪には
厳しいのだ。判決は難しいと予想する。

そこで、九頭は場外乱闘に行く、と立ち上がった。

九頭は当事者全員の話し合いに行く。九頭は、新しい遺言状が
見つかって1/4を霧子さんに払うようになった。
娘たちはそんなことはない、と遺言状を出した。
正式の遺言状はあったのだ。しかし、
隠していた。そこにもしっかり、
霧子に500万払うように
書いてあったのだ。
九頭は遺言状を隠匿した者は、
遺言を相続できなくなるのだ、と問い詰める。
そして、九頭は、認諾すれば、裁判所に言わないという。

九頭は、最後に羽根田の娘と息子を公園に連れて行く。
そこに紙飛行機があった。その折り方は
羽根田が子供に教えたものだった。
九頭は、これまでを話す。
霧子は羽根田と会った時、
死のうと思っていたのだ・・・
それで羽根田は話をしたいだけだと言った。
霧子の持っていた写真の公園を見て、昔話をしだした。
霧子は過去を客に話したのも初めてだった。
羽根田は、子供の写真も見て、
生き続けないといけない。
羽根田「私は癌で長くない、遺言状で
遺産の一部を受け取って欲しい、私のためでもある、
人から見るとつまらない人生だ、人を助けることは
今ならできる、死ぬのが分かっているのも、
悪いことばかりでない・・」。
霧子と娘が裁判中に
握っていた物は、同じものだ。
それは遺言状に入っていた。
九頭「あんたの親父はバカだ、人に尽くすのが
楽しみ、生き甲斐なのだ、一度しか会ったことの
ない人間に500万、バカだ、そんなバカがいるから
世の中捨てた物じゃない」。
霧子の子供が登場した。それで
武田は泣き出した。加藤がやったのだが、演出が遅れたのだ。

無事、霧子は500万円もらって、借金を返したのだ。
最後に、プリンプリン祭のキャバクラだ。
武田が呼び出された・・・武田、大喜びだ。


弁護士のくず★★★★  6話

こちらの弁護士は人情物ですね。主人公の真吾の仮面の告白でした。
痴漢の冤罪を、メインにして、くずの女性重視の最近の社会に
異議申し立てだ。そんな堂々としてない、ひがみだった。

痴漢の方は、被害者と目撃者が面識があった。痴漢の示談で
甘い汁を吸っていたことまで、探り当てて一件落着だ。
久頭が示談の話を持ちかけて、相手に探りをいれたのだ。
それにしても、9割が被害者だけの証言で有罪になっている。
田舎もののおじさんは、都会で電車に乗ることは冒険です。

真吾は仕事も家庭も失ったがプライドを守った。
それはゲイのプライドだった、笑い。
無実を訴え続けた。偉いぞ。
おじさんなら、昔の悪い女性関係がばれると
まずいだろうな〜〜。かと言って、絶対痴漢はしない。
リスクと快感が割りに合わないのゾ! 

もう一つは、今日のキャバクラがオカマバーだった。
しかも、ポン太と久頭の絡みは、笑える。
武田役の伊藤さん、オカマのおもちゃでした。
今日もはじけて馬鹿っぷりで、本人の楽しそう。
一番、楽しそうに見えましたが・・伊藤君にその気はあるのか?

ただ、ドラマの構成では、これが、登場して真吾の仮面の告白
のネタがバレバレだった。警察にも若い男が来ていたし・・・
いつも通り、若い子のキャナクラだったら、ネタ的には
ばれない。バラバラの方が、成功するか微妙だ。

レギュラーの方は、久頭の娘の美月(村崎真彩)さんと
久頭のコンビも楽しそうです。久頭のネクタイを
引っ張って朝連れていくシーンは最高です、笑い。
もちろん、一番は星野亜希さんの、胸の谷間のシーンではなく、
所長の北村さんが女装して、痴漢を再現して検証する場面です。
女性の加藤も星野も断って、所長がやったが、
これが大爆笑です。ジーンズのミニスカートですよ。
気持ち悪い。でも、高島さんも、星野さんも、マジに地で
笑い転げていた。北村さんも、伊藤君も、嬉しそうだ。
これをみた、美月の村崎さんは、トラウマになるかも・・

意外と武田と加藤の関係が進む。
武田はマジに惚れた? 武田にはオカマよりも年上が魅力だ。
しかし、加藤は今は、圏外らしい。これも変わるかもしれない。

こう書いても、ストリーや話は普通になってしまう。
しかし、これはクドカン脚本にも通じる小ネタや
キャラや演技で見せてくれる。クドカン作品ほどに
作り込んでないけど・・クドカンさんTBSで結構ドラマ
作っていたので、影響が残っているのかな?

最後のオチが笑える。電車で痴女に会って、驚く武田だ。
それを馬鹿にする久頭・・・しかし、二人とも財布を
すられていた。それでも、道路でスボンを降ろすな!?
しかも、トランクスが水玉で色違いかよ〜〜大爆発。

(ゲスト)

黒田食品の取締役・黒田真吾(沢村一樹)ゲイが似合ってた。
被害者水原理沙(松下萌子)最初から怪しかった女子学生。
目撃者・大谷薫(一戸奈美)被害者より、目立ってしまった。
ポン太(深沢敦)おなじみのオカマ風から、オカマ役でした。
サト美(坂本ちゃん)気づかなかった、黒眼鏡の方か?
ケメ子(弓田真好杜)もう一人の気持ち悪いオカマ役。
黒田幸道(石田太郎)悪代官じゃなく、娘溺愛の社長さん。
黒田真希(椋木美羽)朝ドラでも踊り子さんでした。色気あり。


弁護士のくず★★★★  5話  平成18年5月11日放送  

本日2本目の弁護士ものだった。
でも、今日は法廷も出てこない。完全に九頭の
愛情物語で、仮の娘とのセンチメンタル・ジャニーだった。
完全に、事件というよりも、人情を、人間を描いたものだった。
毎回、手を変えて見せてくれますね、大好きです。
そして、最後は意外にも、可愛い新キャラのレギュラー決定でした。

何と言っても、子役の可愛いさが最高でしたね。
村崎真彩さんは、「風のハルカ」の子役だったんですね。
大人ぶりながらも、自分の父親を九頭に選んだんだ。
それは、どんなに中身はひどくても、自分の夢を
実現した大人だったからだ。
そして、どんなに冷たくされても、愛した男に
せまる女のように一途でした。何度も、バスで母との
思い出を語り、夢見る父を語る。

今回は、九頭の若い頃の話になった。
ひどい男だったんだ。弁護士になんかなれそうもない
葉月の半ばヒモだったんだ。でも九頭は出っていった。
その後、富田と見合いしたが、騙されて美月を産んでしまった。
生まれた美月に九頭を父親だと教えた葉月の心を思うと
切ないですね。それほどまで、九頭は愛されていたんだ。
それが、今はキャバクラ通いか・・・反省しなさい、バッシリ。
和久井さん、ちょっとの登場でしたが、いいキャラでしたね。
子役の美月を通じて、葉月のキャラが伝わるなんて、
王道の人情親子ホームドラマですね、笑い。

もう一つの夫婦の話は、ちょっと浅い話でした。
最初の武田の説明では理解できなかった。
まあ、不甲斐ない夫だから、本当の父から認知して貰い
養育費を貰おうとする母の話なのだろう?
でも、金じゃなく、自分の本当の子供でなくても、
自分の子供だと認めて、愚かな愛情を注ぐ。
その愚直さを認めることになったんだ。
今回は子供の認知を巡る話題ということで、
登場でした。矢部美穂さんが母親やるんですね。
有吉弘行さんが父親ってのも、なんだか凄い。
それに喫茶店のマスターは、♪折れたタバコの吸い殻で
あなたの嘘が分かるのね♪ の中条きよしさんでした。
マスターって感じでしたね・・・

(あらすじ) 見ながら入力間違い容赦

少女はバスに乗っている。久頭はパチンコだが・・・。
少女はベンチに座る。その前のテレビで白石はシングルマザー
の話をしている。事務所では、夕花がスプレ−している。取材が来ているのだ。
帰ってきた九頭だが、今日は知り合いの結婚式だが、金をパチンコで
すったのだ。取材のカメラを久頭にも向ける。九頭「子供は
嫌いだ」と全否定する暴走だ。その画面を少女は
見ている。終わって事務所では、九頭を
恥だという。一方、武田は、自分の案件を説明する。
小塚陽子(矢部美穂)と夫・小塚新平(有吉弘行)の子供の
認知の問題だ。そこに
少女が事務所にやってきた。そして「おとうさん」と
九頭に呼びかける。何と、久頭の恋人の葉月の娘だった。少女
「写真の人がおとうさんだ、おかあさんは去年
交通事故で・・死んだのだ」。九頭「100回はセックス
したが・・違う」と答えて逃げ腰だ。しかし、少女はひるまない。
九頭「名前は」。少女「美月、10歳、4年生」。久頭は本当に逃げ出した

九頭は秋野月夫に連絡しろと夕花に頼む。久頭は「絶対父親じゃない」と
加藤に答える。久頭はカードで美月と武田に手品を見せる。本当の
お父さん捜しだが、武田は見つけられない。しかし、美月は
ちゃんと当てる。手元を見ていれば分かった。
そして美月「私のおとうさんは久頭さんです」。
美月のおばの家に電話する。おば「本当の父なら、ちゃんと
話して、弁護士なんでしょう」。九頭「弁護士がやくざより恐いことを
教えてやる」。おば「美月の養育費請求できるかも知れない」と夫に言った。
加藤は葉月のことを聞く。九頭「葉月は、子供のことは、真剣に思っていた」。
九頭「150回セックスしたが、どうしても生まれた日が合わない、
別れたあとだ」。夕花「本当の父親は?」。九頭「別れた後、
誰かとセックスしている」。そして、久頭「明日、
この子に世の中のやるせなさを教えたやる」。
いつものキャバクラはレースクィーンだ。
久頭は事務所に残って美月を見ている。

バスに乗って、一緒に帰る。そして海辺を走る。
白石は子供のサキと遊んでいる。
武田の依頼者の陽子が、
子供の認知をして貰えると養育費が払って貰えると、新平を怒る。
北岡の子の方が幸せだ、と言う。新平「父親が本当の子供だといえば、
不倫の子でも実の子供になる」。武田「しかし、120日・・この場合、
血液鑑定などで調べる」。
二人はのどかな海岸を走っている。葉月の墓参りに
行く。
美月「優しくて立派だ、人の痛みを分かって」。九頭「おかあさんは、
夢を見ていた」。美月「久頭さんも、弁護士になる夢を語っていた、
優しすぎるから、いなくなった、弁護士になれないから、
いなくなった」。九頭「俺は駄目な男だった、
女は色々いた、葉月に愛想疲れたのだ、
思い出は美しく語られる、
おじさんの家に帰りたくないのか、
本当の家だから、辛いのだ、他人の家に来ても、
駄目だ」。
美月「うたれ強いって」。久頭は、昔の写真の町に行く。
写真の喫茶店で、マスター「九頭、久しぶり、人間のくず、こいつは悪いやつ
で・・」。美月「おとうさんは、本当に弁護士になりました」。
マスター「信じられない、こんな男と別れろと毎日言った」。
美月「おじさんがおかあさんのこと全て知っている
わけないよね」。マスター「別れた後、
葉月ちゃんは落ち込んでいた、
自殺するかと思った、そこで見合いした、
富田・・・隣町の資産家の息子だ、今は社長だ、
娯楽産業だ、葉月はその見合いの話で、この店をやめた、
忘れたくて無理した」。九頭「父親でないと分かっているんだろう、
うまくいかないことばかりだ、本当の父親に会えたら、いい男だったら、
甘えろ、金持ちだったら、養育費2000万円・・」。そこで、
訪ねていって富田に会う。富田「記憶にない、困るな」。
九頭「見合いしたでしょう」。富田「証拠は?」。
富田「証拠ないのに、ここに来たの?」。
九頭「あなたに会って父親だと確信した」。
富田「帰ってくれ」。九頭「証拠がありました、
あんたの抜け毛DNA鑑定しよう、検査結果は奥様に、
結果出ましたら、認知の件、裁判沙汰でもいいです」と言う。
美月「こんな人、私のおとうさんじゃない」と出て行く
。泣きながら
走り出す美月を九頭は追いかける。美月はお腹が空いて、夕食を一緒に食べる。

バスに乗って帰る。武田は部屋でパソコンで陽子の日記を読んでいるが、
金のやりくりばかりだった。しかし、カップ麺の卵を落としてしまう。
そして、日記をよごす。九頭は美月を負ぶって白石事務所に
帰ってきた。加藤が待っていた。加藤「さまになってる、
おとうさん、どうなった」。九頭「本当の
父親が見つかったような・・・
愛した女がつまらない男と寝たかと思うと、
淋しいんだよ、まあ、今日はやりすぎたかもしれない、
この子は俺の子だと思った」。
加藤「可愛い子、九頭さんのDNA
ではない、調べたけど、美月ちゃんのおじさんの店は経営が傾いて、従業員を
やめさせている、それでも美月を引き取っている、悪い人じゃない」。

九頭「そんなに悪くないのは・・」。加藤「美月ちゃん、家で
預かろうか」。九頭「俺も・・」。そこに電話だ。
富田からだった。やって来た富田は
「証拠の髪の毛で個人的な取引にしたい」。
九頭「金で買収してなかったことにするのか・・・
一本幾ら?」。富田「100万、200万、2本で500万」。
富田「それですべて忘れてくれと・・」。富田「これでも、オヤジがいるし、
かみさんもきつくって・・」。
九頭「話に乗っても言い、葉月のこと
どう思ってた、子供までいるんだ、惚れていたのか、
ろくでなしだが、当時はそうでもないだろう」。
富田「覚えてない、見合いで口説き
やすかった、軽い奴なんだろう」。
九頭「生まれつきの糞野郎だ」。九頭は
富田に殴りかかる。九頭「美月は俺の子だ」。

富田「訴えてやる」。九頭「馬鹿じゃないか、証拠の髪の毛、
拾っとけ」。武田も加藤も「美月は自分の子だと、感動しました」。
美月は九頭と抱き合っている。そして一緒にバスに乗る。
一方、陽子と新平の夫婦が事務所にやって来る。
武田は日記を返す。武田「生まれてからの
ことが分かった、新平さんは、場所取りで骨折し、
サンタの格好で警察に捕まった、馬鹿なくらいサキちゃんを
思っていた、思い出は買えないでしょうか」と言う。それで陽子は
裁判を考え直したのだ。事務所の表では、新平はサキをだっこしている。
おじ夫婦に九頭は会う。
九頭「美月は引き取る」。おば「父親なら、養育費を
払ってください」。月夫「いい加減にしろ、美月のことを考えろ、
おばさんも悪くない、おじさんがしっかりしてないから」。
美月「預かってくれてありがとう」。
九頭「お世話になりました」と別れを言う。
九頭「いい女だった、お母さんを自慢に思え、俺に言う
資格ないが・・」と泣く。美月「はいはい、おとうさん」と頭をなでる

美月(村崎真彩)かつての恋人・秋野葉月(和久井映見)
依頼者・小塚陽子(矢部美穂)夫・小塚新平(有吉弘行)
富田(川崎麻世)葉月の兄・月夫(小市慢太郎)
喫茶店のマスター(中条きよし)


弁護士のくず    4話

しっかり見ていない

弁護士のくず★★★☆    3話  平成18年4月27日放送

『美人作家の盗作』

いままで滝沢沙織さんと競ってレギュラーでドラマに出ていましたが、
前クールから、ゲストで顔を出すことになったような北川さんです。
「穣王」での演技が印象に残って、今回もその延長上のキャラでした。
「穣王」は良かったのですが、そのキャラを突破することも大変かも
しれないな〜〜〜。北川さんですが、何だかアニメの人形みたいに
見えてきて・・・倒れた時の太腿に、萌え〜〜です。

もちろん、片桐はいりさんは強烈です。
彼女なしに、この面白さやストリーすら存在できないかも・・
知的だが、個性的な顔の作家志望は、今の日本では
作家になれないのか? 文壇ネタだが、編集者の

上手い作家より、売れる作家だ!! もはや、小説は終わったのか?

久しく小説を読んでいないな・・・拘置所に入ったら、
古典を読もう。ドストエフスキーや三国志か、爆。
自分の大学時代の、太宰とベケットを読み返すか?
現代の小説読んでも時間の無駄なのかもしれない。

それにしても、クリストファー武田には、
かみさんと笑ってしまった。頭から抜けません、爆。
そのシャルロットの珠美です。今回の事件は珠美が偶然に
賭けて仕掛けた罠だ。九頭はシンデレラの新解釈を使って説明する。
それなりに凝っていて、驚かされた。

何しろ、今回は法廷シーンがないのだ・・
いつ法廷だっと、時間を気にしていた。そしてら、見事に
示談で和解か、裁判はシーンなしで結論が出た。
そこらの裏切り方も、色々考えるな・・常に
視聴者の期待を裏切り続けて、新しいものを見せるドラマなのだ。
やはりベスト3に入りそうですね。

ふと気づいたが、星野亜希さんの役名、オマタ ユウカですか?
ひどすぎないか? でも、今回はセリフ多く、嬉です。ペコリ。

(あらすじ)見ながら入力、最後のセリフは書けない、チーズさんを参考

超人気セクシー作家・瀬能セリ(北川弘美)のデビュー作「ハレルヤ」
出版サイン会が始まる。ファンは皆、感激してる。そこに
怪しげな雰囲気の女・豪田珠美(片桐はいり)が
乱入しセリの顔を殴打、傷害罪で起訴された。

セリ(は床に倒れる、足が美しい。九頭の事務所で、
カードに勝って、合コンを夕花に頼む。一方、武田はファンレターを
貰って、にやついている。武田「依頼があれば全力で・・」。そこに
警察から、武田に弁護の依頼だ。加藤が九頭も一緒だと命令する。
早速、面会室に入る。珠美からみると、武田は王子様だった。笑。
珠美「クリストファー、私を助けに来てくれたのね
せっかく出会えたのに、私たちの間に
こんな壁が・・・」。武田「あ、あのー、僕は、弁護士の・・」
珠美「クリストファーね」。武田「はい」、爆笑。
実際画面でも、伊藤さんは王子の格好で登場するのだ〜〜
九頭は馬だった・・・

武田「目撃者がいる、有罪です、傷害罪は10年以下の懲役、
謝罪して示談にすれば、執行猶予になる」。珠美「手紙行ったでしょう」。
ファンレターは珠美からだった。逃げ出す武田に、珠美「セリを告訴する、
私の作品を盗作した」。武田「証拠はあるのですか?」。
珠美「ないわ、告訴して、クリストファー」。
投げキスだ。珠美のアパートに、
武田と九頭は入る。友人なし、家賃滞納、
異臭が立ちこめ、ピンクのドレスが・・普通の人でない。

九頭は机から古い原稿を見つけた。作家志望は本当だった。
ブスと刑務所に長居は無用・・と出る。セリと会い、
九頭は握手して離さない。九頭「セクシーパワーでやられた、
セクシー写真集も同時発売、ギャラ上がったでしょう、元々ヌード゙
やっていたんでしょう、オフレコ? ネットでは・・あいつブスで性格も悪く、
盗作だと言ってる、証拠はありますよ・・って言えたらいいな」。
編集担当「うちに持ち込み来て、しつこくって有名で・・・」。
二人は編集者に会う。担当は、「セリは、抱き合わせでデビューできた、
上手い作家より、売れる作家だ、文壇のシンデレラガールです」。

九頭はカップ麺だ。武田「盗作されたら出版社に抗議するでしょう? 
サイン会に乱入して殴るのは、変です、パソコンが
壊れたから証拠はない、妄想です」。
セリは担当者に焼き肉だ。
担当者から、写真集も増刷だ。
2作目の期待をされる。珠美は拘置所で淋しい食事だ。
武田「珠美の母親も、知らない」と言っている。セリの小説を読んだ白石は
「Hな内容だ、しかし、盗作はナイーブな問題だ、加藤さんと相談してね」

加藤は忙しい。事務所に電話で、珠美が差し入れを頼む。
加藤と武田は二人でいつもの居酒屋で夕食だ。加藤と珠美は
同じ39歳だ。加藤は気持ち分かると言う。加藤も「自分の案件でも、
和解に持って行きたいが、同じ職場で大人が喧嘩だ、子供だ」と怒る。
武田はセリの小説を自分の部屋で読む。嬉しそうな顔だ。
伊藤君は毎回エロネタで嬉しそうな顔するんだ。
武田は古本屋で、セリのお宝本を見つける。
国光の本屋で昔のオネダリガールズの頃の
お宝本を見せる。国光「消したい過去みたいだが・・・」。

セリの撮影だ。九頭と武田もやって来た。
武田「珠美は僕の依頼人です、告訴されると困ります」。
セリがトイレから出ると、昔のオネダリガールの仲間
「活躍ね、今は先生と言わないと、
どんな手を使ったの」。セリ「有名になるって、辛い」。
九頭「2作目はなんですか、プレッシャーもあるでしょう、
ハレルヤを最初に見せたのは」。セリ「去年の今頃です、何なの」と怒る。
武田が戻ると、加藤が倒れている。めまいだった。
武田「手伝いましょうかって言っても、甘える人じゃない」。
九頭は国光と黒の舟歌を歌っている。
モトさんギターです。♪男と女の間には、暗くて深い川がある♪ 野坂昭如
さんで、おじさん大好きです。
面会室に会いに行く。珠美「クリストファー
に電波とどけた・・」。武田「電波状態が悪くて・・」。

珠美「告訴したのですか」。武田「してません」。
九頭「すれば、お前は確実に勝てる」と主張する。

面会を終えて、警察で九頭「シンデレラはわざとガラスの靴を
落とした、そうでないと王子の目にとまらなかった、王子は靴の持ち主を
捜す、その靴はピッタリだよ、走った位で脱げるか、不自然だ、
シンデレラは靴が王子の目にとまらなかれば一生家事手伝い、
舞踏会へ行くお姉さんに嫉妬で終える、
シンデレラは賭けたんだ、
そして、賭けに勝った」。
武田は夜、ジョギングして
セリ?に声をかける。次の日は、筋肉痛だ。武田「九頭先生の
言うとおりです、オネガリガールは去年解散したが、セリだけは、
契約切られた、落ち込んだ、心療内科に通院歴もある」。
九頭「本物のシンデレラに聞こう、クリストファー」。
今回のキャバクラはセーラー服と学生服だ。
国光は「読んだ、腕はプロだ、同一の作者と見た」。
セリはホテルに缶詰で2作目を書くことになるが・・。
九頭が一人で珠美に面会に行く。九頭「シンデレラはあんただ、
わざとガラスの靴を落としたんだ」。原稿を出す。
九頭「俺も小説を考えてきた、文壇の
シンデレラを目指す話だ、
売れないアイドルは有名になるのが夢だ、
しかし、一人だけ事務所からクビだ、そんな時、
誰かが書いた小説の入ったフロピーを拾う、編集者に渡して、
出版され、彼女は文壇のシンデレラになる、もう一人の主人公が登場する、
本物の作者だ、サイン会に乱入してマスコミの注目を集め、告訴事件で
証拠を出して、勝利して衝撃デビューだ、
作者はアイドルが
フロッピーを拾うように仕向けた、本に詳しいものが、
あんたの書いた原稿とハレルヤは、
同一人物だとだと言った、今、文学賞の
応募作品の中から、クリストファーがシャルロットの
ために探している」。珠美「出版社に持ち込みして、何度も言われた、
−−あんたみたい人が書いた小説、興味わかないんだよ−− 
私が欲しい物を彼女が持っていて、私は彼女の
欲しい物を持っている、だからタネを撒いた
セリは、ベストセラー作家になった、でもあれは、
アイドルが書いたってことで売れただけ、
たいした作品じゃない」。九頭「一芝居打って、
お前が世の中に出ていく、セリを踏み台にして」。珠美「彼女だって、
一時でも良かったでしょう」。
九頭「お前が仕掛けた罠のせいで、
もし彼女が自殺でもしたら、後味悪くないか? 
セリにリストカットの跡があった、セリの手には、
大きな吐きダコがあった、心療内科の通院歴もあった、
お前が必死で小説書くと同じに、あいつも見てくれキープに必死だ、
お前もあいつも同じだ、シャルロットは、心優しく、気高い、
だからこそ、クリストファーに愛される価値がある」。

珠美「小説、最後まで読んでくれたのね」。
九頭「告訴の件は、俺に任せろ。」

セリと担当者に会いに行く。武田「珠美は、
セリさんを告訴する、盗作の証拠が見つかった、
パソコンに、元のデータが残っていた」。担当「日付を変える操作できる」。
九頭「二作目は進んでる? あんた、書けるの?」
黙って手首の傷に触れるセリ。
武田「これは、珠美が書いた原稿です、
珠美は『ハレルヤ』と全く同じ内容の作品を
文学賞に応募してた」。担当「瀬能先生、どうなんですか?」。
九頭「引き返すなら、今だよ」。セリ「・・・ごめんなさい」と謝罪した。
さすがに2作目は書けないと覚悟したんだ。

その後、セリはアメリカへ。出版社とセリは著作権侵害を認め、謝罪。
珠美にも執行猶予がついた。
白石「何でも法廷で争えばいいって
ことじゃないんですよね、指名で来た依頼を無事治める
たんだから、自信持ちなさい」武田に言う。
屋上で話す武田、珠美、九頭。
武田「良かったですね。本にしてデビューするって」
珠美「あれはやめた、あの一件を書くことは、私がセリを罠に
嵌めたことも明かすことになる、私は実力で売れてみせる」。
九頭「世の中、甘くね〜ぞ、みんな汚い手、使ってんだから」。
珠美「シャルロットは心優しく気高い、だから、
クリストファーに愛される価値がある、
さよなら、クリストファー」
武田「さよなら、シャルロット」
鐘の音が鳴り響く。
珠美「こんな時間、行かなくちゃ!」
シャルロットは、鐘の音を聞きながら立ち去った。

真っ白なスーツY帽子でキメた九頭。
九頭「俺がこの日がくることを、どんなに待ち焦がれていたか」。
武田「どんな人が来るんですかね〜」。
九頭「お前にはシャルロットがいるだろう」
武田「珠美さん、今は担当編集者のオガタさんって人に
ぞっこんなんですよ、僕はもう過去の人です」。
九頭「恋多き女だな。」

そこへ、夕花(星野亜希)がやって来る。
九頭「あれあれ?他のガールズは?」
夕花「青年実業家との合コンが
カットインしたんで、こっちは中止です、
向こうの方が弁護士より、ウェイトが高いんです」。
九頭「顔のいい女ほど、見た目に関係なく、金のある男にたかる、
不条理極まりないね」。二人はナンパしようと意気込みながら、
街の中に消えていった。

超人気セクシー作家・瀬能セリ(北川弘美)
怪しげな雰囲気の女・豪田珠美(片桐はいり)


弁護士のくず★★★☆  2話  平成18年4月20日放送

前回が余りにも素晴らしいので、今回も期待していた。
医龍はあとで見ることにいて、これを見てしまった。失敗か?
前回は裏の裏まで考えていた。しかし、今回の本ネタは意外とひねりがない。
援交で美人局みたいことをしている真琴だ。
離婚状態なのに世間体で20歳まで離婚しない両親のせいにしている。
そして本音と建前の違いに、人間不信で非行だ。
困らせて、自分も他人もどうなるか、試していると言える。
九頭は本音だけで、世の中やっていけるか〜〜
九頭は「人の弱いことを言う前に、自分が強くなれ」と叱る。
そうなんだ、今回は18歳の子供相手なので説教じみていた。
それは残念だな〜〜。もっと真実を辛辣に見つめて欲しかった。
初回が素晴らしい出来なので、どうしても2回目は厳しく見てしまう。

武田がAV見てしまうのは分かります。成人男性だもの・・・
しかし、「海猿」だった伊藤君は正座して見る様子、相変わらず猿です。
本当に、嬉しそうな表情が情けなくも可愛いです。ここ爆笑でした。
ゲストの真琴役の三津谷さん、18歳に見えません。21歳らしい。
昔、ウンナンに出ていた頃を覚えています。あれからかなりの時が流れた。
小池栄子と巨乳を競っていた記憶(負けてました)が・・・
そういえば、われらが星野亜希さんも巨乳でないかい。
セリフも「ほしのあき」のままだけど、役とズレがないので、
自然な演技に見えるよ〜〜楽しみだ〜〜萌え。
前もいったけど、誕生日が一緒です、年齢はちょうど倍だけど・・

毎回、キャバクラがでるのかな、それって結構楽しみかも。そして、
今回もカードの手品が出たが、見てなかったので分からなかった、残念。
これは毎回出るかもしれない。世の中は「だまし」だと示す・・
タネなのですね、やっているときは注意が必要だ。見ると簡単らしい? 

(あらすじ)  適当です

武田が九頭を起こしに行く。九頭は夜の町にも顔が利くのだ。
行きつけのキャバクラ店長から「いい子が入った」と誘われる。
九頭は店では区役所職員だと言っているのだ。そして、九頭はチャリンコに
勝手に乗っていく。法律事務所にやって来た。九頭は皆から顰蹙の連続だ。
そこに少年事件を知らされる。
18歳の古沢真琴(三津谷葉子)の強盗事件を
担当することになった。武田は花見の場所取りも亜希から頼まれる。
最初は興味を示さなかった九頭も、真琴がAVにも出た子だと言われ、
がぜん乗り気になる。
面会で、九頭「巨乳を期待したのに」と本音爆裂。
武田は親身に事情を聞く。真琴は「中年サラリーマンに援交を申し込まれ、
友達が来て殴った、少年院に行かないように・・・」としおらしく頼むと
武田は頑張ると言う。
九頭「少年院にいったら、反省してるフリだけかも」。
相変わらず毒を吐く。それを聞いて、真琴は泣き出した。

事務所に帰っても、二人で論争になる。そこで九頭は手品をやり出す。
分からない武田「どうしてですか?」。しかし、長いつきあいの加藤は見抜く。
行きつけのキャバクラに九頭は国光と一緒に行く。店はコスプレで医者とナーズだ。
新しい女の子、さくらが紹介された。もちろん、気に入る九頭だ。
そこに強面の須永(小川直也)が店長の真崎(北原雅樹)を
おどして金を取っている姿を目撃する。須永は意味もなくハッスルハッスルだ。
店長から九頭は区役所なら何とかしてくれと頼まれる。事務所では
武田は手品を考えていた。そして審判の書類作りだ。

武田と九頭は相手の被害者に面会に行く。九頭はいきなり大声で課長に
「ナンパしてHしょうとしただけなのに・・」と土下座する。
課長は会社で大声でばれるので、かえって困ってしまう。作戦どおりです。
九頭は家庭用のプラネタリウムを探している。女を家に引き入れる理由にいいのだ。
九頭「真琴に入れあげると痛い目にあう」と武田に注意する。
裁定で、保護観察処分になった。武田は満足そうだ。
事務所でも、真琴は武田に感謝して、頑張ると言う。
そこで九頭「よくない、反省のふりは」と真琴にきびしい。

武田に真琴からお礼を貰う。何と真琴が出演しているAVだった。
武田「乱れた生活態度が問題だったのだ」と叱ると、真琴は泣き出した。
真琴「これからも守ってくれる」と甘える。武田「これ返すね」。真琴「先生が
捨ててください」と受け取らない。
田は家に帰り、思わずDVDを
正座して見てしまう。滅茶苦茶、嬉しそうだが、我に返り、消した。
そして、手をあわせて謝る。真琴は家に帰ると、両親は
酔って口喧嘩していた。
母は若い男に入れあげているのだ。

武田の部屋に真琴がやって来る。武田「信頼されるのは嬉しいけど」。
真琴は中に入る。真琴はDVD返してくださいと探し出す。慌てる武田と思わず
もつれて抱きつきそうだ。真琴がケースを見つけたが、中はDVDの装置の中だった。
武田は「しもうた」と叫ぶ。真琴「バカじゃない」。真琴は外に出ているが、
「弁護士ちょろい」。そこに九頭が来た。九頭「18の娘の攻略法教えて、さくらに
一生懸命なんだ、みんな嘘つきだよ」。真琴「本音はあんただけか、あんたの弁護士も
考えていることは同じ」。そこにさくらがやって来る。武田は事務所に泣いている。
加藤は年の功か慰める。加藤「事件の資料だと思えばいい」。
武田「大人に絶望している、彼女を裏切った」。
加藤「どうして非行に走るのか」。
武田「家庭や・・」。加藤「家庭が悲惨でも良い子はいる、結局本人次第、
子供は正しい人間を信用するわけでもない」。
その夜、
武田は酔って部屋に帰る。武田「駄目な弁護士です」。真琴はこりもしないで
援交でホテルにいる。男はセーラ服をだすが、仲間の男たちが入ってきて男を殴り、
金を取っていく。今回は30万円だった。次の朝、武田は二日酔いだ。
九頭が室内プラネタリウムを持ってくる。九頭「3万円だが・・さくらちゃんは星に
興味がない」。加藤が真琴が男達と一緒だったのを見つけたと言う。
武田は早速真琴にきくが、真琴は「先生は信じているのに」。
武田「自分を大事にして欲しい」。九頭は「武田は田舎に帰る、なぜなら
金の仕事をしない、必ず正義が勝つわけがない、真琴は少年院に行く」と言う。
加藤「そんなことない」。武田「そんなことはさせない」。
真琴は今度の相手は須永だった。須永「うちのシマで何をしてるのだ」と
返り討ちにあった。須永は真琴を連れ去る。
真琴は隙を見て逃げる。若い子は須永に
やられると、薬中(薬漬け)にされる。真琴は急いで武田に携帯する。しかし、須永に
見つかった。武田は須永の事務所に入る。須永「気をつけてください、生き地獄だよ」。
反対に武田にも脅していく。そこに九頭が「口の利き方に気をつけて、
刑法・・・224条、3月の懲役だ・・・刑法・・・」と時間稼ぎをする。
そして電気が消えた。その暗闇で、九頭は須永に喉もとにナイフを突きつける。
九頭「行きつけのキャバクラにイチャモンつけるのやめて・・」。
須永は仕方なく聞き入れる。あとで、帰りに国光がいて、国光電源を切ったのだ。
遅れたので、その間、九頭は刑法を暗唱したのだ。真琴に
九頭「小遣い稼ぎに美人局はない」。気遣う武田に真琴「DVD見て、本音は
エロおやじと同じ、風俗に売られたっていいんだ、そうやってきた」。
平手打ちする。
武田「僕に殴られても全然痛くないのだろう」。
九頭は真琴を車の助手席に乗せて、止める。ぞして、助手席を倒し、
九頭「セックスを大げさに考えないよな、そういうタイプ好きだろう、
本音で付き合って欲しいのだろう、本音は寿司のわさびみたいで、わさびばかりでは
食べれない、みんなが本音で生きたら、世の中はたちいかない」。
九頭は外に出て
「星、見えないな」と言う。真琴「両親は嫌いなのに、世間体を気にして、
私が20歳になるまで離婚しない、そんなの嫌なの」。
九頭「世の中の法律は何のためにある、人間は弱いから、約束しているのだ、
大人は弱い、必死で折り合い付けている、人が弱いのを言う前に、自分が強くなれ
あいつがDVDみたから何だ、うんこしている姿が本質か、あいつは馬鹿だから、
お前のために頑張る、俺は子供は純粋で嫌いだ、お前は賢く生きればいいよ」。
武田は室内プラネタリウムを見ている。

手品のタネを武田は考えているが、ぼんやりだ。九頭は国光の古本屋でオセロだ。
国光は加藤と九頭の裁判を覚えていると言う。九頭は裁判以外の勝負ことは駄目だ。
加藤は武田に、有名法律事務所にいるとき、恋人が訴えられた話をする。
事務所が顧問しているので恋人と戦った。恋人より仕事を選んだ。そして、
彼が選んだ弁護士が九頭だった、大企業を相手に無実を証明しようとした。
法廷の言葉が胸に突き刺さった。正義は勝たなかった。
勝ったのは会社・・彼の弁護士が九頭さんでなかったら、今でも大事な者を
見失ったままだ。武田「僕には見えてなかったのかもしれない」。
武田は真琴の新しく勤めた店でネイルを綺麗にして貰う。
真琴「ごめん、ありがとう、あの弁護士にも言って、私強くなるって」。
武田は花見の場所を取りに出かける。九頭にあって、武田「真琴がありがとうって、
タネ分かりました、プラネタリウムもありがとう、東京にも同じ星が
あるって分かりました」。
九頭「最初から全部見えてたらつまらない」。
武田「偽物の星空もきれいでした」。
武田は桜の下で提灯を付ける。夕花と加藤も
いるが・・・白石が弁当を持ってきた。武田「子供達のありのままを受け止める」。
夕花「まともな成人男子だったのですね」。九頭はDVDを持っていた。
九頭と武田で二人で喧嘩だ。

18歳の古沢真琴(三津谷葉子)
須永(小川直也)が店長の真崎(北原雅樹)



弁護士のくず  1話

これは最高でした。
アップできませんが、★5つですね。
豊悦さんが最高でしたが・・・何と言っても、
事件の表を尻出し伊藤君が読み取れば、
九頭は裏を読んで、裁判で見せる。
勝利した後に、事務所に依頼者に裏の裏を示す・。
この真実は一つでなく、真実は一つかもしれないが、
見方では山ほどの真実がある。こんなスタンス大好きです。



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