2006年 4月 ドラマ                 ER11       NHK    月   22時
スタッフ

■マイケル・クライトン(※2)
そして
スティーブン・スピルバーグ
(※3)率いる
アンブリン・テレビジョン(※4)

■この両者が、
ジョン・ウェルズ(※5)
クリストファー・チュラック(※6)両プロデューサーと
組んで作り上げています。

キャスト
■ジョン・カーター
(ERチーフ・レジデント)
ノア・ワイリー
(声:平田広明)

■アビー・ロックハート
(レジデント)
モーラ・ティアニー
(声:葛城七穂)


■グレゴリー・プラット
(レジデント)
メキー・ファイファー
(声:楠 大典)

■エリザベス・コーデイ
(外科部長)
アレックス・キングストン
(声:榊原良子)

■ルカ・コバッチュ
(ERスタッフ・ドクター)
ゴラン・ヴィシュニック
(声:てらそままさき)

■スーザン・ルイス
(ERスタッフ・ドクター)
シェリー・ストリングフィールド
(声:山像かおり)

■ジン・メイ・チェン
(ERスタッフ・ドクター)
ミン・ナ
(声:むたあきこ)

■ニーラ・ラスゴートラ
(レジデント)
パーミンダ・ナーグラ
(声:甲斐田裕子)

■サマンサ・タガート
(看護師)
リンダ・カーデリーニ
(声:安藤みどり)

■レイ・バーネット
(レジデント)
シェーン・ウエスト
(声:中谷一博)

■ケリー・ウィーバー
(診療部長)
ローラ・イネス
(声:小宮和枝)






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 期待と最終評価

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 公式HPから

大都会シカゴにあるティーチング・ホスピタル(※1)を舞台に、患者ひしめく緊急救命室で献身的に働く医師とスタッフが直面するさまざま問題を描いたヒューマンドラマ。今シリーズでは、子供を失ったカーター、コバッチュの元を去った看護師サマンサ、配属先へ辞意を告げたニーラなど、レギュラーメンバーの去就や、インターンとして登場する新メンバーの台頭振りが見どころです。



 あらすじとコメント

ER11★★★★  平成18年6月5日放送

233話「重症患者」SKIN

今回はER以外の場面もあって感じは違っていた。
簡単にコメントだけを書くことにする。
見終わった後に書いている。
詳細は全く不明で、
印象に残った部分だけを書く。

★アビー  恐怖と屈辱と敗北感が・・
何といても、アビーの事件が大きな部分を占めていた。
銃創患者がくる連絡で、ルイスの言葉に怒ったアビーが、
タバコを吸って外で待つ。そこに、
車が急停車して、黒人の子供が、
病気だと告げる。近寄ると、いきなり車に押し込められ拉致されたのだ。
事情が飲み込めないが、ワゴン車の後には、銃が腹部を貫通した
男がいた。黒人3人のリーダーだが、警察に追われている。
弾は抜けているの傷を縫えと、命令する。
しかし、腹部臓器は損傷しており、
何度も病院へいって、
手術しないと危険だと、アビーは
説明するが・・・病状を理解しない
。コンビニで
鎮痛剤などを買い求め、走る車の中で、懐中電灯の下で、
アビーは縫合をし始める。男たちは、銃を持って、アビーに誇示する。
何とか逃げようとする。スタンドでトイレを頼むが、男は
人気ない草むらに連れていく。そして、懐中電灯の
監視の下で、やれと命令される。座り込む
アビーだが・・・潔い男気のアビーだ。
男は、突然呼吸停止する。蘇生を
はじめるアビーだ。呼気を
吹き込み、心マッサージをする。
「生かせ」と命令するが、アビーの必死の
蘇生と疲労の中で、男にも手伝わせる。しかし、蘇生は
無理で、アビーは泣き出した。それで、手伝った男たちも、状況を
悟ることになる。死を認める
。男は銃をちらつかせる。
アビーはどうなるのだろうか? 何も言わないと
約束する。泣きながら・・・男は後席に
横にして、車を走らせる。アビー
は口を塞ぐために撃たれる
のだろうか? 上向きの車の窓から
景色を見つめると、高架を走る電車の音が・・
出ろといわれ出ると、そこはERの玄関だった。アビーは
静に術衣に血を付けたまま、入る。アビーを職場放棄と怒りまくった
ルイス部長や、心配したニーラに真実を語るのだろうか?
それは、描かれずに終わるのだ・・これがメインだ。
アビーはいいな。冷静だが、誠実で、最後には
むき出しの生身の人間として困難にも
対応していく。蘇生でも、マウス
トウ マウスをやった。
見ず知らずの拉致した犯人の黒人に
誠実に実行したのだ。感染症のリスクも考えた
だろう。それは医師として、病院に運べず死なせた責任を
感じたのだろう。だから、皆が彼の死を認めた時には、涙した。
それは、通じた。感動だ。生身の人間の誠実な態度は銃を向けさせる
ことはなかった。最後ERの高架の電車の音でほっとしたよ・・・
アビーまでも去ってしまうとERは終りだ。

★ルイス   管理者は他人を傷つけるものか?
ルイスは部長として、ERのスタッフや
レジデントなど全員に細かく
指示や改善を命ずる。
まるで、ミニ・ウィーバーだ。
まだ、
カーターやコバッチュは仲間意識で
部長命令にも反発する。ますます、声が大きくなる。
レジデントのレイの服装を注意しても、ニーラには人間関係が問題だ、
患者の目を見る。アビーも、ルールを無視して独走している。ルイス
には頭が痛いことだ
。ERのメンバーも見ると変わったものだ。
アビーは拉致されサボタージュと思われている。何度も
ポケベルや留守電する。最後にはウィーバーに
「傷付けたり、怒らせたり」と愚痴る。
ウィーバー「管理者の苦労が
分かった、嫌われ者で
我慢する」
それだけだった。
「好いて好かれて思いやる女性には
一番辛いことだが、管理職は傷つけ、友人を失う、
役に立った」と一言で、この仕事の意味を見いだし、やる気を
再び取り戻した。アビーの留守電にひどく言ったと、謝りを入れた。
これからも、苦悩する姿を見せるだろう。カーターやコッバチュ
にも強く対応し、訳の分からない世代の違うレジデントや
医学生を、指導していくのだ。ミニ・ウィバーの
苦悩を注目していきます。やっぱり
ウィーバーキャラは、ERに
必要なキャラだ。いないと、
なあなあの集団になってしまう。
ウィーバーの嫌われ者で我慢する、名言ですね、拍手。

★患者

・呼吸困難のえり好みの激しいミズと呼ばせる患者〜レイを拒否する。
  尿には、HCGが高く、レイは妊娠と診断するが、患者は男だ。
  
手術を受けていない性転換願望者だった。肺には浸潤影がある。
  ルイスには真実を語る。レイは男だとすると、精巣癌だと告知

  患者は、どうせ手術して取ろうと思ったが、皮肉なものだ・・。
  レイは人目を気にして格好付けようとしている。信用できない。
  レイには、性を越えて誠実に生きようとする患者には

・潰瘍性大腸炎、悲嘆するメラノーマ患者〜ニーラは頻度順に
  可能性のある器質的要因を述べる。歩く医学データーではあるが?

・先週亡くなった妻の最後を看取った医療者を探す男性
  〜カルテではニーラのサインが、しかし、記憶がない。
   コバッチュに考えて、人を慰めさせる自信を持てと言われる。
   ニーラは「美しく、ご主人の話を、愛してると、恐れず・・」。
   嘘を言って、ご主人を慰める。上手くできたのだ。

・銃創の黒人女性患者〜3カ所撃たれた。血尿も出ている。
  右肺には貫通、腹部に弾が2個、挿管して、ルイス、コバッチュ
  ニーラ、レイが対応する。レイは連絡係だ。ルイスがドパミンを
  指示するが、カーターもコバッチュも出血しているので低血圧で
  持たせようと考える。

・次の銃創患者〜興奮状態だ。上腕を撃たれている。点滴している。
  バイタルは安定している。カーター、レイ、プラットが対応する。
  5分で痙攣、呼吸停止になる。挿管する。広範な出血だった。
  脳外科は手術でこれない。コバッチュは、脳シャントを実施する。
  プラッツでなく、ニーラを指導してやらせる。うまくいった。
  
コバッチュは、ニーラに天分の技術は持っている、必要なのは
  技術では引いても、今のように自信をもつことだと助言する。

  プラッツはルイスに告げ口をいうが、相談を受けたカーターは
  「大げさに考えすぎだ、厳しく取り仕切りたいが、君の姿か?」。
 
カーターとウェンデルは一緒に住むみたいだ。


ER11★★★☆   平成18年5月29日(月)放送

232話「その夜のことだった」 TWAS THE NIGHT

寒いシカゴでのクリスマスだ。
例年はサンタが登場したり、最後に皆で
シャンパンをしたりするが・・・今回は
忙しすぎて、何もない。わずかに互いの
プレゼントや、クルスマス休暇の計画が
明かされた。でもレイは、行きそびれて
戻ってきた。ニーラから厳しい嫌みを受
けたけど、ニーラとレイもいいコンビだ。

今回頑張った人は、カーターとアビーだ。
アビーは透析患者とうるさい妻を相手に
最後は妻の感謝と、来た透析医に逆襲だ。

そして、チェンの父の悲しい最後です。
ただ、プラッツが支えてくれて良かった。
中国に帰ると言っていた。このまま去る
ことになるのだろうか? 本当に疲れた
顔していました。昔は、端正な中国美人
だったのに・・・今回は悲惨な顔だった。
役者魂が顔をくずしたのだ。

患者は、透析患者、交通事故の子供、
ホームレスたち、サンタの頭の傷も。
そうだ、クリスマス嫌いの人間もいる。
ニーラはシーク教でクリスマスは関係
ないが、イギリスで受け容れるように
なった。日本人は軽いから、何でも
受け容れている、笑い。

もう少しいつものクリスマスらしくても
良かったかもしれない。淋しいな〜〜
チェンの父の死と、別れなんだもの・・
中国はクリスマス関係ないのか?

(見ながらの箇条書き)あらすじ以前の下書きのまま

今日はクリスマスだ。皆がてんてこ舞いだ。
それぞれは楽しいクリスマスの予定があるのだ。
シカゴは寒い、厳しいので、ホームレスまで押しかける。
そこに疲れたチェンが、代わりを頼む。
誰も、変わってくれない。ルイスも替わってくれない。
そこで、チェンはやめるという。

カーターが残った。
透析患者の失神だ。妻がうるさい。
夫の病歴のファイルを持ってきたが、段ボール2個だ。
肺水腫だ。透析は忙しいので半分にしたのだ。
BNPの検査を指示された。
ニトロなどで一時的に血圧低下した。
ループス脳炎もやっている。アビーはCTを
オーダーする。そこで急変だ。IVHのラインが外れたのだ。
妻は心の準備ができていない。外科のスタッフを呼んで・・・
ドゥベンコが呼ばれて、アビーがIVHした。
入院を頼むが・・・しかし、ドェベンコの口上が始まった。
シークレット・プレゼントはドゥベンコだ。
「ネズミとシラミ」についてだ。
午前2時に透析のスタッフが来る。
医師のオーダーが必要だが、アビーはごまかす。
それを妻はみて、初めてアビーに感謝する。
最後に、透析医のマクファーソンがやって来て、
アビーを怒る。アビーも肺が水浸しで透析を短くしたことが
問題だと言い返す。

交通事故の子供、心タンポで処置する。
一時、血管を損傷して、出血する。

カーターの処置で、不整脈は止まった。
母と子供はパニックだ。母は子供を二人おいて、
仕事にでたのだ。車が家だった。3週間前に家を出たのだ。
クリスマス休暇になって、駄目になった。夫は妻や子供を
殴るのだ。ソシャルワーカーのウィンデルは施設を勧める。

チェンは、施設を拒否している。
愛情もない他人に任せられないのだ。
安楽死を望んでいると、アチバンやカリウムが
ある。やってきたプラッツは1ヶ月施設に入れて、
休もうと提案する。誇り高い父の最後の希望を叶えたい。
今まで躊躇していたが、勇気がなかったのだ。
急に父は興奮して暴れ出した。チェンは泣き出した。
プラッツも驚く。家にモニターがあるよ・・・
父は落ち着いて「いい娘だ」と言う。
涙するチェンにプラッツは俺がやろうか・・
チェンは注射する・・・
直ぐに心停止だった。泣くチェンだ。
1時間たった。死亡手続きを取るという。
中国へいって、母の隣に埋葬し、財産を処分する。
親戚にいって・・・チェンはプラッツに抱きついて
泣く、ただ、泣く。電話して、死亡を告げる。
そして、中国に帰りますと話す。

レイは飛行機をキャンセル待ちだ。飛行機が飛ばずに
帰ってきた。マイアミに

モリスに彼女がいた、驚き。

カーターにケムから電話だ。

サムとコバッチュは初めてのクリスマスだ。
アレックスを預けて、二人切りでラブラブだ。

ニーラは一人で仕事だ。しかし、ウィンデルの
プレゼントからくすねる。後で埋め合わせるのだ。

ウィンデルはカーターにプレゼントだ。
頭に付けるライトだ。カーターは金持ちだ・・何でもある。

最後に ♪ 新しい輝く朝が・・♪ 膝まつかん・・ 神の夜、
聖なる夜よ・・♪ 多分、黒人の女性歌手の歌が流れる。

雪が降ってくる。皆がERの前で揃う。
ニーラは雪玉を作ってぶつけようとする。

間違い容赦です。もうすぐに寝るよ・・絵文字初挑戦だ


ER11★★★☆  231話  平成18年5月22日放送

「疑惑の銃弾」A SHOT IN THE DARK

今回は銃弾に撃たれた警察官、胃炎から虫垂炎で手術になった少女。
いづれもが家族との対応が問題だった。もう一人が巨漢甥に打撲と言う。
肩も痛いがひねったと診断するが、脾臓破裂だった。
実際に、医師は患者も診て治療する必要がある。
しかし、それ以上に家族を診て対応する必要が多くなっている。
医師には、それは本来の仕事ではないように思える。
医学部で家族への説明の仕方は教えてくれなかった。
昔だから仕方ないが・・今は、系統講義でも講義するのかな?
患者を前にした臨床の場で、先輩から教えられ真似するものなのか?

スタッフでは、カーターとウィンデルがデートした。
レイは注射嫌いで、音楽のために勤務後帰った。
ニーラは父に仕送りだ。レイの後始末で、最後にレイに切れてしまう。
アビーは子供の虫垂炎で窮地に落ち込み帰れない。
サムとコバッチュは、息子のアレックスの性行動で相談する。
チェンは、フラフラでERの仕事にも支障が起きる。
プラッツから厳しく優しく指摘される・・・

女優のキャラを述べる。おじさんの楽しみです、爆。
ニーラは怒っても凛としているな。インド美人も好きです。
サムは、シャワーシーンもあってエロですが、今一つです。
アビーはもう、仕事一筋ですね、可哀想・・・
チェンは、顔がむくんで辛そうですね。来週大変なことに。
ウィンデルはフリーロッククライミングです。

(あらすじ、内容、症例) ドクター別に書いた

★冬に備え、流感の予防注射を受けるよう忠告されるニーラたち。
接種率は39%だ。ルイスとカーターはレジデンスに言う。
何かと言い訳を作っては先延ばしにしているレイだが、
注射恐怖だった。アビーに今日前置きなしに
注射するように頼む
、笑い。レイは
大晦日にバンドの仕事があって、
アビーに勤務を頼む。レイは首に銃創を
受けた警官エディーの息子の説明をする。レントゲン
を見ながら血管にバルーンを入れる。レイは右と左の血管が
あって、ウィルムス輪というバイパスがあって、大丈夫だと説明する。
レイは帰るが、アビーがいきなり腕にインフルエンザの注射をする、オチだ。

コンビニ強盗犯と警官が撃ち合いになり、首に銃創を受けた警官エディー
が搬送される。近場だったので救急車でなく、パトカーそのままだ

エディーは気がかりなことを言い出す。挿管準備に入る。輸血
6単位と頸部の写真がオーダーされる。ルイスとレイサムが
対応する。酸素飽和度が下がり、挿管することに・・
鎮静をはかる。犯人は4発で大人しくなった。
レイが試みるが出血で見えない。もう一度試みるが・・
見えない。ルイスはファイバーでブラインドで試みる。部屋を
暗くするとファイバーの光が正中に綺麗に見える。それでチューブを入れた。
見事だ。こんな方法があったのか・・内視鏡的な挿管はしたことがあるけど。

婚約者がやって来た。その後、前妻の15歳の息子も来た。ドゥベンコは
内視鏡手術が好きですね。頸動脈のバルーン治療を指示する。ルイスが
面会を許す。しかし、前妻と婚約者で激しく口論がおこり、
3人とも出す。一人ずつ会う事に・・・レイが
相談するように・・レイはレントゲンを
見ながら血管にバルーンを入れる。右と左の血管が
あって、ウィルムス輪というバイパスがあって、大丈夫だと説明する。

ニーラが来てルイスに、同僚のマクウェイン巡査の腕にも銃創があり
空気銃が見つかった。しかし、エディーのものは9mmの警察官の
標準装備の銃弾だ。弾道検査が行われることになった。
事情聴取をうけた。息子は犯人の少年の顔をみる。
子供だと驚く。ニーラ、誰が撃ったか、
分からない、と説明する。息子は動揺する。
そこに同僚のマクウェイン巡査が来て、謝る。
ドゥベンコはバルーンがふくれて出血は止まったが、
エディーは弛緩性麻痺で覚醒しない。頸動脈の修復には気が
すすまない、と言う。
昏睡状態に陥ったエディーの治療法を巡り、
15歳の一人息子、前妻、婚約者の誰に決定権があるかが問題となる。

レイが説明して、ウィンデルが同席する。一つは血管にコイルを
入れて塞いでしまう。良くなるのは15%で昏睡のままが
85%だ。次は手術する方法がある。良くなるのは
30%、でも悪化するか死亡することが半数だ。
理解しているか、息子に自分で話させる。
息子が決断することになった。
ウィンデルは血縁が決めるのだ、と説明する。
母親はおかしいと抗議する。レイに息子は、ママは
短気で困る。自分の恋のことでパパと相談した。パパのいう
積極的にして、うまくいった。パパなら手術を選ぶと思う、
でもママは爆発する、と言う。レイ「決めるのはお前だ」。

でもレイは勤務時間でかえり、アビーに押しつける。
そのアビーが虫垂炎で、ニーラが最後に対応する
ことに・・・。
息子は「手術してください」
と話す。しかし、ママと同僚は
「危険すぎる、生きていた方がいいんでは」。
息子は同僚マクウェイン巡査がいることに怒り出す。
息子「僕が決める、よく分かった、パパはしてくれと言う」。
母「パパはそういう、向こう見ずだから、こうなった、死んだら
一生悔やむ、父親が死んだら、一生その責任を背負って生きる覚悟は
できているの?」。
ニーラは婚約者に手術はキャンセルになったと
報告する。母と同僚は話し込んでる。息子は一人で見つめている。
その後息子は興奮して逃げ出した。母「冷静になれないから
私が決めた、無駄よ」と、息子を信頼していないのだ。
ニーラは「彼は冷静に語りました」。母「それが
間違った選択だった、現実を教えるのが
私の役目だ、みんなで決められた
のは、あなたのおかげ」。どうしても、
自分の考えだけしか認めない母だった。
ニーラは、
最後に帰って来たレイに切れて怒る。ニーラ「レイ、あなたが
いなかったからだ、約束したのはあなたよ」。レイ「勤務外だ、演奏が
あった」。ニーラ「何が演奏よ、本業をおろそかにしないで」。
レイ「コンビニからの出戻りにしてはでかい口を聞くな」。
ニーラ「私も、アビーも7時であがりだったのに、
まだ働いた」。
レイ「患者全員を最後まで
診たら、一生病院の外に出られない」。
ニーラ「全員でない、あの子の一人ことよ、
人生で一番大事な時に、あなたを頼りにしていたのに、
放り投げて帰ったのよ」
と叫ぶように言う。終わり。

アビーは腹痛・嘔吐の黒人の10歳の女の子を診る。
学校からここに来たのだ。母親はホームドクターに診て貰うと
言い出した。アビーは「単なる風邪です、胃炎です検査と点滴でいい」
と安心させる。その後、回盲部の圧痛を訴えるようになった。
痛み止めにモルヒネを投与する。いいのかな、診断ついて
いればいいけど、見かけ上症状を軽く見せてしまう。
母親は心配しだし、診断が変わったので夫に
相談すると言う。手術はさせないと強く言う。

アビーは検査をすすめる。母親は夫が
転院させろと言っている。母親からアビーは
電話に変わるが、一方的に怒っている。ウィンデルも
呼ばれた。カーターは超音波をはじめる。しかし、虫垂が
見つからない。母親はますます、怒る。女の子は、手術をここで
してくれとアビーに言うが、アビーは子供に決定権がない、と答える。

しかし状態が急変して、ドゥベンコを呼び出された。敗血症だという。
血圧50だ。母親は転院の準備ができたというが、主人が来るまで
待ってと頼む。
ドゥベンコは「命の問題だ、急ぐ」。医師2名
のサインで家族の同意無しで手術することを決断をする。
ウィンデルが説明する。アビーはさすがに心配に
なるが、ドゥベンコ「最善の処置を講じて、
非難されるわけがない」。
オペ室に
行った。父親が来て、アビーが手術室に
連れて行く。ドゥベンコ内視鏡手術をしていた。
アビー「絶対大丈夫、名医と言われる外科部長です」と
説明する。父親は「父がここで、手術を受けて戻らなかった、
若い医者が手術して失敗した、この病院は嫌いだ」。
アビー「そんなことにならない、お気の毒です」。
病状が変化して後追いに説明する患者も
よく遭遇する。ドェベンコは変わった
医師ですね。決断はあるが、何でも
内視鏡だよ、開腹恐怖だったり、爆。

そこに愛馬ポニーを連れた老婆の患者だ。
盲導犬は入れるが、馬はない。カーターが許可する。
飛行機にも、電車にも乗るのだ。老婆の傷を処置する。

プラッツは甥っ子に押された男性を診る。打撲と言う。
肩も痛いがひねったと診断する。
チェンが来たが、
お疲れでソファーに寝ていた。チェンは
プラッツを信用して、サインだけして、
帰してしまった。チェンは
久しぶりに勤務に戻るが、父親の
自宅介護で満足な睡眠がとれていないようだ。

患者がショックになって再び運ばれた。脾臓破裂だった。
チェン「あなたは、ケール徴候を見逃した」。プラッツ「君は
疲れていて、診察を怠った」。
肋骨を折って、脾臓が破れた、
強い力が必要です、と説明する。そこに巨漢の
100kg以上の甥が来た。

そこに警官を撃った犯人が運ばれる。
まだ、少年のようだ。挿管されアンビューだが、
搬送に45分もかかっている。しかも手錠されている。
チェンとプラッツが治療する。開胸はニーラがやるように
チェンに指示される。しかし、回復しない。こっちにも来た外科医
ドゥベンコは終わりを宣言する。
同僚警官は裁判代などを
節約できたと漏らす。来たカーターは、同僚警官の
傷の処置をニーラに頼む。チェンは帰れそうも
なく、父親の在宅付きそい看護師に居残りを頼む。
そしてKCLの瓶をポケットに入れる。それをプラッツは
見ていた。二人は脾臓破裂を互いに謝る。プラッツは、
KCLの使うときは注意しろ、という。

★サムのシャワーシーンでガラス越しだが、
結構露出している。サービスです。アレックスは
遠足の金をせがむ。そんなサムとコバッチュが同居を
始めて1週間後、アレックスが停学処分になる。勤務中の
サムに代わり、コバッチュが学校に向かう。
アレックスは、いかがわしい雑誌を
友達に見せていた。コバッチュは、
校長に順調にいっていますと答える。
サムが帰って、コバッチュが話す。同級生が、
コバッチュの雑誌を見て、トイレでマスかいていたのだ。
コバッチュはアレックスに聞くが、マスカキかと一発で言う。
コバッチュは相談に乗ると言う。サラは息子がそんな年齢になったと驚く

★ニーラは、父に弟の学費のたしに、送金している。それをレイが
からかう。インド社会との違いにあきれるだけだ。意外と
ニーラに興味があるのかも・・・ではなく、
年末の休日の頼みだった。ニーラは
シーク教であることが判明する。

カーターは、同僚警官の傷の処置をニーラに
頼む。異物が入っている。撃たれたことを隠している。
空気銃の弾だった。その後、レイが帰った後始末をする。
そちらを見てください。

★カーターはソーシャルサービスのウェンデルを食事に誘うが、
逆に
ウェンデルからフリーロック・クライミングに誘われる。
フレッドがインストラクターだが、2年付き合った
元の恋人だった。
フレッド「突然、好きな人が
できたと言った、黙っていればいいのに」。
終わって食事にいくことになった。どこにするか、
電話帳をみて、目をつぶって指をさして決める。いとう
おじさんのバベーキュだった。モンゴリア料理で、田舎にある。
カーターは行くことに決めた。

脳卒中患者もいたらしい。


ER11★★★☆  230話

「白人で髪は黒」WHITE GUY, DARK HAIR

今回は、サラとコバッチュがレイプ患者を診た。
そして、カーターとアビーが妊娠を拒否する韓国女性を診た。
ルイスが部長代理だが、厳しく評価される。
そこに模擬訓練のレンジャー・スカウトの大軍が来て、
ERはトリアージする。余りの大騒ぎにルイスは、
もう終わりよと、宣言した。一部のスタッフに拍手された。
ルイスは管理者として、リーダシップを発揮出来たのか?

この3つの話だ。まとめて書きます。
ほかにチェンの父親の話があった。

サラは夫と家庭内暴力があって、ルイーズに過剰に反応してしまった。
それが、悲しい結果をもたらす。結果から物を言うことは簡単だ。
必死で犯罪防止しようと努力したことは評価できる。
しかし、リスクが大きすぎた。肺損傷の上に、
嘔吐物が少量でも肺に入れば最悪の
状態になってしまう、残念。
でもサラはいいキャラに成長した。
最初は綺麗なだけの変な女性だったのに・・・
今回の最後に悲しいサラの額のシワを見て、泣かされた。
彼女にはコバッチュが、すぐに慰めて抱きしめてくれた、良かったね。

一方、カーターは子供を失う悲しい過去があった。
それで、今回の赤ちゃん誕生は、奇跡だった。
素晴らしいことだった。必死の頑張りが、
アビー、ウィンデルに伝わって、
ミーチャを母にしたんだ。
それには発達遅延の兄が、いい働きを
してくれましたね。カーターはウィンデルに慰めて
もらったのか・・・それは来週の話のようだ。

(あらすじ)

全身に大けがをした60歳の女性ルイーズが搬送される。
顔面の多発外傷だ、財布もない。挿管しようにも、ルボルツ骨折で
口から挿管不能だ。気管切開をしようとするコバッチュを制し、
ルイーズは
「レイプされた」と訴える。看護師サラは強く心を動かされた。
レイプセットで麻酔中に調べた。刑事がやってくる。
ルイーズを襲ったレイプ犯は凶暴な犯行を
重ねている。挿管チューブを外して、
刑事は聞く。犯人は一人でしたか? また
見たら犯人と分かるか? ルイーズは分かると、
顔をうなずく。
ルイズが犯人の顔を見た唯一の被害者である
ことがわかる。サラはルイーズの病状の肺損傷、肺水腫を刑事に、
分かりやすく説明する。しかし、コバッチュは重篤だ、それで説明を遮る。
コバッチュは肺水腫と、顔面の骨折を治して、話せるまで1ヶ月だと答える。
しかも、プライバシーと、生命が大事だと考えたのだ。サラは、その間に
被害者が出ることを恐れた
。サラは挿管チューブを外して、話せる
と言う。そして、ルイーズは訴えたがっていると話す。
コバッチュ「君は敏感だ、虐待された女性を
代弁したがる」と指摘する
。サラ「彼に
レイプされてない」と答える。
そこに消化管出血の患者でコバッチュは
呼ばれる。刑事がやって来る。刑事が来て、ルイーズは
夫は亡くして一人暮らしだ。子供も近親者もない、と告げる。刑事は
「5週間で4人が被害にあっている、ピザ屋を装っている、彼はレイプだけ
でなく、徹底的に痛めつける、一人死んでいる、彼女が駄目なら、次の
犠牲者が頼りだ」。サラは、安定したルイーズに証言する方法
があると、気管チューブの説明をする。バルーンを
ゆるめると、話せる。リスクはあるが、
危険なら呼吸器に繋ぐ。あなたの
同意が必要だ、と説明する。
ルイーズのためのICUベッドは
空かない。
サラは酸素飽和度94%なので、
バルーンをしぼめる。そして、刑事と話し出す。
コバッチュは相変わらず忙しい。刑事の質問「犯人の色は?」。
「白い」。刑事「背は?」。ルイーズ「中くらい、高い方かも・・」。
刑事「入れ墨はなかった?」。ルイーズは急に咳き込みだし、そして嘔吐した。
サラは挿管して、処置するが、嘔吐物が肺に入ったようだ。肺挫傷が
あった上に、これでは生命の危機だ。
サラは本人の同意も
あったと主張する。その事実は刑事だけが
知っている。撮ったレントゲンで
両肺は真っ白だ。そして、急にショックで、
サラは心マサージ、すぐに不整脈で、DCを3回繰り返す。
蘇生を39分したが、回復しない。
コバッチュは死亡宣告する。そして、
バルーンが破れたのかもしれないと、顔を出したルイスに話す。サラが死後の
処置をする。コバッチュは注射器で、バルーンに空気を送り込み、
バルーンを破った。コバッチュ「破れたんだよ」と告げ、
出て行く。サラは残っている
。霊安室も、
検屍も一杯でルイーズの遺体は
ERに残っていた。自分を責めるサラを
コバッチュは慰める。
サラ「やめれば良かった、
しなかれば良かった、苦しそうだった、彼女が覚えていた
ことは、白人で、髪は黒、その一言のために私は・・・」。コバッチュ
「しなくても、こうなっていた」と慰める。

アビーは腹部痛で搬送された韓国の
女性ミーチャを診る
。腎臓結石
だとミーチャは言い、もう帰ると急ぐ。
看護師が着替えさせると、妊娠していると告げる。
アビーは最後の生理などを聞くがミーチャは答えない。しかし、
排尿の時に、すでに破水していた。アビーが内診すると、児頭が10cmも
見えていた。ステーションは2だ。いきんでは駄目だ。分
娩室に
搬送することに・・・。しかし、ERのエレベーター前で
出産してしまう。カーターが出産セットと
ベビーウォーマーを用意させる。
すぐに、産声を上げた。しかしミーチャは
自分の妊娠と出産を認めようとしない。
私の赤ちゃんじゃない。
ミーチャーの母親が来た。カーターはミーチャに面談する。学校の帰りが
遅いと両親は怒ることを怯えているのだ。カーターは赤ちゃんが
可愛いと言う。しかし、ミーチャは抱くことも
拒否するし、なんで赤ちゃんが
いるの、と怒り出す。カーターは精神科と
ソーシャル・サービスを呼ぶことを指示する。ソーシャル・
サービスのウェンデルが来て、面談する。ミーチャは彼氏はいない
と話す。そして、4時帰って、兄の面倒を見ると言う。そして疲れたと
話さなくなった。ウェンデルは生まれてきた子供を養護施設に
送ることを検討する。カーターはミーチャに
母親の自覚を持たせようと躍起になる。
カーターは、母親に、ミーチャは妊娠していて、
子供を産んだと告げると、母親は興奮して、「夫は娘を家に
入れなくなる」と泣き出て行ってしまう。兄は来るのだが、家庭は
厳格なのだ。
カーターは赤ちゃんは可愛い、一度も抱いてないだろう。目は
天使みたい、抱くと喜ぶんだ、出産は奇跡だ、とミーチャに話す

無理に抱かせようとすると、ミーチャーは怯える。
そこにウェンデルがやって来て、止める。
兄は発育遅滞だ。アビーとウェンデルが兄に聞く。
いつも二人は一緒だ。兄はスーパーで仕事している。ウェンデル
「ミーチャが学校から帰ったら?」。兄「ずっと一緒だよ、外に行かない、
誰にも言ってないよ」。ミーチャー
「何しに来た」。兄「会いに来た、
お前と赤ちゃんに」。兄は赤ちゃんを見つめ、「誰にも
喋ってない、信じてくれ、何も悪いこと
していない」と泣き出した。
それを聞いてミーチャーは変わった。
赤ちゃんの父親は向かいの家の男の子だった。
兄に外に出てないと、言わせていたのだ。
その後ミーチャーは
かなり現実に適合してきた。アビーはウェンデルにカーターの悲しい
出来事を聞いてないか?。知らなかったウィンデルはカーターに「奇跡は
一つずつ」。カーター「ある女性と暮らしていたが、赤ちゃんを
亡くした」。ウィンデル「慰める人はいる?」。
カーター「探している」。

ルイスがER部長になって1ヶ月だ
ルイスに子供のチャックのことで電話がある。
それを見ていたウィーバーは診療成績で、順調だと言う。
そのあとに細かい点を指摘される。ウィーバーだもの・・。診察の
待ち時間10時間、驚きの時間だ。受診できなく帰って苦情を言う患者が
大勢いた。48時間以内に再来院する患者が11%だ。
フォローアッププランの不備だ。
ルイスに必要なのはリーダーシップだ、
と告げる。ルイスは早速、インターンを集めて、
15分ルールの実施を指示する
。さらに療養指導を紙を
書いて渡すように・・・。ニーラ、アビー、レイと仕事に戻る。
モリスが残るが、笑い。顔面外傷や、妊娠の最中に、
若い女生徒が次々
運び込まれる。名札が下がっているが、年齢も性別も全く
合っていない。先生らしい人が「製薬工場で
爆発事故、負傷者93名で、
ここには30名以上が来る、これは練習です」

とストップウォッチを押す。この訓練をERの誰も話を
聞いていない。ERは大混乱だ、しかもはレンジャー・スカウトは
言うことを聞かない。ルイスは、保険合同委員会の訓練だが、誰が思いついた
と怒っている。模擬患者と本当の患者が入り乱れる。外科も本当の
患者も訓練患者だと言って、すぐに来てくれないのだ。
そこに生徒のトリナが手伝うと申し出て
引っかき回す。ウィーバーが来るが、
聞いていないのだ。ルイスは知っていたが、
前もって教えては訓練にならないと判断した。しかし、
ウィーバーは裏技で教えとけばいい、と教える。ルイスは整理して
考える。モリスが有害物質を浴びた模擬患者を洗浄したら、本当にシャワー
してしまった。余りの五月蠅さに、ウィーバーは杖で机を叩く。
一時、静かになる。トリナは自分で、処置し出す。
ルイスには2重に面倒だ。トリナは
山ほどのバッジを貰っていると話し出す。
ルイスは
「もう、たくさん、限界、みんな出て行って、全員出て行け、
訓練は終わり、ER部長の私が言っているから終わりです、訓練は必要ない、
他の病院に行って、本当の患者で手一杯なの、分かった」
と宣言する。
スタッフから一部拍手だ。

★プラットは父親を退院させるチェンを見かける。
胃ろうチューブを入れ替えに来た。帰りに父親は胃ろうチューブを抜いた。
フォーレを代わりに入れて、家に連れて行く。プラッツは施設に
入れろというが・・・

サラはコバッチュと一緒に住み始めたのだ。
皆に知られ、最後は、指輪だ、と冷やかされる。


ER11★★★★   229話「末路」TIME OF DEATH  平成18年5月8日放送

今回は、全く違う味わいだ。
一人の肝硬変患者メカトフの最後を、描いたものだ。
他の患者は殆ど登場しない。だから、一つの短編ドラマの
ようにまとまった美しいドラマだった。
いいじゃないかER、いろいろな手法で描いてくれる。
このドラマは見ながら入力は出来ない。
一度、見て全体を把握して、見直す必要がある。
ただ、今回は、分かりやすいので、
見直さないで、記憶を辿って書きました。間違い容赦です。


肝硬変患者メカトフは肝性脳症のために幻覚をみることになる。
彼は、人を殺し矯正施設に入れられた。
そこでも、信じがたい方法で、物を腐敗あるいは
発酵させてアルコールを自分で作って飲んでいた。
完全にアル中だ。妻は亡くなり、息子とは音信不通だ。
そんな、自業自得の患者でも、コバッチュは真剣に
治療しょうとする。プラッツは反発する。

メカトフは、2時間待っているが、突然倒れたが、
急遽診察室に入れられる、貧血で、胃の中には
黒い血液があって吐血する。胃潰瘍ではなく、
食道静脈瘤の破裂だ。カメラして、内視鏡的な結紮を試みる。
その後、チューブを入れられる。しかし、効果は一時的で、
最終的にはNGチューブを入れられる。

久しぶりに病院に来て、病状の変化に驚き戸惑うメカトフは
時にスタッフに怒りをぶつけ、重症化に戸惑い、絶望する。
最初は、もちろん病状を受け容れず、延命治療希望と判断した。
そのうち、肝腎症候群で乏尿で、腎不全で一時的な透析のため、
透析医が呼ばれる。また、肝不全と静脈瘤破裂のため、
肝をシャントする処置のための医師が呼ばれる。
二人の医師が、先にする処置を巡って争う。
メカトフはそれを見て、俺は患者だ。どうなっている、
と叫ぶ。そして、自分の病状が、深刻な状態であることを
受け容れようとする。コバッチュに聞く。
治療しないとどうなるのだ?。コバッチュは「透析は
これから週3回必要で、シャントは一時的な治療だ、
しかし、しないと今日にでも死んでしまう」。

メカトフは決意し、一切の治療を拒否した。
意識は清明だ。コバッチュは治療拒否として、
酸素と心拍モニターと本人が希望するアルコール離脱症状の
回避のためのエタノールの点滴以外を中止する。
オクトレオタイド(ソマトスタチン)の点滴も
中止する。これで一気に血行動態は悪化するのだが・・・

その間に、メカトフは肝性脳症やアルコール離脱症状のために
様々の幻覚をみる。それはシュールなER以外のロケシーンだ。
自分の亡くなった妻、そして、唯一身内で残った息子、
ERのスタッフも、彼の幻覚に登場する。
多くは回想と、死への旅立ちをイメージするものだった。
末路のタイトルのように、それは船だったり、バスだったりした。
幻覚の場面が、なんだかフェリーニの映画のように
不可思議な印象を与えてくれた。その意味を理解する
必要はないと思う。感じるだけで良いのだ。
もちろん、持っていたトランクから、身内の写真をサラは
見つける。息子に連絡するが、息子は動揺していた。
サラは電話をスピーカーにして、メカトフに聞かせる。
話すが、息子は思わず切ってしまう。
死の寸前になって、もう一度電話するが、見つからなかった。

様々のスタッフが、彼に付きそう。そして、最後に
付き添ったのは、プラッツだった。メカトフをただの
アル中の末期患者で、自業自得だから、治療をすべきでない。
そう突き放した態度のプラッツだった。コバッチュが
プラッツの態度を批判し、プラッツは反発していた。
だが、メカトフが死ぬ寸前にプラッツを息子のボブと
間違えて声かけた。それはプラッツの心に伝わった。
プラッツは涙して死亡宣告した。
最後にレイに、一人の死ぬ患者に45分ですか
と言われても、例外はあるのだ、とプラッツは答えた。
きっと、一生忘れることのない例外だった。

 オクトレオタイドについて〜オクトレオタイドはソマトスタチン誘導体だ
バソプレシン0.1〜0.4U/分の静注は内臓血管収縮を生じ,
効果的であるが心筋または腸間膜虚血の実質的なリスクを伴う。
このリスクは,随伴して投与する舌下または静注ニトログリセリン,
またはバソプレシンの合成類似物であるグリプレシンを代用する
ことで減らすことができる。より最近,静注ソマトスタチンと
その類似物質オクトレオタイドがバソプレシンと同様に
効果的でありずっと安全であることが証明された。
オクトレオタイドは,その元となったホルモン
よりも長時間効果があるのでより好まれる;
通常,50μg用量が1時間で注入される。
http://merckmanual.banyu.co.jp/cgi-bin/disphtml.cgi?url=04/s038.html
ネットで調べたが、これを引用した。

(公式HPから)

11時23分、お腹が空いたレイはピザを7枚注文する。
40分以内に配達されなければ料金は要らないシステムで、
この日、近くの通りが通行止めのため遠回りしなければならず、
それを見越した大量注文だった。

酒の臭いをさせ腹部痛を訴えていた男が、
待合室で突然意識を失い倒れる。チャーリー・メカトフと
名乗るこの男は、殺人罪で服役した過去を持ち、大酒のため
末期の肝硬変を患っていた。回復の見込みのないメカトフに対し
最善を尽くそうとするコバッチュに、プラットは反発する。

メカトフが大事に抱えているトランクから、
家族の写真が出てくる。サムはメカトフに家族の消息をたずね、
一人息子ボビーに連絡をとるが……。

レイの注文したピザが届く。時刻は12時4分だった。


ER11★★★★  228話「インターンの苦悩」

AN INTERN’S GUIDE TO THE GALAXY

今回はインターン研修の3人がメインだった。
朝の姿から特徴的な描き方だ。
プラッツから、一日25人を処理するように命じられる。
そうしないと、押しかける患者をさばけない。
ERは断ることは出来ないのか?
我らがメインの3人は、それぞれ自分らしさで、
患者ち関わる。レイは看護師にも差し入れして、
自分の仕事を軽くするように・・・学生も2名つけて、
うまく使っていく。なによりも、患者を一番考えられる
診断を考えていく方針だ。もちろん、ノルマの25名は越えて、
29名だ。しかし、鉛中毒患者や、脳死患者での
移植の承諾など、デリケートな問題も、時間優先で
流してしまう。あとで、カーターに注意される。
アビーはメリハリつけて、患者を診ていく。
軽傷患者は、適当に・・・同情してしまう患者には、
医療制度の裏技を使って、治療する。
診断も、常に重症がかくれていることも考慮して
対処している。患者はノルマ寸前だった。
初日のニーラは、膨大な知識で、全ての病気を考えてしまう。
時々、膨大さにフリーズしてしまう。学生を使うことも
できないし、負担に思ってしまう。学生に頼らず、
自分で抱えてしまう。しかし、はじめての
癌の告知には全力を尽くそうと、文献まで調べる。
しかし、その結果、患者は行方不明だ。最後は
ニーラの患者に対する熱い思いが伝わる。
そんな、インターンの個性を評価して指導するのは
我らがカーターだ。プラッツは尻を叩くばかりだ。
コーディが去ったあとの外科は最悪だ。
ドゥベンコは瀕死患者処置中も、フリーラジカルの
講義だ。さらには、インターンを集めて、
シャウカッセンと壁に、油性マジックで酸素の
原子まで書いてしまう。おかしい、不愉快だし、ウザイぞ。
去ってほしい、あんたは外科でなく、研究室へ行け・・
ERには必要ないゾ〜〜〜
カーターはショシャルワーカーのウェンデルと食事、
ウェンデルはERに馴染んで、好ましいキャラだ。
これからも、楽しませてほしいな。
ドゥベンコで嫌になっているから・・・

(あらすじ)  簡単に書きます

プラッツが数える

★ニーラ  女子学生がつく  17名2時間遅れ
ショックを口ずさみながら、朝の町を走る。♪日曜の朝のめざめ♪
結構、新鮮な姿だ。職場に近づくと、不安になる。
皆がやめた事情を知っているか? 学生も興味津々だった。
18歳多発銃創でも、さりげなく胸にメスを刺す。
知識は抜群、関節炎でも、鑑別診断、検査もよどみなく言える。
咳の患者だ。付いた女子学生に事情を聞かれる。鑑別診断が多いが、
プラッツに風邪だと言われて終わり。ビリだと言われるばかり。

身体にあざが出来た男性ホアンは、検査の結果白血病と判明する。
癌を宣告したとはない。ホアンは前日事故を人をはねた、
神からの罰だと言う。もう一度考えようと提案する。
腫瘍科はやってこないのだ。告知しようとしたが、逃げた。
レイは自分から逃げる患者は面倒みれない。
女子学生は支離滅裂のニーラじゃなく、レイに付きたいと言われる。
礼拝堂で、告知する。完治する可能性もある。
ニーラ「大きな力が働いている、ここに来た、私たちが力に
なるのも、運命だ、神様がこの病院へ送ってくださった」。
ホアンはニーラの顔を見つめる。化学療法を受ける。

プラッツから、患者よりお前が問題だ、完璧主義をやめろ、
時間をかけたAよりも、速効のBを選べと言われる

ニーラはやめれば良かったと落ち込む、カーターが味方してくれる

膝の痛み、薬物の女性、梅毒、カザフスタンからの紹介患者
腸重積・・・

初日なのに、頑張ったと思う。

★アビー  なじみの男子学生がつく 20名1時間遅れ
朝起きるが、植木鉢は枯れて、新聞と一緒に捨てる。
PPD検査の男性を結核の怖れで、確定診断できず、予防治療。
しかし、患者からは複雑で、理解できず抗議をうける。

感染症科に任せろ・・。プラッツが説明する。
無駄な不信感をいだかせるな・・・

水上バイクで衝突事故を起こした患者が運び込まれる。
カーターはアビーに担当させるが、レイがしゃしゃり出るわ、
ドゥベンコは講釈を繰り広げるわで、アビーは集中できない。
水上バイクは直ぐに止まれないから事故が多い。
衝撃は7Gで400kgだと講釈する。
髪を触ると、自信がないからだとしつこく言われる。
患者の血圧は上がらない。VFにもなる。
妻が訪れる。カーターが説明する。
レイはプロカインアミドや、DCも指示しだす。
患者は脳死状態に陥り、落ち着く。カーターはじめ全員、終了だ。
子供は3人だ。ソーシャルサービスのウェンデルが呼ばれる。
その前にレイは家族のケアリストをチェックしてない

薬剤中毒の患者、コバッチュが指導する。
鎮痛剤や抗ヒスタミンなどだ・・最悪は腎不全で死ぬ。
薬物は陰性になったが、自殺を図ったので精神科と言う。
何と、HIVの男と寝たがコンドームが破れた。
5年薬やったが、HIVは逃れた、それをやめたのに・・・
一晩の遊びでうつるなんて。アビーは接触する可能性は低い。
3種カクテルがあるが、職業上の感染危険だけ使用可だ。
アビーがHIVを針刺ししたと報告してカクテルを貰う。
カーター、ウィンデル、学生も心配する。
そして、患者に渡した。感謝される。学生に食事を誘われるが、
アビーは断る。

飲み食いしてないので、コークを学生からもらう。
プラッツからは、お前が流れを止めていると言われる。
細かい検査をしても診断できない、
せっつくプラッツのために手抜きしたくないと反発
納得して直したい

スタッフや看護師に受けがいい(レイの評価)
憩室炎か胆石発作、心筋梗塞が逆流性食道炎、
敗血症かウィルス症候群、皮膚炎、けいれんの赤ちゃん
骨折患者は整復する、咳は心筋炎か気管食道ろう・・

★レイ   2名の学生を使う 29名で定刻にかえる
女の所から、朝7時の回診に間に合うように出勤だ。
スケボーでバスに捕まって出勤だ。
関節炎の起炎菌も学生に答えさせる。要領が良い。
チョコを配って、看護師に餌を与えると、仕事が半分になる。
鉛の血中濃度の高い子供、何もせずに、クリニックに紹介、早い。
カーターは転院にサインしない、承認しないで、計りなおさせる。

口はうまい、同時進行だ、学生に裏技ばかり教える。

水上バイク事故の患者は脳死状態になった。
子供は3人だ。妻がきたが、
ソーシャルサービスのウェンデルが呼ばれる。
その前にレイは家族のケアリストをチェックしてない。
手早く質問し、移植の話もするが、
いいわ、でも今晩お別れをさせて・・
臓器移植に同意したが、奥さんは違うという。
時間を取ったか? 君はこの仕事を物見遊山でやっているのか?
手を抜けば人が傷つくんだ。
カーターから厳しく指摘される。

奥さんに、もう一度話す。お姉さんの伝言を渡す。
「誤解があったようで、何でもします、タクシー呼びますか、
お気持ち分かります」。
レイがアビーの3種カクテルの名前を患者に張り替えてもらう。

学生がみた水虫、シラミもレイのポイントになる。
指の怪我、エバンス症候群、原因不明の視覚障害、
タンパク尿、意識喪失、嚢胞性繊維症、ヘロイン中毒・・・


★患者   今日は多いよ、3人で75名以上だ

18歳胸の多発銃創〜〜外傷室が空いてない、廊下で3人が処置。
           血胸にニーラは胸をさし、血が飛ぶ。   
包交拒否〜〜ホウキョと訳される、包帯の交換を拒否する患者?   
PPD検査の患者は怒り出す。
身体にあざが出来た男性ホアンは、検査の結果白血病と判明する。
水虫、シラミ、膝の痛み、薬物の女性などなど
15歳スケボーで消防車と衝突して骨折・・アビーとニーラが見る

サムは15名だ(参考記録)
最後にルイスから給料を貰う。


ER11★★★★  227話「恐れ」FEAR   平成18年4月24日放送

今回は、父親が1年前に死んで
変調をきたした母親が子供を3階から
投げ捨てた事件が中心だった。
もう一つはコーディの処分だ。
思ったほど患者はいなかった。
それで、人物別に書いていたのを
書き直さないといけない。大変だったよ。

最初の事件は、集中して掘り下げて
短編ながら、サスペンス風にオチが付いている。
それなりに見せてくれた。途中で子供の兄の
様子から結末は想像できたが・・
余りに悲しい結末だった。
病院の支払いが出来なくなって、薬をやめた。
それで離脱症状で妄想が起きたのだ。
日本でも10年すると起こるだろう。
病院にかかれない人々が出てくるのだ。
それも悲しい予想だ・・・

そして、コーディが去る。カーターにだけ言葉を残して・・
これまで長く長く登場していたのに・・・
こんな簡単な別れになるのだろうか。
腕を切った外科部長にセクハラされて苦しみ、
マークと劇的な出会いと、感動の別れをした。
新しい恋も終わった。マークとの娘は4歳で大きくなった。
月日の経ったことを思い知った。さみしい。
コーディの代わりに新しいドゥベンコが出るのか?
それはとても辛い。嫌われキャラだよね・・・
長くERで働くなら、キャラが変わらないといけないよ。

もう一人ハワードが去る。ERの心停止寸前なのに、
輸血の番号を数回も反復して、アンビューを4つ数えて
押している。数字が交錯すると、五月蠅いと叫んだ。
絶対ERには向いていないよ、最初から・・選択ミスです。

その代わりにニーラが復帰する。良かったね。
スーパーのレジ係よりずっといい 。

(あらすじ)  見直していないが書き直した

★子供が窓から落ちた
救急車同乗研修のアビーは親子の転落事故現場に遭遇する。
父親からの暴力におびえた母親が子供を守ろうと、
3階の自宅の窓から外へ飛び降りさせたのだ。
興奮した母はパニックだ。
アビーは子供の足に副木をあてる。
子供は「おねえさんは天使、天国へ・・」。
子供はモルヒネ投与で血圧は106/60だ。
母は興奮して、私たちも乗せていって、と叫ぶ。アビーは
救急隊に許しなさいと乗せる。ERに怪我をした子供が運ばれる。
姉がカリーで妹はターミヤだ。二人とも重症の外傷だ。

カリーの処置はアビーが残ってカーターと一緒に処置する。
アビーは12時間救急車に同行しないといけないのだが・・・
犯人の父親はまだ捕まっていない。興奮する母親をソーシャル・
サービスに任せる。
レントゲン写真を多数撮る。大きなものは骨盤骨折だ。
フォーリーが入った。ハワードが潜血を調べるように指示される。
マイナスだったが、3回検査が必要だと呟く。
骨盤から後腹膜に大量出血だ、輸血する。

母が心配する。何をしてるのか? 興奮したままだ。そこに
ドゥベンコが来て、Tボットが効果的で血管造影だと指示する。
皆はなかったはずだという。兄が死ぬのかと、来る。
プラッツが兄をケアする。血圧が下がりだした。
子供は「私は悪い子か?」と聞く。アビー「カリー頑張れ・・・」。
脈が落ちてくる。挿管、IVHをするが・・
血圧は低下する。ハワードが邪魔になるのでどかされる。
ドパミンを入れる。
ハワードは数えながらアンビューを押す。
後腹膜にも、出血している。心マッサージ、DCをする。
ハワードは輸血の確認が十分でないので、輸血反応を気にする。
母親が呼ばれる・・臨死だ・・・死亡宣告だ。
カーリーとすがりついて泣く。諦めないで・・・

手伝っていたコーディは手袋を脱いで去る。
死後の処置をする。アビーも来る。


妹のターミャは、倫理委員会からERに戻った
コーディが、コバッチュと一緒に処置する。
サラが点滴が入らないで戸惑う・・入った。CTに運ぶ予定だ。
そこに酸素飽和度が落ちた、
肺挫傷だ。挿管することになる。
ドゥベンコが来て、試験開腹をコーディは言うが、
気胸だと分かる、それでレベルが落ちる。ドゥベンコは軽い気胸は
挿管で悪化すると言い、胸に針を刺す。ターミャは回復した。


一方で、ソーシャルワーカと母親を聴取する。
母親は父親は子供殺す気だ、と叫んでいる。
警察は犯人は捕まえられないと報告する。
母親にも刑事は聞く。大酒呑みで飲んだくれている。

プラッツ子供の無傷の兄をケアする。兄は止められなかった
責任を感じている。そして、「来ていない、とうさんなんか」。
何とプラッツが聞くと、父親は1年前に死んでいる。
母親は精神科に通っているが、支払えなくなって
薬を先週から飲んでいないのだ。離脱症状だった。
妄想など・・兄は警察に証言できない。
母親は精神科に診せることになった。

薬を飲ませると、母親は落ち着いていた。
父親は死んでいると語る。
真実は母親の妄想からの犯行だった。
カリーとターミヤは窓から投げたのだ。
兄はやめてと叫ぶが・・・母親は
早く逃げなさい・・子供達は飛び降りた。
「私が殺したの・・」。
悲しい結末だった。

アビー、今日は辛かった。子供を亡くした親の気持ちを思うと・・

★皮膚病変は肺癌の皮膚転移だった
プラッツが学生に指導しているが、
学生はコブについて、
ただのコブだ。プラッツ「教科書を読め、順序よく喋れ
と言って、
ため息だ。そして患者を診る。学生がレントゲンで肺門の陰影の
あったことを報告する。喫煙者で肺癌だった、皮膚は
皮膚転移だと診断した。プラッツは患者に告知し腫瘍科を勧める。
驚く患者に、プラッツは学生にそばで手を握れ・・・と言う。
そんなプラッツの
ERにメイが来る。自分でギプスを切る
つもりだった。プラッツは優しく話しかけ、切る。
ギプスにサインがない、メイの父は肺炎で救急車だ。
それで付いてきたのだ、もう何度目かの入院だ。
それを聞いて
プラッツは「迎えにいったのに・・」メイ「でもあなたの
車に乗りたくない」。恐怖の交通事故の後ですから仕方ない。

★コーディの処分は
カーターはウィーバーに早速注意される。コーディのことで、
カーターは頼んだ立場から自分も意見を述べるという。
しかし、ウィーバーはカーターに薬物乱用の過去があり、
自分を酷使している状況を心配しているのだ。
いや管理責任から心配なのだろう。カーターは心配ないと答える。
もちろん、ウィーバーは追加勤務を禁止する。

コーディは車でERに向かう。子供が大きくなった。
4歳だ、マークの写真を見せ、パパだと言う。
病院の倫理委員会に出席する。そこで弁明する。
移植を成功させる
ために緊急にしなといけないので、24時間調査はできなかった。
他の外科医は違法だと知らなかった。双方HIV感染者の
事実も知らなかったが、感染予防処置は常に行われているので
問題はないと主張した。緊急の特殊な場合で、悪意や過失があった
わけではない。移植受けた患者は順調に回復している、
と主張する。
しかも、新しい改革案が知事に届いてサイン待ちの状況だ。
法案成立よりも数日早く、しただけだ、いけませんか、命を救った。
妥当な主張だ。病院内部で処置できる範囲内かもしれない。

倫理委員「一人の患者は死んで、一人の患者が
救われただけだ」。ウィーバー「病院の規律を破った、
州に届けば、解雇か免許取り消しになる」。そこにドゥベンコが
出血性メッケル憩室摘除に戸惑って遅刻してきた。
ドゥベンコも倫理委員会のメンバーになって、コーディは驚く。
これが決定的だったのだろう・・・コーディはERへの信頼が
崩れたのだろう。

ドゥベンコはコーディに革新的だ勇気があると嫌みを言う。
君がしたことには脱帽する。Tボットにために行く。

コーディは倫理委員会の結論をコーディに告げる。
コーディは終身在職権を失って、臨床講師はどうか?
と勧められた。それはコーディを失望させた。
ウィーバーは「解雇という意見から戦って守った、
皆に頭を下がった」と言う
。そして「あなたは、道をそれている、
この病院は地域のために頑張るのだ」と付け加える。

最後にコーディはカーターに会い、やめることにした、と報告する。
コーディの結論は、「もういい、新しいドゥベンコ、4歳の娘、
マークもいない、新しい恋人も去った、とどまる理由がない、
娘にも私にも、心づもりはできていたが、踏ん切りつかなかった、
自分から幕をおろす、辛いけど・・・
」最後は涙だった。
そして、コーディは「しばらく国に帰る、皆に謝って・・・
さよならが下手なの、涙がでちゃうから・・・
伝言は、一言、楽しかったって・・・と」去る。


★その他の事件
ルイスには
ィーバーに部長代理に自薦にきた。
前は妊娠中で断ったが、産んでみてオッパイ吸われるのは
好きでないと分かったのだ。収入も魅力なのだ。週に1000$プラス
で2年契約だ。
早速、次々と事務を任せる。
ERのごたごたを任されるが、ハワードがやめて、レジデントを
電話しまくって、探し回る。ニーラをアビーと一緒にくどく。

サラはルカの家を息子は気に入っているようだ。
息子は適当だ。コバッチュに同棲を迫られる。
通りかかったルイスは最初だけで幻滅するとからかう。
サラ「もう少し待って」。

アビーはハワードに病気だと言うが、僕は放射線科に行くとやめる。
それで席が空いた。

ニーラはスーパーで仕事している。アビーがハワードの買い物に
小銭を出す。ニーラは今日はホットドッグマシンの掃除を覚えた。
アビーとルイスが来て、ハワードがやめたので、空いている。
ニーラは遅い反抗期と早い更年期だとからかう。
ルイス「少々ねじがゆるんでもいい」。
ニーラは戻ることにした。


主な患者
肺癌で皮膚転移
骨盤骨折の転落した子供・姉カリー
胸部打撲した子供・妹ターミャ



ER11★★★☆   226話「カーターに頼もう」TRY CARTER

いつもより、大変だった。患者も多いような・・
12人の医学生がいるのか、もう大混乱だ。
今回で、レイとハワードが目立っていた。今後も大きくなるのかな?
それに患者を数人で診るので、ドクター別に書くことが難しかった。
今回はテーマ通りカーターは中心で頑張った。プラッツも仕事したが、
本調子ではないようだ。休養を命じられ、帰ったコバッチュが呼び出された。
もう一人活躍なのがアビーだった。レイと薬物検査を
めぐって喧嘩一歩手前だった。でもアスピリン中毒とは・・
意外な展開で驚いた。でも、結構危険なんだ。
アビーが一番自然だな・・・ERに合っている。
看護師も経験しているから当然だけど・・
ニーラは笑えるが、そこまで自虐的だとは、負け犬と言っていた。

でも、カーターがコーディに押しつけた違法な肝移植は
来週大変なことになります。コーディもいくら、
気に入らないスタッフを勝手に採用されたからと自暴自棄は良くない。
ドゥベンコは、どうなのだろう。嫌な奴に描かれているが・・
 

(あらすじ)

★カーター
独立記念日の日、不眠が続くカーターは日勤を前倒してERに出勤するありさま。
コバッチュが出迎える。ケムとはメールで連絡している。そこに救急車だ。
カーターは、自動車事故から復帰したプラットに新人レジデントの統括を任せる。
ナイフ刺傷の24歳の男性が興奮して運ばれる。コバッチュが疲れて帰る。
プラッツの指導をする。
45歳頭部に銃創患者が運ばれる。追いかけて
助けようとした。人工呼吸器付いているが、瞳孔散大、四肢弛緩麻痺、
新しく外科医ドゥベンコが来て、耳に髄液がある。アビーも付くが、
角膜反射もない。
ガールフレンドは彼は強いと死を認めないが、アビーは
40分過ぎて、優しく脳の活動を示す反応がない。家族はいないのだ。
HIV陽性で臓器提供はできなかった。友達を連れてくる。
その友達は型が一致して、HIV陽性で、C型肝炎の肝臓癌で余命がない。
一方カーターは法律違反と知りながら、HIVポジティブ同士の臓器移植を
担当のドゥベンコに依頼するが、あっさり断わられる。
次にコーディに頼む。
しかし、コーディもクビになる、刑務所だと断る。カーター「目の前の
患者がもったいない」。コーディはウィバーを怒らせるのも一考だ。
それで引き受ける。アビーに断酒会を勧める。
プラッツの代わりにコバッチュを呼び出すことを
決める。アビーはカーターを夕食に誘う。カーターは医学生を次々と見ていく。
耳の悪い医学生に、ギプスのやり直しを命ずる。
胸痛の17歳患者にニトロを投与しようとする医学生を止める。
ルイスが子供を連れてやって来る。カーターに子供を預けてトイレに行く。
カーターは最後にレイの屋上に行く。レイは子供の話を聞いて、同情する。
本当に暮らしているのなら、ウィーバーはどういうか・・・
その時花火があがる。独立記念日おめでとう!!

★コバチュ
調子の悪いプラッツの代わりに呼び出された。帰ったばかりなのに・・
ショック状態のアレルギーと思われる若い女性だが、頸を絞められた跡があった。
新人レジデントのハワードは、ボーとしている。サラの息子のサッカー
に付き合う。試合は負けた。パパが戻ってくると言う。家でゲームをしている。
コバッチュは泊まっていくようにいうが、サラは帰る。

★プラッツ
事故から復帰して新人レジデントを指導する。胸痛の心疾患だ。ビデオゲーム
に飽きたのだ。新人いびりが楽しみだ。
ナイフ刺傷の24歳の男性が興奮して
運ばれる。腸の傷があり、感染したら死ぬというが、俺は死なない。
帰ると興奮する。
プラッツは返すという、カーターは精神科だと言う。
プラッツは弟を呼ぶことにした。コーデイとドゥベンコが来て診る。
二人で意見が違う。
貫通外傷を腹腔鏡で直すとドゥベンコは言う。
コーディはリスクが高すぎて駄目だという。プラッツは頭痛して
休んでしまう。カーターは休養を命ぜられる。

★アビーとニーラ
一方、アビーのアパートに居候中のニーラは、病院以外の仕事を探し始める。
ニーラは二つ面接があるという。そんなニーラを残してアビーが出る。
ニーラはアビーに金を借りる。アビーは医学生と外科結びの練習をしている。
ニーラはファーストフードに面接に行く。次は洋装の店だが、際だったセンスが
ないので断られる。
就職斡旋に行く。サービス業など、ほとんどの経験がない。
ニーラが結局ER近くのスーパーでレジをしていた。負け犬にはふさわしい。
私は全てをなくした落伍者だ。
自嘲している。
アビーは6000$のサイクリストの傷を処置する。またアビーは同じ
新人レジデントのハワードの挙動が気にかかる。一つ一つ4回確認してやる。
自閉症なのかな・・・?? 臨機応変が出来ないのだ。アビーが挿管する。
やっと酸素は上がっていく。ハワードは出て行く。空気を吸っている。
慎重を期していたが、強迫性障害を疑う。レイにすごまれる。

★レイ
レイは要領よく診察をこなし、得意な音楽の話題で患者ともコミュニケーションが
取れている。58歳路上で見つかった酩酊患者、尖足がある。神経外科は来ない。
MRIで脊髄を見たいが、予約で一杯だ。点滴で面倒見る。20分で上に上げると
約束する。医学生を連れて、MRIを緊急で入れてしまう。
24歳男性、
サイクリスト同士の衝突を見る。バンド男だ。膝に稔髪音がある。
神経学的に異常はないが、言動に不審をアビーは抱く。
ある患者を巡りアビーと意見が対立する。バイク便の会社は薬物検査を
請求するがレイは必要ないと拒否する。頭CTは異常なかった。
アビーは薬物検査だという。レイは薬物反応は何日も残る観察で十分だ。
記録に残るのを渋るのだ。検査の尿でアビーは薬物検査をオーダーする。
全部陰性だった。レイはアビーに2回も間違いを犯したと詰め寄る。
しかし、
膝が痛いので、アスピリンを飲み過ぎ危険な高値だった。
人の患者にちょっかい出すな・・・レイは尿酸、有機酸、甲状腺ホルモン
のオーダーをする。熱傷の子供なので、サラは断る。俺の患者だと言う。
帰るアビーに、仲直りの飯をおごるというが・・断る。
ハワードのことを聞くが、気にしてない。買い物に行くと・・
ニーラがレジをしていた。負け犬にはふさわしい。
私が全てをなくした落伍者だ。屋上で自炊しているのだ。

★ドゥベンコ
新しく外科医ドゥベンコが着任。コーデイはそのことを知らされておらず、
外科部長としてウィーバーに抗議する。
欠席したので、その時に決めたようだ。
一方カーターは法律違反と知りながら、HIVポジティブ同士の臓器移植を
ドゥベンコに依頼するが、もちろん断る。

★モリス
学生に微妙なモリスの医療の世界を語る。的外れだが、上手く語る人もいるのです。

(主要な患者)
ナイフ刺傷の24歳の男性
58歳路上で見つかった酩酊患者、尖足がある
発熱だけの2歳児はウィルス患者
24歳男性、サイクリスト同士の衝突
一方は6000$の自転車に乗るサイクリストの傷
45歳頭部に銃創患者
ショック状態のアレルギーと思われる若い女性  頸を絞められた跡があった


ER11★★★★  225話「傷ついた者」DAMAGED

カーターは疲れている。心身ともに・・・しかし、
責任者だ・・コバッチュやアビーが、さりげなくサポートする
彼がみたイラク戦争の怪我の患者はカーター自身と重なる。
彼女から逃げないで、しっかりぶつかることを助言する。
最後にケムに電話する。カーターが元気になるのは、いつだろう。

アビーがメインだった。看護師から医師への変身だ。
戸惑うばかりだ・・思わず看護師と衝突する。
でも、死亡宣告で立派にやり遂げたと言われ自信を持っただろう。
誰でもいい、立派にやり遂げた、この言葉が一番だ。
アビーは大丈夫だ。ニュートラルで自然だ。
これからもERを引っ張ってくれるのだろう。

それと対極なのが、ニーラだが、親からは独立出来たようだ。
優秀なのだが、教えて貰ったことはできるが、
自分で切り開くことはなく、自信をもてなかった。
これが自立の第一歩だ、うまく進んでくれ。美人だもの・・

コバッチュとサムの美男美女カップルはうまく行きそうだ。
外観は美形だが、心と、引きずる人間関係は重い。
これからどうなるだろうか。

新人インターンはまだまだキャラ不明だ。 

(個人別に内容を)

★カーター   ケムが去り、一人残されたカーターは、
嵐の中でケムや赤ん坊の声の幻覚に悩まされ目覚める。
精神的に追い込まれ不眠が続く。
イラクでの怪我から
植皮患者の熱発だ。髄膜炎? 上顎洞感染が広がっている。
腰椎穿刺で濁った髄液だ。
グラム染色だ。患者は眠れない、
夢の中では昔の顔だ。急に暴れた若い女性を押さえよとして、
膿盆で顔を殴られる。手術を拒否しているのだ。
患者「戦争は正義だと思う、大勢を解放した」。
カーター「それで救われる、婚約しているんだ?」。
患者「してた、会いに来るのを断った、思いやりあるが、
くじけてしまう」。疲れたカーターはコバチュのすすめで
上がる。カーターは戻ってきた。二人で納得いく解決をしろ、
電話かけろ、と言いに来たのだ。コバッチュはカーターを話す。
「ひどい顔だ、何でも聞くよ」。カーター「眠れない夜が
続いて、夢ばかり見る、会いたい、彼女と赤ちゃんに会いたい、
幸せな人生は手の届かないところに行った、どうすれば
取り戻せる」。アビーには断酒会を勧められる。ケムで電話する。

★コバッチュ  一方迎えに来たコバッチュに応じ、
シカゴに戻ったサム親子だ。サムは彼がまた追いかける
と言う。
コバッチュはサムに同居を提案する。でも、
サムは意味が違うと反発する。仕事の休憩で、コバッチュ
「愛してるから、うちに来ないか、
無駄な時間を過ごしたくない、
準備ができたら伝えてくれ」。

水族館で天竺鮫に噛まれた男が運ばれる。
鮫も助けるように注文される。水をかけながら・・
混み合うERでストレチャーから落ちる。

多発外傷の患者の気管切開をする。腹部膨満だ。挿管する。
コーディを呼ぶように頼む。しかし、来ない。死亡宣告した後の
アビーがやって来た。心膜穿刺をする。エピとアトロピンだ。
脈が戻った。心タンポナーデだったが救命できた。サムは帰る
コバッチュに「私もよ、後でうちに来て」と抱きつく。

♪疲れ果てて 試練を経て、長かった日は 過ぎ去り
風も静まり 眠りについて  ♪ 


★ニーラ    将来が定まらないニーラはアビーの
アパートに転がり込んでいた。そこへ、ニーラに電話だ。
ニーラはアビーに助けを求めるが、インターン研修を
辞めたことを知った両親がロンドンから押しかけてくる。
ニーラ「ドクターに向いてない、自分の人生を
どう生きるか」。両親はレジデントになって、
兄弟を助ける約束だったのだ。ニーラは仕事を探す、
待って貰う。ウィーバーに相談する。仕事をください、
自分でも分からない。ウィーバー「何も出来ない、
アドバイスはミシガンへ帰ること」。親がまた
やって来た。タクシーでミシガンへ行く。これで決まりだ。
親子は話にならない。
母「与えられたチャンスを無に
することはない、時間はない」。ニーラ「何でも、
おかあさんのことを聞いた、ビオラの演奏も・・」。
母はタクシーに二人で乗る。父「援助はできない、
子供の時、鳥になりたい、自由に飛びたいと、
願いがかなって良かったな
」と去る。ERで泣いている。

★アビー    看護師からインターンへと、立場が
一転したアビーはウィーバーからたくさんの患者を
診ることが優秀な医者になると言われる。アビーは
看護師に頼むより、自分で処置した方が楽だが・・。
上手に使うことを学べと指導される。医学生ニコルソンが
下につく。困惑しながらも、早速看護師たちと意見を
戦わせる。イノバンの混合率のミスだ、看護師で違うのだ。

前方上腕関節の脱臼の子供の患者を、アビーが整復する。
看護師は鎮痛剤が多いと助言するが・・ベルゼドと
フェンタを投与する。酸素を用意する。身体に怪我が
多発している。付き添った伯母が連れて帰ろうとする、
取り押さえる。子供も逃げる。アビー「私は傷つけない」。
子供は泣く。手当をする。「私たち、若い子のご主人よ」。
スペイン語だ? 12歳でメキシコのバス停から
誘拐された。今は14歳、男が殴ったり好きにする、
家族にはいつ帰れるか分からないと言った。
アビー「助けてあげる」。本当の名前は「テソロ」。
工場に電話した。付き添いも地下組織のレモネスの
被害者だから、助けてくれと言っている。少女は
児童局と移民局に相談だ。アビーはメキシコに帰れる。
少女「帰っても、邪魔者だ、駄目」。電話を勧める。
電話に出る。少女は電話で泣く。児童保護局が来る。
里親に預けて半年ほど、努力します。アビーは金を
渡して、ニーラにテソロを国に帰るように頼む。
駅で乗車券を渡す。テソロは不安がる。ニーラは電車に
一緒に乗った。アビーは保護局に「いなくなった」と報告する。

搬送された多発打撲の二人の患者のうち、より重傷の
患者をコバッチュから任せられ奮闘するが
……。彼らは
ゲイで森でキスしていたら、4人組に襲われたのだ。
瞳孔散大している。挿管する。輸血する。徐脈、挿管に血液、
鎖骨下に・・マッサージを始める。血液は陰性だ。
アビーは戸惑っているが、看護師は意見がない。
看護師「決めるのはあなた、ドクターでしょう」。
アビー「マッサージをやめる、経過時間42分」。
友人が「ありがとう、力を貰った、僕は僕でいいんだ」。
警察がきた。友人「僕がゲイだと彼らに出会って分かった」。
スタッフ全員の沈黙の中で、アビーは死亡宣告する。
コバッチュに
アビー「先週まで何をやるにも許可がいった、
それをいきなり重患を私に任せる、とまどって看護師に
意見を求めた、患者は死んだ、100%の治療を受けずに」。
コバッチュ「僕の患者は救ったし、君の患者は
あれ以上望めない、来たときにバイタルもなかった、
死んだも同然だった」。
アビー「望みはなっかたということ」。
最後に、亡くなった学生の死後処置を手伝う。
アビー「もし私に間違っていることがあれば・・」。
看護師「立派にやり遂げた」。
アビーの一日は終わった。

★新人インターンのレイはウィーバーから
服装チェックを受ける。バンド仲間に相談する。

メイはリハビリだ。
イラクでの怪我から植皮患者の熱発だ。髄膜炎? 
前方上腕関節の脱臼患者 アビーが整復しニーラが送る
急に暴れた若い女性   何だったんだ?
水族館で天竺鮫に噛まれた男  処置不明だった。
ゲイで森でキスして襲われた多発打撲の二人の患者



ER11★★★★ 224話「不本意な別れ」ONE FOR THE ROAD

新しいシリーズといっても、話的にはまったくの続き物だ。
銃を向けられたカーチェイスから始まった。
それで今週はプラッツを初めとするスタッフの動向が描かれた。
しかも、短くたたみ込むように、話が進む。
忙しい時間がERの緊急を見事に表している。
これまでと同じだ。だから間違いが一杯だと思うが
大体の話を書くよ。ERは医療ドラマとして最高です。
ドラマを越えて勉強になる。楽しいな。

プラッツの事故は、車が水面に落ちたときの脱出の方法を描いた。
リアルだった、チェンは完全に深いところか脱出してました。
プラッツは元気だったが、ERに運ばれ縫合が終えた瞬間に、
頭部の外傷による硬膜出血で脳ヘルニアで昏睡で挿管までされた。
しかし、回復した。一緒にいたチェンは痛みはひどいが、肋骨骨折が
ひどかったが、無事だったようだ。
しかし、エルジンは頸髄損傷で四肢麻痺があって、脱出のさい
ドアにひっかかって、救出が遅れバイタルサインがない。
ERに運ばれたが、動脈の損傷もあって、開胸したが
回復しなかった。死亡したのだ。

アビーは最後の看護師の仕事から、ウィーバーの特例で
そのままレジデント医として繰り上がって勤務を指示される。
看護師よりも厳しい医師としての仕事が始まった。
しかし、見事にこなしていきそうだ。

ニーラは知識や学力はあるが、アビーのような現場での柔軟な
臨床医としての能力に自信がもてないのだ。ERに戻ってきた。
ニーラもERには必要なキャラだ。来週には、仕事を志願するようだ。

ERの診療部長ウィーバーは、遺児ヘンリーの監護権を裁判で得た。
相手の親も養護に協力する形で和解したようなものだ。最初から
裁判しないといいが、話合うということができないのだろうか?

サムは、前夫スティーブから逃げ、息子アレックスとフロリダへ向かう。
しかし、コバッチュがやって来て、説得されてシカゴに戻るようだ。

出産目前で子供を失ったケムとカーター。特にケムの喪失感は激しく、
カーターとの生活に居場所を見出せない。ケムはアフリカに
帰るのだろう。そして仕事を始めたい。カーターは結婚して
一緒に暮らそうと提案するが、それもケムには耐えられないようだ。
別れは決定的だ。カーターはERの中心スタッフとして
バリバリ仕事を出来るのだろうか・・・?

新人のレジデントが2人やって来る。このキャラはどうかな?
今日は顔見せだけだった。来週から期待ですね。

患者のリストは、接着剤と目薬を間違えた患者、鼻の中に電球、
ハチミツで破傷風のベビー、扁桃の癌で出血の患者の死、
膣の中の異物(麻薬)を内診を同意させるアビー。 

(間違いだらけのあらすじ)

★退院した少年エルジンとチェンを乗せたプラットの車は、別の車のドライバーから銃を向けられていた。追い越す際の挑発めいた挙動が相手ドライバーのカンに障ったのだ。派手なカーチェイスを繰り広げる。チェンは足を撃たれる。
プラットたちの車は、道路を突っ切りシカゴ川に転落する。チェンは肋骨を折った。シートベルトも外せない。エルジンは左手足が動かない。頸髄を損傷したのだ。チェンは携帯する。車は少しずつ沈んでいく。

水が迫ってきた。窓を明けるが、パワーウェンドウが動かない。しかも、ドアが開かない、水が入って来ないと、水圧で開かない。車はしっかり沈んできた。水が中に入ってきた。ドアが開いた、チェンは抜け出して、水面にでる。救助が来ていた。プラットは来たが、エルジンはドアに引っかかり助けられなかった。エルジンは救助されたが、バイタルサインはない。

ERにプラッツが運び込まれた。ニーラも処置を始める。骨折無しだ。モリスが縫合だけをする。モルヒネで寝たと思ったが、反応がない。脳ヘルニアだ。中大動脈の損傷か。後遺症も残るかも知れない。覚醒しない。硬膜の損傷による血腫だ。挿管されて覚醒した。紙に8時から勤務だ、と書く。チェンが付いていて見てあげる。

最初はプラットはチェンにつきそう。チェンは胸痛を訴える。肋骨骨折だ、一時心肺機能が落ちる。。

エルジンが運びこまれた、挿管した、左の呼吸音は良好だ。しかし、
大動脈の損傷だ。血液が胸に3リットル溜まっていた。アビーが開胸したのだ。DCをするが、死亡宣告だ。レジデントのニーラとアビーが開胸の跡を縫合する。ニーラに任せてアビーは帰る。

名門ミシガン大学病院でのインターン研修を拒んだニーラは、シカゴに戻りウィーバーに相談する。ニーラはERで資格はないが、処置を手伝う。エルジンの死後の縫合は資格なくても可能でやる。その夜は、泊まり込んだ。次の日、アビーに考え直せと言われる。インターンをしないと医療行為出来ないのだ。8年間の努力が無駄になる。将来をドブに捨てることになるとアビーに言われる。ニーラは臨床医としての将来を歩み出せないでいる。知識や学力はあるが、アビーのような現場での柔軟な臨床医としての能力に自信がもてないのだ。

★一方そのウィーバーは、遺児ヘンリーの監護権を巡る裁判闘争を終える。裁判でも、最後の仲裁を頼む。
裁判の決定は、ウィーバーが養育権も持ち、忙しいときにヘンリーの養育を祖母達が持つのだ。

★サムは、前夫スティーブから逃げるため、アレックスを連れフロリダへ向かう。モテルで宿泊を頼むが、アレックスは誘拐だと悪ぶる。そして、サムに内緒でコバッチュに電話をかける。フロリダ、アトランタと告げるが、アレックスはシカゴが良いと言う。コバッチュがERから2時間前に帰ってしまう。そしてサムのところにやって来た。一カ所に長くいないという。コバッチュ「逃げ続けるのか」。サム「これはアレックスのため」。コバッチュ「こんな人生が、あの子にも君にもいいか」。サム「どうすればいい」。
コバッチュ「一緒にシカゴに戻ろう、僕を信じろ」。サム「人を信じるのは苦手だ」。コバッチュ「これ以上悪くならない」。

★モリスはエプスタインウィルスの持病で休みがちだ。

★出産目前で子供を失ったケムとカーター。特にケムの喪失感は激しく、カーターとの生活に居場所を見出せない。カーターが帰るが、外に食事も行きたくない、出前を頼む。ケムは寝ているが・・カーターは起きて見つめる。朝、海辺で話すが・・・カーターは遺灰を海に流す。ケム「時が訪れる、生きるとき、死ぬとき、笑うとき、泣くとき、踊るとき、悲しむとき・・・そばに居られない」と泣く。カーター「一緒に生きよう、結婚したいんだ」と抱きしめる。
ケムは飛行機に乗って行き、いつ戻れるか分からない。休養して仕事に戻りたいのだ。ケムの答えは、ないが、カーター「いいよ、君を愛してる」ケム「すぐに決められない、今は何も考えられない、嵐に打ちのめされた、もう少し時間をちょうだい、私も愛してる」。

患者のリスト

カーターは接着剤と目薬を間違えた患者

アビーは最後の看護師の仕事だ。しかし、ウィバーは繰り上がって
レジデントとしての処置を許す。

膣の中の異物、治療の対象外だ。ウィーバーは本人の同意がないと、
内診できない。麻薬の売人の調べのためだ。アビーは内診に
おじいちゃんが来ると説明した。女性は18時間後にしょうがなく、
同意してアビーが取り出す。

事故で腹痛の患者、そして交通事故が・・・運ばれる。
チェンも運ばれた。撃った相手も運ばれたのだ。

鼻の中に電球だ。

破傷風の赤ん坊だ。ハチミツを食べさせたと、夫婦喧嘩が始める。

扁桃の癌と出血の患者。口から出血だ、放射線もあてまくっている。
血のかたまりを吐き出す。吸引チューブを患者に持たせる。
Hb8.9だ、輸血や挿管も必要かも知れない。告知されている、
今日が最後かも知れないと覚悟する。エピネフリンの吸入を勧める。
しかし、患者は拒否する。もう疲れた。血球が減ると眠くなる。
辛いときはモルヒネを与える。患者は了解する、
そばに居てくれ・・そこにまた救急の患者で呼ばれる。
結局、看護師に看取られて死んだのだ。

新人のレジデントが2人やって来る。ウィーバーが相手する。
アビーは特別でドクターとして仕事をさせられる。



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