2006年 1月 ドラマ                 西遊記      フジ  月   21時
スタッフ
■脚本 坂元裕二
■プロデュース
 鈴木吉弘
 澤田鎌作
■演出 澤田鎌作

キャスト
孫悟空 : 香取慎吾
沙悟浄 : 内村光良
猪八戒 : 伊藤淳史
凛凛 : 水川あさみ
老子 : 大倉孝二
仁丹 : 角野卓造
杏花 : 夏帆
牛魔王 : 長江英和
三蔵法師 : 深津絵里

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 期待と最終評価

何度も見てきた西遊記を、役者は面白そうだが、
どう料理してくれるのかな? 
CGなども駆使するだろうが、しっかりした話を作ってくれよ。
月9は惨敗続きだ。 
期待はしないでおこう、★★くらいでしょう。
キャラがふくらんで来ると、★★★かな?


 公式HPから

三蔵法師(深津絵里)という一人のお坊さんが、この世に平安をもたらすというありがたいお経を持ち帰るため天竺へ旅立った。一日目に沙悟浄(内村光良)、二日目に猪八戒(伊藤淳史)、そして三日目に暴れん坊の孫悟空(香取慎吾)と出会う。まったくお互い個性の違う4人はぶつかり合いながらも様々な困難を乗り越えていくのだった


 あらすじとコメント

西遊記ウッキー祭 総集編だ

悟空が台湾へいく。チビ悟空が待っている。
台湾料理を食べる。

猪八戒は、腹を痛めて産んだ子供の八恵と一緒だ。
沙悟浄の手紙が会って、金魚と一緒で学校の先生だ。
八恵は巻物を持ってくる、それには旅の話を聞かないと
いけないのだ。

火の国の話をしだす。牛魔王を退治したのは、
猪八戒だと言う話になった。

温泉の国。猪八戒は美人に惚れてしまう。
妖泉大王(及川光博)、春麗(酒井若菜)。

夢の国。三蔵は母に出会い天竺を諦める。
三蔵の母(伊藤蘭)

砂の国。沙悟浄は金魚姫に出会う。
金魚姫(須藤理彩)。

子供の国。子供の父となった孫悟空だ。
紅蟻夫人(高橋ひとみ)。

森の国。修周と冥蘭の悲恋。
修周(成宮寛貴)、冥蘭(釈由美子)

幽霊の国。孫悟空が国王とキス。
王妃、蓮歌(手塚理美)、国王、大福(酒井敏也)

時の国。時空のゆがみで怒りの三蔵に変身だ。
紅孩児(石井正則)。

悟空の二人はバスに乗っている。西遊記の絵入りだよ。
マッサージ店に入る。そこで、大きめの女性に踏まれる。
台北101タワーに行く。そこでメディアの取材がある。

花の国。沙悟浄は混世魔王の手下だったが・・
混世魔王(松重豊)羅刹女(大地真央)。

滅法の国。凛凛が羅刹女の娘で、悟空と結婚?
犬魔将軍(デビット伊東)

天竺。李玉ではなく、お釈迦様より直接経文を。
釈迦(堺正章)、赤雲(山下真司)

八恵は、ついに秘密の巻を広げる。
見て驚く八恵だ。
沙悟浄も三蔵も見て、驚く。

「西遊記、映画化決定」と書いてあった。 こんなオチだったのか、怒笑。

エンドロール、おしまい。

こうして総集編を見ていると、まあ結構楽しいかも・・
お子ちゃま向けなのかもしれないが、それだけでないような。
ゲストも多彩です。お気に入りは紅孩児です。
弱いけど、ずるいキャラが好きです。自分と似ている。
意外ともっと高く評価していいかもしれないな。


西遊記★★★★  11話 「天竺」  最終回

なんだかんだ、振り返ると結構面白かったかも・・
回想シーンがあって、牛魔王から、色々な妖怪が出たな〜〜
紅孩児が一番のお気に入りでした、難敵だったと思います。
女優さんも、出ましたね。酒井若菜さん、手塚理美さん、
須藤理彩さん、菅野莉央ちゃんも、良かったな。
最終回は結構良かったかも・・歴史的事実で教典を
持ち帰ったことを変えるのかと思ったが、うまくドンデン返し。
話が見事にまとまりました。評価アップ、おまけもあるが・・

天竺に入ったが、大雷音寺では篠井英介さんが一番偉い
お坊様ですが、三蔵に恐ろしいことを言う。
99日の修行に入って、身が滅びるとき、世のため
人のための教えを得られる。しかも、三蔵は承知する。

しかし、牢に閉じこめられ死の修行中の三蔵に
悟空が説得にくる。やせ衰えた深津さんでしたが、
三蔵も、悟空の説得や、この寺の教典至上主義で、民衆の
苦しみや喜びを理解してない姿に違和感を感じる。高僧は妖怪と
悟空たちもすべてを、ひとまとめで否定した。それは、三蔵が、
一緒に歩んだ苦難の中から得た教訓や喜びも、
完全に否定することだった。それは出来ないことだった。
結局、三蔵は修行も教典を得ることもあきらめ、寺を出る。
悟空は寺で、残って荒くれ僧(少林寺かな?)と戦う。
しかし、倒れた悟空に三蔵達が戻ってくる。
意味ないじゃん、折角、皆を逃がそうとしたのに、笑い。

最後は寺を出るが、歴史的時間と事実を無視して、
三蔵は老子から紹介され、釈迦に会った。そして見事に
教典を手に入れる。めでたし、めでたし。
超簡単あらすじはこれだけだ。大雷音寺の一番の坊様李玉は
篠井英介さん、高僧赤雲は山下真司さん、釈迦は堺正章さん。

金遁雲で逃げればいいのに・・そう思いましたが。
いや、そもそも、金遁雲で天竺に行けば苦労しなくて
いいなと思っていたが・・・全否定ですけど。
やはり、地べたを這って、人々の苦しみと喜びを
知って、学んだ中から、教典以上の教えがあるのですね。
納得です。

慎吾君の悟空は、ハイテンションで良かったですね。
本当に熱演でしたね・・・毎回の啖呵は黄門様の印籠でした。
深津さんの三蔵も、女々しくて(女だった、笑い)、
弱く、迷っていたし、それでも大事な仲間を信じる心を
最後まで示したのは良かったかもしれない。
悟りを開き、悟空たちを諭すだけではウダイ坊主だけだったかも
沙悟浄と猪八戒も良かった。金魚姫と暮らしたし、
子豚を産んだ。話も繋がっていた。
凛凛の水川さんは、日本中にインパクトを与えたと思う。
可愛かった。老子も最初は???だったけど、
作り込んだキャラは楽しませてくれました。
多分、大倉さんしか演じられないキャラだと思う。 


(簡単あらすじ)
★水争いを悟空たちでやる。結局、倒して流れてしまう。
無意味な争いを徒労という。  一行は村に来るが、
水や食べ物がなく。一行を襲う。助けた大雷音寺の僧たちは、
三蔵を赤雲のもとに連れていく。悟空たちは妖怪として縛る。
赤雲「大雷音寺は選ばれた者が入るところだ」。三蔵「共に
天竺に行こうと約束した、助けを乞う者を助けるところだ・・
思いやり、働き、水も飲まずに、歩いた彼らに資格がないなら
私にもない」。三蔵は天竺に行かないと縄を解く。
悟空「天竺に殴り込みだ」。三蔵「菩薩も見ていた、
穏やかに殴り込みだ」。

★大雷音寺の山門で、三蔵「天竺に行く」。悟空たち「行って
らっしゃい」。「大丈夫」。「これでいい」。「ここでお別れだ」。
三蔵「一緒だ、大丈夫、この旅はあなた方の願いでもある」。
沙悟浄「その言葉で十分」。猪八戒「思い出で頑張れる」。
悟空「淋しい、でも嬉しい、大切なものを見つけた、ナマカが
出来たことだ」。三蔵は泣きながら別れる。三蔵は青、黄、赤の
鈴を渡す。

★三蔵は寺の中に入る。居並ぶ僧の中に老子もいた。老子
「暇があれば、仏の道を学べばいい」。三蔵「旅の中で学んだ」。
李玉「下々は野蛮だ、貧しき民に教えは理解できない、教典を
授けよう、三蔵という・・そなた自身だ、99日の修行に入り、
身は滅びるが、世のため、人のためになる」。三蔵は牢に入る。
老子が来る「そういうことだ・・願いはあるか?」。三蔵「3人に
私の死を話さないで」と頼む。


★悟空は下の村で3ヶ月を畑作りに精を出していた。そこに凛凛が
来て「三蔵が死んでしまう」。老子も来て「忘れろ」。そして、
逃げようと思えば逃げられた、人のために死ぬ、それが願いだ、
師匠に逆らうのか」。悟空「そんなのおかしい」。
金遁雲で猪八戒に行くと、猪八戒は子豚を世話していた。沙悟浄は
金魚姫と一緒だった。3人は一緒になる。沙悟浄「天竺から連れ出す、
神仏、人間に刃向かう、天上界で罰せられる、師匠も助かることを
望んでいない、全てを無駄にする、目を閉じて行かない者は
立ち去る、1・・2・・3」。3人とも残った。

★寺の中に入る。それぞれ探し出す。悟空は三蔵の牢を見つけた。
鉄格子を外そうとするが、それは三蔵の心を表している物だ。
悟空「命の引き替えのお経はクソくらえ」。三蔵「残ったのは
お経ではない、私の心はあなたの中にある」。悟空「だめだ、
師匠がいないと駄目だ、岩の中で500年待った、それを
簡単になくなるのか、世のため人のために命投げだし、英雄に
なればいい、さっさと死ねばいい、
忘れるな、500年、1000年
たっても、名前を思い出すたびに涙を流すものがいることを、
出てきてくれ、出てきやがれ、クソ坊主」。
三蔵「これが私の使命なのです」。悟空「人の一番の使命は
生き続けることだ」。三蔵「温かい手ですね」。涙がこぼれる。
すると、鉄格子が外れていく。
三蔵と悟空が歩き出すと、
沙悟浄と猪八戒が縛られていた。赤雲「妖怪と、それを操る
悪人として捕まえる」。三蔵「勇気とは力の事ではない」と
悟空が暴れるのを止める。

★李玉「信じられない、妖怪と一緒に旅するか、妖怪は
妖怪らしく地を這え、猿、豚、河童のくせに」。
三蔵「あなたは
馬鹿者だ、お経だけを信じ、人の生きる様をみない、あなたの
お経には何も書いてない、大切なのは人の心の中に書いてある
・・私の弟子は、それを知っている、私を笑えばいいが、私の
弟子を笑うことは許さない、人を救うことを忘れたお経は
クソくらえだ」。李玉「出て行け」。
三蔵は泣きながら出て行く。
教典至上主義と、現実の中に教えを活かそうとする。
常に宗教でみるジレンマであり、葛藤であり、宗派争いだ。

老子が現れて、意味もなく棒を振るような格好で、悟空たちの
鎖を切って行く。そして三蔵が来て「ここにいる意味はない」。
逃げ出したが、悟空はオシッコだといって、残る。

★悟空「坊さんのくせに、乱暴だ、クソ天竺」と怒る。李玉たちが
お経を読むと、悟空の輪が閉まる。悟空は僧たちと戦う。
悟空「斎天大聖孫悟空だ、三蔵法師の一番弟子は俺様だ」。
一方、沙悟浄と猪八戒と三蔵が山門を出ると閉まった。
悟空は多勢に無勢だ。悟空は「逃げ切ったかな」と金遁雲を
捕まえた。しかし、逃げ出せない。悟空「人間になりことは
どうでもいい、大事なものを見つけた、勇気って知ってるか」。
悟空はどんどんやられてしまう。悟空「痛くない、あの人が
どんなに頑固か知らない、泣き虫で、石頭だ」。

★悟空はやられ倒れる。赤雲は刀を抜く、その時シャーンと
鈴の音が聞こえる。戸が開いて三蔵たちが登場する。
三蔵「石頭?」。「長いオシッコだ」。悟空「何で戻ってきた」。
3人「ナマカだからだ」。猪八戒「泥、土を踏んできた」。
沙悟浄「お山で座っている奴と違う」。悟空「頑張ってる奴は
報われないといけない、神だろうと、人間だろうと、妖怪だろうと
天竺だろうが、頑張った奴が一番エライ」。その時、4人から
強いエネルギーが出る、ひるんだ隙に4人が逃げる。

そこで回想シーンだ。懐かしいな〜〜〜

★4人が山を下りると、水を飲んでいる男がいた。水を
貰おうとすると、男は如意棒を取って回し出す。そこに老子が
来て、「お釈迦様だ」とひれ伏す。お釈迦様に悟空「天竺で
暴れたのは私だ」。沙悟浄たちも「私だ」。
そんな話を聞いて、
釈迦は「じゃ、そうすることにする」。みると教典が山積み
してあった。一巻開くと、サンスクリット語で書いてあった。

三蔵は中国に持ち帰り翻訳したんだよね。素晴らしい。
釈迦「天竺に向かわせたのは、本当の物を見て欲しかった、
都に持ち帰り、あなた自身で人々に語るのです」。
4人は大喜びだ。そして、釈迦が悟空の頭に手をかざすと、
輪が外れる。

−−−それは竜が空を飛んでいた頃、無事に長安に帰った−−

悟空のところに三蔵が来て、釈迦がさらわれて、文字が消えた。
助けに行くぞと言う。そして、「忘れ物です」と輪をかける。
おしまい。

来週はウキウキ祭台湾編だ。

赤雲(山下真司)
李玉(篠井英介)

斎天大聖孫悟空

捲簾大将沙悟浄

天蓬元帥猪八戒


西遊記★★★  10話  「滅法国」

う〜〜ん、今回は凛々の正体が判明した・・・
先週の混世魔王の軍隊を消したのは凛々の命令だったんだ。
しかし、これでいいのか・・・滅法国って、凄い国だよね。
その女王の羅刹女って、妖怪の元締めだったような。
それが娘の凛々の恋心と、悟空が自分が好きだった男に
似ているからって、あっさりといい人になるなんて。
これでは妖怪の力は落ちてしまうよ、爆。

それに今回の犬魔将軍は策謀は練っていたが、実力は弱いゾ。
最後のアクションが見せ場なのに、一発だったよ、弱い〜〜!
まあ、犬だもの・・お手とか、直ぐに反応してしまう、笑い。
これでは弱いのはしょうがないな・・

凛凛は本当に悟空が好きだったんだ。切ないね〜〜
惚れ薬をずっと付けているわけにいかなかったのか?
姫にならないと国は乱れる、だから結婚して、それから
天竺にいけばいい・・・だから、剣で傷ついた時、
死んだと思ったよね、それなのに、最後に元気で登場だ。
妖怪は死なないのか? 確か鬼太郎であったよね・・・
水川あさみさん、個性的でエロ気もプチあって、良かった。
凛凛は今日でお別れ?? 淋しいな・・

まあ、面白かったのは猪八戒の出産だ。ハラハラの実を食べたので、
男でも女でも出産する。しかも、直ぐに生まれる、これは便利だ。
少子化の時代に便利なものだ・・・これで男も出産できれば
素晴らしい発明だ。しかし、生まれた子は完全に子豚だった、爆笑。 

(簡単あらすじ)  公式HPも参考に
★一体、天竺に近づいているのだろうか? そんな不安を胸に進む
一行の前に美女が現れる。しかし、またもや孫悟空は尿意をもよおし、
飛び出してしまう。玉英(眞野裕子)と名乗る美女は、天竺に行ってきた
という。美女に心奪われてしまう沙悟浄と天竺に食いつく三蔵だ。
用を足していた孫悟空は異変に気づき皆のもとに戻ると、なんと沙悟浄と
猪八戒は倒れ、三蔵の姿がなくなった。悟浄と八戒を抱えて近くの宮殿に
悟空は助けを求める。宮殿の鶴林(谷津勲)は妖怪の国、滅法国といい、
姫様の婚礼の準備に追われているという。続々と運び込まれてくる貢物の
中に坊主が一人いた。三蔵だった。
蔵を助け出そうとする孫悟空と
妖怪たちがもみあっていると、女王の羅刹女(大地真央)と姫様が入る。
何と、姫は凛凛で「私の客人だ、手出しはならない、悟空は夫となり、
国王になる」。

★三蔵もびっくりだ。玉英が腹がでた猪八戒に、ハラハラの実を
食べたので妊娠している、成長が早く、直ぐに生まれる。猪八戒は、その気に
なってしまう。三蔵「母乳はでるのか?」。なんと、出るのだ、爆笑。
凛凛は、悟空の命を守るために、混世魔王の軍隊を引かせたのだ。
代わりに女王に国を継ぐ約束をしたのだ。元々、三蔵を狙っていた。
城に閉じこめられて、母がうるさかった・・牛魔王をやっつけて嬉しかった。
悟空「騙したのか」。結婚式は3日後だ。犬魔将軍は元々婚約者だったが、
凛凛は犬は嫌いだ。お手にも反応してしまう犬魔将軍だ、情けない。
犬と猿で仲が悪いことになる。
★凛凛に「結婚することが皆を守ることだ、そして国王になれる」。
悟空「天竺に行く、ここに住む気はない」。凛凛「妖怪は天竺に入れない」。
悟空は老子に聞きに行くと「外まで付いていき、そこで終わりだ」。
三蔵「皆で行くのが願い、今さら」。老子「天竺の掟だ、不満ならやめろ、
新しい弟子をつかわす」。沙悟浄「引き時だ」。猪八戒「子供産んで、
旅をやめる」。悟空だけは「一人でも天竺に行く」。
凛凛「私が結婚しないと、この国は混乱する、運命だ、変えられない」。
悟空「俺は変えない」。すると、凛凛がキスする。それには惚れ薬が
入っていた。
3秒後に、悟空は「凛凛大好き」。醒めて葛藤する。
しかし、ウィンクで悟空「僕と結婚してください」。凛凛「いいわよ」。
羅刹女が来た。凛凛「皆聞いた、承諾を得たので結婚する」。しかし、
元の婚約者だった犬魔将軍「許すのか」と羅刹女に聞く。
羅刹女「あの子は一度言い出したら曲げない、三蔵を始末したら出て行く」。
犬魔将軍「勝手に命を奪う、ただし王位継承権と杯を私に・・」。
その犬魔将軍は三蔵に天竺についての書物だと持ってくる。
それを読み始めるが、字が浮いて、悪霊になる。
沙悟浄は玉英と仲良しで・・猪八戒の腹は大きく、子供名前を考える。
★結婚式が行われる。凛凛は何故かウェディング・ドレスだ。
悟空「可愛い」。凛凛「効き過ぎたかな」。羅刹女「惚れ薬使ったのね、
綺麗よ、凛凛、彼は亡くなったお父様に似ている、乱暴で無器用で・・」。
凛凛「偉そうで、バカで・・」。羅刹女「お父様のように荒々しく、
閉じこめられない、覚悟できているの? 幸せを選べ」と二人は抱き合う。
そして、羅刹女は犬魔将軍に「計画は中止、杯を返しなさい」。
犬魔将軍「杯はあなたのものでない、あなたは人間だ、妖怪の王子に
恋した人間だ、凛凛も妖怪の上に立つべきでない」。
ドラで式が始まる。犬魔将軍「今日は婚礼、明日はあなたと女王の弔いだ」。
三蔵は書物を読むが、文字が浮き上がり、三蔵の目が怪しく光る・・・
その三蔵が婚礼の剣を持って、婚礼に登場する。
★猪八戒は出産した。元気な男の子だ
早すぎるぞ
結婚式で甘える悟空を見た凛凛は、惚れ薬の効果を消す布で、
キスマークを消し去る。惚れ薬の効き目が消えた。
凛凛「楽しかった、4人がいて、紅一点の私がいて、旅が終わらないと
いいって、運命の星にさからえない、婚礼が終わって、女王になれば、
天竺に行かせてあげる」。悟空「それでは一人になる」。
剣を持った三蔵が進む。猪八戒の子供が逃げ出し、沙悟浄も追う。行くと
羅刹女が倒れていた。首に血の跡が付いている。沙悟浄と猪八戒が異変に
気づいて式場に入ろうとする。しかし、阻止される。式場では、三蔵の
剣で悟空を狙う。沙悟浄のキュウリが飛び、凛凛が悟空を庇う。
そして、階段を転がり落ちる。式は中止だ
。悟空は凛凛を胸に抱く。
★凛凛「私がいないと淋しい? 姫にならない方がいい、泥棒の方が良かった、
残念だな、もう少しで悟空の嫁さんだったのに・・」。
悟空「寝るな、式は終わっていない、淋しいに決まっている、起きろ」。
犬魔将軍「姫様が刺された、三蔵をやれ」。
悟空は凛凛を抱え「運命ってなんだ、そんなもので腹一杯になるか、
そんなもの信じない、何があるか分からないから、面白い、生きてる、
俺たちの道は俺たちが作る、一歩一歩が運命だ、運命の足はここにある、
お前のような奴は、神や仏が許しても、俺が許さない、天国だろうと
地獄だろうと、どこでもいい、凛凛を返せ」。犬魔将軍「この国の王は、
私だ、命令するな」。悟空は如意棒で一発で犬魔将軍を倒す

杯は割れてしまった。弱すぎるゾ。犬の名誉のために戦って欲しかった。
★猪八戒は子豚を玉英に渡し天竺に行く。三蔵「私のせいで、凛凛が・・」。
しかし、沙悟浄や悟空は、行きましょう、お供します、天竺はもう少しです。
三蔵「天竺に入れない、私自身も天竺に入れないかも・・」。
そこに凛凛が登場する。凛凛「情けない、何があるか分からない、だから
面白い、生きている、運命の星はここにあるのでしょうね」。
凛凛「あんなことで、やられない」。羅刹女「この子には、まだ
やって貰うことがある」。三蔵「良かった」。羅刹女「悟空さえ良ければ、
この国に戻って来て、歓迎します」。凛凛「いってらっしゃい」。
3人「いってきます」。つづく。
来週は最終回だ。

羅刹女:大地真央      犬魔将軍:デビット伊東
鶴林 :谷津勲(しぶいです) 玉英 :眞野裕子


西遊記★★★★  9話 花の国

楽しかったよ。中盤まで緊張感もあって評価アップだ。
妖怪にも繋がりがあるんだ・・羅刹女の大地真央が登場して、
妖怪の一番上なのですか・・やりますね。
今回の敵は混世魔王だ。牛魔王と関係があったのだ。
最後の戦いの、軍隊5万には凄かったが、悟空とは一騎討ちだった。
あの方が気になった、老子のおかげ? 本当に老子の弟? 羅刹女?
思いつきました、プロデューサでしょう、CGの予算がない・・笑い。
だから、一対一の戦いは頑張ってけど、迫力が足らなかった、正直。
でも、いしだあゆみさん、菅野莉央さん、松重豊さんなど、嬉しかった。
菅野莉央さんは、前髪を上げて、おでこ全開で新鮮だった・・似合ってない?
話は、ナマカから家族の話だった。 

(簡単あらすじ) 公式HP充実しているよ
★最初に羅刹女が登場し、混世魔王に牛魔王の仇討ちを頼む。
一方、三蔵たちは家族の話をする。猪八戒の家族は皆、猪なのに、彼だけ豚だ。
沙悟浄は母が最後まで心配していた。ところが悟空は石から生まれ家族がない。
★そこに子供の
翆香が姿を現し、悟空をお兄ちゃんと呼ぶ。付いていくと、
中は花の国だった。お兄ちゃんは5年前に落ちて記憶がなくなった典進だと言う。

父の典直は、母の翆玲は典進がいなくなってから、美人花という花が肺に
根を張って毒(花)を吐く、病気だった。病に臥す翆玲を不憫に思った
三蔵は悟空に病を治すホロホロ草を取りに行くよう命じる。
その瞬間、翆玲が声を上げた。
翆玲「息子でない、罠だ、ホロホロ草が生える峠には三蔵の命を狙う妖怪がいる」。
妖怪の名は混世魔王だ。沙悟浄が昔仕えた妖怪で、沙悟浄は震え上がってしまう。
★夜、翆玲は咳で花を吐く。悟空が起き背をさする。悟空「病気は本当なんだ」。
翠玲「大切な人を見つけ、帰るところが必要だ、人は昔4本で歩いた、
手が使えるようになったのは、獲物を大切な人の所に持ち帰るために
手は生まれた」と家族の大切さを諭す。罠と知っても翆玲の優しさに、
悟空はホロホロ草を取りに行くと言う。三蔵も賛同するが
混世魔王の恐ろしさを知る沙悟浄は腰が立たないのだった。
★悟空たちは強大な力を持つ混世魔王に戦いを挑みに行く。凛凛が待っていた。
崖の上から谷を見ると、5万人の妖怪・死神の軍隊が悟空たちを探していた。
CGですが・・三蔵は「やみくもに戦うことが勇気でない」と、戻ってきた。
すると、混世魔王がいた。
混世魔王「味方だ、話がある、滅法(めっぽう)国がある、
妖怪の国だ、羅刹女は牛魔王を殺されて恨んでいる」。
三蔵「憎しみは憎しみを生む、誤解をとく」。
混世魔王「仲介をしたい、条件は三蔵の心を知りたい、
妖怪と人間が共に生きるが、憎しみはないか」。憎しみ咲く美人花の種を
出して飲めと言う。三蔵「憎しみの気持ちはない」と飲む。大丈夫だった。
とろこが、混世魔王「三蔵の母は大雨の夜、山賊に襲われて命をなくした、
命を奪ったのは私です」。
三蔵は思い出していた、そして椅子の布が
母の着物だった。三蔵は泣きながら、怒る。すると咳き込んで花を吐いた。
混世魔王「沙悟浄、分かったか、妖怪は人間と憎しみあう、
妖怪として三蔵を始末しろ」。
★沙悟浄は刀を取り、三蔵に立ち向かう。しかし、悟空が如意棒で止めて、
二人は戦う。沙悟浄は悟空を閉じこめる。一緒になった三蔵は「ごめん、
私の心に妖怪を憎む心があった、師匠でいる資格はない」。
悟空「怒っていい、母が殺されて笑う奴はいない、俺たちは人間や妖怪でなく、
ナマカ(仲間)、それでいい」。残った沙悟浄に混世魔王「沙悟浄は氷の心の
持ち主だ、妖怪として生きよ、私の所に戻れ」。
沙悟浄「仲間にならない、
俺に命令出来るのは三蔵法師のみ、あなたに仕える気はない、
俺が守られているのは、命がけで種を飲んだ師匠だ、お前が300人でも
師匠には勝てない」。
沙悟浄も今回は啖呵があったのですね。
混世魔王と沙悟浄は戦う。沙悟浄は全く歯が立たない。やられても沙悟浄は
立ち上がって向かっていく。悟空は出て行き、5万の軍隊の混世魔王に
一人で戦う決意を述べる。混世魔王は消えた。
★悟空は行くと、崖から老子が降りてくる。老子はどきまぎしながら、
弟だとごまかした。崖から谷を見ると、混世魔王が一人で待っていた。
悟空が行くと、混世魔王「あの方の命令ではしかたない」。悟空「皆、
大切な人がいる、何故師匠から母を奪う」。
混世魔王「椅子の布を探していた」。悟空「それだけか、大切な人の大切な人だ、
神や仏許そうとも、俺が許さない、天国に行きたいか、地獄に行きたいか」。

戦いが始まる。2分間だ、棒を回しての戦いだ。最後にぶつかる。
悟空が倒れる、そして混世魔王も倒れる。悟空は「痛い」と立ち上がった。
まあ時代劇の殺陣でしたね〜〜
★三蔵も、翠玲もホロホロ草の薬を飲んで元気になった。老子が混世魔王を
捕まえて連れていく。悟空は老子にお礼を言うが、老子「こわい」と言うだけだ。
そして、天竺に行くには、あの国を通らないといけない、「あの方」。
最後に翠玲が悟空に「助けてくれてありがとう、今から息子と思っていいかな、
お母さんと思うときは、私を思い出して・・嫁さんも顔を見せて、あの方が
大切な人なのね、あなたにはちゃんと家族がいるのよ」と言う。
今回、猪八戒は何も竹刀で栗を食べていただけだ、皆から責められる、つづく。

(コメント)
★今回は結構凝っていた、妖怪の混世魔王(松重豊)羅刹女(大地真央)は、
結構凄みあったよ。ただ、最後の戦いは、もっと派手にして欲しかった。
混世魔王と5人の妖怪戦士くらいで・・悟空を苦しめてほしいよ。
その混世魔王の松重豊、結構似合って頑張っていました。
元々、怖い系の役者さんですから、顔を作っても怖さは残っています。
悟空との戦いも、二人とも息切らして頑張りました。
★おじさんは、菅野莉央さん、可愛かった。かなり、コンスタントに仕事こなして
いますね。嬉しいです。翠玲さんの血を吐くと花になる。これは昔からの
日本の病気の美学です。自分的には、森田童子の歌、
林静一さんの絵ですね・・

ゲスト:翆玲(いしだあゆみ)翆香(菅野莉央)典直(田窪一世)
混世魔王(松重豊)羅刹女(大地真央)


西遊記★★★  8話 時の国

今回の妖怪は紅孩児(石井正則)だ、ちっとも強くない。
でも、時間を行き来できるので、手強いよ・・
ただ、これまでの回想シーンも多い。使い回しなの?
それとも、最初から撮っておいた物なのでしょうか。
新しく全部撮るのは、絶対、大変だよね。出来いね。
それと話が複雑で、ついて行けないところが一杯あったし、汗。
後半は諦めて、ツイン沙悟浄と悟空を楽しんでいた。


(超簡単あらすじ) 時間が移るので書けないよ
★三蔵たちが、
店に入ると、人が、いや時が止まっていた。編集で止めた?
そこに出てきた妖怪が紅孩児です、扮装も怖い、強いでなく、ずるい感じ・・

しかも、誰かに命令されている。とすると、上司、いた親玉がいる・・誰?
やって来た凛凛は時間を行き来する妖怪だと見抜いた? 
面識あるようで最後まで、そのままでオチがない・・今後使うのかな?
悟空が来て、紅孩児が逃げようとするが、呪文が長くて消えられない。
これ最初だけのようだ、その後は呪文無しで移動しているゾ〜〜

★結局、紅孩児の仕業で、
悟空は肝っ玉を抜き取られ、
真面目な弱い悟空になった。
それが大変だ。言葉遣いもオカマ風だし・・
勉強熱心で、お経を勉強しだした。素敵なことですが・・
沙悟浄と猪八戒はこの真面目な悟空に賛成するが、
凛々と三蔵は暴れん坊の悟空に賛成する。

★凛凛の提案で、天上界の老子を「乳祭的招待状」で呼び出す。
そこで、
時の旅を可能にするキトキトの壷を手に入れる
全く、老子のオッパイ好きは不滅です・・弱すぎる・・
その壺を振って、沙悟浄と猪八戒は、識別のために全身を隠す布を被って、
悟空が肝っ玉を取られた時を探す。

★ここから、細部になると大変だ。これまでの話を復習して、
違う見方もあると、教えてくれた。簡単に省略するよ・・
最初に、
石に閉じこめられた悟空が、三蔵に封印を解かれるシーンがあった。
三蔵に「勇気は強い力ではない、人を思う強い心だ」と諭される。
三蔵から与えられた石を悟空も握ることで、熱くなって岩が解けた

悟空が出てきた、暴れん坊悟空とご一行の誕生だ

★次々と飛んでいく。「火の国」の牛魔王、ここでは強い暴れん坊の悟空だ。
「温泉の国」では春麗に惚れた猪八戒に、猪八戒自身が激励する。
「砂漠の国」では金魚に惚れた沙悟浄は、懐かしがっている。
「子供の国」では刺繍は沙悟浄と猪八戒が仕上げたのだった。
ここらで、入り乱れていて、ついて行けなくなった。
砂漠の国の処刑のところで紅孩児を捕まえるが・・
お水様の煙幕で取り逃がし、悟空も肝っ玉を取られたらしい・・・

★その後も、紅孩児と沙悟浄と猪八戒は入り乱れて時空を飛んでいく。
途中で沙悟浄と猪八戒は離ればなれになるし・・・

★一方、残った真面目な悟空と三蔵の世界では・・・
真面目な悟空よりも暴れん坊な悟空に戻って欲しいのは、
自分に自信がないからだ・・力に頼りすぎていると悟る。
五行の教えを、悟空に諭す。悟空「学問は楽しい」。
強くなろうとするが、出てきた紅孩児に、あっさり如意棒を取られた。弱い。

★沙悟浄は待ち伏せることを考える。それも上手くいかない。
結局、今に戻ってしまうと紅孩児は弱い悟空を人質に取る。
そこで沙悟浄は過去に戻って暴れん坊の悟空を連れて来た。
暴れん坊の悟空は、紅孩児をあっさりやっつける。
そこで、肝っ玉が落ちていた、それを真面目な悟空に飲ませる。
暴れん坊の悟空が二人になって、大騒ぎで大変だ
〜〜・・・
今まで色々の時間に行ったは、意味ないじゃん〜〜

★老子が紅孩児を連れていくが、時空を混乱させたので、
そのひずみが出てしまう。何と、三蔵が暴れん坊になった・・・
そのまま、終わってしまった・・・


(小ネタ)

★意外と自分は自分がいないときに、何を話しているか知らない。
 沙悟浄は猪八戒は、互いに不信を抱いてしまう。悟空が親身だった事も知る。
★最初に時間を止められ、沙悟浄は皿、猪八戒は豚を食べるように悪戯する。
★猪八戒の屁で悟空を目覚めさせるが、その後失神する。
★真面目だとオカマ風になってしまう慎吾君の演技・・
★最後に、三蔵は暴れん坊になって、乱暴言葉も可愛いです。

(コメント)
時空を動かす時は過去をいじらないが原則だが、思いっきりいじったよ。
まあ、漫画の世界だから、許される。楽しめばいいのだ。
ただ、本当について行けなかったよ。今回初めて見た人はいないだろうが、
途中を見ていない人は、どこまで分かったのかな・・
毎回見たおじさんも、分からなかった。年だから、仕方ないな。
最後に内容が間違っていてもごめんなさい、本当に分からなくなったんだ・・


西遊記★★★   7話   「森の国」  平成18年2月20日放送

見たけど、アップ出来なかった。詳しい公式HPをアップしておくよ・・

(公式HPのまま)
いつものような空腹旅の孫悟空(香取慎吾)たち。ひとつの饅頭を悟空、沙悟浄(内村光良)、猪八戒(伊藤淳史)、三蔵法師(深津絵里)で分け合おうとしたとき、凛凛(水川あさみ)が現れた。5等分された饅頭には大小があるため、どの饅頭を取るかでジャンケン大会。最後まで負けてしまった悟空は、なぜ仲間でもない凛凛が加わったのかと腹いせ。三蔵たち、悟空以外は凛凛も仲間だと諌める。だが、悟空の言葉に怒った凛凛は一行から離れてしまう。
悟空たちが、しばらく歩みを進めると廃寺が出現。見るからに怪しげで、まるで幽霊屋敷の寺だが、すでに日も暮れかかり、一夜の宿を求めるしかない。ビビリながらも寺院に入り床を並べると、悟空はかすかに女の声を聞く。ところが聞こえるのは悟空だけ。しかも、悪いことに悟空は尿意を催した。
完全に怖気づきながら、外に出て用を足そうとした悟空を恐ろしげな手がつかもうとするではないか。悲鳴を上げながら、三蔵たちの元に戻り、急を告げる悟空。すると、部屋にも落ち武者らしき幽霊が。
4人で外に飛び出すと、今度は
井戸から女の幽霊が出てくるではないか。再び寺内に戻り、扉を閉めるが幽霊が追ってきた。と、ついに扉が開かれ幽霊が! しかし、部屋に入ってきた女は凛凛を抱きかかえ、早く布団を敷けと悟空たちに命令。女は福永国の王妃、蓮歌(手塚理美)と名乗り、凛凛を介抱しろと悟空たちに次々と命令を下す。三蔵は、どうして凛凛がこうなったのかと蓮歌にわけを尋ねる。すると蓮歌は、自分が閉じ込められた井戸の封印を凛凛が解いてしまったため、逆に呪われてしまったのだと言う。
さらに、蓮歌は自分が幽霊だとこともなげに告げる。隣国へ買い物に出かけた帰りに妖怪に襲われ、井戸に突き落とされたと言うのだ。幽霊となってこの世をさまようには何か理由があるはずだと三蔵が聞くと、蓮歌は城に残した夫である国王と2人の息子が心配なのだと答える。そして、蓮歌は悟空たちに家族の様子を見てきて欲しいと頼み、生前自分が使っていたと、ほっかむりを渡した。
三蔵は慈悲のため、悟空たちは嫌々ながらも国王の宮廷へ。
出迎えた国王、大福(酒井敏也)に蓮歌の死を伝える悟空たち。だが、大福は解せない様子。なぜなら、帳の向こうから蓮歌が現れた。さては妖怪の変化と、悟空たちは大福にわけを話す。だが、大福は今の蓮歌の方が好みだと言う
 廃寺に戻り、蓮歌に話す悟空たち。すると、蓮歌は自ら大福の目を覚まさせると悟空を連れて再び大福のもとへ。その時、大福たちは食事中。偽蓮歌の怪しいタレがたっぷりかかった料理を食べる大福たちは痩せてきている。
心配した蓮歌は、大福たちに忠告するが彼らに彼女の姿は見えない。と、蓮歌は悟空に乗り移って説得開始。必死に説得する悟空、いや蓮歌の癖から大福も、本当に妻だと信じかけた時、偽蓮歌が現れた。大福は、偽蓮歌に迫られ、悟空を追い出してしまう。再び廃寺に戻った蓮歌は生前の行いが悪かったかと反省しきり。と、そこに息子の一人が助けを求めて飛び込んできた。悟空たちが駆けつけると、大福ともう一人の息子は偽蓮歌によって追い出され、穴倉に捨てられていた。
大福と二人の息子は、凛凛と同じような症状を現している。早く手を打たなければ命が危ない。すると、
現れた老子(大倉孝二)が助ける方法を伝授。それは黄泉の国へ行き、彼らの魂を洗うことだった。しかし、黄泉の国へ行けるのは死んだものだけ。一人で向かおうとする蓮歌を三蔵が止める。生き帰りの道は危険に溢れているのだ。そこで、三蔵は悟空に死を求める。黄泉の国から帰るときに振り向きさえしなければ、生き返れると。三蔵の言葉を信じた悟空は、死を決意。必ず帰ることを約束して、黄泉の国へと旅立った
四人の魂の玉を持った悟空と蓮歌は黄泉の国へ。行きは問題なかったが、困難は帰りに待ち受けていた。
先を急ぐ悟空に、偽の八戒、悟浄が旅をあきらめろ、天竺なんて無いとささやきかける。さらには、偽の三蔵まで。その声にたまりかねた悟空が振向いてしまおうとした時、前方から悟空の生還を願う本物の三蔵の声。悟空は、その声に導かれるように現世に帰った
 目を覚ました悟空は、自ら蓮歌に体を貸し、大福たちとの別れの時間を作ってあげた。蓮歌は、現世への憂いを無くして旅立って行く。
さて、人をだまし、命をもてあそんだ偽蓮歌、妖怪を悟空たちが許せるわけがない。大福の宮廷から逃げようとする偽蓮歌をこらしめ、化けの皮を剥いだ。連行しに来た老子によると、この妖怪は国々で盗みを働くお尋ね者だった。福永国を救い、さまよう蓮歌の魂を沈めた悟空たち一行。次に待ち受ける困難とはいかに?

ゲスト:王妃、蓮歌(手塚理美)、国王、大福(酒井敏也)、二人とも達者で面白い。でも、何で二人が夫婦なんだ?
バランス悪すぎるし、大福国王じゃ、国滅びてしまうよ。


西遊記★★★   6話   「森の国」  平成18年2月13日放送
夜、皆で焚き火している。沙悟浄は鳥を貰いに行こうと皆に提案する。悟空も猪八戒も我慢している。しかし、「いいぇ〜〜」と入っていく、仏像の鶏を捕まえようとする。そして、悟空は十一手観音を押し倒して壊してしまった。
悟空と猪八戒が壊れた手の代わりに自分のを出すが、後からやって来た沙悟浄は熱い焼き芋を乗せて、ばれる。沙悟浄「仲間とは厳しいものだ」で、悟空と沙悟浄で空手の戦いになる。最後は観音仏像が沙悟浄の後ろに倒れて、沙悟浄は意識を失う。悟空と八戒は沙悟浄を袋詰めにして、寺の裏にある森に捨ててきてしまう。 悟空と八戒は寺に戻るが、三蔵が観音像の異変に気づくのも時間の問題だった。案の定、観音像の手が壊れていることに三蔵が気づくと、悟空は沙悟浄のせいにしようと画策する。そこに凛凛がきて、一気に仮止めした手が落ちた。悟空は三蔵にいなくなった沙悟浄のせいにする。裏には森にはいるとまずい、と修周が登場する。修周「2度と出て来られないかも、人を食らう森だ」。タイトル。
皆は森に入る。沙悟浄の服や持ち物が落ちていた。修周は「兵隊は一瞬にして全滅した、森に食べられた」。修周に」悟空「逃げたのか、逃げるのはへなちょこだ」。修周「妖怪のくせに変な事を言うな」。三蔵「人間ではないが、仲間だ」。
修周「姫を奪ったのも妖怪だ、ある日美しい冥蘭の姫がさらわれた」と助けようとする。三蔵「我々も行きましょう、沙悟浄もとらわれている、妖怪を助けましょう、困っている人を見捨てるのは、へなちょこだ」。修周「森は恐ろしい、餌食になる」。凛凛は逃げる。結局、4人で森に入る。修周「頭に毒蜘蛛、足に毒蛇が・・」。綺麗な花に「毒漆です、手足が10倍に腫れます」。そこに毒蜘蛛だ・・・悟空と猪八戒は滅茶苦茶に逃げた。猪八戒を見失った。すると、木に矢が縛られていた。道しるべなのかも知れない。三蔵、悟空、修周は歩き出す。しかし、道しるべがなくなった。そこに洞穴があった。修周が入っていく。修周「妖怪の家のようだ」。悟空も逃げようとする。修周「いつも姫は独りぼっちで、鳥と話していた、一度話すと、次々と話した、次は鳥になりたいと、いつか外の世界に連れますと約束した、僕も一人だった、姫様が生きる希望をくれた、約束を果たさないと行けない、夜の森を歩くのは危険だ」。三蔵は鳥の羽を見つける。修周は「家の鳥の羽が付いてきたのだろう」。迷った猪八戒は饅頭を見つける。食べると・・。「ぎゃ〜〜」。CM。
三蔵の悲鳴が聞こえる。悟空が目覚めると、修周が倒れていた。三蔵はいなくなった。修周「外に出ましょう」と出て行く。悟空「待て、お前の気持ち分からないではない、俺も一人だった」。修周「僕と同じです」。悟空「同じだけど同じでない」。そこに地図を見つける。悟空「都合良すぎないか・・・?」。
凛凛も森を歩いていた、妖怪の家に来た。そして、葛籠(つづら)の箱に三蔵を見つける。凛凛は国王の記録を書いてあった。姫が5歳の時に妖怪が来て、森の奥に隠したのだ。修周と悟空は、森の扉に着く。悟空が触ると、電気が走る。妖怪はニワトリで・・ニワトリの化身の鶏セイ魔神だ。悟空は如意棒で戸を壊す。悟空「礼を言え、言わなくていいのはナマカだ」。二人は手を繋いで、中に入る。三蔵と凛凛がいると、猪八戒もやって来た。悟空が戸を壊したので、森の結界が外れたのだ。三蔵は「森の妖怪は修周なのかもしれない」。悟空と修周が入ると、冥蘭姫が寝ていた。修周「約束を果たしにきた」。悟空「手下だ、ここまで勇敢に戦った」と行って去る。修周「ありがとう」。悟空「ナマカに礼はいらない」。修周「姫様、約束通り夢を叶えます、鳥になりたいというあなたの夢です」。修周は鳥(にわとり)になった。姫の悲鳴が聞こえる。CM。
悟空が戻ると、修周が鳥(にわとり)になっていた。そして、姫を抱きしめていた。
修周「仲間ではない、鍵を開けられないので、悟空に開けて貰った」。悟空「お前が妖怪だったのか」。姫「約束など知らない、化け物」。悟空と修周が戦う。修周「姫は渡さない、僕が守るんだ」と姫を抱えて連れて修周は走り出した。そこに国軍の兵隊がやって来る。三蔵と猪八戒がやって来ると悟空が倒れていた。悟空「助けなきゃ、修周を、あの馬鹿を助けてやらないと」。修周「姫様、思い出してください、どうしてこんな事に」。シャンシャンと音と共に、三蔵、猪八戒、悟空が登場する。悟空「修周、俺は約束を守りや栂大好きだ、約束は守らないと行けない、だけど、もういいじゃないか、十分頑張った、お前に必要な物は、そんあものじゃない、お前なら、もっと大事な物が見つかる、俺たちと天竺に行かないか」。修周「どうして」。悟空「ナマカだからだ、助けてくれた、猿に、豚に河童、それに鶏、面白い」。修周「ナマカですか」。修周は剣を置く。今週の悟空の啖呵は、血管切れそうでもない。普通だった。そして、光の中で、修周「姫、外の世界で自由になること、それが鳥になることです」と姫を外の世界に出す。鶏の修周が歩むと、突然、矢が当たる。そして倒れる。国軍の武士達が矢を一斉に放ったのだ。驚く悟空だ。修周「姫はご無事ですか、良かった」と言うと死んでしまった。悟空と猪八戒は泣く。姫に悟空「待てよ、礼を言えとは言わない、泣いてくれと言わない、分かってやってくれ、勝手な思いこみだけど、コイツはあんたを大好きだった、あんたを自由にしたかったんだ、あんたの願いを命がけで叶えようとした、命をすててて、約束を守った、ちっぽけな、一羽の鶏のくせに・・・」これが今週の啖呵だったのか。姫は近寄り、悟空の差し出す羽根を取り、大事に持つ。姫は祈り、頭を下げる。そして、国軍と共に戻った。観音様は修復されたようだ。猪八戒「最後幸せだった」。三蔵「そう思わないと・・・」。悟空「やってられない」。急に3人「沙悟浄は」と気づいた。皆で探しに行く。そこに沙悟浄は老子と一緒に酔っぱらって女の話をしている。沙悟浄「尻の堅い女は心も堅い」。酔っている。沙悟浄は何も知らなかった。つづく。
最初から、ネタはばれていたゾ。配役的に成宮君だと思ったけど、ちっとも強い妖怪ではなかった。そして、最後に修周の姫への熱い思いを知って、悟空は協力したのだ。だから、最後の啖呵なんて、迫力よりも優しさがでてましたね。天竺に一緒に行こうと言った。豚と、河童と、猿だから、鶏がいても良いですね。成宮君の鶏姿は、可愛いと言えば可愛かったですが・・・。釈さんの姫、もっとセリフ喋って欲しかったな〜〜。ただの物語だから、余り言うこともない。中だるみかな〜〜。セットもちょっとセット、セットした感じだもの・・・。  ゲスト:修周(成宮寛貴)、冥蘭(釈由美子)


西遊記★★★   5巻 「子供の国」   平成18年2月6日放送

孫悟空(香取慎吾)、沙悟浄(内村光良)、猪八戒(伊藤淳史)、三蔵法師(深津絵里)たちの旅は続く。あるところで、悟空が走って立ち小便をすると、捨て子がいて、抱えてやって来る。悟空に似ているので、皆からは悟空の子供と言われる。
町に入って、親を探すが、刺繍細工の町のようだ。子供の親を探すと純純(吉武怜朗)が自分の弟だと名乗り出た。鷹が奪っていったのだと言う。純純は、弟を助けてくれたお礼がしたいと自分の家に一行を招く。そんな時、悟浄は町の異常に気付いた。この町には大人の姿がなく、いるのは子供だけの国だったのだ。家に行ってご馳走になる。純純によると、大人は全員狩猟に出ているらしい。そんな純純が、仲間の雲呑(松岡和暉)と隣町に商売に行くと言う。「大人が以内ので、この町は平和です」「淋しいだろう」明明「淋しくない」。そんな純純が、仲間の雲呑(松岡和暉)と隣町に商売に行くと言う。留守を心配する悟空は、純純の妹、明明(松尾瑠璃)と赤ん坊を一晩世話することになった。三蔵も「子供の世話は無理だという」。タイトル。
悟空は赤ん坊を背負っている。凛凛は仕事があるが、ここには盗む物はない。凛凛は「赤ん坊は泣いている、腹が減っている、母乳だ、天上界には カジチカという母乳と同じ味の実がある」。そこで悟空が天上界にいくと、老子が、その木を育てていた。老子の制止を振り切って、それを取った。純純の家ですり下ろして、飲ませると赤ん坊は落ち着いた。しかし、赤ん坊は今度は、小便を噴水のように流す、笑い。夜やっとネタと思ったら、猪八戒が来た、差し入れを持ってきたのだ。沙悟浄も胡瓜を持ってきた。「おとうさん、お疲れ気味」とからかう。そこに、明明がおしっこだ、いや漏れていた。三蔵が差し入れに来て、その物音で赤ん坊は起きてしまった。
朝に悟空はお疲れだ、やっと出発する。山道に入ると、一行の前を雲呑が歩いている。その雲呑は、あたりを気にするように、とある祠へと入った。気になる悟空たちも祠に入っていくと、中はまるで蟻の巣のような迷路だった。二手に別れて雲呑を探すと、小さな牢獄のような部屋がたくさん並ぶ空間に出た。よく見ると、各部屋には大人たちが入っている。と、ある部屋の前に雲呑がいた。干物を渡したが、親「悪い病気が流行る」。雲呑「そんな事はない」。そこに、医者と名乗る紅蟻夫人(高橋ひとみ)が現れた。大人達は「先生」と呼ぶ。雲呑に「親子病で、子供が悪くなる、純純だけは親がいないので病にならない」。悟空「大人達を出してやりな」。悟空は一斉に鍵をこわし、大人を出す。しかし、大人は出ていなかない。純純の所に行くと、純純「大人が病気だと、噂になる、僕たちは父も母もいないが、幸せだ、親がいなと泣くのは弱虫です」。雲呑の家に大人がいるのだ。大人を子供達が囲い、純純「しきたりだ」。三蔵「極端だが、病気ではしかたない」。悟空「親を帰そう」。純純「大人になると、嘘を付き、汚れていく」。三蔵「大人は傷ついているが、人の痛みも分かる」。純純「どうして、お父さんは僕たちを捨てたのか、愛していなかった、直ぐにいなくなるのに、あなた達も汚い大人だ、帰れ」。三蔵は「行きましょう」。悟空「俺は旅をやめて、こいつらのお父さんになる」。CM。
皆は口を出さないでおこうと決める。凛凛も「関係ない」。猪八戒「この無責任さが必要だ」。凛凛が持っていた酒を食いしん坊の猪八戒が飲むと、それは病原菌だ、しかし人間の子供しかきかない菌だ。良かったね・・・。それは純純のところに隠してあったのだ。純純「淋しかったので、町中の大人を病気にした」。沙悟浄「コイツを取り上げれば、大丈夫だ」。悟空「俺は純純の親だ、指一本触れさせない」と怒る。悟空は刺繍をする。赤ん坊を世話しながら、飯を作る。純純は会合だと出て行く。悟空「遊んで飯食べて、遊ぶ、それが子供だ」。明明は風車で悟空と一緒に遊ぶ。
朝も赤ん坊を背負って、食事して、なんと1週間が過ぎた。沙悟浄「医者に説明して、大人を解放して貰おう」。悟空の刺繍ができあがった。悟空「ちゃんと作れるように教えてくれ」。純純がそれを捨てると、明明「おにいちゃんの馬鹿」。悟空「まだまだ、駄目だ」。純純「あんたに、俺の気持ち分からない」。悟空「分かる、俺にも親はいない、力を付けても、淋しいのは消えない、嘘付いて皆を淋しくしても、お前は淋しいままだ、淋しいのに勝つのは、力じゃない、嘘じゃない、ここだ(心)、お前が作ったしきたりだ、お前が壊せ、師匠に認められるまで頑張るゾ」。雲呑は泣いている。悟空は相変わらず赤ん坊の世話をしている。明明が悟空に、「本当は親に会いたい」と言う。そして両親の絵の刺繍を見せる。純純が縫ったのだ。明明「おにいちゃんは泣いているの」。悟空「そうか親が大好きなのだ」。そこに凛凛が病気の純純を背負ってくる。CM。
悟空は純純を助ける。医者の正体は妖怪だ。悟空「大人を奴隷牧場にして、この子は心の隙間に入られ、利用されていた、奴隷に売られる日なので、助けたが、例の病原菌を飲まされた」。純純「悟空の言うように外に遊びにいた、僕のせいで、皆を淋しくさせた、ごめん、みんなを助けて、悟空、お父さんとおかあさんに会いたい、悟空、一回だけ、お父さんと呼んで良いかな」。悟空「馬鹿、百回でも、百千万回でも言えばいい」。純純「おとうさん」。三蔵「すべき事をすればいい、彼らの父として」。金遁雲で悟空は飛ぶ。牢獄では大人が奴隷に売られていた。紅蟻夫人は売った金を貰っていた。そこにシャンシャンと三蔵の他4人が登場だ。
悟空「悟空と愉快な仲間だ、お前、赤ちゃんのおむつかけたことないだろう、臭いんだぞ、でも親はそんなこと気にしない、毎日毎日飯喰わせて、泣き出したら夜中でも抱き上げて、大きくなれ、大きくなれ、と抱きしめてやる、何故か分かるか、親も子供に洗って貰っている、心っていうおむつだ、親と子は一緒にいないといけないのだ、邪魔をする奴は、たとえ神様仏様が許しても、俺様が許さない、答えろ、天国に行きたいか、地獄に行きたいか」定番の悟空の啖呵です。紅蟻夫人「この私に指図するなんて、やっておしまい」。手下が登場する。悟空「冥土のみやげに一つ教えてあげよう、扉は静に閉めろ、赤ちゃんが起きるだろう」。大格闘が始まる・・・。三蔵が大人の縄を外す。手下は消えてていった。紅蟻夫人の手から水鉄砲のように液体が飛び出す、当たると物が消えてしまう。三蔵に向けている。「でてらっしゃい」で、沙悟浄とちょはっかいは逃げていく。紅蟻夫人が猪八戒がオトリとなって、悟空が叩く。縛ると老子がやってくる。そして紅蟻夫人を連れていく。悟空は薬を純純に飲ませる。元気になってきた。大人も帰ってきた。町は大人と子供いる町になった。明明は淋しそうだ。純純「心にいる、いつか帰ってきてくれる、それまではお兄ちゃんがお父さんとおかあさんになる」。悟空も涙目だ。悟空は出発の時に、明明と純純は悟空の腹巻きを渡してくれる。一行は出発した。けなげじゃのう。悟空はみなから、「父さん」と言われている、笑い。
妖怪の高橋さん、ちょっと弱かったかな。しかも、他のゲストは子供ばかりだ。美山加恋ちゃんクラスでないと迫力ないかも・・・決して子役の演技が下手な訳ではありませんが・・・。今回のテーマの、子供は純粋だが、大人は汚い。だから、子供だけで生きていこう。一種のユートピアかも知れないが、残念ながらユートピアは存在しえないのだ。だから、悟空の説得で純純は、改心するのだ。ただ、悟空がハイテンションで、子守するのも、笑えました。今回は悟空だけが頑張って、三蔵は見てるだけだ、情けない、現状に流されている。修行が足りませんぞ。沙悟浄や猪八戒は、おとぼけキャラなだけだ・・・。中盤で、少し失速気味ですね・・・楽しいのですが、妖怪が強かったり、怖くないとちょっと淋しいな。評価変わらず。   ゲスト:紅蟻夫人(高橋ひとみ)、純純(吉武怜朗)明明(松尾瑠璃)雲呑(松岡和暉)


西遊記★★★ 4話 砂の国  平成18年1月30日放送  一回見で、適当です

最初に砂漠で、水を飲む。沙悟浄は皿に水だ。そこで一絡み。砂漠を行くと、
三蔵法師(深津絵里)らご一行は砂だらけの町へとやってくる。おなかがすいた末に見つけたのは激辛料理店だ。店に居合わせた岩傑(武藤敬司)が真っ赤な料理を食べている姿に刺激され、孫悟空(香取慎吾)もついつい辛いものを注文してしまう。必死の思いで料理をたいらげたのにもかかわらず、水は有料、しかも高い。そんなときに、懸賞が水、という腕相撲大会のお知らせが目に入る。闘技場に向かうと、そこには先ほどの巨体の男岩傑がいた。岩傑と対戦することとなる悟空だ。凛凛は水を美味しそうに飲んでいる。雨降らしの祈祷師が「お水様」と呼ばれている。しかし岩傑は、小さな子供たちを育てている。見かけによらずいい人なのだ。悟空も勝ち進み、岩傑も勝ち進む。いよいよ二人の決戦になる。三蔵は勝ってはならぬ、譲るべきだと言う。勝負は悟空が優勢だったが、子供達が必死に声援を送っている姿を見ると、三蔵も孫悟空の禁固児をしめずにはいられなかった。孫悟空は勝利を逃してしまう。が、岩傑が再び半分の水を持って悟空たちの前に現れた。岩傑は、かつては川が流れ、水が沸き出る漁師の町だったのが、ある妖怪のせいで干上がってしまったと事情を話し始める。町はずれの井戸に住む妖怪が、枯らしてしまった。その町に助けの手を差し伸べているのがお水様(半海一晃)だというのだ。岩傑との間に友情が芽生えた孫悟空はほうっておけず妖怪退治に立ち上がる。タイトル。
砂漠の井戸に行き、中に入る。
岩が水源の蓋をしていた。悟空が叩いても、如意棒でも駄目だ。「ガチン岩」の術だ。そこにお面をかぶった女が戦う。悟空も猪八戒もかなわない。沙悟浄と戦うが、その隙に悟空が倒す。面を取ると沙悟浄の知り合いだった。金魚姫(須藤理彩さん)だった。牢の女と、沙悟浄は喧嘩したり、胡瓜を持ってきたりしていた。昔は付き合っていたのだ。女が裏切ったのだ。凛凛「金精魔王が、二人が夫婦となり、悪から逃げることを許さなかった、一緒に行くが、金魚は逃げられず、別の男と結婚しました」。凛凛はナレーション代わりの便利キャラだ。沙悟浄は「ずっと待った、紅葉が紅葉して99枚が散って、諦めた、どうして」。金魚「息子を助けたい、竜宮も水不足で、夫も死んだ、息子も病気だ、そこで持ってきた」。そこにお水様が「この女を処刑すれば、大丈夫だという」。沙悟浄にお願いする。沙悟浄「処刑の前に人目息子に会いたい」と願った。三蔵「悟空のために反対している、また金魚姫は裏切る」。凛凛「女は裏切る物だ」。沙悟浄「裏切られたことではなく、信じて貰えなかった、命を預けられる男でなかった」。凛凛「まだ、あの人のことを」。沙悟浄「嘘かも知れない、でも、信じなかったら、信じないままで終わる、あいつのために死んでも変わらない」と頼む。CM。
処刑の準備に来るが、悟空たちが入っていた。悟空「金魚は息子に会いにいった、マナカだ」。
岩傑「明日の朝まで待つ、二人が戻らないとお前達を処刑する」。竜宮に行くが、金魚は平気だ。息子はいなかった。金魚「嘘よ」。牢で悟空と猪八戒は焦っている。そこに老子がやって来た、牢も通り抜けられる。そこで鏡を見せる。沙悟浄と金魚は抱き合っていた。老子が鍵を開けるが、悟空「締めろ」。老子「頭に来た」。猪八戒は逃げる気満々だったが・・・。沙悟浄は怒る。金魚「私が死んで良いの、裏切っていない、魔王に閉じこめられた、それでもやっといった、間に合わなかったけど、100枚目の落ち葉、持っていれば、あなたに会える」。沙悟浄「和尚さん達が」。金魚「仲間いらないって、ここで一緒に暮らしましょう」。沙悟浄は金魚を抱きしめる。朝がやって来た。猪八戒は怒る。三蔵「あきらめよう、沙悟浄の生き方ならば、ここで旅を終えよう」。悟空「帰ってくる、俺は信じる、ナマカだ」。猪八戒「お馬鹿、僕たちを仲間と思っていなかった」と泣く。岩傑立ちは3人を処刑場に連れ出す。CM。
いよいよ
処刑が始まる。三蔵「人々を助けられなかった、が、仲間を信じた証です」。凛凛は岩の御札に気づく。それはお水様の下駄の痕と同じだったのだ。岩傑は処刑をためらってる。お水様「始めなさい」。ところが胡瓜が投げられ沙悟浄が来た。しかし、金魚姫は来ていなかった。そこで、沙悟浄は「代わりに私を処刑してくれ、河童を処刑すれば、水が出る」。結局三蔵に替わって沙悟浄との3人が処刑される。首をつるされ、足台を取り払われた。そこで、見かねた岩傑「仲間を助けようとする姿を、皆はみても何とも思わないのか、漁師だろう」と叫ぶ。岩傑と三蔵はロープの台を倒そうとする。すると、岩傑の漁師仲間が協力して処刑台を倒し、3人は何とか助かる。お水様「水はいいのか・・・」。皆「水より大事な物がある」。そこに金魚姫がやって来た。金魚姫「申し訳ない、処刑してくれ、ただ私を処刑しても水はもどらない、川は戻らない、すべては、お水様です、こいつの正体は・・」。代わりに、凛凛「妖怪です」。金魚姫「息子は裕福な家に引き取られ、幸せに暮らしている、私は親戚のおばさんだと知らされている」。凛凛「こいつ(お水様)は、それで金魚姫を脅し、真実を隠し岩を守っていたのだ、すべては町を牛耳るための、こいつの仕業だ、証拠は、あんたの下駄に裏が、あの岩を動かす鍵だ」。凛凛が両肌脱ぐと、下駄の痕が付いていた、それは岩と同じ模様だった。お水様は煙と共に逃げるが、悟空は金遁雲で追いかける。4人は追いかける。そして、悟空「涙は人の優しさの川だ、汗は強さの川だ、この世の全ての水を奪っても、それだけは奪えない川だ、喉が渇こうと、涙が枯れようと、絶対に乾かしていけないのが、心だ、神様仏様が許しても、俺様が許さない、答えろ、天国に行きたいか、地獄に行きたいか」今週の啖呵です。そこに老子が来て、お水様を連れて行く。格闘劇はなかったよ、老子「レイカン大王よ、人間界の川を枯らし、井戸を枯らした罪で、天上界で裁かれる」ことになったのだ悟空は怒るが、老子「何が仲間だ、かゆい〜〜」。悟空「なあ〜〜沙悟浄」と言う。沙悟浄「暑苦しい」。猪八戒「金魚姫のところに戻り・・」。金魚と二人になって、沙悟浄「馬鹿、ひとこと言えば面倒にならないのに」。金魚姫「あんたは頼りにならない」。沙悟浄「俺と暮らしたいのは」。金魚姫「嘘に決まっている」。沙悟浄「100枚目の落ち葉と言ったのは・・」。金魚姫「嘘よ、見逃してくれると思った、行かなかった、その気ないのでしょう、昔話できて楽しかった」。沙悟浄「俺もだ、金魚」。金魚姫は裁きのために、岩傑で言ってしまう。残された皆は沙悟浄にこれでいいのか、一緒に暮らさないのか、と聞く。沙悟浄「そんな事を言えない、ただ、腐れ縁だ、生き延びて、縁があればまた会えるさ」。悟空「ゴッチンとは?」。何と「沙悟浄はゴッチン」だった、笑い。水が戻り、皆でご馳走を食べている。そこに岩傑がやって来て、金魚は無罪放免で、竜宮に返されると告げた。そして、最後に悟空と岩傑で腕相撲が行われる。勝負は・・・。続く。
みなさんもご承知のように、ネタは「走れメロス」ですよね。分かっていても、それなりにドキドキしました。ただ、最後に大活躍の活劇シーンはなかった。それにあの岩がどかされるか、壊されて水が出るシーンがなかった。もうCGなどの予算はないのかと、心配になった。節約モードでは、評価は下がるよね。テーマも分かり切っていたからね・・・。
須藤理彩さん、毎回、ドラマにコンスタントに出演しています。嬉しいです。今回の金魚姫は、それなりにキャラに合っていた。お水様の、半海さん、やはり悪キャラでしたか、でも強そうでないですよ。老子にあっさり捕まった、爆。本来は岩傑が悪担当でしたが、ひねりで、いい人でした。最初からすぐにいい人ではちょっと浅い話になったような気がしました。      ゲスト:岩傑(武藤敬司)、金魚姫(須藤理彩さん)、お水様(半海一晃)


西遊記★★★★☆  3話 夢の国  平成18年1月23日放送

一行は一休みしている。猪八戒「お経はどんな味? 焼くの?」と食べ物ばかりだ。三蔵「食べれません、焼きません」。その三蔵に沙悟浄「師匠の天竺への夢は?」。三蔵「世のため人のため、お経を持ち帰ることです」。沙悟浄「立派です」。三蔵は、母の折ってくれた人の形の折り紙を見せる。その屋根で悟空は大いびきだ。凛凛が寝ている悟空の大口に唐辛子を入れる。悟空は起き出して大騒ぐ。凛凛「早く行こう」。しかし、また悟空は寝だした。凛凛は悟空のまぶたに落書きする。そして、一行は出発し、悟空たちは門を通り抜ける。悟空とじゃれていた凛凛が突然消えた。門のこちらとあちらが繋がっていない。門を通ると、いつの間にか、
目の前に大きな寺院が出現した。夢現寺と呼ばれる寺の前に行くと円仙(近江谷太朗)が立っており、しかも三蔵法師らご一行を待っていた、と語ったので皆驚いてしまう。この夢現寺は全ての夢が叶う寺であるという。タイトル。
大きな時計の振り子が動いて、ご馳走が一杯あった。和尚「辛い修行で、菩薩様も許してくれるのでしょう、多くの者が寺に来てやっかいから取り払われる」。悟空はもう食べている。猪八戒は酒まで飲んでいる。残った凛凛は門で体が消えることに気づいた。全員、酒まで飲んでしまった。飲み食いしたら泊まりは個室だ。悟空は寝言を言うの個室は皆大喜びだ。三蔵も寝ることにした。悟空は時計の下の金の箱に手を出そうとするが、それを止めた円仙は無理矢理、厠の紹介する。実に遠い。
悟空は昼寝し過ぎて、眠れない。猪八戒は食べ物、沙悟浄は女、三蔵は母の夢を見ていた。三蔵は小さい頃の夢だ。三蔵「おかあさんと一緒に居ます」。母「世のため人のために生きることは素晴らしい、我が身を置いても人のために尽くせる人になりなさい」。三蔵が目をさますと折り紙が鶴になっていた。目の前に母(伊藤蘭)いた。最後まで悟空は眠れなかった。沙悟浄は女を二人連れていた。猪八戒はご馳走の中にいた。三蔵は母を連れていた。悟空は朝一番で天竺に行こう。しかし、三蔵は寝なさいと言う。悟空は厠を探してさまよう。しかし、余りに遠く漏れそうなので、外に出て、立ち小便すると、そこから見た寺は粗末な作りだった。CM。
悟空は外を探すと、門があったが、出てこれなかった。無理矢理でるとガラスの中にはめられた。凛々がそれを拾った。そこで話す。凛凛は、夢を食べる獏で、夢を見せる、その代わりその人の現実を食べ尽くす。そこは獏の寺で、牢獄だ、心を失って、永遠に夢の中に生きる牢だ。凛々に悟空は寝てはダメと注意される。そして唐辛子を食べて、覚醒して、悟空は寺に入る。箱の中身を探そうとする。和尚が出てきて、眠らせようとする。悟空は唐辛子を食べる。和尚「困っている人はいますか」。
悟空「所詮夢だ」。和尚「目を覚ますから、夢だ、夢が続けば理想の国だ」。悟空「違う」。和尚「試して差し上げよう」。和尚が箱を開けると黒い雲が出る。やって来ていた男は足が動かない。男は現実を戻したのだ。あの箱には現実が入っているのだ。和尚「もう一度寝なさい、再び良くなっています」。すると男から黒い雲の現実が出てくる、そして和尚はその雲を食べた。悟空「お師匠様を戻してくれ」。和尚は戻してくれる。悟空「夢を見ていた、嘘の世界だ、裏は張りぼてだ」。三蔵「本当ですか」。和尚「本当です、逃げられるかな」。三蔵は折り紙を見つける。悟空は沙悟浄を起こすが、起きない。三蔵は寝てしまう。そこでは、母が出て、母「父が亡くなって食べるものもなく、苦労して、勉強して、頑張った、あなた一人が辛くなった、旅は終わりにして、お母さんと一緒に暮らしましょう」。三蔵「醒めています、これは夢です、しかし、この人は何も知らない、母を置いてけません、私はここで母と暮らします」。悟空「俺たちの旅はどうする」。三蔵「終わりです、天竺にこだわる理由はない、悟空あなたは自由です、世話になりました」。三蔵は「母と一緒に穏やかに暮らす」。和尚「誰も悲しむ人はいない」。悟空「明日だ、明日を生きていた人たちだ、明日になれば大事なものを見つけられた、だけど、おめえがみんなの明日を奪った、師匠も天竺へ行く、本当のお母さんの夢はどうなるのだ、俺が天竺にこだわる理由は、お師匠が行くと行ったからだ、俺たちナマカだろう」。和尚は眠らせようとする。唐辛子を握るが悟空は寝てしまう。CM。
ついに悟空は寝てしまった。母は折り紙をする。三蔵「ここにいて良いのか、裏切ることになる、約束した、天竺に行こうと」。母「そんなことですか、あなたが幸せならいいんですよ」。三
蔵は「一度だけ、母が私を叩いた、大切な着物をよごしたり、夜遅いときも怒らない母が、仲間との約束を破った時です、親なら破って良いが、信じてくれた仲間の約束を破ってはいない、沙悟浄には夢がある、罪を犯したが天竺で償いたいのだ、猪八戒もイノシシの一族に生まれた一匹の豚でした、勇気をふるって一人で天竺に行くと名乗った、500年石牢に閉じこめられた暴れん坊の悟空も天竺に行く夢がある、家族を失った私も必死に勉強した、天竺に行く命令の時、母との約束を果たす時が来た、世のため人のため、仲間のために天竺に参ります」。母「私はあなたのおかあさんよ」。三蔵「私にも母は一人しかいない、その母は死にました。涙して三蔵「ごめんなさい」と出て行く。残った母も泣く。悟空は寝ている。悟空はまぶたに絵が書いてある、寝ていないみたいだ。三蔵が呪文を唱える。三蔵「起こしなさい、天竺に出発する、声が出なくても、母はそこにいます」。如意棒も動かない悟空「俺は人間になってしまったのか」。悟空の夢は人間になることだ。悟空と三蔵が箱を開けると、黒い現実が出てきて、皆は元に戻る。三蔵はお経を唱える。全ては元に戻った。悟空「みなごめん」。三蔵「これが明日を生きると言うことなのです」。皆は逃げ出して、門を出ようとするが、鏡にされてしまう。悟空は獏をやつけないと、戻れないのだと言う。そこで4人が獏に立ち向かう。獏「折角、私の夢を、お前達は鬼か」。悟空「本当の事を知るのが鬼なら、鬼になる、あれは諦めた奴がみる夢だ、鬼になっても許さない、天国か地獄か」。悟空の如意棒が振り回され、箱に刺さり、振り子が止まる。それを見た和尚が「逃げろ、これは私の夢の世界だ、出られなくなる、儂は夢と共にここに残る」。悟空「ダメだ、お前も現実に戻れ」。そこで門を老子が通る。門のバリアがなくなっていた。老子「凛凛ちゃんは年上でもいいの」と鼻の下を伸ばす。凛凛「いくつでもいいわ、孔子さんはいくつ」と取り入る。そして、悟空に凛々「この人怖い」。老子「引っ捕らえ」。三蔵「修行が足りない」。沙悟浄「師匠の夢は?」。三蔵「私の夢は天竺より、お経を持ち帰ることです、辛い旅は続く、沙悟浄、猪八戒、一緒に天竺に行ってくれますか」。沙悟浄「私がいないと、厠もいけない」。猪八戒「こんな私でも良ければ」。残った悟空は岩の上で大いびきで寝続けている。続く。  
今回は凄い怪物でなかったが、本当に一番怖い怪物だった。それは怪物との戦いでなく、自分との戦いだったからだ。自分の欲望との戦いだ。人は現実の厳しさから逃れようとする、そして夢見る。夢の世界で生きてみたい。それを三蔵も悟った。三蔵がメインでもあった。三蔵の過去もちょっと分かってキャラに深みが出てきた。無条件に優しい母よりも、子供の時の仲間を大事にしろという母を選んだ。そうなんだ、人間は現実で妥協したい、しかし、それよりも飛躍したいのだ。それが人が人であることだと教えてくれた。よい子のみんなも覚えていてくださいね。何だか、説教じみているけど、すごく得した気持ちになった。偉いお坊さんに、ありがたいお説教を聞いたようだった。評価アップです。西遊記で初めて★4つ半にしました。
毎回、セットの豪華さも良いですね。ちょっとチープでしたが・・。今回の円仙も和尚も大した妖怪でないが、それなりの怖さがあった。ちょっといい人だったのも、新鮮でした。皆の夢も分かりました。猪八戒た沙悟浄の夢は納得でしたが、悟空の夢が人間になることだったとは・・・意外でした。凛凛も魅力が爆烈でしたね。悟空との絡み、良かったですね。三蔵の深津さんも、女性的な心優しい演技でした。三蔵法師は尼僧(女性)なんですよね。このドラマでは、男性とは思えませんが・・
ゲスト:円仙・・・近江谷太朗、獏念和尚・・・石井愃一、三蔵の母・・・伊藤蘭




西遊記★★★☆  2話  温泉の回 平成18年1月16日放送
誰がリーダーかで、悟空と沙悟浄でひともめ。ついで、悟空が「温泉入りたい!!」とごねる。なんと不可思議、砂漠の横には湯煙があった。温泉を発見!!  走っていくと、
白いお風呂には長女・冬麗(三浦理恵子)、次女・春麗(酒井若菜)、三女・夏麗(金子さやか)の3姉妹が入っていた。三蔵は入らないで天竺にいこう。でも3姉妹は独身で、婿募集中だ。タイトル。
もう、3匹は天竺を忘れている。当然、3人は誰かでもめる。悟空がすねていると、凛凛も入っていると沙悟浄に言われる。もちろん悟空が見ると、凛凛は餅を食べていた。凛凛「変態猿」と餅を投げると、悟空の口へ。春麗に猪八戒が近寄るが、春麗は震えて鳥肌だ。猪八戒「怖くないの、だって、僕は・・・」。春麗「素敵です、今夜、私の女心を上げます」。沙悟浄はきゅうり食べながら、「おかしい」。一行は3姉妹から、豪華な夕食をご馳走になるが、三蔵「修行の身です」。冬麗「それでは精進料理を」。猪八戒「宿の主人になる」。沙悟浄「何かある、騙そうとしている」。
猪八戒「僕は豚です、何で笑う、何で怖がる、僕は嬉しい、恐がりもせず、初めてだった、僕を必要だと言ってくれた」。三蔵「必要です」(ちょっと遅い)。猪八戒「僕は強くも利口でもない、誰も信じてくれない」。沙悟浄「信じてます」(ちょっと遅い)。三蔵「証拠もなく、疑った、食べよう」。皆が食べると、次々倒れる。悟空「騙したな・・」。CM。
三蔵が寝ている。気づくと全員は縛られていた。猪八戒「騙されてない」。沙悟浄「騙されただろう」。三蔵「そんなこといえない」。そこに、凛凛が通る。悟空「助けてくれ」。凛凛「お願いします、でしょう」。三蔵「あやまりなさい」。悟空「ごめんなさい」。温泉から、妖泉大王がいて「ようこそ、三蔵法師様、動物たちはそのままで、そなたの肉を食べると永遠の命を授かる、この温泉は熱した油のようになる」。沙悟浄「豚から、先がおいしい」。妖泉大王「そうじゃ」と猪八戒を先にいれる。我慢強いはずの猪八戒は2秒しか持たない。情けない。悟空は沙悟浄に耳を触って貰い、如意棒を出す。立ち上がり悟空は温泉にオシッコしてしまう。お湯の色が黄色くなった。悟空「これで料理できまい」。
妖泉大王「愚か者、三蔵、この目を見ろ」。見た途端に三蔵は石になる。妖泉大王「明日まで風呂の掃除をしておけ」。3姉妹は家に帰って石像に粉をかける。前あった石像がなくなった。悟空「嘘つきが嫌いだ」。3姉妹「妖術をとく粉だ、母が石になっていた、元に戻すのはこの粉をかけることだ」。悟空達は粉を持って、石になった三蔵にかける。三蔵が戻った。悟空は駈け寄り、三蔵を抱く。悟空「怒っている」。猪八戒「許してやってください、おかあさんが戻って」。春麗「おかあさんの様子を」。冬麗「春麗は将来を約束した方がいる、笛が好きな彼も石になっている、彼を助けるための使おうと」。猪八戒「あなたと家族を守ります」。夏麗「春麗は豚が大嫌いだ、無理していた」。悟空は大笑いだ「気持ちをもてあそんだ、やっちゃいけない」。猪八戒「好きな人がいるんだ、そうですね、あなたみたいな綺麗な人が、当たり前だ、お邪魔しました」。猪八戒は電車男のまんまだ、笑い。凛凛も来て、大笑いだ。猪八戒が失意で帰ってきた。皆で「もてない」と言う。そこに春麗が来て、無言で手紙を置いていく。それを猪八戒に渡そうとする。布団にくるまって泣いている猪八戒「捨ててください」。悟空は捨てる。CM。
朝、春麗が大王に会いに行った。三蔵「私のために粉を使った、行きましょう」。猪八戒は行かない。悟空も残る。悟空「あの女も石になってまえ」。猪八戒「はい」。
悟空「俺が一番嫌いなのは、自分に嘘付くことだ、今更逃げるな、騙されてもだ、騙されても騙されても、好きなる女は全部好きになるのだ、豚は豚でも男だろう、好きな女を守ってやれ、男だったら、好きな女が付いた嘘も守ってやれ、逃げるな」。猪八戒「僕には出来ません」。悟空「そうか」。悟空は金遁雲を出して、空を飛ぶ。こんなに高く遠くまで飛んだのに、猪八戒はすぐに来た、笑い。凛凛が来ると、猪八戒に手紙を捨てるのは最低だ。手紙を読む。−−母を助けてありがとう、この薬でやけどを治してください−−。凛凛「助けてくれと書いてないね」。大王に春麗に、粉も与えた「坊様のために使いました」。悟空が来ると、湯がある。猪八戒が来て、湯気の上に座る。その隙に、皆が通る。猪八戒「我慢強いのが取り柄ですから」。悟空に手を差し出され、全員が走る。大王「もう一度騙して、連れてこい」。春麗「いやです」。妖泉「ならば石になれ」。シャーンという音とともに、悟空たちが来る。悟空「もう終わりだ、強い奴がいる、泣き虫だが、一番に綺麗な心を持っている、人を好きになると言う心を持ている、それを笑うのは俺様が許せない、地獄に行きたいか」。格好良い啖呵です、血管切れそうでしたが・・・ 戦いになる。妖泉大王「この目を見ろ」。皆で目を見ないようにする。皆は目隠しして戦う。三蔵は春麗を助け出す。猪八戒はやられる。春麗「どうして助けてくれる」。三蔵「騙されても、人を信じている、お人好し」。3匹は門の上にいて、石を投げる。妖泉大王だけが残った。目隠しして戦う。三蔵が大王の位置を言葉で知らせる。戦いは続くが、間違えて、悟空は足を叩かれる。姿を消す。蝋燭を消して、暗闇の戦いになる。目隠しを取って、戦う。妖泉大王、猪八戒が匂いで後ろだと知る。悟空がたたきつける。猪八戒が帰ってくる。春麗は抱きついて、鳥肌もなく「ありがとう」と言う。猪八戒は粉を差し出し渡す。猪八戒「許嫁を元に戻して、天竺に行く仕事がある、早くしないと、俺様がくっちまうぞ」。春麗は大きな握り飯を差し出し、粉を持って去る。冬麗に孔子が来ていた。孔子は妖泉大王を調べるまえに、風呂に入る。孔子は冬麗に母の年齢を聞いて、冬麗よりも、母が好みだ、笑い。猪八戒は一人でいじけていた。三蔵「猪八戒」と声をかけると、猪八戒は食べていた。そして猪八戒「花より団子です」。「男前だ」「豚嫌いから、豚好きにした」と皆は褒める。猪八戒「本当に好きなる子が、できますね、賭けてくれますね」。皆「賭けない、別の話です」。行くぞー。おしまい。
他愛なく楽しかったです。猪八戒がメインでした。及川王子の妖泉大王は、まったく強そうでない。安心して見られました。話としても見たような感じで悟空の物語にありましたよね?  神話のメデゥーサの話ですかね? 猪八戒は完全に電車男を引きずって、同じキャラだよ。酒井若菜さん、復帰したのですね、また元気にモー子キャラもやって欲しい(無理かな)。おじさんも母親の吉沢京子さんでもOKです、笑い。テンポもよくて、無条件に楽しめました。セットですか、CGですか、中国の屋敷も金かかている気がする。いまさら、評価するのもおかしい、無条件に楽しめばいいのです。それに徹する潔さを評価します。評価アップです。
妖泉大王(及川光博)、長女・冬麗(三浦理恵子)、次女・春麗(酒井若菜)、三女・夏麗(金子さやか)、母親(吉沢京子)


西遊記★★☆   1話 「火の国」
「助けて」と子供は叫ぶ、
白い怪人(怪鳥)はキムタクですまあ、キレイですね、スマスマのコントみたいですが、そこに西遊記の面々が登場する。悟空「父と母を思う目だけは騙せない、俺様は許さない」と啖呵を切る。そこに黒い手下も登場して、大乱闘だ。その場面でおなじみのキャラが紹介される。深津絵里さんは合間に子供を助ける、本当に似合っています。香取くんとキムタクで一騎打ちだ。キムタクは刀を取り、二刀流だ。取りの羽根が飛び交う。香取君「孫悟空だ」と血管切れそうだ。画面は変わって、簡単に絵で三蔵法師のお話が説明される。天竺への旅だ、お付きが3匹だ。おなじみだが、一応説明しないといけないかも、知らないよい子もいるかなね・・・タイトル。CM。
砂漠を歩いています。歩けないと座り込む悟空だが、皆は歩いていく。猪八戒、沙悟浄と水を巡って、悟空は戦おうとする。それを見て三蔵は、最後の水を捨てるのだ。
三蔵「天竺へ行くだけでない、歩くことでお経を得る事が出来る、花の美しさで、心を磨きなさい」ここで、歩いて天竺に行かないと行けないのだ、金遁雲で一気に天竺に行けるのに、それでは意味がないのだ。道中苦労することが修行である。そして、お経の意味が分かるのだ。最後の水だった。皆は計画性がないと怒る。三蔵は泣きそうになる。やっと、一行は焼け落ちた町にたどり着く。食堂に入る。そこで悟空は焼き芋を見つけるが、芋は落とされ、潰される。突如花嫁姿の美女が現れ、それを追って若い男がやって来たのだ。さらに、花嫁の父も登場。怒った悟空は男たちを追う。そこで逃げ込んだ花嫁の父は、三蔵のかつての師、仁丹(角野卓造)だった。仁丹によると、娘の杏花(夏帆)を化け物の牛魔王(長江英和)に差し出さねばならないという。仁丹の家でで料理をご馳走になる。給仕は凛凛(水川あさみ)だ。娘は結婚するのだ。そこで師は三蔵に「人としてもっとも大事なことは?」と聞く。三蔵「人を信頼することです」。仁丹「忘れないでいてくれたか」。小便がしたくなった悟空が食堂を出ようとすると、外は炎で一杯だった。CM。角野さん、ブラザー☆ビートに続いて花嫁の父の役です。前回の暴走を思い出します
話すと、実は若い娘を生け贄に出すのだ、それが婚礼と言われている。仁丹「平和な頃、妻は花嫁になるとき、燃えさかる炎を消すほどの涙を流します、と言った、しかし、今、この炎を消せない」と悲しむ。悟空はご飯をお代わりする。三蔵は「私たちが娘さんを助けます」と宣言する。いよいよ、生け贄の場所で、沙悟浄と猪八戒が僧の姿で、三蔵が花嫁の姿に化けて座る。悟空は小便したくなって外に出ると、
仁丹は娘と一緒で牛魔王の手下と取引していた。悟空がそれを障子から見ていた。元々三蔵たちを捕まえる罠だったようだ。悟空は如意棒がなくって、手下に殴られ気絶した。牛魔王の手下が三蔵たちを迎えに行く。CM。
一行は牛魔王の館に連れて行かれる。そして、牛魔王が登場する。三蔵法師だとばれていた。あっさり捕まる。
三蔵法師の肉を食べると、永遠の命が授かるのだ。溶岩で、唐揚げにすると言う。猪八戒は、逃げると言う。しかし、牛魔王は焼き豚にするつもりだ、笑い。そこに悟空が師と娘を縛って連れてくる。しかし、話す前に牛魔王の手下との格闘に始まる。仁丹と娘は捕らえられ、悟空たちはひとまず逃げる。CM。
師の家に戻る。悟空は師は妖怪と手を結んで三蔵を売ったと言う。そこに老子(大倉孝二)が登場する。老子「人を助けてなくていい、天竺に行け、悟空を弟子から外せ、優秀な弟子をつかわす」。悟空「師匠は人を信じすぎだ」。
三蔵「あなたの日々の行いから信じられません、お前を破門します、出て行きなさい」。悟空は三蔵の杖を倒すと、鈴がはずれる。悟空は謝って「ここを出たら行くところがない、もう仲間じゃないのか」と言うと、鈴を投げて、「馬鹿」といって出て行く。外の町の火の中を走ると、凛々が立っていた。CM。
二人は火の中で話す。凛々「淋しいね」。悟空「ずっと一人で分からない」。凛々「坊さんと一緒で可哀想」。悟空「お釈迦さんに捕まって、石牢獄で500年、あの人が助けてくれた、なんだか、手が温っかだった、そこで、仲間だって」。凛々「そう言う気持ちを淋しいという」。そこに火が飛んできて、
悟空は凛々を庇う。そこに如意棒を見つけた。凛々は泥棒だった。悟空は昔の自分の洞穴に帰るが、誰もいない。一方、三蔵と仁丹たちは娘を助けるために牛魔王の館に忍び込む。そこで、仁丹は走ると、三蔵の上に檻が落ちてきた。沙悟浄と猪八戒はうまく逃げる。逃げた仁丹は娘と一緒に檻に入れられる。仁丹「三蔵を連れてきたら、娘を助ける約束じゃないか」と叫ぶ。それを三蔵は聞いてしまう。CM。
猪八戒たちが悟空に三蔵が捕まったと言いに来る。悟空「破門された、何で置いてきた、それでも弟子か、お前たちを信じて、三蔵法師は行ったのに・・・俺には関係ない」。沙悟浄「来た俺たちが馬鹿だった、ちぎった鈴、3つある、これはこの3人の願掛けの鈴だ、でも、もう用無しだ」と去る。三蔵がスキンヘッドで檻に座っている。鈴を握った悟空は、洞窟の横穴の石に閉じこめられていたのだ。
回想シーン。そこに三蔵が通る。悟空「助けてくれ、500年待った」。三蔵「足りない物がある、これをご覧なさい」。悟空「石だ」。三蔵「そう石から生まれた石猿だ、あなたは石のように冷たい、勇気とは強い力ではない、人と共に喜ぶ心です、悟空一緒に天竺に行きませんか、本当に強い心を持つために」。三蔵は悟空の手を握る。悟空「温かい手だ、俺の心見つかるかな、お願いします、俺に心をください」。そこで石は青く輝き、悟空の岩は崩れた。三蔵はお経を読んでいる。そこで、悟空は石から出られた。悟空は背伸びして「お師匠さん、天竺はどちらだ」。沙悟浄と猪八戒がやって来て、三蔵「私たちの仲間です」。悟空「ナマカ、大丈夫」。檻の三蔵もあの石を持って眺めていた。三蔵「天竺へ行きましょう」と呟いた。悟空は羽根から金遁雲を持って、飛ぶ。沙悟浄も猪八戒も飛び出す。三蔵は、檻から出されて料理される。詫びる仁丹に三蔵「師から人を信じることを学びました、ただ残念なのは信じなければ行けない仲間を信じられなかったことです」。三蔵を溶岩での唐揚げにしようとする。三蔵を捕まえていた牛魔王は、変装した悟空だ。悟空「俺をここに落として、全力で出口に逃げろ」。鈴を渡す。悟空「大丈夫、お師匠さんは俺が守る」。悟空は落ちたが、皆は牛魔王が落ちたと思って戸惑っている。三蔵は家に帰ってきた。悟空を悲しむが、悟空は虫になって三蔵に付いていた。牛魔王は怒って、娘を食べようとする。そこに悟空たちがやって来る。牛魔王「妖怪のくせに人間の味方するのか」。悟空「人間は弱いけど、一つだけ凄いものがある、信じたとき心は岩になる、守るためにでっかい岩になる、山よりも海よりでっかい岩だ、そんな人の心をもてあそぶ物は許さない」。大格闘になる。娘を助け、檻の仁丹も出すが、代わりに入れられた。猪八戒が鍵で開ける。残った牛魔王との対決だ。牛魔王は火を扱うが、悟空は思い切り如意棒で牛魔王の頭を叩く。悟空「俺様の名前は孫悟空だ」。三蔵「殺生はなりません、勇気は力ではありません」と止める。そこに老子がやって来る。老子「破門しろ、聞こえなかったか」。三蔵「無理です、ナマカです」。悟空「訳が分からない」。仁丹と娘が来て「何と詫びればいいのか」。三蔵「涙を流すのは早い、素敵な花嫁になって、嬉しい涙を流してください、燃えさかる炎を消すほどの涙を流させるほど」。一行は砂漠を歩く。悟空「付いてこい、俺様が一番強い」。沙悟浄「菩薩様からのあれを」。三蔵は金こじを取り出す。悟空は「強い物が一番強い物が付けるんでしょう」と勝手に付ける。泥棒の凛々が牛魔王の所から、竜の爪を持って逃げたのだ。そこでお経を唱えると、金こじはきつく閉まる。悟空は痛いと苦しむ。悟空「いらない」。三蔵「2度とはずせません」。お経を唱えると、痛くなって静になってしまう。これからも、旅と化け物退治は続くのだ。
朝から、3人はフジに出続ける。大変ですね。ウッチャンが仕切っていました。そこで驚く事実が分かった。1話で2ヶ月かかって、牛魔王ばかりだった。まだ3話までで押しているようだ。まあ本当と嘘が入り交じっている、この世界ですが・・。中国的な伊豆でロケしている、セットもあるのだ。オーストラリアロケが楽しかったが、スタジオでは忙しく。伊藤くんが、卓球で勝って、皆からイラツイたのだ。伊藤君は電車男で、いじられ、萌え萌えばかりやらされた。香取君は本番でも寝てしまったようだ。本番はピシャリとやるのだ。ウッチャンと伊藤君いると、いくらでもいじられますね。キムタクも現場は楽しかったと言っていた。吾郎ちゃんと伊藤君は癖毛で同じだった。
さて、ドラマですが、これは物語です。もう、里見八犬伝よりも、よく知られた物語です。自分は一番印象に残っているのは、手塚治虫のアニメ「悟空」(これでよかったかな?)です。多分、この影響が一番あるのでは・・凛々は、確か登場していた記憶がある。実は一番好きなキャラだった。ドラマとしては、あり得ないことばかりだ。何でもありだ。許します。
人物では、深津さん、良かったです。スキンヘッドかと思ったら、スマスマでは髪があった。押さえどころとして、大事でした。深津さんがいないと、まとまらない。香取さんは、五月蠅かったが、悟空だからいいでしょう。アニメも五月蠅かったですから・・・。香取君は新選組以外は五月蠅い役です。ちょっと引いてしまうが、西遊記にはぴったりでした。ウッチャンも、伊藤君も、似合っていたと思います。まあ、普通に楽しみました。評価は★2つ半ですが、今後期待しましょう。月9としては単なる娯楽として気楽に楽しみたいと思います。



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