2006年 1月 ドラマ                 功名が辻       NHK    日   20時
スタッフ

■原作・・・司馬遼太郎
■脚本・・・大石静
■演出・・・尾崎充信
■プロデ・・・大加章雅

■音楽・・・小六禮次郎
■主題歌・・・
キャスト

千代(仲間由紀恵)
千代(子役・永井杏)
山内一豊(上川隆也)

家来
五藤吉兵衛(武田鉄矢)
祖父江新右衛門
(前田吟)
一豊の母・法秀尼
(佐久間良子)

信長(舘ひろし)
信長の妹・市(大地真央)
妻・濃(和久井映見)

不破きぬ(多岐川裕美)
不破市之丞(津川雅彦)

秀吉藤吉郎(柄本明)
寧々(浅野ゆう子)

松本明子、
成宮寛貴、
竹中半兵衛(筒井道隆)
石倉三郎、
蜂須賀小六(高山善廣)
嵐広也、

明智光秀(坂東三津五郎)
足利義昭(三谷幸喜)

永作博美、

勝野洋、
苅谷俊介、
俵木藤太、
名高達男、
中村橋之助、
浅井長政(榎木孝明)
山本圭、
今川義元(江守徹)
仲間・堀尾吉晴(生瀬勝久)


仲間・中村一氏(田村淳)
乙葉、
小りん(長澤まさみ)
玉木宏、
浜田学、
長谷川京子

千代の父喜助(宅麻 伸)
千代の母・とも(木村多江)
六平太(香川照之)





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 期待と最終評価



 公式HPから

。戦国時代にも例えられるほど激しい現代の競争社会。日々生き残ることに疲れた人々にとって、もっとも必要なものは何でしょうか。「癒し」という言葉がはやって久しいですが、今、最も必要なものは、「人々の心に響く本当の励まし」なのではないでしょうか。
 この大河ドラマは、司馬遼太郎「功名が辻」を原作に、「励ますこと」に特別の才能をもった山内一豊の妻・千代と、「愚直」という真心ひとつで戦国の終わりまで駆け抜けた夫・一豊の愛と知恵の歴史を描きます。
 状況を読みぬく知恵、人の心をつかむ知恵、そして自分の正義を貫く知恵。それらを支える夫婦の愛。
  「妻の智恵」と「仕える側の目線」という視点から、戦国時代を新しく描き直します。



 あらすじとコメント

功名が辻★★★  23話 平成18年6月11日(日)放送

今回は戦国物の、一つの山場の本能寺だった。
余り一豊と千代は関係ない話だが、もちろん、
一豊が毛利への使者を捕まえた事になっている。
そこらは、まあいいでしょう・・ドラマなんだから。
でも、本能寺での濃の活躍は、初めてだったような。
何か新しい所もないといけないよね。でも、でも・・・
あんな見せ場を作らなくてもいいのではないかな?

その分、信長の最後が、これまでの館さんの狂気ぶりに
比べて淋しかった。これで、館さんの目をひんむいた
タメにタメたセリフ回しが見られないのは残念かも、笑い。
一豊と千代が主人公だから、信長も秀吉も家康もそれぞれ、
良くも悪くも描ける。どれかが、主人公にすると、
やはり肯定的にしないといけない。この3人を自由に
良いところ悪いところを描ける自由なスタンスは最大の利点だ。
それを活用して、良いところも悪いところも描いてほしい。

信長も、地元は空っぽだったんだね・・・
光秀の謀反は本当に考えていないかったのか?
寧々と千代が長浜を守った事になっていた。
そして、千代の伊吹山に着いて、お握り食べて、
寝てしまうのは、仲間さん、相変わらずの笑いキャラです。
でも本能寺以降の話の展開が早いというか、
手抜きというか・・こんなものか? 驚き。
そうだ一豊が主人公だった、笑い。

(あらすじ)

本能寺の変でした。信長と光秀の見せ場ですね。
館さんの信長は、
鎧も少しに付けて応戦していた。
前線で太刀を振りかざしていた。銃に撃たれて、
信長「痛いの、儂も死ぬのか・・?」。
死ぬとは思わなかったかな??? 
神仏になったのだから・・・
しかし、そこからは濃が
大活躍でしたね
濃「あの世で
会いまみえれるにも、私は極楽、あなたは
地獄で会えません」
これって笑いを取るのですか? 
そんなで、赤い長い服を着たまま、太刀を振るう。しかも、
銃に数発撃たれて、血しぶきが・・・。まるで「俺たちに明日はない」
だ。濃の方がメインだった。これまで、さんざん光秀と濃の話を
見せてきたのは、このためだったか!! 
火の中で
信長「夢幻の如くなり」と火の中で自害する。

信長の本能寺での死は、安土や長浜にも
伝えられる。そこには全く、兵が
いなかった。寧々と千代で
采配を取ることになった。
男の陣平衛は役に立たない。
寧々は、伊吹山に逃げることを決める。
千代は、城下に触れ回る大役になる。いとは
城の宝を持ち出す。
光秀のたまの嫁ぎ先の細川は
髪を下ろし、秀吉に知らせをだした。近藤さん、前回は
光秀役だったのに・・・光秀の娘のたまは、細川に味方を頼む。
夫の忠興は、迷惑を駈け寄ってと、同じく髪を切り、
光秀の味方をしない。自分の立場が困る、
たまに謹慎を言い渡す。
光秀も、
信長を殺したかっただけだ。
神仏や朝廷をないがしろにいて、
自分が神だという信長を許せなかった。
自害を覚悟したが、これまで従ってきただけの、
大人しい槇が早まるな、朝廷は征い大将軍にしてくれる、となだめた

伊吹山の寧々の所に千代が駆けつけた。疲れた千代は腹が
減って、握り飯を食べて、寝てしまう。ここでも、仲間さんは、
笑いをとるのか??
 何と、六平太が毛利に放った使者が、
一豊と吉兵衛のコント中に倒れていた。何という
都合良さだ。
秀吉に見せる。秀吉は、
秘密にする。さらに細川からの
文で、確信した。秀吉は、
大声で泣き叫ぶ。黒田は街道を
せき止めさせる。そして、
黒田「千載一遇の
好機だ、天下をとりなさい」と叫ぶ。秀吉は、高松城主の
腹を斬る以外は、全ての条件をのんで和議を結ぶことを決意する。

秀吉「一豊は秀吉に運を運んでくるのだ・・」。城主の
自害を見届けて、2日で強行軍で「中国大返し」だ。
展開は早いな・・・もっと描くことあるかも・・・
信長の死は全軍が知っていた。光秀が
死ねば、秀吉の天下になる。
足軽までが歴史の檜舞台に立つ
ことになる。信長の回想シーンだ。
白く輝く光の中で階段を上っている。これって、
天国への階段か・・・。
千代は一豊がかけてくるように
思うと目覚める。旭は「仲がいいの・・」。義昭は雨の中で
「信長死んだ、光秀よくやった、信長め〜」と怪しげな白塗りの顔だ。
秀吉軍は尼崎まで辿り着いた。吉兵衛「功名をとらねば・・」。
一豊「明智さまの気持ちを思うと・・」。新兵衛「運がいい、
毛利の使者を捕まえなければ」。吉兵衛「殿の手柄が
ないと、大返しもなかった」。秀吉の大返しは、
光秀にも告げられる。光秀の家臣「山崎で
戦いましよう、出陣まで休まれよ」。
しかし、光秀は「おぬしは坂本に帰り、
槇たちを守れ」。
山崎の戦いは、6月13日
明智側から火ぶたを切った。
秀吉の安否を心配する寧々だが、
旭の百姓魂で千代は食材を手に入れてくる。

案内は本能寺だ。秀吉は1.5km違うところに作った。


功名が辻★★★  22回「光秀転落」6月4日放送

疲れて見ていたが、アップできなかった。

(公式HP)

 備中高松で水攻めの最中の秀吉(柄本明)軍にいる一豊(上川隆也)へ、千代(仲間由紀恵)は、毎日のように家中の出来事を文に綴り送った。
 一方、武田氏討伐の宿願をついに果たし得意の絶頂に立つ信長(舘ひろし)。『余がこの国の王である。朝廷にもわからせてやらねばなるまい』と言う信長を、光秀(坂東三津五郎)は、朝廷をないがしろにせぬよう必死に諫める。信長は、安土へ招く家康(西田敏行)の饗応役を光秀に命じる。
 その頃、光秀の妻・槇(烏丸せつこ)が千代のもとを訪れ、光秀の不眠に利く薬草でもないか尋ねる。胸騒ぎを覚える千代。一豊は秀吉から信長へ援軍を乞う使者として安土へ来ていた。家康接待の場に居合わせる一豊。席上、光秀は腐った魚を出したと信長から罵倒され、領地を召し上げられた上、秀吉の援軍として直ちに兵を出し奪った土地を領地とするという理不尽な命を受ける。光秀の目に絶望の光が揺れた。出陣前の光秀に『信長上洛、手勢はわずか・・・・・・』と囁く声が。声の主は六平太(香川照之)。その知らせどおり信長は本能寺に入った。濃(和久井映見)も同行、『殿がお気に召さずとも、濃は殿の妻でございます』、久方ぶりに夫婦の時を過ごす信長と濃。
 その頃、六平太は千代に、長浜を離れ逃げるよう告げていた。天下を揺るがす争いが、刻一刻と近づいていたのだった。

功名が辻★★★   21回  平成18年5月28日(日)放送

「開運の名馬」

今日が千代のメインの日だよ・・・
それは、楽しく描かれるのだろう、わくわくした。。
注目の回でしたが・・・濃がその場にいたなんて、不思議??
いや、作りすぎでしょうね。おかしいと思った人は
かなり多いと思います。原作でもこう
描かれているのでしょうか?

終わても感想もないな・・相変わらずだ。
千代は黄金を取りに行くときに部屋でこけなくても・・
お笑い芸人じゃないんだよ〜〜笑いをとらないでもいいし・・
黄金10両での、一豊と千代の夫婦喧嘩は、犬も食わない。
一豊は、全く凡人だ。怒り出して、こざかしい、
高見から馬鹿にしていた、と言い出した。
いや、一豊が馬鹿正直な凡人なんだ。
少しはこざかしく生きてみろ。

でも、千代の名馬購入は一種の投資だ。
ここで、黄金10両を見せることで、奥州の
伯楽に信長家臣の心意気を示せた。一豊は家臣を
たくさん雇って貧乏なばかりでなく、名馬に投資する
器量も持っていると示した。まあ、都合良く、濃から砂金を
貰って、損失無しで、馬と名声を得たのだ。話ができすぎですが〜〜

さてさて、濃と信長と光秀ですが、怪しいことになってきた。
これまで信長の話で、後半は濃は登場してこなかった。
どう生きていたのか、単なる引き籠もりみたいに
一人生きていたと思っていた。でもでも、
功名が辻では、濃がこんなに重要な
役目だったとは・・忍者かと
思うように、千代の屋敷に
入り込んでいた。光秀の夢にまで
参上していた。笑い。お市はどうしたのだ。
今回は出ていない。これまではお市が、活躍していた。

相変わらず、信長は怪し狂気だ。それを館さん、楽しそうに
演じています。これは、役者冥利でしょうね。顔全部、
普通でなかった。恐いぞ〜〜。そこだけだ。
本能寺まであと3ヶ月だ、そうだ・・
ちょっと楽しみ・・千代や
一豊と関係ないけど・・

(あらすじ) 見ながら入力、間違い容赦

解説は、牙に付いて天正9年に信長は帝に馬揃えを見せた。
一際注目されたのが一豊で、名馬だった。話は3月さかのぼる。

千代と一豊は踊りの見物に行くが、千代は踊りの中に入ってしまう。
天正8年(1580年)だ。安土の町は繁栄していた。安土に
一豊は屋敷を貰って、夫婦水入らずで町見物だ・・・。
一豊「買ってやる」。
千代「もったいない、
夫婦になって13年になる、
これだけで嬉しい」。
そこに馬市が
あるというので、千代に謝って一豊は行って
しまった。千代は安土の家に一人で帰った。吉兵衛や
新右衛門は、一豊が飼っていた馬が年老いたので、新しい馬が
欲しいところだ、と話す。その市では加藤清正がいた。金児さんで、
刑事捜査一課9係のケーキ屋ですね。
そこに名馬が現れた・・。
そこに堀尾や中村もいて、中村「目が変わる・・名馬だ」。
伯楽「生まれは、東北の南部だ」。中村「幾らだ」。
伯楽から聞かれ、一豊「1300石だ」。
伯楽「100石にしかみえない」。
一豊「家来が多いので・・」。
伯楽「あなた様に、
値を付けて貰おう」。一豊「黄金10両・・」。
皆は、おお〜〜
と声を上げる。伯楽「その値にふさわしい馬だ」。中村も諦めた。
解説、当時、黄金10両はとてつもないものだ・・・。
一豊は、貧乏だから5両と言えばいいのに・・・
それでは心意気を示せないのか?

濃が頭痛で休んでいると、信長が
来て「寺に詣でよ、そうけん寺を
作った、万病がなおる」。
濃「殿は神でない、血も涙も
流します」。
信長「儂(わし)は
狂ってここまで来た、神にも仏にもなろう、
儂は死なぬ、天が信長を生かす、この刀で刺せ、
儂は死なぬわ・・天は信長を生かしおる、刺せ〜〜」と
狂い顔だ。濃はますます、頭が痛くなる。
そして光秀のところに、
濃から文が来た。濃に光秀が会いに行く。光秀は濃を諫める。
濃「心許せるのは、あなただけだ、人質の役目は終え、
殿は変わった、織田に私の居場所はない、殿は
人を捨て、神になった、刺されても死なな
い、天が儂を生かすのだ」。
光秀「耐えなさい、天下のために」。
濃「今一度、生き直せないかと考えないか?」。
光秀「やり直せないのが人の定めだ」。濃「光秀様と私が・・」。
光秀「許されません、時の流れが望ぬものであっても・・・」と去る。

一豊に千代は、馬市の話をする。千代は、伯楽にあしらわれた
と知っていた。千代が値段を聞くので、一豊「千代に
打出の小槌があれば・・黄金10両だ、
夢のような話だ、笑えばすむ」と
二人で大笑いだ。その後、
千代は意を決して、馬に乗って走る。
長浜の屋敷に駆け戻ったのだ。そして、部屋の
敷居で躓いて転ぶ。そして引き出しから、箱を出し、
黄金を数える。一枚、二枚・・・丁度十枚だった。
火事場で
の不破の父の言葉を思い出した。不破「一豊の役に立て、今が夫の
ためと言うときに箱を開けよ」。その時だ。帰る道中で足を
くじき倒れた濃を助けて、素性も知らず屋敷に連れた。

屋敷で、千代は名乗るが、濃は喋らない。それでは、
使いも出せない。千代「訳があるのですね、
しばらく休んできなさい」と留める。
そこに馬市を見てきた一豊が
帰ってきた。千代は奥の座敷に呼ぶ。
そこには黄金10枚あった。一豊は、驚く。
千代は「馬を買いなさい、打出の小槌があった」と、
これまでの事情を話す。
千代「その馬は旦那様の武運を
もたらす」。一豊は、「なんじゃ得意気な顔は・・これまで貧乏に
悩んでいた・・何で隠していた、恐いおなごだ、そのような
おなごだったか、こざかしい、心がいくつにも分かれて、
見通せない、高見から儂を軽く見ているのだ」と
秘密にしていたことを怒り出す
。それで、
千代は詫びるばかりだ。
千代「旦那様は疲れている、
でも何の助けもできない、馬を買えば、
戦場で晴れやかな旦那様を見ることができれば、
黄金10両は安い物だ、嫁いだ初めての夜、一国一城の
主になりたい、千代は旦那様の夢を私の夢と思った、旦那様を
一人戦場に立たせるわけにいかぬ、共に戦いたい」と大泣き

一豊「喜ぶべきところを怒ってしまった」と謝りだした。
千代は「こざかしい、恐いおなごだと・・」。
一豊「これで、馬を買いに行こう、
今から買いに行こう、
千代・・待っておれ」。
その夫婦の話を濃は聞いていた。

一豊は走って、「持ってきた、黄金10両だ」。
そこにいた堀尾と中村に一豊「千代が揃えてくれた」と
喜んで言う。待っている千代のところで、濃「立ち聞きしました、
私にも励ましになった、夫とともに乱世を戦った、夢を重ねた若き日々
を思い出した、名乗らぬ無礼は許してくれ、一人で帰りたい」と
足を引きづり帰った。蝋燭が一杯の部屋で、光秀が
信長を刺そうとする、信長「濃はそちに
くれてやる」。光秀の夢だった。

一豊は馬のいななきを聞いて満足げだ。
そこに城から遣いが来た。森蘭丸が来て、馬と
妻女を見たいと信長の命を伝えた。早速、信長が乗って、
「奥州の伯楽は、信長を馬鹿にするところだった、千代は黄金10両
で一豊の名前を売った、近く京で馬揃えがある、馬を天下に示せ、
千代重ねてアッパレだった」。一豊「千代は、馬で儂の
名を売ったのか」。千代「はい、馬揃えがあれば、
旦那の評判も上がる」。
そこに輿が来て、
窓を開ける。一豊「御方様」。
千代に濃まら志が渡された。開けると、
砂金だった。千代とよねが見送る中で、一豊は
馬揃えに行く。その後、秀吉とともに中国に参戦した。
本能寺3ヶ月前だ。つづく。

案内は滋賀の木之本だ。浅井から、
変遷した。安念寺の観音像だ。馬宿も盛んに行われた。


功名が辻★★★  20話

うむ、有名な三木城の兵糧攻めだ。
秀吉は中国攻めで、兵糧攻めを多用した。
これは、確かに攻める方も、守る方も辛い戦いだ。
そんなになるまで、頑張らなくても、戦況を見て適当に
早めに降伏すればいいのに・・・今のおじさんはそう思う。
しかし、戦って死ぬのが武士の時代に、戦わずして
降伏するなんて・・・踏ん切りが付かなかった。
そう思えるが・・。官兵衛が土牢で瀕死で
いたことは有名だった。斎藤さんは、
似合っていました、笑い。

しかし、そこに小りんがいたとは・・
ただ、2年の兵糧攻めにしては、皆も含めて
小りんも、ふっくらしてました、笑い。今の時代に
こんな状況の芝居は無理でしょう、仕方なし、爆。
小りんの「卑怯者」は厳しいが、納得だ。
兵糧攻めは残酷だ、血を流す戦いが
まだ、潔かった時代かもしれない。
小りんは失明して、これで退場かな・・
ただ、忍だ、兵糧攻めでも逃げ出せたと思うが・・
いやいや、これからも都合良く使えるかもしれないゾ。

千代は松寿丸を預かるが、信長の殺せ、秀吉の消せの命令だ。
六平太からの助言で、遺髪を用意して、急場をしのぐ。
で、官兵衛が助け出された。そして、一豊が
松寿丸は生きていますと信長に報告する。
この時は、どうなるかと心配した。
最近の信長君、謀反の連続で、疑心で一杯だ。
いわば、悪循環の状態だ。一豊もひどい目に遭うかと
思ったけど・・・まあ、主人公だから、大丈夫でした、笑い。

本願寺も平定した。信長はいきなり、林と佐久間を追放
する。一生懸命やって来たが、他の家臣と比べて
自分に甘く、怠慢だ。つまり、リストラです。
林は忠告するが・・聞き届けられない。
信長の心を理解するものは家臣に
いたのだろうか? 恐怖政治になって
いたのか? 本当にこれでは本能寺は近いと思える。
最後には濃にまで、「光秀が好きか?」ストレートだよ・・
館さん、狂気と恐怖のキャラを演じているが、意外と楽しんでる
のかな・・??? 嫌いでないような表情に見えるのだ。

(あらすじ) 見ながら入力、間違い容赦

解説、毛利攻めだ。播磨が大事だ。しかし、別所、黒田、
荒木まで謀反した。秀吉は危機を迎えていた。

1579年、松寿丸は千代の所にいた。
官兵衛の息子だった。六平太が
千代にやって来た。秀吉も
一豊も秀長も官兵衛を論議する。蜂須賀は、
毛利に付いたかも知れない・・。
しかし、秀吉は官兵衛を
信じている。しかし、そこに信長からの早馬で松寿丸を殺せと・・。
秀吉「承知したと」と返事して、一豊に「長浜に帰って、消せ、上様には
逆らえぬ、謀反が起きているときに逆らえば、わしが疑われる」。
一豊は帰って、千代に会う。一豊「松寿丸は?」。
千代「はやり病で亡くなりました」と
遺髪を見せる。千代「筑前の守に・・」

一豊「誰に聞いた? 誰がこのような策を、
六平太か、知られたら、ことごとく殺される」。
千代「官兵衛様は、有岡城(伊丹城)に幽閉されている、
村重の説得ならず、二人ともキリスタンだったのだ」。一豊は
急いで帰る。そして、仔細を話す。秀吉「忍びはいやじゃ、
消せと言ったのだ、殺したのはお前だ、泣くのだ、
正直者だと信用されている、芝居を
うつのじゃ」。一豊「芝居は
苦手じゃ」。しかし、一豊は「儂が
殺した〜〜」と泣き叫ぶ。吉が「乱世のならいじゃ」
と慰める。堀尾も同情する。しかし中村「これでまた加増だ」と嫌み。

千代は松寿丸に、父官兵衛の話をする。松寿丸「待ちます、強い人です」。
光秀の坂本城に千代が行って、槇に話し薬を飲ます。お互いに
話す。千代「生きていればいい」。槇「死んでも禄を
稼いで欲しいと願う妻女もいるのに・・」。
千代が帰ったところに、新右衛門が
村重が有岡城から闇に一人で
逃亡したと報告。千代「一人で逃げるとは、
どういう人ですか、捕らわれた官兵衛様が見つかるかも・・」。

有岡城の牢で、官兵衛が弱り果て救われた。信長は会い「よく耐えた」。
官兵衛「三木城に行きます」。信長「よく言った、着替えを与えよ、
一豊、かなうなら松寿丸をこの世に取り戻してやりたかった、
官兵衛の忠義に報いよ」。一豊「一存で、助けました、
如何様にも処分なさいませ・・・」。
信長「生きていたか、
すぐに会わせよ」。

信長の村重への報復はすさまじく、
女、子供もなぶり殺した。三木城の別所は抵抗していた。

秀吉は兵糧攻めにしていた。新一郎はそんな戦いに疑問を抱く。
それに対して、一豊「千代から、生きて帰れ」と言われる。吉は「昔は、
一日でも腹が空いていた、筑前様は頭がいいが、この戦いはむごい、
武士は戦いでも誠をもって・・」。一豊「吉兵衛も
いいことを言うようになった」と笑う。
一豊「腹が減っては笑う
こともできない」。
官兵衛は秀吉の意をくんで、
女を呼んで手配したが遊ばない。キリスタン
だからだ。秀吉は、自分はキリスタンにはなれない、笑い。
三木城の別所が降伏したのは2年後だった。一豊、堀尾、中村が入城した。
一豊「勝敗の証が必要で、別所様は腹を召され、他のものは指一本
手を加えぬ」と申し出る。そして、城を開け、粥を配る。
その中に目が見えなくなった小りんがいた。
吉兵衛は小りんを一豊の所で世話する。
吉兵衛が名を名乗ると、
小りんは逃げる「一豊に会いたくない、
みすぼらしい姿に・・」。一豊が来たので説明する。
小りん、三木城の様子を探るつもりだったが、逃げ出せなくなった。
小りん「卑怯者、天道様に生きるといったが、これがそれがやり方か? 
あんたは大嫌いだ」。一豊「血を流さずに城が落ちた」。小りん「城の中
では、紙も食べた、血を流すのとどこが違う、あんたは真っ正直
だから好きだった、でも目が見えなくなってよかった

今のあんたを見たくない、雨の時、庵に入れて
くれた、優しいあんたしか残って
いない」。小りんは戻って
きた吉の粥も食べずに去る。
秀吉は良かったと女、子供をねぎらう。

秀吉の前で、一豊は説得したのは中村だと言う。
秀吉は、3人ともに1300石に加増する。廊下で一豊に
中村は「何ゆえ、言うた、哀れみか」。一豊「兵糧絵攻めはすかん」。

堀尾は喜ぶが、中村は「借りは返す」と言って去る。光秀は一豊の所に
来る。薬草の礼を言いに来たのだ。光秀は「槇が気を許すのは
千代さんだけのようだ、これからもよろしく」。
一豊「戦場を巡ると、武士とは
なんぞやと思う」。
光秀「そちも、儂も同じだ、
誰も皆苦しい、武士は我が命を惜しむものではないが、
人の命を奪うことにためらいがないことはない、迷いがないのは上様だけ
だろう」。一豊「明智様も迷っているのですか」。光秀「当たり前だ」。

天正8年、本願寺は降伏して畿内は信長が平定した。信長は
家臣を全員集めた。そこで
信長は、林通勝(苅谷俊介)と佐久間信盛
(俵木藤汰)を追放する。
24年前に林通勝は弟を担ぎ余を亡き者にしょう
とした。林は「昔からの譜代で働いてきた、24年前は権六様も同じだ」
と抗弁する。信長「違う、権六は使える」。佐久間信盛は、
本願寺攻めで何の働きもなかったと信長は言う。
佐久間は「三方原、長篠と戦い、
本願寺を囲んで総大将
として働いた、ねぎらっても
いいかと・・」。信長「光秀を、猿をみろ、
そちは何もしていない」。
林「上様は自分を神と思って
いるのか、老臣に身一つで放り出す、一時の気まぐれで家臣を捨てては、
民の心も離れる」。信長「うぬらには関わりない」。佐久間「疲れも、
迷いもします」。信長「使えぬ道具は捨てるほか無し
、お蘭、
両名をしっかり見よ、逆らえば斬れ」。家臣を見て、
佐久間は「何故、何も言わない」。

濃の足を触って「細い、変わらぬ」と信長は言う。
濃は信長を諫める。信長「あやつらは弱い、弱い故に、己の
怠慢を許し、ためらい、思い迷っていた」。濃「弱い物へのいたわりも
必要ではないでしょうか」。信長「思い迷う物が好きか」。
濃「思い迷うことが生きること、そのものかと・・」。
信長「光秀を好きか?」。濃は倒れてしまう。
縁でうたた寝する一豊に、
千代は着物を掛ける。

案内は兵庫の三木市だ。「三木の干殺し」。
別所長治は自害したが、今も三木の人々に慕われている。

林通勝(苅谷俊介)と佐久間信盛(俵木藤汰)
官兵衛の嫡男・松寿丸(高木優希)

黒田官兵衛について、ネットで調べました。

官兵衛がもっとも有名なのは、その知謀というよりは挫折体験にある。摂津の荒木村重が信長に謀反を起こしたとき、危機感を抱いた官兵衛は単身で説得に赴く。村重が毛利方につけば、播磨は孤立してしまい、主家の小寺も毛利方についてしまう。だが冷静に考えれば、村重が「はい、そうですか」と考え直すわけもなく、最悪殺される可能性まであった。官兵衛はそれを承知で伊丹城に乗り込み、案の定幽閉されてしまう。

荒木村重が織田軍のろう城に耐えている間、官兵衛は日も射さぬ狭い牢獄で、身体を動かすこともままならずに暮らすことになる。このためについには肉体的な不自由を得るに至る。牢獄には窓があり、そこからは藤の花が見えた。それだけが心の支えだったという。救出されて九死に一生を得た官兵衛は、藤の花を家紋とし、終生の教訓とする。この間の事情は多くの歴史作家の共感を呼び、吉川英治の『黒田如水』、司馬遼太郎の『播磨灘物語』などが描いている。
http://tameike.net/kanbei.htm


功名が辻★★★☆  19話

これは、信長や秀吉が主人公ではない。
それで、彼らを自由に、真実に近く描けるのだろう。
千代と一豊を主人公にして良かった。彼らの目から見ると、
信長も秀吉も、普通の人物ではない・・・恐ろしい人なのだ。
比叡山を焼き討ちにしてから、信長は孤独で人間不信になっている。
狂気じみて、天下統一だけが、目的になっている。家臣も
信用していない。もちろん、織田家の今後のことも
考えていないのかもしれない。狂気は信長を
支配していた。そう描かれている。

家臣は、信長のその姿を目にして、距離を置く。
秀吉は猿芝居で忠誠を演じ続ける。光秀は、心のほとんどは、
不信感のとらわれている。そこに、今回の荒木の謀反だ。荒木の言葉は、
信長家臣団の共通する、心の声だ。そこを描くから、信長の
本能寺での最後が納得できるように思えてきた。

今回のエピソードは、光秀の娘・玉の
細川忠興との婚礼の話がでた。そして、荒木の
謀反が天下統一の戦略の要として、重要だったのだ。
最後に半兵衛の死だ。「生涯愛したのは千代だ〜〜〜」。
この告白って、どう考えて良いのだ・・一豊は平気みたいだけど・・
どういうこと?? 伏線はあったけど、歴史の史実はどうなの?
疑問が一杯残った・・・これからは、官兵衛が
秀吉には大事なのだ。しかし、荒木殿に
行ったまま連絡不明だ。実は、
歴史上は土牢に幽閉
されていたのだ。
それはこれからのお話だ・・・。

さて、筒井さんは無事終了ですね。玉の
ハセキョウが続けて見られて、嬉しいような、辛いような、笑い。
光秀と濃の関係も怪しげだし、市の織田第一主義も
ちょっと注目だ。柴田勝家だけが、
愚直に織田家に付き従って
いたと感じたのだ。

(あらすじ) 超適当です、間違い、すまん

解説は、天守閣の話だった。信長は山城から平地に
天守閣を持った、現在の城を作ったのだ。
一豊は、中国攻めだが、
難航している、子供までも殺害した戦に、
ちょっと落ち込む。そんな一豊には千代の便りが、
救いだった。そこに六平太「織田を裏切らないか?」と誘惑にくる。
怒った一豊と六平太は槍を向けあって、対峙する。
一豊は、信長様も、秀吉様も裏切れぬ、
千代が『奉公は鈍なるが幸せ』
と言った、主君を比べてはいけない、
今は1100石を治めるまでに出世したのだ。
そして、一豊「疑いは持つ、しかし、お前とは違う」。
六平太「命があってのものだ・・」。そこに吉兵衛が来る。
六平太「織田は内から崩れる、毛利に行く」と言って去る。
吉兵衛は驚く。

信長は安土城に光秀を呼び、娘・玉と細川忠興を結婚させるように、
命令する。光秀「忠興は玉の一つ下で・・」と言い返す。
信長は不機嫌となった。光秀は「はは〜〜」
とひれ伏す。それで信長は早く
丹波を攻め落とすように、命じる。
そして、この城ができれば、帝も公家も、
この信長に跪く、と声をあげる。怪しげな狂気の様だ。
光秀に聞こえるように濃の笛が鳴る。その濃の元に、市が来る。
お市、明智殿も笛が好きだな、
濃が明智様をお慕いするのは、
私が兄上を慕うのに似ている、小谷で炎に焼かれた
夫だが、しかし、私は織田の女だ、
織田を脅かすものは、猿であれ、
明智殿であれ、敵でございます、と告げる

光秀は輿入れする玉に、小刀を渡し、乱世だ、これを
持って行け、と話す。しかし、玉は、いらない、忠興様は存じている、
たまを幸せにしてくれる、だからいりませぬ、と答える。
天正6年8月、細川忠興と玉が婚礼した
はじめて光秀が信長の家臣となって、
千代が子供の玉を助けた
シーンを思い出しました。

千代は二人の婚礼の話を聞いて、
よねを抱きながら、よねも
も嫁に行ってしまう、
好きおうた殿御に行って欲しい、
と新右衛門に言う。新右衛門は、殿は
人質にはしませぬ、となだめる。千代はよねに、
父の名前を覚えさせている。その一豊に六平太が夜忍び込んで、
荒木が寝返った、一豊にも寝返って千代を守れと告げる。そこに秀吉から
招集がある。評定で荒木の謀反が告げられる。官兵衛「挟まれて、
われらは終わりだ」。そこに半兵衛が病をおして出る。
昔のことで、荒木は信長から取り調べられた。
それで、動揺したのだ、と告げる。

信長は光秀の娘が荒木に嫁入りしているので、
呼び出し、荒木に詫びを入れろと話す。光秀は、それで許してくれる
と推測する。秀吉も荒木に説得に行っていた。しかし、荒木は後戻りできない。
荒木「この場で筑前殿を斬るというものもいる」。秀吉の周りを取り囲む。
荒木「不思議な御仁だ、お手出しするな、筑前殿が天下万民を
おさめるかもしれない、一豊、いい主君をもったの」。
秀吉は、それを聞いて大泣きする

去った後に、光秀がやって来た。別室で
秀吉は一豊に「儂の芝居はどうじゃ・・・」と聞く。
荒木は、「筑前の猿芝居にへどがでそうだ、毛利についた」。
それを聞いて、光秀は今なら許してくれると語る。荒木「信長は
人を人と思わない、恐かった、摂津も平定した、儂に用がない、
足利義昭も、利用したたけだ、安土にいっても手討ちだ」。
光秀、信長に言い分を聞いてこいと言われた。
荒木「信長は決して許さない、後で
なぶり殺す、光秀どこがよくて
信長に仕えている、帰られよ」。
その後、
光秀は、秀吉に会って、駄目だったと告げる。

官兵衛に秀吉は策を聞く。そこで、官兵衛「それがしが参る」。
それで、官兵衛は有吉城に交渉に行ったがが、その後連絡がなくなった。

天正6年、信長は摂津の有岡城に大挙3万の兵で攻めた。
半兵衛は、官兵衛を見殺しにしないように・・・
秀吉に病状をおして、頼み出る。

天正7年、安土城が出来た。
信長は、その天守で暮らしはじめた。
信長「この天守が世界だ」。市「赤い色が好き
なったのはいつから・・天然と人の手の美しさが見事です」。
信長は明智殿が丹波を平定した。秀吉は、三木城を攻め落とした。
まもなくだ、上機嫌で話す。それで、濃は「みせしめに、また殺すのですか?」。
お市「信と不信は紙一重だ」と信長に替わって答える。
濃は、その場を去り、笛を出し泣く。

半兵衛は六平太を呼ぶ。
官兵衛の消息を調べるように、
そして、官兵衛を死なせてはならない、
遺言と思って聞いてくれ、筑前殿には官兵衛が必要だ

半兵衛は咳き込みながら・・・やっと話せた。千代はよねを
寝かしつけている。そこに、新一郎の知らせが来る。半兵衛の容態が急変した。
千代は行くというが、新右衛門が押しとどめる。そこで、千代は文を書く。
文には−−不破の伯父ではじめて会って、兄のように慕っていた、
あなたのおかげで一豊と結ばれた、恋しき人と
添い遂げよと言ってくれた、これからも
教授してください、お顔をみたいものです−−。
その文を一豊が読み上げる。秀吉もそばできく。
半兵衛「殿、
安土様は天下は取れぬ、殿が天下を取る夢を楽しめたのに、一豊殿、
千代に生きて楽しむことを教えて貰った、わたしが、生涯愛したおなごは
千代殿だった」。
それが最後の言葉だった。秀吉は外に出て、
雨を見る。一豊は千代の文を握らせ、お辞儀する。
千代のもとに、空高くトビが待っている。
そして、半兵衛の声「千代殿」と
声が聞こえた。千代「半兵衛様・・・」。

案内は、大阪伊丹市、有岡城だ。荒木村重は秀吉よりも、
先に茶会を許されている。そんな家臣だったのだ。荒木は城郭都市を
作った。信長も攻め落とすのに10ヶ月もかかったのだ。


功名が辻★★★☆  18回「秀吉謀反」 5月7日放送

見たのだが、アップ出来なかった。
松永弾正で白い巨塔の大河内教授の品川徹さん、格好良かったです。
秀吉の信長からの謀反の疑いを晴らす、すべが笑える。
呆けていたが、信長がピンチになると、真っ先に参上する。見事です。


(公式HPから)
 無断で北国の戦線を離脱した秀吉(柄本明)に信長(舘ひろし)は激怒し、蟄居(ちっきょ)を厳命する。速やかに信長の勘気を解かねば謀反と疑われ、一豊(上川隆也)ら家臣まで成敗されかねない。万が一を案じた千代(仲間由紀恵)は一人娘 よねを法秀尼(佐久間良子)に委ねる。寧々(浅野ゆう子)も自刃を覚悟するなか、当の秀吉は日毎、猿楽や酒宴に興じる。“ここまで遊べば戦支度も出来ぬと知れよう”―それは、信長に対する謀反の意思がないことを明らかにするために、半兵衛(筒井道隆)が秀吉に授けた策であった。そうと知った千代は自ら滑稽に踊り、秀吉家中の気勢を上げようとする。
 その頃、大和・信貴山城にて松永弾正(品川徹)が信長に反旗を翻す。六平太(香川照之)の知らせでこれを知った一豊は秀吉に言上し、秀吉は直ちに信長のいる安土城に向かう。話を聞いた信長は直ちに秀吉の蟄居を解き、大和行きを命じる。一豊は、弾正に降伏を説くが、説得は失敗に終わる。城に攻め込む織田軍を後目に、弾正は城内に爆弾を仕掛けるのだった。
 これを受け信長は、秀吉に中国討伐を、光秀(坂東三津五郎)に丹波攻めを命じる。秀吉が播磨の大部分を平定する中、三木城主の別所長治が毛利方に寝返る。相次ぐ謀反に六平太は、一豊に驚くべき言葉を告げる・・・。


功名が辻★★★☆  17話 平成18年4月30日放送

やっと千代に女の子が生まれた。
本当に良かったです。でも、よねにも辛い運命が・・
でも一豊は娘に1年たって会えたのですか。
究極の単身赴任だったんですね。
今では考えられないことかもしれない。
千代は主役ですから、結構重宝に使われていました。
今回は旭と副田の心を開かせたのですね。
何でも表現しよう、赤子になればいい。
それで少し心通わせたんだ、良かった。
それから、光秀夫婦とも会った。
そこでも、千代が光秀の心を聞く。
信長と光秀を、際だたせていました。
そして、ガラシャが登場したが、ハセキョウだ。
ハセキョウさんを続けて見ましたよ。

寧寧以外はベビーブームでしたね。
それでも、寧寧は秀吉に強力な皮肉を言ってましたね。
この大河ドラマの裏ヒロインは寧寧なのだと思い知りました。
秀吉は相変わらず、大活躍です。
やはり秀吉が主人公になってしまいますね。
秀吉が一番働いたんだもの・・・しかたない。

一方信長は出番も少ないが、ちょっと
怖い感じになりました。濃が苦言を呈した。
二人は大丈夫なのでしょうね・・・

最後に、勝家と秀吉の対決ですね。
元々そりが合わない上に、お市のこともある。
秀吉は半兵衛の意見に従っただけのように描かれているけど・・
来週は大変な事になっていくのか?

(あらすじ) 見ながら入力にて、間違い容赦

ナレーションは、長篠で信長は武田を打ち破った。
その後は本願寺との戦いに専念した。
安土城を拠点とした。京まで一日の距離で、
街道の要所だ。北国道、中山道、東海道・・・
そこから信長は各地に展開していったのだ。

1576年だ、千代は大きな腹だ。
法秀尼ときぬが来て、産着などを縫っている。
そこに大きな腹の堀尾いとがくる。中村としは男の子を産んだ。
お産は女の戦だ、そういうと白湯を飲んで去った。
大きい腹だが、騒がしく、忙しい。

乙葉さんは出ないのか?
きぬは子供がいないので、千代たちを羨ましがる。
法秀「男は戦場、女は人質だ、千代には乱世の無情を教えた」。
そこに一豊が戻ってくる。大きな腹に驚いている。
腹を触って、名前は決まっている。
秀豊丸だ。おなごなら、考えていない。
それで、千代は「よねにする」。一豊は平凡だと言う。
法秀「平凡でよい、乱世だから・・・」。

話はさかのぼり、またも戦況の解説だ。
信長は越前の一向一揆を攻めた。凄惨な仕打ちだった。
そして、信長は家督を長男に譲ると、安土に城を作った。
とにかく、信長も家臣も忙しかったのだ・・
秀吉は、副田が断ったと言うので説得をする。副田「女房の力で
出世するのはいやだ」。それに秀吉「これは上意だ、逆らえば
命はない、旭は可哀想なおなごだ」。副田の手をとって、
「そちの手で何とか幸せにしてくれ」と今度は泣く。
最後は「世が落ち着けば、城の一つも与えるから」。
もう、脅したり、泣き落とし、媚びたり、
全ての技を使いましたね、爆。

秀吉は寧寧に報告だ。秀吉「わしの諜略は一流だ、
旭は新しい亭主ができれば何とかなる」。寧寧「旭への説得は
母上にお願いします」。考えた秀吉「千代がいい」と何でも千代だ。
寧寧は千代はお腹が大きい、と心配する。そこで
秀吉「一豊にも、
子が出来たのに、何で、わしには子が出来ないのだろう」。
寧寧は、あなたは色んな女に手を付けても
出来ない、私はあなた一人ですから・・・」
と皮肉たっぷりだ。
実際はどうだったんだろう? 淀との間に子が出来るが、
どうも怪しい・・・寧寧の説が成立しなくなる、爆。

半兵衛の所に秀吉が来る。半兵衛は咳き込み辛そうだ。
半兵衛「遺言として聞いてくれ、毛利を攻め落とすに10年、
私は生きていないだろう、最大の敵は毛利だが、その前に上杉だ、
上杉は武田がなくなって、楽になった、織田を牽制するために
北国を踏みつぶすつもりだ、柴田さまに殿は力添え
しないように」と助言する
。これは秀吉も
無視できない。遺言だもの・・・

大きなお腹の千代の所に六平太がやって来る。
1年間、六平太は毛利と上杉を見ていたのだ。一豊に
言っただが、一豊は千代には話してなかった。一豊は、小りん
の事もあって内緒にしたのだ。千代「妻という娘は、小りんでしょう、
居場所がなくても、生きていける女もいる、私は夫や屋根がないと
生きていけない」と話す。お腹を気遣って六平太「秀吉、勝家、
光秀の勢力争いになる、おなごだといいな、男だと
千代が嫌いな戦場に出ないといけない、
千代の悲しむ顔を見たくない」。
そこで、
千代が急に産気づく。
そして、あっさりと生まれた。女の子だ。
きぬは喜ぶが、おなごで「申し訳ない」と謝る。
法秀「男でもおなごでも人の命に違いはない」と諭す。
六平太は戦場の一豊に報告にいく。一豊は、おなごでちょっと
悔しがる。名はよねだと告げ。皆から祝福だ。娘に会うのは1年後だ。

旭は副田と祝言を挙げた。千代は「よね」を抱いている。副田が
千代にあいさつにくる。副田「旭が落ち着くまで、出陣も
免除されているが、旭は食事もせず、話もしない、
終日虚ろに空を見ている、は〜〜
と言うだけだ、旭はどうしたいか、聞いてくれまいか」。
千代「源助を死に追いやった罪人だ」と断る。副田は、寧寧様が
頼めと言っている、だから上意です、逆らえば死だ・・と
秀吉に言われたことを言う。千代「それでは
行きましょう」と行動が早い。
旭と会って千代「源助を死なせたのは
私のせいだ、お怒りを私にぶつけなさい」と言う。
旭は、思い切り千代に平手打ちする。千代「話しても良いですか、
わたしは子を産んだ、子はおむつで、泣き・・・空腹で、泣く・・、
怒りたけば、怒り・・・、旭様も赤子のように生きればいい、
私は父に死なれ、母も目の前で斬られた、これは
父を撃った弾だ、それから逃げて川を泳いで、
死のうかとも思った、乱世だ、皆悲しく、
生きている」。副田「そうだ、今の言葉、わしが
言うべきだった、怒りたけば怒ろう、二人で赤子に返るのじゃ」。

旭「武家の言葉は分からん、しきたりが分からん、おら、
尾張の野良では手で鼻を噛んでいた」。
副田「手でか・・」。
旭「驚くのか」と鼻を手で噛む。
副田は「かえしを使うのだ」と驚く。夫婦の会話成立。

一豊が帰る。いつもの「命持ち帰ったぞ・・」。
千代「命の持ち帰りこそが、功名が種・・」。
新右衛門は「よね」を連れてくる。
一豊が抱くと、泣き出した。
一豊「楽しみで帰ったのに・・可愛いの・・
宝じゃ」。千代「新右衛門は姫、姫といっている」。
一豊「光秀の楓様が会いたいと」千代に話す。

光秀の坂本城に行くと、娘のタマが登場した。
ハセキョウです。「お久しぶりです、そのおりは
お世話になりました」。タマは細川ガラシャになるのだ。
光秀は安土城の様子を聞く。
光秀「上様は、新しい物差しで
この国を考えている、幕府も仏も古き物で壊してしまうものだ」。

千代「明智様は、上様のどこが好きでお仕えなのですか」。
いきなり直球の質問です。一豊は戸惑うだけだ、笑い。
光秀「上にたつ天賦の才がある、自分にも
秀吉にも迷いがある、上様には
迷いがない」。千代「迷ってこそ人だ」と言う。
光秀「上に立つ物は、迷いを見せてはならない」
と答えた。

信長は濃に安土城を気に入ったか・・聞く。濃は鉄砲の弾を
受けた信長を気遣う。信長「わしは、不死身だ、上杉も毛利も
わしにひれふす」と強気だ。濃は信長と子もできず、
斎藤道三の娘だったが、もう役目は
終わったと言うと、
濃は「上杉を怖がって、
今川、武田をおびえていた頃が懐かしい、
人の心を忘れてはなりません」と何でも直言できると諫める。
そこに勝家から、上杉が立ったと知らせが来る。
秀吉は、毛利からの要請で、立つ構えだけだ。
本気ではない、毛利こそが我らの敵だ、
北国は決戦の場ではない、と説得する。
しかし、信長「権六(勝家)を嫌っていたな、
そちは即刻、北国に発て・・」。半兵衛と秀吉は策を練る。
秀吉「手はないが、とりあえず行くか、半兵衛は長浜で養生しろ」。
秀吉は北国へ出陣した。そこに将右衛門が策を耳打ちする。

秀吉が勝家のところに来るが、勝家の迎えがない。
秀吉「招かれていないようだ、来て良かったのか」。
喧嘩の構えだ。勝家は怒り出す。
将右衛門「わが戦さえ勝てばいい」と挑発する。
秀吉「岐阜に上杉を招いて決戦すればいい、下らない戦だ」。
そこで怒り心頭の勝家「近江に帰れ」と叫ぶ。
秀吉「筆頭家老の命令だな、帰る」。
帰り支度の六平太は秀吉も、一豊もクビをはねられるな。
知らせを聞いた信長は「猿め、打ち首だ」と大激怒だ。
将右衛門の知恵は吉か凶か、千代は半兵衛に策を頼む。

案内は、滋賀県甲賀市だ。甲賀忍者の話だ。
岩尾山は天台の修行の場だった。大鳥神社。
六角と結びついて、信長を苦しめたのだ


功名が辻★★★★  16話  2006年4月23日放送

時代劇ホームドラマが続いたが、久々の合戦です〜〜。
いや、二人の死があったから、泣かされました。

源助役の小林さん、意外と見せてくれましたね。
大柄で朴訥な語りですが、源助役にぴったりでした。
やはり自分の仕事を確かめたかったんだ、男ですね。
でも、大きいからあっさり弓矢に当たった。
戦場に慣れていると、あんな不用意な立ち方しないのに・・
未経験だから、あんなにあっさり立ち上がって・・
逃げなさいと叫びましたよ、爆。
それに、旭が言った、戦に参加しなくても、
戦場にいるなら、戦と一緒だ。これはイラクに
自衛隊を送るときの論議に重なりました。
幸い、今のところ自衛隊に支社はいないようですが・・
これからも、無事を祈っています。

そして、もう一つは不破の死。病死で、これまでも
伏していたから、いつかはと思っていた。
わずかなシーンですが、千代の妊娠を知って、
安心して死ねたかもしれない。千代も報告できて
良かったですね。不破の最後の言葉「一豊殿、よいな〜〜
長生きせよ、千代、仲ような〜〜」。これを二人は
守ったのですね・・・泣かされました。
さすが津川さんです。

評価アップしました。合戦があったせいではない。
自分はアクション映画は嫌いです。格闘シーンも好きでない。
ただ、生と死をうまく描いているなと感心しています。
それに、セリフが上手く重なっている。
人も上手く描かれていると思える。
源助の男として、自分の仕事を確かめたい、本当だよね。
残された旭の再婚話も、秀吉の女狂いを使って描く。
寧寧が、本当に大きな役になっています。
大石さんは実は新しい寧寧を描きたかったのかもしれないな・・

千代が旭のところで、面白い顔をするシーンが
今回は最高の見せ場でした。千代と旭の泣き笑いに
見ている方も泣き笑いしました。こんな小さなシーンが
実にうまいな〜〜〜。やられました。

それにしても、千代の妊娠は良かったです。
8年以上経ってやっとです。めでたしめでたしです。
以前、流産したと書いたが、女の子が
生まれたのですね。ただ、6歳ほどで死んだのだ・・
訂正しないといけません、ペコリです。
やはり、それは辛いものですね・・ 

(適当なあらすじ) 見ながら入力しているので・・

火縄銃6貫(50万円)の通販番組みたいに始まる
信長が新しい時代を切り開いたと説明だ。

一豊は長篠で家康と一緒に武田との戦いになるだろう
と千代に言う。千代「命の持ち帰り、御武運信じています」。
岐阜城で、堀尾、中村は戦況を話している。
吉兵衛「敵味方の論議してはならない」と決まりを述べる。
六平太「梅雨だから、親方は動かない」。全てを知っている。

信長は秀吉に馬防ぎの柵を作るが出来る見込を聞く。
秀吉「半日ほどで、家康さまから援軍があるが・・いつ?」
信長「雨に聞け」。天候をも利用しようとしているのだ。

一豊は旭と源助に、長篠の柵作りに源助の手業が必要だ、と得。
千代は源助は戦場に出ない約束だと、意見をいうが・・・
一豊は、戦が始まると、源助はいなくていい。
勿論、
なかと旭は、「戦はいやだ・・・」と泣き反対する。
旭「戦ではないが、戦の道具を作ることのだ」。
源助「戦は出来ないが、兄さが、腕を見込んでいるなら、
わしも男だ」。この言葉で、決まったのですが・・・
千代「私もいく、手先は器用で、源助様がいくなら
私も行きます」。
まあ、思い切った発言です、身重でしょう、爆。
源助「お前さんが来ても足でまといだ、旭、言うことは
分かる、おらより早く柵を作れる者はいない、泣くな、
断ったら、長浜に来た甲斐がない」。
一豊「よくぞ、言った」と一豊と源助は去る。
あとで、
千代に寧寧「思ったことをいうのは、良いところだが、
我が夫をなんじるのは許しません、旭さまを説き伏せる
ためによんだ、400石の妻だ、誰の気持ちを思うか考えろ」
と叱る。

千代は家に帰るが、体調は良くない。吐き気だ、
千代の妊娠は、水をくむ さと(小りん)にも分かった。

18日に信長軍は長篠設楽に向かった。
雨の中で、源助は丸太の切り方を教えている。
源助は、この柵が何になるか心配している。
六平太「雨に武田は負けるのか・・」と呟く。
一豊「分かった、鉄砲で勝つつもりだ、雨が上がるのを
待っていたのだ」。
六平太「やっと頭に血が回った、桶狭間の時、殿は?」。
このセリフも大笑いでした。
一豊「親方様は梅雨がくるのを待っていた、火縄を
使わせなかったのだ、今回は逆だ」。
柵は出来た、秀吉と源助は小躍りして喜んでいた。
戦の始まる前に、源助は帰り、一豊の部下が付いた。

長篠の朝靄の中で、かけ声が聞こえる、騎馬隊の轟だ。
しかし、柵から、鉄砲隊が3度替わって次々撃つ。
騎馬隊は、次々と撃たれる。そして、戦は終わったようだ


千代の所に新右衛門が来る、千代の顔色が悪いので、
代わりに旭様の所に新右衛門が行くことになる。
しかし、六平太が「源助は死んだ、柵がどうなっているか
確かめに戻ったのだ」。源助は信長の新しい戦を知りたかったのだ。
草むらで立ち、武田の弓矢に当たって、もんどり打って倒れた。
千代は怒る。六平太「半日前に返した、しかし柵がどのように
使われるか見たかった、自分の手柄を見たかったのだ」。
千代は、私の責任だ、自害しても旭様に詫びると騒ぐ
六平太は「運のなさだ、自分の事を考えろ、
一豊のために、子を産むのだ、孕んだと思った、間違いない
この世に生まれた者は死ぬまで生きねばならない、
繋がねばならない、何があっても強く生きなければ、
我が子のために、一豊にために強く生きろ」と諭す。

千代が行ったあとで、聞いていた小りん「千代に負けた、
あの人の子を産もうと思ったのに・・」。
六平太「お前、一豊の子を孕んだと嘘をついたな」。
小りん「あんたも嘘をついてる、長浜にあきた、あんたは
千代のためにここに居るんだろう、あばよ」と去る。
問題児の小りんは退場なのだろうか・・・でも忍だからいつでも
登場できます。六平太とともに便利キャラです。

一豊が帰ってきた。一豊「源助を戦場にお連れしたのは
間違いだ、許せ、わしは腹を切る、命に替えても源助を
守ると約束したのに、わが罪はゆるされない」。
千代「死んではなりません、あなたの子がここにいます」。
一豊「でかした、手柄だ」。千代「二人の手柄だ、腹をめすと
聞こえましたが、近頃、耳鳴りがします」。一豊は苦笑いで
行こうとする。千代「私も、ともに参ります」。


千代と一豊は、旭に詫びる。そして、一豊「庭先をかりて・・」。
千代も一緒に小刀をクビに向ける。旭は驚いてとめる。
旭「死んでも帰りません」。そこに秀吉も駆けつけ「わしのせいだ、
亭主が守った、一番手柄は源助だ、源助は名誉の死だ、わしが
悪かった」と二人で抱き合って泣く。
そして、秀吉から帰るようにいわれ、家に着いた。
一豊「千代まで着いてくることはない、命を粗末にするな」
千代「旦那様のしくじりは、私のしくじり、命をともにします、
忘れないでください」と二人で抱き合う。

秀吉は寧寧にどうしたものか、相談する。寧寧「お前様と同じなら
いいが・・、お前様なら新しいおなごなら、目の色を変えるだろう」。
秀吉「良い考えだ、早速探そう」。寧寧「源助を行かせた私の考えが
間違っていた、母上も最近は冷たい」とぼやく。その頃、
旭は千代を
呼んで、「笑わしてくれ」と頼む。千代は驚き「私の顔でおかしいなら」。
千代は次々と、おかしな雀の顔をして、笑わす・・・旭は泣きながら笑う。

千代も泣きながら笑う。見ている方も泣きました。

秀吉は男を捜している。将来城持ちになる。寧寧「それでいい
のですか・・弟になるのですよ、甚兵衛は旭を貰うというのか?」。
甚兵衛「断る、女房のせいでの上達と言われる」と一豊に断った。
一豊は困ってしまう。千代も一豊に、旭様も甚兵衛は侍なので
戦場になるので嫌がっているでしょうと聞く。

そこに不破から使いの文が来る。一豊は馬で、千代は輿で向かう。
千代が行くと、不破は「稲葉城で花を切っていた、もっと
生きたい・・一豊殿、主君を選ぶは武将の知恵・・・
天下統一を見たかった、千代の子も見たかった・・・」。
千代「身ごもりました」。
不破「うぅ〜〜〜ん、
ややができた、千代のようによく食べる子を育てよ、
枕を並べて朝を迎える幸せを・・・一豊殿、よいな〜〜
長生きせよ、千代、仲ような〜〜」

千代「仲良くします」。不破「わしゃ、寝る」と寝てしまう。
そのまま不破は亡くなった、稲葉城落城を生き延びて8年だ。
回想シーンだ。そうだヨ、大事な小判も出てきた。

案内はもちろん、長篠の新城市です。以前通りかかりました。
この大河で新しくセットを作ったのかな? 見に行けるかな?


功名が辻★★★  15話 

今回も、合戦なしで、千代が活躍だ。
でもちょっと辛い。なんと千代は結婚して8年も経っていた、驚。
しかも、同じ社宅のにやにや堀尾や中村妻は妊娠した。
堀尾夫婦はもらい風呂でいちゃいちゃして出来たのかも・・爆。
一人淋しい千代に六平太が家臣をして働きたい。
でも、忍びだと千代も知っている。一豊も知っている。
家臣とするか千代も悩む。香川さん、格好いいですが、怪しい。
六平太は千代が好きなんだのよね・・・ただ、女としてでなく
兄弟みたいものかな??

六平太と言えば付いて来るのが小りんです。
今回も怪しく迫ります。それに怖がる一豊の姿に笑えます。
小りんの妊娠説は嘘なんだろうね・・・本当に悪い女です。
それにしても、いつまでも翻弄される一豊は真面目ですね・・
そして、千代が小りんを側女でも良いというと余計
一豊は千代だ〜〜。これは千代の作戦でしょうか?
その点、押してばかりの小りんは、ちょっと失敗かも〜〜
小りんネタは、いつも同じパターンだ。伸展がないなら
ちょっと飽きてきたかも・・・違うパターンを希望です。

千代は史実では一度だけ、千代は妊娠するが流産してしまう。
そして、養子を貰うことになるはずですね。
養子を貰うことも普通だったのですね。
親子の情よりも家が優先したのかも知れませんね。

さて、義理の両親の不破の津川さんも年取りました。
しかし、ここでも世継ぎと言われる。千代はさすがにめげるよね。
武田さんの吉は、古くさい年寄りの武士を、愚直な老いを演じています。
新さんは、もう登場しないのかな・・淋しいです。
新と吉のシンクロはもう終わりだろうか〜〜〜

時代劇ホームドラマが続きましたが、来週は長篠の戦いです。
信長が鉄砲で圧倒的に勝利したらしい戦いだが、最近は
その史実に異論も出てきたようですか・・どうでしょうか?
 

(あらすじ)

狂言「ひげやぐら」、計画性のない夫をとがめる妻の話。
戦国時代、妻は積極的に意見したのだ。
天正3年(1575年)4月長浜の一豊の家、今回はすべてここだ。
新兵衛が一豊に隠居を願いです。家督は新一郎に譲るのだ。
千代は隠居でなく、相談相手になってくれと頼む。
独身の吉は、いささか面白くない。
死ぬまで一豊に仕えると決めたのだ。
夜、千代は吉を気遣って声をかけると、吉は大きな声で、
一豊への思いを大きな声で蕩々と何度も語るのだ。一豊の頬を抜いた
鏃(やじり)を出して家宝だと語る。千代もこれからも頼む、
胸が熱くなりましたと、よいしょする。それを一豊も聞いて苦笑だ。
吉も年取って、耳が遠く、くどくなったのだ。千代は旦那を思ってくれる
家臣はいないと取り持つ。

秀吉の妹の夫の源助も工事に励んでいる。旭はなかと畑をして満足だ。
そんな時に
六平太が火縄をもって、家臣に志願してきた。
槍にこだわる吉は面白くない。そこに千代が通りかかる。
六平太は千代に、恭しく挨拶する。

その夜、千代は一豊に六平太のことを聞く。千代は子供時代の
兄と思っていた恩人だ。しかし、忍だとは言えなかった。
戸惑う千代に、六平太が突然現れる。六平太「甲賀の忍び六平太だ、
忍くらい手元に置くべきだ」。一豊「毛利に走ると言った、長浜に
来たのは織田を探るためか」。六平太「真っ直ぐな一豊に惚れた、
長屋に空いていた、忍とは明かさぬ、おやすみ」と去る。

六平太は吉にもヨイショする。単純な吉は気を良くする。
堀尾が貰い風呂にくる。そこで、
堀尾も中村も妊娠したと報告する。
戦が少なく、Hばかりしていたのか・・いとから山芋のネバネバが
聞くと助言される。早速、すりこぎで山芋をする。

すりこぎ姿、笑えます。しかし、千代は出遅れを気にする。
一豊はもらい子をすればいいと言う。しかし、千代は山芋を食べて
口がかゆいのだ。ナレーション−−祝言から8年が経とうとした−−

千代は六平太の部屋に入って、母が撃たれた弾をみせ真意を聞く。
千代「毛利の間者が、何故だ」。
六平太「比叡山の虐殺で信長は
変わった、次々謀反者がでる、次の武田との戦いが決め手だ、
おれが一豊を守る」。千代「何故・・?」。六平太「わからぬてよい、
俺はお前を裏切らぬ、俺は天下統一とお前のためだけに生きている」。

これは信用して良いのでしょうね・・心配だけど・・

吉から不破の心臓が悪いと聞かされ、千代は馬を走らせる。
別れに不破は「世継ぎを・・子が出来ぬなら、側女を・・」。
一豊もやってきた。二人にきぬは「自分も子がないが、側女もいない、
一豊のかけがえのない人でいなさい」。一豊「おなごは千代だけだ」。
真っ直ぐで真面目な一豊ですが、千代は複雑だ。

六平太のところに小りんが姿を現す。次の日、一豊が帰ると、
六平太にさと(小りん)が連れ合いとして、千代に挨拶する。
新と吉と一豊は、小りんの事は内緒だと言われる。一豊は
黙っていることが苦手だ。千代はさとと話す。さとは
「人が死ぬのをたくさん見たので、花を手折るのさえ出来ぬ」。
ハサミを持っていたが、千代に渡す。その気配をいぶかる千代だ。
一豊がは夜ばかりに行くと、小りんがいて、腰を抜かす。
女と裁縫して、千代はさとと話す。さと「身ごもったが、戦乱で
流れた」。妊娠しない千代をちょっといじめる。千代は浅井を
攻めたことを謝る。そこで、さとは千代は孕んだか聞く。
そしてさと「私が殿の子を産みます」。またまた凄いことを言う。
千代「六平太に叱られる」。さと「殿の子なら怒りません」。
千代「そうか」と左目だけ涙を浮かべる。ジウ姫並みの涙でした。

また、夜のはばかりで一豊はさとに迫られる。
さとは「千代が
側女にしたい、六平太の嫁は嘘だ、次は武田で死ぬかも・・・
世継ぎを産んであげる、これが最後かもしれない、本当は
いたんだ、あんたの子が・・」と抱きつく。一豊「偽りだな」。
帰ると千代「旦那様を誰にも渡しません、小りんには渡しません」

と泣いていた。一豊「知っていたのか」と謝る。千代「怒っていません、
旦那様が側女にしたいのなら・・」。一豊「側女はいらん、
千代が産んだ子でなければ、子もいらん、わしにとっておなごは
千代だけだ」と抱き寄せる。千代「旦那様のお子が欲しい」。
そこに長篠戦いの陣ぶれがなる。つづく。

案内は高知県安芸市だ。五藤吉兵衛が守った市だ、吉の墓、鏃、
わらじが残っているだ。



功名が辻★★★   14回「一番出世」 4月9日放送

今回は、千代がかなり露出していた。だから完全にホーム
ドラマだったよ。女ばかり登場だ。寧寧、堀尾と中村の
妻も微妙だ。サラリーマンの社宅が舞台のドラマだった。
昔は近所付き合いや、会社での付き合いが大変だった。
風呂を借りる話などで、近所の家でテレビを
見たことを思い出した。

いよいよ秀吉の母のなかと、妹の旭まで出た。
旭を連れてきたのは一豊だったのは事実ですかね?
この旭は家康の元に人質みたいに行くんだよね・・・
身内をそこまでして生きる秀吉が哀れに見えてきた。

でも、なかが千代の所に来て、なかの素性を知って、
思わず座り直すところは、水戸黄門だよ〜〜
そして、千代が名古屋弁で喋ると笑いです。
今回は色々な、小ネタが満載でした。
寧寧と千代の絡み、秀吉と寧寧となかの絡み、
コントみたいです。堀尾夫婦のかか天下のラブラブと
中村夫婦の亭主関白と落ち込む謝る嫁も笑いです。

ただ、合戦は全くなしでした。こんな回も増えてきそうだな。
大河ドラマでないと、言われるかも知れないが・・・ 


(あらすじ)

解説は、妻のネットワークについてだ。
北近江を得た秀吉(柄本明)は今浜を長浜と改め、2番目の
城持ちで、新城の築造を始める。
一豊(上川隆也)の知行は
四百石に加増された。千代は率先して風呂掃除をしている。
吉兵衛が早速、千代に説教する。新右衛門、親子は薪割りだ。
堀尾(生瀬勝久)と中村(田村淳)は百五十石のまま。

早速、奥方がやって来る。湯殿で湯浴みしたのだ。
堀尾妻いとは京で扇子を作ってもらったと見せびらかす。
この差が一豊には悩みの種だ。出会えば会釈し、中村から
「イエモンさま」と呼ばれる。そんな一豊は風呂に入って、
言いようのない距離と寂しさを千代に愚痴る。満腹丸を
手にかけた時は侍は何じゃと思ったが、長浜にきて町作りに
元気が出た、しかし・・・。千代は、中村、堀尾様に
掛け合ってくると言い出した。「禄高を越えた繋がりがある」。
そこで一豊は「男同士だ」と止める。中村は盥で湯浴みで、
湯殿を借りたことを怒られる。堀尾も盥で湯浴みだ、
いとはかか天下で、功名を迫る。功名をあせる一豊は、
半兵衛に「秀吉の兵を休ませている、本願寺を攻めると、
毛利攻めだ、それを秀吉か光秀に命ずるか」。

次の朝も千代は一豊に「旦那様とならば負けませぬ」
と激励する。そこに、寧々(浅野ゆう子)から千代が
城に呼ばれる。城で寧寧に「城の中は淋しい」。
千代「琵琶湖を見ていると大きな力に翻弄されているようで
虚しくなる」と呟く。
寧寧「千代の良いところは、思った
ことを言う、お市様も気に入られた、清洲に戻ってお市は
生涯猿の顔を見たくないと言った、そこから秀吉の
女狂いが激しくなった」。
廊下で浅井の不細工な姫を
側室にした。さらに華を生けながら、寧寧は側室の名前を
読み上げ、痛罵の声を上げる。千代「出世する人の気持ちは
分からないが、私の夫が側女を作ったら、出ます」。
寧寧「私には秀吉の妻しかできない」。千代「分かります、
私も一豊の妻しかできない」。二人は意気投合する。

ある日、
千代は城で畑仕事をする老婆と知り合う。
そして、なかが千代に会いに来る。秀吉を日吉と幼名で
呼び捨てる。なかの正体は秀吉の実母なか(菅井きん)だった。

千代は寧々の側女の苦悩を告げる。秀吉が実母に叱られる
ところを見れば、寧々の気鬱も散じるだろうと思ったのだ。
なかは秀吉を叩いて怒る。秀吉は浅井の残った者を心服させる
ために、浅井を大事にしているのだ。民は喜び、新しい領主を
慕うだろう。寧寧も秀吉の手を叩いて「庇護することと側女に
することは違う」と言う。秀吉は逃げ出した。寧寧も秀吉も
喧嘩をして助かったと喜ばれる。

しかし、秀吉から難しいことを頼まれたのだ。一豊は
千代に相談する。この頃
秀吉は家中を固めるため身内を
近くに置きたいと思っていたが、妹の旭(松本明子)と
夫の源助(小林正寛)が聞き入れない。説得を命じられ
千代と口下手な一豊は旭たちの住む小屋を訪れ、説得を
試みる
が、旭は城に行くのはいやだと頑固一点張り。
千代は「戦は嫌いだ」。旭「百姓なら、血を流さずにすむ」。
一豊が説得すると、千代は旭様の言うとおりと夫婦喧嘩になる。
一豊「一国一城の主になるのを支えるのは偽りか、
殿までもあなどるか・・・」と怒る。
しかし当の源助が、百姓は好きでない、刀は持てんが建物の
作事なら得意、自分に合った仕事でお役にたてればと言い出す。
一豊は幾らでも仕事があると説得する。
源助は「長浜に行く、一緒に行ってくれ」と頭を下げて頼む。
戦に行きたくないと泣きじゃくる旭に一豊は、戦場には
出ずにすむよう殿にお聞き届けいただく、と約束をする。
城で旭はなか、寧寧と会わせる。秀吉は一豊に感謝する。

数日後、源助は橋を作っている。仕事がはかどりようになった。
旭はなかと畑仕事をしているそうだ。一豊が帰ると、山内家には
千代が機転をきかせて湯浴みに呼んだ堀尾と妻・いと
(三原じゅん子)の姿があった。なんと夫婦して風呂に入っている。
つづく。来週は、千代対小りんの対決だ。

案内は、滋賀県長浜市、秀吉の水を商いに利用した。
千代と一豊も長浜に住んだ。豊国神社が紹介される。



功名が辻★★★☆  第13回「小谷落城」

お市の小谷城攻めがメインだった。
義昭が滅んでから、あっと言う間に形勢は変わっていたんだ。
これまでお市の行動で理解できないところもあった。
女性の視点で描くので、今回はかなり丁寧に描かれていた。
だから、正確とは限らない。そこは承知しています。

子供たちを助けて、お市は秀吉の説得で抜ける。
浅井長政は信長について行けなかったんだ。
領地替えを承知しないで、自害していった。
侍だったんだろう、信長を信じたが、家臣の意向で逆らった。
でも、その決断を自分のものとして責任を取ったのだろう。

信長は妹のお市が大好きだったんだ。実は長政も好きだった。
秀吉の提案を呑んだ。それは驚いた。そして髑髏を杯にした。
屈折した愛情表現かもしれない? 悪趣味すぎるかな・・

一番ひどいのはは秀吉だった。滅茶苦茶だ。
でも、しっかり乱世を見据え、揺るぎない自分を持っていた。
お市を救いだし、茶々も救ったのだ。そこは結構面白かった。
それで、秀吉は長政の領地を貰うことになった。
ただ、長政の髑髏(しゃれこうべ)の杯で酒を飲んだ。
それは、確かに下品であった。人間として許されないように
思えた。大好きなお市に軽蔑されるのは予想していたが、
信長には逆らえないし、悪ぶることで満腹丸殺害の
罪もかぶって、自己処罰したのだろう。

光秀は、さすがに、悪い事はしていない。
だから、髑髏の杯は断った。悪になれないのだ・・・
そこが信長には耐えられないところなのかもしれない。
また、二人の距離が離れた。

ここらは、丁寧に描いていますね。分かりやすいのです。
いままでは、戦の仕方や、戦術などが中心で、
人間中心でなかったようだ。功名が辻は、人間のドラマなのだ。

主人公一豊は、満腹丸を磔にして、殺したのだ。
秀吉に力一杯抵抗したけど、乱世なんだよ・・これで納得した。
史実もそうなのだろうか? そして、千代に喋ってしまう。
ここらの、情けなさが、我らが主人公です。千代に弱い一豊さんです。

昔の「その時歴史が動いた」の千代と一豊を見ました。
当時の女性は、江戸時代の女大学以前は、強かった。
今の夫婦と同じくらい夫の仕事にも助言していたらしい。
これから、波瀾万丈の人生があるのですね・・・期待します。

千代は、お市との小袖外交で、城で話をした。
信長が突然城に呼びに来たのは、驚いた。
でも、確か前に、城に来いといったことがありました。
そこで、こけなくても、お笑い芸人じゃないんだから・・
信長は気が短いので、一豊も千代ののんびりに気が気じゃない、笑。
城では、お市と満腹丸の話もして、良かった。

安定して楽しいですね。
 

(あらすじ)

解説、戦場で活躍したのは農民、半農だった。
だから、これまで農繁期は戦をしなかった。
しかし、信長は農民から武士の専門家を作った、専業化したのだ

義昭、朝倉も滅び、浅井は孤立した。家臣も蝶略で落ちていた。
お市がいるので、親方様(信長)も慎重になっていた。
そんな話を、寧寧と千代は、お市の話をしている。

浅井では動揺している。家臣は少しずつ織田に駆け込んでいるのだ。
城で越前に人質だった満腹丸も、戻っていた。
長政は、お市を信長に返すと言う。

8月、信長は攻めた。まず父の久丸の城を攻めて自害させた。
次は、秀吉がお市を助けると言う。策を述べる。
詫びて、お市を助ければ、許し、別の領地を渡す。
信長は承知したと言う。秀吉は長政に伝える。

信長の家臣として、認める。決断を・・・
長政は、近江を捨てる気にならない、戦にも飽きた。
自害するつもりだ。秀吉に、お市を任すと言う。
満腹丸は自分が斬るとまでいった。

一豊はお市に会う。お市は、千代の打ち掛けは着られなかった。
一豊、「打ち掛けを作って待っています」。
お市「満腹丸に生まれて良かったと思える時を与えてやりたい」。
長政は「浅井の嫡男としての誇りを忘れるな」と告げる。
女の子にも、別れを告げる。お市にも「世話になった」。
皆に「さらばじゃ・・」と去る。
お市は秀吉によって、城を出る。茶々は7歳で秀吉に背負われた。


お市救出が報告され、信長は本丸攻めを命ずる。
帰ったお市「浅井との架け橋になれず、無念に思う」。
本丸に攻め手が入る。城は燃え、長政は自害する。
身印があがり、お市は倒れてしまう。

お市「長政は心優しく、よき夫だった、私は浅井にとって
疫病神だ」。信長「たわけたことを」。お市「満腹丸を助けて」。

信長「満腹丸を殺せ」と秀吉に命ずる。秀吉も逆らえない。
秀吉「ああ、言うしかなかった、寺に預けたというしかない、
関ヶ原に磔に行こう」。一豊「できません、あのまま、小谷に」。
秀吉「いうことを聞けないのか」。
秀吉は、自分の冷静な判断を
している。秀吉は、ヒステリックに言うことを、聞け〜〜。

満腹丸は磔になり、一豊の命で、構え〜〜、突け〜〜〜。

一豊は千代の所に帰る。一豊は疲れた。そこに信長がやって来る。
信長「そちの女房をかせ、打ち掛けをもって、儂と参れ」。
千代は出来ている打ち掛けを用意するが、一豊「気が短い、
逆らえば殺される」。千代「城勤めは出来ない」。

千代は城に行って、お市に打ち掛けを持ってきた。
千代「一針一針縫いました」。い市「変わらぬな、着られると
思わなかった、こんな思いをしてよいのか、そちは満腹丸の
行方は?」。千代「なんのことでしょうか」。

帰って一豊は「満腹丸は仏門に入った」。千代「顔がまっさお」。
一豊「満腹丸さまを、親方様の命で、磔にした、逆らえない」。
千代「何と言うことを、されど、よく話されてくださった」。
一豊「功名のために敵の首をとるのに、きれい事をいうな、
大人なら取るのに、子供は殺せぬのか、功名とは何じゃ、
これまでのことがわからなくなった」。千代「わかりません、
どんなことに涙する殿で嬉しい、安心しました、千代は嘘が
苦手です、このことはお市さまには、内緒にします」。

一豊「侍とは辛いな」。

信長は秀吉に「小谷はそちのものだ、名前をかえよ」。
秀吉「羽柴ではどうでしょうか、柴田様から名を貰いたい」。
信長「12万石を預ける、お市に働いて貰う、一豊、健気であった
400石を与える」。

千代はお市と話す。お市「満腹丸の袈裟を作りたい、本当に
寺に行ったのだな、死んだのだな、兄上か、そなたが頼りだ
真のことを教えて欲しい」。千代「知りません、お許しください、
小谷を出た翌日に亡くなりました、わが夫、一豊です」。
お市「秀吉を信じた私が愚かだった、乱世だ、しがらみはたっている、
しかし、兄の手で斬って欲しかった」。

信長は柴田たち家臣に、長政、久政の髑髏を杯にして見せる。
柴田も、秀吉も笑うしかない。秀吉「結構なお味だ」と酒を飲む。

お市と濃は、さすがに気持ち悪がる。光秀は「これは、
昔の主だ」。信長「昔の主か、信長か、どっちだ、飲め、飲まぬか」。
お市「おやめください、満腹丸は諦めた、しかし、このような
下品な振る舞いは兄上らしくない、喜んで飲む、猿、そなたが
一番汚らわしい」
と怒る。

信長「長政、儂はおぬしが好きじゃった」と髑髏に言う。
笛を吹く濃に光秀が近づく。秀吉「道三さまは、今日の宴はどうだった」。
濃「叡山攻めから、変わった、生きるとは迷うことなのに・・」。
光秀「それ以上は・・」。

千代の家では、新兵衛は、新しい家を見つけないといけない、と忠言する。
しかし一豊は喜べない。吉兵衛は忘れなさい、と慰める。
千代は今浜(長浜)に移ったら、千代は今浜に住みたい。
新兵衛は、秀吉の直臣になった。秀吉様にぴったし近くで住めばいい。
千代の古里に近いのだ。一豊を支えていこうとしたのだ。

案内は、小谷城の跡、一豊の初の領地の虎姫町だった。


功名が辻★★★☆  12話

もう、小りんの長澤さんの縛られた姿で評価アップ?
時代劇のエロさ、爆発・・です。女性には申し訳ない、スマン。
他は、さほど興味がないな〜〜
スタパで三谷さんは、12話は「義満の最後」でメインだ
といった。今回は「信玄の影」だった。本当に影だけで、
信玄は出ないで死んだ。それよりも義昭の方が活躍していた。
でも、でも、おじさん的には「縛られた小りん」だよ。
何度も一豊に会いに行くし、世界の中心で愛を叫びたい。
でも、一豊は何でも、千代、千代だ。浅井の間者をやめたのに・・
報われない悲恋か・・一豊が狂うのでなく、小りんがおかしく
なるなんて、意外過ぎて、素敵です。

物語は、信玄の動きと、浅井との緊迫状況が描かれた。
そして、信玄に浮ついた義昭が、あっさり信長に追われる。
光秀が、終わって涙したけど、これまでの努力が泡と期する
のは、辛いですね・・・・。
また、義昭の倒れぷりとか、オーバーな演技が面白かった。
意外と、稚児さん風で、可愛いのですね。本人もお気に入り?

ただ、全体の合戦が早いよな気がする。一豊がメインだから、
こんなものでも仕方ないかも知れないけど、三方原は
やって欲しかった。家康の敗戦で重要な意味があるのだけど・・
一豊には関係ないか、笑い。

秀吉は甥の治平衛を早速、人質に出しちゃったのか。
可哀想に、いい子だったな。千代は思ったことを
ハッキリいいなさい」と助言していた。でも、秀吉に翻弄されるのだ。
自分で主張したことは、あるのだろうか。見守っていきたいな。 

(簡単あらすじ)

解説は、信玄だ。甲州軍学、騎馬隊、石討ち隊などを紹介。

★元亀2年、千代は治兵を教育している。論語の勉強だ、
大きな声で読み上げる。千代は「思ったことを、ハッキリ話せ、
軽んじられない、権威を持たれる」。

横山城で、周辺の敵の大物豪族の宮部を蝶略しようといる。
半平衛「秀吉は焦っている」と心配している。
秀吉は、遅いと信長の雷が落ちるのだ。
秀吉の後を一豊が護衛で見張る。しかし日暮れまで待て、と
勝手に一人で行ってしまう。待っていると半平衛がくる。
一豊は比叡山攻めで信長が怖くなったと漏らす。
半平衛「古いしきたりと戦っている、窮地に立っている、
信長と徳川全軍で戦わないと勝てない、しかし、信長は
浅井・朝倉に囲まれ動けない、武田が動くとひとたまりもない」
と現状を解説してくれる。

日暮れに秀吉が女を連れてやって来る。治兵衛と妹を人質に
出しあうことで、蝶略成立したのだ。
一豊が帰って、治兵衛に「お役目の時がきた」と告げる。
治兵衛「はい」。千代「別の世なら人質にならなくてすんだ、
人の定めに負けてはなりません」と見送る。この治平衛が、
秀吉の心変わりに翻弄さんれる無念の人・秀次なのだ。

そこに光秀の妻の槇が、挨拶に来る。槇は坂本に行く。
千代「将軍と信長の間を持つにはいいところだ」。
槇「京に近いが、何か恐ろしいことが起こりそうで・・」。
千代「槇さま、暗い顔では家中が暗くなります」と激励した。
槇「いつも明るい顔でいられるように・・」。

一豊たちは虎御前山に籠もった。そこに小りんが引き出された。
一豊「儂に任せ、顔見知りだ」。二人になって、問いつめる。
一豊「何しに来た」。小りん「あんたに会いに来た」
一豊「陣立てを調べに来たのか、逃げなければ斬るぞ」。
小りん「斬れ、斬れ、きれ〜〜、あんたに命の恩人は斬れない」。
一豊「浅井の間者では斬らないといけない」
小りん「両親は信長との戦で死んだ、戦好きは嫌いだ」。
でも、あんたは好き、抱いて」と抱きつく。一豊は振り払う。
一豊「いい加減にせい、もう会わんと決めた」。
小りんは、夜の道を歩く。六平太の祠に来る。六平太「惚れたな」。
小りん「惚れた」。六平太「信玄が攻めれば、皆終わりだ」
小りん「天下はいい、あの男は私が落とす」。六平太「好きにしろ」。

★そこに信玄が動き出した。信長は濃に「信玄が動いた」と漏らす。
元亀3年、浜松三方原の戦いだ。信玄が勝利した。
これだけか・・残念。信長の家臣の妻達も、身辺整理や、
長刀の稽古をしている。
坂本城では、光秀に、子供を人質を出すのかと妻は心配する。
光秀は、秀吉とやり方が違う、今さら武田に人質は無駄だと言う。
そこに義昭から知らせがあった。目通りに行くと、細川「暇を
いただこう、どうかな、幽斉という名は・・上様の密事を知った、
織田を撃つつもりだ、信玄の出馬に浮かれている、
儂にはもう止める力はない」。光秀は義昭に会う。
光秀「信長に弓ひくは人の道にそむく」。義昭「仏を焼いたのは
信長だ、何が悪い」。光秀「15代署軍に押し立てたのは信長だ」。
光秀「そちが、将軍にしたかった、幕府を・・武田が来れば、
死ぬのは信長じゃ・・信長じゃ」と去っていく。

夜の陣で五藤吉平衛に女の誘う手が、小りんだった。
小りん「吉、間者はやめた、お願い吉平衛、一豊様に会わせて」
吉平衛「殿には、お方様がおられる」。一豊に取り次ぐが、
一豊は会わないと突っぱねる。しかし、一豊は探し歩く。
夜の祠の前で一豊は、老御坊に聞く。しかし、いきなり、襲われる。
小太刀も出す。一豊「何者?」。六平太「3度目だな・・2度目は
小谷城・・」。一豊「あの時の間者か」。六平太「小谷を落とす
方策を教える、落とせば手柄を得る、城の中に仲間がいる、
俺が合図すれは、火をかける、その代わり魂をくれ、これから
毛利につく、信長の機密を知らせろ、信長が倒れたら、俺が
毛利にひろうてやる」。
一豊「断る、堂々と功名を立てる、千代が
そう言った」。六平太「千代が言ったら、仕方ない、信玄が病だ、
死の病だ」。一豊「信じるか」。六平太「日輪の下で生きていけ」。
小太刀を投げると、祠の戸が開き、縛られた小りんがいた。

一豊は縄を解く。小りん「日輪の下で、功名を立てよう女房が言った、
一緒に逃げよう、あんたなら野武士の頭領に慣れる」。
一豊「武士だ、織田の家臣だ」。小りん「叡山で女子供を殺すのが、
武士か、野武士の気ままな味を知ったら、やめられない、
人のために殺さなくていい、あんたが野武士になってくれたら、
一生離れずにすむ」。一豊「儂を当てにするな、天運がついている、
儂を守ってくれる、千代がそう言ってくれた」。小りん「その女を
殺してやる」。一豊「来たのはあやまりだった」。小りんは泣く。
一豊、ちょろいよ、でも、そのせいで小りんに会えるのですが・・

★数日後、岐阜城で信長に秀吉が信玄は病だと報告する。
信玄は遠州にとどまり、動かないこと不審だった、捕らえた者を
取り調べた、そして遠州に人を出している。
信長「今こそ、公方を撃つ」。光秀が公方を撃つ手だてを考えていた。
秀吉「今うつと、悪名がつく」。光秀「将軍の悪政をいさめる、
義昭が認めなければ、こちらから正義の戦を仕掛けませ」。
信長が弾劾状を送った。世間にも悪将軍だと噂も立った。
義昭は追いつめられて兵を挙げる。信長は公方討伐を光秀に命じる。
槇島城の義昭の元に、信玄の死去が知らされ、信長軍の光秀が
来たことを報告される。、倒れる義昭だ。
義昭はあっという間に攻められる。光秀「一旦、お立ち退きください」。
信長が義昭に会う。信長「光秀大儀だ」。義昭「信長に逆らう大名は
結束するであろう」。信長「望むところだ、刃向かう物は切り従える」

と太刀を抜く。義昭は逃げた。光秀が半生をかけた将軍家
義昭の足利家は滅びた。光秀は槇のところに戻り。
光秀「諸国を放浪していたとき、夢のすべては義昭様だった、
儂が将軍に奉ったのに、我が手で将軍家を潰した、儂の人生は何の
ためだったのか」。

寧寧は千代と話し、信長の運の強さに驚く、そして、浅井もあっけなく
落ちると予想する。千代はお市の打ち掛けを縫っている。
信長は秀吉に小谷城を攻め、お市を生きたまま連れ戻せ・・と命じる。
天正元年8月、小谷城に出陣した。小谷城は風前の灯だ。

紀行は京都宇治市だ。義昭の槇島城など・・



功名が辻★★★☆  11話

治兵衛の三河弁が面白い、寧寧が通訳する。笑えるな。
千代は教育者だったのか、治兵衛に読み書きを教える。
小りんは放し飼いにする。一豊を信じる。

一豊は馬鹿正直だ。戦場でも「千代に会いたい〜〜」だ。
おいおい、小りんとは、どうなんだ、まんざらでもない。
秀吉の2面性を理解できたら、秀吉は素晴らしい人物だ。
しかし、表面だけ見るといい加減な調子者に見える。
付いていけない。堀尾と中村は理解してないが、
一豊は理解していた。そこだけでもエライかもしれない。

今回の見所は、信長が一番かもしれない。叡山を打ち払うという。
歴史上も数少ない悪行を行った。凄いぞ。
後半の叡山攻めは迫力ありました。
光秀は様になりますね・・・役者さんは歌舞伎役者さんですから、
立ち居振る舞いが、決まっています。そして色香もある。
そして、仏罰が・・本能寺は天罰だったのか?
光秀の生真面目さと、秀吉のいい加減さの対比が、光りましたね。
秀吉の前半の一豊へのいい加減さと、後半の叡山での慈悲さ、
最後に出世で光秀に遅れを取った悔しさ、見事です。

評価アップです。 


(簡単あらすじ)

1568年信長上洛したが、義昭と浅井が裏切った。
さらに石山本願寺、伊勢長島、比叡山があった。
信長は恐るべき手に打って出た。

★雨の中の再会。千代「苦しかったことはない」。
馬鹿正直な一豊「小りんにあった、馬が矢玉に驚き、
馬から落ちた、具足が重くおぼれた、足を怪我して動けなかった」。
小屋で、一豊を助けた小りん「家来は死んだ、川に
はまって助かった」。一豊「新も、吉もか・・」。
笑って小りん「嘘、あんたをいじめてやりたい、
奥方は弔いの支度だ」と抱きつく。
屈折した愛情表現だ。長澤さん、いいですね、憩いです。
一豊「千代は死骸を見るまで・・」。小りん「千代って言うんだ、
治るまでここにいるんだ」。
命の恩人だ、やましいことはないと言うが、千代は「信じます、
側女にしたい女がいたらいってくれ」。
一豊「千代だけいればいい」。

★秀吉がやってくる「生きて帰ると信じておった」と抱きつく。
一緒にいた堀尾「弔いを出せといったのに・・二つの顔を
もっている」、中村「死んだ者はいらん、氷のように冷たい」と、
二人ははあきれる。
一豊「どちらも同じだ、弔いは山内家の
ためだ、秀吉様は温かい」。

新しい家来もできて、横山城で秀吉は浅井の動きを監視する。
一豊は功名をあげられないと半兵衛に聞く。
半兵衛「親方はそれどころでない、三好が兵を出した、
姉川で勝ったが、憎む者が手を結んだ、義昭があおっている」。
一豊「一気に・・」。半兵衛「撃つつもりだ、手を打っている、
戦と焦るな、命を大事にしろ」。諜略に一豊は怒っている。

秀吉は皆を呼ぶ、三好攻めの加勢に行くかも、
半兵衛に横山城を任せる。秀吉「一豊、戦だぞ」。
浅井長政は信長を討つため小谷城を出た。

★寧寧に千代はあう。また難題だ。姉の子を引き取って
侍に仕立てるのだ。治兵衛(柴井伶太)に読み書きを教えていた。
人質要員とされたこの子こそ、のちの豊臣秀次であった。
寧寧「百姓の子なので、教育が大変だ、戦をしないために・・
我が子でも戦に出します」。千代は読み書きを教えていた。
治兵衛「立派な人質になれるかな?」。でも意味を知らない。
千代は「何があっても生き抜くのだ、食べ、眠り、生き抜くのだ」。

治兵衛「おれ、やり抜くだ」。秀次の人生を思うと涙です・・

★信長は坂本に戻って撃ったが、浅井は比叡山延暦寺に
立てこもった。叡山攻めについて、軍議が開かれる。
叡山を焼き払うことも話にはでるが・・・。信長は「雪降らんかな」。
そこに雪が降った。信長は光秀を京の義昭にやる。
光秀「浅井も北国道が閉ざされ、半数は死に半数は降伏する、
和睦を仲介しなさい、浅井に恩を売って、信長には威光を示せる」
と説得する。義昭は「分かった、朝廷に申し出る」と火鉢に
くしゃみして、顔が真白になる。

信長は和睦して、危機を脱した。
出番の4話を一日取りの三谷さん、笑いの演技です。

★一豊は帰る「命ひろうた」。千代「命の持ち帰りこそ、功名が種」。
一豊「叡山攻めもあって、攻めたら地獄落ちだ」と怖がっていた。
千代「お市さまも、治兵衛も大丈夫だ」。
秀吉に治兵衛があう。「ついて参ります」。
寧寧「宮部に行かなくていいのか」。秀吉「見せかけだ、いづれ行く。
一豊に槍を習え」。治兵衛は槍を習う。

★元亀2年(1571年)、六角を撃ち、近江金ヶ森に
信長は攻め込む。一豊「千代に会いたいの〜〜」。
光秀は仏を彫っている。そこに秀吉が来る。
秀吉「将軍と殿の間に入って苦労が絶えない、水と油だ」。
光秀「幕府は勢いがない、義昭様は器ではない、時代は先に
進んでいる、儂もそれに気づいた」。秀吉「親方をもり立てよう」。
軍議がある。
信長「叡山を攻める、堂も伽藍も全て、老若男女
ことごとく、生ける物なからしめよ」。光秀はいたたまれず
辞めるように言う。信長「そちは坊主か、悪人に加担するか、
槍刀を持ち、破戒三昧だ」。光秀「叡山には3000の仏がある、
仏に罪はない」。
信長「罪はある、無頼な坊主に仏罰を加えぬは、
仏の怠慢じゃ、信じるのか」。光秀「他人の尊ぶ物は尊べ、と」。
信長「あのようなものは、金と木で作る物じゃ、金は金、木は木じゃ」。
光秀「古きから・・」。信長「きんか頭、化け物を叩き潰すことが
信長の天命じゃ、それがためには仏も死ななければならない」。
光秀「光秀に任せてくれ、何も燃やさず、彼らを叡山から追い出す」。
信長「控え〜」と胸元を掴み、庭に転がり落とす。
迫力のシーンでした。これまで通りの叡山攻めの信長の怖さですね。
かなり細かく説明していたようです。納得です。
ナレーションでなく、信長の言葉にしたのが凄いです。
たが、言葉が分かりづらい・・仕方ないですね。


★秀吉は叡山攻めを堀尾、一豊に伝える。
一豊は「女子供まで・・」。信長は叡山を攻めて、ことごとく
焼き払った。
光秀は女子供も僧も切り捨てる。
僧「光秀、仏罰が当たるぞ」。光秀は鬼になった。
一方、秀吉は、「追われている、女子供にかまうな」
そして、「逃げろ」と逃がす。

迫力のシーンでした。光秀と秀吉は対照的でした。

光秀は滋賀5万石を与えられ、坂本に城を築け、と。
秀吉は加増がなかった。光秀は織田で初めての城持ち大名になった。
秀吉は「全ての命をそのままに行わなくて、なすべきことを
なせばよい」。
 


★千代は法秀尼を訪ねる。法秀尼「もっと強くなって、
一豊の戦場の修羅を慰め、武運を背負って欲しい」。

濃姫は信長に「人の道に外れている」と諫める。
千代に
一豊「今度の戦ほど、武士であることを恨んだことはない」。
叡山は地獄絵図だと、おののいている、親方が分からん、
あんな非道が許されようか」。
千代「殿が地獄に参られるなら、千代も一緒に行く、殿の罪も
千代が背負います、乱世に生まれた女の定めだと、母上が言った」。

治兵衛が「無事のお戻りおめでとうございます」と挨拶する。
一豊「立派な挨拶が出来るな」。治兵衛「いつ人質にだされるのか」。
一豊は抱きしめ、一豊がお供しよう。

信長は畏れられ、数奇な運命をさまよう。信長は数珠をぶっちきる。

案内は、滋賀県大津市の坂本だった。


功名が辻★★★☆  10話

まあ、他愛ない夫婦喧嘩で、犬も誰も喰わなかった。
一豊と千代の喧嘩も当て書きで、面白く書いてあります。
笑ってしまったよ・・しかも、馬鹿正直な一豊も困ったもんだ。
バカ正直を越えて、情けない妻一筋男だ、爆。
時代劇のコメディのホームドラマと楽しみましょう。
まあ、側室のある時代なのでしょうから、周囲もこんな
考えなのでしょう・・寧寧はさすがに覚悟が出来ている。
−−ゆきずりの「おなご」で良かったと思いなさい−−
一豊のことなんか、可愛らしいものですね〜〜きっと。

後半は一豊が合戦に行って、行方不明だ・・
歴史上も、大河ドラマ上でも、死ぬわけないと思った。
しかし、鎧を着て深みにはまっていたので・・リアルな画面
だったから、心配したよ・・最後は雨の中に登場して良かった。
でも、どうしてドラマだと、雨になるのだ〜〜
ベタすぎるぞ・・ 

(簡単あらすじ)
★解説は、英雄色を好むで、3傑の女性の好みだ。信長は癒し系
、プチはかなげ。秀吉はブランド志向、名門出。家康は健康、
丈夫で気遣いのいらない女。一豊は純愛系だ。自分は健康系ですね・・
家で気を使いたくない、笑い。

一豊は、千代に話す。しかも、千代の質問に次々答える。
大雨の夜・・4人で寝て・・小りんと並んで・・名前まで言って、
千代は「変な名前」と怒られる。しかも、一豊は一生懸命に
思い出そうとする。千代「思い出さないで・・」と、台所に
駆け下り物を倒したよ
。一豊「好色漢だ、恥じている、悔いている」
反省はしているが・・まあ、他愛ないコメディです、笑い。
★朝、五藤と祖父江に一豊は喋ったので怒られた。祖父江「喋らない
のが、お情け」。一豊「千代には嘘を付けない、間者とは言ってない、
その前に千代が泣いたから」。言うつもりだった、爆。
五藤「何もないように振る舞え」と助言する。
★千代は、寧寧に相談するが、「ほっとけ、しんがりを勤めた、
女の肌が恋しくても、うちの人は何人も抱いている、名もない
女で良かった、そんなことを言う千代に罰が当たる」。千代「私は
何もしていない」。
寧寧「信長様はたくさんの女を作るか、
人質だ、徳川、伊勢、浅井と嫁がせた、女は政の道具じゃ・・
不破に帰れ、うちの人はお市の方に惚れ抜いて、何千回も心で
抱いた」。
一豊の浮気なんか、まるで他愛ない、秀吉は心で寧寧を
裏切っていたのだよ・・厳しい現実だ。
一豊は普段通りで帰る。千代は静に夕食を給仕する。五藤「御方の
飯がうまい」と褒める。祖父江は騎乗が許された、馬を探さないと・・
★秀吉は寧寧と一緒だが、お市の方を心配している。寧寧「可愛さ
余って憎さ千倍・・」と脅かす。しかし、その後、「小谷城の
お市の方を救えるのはあなただけだ」。そのお市の方は、長政に
「兄は敵、浅井の勝利を信じている」と告げる。
★朝、一豊が千代の書き置きを持って、五藤と祖父江に「出ていた」。
書き置き−−御いとま たまわりたく候−−。千代が帰った不破も
「ささいなことで帰るな、真の一大事は、山内家を盛り立てることだ、
信長は浅井朝倉と大きな合戦になる、喧嘩したままで、敵の刀を
打ち損じたら大変だ」とたしなめる。千代「正直も度が過ぎる、
忍んでやってくれ」。納得です。千代は皿を割ってしまう。
きぬ「昔もよく割った、男勝りで嫁のもらい手がないと思った」。
千代「何でも我慢しないといけないの?」。
きぬ「憎いなら戻れ」。
そこにホラ貝が鳴り出陣だ。きぬ「夫の出陣の時にいないのは、
憂いを残します、馬でいけ」
。千代は馬を走らせる。
★残った一豊は、迎えに行くと騒ぐ。祖父江に「なりませぬ、御方様
には大人になってもらわないと」。五藤「たかが、女じゃ、
くよくよするな」。一豊は下を向いて「千代」。笑い。
千代が家に着いたが、誰もいない。子供が出陣したと言う。千代は
手ぬぐいを巻いていた。
★姉川の戦い。地の利は浅井朝倉勢だった。信長の所に家康が来る。
信長は「五詰め(五番目?)」。家康は三河から折角きたのだ、稲葉勢
を貸してくれれば、打ち破ると信長に進言する。信長は想定通りで、
「頼もしや」と一番手を申しつけた。秀吉は3番手になった。秀吉には
信長が最初から徳川を当てる作戦だと分かっていた。
一豊は3番隊では、「大きな功名で不破に千代を迎えに行けるかな?」
と落ち込んでいる。
戦いが始まる。「功名が・・」と叫ぶが、鉄砲で馬が立ち上がり、
一豊は川の中で落馬する。鎧甲で動けない、深みにはまっていく。
浅井は強かったが、徳川が浅井の横腹を攻めて、形勢逆転した。
川には多くの死体があったが、一豊は行方不明だった。

信長の勢が戻ってくる。新一郎が帰ってきた。堀尾、中村も千代に
戦いを話す。堀尾「川の深みでは鎧甲では泳げない」。中村「壮絶
だった」。五藤と祖父江も帰り「申し訳ない」。祖父江は手ぬぐい
を差し出す。千代は泣く。五藤は「まだ分からない」。祖父江
「証拠にならな」と諦めていない。
秀吉は一豊の弔いを命じる。中村も賛成だが、堀尾は諦めていない。
千代も覚悟出来たが、祖父江は「殿を見失ったせいじゃ」と悔やむ。
千代は堀尾と中村に五藤と祖父江をよろしく頼む。
千代は一豊の母法秀尼に会う。千代「私のせいだ、つまらぬ嫉妬で、
出陣の時武運を祈らなかった」。法秀尼「運が悪いと死ぬ、乱世の
ならいだ、心を痛めてはならない」。千代は「髪を下ろします、
一豊様に詫びながら生きていく、戦のない世になるように祈る、
戦が憎い、乱世を憎む」と法秀尼の胸で泣く。
五藤も祖父江も一豊を偲ぶ・・雨の夜、雷鳴がなる。その時、
「ち〜〜よ〜〜」。千代は雨の中を走る。五藤も祖父江も出る。
一豊が槍を杖に帰ってきた。千代と一豊は抱き合う

一豊「命拾ろうた」。千代「命の持ち帰りこそ、功名の種です、
無事のお帰り・・・」と泣く。良かった、プチ涙でした。
案内は、滋賀県長浜市の元浅井町、姉川。

千代の平和志向は分かる。しかし、時代が違うのだ。
土地は少なく、子だくさんだ。子供の死亡率も高い。
いや、人の死亡率が高い。戦をしなくても、病気で死ぬかも
しれない。死は今と違い、日常だったのだろう・・
病気で死ぬくらいなら、戦で死んだほうが、残った者も良い。
平和と戦、時代の全体を見ないと、本質を見失うかもしれない。
そう思うようになってきた・・この大河を見て感じた。


功名が辻★★★☆  9話 「初めての浮気」 3月5日

もう一豊のバカ、小りんに「才気はないが、人柄はよい、
床上手でない」と、一言で斬られたよ。これでは千代の立場がない、爆。
床上手でないのに、我慢しているのか・・笑い。
小りんは、長澤さんですが、この年寄り大河にまた大胆な
キャスティングでした。眩しすぎたが、萎縮してなかった、さすがです。
五藤も祖父江も、旦那様に側室を持たせるための教育でしょうか・・
やたら、嬉しそうなんだ・・笑える。コントですね、コメディですね・・
とにかく、主役は死なないことは分かっているが、
戸板で運ばれている一豊、邪魔ですよ・・もごもごセリフも微妙に
上手いよ。とにかく、しんがりで悲惨な戦いのはずが、笑って楽しんだ。 

(超簡単あらすじ)
★秀吉に、勝家、佐久間、家康が最後の別れの挨拶をする。竹中は秀吉に
城にかがり火を付けて、抜けるように助言する。
一豊は五藤や祖父江に戸板で
運ばれる。堀尾、中村も加勢している。しかし、囲まれて自害しょうとする。
その時家康の鉄砲隊が助けてくれる。

★浅井長政も市の城に帰る。父の久政は、半日出陣が遅れたと悔やみ、市にも
嫌みをいう。二人になって、市は兄に知らせたと告白し、斬りなさいと言う。
長政は太刀を抜くが斬れない、斬れば子も斬らねばならない。二人は抱き合う。
ラブラブだけど、市は秀吉、長政、勝家と慕われる、したたかな女なんだ・・
★信長に秀吉、一豊も帰って、無事を喜ぶ。
信長は一豊を200石に加増する。
中村はちょっと不満だが、一豊は土下座して
「・・○・・○ 世話になった、恩義は一生忘れん」と言う。それでは
堀尾は「相身互い(あいみたがい)」と言う。
★千代は戦の間は、六平太から、状況を知らされた。千代「私を連れて行け、
私が助ける」。
六平太「殺さねば殺される、運しかない、皆祈っている、
それが戦だ」
。千代は水を被り、祈るだけだ。戦も終わった頃に、千代は
まだ、お百度参りをしている。そこに先に新一郎が帰ってきて、
無事を知らせる。喜んだ千代だが、お百度参りの途中で口を聞いてしまった。
★一豊たちが駐留していると、そこに若い女がやって来る。
親にしなれて、おじを探している。五藤と祖父江も帰ってきて、
朴訥の一豊に女の味でも知って貰えば、千代千代ばかりでなくなると、
協力的だ。二人のコントが笑える。着替えでは男3人が立っているし、
衝立を取ってきたのに、旦那と小りんを一緒にしている。
朝起きたら、二人は出て行き、小りんが朝食の世話をする。
夜帰ると小りんが又いた。そして、その夜に小りんは、足を絡ませて
背中から抱く。それでは一豊もおちた・・

★しかし、その夜に陣触れのほら貝がなる。岐阜へ帰るのだ。
チグサ越えだと小りんに漏らす。そして、陣にいくと、
堀尾は間者はいなかったか、若い九の一なら・・と笑っている。
一豊は、真顔になり、帰る。間者だった〜〜。
その小りんは、すでに走り去り、六平太のところに報告する。
チグサ越えだ。
誰に付いた? 一豊だ。どんな男だ? 
「才気はないが、人柄はいい、床上手でない」。
セックスはヘタ〜〜。
一刀で斬られました、笑い。
山道を進むと小りんが立ってウィンクした。
戦国時代にウィンクはないだろう。でも五藤に「忘れて、前に向いて進め」
と進言される。本当に人柄はよい。
★その報告で六平太は、信長を待ち伏せている。六角の鉄砲の名手に
狙撃させるのだ。しかし、六平太は急所に当てるなと、命令する。
仕方なく、手の甲に当てる。信長は驚きもせず、前進する。 
信長は岐阜に帰り、寧寧たちと会う。「猿の働きあっぱれ」。寧寧は
千代を信長に紹介する。信長「市の打ち掛けが出来たら、儂の元に届けよ」
と目通りを許す。信長は濃の所に帰ると、濃が鉄砲で撃たれたことを
気遣う。信長「脅しだ」と一喝する。
★一豊も千代の元に帰ってきた。
一豊「命拾うた」。千代「命を
持ち帰ること、功名の種」。
いいですね、掛け合いの言葉、絶妙ですす。
家で一豊の傷の手当てもしている。千代「顔の傷で心配したが、男前が
上がった」。一豊「20石だ、ひもじい思いさせない」。夜、一緒に
寝ているが、一豊は後ろめたい。起きあがって、「ここが痛い」と胸を指す。
千代「心の臓ですか、大変です」。一豊は土下座して、「女を抱いた、
千代との誓いを破った、すまん」と自白した。笑い。何ともいいようがない。
案内は、信長を案内した朽木氏ゆかりの丹波福知山の興堅寺です。

(コメント)
★脚本の大石さんのあて書きで、千代の仲間さん、五藤の武田さん、
祖父江の前田さん、もちろん上川さん、絶妙ですね。
前田さんの土スタパでは、武田さんと絡みは長いそうだ。
それは適当に編集されるらしい。編集前を見たいものですね。
★長澤さん、堂々の演技でした。若さが目立った。物おじしませんね。
さて、一豊は浮気を喋ったよ。これだけは自白しない方がいいヨ。
絶対、信じて貰えなくても白を切りましょう・・・ばれているかな?
ばれているよね、笑い。まあ面白く楽しみました。気楽でいいわ。

小りん(長澤まさみ)



功名が辻★★★☆ 8回「命懸けの功名」 2月26日放送

まあ、今回は有名な金ヶ崎城での、信長敗走だ。
敦賀にいるとき職場の花見を一回やりました。
木の芽峠も、一乗谷も何度か行ったので、感慨ひとしおだった。
もちろん、一豊初めての功名ですが、弓矢が頬を貫通したので、
死なないですんだ。そして加増されたと、脚本の大石さんは
スタパで言っていました。あの手ぬぐいのリストバンドは、
大石さんの創作です。この戦は何度もあったので、解釈が深まった。
義昭と光秀のホモ疑惑シーンに爆笑して、評価アップだ。


(超簡単あらすじ)
★解説は、一豊は55歳で関ヶ原の戦い、生涯現役だった。
長い槍の名手との戦いで一豊の作戦の実演もあった。
55歳といえば、おじさんと同じだ。とてもできないゾ。尊敬します
1570年元亀元年、義昭は信長を討てと不穏な動きをする。
秀吉が光秀に告げると、光秀は義昭と会う。
義昭は、信長は滅びる、朝倉と本願寺が手を結んで攻める。
光秀は、赤子のように信長の中にいるのがいい、と進言する。
義昭は光秀を抱くようにして、そちの手で信長を殺せ、美しい指じゃ・・

怪しい男と男のシーンだ。三谷さんも、好きそうな顔だ、笑い。

★信長は浅井長政は裏切らないと信じている。
一豊に三河の岡崎城、家康に親書を渡すように命ずる。
西田家康は頼みを承諾する。そして、信長は何を狙っているか、一豊に聞く。
一豊は、すべて、わかりませぬ、と答えるが、家康は見抜いたようだ。

★一豊は戦の合間にやっと、千代に会う。千代は不安になっていた。
千代は頬をつねって、旦那には秘密は似合わない、と聞きただした。
一豊は、朝倉攻めを喋る、わしらは何も出来ない、熾烈な戦いになる。
そこで
千代は手ぬぐいを出して、一豊の手首に巻く。リストバンドです。
千代、私を思い出せ、汗を拭け、血を止めよ、私が世話してると思って・・・

二人は見つめ合う、ラブラブです。千代も手ぬぐいを巻く。
脚本の大石さんのお気に入りの、話らしい。創作ですが・・・

千代のところに六平太が来る。そこで、千代は「お市の方があぶない、
これ以上は言えません」と漏らしてしまう。本当かな・・??

★京二条、
義昭の命令で、諸国の大名を上洛させる。
そして茶会を開き、能と相撲をやる。長政は来ていたが、朝倉は来ていない。
元亀元年4月、信長は朝倉攻めを、いきなり始める。

家康は5000の兵で、加勢に来る。越前の木ノ芽峠や、
一乗谷に詳しい光秀が先鋒で行く。

★浅井では論争が起きる。義理の兄を討つことに反対するが、
父の久政をはじめ、家臣の多くは討伐に賛成だ。六平太がお市に
信長の朝倉攻めを告げる。お市は、「兄を敵にまわすと怖い、
生まれてくる子のために・・小谷で産みたい」と長政を喜ばす。

★信長軍は敦賀の手筒山城を攻め、金ヶ崎城も攻めて、降伏した。
功名をたてるチャンスと一豊家臣は意気込んでいたが、降伏で戦はなくなった。
しかし、半兵衛「城の受け渡しは、平穏に行われることはない、銃声一つで
大きな戦になる」。万が一に一豊家臣は備える。
城の門が開けられ、兵が出てくるが、火縄銃に火種を付けたままだった。
弓矢の名手の三段崎も馬で出てくる。どこかで銃声があり、それを期に、
祖父江の息子が敵を挑発する。戦いになって功名をあげるチャンスなのだ。
リスクはチャンスでもあるのだ。今も昔も・・。おじさんは、平和がいいけど・・
一斉に戦いとなる。一豊は三段崎に迫る。しかし、弓矢が射抜かれ、
何と不幸中の幸いが、頬を貫通する。それでも、一豊は戦い、二人は転げ落ちる。
意識を失っている三段崎を見つけ、祖父江の息子に首を取らす。
そして、刺さった弓を五藤が、主の頭に足を当て、両手で引き抜く。

主の命令だから、一心でやりました。結構リアルだが、鉄矢さんだと笑いが・・戦が終わり、首あらためがある。信長から褒められた。

★長政は、信長討ちを決意する。一族の総意に逆らえないのだ。
そして、長政は信長に進物するから、油断するだろうと読んだ。
信長の陣でも、長政の進物に気を良くしている。しかし、六平太が、
お市さまからの預かり物を渡す。有名な小豆を入れ、両端を縛った袋だ。
小豆がこぼれる時に、信長「裏切った、馬ひけ、袋のねずみだ」。
信長はしんがりを募る。そこで引き受けたのは秀吉だ。
敵を引き付けて時間稼ぎをする、しんがりは全滅覚悟の任務だ。

蝶略ばかりで、武勇がない秀吉は自分の運命をかけたのだ。
三角布で死人の格好の、蜂須賀、中村、堀尾の秀吉の家臣団は明るい。
そこに怪我をしながら参加を願い出た一豊を『我らが軍神ぞ!』と讃える秀吉。
一豊たちは決死の行軍に身を投じる。 千代はお百度参りして祈るだけだ。

コメントなど)
何度も見ていたし、一時暮らした敦賀なので、嬉しかった。
そんな歴史があったのか・・武将の夢の跡だったのか・・・
リストバンドの話、一豊の大怪我、両端を縛った袋・・・
ネタはつきませんね、もちろん、義昭の不穏な光秀との関係?
面白かったです。新選組に通じるものがあった。
大石さんは、ほとんどがアテ書き(役者さんにキャラやセリフをあわせる)だ。
そう言ってました。だから、楽しんだわ〜〜、最近は、そればかりか・・
気楽に楽しみましょう。そうだ、ホームドラマだとも言っていた。
戦国時代の女性は、結構夫と話し合うこともあった。
徳川時代に法度が定められて、夫婦も話し合うことがなくなった。
そんな話もしていた。だから、戦国ホームドラマは時代考証でも成立する。



功名が辻★★★  7話

夫たちは信長が足利義昭の上洛を期に、京へいったり大忙しだ。
残った奥様たちは、井戸端会議で、千代が作った寧寧の小袖の披露
それに千代は祖父江の6人の子供の世話もあって忙しい。
残った男児で年長の徳次郎は、「母を守れ」と父から命じられていた。
しかし、暴れん坊で女の子を泣かしたりしている。
千代が見つけると、その子は光秀の娘タマだった。
光秀の家まで、送り届けた。
光秀の妻・槇(烏丸セツ子さんでした)、
が挨拶をした


信長は突然、浅井を訪ね、お市と会う
そして、わずかの手勢で泊まるというのだ。
浅井長政の父たちは信長を討ち取ろうとするが、
お市を愛し、信長の強さと怖さを知った長政は止める。
「信長を討つなら、私を討ち取ってからにしろ・・」。
信長は浅井も連れて近江南部の六角氏を制圧して京に入った

足利義昭は征夷大将軍になれた。
信長に冠位を授けると言うが、あっさり断る。
大津と堺に、代官を置くことの許しを貰う

一大商業地域を掌握したのだ〜〜。
秀吉も信長の偉さを賞賛して、一豊たちに説明してやる。

残った、千代のところでは大変なことが起こる。
祖父江の
妻、ふね(熊谷真美さん)が川で洗濯して倒れたのだ。
戸板で連れて帰るが、医師の見立てでは流産して大出血だ。

今晩が山だと告げる。死を覚悟したふねは、死を知らせるな。
子供に言い残して、あっさり死んだ。
今の時代なら、大変だけど、昔は子は宝だ。
千代が面倒を見ることになる・・しかし、徳次郎は反発する。

一豊たちが帰ってくるが、徳次郎は「俺に父はいない」と反抗する。
千代は、ふねがなくなった経緯を話し、「私が悪かった」と、
徳次郎をかばう。祖父江も気落ちしたようだ。
五藤は金八先生風に、徳次郎を説得するが・・収まらない。
そして、
徳次郎は家出してしまう。夜にも帰らなかった。
みなで手分けして、雨の中の山を探す。
幸い、千代が洞窟で徳次郎を見つけて、連れ戻って介抱する


徳次郎も皆の手厚い介抱に、大人になった。
これから残った子供の長として頑張り、また出陣の父と兄を見送る。
最後の案内は、安土の六角氏の城跡だった。

完全に、時代劇ホームドラマと、大河戦国ドラマの2本立てです。
大家族ドラマもあって、少し感動した。
しかし、2本立てなので、ちょっとでおしまいで・・・
信長・秀吉の活躍も見ないといけない。忙しいな〜〜
この配分をどうするか、脚本の大石さんは悩んでいるのだろうな。
仲間さんのキャラは安定して、パッチワークの小袖も美しい。
そんなことで、気楽に見ていけます。


功名が辻★★★☆    6話   平成18年2月12日放送  

「山内家旗揚げ」  
解説、千代紙だが、千代からの説もある。貧しいとき、古い唐織りの端切れから小袖を作って信長にまで献上して、褒められたのだ。美的センスと経済観念の持ち主だったのだ。タイトル。
「天下布武」をかかげた信長の命で、浅井に嫁いだお市だ。
お市は小谷城で婚礼する。しかし、竹中は千代に「いずれ、信長と浅井は戦になる、浅井長政は優秀だが、周りや父は朝倉と深い関係だ」と説明する。浅井長政(榎本孝明さん)は竹生島を見せる。千代は一豊に竹中の話を告げる。信長の上洛の戦が始まる。千代「世の中を見極めないと、一国一城の主になれない」と明るく言う。そこに祖父江の一家がやって来た。子供7人だ。妻はふね、千代「にぎやかで嬉し、仲良くしよう、五藤を呼ぶ」。しかし、五藤は出て来ない。しかも、今8番目を妊娠で、千代も一豊も「えぇっつ」と絶句する。家臣の家は狭くなる。夜、千代が星が綺麗だというが、一豊も出てこないので、五藤が出て来た。五藤「うるさい、それに祖父江一家で物入りだ、一家を呼ぶより、これから戦なので、家来を増やせばよかったのに・・」。しかし、小言を意に介せず、千代「綺麗な星を見ると、何とかなる、星が流れた」。五藤「声が大きい」。千代「また叱られた」。五藤「憎くていうのではない、祖父江も年取った、妻子を呼んだりしなかった」。千代は山内家の、その三つ葉柏の旗をもう一度、覚えが悪いので、話してくれ。五藤は三つ葉柏の話を、嬉しそうに語り出す。丹波の戦で、旗差しをなくして、柏の小枝を刺した。それで大活躍して、柏の葉が3枚残っていた。千代は聞き上手で、口うるさい五藤をうまくあしらった。五藤も得意げだ嬉しそうだ。五藤「賢くないが、素直だ、躾なければ」と悪い気はしない。一豊の所に帰る。一豊は「五藤は淋しいのかもしれない、後添えを貰わない頑固なのだ」。寝ようとする一豊に千代「旦那さまも後添えを持たないのか、真ですか、一国一城の主になると側室をもつのでしょう」。一豊「先は分からない」。千代「千代は旦那を一国一城の主にします、ところで側室の話は?」。一豊「そんな物は持たぬ、千代だけじゃ」。本当に話が上手い。事実、一豊は側室を持たなかったのだ。
朝から大勢の食事で、山内家の米の減り方が激しい。岐阜城では、濃に信長「足利義昭から光秀を信長にくれるそうだ。濃のいとこだったのだ、まむしが目をかけていたのだな」。濃「確かに、しかし殿とは馬が合わぬ、日輪と月のように会わない」。一乗谷にいた足
利義昭は光秀に、信長に馬具、太刀・・など豪勢に用意するように言う。義昭「幕臣だから、恥をかかぬように持って行け、信長は生まれ卑しいので、儂が行くというと喜ぶ」と信長を下に見ていた
朝、千代は米を食べない。五藤は千代が妊娠かと大騒ぎする。しかし、米がなくなって、千代は一日おきに食べることにしたのだ。昼、空腹で倒れそうで、思わず不破の親から貰った箱を出す。その中の小判を見るが、不破市之丞「夫の大事にあけよ」。きぬ「貧しくとも暮らし向きに使ってはなりません」の言葉を思い出した。それで、千代は思いとどまった。
そこで、千代は近江絹の着物を売りに出す。150文だ。楽市で、諸国の物が流れた。千代「商いしやすくなったのは、織田さまで、我らが夫の働きだ、350文だ」。商人「面白い、250文だ」。千代も夫婦袋を売るが買い手は見つからないこれは現代のフリーマケットですね
信長のところに光秀がやって来る。信長「近うよれ」。光秀は少し前へ・・・。信長「足でも悪いか」。光秀は立って歩き、近寄る。信長「譜代も同然、美濃・安八5000石を与える、励め」。一豊が帰ってきた。しかし、千代は倒れていた。一豊「しっかり」。千代「お腹が」。一豊「痛いのか」。千代「空いたのじゃ」と言うと倒れた。ここらはコメディそのものです。楽しいですね。大河ファンは怒っているだろうけど・・・。一豊「何も食べておらないのか」。千代「一日おきにした」。一豊「かゆを作る」が何もない。一豊「祖父江一家を呼んだのは間違いかな」。
光秀は、濃と会う。濃「なつかしい」。光秀「息災で、喜び申し上げる」。濃「この老いた桜を覚えているが、父・道三が愛した、この城で生きているのは、私とそなたくらいだ」。
回想シーン、濃が道三の命で、信長に嫁ぐことになったと光秀に報告する。濃は光秀と一緒になりたかったが、光秀は、道三の決めたことに間違いはないと言う。それから、濃は笛も吹いていない、政(まつりごと)のために、おなごの生き方は・・。濃は桜散る夜に笛を吹く、光秀も吹く
秀吉が、千代の家に来て、秀吉は祖父江の子供の名前を覚えた。秀吉は顔を名前をすぐに覚えられるのだ。それが人を使って出世した特技ですね。秀吉は「人間は同じように食べて、糞をする」と下品ながら笑される。そこに一豊が鍋を持ってくる。手に怪我までして一豊は山に入ってイノシシをつかまえた。五藤「旦那はチヨチヨと、鳥のようだ」。
秀吉「光秀、光秀と、騒がれている、これまでの猿、猿と言われた時代が変わるかもしれない、足利義昭を迎えると、公家などの作法に詳しい人が必要だ、わしのような百姓の出る幕はなくなる」と愚痴をいう。帰りに寧寧に愚痴っぽいと言われた秀吉「弱みを見せれば、家臣はいざと言うときも付いてくれる、家柄も銭もない儂は、口先で家臣を増やさないといけない、光秀は手強い」。寧寧「千代も賢いぞ」。秀吉「おかかは、もっといいぞ」。
信長の中では、秀吉から光秀の時代だ、と堀尾や中村も言い出す。しかし、実直な一豊だけは秀吉だと言う。義昭が岐阜に入った。長い行列がある。光秀が信長に公家の作法を教える。信長は廊下で待つように言われる。光秀「入れで、両手を敷居についてからだ、表を上げない」。早速、目通りがある。作法通りに信長はやったようだ。
会った義昭「いつ、京に戻れる?」と聞くと、信長「2月、討伐して、京に上り、御所を征夷大将軍につけます」。それを聞いて、義昭「そちこそ・・」と腰を抜かす三谷さん、偉ぶるが、実は小心さな小物ぶりをコミカルに演じました。ただ、どうしても、三谷さんだと分かってしまう。
いよいよ、信長は義昭を立てて、京に上る構えだ。一豊は六角攻めの先陣を申しつけられる。
千代は彩り鮮やかな三つ葉柏を縫う。出陣の朝に、美しい旗を披露する。祖父江「お家再興の御旗だ」。信長軍は6万で岐阜を発った。義昭を迎えて1月後だった
解説は岐阜可児市、土岐明智の一族だ。ここが出身と考えられている。恵那市、明智町、ここにも光秀のゆかりが残っている。
まあ、千代の可愛らしさが、仲間さんのキャラそのものです。時代劇だが、トリックの山田奈緒子を思い出してしまう。でも、決して浮いていない。こんな千代でいいのだと思ってしまう。ますます、コミカルながら、一豊や五藤まで手の平の上で、ころがしていきそうだ。一豊がまた、相変わらず実直で、いいコンビです。しかし、今回は祖父江一家でしょう。凄い、圧倒されました。しかし、来週は大変なことになるようだ。時代劇ホームドラマはまたも、続く、笑い。一方の信長に、光秀が登場しました。光秀が坂東三津五郎で、結構重厚な感じでした。その時、横に細川役で、確か近藤正臣さんがいたような。前回は近藤さんの光秀の記憶が残っていて、思い出しましたよ。光秀の子は細川ガラシャなのですか・このあたりの関係はいつ見ても、すぐに忘れてしまいます。笑い。  発見したキャラ、明智光秀(坂東三津五郎)、足利義昭(三谷幸喜)、浅井長政(榎本孝明)


功名が辻★★★   5回「新妻の誓い」 平成18年2月5日放送

最初に現在の結婚式から始まる。そして、先週の不破夫婦から貰った10両について解説だ。当時の10両は、現代では100万円になるようだ。一豊の年俸は50石だから500万円になり、そこから自分の生活費や家臣の生活費が支払われる。解説終わり、毎回あるのですが、これは余り大河らしくないですね。なれてくるのでしょうね。ホームドラマだから、理解しやすいですね。タイトル。
出会って7年目の結婚で、今日は初めての夜です。千代は雄弁だ。「わらじとこと、傷の手当ては覚えているか、いつから千代を愛おしいと思っていたか・・・」と喋り続ける。千代は二人になったら言おうと思った些細だが、大事なことを聞いた。一豊「たわけ」と叱る。それよりやることがあるだろう、そこに持って行けないぞ〜〜、笑い。千代「女はこんな物です。、墨俣では懐かしかった」。一豊「子供だった、いいではないか」。千代「あれもこれも知りたかった」。五藤と祖父江の二人は主君一豊について話す。「敵の信長方に付いたときは心配したが、主には運がある」。初夜の二人の話は続いていた。
千代「夢を聞かせてください」。一豊「一国一城の主になる、不満か、千代は戦が嫌いじゃ」。千代「戦は嫌いです、でも旦那様の夢と同じ夢を、私は旦那様と一緒に長く生きたい」。一豊「名を上げる死に方もある」。次の朝になっても、千代は起きてこなかった。一豊が先に起きた。やっと千代が起きた。急いで出てくるが、千代「申し訳ありません」。義母・法秀尼「子供の時からよく寝る子じゃだ」と優しく見守る。嫁姑の戦いはないようだ。戦嫌い同士だからね千代の焼け落ちた不破の家の残り布から、縫い合わせた(コラジュー)小袖は斬新なものだっただ。「変わった小袖じゃ」。千代「残りを縫い合わせて作った」。法秀尼「縫い物も上手じゃった」
一家の朝飯だ。千代「家臣を増やさないと」。祖父江も妻子を呼べと提案する。千代「貧しくとも一家は一緒だ」。法秀尼「妻子と離ればなれは申し訳ない」。一豊「五藤も嫁を」。しかし、祖父江さん一家は、あとで大変な事になる。五藤は独身だったのか、しかし子孫が土佐にいるので、結婚したのですね。寧々たちなどの周りの女の間でも寝坊と小袖の千代は格好の噂の種だ。一豊の家の庭に、稲葉山の松を持ってきた。一豊が「立派すぎる」。
千代「一国一城の主だ」と屈託がない。千代は歌って耕す。一豊の50石では、祖父江の一家を呼んでは大変だ。千代「多いと楽しい」と、またも屈託がない。五藤は言うには、祖父江には、妻と子が7人で、合戦の合間に種を蒔いて7人なったのだ。笑い。
稲葉山を落とした信長は「この地を岐阜と名付ける、中国の岐山から天下をとった、印は天下布武とする」と天下取りを宣言する。秀吉「美濃攻めは時期が熟していない、増えたので敵も3方からある」。あくまでも前向きの信長は「策がない物が出すぎるでない」と秀吉を叱る。中村や吉晴の男達は相撲をしている。中村が勝った。吉晴は一豊に会いに行く。吉晴は二人の縁結びなのだ。そこで、吉晴れの妻もやって来る。3人で一城の主になるか、功名を競うおうと話す。
秀吉が竹中に相談する。近江が問題だ。浅井と六角は敵だ。
秀吉は浅井の内情を調べに行くことを提案される。それを秀吉は一豊に命ずる。千代が近江出身だからだ。千代が不破の家に知り合いがいる。千代「鮒寿司を食べてください」。一豊「遊びに行くのではない」と真面目に諫めるが・・・。一豊は不破に会って、情報を聞き出す。不破は長政の代になって浅井の城下は活気付いている。そして、一豊にその姿で近江に入るのは危険で、薬売りの格好ではどうかなと勧めた。一豊は千代の古里の近江に入った。残った千代のところでは、山内家の丸に三つ葉柏紋について、五藤がいわれを語る。それを聞いて、千代「何も知らない、6度しか会っていないのです」。五藤「乱世で、そんなに会っていれば十分だ」。これは今回のお市の婚礼に対する対比的な説明的場面ですね。そこに寧々がやって来る。五藤「乱世にござれば・・・」。寧々「小袖が評判です、作ってください、私も百姓の子です」。千代「世辞が上手で・・」。寧「世辞はいいません」ときっぱり言い切った。
秀吉は「浅井を取り込む、朝倉とは対立している、孤立している、長政には側室はいるが正室は追い出して、今はいない、共に六角を撃ち、朝倉の脅威は防げる」。お市が楽市のにぎわいを見ていた。濃姫は焼け残った椀を持っていた。
信長「良き姫はおらぬか、京に上るには浅井は邪魔だ」。お市「市が行きます、兄のために、天下取りはいといません」。秀吉は不破に、市を嫁に出す。不破「浅井と朝倉はじっこんだ、誓詞が欲しい」。帰って秀吉は寧寧に言われる。
千代の所に、お市が突然やって来る。近江の話を聞きに来たのだ。千代「海のよう大きな湖がある、琵琶湖に注ぎ、向こう岸は見えない、わき水も豊富で、戦が絶えない、浅井の殿様のせいでない、人の欲の世です」。お市「面白いおなごじゃ、近う」と呼び寄せる。千代「はい、はい」。お市「そなたの小袖は、近江の物か?」。千代「私が作りました」。お市「変わった小袖じゃ」。千代「それは寧寧さまから頼まれた」。お市「貰っていこう、うん、帰る」と取っていく。寧寧に事情を話したのだろう、千代は「もう一度、縫い直す」。寧寧「何でも、うちの好きな物を持って行く、うちの人は市様が好きだ、お市様は夢で、私はうつつだ」とちょっとねたみが入る。千代の所に、またお市がお忍びで一人で来る。お市「馬に乗れるか、馬の共をせよ」。二人で馬に乗っていく。見送る五藤と祖父江の二人組だ。お市「馬に乗ることはないだろう、兄のそばみたいに気ままに出来ない、兄は昔はうつけだったが、今は怖がられている、私にはいつもいい兄だった」。千代「お優しい、信長様は戦神ののようだ」。
お市「私には、兄は生身の人間じゃ、私も生身のおなごじゃ、兄のために生きようと決めていた、此度の婚儀は望む所じゃ、しかし、長政様の顔も知らない」。千代は「私の亡き父は、浅井の若殿は素晴らしい武将だと言っておりました」。お市「そうか」。二人は他愛なく大道芸を見ている。猿軍団も大河出演だ。千代とお市は家で一緒に炊事をする。千代「うちには、まな板がない、貧しいからです、升をひくり返して使っている、家臣が戻りました」。五藤と祖父江が帰る。そこに一豊と秀吉が帰ってくる。秀吉がお市にひれふす。お市は馬で帰る。お市「千代、達者で暮らせ」。千代「お市様も」。それを見て一豊は驚いている。五藤と祖父江の二人は汚いな千代「お市様はあっぱれだ、私も考えが甘いと知った、私には戦を止める力がない、お市様にはある、婚礼で戦がなくなり、人が助かる」。お市の輿入れがあった。女達も見送った。好いた男に嫁いだ千代、顔も見ぬ男に嫁ぐお市・・。解説は金華山だ。岐阜の名前になった。長良川の鵜飼い。立政寺。
まあ、千代の他人にも無防備で、マイペースで、貧しくとも人生を楽しむ・・・。その行動には、周りも驚かされるが、本人は一向に気にしない。B型人間でしょうか・・・一豊は典型的なA型人間ですね。今回は、初めての夜に、夫の愛を言葉で確かめたがって、夜更かししてしまう。そして朝寝坊だ。そして、家臣の情報が・・・祖父江に7人も子供がいる、凄い。ストレスが溜まると○exするしか楽しみがなかったのかも知れない、爆。後半はあり得ないことだが、お市との出会いと別れだ。実話ではないだろうが、千代が恋愛結婚だったのに比べて、お市の政略結婚の実情と覚悟がそこそこ楽しめました。あくまでも楽しいホームドラマ時代劇ということで・・・怒ることもなく、評価変わらず。


功名が辻★★★  4話 「炎の中の抱擁」   平成18年1月29日放送

これまでの話だ。千代は竹中半兵衛(筒井道隆)に一豊への思いを告げて、会う手はずをしてもらう。
半兵衛の庵で互いの胸の内を語り合う千代(仲間由紀恵)と一豊(上川隆也)だ。千代は「川での別れの無礼を詫びた、美濃に行くのでなかった」。一豊「行かせるのではなかった」。互いに思い合う気持ちを確かめるが、敵味方に分かれてしまった二人に思いをとげる手立てがあろうはずもない。一豊「尾張に行こう」。千代「行けば、伯父の不破は死罪になる、敵味方になるのも定めだ」。一豊「美濃は忠興はうつけだ」。千代は「山で、全てを捨てて百姓としていくよう」と提案する。一豊は「部下も捨てられない、武士として生きるしなかない」。千代は、そんな一豊様が好きになってしまったのです。運命とあきらめ後ろ髪を引かれながら別れるより他なかった。六平太が見ていた。
ところが
半兵衛はなぜか突然、信長方につく事を決意したここらは、秀吉の諜略で時勢を見極めたのだろうか? いつもちょっと疑問が残るのです。信長(舘ひろし)から、秀吉(柄本明)の配下として認められる。半兵衛から「信長に直接つくことははばかれる、秀吉の部下になりたい」。信長に半兵衛は兵の分散が必要だと忠言する。織田が攻めるので、皆、難攻不落の稲葉城に籠城するようにする。兵糧を食い尽させる算段だった。西美濃は秀吉によって美濃方の武将の調略も進み、いよいよ美濃の主城・稲葉山城を攻略せんとする信長軍だ。侵攻する一豊は、全く抵抗がないことに驚いた。千代は養父・市之丞(津川雅彦)らとともに稲葉山城に籠城する。しかし、稲葉城は一夜では落ちなかった
一豊に家臣の五島に、信長方では、城に攻め入れば女子どもも皆殺しにせよとの命令に気が重かったのだ。一豊は千代を思い、やりきれなさを感じていた。五島は戦とはそのような物で、血をみるのだ、と諭した。難攻不落の稲葉山城では、千代たちが飯を炊き、兵が戦い傷つき手当をした。
容易に落ちず、半年が過ぎた。信長の古い家臣は半兵衛は大したことないと囁きだした。焦る信長は半兵衛に聞くが、半兵衛「策はない、亡き道三に聞きます」。信長は抜きかけた刀を押さえる。
半兵衛は「2、3年かかる、一豊が必要だ、そして、千代と一豊が結ばれるように、それが願いだ」。やって来た一豊に半兵衛は、少人数なら城へ登れる小道があると手立てを示すここらは、一豊と千代の話なので、大きな役目になるのでしょうね。ここらは作り物だからいいのでしょうね、笑い。抜け道は二の丸の牛寅にでるのだ。茂助(生瀬さんですね)が案内する。秀吉は信長に「道三は女子供を助けろと言っている」。信長「明日落とせなかったら、皆なで切りだ」と怖いぞ。そして半兵衛は、一豊に、真っ先に城へ入り、千代を救えとささやくのだった。蜂須賀小六たちも入り、火を放ち、門を開け放った。そして、火の中で自刃せんとする養父・市之丞は、千代に城から逃れるように言う。そこに、城内へ踊り込み千代を探す一豊だ。織田兵から守る長刀姿の千代を見つけ、間一髪でその命を救う。不破夫婦を秀吉も助ける。秀吉は「二人が一緒になる」。千代と一豊「好いています」。不破は一豊に聞く。一豊「一生大事にします」。千代「生きて一豊様の妻になります」。火の中で、二人は抱き合う。六平太が見ている。半兵衛は見届けたが、血を吐く。濃姫は涙する。
稲葉山城陥落後、不破一家は家を見るが、皆焼けていた。不破「何もかも焼けた」。千代「命がある、ご恩忘れません」。そこで、
きぬは喜んで地面から箱を取り出した。そこには小判が入っていた、嫁入りの用意していたのだ。千代「不破家再興のために」。きぬ「馬にも乗って、もらい手はないと思っていた」。不破「夫の大事の時に、この蓋を開けろ」。きぬ「残った物で小袖でも作りましょう」。千代「幸せになります」。3人で笑う。
信長は2万人で稲葉城に入った。一豊は50石取りになった。いよいよ婚礼になった。五島と祖父江で真面目な一豊に、夜の御指南を相談する。一豊は槍を振り回している。城下の一豊の家に、母・法秀尼(佐久間良子)、弟・康豊(玉木宏)らが集まってくる。康豊は、父の敵の信長の部下になったことを許していなかった。五島「旦那さまに、これからお子を作ってもらわないと・・」笑い。そして夕に、白無垢の花嫁姿の千代も到着した。不破は泣いている。一豊は落ち着かない。
千代「お久しゅう、千代でございます、ご恩忘れていません」。母「よく来てくれましたね、一豊のところに」。千代「もったいない言葉、嬉しゅうございます」。千代・一豊の祝言がとり行われるのであった。秀吉も寧寧も参席していた。愛でたし愛でたし。 つづく。
泣くところだろう。千代と一豊の婚礼だぞ〜〜〜。でも、何だか、全然感動も泣けなかった。焼け跡から、嫁入りの時のへそくりの小判を見つけ渡されても感激しなかった。劇的な稲葉城での救出劇も、本当かなと思ってしまった。どうも、リアル感がない。史実に基づいていないのではないかと思ってしまう。史実で残っているのは、今日の小判で馬を買ったことだけでないの〜〜笑い。しかも、ナレーションが、いきなり現実に戻される覚醒するアナウンサーの声だ。義経のナレーションは白石さんで、この世の声でなかった。違いと落差に戸惑う。
しかし、文句は言ったけど、気楽に見ていられる。ここが良いですね。仲間さん、可愛いいし、華もあるような気がする。それに初回で大ブーイングだったおじさん(ベテラン、大御所というべき)役者さんも、顔を汚しているので、若いのか年寄りか分からなくてリアルになってきた。半兵衛の筒井さんがやたら若く美しく見えてしまう。不思議な世界になってきている。なれてきたのかな。美人は3日で飽きるが、ブスは3日で馴れるものです。どちらも、中身が問題になる。まあ、これからも仲間さんと上川さん、柄本さんを見ていきます。


功名が辻★★★  3回「運命の再会」   平成18年1月22日放送

千代と一豊は河で向かい合った。1563年だ。千代と竹中は一緒だが、千代「何故国境があるの」。竹中「悲しい世の中だ、私の兵法は、兵を損なわずに勝つことだ、向こう岸の侍をご存じか?」。千代「あの方は、幼い頃の私を助けてくれた命の恩人、山内一豊様」。こちらでは、籐吉郎は一豊に、竹中と見抜いていた。籐吉郎は、織田にも斎藤にも、墨俣は要所なのだ。籐吉郎「麗しいおなごじゃった、側女だろうか」。小六が不破に織田に付くように説得する。
不破「斎藤の放蕩は目に余る、織田は強い、だから美濃を守る、これからは間者として扱う」。そこで小六は去る。千代の伯母きぬ(不破の妻)がやって来る。千代を探す不破に、きぬは半平衛と一緒だと告げる。馬を千代に教えたのは不破だ、不破は男なら立派な跡取りだとい残念がる。竹中が千代を行儀見習いで城に取り立てたいと申し出る。きぬ「淋しくなりますよ」。
信長の軍議がある。竹中は19歳だ。信長は「張り合う者はないか?」。そこで
籐吉郎は「美濃は落とせない、尾張と美濃の間の墨俣に城を作り、美濃の西方を蝶略する」と作戦を述べる。信長「できるのか?」。籐吉郎「3日で作ります、美濃が取れないと京に上洛ない、天下取り籐吉郎にお任せてください」年寄り籐吉郎にもなれてきました。調子いいんだな〜〜籐吉郎は・・・笑い。そこで組み立てやすい寸法に切った丸太を筏で河に流して、プレハブ住宅みたい工法で作った。もちろん敵も攻めてきた。籐吉郎「3倍じゃ、3倍の褒美を取らせる」。一豊も参加していた。責められながらも、籐吉郎は3日で墨俣に砦が立ち上がった城ではない、砦です、でも有名な一夜城ですよね
千代が薪を取っていると、風が立ち。六平太がいた。弾を差し出したのだ。
六平太は、崖から落ちて、甲賀の忍に助けられ、忍となって、千代を守ると言う。お互い抱き合う。六平太「忍の連中は主のために無駄死にしない、忠義立てしない、俺は忍なのだ」。六平太「今は浅井にいるが、天下に近い者を探している、これからは美濃は竹中と籐吉郎の戦いだ、墨俣に砦が出来たので、美濃は危うい、どちらが勝っても、千代は俺が守る」。千代「本当に忍びなら、私の頼みを聞いて、尾張の一豊様が無事が知りたい、別れてから一人の時、人買いに掴まった時、助けてくれた、織田と戦っているので心配で仕方ない」。
墨俣に信長がやって来る。そこで、籐吉郎に信長「500石として加増し、墨俣を与える、名乗りはワッパの時、日吉だった、秀吉、これより籐吉郎秀吉と名乗るが良い」。籐吉郎「ありがたき幸せ」。信長「西美濃のは籐吉郎に任せる、手に入れば稲葉山を攻める」。そこで、
籐吉郎は、小六と前野を織田に召し抱えて欲しい。許可を受ける。さらに、信長「一豊と川浪衆をサルの与力とする、はげめ」籐吉郎の部下になったのですね
千代は忍んできた六平太「一豊は墨俣に居る、そやつは、ここにくるかもしれない」。千代は竹中に茶を教えて貰っている。そこに、籐吉郎と一豊がやって来る。会って挨拶する。竹中「肝が太い、生きて帰れると思うたか」。籐吉郎「生き死には考えていなかった、竹中様の顔を見たかった、隣国では評判だ」。茶をもって、千代が一豊に出す。そこで、千代は黙って弾を黙って見せる。一豊は席を外すように言われる。一豊と千代が会う。一豊「大きゅうなった」。千代「おすこやかに、河を誰はばかることなく渡れる世がまいりますように」。千代は御方に呼ばれる。一豊と秀吉が帰る。籐吉郎「竹中は居なくなれば美濃は半減する、こちらの力だ」。一豊も「西美濃を蝶略しよう」と賛成する。千代が自由に川を渡られるようにして欲しい、との願いを聞き入れたのだ。一豊は千代に弱い、笑い。
濃と市は「サルを何故重用する、下郎だ、気味が悪い、菜をあらためた、秀をとったのなら怒る」。濃「私の父も育ちが悪かった、殿だから重用されている」。
1654年、斎藤竜興の殿は乱れれていた。その1ヶ月後、竹中は16名で稲葉城を追い出した。竹中の弟が稲葉城で人質だったが、腹痛だ。そこで竹中が見舞いで城に入った。そして、いきなり押し込んだのだ。竹中「人は斬るな」。すっかり油断していた殿に竹中「義によって、稲葉山城をちょうだいする、命はちょうだいしない、城を立ち退け」。千代はその前に、城から暇を出されたのだ。千代は思い当たらない。そこに不破は竹中が16名で城を乗っ取った、と告げる。さすがに竹中だ。不破は「美濃は大丈夫だ」と喜んでいる。しかし竹中「天下を取るとはこのようなことか」と浮かない顔だ。竹中は千代と会う。竹中は悲しげだ。千代「美濃は安泰だ、皆はうれしいと言っている」。竹中「忠興殿が改心したら城を返す、1つ、此度は半平衛ひとり、1つ、備中の守を追う、1つ美食を慎め、そうすれば、私は隠居する、学問をしたい、分かってくれ」。千代「分かりません、戦はなくなると思ったのに・・」。竹中「一層激しい戦いになる、義のために戦い、義のために兵が死ぬことになる」。千代「義とは何でございますか、分かりません」。半年後、城を譲り、庵に入った。備中の守を戻して、乱れた生活をしている。きぬは織田に寝返ったら、不破は「決して、裏切らない、家臣を婿にする、異存はないな」
一豊は河原で千代を回想している。千代も物思いにふけっている。一豊は夜の河に入り、槍を振り回し「ち〜よ〜」。五島「ちょ〜〜」。新右衛門も気合いを入れている。しかし千代を気づいて、おなごに惚れたかと大喜びだ。竹中の元に籐吉郎がやって来る。竹中「信長は好きでない、そなたはどうだ」。一豊「父の敵だった、しかし桶狭間で神と思った、それからついて行こうと思った」。竹中「千代は好きか、座興であった、惚れるといえば、わしは泣き道三に惚れている」。千代は文をしたためていた。
−−不破様は、家臣との縁談を進めている、しかし、一豊を忘れられない−−。僧の姿で、六平太が千代の文を持って来た。竹中は全てをお見通しだ。六平太「千代と幼なじみだ、天下を治めるのは織田だ、知力を無駄にしないように」。竹中「千代を連れ出してくれ」。六平太「天下に目を向けなさい、京の動きも知らせます、風雲急を告げている」。京では、足利将軍は松岡弾正に殺された。激動なのだ。五島と新右衛門は籐吉郎を笑っている。籐吉郎に竹中から書状が来た。落ちると思って会いに行く。竹中「一豊、そなたに会わせたい人がいる」。千代だった。つづく。紀行は千代の古里の一つ。郡上八幡の紹介だ。謎めく生い立ちなのだ。
今回で、ちょっと千代を巡る話が進んだかな。六平太が味方に付いたのは便利で良いですね。忍者だから、これから、ドラマで都合良く使えそうですね。ただ、どうしても一豊とい千代だと、戦国時代の端っこだ。籐吉郎と信長の話が主になってしまう。だから、バランスが難しい。歴史の動きを追うと、信長と秀吉の話になる。一豊と千代を描くと、歴史が分からない。まあ、仲間さんは普通で楽しそうだ。あらすじアップしないで、ただ見てるだけにしたいな〜〜。気楽に見ていられそうだ。戦国時代の勉強にもなる。セリフは適当ですよ、ごめん。評価はまあ、変わらないけど・・・。



功名が辻★★★  2回「決別の河」  平成18年 1月15日放送

初めに、デープインパクトから、千代の馬に繋がる。山内は「やまのうち」ではなく「やまうち」と言うらしい。於寧もあるが、このドラマでは寧々ということにした。解説でした。タイトル。
千代は床を拭いている。一豊の母の家に世話になっているのだ。母法秀院は「戦は終わったが、一豊は生きているのか」と心配している。その頃、一豊は籐吉郎から、馬小屋を世話され、そこに泊まる。一方、信長の土地に光秀が入っていた。信長が通るので光秀は道ばたに座ると、信長は光秀を一瞥する。さっそく、信長は光秀についての情報を知らされる。光秀は美濃の生まれだ。早速、
桶狭間以降の軍議で、三河の元康を攻めることを提案される。女達も話している。市は濃姫に、元康は信長に感謝しているという。信長は寧々に、光秀の動向を聞く。そして、美濃へ出陣を決めた。斎藤道三は信長を見込んでいた。濃姫は道三の娘として稲葉城で育ち、光秀もそこで育ったのだ
千代は字の練習をしている。そこで法秀院は筆と紙を千代に与えた。千代は一豊を思い出して、一豊と千代の名前を書いた。一豊は槍の練習に励んでいた。そして、
やって来た一豊は母に信長に仕官することの許しを願う。一豊「信長の目の間に出たら、動かず。鬼神に見えた、惚れた男に仕えたいと思った」。法秀院「これ以上はおなごが口を出す筋合いはない、好きに生きたら良い、ただ功名にとらわれて命を粗末にするな」と許す。そこに千代が帰ってくる。一豊「まだおったのか」。吉兵衛「元気になった」。一豊の言葉で、千代「明日、美濃に行く」。母の法秀院「千代がいて助かる、千代は六角の戦いで母をなくした、あの子のおかげで母は助かっている、礼を言ってもいいくらいだ、謝りなさい」。言われて千代に会い、一豊「先ほどは心ないことを言った」。千代「大きくて新しいわらじだった、もう子供ではない」。母・法秀院「弟も美濃に勤めている、一豊は一本気だ、命大事に生きるよう守ってやってくれ」と吉兵衛たちに話す。一方、一豊「先陣を切る、すごいだろう、わからんか」。千代「戦は嫌いです、ととさまは、この弾に打たれて死にました、鉄砲も嫌いです」。一豊「鉄砲は嫌いじゃ」千代「武士も嫌いじゃ、人の欲を捨てねば戦はなくなりません」。一豊「乱世だ、強くなければ家臣は守れない、母と一緒におれ」。千代「美濃に、不破家に行きます」。一豊「信長は三河の次に美濃に攻める、美濃が安定しているうちに行け、わらじはくれてやる」。千代は母の言葉を思い出していた。
籐吉郎は一豊に馬を連れてきた。そして、酒を持ってきた。その馬を差し上げようと、言ってきた。籐吉郎「駄馬だが、槍の腕前頼りにしています、明日にでも出陣だ、美濃だろう、おかたは京に思いが飛んでいる、三河ではなく美濃じゃ」。母・法秀院は千代に、美濃は待つように頼む。母「大きくなったら、一豊の嫁になって欲しい、驚かせて済まない、一本気だが考えが及ばない、そなたのような娘がいると安心じゃ」。千代は驚いたが旅立つ準備をしている。一豊は心配で母を尋ねる。一豊「美濃は戦場だ」。母「千代を連れ戻せ」。一
豊は川に着くと、「美濃攻めが始まる、分からぬが、戦にまきこまれる」。千代「人を殺したいのか、戦は嫌い」。一豊「戦はやもうえない、お前を殺したくない、今生の別れかも知れない」。千代「死んだ母が、美濃の人間になれと言った」。一豊「聞き分けのない子供じゃ」。千代「行きます」。千代は川を渡ってしまう。一豊は信長に付いたので渡れない
千代は不破に会う。
不破と叔母の「きぬ」は、千代を歓迎する。不破「我が家と思って暮らせ、実の子として育てる、織田の情勢はいかがか、千代に戦は分からないな」。千代「信長は明日美濃に攻める」。不破「城に知らせないと」。信長は美濃を攻めた。一豊の出陣した。しかし、稲葉からも15000が出陣したので、逃げたのだ。不破は千代にお手柄だと褒める。千代は干したわらじを取り入れる。「一豊さま、生きていてください」。
一豊は戦場で命を曝した。籐吉郎は笑い話にしていた。寧々が籐吉郎の狙いだ。瓢箪を置いてきたので、戦略通りに寧々が追いかけてくる。一豊を隠す。籐吉郎は「わしと一緒になってください」。寧々「たわけたことを」。籐吉郎「寧々様を嫁にもらうことに決めた」。寧々「市様が好きで草履を抱いていた」。籐吉郎「御方様のだ」。
 
1561年、籐吉郎は寧々の祝言が行われた。斎藤ヨシタツが死ぬと、後を継いだ。信長は美濃を攻めたが、斎藤方に知将の竹中半兵衛が味方に付いた。信長は窮地に陥ったが、籐吉郎がたいまつを焚いて、加勢が来たと思わせた。そこで、斎藤勢は引いたのだ。籐吉郎は33アンの報償を貰った。そして評定にも出るようになった。籐吉郎は寧々に60人の子供産め、全国の城に置く。寧々「面白い、一生、楽しませてくれ」。籐吉郎は「正面から攻めても駄目だ」と一豊に話す。籐吉郎「城を作って、寝返らせるしかない」。一豊「武士の本懐は戦場だ」。籐吉郎「竹中は知恵者だ、戦は知恵比べだ」
不破は竹中と話している。竹中は不破に千代を貸してくれと頼む。千代は大きくなっていた。仲間さん登場です。一緒に馬の遠乗りです。
籐吉郎は川を説明している、自然の要塞になっている。城を作るには、ここしかない。そこに、千代と竹中の馬が来ている。墨俣だ。お互いに要所だと思っているのだ。千代は川の向こうに、一豊を見つける。一豊も千代を見つけた。運命的な再会だ。
最後に解説:千代の出生は米原だと言われている。近江真綿作りが女達に伝わっていた。一豊の母の墓もあるのだ。
まあ、仲間さんも登場した。合戦のシーンは余りなかったが、まあ、良いのではないでしょうか。初回の年寄りばかりの印象も、2回目では気にならなくなっていた。館信長のセリフが少なくて、良かった、ごめん。千代は美濃に行ってしまいました。そして大きくなって仲間さんになった。この間に月日は流れていない。1年じゃないの? 桶狭間が1560年で、籐吉郎の祝言は1561年になっている。ここらで躓くと先に進めない。評価はキャラもなれてきて★3つにアップします。
さて、スタパに武田さんが出演して、功名が辻を金八先生風に解説してくれた。−−このドラマはプロジェクトXなんですよ。中小企業の失業中の男が知恵のある嫁と仲良く、土佐24万石の社長さんになる。一流の人ではないが、二流ですが、それなりのドラマがある。一豊さんは、この時代、側室を置かない大名は、キリスタン以外では、ほとんどいない。愛妻家NO1です。そんな物語なのです。信長は改革者で楽市楽座で無税の経済特区をつくり、社会を変えた。秀吉は人事のひとで、武力も改革よりも人を扱うのがたけていて、人事で天下統一した。なるほど、そんな見方もあるのかと納得しました。武田さんの五島さんは、今も高知で本屋さんをやっているそうです。



功名が辻★★   1話 「桶狭間」  1月8日放送
最初はハイテクのアメリカ軍の攻撃だ。次に信長の鉄砲の導入に繋いだ。戦国時代は革新の時代だ。これは大河としてありなのですか? タイトルだ。
時は永禄3年(1560年)。近江・琵琶湖畔、幼い千代(子役・永井杏)は領主浅井氏に仕える地侍若宮氏の娘として、父母や村人に深く愛されて育った。戦国乱世、浅井氏は六角氏と小競り合いを繰り返していた。
農作業していると陣ぶれがかける。六角氏と戦いだ。千代の父・喜助(宅麻 伸)は家に帰り出陣の準備だ。家で臥せっていた母・とも(木村多江)は病がちだ。父は美濃の不破家を頼れと、言い残す。そして、父は千代に「母を守れ」と言う。父は出陣し、千代は見張り台から見送る。それが最後で、還らぬ人となる。
その頃、尾張の信長(舘ひろし)は籐吉郎と桶狭間を見ていた。「止まれ」と念ずる。今川の大軍が尾張を通って京に行くのだ。存亡の危機だった。信長は骨肉の争いの中で、尾張を手に入れたところだ。山内一豊(上川隆也)は信長(舘ひろし)に滅ぼされた尾張岩倉城の家老の嫡男、であった。
一豊は、家来である吉兵衛(武田鉄矢)・新右衛門(前田吟)を従え、仕官先を探す旅を続け、機あらば父の敵・信長を討たんとしていた。迫り来る今川軍を前に、信長は評定をしている。信長「3年分の兵糧を蓄えろ」と命令する。信長の妻と妹は、戦況を心配する。妻・濃(和久井映見)は戦いが分からない、戦いのない世になってほしい。信長の妹・市(大地真央)は信長は負けないという。信長「・・・」。もそもそ、セリフ聞こえないぞ〜〜。これも作戦ですか??
ねねは父に戦況を聞くが、籐吉郎の猿が動いているから、分からない、と言う。その猿は、横須賀小六に今川の話をする。今川は足が短くて馬に乗れない。輿に乗るから、腰が痛くなるので休憩が多いのだ。さらに、地元の有力者に金を渡し、今川が来たら、腐りやすい魚も出せと命令する。
戦火の中、
六角軍は千代の家にまで攻めてくる。家に日を放たれ母・とも(木村多江)とともに山中に逃げ込む。六平太が助けに来て洞穴に逃げる。そこで、父の元取りを出す。父が種子島で死んだのだ。そこに落人狩りがやって来る、病がちの母は「逃げて美濃の不破にたどり着け、私の兄弟がいて可愛がってくれる、何があっても生きていくのです、戦乱の世、おなごは土地と共に生きるのが定め」と言い残し囮となって、落命する。千代は、その場を逃げるが、六平太も別の賊に襲われ崖から落ちた。一人山中をさまようことになるが、人買いに捕まり、小舟に乗せられる。そこを蜂須賀小六に助けられ、川に飛び込んで逃げる。尾張の川のほとりで、一人の落魄の若武者に助けられる。一豊は傷に薬を塗って、わらじを履かせる。そして、名前を書いてみせる。千代も自分の名前を書く。千代に、母・法秀尼(佐久間良子)の元を訪ねるよう言う。お礼をいって、千代は去る。千代は法秀院のところにいつまでもいていいと言われ泣く。法秀院も、夫や子供をたくさん亡くしたのだ。自分を母と思えと言う。掃除したり、薪を燃やして手伝う。千代「人は何故戦をする」。法秀院ん「欲がある限り、何百年先に戦が無くなると良いが・・」。
時あたかも桶狭間の戦い前夜、信長の妹・市(大地真央)、妻・濃(和久井映見)、そして寧々(浅野ゆう子)をはじめ、清洲の城内・城下とも、信長がどう今川義元(江守徹)を迎え撃つのか騒然としている。信長は梅雨が来ることを待っていた。千代と別れたあと、一豊は襲われ、藤吉郎(柄本明)と戦う。籐吉郎は蜂須賀のところに逃げる。そこで、信長の今川対策を聞かれる。籐吉郎は乱世だから、父の敵はガキの戯言だ。
自分は信長に惚れたから仕えている。信長は天下を取るという
知り合った一豊は信長の戦う様をよく見るがよいと言われ、桶狭間の地へと向かう。今川軍到着の知らせが来る。信長は具足を持ってこさせ、人間50年を謡い舞う。ちょっと、悲壮感もなく、描き方は軽いですね。空は星がよく見えている。天に祈る。
5月19日、城を飛び出す信長だ。今川も輿にのって進む。そこに地元の者が酒や鯉まで進上してきた。福本清二さんが報告しました。今川は桶狭間に陣を張る。一豊は見ている。信長は籐吉郎に出来したと褒める。天も味方して雨が振ってきた。軽装で進軍する。
そして桶狭間の戦いが始まる──。 霧の中、信長軍は今川の本陣を襲う。白馬で駆け抜ける信長は、次々と倒していく。今川も刀を抜いて向かうが、部下に押しとどめられる。しかし、
信長の姿を見て、一豊は槍を向けていく。しかし、光輝いて、信長を討とうとする今川軍の大将の大森を突く。信長の前に、しとめた首を見せる。一豊「1年間、あなたを討とうとしたが、お姿が群臣のようで、お味方した」。信長は、目の前に槍を突き出す。そして、「その方の槍は短い」と褒美を与える。おしまい。
まあ、初回はこんなものでしょうか。大石女静さんの女性脚本だから、戦いのない世という願いが出てくる。里見八犬伝の大森美香さんと同じですね。ただ、若いのは千代の子役の永井杏ちゃんだけで(当たり前だ)、年寄りばかりだよ。籐吉郎の柄本さん、武田、前田さんだよ。老人の達者な演技もいいのですが・・・館さんにしても、信長が本能寺で死んだときが50歳ほどでないか。桶狭間は信長26歳の時の戦いらしい。そうすると、いかにも難しい。同じテイストになるであろう「利まつ」の反町さんの信長の記憶が残っている。
しかし、この大河は「利まつ」に似てくるのだろうね。女性脚本である。ホームドラマを作るといっていると噂で聞いたし、そんな語りぶりだ。その女性陣も年寄りばかりだよね。どうする? 大地さん、和久井さん、浅野さん・・・、若い綺麗どころとチェンジ希望と言えないのか。永井杏ちゃんは顔を汚して、頑張ったし、川にも飛び込んだし、裸足で河原歩いた。実際頑張りました。大河で一時間主役だった。自慢していいでしょう。贔屓のキムタエは、綺麗な気品の顔を一緒に汚していたが、美しかった。あっさり死んでしまった。これから、回想シーンでしか会えないのか、残念。
それから、風林火山にも出ていた。江守さん、福本さんの顔を見かけました。時代劇だと、役者さんが少ないのかな〜〜でも宅麻さんもあっという間に死んで退場でしたね、笑い。豪華と言うべきでしょうか。
来週から、仲間さんが登場か、大丈夫かな。いきなりトリックの山田奈緒子にならないだろうね。語りぶりが似ているゾ。まだ評価できないよ。★2つにしました。10話くらいまではフォローしていきます。多分全話見るでしょうが・・。

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