着信アリ テレ朝 金 23時 当地は1週遅れ
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2005年10月ドラマ![]() スペイン 2005年 |
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中村由美・・・・・総合娯楽雑誌の編集者 菊川怜 仙堂孝之・・・・・警視庁捜査一課警視正 石黒賢 山下勝彦・・・・・明和女学園の代理教師 津田寛治 西村和也・・・・・明和女学園の学年主任 工藤俊作 佐久間誠一・・・総合娯楽雑誌の編集長 升毅 柏木麻里子・・・明和女学園の養護教諭 能世あんな 秋野修司・・・・・明和女学園の校長 山下真司 富山裕志(2話から)・・・・・音響研究所、解析 デビット伊東 |
水野亜紀(1話)・・・・・小阪由佳 牧村智子(1話)・・・・・松嶋初音 佐々木裕子(1話)・・・・・湯川舞 女子大生・涼子(2話)・・・・・岩佐真悠子 窃盗前科の男(3話)・・・・・山崎樹範 警備員の村松(3話)・・・・・甲本雅裕 小田切恭子(4話)・・・・・小松彩夏 北村聡(3、4話)・・・・・高橋隆大 父・小田桐(4話)・・・・・大河内浩 母・小田桐(4話)・・・・・山下容莉枝 落合優里(4話)・・・・・江澤瑠菜 成瀬優一(4話)・・・・・早坂直家 |
番組のディレクター・藤枝(4話) 田中要次 |
由美はある日「死の予告電話」についての取材をするように言われる。追跡取材を始めた由美は、死亡した女学生の友人に近づく。そして・・・
着信アリ★★★★★ 4話 平成17年11月10日放送 12月27日アップ
仙堂の車はスピードを上げて走る。予告時間が近づいているのだ。聡は部屋にいたが、0時に携帯が鳴った。由美と仙堂は北村聡の死の予告時間である深夜0時を過ぎ、ようやく部屋にたどり着く。管理人に開けて貰い入るが、そこに聡の姿はなかった。仙堂の腹痛が・・笑い。しかし、聡の携帯の留守電を聞くと、聡「嘘だろう、やめろ、来るな」、その後、部屋で争うような物音と何かが砕けるような音が吹き込まれていた。聡は確かにこの部屋にいたはずだと確信した由美だ。そして、クローゼットを開けると、そこにはものすごい力で折りたたまれたような姿で絶命してる聡の遺体があった。由美は大きな悲鳴をあげる。CM。
警察で、管理人から聡の両親は2週間前から旅行で一人だったと知らされた。遺体は本人に間違いなかった。仙堂は「警察も事態を重く見るだろう」と漏らす。しかし、彼からの電話に出ながら、即座に助けようとしなかった由美は、「私が殺したようなものだ」と自分を責めて責任を感じずにはいられなかった。警察は仙堂に「あんたの行くところ、死人だ、あんたが殺している?」とイヤミを言われる。由美「やめて、後何人死ねば終わり」。特命イォッチでは、大混乱だ。編集長は、由美の報告を聞いていた。村松が真犯人でないと気づけば・・。由美「あの死に方は、人間とは思えない」。編集長は「上層部の決定で、取材は中止となった、そむけば、最悪の事態だ」。部員は反発する。編集長「エラ方の顔色伺ってはやってられない」と許可する。そんな中、由美は「呪いのメッセージが届いた」という女子大生・小田桐恭子から相談を受ける。初めは怪変な写真で、いたずらかと思った。由美は携帯を見せて貰う。祠の前で、恭子が変形させられていた。着信時刻は2日後の午後9時30分。由美は、恭子を助けるために動き始める。恭子は「助かった人はいないのですね、私、死にたくない」。そこに恭子の携帯の着信が、恭子は川に投げてしまう。仙堂は遺体から、新たな発見があった。いっぽう、明和女学院では、秋野校長「私が父から、ここを引き継いだとき、ここは名門とは名ばかりだった、あれから10年、私は血がにじむ努力で、ここまでにした」。西村「騒ぎの首謀者を見つけ、厳罰に処する」。校長「必ず、手段は問わない」。そこに成瀬という男が訪れていた。校長「2度と会わない約束だった」。杖を突いた成瀬「佐々木裕子という生徒が死んだそうだな」。校長「不幸な事故だ」。成瀬「今朝のスポーツ新聞だ」。校長「北村・・」。成瀬「水野の子供も、横田の子供も、死んだ、死んだ佐々木裕子は、俺の娘だ」。校長「お前の娘」。成瀬「これで分かっただろう、誰かがかぎつけた俺たちの秘密を」。2人は、これまでに呪いの携帯の一件で死んだ男女と何らかの関わりがある様子だ。明和女学院では松下と女子が薔薇の本当の送られ主で争う。松下「あなたの身に何も起こらなければいいけど」ろ微笑む。。由美に付き添われて自宅に帰って来た恭子を、テレビカメラが待ち受けていた。番組のディレクター・藤枝は、強引な態度で勝手に取材を始め、反発する由美を尻目に恭子に呪いの携帯に関する特別番組への出演を依頼する。テレビカメラはADの携帯を恭子に渡して、「これがあなたの携帯ですか」と取材する。由美「何の権利があって」。藤枝「報道の自由と言う言葉、邪魔しないで」。そこに例の着信メロがかかる。そこにはゆがめられた恭子の姿が・・。藤枝は霊媒師を呼んでお払いする。恭子は恐怖と戸惑いから、いたたまれず家の中へと逃げ込んでしまう。そんな時、由美の携帯に仙堂から連絡が「これ以上深入りするなと、上司からお灸をすえられたのだ」。編集部に戻った由美は、北村聡の遺体から出てきたのは、プロバイダーのメモリーバンクの紙片だと知らされる。。そして、仙堂や編集部の面々が見守る中、そのアドレスと暗証番号から映像ファイルが呼び出され画像が再生される。そこに映っていたのは、何者かに襲われる聡の姿だった。「この映像を見ている人がいると言うことは、どうか参考にして、犯人を捕まえてください、着メロが流れる、嘘だろう、やめろ・・聡は無惨に殺された。バーに行くが由美は落ち込んでいる。仙堂がやって来た。仙堂「どうした」。由美「聡君の死に方は人間がやったと思えない」。仙堂「呪いだというのではあるまい、理系だろう」。由美「今日の映像で思った、科学では割り切れない何かが本当に存在するのではないか」と恐怖を新たにするのだった。川にかかる橋の下で、明和女学院の薔薇の送られた女子が立っていると、犬が追いかけて噛む。悲鳴があがる。松下はそれを見て立ち去る。夜の明和女子学院で、由美は女子高校生に首を絞められる夢をみて、起きた。翌日、由美は、恭子が着信時刻にテレビに出演しようとしていることを知った。CM。
由美は、仙堂と共に彼女の家を訪れる。毎日藤枝から電話があって、霊媒師が来て助ける、わらにもすがる思いで出演を決めたという恭子だ。仙堂「たしかにテレビに出ていると犯人は簡単に手を出せない」。恭子「呪いを警察は相手にいてくれない、決めたことだ」。母は賛成するが、その父・小田桐はテレビに出ることをなぜか強く反対する。また、仙堂も小田桐のことを以前から知っていたようで…「テレビで騒がれると困るのですか?」と言う。仙堂「時が来れば教えてやる」。小田桐父は、誰かに携帯している。いっぽう、明和女学院では、松下とは別に“伝説のバラ”を受け取ったという優里が犬に襲われて大怪我を負ったという話題で持ち切りになっていた。また、何かを知っている様子の山下は、松下に「犬の扱いもうまい、狙いは何だ?」と問いかける。松下「意味がわからない、優里は伝説を汚し報いを受けた、それだけです」とにべもなくかわされてしまう。山下「10年前の伝説は事実だ」。由美は祠を探していた。由美「被害者の共通点があるのでは」。佐久間編集長「奴を信用しているのか、社の上層部が取材中止したのは、外部からの圧力、警察の圧力だ、奴は好意でなく、協力しているなら」。テレビで亜紀の取材でインタビューに答えるシーンで、帝都大学のワンゲル部のテナントに気づく。そこから、呪いの携帯の被害者たちの共通点が、父親の出身大学にあることを突き止める。由美「東矢野父親に何があったんです」。早速、仙堂に、そのことを言う。それに対して仙堂は口を閉ざしたままで…。翌朝、恭子は番組出演のためテレビ局へ行く。それを追って由美と仙堂も局内へと入り、恭子に出演を思い留まらせようとするが、彼女はもはや聞く耳をもたなくなっていた。由美は立ち入りを止められる。仙堂「お預け食った狸だ、どこでも入るパスがいる」。由美は「ごまかしている」と怒っている。打ち合わせが行われる。由美は最後に説得するが、恭子は「何もしてくれない」と言うだけだ。そんな中、本番がスタートした。仙堂は「怪しい者はいない、安全だ」と慰める。由美は言われたことを気にしている。「今度こそ守ってあげたかった、自分の無力さを知った」と無力に苛まれながらその様子を眺めるしかなかった。校長、小田桐父もテレビを見ていた。そして、いよいよ問題の着信時刻が迫ると、高名な霊能者が恭子の前に現れる。が、霊能者と共に死の予告メールに写っていた祠を模したセットが出現した。驚いた由美だが、呪いの力を信じていない藤枝が、リアリティを出すという理由でわざと用意させていたのだ。由美と仙堂だ、そして、あと1分で、藤枝「数字の上がる音が聞こえる」。しかし、死の予告時間が来ると、あの不気味な着信音が聞こえてくる。それと同時に霊能者はたやすく吹き飛ばされ、スタジオは暗くなる。恭子の目は他の誰にも見えない“何か”をとらえていた。由美は、恐怖におびえる恭子を助けようとやって来るが、恭子はものすごい力に引きつけられ、骨を砕かれて絶命した。見ている者が驚き、言葉を失う。藤枝「CMにしよう」。由美「人間の仕業」。警察が入ってくる。警察が来て、これまでの単独捜査の件で監察部長に来て貰うと言われる。仙堂「俺の調査はここまでだ、俺の負けだ」。その遺体には、バラの痣が浮かんでいた。
これは大変だ。本筋で一気に広がりましたね。そして、あの恭子の殺され方はホラーになっていました。しかし、被害者の共通点で、これには10年前の事件がからんだサスペンスなんだと知らされた。中盤で、大きく広がり、そして、まとまる焦点も分かった。ここは一つの転換点です。その意味で、凄かったです。10年前の事件から、被害者の共通点があった。それは父が帝都大学だが、子供たちに明和女学院も絡んでいる。一方、明和女学院でも松下さやかを中心に、何かが起きている。多分、ここでまとまっていくのでしょうね。しかも、仙堂もきっとからんでいるのでしょうね。そうでないと許しませんよ。
松下さやか役の佐藤さんは、赤い運命だったかで、綾瀬はるかさんのライバルでしたね。ホリプロの優勝者です。そこは分かったが、もう、次々出る、若い女優さんを認識できなくなっている、笑い。しかし、小田桐恭子の母で、山下さんがいました。このままということはないでしょうね。濃いメンバーですよ〜〜。何かが起きます、小田桐家でも〜〜笑い。
着信アリ★★★★ 3話 平成17年11月3日放送 12月27日アップ
仙堂の携帯に自分からの着信があった。死の予告電話だ。留守電を再生すると何かを飲み込む音とうめき声の断末魔が録音されていた。着信時刻は翌日の午前10時。動揺を隠せない仙堂は足を震わせる、それに由美は死の予告電話だと言う。CM。
知り合いの音響研究所の富山に、早速携帯の内容を解析を依頼する。その頃、『特命ウォッチ』の編集部は、呪いの携帯の事件に対する大反響にわいていた。取材協力の依頼もある。佐久間編集長は自分だけでやると、強気だ。その高揚に水を差すある封書を受け取る。警備員姿で甲本さんが運んできましたね。いっぽう、明和女学院では、優等生の松下さやかが、10年に1度生贄の元に届けられる赤いバラを受け取った。校長、西村、山下先生が生徒の松下に聞いていた。校長は自作自演ではないだろうかと聞く。松下「もしかして、本当ですか」。西村「くだらん噂話だ」。松下は、幼い頃に両親を亡くしているので、大人びていた。校長は「早く犯人を探せ」。松下は山下先生に「何かお頃か期待しているのかな」と話す。大きな波紋を呼んでいた。死の予告電話の着信時刻が迫り、仙堂は焦りをつのらせる。仙堂は、やってきた由美が冷静に一人で家に帰り、風呂まで入ってきたことを起こる。仙堂「他人ごとだと思っているのだろう」。由美「おびえなくても」と冷静だ。富山「こいつは緊張すると、胃が痛くなる」。仙堂「無駄口たたくな」。富山の解析はとっくに終わっていた。解析の結果、録音されていた断末魔は仙堂の声でないことが判明する。富山「呪いでない、いたずらだ」。仙堂「そんなことだろうと」。富山「10時過ぎたぞ」。仙堂「誰だ、悪質ないたずら」。そんな中、編集部に呼び戻された由美は、呪いの携帯の事件の犯人を名乗る謎の人物から届いた封書を見せられる。中には、女性の写真と「次は、この女に呪いをかける」というメッセージが入れられていた。一緒に付いてきて、それを見た仙堂は、愉快犯の悪戯だと取り合わない。仙堂「本当の犯人なら、もっとメジャヤーなマスコミを相手にする、犯罪者心理だ、君たちも本気じゃない、貴重な証拠を指紋まみれにしない」と去っていく。由美は事件に関係して死んでいった人のためにも真剣に犯人を捜そうと、『特命』のHPに女性の写真を掲載を頼む。女性が10月22日22時7分に麻田弥生からの着信を受け取る。ゴロゴロから、キャーと悲鳴が聞こえる。一緒にいた彼氏が聞くが、弥生は気にとめなかった。佐久間と由美はバーに行く。佐久間「意外だな、合理主義者だと思った、支社への弔いは無駄な行為だ」。由美「本心か、ただ、結果を知りたいだけかも」。佐久間「いいだろう、好きなだけやれ、謎への好奇心と、少しのスケベ心があれば、今日の刑事は、どうしてお前を巻き込んだのだろう」。由美「さあ、私はパズルのピースだと、それが何か」。佐久間は真剣な顔になる。ホームページで情報収集を計る。その行動が功を奏し、女性を見かけたコンビニの店員から情報が寄せられる。会社の制服で間違いない。弥生が帰って、エレベーターに乗ると、作業服の男が入ってくる。そして、携帯でメールする。エレベーターが止まって、開くと顔をピエロに描いた男が入る。そして、・・・。由美たちがその女性・弥生のアパートのエレベーターを訪れると、そこにはナイフで惨殺された女性の姿があった。仙堂は、同じ犯人だと考える。しかし、その遺体にはこれまでの事件の被害者と違い、バラの痣が残っていなった。翌朝、由美と話している仙堂の携帯に犯人から電話がある「スリリングだったでしょう、また送りますよ」。仙堂「俺をやるなら、バラバラにしろ、でもお前を捕まえてやる、。お前の目的は」。男「目的はない、ただのゲームです、私がヒントを出したのに、警察は気づかなかった、今度はもっと簡単なヒントを送ります」。また携帯で公園で、犯行のナイフが見つかったと報告が入る。明和女学園では、他の子にも薔薇の花が届いた。「一人だけだから、どちらかが偽物」。松下「すぐに分かる、ルールが破られれば、学園に災いが起こるから、最初の犠牲者は私か、あなた、どんな災いか楽しみね」。「特命ウォッチ」では、皆がショックを受けている。佐久間「敵は本気だ、底力を見せてやろう」。みなが頑張る。弥生の死体の写真が送られ、髑髏をクリックすると、次の標的として送りつけられた写真に写っていたのは由美だった。CM.。
仙堂がやって来る。死の予告電話はかかってこない。由美はさすがに落ち込んでいる。仙堂の携帯で、そんな中、凶器の指紋から容疑者が特定され、仙堂らが即刻窃盗前科の男三井が検挙した。仙堂は空手の恰好をしながら、逃げる。現場の刑事が捕まえた。知らせが、由美たちに電話される。由美とそれに付き添っていた編集部の面々は安堵し、早速祝杯をあげることに。そこに丁度、ホームページをみたが「自分も死の予告電話を受けた」という少年から編集部に電話が入るが、犯人がすでに捕まったということで、連絡先のキタムラサトシだけを聞いて電話を切る。ホームページに犯人逮捕を報告する。その時、由美は「容疑者の顔を確認してほしいから迎えに行く 千堂」という、仙堂からと思われるメールを受け、編集部に残ることになる。一方、取り調べの三井は、「裏ビデオの摘発かと思って逃げた、人殺しは関係ない、有名なアダルトサイトだ」。しばらく後、由美はなかなか現れない仙堂を待ちくたびれていると、そこにあのメロディが・・・。
携帯を見ると、13分後の自分からの着信で、こわごわ、聞くと留守電にはコツコツから、自分の悲鳴が、そして、あっ、と息絶える声が入っていた。その時、不意に部屋の電気が消え、襲撃者が足音とともに現れる。必死に机の下に隠れる由美の前に現れたのは、警備員の村松だった。仙堂に、死の予告電話の発信元が分かった。特命ウォッチのビルだった。仙堂は思いついて、すぐに走る。犯人はピエロの顔だった。部屋では由美が、村松を殴り、非常階段で逃げ出す。そこに駆けつけたのは、村松だった。由美は警備員室に案内して貰う。しかし、その足音に、由美は携帯の足音と気づいた。足をかけて倒し、由美は部屋に逃げ込み隠れる。しかし、ゆっくり追いかける村松だ。由美はピストルを撃つが、おもちゃだった。村松はナイフを握り、由美に襲いかかる。絶体絶命の危機! が、一連の出来事は村松の仕組んだことだと気づいた仙堂が、ギリギリの場面でかけつけピストルを向ける。仙堂「間抜けな陽動作戦だ」。村松「キャリアに人が撃てるかな、傷つければ処分はまぬがれない」。村松が近づくと、仙堂は上の蛍光灯を撃ち、ガラスの破片が・・。村松はガラスの破片で足を傷つけ座り込む。しかし、マサッセチュー大学から帰ったが、職を転々としている。村松「自分の居場所がなかった、ただのゲームだ、死の予告のことを特命ウォッチで知って、面白いと思った、惜しい、掲示板も盛り上がったのに、たった一人しか殺せなかった、自慢にならない」。仙堂「一連の犯行はお前でないのか」。村松「もっと、犯行声明も予告も出している、彼女に聞いてください、どうして、私に気づいたのか」。仙堂「気づいたのは、お前が死の予告電話をかけたからだ」。村松「私が何のために」。由美は携帯の画面を畳み、疲れて机にうつぶせる。お茶が運ばれる。そこに仙堂が入る。仙堂「範囲人は奴ではない、真似しただけだ、一連の被害者と弥生には違いがある、弥生には薔薇の痣はなかった、死の予告電話を吹き込んだのも奴ではなかった」。由美「どうして助かったんですか」と驚く。仙堂「分からん」。由美「編集部に電話かかった、呪いの電話がかかった・・」。仙堂「キタムラサトシか」。由美「どうして?」。仙堂は急いで、走る。北村聡は自分の携帯を見ていた。なぜか、仙堂は以前から聡のことを知っていた様子だ。由美は混乱のまま、仙堂と共に聡の家に向かうが…。つづく。
いかん、役者の顔を少し知っていると、どうしても、犯人が分かってしまう、笑い。甲本さんが登場しただけで、何かあると思ってしまう。結構、豪華な役者さんが出ているし、凄いかもしれない。評価いいですよ。でも、謎が謎を呼び。三井、村松まで出てくると分け分からない。結局は、今回は本筋の犯人には、全く進展していなかった。それでも、怖いよ。ところで、仙堂には、過去があるんだ。それも、一つの謎だ。明和女学園の松下にも、訳があるのですね。それも、一つの謎だ。由美の携帯で、死の予告しているのは、本物の犯人なのですね。本物の犯人は由美を狙っているのですね。でも、失敗したのですね。謎だらけで収拾がつかなくなっている。ちょっと、全体が見えなくなって、分からなくなっている。来週は北村聡君になるのですね。
窃盗前科の男・三井(3話)・・・・・山崎樹範、警備員の村松(3話)・・・・・甲本雅裕、麻田弥生(3話)・・・・・吉川怜。
着信アリ★★★★ 2話 平成17年10月28日放送 12月26日アップ
携帯に自分の番号からの着信を受け、留守電で自分の恐怖の声を聞いた智子は、取り乱してその場を逃げ出す。由美と仙堂は後を追うが、智子は見えない力に押されるように、留守電が暗示した踏み切りの中に引き込まれる。何とか線路内に足を踏み入れることは避けられたものの、弾みで落ちていた鉄の棒の上に倒れ込み、それが頭に突き刺さって命を落とす。由美「携帯の呪いって、まさか」。仙堂は智子の手にはバラのタトゥーが浮かび上がっていたのを見つける。タイトル。
仙堂は警察でも知らせてないとイヤミを言われる。仙堂は「事故としていた、お前たちの無能さを棚に上げて、でかい口きくな」。署員「左門委員会に叩かれますよ」。由美と仙堂は、二人で、仙堂「単なる偶然だ、呪いを信じているのか、俺は認めていない、からくりがあるはずだ」。明和女学園に山下が来て、西村先生に案内される。山下「休み時間も静だ、変わりましたね」。西村先生「受験校だけで、生徒を集められない」。山下「学校でなく、あなたですよ、学生時代の友達は一生の宝だ、それが口癖だったのに」。西村は苦笑いして「失望したか」。山下「そこまで青くさくない」。そこに、西村先生の携帯で、智子の事故死が知らされる。CM。
『特命ウォッチ』の編集部に戻った由美は、他の部員たちが携帯の呪いの件を、嬉々として取り上げようとしている様子に閉口する。久々のネタだし、人の不幸は楽しいのだ。編集長「携帯の呪い、99%はガセ、でも、残り1%は真実かもしれない、読者は信じる自由がある、我々は答える義務がある」。由美「やっていることは3流以下です」。皆は「喧嘩しようというの」。由美「喧嘩しても価値はない、私辞めます」。編集長「どうして逃げる、怖がっているんだ」。そんな時、死の予告電話を受けたという女子大生・涼子がやってくる。理科大の女子大生だ。涼子「地下鉄から留守電が入っていた」。編集長が携帯を見ると、昨晩、電話を受けたらしいが、着信記録は2日後の昼を示している。48時間後だ。スピーカーに繋いで、皆で聞く。留守電には、公園にいるらしい物音と、大きな爆発音が吹き込まれていた。編集長の佐久間たちは、怯える涼子に身の安全を保障する代わりに、その姿をリアルタイムでネットに流すことを提案する。馬鹿な個人的な盛り上がりだ。部員は警察は信用しないだろう。しかし、編集部員たちがどんどん変な方向で盛り上がる中、いつの間にか由美は涼子を連れてその場を抜け出していた。仙堂は、調べ者をしている中で、由美からの連絡を受ける。由美は、バーに来ていた。涼子の付き合っていた彼氏は霧島電気勤務で海外にいくことになり、別れたのだ。本当に愛されていたか、私は都合のいい女なのだろうか。良かった、携帯の呪いは、メモリの中から、次の犠牲者を捜す。由美「亡くなった3人と面識はないのでしょう、大丈夫だとは言えない」。そうこうしている内に、由美に呼び出された仙堂が店に到着し、涼子の護衛を買って出る。仙堂「これ以上犠牲者は出せない」。しかし、仙堂が涼子をマンションに送ると、ドアの鍵が開いていた。その時、仙堂のお腹が痛くなる。仙堂がステッキを持って、先に部屋に入る。涼子は部屋の電気をつける。誰もいないが、むき出しのボードのセンサー付きの爆弾が突如大爆発を起こす。仙堂「逃げろ」。火薬の量は多くなかった。2人に怪我はなかったものの、涼子が何者かによって命を狙われていることは確かとなった。由美「携帯の呪いと同じでしょうか」。仙堂は、死の予告時刻の36時間も前になぜ…!? と疑問に思う。その晩、部屋に戻れなくなった涼子は、由美のマンションで一晩を過ごす。涼子は携帯のメモリーを消去する。仙堂「死んで欲しい奴の携帯を登録するが、君の番号を登録しようか」。由美「友達いないでしょう、死んだら地獄行きです」。涼子は彼氏の番号も消す。翌朝、仙堂は車で初めて張り込んでいたが寝ていた。朝のインスタント焼きそばを持ってくる。仙堂は「六本木のシティホテルに行こう、セキュリティは、ここより安全だ」。由美は涼子の気持ちを思い、元彼に今の状況を知らせるよう促すが、涼子は彼を巻き込みたくないとかたくなにそれを拒む。その頃、明和女学院には、2人の在校生の死を嗅ぎつけたマスコミが押しかけており、校長の秋野らはその様子を苦々しい思いで眺めていた。記者会見の質疑応答も柏木が見せる。いっぽう、学院に赴任した新任教師の山下は、校内で聞き覚えのあるピアノのメロディーを耳にする。ピアノを弾いていたのは、2年生の松下さやかだった。彼女はなぜか、山下が10年前に学院にいたことを知っており、さらに学校に伝わるという伝説を語り出す。さやか「10年に1度、選ばれし生徒の机に赤いバラが置かれる。その生徒は生贄となり、学校で一夜を過ごさなければ学院に災いが起こる」。10年前、生贄となった生徒が、その約束を破って神隠しにあったという噂まであるという。その件に関して、山下も何かを隠している様子で「さあ、どうだったかな」。さやか「今年で10年目です、何か起こるかな」。涼子の身を案じる由美は、彼女の元彼・吉岡の元を訪れ現状を説明する涼子の元彼だ。明日まで、涼子さんのそばにいてください」。吉岡「でも、明日日本を去る、呪いという非科学的なことを信じない」。「実際、死んでいる、誰かの犯行ということも、出発を1日遅らせませんか」。吉岡「涼子とは終わった」。そんな中、涼子を護衛しているはずの仙堂から、警視庁から呼び出しを受けたため、『特命ウォッチ』の編集部に彼女の身柄をあずけたという連絡を受ける。気合いだ、坂口親子が仙堂の横を走って登場する。由美が編集部に戻ると、佐久間たちは涼子をカメラの前に座らせ、自分たちは酒宴を催していた。ネットには励ましの書き込みもあった。やがて、編集部員たちは全員酔いつぶれて寝入った。由美は起きていた涼子に毛布をあげる。涼子は吉岡に会ってくれたことを話す。そして、彼に取って、そんな存在だったと分かったので感謝していると言う。しかし、由美もついうとうとしてしまう。翌朝、ふと気づくと涼子の姿がない。CM。
カメラの映像を巻き戻して見ると、涼子は携帯を手にして聞いて、催眠術にかかったように、ふらふらと部屋を出ていく姿が映っている。涼子は仙堂に報告して、行方を追う。由美と仙堂は、元彼・吉岡の証言から留守電に吹き込まれていた公園の場所を特定しようとする。鐘が5つ鳴っていた。そしてアニマル浜口の気合いだの声が聞こえる。解析をするのはデビット伊東さんだ。仙堂と由美のところに吉岡が、涼子から「助けてと電話があった」とやって来た。仙堂は、教会の鐘というと、吉岡は心当たりがあった、学生の頃に会ったのだ。吉岡は「フライトの時間だ、ふっきったはずだ」。3人は現場に急行し、死の予告時間直前で涼子を発見する。鐘が鳴る。仙堂たちは、周りの人を伏せさせるが、予告時間を過ぎても爆発は起こらなかった。留守電の解析の結果、「由美の勘が当たっていた」。仙堂「予告電話は公園のノイズに爆発音を被せただけの偽造だった」ことが判明する。吉岡の気持ちを確かめるために仕組んだ涼子の狂言だったのだ。仙堂「何で、こんな馬鹿なことを」。涼子「気持ち確かめるためにこうするしかなかった」。吉岡は去っていった。ぼんやり歩く涼子に携帯が、14時2分。「キュー、助かった、あ〜〜〜」だった。編集部では狂言で、抗議の電話がかかる。由美の携帯に涼子から「今度は本当に死の予告電話がかかった」と言う。涼子は、ふらふらと町をさまよう。坂道で、バックしてくる。車に追われる。涼子は転んでしまう。しかし、車は「キュー」と止まる。涼子「助かった」。しかし、荷台からガラスが滑り落ちる。そして、涼子の首に刺さる。涼子の手にはバラのタトゥーが浮かび上がっていた。いっぽう、明和女学院では、さやかの元に“生贄”を示す赤いバラが届けられていた。一方、明和女学園の松下さらかに赤い薔薇が届けられる。さらに、今度は仙堂の携帯からあの不気味な着信音が聞こえて…。
教訓、相手の気持ちは、向き合ってしっかり聞きましょう。涼子さん、そんな大げさな仕掛けをやる情熱があるなら、しっかり向かい会いましょう。そして、予告されたら、慎重に行動しましょう。涼子の死に方には疑問が一杯だが・・・。そんなことにはツッコむ気になれない。だって、大きな全体がおかしいのですから。
ただ、この明和女学園を中心の全体と、個々のエピソードが今のところ、うまくいっている気がする。ドキドキですね。ただ、多分明和女学園の最後のオチがしょぼいのだろうと予想される。そこが心配になってきた。菊川怜さんに、おじさんは抵抗はないのです。セリフ棒読みで、鼻にかかった声でも、不思議だな・・・。真剣なラブものだと抵抗あるが、霊感バスガイドなどのサスペンスものでは抵抗がない。しかも、綺麗どころが一杯出ているところも好きです。今回は隠しキャラで、アニマル浜口親子が登場していました。これも、嫌いではないです。今のところいいですね。評価アップです。
着信アリ★★ 1話 平成17年10月21日放送 12月26日アップ
携帯のシーン。出ると自分が死ぬシーンが入っている。との噂だ。タイトル。
水野亜紀はプールで奇妙な着信メロディが鳴る、「着信あり」。21:44分に着信履歴だ。聞くと、水の中でもがく音だ。気味悪がって、亜紀が潜ると、夜のプールになっていた。そして、誰もいない。そして、水の音がして、引き込まれる。抵抗するが死んでしまった。CM。
総合娯楽雑誌で由美は校正の原稿ができた。携帯の研究をしていたので、全面的に書き直して嫌われる。編集長の携帯が鳴り放しだ。そこで由美が出て、専務からの携帯に無愛想に返事する。同僚のしのぶ「気配りしな、世間を勉強しな」と注意れる。由美は次世代型の携帯の研究をしていたのだ。帰りに、女子高校生の裕子が、仲間と一緒に、悪い答案用紙も燃やしていると、火が移って服が燃えてしまう。逃げようとした裕子は陸橋から落ちて死んでしまったのだ。由美は目撃したが、火が燃え広がったが不自然だった。女子高生は、携帯ののろい・・・と呟く。由美は明和女子学園の出なのだ。由美は女子高生に聞く。死の予告電話だ。水野亜紀の死が噂になっていた。その後に、裕子も、予告がかかってきたのだ。それを本庁からの仙堂は、由美に事件を聞く、そして、事件に協力しろと迫る。由美は35歳で警視正なら、キャリアだと迫る。しかし、仙堂は「運命の糸には逆らえない」と追い。由美は姉の死の夢を見る。インスタントの焼きそばを食べる。由美が職場に行くと、皆が注目する。編集長から、由美に辞令が出たという。「特命ウォッチ」というインチキくさい記事を書く、面汚し部門だった。地下の部屋に入ると、女子社員もいるが、コアなメンバーだ。部門の経費はない。そこに、編集長の佐久間がやってくる。佐久間「ジャパン・サイエンスから出向した中村君だ」と紹介する。由美「正直、みなさんのネタにはついていけません」。佐久間「沈没寸前の泥船にようこそ、取材記者としてやって貰おう、きのう奇妙な事件にからんだ、そのネタで1ヶ月は持つ、編集会議だ」。部員「奇妙なネタだ」。そこに仙堂がやって来て、由美に話す。仙堂「俺の力を甘く見たな、専務には貸しがある、専務の娘の万引きをごまかした、国家権力を甘く見た、呪いの携帯の謎を解いたら、元に戻してやる、気になっているんだろう」。由美「どうして、私を」。仙堂「君はパズルのピースだ」。明和女学園で、残った3人は卒業式まで謹慎処分となった。学年主任の西村先生「退学にならないだけで、感謝しろ」。そこに警察が来ると取り次ぎがあった。仙堂と由美が尋ねてきたのだ。西村先生に由美は「10年前の卒業生だ」と言う。仙堂「裕子さんの学校の様子を、形式的な質問です」。西村「成績優秀、クラスでもリーダー的、性格は明朗です」。西村先生「もう、近づかないでください」。終わって、由美「西村先生、変わったな」。仙堂「校長が替わって、管理教育になった、進学校だ」。西村先生のところに、校長が来て、校長「10年前の悪夢の再来かと思った、10年に一度の鈍いの伝説、生徒が騒がなければいいが・・佐藤先生の容態は?」と話す。柏木「入院が長引く、ホームレスが押したらしい目撃者がいる、代理教員があいさつにくる、山下勝彦」。西村先生「校長は、覚えていませんか」。その山下先生はホームレスのダンボール・ハウスを歩いている。そして、一人のホームレスに金を渡した。ホームレス「自分も気をつけな」。由美と話している仙堂「殺しだ」。由美「偶然が重なった」。仙堂「偶然が重なれば必然だ、調べて来てくれ」。由美は、塾帰りの牧村智子に話を聞く。由美「裕子を恨んでいた人は? 新聞社の友達に頼まれた」。智子「評判を聞いたでしょう、恨まれると思う? 裕子に限って・・そう言えば、あの時、愛子とすれ違ったとき・・」。そこで、由美と仙堂は愛子にクラブに会いに行く。仙堂は怖がって逃げる。愛子が出てきた。CM。
愛子「学校で浮いていた、お節介やく、裕子がうっとしい、酒を飲んでいることが学校に分かった、でも、裕子の目を見て、チクッたと分かった、そこで、取っ組み合いになった、あんな奴、死んでせいせいした」。終わって、由美「彼女は犯人ではない、死んだ人の悪口は言わない」。仙堂「素人だ、それが彼女の狙いだ」。帰り道、由美は尾行されているような気がした。部屋に入ろうとすると、突然炎が上がった。由美は倒れ込む。仙堂が来ると、ドアノブにリンが塗ってあった。静電気で発火したのだ。由美「誰が?」。仙堂「裕子を殺した犯人だ、君、警察で証言した、スカートに燃え広がるように見えなかったと、もし、彼女のスカートにリンが塗り込んでいたら」。朝、会社に出ると、編集長しかいなかった。部屋の前に、女が鉢合わせて、帰れず会社に泊まったのだ。編集長「女の友情も男と女と同じだ、関係が深いほど、さめると憎しみが深い」。その言葉で、由美は思い出して、智子のホームページを検索して見る。−−カラス、見つけたんだ−−。ログインしたいが、パスワードが分からない。サトッチ?で入ると、悪口が一杯だ。仙堂は、裕子のスカートにリンが仕込んであったと確認した。そして、智子のホームページも見た。「可愛い顔をして、悪魔だな、ネットで、裕子を殺していた、何度も、そして、殺害を現実にした、彼女のスカートにリンを仕込んだ、そして、答案用紙を燃やすようにした、そして、由美のアパートにもリンを塗った、昨日、アパートで君を見た証人もいる、首謀者は君だという証人もいる」。友達の舞、可奈が登場する。二人「勝手に進めて、本気にするとわ」。智子「私はあんたのために・・」。二人「結局、愛子と同じ、押しつけないで」。仙堂「話の続きは警察で聞く」。由美「智子の携帯の死の予告電話は、あれも嘘だったの」。智子「しらない、どうせ、気を引いているんだろうと思って利用した、予告通り殺してやろう」。由美「プールで死んだ先輩は?」。智子「どうせ、噂話でしょう」。その時、智子の携帯に、おかしな着信メロディがあった。「20:30分」だ。智子が聞くと震えだして逃げ出した。後5分だ。由美が聞くと、泣き走るが、踏切の警告音が鳴っていた。そして、仙堂と由美は追う。つづく。
怖いですね。でも、基本的なキャラは嫌いではありません。女子高生がたくさん出るし・・笑い。今回は智子の犯行らしいが、ちょっと、女子高生がやるには、込み入った仕掛けです。理系でも、よほどでないと考えつかないでしょう。まあ、初回なので、キャラの設定で、説明的でした。由美の理系キャラは許しましょう。しかし、「特命ウォッチ」はないだろう。テレ朝は特命係長只野仁、特命刑事の相棒と、特命が好きなんですね。仙堂さんのキャラはリアリティがないのですが、まあ、リアリティを求めるドラマではないのでスルーしよう。ただ、着信で、死の予告という設定だけは、今の時代にぴったりだ。一見、科学技術の進歩みたいだが、今一つ信じられない存在の携帯の不思議さを突きました。ここは貞子のビデオと同じかもしれないが、うまいと思いました。これからが楽しみです。公式HPも充実していて、チープなところが、いいですね。自分は結構好きです。利用させていただいています。