あいのうた   日テレ   水  22時 

脚本 岡田恵和
演出 大谷太郎
プロデューサー 加藤正俊
主題歌 「プレゼント」 玉置浩二
2005年10月ドラマ



スペイン 2005年
松田洋子(27) 菅野美穂
片岡優二(44) 玉置浩二
柳沼佑介(25) 成宮寛貴
片岡大(12) 佐藤和也
片岡亜希(6) 山内菜々
片岡隼(4) 渡邊秦人
片岡かおり 中田有紀
奥山 山崎雄也
飯塚英樹(44) 小日向文世
牧野秀子 岸田今日子
榎本房子(33) 和久井映見
溝口店長 阿南健治
浜中ももこ 佐藤寛子
栗田みどり 和鞍さほり
山田警務課長 橘ユキコ


 松田葵 洋子の母親:芳本美代子   温泉の女将 愛ちゃん 乙葉


 松田洋子・・・人生に疲れ自殺してしまう。
 片岡優二・・・隅田警察署・警務課勤務。妻に先立たれ、三人の子供を育てている。
 柳沼佑介・・・隅田警察署・刑事課勤務。優二の元部下
 片岡大・・・・・優二の長男。
 片岡亜希・・・優二の長女。
 片岡隼・・・・・優二の次男。
 溝口・・・・・・・ライスバー「竃」の店長。
 飯塚英樹・・・隅田警察署・刑事課勤務。佑介とコンビ。
 牧野秀子・・・牧野中央病院院長。優二の理解者。
 榎本房子・・・優二と飯塚の元同僚。今はフリーター。
人生に疲れた洋子はある日自殺していまう。それを助けた優二。
とっさに記憶喪失のふりをした洋子を自宅に連れ帰る優二。
片岡家で暮らすうち、愛を知っていく・・・

(初回からの予想)
いきなり、主人公の洋子の半生が語られる。ネグレクトに近い母子関係で、洋子は自死をはかる。一方の主人公の片岡は3年前に妻を亡くし、3人の子供を育てる。そして、自分も病気で半年の命と知る。暗すぎるぞ〜〜。多分、最後は「愛」で、ほのぼのとした気持ちにしてくれるのだろうが、こんなにひどい設定にしないといけないのだろうか? 菅野さん独特の間合いで乾いた黒い笑いはある。でもでも、玉置さんの、天然のハイテンション風の気張った演技とセリフまわしはどうだろう。ちょっと、馴染めないな。もう一人、亜希役の山内菜々ちゃんだ。これも癖が強すぎてお腹一杯だ。更に更に、和久井さん、小日向さん、成宮さん、それぞれ自分の独特の間合いを持った役者さんばかりだ。満腹すぎるぞ。これ見続けることは相当辛いぞ〜〜。予想と期待は★★だな。画像は結構綺麗に撮っている。もしかしたら役者は揃っているので、腕次第では★★★★までいく???



あいのうた★★★  10話 最終回  平成17年12月14日放送  やっぱり

タイトル。CM。優二は病院で気づく。牧野医師「話すけど、覚悟してください、医者としてはこのまま入院することを勧めます」。優二「いやだよ、入院は、だって、もうすぐクリスマスだよ、お願いします、先生」。洋子も頭を下げる。牧野医師「わかった」。優二「ありがとう、愛ちゃん、最高のクリスマスにしょう」。洋子「はい」と二人は見つめる。外に出ると、子供たちや榎本たちが待っていた。優二「みんな、クリスマスだよ、大丈夫だ、大、ホームランありがとう、クリスマスパーティする、欠席は許されない」。榎本「やろう」。飯塚は腰がボキボキ、笑い。優二は洋子や子供たちと大きなモミの木を買う。そして、飾り付けも買う。店員「奥様、お届けしますか?」。返事しない洋子・・驚く。優二「持って帰ります、待ちきれない」。帰りに近くの教会では結婚式をしていた。家でツリーに飾り付けてして、電気を入れる。大きくて綺麗だ。子供たちは寝る。優二「いい、クリスマスにしよう」。−−洋子の回想、他の家のクリスマスパーティを外から見ていた−−。優二「サンタ信じてた?」。洋子「信じてた、でも、私の所には来ないと思った、でも、今年は目の前にいる」。優二「プレゼント?」。洋子「隼はプランター??、亜希はファービー人形、大は天体望遠鏡」。優二「そうなんだ、すごいな愛ちゃん」。洋子「クリスマスは何の日?」。優二「今、生きていることを感謝する日かな」。洋子「そうか」。優二「愛ちゃん、クリスマス終わったら、このうちから出て行って欲しい、その方がいい」。洋子「言っていることは分かる、でもいやだ、だってわかるもん、片岡さんは、私に本当はいて欲しいと思ってる」。優二「愛ちゃんでも・・」。洋子「それ以上言うと暴れるよ、怖いよ、私、笑い、大丈夫、私は」。河原で、洋子と榎本が会って話す。洋子「クリスマス、初めてだ」。榎本「そうか、神様も平等でない」。洋子「あんた、好きそうだね」。榎本「分かる? 色々あったな、思い出、例えば・・・」と耳打ちする。洋子「マジ」と驚く。洋子「クリスマスが終わったら出ていけって、最後を見られたくない、子供を背負い込むだろうって、でも、大丈夫、ビッシを叱った、あの人一人じゃ駄目だ、私はあの子たちと一緒にいたい」。榎本「そうだよね、愛した人の子だものね、一緒にいたいよね」。洋子「でもね、クリスマス、私は楽しみなんだ、でも、彼は最後のクリスマスだと思っている、そう思うと、やっぱり辛い」と泣き出した。榎本も貰い泣きで、洋子を抱き榎本「頑張るから」。洋子「今だけごめん」。CM。
飯塚は子供たちからクリスマスで手品をしたいと頼まれる。飯塚は忘年会でやったのだ。それで、飯塚は頼ってくれて、嬉しがっている。亜希「他に思いつかなかった」。警察もクリスマスだ。優二は皆に聞く、山田課長は家族でクリスマスだ。怖い眼鏡のみどりは仕事だ。優二「ももこちゃんは、彼氏いないの」。ももこは「好きな人はいますが、誘ってくれない」と榎本にぼやく。榎本「馬鹿野郎だ」。柳沼「そうなんだ、馬鹿野郎だ」馬鹿野郎は、あんたでしょう、日本中が突っ込んだでしょうね。優二は柳沼は屋上に連れていく、優二「だから、俺がいなくなったら、愛ちゃんを頼む、でも愛ちゃんの恋人なってくれではなく、色々助けててやってくれ、愛ちゃん好きだから、悔しいもん」。柳沼「大丈夫です、可能性ないから、でも、いやです、分かりましたって言いけど嫌だ、片岡さんがいなくなるの認めるようで嫌だ」。優二は肩に手を置く。小料理屋で飯塚は手品のネタをやるが、うまくいかない。でもちょっとずつ、できてきた。優二は子供へのプレゼントを買っている。同じプレゼントを買う男で、近藤芳正さん特別出演だ。本屋で、洋子と榎本はクリスマスの料理本を開き、メモまでする。道で柳沼は洋子にあう。柳沼「愛さんに会いたくて、冗談です、惜しかったな、もし片岡さんでなく、俺が愛さんを引き取っていたら、全然違う展開になっていた、悔しいな、何か、綺麗になっている」。洋子「恋しているからね、はい」。柳沼「愛さん」と手を差し出す。柳沼「頑張りましょう」と握手する。洋子「ありがとう、よろしく、これからも」。柳沼「こちらこそ」。洋子「ありがとう、柳沼君、あっ、下の名前は?」。柳沼「祐介です、だんだん飯塚さんみたいになってきた」。料理屋で、飯塚と榎本が食べている。飯塚は「頼られて」と喜んでいる。榎本「盛り上がらなかったら、飯塚さんのせいだ」。料理屋の店員が帽子で見事にマジックを見せる。榎本は拍手だ。優二は牧野医師に置物のプレゼントだ。喜んだ牧野医師「いいクリスマスになりそう、ごめんなさい、何もしてあげられなかった」。優二「先生いなかったら。、どうなっていたか、感謝している」。牧野医師「これだけは覚えていてね、人間は命があるから生きているのではなく、生きたいから、そのために命があるの」。優二「分かった」。牧野医師「メリークリスマス」。家ではパーティが始まった。皆で乾杯だ。子供へのプレゼントは大きい靴の中に入っている。榎本は柳沼に手編みのマフラーだ。しかし、飯塚には時間がないので、毛糸と編み針だ、笑い。子供の手品の発表だ。隼は、はさみで切っても赤いハンケチは繋がっている。、大は紙の空中浮遊だ、見事にやる。亜希「おとうさん、へた、でも来年はもっとうまくなる」と泣く。泣きながら亜希「頑張ります」。手品をやる。赤い切れを立たせて、次に中の白い花を赤い花へ変える。亜希「帽子に・・・」と泣く。洋子「頑張れ、亜希」。亜希「帽子の中から、綺麗な花を出します、ワンツースリー」。見事にできた。大きな拍手だ。大「よく頑張った」。優二は亜希を抱きしめる。そして、飯塚が帽子から、銀の紙吹雪を起こす。皆でメリクリスマスと声を上げて、騒ぐ。家のイレミネーションも凄く立派で綺麗だった。帰り道、柳沼「やるじゃないですか」。飯塚「僕じゃないけど」。えぇ、あれは料理屋の男の子が教えたのかな? 榎本「来年も、再来年も、ずっとやろう」。柳沼「賛成です」と3人でスクラム去っていく。優二は子供へプレゼントする。しかし、子供からサンタへ「プレゼントはいりません、我慢します、お父さんをずっとおうちに居させてください」。居間には洋子から優二にプレゼント、アロハシャツだ、メッセージ「夏になったら、海に連れて行ってください」。洋子には可愛白いワンピースだ、メッセージ「夏にはこれを着た愛ちゃんを見たい」。CM。
洋子は教会に行く。中に入る。洋子−−何故だろう、母と話がしたくなった、かあさん、あなたはどこで誰とクリスマスを迎えてますか、私は愛されないことを恨んできたけど、今は違う、あなたも愛されたことがなかったのでは、だから愛し方を知らなかったと思うようになりました、愛する人のおかげで、ありがとう、私を産んでくれた、産んでくれたから、愛する人と巡り会うことができました−−。優二がやって来る。「ここにいたか、心配した」。洋子「どこに行かない、私は」。優二「教会か、何してた」。洋子「おかあさんと話してた、産んでくれてありがとう、今は幸せだと言った、この先どんなことがあっても、私は幸せです、片岡さん、優二さん、ありがとう、あなたに出会えて良かった」。優二「こちらこそ、ありがとう」。洋子「メリークリスマス」。優二「メリークリスマス」。二人は手を繋ぐ。そして、歩く。教会も綺麗なイルミネーションだ、そして白い雪が舞い降る。教会の前で二人立つ。洋子−−ありがとう、優二さん、あなたに教えて貰いました、この世界は何と素敵なんだろう−−春−−この後の話を少ししょうと思う、柳沼「ももこちゃんが好きな人は俺」。ももこ「はい」。柳沼「気づくの遅い、俺は、自分の気持ちばかりだ、他人の気持ちに気づかない、ごめんね、でも嬉しい、ありがとう、うん、うれしい、自信もてる、俺、飯塚さんに近づいていて、へこんでした」。飯塚「房子ちゃん好きだった、付き合ってください、わかりやすかったていうか、サインだしたと思うが」。榎本「全然気づかなかった、ごめんなさい、夢があるの、色々恋したいのだ、いつか、危険な恋に疲れたら、癒し系、いい人であればいいか、という時が来たら、その時」。飯塚「それはどれくらい」。榎本「10年とか」。飯塚「長い、そうか、待ちます」。家では洋子が朝食を作る。そして、子供を起こす。−−春、優二さんの宣告された命の期限が目の前にせまっている、病気は治ったわけではない、奇跡は無理かもしれない、今も彼は笑顔で前にいてくれる、愛する人がいること、そして、愛される幸せを噛みしめて生きている、愛なんていらないと言っていた私がだ、ほんの少し思う、笑って生きていれば、ありえない奇跡は起きてしまうかもしれない、一度は死のうと思った私がこうして生きていることも、奇跡みたいものだから−−−。おしまい。
やっぱり、岡田さんだから結末が・・。最初から気になって気になって集中できなかった、笑い。今回はクリスマスパーティーをしただけだった、笑い。毎度の同じパターンだった。途中で、残り時間を見て、かみさんに、「1年後とかが最後に出て、結末を見せるパターンだ」と叫んだよ。1年後じゃないが、春だった。ちっとも、進んでいなかった。笑い。唯一、柳沼とももこは進展しそうだ。飯塚は、榎本に大胆だった。しかし、返り討ちだった。永遠に飯塚は飯塚さんだ。肝心の優二はまだ生きていた。笑い。この結末に泣ける人は幸せだ。かみさんは泣いていました。すべてはリアルではなく、ファンタジー(ごまかし臭いな)なのか?
結局、岡田ワールドなのだ。設定は大きく展開した序盤で決まってしまった。その後は設定を動かさない。毎回、ささやかな出来事が起こる。役者の演技で見せるのだ。セリフが特徴的だ。短いセリフを何度も重ねる。心地よいのだが、同時に煩わしくなる・・微妙なところで成立しているのだ。ただ最後まではこれでいいのか〜?? これからの状況も視聴者の想像させる。元気な優二さんだから、奇跡で死なないから、自分のようにぽっくり死ぬまで、なんでもいいのだ。視聴者の自己責任に委ねる。悪く言うと、視聴者に丸投げだ。これが許せるかで、評価が分かれるだろう。自分は初回と最終回の評価が下がることは仕方ないだろう。何度も岡田さんのドラマで味わった読後感だ。本ではないけど・・・




あいのうた★★★★  9話  平成17年12月7日放送  適当です

優二「死にたくない、いやだ、ごめん」。洋子「お願いがある、私と結婚してください」。ファミレスで、洋子に榎本「えぇ〜〜、結婚、プロポーズ゙したんだ、凄いね」。洋子「そうじゃない、いや、してくださいと言った」。榎本「プロポーズだ」。洋子「言うんでなかった、あんたに、恥ずかしい」。榎本「私からは自分からは言えない、奥さんになりたいんだ・・・」。洋子「ずっとそばにいたいの」。榎本「じゃ、Hはしないの? 優二からの返事は?」。汗汗、洋子「普通、それを聞くだろう、断られた」。回想シーンで、優二「駄目だ、男としては嬉しいけど、だって、俺はもうすぐ、駄目だ」。榎本「優二のことも分かるけど、いやにあっさりしているけど」。洋子「自分も分からない、一緒だと幸せだと思った、昔の私なら、不安になって、別れたり、嫌われることを考えた、今はそうは思わない、断られても、私を嫌いだとは思えない」。榎本「愛されてると思えるからね、愛ちゃん可愛い、良かった、大丈夫だよ、ずっと続くよ、その幸せは、そうでないと駄目だ、(空に向かって)神様許さないからね、分かった、返事がないぞ」。洋子「あんたには神様も負けるよ」。榎本「私、そんなに怖い?」。二人は一緒に走り出す。警察の職場で、優二「やっぱり無理だ」。怖い婦警「あきらめないでください」。コピーを次々頼まれる。婦警と柳沼は話す。婦警「恋は?」。柳沼「それどころでは・・・可能性はない」。婦警「あきらめた方が、そのためには新しい恋です、身近に思っている人がいるわよ」。柳沼「そんな気になれない」。婦警「鈍感なんだから、よく刑事やってられるね」とプンプンだ。家で、夕食だ。大が元気がない。大「野球が駄目だ、レギュラー外された、やめようかな」。優二「やめる方がかっこうわるい、結果はどうでもいい、決めたことは最後までやれ、うまくいかないこともある、そのたびやめるのか、よし、飯食ったら出かけるぞ」。みんなでバッテイングセンターに言った。優二が大に教える。−−子供に思い出を残したいと思ったんだと思う−−−。優二が撃つと飛んでいった。次は空振りだ。−−胸が張り裂けそうに痛い、この笑顔が見られなくなるなんて考えたくなかった−−−。タイトル。CM。
洋子は台所で後片づけする。子供はやっと寝たのだ。優二が来て、薬を飲む。優二「いわないといけない、言おうと決めている、うん、でも勇気が出せなくて、駄目だな、俺って、あいつらがどうなるかと思うと・・・」。洋子「私、母親に話して貰ったことない、私のこと何も言って貰えなかった、子供は親の言葉が欲しい、親が言ってくれた言葉は忘れない、と思うけど・・」。優二「ありがとう、頑張ってみる、明日の夜、話すよ、あいつらに」。洋子「うん」。優二「でも、自信ないな、一緒にいてくれないかな、頼むよ」。洋子「嬉しいけど、私は家族にいちゃいけないと思う、そう思う」。優二「そうか、そうか」。警察の屋上で、飯塚と柳沼に「子供に言う」と伝える。優二「黙っているわけに行かない、今度の日曜、大の試合だ、楽しみだ」。飯塚「野球は長島」と素振りすると、腰を痛めた。からかわれると、飯塚「そういうキャラだから」。ファミレスで、洋子「今日、泊めてください」。榎本「家出? いやじゃない、ドラマコレクションみる」。洋子は沈黙。家では優二が洋子は榎本のところでお泊まりだと話す。子供は黒ひげで遊んでいる。優二「お前たち、あの・・・飯にするか」。飲み屋で飯塚と柳沼「辛いよね」。飯塚「子供たちどうなるのだろう」。柳沼「腰痛いの?」。店員「反対にねじったら」。飯塚「痛い」。榎本の部屋では、洋子が写真を見つけた。洋子「親は二人とも、高校の時、事故で亡くなった、だから、もう人がしぬの嫌、それで警察やめた、事故や事件で手を繋いで自分の前で死んだ、香織が死ぬときも・・・ 私の好きな人は何で死ぬんだろう」。洋子「凄いな、私は自分が可哀想だと思いたかった、それしか考えていなかった、あんたは凄いよ」。榎本「褒めてる、嬉しい、あんたは、やめて、フサコンとか呼んで」。榎本のドラマが次々かけられ、そえれを見て榎本は泣いている。洋子の過去も凄かった。驚いたが、興味を引いたのは、何のドラマを見てたのだろうかだ。和久井さんの主演ドラマかな、笑い。優二、コロッケで食事だ。洋子「そろそろかな、子供に話すって、私は家族じゃないから、一緒にと言われたが、断った」。家で、亜希「トマト嫌い」。優二「お前たち・・・ アイス食べない」。一方、榎本「違うと思う、間違っていないけど、違う、だって、元々滅茶苦茶だ、今更いい子振るの? 片岡さんは一緒にいて欲しいと言ったんでしょう、心細い、一緒にいて欲しい、あんたに、理屈でなく・・・いて欲しいとあんたが思ったとき片岡がいてくれた、今は片岡さんはプロポーズは受けられない、でも一緒にいて欲しい、何で分かってあげないの」。洋子「だって、だって」。回想で、洋子はいつも抱きしめれて褒められていた。かみさんは泣き続けていたよ。それで、洋子は泣きながら、「ありがとう」と走り出す。定番です、もちろん、洋子、転ぶ。CM。
亜希が優二の顔を描いている。そこに洋子がやって来た。洋子「ごめんなさい」。優二「ありがとう」。二人になって、優二「お前たち! おとうさん、話がある、ソファに座って、とうさん、悲しいし、悔しい、お前たちに本当に申し訳ないと思うが、おとうさん、もうすぐ、死んじゃうんだ、いなくなるんだ」。大「嘘だ」。優二「嘘じゃない、病気なんだ、もう治らないんだ」。大「嘘だ」。亜希「どうして?」。隼「死んじゃうの?」。優二「隼は、分からないかもしれないが、聞いているだけでいい、いつか、にいちゃんとねえちゃんがちゃんと教えてくれる、とうさん、お前たちが大好きだ、大好きで大好きで、大好きだ」。子供は皆泣く。優二「お前たち、父さん好きか? ありがとう、たくさん、教えたいことある。、大、亜希、隼、大切な宝物だ、だから、自分のことを大切にして欲しい、生きるんだ、何があっても、命より大切な物は、この世界にない、生きてくれ、それと大切な人を作れ、そう人がいれば、自分以外の人ができたら、強くなれる、安心しろ、本当に困ったときは、おとうさんは絶対、お前たちを助ける、約束する、ずっとみているからな、とうさん、お前たちの味方だ」これは岡田さんのメッセージでもあり、このドラマのテーマかもしれない。亜希「いやだ、とうさん、いなくなったら、いや」。大、隼人「いや」と抱きつく。優二「ごめんな、ごめんな」。次の朝、洋子は優二と子供が一緒に抱き合ったまま寝ていた。そこに洋子もやって来て、優二に洋子「えらい」と頭をなでる。CM。
いよいよ、大の野球だ。皆が応援に行く。亜希は優二につかまったままだ。大は補欠だった。洋子「きっとでるよ、大丈夫」。しかし、背番号12はベンチだ。飯塚は牧野医師の所に行く。腰を痛めていた、飯塚「それは終わったが、何か・・」。牧野医師「片岡さんのこと?」。飯塚「何とかならないでしょうか、あいつ死んじゃ駄目ですよ」。牧野医師「3人目よ、二人同じこと言って来た」。飯塚「先、越されたか、またビリか」。野球は、終盤だ、片岡大が代打になる。大は優二に「僕がホームランを打ったら、奇跡だと、コーチが言った、だから、僕は奇跡を起こすんだ、だから、僕がホームランを打てれば父さんは死ないんだ」。それで、亜希たちが一斉に応援する。一球目空振り、二球目も空振り、洋子も大声で応援する。三球目、思い切って振ると当たった。しかし、内野フライだ、しかしふらふらと、ショッートの頭を越えた。大は思い切ってホームまで走る。滑り込むと、キャチャーはボールを落としていた。ランニングホームランだ。みな大喜びだ。大は優二に抱き寄る。大「やった、もう大丈夫だ、とうさん」。優二「ありがとう」。みな、泣いている−−このとき、みんな信じたんだ、私だけでなく、みんな信じたんだ、奇跡が起こることを−−。一緒に帰る。しかし、優二はお腹を押さえて、苦しみ出す。笑顔になったが、前に倒れた。つづく。来週は最終回だ。
今回は、子供に説明しただけだ。そして、最後に大の野球だ。いつも、展開は少ない。ドラマのストリーとしての情報量は少ない。最近は、しみじみモードで、セリフも少ない。だから、結構、あらすじを書きやすくなった。榎本と洋子のファミレス・コント、柳沼と婦警の屋上コント、そして、今回自ら告白した飯塚の自虐セリフ、パターンが決まってきた。しかし、内容は厳しい。余命を告知されても、子供は混乱するだろう。かみさんは泣き続けていた。そして、告知をするものだろうかな?と疑問に思っていた。それは洋子のモノローグが、説明している。それで、一応納得することができる。どちらにしろ、子供は傷つく、でも、それは大事な思い出になる。意識して思い出を作るか、あとでシミジミと思い出すかの違いだ。結局生きていた間の、共感の時間が甘い思い出になる。切ない展開です。優二が前に倒れた。だから、このまま、最終回では優二の最後を迎えるのでしょう。いくら、大がチョンボくさい、奇跡のホームランを撃ったとしても・・・助かったら、これまで、話はなんだということになる。お騒がせだけで終わるのか・・怒り。最後は優二に美しく、死んで貰いましょう、笑い。ここまで頑張ったので、入院しないで在宅で死ぬのかな、そうなると食べれなくなって、1週間で死ねる。病院に入院すると中心静脈栄養とかすると、次第に弱っていくが、3〜6ヶ月ほどは生きる。牧野医師との最後の死に方は話しているのだろうか?。
セリフが完全に岡田節だ。短いセリフのブチギリだ。とくに榎本のセリフは注目だ。「愛されてると思えるからね、愛ちゃん可愛い、良かった、大丈夫だよ、ずっと続くよ、その幸せは、そうでないと駄目だ、(空に向かって)神様許さないからね、分かった、返事がないぞ」。→「嫌いだと思わないのは、愛されていると思えるからだ、そう思える洋子は可愛い、良かった、その幸せはずっと続くから、大丈夫だよ、そうならないと神様駄目ですよ、分かりましたか、返事してください」。省略と、文章がバラバラになっている。そして、同じ言葉の繰り返しが多い。優二のセリフ「とうさん、お前たちが大好きだ、大好きで大好きで、大好きだ」。完全に岡田節=榎本語りだ。それが洋子や、優二もそうなのだ。それが少し気になりだした。これが。、このドラマの味わいでもあるのだが・・・



あいのうた★★★★  8話  平成17年11月30日放送  適当です

優二の告白、洋子「間違っている」と泣く。抱きしめる。優二「笑ってようと決めた」。洋子「できない」と走る。子供たちと歩くと、洋子は笑っていた。先週の最後です。−−私は決めた、足されることばかり求めず、愛を与える、人を愛する人になろうと−−−。先週のまとめ。
朝だ、洋子はフライパンを打ち鳴らして、子供を起こす。洋子は張り切っている。亜希「付き合ってあげよう、長く続かない」。食事で、子供「おいしくなった」。洋子「普通じゃん、前はどうだったんだ」。笑い。優二も出るとき、洋子「今日は病院へ行く日ね、私もついて行く」。牧野病院で、優二「注射の日だ」。洋子「太いの5、6本お願いします」。大きな注射を持って牧野医師「愛ちゃん、(片岡さんは)体大きいけど、子供だから」と洋子に優二を頼むベタな診察室コントですね。最近はあんな大きな注射器はない。点滴をします。でも、優二も洋子に病院に付いてきて貰って安心かな、牧野医師も素直に洋子を受け入れていた。ファミレスで、榎本は「あり得ない」と言いながら、ブルーがが入ってテーブル拭いている。いつもの洋子と榎本の絡み、省略です。しかし、今日は洋子の方がしっかりしている、榎本は叱られている。洋子はファミレスでもしっかり仕事をしている。警察で優二のところに、飯塚が笑顔でやって来る。ちょっと、絡み。飯塚が何か隠していると言う。屋上では、いつもの婦警と柳沼、婦警「何か?」。柳沼「ねえ、自分が後少ししか、生きられないとしたら、笑っていられる?」。婦警「それは強い人でないと無理だ」。柳沼「だよね、何したい、自分がそうだったら」。婦警「好きな人と一緒にいたいですね」。柳沼「そうか」。この絡みも定番になりました。最後まで続けるのかな。恋愛に発展しようもないですね。それにしても、ベタな屋上での絡みだ、笑い。優二は飯塚に隠している秘密を暴こうとする。そこに飯塚に署長からの見合いの写真をおばさん署員が持ってくる。相手はバツイチだが、優二「親友を安心させてくれ」。飯塚「片岡がそういうなら」と引き受ける。おばさん署員「日曜日、リーガロイヤルホテル」。洋子−−−私は生きてきた分、以上に笑っていたい、下を向くのはいやだ、彼の言うとおり笑顔は力をくれる、彼の命と代わりに私の命をあげてもいい、一度捨てた私の命だから、でも、そんなことを言うと彼に怒られるけど−−−
夜、隼が裸で逃げている。洋子はやっと追いかけて捕まえる。全員で「家庭内鬼ごっこだ」。その頃、残り3人は飲み屋に物憂げにいる。榎本「最近元気で幸せそうだ」。飯塚「そうか」。榎本「分かった、明るく・・」。飯塚「お見合いする、片岡がしろと言う」。榎本は見合い写真を見る、榎本「美人だ、しなよ〜」。飯塚「房ちゃんに比べると・・・(たいしたことない)」。榎本「飯塚さん、必ず振られる、そしたら明るく笑える」と喜ぶ。飯塚も悲しく笑って納得だ。一見ひどい言葉ですが、納得です。飯塚さんは、どこまでも、いじられキャラなのです。自虐的な笑いです。夜、部屋で、子供を寝かし付ける優二だ。洋子も来て、笑顔で見つめる。二人で座って、優二「言わないといけない、子供たちにも・・・分かっているんだ、でも、それが一番辛い、愛ちゃん」。洋子「はい」。優二「俺がいなくなった後、子供を引き取ろうと思うな、君の生きたいように生きな」。洋子「聞きません、聞かないよ、あのさ、そのシャツ洗濯機にいれてね、いつまでも着ているんだから」。優二は洗濯機に入れる。しかし、部屋から洋子の泣き声が聞こえる。洋子が声を上げて泣いていた。犬のミルクを抱きしめてベッで泣いていた。優二は部屋の外で、立ちつくし「ごめん、愛ちゃん、ありがとう」。CM。
見合いの日だ。ホテルのラウンジで飯塚が座っている。落ち着かない。相手が来て、吉永と名乗る。榎本は柳沼は呼び出した。榎本「見合いだね、秘密共有しているので、呼び出したけど、信じられないよね」。柳沼「片岡さんは、愛さんを好きなんだよね?」。榎本「そう思う」。柳沼「そうか、好きな人といられればいい」。榎本「愛ちゃん辛いな、知ったらどうなるのだろう」。優二の家で、洋子と二人だ。優二「飯塚、今日お見合いだ、あいつ何度か見合いしても、必ず、失敗する、堅くなる、でも、うまくいって欲しい、あいつが幸せになるところ見たい、行こうか」。そこで、優二は子供たちにも声をかける。しかし、子供らは興味がない、当然ですね。見合いでは、吉永「刑事さんですよね、大変な仕事ですね」。飯塚「危険な仕事ではなります」。優二と洋子が行くと、榎本と柳沼と合う。驚くが、優二が一緒に行こうと言う。もちろん、見合いをしていた。飯塚は固まっていた。それを見て優二「駄目だ」。飯塚の後ろの席で4人が座っている。近すぎるだろう・・・あまりに不審な4人です。しかも、注文断っているぞ、笑い。飯塚「あのう、あのう、あのう・・・・」。吉永「はい」。飯塚「ごめんなさい、素敵な人と一緒ですが、、考えられない、大事な親友が、ひどく辛い状況になる、それで一杯だ、自分のことが考えられない、だから、すみません」と断り、謝る。それを聞いた4人は困った顔をする。優二「飯塚」。驚くが、優二、皆を前に「何だ、みんな、知ってたのか、参ったな、愛ちゃん」。榎本「愛ちゃん知ってたの」。洋子「ごめんなさい」。飯塚「病気治るのだろう」。優二「後、半年、気が付いたときは手遅れだった、みんな、体には気をつけろ、泣きたくなるのはよそう」。榎本「そんなことを言われても」。飯塚「子供たちは?」。優二「まだ言ってない」。皆は当然沈みがちだ。優二「笑ってくれ」。洋子「笑うと力が出る」。飯塚「それで笑っていたのか」。優二「折角、揃っているから、子供たちも連れていこう」。カラオケだった。みんな、たすきを掛けている。これが微妙だ、見逃したものもある。ちゃんと立って、セリフで紹介して欲しかった。。榎本は泣いている。「おやじ代表」の優二「ヤングマン」を歌う。子供が飛び跳ねる。泣いている榎本。「不幸な星の・・」は飯塚だ。−−何て強い人だと思った、でも、そんなことはなかった、優二さん、あなたも、壊れそうなのをこらえてた−−−。CM。
河原で、榎本「凄い人だ、愛ちゃんも」。洋子「私も?」。榎本「こんな私を騙すなんて、凄い人だ、明るくしてられる、負けたようで、悔しい、愛の力、今恋してると思った」。洋子「思ってない」。榎本「奇跡起きると良いね、片岡さん」。洋子はうなずく。榎本「笑顔だね」と笑う。警察署で、優二「美人を・・・」。飯塚「美人だ、どうせ、断られる」。おばさん署員「この前の人、飯塚君を気に入っていたが、次に見合いする人に決めたらしい」。注意する女子署員「ここは警察よ、こんなことしたら、警察も民営化よ」。一同驚く。優二「民営化したら、飯塚はリストラだ」。「犯人捕まえるノルマもあるのかな」。大騒ぎだ。大が帰ってくる、野球を教えて欲しい。恰好良いところ見せたい。洋子「さやかちゃんにだ」。大「そんなところ」。公園でキャチボールする。亜希や隼も順番にキャチボールする。洋子は見つめている。夕日の中だ。美しい夕日を浴びて、何気ないキャチボールが続く。ボールを見つめてる優二だ。隼人「おとうさん、早く」。促されてキャチボールを続ける。そのうち、優二も洋子も涙目になっている。夜、家で、後かたづけする洋子だ。優二は子供のベッドで、「今日は楽しかった」。そして「みんな、ごめん、ごめんな、ずっと一緒にいてやれなくて」。思わず一人で、家を出て行く優二だ。河原の河川敷で泣いていた。洋子がやって来て、優二は洋子を見つめる。音楽なしだ。無言だ。洋子「笑わなくて良いよ、今は」。洋子は向かい合ってしゃがみ込んで、優二をそっと抱きしめる。洋子「頑張らなくて良いよ」。音楽が始まる。優二は思いきり声を上げて泣き出す。優二「辛い、いやだ、死にたくない、あ〜あ〜」。洋子−−−このとき思った、この人、片岡優二を愛している、心の底から愛してると、こうも思った、この人と出会って、何と幸せ者なんだ、ずっとこの人と一緒にいたい−−−。洋子は頭をなでる。優二「ごめん」と言うと立ち上がる。そして優二「みっともないところを見せた」。洋子「あのう、お願いがある、私と・・・結婚してください。エンドロール。
結局、今回は飯塚の見合いだけだよ。もちろん、明るい笑いネタだけど。もちろん、予想通り飯塚は振られる。それを機会にして、4人に優二の病気を共有することになる。優二と洋子が笑ってことに納得してしまう。しかし、飯塚さん、これでは永遠に結婚はできませんね。永遠にいじらえて、笑いのネタで皆をなごませてくれるのだ。これからも、お願いします。それに、恋愛の行方なんかは、このドラマでは本筋ではないようです。一応、優二と洋子、榎本と飯塚or柳沼、柳沼と婦警、などが考えられるのですが・・・。それにしても脇のキャラも変わりませんね。婦警は相変わらずだし、お叱り婦警も、今回は警察民営化まで出して衝撃を与えました。
最後に、洋子は結婚してくださいと言いました。思わず、岡田さん、得意の疑似家族の世界だ。残された洋子は子供たちと疑似家族になる。それを結婚することで、本当の法的な家族になるのだ。自分は金目当てじゃない。子供目当てか? と叫んだ。まさか、優二のH目当てではないな。多分、岡田さんだから、結婚するのでしょう。今回の大きな進展はそこだけだ〜〜笑い。まったりしているが、夕日の中での、キャッチボールが良かったな。家族で、親子のキャッチボールを後、何回出来るのだろうか。それを思うと切なくなった。最初、音楽がなかったが、途中から音楽も付いてきた。それも新鮮でした。役者の菅野さんの、泣きのアップの顔だけで、数秒抜くのも、凄いな。それが成立する、ドラマなのだ。月9では、こんな作りは出来なくなった。



あいのうた★★★★  7話  平成17年11月23日放送  適当です

洋子は歩いていると、優二が牧野病院から出てきた。思わず駆け寄る、優二「散歩?」。洋子「どこか具合悪いの?」。優二「胃の調子が・・」。洋子「大丈夫?」。優二「年取るとがたがくる」。短いセリフの会話で、役者の独自の間合いが微妙な岡田ワールドだ家に着くと、表札に大きく愛ちゃんと付け加わっていた。皆が迎える。物置を改造して、愛ちゃんの部屋が出来たのだ。粘土でいろいろの物が作ってあった。でも、隼が壊したものも多かった。ベッドで寝ると、犬が一緒に入ってきた。ファミレスで、洋子は榎本に絡まれる。返事をしない洋子だ。いつものコントです、ここは省略します。洋子「感謝しています、差しで飲んで勝負する?」。昼休み、一緒にお弁当を食べて、榎本「嘘付かない生活っていいでしょう、片岡さんに好きって言ったの?」。洋子「いいえ、いいんだ、自分の居場所があればいい、自分でいって、クサかった」。榎本「ハッピーエンドだね」。洋子「あの人はどうして笑っているの?」。榎本「昔は違った、癒し系狙っているのかな、私しか知らない秘密だった頃が嬉しい、あ、あった、私だけの知っている秘密、教えたらつまらない」。一方病院で、優二「奇跡で、治ったかな」。牧野「病気いつまで黙っているの?」。優二「分かっている先生、でも、いくじない、そろそろ、ちゃんと言わなきゃ、でも、想像すると駄目、俺がいなくなった後は実家に頼む、大丈夫だろう、でも、一日延ばしにして、いくじない」。牧野「今日から、少し、強い鎮静剤に変えます」。洋子はコロッケの総菜を買って帰る。優二がうまいといったものだ。洋子−−−優二の笑顔を思い出すだけで、足取りが軽くなった、早く帰りたいと思うのだな、そんなことを思ったことがなかった、でも、彼の笑顔にどんな意味があるか、何も知らなかった−−−。大がポストに入れようか悩んでいたが、洋子に押されて投函してしまった。ラブレターだった。大は洋子に、素直に告げる。次の日朝、学校に行く。大は女の子に見とれて、橋にぶつかった、痛い、でも笑い。レストランでは、柳沼が洋子を盗み見ている。榎本「せつないオーラを感じた」。それで急いで隠れるが、店の脇に不審者風に張り付いている柳沼を婦警が見つける。婦警「完璧振られましたか」。柳沼「こんなに振り向いて貰えないのは初めて、その人が幸せなら嬉しい、切ないな」。婦警「愛ですね、愛です」柳沼「君は?片思いの人どうした?」。婦警「全然だめです」。柳「頑張れ、好きな物は好きだから」。婦警「どう頑張るのか」柳沼「愛か、愛さんだけに愛か」。今週の絡みも切ないが、同じパターンで、進歩はないぞ。レストランで、洋子と榎本が話し、柳沼はフリーだと気づく。榎本「ドラマだったら、私だ」。洋子「いや、怖い男と一緒だ、もう一人いるじゃん」。そのもう一人の男の飯塚は、警察の屋上で優二に「愛ちゃん、どう?」。優二「顔も明るくなった元気です」。そこで、優二は薬を落とす。部屋で、優二は突然腹痛になる。飯塚は薬をポケットに入れる。CM。
大は橋で女の子と話す。家では洋子は子供とババ抜きだ。最後まで、洋子がババを持っていた。そこに大が元気なく帰ってきたが、手紙を持っていた。亜希「振られたね」。優二は橋でお腹を押さえていた。帰ると大は失恋で部屋に閉じこもっている。洋子が慰める。洋子「うまくいかなかったけど、いいと思う、好きだって、手紙を書いて、何度も書き直して、恰好良い、勇気あると思う、いい話している、でも、なんなの、うちの大を振るなんて、こんないい男振るなんて、なんか、むかついた」。大「ありがとう、一つ間違っている、サヤカちゃんはブスじゃない」。洋子「すみません」。飲み屋で、飯塚の薬を死んだ親父が飲んだと同じ薬だ、と主人の溝口が言う。飯塚「嘘だろう」。家ではトランプで盛り上がる。寝た大を優二は見つめる。由希も見つめなでる。洋子が来て「寝顔・・・」。寄り添って洋子「寝顔見るの好きだね」。優二「幸せなとき」。洋子「幸せだね、この子たち」。優二「ラブレター、これから、恋したり失恋したり、挫折したり、色々ある、そうだね」。洋子「大とか、隼が大きくなって、何だよ、親父、由希も親父クサイ、来ないでというかも」。優二「それも良いな、いいよ」。洋子「いいの、へえ」。優二「そんなものだ」。そして、お休みを言って寝る。優二「さっき、大をうちの大と言っていた、嬉しかった」。洋子「じゃ聞いていたの」と微笑んでしまう。優二は机の亡き妻の写真を見て大泣く。優二「大きくなった あいつら を見たいよ」と泣きながら言う。河原で、皆でフリスビーで遊ぶ。洋子「よく、お正月、みんな家族で遊んでいる、それを一人で見ていた、いつも、あっちの世界にいけない、私には幸せは似合わないと思っていた、今こうしている、幸せだな、片岡さんのおかげです」。優二「幸せなんか」。洋子「幸せなっか似合わない人はいない、気持ちいい」。その時優二の腹痛が起きる。苦しむ。洋子は救急車と言うが、優二「ちょっとしたら治まる」。子供たちが「おとうさん、ちょっとあっちで遊んでくる」と声をかける。優二は手を離して「愛ちゃんには知っててもらおうかな、一人で抱えるのしんどくなった、あのさ、もうあんまり長く生きられないんだ、俺」。船が汽笛を鳴らし、優二の言葉を消してしまう。CM。
飯塚は一人だ。そこを榎本と柳沼は聞く。飯塚は優二の薬を差し出す。飯塚「これさ」。一方、優二に、洋子「嘘でしょう」。優二「半年と言われている、全然自覚症状なくて気づいたら手遅れだった、愛ちゃんに喋って楽になった、ありがとう」。洋子「嘘でしょう」。優二「残念だけど、嘘じゃない、本当なんだ」。洋子「だって、そんな」。優二「俺さ、愛ちゃん好きだよ、だけど、ずっと一緒にはいられない、悔しいし、淋しいけど、ごめんね、愛ちゃん初めてだ、秘密喋ったの」。3人組で飯塚「だから、警務課に移動した、子供たちと一緒にいたかった、そして自分で死のうとした愛ちゃんをほっとけなかった」。柳沼「何で言ってくれないんだ、冗談じゃない」と怒る。飯塚「言ったら駄目だ、誰にもの言わないと決めたんだ、壊しちゃ駄目だ、分かるだろう」。榎本は沈黙だが涙を浮かべている。飯塚「みんな明るくしなきゃ駄目だ、分かるよね房子ちゃん」。榎本「はい」と泣きながら・・・。柳も泣いている。優二も泣きながら、洋子も泣いている。洋子「いやだ、絶対いやだ、いやだ、いやだったらいやだ、そんなのおかしい、ありえない、ありえないよ〜、間違っている、私は認めない、認めないから」。優二「愛ちゃん」。洋子「いやだ、私生まれて初めてなんだ、こんなに人を好きになったのは、何で〜〜」と泣く。後ろから優二は洋子を抱きしめる。優二「ガキの頃、見いていたドラマお主題歌、♪苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろうさ、だけど僕らはくじけない、進め(ひょっこりひょうたん島)♪ 笑っていると力、出るんだ、人間は、だから、笑っていようと決めた、子供の笑っている顔を思い出してくれるだろう」。洋子は泣く。優二「愛ちゃんもやってくれるな、頼むよ、愛ちゃん笑っている顔一番可愛いんだから、笑顔見せて」。洋子、泣きながらの笑顔だ。洋子「できない〜〜」。洋子は一人走り出した。♪音楽♪ エンドロール。一人で座って洋子は泣く。柳も一人で泣く。榎本は静かに涙をためる。飯塚「こう言うときは、お前は笑うんだな」と呟く。優二は子供と一緒に帰る。優二「先に帰っているかな」。由希「喧嘩したの?」。優二「そんなことないよ」。そこに洋子が立って、笑っていた。笑顔で「帰ろう」。ここで、一気に来ました。泣いている演技ではまだ、泣けなかったが笑顔で泣けました。−−−私は決めた、愛されろことばかり求めなく、愛を与えられる、人を愛せる人になろうと−−−
前回は家出しただけだった。今回は病気の余命半年を周りに告知した。それだけだよ。それで、役者さんは全員泣きの演技を競い合った。菅野さんは、さすがにうまかった。泣き笑いだ。玉置さんは、最初から泣き笑いの演技だ。うまい物です。脇の3人も仲間はずれの飯塚が同じ頃に病状を知ってしまう。都合のいい展開ですが、そのおかげで、涙の演技の競演を見ることができました。和久井さんは、さりげなく押さえた演技だった。小日向さんも、押さえてましたね。かみさんは、途中から泣いていたが、おじさんは最後に笑っている洋子に泣かされました。見事な物でした。しかし、これだけで、1時間のドラマにしてしまう。岡田ワールドは快調だ。でも、この調子だったら、何も進まないままで、あっさり終わってしまうぞ。とにかく、岡田さんは結末が心配なのだ。ハッピーエンドはこのドラマではまず期待できませんね。予告で結婚するとか言っていました。疑似家族として、子供3人と洋子は過ごしていく道を歩むのか。それはちょっと、ハッピーエンドだけど・・・。普通に思い切り泣かしてくれるだけでも嬉しいです。
いよいよ、優二の症状がきつくなってきました。胃癌か、膵癌でしょうか、それなら、もっと食べ物食べられなくなるかな。肝臓癌はどうだろう? このドラマでは一切具体的な病名はでない。演出で意図的に、うまく隠してあります。自分は職業上、その方が、嬉しい。病名が分かると、気になってドラマを楽しめなくなるのだ、笑い。



あいのうた★★★★  6話  平成17年11月16日放送  適当です

早速、洋子と榎本のさりげない絡みだ。榎本「洋子が変わった、幸せだということ、良い天気、そんなことを感じられるのが幸せ」。洋子「うーん、そんなこと考えていない」。榎本「好きなんでしょう、優二さん、隠しても分かる、私には」。洋子「分からない」。榎本「そうか、嬉しい、正直な気持ち言ってくれて」。柳沼は病院での出来事を思い出していた。洋子に言われたので眉間にシワが気になる。家で、洋子は亜紀と遊んでいる。優二は、明日休みだろう、どこか行こうと提案する。洋子が弁当を持って行った。−−幸せだったが、怖かった、すぐに壊れるのだ、不思議な感情を抱いていた−−−。洋子「こういうの、いいね、私が言うのも変だが、一人忘れている」。飯塚だった。飯塚はラーメン屋にいて、ラーメンが出来たところだった。チャーハンも大盛りだった。悲しい。公園で洋子と子供たちは花飾りを作っていた。榎本「今、幸せかみしめてるだろう」。亜紀「だめじゃん」。回想−−近所の家族の遊んでいる、転がったボールを遠くに蹴った−−。洋子は、今も来たボールをとんでもないところに蹴った。そこに飯塚が登場した。洋子「いつか、壊れるなら、自分から壊したい、そんな気持ちを抑えられなかった」と呟く。タイトル。
家では、子供たちは寝てしまった。筋肉痛だ。飯塚「愛ちゃん明るくなった、良かった、思い出せないだろうが、そういう子だったんじゃないかな」。洋子「気にしないで、楽しかった、私、生まれて初めて」。飯塚「えぇ、覚えてるの」。洋子「ごめんなさい、もういいの、愛ちゃんは終わり、嘘なの」。飯塚、柳「うそ」。洋子「全部嘘、記憶消失も、強いているのね」。柳沼「えぇ、松田洋子さん、知ってました、でも」。世魚「本当の私が可哀想で黙っていてくれたんでしょう」。優二「洋子ちゃんっていうの」。榎本「私、全部知ってました」。飯塚「何で驚かないの、片岡」。優二「何となく、嘘なのかなって、でも、いいかなって思ったんだ」。飯塚「俺だけ、何も知らなかったの、俺だけ、えぇ」。洋子「すみませんでした」と深々と頭を下げる。飯塚、柳、榎本は帰る、橋の上だ。洋子は犬の相手をしている。優二は部屋でひとりだ。CM。
家で朝、皆が出て行く。由紀に洋子「可愛いね、それだけで生きていけない」。隼に洋子「大好きだ、この頭でいなさい」。大に洋子「いい男だ、自信を持ちなさい」。そして、「行ってこい」と送り出す。優二には「いってらっしゃい」だけだった。家を掃除した。水道を磨いた。そして、洋子は泣く。犬に洋子「そんな顔するな、幸せは私には似合わない」。榎本の店に遠くから、「ありがとう」を言う。自分の歯ブラシをとって、家を出る。頭を下げる。柳沼は優二に免許証を渡す。柳沼「自殺する前に全部捨てた、窃盗犯の持ち物から出てきた」と事情を話す。柳沼「彼女はひとりぼっちだ、家族も友人もいない」。家に帰ると、書き置きがあった。亜紀「探さないのか」。優二「探さない、愛ちゃん、もう大丈夫だ、飯にしようか」。小料理屋で、優二はいなくなったと報告する。柳沼「探さないのか」。優二「大丈夫だ、大丈夫になったから、本当の事を言った」。柳沼「ちょっと待て、そうかもしれない、死なないかもしれない、でも、愛さんは、片岡さんが好きなんだ、それが分からないのか、だから、本当のことをいった、それなのに、何で一人にする」と取っ組み合いになり、殴った。柳沼「俺が見つけますから」と一人出て行く。飯塚も榎本も「そうか」。小料理屋の主人の溝口「淋しくなりますね」。家では洋子の席が淋しい。朝、みんなで「行ってきます」。でも、返事がない。榎本も絡む相手がいなくて淋しい。警察で優二は仕事をしたが、家で歯ブラシを見つめる。優二が訪れた牧野医師「帰ってこないの、困ったな、彼女がいたときの方が元気だった」。優二「医者が非科学的な子と言って駄目」。牧野「半年だといったけど、余命という言葉は嫌いだ、余った命じゃない、でも人間の体は分からない、最近のあなたみてそう思った、笑顔で奇跡は起こると思った」。柳沼は探していた。署で、婦警は「好きなんですね」。柳沼「片思いだけど」。婦警「片思いって辛いですね」。柳沼「でもわるくないけど」。婦警「そうだね」。おいおい、柳沼、彼女の気持ちに気づけよ〜〜、笑い。片思い二人ですれ違いのシミジミしてるんじゃないよ。家でも、子供たちも元気がない。その時、犬がほえる。子供たちが愛ちゃんだ。しかし、猫だった。柳は飯塚と巡回している。飯塚「いつも蚊帳の外だ、いいけど、いつか見ていろって感じ」。優二は榎本に「愛ちゃんの味方になってくれて、ありがとう」。榎本「片岡さんにお礼言われる筋合いない、愛ちゃん好きだった、今だから言える、好きになっていたでしょう」。優二「でも、そうかもね」。榎本「二人とも好きだったんだ、薫に悪い? 年の差?」。優二「俺には無理なんだ、なんでも、だから、これで良かった」。榎本「でも不思議、普通は私だよ、絶対片岡さんが好きになるのは、私だよ、ドラマの定番だもの」。そんなとき留置所の鍵がかけられた。洋子がいた。CM。
警察で、飯塚が来るが、優二は帰っていた。飯塚「この日が来た、俺しか知らない、凄くない」。会議室に全員そろえて、飯塚「俺だけが知っていることがある、昨夜、無銭飲食した人が捕まった、金を「持っていなかった、その人ここに来て貰う、手続きしている」やっと、飯塚さんがメインになりました、おめでとう。そこに洋子が戸惑いながら入ってきた。榎本「ちょっと、馬鹿、素直じゃない、家出した子供者にあのだから、優二の所に帰りたいの、わざとだ、うちの管内で何かすれば片岡さんに見つかる、分かっていたのだ、馬鹿女、自分は幸せが似合わないと思って、出た、いたいんでしょう、大好きでしょう、だったら、そういいなさいよ、今言わないと幸せ逃げちゃう、自分で頑張らないと幸せ逃げちゃう、どうなの」と泣きながら大きな声で怒る。洋子は泣いている洋子「一緒に言いたいです、一緒にいたい、いさせてください」。優二「愛ちゃん、帰ろう、うちに、帰って」。泣く洋子にハンケチを渡す。榎本も大声で泣く。榎本「おかしくない」と叫んで・・・。家に優二が帰る。洋子を見つけて、喜んで「待っていた」と言う。泣いている洋子に、優二「愛ちゃんでいいか、それとも・・」。洋子は次の言葉を制止する。優二「愛ちゃんは、これからも愛ちゃんだ、飯作ろう」。亜紀「カレーだ」。洋子はソファで寝ている。朝になる、洋子が起きると、朝食があって、「行ってきます」と書き置きで、オムレツにケチャプで「愛ちゃん」。出かけた洋子は、優二が牧野医院から出てきたので不審がる。つづく。
何だよ、今日は洋子が家出した。残された人は戸惑う。しかし、管内で無銭飲食して、捕まり、皆と再会する。それだけですよ。でも、かみさんは泣いていた。自分はキーボードで書きながらだから、何じゃ・・・!?と驚いた。これだけでドラマにする岡田さんですが、今週「爆笑問題のススメ」に出ていた。「ふぞろいの林檎」が大好きで、なんでもない不完全な人間が、何をするわけでも、立派になるだけでもなく、ただ集まっているだけのドラマが、たまりません、と言っていた。そういう意味合いで、今回もドラマ的に、大したことは起きていない。でも、役者さんの演技とさりげないセリフで見せてくれました。岡田さんとしては、NHKの「ちゅらさん」で、世間からも認められた、大きな出来事だったといった。いえいえ、自分は「イグアナの娘」に変な嫌な印象が残っています。思えば「イグアナの娘」は名作だったようだ。それに比べると、仕掛けは日常的だが、今のところうまくいっています。今週は、洋子の嘘をばらすのだが、その後家出する。それで、嘘付いたことは軽くスルーできた。来週は、今度は優二の秘密が明かされる。7話だけど、いいのかな。ちょっと、結末が心配になる。



あいのうた★★★★  5話  平成17年11月9日放送  適当です

温泉での出来事、先週のまとめだ。優二「素敵な子だ、いい子だ、俺には分かる」と洋子を抱きしめた。一家は家に帰った。洋子は榎本に温泉での出来事を聞かれるままに話す。洋子「それで、抱きしめられて、(柳沼)僕が守ります、愛さんは僕が守ります」。榎本「凄い、そのあと」。榎本「あの時の(榎本)『どうしたの、今来たの、早く温泉に入りな、朝ご飯食べよう』、私って間抜け、その時の空気を読めない私、許せない、柳沼は知ってしまった、整理しよう、愛ちゃんは松田洋子で、記憶消失は嘘、柳沼は本当は松田洋子だと知った、記憶喪失のことは知らない、それで、あなたを愛ちゃんと、言わないつもりだ、片岡さんは?」。洋子「多分知らないと、でも、笑った顔を見ると、気づいているとも思う、気づいたら置いておかないかも」。榎本「登場人物は、あ、あの人(飯塚)はいい、どうしたいの」。洋子「・・・」。榎本「乗ってしまえ、それがいい、私だけが全部知っている、楽しい、何か食べに行かない」。買い物しながら。榎本「何故だまっている」。洋子「可哀想になった」。榎本「好きなのね」。洋子「興味ない」。榎本「ひょっとして片岡さん、私なら好きになる」。洋子「何で好きにならないといけないの」。榎本「恋愛ドラマ好きだろう」。洋子「うん」。そこに飯塚が登場するが、さりげなく「圏外だ」と言われる。飯塚「あれ、いい意味じゃなさそうだ」。優二は牧野医師に「愛ちゃんは忘れないと思うと言ってくれた、嬉しかった」。牧野医師「ずっといるの?」。優二「良い子だよ、口悪く素直でないが、心弱く、寂しがり。牧野医師「香里さんの逆ね、香里さんはニコニコだけど、心は強かった、自分より、あなた達を考えた、愛されている自信ね、それで、あなたも救われた」。優二「うまいこと言うね」。柳沼は優二に会う。そこで柳沼は「愛ちゃんのことですが、俺、彼女が好きです、それだけです」と静かなプチ宣戦布告だ。洋子は家に帰る。そこに優二が帰ってくる。子供たちがいない。太一郎?の家でお泊まりだ。優二「今夜愛ちゃんと二人か?」。洋子「えぇ」。ちょっと戸惑い・・・。タイトル。
夜、食事が終わった。微妙な緊張感だ。優二「」静だね」。洋子「まあ」。優二「なんかあれだ、冷えるね」。犬だけがいる。優二「愛ちゃん、お酒を飲みに行くのはいかがでしょうか」。・・・。洋子「行く」。いつもの飲み屋だ。洋子「五月蠅いな、亡くなった奥さん、酒飲んだ」。優二「全然」。洋子「私とは正反対だと言っていた、あの房子さん」。優二「似てないな、正反対だけど」。洋子「どうせ、あの、いつも笑っていられるの、アイドルでも売れないよ、なんで」。優二「なんでって」。店の主の溝口に、洋子「あんたもなんか言ってよ、大体、なぜ私に優しくするの」。優二「それは・・・」と答えようとすると、洋子は深酒で寝てしまった洋子は酒をよく飲むのだ。でも、二人だけの気まずい夜を酔って寝てしまおうとしたのだろうか、ちょっと危険でもあるが。酔った勢いと言うこともある。そういえば前もこの店で倒れたが、あれは水から上がった夜だった。負ぶって優二は帰る。橋の上から、家に連れてくる。そして洋子をおろしてソファに寝かす。優二は寝顔を見ている。洋子はソファの下で座ってる優二の腕枕にしがみついていた。朝まで、二人はそのままで寝た。洋子が気づいた。そしてまた寝ると、優二が気づいた。お互いに気づいて、「おはよう」。優二「よく飲んだね」。洋子「ひどいこと言った?」。優二「言ったよ、嘘だよ」。しかし正気に戻った洋子は遅刻だと、騒ぐ。今日から仕事だのだ。榎本と同じ仕事だ。菅野さんと和久井さんの、ファミレスウェイトレス姿は、コスプレ趣味を刺激する不思議な姿です。メイド喫茶でもいいかも?? 笑い。榎本「口の利きから気をつけて、先輩だから」と釘を刺す。警察では飯塚「女の人が圏外というのは?」と聞く。婦警「問題外ということ」と教えてもらう。予想通りだけど、プチショック? 一方、若い婦警に柳沼「デートへ行きたいのは、どんなところ」。婦警「食事かな、余り高くない店、でも汚いのは駄目」。参考にして去っていく柳沼だ。残った婦警「かなりせつない、私ってどう」。これもプチ・ショックだ。店に優二たちが見に来る。榎本が対応する。子供みんなは「パフェ」を注文する。洋子「先輩、やらしてもらっていいですか」。榎本「作りたいの、いいな」。洋子が作ったのは、大きな大きなパフェだ。店的にはまずいのではないの・・回想シーン、母親の誕生日にアイスで誕生日プレセントを作った。しかし、食べないで母親は男と出て行ってしまった。淋しい思い出だ。今日も母親の誕生日と同じく大きなパフェを作った。そして、子供たちは、みんな美味しいと言う。洋子は笑顔になる。そして、夕方。洋子「疲れた、足バンバンだ」と帰る。橋で柳沼「愛ちゃんのファミレス姿見たかった、あの・・」。CM。
洋子は柳沼と一緒に食事だ。洋子は優二にデートで食事はいらないと電話する。優二「柳沼はとても良い奴だ」と電話を切る。二人は蕎麦を食べる。洋子「何で? 話があるの??」。柳沼「特にない、それでは駄目ですか」。洋子「私の過去だけど、分かったのかな・・って」。柳沼「何も、なかなか難しいですね、すみません」。洋子「じゃなんで?」。柳沼「一緒に飯食べたかった、デートのつもり、愛さんを好きです」。洋子「どいつも優しいね、無理している、正義感ってやつ? 眉間にしわよっているよ」。優二はパソコンに向かって「デートだって、デート」と繰り返す。店を出て、柳沼「違います、(眉間にシワがよるのは)単なる癖です、本当に愛さんが好きです、よく分からないが、好きなんです」。近寄ってキスしようとするが、洋子は逃げる。柳沼「ごめんなさい、敬語やめていいですか、やめていい、良かった、おやすみ」。そういって、別れる。敬語から、普通の言葉遣いに進歩した。ちょっと切ないけど・・柳沼に見込みは薄そうだ・・・。優二は子供たちを寝かせる。そこに洋子が帰ってくる。優二「楽しかった」。洋子「別に」。居間のソファに座る。犬が顔を見る。洋子は職場で不機嫌だ。それを榎本に指摘される。洋子「そんな顔だ」。警察で、柳沼と飯塚は脱走犯を追うことになる。そこで、優二は応援を依頼れる。途端に厳しい顔になって、柳と一緒に行く。脱走犯が通報した女に何かするかもしれない。女の家を張り込むのだ。榎本は洋子に張り込みで遅くなると伝える。そして、榎本は、「優二は刑事課の声に戻った、怖い物なし、危険にも飛び込んだ」と話す。榎本は今夜行くという。3人は張り込んでいる。夕食で洋子はボーとしている。洋子「皆平気なの、心配してないけど」。榎本「愛ちゃん以外は馴れている」子供たち「もう危ないことしないと言ったのに」「お父さんは大丈夫」。張り込んでいると宅配業者がいた。そして、カーブミラーに怪しい影を見つけた。優二は追いかける。3人が取り囲むと、犯人はナイフを取り出す。そして、犯人はナイフを持って、優二に向かって走る。CM。
放送で、事件で犯人逮捕の実況が出る。そして刑事が負傷したと放送される。榎本が心配して、携帯するが出ない。突然洋子は走り出す。橋の上で、転んで膝をすりむく。それでも走る。泣きながら・・・。優二との思い出を振り返った。現場に駆けつける。意外と近くの事件だったのだと、かみさんと話してしまった。ベタの法則でもないが、こういうときは必ず走るのだ。洋子「負傷した刑事は?」と聞く。さらに病院まで走る。まず柳沼が迎える。大丈夫だったのだ。でも抱き合うこともない。そして、優二も出てきた。そこで安心する。優二「愛ちゃん」。最後に登場で、やはり怪我したのは飯塚さんだった。おでこにガーズと絆創膏だ。軽傷じゃないか、こんなオチか、笑い。優二「心配してきてくれたの」。洋子「何が心配なんか、何を笑っているの」。そして、洋子は一人走って帰った。川のそばで膝を怪我して、「最低だ」としゃがみ込む。そこに優二が来た。優二「ごめんね、先はごめん、嬉しかった、ありがとう、おっ、どうした、痛そうだな」。絆創膏を貼ってもらう。優二「大丈夫」。そして、優二は洋子を抱きしめる。洋子は離れて、一人で歩き出す。振り返る洋子・・見つめる優二。エンドロール。洋子「きついな、好きになってるジャン、私」と呟く。予告編で、洋子は全部話して、出て行ったのだ。
何の事はない。前半は、子供がいないで、二人で過ごす夜だった。でも怖くて洋子は深酒で逃げる。それだけの話だった。後半は優二が刑事課の手伝いをして、テレビで刑事1名負傷で、心配して走り出した。柳沼、優二、最後に軽傷の飯塚が登場。こんなオチだと予想したが、そこで、洋子は柳沼ではなく、優二が好きになっていることをはっきり自覚する。最後の言葉が良いです。もちろん、柳沼が洋子にアプローチもあったけど・・・今週は大人の時間だった。これだけのネタだけど、短いセリフの会話がポンポンと出る。ブチギリのセリフだが軽妙です。ここらが岡田ワールドです。ささやかなネタを漫才のセリフように絶妙の掛け合いで、見せていく。心の変化を絵だけでなく、セリフでも気づかせるのだ。そこらが腕ですかな。先週3つ★にしたが、今週も3つ★半で、合わせて4つ★だ。でも、一気に恋愛モードになりました。これは面白いかな〜〜と思ったら、予告編では洋子は出て行った。もとろん、主人公だからすぐに帰ってくると思いますが・・中盤のゆるみが心配だ。後半は優二の死を迎えて深刻になるのか〜〜。ただ、かみさんが言ったけど、余命半年なのに元気すぎる。まさか、牧野医師「ごめん、まだ半年の命でした」なんてオチだと怒るよ。岡田さんは結末がいい加減だから〜〜無意味なほど、みんな幸せというパターンになる、笑い。


あいのうた★★★  4話  平成17年11月2日放送  適当です

前回の空っぽのお弁当だ。全部食べてあった。よく頑張ったとほめられ洋子は泣く、優二「愛ちゃん、うちにいな、楽しい」。洋子「私いないと、淋しい?」。遠くから見ていた榎本「愛ちゃんよかったね」。優二は駅まで競争だと言うが、洋子は走らない。しかし、柳沼は免許証入りの財布を拾った男を取り調べている。男は目の前の女が捨てたと居直っている。溝口の店にやって来た榎本「感動した、そしたら、お腹がすいた、おこげ定食だ」。優二の一家もやって来る。洋子「こげてるの、おいしくないよ」。榎本「食べたことないの?」。柳沼は前科者リストで検索すると、松田洋子はなかった。安心した柳沼だが松田洋子という名前を見つめて「イメージ違うな」と呟く。そこに飯塚刑事が登場する、聞き出そうとする。しかし、柳沼は洋子のことはいえない。柳沼「一番に報告するのが飯塚さんは納得できない、すみません、皆のところに行きましょう」。洋子は榎本のお焦げを食べる。洋子「おいしい」。皆が拍手する。榎本は一家になったと喜んでいる。柳沼と飯塚がそこに入る。洋子の本当の名前を、柳沼はみなに言えなかった。次の朝、洋子にコーヒーを入れる。洋子−−穏やかで素敵だ、私にもこういう時間がもてる、悲しいくらい嬉しかった、このとき彼がどんな思いで、家族を見つめていたか−−。洋子は買い物に行き優二が付き合う。子供たちはやることがあって断る。買い物後で、福引きの抽選がある。洋子が抽選器を回す。はずれだった。もう一回も、はずれだ。3回目は優二と一緒に回す。金色の玉が出た。大当たりだ、特賞だ、家族で温泉旅行だった−−−思った、この人と一緒なら幸せになれる−−。しかし、その温泉は、石和温泉だった。洋子は実は石和温泉の育ちだったのだ、洋子「何で、ここ〜〜」。タイトル。
洋子は榎本に知らせる。榎本「えぇ〜ウソ、ずいぶん行っていない」。そして、榎本はニヤニヤする、思い出したのだ。最後の温泉の話を耳打ちする。、洋子「ウソ〜〜」。その内容は視聴者には分からなかった。洋子「場所が、石和温泉、石和(いさわ)」。石和という呼び方を知っていたのだ。榎本はスケジュール調整して一緒に行くことにした。いやがる洋子に、榎本「一緒にお風呂に入るのが嫌なんだ、体に自信ないなのだ」。飯塚刑事もやって来る。洋子「行って、誰かに会ったら、ばれる、私も行きたくないわけでもない」。優二は片岡医師に温泉のことを話している。片岡医師「当たりってあるんだ」。優二「愛ちゃんは天使だ、あいつら喜ぶな、一度も連れて行っていない、蓄えも残したいので、ケチケチしていた」。片岡医師「あまり、はしゃがないように、まじめに言っているのよ」。一方、洋子は「最悪」と悩んでいた。優二は職場でもはしゃいでいる。柳沼はやはり一人で悩んでいた。そこに、通りかかった婦警は柳沼に挨拶する。最初気が抜けていたが、急に柳沼「きみは死にたいと思ったことある? 女の子はどんなときに死にたいと思う、失恋とか??」。婦警「失恋なんかは、頑張ればなんとかなる、死にたくなるのは頑張っても、どうにもならない時、死にたいよりも、消えたいという時だ」おいおい、柳沼はいきなりそんなことを聞いて、それにしっかり答える婦警も凄い。家では皆がはしゃいでいる。一人はずれた洋子「パスしようか」と呟く。しかし、優二は聞いていない。それで、優二一家は電車に乗って、石和温泉にやって来た。優二「プラプラしようか」。そこに、同級生がやって来る。洋子の回想シーン。昔の小学校で洋子は、その友達に「生命線ない」とか言われていじめられている。その同級生が近づいて、思わず、洋子は顔を隠す。ご一行様は温泉宿に着く。あとで柳沼も一人でやって来た。CM。
榎本と飯塚は車で石和温泉に向かう。早速洋子と亜紀は温泉に入っている。おばさんに亜紀は可愛いといわれる。そこで洋子「自分で、可愛いと思っているだろう」。亜紀「可愛いと思っている、おかあさんがいつも可愛いと言っていた」。あっさり自分で可愛いと言うのが、山内菜々さんならではの、セリフです。柳沼は近所を聞き込みする。おばさんは「陰気な子だった」。働いたスナックでも、マスター「2日でやめてもらった、暗い、どよんとした」。歩いてきた同級生に聞く「高校で死んだんだけ?」。宿では榎本たちがやって来る。みんな一緒で夕食だ。洋子、回想シーンだ。−−母も温泉を当てたが、勝手に行ってしまい、洋子は留守番で、自分でお手製の舟盛りを作った−−。魚の顔を見て、亜紀「飯塚のおじさんに似ている」。そして、顔は落ちた。亜紀「死んだ〜〜」、笑い。本当に小日向さんが魚の顔に似ていた。そこに若女将が挨拶にくる。洋子「愛ちゃんだ」。飯塚「この前テレビに出っていた、美人女将」。愛「家がチェーン店をやっていて、ここにも店を出した、それでしばらく女将をしています」。皆が洋子を愛だというと、愛「私も愛です、みんなに愛される」。回想−−「洋子ちゃん、気にしちゃ駄目よ、ずっと友達だから」−−−。洋子は帰った愛に聞く「友達もここの出身で、松田洋子というのだけど」。愛「私の同級生ではないと思います、申し訳ありません」。洋子「お幸せに」と言うと、泣いていた。部屋では皆で神経衰弱する。亜紀が調子いいが、飯塚は駄目だ。優二「来て良かった、忘れるなよ、愛してるぞ」。皆が「は〜〜い」。洋子「忘れるよ、覚えていないよ、何が愛だ、忘れるよ、私は愛じゃない、私は違う、愛ちゃんはさっきみたい人だ、何が愛だ」。優二「愛は大切だ」。洋子「おぇ〜、愛なんてインチキ、まやかし、愛はあると思っているだけでしょう」。優二「そういうことはない」。榎本は洋子の耳を引っ張る。そして風呂に入るよ、21時からお風呂が変わるのだよ、行くよ。CM。
連れて行かれた風呂で、洋子は榎本に話す。洋子「思い出してくれない、記憶から消えている」。榎本「でも、何で、ここの温泉まずいと言わなかったの」。洋子「あんたが暴走するからだ」。榎本「ごめんね、あぁ〜それでいじけたのだ、楽しかったのに」。洋子「うるさいな」。榎本「認めなさい」。洋子「楽しかった」。榎本「良い子だ、このまま、愛ちゃんでいたいのでしょう、でも言い過ぎだよ、片岡さんにあやまって、反省しなさい」。洋子「分かったよ、反省します」。榎本「いま良い友達がいて嬉しいなと思ったでしょう」。本当にいい友達ですね。部屋では子供たちが寝ていた。優二と飯塚は話す。飯塚「お前何かあった、困ったことがあったら、言えよ、頼りにならないが友達だから」と言うとトイレに行く。優二「忘れる・・・楽しいのだ」。柳沼は一人でスナックにいる。そして、飯塚から携帯がある。飯塚「よかったら来ない」。次の朝、榎本が起きると洋子はいない。そこで「散歩に行く」と書き置きがあった。洋子は自分のアパートをみていた。そこに柳沼が来る。洋子は隠れたが、洋子「ばれたか、愛ちゃんもおしまいか」。川べりで、座っている優二を見つける。優二「おはよう、愛ちゃん」。洋子「ごめんなさい、昨日、言い過ぎた」。優二「酔っぱらい過ぎたのか」。洋子「覚えていると思う、あの子たち忘れないと思う」。優二「ありがとう、愛ちゃん」。洋子「私も忘れない、ずっと」。優二「えぇ〜〜」。優二「愛ちゃん、きみは良い子だ、素敵な子だ、不器用だけど、おれには分かる、俺が20若かったら、愛ちゃんに惚れちゃうよ、20じゃ俺が年下になるか、朝風呂にはいるかな」。泣く洋子は「ありがとう」と言う。立ち去る優二は、その時、お腹を押さえて苦しむ。残った洋子の元に柳沼が駆けつける。柳沼「おはよう、逢いにきました、愛さんに」と抱きしめる。つづく。
家族で福引きに当たって温泉に行った話だった。これだけだと持たないので、洋子のふるさとの石和温泉の設定だった。洋子は心配したけど、もう洋子の存在そのものが、記憶から消えていた。存在していなかったのだ。これはショックでしたね。若女将の愛ちゃんの乙葉さん、もっと絡むのかと思ったが、いい人の良いところと冷たさをさらりと描いておしまいだった。こんなものかな。しかし、子供の洋子には、唯一の優しい言葉だったが、愛ちゃんには口癖のように、どこでも言っていたのだろう。あるあるという状況で、愛ちゃんを責めることはできませんでした。むしろ、すねてしまった洋子が可愛い。せっかくの思い出の温泉旅行なのに、洋子「忘れるよ、愛はインチキだ」と言い切ってしまいました。そして、子供たちは、その言葉を一生忘れないだろうと自分を責めていた。まあ、このドラマはセリフの何気ないやりとりが絶妙です。しかし、今回は、先週に比べるとちょっと想定内だったかな。評価3つ★半ですが、ちょっと箸休めというところですね。もっと、昔の友達とかが暴走するかと思ったし、柳沼も皆に話して大変な展開も予想した。でも、友達はスルーしたし、柳沼も自分だけに秘めて洋子を好きになったんだ。そこらも盛り上がりに欠けた。柳沼を洋子はどうなんだろう。愛をくれるなら誰でも良いのかな? 「愛をください」って感じですかな。最後に、家族旅行で、洋子も行けたのか? 榎本と飯塚は実費参加だよね。部屋割りをどうするのか気になったな。そんな疑問とドキドキがあった。部屋割りは、納得しました。



あいのうた★★★★  3話  平成17年10月26日放送  適当です

前回のまとめ、愛という名前、保育園でにダンス、壁の家族の絵、榎本が洋子に「さっき、苦手、行ったことないと言った、あなた本当に記憶喪失なの? 本当に当たり?」。洋子「う〜〜〜んん、そうよ、だから、言うとおり」。榎本「当たり、記憶喪失は嘘〜? 私すごい! 見破ったの、私すごい、でも、何で??」。洋子「理由を聞くのに時間かかるの」。榎本「ごめんなさい、それで」。洋子「なりゆき」。榎本「分からない」。洋子「生きるの嫌になった、死にきれなくて、違う人間になれるかと思った」。榎本「生まれ変われるかと思ったんだ」。洋子「でも、無理な話だ、もういいや」。榎本「そうか、新しい人生か、そんなに辛かったのか」。洋子「どうかな、同情はやめて」。榎本「家族は?」。洋子「知らない、父は生まれたときから知らない、母も今は知らない」。榎本「本当の名前は?」。洋子「洋子」。榎本「合わないね、黙ってあげる、一緒にいたいのでしょう、だから、黙ってあげる」と去っていくここらの、会話は岡田さんの世界爆裂です。そして、菅野さんと和久井さんでの微妙な間合いも楽しい物です。ドラマの一つの楽しみです。橋で見送る洋子はほっとしている。そんな自分につっこんでいる。警察署で優二は、飯塚に連行される容疑者(田中要次さん)に「何でやめたのか、顔が優しくなった、良かった」と言われる。洋子は家で、榎本に言われた言葉を思い出す。榎本「折角だから、性格も変えたら、明るくなる」。早速洋子は作り笑顔をしてみる。ここらの演技も本当に菅野さんうまいですね。優二が帰ってくる。そこで、子供たちは学校の給食室が壊れて、1週間は弁当だと告げる。困る優二に、洋子「私が作ろうと思います」と言う。これが今回のメインのネタです。単純ですね、こんなネタで1本作る制作サイドはすごい。そして、洋子は作り笑顔だ。子供「気持ち悪い」。タイトル。
ジムで榎本と洋子は会って話す。洋子「独身?」。榎本「男性遍歴聞きたい?」。洋子「お弁当の作り方を聞いているの」。榎本「素晴らしい」。洋子「その性格なおしたら」。榎本「私は好き、皆の親は頑張るのだろうな、でもお弁当は味ではなく、愛が大事だ」。洋子「おいしいか、だよ」。洋子は本屋でレシピを書きうつす、もちろん店員から顰蹙だ。そして、スーパーで仕込みの材料を買う。早速料理を作り始めるが、台所は大変なことになる。優二が見に来て、「手伝う」。洋子「一人でやる」と断る。優二「じゃ、お休み」。夜一人だが、鍋を落として大きな音だ。優二「変な子だな」と写真に向かって話す。洋子の回想シーン−−−母「弁当、何で給食費払っている、冗談じゃない」。朝お弁当箱を持って行く。嬉しいが途中で開けると、アンパンが1個入っていた、一人で校庭で食べた−−−。朝までかかって、やっと出来た。見かけはまずまずだ。優二が起きた。優二「すごいね、台所もすごい汚れ方だ」と苦笑い。子供たちは「ありがとう」と元気に嬉しそうに言う。洋子「自信ない」と小さな声だ。洋子は疲れて、ソファに倒れる。犬が上に乗ってくる。優二は牧野医者の診察を受ける。牧野医者「切ない思い出もあった、手抜きしたときは、がっかりしているかな、そしえt、仕事終わって帰ると、お弁当箱を手にとって、振るとカラカラ、その音が嬉しかった、でも、残っている時、流しに捨てるとき、悲しい寂しい、私ばかり話した、いい顔色、優しくなった」。優二「それも切ない、消え行く命の最後の輝き」。洋子が起きると、子供たちが帰っていた。そして弁当箱が流しに置いてあった。ほとんどが残っていた。洋子「やっぱり、私が弁当なんて〜〜」。CM。
優二が帰ってくる。流しに行くと、残っていた。優二が怒ると、洋子「いいよ、怒らないで」。洋子は次の日も作る、少し食べてあったが、駄目だ。毎日作る。残る量は少しずつ減ったが、まだまだだ。洋子はデパートの総菜屋の弁当を見る。飯塚と柳沼が車でいくと、洋子が河原で一人座ってた。柳沼が車を降りて洋子に声かける。柳沼「記憶は? 思い出した? 何かできることない?」。洋子「ない、うざいと思っている」。柳沼「やっぱり、僕は小さいとき、父を亡くし、母と姉と妹、、みな大変で、ごめんなさい、女の人に囲まれてきた、女の人が辛いのは許せない、力になりたい、ごめんなさい、(僕は洋子さんが)タイプかな〜〜〜って」。洋子「いい人なんだね、私、いい人苦手なんだね、そんな気がする、悔しいな」。柳沼の秘められた生い立ちが明かされた。弁当を一口食べて、残りを柳沼にやる。居酒屋で、柳沼と飯塚がいると、榎本も来た。そこに優二も来た。榎本はお茶漬けを食べる。柳沼「愛さんのことだけど」。榎本はズルズルと音を立てる。柳沼「写真やビデオを公開したらどうか、新聞社の友達は大丈夫だって」。飯塚「危険だ、彼女は事故じゃなく、自殺未遂だ、顔を出すのは得策じゃない」。柳沼「このままでいいのですか、思い出したくない過去だけど、思い出すのに力をかしたい、現実から目を背けても仕方ない」。優二「柳沼、それはやめておこう、現実から目をそらしたいときもある、それもいいと思う」と言う。飯塚「何かあったのか、お前らしくない、目をそらしたい現実が、お前にもあるのか」。優二「子供教育費、お受験とか、大変なんだよ」。3人の性格の違いが明確に描かれたセリフですね。家に帰ると、洋子は弁当入れを壊してしまった。優二は小さいが別のお弁当入れを差し出す。優二「リラックス、そうだ、散歩行こう」。外で、優二「愛ちゃんは負けず嫌いだよね」。洋子「私が」。優二「そうか、覚えていないんだよね、多分そうだったんだ」。洋子「負けず嫌いの人は自殺しない」。優二「負けず嫌いの人は負けたとき立ち上がれない」。洋子「私は違う、負けたくないから努力する、そういう人でない、ポ〜イ、なんとなく〜」。優二はカフェを見つけて、一緒に入ろうと誘う。CM。
店に入って、優二「おじさんには(この店は)厳しい」。洋子「大丈夫、わからないけど」。優二「それ何?」。洋子「ライチ・・・て書いてあった」。優二「おいしい、気に入った、自慢しよう、愛ちゃんのおかげだ、知らないで死んでいったかもしれない、俺頼む、ライチの酒一つ、おじさんしか知らないことを、教えてあげるよ」。持ってきた女性に「ありがとう、おねえさん」。横の人のを見て、優二「あれ食べたい」。洋子「わかってる、タイカレー」。洋子は最後の日の弁当を渡す。優二「お疲れ様」。優二は仕事にいっても、職場で嬉しいそうだ笑顔だ。優二「タイカレーがうまい」と喜んでいる。優二「ライチの酒、おいしい、うまい店知っているけど、内緒」。洋子はタイカレーのレシピを見ていた。そこに子供が帰って、弁当を返す。手にとって、思わず洋子は振る。カサカサと音がした。みんな食べてあった。思わず、洋子は涙目だ。優二はニコニコだ。優二は子供たちに聞く。子供「ずっとおいしかったけど、多すぎたから、残していたのだ」。外に出た洋子を優二は追っていく。河原で優二「よく頑張った、えらい」と頭をなでて、ほめる。洋子は子供のように泣く。優二「愛ちゃん、愛ちゃんのままでいいんじゃないか、うちにいなよ、愛ちゃんいると楽しいし」。洋子「私が、楽しい?」。それを見ていた榎本「良かったね、愛ちゃん」。ここは泣けましたね、ほのぼのです。洋子が小さいときにしてもらえなかったこと、心にぽっかり空いた欠落を、優二は優しく埋めてくれた。洋子はこれで、自分を変えていけた。新しい自分に変えられた。愛の唄なのです。エンドロール。しかし、柳沼は、手に取った財布に町田洋子の免許証があった。
いや、泣けましたね。★5つでもいいかな? でも、今回はただの子供弁当を作って、最後は全部食べてくれたという話だ。オチは、残していたのは弁当箱が大人の大きいもので、全部食べたのは、子供用の小さな弁当箱だったせいだ。でも、それが牧野医師の前フリのおかげで、最後の弁当のカラカラが大感動になりました。演出の力と役者の力ですかね。良かった。菅野さんと和久井さんの駆け引きも良かったです。漫才みたいな、絶妙なセリフの間合いがあるのだ。まあ、洋子の素性が榎本、多分、優二にもばれたが、そのままで見守ってくれるのです。心暖まるホームドラマで岡田さんの得意分野のど真ん中になってきました。しかも、キャラと役者がぴったりです。初回の予想がいい方向に向かっています。今回で、柳沼のちょっと悲しい生い立ちが披露された。そして、柳沼の洋子への思いの告げた。しかし、軽く洋子にあしらわされました、涙。でもマスコミに乗せるのはまずい、それを優二たちが阻止したのはよかった。予告では来週は柳沼が洋子の素性を知ってしまいそうですね。


あいのうた★★★★  2話  平成17年10月19日放送  適当です

前回の復習です。洋子は川に入って、絶対見つからない、亜希のカバンを見つけた。それを知らない優二「もったいないよ、命が、生きようよ」と抱きしめる。家に帰ると亜希は、洋子に有り難うと言う。優二も有り難うだ。洋子「死のとしたわけでない、ごめん」。大「死のとした理由も忘れている」。洋子「そうだ、記憶がないのだから、じゃ、世話になる理由がない、苦手だ、幸せぽいのが、似合わない」。優二「幸せが似合わない人はいない、ごめん、ここにいなよ、記憶が戻るまで」。子供達が腹減ったので、皆で飯を食べにいく。亜希と洋子はお互いに好きな物を差し出す。そして、準がケチャップを振ると、皆は下を向く。見事、下を向かなかった主人の溝口にあたる、笑い。飯塚と柳沼は警備している。榎本の前に顔を出して話し込む。榎本「可愛い、柳沼君〜」。家では優二は「不思議な子だな」と家族写真を見て呟く。洋子は、子供達の寝顔を見ている。洋子が出て行こうとすると、優二は引き留める。そこに準が「おしっこ」で起きる。洋子がソファで横になると、犬が上に乗ってくる。洋子はCT検査、ロールシャッハ検査と、治療を始めたようだ。優二が牧野医師に頼んだようだ。牧野「専門じゃない、思い出したくない、自分で記憶を封印している、忘れたいことがある」。洋子は−−記憶喪失を演じていた、そうすれば違う人間になれる−−。タイトル。
洋子は本屋で柳沼と偶然出会う。二人とも、記憶喪失の本を探していたのだ。柳沼「元気で良かった、心配していた、どうですか、あの家は?」。洋子「まあ、何で、人が良いの、馬鹿」。柳沼「昔は怖い、格好良い刑事だった、憧れていた」。洋子「そうなんだ」。柳沼「少し役立てばいいと思った、身元探しているが、捜索願いも、失踪者リストに載っていない、僕に任せて下さい」。洋子「誰も探していないのだ」。洋子は本は買わずに出て行く。警察に榎本がやって来る。警察署では飯塚は犯人に「手錠を早く掛けろ」と言われる。榎本は優二の所まで行く。優二は「君たちの先輩と紹介する」。やたら、榎本はニコニコしているが・・・敬礼をする。洋子は幼稚園の前を通ると、準が来た。準「迎えに来てくれた」。おかあさんたち「新しいおかあさん、水商売臭い、虐待されている」。洋子「違う」。準は手を繋ぐと、皆「いいおかあさんね」と言う。帰ると、榎本がニコニコでご馳走を作っていた。飯塚が自分の机に来ると、優二も柳沼も早退でいなくなっていた。優二の家では、皆が歓迎会だ、榎本が計画したのだ。洋子「歓迎して欲しくない」。榎本「歓迎はこっちがするものよ」。皆楽しそうに食べる。優二「難しく考えないで・・」と洋子に言う。そして優二は「(洋子さんは)どういう人なんだろう?」。榎本「子供が3人いたりして、結婚していないね、でも、男はかなり知っている、都会ぽくない、美容院も、着ている物も、ちょっと田舎・・・髪の毛から身元探したり」。亜希「何歳」。洋子「??」。榎本「30過ぎた位」。優二「房子は?」。榎本「33歳です」。洋子「何の話」。優二「27歳」。洋子「よく分かんないけど、30には距離感じる」。ここらの会話が絶妙に上手いです。笑えました。飯塚だけは料理屋で食べている。飯塚「ひどいよ、誘われていない」。その飯塚が、ついに決意して優二の家を訪ねる。榎本も柳沼も忘れていたのだ。CM。
飯塚が来て、さらに盛り上がる。飯塚「いろんな名前を言おう、ぴんと来るかも」。榎本「捨て犬に、色んな名前を言って、ぴんときた」。大「適当な名前を決めたら、ないと不便だ」。飯塚「適当に」。子供達は、アンパンマン、さやか・・・回想シーン、洋子の母親に名前の由来を聞く。すると、母は名前を届けるので市役所に行った。すると、窓口の人の名前が洋子だった。子供時代、小学校で先生から、名前の由来を聞かれる。クラスに愛ちゃんがいて、親が誰からも愛されるようにと、愛という名前を付けた。飯塚「えみ」。柳沼「みほ」など印象の女性の名前を言う。それで、「愛」というナメが出る。洋子は「愛」に反応してしまった。飯塚たちはゴルフと卓球で活躍中だ。榎本「愛ちゃんとして、第2の人生を送る」。柳沼愛情の愛」。飯塚「ラブちゃんとか」。洋子「それはない」。洋子「私は愛ちゃん」結局、愛ちゃんに決まったようだ。ここらの会話楽しいです。岡田さんは得意ですね。「ちゅらさん」ですよ。準は保育園でダンスの練習をする。家で準は、ママが見に来ると報告する。しかし、榎本は仕事で、来れない。洋子に注目が行く。優二「頼む、愛ちゃん」。洋子「だめ、だめ」。榎本「一宿一飯の恩義がある」。皆が勝手に決めてしまう。帰り際、榎本「子供が寝ると、男と女で、大丈夫?」と聞き出す。もちろん、すぐに否定する洋子と優二だ。洋子はそれどころでない「保育園だけど」。CM。
保育園では準が飾っている絵を書き直したいと棚に乗る。そして、ダンスの参観で、洋子は出かけるが、橋の上で歩き方がぎこちない。急いで榎本の店に行く、そして「苦手で、行ったことない」ので代わりに行ってくれるように頼む。榎本「分かった脱いで」、ちょっと驚くセリフでした。なんと、洋子がウェトレスになっていた。優二の職場も、打ち合わせがキャンセルになった。そこで、保育園にいく。そして、榎本から準の絵を見るように言われる。優二が見る。でも、優二の頭が邪魔で全部見えないよ、バカ。一方、レストランで洋子は、これまでの優二の家での温かい思いを振り返る。そして、そのまま、走り出した。定番ですな〜〜ドラマでの走るシーンです。保育園に着くと、もう誰もいなかった。子供は公園に散歩にいたのだ。そこで、疲れて座り込んだ洋子は、壁の絵に気づく。準の絵に赤いワンピースの「あいちゃん」が「ぼくのかぞく」というタイトルに書き加えられていたこれは泣きますね。ここまで引っ張ったんだもの〜〜。洋子「ぼく の かぞく」と呟き、なく。優二はそっと見守っている。エンドロール。レストランで、榎本は厳しい顔で、洋子に「さっき、苦手で、行ったことないと言ったね、あなた、本当に記憶喪失なの? 」。思わず、黙り込む洋子だ。つづく。
ずっと落ち着いた、いいドラマになりました。一応、病院にもいって、ロールシャッハ検査も受けていました。分かりやすい、ベタな展開です。そして、岡田さん得意の家族がワイワイ騒ぐドラマになりました。今回も、皆が揃って、愛という名前を決めるなんて、楽しいですね。そうなると、芸達者揃いですよ。互いの会話の間合いの楽しさ、和久井さんのボケのうまさなど、大笑いでした。でも和久井さんは単なるボケキャラではなく、鋭い観察眼の元刑事だったのです。今のボケキャラは仮の姿でしたね。名前をつけるエピソードでこんなに盛り上がるなんて、しかも、愛ちゃんは微妙でした。恥ずかしいものでした。最後は準の保育園でのダンスで盛り上がりました。まあ、榎本に優二まで見に行ったのは、意外でした。でも、最後は洋子も行きましたね。想定内です。でも、洋子でいいのかな、愛がいいのかな。最後のボケ役の榎本から、厳しいツッコミで、危ないと思った。予告編では、あっさり、記憶喪失はばれていたようですね。とにかく、初回の暗さを我慢して良かった、久しぶりの青空みたいだ。今回は一気に評価アップで4つ★です。



あいのうた★★  1話  平成17年10月12日放送  適当です

冒頭で洋子の長い独白だ。−−赤ん坊は何故荒生まれて泣くの、世の中に出てきたくないから泣くの、だから、母親のお腹が居心地いいとは思えないけど、私は100%望まれないで生まれていた、母親は病院に赤ん坊を置いて帰ろうとする、幼児期は母が男とHするたび、押入に入れられた、小学校の担任は、作文でおかあさんは私がいない方がいいのです、と書いたら、「そんなこと思っては駄目、あなたがいないと、おかあさんはどんなに悲しむと思っているの」と抱きしめた、ガキなので感動して、ちょっと家出してみた、家の外で隠れていたけど、母親は探さない、寒いので家に戻ったが、母親は男たちと麻雀していた、こたえたな、それ以来性格は固まった、幸せなものを見ると、ムーッと吐き気する、基本的に愛は嫌い、信じない、でも、これだけは母親に感謝しているけど、結構ブスではない、女の友達は一人もできたことない、男は寄ってきた、でもすぐいなくなる、性格悪い、気に入らないと暴れる、そのくせウザイ、24時間全部私のためでないとイヤだ、愛に飢えている、愛仕方を知らない、愛されたことない、今度の男はいいかな、相手に転がり込んだが、決定的だった、お前といると幸せになれる気がまったくしない、頼むから別れてくれ、叩き出された、それが夕べ、消えたい、なくなりたい、生きてるの面倒くさい、違う人生生きたい、ほら、インチキ臭いドラマに出る記憶喪失、憧れる、なれる物でもない、だから消えてなくなる、聞いているの(ファミレスで注文取りの男に喋っている)? 帰ろう、5000円を出す、釣りはいらない、とっときなさい−−あっという間に人生を語ってしまった。洋子は外に出る。れまでの人生を語る。そこに東京行きに「しおさい」の電車が通る。結局、最後に東京にでることにする。河原で犬の糞を踏む。思わず荷物をごみ箱に捨てる。−−愛されることはない、幸せはもう来ないと思った。人は何度でも生きられると思ったとは、この時は思わなかった−−。夜の橋から洋子は飛び降りる。片岡が敏腕刑事から、警務課に替わってきた。そこには、柳沼と飯塚がいた。片岡は子供3人を連れて歩く。子供と一緒にいたいので、刑事課をやめたのだ。橋の上で、自転車の子供たちとすれ違い、亜希は亡くなった母からのプレゼントを川へ落としてしまう。ガッカリする亜希だが、片岡は「大丈夫、かあさんも許してくれる」。タイトル。CM。
片岡は子供が寝てから出る。柳沼と飯塚が一緒に小料理屋で食べている。そこに片岡が来る。片岡は妻を3年前に亡くしたのだ。やめるなら死んだ方がマシと言った煙草もやめた。一方、飛び降りたが洋子は水泳が得意で泳いでしまった。橋の上を歩く。そして、片岡達の小料理屋に入って座る。そしてビールを注文する。幽霊風の姿だ。片岡が聞き出す洋子はビ−ルを飲むと、倒れた。CM。
橋から洋子の靴が揃えてあった。自殺未遂だと推測する。洋子は病院のベッドで気づく。ベッドネームは?で名前はない。ここのカメラワークは奇抜でした。そこで、洋子は記憶喪失を装う。洋子「誰なの? 分からない」。飯塚と柳沼は記憶喪失だと声を揃える。片岡は仕事するが、パソコンは出来ないようだ。警察で調べるが、行方不明者の該当者はない、彼女は福祉施設に行くことになるかもしれない。洋子は病院で元気になり「違う人生をやろう」と動き出した。結局、片岡は洋子を自分の家に連れてくる。子供の亜希は「新しいおかあさん?」。片岡「違う」。洋子「ガキと犬は嫌いだ」。長男「そんな記憶あるの?」と厳しいところを付いてくる。皆で食事を始める。CM。
食事が終わると、子供たちは食器を片づける。しかたなく洋子が皿を洗うことになる。片岡は亡くなった妻のパジャマを貸そうとするが、亜希が駄目出しだ。洋子「どうして、置いてくれるの?」。結局、片岡のパジャマ?で寝た。朝、子供達が起きるが、洋子は疲れて寝ている。片岡は子供達に記憶消失だから、優しくして上げてと頼む。片岡は榎本が働く店に行く。そこで、頼み事する。それで、洋子が起きると、榎本が枕元にいた。榎本は記憶喪失に興味津々だ。榎本「どんな気分? 日本語は覚えているんだ、ヒントはないかな」と身体を調べだす。榎本は「片岡の妻の友達だ、元婦人警官で仲良しだ、馬鹿かな? 馬鹿かも」。洋子「なんで、どうして、あの人は私をここに置くの、奥さんに似ているの?」。榎本「似てない、亡くなった香織は可愛くて優しくて、周りを幸せにする」。洋子「置いて、家政婦代わりにしたいの?」。榎本「そんな男じゃない、買い物にいこう」。洋子と榎本は洋子の下着などの日用品を買い物する。CM。
片岡は飯塚と柳沼に、洋子を連れていったことを問いつめられた。ちょっと、柳沼は無理そうな女に萌えるタイプで花束を持って病室に行ったのだ。片岡は「また死にそうで心配だった」。片岡は変わったのだ。洋子が一人いると、子供が帰る。洋子は口ごもって「おかえりなさい」。亜希「誕生日に買って貰ったカバンがあったか? 川から来たんでしょう? 」と聞く。洋子「泳げるの? 無理、諦めれば・・」。帰りのスーパーで片岡はタイムサービスで買い物する。家のお腹空いたので、洋子が食事の用意をするが、包丁の扱いがぎこちない。出来たが、まずかった。思わず食卓でケチャップの掛け合い、粉の掛け合いになる。みんな大騒ぎだ。CM。
子供が風呂に入る。その間に部屋の掃除する。片岡「料理がうまくない、お金持ちでシェフのいる家かな?」。洋子「どうして?」。片岡「一人は淋しい、自殺は駄目だな、絶対・・」。洋子「なんで?」。片岡「親やいろんな人が悲しむ」。洋子は微笑む。洋子「馬鹿みたい、いいじゃん、死ぬたければ死ねば、生きていれば良いことがある? 何で分かる、大体、この家は何? 気持ち悪い、愛に満ちあふれて、気持ちいいのでしょう可哀想な私の面倒をみるのが」。片岡「淋しい・・・淋しい人だったんだろうな」。洋子は思わず黙り込む。その片岡は医院の薬を飲んで写真の妻に「何か変なことにあなった」。朝、子供と片岡は言ってきますと出る。洋子は「じゃ〜」。でも犬が見つめている。洋子は歯ブラシをもって出ていった。書き置き「お世話になりました」。片岡は医院で牧野医師に漏らす世話になりぱなしだ、香織を最後まで見て貰った、でも、納得いかない、香織死んで3年、今度は俺だ、それはないよ、残酷すぎるよ、あいつら小さい、やっと明るくなった、後半年で今度は俺が亡くなる、あいつらどうなる、死にたくないよ、ここくると、こんな話できるの先生だけだ、大丈夫だ」。帰りに片岡は川べりで夕日を見ている。洋子はデパ−トの屋上の望遠鏡から覗く。片岡の家が見えた。そして、みんなで探していた。洋子は動揺する。片岡は子供達に指示しているようだ。洋子の子供の時の、母親からの無視にも似た虐待w思い出す。洋子「なんなの」。。子供達「名前はないから、呼べない」。柳沼も飯塚から、「あの橋でまた女性が飛び込んだが、彼女じゃないな?」。橋を見に行く。そして、片岡は川に入り、声を掛ける。そこに洋子が出てくる。川の中で片岡「馬鹿野郎、何で死のうとする、もったいない、命がもったいない、生きようよ、なあ、生きようよ、生きるんだよ」と抱きしめる。しかし、洋子が亜希のカバンを握っていたそんなオチは予想できたけど、見つかるわけないだろう。つづく。
初回で、いきなり主人公の洋子の生育歴が洋子のナレーションで語られた。定番に近い半生だった。ネグレクトみたいな虐待体験でしょうか・・・自分も他人も信じられない人生を歩んだ。そして、行き詰まっていきなり、自殺だ。岡田さん、やってくれましたね。「夢のカリフォルニア」と同じだよ〜〜笑い。一方の片岡は3年前に妻を亡くして、自分も治らない病気で半年の命だ。そこで、刑事から警務に勤務移動したのだ。小さな子供が3人もいる。この二人が出会う。それがドラマの始まりだ。暗い、滅茶苦茶、く〜ら〜い〜〜。でも、まあ菅野さん独特の間合いで乾いた黒い笑いはある。でもでも、玉置さんの、天然のハイテンション風の気張った演技とセリフまわしはどうだろう。ちょっと、馴染めないな。もう一人、亜希役の山内菜々ちゃんだ。そういえば、和久井さん、小日向さん、成宮さん、それぞれ自分の独特の間合いを持った役者さんばかりだ。辛いな。これみていくことは相当辛いぞ〜〜。ドラマとして記憶喪失者を自分の家に置くことは妥当なの? 記憶喪失の診断根拠は十分だったのか、医学的に詐病を見抜けないのか? デパートの望遠鏡で家を見て、探す姿を見つけられるものか? 最後は川におちた母からのカバンを見つけられるものだろうか、相当流されると思うが・・・。そんな事が気に掛かるのはドラマにはまりこんでいないからか・・・。