海猿 フジ 火 21時
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伊藤&加藤の同キャストで描く04年大ヒットした映画『海猿』の続編。もちろん、映画は見ていません。テレビで放送したような記憶がある。横浜海上保安庁に赴任した潜水士・仙崎(伊藤)の奮闘を描く。海保の全面協力を得た迫力満点の映像に注目。
とにかく、男臭いドラマらしい。体育会系で、縦社会のドラマになるのでしょう。皆、結構からだ鍛えたのだろう。男の硬派ドラマで海上保安庁の船をたっぷり楽しめるだろう。しかも、海の潜水シーンで、海の美しいシーンも楽しめるかも知れない。期待は★★★です、予想も★★★です。だって、女の子がでないようだもの・・・
(終わって、ドラマ全体の印象)
ドラマ全体としては、セリフや展開やキャラで見せるドラマではない。腕立て伏せの肉体と、沈黙の救助作業という、困難な緊迫したシーンで魅せてくれた。こんなドラマは本当に減ってきた。やたら説明的なセリフが多くなった。昼のスタパの倉本さんは嘆いていた。そういう意味で、このドラマは良かった。ストレートな展開だった。ストリーもキャラもひねりがない。ただ、潜水や戦闘の場面で見せるのは、大変だ。金がかかるのかもしれない。大輔と環菜の恋も、ストレートで潔かった。火曜のドラマ二つは本当に良質だったと思う。最初、女がでないドラマを心配したが、伊藤君のお尻と腕立て伏せ見るの、なれてきたな。仲村トオルさん、いい身体で、おとぼけだったし、笑えた。でも、死んじゃったよ。あそこは、もっともっと引っ張っても良かったと思う。ミッチョンも良い妻であり、母になる優しさを演じました。隠れクアラはオーシャンのマスターの伊武さんでした。見て嬉しかったヨ。
海猿★★★★★ 11話 最終回 平成17年9月13日放送 一回見です、間違い容赦
先週、母「絶対海で死なないと言い切れるの、もし、彼に何かあったら、どうするの」。下川は、ボートに中の遭難者が娘の唯だと知る。下川「任務を遂行するだけです」。大輔は必死で転覆したボートに声を掛ける。唯「助けて」。大輔「生存者確認!」。それは下川の元妻にも知らされる。大輔は声を掛け続ける。潮が満ちてきている。海上保安庁でも、現状の分析が行われ、ボートがこの状態でいることは奇跡に近い。潮の満ち、支えの岩から離れると、すぐにも沈没すると予想された。唯「こわい、パパ」。特救隊の到着はは10分かかる、大輔は「もう誰も死なせたくない、ボートに穴を開けて、救う、唯ちゃんを助けるのは、特救隊ではなく、我々だ」。下川隊長も決断して、船長に報告する。船長は「必ず助けろ」と承認する。吉岡は沈まないようにボートを支える。大輔はカッターで船底を切断する。そして、大輔が開けようとする。困難だが、空いたと同時に、残っていた空気が漏れて、船は沈みだす。しかし、ボンベを外して身軽になって、下川は船の下から潜り、唯を助ける。そして、やっと開いた穴から大輔に手渡す。大輔は唯を助け出す。しかし、ボンベなしの下川はボート一緒に沈んでいった。ながれに助け上げたときは下川は心肺停止で、皆は心マッサージーしている。そのまま、ヘリで緊急搬送される。タイトル。CM。
唯は病室で意識を取り戻した。母「ごめんね」。しかし、ICUでは下川は挿管され人工呼吸器で維持されている。医師は「10分ほど、心肺停止状態だったようで、脳の虚血が続いたので、機能回復しないかもしれない、最悪では植物状態だ、意識が戻りのは今日かも、1年後かもしれない、それは難しいことです」と話す。船長も、津田課長も、どうするか話す。大輔「すみません、僕が無茶したから」。同僚「お前を責める者はない」。大輔は環菜に電話する。大輔の無事を聞いて、環菜は落ち着いた。環菜の母も部屋に残ってた。母「寿命、縮むわよ」。大輔は回想している。下川はレスピレーターを付けて、意識がない。大輔は付き添っている。船長は退職届けを津田課長に出す。船長「私の責任です」。課長「待って下さい、下川は1年後輩だ、よく知っている、唯ちゃんを愛している事を知っている、下川は自分の娘でなくても、あーいうことになっていた、これは預かります」。下川の病室で、医師「心電図モニターは?」。看護師「サイナス(洞調律)です」。船長は海上保安庁名鑑を置く。津田課長が机に置いた新聞に、下川の事故は小さな記事になっていた。唯ちゃんが診察を受ける。もう、怪我は大したことない。元気だ。下川には大輔が付き添っている。病院の待合室で、大輔は唯の母・里江子に会う。里江子「海上保安庁の方ですか、唯を助けていただいて、有り難うございます」。大輔「唯ちゃんを助けたのは、下川隊長だ、しかし、船と一緒に沈んで、意識が戻らない、唯ちゃんを隊長にあわせたい、唯ちゃんの声なら、隊長に届くかも知れない、お願いします」と頼む。CM。
唯ちゃんと里江子は、ICUの下川のところに面会に行く。唯「パパ」。大輔「パパは船の上からズット、唯ちゃんを励ましていた、大事な存在だ」。唯「私、聞こえたよ、パパの声、ガンバレって、目を覚まして、パパの事大好き、また一緒に遊んで、唯を見て、パパ」と気を上げて、泣く。里江子は唯を連れ出そうとする。唯「今、パパの手が動いた」。皆が声をかける。手が動いた、目が目が開いた。しっかりした目つきで、手も目的的に動いた。麻痺はないようだ。分かり切った、ドラマ的なご都合主義かも知れないが、泣きました。保安庁、矢沢、ながれの皆にも、意識を回復したことが知らされる。大喜びだ。CM。
退職願は津田課長から船長に返される。船長「私の責任は変わらない」。課長「上層部からも、あなたに責任を取って貰います、ながれ廃船で陸上勤務の予定だったが、巡視船、「みさき」の船長として、現場で働いて貰います」。病室で、大輔は「無理して、こんな目にあわせた」。下川「冷静な振りをしていた、潜水士を辞める、唯を助けるために、自分は死んでも良いと思った、潜水士の鉄則は何だ?」。大輔「生きて帰ることです」。下川「父としてはいいが、潜水士として失格だ、やることはやった、後はお前達に任せて、陸上勤務に戻る、生きているっていいな」。大輔は環菜に電話して、母に会いたいという。その夜、大輔は母に会う。大輔「僕は、訓練生の時に、同期をなくし、潜水士になって、バディもなくしました、海で死なない保証はない、厳しい訓練を続けているのは、遭難者を助け、自分を助けるためです、もし、環菜さんを悲しませると思ったら、仕事を辞めます、陸上勤務になります」。母「事故の時も、環菜は平気な顔をしていた、覚悟出来ているのね、娘を頼みます、娘を泣かさないでね、あんたも、あっさり別れるなって言わないでね」。CM。
吉岡はオーシャンで、ため息だ。ながれの廃船式だ。皆ばらばらだ。吉岡「北海道なら、怜ちゃん、付いてくるのか」。怜はいやと答える。マスター「海は繋がっている、オーシャンはいつでも、歓迎だ」。大輔はすっかり片づいて何もない「ながれ」にいて、ロッカー室、機関室を見ている。下川は訓練を始めている。そこに携帯で、里江子から「唯も、月に一度遊んであげて、優しいパパが二人いて、あの子は幸せね」。現場を去る下川と現場復帰の矢沢は二人で、練習のプールに入る。朝に、「ながれ」の廃船式が行われる。挨拶「昭和52年、28年間、様々の海難事故に出動して、多くの人を救った・・・・」。これまでの回想シーン。池澤の遺影が椅子に置かれていた。ながれは警備艇として、買い取られて、スクラップにはならない。船長「諸君、どこに配属されようと、きっとこう思うだろう、「ながれ」にいるときに比べれば天国だ、扱いにくいのに、修羅場をくぐってきた、胸に刻め、人の命を救うために諦めない、愛する者のために絶対生きて帰る、死なない」。敬礼。船長は相変わらず格好良いな。♪ ♪。環菜はオーシャンから、海を見つめている。そこに白い制服姿の大輔がやって来る。大輔「配属はわからない」。環菜「どこに行こうと私は平気」。大輔「また遠距離恋愛かも」。環菜「信じて待っているから」。大輔、近づきキスして抱きしめる。終わり。
よかった、下川が助かって、元気に戻るのはちょっと無理かと思ったが、奇跡的でした。医学的にはちょっと、後遺症も残さないのは、無理かも知れない。でも、ドラマ的には、これ以上犠牲者が出るのは辛いよ。唯ちゃんも、辛いよね。自分を助けるために、父親が死んだなんて、一生背負っていかないといけない。元妻の里江子も、個人的には激しく反省して欲しいが、唯と下川の面会を許すことになった。めでたし、めでたしだ。環菜の母も、大輔の真剣さと環菜の尚子から学んだ潔さに、理解を示してくれた。最後は定番かもしれない、ひねりが足らないと言われるかも知れないが、これでヨシとしよう。かみさんは横で泣いていたよただ、今回は伊藤君のお尻が出ないし、腕立て伏せも、懸垂もなかった。ちょっと淋しいな〜〜。でも最後は良かった。感動したよ。
海猿★★★ 10話 平成17年9月6日放送
(公式HPから) ごめんなさい、みたのですが、感想を加えます
池澤真樹(仲村トオル)の死を乗り越え一つ成長した仙崎大輔(伊藤英明)は、新しくバディとなった吉岡哲也(佐藤隆太)と訓練に没頭している。伊沢環菜(加藤あい)も、冬柴康介(鈴木一真)から「お前が選んだ男を誤解していたようだ」と大輔を認めてもらい、充実した日々を送っていた。
下川いわお(時任三郎)は、別れた妻・里江子(奥貫薫)から近く再婚するから今度の外出を最後に、以後、唯(一木有海)には会わないで欲しいと言い渡される。「唯の幸せを考えて」と言われると、下川は子供の幸せは親が勝手に決めるものではないと反論。そんな頃、外泊許可を取った大輔は環菜の部屋に泊まることになった。肥後大作(伊武雅刀)にからかわれながら、緊張して部屋に入る二人は、中に入ってもギクシャクしたまま。環菜がシャワーを浴びていると、チャイムが鳴る。肥後だと思った大輔はバスタオル姿で玄関に出た。だが、そこにいたのは、環菜の母・歌子(朝加真由美)。趣味のボール体操発表会に出場するため、突然、上京して環菜を訪ねてきたのだ。大輔は歌子に環菜の部屋を追い出されるように船に戻る。環菜は、大輔のことを説明するが「海保」と聞いた瞬間、歌子の顔色が変わった。
下川と唯の最後の面会の日がやって来る。里江子は、唯にはこれで終わりだとは伝えていなかった。「今度はサーカスに連れて行って」などと明るく話す唯に下川は言葉に窮する。別れの時間になり、迎えに来た里江子に「もう、パパとは会えないんだよ」と聞かされた唯は絶句し、泣きながらごね始める。泣きながら里江子に連れられる唯を見送る下川は身を切られる辛さだった。
一方大輔は環菜から、以前父親を海難事故で亡くし、母は未だに心の傷が癒されずに、海に関連する事柄を嫌がるのだと打ち明けられる。ボール体操発表会を終え、環菜と歌子は「オーシャンズ」で打ち上げを行っていた。発表会で失敗した歌子はやけ酒状態である。そこへ大輔が現れた。「夕べはすみません」と切り出しても、歌子は無視。「お母さんのお気持ちは分かります」と大輔が継ぐと、歌子は「分かるんだったら、環菜と別れてください」と即座に切り返す。「娘が海で働く人と付き合って欲しくないの」と言うその強い口調には環菜も驚くのだった。
翌日、大輔が海保の敷地をランニングしていると、正門から中を覗く唯を見つけ、下川を呼びに行く。が、一足先に里江子が迎えに来て、嫌がり泣きじゃくる唯の手を引いて去って行く。ようやく現れた下川だが、2人を見送ることしか出来ない。そんな唯に憐憫を感じた大輔は「何があったって隊長がパパでしょう。どうして何も言ってあげないんですか」と詰め寄るが、下川は「母親の気持ちは無視できない」と冷静に話すだけだった。歌子が帰郷することになり、環菜と一緒に歩いていると前から大輔が来る。大輔は、環菜との交際をきちんと歌子に認めてもらいたかった。だが、歌子から「あなたは、海で死なないって言い切れるの」と厳しい言葉を突きつけられると、大輔は池澤が撃たれた瞬間を思い出し、絶句。その時、大輔は「ながれ」からの出航命令連絡を受けてしまう。大輔が行ってしまうと、歌子は環菜に「もし彼に何かあったらどうするの」と聞くが、環菜は「そんな心配、今まで散々してきたわ」ときっぱりと言い切る。その見た事のない強い表情の娘に逆に歌子が驚くことに…。
招集のかかった海難事故はプレジャーボートの転覆で、ボートは見つからず乗員6人中2人が行方不明だという。捜索に入るとすぐに1人の漂流者が救助されるが、話によると乗員はバレエ教室の教師と生徒の団体で、残る1人の行方不明者は、なんと大野唯、下川の娘だと…。
下川は席を外して、里江子に電話し唯の遭難を報せる。ショックを受けた里江子に横浜海上保安部に行くよう指示して下川は仕事に戻った。勝田船長(夏八木勲)から「冷静に行動できるのか」尋ねられた下川は「誰であろうが、任務を果たします」と告げる。と、岩礁に引っ掛かっているボートが発見された。勝田は「少女がいたら必ず救い出せ」と大輔たちに命令する。しかし、ボートはあちこちが破損し船底の一部のみが海上にある状態。海中から覗くとボートは不安定な状態で岩の上に引っかかっているだけで、入り口となるデッキは岩でふさがれ、周囲にはロープが散乱して近づけない。装備を整えた羽田の特殊救難隊に支援要請を掛けるが刻々と時間だけが過ぎていく。そんな中、大輔は「俺に行かせて下さい」と下川に頼み、わずかに海上に出たボートの底を叩き、唯の名を叫ぶ…。
今回は、前半と後半が完全に別れていた。吉岡が帰ってきて、大輔とバディを組む。相変わらずお尻丸出しのシャワーシーンだったヨ。でも、それより、笑ったのは、やはり環菜の部屋に泊まる事になった夜だ。シャワーを浴びて、バスタオル巻いて、環菜がシャワーなんて、妄想しまくりだ。しかし、そこに尋ねたのは、環菜の母親だった。最悪にして、インパクト満載の顔合わせでしたね。ここらは大笑いで嬉しかったです。怒る母に環菜は真剣に説明して、分かってもらえそうだったのに・・・遭難の緊急招集の電話がかかる。
ここからが、何という展開だ。里江子は海の危険を知って、下川と別れたのに、娘が海の事故に遭うなんて・・・。人生は皮肉なものだ。危険を避けようと思ったが、危険にはまるのだ。隊長の下川はさすがに冷静にいられない。見た目は冷静だったけど・・・いきなり、話が途中で終わってしまい。予告編では、心マッサージしていた。これ以上犠牲者が身内から出るのは辛いな〜〜。来週は最終回だ。
海猿★★★ 9話 平成17年8月30日放送 1回見で書きました、間違い容赦
先週のまとめ。一斉射撃で池澤が撃たれた。その時に尚子は出産した。そして、池澤が死んだ・・・。池澤のところに船長がやって来る、皆もやってくる。大輔は大泣きする。救助した海賊メンバーに、下川は「池澤を撃ったのは、お前か?」と、次々と胸倉をつかみかかる。尚子の病室では、環菜と尚子は一緒に楽しそうだ。そこに、内閣府参事官の数名が入り「ながれから連絡があり・・・池澤さんが殉職された・・・撃たれた・・・ヘリでご遺体を搬送中です・・・・謹んでお悔やみ申し上げます」と次々述べられる。池澤の遺体を乗せた黒い霊柩車は海上保安官の全員の列の敬礼で、見送られる。大輔は保安庁の一室で環菜と会う。その部屋には尚子が赤ちゃんをかかえ遺骨の前に座っていた。そこに、大輔は、名前を書いたメモを渡す。真子に○が付いている。大輔「将来、お金に困らず、幸せに結婚できる、真樹の真と、尚子の子から、付けた、単純な名前だ、でも良い名前です、すみませんでした、池澤さんを死なせて・・・」と深々と頭を下げて、謝る。タイトル。潜水士再生、彼が愛した海・・・。CM。
横浜で訓練はある。しかし、大輔は落ち込んでいる。下川「仙崎は自信を失っている」と報告する。船長は、池澤を亡くし、人命救助を放棄したショックから立ち直れないままなので、海保大学校の助手として呉に派遣されることを下川に告げる。船長は大輔に「吉岡を鍛えてやれ」。大輔は食べ物屋で環菜と会う。大輔は呉への異動を知らせる。環菜は帰省すると言って、私も帰ろうかと、話す。大輔は「頑張って、吉岡に潜水士になれと、言えない」。そこに、冬柴がやって来て、環菜「友達です」。恋人ではないのだ。冬柴「大変な仕事ですが、やりがいあるでしょう」。大輔「やりがいですか」。大輔は一人で、呉市、海上保安大学にやってきた。昔の訓練で、男どもは真昼間に、オケツまるだしでプールにシーンです。今週も男のオケツ出ました。大輔は、大学校で、昔の同僚と会う。そして吉岡がやってくる。吉岡「池澤さんのこと、ショックです、立ち直れません」。早速、訓練で大輔は指導してる。吉岡は潜水も根性なしの状態だ。ここでも、吉岡と大輔のオケツ出した入浴シーンだ。環菜は仕事で、ミスを出した。冬柴が、穴埋めする。冬柴「最近は、ボーとしている、この前の彼が海上保安官か、もっと覇気があると思ったが、お前は将来、いいデザイナーになれる、つまらない恋愛はするな」。CM。
大輔はプールにいくと、矢吹がやってきた。矢吹「リタイヤしたが、復帰したい、43だが、手加減はいりません」と言う。矢吹は2分30秒だ。一番早く浮いてきた。船長は、矢吹が再復帰することを知っていた。大輔は下川に携帯する。下川「訓練が終わったら、3日ほど休んでゆっくりしたら・・矢吹は俺のバディだ」。大輔「どうして、復帰しようとしたか」。下川「辞めたのは俺のせいだ、あいつに大けがを負わせた、釣り船の遭難の救助にいったが、俺と矢吹を繋いだ索(さく)を切った、俺はしばらく、あいつの顔を見れなかった、6年かかって、戻ってきた、俺が現役を続ければ、会える、潜りたくても、潜れないやつもいるのだ」。矢吹の頑張りは、若い者の中で、凄いを言われている。大輔は、訓練所で平成元年の集合写真に池澤が写っているのを見つける。回想シーンだ。池澤に何度も怒られる。腕立て伏せのシーン・・・尚子のまー君・・・「良くやったぞ、仙崎」が池澤の最後の言葉だった。大輔「無理だよ」。環菜は尚子に会いにいくと、尚子は実家の千葉の銚子に帰るので引っ越ししていた。環菜は海の近くで、怖くないか聞く。尚子「あの人が大好きな海」。そして、お守りを出す、尚子「電話で池澤は、引き出しを見ろ、よくきくぞ、それが最後の会話、まー君、安産で喜んでいると思う、あの人が亡くなる前に、この子が生まれた、少しの時間だけど、3人一緒にいられた、良かったね、真子ちゃん、仙崎さん、どうしている」。環菜「現場離れている、潜水士やめるかも」。尚子「まー君、目の病気で、特救隊にもどれないと分かった、今までのあの人だったら、潜水士をやめたと思う、でも、潜水士を辞めなかったのは、仙崎さんがいたから、彼の話ばかりだった、彼のことを認めていた」。CM。
吉岡が大輔を飲みに誘う。しかし、イジイジの大輔は断る。吉岡「いつまで、そんな顔しないで、俺は大輔に、たきつけられて来た」。大輔「ワルい」。吉岡「ハッパかけてくださいよ」。矢沢が食堂で大きな傷跡の足をマッサージ゙している。矢沢「古傷だ、筋力は戻っても、年取ると、持久力がない」。大輔「どうして、現場に戻るのですか、管理官として働けると聞きました」。矢沢「バディを、亡くして辛いのはわかる、でも覚悟していただろう、リングから降りる奴に答えたくない、プールサイドに立っているだけで、目障りだ」。矢沢たち訓練生は装備を付けて、陸上を走り、腕立て伏せだ。吉岡はへばっている。教官から「横浜へ帰るか、根性、根性」と激励される。呉の大輔のところに環菜がくる。環菜「1年前に来たよね、呼び出された」。大輔「本当に来ると思わなかった」。環菜「池澤さんが、潜水士やめようとした理由知っている?」。大輔「特級隊にもどらないので決めた」。環菜「中心性網膜炎、目が悪くなったから、尚子さんから聞いた、潜水士を長くやれないから、大輔がいたから、最後の潜水士人生を大輔に託したの、そのことを、電話やメールでなく、顔を見て伝えたかった、ちゃんと考えて、どうしたいのか」。CM。
訓練生の最終試験が始まる。教官は死ぬ気でやれと檄を飛ばす。潜水持久だ。次はおもりをもって、泳ぐ。矢吹は潜水してしまうが再び、浮かんでくる。最終は、20kgのおもりを上げてくるのだ。矢沢と吉岡が残る。矢沢は息が上がっている。しかし、息を整えて潜る、そして引き上げてくる。残った吉岡も、最後に大輔に励まされ、引き上げる。全員合格だ。早速、吉岡は携帯で怜ちゃんに知らせる。約束のチューを頼むが、携帯を横取りしたマスターがチューをする、爆。矢吹も下川に電話する。矢沢「お前が待っていてくれたからだ」。大輔と環菜は二人で、克服できた喜びを分かち合う。大輔「ここで前も、環菜に連れ込まれた」。環菜「大輔だよ」と喧嘩する。つづく。
まあ、今回は前回の衝撃からの回復がテーマですから、盛り上がらないのはしかたない。評価は下がる。前半で、殉職の送別などは、意外とあっさりだった。もっともっと、弔辞とかで泣かせてくれると思ったのに・・。しかし、尚子が思いっきり前向きだったのには、感動を越えた清々しさだ。女は凄い、池澤と暮らすうちに覚悟したのだろうね。悟りきった心境だ。一つの命を失ったが、一つを得た。3人一緒の瞬間もあったのだ。それだけで、幸せだという前向きさに感動だ。しかし、大輔は大変だった。呉に派遣されて、吉岡や、矢吹に逆に励まされたのだ。最後に大輔を励ましたのは、環菜ですね。まあ、予想通りの展開ですが、プチ感動だった。加藤さんは昨日のTBSドラマ「広島」といい、一皮も二皮もむけた女優になった感じがしました。それにしても、男のオケツ丸出しのシーン、多くないか。本当に凄いぞ〜〜。これ、視聴率アップ目的ですか?? おじさんは不思議と嫌いではありません。
先週に続いて、重い展開だ。本格的な男のドラマだ、セリフや演技でなく。肉体と映像で魅せてくれる。今週も最高だ。
海猿★★★★★ 8話 平成17年8月23日放送 1回見で書きました
先週のまとめ。2分ほど。出演者、タイトル。訓練が行われる。プール内のジャングルジムのような中を潜水して進んでいく。4分38秒だ。「ゆっくりと眠っているよなイメージだ」と池澤に指示される。大輔と池澤は本当のバディーになった。これが終盤の辛さを引き立てるのです。保安庁では、警備の強化を進める。「ながれ」が第1陣で、出動することになる。2週間ほどだ。津田係長「他意はない」と付け加える。「なだれ」のメンバーは、船長から「ながれ」の廃船を聞かされ、たじろいだ。大輔は「作って28年で仕方ないが、淋しかった、嬉しかったことは、池澤も「ながれ」に愛着を持っていることがわかったことだ」。大輔は「ながれ」を洗い、ペンキを塗る。そして、大輔は広島の吉岡に携帯する。環菜や、千佳、マスターが怜ちゃんの真似をして変わる。そのたび、突っ込む。だから怜ちゃんになっても、少ししか話せない。吉岡の訓練は厳しいようだ。大輔に環菜も「2週間の出航に、仕事だから仕方ないが、尚子が可哀想だ」。その頃「ながれ」の乗務員は家族と会っていた。尚子は「ちゃんと、考えてね、この子の名前・・」。池澤「できるかな、まあ・・」。下川も元妻と子に会う。元妻「あなたとあの子あわせること続けられない、私、再婚する、あの子、唯にも父親が必要なの、大切なときに傍に居てくれる父親が、当てつけじゃないのよ」。娘の唯と、さよならを言う。3つのカップルを登場させる、それぞれの価値観と生き方があるのです。それは誰も否定できないことです。下川の元妻はひどいように見えるが、それは許容範囲内だと思います。タイトル。ここに最後、殉職と書いてあった。CM。
環菜は仕事で、冬柴と残る。飯を誘われるが、環菜は断る。環菜は立ち上がり「嘘なんです、本当は予定ない、3ヶ月前なら嬉しかった、舞い上がった、でも、私には好きな人が居ます、ガキで、頼りないが、彼が好きなんです、すみません」。冬柴「お前は幸せなら、おれの出る幕はない、はっきり言ってもらって良かったよ」。ここらのさっぱりした描き方は、嬉しいですね。男と女の訳分からないドラマと際だった違いです(禁じ手ですが、月9のスローダンスと比べてしまいます、違うジャンルのドラマですから、比べても意味ないことを承知しています、爆)。「ながれ」は排他的水域に入った。笠島列島(千島列島を思わせますね)、大輔たちはお尻出してシャワーを浴びる。これ、21時に後ろからお尻丸出しの大サービスだが、視聴率アップに繋がるでしょうか? 笑い。おじさんから見ても、決して嫌いではない。携帯が圏外だ、とか騒ぐ。そして、永島の部屋でビデオ鑑賞会だという。大輔は池澤を誘うが、池澤は赤ちゃんの名前の本を読んでいた。大輔はアキ? カタカナの名前を笑うし、画数は結婚すると変わると切り捨てる。バディーとして大輔は楽しそうだ。尚子は環菜と一緒に、散歩している。尚子「変わった、しかっりした、強くなった」。環菜「ふっきれた、いちいち考えると持たない」。「ながれ」の甲板では恒例の腕立て伏せだ。船長室にコック係はコーヒーを持ってくる。「ながれ」に電話があって、尚子が陣痛がはじまり病院に行くと池澤に話す。池澤「テレビの下の引き出しをみろ、そのお守りは凄く効く、俺だと思って持って行け、がんばれ」。尚子「まー君」。これが最後の会話になるのだ〜〜グッシュンです。落ち着かない池澤だ。「ながれ」のメンバーから、池澤は冷やかされる。大輔は陣痛は10分から出産まで長いとか、お腹の形で女の子だとか・・意外と詳しい。池澤は怒り出す。そして、永島のカメラで記念写真を撮る。これも、最後の池澤の姿になるのですね。「ながれ」は漂流者を発見した。早速、進路変更して、救助班が甲板に準備される。ロシア人?のようだ。池澤「何でこんな海に??」。CM。
尚子は陣痛が5分間隔まで、病室だ。来ていた環菜は千葉の両親に連絡したと話す。環菜は付いているが不安だ。救助した人はロシア人だったが、マレーシャからハバロフスクの途中で、男たち(海賊)に襲われて、船を奪われた。彼らは抵抗する乗組員を射殺し、他の乗組員も海に落として船を奪った。海賊だ。「ながれ」は全員防弾服の着用を指示される。池澤はメモを机に置く。そして、出動する。尚子は陣痛は頻回となり分娩室へ行く。「ながれ」と本部は緊張の連絡が続く。霧の中、海賊に奪われたトリスターナ号を見つける。早速、「ながれ」は英語で停船を命令する。そして、すぐ傍まで接近する。しかし、応答がない。しかし、見ると甲板に、船長を人質にしている黒い服の銃装備の男を発見する。そして、帰れと指示しているようだ。助けた男は「船長を助けてくれ」と「ながれ」の船長たちに頼む。そして、人質にされていた船長は銃弾男の隙をついて、海に飛び込む。そこで、池澤と大輔は、海に飛び込んだ船長を救助にエンジン付きゴムボートで急行する。近づき、防弾服を脱ぎ、大輔が飛び込む。池澤はボートで待っていた。CM。
尚子はいきみはじめた。静かな時間が過ぎる。大輔はなかなか海上に出てこない。長い時間がたって、大輔が海上に浮かぶ。池澤は「ながれ」○を示す。そして、池澤が大輔をボートに引き上げる。尚子が出産した。環菜は喜ぶ。尚子は疲れたが幸せそうだ。女の子だ。池澤「よくやっった、仙崎」。大輔「初めて、池澤さんに褒められた」。その時、銃撃があったのだ。銃弾の音とともに、池澤の首すじから、血が流れる。実際こんな感じなのだろうね。銃声が聞こえる、そして、自分の首に痛みと血が流れることを知って、自分が撃たれたことが分かるのです。リアルだった。ただ、尚子の出産と池澤の銃撃と死が交互に描かれる。このコマ割りは意外と難しそうだ。ちょっと、細かく切り替えすぎかな〜〜と感じた。倒れる池澤を、大輔が助けようとする。しかし、池澤は苦しむ。その後、海賊船から、機銃掃射がある。急いでボートを「ながれ」に戻そうとする。池澤は大輔の呼びかけにも、声が出ない。CM。
「ながれ」に戻って、皆が池澤を運ぶ。船長に「首を打たれ、出血が激しい」と報告する。下川も「意識はある」と報告する。「ながれ」は横浜の本部にも連絡する。しかし、次に海賊達が船を燃やして、証拠を消そうとする。そして、海賊たちは海に飛び込み、救助を求める。救助した男は「我々の船員ではない、やつらは我々の仲間を殺した男たちだ」。しかし、船長は「彼らを救助する、潜水班は救助にあたれ」と命令する。大輔「何で奴らを救助する、俺には出来ません」。下川「命令だ」。苦しそうな池澤に、大輔「パパになるのですよ、尚子さんが待っています」。尚子と赤ちゃんに、環菜が会う。可愛い女の子だ。「「ながれ」で池澤の顔色が悪く、左手を伸ばし、声を出そうとするが出ない。そして、その手が落ちる。大輔「諦めちゃダメだ、死ぬな」と声を掛ける。しかし、池澤の意識はなくなる。「ながれ」のボートは海賊を次々救助する。そして、池澤の手ががっくりと落ちて、サイレントだが、大輔が叫ぶ。つづく。
辛いけど、見事な正統派ドラマだ。こんな普通のドラマを見たかったな。だから、今週も非常に満足だった。しかし、視聴率が意外と悪い。多分、細木さんが裏番組にいるためでしょうか。日本人は占いが好きですからね。ドラマとして優れているから残念です。これは海の警察(軍隊??)の保安庁の警備増強のキャンペーンと、切り離して考えたい。一番は、彼らが大輔の望むように安全に事故なく、人命救助だけしていられることを希望します。せっかく、仕事に理解のあった尚子が、喜びと悲しみを同時に、受けないといけない。過酷な人生に何と言って良いのだろうか。そして、尚子の他にも、大輔や環菜は、この事態を克服できるのだろうか? 厳しく重いドラマが続きます。
海猿★★★★★★ 7話 平成17年8月16日放送
不審船は停船しない。そこで、本部より命令がでる。両船の距離は500mだ。射手の大輔は立ち上がろうとするが、池澤に「訓練ではない、任務を遂行するだけだ」とたしなめられる。環菜はテレビでニュースを見ていると、看護師が尚子は落ち着いたと連絡に来る。病室に戻ると、尚子の表情には少し余裕があった。本部の三田村は上に向けての威嚇射撃の指令を出す。直ちに指令は伝達され、池澤は機関銃で撃ち続ける。数分が過ぎただろうか・・・・。「ウチカタ ヤメイ」の船長の命令だ。大輔「打ち返すなよ」。しかし、祈りも虚しく、相手から「ながれ」の本体に射撃してきた。射手台にも、船室にも弾があたり、火花が飛ぶ。その状況を見て、本部から、正当防衛で応戦命令がおりる。池澤は相手の船体に機関銃を撃ち続ける。大輔がやめようと言うが、池澤は打ち続ける。その時、相手船体が突然、爆発する。そして、沈没していった。自爆したのだろうか? 海上には何もない。霞ヶ関も、一同、沈黙したどよめきが・・・。池澤は放心し、大輔は頭を下げる。確実に相手の船の乗員は死んだと考えられる。人命救助ではなく、海の警察としての攻撃だ。正当防衛というが、何とでも言われかねない、厳しい状況だ。色々のプロセスはあったが、威嚇射撃を始めたのは、「ながれ」の方だ。見ていて、本当に心が重い。タイトル。CM。
次の朝、海域では重油などは見られた。しかし、不審船の国籍も、遺体も見つからなかった。現場は水深2000mで、船を引き上げるのは難しい。浮いてきたゴム手袋をすくい取り、保存する。翌日、「ながれ」は横浜に帰ってきた。船室で吉岡「生きて帰れた」と漏らす。池澤は無言だ。大輔は船室の携帯を取ると、そこには環菜の尚子の緊急入院の留守電があった。早速、池澤と大輔は病院に出向く。病室で、池澤「尚子」と声かける。環菜「尚子さんも、赤ちゃんも、大丈夫だ、何で傍に居てやられなかったの、苦しいときに、大事な人が遠くの海で撃ち合いしているなんて、全部分かっているけど、赤ちゃんは生まれるんだよ」と怒って病室を出る。大輔は、環菜をたしなめて、追いかける。環菜「ごめんなさい、私には耐えられない」と大輔に言い残した。病室では、尚子「まー君」。池澤「一緒に居られなくてごめん」。尚子「赤ちゃん頑張った、私のお腹を触って声掛けて」。しかし、池澤「すぐに帰らないと、報告書を書かないといけない」と出て行く。下川にも元妻里江子から電話で「無事で良かった、でも娘は銃撃戦のことを知っている、テレビで見たようだ、今度の日曜日は会わない、あなたが現場にこだわる理由が分からない」。下川は「銃撃戦のことは言わないように」と答えるだけだ。下川の子供は「ながれ」を見に行っていた。「ながれ」のメンバーは査問委員会に出頭を求められる。CM。
環菜の仕事では、針を刺す。それを見ていた冬柴から、週末の食事を誘われ、環菜は承諾する。津田、池澤、大輔が、船長も呼ばれる。下川は部屋の前で待たされる。船長と査問委員長は同期なのだ。委員長「君たちの責任を問うことはない、銃撃をしたものの名前は伏される、安心したまえ、事情を知りたい」。池澤「相手の砲撃で火花が飛んだとき、3人いたと確認しました」。大輔「自分も確認しました、質問してもいいですか、残留品のゴム手袋は分かりましたか?」。委員長「何も分かりませんでした」。外で待つ下川に、矢吹が来て、声を掛ける。矢吹「事情聴取に来たのか、今も現場か?」。下川「現場が好きなのだ」。矢吹「そうか、じゃ」。遠ざかる矢吹を見送り、下川はこれまでのことを思い出す。池澤と大輔は二人で帰る。CM。
査問委員会の部屋に残って、委員長は船長に「ながれ」の銃痕の検討結果を話す。銃撃台や、船体に22もの砲撃の痕があった。査問委員長「そこに命を曝したのか・・・ながれを元に戻すか未定だ」。委員長「今回の事件とは関係ないが、ながれの廃船が決まった」。「ながれ」の甲板で、吉岡は広島へ行き、潜水士になるための訓練に行くと船長から報告される。吉岡「やめた別所の代わりは俺しかいない、一生懸命頑張ってきます、そして、ながれに戻ってきます」。泣かせることをいうが、ながれはなくなるのだ。吉岡は大輔にあいさつに行くが、いなかった。夜の「オーシャン」で、吉岡がレイに報告するが、つれない。メルアドもスルーだった。吉岡の広島行きを喜んだマスターから、教えて上げようかと言われただけだ。週末、環菜は冬柴と食事をしている。展示会のお気に入りの作品の話をした。その後、冬柴「後の告白も本気だ、毎日、お前と一緒にいたい」。環菜「ありがとう、少し気持ちの整理つくまで、待って下さい」。冬柴は告白したのだが、環菜は保留して貰ったのだ。帰り道で、街頭テレビでの池澤たちの銃撃の画面を見て、町の若者は「本物みたいだ、スゲイ、撃沈させようとしているんか」と無責任に喜んだりしている。環菜は冬柴の傘を出て、「今日は一人で帰ります」と濡れて帰る。CM。
尚子の病室で、痛みがないなら退院してもいい、と言われた。尚子「まー君、どうして、お腹を触ってくれないの」。池澤は沈黙だ。池澤「俺には触られない、この手でお前のお腹には触れない」。夢中で射撃していた、この手を思い出す。しかし、尚子は優しく池澤の手を取って「何があっても、あなたはあなたよ、この子の父親だ」。そして、自分のお腹を触らせる。池澤は涙して、尚子を優しく抱きしめる。感動でした。環菜は部屋に戻る。そしてバスタオルにくるまっている。そして、これまでの大輔との思い出を回想する。そして、大輔に携帯するが繋がらない。その時、部屋のチャイムが鳴る。夜の0時だ。ドアに行くと大輔の声が聞こえた。環菜は開けようとするが、大輔「開けないで、顔を見られたくないんだ」。環菜「大輔君に、ひどいこと言っちゃた、辛いのは大輔君だ、ごめんなさい」。大輔「俺は・・・俺は、人を殺したんだ、その船には人が乗っていた、犯罪に関わっていたかも知れないが、何人も人が乗っていた、撃ったのは池澤さんだけでない、俺もあの人たちを殺したんだ」。環菜の沈黙。大輔「人を助けたくて保安官になった、環菜の言うとおりだ、環菜は、こんな奴と付き合っちゃいけない、今までありがとう」。そういうと雨の中を去っていった。環菜は猿になっていた明るい大輔を思い出した。そして、ドアを開けて、雨の中を走り出す。濡れながら、走る。そして、大輔に追いついて、♪音楽♪ 環菜「行かないで、一緒にいよう、私が支えになるから、何があっても、大輔を支えるから」。そして、抱きつく。つづく。
やった〜。これが愛だよね。好きだ、嫌いだ、Hしたいとか、チャラチャラしてるものじゃない。本当に、相手のすべてを理解して、その心と体を支え合う。これでいいのだよ。これが愛だ。環菜も尚子も克服したのだね。でも下川の里江子は挫折したのだ。いい描き分けしてあった。今回は泣いたな〜〜。今クールで、1、2の泣きだった。海上保安官の仕事の厳しさや、辛さが分かった。ドラマなので具体的な相手国や被害状況など細部は明らかにできないので、エピソードは完全に描き切れていない。でも、そんな事は今回の評価には重要ではない。男も女も仕事に一生懸命だ。時として、思っていたような人命救助ばかりでなく、海の警官として不審者を射撃する必要もあるのだ。辛いな。昨日のERでも、子供が生まれることが楽しみで産科医を目指しても、死産の夫婦を見守らなければならないのだ。そうした全てを引き受けなければならない。おいしい仕事ばかりで生きていけない。自分も高齢者医療の現場だが、元気になる患者さんは嬉しいが、悲しい別れを看取ることもある。病気だからと慰められるけど。思わず長々と愚痴になった。とにかく、仕事と愛にガッツンと一発決めてくれた。おじさんの好みです。やはり、予想どおりだけど★6つ付けたよ、爆。
海猿★★★★ 6話 平成17年8月9日放送
保安庁の訓練の水槽で、嵐の救難状況がシュミレーションで、大輔に池澤は助言している。大輔を池澤は親切に指導している。タイトル。
環菜の仕事は展示会を控えて忙しくなった。大輔のメールにも返事できない。吉岡は大輔から潜水士になれと薦められる。永島のバディーになれと言われる。しかし、潜水士になるには広島で厳しい特訓があるのだ。その広島では潜水士の訓練士はもてるのだ。大輔も環菜と広島で知り合ったのだ。猿になった大輔「昼は海を守り、夜はネオンの海を守る」と笑っている。環菜は家に帰っても、仕事の下調べだ。環菜がデパートでデザインのアイデアを探していると、池澤の妻の尚子に会う。環菜は尚子に何かあったときは連絡して下さいと話す。そして、この前の出動の時、尚子が心配していたことを思い出して話す。環菜「あんなことは、よくあるのですね、よく耐えられるのですね」。尚子「私が好きになったときは、潜水士だった、仕事のことは話さない、そして、絶対帰ってくるとしか言わない、マー君は・・・」。環菜の同僚も、彼氏が出来たり、同棲していたりしている。そんな環菜を、上司の冬柴が昼飯に誘って、話を聞く。環菜は実家の広島で知り合った。でも、付き合っていくのは難しいと話す。大輔は部屋でも、吉岡を潜水士になれと脅す。大輔の訓練を池澤が指導する。下川は池澤の目を心配しながらも、指導ぶりが変わったことを驚いている。訓練の水槽で下川の知り合いの矢吹(布施博)が黙々と潜水士の訓練していた。屋上で津田課長は下川に霞が関に来ないかと話す。しかし、下川は矢吹が潜水士として帰ってくることを待っているのだ。津田課長は「怪我して戻るのは大変だ、しかも、(下川に)岡に戻りたいときにポストはもうないかもしれない」。不審船、襲撃・・・の文字が出る。CM。
飲み屋の「オーシャン」で、吉岡に「潜水士になるのですか?」と好きなレイちゃんに聞かれる。、大輔が吉岡が惚れているレイちゃんに言わせたのだ。大輔は誘って環菜と昼飯を一緒に食べる。猿になった大輔は環菜が残した飯を食べ出した。厭な顔をしながら環菜は「みんな普通に生きている、販売とか営業とか・・きついかも知れないが、死ぬかも知れない仕事をしている人は大輔君だけ、大事な仕事だと分かっている、消防士、警官など、凄い、でも、こういう恋愛は想定していなかった、普通に恋愛したかった、死なないで欲しいとか、心配しななきゃいけないのは自信ない」。大輔「どうして欲しい」。環菜「海上保安官をやめて欲しいとは思わないけど・・」。大輔「おれはやめない、環菜の言いたいこと分かるけど」。環菜「ごめん、仕事に戻る」。考え込む大輔だ。8月16日不審船を発見する。CM。
環菜たちの展示会が行われる。環菜の仕事は順調だ。一方、「ながれ」では、大輔は暗くなっている。1999年の事故報告書を下川は見ている。矢吹の遭難事故だ。回想シーン、嵐の中で、矢吹は帰って来られない状態だ。残りの下川たち3人は矢吹と繋がったロープを切って助かった。その後、矢吹は救助されたが、裂傷があり、そこから大出血していて、意識レベルも3−200ほどだ。下川は、尋問で「海上保安官を続ける資格ありません」と答えている。船長は下川に「霞ヶ関行きを断ったそうだな、矢吹の現役復帰は難しい」。そこに保安庁本部から緊急連絡だ。不審船がいるが、「ながれ」一番近いので、出動命令が下る。CM。
尚子が階段を登って、部屋に入ろうとするが、急に腹痛で倒れ込む。そして、救急車で病院に運ばれる。環菜の展示会は成功裏に終わったようだ。環菜は冬柴に誘われて、皆と離れて二人で缶ビールで乾杯している。冬柴「喜びを分かち合えるっていいな、俺なら、お前に淋しい思いさせないぞ、もどれ」。これは告白ですか・・? 環菜は自分の席で「えぇ〜え〜」とため息付く。そこに携帯が鳴る。尚子が切迫早産の疑いで緊急入院したことを伝えていた。「ながれ」は走っている。大輔は池澤に「尚子さんは、この仕事を理解しているのか、普通の仕事に就いてくれとかいわないか」と聞く。そこに緊急指令だ。対処マニュアルにそって、やるように、他にも指令が次々出る。「ながれ」は追尾を始める。霞ヶ関の海上保安庁にも、多くのスタッフが集まる。指令の三田村(大和田伸也)も席に座る。不審船は、漁船風だが、漁具はない。日本船風の船名だが、その名前は登録されていない。「ながれ」の食堂で、下川「追いつくまで4時間かかる、食事しておけ」。環菜が病院に駆けつけると、テレビからは「不審船が現れ、海上保安庁の巡視船『ながれ』が出動し…」のニュースが流れる。尚子の病室はは203号室だ。CM。
病室に入ると、尚子「ごめんなさい、あの人に海にいる、心配かけたくない」と環菜の話す。看護師「早産の可能性があるので、子宮収縮剤を点滴しています」。保安庁は漁船の映像を解析して、武器を確認した。そこで、全員は防弾装備を付けるように命令する。「ながれ」で下川は食堂で防弾装備を付けるように命令する。更に解析が進むと、ロケット砲も持っている。その300mの射程だ。三田村は500mいないに近づかないように指令する。射撃班は配置につけと命令される。下川「これは訓練ではないぞ」。弾薬庫から、弾薬を運ぶ。環菜が病室から出され、待合室のテレビでは、軍事評論家が以前の事件の報道と分析の放送が続く。下川の別れた妻もテレビを見ていた。大輔「マジで打つのですか、威嚇だけですよね」。池澤「向こうが打ち返してこなければ」。大輔はさすがに緊張している。不審船に一番早く「ながれ」は追いつきそうだ。吉岡は撮影班だ。520mで、「ながれ」からの映像が本庁でも、モニターされる。そこで、「ながれ」停船命令を呼びかける。テレビでの軍事評論家は、一旦止まって、引きつけて一斉射撃することもある。海上保安庁員は海の警察だ。相手が打ってきたら、正当防衛で打つことが出来る。現実としっかり連動している。「ながれ」で大輔は「漁船でエンジンが壊れているだけだ」tチビっている。それを池澤「われわれは任務を遂行するだけだ」とたしなめる。船長も戦闘服だが「威嚇射撃の命令が出た」。下川の娘はバレー教室の帰りに電器店のテレビを見る。大輔の腕には環菜に貰った時計があった。環菜も、池澤も、大輔も、沈黙している。続く。
前半は環菜の戸惑いが描かれた。危険な仕事につく男性と付き合い、ともに生きていくことに耐えられるか? 耐えらるには、どうすればいいのか? 普通の仕事に就いてくれないか? 海上保安庁の仕事の大事さは分かってる。そこに上司の冬柴の何気ない、口説き文句に驚いた。悩む所だが、仕事が忙しく、先延ばししている。そこに、大ネタの突然の不審船に出現だ。いや、いままでと趣が全く違うよ。全員、潜水服とは全く違って、戦闘服だよ。凄い緊張感だ。霞ヶ関の保安庁も本物ですか? 凄いリアル感でした。でも、怖いよ、大輔の「ちびる」気持ちはよく分かる。任務とはいえ、人を殺すかも知れないんだ。本人も辛いが、それをニュースで見て、知らされる辛さだ。もちろん、来週に続くよ。セリフは少ないが、映像と表情で、全てを見せてくれる。来週はどうなるのだろう。軍事評論家さん、ニュースに登場していました。懐かしい。そうだ、下川の昔の心の傷の事件も明かされて来ています。
矢吹(布施博)、三田村(大和田伸也)。
海猿★★★★ 5話 平成17年8月2日放送
救出訓練だ。池澤は完璧だが、大輔は目の前から消えて、後ろから回って救助だ。大輔は、聞かれると、池澤さんが救助方法にマニュアルはない、と言ったのでこの方法を選んだと答える。その後、池澤は目の前が暗くなる。大輔は先輩の別所からダイビングのバイトにかり出されるが、若い女性が一杯の指導で大喜びだ。またニヤケタ猿になっていた。池澤は中心性網膜炎だ、潜水の仕事は厳しい、と医者から言われる。夜、飲み屋「オーシャン」でみんな喜んでいる。そこで別所が海保をやめる、仕事が楽で、給料もいいのだ。バデイーの永島は泣きながら大荒れする。そこに環菜がやって来る。大輔は謝った方がいい、と言うが、別所は本当にやめるようだ。残った大輔は環菜に別所と永島はバディーだ、命を預けあうものだという。池澤は特殊救難隊のビデオを見ているが、いつもと違ってやめる。池澤は下川に潜水をやめることを申し出る。潜水をやると、再発する可能性が多い。池澤は何軒もの医者を回って、どこでも同じ事を言われたと言った。大輔は池澤から、「俺もやめる、陸上勤務に戻る」と言う。驚く大輔だ。タイトル。
下川は別所と池澤のやめる理由を船長に述べる。下川は、別所はとどまれる、と言うが、船長は逆だ。スポーツ選手が現役をやめるのは、闘志がなくなったとき、もう一つは力の限界だ。闘志がなくなったはやめれるが、限界では踏ん切りが付かない。下川は別所に話を聞く。環菜と大輔はデートして、終わりに環菜に部屋へ誘われコーヒーを入れて貰える。大輔が池澤のことで元気がないからだ。大輔は池澤が特救隊に戻れないから、潜水士をやめる、と言う。環菜は「どういえばいいか、仕事のこともよく分からない、一人で抱え込まないで、恋人はこういうときこそ必要だ」。キスして貰ったが、猿にならなかった。「ながれ」のシャーワー室で、池澤と一緒になった大輔は、正直もっと教えて欲しかった、この前、よしと言ってくれて嬉しかった。CM。
そんな中、乗組員が家族を巡視船に招く「ファミリーデー」が開かれる。環菜もやって来る。吉岡は着ぐるみを着ている。吉岡の彼女もやって来る。環菜は大輔の制服姿だとちょっと驚いた。中は古いがピカピカだ。永島も母を呼んできた。別所に挨拶するという。池澤の大きな8ヶ月のお腹で奥さんも来る。大輔と環菜は挨拶する。そこに、観音崎沖で、貨物船の座礁転覆による緊急出航がアナウンスされた。情報が錯綜する海上保安部のラウンジで心配する家族の様子を目の当たりにし、大輔を心配して胸を痛める環菜だ。積み荷が散乱している。貨物船は沈没して横転した、潮の流れが激しい、1名が残っているが、他は救助された。潜水班が準備から、次々と潜水する。しかし、潮の流れ激しくて、船から潜水を中止を命令する。家族は心配している。海の中では視界不良で、なかなか潜水士は上がってこない。沈没船は更に横転していることが分かる。その中に潜水士が入っているらしいのだ。吉岡が海面を見つめているが、誰も上がってこない。長い時間がたって、緊迫してきたが、吉岡は最初に2名上がってきたのを発見した。その後、次々6名が上がってきた、遭難者も救出したが、潜水士が1名が負傷している、と知らされる。CM。
環菜が見に行く、マー君ではなく、酸素して意識がないのは別所だった。すぐに救急車で運ばれる。池澤の奥さんは倒れ込む。運び込まれた病室で、別所、「いつも押さえなきゃと思うが、現場をみるとアドレナリンが出て、無茶してしまう、上がってきたら解放感で叫んでしまう、いつかやってしまう、俺だけだといいが、バディーに無理かける、お前は俺をのこして逃げない」。ベッドの横で聞いていた永島は、「それはないよ、やめないで下さい、大好きなんです」、と泣く。それを外でメンバーは聞いている、最高のバディーですね。大輔は池澤を見つめる。池澤は何も言わずに立ち去る。ながれで腹筋をしている。そこに船長がきて、「何があっても、トレーニングをやめないのだ、陸上勤務に腹筋はいらない、価値がある物にしか興味がない、でも、潜れるうちは潜ればいい、ここには、それだけの価値がある、分かっているだろう」。CM.
オーシャンで、大輔は「やめないでくれと言えなかった」。環菜、「尚子さんもほっとしている。そこに池澤が来る。池澤「ながれを降りる前に、溜まり場を見たい」という。そして大輔に池澤「俺は特救隊の人間だ、戻れないのなら、潜水士をやる意味はない、マイナーはいやだ」。二人は、じゃ勝負だ、どれだけの能力があるか、あれでいいか、どこかまで行くのは無理だから。オーシャンの傍で、二人とも、懸垂を始める。環菜が見つめる。33・・・46・・・大輔が疲れる。池澤、どうした、終わりか・・・そこに潜り続けられるうは潜り続けばいい、ここにも価値がある、の船長の言葉が思い返される。最後に食らいついて、大輔がついに落ちる。大輔「もう一回、池澤さんに認めてもらえるように頑張る、池澤さんのバディーになりたい、お願いします」と泣きながら懇願する。ながれの下川のところに池澤が、あと半年ながれで、やらしてください、目が悪くなったら、自分からいう。下川、あいつを任せていいのか。池澤、はい。その翌朝、池澤がのこることが大輔に知らされた。1週間後別所が去っていった。空っぽのロッカーに、永島はエロトランプを見つける。ながれの船上では二人の筋肉バカが腕立て伏せをしている。つづく。
今回は勤務を辞める話だ。池澤は仕方ないと思った。中年に発症する病気で、限局性に黄斑部のごく軽い網膜剥離が起こり、剥離網膜部のどこかに1個または数個の穴が見つかります。網膜色素上皮という膜の透過性異常によるものです。精神的緊張をなるべく除き,
過労を避けることが有効らしい。一方の別所の気持ちもよく分かる。無茶してしまう人間はいます。暴走してしまう、止められないのだ。今回は事故ってしまった。それで、やめてしまった。今回の特徴は、潜水場面がでなかったことだ。家族がいることで、吉岡のように海上で待つ気持ちが、視聴者にぴったりでドキドキしました。これもアリだなと思った。でも、やはり潜水シーンも出してね。。そして、落ち込んだ大輔に環菜のキスも良かったですね。でも落ち込んだままで、猿になれなかった。結局、キスでは猿になれなかったが、男同士での愛?? 信頼では、最後は体育系の筋肉自慢で終わった。笑い。ちょっと、骨休めで★4つに下げておく。 永島康太(坂本真)のバディ・別所健次郎(三宅弘城
海猿★★★★★ 4話 平成17年7月26日放送
3日前、台風で第一永徳丸は沈没した。助けられた乗員もいたが、船長は見つからなかった。2日たっても、見つからず、大輔達の潜水は遺体捜索だった。潜水が続いた。環菜は休みだったが、大輔は出動して、付き合っていないのではないか、遠距離恋愛と同じだと言われる。そして、捜索打ち切りが決められた。潮の流れが複雑なのだ。大輔は遺族のことを思いはかる。環菜の前に、いきなり猿の大輔が子供のように付きまとう。環菜の自転車を持ち上げていた。1ヶ月ぶりのデートで、飯を食べるが、町の中華料理屋だ。大輔は誕生日は8月だ。大輔「海の上でも、環菜のことを考えていた〜〜あ〜ん」。環菜はやけ食いだ。しかし、中華料理の料理人は大輔の話を聞いて大輔を睨む。大輔は「ながれ」で、同僚に気になって話す。数日後、遺体は海岸に打ち上げられた。正直ほっとした大輔だ。息子が見て、本部で騒いだと下川が話す。大輔が海にいくと、息子は潜っていた。大輔は家に線香を上げに行く。そこで、息子は父の時計を探していた。息子は、大学も、仕事も行かない。初めて、自分の船で稼いで買った時計をやると言った。息子は、反発して「いらない」と言っていたのだ。母親は、息子も潜って戻らないのではないかと心配してる。大輔に池澤は遺族の家族に関わるな、俺たちの存在だけで、気分を損なうことがある。大輔は何を探しているか息子に尋ねる。母親もやめて欲しいと頼むが、息子は答えない。タイトル。
環菜はプレゼントを探している。ネクタイはしないし、見つからない。職場で、冬柴に何が嬉しいか聞く。「恋人なら一緒に過ごすことがプレゼントだ」と助言してくれた。下川は大輔が休みであることを確認する。そして、環菜が髪型で悩んでいるところに、大輔から電話で今日は無理だ。大輔は潜水の格好で、息子の所に来て、潜水する。息子はボンベなしで、潜っている。休憩で、大輔は中華屋のことを謝る。それが余計息子を刺激した。「好きにいちゃついてくれ、もう来るな」と拒絶だ。大輔は下川に呼ばれて、大輔は「腕時計を探している」。下川「止める立場だ、危険だ」。大輔は環菜と一緒ではしゃいでいて、恥ずかしかった。遺体捜索はやめて欲しい、彼女に会いたい、それを見ぬかれた、彼は俺たちを失望している、このままでは会場保安官続けることできません。下川「事故が起こる前に止める、それも仕事だ」。大輔は落ち込む、下川が船長に報告する。船長は「同じセリフを聞いたことがあるが、気のせいかな」。吉岡が環菜のいる店で、事情を話す。環菜は中華店での話を思い出した。千佳「いい奴じゃないか」と慰められる。夜、ながれ」で池澤「腕時計が大事か、それがないと息子は生きていけないのか?」と聞く。大輔が海に行くと、船は沖に出ていた。息子は疲れていた。そして、ゆっくりと海に沈んでいった。それを見て大輔は走る、突堤から飛び込む。そして、泳ぎ潜水する。CM。
何とか間に合ったのだろうか、大輔は病院にいるが元気だった。立って歩いている。母はお礼をいう。しかし、息子はお礼を言わない。大輔「時計なくても、ちゃんと生きることが大事だ」。息子「何もしてくれなかった、適当に捜索して、一回潜って、同情して、諦めろと言う資格があるのか」。今度のデートも大輔はキャンセルだ。環菜も仕事が分かって大騒ぎしない。下川も、昔、矢吹?を死なせて、海上保安官を続けられないと言ったのだ。それで、下川は訓練の計画の変更を申し出る。あの海域での時計の捜索だ。訓練は一日だけだ。池澤だけが「見つからないぞ、捜索方法は?」。下川は次々と捜索方法を説明する。大輔はお礼を言う。本部の課長に船長が説明に行く。巡視船を出して、腕時計を出すのですか。船長「潜水士技術向上、しいていえば、海上保安官の名誉のために」。CM。
息子がまた、海に行くと、吉岡がいて、息子に説明する。ここは遊泳禁止だ、そして訓練だと申しつける。訓練の内容を見せる。その海に「ながれ」の巨大な船体が来る。そして、潜水準備だ。ロープに繋がって、潜っていく。息子はずっと、見続けている。船の上で、捜索の範囲を塗りつぶしていく。この間は空気の音と音楽だけだ。息子は、父との会話を思い出していた。順次、補水しながら、潜水を続ける潜水隊だが、見つからない。練習の捜索範囲は残り少なくなってきた。予定の範囲は終了した。全員が浮かんでくる。見つからなかった。大輔は息子に見つからなかったことを報告に行く。すみませんでしたと謝る。母「おとうさんは海に自分の時計を置いていった」。息子「分かりました、諦めます、代わりに仙崎さんのもの下さい」。大輔は使い古しのダイバー時計をあげる。息子「いっぱしの男になるまで、つけません、これは僕の目標にします」。そうかと大輔も嬉しそうだ。寄港準備に入る。環菜は誕生日のプレゼントを貰う。ダイバーズ・ウォッチだった。「すげい、嬉しい」と泣いた大輔だ。時計貰ったと大喜びで、産んでくれて有り難う、でんぐりかえり、猿になる。お前は猿だ。
やはり、人命救助のシーンがあると緊迫感がある。そして、皆から止められていたが、大輔の思いが、「ながれ」のメンバーを変えた。それは船長の「海上保安官の名誉のため」の言葉で結束する。やった〜〜。下川、船長、男の中の男です。格好良いよ、本当に感動したよ。5つ★だ。自分は男らしくないから、男らしいものに弱い。しかも、小ネタの感動物に更に弱いのだ。しかし、猿になるギャップも大きさには驚かされるよ。まあ、息子の未熟さには参ったな、絶対助けて貰った時は、お礼を言うべきだ。それに時計を入らないと拒否したのなら、死んだら探そうとする物ではないよ。ちょっと、ツッコミも念のために入れておこう。
船長の息子・徳永雅也(波岡一喜)雅也の母、曜子(大塚良重)。
海猿★★★ 3話 平成17年7月19日放送
前々回のまとめ、前回のまとめ。池澤も大輔と互いにバディーとして認め合ったのか? 環菜は会いたいと大輔に伝言した。しかし、大輔から返事が来なかった。環菜はそれなりに結構スッキリしている。大輔は「会って、ちゃんとさよならだ、死刑宣告だ」。大輔は池澤から、ずっと無視されているのだ。しかし、食堂で池澤は物がゆがんで見えて、食器を落とす。そして下川に携帯だ、別れた奥さんからだ。奥さん(奥貫薫さんだ)「約束をいつも破ってきた、あの子にはそんな思いさせないで」と言われる。みんなは「3年間会えない、結婚できるだけで幸せだ」。「見合い47連敗中」と女には相手にされていない。環菜は冬柴から今度はミュージカル付き合うと言われる。「なだれ」で訓練が始まる。池澤は「訓練を変えて良いですか、レベルの低いバディーと付き合えませんから」と下川に告げる。潜水して底でフェイスマスクを交換する、つぎに、ボンベを交換する。しかし、ボンベの酸素を外してしまう(レギュレーターを外したと言うことらしい)。どんどん、泡がでて、ボンベの酸素は減っていく。そこで、浮上をはじめる。途中で酸素を外して、3分間待ってから上がるつもりだが、大輔はパニックて緊急浮上する。池澤は必死で押さえる。監視のモニターに警告が出る。結局、二人とも苦しんで水面にでる。大輔たちは減圧症になったので、そのまま入院した。吉岡は環菜に見舞いに行ってやってと頼む。二人は入院だ。津田課長のところに報告に行く。下川「池澤は大輔を試したのだ、40mだからぎりぎり大丈夫だが、5mで3分待って上がらないと行けないが、大輔はパニックた」。津田課長は「これは事故だ、またあったら、どちらかを上げる」。船長「訓練でへばった」。同席した。下川に船長「仙崎を試すとは、池澤もその気になってきたか」。タイトル。
池澤のベッドに、妻が来て、池澤は妻のお腹を触っている。妊娠しているのだ。大輔は「悪いのは僕だ」。妻「また、マー君がいじめたのですね、これまで何人が逃げ出したのか」。マー君と聞いて、大輔は喜んでいる。病状は深刻でない。3、4日潜るのを開けて下さいと医師から言われる。帰りに廊下で見舞いに来た環菜に会う。環菜「元気そう」。大輔「訓練中にパニクった」。環菜「私たち出会ったのは1年前、大輔君は福岡、私は東京、メールだけで、私の生活は大輔だけじゃない、だから、一から、友達からやり直さない」。大輔「いやじゃない、ラッキーだ、諦めていたから」と肩を抱くが、もちろん拒否される。でも帰る環菜はちょっと嬉しそうだ。大輔が帰ると、池澤の妻の尚子が泣いている「本当は心配性なのだ、保安官の妻なのに」。大輔「赤ちゃんに良くない」。尚子「私が泣くと、赤ちゃんが蹴る、仙崎さん、主人のことよろしくお願いします」。CM。
船上で、船長「池澤と仙崎は戻ってきた、気にするな、死なないための訓練なら何も言わない、生きて帰るのが鉄則だ、生きて帰れば何もいわない」。環菜が冬柴を歩くと、大輔達の訓練をやっている。必死だ。それを環菜は見ている。冬柴に呼ばれて、タクシーに乗り込む。大輔「友達」と言われて皆からお笑い。同僚は危ない仕事の男だから、絶対駄目だ。大輔は友達だけでも喜んでいる。一方、吉岡は映画に見に行くので、友達に格上げだ。大輔の格下げに、同僚は笑い。早速、大輔はメールしてデートを申し込む。環菜は友達なのにデートなんてと反発している。千佳にたしなめられる。返事を出してOKする。シャワー室で、池澤と一緒になったので、大輔は池澤に奥さんとに何でも話すのかと付き合い方を聞く。大輔「もちろん話しませんよね」。むっつりした池澤「あのことは誰にもいうな」。大輔「まー君のことですか、誰にもいいません、次はパニクリません」。池澤「同じ事は2回しないぞ」。CM。
吉岡のデートに男2名が着いていく。大輔もデートみたいものだ。下川は娘のところだが、ダイバーウォッチは外していく。下川は、娘と会う。娘のユイは髪が長くなった。今日は夜の8時まで一緒だ、と別れた妻に確認される。下川父子は遊園地だ。手を繋いで仲がいい。ユイのボーイフレンドの話をする。大輔たちは水族館だ。しかし、池澤は家に戻り妻と一緒だ。しかし新聞を見ると、視野が暗くなる。そこに遭難情報だ。急いでタクシーに乗る。下川も携帯に出る。喜ぶ娘に、下川「出来るだけ早く行く」と答える。娘に下川「帰ろうか、仕事で戻らないと行けない」。娘「約束したでしょう」と泣く。駅で下川は娘を置いて、電車に乗る。娘は一人で別の電車で帰る。帰ると娘は母親に、私も宿題だという。池澤も緊急出航で、さりげなく出て行く。水族館で環菜「海上保安官の勉強した」。大輔「仕事の事は知らなくていい、でも嬉しい、感動した」。暗がりで、キスしようとする。一度は止まるが、やはりしてしまう。環菜「友達はこんなことするの、私も1年前の夏の想いを思い出した、ここからやり直そう」。そこに緊急出航連絡だ。大輔「急用だ、悪いけど、帰る、ごめんな、埋め合わせはする、理由はいえない」。環菜「ふたまた」。大輔「そんな訳ない、房総沖でタンカーが炎上している、しょっちゅある、あの夏は環菜と出会った夏だけど、潜水夫になった夏だ」。吉岡達も帰り出す。「ながれ」に順次戻る。早速潜水服に着替える。そして、出航する。ながれ」が一番早く着く、有害ガスもある。下川が作業分担を指示する。そして、出動だ。環菜が店にやってきて、海を見つめる。つづく。
大輔は池澤に試される位に成長を認められたのか。それにしても、最近もタンカー事故や、海難事故は濃霧で続いた。その時も、海猿が「がんばっいきましょい」とやっていると思った。今回は、それぞれの家族の話だった。これまでの緊張感の物語に比べると、一休みでキャラを深める回ですね。分かりますが評価は下げます。次回に期待です。これまで冷静でニュートラルな下川も家庭生活は大変だったのですね。池澤は、多分これから病気で苦労するのでしょうね。その時は泣くでしょうね。二人の先輩の重さに比べれば、大輔は相変わらず猿だった。環菜も結構揺れ動いている。ドラマでしからね。それに比べると私生活が説明なしの船長は、現場たたき上げで格好良いな。ある意味自分を捨てている潔さがある。
海猿★★★★ 2話 平成17年7月12日放送
先週のまとめです。船の救出のシーン。池澤「約束は出来ません」。その後で、大輔「必ず彼は助けます」と言い残す。海面に上がって、大輔「初めて人を助けました」。しかし、池澤はもう一人はいなかったと報告する。保安庁での会見で、内田船長は油流出を止めるためにエンジン室にいたのだ。記者会見で報告される。国籍は税金対策でパナマで、船長が日本人ということはよくある。「ながれ」の報告会で、大輔は「若い船員を先に助けたが、体力が弱っている船長を先にしたら二人とも助かったかもしれない」と意見を述べる。皆は、頼まれたらそうする、結果論だ、とかの意見がでる。池澤「そうしていたら、二人とも助かったか」と答える。保安庁で津田課長から船長は聴取される。船長「現場で色々起こる、ミスはなかったと思います」。津田は「仙崎は16年前期組か、ミスはなかったか」と聞く。船長は「ミスしない新人がいるか」と答える。津田は下川に「船長にあんな態度では上司の俺の立場がない」とこぼす。下川「現場35年の実績がある、みんな若造だ」。津田「お前、キャリアに戻らないのか」と聞く。下川は曖昧に答える。「ながれ」で下川は池澤に「仙崎をバディとして、育てろ、内田船長を助ける自信があった、パニックを起こしている船長を残した、あえて若い船員を助けた、それで、安心させないように曖昧に言った、緊張感を与えてることで、戻ってくるまで船長は持ちこらえるとと判断した、お前の判断が正しいとは限らない」。池澤は無言だ。大輔は、それを聞いてしまう。海猿だから単純で、大輔は食欲が落ちた。食堂で皆の前で突然、大輔は池澤に「内田船長を殺したのは僕です、池澤さんが潜った後、俺は、船長に彼は僕が助けます、約束します、と言った、一人になったら見捨てられたと思い、心細いと思い、安心させてあげようと考えた」。池澤は大輔に殴りかかる。大輔「池澤さんの意図が分かりませんでした」。沈痛な気分だ。タイトル。
環菜はミュージカルの券を千佳から2枚貰うことを携帯で言われる。環菜は職場で冬柴に早速誘うが、冬柴に日曜はサッカーの試合だと断られる。そこに大輔から携帯だ。大輔「日曜日非番だ、会えるか?」。環菜「忙しい」と断る。「ながれ」の船内では、皆もシャワー室で、池澤さんが説明不足だ、二人を組ませるのは無理だ、と意見が飛ぶ。大輔は皆と飲み行く。そこに環菜が偶然いて、大輔は気分良く二人で飲む。更に千佳がきて、「一緒に行く人は大輔なんだ」とチケットを渡す。大輔「先客がいたのか、海猿でも分かる、楽しんでこい」と断って、皆の所へ行く。そこに、中国船の救出要望が出る。CM。
大輔は携帯にメッセージを残す。船長のところに、補給長がコーヒーを持ってくる。船長の、三国志、徳川家康、海底2万マイルの本を見つける。。補給長は食堂の騒ぎを報告する。船長「失敗して、潰れる奴と、強くなる人奴がいる、仙崎はどちらか分からん」。補給長「海の3つ★シャフですから」。そこに出動命令だ、準備にかかる。中国船が座礁して、亀裂が入り浸水している。20分で到着する、甲板に全員集合だ。下川は大輔に「池澤の立場なら別の方法を考えた、マニュアルはない、萎縮するな、バディだ、同等のパートナーだ」と励ます。現場で呼びかける。日本語と中国語で呼びかける。沈没は時間の問題だ。潜水班は救助を開始する。船に着いて、甲板にいる。英語で声をかける、全員にボートに乗り移るように指示する。池澤は順番を指示する。更に船内を調べる。亀裂から浸水している。曳航しても沈むので撤収するという。「ながれ」に全員収容される。「ながれ」船員は中国語で「大事な船なのにすみません」と言う。しかし助けられて、食堂に集められた中国人5人は皆は声を上げず沈黙だ。大輔「何とかしてくれ」とかみついてくるだろうと言う。その言葉で、池澤は船に何かあると判断する。下川が船長に、3分で帰ってくるからと調べに行った、と報告する。皆が見つめている中で、船内探索する。池澤は扉でも不審なものは片っ端から調べろと命令する。そこに鎖のかかった扉の隙間から人の指が出てきたた。池澤は中国語で聞くが返事はない。もちろん鍵はない。池澤は密航者だ、と言う。バーレーで開ける。そこに水が一層ひどく入ってくる。沈み始める船に、「ながれ」も近づき、潜水隊は準備を始めた。CM。
環菜は大輔からの伝言を聞く。大輔「日曜日は怒っていない、愛想つれて当然だ、環菜に言えないこと、聞かせられないことがいっぱいある、俺たちうまくいかないみたいだ、だから・・・ポー」と切れる。船は進水が激しい。鍵のドアは開かない。池澤「仙崎は帰れ、中の二人はパニックている、しがみつかれば俺たちは終わりだ、完全に浸水して、こいつらが終わってから、俺が救出する、お前は戻れ」。しかし、大輔は言うことを聞かない。池澤「中に浸水して気を失うまで1分、救出に2分かかる、3分以上息を止めないといけない」。大輔「出来ます」。池澤「訓練と違う」。大輔「二人を救助するのは無理です」。浸水が激しい、船室の空気は少なくなってきた。船が沈没しはじめて、海底に着く。中の人は水を飲んで、パニックは収まる。大輔「同等のパートーナーだ」。池澤が指示して、ドアを開けて中に入る。そして、気を失っている一人を大輔が運び出す。救助に来たスタッフが救出する。残った池澤に、気が付いた密航者が暴れてが、池澤にしがみつく。大輔も駆けつけるが二人とも、沈み始める。二人とも船上に収容されて、心肺蘇生して、覚醒した。池澤が浮上した。そして、遅れて大輔も遅れて潜水隊に連れられて浮上した。「ながれ」の中は「無茶しやがる」と安堵する。大輔は「ながれ」に上がって、食堂の中国船員に食ってかかる。「何だと思っているのだ、何でさぼっている、畜生」。止める池澤も息絶え絶えだ。夜になり、下川は池澤に「お前もバディに助けられることもあるんじゃないか」と声を掛ける。船員を陸上に逮捕して送る。「ながれ」では「密航者は送り返される、金とられ、死にそうな目にあっても、また来る、それが現実だ、そして、また遭難するときは俺たちが命を張るのだ」と言葉が行き交う。大輔は「誰かに聞いて貰いたい、海難現場で何があったか、どんな現実があったか、俺は一人だった」。大輔の携帯に環菜「一度ちゃんと話したい、もう一度気持ちを確かめたい」と伝言する。つづく。
すっかり環菜には大輔は嫌われているのか、あそこまで言われるとは。でも、さすがに言い過ぎたと、反省したようだ。これからも、二人はまだ続くようだ。安心した。今回も、救助の場面は迫力ありました。それにしても、ボンベなしで、二人とも潜水長すぎないか?? 3分以上だったようだ。今回は大輔が活躍したのですね。船が不審だと気づいたし、パニックった人に絡まれている時も大輔が助けたのです。この潜水シーンは同じ服になるので、前後のシーンをしっかり見ないと、どれが誰か分からなくなる。キーボード叩きながら、見ている場合ではないぞ〜〜〜。しかし、今週も中国船を沈没させてしまったよ。毎回、ある意味凄いシーンだし、制作費だ。そこで、セリフや絡みでなく、シーンで見せるドラマだ。素晴らしい。4つ★だ。
最後にバディーはbuddyで、スキューバの用語で、仲間ということだ。バーディ(birdie)はゴルフの用語だし、肉体のbodyのバディ(ボディ)とも違うのだ。勉強になった。笑い。
海猿★★★★ 1話 平成17年7月5日放送
海に潜る。50日間の厳しい訓練が思い出される。海から引き上げると、箱の中は海草だけしかなった。大輔は門司港から電車に乗って、横浜に行くのだ。転勤だ。PL巡視船昭和53年に作られた老朽船「ながれ」に乗ることになる。早速行くと、3歳下の吉岡がいた。タメなので注意する。船長の勝田に紹介される。船長の命令は絶対だ。下川が皆を紹介する。装備点検だ、そこで、池澤とコンビを組むのだ。大輔は平成16年前期で、死者が出た年度なのだ。皆から知られている。夜は、歓迎会だ。彼女がいると言ってしまう。その環菜はとはメールのやりとりだけだ。一回しかない、キスまでだ。付き合っていない。しかし、大輔は付き合っていることにする。そこで、例の体育会系の歓迎会で大輔は懸垂している。その店で環菜に合ってしまう。先輩に紹介する。店は肥後がやっていて、千佳が手伝っている。歓迎会で早速、上半身裸で懸垂だ。CM。
大輔はメールする。船に帰ると、池澤が腕立て伏せをしている。大輔は付き合う。大輔「一度も人命救助したことない、助けたい、よろしくお願いします、バーディでしょう、命を預け合う」。池澤「お前に助けて貰うことはない」。大輔「絡みにくい」。部屋で吉岡「池澤さんは特救隊なのだ、しばらくながれにいて戻るのだ」。環菜は千佳に「付き合ってしまえ」とけしかけられる。次の日は訓練だ。CM。
大輔は平成16年前期の同窓会が開かれる。全員の写真だ、工藤は遺影になっている。チビノリダーのワカゾウの伊藤君で、電車男です。一緒にいた、エリカ(香里奈さん)が環菜に電話する。バーディは池澤だというと有名だ。エリカは看護師なのだ。病院で工藤と知り合ったのだ。それで、工藤が亡くなってから、真剣に仕事しようと思ったのだ。苦しい訓練で、工藤が死ぬシーンも出てきた。大輔は池澤に認められるまで頑張るという。ながれの船長は大輔と池澤を心配している。7月2日に駿河沖でエイジアントリップ号は嵐に巻き込まれるようだ。CM。
環菜の所にエリカから同窓会の写真がメールされる。やはり尻出しの写真だ。昔の付き合っていた頃のエピソードが入る。素敵なバスでのキスだよね。そこに冬柴からメールで出てこないか? 環菜は雨の中を、ファミレスに行き会う。 ながれでは緊急の出航命令がかかる。一気に集まる。2分を越えてしまう。三浦沖でタンカーが座礁で、まだ人が残っている。原油も流れている。続報で、沈没した。そして、乗員はボートでいるが、三笠が救出する。ながれは潜水の準備も始める。CM。
船の上で待っていると、作業開始の命令がかかる。飛びこんで行く。海の中に沈没した船がある。そこから、中に入っていく。中に2名の乗組員がいた。まだ、残った空気の中でかろうじて生きていた。環菜は絵を描く、冬柴はもう一枚頑張れと言う。冬柴は上司なのだ。CM。
池澤はにこやかに「日本語喋れますか?」。そして池澤は「二人同時は無理だな、若い外国人から助けよう」。救助用の全面マスクで外国人を確保する。大輔は日本人に「絶対助けます」と言って、船上に戻ろうとする。船上では報告がないので、注意している。沈没した船の中は複雑だ。会話が通じないので、手でもう一人いることを、他の隊員に説明する。まず一人を海上に救助する。池澤は大輔に握手を求める。男の無言の握手に感動した。言葉でない男の仕事をした時の達成感は得難いものだ。握力がない、大輔は上がってくる。池澤が上がってきたが、もう一人はいなかった、と報告する。その時無力感がわき上がる。しかし、大輔はとにかく初めて人命救助したのだ。環菜は雑誌の会社を辞めたのだ、デザイン画で仕事をしたいのだ。それを冬柴は見守っていくのかな、ちょっと愛情を持って・・・。つづく。
伊藤君は馬鹿キャラですね。歓迎会で早速、上半身裸で懸垂だよ、男って本当に馬鹿だな〜〜〜と思う。猿だよ、うまく名前付けてあるな。かみさんは伊藤君の身体がマッチョになったと喜んでいる。それにしても、セリフも絡みもないから楽だわ。男同士映像がほとんどだ。しかも、全部本物でしょう、凄いよ。これだけで4つ★だ。それに潜水したら、セリフもない。これは楽にアップできる。過剰な無意味なセリフに疲れていたから、新鮮だよ。スッキリしていた良かったよ。