おとなの夏休み   日テレ   水  22時 

脚本 一色伸幸
演出 雨宮望、長沼誠 他
プロデュース 田中芳樹
音 楽 GONTITI
琴原みゆき(34歳) 寺島しのぶ
榎 壽美子(35歳) 中島知子
蔵田 優(29歳) 中越典子
田端椿(53歳) 中尾 ミエ
蔵田 ふね(73歳) 南田洋子
琴原 洋介(8歳) ささの貴斗
少女A(?歳) 鹿沼かりん 佐田真由美
琴原 和幸(37歳) 石黒賢
春日部健人(27歳) 姜暢雄
岡崎元一朗(34歳) 大倉孝二
蔵田 松夫(50歳) 小野武彦
為さん(70歳) 宇津井健
葵里奈 北川弘美
Tバッくん 伊集院みつはる 石井智也



(公式HPから)
今、女のレールは三つに分岐してしまった。●仕事が出来て高収入、都市生活の便利さも味方し男に依存しない自由な生活を送り、社会的に認められる自立した女タイプ。だがこのレールにはいつか訪れる孤独と言う落とし穴がある。●次は昔から言われる良妻賢母タイプ。良くできた妻等と呼ばれ、家庭に納まり、古くから言われる「女の幸せ」をきちんと掴んだ女性達。ただしここにも、自立していないというコンプレックスと不安が待ち構えている。●最後は仕事も家庭もどちらも選択できず、無理をして両方手にしてもどちらも中途半端になってしまい、途方にくれる。自己嫌悪に陥り易くコンプレックスの強いタイプ。
女も若い頃は、レール(選択肢)が多い事に胸をときめかせる。しかし、20代後半から30代になると、どの道を選ぶべきか、決断しなければならない。そういう迷いの中にいる三人の女を主人公にすえてみた。

(感想と予想)
海の家を切り盛りすることになった女性たちの日常を描く。突然、海の家の営業権を託されて戸惑う専業主婦のみゆき(寺島)はある日、同級生の嘉美子(中島)と再会し、 そこからドラマが始まる。またも、女の生き方のドラマです。これは前クールの曲がり角とアネゴで満腹だよ。ただ、夏で海の家という不思議なところだ。前回あの名作「彼女が死んじゃった」を描いた一色さんの脚本だから、結構深いものになるかも知れません。しかも、寺島しのぶさんの登場で、ちょっと期待している。期待★★★★★だが、予想倒れかも★★★かな。

(終わっての印象)
冒頭の女性のヌードらしい、タイトル。夏の海と、熟女3人の物語。おじさんは結構好きだった。視聴率は、裏が「ココリコミラクル」などで、振るわない。7〜10%で、平均8%位かな。前も書いたけど、脚本の一色さんは一桁さんと言われるだろうな。主役の寺島さんは、おじさんにはたまりません。女の色気が満載だよね。絶対、愛人にしたいよね。ちょっと怖いけど。所々、たまらん場面があるのです。初回凄いエロ気でしたね。普通脱ぐシーンで、エロいが、パジャマを着るシーンがリアルでエロだった。ただ、和幸やみゆきや壽美子のセリフは理屈ぽい、観念的なんだよ。おじさんは嫌いではないが、テレビを見る女性は反発するのでしょうね。特に、「専業主婦は」、「キャリアで働く女は」と言うセリフは、余りにも決めつけすぎだった。見ていてまずいよ、と叫んだ。中越さんは、結構頑張ったよ。奔放な女性を結構演じた。しかし、中島知子さんは、微妙だな。お笑いのイメージがあるので、キャリアばりばりというのは入り込めない物があった。脇も、少女Aも健人と里奈も、ワンパターン過ぎないかな。脇のキャラももう少し魅力的にしっかり描いて欲しかった。まあ、結末も何だか肩透かしのような気がした。結局、寺島さんで、見続けたドラマでした。圧倒されました。




おとなの夏休み★★  10話 最終回 平成17年9月7日放送  9月23日 やっとアップ

みゆき(寺島しのぶ)は、書類に判子をおしして、海の家の営業権を松夫(小野武彦)に返す。岡崎(大倉孝二)が呼び出されて、夜の海のみゆきを訪れる。みゆきは、1人缶ビールを飲みながら、「しみできちゃった」。岡崎「指輪どうしたのですか」できてしまった指輪の日焼けのあとを眺める。岡崎もまた、指輪のないみゆきの手を見て、察する。岡崎の膝のうえに寝転ぶ、みゆきは「岡崎さん、どっか連れてって・・どっかどこでも・・しよ、みんな好き勝手する。私もしちゃう。浮気。しよう!しようよー!」とみゆきは、岡崎に唇を突き出す。岡崎「浮気じゃいやです、こんな僕が言ったら怒るかもしれないけど浮気じゃいやです、だって、僕は本気ですから。そんな、犬にえさやるみたいないいかた変ですよ!みゆきさん、そんな人じゃなかったから、好きでした」。そういって岡崎は、立ち去る。岡崎は、不器用な真面目でウブな男で、マジにみゆきが好きだったんですね。ちょっと、電車男の人妻編だったかもしれないけど、不発でした。
2005年。ライフセーバーたちの監視業務が終了する。ライフセーバーの1人は、「Tシャツを来年飾ってくれますか?」とみゆきに頼みにきた。しかし、みゆきは、営業権を売って蔵田さんに返したったからと答えた。ライフセバーたちは、夜の海ではしゃぐ、そして少女A(佐田真由美)も優(中越典子)もみゆきを見守っていた。少女A「いつかみゆきさんが聞いたこと、聞きかえしてもいいかな」と近寄る。少女A「私、それから少しだけ変わることができたから、別れるのは辛いけど、その人と会わないほうがよかったのかな?」とみゆきに聞く。みゆき「会わないほうがよかった」と答える。和幸(石黒賢)がきていた。和幸「話がある。二人で話せないか?」と声をかける。みゆき「話てすむことなんですか?」。和幸「みゆき!」。和幸は、みゆきの手にふれる、指輪がなかった。みゆき「帰ってください」と和幸を遠ざけた。タイトル。
為(宇津井健)は、店じまいだとボートを片付けていた。みゆきの顔を見ると、為「何、心気くさい顔してるんだよ、あんたには、感謝してるんだよ、ふね(南田洋子)のことだ、あいつの視線を背に感じてる夏が生きてるかいだった、50年、空気だけで励ましあった、俺たちを美談にするな、俺とふねには、後悔しかない、未練しかない、ほんのちょっとの勇気がなかった」。みゆき「ほんのちょとの勇気?」。為「未練しかないじじいとばばあ、そんな俺たちでも美談かよ、ほんのちょっとの勇気がなかったおれたちが美談かよ」。みゆきは首を振る。為「いいんだよ それで。」。為は、みゆきの肩に手を置く。みゆき「為さん最後に、ボート借りてもいいですか?」と言う。為は「旅っていうのは、帰ってくるためにするんだぞ」とみゆきに声をかけてゴムボートを貸す。みゆきは、波にゆられる海からプチタミを眺める。ボートから海に落ち、一人泳ぐ。仰向けになって青空をながめ、ボートに戻る。空を見て、みゆきは、泣き出した。濡れて、子供のように泣く寺島さんは、エロイです。浜に戻ると、洋介(ささの貴斗)が砂浜にいた。洋介「おかあさん!」みゆきが帰ってきた。みゆき「ずっと海にいたのに、泳いだの初めて、なんか、やっとむかついてきた、ひと夏、ありがとうございました。」と為に頭をさげる為は、洋介を抱きあげる。みゆき「連絡先教えてください」と聞く。為「苦手なんだよね、会う必要があるときはね また会える、今は、さよならだ」と答える。為は洋介に「もう、お前あっちいけ、今、格好つけたんだから、いい子だか悪い子だかしらないが、お前はいい奴だよ」と、洋介を抱きしめ、為は、泣きそうな顔をしていた。為さん、最終回は大活躍です。人生の達人として、名言を連発です。為とふねの50年の愛が、このドラマの底流、骨格になっているみゆきは、市役所から離婚届をもらってきて、記入する。家はには、壊れたカップが一部修理してあった。みゆき「似合わないことして」と、離婚届けを書いて、判子を押して、荷物をまとめて家を出た。CM。
和幸が、家に帰ると、机に離婚届がおかれていた。宅配便が届けられる。そして、窓から外を眺める。みゆきは、プチタミで掃除をしていた。
優は「味見してくれない?あと少しでオリジナルカクテル・・・」ができるという。プチタミに壽美子(中島知子)がくる。壽美子「どういうこと?離婚届よ どういうこと?」と聞く。優は、木を利かせて、洋介を浜に連れ出す。壽美子「謝るから早まったことしないで」。みゆき「会ったんだ」。壽美子「ごめん・・ごめんなさい」。みゆき「あやまらないでよ」。壽美子「あやまったら終わっちゃうじゃん」。壽美子「だって、みゆき」。みゆき「じゃどうするの? このドロドロは、あたしのこの辺でなんか 馬鹿野郎とか、このやろうとか、マグマみたいに煮えたぐって、どうにかしろって」。壽美子「じゃ怒ればいじゃない、私が誘ったんだ、私がめちゃくちゃにしたんだよ」。みゆき「寿美子からなんて嘘、あの人かばっている、いつもいつも格好つけすぎ、偉いよ凄いよ、だから一人で寂しんだよ」。壽美子「あたしが一人なの関係ないでしょ、一人が好きなの、琴原寿美子になってもよかったの?」。みゆき「はあ〜、寿美子にそんな度胸ない」。壽美子「やめなきゃ良かったんだ、あたしは、みゆきが好きなんだよ、あたしをプチタミに誘ってくれたこと本当に感謝してる、男と違って友達は一生もんだから」。みゆき「寿美子・・」、そして、頬を平手打ちする。みゆき「怒ってないよ、もう言ったじゃん、喧嘩は、仲直りするためにするんだって」。壽美子「みゆき、ありがとう・・」。みゆき「私、わかったの、リセットするなんてプチタミはじめたけど、あの人が作った基盤に甘えて、幸せキープして、リセットするなんてありえないよね、ムシがよすぎた」。優は、2人の様子を遠めに見る。この喧嘩の解決は、簡単すぎるよね。ここらがちょっと、弱い。ここをしっかり描かないから、何となく、流されたような気がした。ここは大事なこのドラマの鍵になるところだ。ここが弱いとね。和幸は、カップを直す。そして離婚届けを見つめ、指輪はずし直したカップに入れる。あっさり、和幸は、市役所に離婚届けを出したえ〜〜と、この展開は、驚いたよ。どうなるのだ・・・最終回よ、もう少しでオチを付けないといけないのに・・・。CM。
9月10日営業最終日。「優ちゃんお疲れと」、お花が届く。岡崎もくる。みゆき「このあいだは、ごめんなさい」と謝ると、岡崎「おいしかったです、この間の寄せ鍋、3人で」と言う。岡崎は、みゆきに紙袋を渡す。Tバック(石井智也)「ひと夏楽しかったです、少女Aとも話せたし」とも挨拶する。少女Aは「古くさい名前やめて、私、鹿沼かりんっていいます」と自分の名前を名乗った。Tバックくんも「伊集院みつはるっていいます」と名乗りあう。皆も、大喜びだ。。洋介は、エプロンをつけて、店の手伝いをする。椿( 中尾ミエ )も店に来ていた。椿「カラオケとスナックの違いは、カラオケは、草野球チーム、バーは、カップルと作るところ」と説明する。蔵田も来ている「来年は俺の店だ、昼は、海の家で、夜は、スナックをやる」と張り切っていた。優が、ラジカセの曲♪テネシーワルツ♪をかける。蔵田はふねのサングラスをつける。そしてみゆきに渡し、みゆきは置く。回想シーンだ。洋介の働きぶりを見て、うなづく。洋介は、椿の孫のミズキ(小池彩夢)の麦わら帽子を預かっていたが椿は、思い出にとっておいてあげてちょうだいという。みゆきは、ライフセーバーのTシャツも受け取る、みんな思い出にふけっていた。和幸の社員たちがが帰る。岡崎は、さっき持ってきた紙袋は、課長(和幸)からのもので、わざわざフランスから取り寄せたみたいで・・と説明する。みゆきは、急いで紙袋を開ける。プチタミのカップだった。壽美子「撤回してくれるよね 離婚届け」という。みゆき「離婚届け、あれはね、あたしのラブレターほら、おまえしかいないって、私の前で破ってくれたらって思って・・・」と言う。こんな展開かよ、不器用な理系の和幸が絶対気づくわけないよ。おじさんも気が付かなかった。ここらが、思惑をどんどん離れていく展開に、おいてきぼりくいそうだった。笑い。寿美子と優に紙袋に入っていたプチタミのカップを渡す。みゆき「わたしたちのプチタミだから」と言い、みゆきは、再び左手の薬指にリングをはめた。店はまだ賑やかだ。みゆきと寿美子は、疲れて寝てしまった洋介を寝かせる。みゆき「この風は秋だね」とつぶやく。松夫と椿は、帰る。ライフセーバーたちも帰っていく。里奈(北川弘美)も違う相手と手をつないで帰っていく。Tバックも楽しかったと帰る。「この浜からは卒業です。さよなら」と少女Aも帰っていく意外だけど、まあどうでもいいんだが、この二人のカップルは驚きだ。優は、健人(姜暢雄)に最後の挨拶をしていた。優「あたしのオリジナルカクテル。『プチタミ』、いつか飲んでね、プロの水中カメラマンになって世界中のどこかのバーで、がんばれ、健人」
優は、涙をこらえながら健人を送り出す。お友達で、それぞれの夢に向かって進むのだね。「ね、優、作ってよ 『プチタミ』、ここで生まれたカクテルなんだから、あたしたちが飲まなきゃね」とみゆきと寿美子は言う。優は、二人に『プチタミ』を作る。流木の上で座って飲む。壽美子「この2ヶ月に乾杯」。みゆきは、「シミに乾杯」という。優「あたしは、出会えたことに」。3人「乾杯!」。『プチタミ閉店』。CM。
みゆきは、家に帰る。洋介「おかあさん早く」とせかす。しかし、ドアは開いていた。みゆきは、修理されたプチタミのカップの中には、指輪が入っているのに気づく。和幸は眠っていたが気づいて起き出す。和幸は、「直せばどうなるというものではない意味ないけど直したかった」という。みゆき「あなたらしくない」と笑う。和幸「君は、直した、僕には無理だ、そんな根気はないそうやって君は、1日1日を積み重ねてきてくれたんだ、主婦として10年間」。みゆき「12万円赤字でした、蔵田さんが、営業権買ってくれたから結果的には黒字だけど、私たちの仕事は赤字、すいませんでした」。この商売の決算がよく分からない、自営業やったことないので? 営業権は300万円だから、これを入れると、すごく儲かるのですが・・・ドラマの結末として、商売がどうだったかも興味があったのですが、残念。 和幸「12万円の化粧品代かな、君をひっぱたいちゃったとき、僕は嫉妬してた、君は僕に見せたことのない表情をしてきれいだった」。みゆき「きれいだなんて・・さ・・やばい」と照れる。和幸「判子、押した瞬間それでわかった、君でなくちゃだめなんだって」。みゆき「判子って? あれ・・離婚届は?」。和幸「提出した、それだけきみを傷つけたんだ、当然だと思う、何年でも待つ」。和幸は、「またプロポーズする」という言葉に、みゆき「バカ〜〜、いつもすれ違いだ私たち・・書いたけど、出しちゃうとは思わなかったな・・10年前は、あなたが勇気を出してくれた、今度は、私の番、結婚してください」。和幸「みゆき・・」。みゆき「こんなあたしだけどさ、結婚してくれますか?」。指輪を持って和幸にはめてもらう。和幸「婚姻届けって離婚して半年たたないとだめだ」。多分法律的には、同じ人なら、復縁可能だと、思います。子供が生まれたときの親子関係が問題なので出来た法律だと思います。それに、早い時期なら、離婚が無効だと届ける方法もあると思いますが・・どうでしょうか。こんなことで、思わず考え込んで、ドラマに集中できなくなった。脚本は調べて欲しいよねみゆき「同じ人でも?出しちゃうから〜じゃ同棲しよう!」。和幸「君と同棲するのか?」。みゆき「新鮮じゃん。独身同士だし、0からはじめよう あたしたち、同棲 ありじゃない?」。和幸はみゆきの肩を抱きしめるこんなオチかい。まあ、新鮮で寺島さんは益々可愛らしいけど。洋介が亀を持って不思議な顔をして見ていた。和幸の運転する自転車の後ろに乗るみゆき、洋介が追いかける。優は、実家の蔵田酒店の金庫をあけようとしていたが、暗証番号がわからない。誕生日でも電話番号でもない、そこに松夫がやってくる。蔵田「暗証番号がわかれば好きにしていい、番号は、おれの心だ、生きてきて一番幸せだった日だ、半端ものには開けない」といい渡す。3人は、海岸に来る。プチタミも壊されていた。和幸「来年もやればいいじゃないか、俺も手伝うよ」、みゆき「えー?ほんと?」。砂浜には、寿美子も、優もきていた。壽美子「信じられないよね・・壊されるの・・」。優「お客さんの紹介で、逗子バーで働くことになった」という。寿美子と和幸も会う。和幸「家内がお世話になりました、それじゃ」。壽美子「こちらこそ」。二人は、みゆきの前で握手する。洋介「僕、できすぎ君じゃないです」という。壽美子「いろいろありがとね。洋介くん」。「さよなら」と洋介は、和幸と歩いていく。残った女3人、優「バーで働けるのはいいけど、1年間成果率(?)変わらない」。壽美子「世の中厳しいのよ、ここにきて嫌なこと忘れられた、頑張っても人には伝わらないことがわかった、だから、今年の夏は最高の夏なんだよね、みゆき」。みゆき「子供の時って、夏休みっていうとワクワクしたよね、今年は、十何年ぶりにそういう気持ちになった」。優「来年もやっればいいじゃん、これ、みゆきさんの」といい、権利書を渡す。優「おやじ、金庫の暗証番号を私のの誕生日にしてたんだよ、ばーちゃんは、みゆきさんに頼んだの、300万はパーになるけどどうする?」。みゆきは、「今は、考えないようにしよう、いつでもできるって、あたしたちなら、わからないうちにプチタミはじめたけど、そのせいで寿美子に優ちゃんに会えたでしょ? 夏の海があるから生きてこられた、ふねさんは過去形、私たちは、今だよ、夏の海があるから生きていける」。優「やる?」。壽美子「やりますか。」。優「やっちゃいますか!」。雨が降り出してくる。濡れた三人は、海に入ってはしゃぐ。タイトルロール。(終)。
うん、結局、みゆきと和幸は、離婚したが、みゆきがプロポーズして同棲の0からリセットだ。和幸は、みゆきの10年を再評価して、やはり、みゆきしかいないと、愛を反復する。いいな、最初から、この二人は微妙だけど、本質的に愛しあっていたんだよ。出来すぎ君の、洋介は、良いは悪いことという、本質を知ったのだ。それで、良いことだけやることは、不可能だとしる。良いことだけは存在しないのだ。だから、多分、自然に、自分らしく生きていくのだろう。優は逗子のバーで働く。新しいカクテルのプチタミを世界に広めることを目的にした。健人も、水中カメラマンとして目標に進む。里奈は新しい恋に進む。壽美子は、会社にもどる。これまでとは違う、自分を正当に評価した。岡崎は、みゆきを思いながらも、みゆきは本気で付き合ってくれないことを分かった。上司の奥さんとして、尊敬と愛を両立して付き合っていくのだろう。為さんは、ふねとの、50年の愛を、素直に喜ぶ。そして、ふねが残してくれた、みゆきたちの海の家を背中に感じて、来年も生きていれば、浜に戻ってくるだろう。ふねが残した大きな贈り物は、ふねの周りの人を大きく変えた。そして、その人の繋がりは、来年の夏も、プチタミになって、現れる。そして、何年か続くだろう。良かったね。



おとなの夏休み★★★  9話  平成17年8月31日放送   つらいけど、2回見たよ

昼の海の家はおしまいだ。みゆきはふねのかき氷セットだけは残しておく。浜はお盆も過ぎて、すっかり淋しくなった。そこで最後のイベントのように、洋介が砂像大会に参加すると決めてくる。みゆき「勝手に申し込むのは、悪い子だ、で、良い子だ」。洋介「どっち」。みゆき「どっちでもない、洋ちゃんは、洋ちゃんだ、おとうさんと見に行くから」。優「心配ないの、ずっと別居していて、いい男じゃん」。みゆき「24時間一緒にいるわけでない、考えたらきりないしょ、信じてる、信じないと始まらない」この信じることは間違いのもとだ。信じるでも、信じないでもない。考えたらきりがないから、考えないことが理論的な結論です。みゆきは家に帰り、和幸に洋介の砂像大会を報告する。そして、成長を喜ぶ。そして、みゆきは「一昨日来てくれて嬉しかった、そろそろ戻ってきたい」と言う。しかし、壽美子との思いにふけった和幸「砂像大会にはいけるが、今日の夜からインドだ、25日に成田に帰る、荷物は宅配便だ、支度は出来ている、羽田から関空だ、関空は24時間空港だから、25日の砂像大会には間に合う」。みゆき「会える、仲直りかな、25日待ってるから」と送り出す。和幸は身軽に出て行った。タイトル。
夜のプチタミは、今日は、客は来ない。壽美子「このままでは、トントンも危ないね」。椿「海の商売はお盆までだ、純益850万」。優「嘘でしょう」。椿「嘘なし、そろそろ閉店だ、コスト削減で、バイトも半分にした」。それを聞いて、Tバック君は最後まで、バイトします、少女Aと・・。みゆきは椿に「25日に仲直りする、今インドに出張中」と言う。しかし、壽美子に和幸から携帯だ。裏に回って出ると、和幸「とっさに嘘ついた、泊まるところは、これから考える、土曜日楽しみにしています」。おいおい、完全に狂ってしまったよ。和幸のプログラムは。戻った壽美子は「会社、いやになる」と誤魔化す。優の携帯は健人からだ。しかし、「さよならしたじゃない」と切ってしまう。そこに岡崎がやって来る。みゆきは目配せして、2階に行くように指示する。岡崎「この前は・・でも本気です」みゆき「悪ふざけする人でないことは分かっています、でも、ごめんなさい、主人が出張から帰ったら、戻るのです」。岡崎「課長が、出張・・・」。壽美子が気づいて注文を聞く。岡崎はブラディメアリーを注文する。優は喜ぶ。優「塩味の味覚が、月一のあれで変わる、女は不利だ、自分の敵は自分、負けない」。壽美子「変わったね、優」。みゆき「転んだら起きればいい、割れたらくっつければいい、壽美子のおかげで又くっつく、ありがとう」。壽美子「滅相もない」。おいおい、壽美子はひどいぞ〜〜。ゴミを捨てに裏に回った壽美子に、岡崎「課長が出張でないことを知っているのですね、お相手はあなただったんだ」。壽美子「何もない、悩みを相談するだけです、本当にそれだけです」。岡崎「大丈夫ですよ、言わないから」。昼にみゆきが浜に行くと、砂像を為と一緒に洋介は作っている。為はコーパイ、副操縦士だ。為「それでいい、ずっと夏ならいいのに、我が儘だ、一人で好き勝手に生きてきて、終わりが近づけば人恋しい、夏が終わればさよならだ」。洋介の砂像は家族3人を表している、為は、子供はアンテナだ、夫婦の危機を感じているのだ。みゆき「砂像が出来るときは全部元通りですから」。神社の休憩所で、和幸と壽美子が会っている。和幸「店とか知らなくて、涼しいところに行きましょうか」と誘う。CM。
何と和幸のビジネスホテルだった。エアコンが乾燥するので、水を張ったコップを沖、タオルを広げている。これでは、さすがに壽美子も引いてしまう。ムード全くないのだ。和幸は理系なのだ。海外では、時差ぼけで英語読むの辛いし、接待で食事はヘビーだし、壽美子「お土産を最後に買う」。和幸「みゆきには分からない、でも、壽美子さんとなら楽にいられる、出張といったから、25日までここから会社だ、これが僕の夏休みです、それまではあなたと・・・テェックアウトすると現実に戻る、それまではあなたと・・・」。和幸は壽美子の手を握るが、たじろぐ壽美子は「プチタミに戻らないと、時間です」。水族館では健人はさぼって、優に「やり直したい」とメールばかりしている。里奈が見つめるが、健人は落ち込んでいる。優は「無理」と返信する。夜のプチタミは客が少し入っている。少女Aも、Tバックの田舎の親から送って来たものを出す。少女Aは「ありがとう、おいしい」と話す。2ヶ月ぶりだ。ライフセーバーの皆は大喜びだ。みゆき「心を開き始めた」。25日に、和幸はビジネスホテルを出て、チェックアウトする。プチタミに健人が来て「もう一度やりたい」。優「健人ひどい、我が儘だ、残酷だ、限度越えている」。健「好きだからだ、違うと分かったんだ、里奈じゃない、優なんだ、駐車場で待っている」。そこに、みゆき「介護、弁当、買い出し、忙しい、砂像大会、仲直り」。優「今日は、ちょっと、抜けたい、話たい人がいる」。みゆき「健人君」。優「ごめん」と走り去る。CM。
優は健人とホテルだ。優「これで本当のさよならだ、ヨリ戻しても傷つけあうだけだよ、一人よりきつい」とタバコを吸うおいおい、最後のHってあるのか?ちょっと意味分からない。壽美子の会社に和幸がきて、壽美子さんの携帯、消した。壽美子「うちは都内に5つビルがある、どうして、ここだと」。和幸「5分の1にかけました」。嬉しくなった壽美子「行きましょうか、砂像大会」。歩き出す壽美子に和幸は手を繋ぐ。おいおい、和幸は完全にストーカーだよ。Tバック君に壽美子は携帯する。Tバック君「仕事が遅くて、ごめん」。みゆき「なんで、Tバック君に電話するの、いけない、砂像大会、この痛さが仕事なんだよね」。Tバック君は「店、任せて下さい、気を利かせて下さい、客も少ないし、少女Aだけだったら」。みゆき「分かった」。夜のライトアップした砂像大会に行く。結構、きちんとした砂像が一杯だ。洋介の砂像は、ヘンリームーアの像みたいだね。和幸と壽美子はソファで、デープキスをして、抱き合っている。しかし、和幸の携帯が落ちる。待ち受けは家族3人の写真だ。それを見る和幸に、壽美子「10年前、友達の彼氏取って、全部なくなった、そんな自分が大嫌いになった、それなのに、同じことしている、みゆきの家庭壊そうとしている」。和幸「結婚して10年、繰り返しの毎日をみゆきは送ってきた、そんなつまらないプログラムを作ったのは俺かもしれない、それを、俺は今自分で壊そうとしている、みゆきは分かっていたんだ、だから、壊れる前にリセットしようといた、みゆきに謝らなきゃ」。砂像大会に、和幸は来なかった。そこに、蔵田が話があるとやって来る。蔵田はみゆきに来年の営業権を買い取る。300万で手を打ちませんか。相続放棄に判子押して欲しい。蔵田「あんたら、よくやった、台風で店飛ばされたら、損害だ、おれがおふくろの気持ちを引き継ぐ」。みゆき「二人に相談しなきゃ、一夏ありがとう」。蔵田「おふくろのことや、優のこととか、良い返事まってます」。為は今夜洋介を見てやるという。今夜久しぶりに夫婦の砂像みたいだろう。和幸が遅れて砂像大会会場にやって来るが、もう終わっていた。そして、「仲良し家族」の砂像をみる。家に帰る。みゆきはソファで寝ていた。みゆき「飛行機遅れたの」。和幸「うん」。みゆき「久々の和食、荷物は?宅配便?ここに戻りたいという話・・」と傍に近寄る。和幸「シャワーあびるわ」。その時不審に気づいて、みゆきは押入のスーツケースと、引き出しのパスポートを見つけ、脱ぎ捨てたシャツのファンデーションに気づく。和幸は浮気をしていたのだ。CM。
飛び出して、みゆきはプチタミに戻ってきた。残っていた壽美子に相談する。みゆき「主人が浮気した、パスポートなしで、海外出張、ワイシャツの肩にファンデーション付いていた、どうして、そんなこと、ひどいよ、ひどすぎる、優ちゃん」。もう少し自爆しそうだった壽美子は戸惑う。みゆき「優ちゃんはピンときた、壽美子一緒にいて、このままでは、私何しちゃうか分からない」。シャワーから上がった、和幸は部屋の具合から理解した。みゆき「壽美子がいてくれて良かった、いなかったら変になっていた」。壽美子「みゆきは同じだ、私がタバコをすって、学校呼び出されたとき、壽美子はそんなんじゃありません、職員室に乗り込んだ、私すっていた、何で人を信じるの、馬鹿すぎる、でも、本当に馬鹿なのは、私だ、優じゃない、相手は、会議は嘘、みゆきじゃなく、Tバック君に電話した、ファンデーション私の、相手は私なの、ごめんなさい」と頭を下げる。優も帰ってきていた。みゆきは一人立ち去る。壽美子「怒るとか、切れるとかしないの」。みゆき「全部同じだ」。壽美子「撲っても、怒っても良いから」。みゆき「喧嘩は仲直りするためにする、だから、喧嘩しない」。みゆきは洋介の横に寝て、寝顔を見つめる。朝のプチタミに和幸がやって来る。そして、優「私が電話した」。みゆきは洋介と出てくる。和幸「すまなかった」。みゆきは洋介を離さない。みゆき「聞いて下さい、蔵田さんから300円で、営業権を返して下さいと話がありました、(優に)おとうさんに、そうすると行って下さい、(和幸に)あなたからの返済も全てできます」。和幸「俺たちの」。みゆき「壽美子さんの金も、増えて戻ります」。優「来年は」。みゆき「9月10日ですべて、おしまいです、私、アパート探します」。プチタミのカップを出して、思い切って割る。そして、洋介と二人出て行く。♪平山みきの歌だ♪ 9月1日に洋介はプチタミから学校へ行く。みゆき「夏休みはおしまいだ」。椿の海の家は片づけている。椿は洋介に「元気でね」と言う。みゆきに椿「祭りは終わった、来年会おうね」。みゆき「来年は」。椿「亭主と何があった」。みゆき「私、多分変だ、泣いたり怒ったり出来ない位、泣いたり怒りたいことがあった」。椿は肩を寄せて「私みたいになっちゃいけない、壊すだけならなんぼでもできる、嘘なし」。みゆき「椿さん、ありがとう」。和幸は壊れたプチタミのカップの破片を集めていた。浜では洋介の砂像が壊されていた。みゆきは指輪を外す。そこには日焼けの跡が残っていた。つづく。来週は最終回だ。
みゆきの盛り上がりと和幸の盛り上がりが、完全にすれ違いだよね。みゆきは今まで人が良すぎた。だから、ここでの大事な人二人の裏切りは致命的だ。壽美子の言うとおり、何で人を信じるの馬鹿じゃない、と言いたくなる。でも、この馬鹿さが、みゆきのたまらない魅力なのだ。主婦の最高の魅力だ。一方、壽美子は、どうしても、友達の幸せを壊したくなるのだ。淋しい人間だ。自己破壊的な衝動を抑えきれないのですね。一番、馬鹿なのは和幸だ。今までプログラムで生きてきたから、一旦暴走すると、壊れ方がひどいな〜。壽美子にはストーカー同然だし、みゆきへの嘘も薄っぺらだし、最悪だ。一番稚拙な行動の崩れです。でも、壽美子とHはしていないよね。そこははっきり描けないかも知れないが、Hしてないと理解しました。だから、完全に浮気ではない。いつも、浮気はどこまでが浮気という話になる。我が家では、浮気はしてもいいが、家庭を壊さないこととしている。何じゃ〜〜ありえないかもしれない。1、夫は金を入れること、家庭に大体いること。2、妻は、大体家にいること。3、二人とも他の愛に暴走して、家庭を壊さないこと。この3つの我が家のルールを当てはめると、みゆきと和幸は、別居した時点で、残念ながら壊れたと考えられる。しかし、Hしても、しなくても、和幸はヨリを戻したいと思っているから、みゆきは許してやればいい。来週最終回だけど、おじさんとしては、幼稚で馬鹿な和幸を、みゆきの大きな海のような無条件の愛で包んで欲しい。そんな、甘い結末を希望するが、どうも、悲惨な夏休みで終わりそうだ。男としては後味悪いな。とにかく注目です。それにしても、浜は夏が終わると淋しくなるな〜〜。心も淋しい。それに視聴率も5〜7%くらいで、淋しいな。もう少し見てくれても良いのに・・・。



何だよ、いい大人が入り乱れて、これが大人の夏休みか? 子供の夏休みと一緒じゃないか。出来すぎた大人の遅れた夏休みだ。一つの展開点だった。今後がちょっと、楽しみということで評価アップだ。。

おとなの夏休み★★★  8話  平成17年8月24日放送   1回見で間違い容赦

先週の台風で吹き飛んだ椿の海の家は改装だ。みゆきたちも皆も少し手伝う、椿「花火大会は最後の稼ぎ時だ」と教える。先週の椿の過去の重い話を思い出して、みゆき「今だけだ、私、頑張ります」と椿に話す。出来すぎ君の洋介も楽しそうに水をまいている。洋介は一直線に一生懸命だ。その母親も一直線で、みゆきは割れたカップを接着剤で貼っている。岡崎と和幸はデパートに買い物だ。これまで、月3万円の小遣いで何も使わずに、着る物もみゆきの買ってきた物をあてがわれ着ていたのだ。和幸「女房だけに浪費させるのはおかしい、着ている物も、あいつの趣味だ、飼い慣らされていた、俺は俺になる」この気持ちは、ちょっと分かります。それで、夫婦で浪費することあるんだよね。一緒の岡崎は、ちゃかり和幸の来ているみゆきの見立てのシャツと同じ物を買う。ここは、岡崎はお茶目で愛するみゆきのポイント稼ぎです、爆。和幸が家に帰ると、みゆきがいた。みゆき「隠し事できない、私の言葉でなく、あなたの言葉でしゃべる、論理的にまとめてきた、マイホームの頭金、プチタミ開店で、常軌を逸脱して、遺憾に思う、しかし、黒字達成のために許して下さい」。和幸「海の家は辞めろ」と言った。みゆき「洋介のために」。和幸「おれはこれまで我慢してきた、俺は車が趣味だ、そして、風呂場の排水溝には髪がたまっていて、それを俺が片づけている、洋介がそうなったのは、君のが感染したんだ、車を買うよ、メールで借用書書いたから」。みゆき「そのスーツ、似合うね、明日話そう」。和幸「明日は別の用事をいれた、仕事だ、君は決まった3日でのセックスを怒ったが、8月14日は変わらないのか」。そうか、ここらがこの夫婦の微妙なズレスレだったんだ、今日少し分かってきた。みゆきがリセットしたくなった気持ちは、この夫婦の潜在的なすれ違いと我慢にあったんだ。みゆき「明日は結婚してからずっと約束した、ビスコンチャ?で7時で待っている、10周年だよ」と言って帰る。プチタミに帰って、みゆき「こじれちゃった」と呟く。タイトル。
蔵田がみゆきを誘って、ふねの墓参りに誘う。そこには為さんの花がすでに飾ってあった。プチタミの壽美子に為「大企業の課長、企業はさばけても、自分の心をさばけないか」と呟く。帰ってきたみゆきは優に「どんどん私たち夫婦は変になる、明日ゆっくり話す、14日は結婚記念日、約束なの、絶対いつも同じレストランで食事することに決めているの、14日は壽美子も抜けられない、プチタミ、明日よろしく」。優は14日に和幸が壽美子と食事することを知っている。でも、何も言わない。ここで、優はみゆきに対しては壽美子と共犯だよ。蔵田「まだ、実感がない、お盆の花火をどっかんと、おふくろに届くように打ち上げて欲しい」。夜プチタミで優「一抜けた」。そこに健人から携帯だが、優はでない。優「忘れる、仕切直す」。みゆきは海辺に一人の少女Aを見つける。横の砂浜に花と線香だ。少女A「引くよね、3回忌だ、まだ遺体は見つからなかった、台風の波で大はしゃぎして、気づくと私一人、今もこの海のどこかを漂っている、話はおしまい」。優「話せるんじゃ、名前教えて」。少女「もういらない、友達も、彼氏も」。みゆき「あわない方が良かった、あなたの心の中でいつも生きてることを」。みゆきと優は去る。あっさり、少女Aの身の上話が出たよ、意外と簡単だった。でも、無口なのは了解できそうだ。もっと、絡んでくるのかと思った。ただ、佐田さんは、今日も結構年上に見えましたよ。壽美子は和幸にキャンセルのメールを送ろうとするが躊躇する。和幸は昼ぼーとしている。みゆきと壽美子は化粧している。そして、みゆきは壽美子の口紅を借りる。同じ男を待って化粧している。恐ろしいシーンなんだよ。壽美子、やはりお前は友達の男が欲しくなるという行動パターンは変わらないのだ。悪い女だ。みゆきも、すっかり壽美子を信じているのだ。気づけよ。そうしないと、後で100倍も辛くなるぞ。CM。
ビスコンチャ?で、みゆきは一人で待っている。まだ、注文もしていない。8時を過ぎて、岡崎がやって来て、課長は来られない、代わりにきたと話す。岡崎「役不足ですね」と帰ろうとする。みゆきは、取りあえず引き留める。プチタミは優一人だ。壽美子のところに和幸が自分のスーツで来る。壽美子は優が来られないことを詫びて花が来ないので帰りましょうかと言う。和幸「僕が話したいのは、壽美子さんです」。そして、一緒に座る。和食だった。壽美子「スーツ似合いますね」。ここから、壽美子ー和幸、みゆきー岡崎のシーンが短く切り替わるのだ。忙しいよ。でも、両方の話の進み具合で、抱える状況が明らかになっていく。みゆきが可哀想だ。だって相手は岡崎だよ。大倉和孝さんだよ。レストランの食事はおししいが、岡崎「みゆきさんの料理は最高です」。みゆき「人が作ってくれただけで嬉しい」。和幸「結婚記念日、10年になる、毎年、同じ店で食べていた」。壽美子「そのレストランに行って下さい、みゆき待ってます」。和幸「リセットしたいのは、みゆきだけではない、38です、なにもかも、終わりの見えた映画、明日も今日のコピーです、リセットしたいのは俺です、みゆきが気づかせてくれた、壽美子さんだと、素直でいられる、言葉がちゃんと通じる」。これは多分一時的な感情なのではないかな。みゆきとは10年だよ、しかし、壽美子とは1ヶ月もない。それだけの差だよ。店を出て、二人は歩く。壽美子「ごちそうさま」。和幸「もう少し歩きませんか」。壽美子は歩く。みゆきは岡崎と一緒にプチタミにやって来る。みゆき「同伴出勤だ」と、ご機嫌だ。しかし、和幸の方は、もう最終電車も出てしまったようだ。壽美子「もう少し歩きましょうか」。和幸は手を差し出す。壽美子は躊躇する。壽美子「今時ない、中学生でも」。そう言うと手を出して、繋ぐ中学生の夏休みと一緒じゃないか。出来すぎ君の遅れた大人の夏休みだ。嬉し、恥ずかし、こんなもんか、男和幸、38歳の遅れた青春だった、爆。プチタミで岡崎は「かみさんに逃げられて、どうしようもない」。みゆき「今度はいい人見つかる、そのシャツ似合っていない」。壽美子は和幸の指の結婚指輪を見て、「もうあわない方がいい、ありがとう」。和幸「あの、これでもう会わないのなら」とおでこにキスする。壽美子がプチタミにやってくる。そして、優の不審な顔を無視して、壽美子「私先に寝る」と上がって寝てしまう。和幸は歩きながら、道に迷った。みゆきは時計を見ながら「終わった、14日」。CM。
洋介が次の朝、外が大変だ、とプチタミに面々を起こす。二人が起きると、もう人が一杯だ。椿は焼きそばを作っている。それを見て、3人は、開店準備を始める。みゆきに和幸から携帯だ。和幸「夕べはすまなかった、だから岡崎たちと、罪滅ぼしに行く、今夜プチタミに行く、みんな誘って、みゆきの店をちゃんと見たい」。みゆきは大喜びだ。壽美子に洋介に嬉しいねと言う。みゆき「やっと、理解してくれた」。優「罪悪感だよね、男がやさしくなるのわ、ゆうべのあんたは、メスの匂いがした」優のセリフでかみさんが反応した。本当よ、男はちょろい。そこで、自分は、あんたは、いつも優しくして貰えるからいいね、と口走った。壽美子「食事しただけ」。張り切るみゆきを見て、優「痛いよな〜〜」と呟く。浜辺は席取りの人で一杯だった。ライフセーバーの一人はみゆきに「ありがとう、今度、国に帰ることにした」と報告する。彼の夏休みと青春はプチタミとともに記憶に残るのですね。多くの人手を見て、みゆきは優に、一番安いテーブルクロス、アロマキャンドルを買って来るように頼む。そして夜に、花火が始まる。和幸がやってきた。CM。
みゆきは嬉しそうだ。和幸は会社の皆を連れてきた。ビールを飲む。健人も浴衣の里奈とやってくる。ラブラブだ。他の水族館もカップル連れだ。優は二人を見つめる。洋介は為と一緒に船から大きな花火を見ている。為「送り火だ」。凄い。少女Aは離れたところで一人で見ている。蔵田は店で寝ころんで見ている。椿「台風の後は花火か」。それぞれの花火が打ち上げられるのだ。それぞれの思いを燃やすように・・・プチタミに岡崎が来て、岡崎「限界だ、道は外れるためにある」とみゆきに迫ってくる。壽美子に和幸は近づき「昨日が最後なら、今夜は本当の最後です」。健人も優を捕まえて「俺、自分が分からない、忘れられない」。優「必死で忘れようとしている、最低だ、残酷だ」。それぞれ、キスだ。岡崎は蹴飛ばされたが、壽美子と和幸、健人と優はびったりと盛り上がっている。壽美子は深いキスと抱擁が終わって、ふぬけだ。優は、立ち上がる。♪ミスターサマディ♪ この歌詞がちょっと、古いけど、それぞれの思いを伝えるようで痛い。岡崎、何じゃ、寺島みゆきさんと、キスするなんて、いいな〜〜。みゆきは妻だけど、壽美子と優は女だね。和幸「良い店だ」。みゆき「おかまいできなくて」。皆の感情をごちゃ混ぜに花火が打ち上げられる。次の日、壽美子は2週間ぶりに会社に行く。会社では、壽美子を慕う部下の手塚は総務に異動になった。課長の壽美子はは部長に文句を言う。部長「君の企画は却下になった、類似案が出ていた、1課は肝いりだ」。壽美子はストレスで胃が痛くなる。そして、壽美子は和幸に携帯して「会って下さい」。和幸「いつにしましょうか」。お前達の花火はまだ打ち上げるのか?? もう燃え尽きて海に消えたと思ったが〜〜 リセットは恋のスイッチだったのだ。みゆきはプチタミで割れたカップを貼り合わせていた。可哀想なみゆきの海はもう秋になりつつあった。つづく。
なんじゃ、入り乱れた関係だな。終盤前だから、いっきにかき混ぜました。これからの展開が気に掛かります。それにしても、痛いよ、みゆきさん。これでは夫にも、友人にも裏切られるのだ。でも、そのリスクを知った上で、プチタミを突っ走ったのも、みゆきだった。仕方ないのかも。リセット病は伝染するのですね。離婚するのも、こんな感じなのかも知れない。ただ、みゆきは離婚して欲しくないな。みゆきさん、寺島さんの主婦の色気に、和幸は戻ってくるよ。でも、月4で3の日にセックスをする和幸には、みゆきの色気は気づかないかな? 寺島さんは独身だよね、どうして、主婦の色気が出せるのかな。壽美子の中島さんは、深夜の「笑う犬」でウッチャンを仕切っていた頃からのファンです。しかし、中島さんには主婦の色気は出せないよ。普通の女の色気はあるけど。



おとなの夏休み★★  7話  平成17年8月17日放送

みゆきは神社でリセットと書いた絵馬を見る。そして、和幸の「海の家もバーもやめろ」の言葉を思い出して、みゆき「なんとかしてよ、神様」と呟く。その和幸は、会社でプログラムを検討して、「バグがないことない、必ずバグがある、人間の心にもあるのだ」、壽美子との先週のかくれんぼ思出す。和幸「良い悪いでなく、説明できない気持ちが・・どうしたんだろう俺」。横で聞いていた岡崎も、「あります、バグは」。夜のプチタミは結構繁盛している、岡崎がやって来た。みゆきにお土産だ、そして、ビールを飲む。みゆきは「うん、店はうまく転がり始めた、黒字になるかも、主人喜んでくれますよね」と話す。そこに、店にずんどこ節をならしたCDをもって、蔵田と椿がきて、台風がくるという。椿は「うちは鉄骨、大丈夫、ここはハイカラだけど、安普請」。蔵田「人の火事は大きいほどいい」。椿「人の痛みは100年でも我慢できる」。蔵田「倒産確実、来年は俺が営業権」。椿「うちの客は倍だ」。みゆきたちは台風まで考えていなかった。みゆき「どうしよう?」。タイトル。CM。
ライフセーバーは人命救命の練習だ。Tバックのアキラは救助者の練習台で、人工呼吸でキスされている。少女Aに笑われる。洋介はバイトの水まきを続けている。優は休みを貰って、1時間ほど抜ける。優は「みゆきさんの所へ行く、亭主を借りる?」と言い残す。みゆき「あの子と主人はどういう関係? 接点ないじゃん、私付いていくとこじれる」。壽美子に付いていくように頼む。そして、きんぴらを持たせ、バッタみたいに謝っていたと話して欲しいと頼む。和幸は家に居た。風鈴を見ていた。そこに、本当に優がやって来る。もちろん、壽美子も付いてきた。カクテルの指導をしていたのだ。和幸「かき混ぜるのではなく、中指と薬指で押したり引いたり、すると自然に回る」。壽美子は「みゆきからの伝言です、バッタみたいに謝りたい」。和幸「辞めるまで会いません、融通聞かなくてすみません、子供の頃、隣のおねえさんが炭酸を注いでくれた、コップには泡が沢山付いていた、俺、科学で覚えたことを得意になって話した、泡はコップのほこりに付くのだと、そしたら、おねえさんは怖い顔になって、ごめんねと言って、流しにぶちまけた、本当のことと気持ちは相容れない、俺、前と同じことしているのですかね、間違っているのですかね」。壽美子「ご主人の言い分も当然です、みゆきも口べただし」。和幸「お喋りだが、肝心の事は言いません、毎日家事で大変だろうけど、自分だけが我慢していると思っている」。壽美子「世間が狭いのですよね、新聞読まないし、子供言い訳にするし、他人に相談して、自分では決められない、一般的な専業主婦です、そういう人って多い」。和幸「他人に相談すれば、責任も半分、いいですよ」。壽美子「壽美子、あなた、自分では考えないんですよね、みゆきのことでなく」。聞いていた優「思いっきりみゆきさんだよ」。壽美子「会って話して、みゆきの店も見てあげて下さい」。壽美子、ちょっと、友達をいくらなんでも、言い過ぎだよ。専業主婦はとか、まとめて話すし・・・専業主婦を馬鹿にしている。世間が狭いのは、働く女性も意外と同じだと思いますが。そこに壽美子に会社から、電話だ。和幸「夏休み取っているのでしょう、いなくても会社は潰れない、頑張りすぎてはいけない、時には電源を切ることが必要だ」と切ってしまう。壽美子「会社休まず、女を休みすぎたかも、みゆきは馬鹿ですよね、ご主人の優しさに気づいていない、馬鹿だ」。優「今度3人でご飯いこう、壽美子さんのおごりで、私は花を添えるの、応援させてくださいよ、いつ空いているの」。和幸「来週の14日の日曜なら」。広げた手帖には14日は結婚記念日と書いてあった。優「店はみゆきさんとTバック君に任せて、お店は私に決めさせて」と盛り上がる。和幸と壽美子は照れ笑いだ。浜では、優と壽美子が歩く。優「あなた達見てると、小学生の初恋みたい、笑える、私は面白いこと優先なの」。壽美子「だから取られたのでしょう、健人くん、変えた方がいいよ性格、みゆきのために」。優「あんたも亭主も似たもの同士、理屈ばかりで行動できない」。帰ってきて、優「ああ〜、気持ちよかった」。みゆきは驚く。壽美子「悪い冗談、あんたの亭主、学生時代のバーでバイトしていたでしょう、習っていたの」。みゆき「あの人、何か言っていた?」。壽美子「店を辞めるまで話したくないって」。CM。
台風は御前崎の250km、関東に上陸とニュースで言っている。みゆきはプチタミのカップを落として割ってしまう。いやだと落ち込む。カクテルの練習をしていると、優に健人からメールで、「今夜部屋で会おう」。喜んだ優だが、部屋に行くと、里奈がいた。里奈「勝手にまとめた、ここに一緒に住むんでず」。優の荷物を渡す。優は二人にしてお金の話とかあると言う。優「シェーカー振って、この程度のヘタレだけど、健人は凄い、いつかのために鍛えて走って、尊敬しています」と泣きながら話す。健人は何も言わない健人はそんな尊敬する男じゃないと思う。壽美子に当てつけで仲良くして、里奈に押し切られたんだよ。優は荷物をまとめて、帰った。プチタミでは、みゆき「バーも海の家もときめいたけど、馴れたら、専業主婦の10倍忙しいだけじゃん、主人とはどんどん、ずれていく、パーと飛んでいきたい」。そこに、優も荷物をもって、プチタミに泊まりに来る。優も「飛んでしまえばいいんだ、なにもかも」と不機嫌だ。壽美子「仕事だからちゃんとしよう」。みゆき「仕事仕事って、うんざりだ、料理作るのはわたしだけ、私痩せたよ、熱いところで火を使ってごらんよ」。優「なくなれば楽になるよ」。壽美子「だから、女が社会で信用されないは、厭になったら背中向ける、分かる」と優に話す。みゆき「そんな説教たくさんん、壽美子は、どうして、私を下に見るの?」。壽美子「だって、下だもの、甘いよ認識、私だって、大金を出してんだよ、大事なことは相談相談で、自分だけ大変な風に言わないで」。みゆき「大変だもの、主人はずれたし、洋介も気が抜けない、壽美子はいいは一人で気楽だ」。壽美子「それ言っちゃ、確かに一人だけど、子宮筋腫と更年期を掛けて居るんだ」。みゆき「私も、アップダウンはあるのです」。壽美子「元々そうじゃん、あんた、被害妄想、中学から変わらない、自分がやりたいと言い始めたんだから」。みゆき「ひどいよ」。二人は思わず喧嘩する。聞いていた優「ここって、本当に姥捨て山だね、3婆、3馬鹿」。壽美子「直せ、その性格、だから、追い出された」。優「くそババア」。そこで、洋介が起き出した。みゆきは洋介を抱いて寝る。壽美子「言い過ぎたけど」。みゆき「どうせ、レベル低いですから」。優「馬鹿みたい」。みゆきも壽美子も最初から、想定した困難で、相手の性格でしょう。今更子供じみた喧嘩しなくてもいいけど。まあ、たまには本音で衝突したのだよね。CM。
テレビデニュースを見ている和幸は外の風が強いことを気づく。浜では為さんも仕事場を片づけている。椿も、砂嚢で飛んでいかないように補強している。ところが、みゆきたちはビニールカッパ何もしていない。為「いい度胸だね、風まかせだね」と笑っていく。優は「人生風に決められちゃたまらない」とシェーカーを振っている。そして、カクテルを作って飲ませる。オリジナルの第1号「タイフ〜〜ン」。しかし、匂いがきつい。みゆき「確かに台風だ」。優「ひどいでしょう、だから、私にはここが必要なの、いつか本物をつくる、健人に私を認めさせて、それでも別れるなら、5分と5分だろう、守ろう、行こう」。雨の中、カッパを来て3人は、神社へ行き、みゆきのリセットの絵馬を見せる。優「プチタミはリセットだって」。みゆき「主人と変になって、洋介の病気が分かって書いたの」。優「転んだら起こればいい、いつでもやり直せるって、あんたが言った、プチタミ見捨てるって、ずっと転び放しってことだ、私たちがやっと見つけた場所だ、少女Aが来て、初めて店が満員になったとき、どれだけ嬉しかった、昼の海の家始めたとき、どんなにはしゃいだ、ちゃんと戦おう、やるだけやろう、負けても悔いは残したくない、悔しすぎる」。リセットの絵馬を取ってみゆき「ただ書いて、何もしないで、神頼みしても、何も変わらない、神様も迷惑だ、私が変えなくては、もう誰にも相談しない、私が自分で決める、私一人では何もできないって言った、二人に会わなかったら、プチタミはできなかった、私たちのプチタミだから、やろう、台風と喧嘩しよう」。台風の雨風の中で、みゆきは洋介を連れて家に行く。みゆきは「今日だけ洋介を預かってください、危ないから、台風と喧嘩するから」。和幸「ここにいろ、もたないよ、あんな小屋、たくさん話がある」と手を持って止める。みゆき「ごめんなさい、私たちの店だから、今はごめんなさい」と出ていく。洋介「おとうさん、亀に餌あげている? 爪切った?」。浜で少女Aは、ひとり「馬鹿野郎」と叫んでいる。なんだよ、このセリフは・・そのうち少女Aがメインの話が出来るのだろうが。それにしても、台風の中、神社へいって、決意を固めるんじゃなくて、もっと早く台風対策しようよ、爆。それじゃ、ドラマにならないか。CM。
ライフセーバーの見張り台は風に倒れた。プチタミも、飛んでいきそうだ。砂嚢を持って柱に付ける。3人の力で支えているけど、飛んでいきそうだ。今更、少し人の力で押さえても仕方ない気がするけど。本当は風任せなのかな。海の水が店まで来る。和幸はカッパで近くまで見に行く。手伝ってやればいいのに。停電になる。ランプを付ける。そこに蔵田が屋根を外す。蔵田「風の逃げ道をつくる、飛んでいく、優にはここが必要だ、なめるな、どうせ逃げ出す、親に出来るのは信じることだけだ」。みゆき「分かるよ、ありがたくて泣くときがくるよ」。次にライフセーバーが手伝いに来る。道具で補強したりする。みゆき「ふねさん、頑張ります」。椿も、海だから、高波に備えて、砂嚢を出して柱固定するように言う。砂を掘って砂嚢を作る。そこに岡崎も手伝いに来た。みゆき「岡崎さん? どうして」。岡崎「課長に言われてきたのではない、僕は思い切って死ぬ気でいいますけど、僕はみゆきさんのことが・・」で突風で倒される、中で寝て頭を冷やす。少し静かになった。椿もきて「思い出すね、こんな夜だった、離婚したのは5年前、殴る蹴るされて、前歯折られた、前はそんな人でなかった、漁師だった、嵐の夜に船を見に行って事故して、足が、海に出られない身体になった、こんな夜だった、漁師から海をとれば、それは荒れる、だけど、私は生活の心配で一杯で、そんな痛みに気づかなかった、余裕がないと優しくなれない、別れて2年たって、私が悪かったって、やっと思って探した、だけど、一人暮らしになれてなくて、不摂生したんだろうね、やっと会えたあの人はお墓の下でした、だから、今しかない、明日とか、いつかとかない、確かなのは今だけ」。みゆき「ありがとう、私主人と話してみる、自分で、頑張ります」。椿「嘘だよ〜、全部嘘だよ〜〜何度騙されるんだ」と笑う。壽美子は食事の約束を断るメールを書いていたが、出さないで削除した。次の日の朝、浜のゴミなどの後かたづけだ。岡崎は会社に行く。椿にみゆきはお礼をいう。椿「「命にかかわるときは助け合うのが海の掟だ」。しかし、椿の店は鉄骨を残して、すべて吹き飛んでいた。椿「う〜〜そ〜〜」と座り込む。洋介がやってきた。洋介「マンションが工事で、またここにいろと」。みゆきは長靴で走って連れてきた和幸を捜す。和幸はスーツを着て、そばに立っていたが、みゆきに会わずに会社に行く。エンドロール。♪音楽♪ トンカチを持って修理している優「健人は、里奈と住むんだって」。壽美子「私14日」。みゆき「私たち全部忘れない〜〜今だけ、私たちプチタミ守ったんだから」。会社で和幸「14日食事に行く約束をした、相手はみゆきじゃない、14日は結婚記念日だけど、俺、どこへ行くのだろう」。3人は海の家でシャワーを浴びて喜んでいる。
ちょっと、台風のシーンは実際の台風の時に撮影したのかな? 噂では久里浜近くらしい? だから、この前の台風は直撃だったかも・・・・いくらなんでも、、扇風機と水まきでは描き切れませんね。さて、台風が来ることになって、みゆきも優も壽美子もプチタミを守るつもりになったのですね。特に優は、これまでの生き方を修正しようとしています。「リセット」の絵馬から、強く意識しだした。健人の部屋から里奈に追い出された。それはいいのだが、もっと大きく生きていくのかと思ったが、健人を見返すのだ。これではちょっと、淋しい。健人は、優が最後に褒めたほど、立派な男に見えないけど・・・。壽美子とみゆきの専業主婦と仕事キャリア女の喧嘩もちょっと、ここまで続くとは・・・。先週の予告の岡崎の告白は、中途半端だった、笑い。しかし、今回の最後の予告では、岡崎−みゆき、和幸−壽美子のキスシーンがあった。なんじゃこれは、淋しいな。一色さんの名作「彼女が死んじゃった」では、次々登場人物が登場していった。このドラマでは、定点のプチタミでの話になるので、煮詰まってしまう。みゆきは、和幸とちゃんと向かって欲しい。和幸は壽美子なんて、手頃なとろこで好きになるな〜〜。これでは評価ダウンは仕方ないでしょう。今回のメインは台風で、いい絵が撮れた。しかし、裏メインは椿さんだ。最後の5年前の離婚から、2年前の死別は嘘でなく、本当だろう。でも、鉄骨だけ残して、椿の海の家がなくなったのは、可哀想だけど、笑った。プチタミを助ける前に、自分の店にも気づくだろうが・・・爆。



おとなの夏休み★★★★  6話  平成17年8月10日放送  疲れている、でも、2度見直した

海の店は昼も始めるが、隣の椿の経験たっぷりの呼び込みには負ける。蔵田が来たが、客を椿の店に連れる。月の酒代の請求書33万円を持ってくる。タイトル。
そこに、為さん(宇津井健)に昼間の客集めの秘策を伝授してもらう。為さんは壽美子とのデートを条件だ、みゆき(寺島しのぶ)も優も軽くOKだ。為さんの助言は、まず女を捕まえる、決定権は女が握っている。しかし、女に警戒されたら駄目だ、女の敵は女だ。あとは道を作る。浜から海の家まで、砂が熱いから、椿の所は板が敷いてある。元手がかかりそうだが、浜から海の家に水で通り道を作った。そこで何人かがくる。ライフセーバーは昼飯の味噌汁やお茶用のお湯を貰いに来る。そこで、みゆきは300円で、まかない昼弁当を作るという。そこで、ライフセーバーはごはんに納豆や残り物を加えた飯を作る。それを見て、客もやってきた。みゆきらの海の家は徐々に売り上げを伸ばし始める。今回は撮影がいつ頃やったのか分からないが、水着の人も多くて、おじさんはちょっと嬉しい。この方法は有効なのかな。まあ、今のままでは間違いなく駄目だもの。しかし、海の家なんていていないな。ちょっと呼び込み怖かったよな。そんな中、壽美子(中島知子)は、みゆきと和幸(石黒賢)の夫婦喧嘩の仲裁に動く。みゆきは反省しているし、いまでも和幸を愛しているのだ。だから壽美子に頼む。しかし、壽美子は昔友達の彼を取ったので、心配している。壽美子は、タイプでないから安心してと言う。みゆきは可愛い人だと話す。実際、壽美子は危険なのに、みゆきは和幸の世話するの好きだし、すぐに自分の考えで帰ればいいのに。壽美子を頼るから、こんがらがるのだよ。しかし、浜の濡れた道はすぐに乾く。壽美子は洋介に、子離れもあるから、洋介に頼もうと提案する。みゆきは洋介に、今日から働くのだ。時給10円で、責任もって働く。小学生はバイトするのは悪い子、でもおかあさんの店を手伝うのはよい子だ。洋介「どっち」。みゆき「どっちも本当」。洋介は一所懸命にやる。すると少女がやってきて、砂を落とすように頼む。洋介(ささの貴斗)が、仲良くなったのは、椿(中尾ミエ)の姪・ミズキ(小池彩夢)だった。洋介は、この浜に亀が来て卵を産むと話す。ミズキは「嘘だ、外国とかだ」と言う。洋介は「本当だ」と主張する。そこに椿が来て、商売敵の子だから、口を聞くなと井う。洋介はみゆきに亀のことを聞く。みゆきは赤海亀で、海の家が出来る前に卵はマリンパークの水族館で孵化していると話す今回のメインは洋介とミズキの小さな恋の物語りだ。ミズキちゃんの水着姿も可愛いね。でも、圧倒的にミズキのペースで仕切られている。今週は少女Aは店にやってくる。しかし、彼女は無言だ。為さんと壽美子のデートが夕暮れの浜で行われる。一緒に郭公の歌を歌う。背中を付けて、浜に座って、歌うのだ。そこに会社から来た岡崎がいた。「わかります、温め同好会、温めクラブでいいです」。それを見て、為さんと壽美子は去る。CM。
優はみゆきにあんたの亭主はいい、朝まで付き合ってくれたと話す。変なんじゃない、ただ一杯話したのだ。みゆきは驚くが、あまりリアクッションなしだった。信頼しているのだね。優は和幸とは絶対合わないよね。壽美子は和幸と家で会う。和幸は会社では会いたくない。喧嘩したのを見られたからだ。和幸は、みゆきに早く帰って欲しいのだ。土曜まで待てないのだ。和幸は、今回の経緯をパソコンでプレゼン用にまとめてあった。和幸には海の家を「何故始めたのか分からないのだ。壽美子は「私たちは仕事しているが、土日と休みがある、でも、妻や母は休みがない、年中無休の脇役だ、はじけたくなった、10年頑張って、夏休みを取った、でも、壊れるより百倍マシだ、洋介君も逞しくなっている、認めて上げて下さい、今度の土曜、海の家に来て下さい、その目で見て下さい」。和幸「行きます」。壽美子「私も課長になった、でも宣塔だ、乗せられた、しかし時代が変わったら、少子化で結婚しろ、私は後に付いてくる女の子のために道を一人で作った、でも、誰も着いてこない、大陸ではなく、無人島だった」と麦茶をがぶ飲み。和幸「余り頑張らないで下さい、前は俺がいないとプログラムは完成しないと思った、管理職の端くれになって分かった、俺じゃなくても良かった、死んでも支障ない、そのための組織です、頑張りすぎてはいけないのです、十分頑張ってきました」。壽美子「そうですね、そんなこと言われたこと」と涙ぐむ。しかし、話し込んでいると、みゆきがやって来る。鍵が開いていることに驚く。二人はベランダに逃げて隠れた。毎日晩飯を作るが今日は早いのだ。台所の間に壽美子の扇子を取る。和幸「知られたくない、会社を休んでまでして、仲直りしたいなんて」。壽美子「来て下さい、土曜日、花火です」。和幸「大好きです、硝酸ナトリウム、銅、マグネシウム、地中にあったものが空に光るのです」。壽美子「いろんな見方があるのですね」。みゆきがベランダにくると、隣の部屋に。隣の部屋に来るとバランダに。壽美子「何しているのでしょうかね」。和幸「頑張りすぎないで頑張りましょう」。壽美子「はい」。和幸と壽美子は職業人としての共感だけで良かった。変な男と女まで行かなくて、壽美子はちょっとそんな気になって、和幸の前で泣いていた。普通なら男はちょっと近づく物だが、それよりマグネシウムに興味があったのだ。でも、まあ組織の中の自分を知ることは辛い物ですね。でも、ちょっと和幸、悟るには若すぎないかな。IT関係は早いのですね。みゆきは夕飯の用意が終わると、海の家に行く。浜にいると、ミズキがら伝言があった。今夜来て、そして、地図が描いてあった。壽美子はみゆきに旦那が土曜日来ると告げる。三井記は素直に喜んでいる。洋介が夜行くと、ミズキは、「ロメオとジュリエット、君は私が好きなんだ、だから来たんでしょ」。洋介「僕は嘘つきじゃない」。ミズキ「家と家が妨害するの」。洋介「海亀はいる」。ミズキ「あさって埼玉に帰る」。そこに椿が風呂に入ろうと下から声がかかる。夜の水族館では、里奈と健人がイルカの水槽に入って、キスしている。優が健人に携帯かけても、でない。みゆきは壽美子に「優ちゃん、仲直り出来るといいね、ここで寝るのも土曜日限りか」。壽美子「一人で番する身になって、でも、人を好きになるのは難しい」。みゆき「簡単だ、ちょっと引っかかったら好きになれる、行っちゃえばいい」。壽美子「そんなもの」と和幸とのベランダを思い出した。CM。
今度は洋介はミズキに伝言を頼む。その夜、一緒に会って、洋介は「海亀はいる」と言って、二人で歩き出す。ミズキは花火を持ってきたが、洋介は水族館に向かっていく。そこに椿がきて、洋介の伝言を持ってくる。「昨日のところで待ってます」。皆は洋介とミズキを探し出す。途中ですれ違った岡崎が、国道を二人で歩いていたと告げる。みゆきは走り出した。そして、家に来る。和幸に「洋介来ているか」聞く。そこで、二人で探す。洋介の二人は道に迷ったようだ。しかし、車に乗った少女Aが止める。洋介「マリンパークに行きたい」。少女A「送る」。少女Aが初めて喋った。前も言ったように、声は少女でないよ。でも、マリンパークに行くのではなく、プチタミに戻るものと思いましたが・・・和幸らは警察に連絡しようと言う。CM。
夜のマリンパークに二人は入っていく。そこで、二人は里奈に見つけられる。そして、健人の携帯で優に伝える。洋介は健人に卵を見せて貰い、「僕は嘘つきでない」。ミズキ「ふう〜〜ん、花火はどこでやるの」。この二人は平行線のままの二人だ。まあ洋介と話が絡んで弾む女の子はいないだろうが。里奈は「おかあさんに連絡した、悪い子だな」と洋介に言う。悪い子と言う言葉と、疲れからか、そこでパニックで倒れてしまう。そこに皆がやって来る。優は里奈に食ってかかる。みゆきは「ありがとう」と言って、洋介を抱きしめる。ところが、和幸は怒り出した「分かっているのか」。岡崎が「暴力はいけない、みゆきさんに暴力を振るったら、僕が・・」。でも和幸に簡単に飛ばされた。みゆき「不注意でした、忙しく、目が届かなかった、言い訳ですね、ごめんあなさい」。和幸「連れて帰りたいが、会社がある、母親なんだぞ、これで分かっただろう、やめろ、海の家もバーもやめろ、ふざけるな」と言うだけ言うと去っていったあらら、和幸は子供に戻ってしまったね。ここは夫婦二人して、周りの人に謝るべきでしょう。男のメンツとかいう前に、親といてやるべきでしょう。せっかく、壽美子の前で格好いい、大人のセリフを語ったのに、台無しだ。責任問題で大騒ぎするなんて、しかも責任逃れセリフばかりだよ。最悪だった。土曜日も行かない。みゆきは洋介をおぶってプチタミに帰ってきた。次の朝、洋介は一人で起きると「かあさん、ごめんなさい」。そして、水の道を作り始める。ライフセーバーたちは洋介に「駆け落ちしたんだって」と冷やかす。為さんも「やるじゃないか、金玉ついていた」と褒める。みゆき「大きくなっていた、ちゃんと話す」。洋介はみゆきの所にやって来る。そこにミズキが椿とさよならを言いに来た。洋介は沈黙している。みゆき「いけないことをした、でも、負けたよ、大人はうじうじ考えている、駄目だね、洋ちゃんみたい勇気ない、格好いい、行けないことだけど、彼女には最高の夏休みだった、うらやましい」。洋介「嘘つきになりたくなかった」。みゆき「でも、嘘つきになりたくないだけで、あそこまでしたのは、あの子だったからなのかな・・」このセリフ良かったな、洋介の初恋だよね。いいな〜〜。みゆきもうまく見ぬいていたな。それで、洋介はミズキの後を追って走り出す。車に乗って行く、ミズキを追いかける。気づいたミズキは車を止めて貰う。ミズキは自分の麦わら帽子を洋介にかぶせる。そして、、さようならを言う。しかし、洋介は無言だ。タイトルエンド。その後、走り出したら、洋介「嘘つきでない、お前は大嫌いだ」と繰り返す。ミズキも「大嫌いだ」これは大好きだ〜〜と言うことですね。それを見つめたみゆき「もう走れないな」。それを聞いた壽美子に和幸から「土曜に行けない」とメールが来る。会社からメールだと誤魔化す壽美子だ。つづく。
今回は洋介の小さな恋の物語だった。ストレートで清純で良かった。もちろん、すれ違いに近い恋だった。洋介と付き合える女は世界で一人いるか、いないかだろう。でも、ミズキに少しは伝わったと思います。それで、初めて評価アップにした。それに比べると大人は進まない。みゆきと和幸は、海の家が終われば、元に戻りそうな気がする。ただ、儲けたら、やみつきになるかもしれないな。壽美子は危険だ、二人きりで友達の旦那の前で泣くのは反則です。しかし、和幸は泣いている女に近づけない。花火でも、マグネシウムとか言う。不器用なのだから〜〜。それで、また怒ってしまい子供に戻った。不器用なのだから、黙って見つかった子供をみゆきみたいに抱きしめないといけない。それが出来ないで、責任のなすりあい、最悪だ。来週は、岡崎のみゆきに対する告白もあった。寺島さんは女性から見ると、魅力ないのかな。おじさんは、たまりません。恋愛ドラマで、綺麗な女が飲んでも観賞用の色気だよ。短い時間で、食事をテキパキ作っている寺島さんを見ると、絶対後ろから抱きしめるよね。これは手に入れたい色気だよ。妄想かな〜〜。     姪・ミズキ(小池彩夢)



おとなの夏休み★★★  5話  平成17年8月3日放送  疲れている、でも、2度見直した

洋介も勉強をもってやっている。椿は偉いねと褒めている。岡崎に泊まって行けと和幸は定時に帰る電車の中でで言う。和幸の小遣い3万だが、それでも、残るという。岡崎「僕たち、真面目すぎる、脳だけでハッピーになれるのは理系ですけど、現実の生の楽しみとか」。二人「AVとか借りてみるか」。車内は顰蹙だ。壽美子は健人のバイクでプチタミにやって来る。優は健人をみつめる。壽美子はみゆきに電話してないか聞く。みゆきは「電話はしてない」と答える。和幸が家に帰ると、食事、掃除、洗濯してある。和幸「女房はどうして、母親をきどるのかな」。岡崎は離婚届を見せながら「勝手に離婚された僕より、100倍幸せだ」。携帯メールを見せて和幸「借用書、かってに金を使われた」。岡崎「自分も消去していないくせに」。そこで、岡崎にみゆきの食事を食べさせる。和幸は買ってきたコンビニ弁当を食べる。昼に健人に優「私のカクテルは世界に広がる、自分のやりたいことが分かった、初めてかも、男はあれしか考えていないバカだと思っていた、でも、健人はプロの水中写真をとると決めたら、しんどくても身体鍛えた、やっと分かった、凄い、強いよ」。健人「優のゆうはゆうだけ、何か薬でものんだら」。みゆきと洋介はは壽美子の部屋に来る。みゆきは昼間もやれないか相談する。壽美子は「元手も、ノウハウもない」と否定的だ。洋介がロンドンから、自分に出した壽美子の絵はがきを見つける。−−行く川の 流れはるかな海なれど 散りぬる紅葉 たどりつかまじ  テームズにて壽美子−−−と書いてあった。壽美子「川は海につながっているけど、落ち葉の私は海にたどり着く前に沈む」と泣く。みゆき「このままでは赤字だ、絶対困る」。壽美子「これ以上の赤字は」。洋介がトイレを借りると部屋を開けると、ゴミゴミした部屋だった。壽美子、これ以上投資して失敗したら、離婚だよ。タイトル。
蔵田はふねの遺品を片付けながら、みゆきが言ったふねに好きな人がいたという言葉を思い出していた。ふねの写真立てを整理すると、ちいさな写真があった。浜で蔵田は為さんと会う。壽美子「ブラディ・メアリーってトマトジュースでいいのに」。優は自分で自腹で新しいフルーツトマトのカクテルを作る。評判がいいと、壽美子が褒めると、優「彼氏に負けたくない」」と答える。壽美子「彼氏いるの? 彼氏を見せなさいよ」。みゆきの所に蔵田がやってきた。終わって、壽美子はみゆきに蔵田の来た理由を聞く。みゆき、「人は変わるのかな・・・時間が経つと」。みゆき「壽美子は白馬に乗った王子が・・」と言っていた。キスシーンの映画を見てお互いに初キスしたのだ。壽美子は年下のイケメンにもてている。みゆきは「蔵田さんは、ふねの写真の額に小さな写真が入っていた、女の人はふねさんだが、男は旦那さんではない、そうすると、松吉さんだ、でも、似ているのだ、為さんと・・何か繋がらない、まさか」とお互いに思う。浜では雨が降って為さんのつくったイルカ像が壊れた。CM。
蔵田家では雨の中で、墓にふねの骨壺を入れる納骨が行われる。洋介は昼の海に入って泳いでいる。為さんは壊れたイルカ像をまた造っている。早めにみゆきのところに、優が来た。そこに蔵田がお袋の使っていたかき氷の機械などを持ってきた。蔵田「貸す、あんたのためでない、お袋のためだ。写真は為さんだ、おふくろの願いは単純でここにいたかったのだ、笑っちゃうよ」。みゆきは、「海の家は金がかかる」。蔵田「やるかはあんたの勝手だ、お袋を置いてくれ、いつも汗かいて、ガリガリ削っていた、大赤字になったら、来年は俺のもんでしょうが」。みゆきは為さんに「松吉なんだ、50年前にふねさんと結婚を約束した人」と言う。為さん「為田松吉という」。みゆきは「ふねさんは思い続けていた、やっとわかった私に海の家を託した理由が分かった、夏の海があるから私は生きられた、私は伝言係だんですね、ふねさんから、「夏の海があるから生きてこられた」と、ほら、ふねさんは、50年、為さんの背中を見つめて、ふねさんの夏休みだった」。為さん「ババに見つめられても、あったよ、そういうこと、50年って、半世紀だ、覚えてません」。みゆきは、「(天国の)ふねに伝えましたよ」と言う。為さんも、ちょっと涙だ。みゆきは昼の店のコンセプトを考えていた。そこに老夫婦の姿を見た。みゆき「静かなおとなの夏休み」とひらめく。CM。
壽美子「道具があるからといっても無理だ」。みゆき「やりたい、ふねさんの願いだ」。優「やろう」。壽美子「これ以上リスクを・・・マンションが遠のく」。みゆき「海の家は家族向きだ、子供が騒ぐのが厭で、18歳未満入店禁止、夜はバーで畳み敷きは無理、デッキ・チャアで、メニューもグリーンカレーとか違う、これならお金かからない」。壽美子「いいコンセプトだ、誰が考えた」。みゆき「自分で考えた、静かに時を過ごす大人のなつやすみ」。壽美子は2週間夏休みを取ることにした。みゆきはメールで和幸に借用書を送ろうとする。壽美子がいい考えがあると言って、部下を呼ぶ。そして、手伝わせる。壽美子「これが私の砂の秘密」。みゆきは椿に「昼もやる」と報告するが、ライバルとなった椿は日没後の工事は組合が堅く禁じています、と言う。壽美子は「分かりやすい」。壽美子は部下に「あしたから夏休み取る」となかば命令する。そこで、看板を作る。ライフセーバーは昼は仕事だ。椿は洋介にもこれまでと違って厳しく当たる。みゆき「洋ちゃんは勉強している、本当はいい人だ、世間にはいっぱいな人がいる」。優が材料費を請求する。そして、洋介にも優「しっかり、お年玉貯めるタイプだ、私と結婚しようか、痛いよな、私」と話す。みゆきはメールで金18万を請求する。9月には返す。あいだみちをの色紙−−しあわせは じぶんのこころが きめる−−−と見て、みゆき「自分の心でなく行動が決めるんだ」。早速、みゆきも、壽美子も2週間の夏休みを貰う。みゆきは夜の食事を作って、家を出ようとすると、和幸が岡崎と帰ってきた。和幸はメールのことをぼやいている。きわどく、会うことなく、みゆきは仕事に出かける。CM。
家では、豆腐と油げの味噌汁もあった。和幸は「分かってない」。岡崎「分かってる、課長は麻痺している、みゆきさんは頑張っている、震えながら送った、課長へのラブレターだ、こんな温かいラブレター、返事をださなきゃ」。和幸「口出すな、人のうちに、お前が返事を出せ」。岡崎「本当に返事出しますよ」。健人は水族館で、里奈から「水中カメラマン、夢には頑固だけど、女性には優柔不断なのですね、気持ちの離れた相手とずるずる暮らしたりい、好きでもない相手とはしゃいだりする春日部さん、私嫌いです、もう分かってますよね、私の気持ち分かってますよね」と言うと熱いキスをする。プチタミではかき氷を出して、「カップル専用」の看板も作る。いよいよプチタミ昼の部が始まる。洋介の「おもちゃ箱の朝」の童話は怖い話だ。優は遅刻だ。そこで、勢いよく呼び込みを始める。壽美子はみゆきに「今週一日休む、健人を誘って勇気出してみる」と宣言する。皆で、客引きする。しかし、隣の椿は「客引きは店から1m以内だ」と注意する。椿さんの、強引な客引きに負けてしまう。初めてのお客は、健人と里奈だった。優「昨日帰ってこなかったんだ」。里奈「私は遊びではない、部屋を出て行くこと、借りた金を返すこと、春日部からのお願いだ」。健人「すぐにでなくていい」。優「帰ってください」。里奈「お客なんですけど」。健人は里奈に「やりすぎだ、気持ちは分かるけど」。壽美子「優と同棲していること、新しい彼女ってこと、じゃ私は???」。里奈は壽美子に「いい年して、子供なのです、優さんの浮気に当てつけるためでした、ご迷惑をかけました」。健人は「失礼します」。壽美子の夏は終わった。里奈の話は夜のプチタミで大きな話題だ。優と壽美子が落ち込んでいる。噂の元は椿だ。壽美子はプチタミの2階の部屋で洋介に抱きついている。壽美子「暖かくて、いろんな匂いがする、人のぬくもりって、ずっと感じてなかった、暖かいな〜〜」と泣き出す。今度は壽美子をみゆきが抱きしめる。壽美子「私みゆきに会えて、本当によかった」。みゆき「私も」。壽美子は洋介に「ごめんね、大人は失敗したり、泣いたりする」と謝る。洋介「ゴー・アラウンド、ジャンボが着陸しようとして、滑走路が見えなかったら、ごー・アラウンド、また上がる、何度でもやりなおしていいのだ」。和幸はみゆきの晩飯を食べて、ラビレーターの返事を出そうとするが、電話だ。壽美子からだった。壽美子「みゆきの役に立ちたい、いつも助けられてばかりだ、近いうちに時間下さい、ご主人はみゆきを誤解している」。和幸「分かりました、あいましょう」。プチタミに岡崎が一人で来る。僕が来たくなっただ。みゆきは昼の海の家もやったと告げる。最後に、洋介の童話「おもちゃ箱の朝」の怖い話をする。−−−夜が朝になり、幸せな夜に太陽があふれると、見たくなかった本当のことが姿を現しました、目が赤く光る神様は壊れて動かなくなったロボットでした、七色に輝くお月様は半分に割れたCDでした、カシミヤの毛布はお腹が破れて中がでたウサギのヌイグルミでした、夜は楽しかったオモチャ箱は、オモチャの墓場なのでした、光はすべてを明らかに、光はすべてをさらけ出し、だからハムスターのウィリーは、すべてが美しい夜の国を探して、旅に出ることにしました、本の世界はどこにもないのに、太陽の下では、人は隠し事をできません、光は見にくい全てをさらけ出します、だから、ハムスターのウィリーは・・・つづく。
うん、今回でふねの本当の思いが分かった。ふねが50年も思い続けた松吉は、為田松吉だったのだ。それで、これまで為さんという名前だけだったのだ、笑い。これは想定内の真ん中でした。何だという感じでした。しかし、その他は大きく混乱し出した。筆頭の健人は意外な展開でした。何と、優と壽美子で遊んでいるのかと思ったら、里奈の強引さに一発で押し倒されたのですね。一回夜を明かしただけらしいが、健人、これでは、もう一生、頭上がらないよ。でも、これだけで決定ではないでしょう。だって、何だか優柔不断で、押し切られると弱い。優がしっかりして、健人を押し切れば、意外とお似合いだ。注目は壽美子の部下です。壽美子は洋介を抱きしめている位なら、部下で我慢しなさい。いいキャラだよ。最高だ。でも、予告では和幸といい仲??? 岡崎君が、意外と活躍でしたね。和幸と男同士のいい仲かと思ったら、みゆきの料理に温かいラブレーターだなんて、いい言葉を言う。それに最後に一人できて、みゆきを見つめる目はハートマークじゃないか。洋介君も活躍、ゴー・アラウンドなんて難しい言葉をいうし、最後の怪しげな暗い童話は何だよ〜〜。中盤で大きく暗雲がかかるのか? 椿さんも敵対してきましたし・・・ああ、みゆきは和幸と仲良くなってくれ〜、そして、主婦のエロを見せてくれ〜〜。視聴率は主婦に嫌われて、一桁だが、おじさん向けだな。期待しています。 みゆきは 多分、美 幸 なんだ。「あいだみちを」 の 「しあわせ・・・」の色紙が彼女の永遠のテーマなんだヨ。そして、夜のみゆきのオモチャは朝には墓場なのだ。辛い展開になる予感だ。



おとなの夏休み★★★  4話  平成17年7月27日放送  疲れているが、2度見たよ

皆の前で、平手打ちされたみゆきだ。タイトル。みゆきは椿や壽美子に連れられ、家から家出の荷物をまとめる。皆は初めてだから締めておこう。家出だという。漬け物も持って行こうというみゆきに、椿「漬け物も夫婦もかき回せないといけない」。しかし、なんとベランダに和幸がいた。和幸「凄いおばさんまで、わめきながら入った来たから、つい」。壽美子「土下座するまで返しません」。和幸「します、具体的にどれ位反省したらいいのでしょか」。壽美子「デジタルってやつは、みゆきを大事にして欲しい、よく考えて下さい」。みゆきと洋介はプチタミに泊まる。壽美子「椿さんに乗せられて、ちょっとやりすぎたか」。みゆき「そうでなかったら、仲直りできたのに」。壽美子「夫婦、リセットしたのでしょう」。みゆき「朝、どうしているかな」。みゆきは朝食を作りだした。起きた洋介に、壽美子がとんでもないことを言うので、みゆき「かあさんのお店、家が突然工事で、しばらくここで、お泊まり、お父さんは会社でお泊まり、少しの辛抱だ」。和幸は会社で、岡崎に謝られる。そこで、和幸は家を出た、かっとしたはまずかったという。和幸「悩むとと男とは黙るが、女は喋る、男はゲームにはまれるが、女は現実にしかはまれない、想像力がない」。岡崎「男の嘘をすぎに見ぬくが、男の真心に気づかない、縦列駐車ができません」。和幸「全体が見えていないからだ、それが女で、みゆきだ」。 朝、海で洋介は飛行機トリプル7を見ている。みゆき「海い来たのだから、海見よう、学校から帰ってくるよう」に言う。しかし、為さんは砂のイルカを作っている。そして、寄ってきたら貸しボートを貸すのだ。優のところにライフセーバーのシロウが車でやって来る。そして、いきなり道路で抱きしめてキスする。「遠くへ飛んだでしょう」。健人は写真家が憧れなのだ。里奈に「夢にはまっすぐだが、彼女には迷路なんですね、格好悪い、らしくない」と言われる。その健人はプチタミい行く壽美子をバイクで駅まで迎える。そして、二人でのる。洋介はそんな二人を見つける。優はライフセーバーの男達のアイドルになっていた。和幸は家に帰るが、一人だ。和幸「俺のどこが悪いのだ」。みゆきは旦那をうまくいっていると答えている。。壽美子は健人にサービスしている。優は客の払った金をレジでなく、自分のポケットに入れている。しかも、健人のカクテルには炭酸が入っていない。壽美子「損失だから、頼むよ、半端なんだから」。優は親から半端だと言われ続けていたのだ。シロウは優に声を掛ける。健人は壽美子をツーリングに誘う。そして、優はシロウとホテルに行っちゃったよ。シャワーシーンでキスマーク付いている。みゆきと壽美子は夜、店で話す。壽美子はきついが体調がいい。壽美子は、今なら昼間の海の家出来そうだ、夜はバイトを雇わないといけない。そして、亭主に電話してないことを確認する。みゆきはしていない。壽美子「会社で仕事していると、帰りたくなる、ここにいると、私は海になる、会社に入った頃、同期のめぐみと親友になった、めぐみと彼が喧嘩して、相談されて、それで私は彼と付き合ううようになった、男の弱い所見せられるとほっとけない、すぐにばれて、めぐみは口を聞いてくれなくなった、彼ともうまくいかなくなった、めぐみの事がしこりになって、全部なくなった、でも、今が一番楽しい」。みゆき「変わったね、私は10年前のプチタミに戻りたい」。壽美子「みゆきらしくない、自分を変えるために始めたのでしょう、私がちゃんとする」。みゆき「また10年前と同じ事したりして」。壽美子「絶対ない、あいつ訳分からない」。みゆき「優しいよ、表現の仕方が独特なんだ」。二人はプチタミで寝る、洋介も一緒だ。CM。
優は朝帰りする。健人は起きて、食事を作っていた。皆で飲んだと言い訳する。早速朝のキスをする。健人「酒臭くない」。優「ジュースばかり飲んだ」。優「やばいよ、壽美子さんマジぽい」。健人「なろうかな」。花を生けて注目された壽美子は会社から銀行に行き、金をおろしている。部下の手塚が壽美子を心配して付いていた。手塚は、変に明るい、砂が落ちてる、と心配している。そこで、壽美子は秘密にしてくれ、そのうち話す。蔵田酒店では、優がレジを開けると、1万円以内にして下さいと紙があった。そこに、みゆきがきて紙ををお父さんにあげるように頼む。壽美子は「抽選で、無料100人に2名だ、これは2%の割引と同じだ、非十心を掴むのだ、単価を安くしたから、危ないのだ、一夏ただ働きだ、有給を使って、1週間やろうか、ただ元手がかかる、シャワー室、脱衣所、かき氷、メニュー献立も、アルバイト、仕方ない」と決意する。早速告知をする。バイトにTッバク訓が応募する、「ライフセーバーは時給700円だ」。壽美子「時給500円なら、どうせ、タダでもやるのでしょう」。少女A狙いなのだ。和幸の会社の人も来る。みゆきは「自由に動いて、店の秘密を説明する、少女Aは無料だ」。Tバック君「一つ大人の怪談を上がりました」。早速手伝う。和幸の会社の女の子達も、味方ですと励ます。岡崎はみゆきを「課長疲れている、リストラのリストを作るように言われている、追いつめられている、仲間を売る、分かって上げて下さい」とみゆきに言う。優にシロウの煙草を断ると、重いの苦手だと逃げていった。そして、他の女を口説きだした。洋介「みんな、変だ」。みゆき「ここは大人の遊園地、大人も遊びたいときも、泣きたいときもある」。蔵田がプチタミに商品を持ってくる。みゆきは浜に来ている和幸に電話する。しかし、出ない。カウンターで、壽美子の金を盗ろうとした、蔵田が見つけてとめた。優は出て行ってしまう。みゆきが追うと、壽美子「やっちゃいけないことやった」と止める。そのとき、シロウは店のお客の女に、絡んでいる。ヒロシ「優とはおしまい、一回やったし、おしまい、すっきりした」。みゆきは平手うちで「もう店に来ないで下さい」。ライフセーバー同士で喧嘩になる。岡崎も参戦する。皆から、シロウは店にも浜にも来るなと言われる。シロウ「つまらないよ」。皆が拍手する。和幸が浜でいると、優がいた。聞きたいことがあるという。みゆきは優が携帯に出ないので、探しに行く。CM。
みゆきは蔵田の家に行く。蔵田は謝る。みゆきはふねに焼香する。優には兄がいたが、4つで心臓病で死んだので、優を甘やかした、恥ずかしい人間になった、海の家なぜあんたに任せたのかな。みゆき「蔵田さんの父と結婚する前に、別の好きな人がいたが、親に言われてしかなく嫁いだ、50年前の人を忘れられなかった、蔵田さんは松夫、その人の名は松吉、ふねさんのたった一つのワガママだ」。蔵田「介護に金かけて、孝行したつもりだ、あんなババに恋する乙女時代があるなんて、もう一度会いたい」。みゆき「会ってみますか」とサングラスをだした。蔵田は早速かけてみる。そして、泣く。蔵田「お袋の気がかりは優だった、猫かわいがりして、辛抱のないプータロウになった」。みゆき「私がプチタミができたのは優ちゃんのおかげだ、感謝している、私探してきます」。プチタミで、為さんにみゆき「何故、何も聞かないのか」。為さん「聞けば聞かれる」。和幸はバイトしていた店に優を連れてきた。そして優に和幸はみゆきがプチタミを始めた理由を聞く。優「はじけたかったのじゃない、私、もうじき30歳、思っていたのと違う、雑貨屋とか出して、夜遊びして休んだりして、仲間は次第に結婚したりした、何をやっても駄目、プーだ」。和幸「俺も同じだ、誰でも思う、みな自由に生きたい、人の首切ってまで、仕事にしがみつきたくない、こんな筈じゃなかった、バーテンの醍醐味はオリジナルだ、道を究めると世界が待っている、カクテルはパリで発展した、女性は服の色で飲む酒を選んだ、これは師匠のオリジナルのお風呂につかって飲む、バスタイムだ、君には君の色がある」。優「親切ですね、私に奥さんを助けてほしいのですね、美しい夫婦愛、でも、私やめるんです、プチタミもバーテンも」。マスター「それがいい、女性にはむずかしい」。みゆきは優のアパートの階段で待っていた。優に絵馬の「リセット」と見せる。優「あんたは恵まれている、生活の心配がない」。みゆき「主人には感謝している、壽美子とあなたのおかげで出来た、感謝している、一人では何も出来ない、今夜待っているかなね、ふねさんと」。優「いかない」。CM。
優は部屋を朝から掃除して、「仕切直す」。みゆきは浜で椿のラーメンを食べている。通信簿を見せる。最後までやり通します、笑顔で生活しました。みゆき「特別だね、今年の夏休みは」。優はふねのを拝む。ふね「お墓で泣かないで下さい、私はいません、千の風になって、大空を吹き渡っています」。そこで、プチタミに優がやってきた。優は棺の中の綺麗に若返ったばあちゃんにしたのみゆきさんね、有り難う。壽美子は昨日のいきさつと喧嘩を説明する。優はサングラスして「壽美子さん、笑うと目が怖い、怒ると目が笑っている、きっと目笑って蹴ったんだね」。優は昨日の和幸の「君には君の色がある」との言葉を思い出している。みゆきは和幸に携帯する。しかし、出ない。
まあ、酒を出す店だから、当然トラブルも起きてしまう。シロウはひどい、今週で退場だろうね。そして、おいおい、優と健人はどうなるのだ。マジに壽美子は健人に溺れる。いや溺れている。優はその点いい加減だから、溺れたりしない、シロウと寝ただけだ(駄目だよ)。でも、すぐに別れたよ(別れる男と寝るな〜〜本当の恋をしろ〜〜)。健人ともけだるい関係だ。半端な感じだ。でも、最後に和幸にカクテルの蘊蓄で、バーテンをやる気になったようだ。1回目のリセット完了だ。みゆきも家出するとは思わなかったな、早く帰ればいいのに。壽美子や椿がいけないのだ。それに壽美子の10年前の友情の話が気になるな。和幸は壽美子には、付き合ったことのない男だ、しかも弱みを見せている。出来てしまうのかな・・・??? 所詮、健人と優のことが分かって、壽美子と健人は破綻するだろうし・・・、そうなると壽美子がとても危険だよね。それに予告では店は昼もやるようだが、それは幾ら難でも無理だろう。経済的に、肉体的に。とにかく、男と女がふらふらに揺れ動いて来たよ。リセットする前には、混乱しないといけない。一色さんの脚本は、部分的に他の人にはない、はっとするセリフがある。自分は結構すきだ、でも、それは一般受け(特に女性受け)しないのだ。最後に壽美子の100名に2名無料(2%割引と同じ)は、全日空が以前やって、大評判になったキャンペーンです。「さおだけ屋はなぜ潰れないか」の本にかいてあった。



おとなの夏休み★★★  3話  平成17年7月20日放送 

開店初日は大雨になった。それもあって客は来なかった。優は9時にさっさと帰った。壽美子は心配した。でも、みゆきははしゃいでいた。−−店ができただけ、10年ぶりに外で働くきたことだけで嬉しかったのだ、でも大事な物を忘れていた−−。家に帰る、洋介は起きていてお休みをいう。そのまま、ベッドに寝ようとするが、嬉しくて寝ないでいた。タイトル。
店はやはり客がいない、土曜日なのに。壽美子「商売換えで、ビーチキャバクラにしようか、部長の領収書を見て腹が立つ、自分の給料1ヶ月分を一晩で飲んできている」。優「儲かるならやる」。壽美子「クラブ3婆じゃ」。為さんが客の第1号だ。優が相手する。為は優に驚く、ふねの店で小さいこといたのだ。為さんはマテーニを注文する。昔のアメリカの映画でやっていた。つまみは自分で持ってきた。壽美子は日本風の献立を変えるように指示する。そしてみゆきの結婚指輪を外すようにいう。為は「薬臭い、育っていけばいい」。そして、為「奥さん、プチタミって?」と店の名前を聞く。壽美子「ここの夫婦今うまくいっていないだ」。優「許す」。為「取り戻したい時間は誰にでもある」。優「為さんにも」。為「俺にはない、全部忘れることにしている」。優は少女Aを見かけて、思いついて声をかける。みゆきは家で宣伝チラシを作る。そして、商店街で配る。壽美子はHPで宣伝する。和幸はチラシ「カジュアルなビーチバー、オセンチックなまごころ接待」を見るが、あきれ顔だ。しかし、夜になっても、客は来ない。少女Aがやって来る。優は一夏タダにする、金を取らないように言う。壽美子「こうして店潰してきたのか」。そして、ライフセーバーたちがくる。少女Aを餌にして、男達を集めるのだ。優「世界はデコとボコで回っている、オセンチックなまごころや屁理屈でない」。皆は盛り上がる。隣の椿が来て、壽美子がシャワー室を借りていることを感謝する。椿は盗撮している、壽美子にいいおっぱいしていると冗談連続だ。特注の洗面台が出来た。拾ったビーチブラッシで作った。そして、請求書を置いていく。内装が思いの他かかった。212000円だった。全部で340万もかかった。壽美子「170万おろしてきます、マンション諦めることになる」。−−初めて満席なって、楽しくて仕方なかった、はじけて、私は馬鹿だった−−。ライフセーバーは、少女A、キャリア、人妻がいいとかもいう。和幸がひっそり店を見に来たのだ。CM。
壽美子はプチタミで寝てしまった。朝起きて浜で歯磨きをする。そこから出勤だ。みゆきも目覚ましで早起きだ。みゆきは、和幸に「家の出費は半分でいい、客も来たので、見に来て下さい」。和幸は「学生の頃、アルバイトした、カクテルは化学の実験みたいで、はまった、もう興味はない」。みゆき「ただのバーじゃない、来て下さい」。和幸は洋介と家族旅行の話をする。伊丹の話をする。和幸「家と洋介を世話する、それが条件だ、まわりが見えていない」。親が喧嘩していると思い洋介はおかしくなりそうだ。みゆきは介護の仕事してもアクビだ。壽美子は通勤電車で靴の砂を落とす。壽美子もアクビだ、仕事を任せる。壽美子の机の周りに砂が落ちていた。そして、素足だ。みゆきは介護の所にも、岡崎にもチラシを送る。岡崎は和幸にプチタミに行こうと言う。会社の同僚も誘う。みゆきは駅でもチラシを配る。夜、店は繁盛している。椿「場所がいいので、昼は海の家だ、もうかるよ」。壽美子も嬉しそうだ。昼は会社で、介護の仕事だ。壽美子は体調不良も飛んでいった。みゆきは学園祭の喫茶店を思い出している。しかし、忙しくて優は注文間違いが目立つ。ライフセーバーに、みゆきも声をかけられる。しかし、店の中も渚もカップルで、盛り上がってくる。みゆきは結婚指輪を外す。壽美子は余りの注文の間違いで、優に「ちゃんとして、仕事だよ」。優「あんたこそ、愛想振りまいて、笑ってるけど目が怖い、私帰る」。壽美子「英語なら日本でもやれる、何でアメリカ、外国なら聞きたくないこと聞かずにすむ、言葉はトンカチと同じ道具だ、何に使うかが大切だ、留学は投資でなく逃避だ、30歳の荷物から逃げたいだけだ」。優「あべこべだ、怒るときは目が笑っている」。壽美子は肩を崩せないと落ち込む。優は部屋に帰り、寝ている建人に抱きつく。結構濃厚にキスだ。みゆきも夜遅く、忍び足で帰る。暗い中で、和幸が起きていて「会社にまで営業するな」と怒る。和幸「会社中に広まっている、女房が夜の仕事している、課長はそんなに困っているか」と言われてる。みゆき「店に来て、素敵な店で、お客も入っている、9月には私たちのお金増えている」。和幸は金の入った箱を投げ捨てる。和幸「俺が会社やめたら、もっと最低なんだよ、そういうことだ」。みゆき「会社に電話したのは軽率でした、すみませんでした」と謝る。
夜の店で、いつものライフセーバーが来るが、帰ってしまった。少女Aがいなかったためだ。壽美子「私たちの夏は少女A頼みじゃない」。みゆきは楽天的だ。椿も心気臭いと帰る。そこに蔵田が酒を持っていた。蔵田は嫌みを言う。優「夏はこれから」。蔵田と親子喧嘩だ。蔵田「お前は、何をやっても半端だ、来年はうちの営業権だ、待っている」。水族館では、若いスタッフは建人に優の店に行こうと話す。優は去年、水族館でバイトしていたのだ。そこで、人気があったのだ。建人は優と同棲している。建人は「部屋を提供しているだけだ、利用されている、勝手な外泊も多い」と愚痴る。その夜、建人たちが店にやって来る。建人は壽美子に声をかける。建人「俺は経済的にも自立している女の人は憧れです」。壽美子「仕事以外取り柄なく、格好悪い」。建人「今度、話しましょう」と携帯番号を教える。優はライフセーバーたちの膝に座っている。壽美子「どうなっているの、宗教か、洗剤売るのだ」と戸惑う。みゆき「壽美子に必要なのはモイスチャー、潤いだ、それで昼は課長、夜は帝王だ」。店を閉める。早速、壽美子は10年ぶりに男の携帯番号を入れる。残ったみゆきは壽美子がちょっと羨ましそうだ。優「頭まっしろ」。建人は「嫉妬をおかずにしたらおしまいだ」。優「壽美子さんマジだよ」と優と一緒のベッドで言う。CM。
雨が降っている。みゆきは食卓に書き置きして、みゆきは出かける。雷も鳴っている。そこに和幸が帰ってきた。みゆき「行きます」と声を掛ける。食卓には招待状が置いてある。−−あなたは彼氏としてはつまらないけど、夫としては適性あると思うとプロポーズしてくれました、彼氏としても十分素敵です、そう言えなかったことを、いつまでも後悔しています、10年前は泣いたり笑ったり喧嘩したり、毎日がジェットコースターのようでした、今は静かな凪いだ海です、あの頃にリセットしてみたいと思うのは贅沢でしょうか、私はつまらない私を何度も好きになれなくて、そんな私をあなたや洋介が好きでいてくれるのは思えないのです、ダイヤモンドを磨くことが出来るのはダイヤモンドだけだと、だ絵rかが歌っています、私を変えられるのは私だけなのだと思います、あなたと私の懐かしいプチタミで待っています−−−。和幸は「リセット・・プチタミ」を思い出した。洋介はティーカップを見せる。みゆきは店で「梅雨明け記念で半額セール」の飾りを付ける。神社に和幸は来る。絵馬を見ている。洋介は「家内安全」の札を聞く。洋介を一人で帰した。プチタミは繁盛していた。半額セールだもの。そこに岡崎と会社の女の子がもやって来る。みゆきは赤いワンピースだ。女の子「課長の奥さん素敵、女って男次第ね」。酔っぱらった岡崎だ。そこにマツケンサンバがかかり、店のみんなは踊り出す。みゆきも嬉しそうだ。そこに和幸が来る。そして、岡崎とみゆきは気づいた。和幸みゆきを連れて行く。みゆき「パーとやりましょう、バーがから、多少馬鹿やらないよ、仕事なのよ」。和幸「君は僕に難癖付けて、こういう時間が欲しかったのか」。みゆき「私をみとめてほしいだけです、プチタミを思い出して欲しかっただけです」。和幸「それを難癖というのだ、君がしたいのはこういうことなのか、僕たちの金を使って」。みゆき「お客さんがいるから」、和幸「帰るぞ」と連れて行こうとして平手うちだ。その場の全員は思わず、退いてしまった。和幸は一人で帰ってしまう。壽美子が来て「何だ、あいつ」。岡崎は和幸が持ってきた物を渡す。それはプチタミのカップだ。岡崎「会社は今大変で、課長疲れている」。みゆき−−−思い出してくれたのに、家の金を使っていること、夫の気持ち、子供の病気、すべてを棚上げにして、私は10年ぶりの外の世界にはしゃぎすぎていた−−−。みゆきは雨の浜辺に一人立ちつくす。海の波打ち際で座り込んで泣く。つづく。♪モンローウォーク♪
少女Aはちょっと、セリフがないからいいけど、ちょっと心配だな。少女でないような気がするよ。でもおかげで、店は何とか軌道に乗りそうだ。そこまでは優の活躍だった。しかし、少女A頼りはいつまで続くのかな。しかし、優もすぐに予想通りボロが出てきた。注文をしっかりつくれない。そして優と建人の同棲生活が今回出てきましたね。朝ドラのヒロインも、29歳という設定で、同棲する。ちょっと色気を感じました。二人の関係も倦怠期なのか? 危うく壊れそうだ。それにしても建人も厭な男だった。姜も朝ドラに出ていたのに、プチタミにいって、優でなく壽美子にちょっかい出した。そして、優が嫉妬することをオカズで、二人の愛に刺激を与える。こりゃ、どうなるのだ。ちょっかい出され、その気になった哀れな壽美子は名前も堅いが、スーツ着ているし、喋りも堅い。中島さんの色気が、まだ、出ていませんね。ないのかな〜〜。これから出るのだろうか? でも、可哀想な壽美子は建人に惚れたのか? 優と壽美子のバトルは引き分けでした。優も負けていません。みゆきは今回も色気ある。舌足らずの、尻上がりのセリフ回しだろうか。今回の赤いワンピースでの立ち振る舞いもエロイ。人妻・主婦の色気が満載だ。おじさんはそれだけで嬉しい。ただ、和幸はちょっと我慢できませんね。家庭と自分と自分の金を犠牲にして、女の魅力を振りまいている。そりゃ若いうちは爆発するよ。思わず頬を叩いた。自分も40前だったら、やりそうだ。身につまされた。確かに会社にまでチラシを配るのは絶対やめて欲しいな。ただ、あそこでやっちゃまずいですよ。和幸も社会にでていたら分かるでしょう。そして、これからも色々ありそうですね。でも、洋介君だけは元気になって欲しいな。最後に「カジュアルなビーチバー、オセンチックなまごころ接待」、これ意味不明・・・?。



おとなの夏休み★★★  2話  平成17年7月13日放送 

前回のふねとみゆきの指切り、タイトル。和幸が岡崎と一緒に駅を出ると、みゆきと子供が待って手を振っている。岡崎は羨ましがっている。岡崎はコンビニ弁当だが、女房の飯よりうまい。二人は浜に行った。みゆきは「5間8間が私の陣地」。和幸は「夏休みに家族旅行しよう」と提案する。洋介も「大阪の伊丹空港がジャンボが着陸できるのは来年春までだ」。為さんが洋介にサザエをあげるが、洋介は捨てる。みゆきは「よい子強迫観念だ」と謝る。為「悪い子だ、洗濯する人の気持ちにならないと、汚くないと洗濯する気にならない、今度おじさんと野糞しよう」。家に帰って、みゆきは洋介に色々の価値観に触れさせるのは良い、壽美子と半分ずつでやる」。和幸「壽美子さんはOLだ、できないよ」。みゆき「やめると言っている」。和幸「夏が終われば無職だ、3日に1回やめたくなる、誰が課長にしてくれと言った、気の迷いだ」。みゆき「やってみたい、約束した」。和幸「君には無理だ」。その壽美子は女医から「良性で、手術する必要もない、良かったね」と言われた。壽美子「母と同じ、癌だと思った」。女医「生理順と不定愁訴ありましたね、エストロゲン値が低い、若年性更年期障害」。壽美子「35です、更年期ですか」。女医「ストレス、更年期は英語でchange of life っていうの」。浜でみゆきは隣の椿が組合長だ。挨拶すると、椿「食品衛生管理者の資格を取りなさい。簡単だ、犬のヤスオもとった、冗談よ、組合は水、電気を提供する、負担金50万円すぐに払って、私への挨拶が300万、嘘だよ、空気読みな」。みゆきは壽美子の会社に行く。壽美子の社員証を見て喜ぶ、部下を紹介する。壽美子「私仕事の予定が入った、悪い病気の疑いがあって、やる気になった」。いっこうに気にしないでみゆき「ビーチバーにしない、流行っている、私は家事と看護をすまして、壽美子は会社を終わって、夜7時から開店だ」。壽美子「私に一夏寝るなと言うの」。みゆき「床は砂のまま、周りは竹で囲むだけ、夜だから照明で綺麗にできる、バーだから、料理はつまみ程度でいい」。壽美子「会社は副業禁止だ」。みゆき「会社やめるのでしょう、店の名前はpetit ami フランス語で彼氏という意味、10年前新婚旅行で、パリで気に入った、毎晩通った、主人との思い出」。和幸が洋介を肩車で歩いていると、壽美子に出会う。壽美子「できすぎ君、壽美子です、奇遇です」。和幸「僕たちは家をでる、あなたは家を訪ねる、奇遇ではない、必然だ」。理屈ぽい。みゆき「コンピューター相手にしているから、難しい事なら科学的に説明できるが、普通のことは知らない、リンスって何、キスする前に聞かれた、僕は彼氏としてはつまらないが、夫として適性はある、壽美子は凄い」。壽美子「母さんが死んで頑張った、でも自分を追い込み、敵を作る」。みゆき「20年、色々あったね、今年の夏は違う」。壽美子はみゆきの名刺を作ってきた。そして、壽美子が断ろうとするが、みゆきは蔵田のところに連れて行く。権利の放棄書の判子を貰おうとするが、壽美子「放棄しません、ビーチバーを開きます、すみません」と話す。蔵田は怒る「こっちは地元だ、ぶっつぶす」。そこで、壽美子「酒の仕入れは蔵田酒店に頼む、売り掛けだ、繁盛したら蔵田酒店も儲かる、いい夏にしたい」。蔵田と壽美子は電卓で商談だ。280万を202万にした。壽美子「おつきあいって言うの、工事費の端数は切ると言った」。浜にいって、椿の店を作っている人に挨拶し名刺を出す。壽美子「建築費200に、組合費50、雑費が10とすると、総金260,あるの? これはビジネス、学園祭じゃない、しっかりして」。みゆきは嬉しそうに、どこでも名刺を渡す。みゆきに大事な話と聞かれた。壽美子は「ごめん、私、できない、悪い病気の疑いで、悪性だとおもって、ここではじけちゃえ、でも悪性じゃなく、ごめん」。みゆき「バーは夜だから」。壽美子「寝ないと潰れちゃう、真夏はモデルルーム込むし、私、若年性、身体どん底」。みゆき「体調良いよ、ここじゃ元気だ、中学と同じだ」。壽美子「ごめん」。みゆき「約束したじゃない」。そして、みゆきは「主人に借用書を書く、僕の金と言うから、借りる、でも何倍にもして返す、壽美子も同じ、私のこと、世間知らずで何も出来ないと思っている、経済力なくって、世間とずれている、全部当たっている、だからリセットする、洋介も私も・・嘘つき」と去っていく。壽美子はたたずみながら「リセット・・・」。CM。
みゆきは自転車で浜に行くと、優が声を掛ける。名刺を2つ見せて、「経営経験あり、力になれる、投資という形にして欲しい、2ヶ月ただで働く代わりに、60万円投資して欲しい、資本の倍儲かれば120万円、儲からなければただ働きだ、フェアでしょう、語学留学して金がいる、自分のためだ」。みゆきは「それはいい、店の名前はプチタミ、コンセプトは大人の夏休み、ボサノバとアジアンテイストの店、カジュアルで、カクテルはオーセンティックだ」。優「感じは分かる」。みゆき「今しかできないことがある」。みゆきは主人メールする。「260万の借用メールだ」。和幸「決意表明だ、理解しょうとするのが間違いだ」。寄ってきた岡崎に和幸は「悩みで女は喋る、男は黙る、女は惚れてから寝る、男は寝てから惚れる、男は何でも説明できる、女は何でも言い訳できる」。優は水族館でイルカと話し、建人に話す。優「おいしい話にありついた」と言っている。和幸は家に帰り、みゆきに本気かと聞く。みゆきが名前えを言っても反応がない。和幸「止めても聞かない、民法では君のいうとおり二人の金だ、家事や洋介に手を抜かないことを条件に260万耳を揃えてやる、返すのは無理だろう」。みゆき「無理じゃないもの、5倍、凄いパートナーが見つかった、優ちゃん」。和幸「君は狭い社会しか知らない、社会を相手にするのだよ、バーをなめているだろう」と大声になる。みゆき「我が儘だけど、必要だ、私たちがしっかりしないとお薄家も治らない、海の家をやると洋介も治る」。腕にすがりながら甘えて、みゆき「思い出してよ、プチタミ」。和幸は思い出さないので「記憶で勝負するのは反則だ、記念日とか、男は牛みたいに反芻しないから、何で肝心の事は言わないのだ、好きにしろ、でも忘れるな、君一人の責任だ」。一人になって僕には分からない。みゆきは大喜びだ。CM。
壽美子は顔色を見て、健康のジュースにも気を遣う。みゆきは食品衛生の講習に出る。そして、銀行から金をおろす。そして、設計図を見て、資材を買う。建築が始まった。壽美子にみゆきはメールする。「資格も取った、1週間で開店です、遊びに来て下さい」。浜ではライフセーバーの石井君が少女Aで盛り上がっている。サーフィンの腕は良いが、名前を誰にも教えないのだ。ペンキ塗り立てに座って、思わず脱いで海パンなる、笑い。見たくないよ。みゆきに為が来る。名刺を渡す。為はヤカンをみゆきに使いなと渡す。設計図を見て、みゆき「ふえんさん、私やります、頼りないけど」。そして、中の物も買い揃える。洋介と観葉植物も持って行く。どんどん、できあがる、ラジカセで「青い珊瑚礁」だ。椿に「困ったら、何でも良いな」と声を掛けられる。壽美子は便秘だ。そして、電話だが出ない。壽美子「みゆき、ごめん」。CM。
海開きが行われる。壽美子は疲れている。パソコンにはみゆきから店の完成までの写真が送られている。みゆきは元気だ。自転車で果物などの買い出しだ。優に店番を頼み、介護の仕事に行く。そして、終わって、総菜の買い物をして、晩飯だ。そこにホルモンがある。みゆきは黒いワンピースで出勤だ。壽美子が海にやってきた。すると便秘が治って、トイレを探す。店は2回がまだ完成していないが、ほぼ完成だ。壽美子がトイレを借りていた。みゆきは看板を下げる。鏡にみて、化粧するみゆきに、壽美子が落ちてくる。壽美子「まだ、間に合うかな?」。みゆき「約束守ると思った」。壽美子「ここに来ると、身体が変わる、私が私になれる、今の私に必要なのは、寄り道だ、ホルモンじゃない」。みゆき「ホルモン」。壽美子「私若年性更年期、ずっとセックスしてなかったことや、子供産んでいなかったことなんて、気にしなかった、でも、そろそろって追いつめられた、テェンジ オブ ライフ、私女なのに、どうしたら良いか分からない」。みゆき「壽美子は綺麗だよ」と繰り返す。そして、見張り台に昇る。そこに優が「段取り悪いよ、お願いします、ママ」と言う。壽美子にみゆきは優を説明する。「ただでバーテンしてくれる、その代わり、60万円投資したことにいた」。壽美子「あいつだよ」。蔵田が来て優に声を掛ける。優「おとうさん」。蔵田「娘をよろしく」。みゆき「若いのに2軒も店経営されて」。蔵田「俺の金で、2軒とも潰した」。みゆき「バーテンの資格をお持ちで」。蔵田「なれない辛抱で、2か月でやめた」。さすがにみゆきも動揺する。蔵田「お互い、いい夏にしましょうね」。音楽が鳴り、照明がつく。「渚のシンドバット」だ。店が開店になった。客を呼ぶ。お互いに服をけなす。しかし、そこに大雨だ。前途多難だ、遠足も運動会も雨だった。雨女かな。つづく。
まあ、楽しいです。開店までは疑問もあったけど、まずます、間に進んだので、嬉しいです。そして、壽美子も蔵田との商談では活躍したが、無理だよね。でも開店で、参加を表明した。優がやはり、きわどいキャラだったよ。心配だね。意外と儲け物だったのが、蔵田酒店かも。店が繁盛すれば酒屋も儲かるう。それに、娘の優の働き口も見つかった。この優の条件は、どうなのかな、今一つ理解できないが、歩合制と言うことですかな。みゆきの寺島さんは、普通の主婦のエロさを演じられるのですね。芸能人、女優の色気でなく、何だか普通の主婦のエロさだよ。歯茎がよく出るのも、おじさんにはエロく感じてしまう。変かな。それにしても、おじさんが昔から注目していた中島知子さん、ちょっと最近仕事しすぎですか、肌が荒れているし、年取ったな。「ずっとセックスしてない」のセリフに思わず、マジせりふかと思ったのですが・・・。夫の和幸も理屈が多いが、結局理解してくれたのですね。このキャラには自分は結構共感できるのです。変わっていくのかな、それともみゆきの邪魔をするだけのキャラなのかな。野島脚本ほどではないが、下らないオチもある。男同士の連れション、晩飯のホルモンと壽美子のホルモンなどだ。まだ許せますが・・・笑い。そして、ライフセーバーの石井君と少女A、優と健人、椿さんに為さんと、脇もこれから膨らんでいくのでしょうね。それには今回で店が開店して、3人が揃った所まで進んで良かった。店が始まると、楽しくなるのかな、期待してます。特に寺島さんの普通の主婦のエロさ〜〜満載を期待してます。洋介もどう変わっていくのかな〜〜。飛行機からカクテル覚えたりして?? ただ、一色脚本、視聴率が一桁になったよ。★は3つのままだけど、いいドラマだと思う。部分的には凄いと思うが全体では普通なんだよ。



おとなの夏休み★★★  1話  平成17年7月6日放送  拡大版で長かったよ

2005年夏、海の家が描かれる。タイトル。みゆきは布団干し、終わって鍵の確認だ。そして3500万円の家のチラシをチェックだ。同窓会の葉書を見る。トイレには「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる みつを」の色紙が貼ってある。3ヶ月前まで普通の主婦だった。主婦はアスリートだ。お皿一枚洗うのに、腕立て伏せ2回分、トイレの掃除に6kgの鉄アレイをもって100m歩く運動に匹敵する。毎日は繰り返しだというが、そうは思わない、子供も、風も光も、鰺の値段も毎日違う。家の会社員の夫・和幸(石黒賢)、8歳になる息子・洋介(ささの貴斗)と湘南の賃貸マンションで暮らす琴原みゆき(寺島しのぶ)、34歳。掃除、洗濯、料理などの家事をソツなくこなすみゆきは、パートで介護ヘルパーをやっているごく普通の主婦だ。みゆきが介護を担当しているのは、蔵田酒店の大女将・蔵田ふね(南田洋子)だ。行くと息子と喧嘩している。あそこの名義は私なんだ。脳梗塞により全身に麻痺があり車椅子生活を余儀なくされたふねは、みゆきと海の近くを散歩するのが大のお気に入りであった。本を読む、「そこに私はいません 眠ってなんかいません」と朗読する。冬もこのコースなのだ。海が好きなのだ。持っていた同窓会の葉書から、みゆきは20年前の中学の卒業式を語る。壽美子とは小学から仲良しだ。引っ越すことになった。壽美子「手紙出さない、届く頃には忘れてる」。指切りしたけど・・みゆきは手紙を一杯書いたが、1通だけ来た。「あんたは友達じゃない、手紙よこすな」。来週同窓会で会うのだ。企画部3課の課長の壽美子だ。会議でも女としての意見を述べるが、会社は男社会だ。そして、腰が痛くなっている。トイレにいっても、女子社員は怖がっている。仕方なく、外で鎮痛剤を飲んでいる。みゆきは夫と家を見に行く。帰りに水族館でイルカショーを見に行く。みゆきはパートを増やす。洋介は親にアイスクリームを買ってきてくれる。夫は「人間は20〜2KHzまで、イルカには150kHzまで聞こえる、そういうものかも知れない、人間分かっているようで、何も分かっていない」。ある日、ふねは、去年まで毎年夏の2ヶ月間やっていた海の家のことを、親しくなったみゆきに明かした。嫁いで50年、店、家事、5人の子育てで働きづめだったふねは、夏の2ヶ月間が自分を取り戻せる時“おとなの夏休み”だった、と振り返るように話す。入道雲と青い海、常連客との楽しい交流、そして、青春を思い出させるようなときめき―。大事にしてきた、守ってきた。自分の力で動けなくなったふねは、ずっと大切にしてきた海の家を出来ないもどかしさを、ついみゆきに愚痴った。みゆきは「車イスでも出来る、私、海の家でパートします」と提案する。ふね「陰気だ」。みゆき「陽気にしましょう」。髪をレンボーカラーだ。赤いシャツで、サングラスを買う。それで、海に行く。だが、ふねは、「海の家があるから、生きてこられた、覚えておいて下さい」。そして「よろしくね」とみゆきと指切りする。その後、急変する。2日後、あっさり息を引き取ってしまった。享年74歳だった。葬式にみゆきが尋ねると、 ふねの息子・蔵田松夫(小野武彦)から、「何を吹き込んだ、営業権だ、しょちゅう遺言を書き直していた、趣味で何度も書き直していた、2日前に書いたのが最後で、ふねは、海の家の営業権を、貸与や売却を禁じるとの付帯条件付でみゆきに譲渡する、と遺書に記していたのだ、貸せばひと夏何百万円、売ればその10倍はする海の家の営業権だ、あんたやったことあるのか」。みゆき「ありません、貰う理由がありません」。蔵田「放棄するんなら、書いてくれ」。蔵田優は本を読む。「最後は千の風になって、空を吹き渡ります」。 みゆきは雨の中を海を見に行く。サングラスをもって「蔵田さん」。同窓会で、壽美子のテレビのビデオが映されている。入りかねているみゆきは、同級生に連れられる。そして、壽美子の横に座る。小中学校時代に仲良しだった榎壽美子(中島知子)と20年ぶりに再会した。壽美子は、住宅建設メーカーで働くキャリアウーマンだ。父親と喧嘩して家出したときと同じ顔をしている。壽美子の引っ越し後、手紙のやり取りでわだかまりが生まれたが、お互いの顔を見たことでたちまち仲直りする。和幸がコンピュータでインドに出張中だったことから、みゆきは、壽美子を自宅に呼ぶ。みゆきは「「主人が」というが、壽美子は気にかかる。CM。
アパートの家に入る、トイレで「みちを」の言葉を見つける。息子の洋介は空を見つめ、トリプル7だ、と呟く。そして、地図の上で飛行機を動かして、英語を喋っている。みゆきは飛行機オタクだという。旧交を温めた。料理で壽美子が褒めると、みゆきは調味料にこだわる、醤油は那智の誉れ980円だ。壽美子は2,3万だという。まだ、ちぐはぐだ。洋介はおとなしく風呂に入る。そこに義母から電話だ。丁重に夏休みを断る。ワインを飲む。「みつを」は結婚式で貰ったが気に入っているのだ。壽美子「社会が認めてくれるわけでない、ここはみゆきのお城でしょう」。みゆき「賃貸、新しいお城は探し中」。壽美子「マンション、主人みたいものはいる、3年目、結婚しても子供は作らない、自分が2番目になる、キャリアは駄目、社会は狭い町内、また、ごめん、みゆきみたいこらえ性ない、仕事、男、旅行、欲張り、でも中途半端、みゆきは偉い、あの子はよい子、子育て大変でしょう」。みゆき「大変、クリスマス、ケーキ食べないの、プレゼント置いたら、サンタさん、ごくろうさん、休憩して下さい、ケーキを出してくれた、食べた、胸焼けとダイェット気にしながら」。壽美子「可愛いから、友達はみんな愚痴っている、セックスレスだ、そこらはどうなの」。みゆきは可愛く携帯を見せる「今夜は洋介を早く寝かせて下さい」。悪酔いし出したみゆきだ。みゆき「テレビにでる壽美子に比べて、私は平凡だ、笑っちゃうよ」。壽美子「みゆきが羨ましい、しあわせは自分がきめるのでしょう」。そして、酔って話をするうち、みゆきは、つい、この夏、海の家をやっておとなの夏休みを楽しむ、誰かに口説かれたり、夏の海の家があるから生きていける、おとなの夏休み、と口走ってしまった。それを洋介も聞いていた。イスで寝込んだみゆきを洋介は毛布を掛ける。CM。
授業参観で、みゆきは鍵を確認する。そこで、洋介は夏休みの作文を読む。今年は海の家をやります、と読み上げる。先生からも、「頑張って下さい、応援しましょう」と言われる。そこに、携帯で夫から、例のメールだ。夫は社内でメールを見ていると、岡崎が突然、いなくなって離婚届も提出され離婚された。洋介と帰ると、ゲームをしている。そして、リセットと言う。全部やり直しだ。壽美子は、まもなく、医師から50パーセントの確率で子宮がんの可能性がある、と告げられた。医者は子宮は子供を5人ほど産むために出来ている。女医「気を楽にして、ここに働く女が二人いて、一人は悪性なの、来月手術するけど、子宮も残せる、医学は進んでいる、おかあさまの頃よりも、私たちリトマス試験紙、50代、60代、何も見えない探検隊」。落ち込む壽美子は、会社に戻るが虚ろだ。CM。
洋介は一人で部屋だ。みゆきは夫のベッドだ。夫は海の家の営業権のことを聞く。夫は後ろからみゆきの肩を揉むと、みゆき「また死んじゃう」。夫「土地はあっても、上物、人件費は別だろう、そんなことも知らないで、苦労して稼いだ俺の金、水商売で使われるのは、権利は放棄すると約束したのだろう」。パジャマを着始めながらみゆき「俺の金! 家の全てが整った状態を0と思っているでしょう、一杯のマイナスを私が汗をかいてプラスにして、ゼロになっているのパートしてるでしょう」。夫「月に4万じゃ」。パジャマのボタンを付けながらみゆき「あなたが安心して、仕事に行けるように、準備整えて、洋介を産んで、育って、私たちのでしょう」。夫「民法ではそうなっている」。みゆき「私は何なの、言わせないで月並みなこと」。夫「月並みはありふれているから、正しい」。みゆき「言うかな」。怒って起きあがったみゆきの唇が丁度近づき夫がキスする。夫「俺、みゆきのこと大事にしている、かあさんと呼ばないように気を付けている」。みゆき「そこは偉い、週に一度は帰ってくれる」と夫の大事な所を見つめる。夫「月に3度だいつも3がつくじゃないか」。驚くみゆきに夫「毎月、3,13,23日、岡崎に言われた、きっかけを作らないと、ずるずるやらないで、女房がブスになる、きっちりプログラムみたいにスケジュール立てた」。みゆき「私はプログラムなの」。夫「岡崎離婚するらしい」。みゆき「喜んでいたの、嬉しかったのに、あなたが私を欲しいなんて、プログラム」。夫「お前をブスにしたくない、イルカの聴力を覚えているか、人間には聞こえない音を聞いている、あれは君に当てつけた、分かる、分かっているつもりで、分かっていない、君の世界は、この狭い箱の中だけだ、何も知らない、社会も会社も、俺の仕事のことも、家も上を見ればきりがない、35年背負うのも俺なんだ」。みゆき「わたしたちでしょう、俺の金、3の付く日、ヒステリー、当然、洋介だ、あいつみんなに言っちゃって」。その時、ドスンと音がする。洋介が吐いて、倒れた。急いでソファに横にする。洋介は気づくと自分の部屋に入る。CM。
次の日病院に行き、洋介は、神経科で『よい子強迫観念』と診断されていた。「よい子」と言われ続けるうちに、自分はよい子というアイデンティを持つ。よい子でないと言われると、自分を全否定されたと思いこむ。チック、嘔吐、失神することもある。色々な価値感に触れさせる、気にせず、ありふれたことだ。何度も鍵をかけたかと気になる。みゆきは、その洋介と同じ症状が自分にもあると気付き、気が重かったのだ。いろいろな価値観に触れ、視野を広げることが強迫観念の治療法だと知ったみゆきは、いつしか海の家のことを考えていた。学校に行くという洋介を、ちょっと寄り道させる。ジュースを買う、みゆき「入らないと言う人までやらなくていい、それは洋ちゃんのものだ、全部飲んでいいよ、洋ちゃんのこと、お父さんのこと、全部分かっていると思っていた、ずれていた、イルカになったのかな、全然分からなくなった。神社で絵馬にみゆきは書き込む。お互いに秘密にしておく。壽美子は二日続けて無断欠勤だ。そして、海に行く。何度も携帯が鳴るがでない。横には岡崎がいた。その岡崎は結婚指輪を海に捨てた。壽美子はふとみゆきのことを思い出した。みゆきのアパートにケーキを持ってやってきた。二人ともため息だ。そこにチャイムが鳴ると、蔵田松男が来て「赤字だった、すっぱり売ろうと思う」。みゆき「だからだ、ずっと守ろうと言っていた、継いで欲しかったのだ、誰でも良いから」。松男「年寄りだ、時代も商売も変わるのだ」。みゆきは判子を探す。松男「いいね奥さん、俺は朝からかけづり回って、シャツ3枚替えている、昼間からケーキですか、海の家は夏の祭りだ、ガキは暴れるし、無理だ、女には無理だ」。怒った壽美子「女、女って、あんた何様、頭きゃべつの部下や保身しか考えていない上司よりも、100倍私頑張った、男10人分働いている、ずっと変だった、病院行く時間さえ取れなくて、何で・・」と泣き出した。そして壽美子「生まれ変わったら、男になって、あんたみたいな馬鹿になりたい、何も分かっていない、女がケーキ食べたら、主婦がさぼっているの、苦いケーキもあるのよ」。流石に怒った松男「下手に出れば、男10人分だ、上等だ、酒樽かつげ、ビールケースかずいてみろ」と言う。みゆき「私の友達です、改めて伺います、明日でも」と割ってはいる。松男「馬鹿女」と言い捨てる。壽美子「営業権放棄は何?」。みゆきは海に連れて行く。網を修理している為さんに、みゆきは蔵田酒店の区画を聞く。歩いて、砂に埋もれている、杭を掘り出す。8間かける5間だ。壽美子「9mかける14mだ」。みゆきは線香をたき、ふねさんに謝ると言う。CM。
壽美子は5間8間なら色々出来る。ドリンクカウンター。みゆき「かき氷」。壽美子は20年前の手紙のことを謝る。壽美子「東京に引っ越したのは、母が悪性の子宮癌で看病のためだ、母が毎日痩せていった、その枕元でみゆきの楽しそうな手紙読んだら悔しかった、筋違いだろうけど、だから、書いちゃった、手紙入らない、あんたは友達じゃないって、ごめんね」。みゆき「何も知らなかった、だから壽美子ひどいと思った、何でおかさんのこと書いてくれなかったの」。壽美子「書いたら、おかあさんの病気治してくれた、私・・・ごめん、強がる、あれ嘘、これまで仕事一途で突っ走ってきた。マスコミでもキャリアウーマンとして取り上げられてはいたが、壽美子は自分が実権ゼロの広告塔でしかない、マーケット講習に行くならメイクの練習しろと言われた、それでも、頑張れたのは、後に来る女の子のため、でも、甘ったれたえない、こんなに広い道つけたのに、振り返ったら、誰も通らない獣道、私厭なことがあると正の字書いた、除夜の鐘と一緒に数えるの厭、男もいない、10年前こりで、バリアはる、もう限界だ」とを話す。みゆき「私も、ずれていた、主人も私を便利だ、所有物だと思っている、子供も強迫観念だ、良い子ねて褒めるから、子供は褒めて育てる、良い子ねって、でも、あの子の首を絞めていた、知らなくてごめんね、リセット」。砂浜に木を並べる。CM。
美しい海岸だ。壽美子「どうせ、悪性で最後の夏なら、会社なんか、どうでもいい」。みゆき「一夏ここで過ごしたら、洋介も変わる、主人も思い知る、私が世間に通用するって」。携帯かけて主人に相談するみゆきに、壽美子「みゆきの問題だ、相談ばかりして生きてきた、いいの」。みゆき「そうだ、私、幸せって思うように仕向けていた、一番変えなきゃ行けないのは私だ、35だから、やっちゃいます、ふねさん、私やります、海の家やります」。そこに蔵田優が来る。「亀殺し」。赤海亀がいる、男「責任もって孵化します」。優「半分殺したたこと忘れるな、浜汚すな、海のこと何も知らないで、海の商売するなんて」。サザンの唄。壽美子と優は口喧嘩する。優「絶対失敗する」。呪いの言葉で雨が降り出す。つづく。
そんな壽美子が耳にした“海の家”という言葉には、何か救いを与えてくれそうな響きがあった。 来週は海の家が始まる。
うん、面白くなりそうですね。35歳の女性の生き方の問題がテーマだろう。これは前クールで少しやったので、またかよ〜〜。でも、寺島さんは魅力的だな。普通の専業主婦だが、パートでヘルパーやっている(収入月4万円だ、この収入の低さはボランティア精神みたいものだからか? 今問題になっているよね)。壽美子に夫からの携帯でのメールを見せるシーンも色ぽい。そして、その夫婦の愛のベッドシーンは、凄いエロ気でしたね。普通脱ぐシーンで、エロいが、パジャマを着るシーンがリアルで、エロイ2005よね。インパクト大、不思議だな〜〜。あれは終わったあとですね。その後で、夫が「僕の金」、「3の付く日だ」、これにヒステリーを起こす。このシーンだけで、本当は5つ★にしようかと思いました。夫の妙に理屈ぽいんも、笑うくらいだ。我が家も昔はそうでした、笑い。そのみゆきも、子供のことで驚く。でも、最初から、飛行機オタクですまないレベルですね。あの子役も、訳の分からないセリフをよく喋れましたね。凄いよ、子役は、凄い。怖いくらいだ。ママのヒステリーで、驚いて吐いてしまう。そこで病院にいった。「よいこ強迫観念」、あるのかな? 正式な病名ではないと思うが、一応、あることにしますか。
テーマはまずますです。現実からの逃避で、リセットということですが、何かをやろうと前向きだもの。そして、昔の友達と、それぞれの持てる能力を合わせて、協力していくのだ。もちろん、蔵田優の敵役も作っていました。そして、謎の為さんも活躍しようですね。まあ、夏休みの夢をいうことで楽しみましょうか。夏らしいドラマだということで・・・。初回は長くて設定の説明だけど、まずまず、期待できそうです。一色さんの脚本ですから、幅広くないが、ギリギリの良い球を投げてくれると思います。