いま、会いにゆきます TBS 日 21時
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小説、映画ともに大ヒットした作品がついにドラマ化。今クールはこのパターンばかりだが、心配だな。もちろん、原作も映画も見ていません。夫の巧(成宮)と息子の佑司(武井)、そして亡くなったはずの妻・澪(ミムラ)、この3人の家族が紡ぎ出す感動の物語だ。「あいくるしい」と路線はちょっと似ているかもしれない。「めだか」でミムラさんは抵抗なく素敵な女優さんだなと感じ始めました。そのまま自然に演じて欲しいな。公式HPでは、「ファンタジー・恋愛・家族愛」の中で家族愛を中心に描き、心の機微を細かく丁寧に描きますと書いてあった。その通り丁寧にゆっくり描いてくれ。そうなると期待★★★★だ、予想は★★★かな?泣かされると評価アップも十分可能だ。日曜の夜に、感動を期待している。
(終わっての印象)
まったりしたドラマだった。ストリーの流れは単純だ。だから映画の方が適切かも知れない。しかし、自然とミムラさんを美しい映像でゆっくり描く。光や、色合いも結構木を配っていたようです。回想で同じシーンが何度も使われた。それでも、嫌にならなかったのは、細部まで完全に説明していない。視点の違いで、新しく見えるのだ。まだ、まだ視聴者が行間を自由に想像できる余裕がある。だから、余韻に浸れる。完全に理解できないところがあっても、視聴者が自由に考えて良いのかも知れない。ミムラさん、良かったな。成宮君との新しく愛を確認する過程もよかったです。おじさんは結構好きでした。ただ、世界陸上と総選挙で、休みになったのが、ちょっと辛いですね。いっきに描いて欲しかった。とくに、最後の切れ目は緊張感が切れた気がする。そこまで考えて演出するのは大変ですね。そして、巧の少年の福本君と大人の成宮君は似ていた。でも、黒川さんとミムラさん、ちょっと似てない。どちらも、演技は上手かったけど。脚本は飯野陽子さんです。これまでも、救命病棟、ナースの仕事、ヤンキー先生母校に帰る、など脚本書いていました(全文検索で確認しました)。潤色で脚本を助言したのが岡田恵和さんらしい。恵和さんは、いい作品と、駄目な作品と分かれる。そして、沙織先生のMEGUMIが交通事故で腰を痛めたので休んだ。その影響は出ているのだろうか。色々書いてしまったが、おじさんは、このドラマ好きでした、と宣言します。
映画いま会いにゆきます 平成17年9月19日
昨日終わったドラマだったが、分かりにくい点があった。そこで、かみさんにレンタルしてきて貰った。そして、今日見ました。なるほど、理解できました。違いを箇条書きしてみましょう。
(1)映画は親子3人だけの物語だった。しかも、澪が積極的な指導権を握った主役だった。
テレビでは巧がずっといた、そこに澪が記憶喪失で現れた。だから、巧の側から描いた場面が多かった。だから、主役だと思っていた。映画は短い時間ので、最後の澪の日記が相対的に長かった。しかも、昨日書いた時系列は正しかった。つまり、事故で意識喪失の間に、8年後に飛んでいった。自分が死んでいることも了解して、再び事故後に回復した。そして、自分の運命を引き受けて、巧に会いにいって、結婚するのだ。その覚悟を表す言葉が、タイトルの「いま会いにゆきます」だのだ。納得。
(2)ストリーが単純で、こんな純愛では、おじさんは泣けなかった。
高校時代にしても、こんな純愛でいいのだろうか。隣の席だった(映画では学級委員の澪も陰謀だった)のに、お互いに卒業まで話もしなかった。ウブだな。実はおじさんも、高校3年の時の隣の席の女が、今、横にいるかみさんだ。笑い。だから、時代は進んだが、俺たちと同じかよ〜〜。だから、純愛で受けるのだろうかな?? しかも、澪が初めて巧とキスしたのは8年後の蘇った時が初めてだ。しかも、「お邪魔します」と一緒に寝たのも初めてだ。別れることが分かって、覚悟してHもした。何だよ、初夜が28歳だ〜〜。これは究極の純愛なのか?? 微妙だ。やるなら、若い時にちゃんとやれ、笑い。それでは、映画の純愛が台無しになるのか、爆。
(3)映画は短くて一気に進むからファンタジーのままで終わる。
映画では時間が短かい。本当に説明なしで、あっさり祐司は澪を受け容れている。澪も記憶喪失なのに、あっという間に全ての記憶を回復したように巧と祐司を受け容れて振る舞っている。そりゃ、不自然すぎるぞ。記憶喪失(多分全健忘でしょう)なのに、6週間に適応して生活出来ないでしょう。戸惑いや不安が一杯だと思う。そこをテレビは、いろいろ説明して表現していた。その分、回りくどく、同じシーンの繰り返しが煩わしく感じた。映画では澪の母親の涼子などは全く出ていない。巧の働き先は、図書館と司法書士の違いがあった。万里子は映画ではあっさりした登場だった。テレビでは、周りもかなり描き込まれていたので、単なる隔離されたファンタジーだけではなかった。そこが良かったかは微妙だ。
(4)映画では、竹内さんと獅童さんが気になった。それにしても、獅童さんは変な顔だな〜〜。
役者さんは、獅童さんは変な顔だな。はっきり言って、不細工だ。今まで、演技とかで格好良いと思っていたが、造りは全く不細工だ。テレビの成宮さんもはっきりいって不細工すれすれだ。笑い。だから、いいのかな。このドラマは・・・そこが気になって、何で可愛い竹内結子さんは、こんな獅童さんと結婚して、妊娠までしたのだろう。子供が獅童さんと同じでもいいのかな、笑い。多分、いいのだろう。ただ、子役の子は映画もテレビも同じ子だが、彼が一番羨ましい。竹内さんやミムラさんと抱き合っているよ。あんなに小さいときから綺麗な女性と抱き合って、将来が心配だ。自分はミムラさんのムギュが大好きだった。それで、テレビの方が好きなのです。バカだね、自虐笑。
(5)映画の脚本は岡田恵和さんだった。
全体として、岡田さんの味わいなのだろうか。美しい風景でしたね。映画は工場跡も、森も明るく描かれていました。短い時間なので、リアルであった方が、一気に見せられる。リアルな現実で超常的なことが起きてもいいのだと判断した。テレビは明るく、青ぽっく描かれた。それは多分、超常的な現象だと印象付けたかったのだろう。二つの違いは、それぞれ納得のいく物だった。岡田さんはテレビでは、どれ位具体的に関与したのだろうか。単なる名義貸しとか、リスペクトとしての名前もあるので、本当に興味あるな。
いま、会いに★★★★ 10話 最終回 平成17年9月18日放送
澪は絵本を見て全てを知っていると巧に告げる澪「ありがとう、私は大丈夫、ただ、祐司には黙っていたい、真夏のクリスマス悪くなかった」と。「僕は奇跡を信じたい、君も信じてくれないか」と抱きしめる。澪「ありがとう」。巧「君を逝かせたくない」。澪「私も、このままいたい、お願いがある」と言う。そして、2つの結婚指輪を出した。巧が澪にはめる。そして、澪は功にはめる。そして、また抱く。回想、「いつか会えると良い、幸せに案って」。澪「私も」。別れて、バスを追いかけた。功「すべては終わったと思った、部品工場はやめた、体調は最悪で、何もする気になれなかった」。四つ葉や、思い出を捨てるが、また拾う。功は、何も覚えていない夏だった。奇跡が起こった、君がひまわり畑に、その後すぐに結婚した、僕はいつも君のおかげで、その僕と結婚して、君は・・・」。澪は遮って、また抱きしめる。タイトル。
澪は祐司にムギュ−をして、雨の中を、学校に行く。功は祐司と一緒に何度も振り返る二人だ。「祐司は難産だった、それで、澪は命を縮めた」。澪の葬式で、人は話しこんでいる。祐司は聞いていたのだ。祐司「ママは僕のせいで死んだの」。先生「それではママが悲しむ、ママに聞こえているよ」。梅雨は明けそうだ。蝉がなき、日差しは強い。ニュースで、「梅雨明けを宣言しました。今日から夏・・・」。涼子も傘を上げ、日差しを見る。澪は空を見ている。祐司も授業中に空を見ている。そして、「帰って良い、ママが・・どうしても帰らないと」。先生は許可して、背中を押す。図書館も館長たちは梅雨明けだと言う。万里子は、帰って、見送って上げろと言う。巧は、帰る。涼子は澪の後ろ姿を見つける。涼子「何だか、澪が今・・」。孝雄は「まさか・・」。祐司も、巧も走って帰る。澪は森の、あの場所に行く。そして立ちつくす。祐司がやってきた「ママいくのなら、僕もいく、いい子になるから」。澪「祐司は祐司のままでいい」。祐司「僕を産んだから、死んだの、僕を産まなかったら巧といられたの」。澪「ママが祐司と会うために生きてきた、祐司はママの希望だ、だから、ママのことを信じて、sんじられる」。そして、抱く。祐司「行っちゃうの」。澪「祐司が大人になって、おじいさんになって、お墓に入ったら、また一緒に暮らそう」。祐司「約束だよ、巧君遅いね」。巧は走っていた。森で倒れる。そして、空を見上げ、「澪」と呟く。祐司「森で宝物を探す」。澪は「それを、お守りにする」。そこに巧が着いた。二人は抱く。澪「走っちゃダメ、私は大丈夫、私のために無理しないで」。祐司が 澪「夕べ、言いかけて辞めた言葉、こんな僕と一緒で本当に幸せかって? 私、本当に幸せだった」。巧「僕も」。澪「世の中にはすれ違う出会いもある、私は、その人の子供を産むことが出来た、だから疑わないで、巧さんは大切に私を支えてくれた、楽しかった、私、巧さんと永遠を約束するために6週間があったと思う」。巧「澪〜〜」。澪「巧、このままに握っていてね、強く」。光が一杯の中で、澪「いつまでも、公算と一緒だったら、きっと・・・さよなら」。画面は暗くなる。二人は口づけする。そして、強い光の中で・・・祐司が「ママ見て」と振り返ると、巧は一人で、もう一つの指輪を握っていた。祐司「ママ〜〜」と叫ぶ。CM。
涼子のポストに手紙が入っていた。父と母へ、最後に 澪と書いてあった。涼子は読む。そして、写真を見る。巧は祐司にムギューをする。そして祐司は学校にいく。少し元気がなく、淋しそうだ。そこに涼子がやって来る。澪の日記を持ってきた。あなたの所の方が喜ぶと思う。私、ずっと心に引っかかっていたことがある、あなたと結婚して幸せだっただろうか、違う道なら、こんなに早く命を落とさなかった、心の奥で、ごめんなさい、私、その日記をみて、一晩掛けて、あの子と語った、あの子はあの子だけの幸せ見つけ、精一杯生きた、幸福を駆け抜けたと、信じることにしました、あの子は、あなたの娘の生き方を褒めてやって下さいと、堂々と書いた、あの子らしい、私やっと、心が静かになった」と涙を流し話す。そこし微笑みで巧を見る。CM。
巧は日記を見ている。澪から見た回想シーンになっている。学校の席替えだ。3回同じ人だった、巧だ。挨拶しかしたことがない。でも、私は巧くんに恋をしている、一つも休まない、巧はそういう人。万里子は澪に「この人誰? いままで木とか花だったのに」と聞く。澪「まさか、(工藤君が?)赤いハチマキをしていると思わなかった、あのモデルは巧なのに・・」。澪「巧は覗きをした人を知っているが言わなかった、不器用な人だ、私と似ている、四つ葉のクローバーは巧君にだけいれた、他の人にはカードだけだった、中学を卒業したら、巧は町を出る、離ればなれになる」。サイン帳を差し出す。巧「居心地良かった」。澪「私も、居心地良かった」。CM。
巧は日記を読む。電話を待っていた。無言だった、巧だった、「サイン帳にシャ−ペン忘れた、返して貰って良いかな」。澪「ごめん、探してみる」。シャーペンは机の引き出しにあった。澪は浴衣を着て、出るが、すぐに転んでしまった。そこで、おかあさんの浴衣に着替えていった。お祭りの夜、巧とあって、澪はシャーペンを返す。澪「楽しそうだね、じゃ〜〜」。巧「あの〜〜花火やろうか」。澪−−次のデートは約束してくれなかった、私といても楽しくなかったのかもしれない−−。電話に伝言があった。「巧君から電話があった、駅のホームで待っています」と書いてあった。澪は駅に走った。そこで巧と会った。CM。
澪−−駅で私には楽しい時間で、同じ空気を吸っているだけで、ドキドキした−−− 夜、ポケットにお邪魔します。そして、最後に別れた、澪−−あの日初めて巧君と向き合った、応援には来なくて良いと手紙に書いてあった、でも私は会いたくて−−。目の前で、走る巧は倒された。でも、ファールも着順も変わらなかった、そんな〜〜。澪がスタジアムの電源を切った。 澪−−突然、僕のことは忘れてくれ、と手紙が来た、それから、何度も手紙を書いた、でも、返事は来ない、巧君に会って話をしたい、でも、巧君はいない、私のことを避けているのかもしれない−−− 部品工場で巧「いつか会えると良い、同窓会とか、お互いに結婚していたりして」と笑う。 澪−−−私の幸せはあなたといることなのに、私たちのこと終わりにしたくない、澪はバスを降りていた、そして、巧が走るのを追いかけた、しかし交差点でバイクとぶつかった、そして、澪は救急車で運ばれた、私は危篤状態になったいた、気が付いたとき、全ての記憶を失って森にいた、それからの6週間はあなたの知っているとおりです、森に埋めてあった、タイムカプセルに自分の日記を見つけた、交通事故にあった19歳の私は8年とんでいた、私はあなたに2度目の恋をしていました、初めてのキスで、あの夜も、あなたには2度目でも、私には初めてだった、あなたに愛された6週間はかけがえのない物でした、雨の季節が終わり、あなたに会うことはもう−−。意識不明の澪が意識を取り戻した。そして、澪−−もしかしたら夢かも知れない、いや夢ではない、私の運命は巧と結婚して、祐司を産み、6歳の誕生日にこの世をさる、何度生まれ変わっても、同じ道を歩む、あなたと生きること、だから、いま、会いにいきます−−− ひまわり畑に行く。荷台の巧に澪は会いに行き、澪「大丈夫、もう大丈夫、会いたかった」。巧「僕も」。二人はひまわり畑で、抱き合う。♪ ♪。ケーキ屋さんに、8歳の祐司にママからの手紙と一緒に誕生日のケーキが届けられる。澪−−今年はじいちゃんも、おばあちゃんも一緒かな、ママもアカイブ星でお祝いしているから−−−。祐司の絵は宝物を堀りだしている絵だった。また、雨が降っている。万里子は窓から外を見ている。今井が「どこか行こうか」と声を掛ける。万里子は返事しない。今井「無理ですよね」。万里子「海にいきたいな」。本郷医師の所に行って、巧「本当はどうですか、澪が来たことを信じていたのですか」。本郷医師「私はあなたの味方です」。祐司が目玉焼きを焼いている。澪「愛しています、私、あなた達を忘れないから」。おしまい。
前半で、澪が消えてしまうまででした。意外とあっさりと消えてしまった。でも、その間に、祐司も自分のせいでママが死んだのではないか心配していたことが解消した。巧ももちろん、澪が自分と結婚して、幸せだったと確認できた。涼子も、澪からの手紙を貰って、澪が精一杯生きて、幸せに駆け抜けたことを確認した。それで、やっと心安らかになった。死とはなんだろうか。死ぬ人には何もない。死は無であり、空だ。物理的に消滅だ。しかし、生き残っている物には、記憶が残っている。だから、死者への思いも残る。その思いを整理するまでに、時間がかかるのだ。今回の6週間で整理が出来たのだ。良かったね。
後半は、澪の日記から、過去の澪から見た事実が述べられる。そこで、ちょっと分からないが、19歳の澪がバスには乗っていなくて、降りていた。そして走る巧を見て追いかけて事故にあった。意識不明な状態がつづく。覚醒したと思ったら、8年後に飛んでいた、しかし、そこで初めて巧を愛する。巧には2度目の反復だけど、澪は初めてだ。そして、自分が死んだことを知る。最後に雨の季節が終わり、消えたが、実は意識が戻って、ひまわり畑にいったのだ。そして、結婚して、子供を産み、6歳になったときに死んでしまう。この構造はどうなっているのですか? 整理してみる。視点の違いによる、時系列の流れだ。
澪から 事故→意識不明→覚醒し、8年後に6週間生きる→雨の季節が終わり帰る、意識が覚醒→ひまわり畑→結婚→出産→死
巧、涼子から 澪は 事故→意識不明→覚醒→ひまわり畑→結婚→出産→死→雨の季節に蘇る→6週で消える
これでいいのだろうか? 分かった人は教えて下さい。最後、分かりにくくて、辛かった。それで、追いかけるの一杯で感動できなかった、笑い。映画とはエンディングが違うらしい。そのうち映画を見ることにしょうかな。先週は総選挙でした、これは痛かったナ。インパクト薄れたヨ。
いま、会いに★★★★ 9話 平成17年9月4日放送
見ていたけど、アップ出来ませんでした。
(公式HPから)
巧(成宮寛貴)は、澪(ミムラ)と再び愛し合えた幸せに心が弾んでいる。澪もまた、巧の側に居られる喜びをかみ締めていた。
ある日、工具を探しに入った納屋で、澪は巧が隠していた生前の自分が描いた絵本を見てしまう。
その内容に、澪は不安を抱く。
そして、絵本にあった“宝物”という文字。気に掛かった澪は、佑司(武井証)と一緒に森へ出かける。そこで澪は一冊の日記を見つける。そこには…。
テレビの天気予報は無常にも梅雨明けまであと1週間だと告げている。はたして澪は…。
いま、会いに★★★★ 8話 平成17年8月28日放送
万里子が澪と会った。万里子は驚く。澪は「あの〜」。万里子「澪」。澪「はい〜〜」。万里子は、そのまま帰ってしまった。幽霊だもの怖いよね。寝ていた巧は気づいた。澪は万里子に会ったとさりげなく答える。巧は立ち上がろうとする。巧「君が記憶がないことは誰にも知らせていない」。巧は図書館に電話する。万里子のことを聞いていた。館長は無理するなと言う。万里子は帰り道、涼子に会った。そして、涼子の家に二人は話す。涼子も参っていたのだ。涼子「重い石を飲み込んだ気持ちだ」。少し反省していたのだ。取り返しの付かないことを言った、澪に顔向けできないと話す。万里子は、澪は「先生の気持ちをくんでくれる、人の気持ちを分かる子だった」。功の家では、澪「万里子さんを引き留めれば良かった」。巧は顔色も良くなってきた。巧は澪の手を握る。「こうしていると気持ちが落ち着くんだ」。澪は巧の両手を握りしめる。タイトル。
学校で、祐司は急いで帰る。三浦先生は祐司に声を開ける。祐司は急いで帰った。巧は元気になっていた。祐司は心配していたのだ。夜、澪は早く寝てしまった。祐司「巧が元気になって、ホットしたんだ、巧、僕、絵本みたんだ」。巧は澪に聞かせたくないので、寝室から居間に行く。祐司「ママはいつまでも、一緒だよね」。巧「パパにも、分からない、雨の季節が終わって、どうなるか、予想付かない」。巧は祐司を抱き寄せる。CM。
朝早く、巧が本を取り出す。澪と祐司が寝ている間に、納屋のタンスの奥深くに本を隠す。そして、自転車で走る。澪が起きる。巧の書き置きがあって、いつもより早く出勤すると書いてあった。祐司は逆さテルテル坊主を作っている。澪は祐司に、理由を聞く。祐司は答えない。巧は万里子が遅番だと知らされた。万里子は澪の家まで来ていた。そこで、祐司をムニュする澪を見つける。万里子「本当に澪なの?」。澪は歌を歌う。「この青空に、翼を広げて」。それは死んだ澪の間違って覚えた歌だ。本当は「この大空」なのだ。澪は万里子に巧が早く行って、万里子に用があったのだ、何か伝言ありますか。万里子「あとで図書館で会えますから、その歌、今歌っていた歌・・何でもありません」と動揺しまくりだ。図書館で、巧はちょっと疲れ始めた。館長に無理は禁物だと言われ、バスにでる。そこで、万里子にあった。万里子「驚いた、息が止まった、最初、澪によく似た人だと思ったが、違う、澪が間違って覚えた歌を歌っていた、でも、澪は私と歌ったことを覚えていなかった」。巧「僕もよく分からない、記憶をなくして、雨の季節に帰ってきた、僕も祐司も君も覚えていない、この話、君の胸だけにしまってくれ、この生活を壊したくない、澪はかけがえない、澪の代わりはどこにもない」。巧を愛している万里子には辛いセリフだ。万里子「涼子先生には」。巧「今でも、伝えた方が良いか、迷っている」。その頃、家では澪は、自分が戻ってきた時の事を思い出していた。CM。
祐司が帰ってくる。昼はサンドウィッチだ。澪は祐司に、森に行ったか聞く。祐司は何度も行ったと答える。澪は行ってみようかと話す。巧は涼子に会う。巧「話がある、おかあさんを苦しめたのは僕のせいです、おかあさんは間違っていない、今、僕の家にいるのは澪です、澪とい会ってやって下さい、澪と一緒の時は全てを忘れられる、おかあさんも、澪も喜びます」。涼子は巧を叩き、涼子「言い訳としか聞こえない、娘を亡くした母の気持ちは分からないけど、あなた、言って良いことと悪いことがある、澪が蘇るなら、あなたの所でなく、私のところだ」。どうしても、二人はすれ違いなのですね。こんな人間関係もありますからね。分かります。どこかで、分かり合えることもある。澪は途中で菊池と会う。妻のあすかも元気になったのだ。澪は森へ入っていく。そして、トンネルの中に入って行く。そして、澪が最初にいたところに立つ。巧は本郷医院の前に立っていると、本郷が声を掛ける。「迷ったときは寄っていこう」。巧は涼子に話した。本郷は届いた、ちゃんと分かって貰うには時間がかかるが、いい方向に向かっていく。万里子も言いふらさない。心配なのは澪の方だ。澪はどう思っただろうか。万里子に会って、驚いた理由を説明した。その説明を納得したか。次々聞き出す。その時テレビのニュースでは例年より早く梅雨明けする、と小林アナが放送している。本郷は、雨が上がると、アカーブ星に帰るのだよね。巧は急いで帰るが、澪と祐司はいない。澪は廃墟の見つかったところに座る。その時、明るくなる。巧は自転車で走る。菊池に森へ行くと聞き、走る。そして、トンネルをとおり、廃墟に着く。そこには澪が座っていた。巧は思わず抱きしめる。巧「君が消えてしまいそうで、良かった」。その時雨が降ってきた。CM。
巧は澪に森に来た理由を聞く。澪「胸がざわざわして、森に来たら何か見つかる」と答える。そして、私たちの話を続きを聞く。回想シーン。高校3年、君は競技会に来たい、でも、舞い上がるから、来ないでくれと言った。快調に抜いて走り、最後に先頭の工藤と競う時に倒された、ワザとでないかも知れないが、倒れて再びゆっくりと走り出した、その時に君がスタンドにいたようだった。まだ最後の競技会が残っていた。それに向けて再び走ろうとした。今、思うと、僕の中のスイッチが入った。フラフラと人混みで倒れた。全力で走れない、人混みも歩けなくなった。退学届けを出した。何軒もの病院を回ったが、病名は分からなかった。どう頑張っても半分やれるかどうかだった。どうすることも出来なかった。僕は君にふさわしくない。僕は君に手紙を書いた。「のっぴきない理由で、もう手紙を書けなくなった、忘れて下さい」と。澪「受け取って、私は急いで手紙を書いたが、返事が来なかった、何度も手紙を書いた」。巧「そう」。澪「私はあなたを尋ねて行った」。巧「でも、僕は何も話さなかった」。澪「私も黙っていた、不思議、ずっと前から知っていた気がする、私記憶戻らなくても、巧さんが傍にいて、不安や疑問が消えて、抱きしめられて、こんなに嬉しくて」。澪は巧の肩にもたれる。巧「澪、キスしてもいいかな」。二人はゆっくりとキスする。結構、長いが激しくないキスだ。祐司も嬉しそうに見つめている。家で澪は「お邪魔します」と巧の布団に入る。巧「僕の肩先に君がいて、僕の腕にすっぽり入る、僕らのベストポジションだ」。澪「ガラスを磨いた、私の心も磨きたかった」。さかさテルテル坊主を作る。そして、倒れていた澪と巧の結婚写真を直す。思わず、納屋に入り、タンスの中の、「アーカイブ星」の本を見つけた」。澪−−−全てのキッカケでした、閉じられた思い出を、開けてしまったのです−−−。つづく。予告編では、澪は自分の日記読み、自分が死んでいることを見つけたのだ。こりゃ驚くよね〜〜〜。どうなるのだ。
今回は、評価アップだ。それはミムラさんの祐司へのムニュや、成宮くんとの押さえた長いキス、布団へ「お邪魔します」のセリフだ。これら、すべては美しく、自然です。優しい愛の形、いいですね。ミムラさんが、清潔で美しく描かれていました。そんなことだけで、評価アップだ。オッサンです、爆。今回で、二人はHしたのですよね。はっきり描かないけど・・・そうだよね。ここらの描き方は、某月9の深津さんの衝撃「ハンツ取って頂けますか」とエライ違いだ(もちろん、このパンツは今クールのNo1セリフ、決定だ)。「お邪魔します」と、どちらがいいという訳ではないけど、笑い。万里子の方は意外と冷静に受け止めてくれたのですね。澪が高校時代に間違って覚えた、この青空と大空が決め手になって、万里子は澪が蘇りだと信じる。都合良すぎる展開ですが、許せるものです。ミムラさんの歌を聴けて嬉しいが、CDは出さない方がいいでしょう。やはり、義母の涼子とのすれ違いは痛いですね。最後まで、すれ違いなのでしょうか。前回まで、涼子は、巧の家に行きたったのに、蘇るなら私のところです、と巧を叩いた。母としてのプライドですか、辛いな。巧の告白作戦はアッサリ惨敗でした。あとは、回想シーンは、ちょっと、これまでに比べて進みすぎでした。何で病気になったんだ。パニック障害が一つあるように思いますが、いきなり、発症することが説明不足だった。競技で負けたことが誘因なのだろうか? 巧に両親はいないのか? 高校生だけが病院を回って説明受けるとは思えないが・・・しかも、高校を退学したようだ。他に方法や治療はなかったのだろうか。説明不足だと思いました。しかし、来週は、澪が自分の日記見てしまう。ここは、丁寧に描いて下さい。
いま、会いに★★★ 7話 平成17年8月21日放送 先週は世界陸上でお休み 簡単な感想だけです
涼子が澪の家に行った。途中で菊池の店に寄ってケーキを買っていた。見事なすれ違いだった。巧は早速、お礼の電話する。しかし、涼子は庭いじりで電話に出ない。祐司はお礼の手紙を書く。澪は、両親に会わなくて良いか、気にする。巧はこのままで良いのではと答える。図書館では、巧は館長と万里子にお礼を言う。万里子は、身体は大丈夫か聞く。そこに本郷医師が来て、「押し売り」の往診に来たと座り込む。ついでに、館長も血圧を聞くし、万里子は恋の悩み? 本当に無理していないか? 本郷医師は聞く。巧は「だんだん元の生活に戻っていく」。本郷「良いことだ」。巧「澪がここにいるは雨の季節だけだ、ずっと居てくれるのではないか、絵本のように居なくなったら、祐司はショックを受ける、僕だけは覚悟をしなきゃ」。本郷「一人で、あなたの後ろには私がいる」。澪と祐司は菊池の店に行く。おかあさんの涼子の話になる。功が家に帰ると、澪と祐司が楽しそうに遊んでいた。タイトル。
逆さのテルテル坊主だ。巧は読み聞かせの会の連取をしていた。祐司は巧「おばあちゃんが、菊池さんのところで、ママのことを聞いた、どうする?」。巧は「何とかする」。涼子は家で夫婦で一緒だが、落ち込んでいる。孝雄「巧は、いい加減に女性を家に入れない、そういうことだ」。涼子「澪はどうなるの、こんな事になるなら、結婚に反対するのだった、自分から苦労する道を選ばなくて良かった」。孝雄「あの子が選んだ道だ」。涼子「だから許した、巧とでなきゃ、幸せになれないと言うから、でも、これでは澪が可哀想、祐司も傷つく」。CM。
移動図書館が走る。巧は自転車で追いかけるが、体調が思わしくなく、遅れる。万里子に帰るように言う。澪は菊池のカレーの試食会に出かけるところだった。巧は家で休む。巧は童話の本「わすれないから」を開いている。「最後に雨の季節が終わってアカーブ星に帰って行った」。澪と祐司は菊池のカレーの試食に行く、試作ナンバー85で、究極の味です。でも赤くて辛そうだ。妻のあすかは病院で妊娠を知らされたと喜んでいる。澪は祝福をする。その時、涼子が店を通りかかる。そして、功の家を訪れる。涼子「綺麗に片づいているのね」。逆さテルテル坊主に気づく。そして、枕が二つの布団を見る。涼子「こんなことを聞くのどうかと思うけど、付き合っている人、居るのでしょう、何となく耳にして」。巧「信じて貰えるか分からないが」。涼子「いいのよ、文句を言いに来たのではない、でも、祐司が傷つくのではないかと心配なの・・」。巧「はい、おかあさん・・」。涼子は澪の写真を見る。涼子「どうして、澪の面影が残る家にどうして他の女性を入れられるの、どうして、あの子と一緒になったの、澪が違う道を選んだら、あんなことんならなかった、ごめんなさい」。巧は辛そうだが、反論もせずに無言だ。帰る涼子に頭を下げて見送る。夜、巧はテレビで梅雨明けが近いという天気予報を見る。寝ようかな、祐司「みんなで寝よう、前はそうしていた」。巧「いいの」。澪「平気よ、だって家族だもの」。その夜は川の字で寝た。しかし、澪は大きな目で起きていた。功も寝付けなかった。澪「本当は凄くドキドキしていて、祐司がいる時は、おとうさんとおかさんだけど、二人だと心臓が飛び跳ねている、私、巧さんで、良かった」と大きな目で見つめる。そして、手を差し出す。巧も、手を差し出し、繋ぐ。澪「お休みなさい」。巧「お休み」。CM。
涼子は花の教室で、休みの万里子と話す。涼子「巧にひどいことを言ってしまって」。そこで、万里子が功を待っていた。万里子「僕には守らなきゃいけない家族が居るって」。巧「うん」。万里子「あれは祐司君のことだけだよね、つまり、中学の時、私、巧が澪のことをずっと見ていたこと知っていた、二人が付き合っていると分かって、涼子先生は驚いていた、でも、私は不思議でなかった、澪と一緒にいたからだと思うけど、人は一人の人をまっすぐ、好きになれる、巧を見て感動した、澪が死んでも、、巧は変わらないと思っていた、だから、私・・」。巧「いい迷惑だったのかもしれません、僕が好きになって、僕は澪を幸せにできなかった、僕に彼女を好きにある資格はなかった」。澪は菊池の店にお祝いを持って行く。祐司のお祝いの絵だった。そこに功が帰ってくる。そこで俊輔は話す。俊輔「出来ていない、想像妊娠だ。つわりだと言って寝ている。俊輔から言うと医者に言ったが、ここに来たのは子供が出来なかったからだ、不妊治療でノイローゼ寸前、環境を変えよう、子供のことは自然に任せようと思った、解決したと思ったが、解決していなかった、気づかなかった、私は女房一人幸せに出来ない、駄目な男です」。そこにあすかが来て、明るく話す。帰り、澪「幸せって何だろう、幸せって自分で決めれば幸せになる、そうでないと決めたら幸せにならない、そんな簡単なことだとも思う、違う気もする、難しいね、でも、幸せは一方的にしてもらうものでない、一緒に頑張って一緒に幸せになる、幸せに死体という気持ちが伝われば、私にはそれで十分」。菊池の店で夜、俊輔はあすかに手紙を書こうといている。あすか「ごめんね、俊ちゃん、昼の話聞いた、また迷惑掛けた、ごめんなさい、駄目な奥さんで・・」。俊輔「馬鹿なこと言うな、どんな人生もお前と一緒でないと意味がない」と抱きしめる。巧の家では、祐司は寝た。澪も巧に手紙を書いていた。それを渡す、澪「あとで、一人の時に読んで・・」。巧「久しぶりだ、電話が嫌いで、手紙を書いた、駅のホームで手を握って、ゆっくり二人で歩き始めた」。回想シーン。最終電車がやってきた。巧「もういかなきゃ」。澪「うん」。手をポケットから出して、巧「それじゃ」と乗る。ドアが閉まるとき、澪「手紙書きます」という。巧は電車の中で走る。それから、手紙を待つ日々だ。1週間後に手紙は来た。澪−−お元気ですか、毎日走っていますか、会って楽しかった、図書館、ペンギンの子育て話、面白かった、席が隣だったが、話さなかったので、何だか新鮮です−−−。巧「−−お手紙有り難う、僕は毎日走っています、図書館とペンギンの話は、あれで終わりだけど、イルカは睡眠0だって知っている、右と左の脳を交互に眠らせて、24時間起きているんだ、−−。2週間で1往復他人はおかしいだろうけど。僕は長いと思わなかった、手紙が来るたびに君が近くなった、嬉しかった。澪「素敵な話、それから」。巧「それから、僕は病気になって・・・大変なことは色々あったけど、一緒になれた」。澪「それで良かった?」。巧「そっちわ」。澪「よかった」。澪の手紙−−今の気持ちを伝えたくて、祐司の真似をして書いています、あなたと出会って、いつの間にか、あなたと恋をしてとても幸せです、これから先、喧嘩したり大変なことがある、でも何倍も素敵な事が待っていると信じています、3人で素敵な夜をゆっくり過ごしたり、そのうち、祐司に彼女を紹介されたり、巧さん、今までも幸せで、これからも幸せです、どうか巧さんも、そうでありましょうね−−。巧「君は、本当は、もっと、もっと幸せにしてやりたかった、ごめん」。夜、寝ている澪の髪をなでる。巧「澪の代わりに僕がアカイブ星に戻ることはできないでしょうか」と雨の夜空に呟く。CM。
澪が朝、目を覚ますと、巧はいなかった。机で高熱で苦しんでいた。そこで、澪は病院に連れて行こうとするが、巧「大丈夫、いつもの奴だ、パパのかばんのいつもの薬を取ってきて」と頼む。そこで「わすれないで」の本を見つける。澪「どうしたら楽になるの」。祐司「ママは頭を膝に乗せていた」。澪は膝に乗せる。澪は祐司に学校に行くようにいう。パパにはママが付いているから。図書館では皆が巧が来ないことを気にしている。そこに電話がかかる。万里子からだった。澪は電話に出ない。そして、万里子が巧の家を尋ねた。そして、ブザーをならす。そして、澪と万里子は会う。驚く万里子だ。つづく。
やっと、万里子と澪が真正面で出会った。本当に信じられないくらい、まったりだ。やっとだよ。予告編では、涼子と澪が先に会うというフリだったのに・・・。見事なすれ違いだ。今更「君の名」でもあるまい、爆。ただ、サイドストリーの菊池夫妻のさりげない、苦悩が明かされた。表面で見ると普通だけど、何かあるとは思っていました。そうでないと、都会からこんな田舎に来ないよね、笑い。夫婦のあり方は色々ですね。ちょっと、感動しました。このドラマでは、傷ついた人が多いのだね。菊池夫婦、巧が好きなままの万里子、子供に死なれて受け容れられない涼子など・・・本郷医師も、実は屈折している?? 違うな〜〜。しかし、守秘義務なのか、誰にも澪のことを口外していない。澪の存在を医師として人間として、信じているのですよね。本当は功の妄想だと思っても、受け容れているだけなのかな。澪は、菊夫婦以外は会っていないのだった。今回終わりで、やっと、澪は万里子と会う。それで驚いているので、澪は誰にも見える存在のだ。それにしても、涼子は自分の子供の澪を失ったことを、未だに受け容れてないのだ。それで、他人のせいにする。巧のせいにして、自分を守っているのだ。確か先生だったよね。それなら、幼稚な態度だよね〜〜。それだけ、愛していたのだろう・・・。このドラマは、ミムラさんの顔を見ることが嬉しいかどうかしか、見所がないのだ。自分は好きだから、耐えているのだが、女性は他の見所ないから、挫折しているかも・・・さすがに今回は評価ダウンだよ、期待した涼子との葛藤ドラマを期待したのだから。
いま、会いに★★★★ 6話 平成17年8月8日放送 簡単な感想だけです
巧は庭でバベキューの用意をする。祐司は帰りが遅い、友達のレナと虫取りにいっていた。家の縁側で、澪「座って」と敬語なしで巧に話した。巧「そっちのほうがいい、澪の好きなように言えばいい」。回想シーン、サイン帳のあと、シャーペンが残った。君は地元の高校で、僕は家庭の事情で町を出た。君の声が聞きたくて、何度も電話しては切った。君に電話できたのは、夏休みだった。君の声を聞いて、頭が真っ白になった。電話で、巧だ、サイン帳にシャーペン忘れた。それで1週間後に君と会う約束をした。待ち合わせは中学のグラウンドの夏祭りだった。人混みでぶつかって、眼鏡を落としたのが、君だった。君は綺麗になっていた。制服以外の君は初めてだった。夏祭りで、澪は浴衣だった。じゃ、と去る澪に、花火やろうか? でも、雨が降ってきた。巧は話題もないし、花火はしけていた。なかなか火が付かなかった。次の冬休みの約束をしたかったのに・・・。そこに祐司が帰ってくる。バーベキュの肉を焼くと祐司は言う。3人は楽しく食べた。次の日、巧は自転車だが、館長から巧がリストラだと知らされた。町が財政難なのだ。巧は子供がいて持病があって、契約職員で、残業ができない。巧はリストラの一番の候補なのだ。巧は、「フルタイムがいいなら、やります、守らないといけない家族がいます、お願いします」と館長に頼む。タイトル。
巧は家に帰って、疲れて食事後寝てしまう。次の朝、巧は万里子のハンケチを洗ってくれと澪に頼む。巧は仕事が忙しくなった。そんな様子を見て、澪「何かできることないか聞く」。巧「記憶をなくしているから、迷ったらどうする?君も祐司も僕が守から」。CM。
館長は辞表を持っている。万里子は、巧に話したそうだ。巧は一生懸命仕事している。巧は自転車で追いかけている。しかも、通行人とぶつかって、通行人は西瓜を落として割ってしまった。巧は袋を持って運べるようにする。館長は、役場に行っていて仕事を休んでいるのだ。巧は残って、書庫を整理する。本当は本郷医師を受診する日なのに。遅くなって、巧は帰る。食後疲れて、寝てしまった。澪は祐司にパパは自分のペースでないと動けないのだ、と確認して心配する。次の日、万里子は紙芝居をするが、巧は汗だくで辛そうだ。そして、残って、書庫で整理をしている。そして、巧はついに倒れてしまう。CM。
図書館に本郷医師が往診にやって来る。定期検診をすっぽかして、残業した。本郷医師「話は聞いた、ペースを変えるときは相談すると約束のに・・・」。巧「反対されると思った」。本郷は「知らないから」と怒る。涼子も、「図書館で巧に彼女が出来たとからかっていた」。夫は「いいじゃないか」。涼子「やっと1年なのに、そんな事になったら、祐司も心配だ」。夫「何かを変えられない、見守っているだけ」。涼子「そんなに上手じゃない、行こうかしら」。家で、澪は祐司を寝かしている。涼子は巧に電話する。澪は菊池の家に行く。図書館までの道を教えて欲しいと頼む。菊池は野菜カレー26を作っている。あすかは、夫の職場を知らない澪を不審がる。巧は万里子と一緒に帰る。本郷医師に、前のペースにしなさい、リストラされると言ったら、無視された。その時雨が降る。そこに澪が立って見ていたが、帰ってしまった。万里子の思いが分かったのだろうか。CM。
家で、澪は写真を見ている。万里子も入っている結婚式の写真だ。家に巧が帰ってきた。巧は澪も濡れているのを心配する。巧はびしょぬれでタオルを貰う。次の朝、二人の間だはちょっと微妙な緊張感だ。祐司は、澪が巧の病気を心配していた、と告げる。しかし、当番だと早く学校に行く。菊池のところで、巧は奥さんとすれ違いにならなかった聞く。図書館で、万里子に言って、巧は早退してきた。二人で話す。巧「僕は病気だ、強いストレスで脳が乱れる、エレベーターや電車や、車や、人混みの中では、動悸が速くなる、ペースが狂う、高校の頃からだ、でも、この町で本郷先生に会って、変わった、病気を受け容れて、ゆっくり付き合っていこうと思った、今、僕は図書館でリストラの対象になっている、僕はここで首になるわけにいかない、昨日も、無理をして発作を起こして倒れた、昨日本郷先生が見てくれて、万里子さんに送ってもらった、リストラは決定的だ、覚悟が足りなかった、君に言えなかった、病気や仕事よりも大事な事があると気づいた、君には苦労かけるかも知れない、でも、僕は君と祐司を守るから」。澪「私は、もっと頼って欲しかった、買い物を行かなくていいとか、忙しくなった理由を言って欲しい、巧さんが万里子さんと一緒な所をみて、声をかけずに帰った、でも全部私の誤解だった、ごめんなさい」。巧「僕の方こそ、ごめん」。夕日の中で、また雨が降り、夜になった。傘をさして、縁側に座った。回想シーン、高校の冬になっていた。君に電話もかけられずに、突然、この町に来た。君にひと目会いたくて、やっと連絡が取れたときは夢かと思った。澪が駅にやってきた。つまらない話を、ずっと続けた。帰る時間が来たが、別れづらく、帰りの電車を何本も見送った。夜になっていた。寒がる君に「ポケット、ここ空いているから」。澪「じゃ、お邪魔します」と手を入れる。その時、君の笑顔を見て、巧は君の手を握った。初めて、君と向き合った。嬉しかった。傘の下で、線香花火をした。雨はやんでいた。澪がくしゃみをした。巧は、澪にポケットに手を入れるようにいう。澪「お邪魔します、巧さんの近くにいたい、もう一度好きになりたい」。巧は澪の手を握る。そして、二人はほほえんで見つめ、澪は巧の肩に頭を預ける。そこに祐司が起きてきた。仲良ししてる、花火していたのか。館長は本郷に診察に行く。本郷は病気に理解のない役所の職員にすごんだ。館長は自分の辞表まで書いて、交渉していたのだ。館長「守る家族がいるうちが人生、花ですね」。涼子は菊池の店で、ケーキを買う。そこで、涼子「孫がいるのです」。菊池「可愛い奥さんですね、いい付き合いさせて頂いてます」。驚く涼子だが、家を訪ねた。しかし、留守だった。その頃、3人は野原で歩いていた。祐司が蝶を追いかける。残った二人は手を繋ぐ、6週間なのに、またあなたと恋が出来るなんて、私は思いもしませんでいた、寄り添って、手を繋ぐだけなのに、胸が震えます。つづく。
直接的な表現がない。全てを実際の演技でみせない。セリフですませるのだ。それは両刃の剣だ。うまく行くと、良質の省略のドラマになる。失敗すると単調なドラマで終わる。その分かれ目は、演技者の力だろう。ミムラも成宮さん、余さんと谷さん、さりげない演技とセリフで見せてくれました。今回は巧の病気とリストラがメインだった。パニック障害と強迫傾向でしょうか。でも、本郷医師と出会って、それなりに生きていくことにして、落ち着いているようです。確かに、このリストラは難しい問題ですね。民営化とかいって、多くは経済至上主義になっていく。そうすると、巧の場合は厳しいかもしれない。人が生きていくことは何だろう。考え込まされた。それにしても、巧は幸せだ、館長や本郷医師が真剣に支えてくれたのだ。そこを最後のさりげない二人の会話で表現するやり方は好きです。このドラマでは、そんな熱いシーンはセリフだけで終わらせるのです。熱いシーンを入れることが、全体のトーンを変えることになる。それが好きか嫌いかは別れるところだろう。回想シーンでは、高校になってからの、二人が付き合うまでの話だ。冬でのポケット〜〜まあ、何と初々しいのだろうか〜〜遠い昔を思い出したよ。だから、このドラマ評価アップだ。ただ、セリフの少ない黒川さんがミムラさんと年齢変わらないので、繋がらない感じを強く持ってしまう。来週は、いよいよ、涼子が3人と絡むようです。本当にどうなのだろう。見えるのでしょうね、でも、その衝撃は涼子には強すぎますよね。一つの転換点をむかえるのでしょう。
いま、会いに★★★ 5話 平成17年7月31日放送 簡単な感想だけです
祐司はママは巧にまだ知らない人みたいと言う。祐司は澪に前みたいに3人一緒にお風呂入ろうと言う。澪は約束する。巧は本を探している。図書館でバザーをして、巧は少ないが本と出そうとしているのだ。功の中学の教科書も取ってあった。そこにはパラパラ漫画が描いてあった。その漫画は澪が描いてあったので二人の大事な思い出の本なのだ。回想、中学はずっと並んで座っていた、間の通路は深い川だったけど・・・。澪は絵を描くのが好きだった。パラパラ漫画を描いたが、何と巧の教科書だった。それがきっかけの一つだ。澪はしっかりしているようで、抜けていました。澪「昔の話をしている巧さんは楽しそう」。祐司が眠くなって寝る。今日も雨が降っていた。タイトル。
図書館でバザーが始まる。巧は同僚の今井から一緒に夕食を食べようと誘われるが、巧は帰るという。今井は彼女が待っているとひやかす。万里子は、そのバザーの本の中に澪がパラパラ漫画を描いた教科書を見つけた。家で祐司はサイクリングに行こうと澪に言う。澪は乗り気になるが、でも、巧はやめようと言う。巧は澪に自転車に乗れなかったのだ。澪は練習するが、本当に乗れなかった。巧は、小さい時にひどくころんで、それ以来怖くて乗れないのだ。回想、パラパラ漫画で、自転車に乗れないのも描いていた。澪はライバルのクドウに二人乗りで帰った。巧は教科書を探していた。夜になって、巧が物音で起きた。澪が起きていたのだ。澪は、自転車に乗れないことより、そんなことも覚えていない自分がショックなのだ。巧「君のおかあさんも自転車に乗れない」。澪「私の両親はこの近くに住んでいる、行ってみてもいいですか、生まれたところをみたら、感じることがあるかも」。涼子夫婦も起きて、夜長を夫婦で楽しんでいた。巧は澪を、澪の家の近くまで案内する。すると雨が降って来た。それで帰るとき澪は振り返る、涼子も外が気になって見つめる。道に地蔵があり、澪はハンケチをかぶせる。CM。
朝、目が覚めて、涼子はハンケチをかぶった地蔵を見つける。移動図書館では万里子は巧に教科書を返す。万里子は、間違えて入っていた、澪が描いたパラパラ漫画を見つけていた。万里子「何かあった」。巧「ううん」と話さない。移動図書館の近くで、涼子と本郷医師が会って話す。涼子「巧君、先生の所に来ているの、私には話してくれない、でも、夫からも気にしないように言われている」。本郷は涼子が花の教室か聞き、花は何を使うのか尋ねた。涼子は、紫陽花とか、澪は植えた物だけど、最近澪を感じることが多くて、亡くなったのと同じ季節だからか、地蔵さんもハンケチをかぶせてあった、驚いた、同じ事をする人がいるものね、と語る。家に、巧と祐司が一緒に帰ってくる。澪と祐司は夕食の準備を始める。CM。
祐司が寝てから、澪は一人で出かける。次の朝、祐司はムニューをして貰って学校に行く。いつもの日々だ。でも祐司「ママは変だ、絆創膏、喧嘩した?」。巧「してない、大丈夫だ、心配しなくていい」。ケーキ屋で菊池と祐司は、ため息をつく。菊池は、店が暇だからではない、ケーキ屋の主人として働いているが、土から出てくるアイツは許せない、と語る。実は菊池はミミズが苦手だった、祐司はミミズを目の前に差し出す。逃げ出す。祐司「パパとママが変だ、一緒に風呂に入らない、そっちはどう?」。菊池「うちはバッチリ」。それを聞いて、妻のあすかが来て、菊池は頭を叩かれる。夜、澪は自転車の練習を一人でしていたのだ。功が気づいて、見ている、お互いを見つかった。巧「転びそうでも、ペダルをこぎ続ける、後ろを持つから、こいでみな」。そして、澪は一人で走る、そして転ぶ。足をくじいたようだ。夜の道を歩く。巧「どうして」。澪「何か分かる、昔の私が今の私になれる」。巧「今の君も、過去の君も同じ」。澪「「過去と今の間で、もやもやしている自分を吹き飛ばしたい、明日から一人でやります、私の問題なのです」。CM。
本郷医師のところで、巧「澪は記憶のないのを乗り越えようとしている、凄い、僕は何をしてあげれますか」。本郷医師「三輪車、冗談、あなたがくっつけて上げたら、応援している気持ちを伝えればいい、あなたならできる」。澪は菊池の家に行く。すると、今日は話したいと、あすか「今日は喧嘩した、初めてデートした時のことを話していた、横浜の観覧車が素敵だった、するとあの人は雨の夜景が綺麗だったというの、でも、雨が降っていなかった、私と誰かを間違えている、そんなの面白くない?」。澪は、自分が覚えていない思い出を楽しそうに巧が話していると、淋しくなる、どうしてだか、と尋ねる。菊池は、すごくいい、今も恋愛中ということだ、今の私を見てだ、うらやましい、と答える。夜、家で巧は教科書を開く。パラパラ漫画で、澪は自転車から転んでばかりだ。しかし、最後は二人乗りで走っている。澪は自転車に乗っている。涼子が花を持って、図書館に来る。そこに同僚今井が来て功に、彼女が出来て、張り切っている、とからかう。それを聞いて、涼子は若いから当然だと万里子に言う。万里子は涼子をフォローする。残った家で、澪はパラパラ漫画を見る。そして驚き笑う。巧が帰ってくる。洗濯を片づけながら、澪「私たちいつ付き合い始めたのか、どうしてお互いの気持ちを知ったのか?」。回想。きっかけはささいだった。中学生活の終わりでも、口を聞かなかった。このまま別れると思った。フォークダンスも、終わって、卒業アルバムも出来ていた。卒業式の日に、巧は澪に呼び止められた、サイン帳を差し出された。巧はそこに書いた。それを見る、「居心地がよかったです」と書いてあった。澪「私も隣は居心地がよかった」。万里子が呼び止めた。そこから始まった。そして、澪は教科書のパラパラ漫画の続きを描いてあるのを見つけた。ヘタクソだ、巧が描いたのだ。続きがあって、女の子は自転車に乗れて、最後に3人が楽しそうに立っていた。巧の自転車に乗せられて、澪は−−−私に取って大事なのは、今、それを知らせてくれたのはあなた、ようやく始まって幸せでした、あなたたちの傍が居心地が良かった、ずっと傍にてくれて、ありがとう−−−つづく。
微妙な関係は進みません。早く3人でお風呂入って欲しいよ。ミムラさんの入浴シーン希望(エロだけが楽しみな、オジサン丸出し)です。それにしても、祐司は学校に行く前に、ムニューしてもらって羨ましい。ムニューって、澪がいうのが嬉しい。ところで、今のところ、家族と菊池夫婦だけしか、澪を見ていない。万里子や涼子と会うことはないのか・・・・? 会うとどうなるのだろう・・・??? そこが気になってしまって、自転車ネタと教科書のパラパラ漫画で50分もやられたら、さすがに泣くことも出来なかったよ。評価ダウンは仕方ないね。普通は中盤で、盛り上がるように色々仕掛けを作るために大きく広がるところだ。しかし、このドラマは結末は分かっている。だから、小さな一つ一つの思い出と、今のささやかな幸せを丁寧に描いていくことになる。それで感動させ続けることは難しい。このドラマのジレンマです。来週は功の身の上に、リストラ、しかも発作で倒れていた。仕事に病気で苦労するのか、辛いな。
いま、会いに★★★★ 4話 平成17年7月24日放送 簡単な感想だけです
さりげない3人の日々が、雨の中で生活している。巧は毎日同じ時間に帰る。祐司はピーマンが嫌いだ。澪「ピーマン星人可哀想だな」。夜、巧がおきていることに澪が目覚める。澪−−家族3人で暮らしているのに、私は何故か遠くに感じます、巧さんはどうですか−−、タイトル。
朝、功のお弁当を作って渡す。祐司はピーマンを捨てて叱られた夢を見た。祐司は昔のママを思い出したのだ。祐司「アカィーブ星で感じ変わったね」。巧「色々あって、記憶をなくしたのだもの」。澪は家で、壊れ物に名札で記録を書いた箱を見つける。祐司が壊したカップ、フォーク。そこに澪の四つ葉のクローバがあった。CM。
図書館で、万里子に巧が犬を飼っていることを話す。昼は万里子が巧の弁当も持ってくるが、巧は弁当だと断る。万里子の弁当は小笠原が食べる。小笠原「女できたのか、おめでとう」。祐司は同級のレナがピアノをさぼり、母親に叱られるのを見る。羨ましい。巧は職場でも、「こぎれいになった、恋の季節とからかわれる」。万里子は不機嫌だ。祐司は帰りに、菊池の店で、わざと服を泥で汚す。怒られたいのだ。ついでに菊池に「この店、はやらないね」と傷つける。家に帰る。澪に服を汚したというが、澪は「あらら、洗濯しなきゃ」と言うだけだ。怒ってくれない。そして、夕食のハンバーグを見つける。細かくピーマンを入れたのだ。押入で祐司「ママは叱らない、ア−カィブ星に忘れたのかな」と犬と話す。本郷医師に寄る。本郷は運動会のアンカーになるのだ。巧「病気のことを話していない、気づくと彼女を傷つけることになる」。本郷「少しずつ囁いてみたら、大丈夫、聞きたがる、あなたを愛した人でしょう、自信を持って」。CM。
涼子の家では、紫陽花を眺める会だ。万里子が来ている。涼子「どう言っているかな」。万里子「澪さんが植え始めた物で、丹精したものだもの、感謝している」。孝雄もサバのみそ漬けを作った。万里子「祐司がしっかりしている」と褒めると、涼子「早く大人になるのは、不憫だ、祐司のサインを見つけてほしいと巧に話したい」。万里子「犬を飼い始めた」。涼子「どんな犬」。家に帰って、巧は澪に話す。「あたたかい記憶を作る名人だ」「私も暖かい気持ちになる」。箱の中の四つ葉のクローバーを見せる。幸運をもたらした物だ。中3の最後の運動会だ。澪が巧に手紙を渡した「ベストと尽くせますように」。中には、四つ葉のクローバーだった。しかし、もう一人にも渡している。雨の中で、6位に入賞した。その時のものだ。結婚したときに、君が入れた物だ。それを見ていた祐司は本郷医師に四つ葉のクローバーの修復を頼む。しかし、また一枚取れてしまった。移動図書館でも、雨が降り、雷雨で帰ろう。でも、万里子「全部しないと、気になる」。取り上げず、移動バスは全部回ることにした。嵐が来る。巧は家に電話して澪に遅くなるようにいう。しかし、祐司がまだ帰っていない。祐司は雨の中を走っている。澪は菊池のところに聞く。菊池「お宅に帰った」。巧が帰ると、澪はいなかった。CM。
雨の中で、澪は川の中で、胸まで水につかった祐司を見つける。澪が入り、抱きかかえて、岸に連れる。澪「こんなに心配させて(怒り)、よかった(安堵)」。その時祐司は四つ葉のクローバーを出す。祐司「ママに心配させてごめんなさい」。そこに、巧もやってきた。そして、澪は巧に四つ葉のクローバーを指し示す。家で、巧が万里子に電話で、「見つかった怪我はない」。澪と万里子は同級生だった。巧「よく、二人でクローバーを見つけた、今日もそのおかげだ」。祐司は疲れて寝ている。巧「寝室のハンガーを左向きにおく、右向きに起きたい、昼飯もパンと牛乳、ペースが変わると体調は変わるんだ、面倒な僕に付き合わせるのはクロをかける」「前の私はやっていたのですね、私、巧さんも、祐司ももっと知りたい、自分のことのように感じられたらいい」。−−巧さんの心に触れて、安心しました−−。巧は本郷医師に「僕言いました」。本郷「囁いた」。巧は本郷のランニングを指導する。澪−−私は幸せです−−。祐司はピーマンを飲み込んだ。ヤッターのくるくるを澪と祐司はやる。実は巧もピーマンが苦手だったのだ。澪「何でも言ってくれると言ったのに、しりません」と怒る。祐司と功が出かける。祐司は澪とムニュムニュだ。澪「さっきのピーマン取っておきますから」。新しい額に四つ葉のクローバーが飾られている。つづく。
何のことはない、ピーマンが嫌いな父子、叱って欲しいと思う子、強迫的に順番に決められたように毎日を過ごしたい父、昔の四つ葉のクローバーの思い出・・これだけで、雨の中の風景で、ささやかな美しい人の心が描かれる。好きです。ストリーや強いテーマで、見せるわけではない。だから、絵と演技で見せる。汗する演技ではない。しかし、さりげない力の抜けた中に、しっかりと人物の思いをこめる演技が必要だ。今回も水の中の祐司を助けあげて、澪が怒るシーンには泣けました。成宮さん、ミムラさん、武井君、3人とも、適切で説得力あります。だから、見終わると心が幸せになる。ゆっくりでいい、ささやかでいい、これからもエピソードを重ねてくれ、ドラマは日常にあるのだ。
いま、会いに★★★★ 3話 平成17年7月17日放送 簡単な感想だけです
澪−−家族は思い出で作られる、だから記憶のない私を苦しめます、でも、二人が新しい思い出をこれからつくればいい、と教えてくれた−−。朝起きる、祐司は巧と男同士助け合ってママを助けようと話す。タイトル。
岡崎博君が学校に転校してきた。1年3組の名札のままなので、おかあさんに直して貰うように祐司が言う。それを見た沙織先生は博君はママと別れてきたのだと説明する、そして、金魚当番を一緒になることを決めた。祐司が家に帰る、澪は相変わらず片づけ物の場所が分からず悩んでいた。夜、祐司が寝るので、澪に本を読んで貰う。そこにあった「走れメロス」は巧の好きな本だ。祐司が内容をきくと、巧「メロスがひたすら走る話だ」。澪は「王様に捕まったメロスは、どうしても用があるので、待って欲しいという、そして友達が代わって捕まる、用事を済ませた、メロスは逃げないで友情のために、間に合うように帰ってくる」。全ての記憶をなくしているのに、メロスのことは覚えているのか! 夜、澪と祐司とそのまま寝込んでしまう。その枕元に巧は来る。祐司の布団を直し、澪の顔を見つめる。そして、思わず髪をなでる。巧「澪〜〜」と声を掛けると、澪は驚いて起きてしまう。巧「ごめん、おやすみ」。澪「思い出せなくって、あなたへの想い、結婚するほど大好きだったののに、ごめんなさい」。学校で祐司は博に金魚の名前を教える。そして、水を取りに行く時に、博が水槽を倒してしまう。駆けつけた同級生に、博は祐司のせいだと、言い逃れする。驚く祐司だ。そこで、祐司はしっかり話すべきだよ。こじれていくだけだよ。巧は本郷医師に、澪の話をする。巧「先の事は分からないが・・一緒にいようとおもう」。本郷医師「いい思う、私も覚悟きめる、あなたたちのラブラブを見せつけられる」。巧「澪は全ての記憶をなくしている、僕を好きだった気持ちも忘れている、それはいい、澪が祐司の母親なら・・」。本郷医師「好きになって貰えばいい」。巧「こんな僕を好きになったのも、奇跡みたい、彼女に嫌われたくない、仕事も、走ったり、祐司を映画に連れていく事も出来ない、こんな人間誰も好きになってくれない」。本郷医師「私は好きだけど」。巧「この梅雨は澪と祐司に幸せに暮らして欲しい、とにかく頑張るしかない」。澪は家で結婚指輪を見つけて、指にはめようとするが、やめる。澪が森を歩くと雨が降ってくる、そして、トンネルで立ちつくす。CM。
雨の中を澪は帰る。途中で菊池の店に呼ばれて、ハーブティーをご馳走になる。澪「本当においしい」。菊池はお茶のウンチクを語り出す。すると妻のあすかが混ぜ返す。澪「仲良いですね」。菊池「あなたも若いから、仲良いのでしょうね、私たちは長く一緒にいると、好きも嫌いもなくなる」。職場で巧は頼まれた本の注文を忘れていた。万里子が謝る。追いかけて、巧はその人に直接謝る。祐司は沙織先生に慰められる。祐司は帰りに巧に会って、学校の話をしたがるが、巧は忙しくて聞いて上げられない。祐司は帰り道に涼子にあっても話さない。祐司は家に帰る。巧は必死でミスを取り返すために方々に電話する。万里子は巧の身体を気遣っている「また発作がでるかも」。涼子も万里子の所に祐司の様子がおかしい。万里子は聞いていないが、巧も変だと言う。涼子「もっと、私を頼って欲しい、いつも同じ事を言ってしまう」とぐちる。家では功の帰りが遅い。やっと、帰ってきても、巧は食事もいらないと断る。身体も辛そうだ。澪に巧は「走れメロス、それは君の本だ、中学でよく読んでいた」。回想シーンで、澪「メロスのまっすぐなところ」。巧「メロスになりたいと思った、ひどい目にもあった」。女生徒の着替えを覗いていた友達を注意して、罪をなすられて、謹慎処分になった。でも謝らずに、皆から白い目で見られた。澪「勇敢だったのですね」。巧「昔はね」。巧は風呂に入る。CM。
晴れになった。澪は洗濯だ。起きたら巧はもう出かけていた。祐司は話せない。博に祐司は「本当の事を言ってくれないの」と言う。そして二人はもつれて、博は倒れてしまう。みなから、祐司が博をいじめたとはやされる。巧は学校から呼ばれた。博の父は昨日の男性だった。巧は「知りませんでした、申し訳ありません」。家で巧は祐司に怒る。祐司は恨めしそうに見つめるだけだ。そこに電話があって、巧は図書館に行く。残された澪は「パパがちゃんと話を聞いてくれなかったので怒っているの、他に話があるの」。図書館では本は見つかった。万里子が頼んだのだった。巧は遅くまで残っている。夜、家に電話がある。澪が出ると、巧だった。巧「調べものしていて、朝になった、今日はいつも通り帰る」。祐司は学校で孤立している。博をいじめたので、遊んでくれないのだ。その代わりに博は仲良くやっている。沙織先生は祐司を見つめている。家でも祐司は元気がない。澪の作ったプリンも食べないと言う。澪は功の中学時代のメロスの話をしようとする。祐司「メロスは嘘だ、本当の世界ではメロスは助けにきてくれない」。澪「水槽のこと・・祐司君じゃないの?」。祐司「博君が、でも、僕が割ったって、巧も僕が割ったって、僕のこと信じてくれなかった」と泣く。そこに功が帰ってきた。巧「祐司・・」。巧は自転車で、走る。CM。
巧が走ると、博の父が来た。学校から電話があったのだ。巧「あの、水槽を割ったのは、うちの子じゃありません、息子さんに話を聞いて下さい、ちゃんと話を聞いていれば」。博の父「なぜ初めから言わないのだ、どうして迷惑をかけるのだ、私には中央図書館に友達もいる、君くらいは何とでもできる」。巧「祐司は嘘をつきません、あの子がやっていないと言うなら、やっていません、僕はあの子を信じます、信じているんです」。博の父「これ以上、話しても無駄だな、私なりに対処します」と去っていく。祐司と澪が見つめていた。巧「ごめんな、気づいてやれなくて」。祐司「巧が信じてくれたから、僕、大丈夫だよ」。巧は泣く。二人は抱き合う。本当に父と子の信頼があるのだ。ここが泣き所でした。澪は見つめている。その目には涙・・? 3人で家に帰る。次の日の朝、博が教室で謝る。父から問いつめられて話したのだ。みんなは驚くが仲良くやっていく。図書館に、博の父はがいて、「いろいろ、悪かった、助かったよ」。本のこともうまくいったのだ。万里子「館長が聞いてくれたのだ」。家で、澪「功のことをもっと知りたい、これからの巧さんをちゃんと知りたい、昔の私が巧さんを好きになった気持ち分かるような気がします」。澪「これから、何かあったら、私にも言って、巧さんも大変なときは言ってね、皆で約束、家族で隠し事しない」。澪−−少しずつ近づく家族の気持ちが嬉しかった、その気持ちをあなたはどうおもてちたのでしょうか、6週間後の私の運命をしっていても、あなたはまっすぐでした−−−。つづく。
良かったよ。走れメロスを出して、信頼と友情の話を見せるのだもの〜〜、泣けました。今回はっきりしたのは、祐司は病気なのですね。何の病気かは分からないけど。だから、本郷医師のところにも相談に行っていたのですね。原作とか映画を見てると分かるのだろうが、ドラマだけだと、はっきりしなかった。だから、涼子は巧に頼って欲しいのですね。でも、そうすると巧は祐司を奪われると思ってしまうのですね。亡霊で全ての記憶をなくして澪は、梅雨の6週間だけ、二人のところに戻ってきた。そして、もう一度巧の素晴らしさに惚れ直すのですね。でも、その時は別れが来る。ミエミエだけど、どう描くかですね。梅雨の雨の美しさと、成宮君の演技と、ミムラさんの大きな口の笑顔、武井君の健気な姿で感動させてくれるのです。嬉しくなったよ。土曜の「女王の教室」の不快感を、日曜日に回復してくれるのだ。評価アップだ。それにしても、夏ドラマは充実しているな〜〜。最後に、ちょっと苦情を言うと、あの博親子、ひどいヨ。特に父親は図書館に何を注文して、トラブッたのだろうか。万里子も、みんなで大騒ぎだった。ちょっと事情が分かりづらかった。最後も、簡単に謝って、一件落着だった。あっけなかった。まあ、田舎の子供の世界だもの、すぐに仲良くなれるあろうけど・・・
いま、会いに★★★ 2話 平成17年7月10日放送 簡単な感想だけです
朝起きると、亡霊ママの澪は洗濯していた。絵本も読んでいる。絵本には「それから1年ママは帰ってきます」と書いてあった。祐司はちょっと不審がっている、そして、ママが帰ってきたことは内緒にしようと巧は祐司に頼む。タイトル。
朝食を食べる。学校へ行くがムニュウとする。いいな、祐司は学校に行きたくないと言い出す。途中ケーキ屋を通る。巧は授業参観はパパが行くと言う。祐司が行くと、前日なので「ぼくのかぞく」を書くことになる。図書館では、巧のミスで子供が泣き出してしまっていた。万里子がフォローしてくれる。巧は本郷医師の所に寄る、巧「心が動揺している、澪が帰ってきた」と話す。本郷は驚く「それで? 相談したいのは、何? 澪は梅雨の季節が終わると消えていく、祐司は気づいていない、僕も衝撃でした、人違いと思った、でも、澪は消えていく、祐司にまた辛い別れをさせる、君がいては祐司を傷つける、出ていって言える、今なら祐司に夢だったと言える、どうしたら?」。本郷医師「あなたの問題です、どう立ち向かうか、あなたに覚悟があれば、祐司君も乗り越えられる、あなたの好きにすれば」。巧「夢のみたい話を聞いてくれて」。本郷医師「科学がお粗末で、信じられないことはいっぱいある、私はあなたの味方です」。万里子は、涼子の生け花教室に出る。涼子「1周忌で気が抜けた」。万里子「色々聴かれた、家庭科の教師辞めたのって?」。涼子「あの頃は大変で、何も手が着かなかった」。万里子は澪と巧のなれそめを聞く。涼子「好きな人はいたことは知っていたが、巧と付き合っているなんて、驚いた、19歳でんで、教え子で、そこで大学卒業まで待ってと言った、でもあの子は芯が強い、折れてしまった」。万里子「天国で、澪は先生に感謝していると思います」。CM。
家で夜、祐司を寝かせる。亡霊ママを澪とします「不思議です、子供の寝顔は見飽きない」そして、聞く。アルバムを開いて、両親を聞く。そして、新しい体操着袋を作ってくれた事を感謝する。そして、別々に寝る。朝、澪はハムエッグを作っている。電話がある、万里子の父が倒れたので、今日の読み聞かせの会をやってくれと頼まれる。巧は承諾してしまった。それで、祐司に今日の授業参観に行けないと話す。祐司は怒るが、巧は万里子さんには、お世話になっている、恩返し出来ない。祐司は家の人が誰も来ないのは僕だけだ。ママは駄目? 巧「ママを人前に出してはだめ」という。朝は、ムニュウは入らないと祐司は言う。巧「体調は整っていないから、外に出ないで」と言う。CM。
家で冷蔵庫に何もないので、澪は出て行く。菊池夫婦に野菜を貰う、そこで参観日のことを聞く。その教室では祐司は元気がない。皆は作文を読み上げる。終わると、先生の沙織は祐司に声かけるが、そんな気分でない。授業参観は体育になっている。そこで、祐司は帰ってしまった。涼子と出会って、涼子のところに行く。涼子は功に電話する。涼子「どうして頼ってくれないの」。巧「急なことだったので」。祐司は帰るという。家でも澪は巧に「どうして言ってくれないの、体操着袋も持ってくれないか、分からなくて」。そこに帰ってきた祐司は森で遊ぶという。雨が降っている。祐司の後を巧が傘を差して付いていく。CM。
祐司をダッコして、巧は帰ってくる。澪が迎えて「早く思い出さないといけない、何か思い出すきっかけになることありませんか、何でも」。巧「寄り道していく」。そこは、中学に連れて行く。巧「僕たちが初めて出会った場所、3年2組、僕らのクラスだ、初めて同じクラスになった」。教室の椅子に座る。巧「僕がここで、君がそこ、僕たちのベストポジションだ、君は覚えている、深いところで」。回想シーンだ。黒川さんの澪はセーラ服だ。廊下に油絵がある、澪が描いた絵は賞を取った。新聞記事になっている。モデルはクドウ?だった。澪はスケッチを描いている。それで巧はぶつかった。それが出会いだった。現在に戻り、澪「私は違う人が好きだったのですか」。巧「まだまだ、話はある、別の時に話す」。廊下で澪はくじく。それで祐司も起きる。その時祐司の作文が出る。先生もこの作文好きです、家の人にも見せてあげて下さい。。澪は作文を読み上げる「僕は子犬の名前をおしっこにしようとしました、ママは褒めてくれた、ママは話の分かるスットコです、ごめんね、ママは祐司君の寂しい気持ちを分からなかった、誰も来ない参加日淋しかった、一所懸命我慢して学校行った、そんな祐司君を褒めてやらなきゃ、私、祐司君は大好きだったよ」。澪は祐司を抱きしめる。澪は巧と二人になり、巧「体操着入れだけど、これは君が入院していたときに、君が作ってくれたものだ、だから、祐司も捨てられないのだ」。巧「いつか、僕たちの中学生の時みたいに、祐司にも出会いがある、まだ時間はある、それまで3人はずっと一緒だ、それだけでいいじゃないか」。祐司「やっぱり、子犬の名前、おしっこにする」。澪「6週間で消えていく私の運命を、あなた一人が知っていて、私の全てを受け容れてくれた、あなたの決意はどれほど強かったのでしょうか、あなたの愛情に支えられて私は歩き出す勇気を貰いました、ありがとう、あなた」。つづく。
大きな口の「ムーミン」のミムラさんにムニュウとされると、絶対に学校へ行きたくないよ。でも学校で授業参観だし、作文だ。泣かされるとよそうしました。雨のシーンが多く、今の季節落ち着きますね。夏より、梅雨の方が年寄りには良いようだ・・・笑い。しかも、のんびりしている展開だ。嫌いではありません。昔の澪と祐司も登場して、これが又懐かしい色合いですね。黒川さんは眼鏡をかけて地味に演じていました。何となくミムラさんと似ている。もう、あなたは凄い役者ですね。とにかく、のんびりと美しい雨のシーンと静かな展開と、優しい言葉、誰も悪い人はいません。これはこれで素晴らしいドラマだと思います。
いま、会いに★★★ 1話 平成17年7月3日放送 簡単な感想だけです
始まる絵本の絵だった。死んだママが行ってしまったアカイブ星を書いた本だ。ママは雨の季節には祐司に戻ってきます、と書いてある。タイトル。
てつてる坊主を逆さまに吊すと雨になる。雨になるとママが帰ってくるのだ。夕食はおばあちゃんのところだ。朝になって、急に忘れ物だ、ゼッケンをアイロンで貼る巧だ、でも逆さまだ。家は木造平屋の古い家だ。明日は祐司の誕生日だ。CM。
祐司は学校に行く。金魚の当番に遅れて、女の子に謝る。女の子はチューを希望する。先生は明るく子供の視線だ。おかあさん代わりもしてくれるのか。万里子は出張図書館か? 澪は祐司の誕生日になくなったのか・・・、身体が悪いのに無理して祐司を生んだ、難産だった・・・。巧は図書館い働いている。涼子と会う。涼子はお花の教室だ。そして、「この前の話を考えてくれた」と尋ねる。巧は「まだ」と答える。万里子と巧は河原で話をする。巧は狭いところに入れないのだ。巧「僕と一緒になって、澪は幸せか、命を縮めた、あの頃の澪がどう思っていたか確かめたい」。巧は車にも乗らず、自転車で追いかけている。そこまで閉所恐怖なのか。巧に本郷医師も声を掛ける。おばあちゃんの涼子と孝雄の所に巧と祐司が行く。穏やかなひとときだ。巧は「あぶなかしい、僕たちの暮らしを心配して、ありがとう」。涼子「頼って欲しい、祐司と一緒にあなたも来て」。巧「あの家には澪の匂いが残っている、だから離れることは無理だ」。涼子「主人からも、もう巧を困らせるのでないと叱られた、仕方ないね」。二人は明日の再会を 帰り、菊池夫婦が看板を見ている「うまいケーキ屋」でこだわっている。巧「なかなかいい」。その看板には四つ葉のクローバーが描かれている。家のビデオで巧は四つ葉のクローバーを取ったシーンを見ている。次の朝も、祐司はぞうきんを頼む。そして、紫陽花に雨が降る。祐司は嬉しくて、外を走り出す。二人が走った所は、廃墟だが、虹が架かる。その時美しい雫と光の中から、澪が現れた。「ママ」と走り抱き寄る。その亡霊は「澪・・私の名前・・・」。祐司「僕の名前は?」。巧「難しいことは後まわした、帰ろう」。タイムトンネルのような、トンネルを抜けて3人?は帰る。CM。
帰る、タオルを出す巧だ。着替えも気遣う。祐司「どうしてママなのに覚えていないの? どうにかして」。巧「ママには内緒にしておこう、葬式も済ませたことを知らせたら・・」。祐司「そうだね、ママは3人でずっと一緒にいたことにしょう」。亡霊「タオル有り難う、服お借りしました」。鼻に匂いがつくが、洗濯物がたまっていたのだ。そこに先生から電話で、巧「お腹が痛い」と答えて休む。また電話で涼子からだ。「お腹が悪くなって、今日は行けない」。亡霊「私、ここに住んでいたのでしょうか」。巧「具合悪く、寝たり起きたりだったから」。写真を見て貰う。祐司はアルバムを持ってくる。やたら、記念の顔出し写真に笑う。亡霊「私、何も分からなくて」。結婚式の写真も見せる。亡霊「この女性は」。巧「僕らの同級生だ」。万里子だった。祐司2歳の誕生日の写真も見せる。3人でパーティを、7歳の誕生日だ。亡霊「私のせいで、取りやめることはない、やりませんか」。皆でパーティすることにした。祐司は町を行くと、皆が声を掛けてくれる。祐司と亡霊が歩くと、大きな車が走って、犬を捨てた。祐司が呼びかける、泣いた祐司だ。犬を見つけた亡霊に抱きつく。犬を飼って良いかきく。そこにケーキ屋の菊池が来て、中に入るように言う。ケーキを頼む。「お誕生日おめでとう」と書いて貰う。CM。
夜、巧「面倒見るなら、飼って良い」。ママの所に座って貰う。喜ぶ祐司だ。ヤ〜ッタ、ヤ〜ッタの踊りを知らないので祐司は怒ってしまう。3人で食べる。食べ物をこぼすが、亡霊が拭いてあげる。本当はママは食べてくれたのだ。そして、ケーキが出る、しかし、苺があった。祐司は苺が食べれないのだ。蕁麻疹が出るのだ、今は我慢させている。亡霊と巧はお互いに謝る。苺を外す。祐司「ママの馬鹿、ママなら何でも分かってるだろう〜〜」と泣いて怒る。誕生会は台無しだ。CM。
祐司は納屋に閉じこもる。祐司「ママじゃない、可哀想で付き合っているだけだ、そんなママならどこか行ってしまえ」。亡霊「ごめんなさい、祐司君」。巧「ママは覚えていないだけだ」。亡霊「病院に行きたい、記憶が戻らないなら、まだまだ祐司君を苦しめる、母親を代わりをやるなんておこがましい、記憶をなくした私に母親なんて出来ない」。巧「何で、分からない」。亡霊は家に帰り、写真を見る。巧は納屋の前で座り込んでいる。祐司「ひどいこと言った?」。巧「ひどかった、一緒に謝ろうか」。祐司は出てきた。そして、家に入るが、亡霊はいなくなっていた。雨がやんできたのだ。再びトンネルから、帰ったようだ。追いかけて叫ぶ、祐司「戻ってきて」。巧「み〜〜お〜〜」。夜の駅で亡霊を見るが、電車が行くと、影は消えていた。犬を抱えて座り込む父と子だ。その時犬が走り出す。そこには亡霊がいた。そして、走り出した祐司は抱きつく。祐司「ママ〜」。亡霊「あの絵、祐司君が書いた絵、両手を入れて楽しそうに踊っている」。駅舎祐司「ママも踊ってくれるの」。ここで泣きました。やった〜〜嬉しいな、ラッタッタ〜〜くるくる。巧「君は母親だ、母親の代わりじゃない、祐司の立った一人の母親だ」。亡霊−−この絵を見つけたとき、誕生日に大きなケーキを食べて、クルクルダンスをするって、どんなに大事か分かった、私ここにいて良いですか、その時祐司君の手の温かさに十分幸せだった、ありがとうあなた−−。巧が本の最後を見ると、アカイブ星に帰って行くことになっている。
成宮さんとミムラが親の役をやるのだ。これは新鮮だな、しかも穏やかな顔をしている、びっくりだ。かみさんも「この人普通の役もできるのですね」と驚いていた。役者さんなのですね。二人の住む家も古そうで、好感を持ちました、だって幽霊が出るのでしょう・・・情調が必要だ。田舎の風景も美しい。そして、巧は相当心の傷を負ったのですね、町の皆が心配している。この設定もちょっと驚いた。ミムラさんの登場も結構美しく撮られていました。このムミラさんを亡霊と書くのがいいのかな、ママでいいのかな。それにしても、ケーキ屋も見えるのだから幽霊じゃないよね。蘇りなのですよね? 生まれ変わり?? 同じ人がいた(つまり双子)??? 笑いだ。 もちろん、ありえなぃ〜〜だけど。そして分からないぞ〜〜だけど、まあ設定やテーマから、完全にファンタジーだ。何でもありだよね〜〜。美しく、甘く、悲しく描いてくれ、それだけを願っています。そうすれば考えることなしで評価アップだ。