がんばっていきまっしょい   フジ   火  22時 

原作 敷村良子「がんばっていきまっしょい」
脚本 金子ありさ
演出 三宅喜重
プロデュース 重松圭一
音楽 「がんばっていきまっしょい」
吉俣良(ポニーキャニオン)
主題歌 aiko「キラキラ」
篠村悦子 悦ネェ 鈴木杏
関野浩之 ブー幼なじみ 錦戸亮
中田三郎  ラクビー部 内博貴
矢野利絵  リー 相武紗季
菊池多恵子 ダッコ 岩佐真悠子
中崎敦子  ヒメ 佐津川愛美
中浦真由美 イモッチ 藤本静
男子部キャプテン安田 北条隆博
大野豊  オノケンコーチ 池内博之
大野仁美 オノケンの妻 石田ゆり子
篠村友子  母 市毛良枝
篠村幸雄  父 大杉漣
篠村法子  姉 浅見れいな
根本満  お好み焼き屋 小日向文世
根本緑 友近
福田正一郎 ボード部顧問 相島一之
田中ちえみ 関めぐみ
三郎(田口淳之介)



ヒロイン悦子(鈴木)を中心とした女子ボート部員たちの高校3年間の奮闘をみずみずしく描く青春ドラマだ。まあ、フジのこの枠はウォーターボーイ以降、青春スポーツ系ドラマだ。青春には困難がつきもので、それを克服していくのだろうが、余りにも定番ばかりだと嫌になってしまう。また、NEWSの錦戸&内が扮する男子学生との淡い恋模様も描かれる。おじさんは、もちろん若い女優さんが汗をかきボートを漕ぐ姿だけで嬉しい。汗を描いてくれ〜〜〜鈴木杏ちゃんは、演技がうまい。 他の女の子は可愛い〜〜それを変なストリーで壊さないでくれよ。期待★★★★、しかし、展開で嫌になりそうな予感が、予想は★★★が妥当なかな。



(終わって、全体の印象)
最後は良かったな。可愛い子がみんなでボートを漕ぐだけで感動だ。体育系のかみさんは大泣きだったよ。途中ちょっともたついたが、最後まで見て良かったよ。大杉漣さんも、不器用な父親を演じてくれた。ちょっと、設定の少女に仁美が話すという形式を最後まで守り通したけど、要所だけで良かったのではないだろうか。ブーと三郎君が、女性の視聴者を惹きつけて、結構視聴率も良かったようだ。たしかに、錦戸君はいい味を出していましたね。おじさんは、美形の相武さんや、岩佐さん、可愛い佐津川さんも良いのですが、やはり、目のくりくりで、太り加減の鈴木杏ちゃんが可愛いな。それに、ボートの用語も妙に、新鮮で嬉しかった。しかも、愛媛のちょっと、田舎の普通校の進学校でしょう。最近、荒れた問題の多い高校が多かったので、とても、新鮮でした。おじさんは、この方がなじみやすい。懐かしいものを感じました。青春は、こんな普通の高校でもあるのだと確認できた。全体としては良かったと思います。元気づけられました。特に海猿の重い後には、頑張ろうと思いました。



がんばっていきましょい★★★★★  10艇 最終回 90分拡大 平成17年9月13日放送 1回見で、書きました。間違い容赦です。

父の車で琵琶湖に向かう。これまでのことが回想される。琵琶湖の「日の出レガッタ」が開かれる。仁美−−−ボート繋ぐとき、運ぶとき、ロープを結ぶ、しかし、悦ねえがいないと、結ぶものがない−−−。父の車は道に迷った。悦子は駅に行くが、電車は1時間もない。父はヒッチハイクしようという。琵琶湖では、ブーとオノケンが立っている。ブー「サッカーで挫折したが、キャプテンとしてやり直すチャンスもらった」とオノケンに礼を言う。福田先生も、関係者からダークホースと言われて喜んでいる。皆も、揃って仁美の提案でかけ声をする。「夢は大きく(夢はでっかく、目標は大きく、心は丸く、四角は豆腐、おでんのコンニャクは三角、がんばっていきましょい)だけど、途中で忘れる・・・」。後輩「何でしたっけ」。そこに悦子「四角は豆腐、おにぎりは三角、遅くなってごめん応援に来たよ」。しかし、確認すると、予選は明日だった、驚きです。悦子は大チョンボです。急いで来ることはなかった。全員でボート部の訓(かけません、シナリオ本が出来たら買って、確認したいものです)を読み上げる。ブー「来てくれてありがとう、でも、痩せないのう〜」。早速悦子とブーで喧嘩だ。悦子は豚のヌイグルミを持ってきた。皆でお祈りする。仁美はシートチャンジを提案する。リーを先頭に持ってきた。全体をリードする立場だから、リーが適任だ。オノケンも賛成してくれた。予選は、大津、十和田、浜名中央・・・結構良い勝負だ。お好み焼き屋の満は、3日は店の全てを任せて調べていた、しかも、応援に来ている。もちろん、店は緑一人で大変だ。予選が始まる。CM。
スタートでは、出遅れているようだ。1艇は差が付いている。悦子は写真を撮っている。リズムが崩れた、リーが焦ったので、ペースが早くなった。ヒメから指摘される。ヒメ「ラスト200m、上げていこう」。そこで、まとまってペースが一気に上がる。何とか2位で予選通過だ。次は男子の番だ。悦子がゴールの女子のみんなに声を掛けるが、ちょっと元気がない。男子も2位通過だ。悦子の留守の家の女もご馳走だ。男衆も宿でご馳走だ。男子は、反省会だ。三郎にリズムだとまとめられて、キャプテンのブーは立場がなく、ちょっとむかついて、口喧嘩だ。三郎も「お前のトラウマを直すためにやっていたのでない」。三郎は一人泣く。女子もりー「リズム取れなくて、ごめん」と落ち込んでいる。満「ボートは禅と似ている、余計なことを考えない、チームワーク、不信感、不安、遠慮、全部でるのだ」。父「何も考えない、無ですか」。仁美は「気の毒だ、悦ねえ、3年頑張ったのに、試合にも、ボートにも乗れない、厳しいね、いやになる」。悦子は、砂の小瓶を見つめている。CM。
準決勝の日の朝、悦子が目を覚まし、一人外を歩く。ブーがボートを整備していた。悦子「頑張って、力あるよ、2年も、三郎もいる」。ブー「あんな奴」と怒り出す。新海の田中も準決勝かと愛媛で思いだしている。琵琶湖で女子全員は走っている。何と、悦子の母姉ばあさんも、やって来た。男子のレーすが始まる。三郎「リズムだよ」。最初は早い。悦子は写真を撮っている。しかし、中盤から、ちょっと追いつかれた。そして、最後が後輩が腹切りしてしまった(オールが腹に当たって、腹痛で漕げなくなることですか?)。結局、4位になってしまった。腹切りした後輩はぶーちお三郎に謝っているが、三郎は行ってしまうが、ブー「ありがとう、一緒に漕いでくれて、思い出になった、頑張れ、来年はお前がこの部を引っ張れ、この悔しさを忘れず」。後輩「ありがとう」。CM。
女子もシミジミしている。悦子がいるといい、リー「いつも前に悦ねぇがいる」。イモッチ「勝てない」。それを見て、悦子「言い訳や、私は許るさん、逃げているだけだ、そんなん、ゆるさん、私、自分がそうだったから分かる、腰の事さえなかったら、運が悪いとか、かわいそうやとか、言い訳すると疲れる、自分は情けなく思った、今、一生懸命やらなきゃ、言い訳したらいかんのよ、みんなは漕げるんや、出来る、あんなに練習した、絶対出来る」。仁美が悦子に「落ち着いたみたいや、さすがキャプテンや」。悦子「本当は一杯一杯だ、ちくちくして言っていた、だって、私、やっぱり漕ぎたいです、ただただ、漕ぎたいです」。いよいよレースだ。ヒメの作戦を聞いて、皆は「シェイ」と返事する。レースが始まる。ヒメの声が響く。悦子「風をうけて、思いっきり漕ぎたい、漕ぎたい、でも、できないことより、出来ることでワクワクしたい、出来ることを考えました、6人目のクルーになることにしました」。皆がきたので、悦子「がんばって」。リーが焦ってペースが早すぎる。ヒメ「気持ちを合わせて、オールメン、最後まで行こう」。悦子は走って、岸から声援する。悦子「頑張れ、松山第一」。皆も気づいた。皆のペースが一致して、まとまった。悦子「頑張れ」。最後は腰を抱えて座り込む。−−−輝かしい勝ち方をするレースがある、私のベストはこのレースや、6人目のクルーがいた、彼女の呼びかけでできた、試合に出た、彼女の名前は記録に残らない、でも、ベストのゲームだ、6人目のクルーがいたレーズ、忘れることのない、ベストのゲームだ。ゴールした。4位だった。皆全力を出した。全員でボートを手入れする。そこに悦子が来る。笑顔で「おつかれさん」。皆の笑顔だ。仁美「素晴らしい、いいレースやった、悦ェもよく頑張った」。悦子「3年間応援有り難うございました」。皆は大きな拍手をする。松山のボート部で、仁美は女の子に終わった。皆のその後は・・・・悦子は進路も決まっていなかった。日常は退屈で、腹が空く、最後ばかりだ。あっという間に卒業だ。悦子「たそがれてもしかたない、モダン焼き」。先輩がいた。写真がはってあった。それは、悦子が撮った写真だ。「懐かしくなった」。悦子は自分の部屋でカメラを見つめる。CM。
家で悦子は朝食中に、「私、大学にいかない、受験はしない、東京行って、専門学校にいって、カメラマンになる、チャンスもある」。父「仕送りは出来ん」。悦子「バイトして、やる」。ばあちゃん「やっと、決めたんや、私が仕送る」。姉「自分の人生や、とことんやれ、つらぬくんや」。父「俺は認めんぞ」。悦子はお好み焼き屋でバイトしている。東京へ行くための資金稼ぎだ。ブーは進路を迷っている。悦子が帰るが、父は仕事して喋ってくれない。いよいよ、2005年春で、卒業式だ。仁美が女子全員を待っていて、花を渡す。オート武は新人が5人も入った。仁美「女子ボート部を復活させてくれた、臆病になっていたが、ありがとう」。オノケン「もう一度やり直したいと教えられた、ありがとう」。廊下では、ブーに三郎が抱きつく、三郎「お前とはフィーリングあわない、でも、謝る後輩を許したやろ、大きい男やと思った、俺はできんかった」。ブー「あのスタート、ドンピシャや、お礼をいわんといかんと思っていた」。三郎「最後まで大きい男やれ、人間の細胞は再生する、今考えたことをやれ、後悔するぜ」。ボート部室に女子全員がやって来る。砂の瓶、豚のヌイグルミ、署名したボート、全員の写真、「とうとう引退戦までやった」。最後に「青春の記念に、悦ねぇ、腰は大丈夫?」。皆でボートを漕ぎ出す。悦子「青春って、線香の名前もみたい」。もっといいこと言って。回想シーン。リー、ダッコ、ヒメ、イモッチ、「オールメン、頑張っていきましょい」。ヒメ「ラスト5本、1,2,3,4、イージーオール」。悦子「2番、3番、コックスありがとう」。皆「艇長、キャプテンありがとう」、「自慢の大事なキャプテンや」。悦子「オールメン、ご苦労さんでした」。ボートに上に寝ころんで。悦子「高校生活=ボート、すなわち○、青春の方程式」。皆も叫ぶ。CM。
少女は皆のサインを見ている。そして、皆の将来を聞く。仁美が答える、リーは医学部だ。イモッチは広島の大学で、先生になって、ボート部の顧問を目指している(多分女子ボート部なんてある高校は少ないよ)。ヒメは大阪の大学でボート部のマネジャーになっている。そこには男子部長の安田が一緒だ。そして、もう一人はすぐそこに、ダッコがいた。新海の田中と一緒に、愛媛大学ボート部だ。目の前の海を漕いでいた。三郎はなんと東大文1?に受かった。悦子はお好み焼き屋でバイトだ。ブーは何も言っていない。悦子は荷物をまとめている。部屋の窓に小石があたり、見ると外で、ブー「ブー言うな」と言っていた。CM。
外に出て、二人で話す。ブー「決まった、悩んでいた、考えて決めた、東京へ行く、東京商船大学に合格した、船乗りになる、ええ大学、ええ会社も考えた、それはわくわくせん、海は色々と俺にくれた、俺にとって、一生過ごしたい場所になった、3年ボートやった俺の答えや」。悦子「あんたらしい、正解だ、腐れ縁もおしまいや」。ブー「俺は悦子をずっと見てきた、これからも、ずっと、大勢の人間にまみれても、悦子のことだけ見ている、誰か傍にいて欲しかったら連絡くれ、飛んで走っていく」。電話番号・住所?の書いた紙を渡す。東京に出発の朝、悦子は家を出る。皆に挨拶する。悦子「行ってきます」。父だけは背中を向けたままだ。港からフェリーに悦子が乗る。出発すると、桟橋の外れで、父が立っていた。雨の中で、頭を下げる悦子、見送る父・大杉漣です。悦子の目には涙だ、それに、ボート部のメンバーも駆けつけて、「がんばっていきましょい」、「がんばっていきましょい」を掛け合う。悦子「しょい」。つづく。
最終回は感動でした。かみさんは、試合の前後は大泣きでした。拡大版でしたが、例の一件で、特別版が入って、短縮になった。それで、ちょっと急ぎ足だったが、最後拡大版で、何とかまとめてくれました。琵琶湖での勝負も妥当なものでした。伝説のとかいうから、全国優勝したと思いこんでいた。だから、悦子なしでは辛いなと思った。でも、そうか、6人目のクルーとして、参加した。だから、知っている人には伝説のチームだったのだ。まあ、創部して、2年少しで全国大会にでて、準決勝戦までいったのだ。凄いことだよ。伝説には間違いない。それに、いろいろのトラブルがスポーツの勝負にはつきものだ。納得だ。大会が終わって、将来の話になると、ちょっと、びっくりだ。三郎が東大だし、リーは医学部だ。みな勉強している姿みていないけど・・・。でも、ヒメと安田はカップル誕生ですか? そして、悦子とブーも、一応カップル、いや腐れ縁の継続決定だね。商船大学って、実習とかでは海に長期行ったままになるのか? 東京にいても、恋愛続けるの大変かも。一番は悦子のカメラマンだけど、プロは難しいよね。専門学校で勉強して、趣味にするといいかも・・・。最終回は盛り上がったな、久しぶりの正統派青春高校生ドラマだった。良かったな。暴力も、妊娠もないなんて、素晴らしい。これからも、物足りない何て言わないで、こんな味わいのドラマを期待しています。



がんばっていきましょい★★★  9艇  平成17年8月30日放送

(公式HPから)  ごめん
悦子(鈴木杏)たちはついに県大会で決勝にまで勝ち進んだ。一足先に琵琶湖で開催される全国大会行きを決めた男子部員の前では「ここまでこれただけで十分や」と余裕ぶって見せたが、本心はここまできたからにはどうしても勝ちたい。そこで仁美(石田ゆり子)はイチかバチか、先行逃げ切りの勝負を指示した。松山第一はスタートと同時に飛び出した。かたやちえみ(関めぐみ)率いる新海はまったくペースを変えずについてくる。600を超えて悦子たちはラストスパートをかけた。「力の全部でこごうっ!私らのボートはまだまだ終わらんっ!」。新海がどんどん追い上げてきた。しかし松山第一は勝った。「あいつら、やりよった」。観客席の浩之(錦戸亮)と三郎(田口淳之介)、そして幸雄(大杉漣)と根本(小日向文世)らは抱き合って喜びを爆発させた。そんな喧騒をよそに敦子(佐津川愛美)は悦子の様子がおかしいことに気づいた。「どうしたん?悦ネェ」。腰をおそう激痛で微動もできなかったのだ。
悦子はつとめて元気にふるまったが、痛みは日増しに激しくなるばかり。耐え切れず近所の医院を訪ねると、担当医の田宮(浅野和之)からぎっくり腰と診断された。もちろんボートなど厳禁だが、悦子は付き添ってくれた三郎に「琵琶湖までは言わんといて」と口止めした。しかしトレーニングを始めると悦子の不調は誰の目にも明らかだった。三郎はたまらず浩之に打ち明けた。「ボート、辞めろと言われたんやろ」。医者からはこのまま続ければ大事になると指摘された。けれど悦子は「大丈夫です」と譲らない。仲間たちも動揺を隠して「うちらがカバーするけん」と悲壮な決意をした。とりわけ利絵(相武紗季)は「このまま5人でやります」と言い切った。仁美は5人の意思を尊重したが心配でしかたない。もう1人落ちつかないのが幸雄だ。就職の面接に落ち続けている姉の法子(浅見れいな)そっちのけで「まだ腰、治らんか?」と悦子のことが気が気でない。 
みんなの心配はついに現実となった。悦子がトレーニング中、激痛に襲われてうずくまってしまった。仁美は断腸の思いで悦子を下級生の佳代(高畠華澄)と交代させた。悦子は艇庫の2階からトレーニングを見守った。「私がおらんほうがよっぽどボートしとる」。その口調には悔しさよりも諦めの響きが強かった。それでも利絵は「悦ネェとこぎたい!」とこだわった。5人は同じ地元の大学に進学してボートを続けようと誓っていたが、利絵は上京して医学部で学びたい思いにかられていた。「だから悦ネェとこげるんはこれが最後なんよ。一緒にこげたら勝負なんかどうでもええ」。これには多恵子(岩佐真悠子)がカッとなった。「そんなん、間違うとる!」。どちらの言い分もわかるだけに敦子(佐津川愛美)と真由美(藤本静)は何も言えない。
仲間の気持ちを察した悦子は退部の意思を仁美に伝えた。「あなたがどんなに一生懸命だったか、みんな知っとるよ」。仁美に肩を抱かれると、悦子の目の前に広がるいつもの海が涙にかすんだ。とても面と向かって挨拶はできそうもなかったから、悦子は仲間への置手紙に「みんなの勝利を祈ってます」と記した。そして悦子の琵琶湖行きをあんなに楽しみにしていた幸雄のショックぶりも大きかった。放課後になっても悦子は図書室でぼんやりと時間を過ごすようなった。見かねた三郎が「ええ暇つぶしになるぜ」とカメラを手渡してくれた。「同じ風景が違って見えるんや」「ありがとう」。数日後、悦子の部屋に仁美が利絵たちを連れてやって来た。「練習にも琵琶湖にもできる範囲でええから来てもらえんやろか?」。悦子はうれしさよりみじめさがこみ上げた。「雑用係、やれ言うことですか?オール持てんなら意味ないです」。誰にも目を合わせようとしない悦子に、みんなはもう何も言えなかった。
ぼんやりと帰路に着く悦子に浩之が声をかけてきた。「乗れや、後ろ」。悦子のかばんを自分の自転車に乗せると、強引に悦子を自転車の後ろに乗せて艇庫に向かって走り出した。「今のお前、ただただ後ろ向いてつまらなさそうや。きちんとイージーオールせんと、次のレース始まらんやないか」。浩之の優しい声は悦子の心にしずかにしみいった。
全国大会の朝がきた。「みんな、頑張ってほしいなあ」。今ごろは会場へ向かうバスに揺られているだろう。家族と朝食の卓を囲んでいた悦子のほおをいつしか涙が伝わっていた。「みんなが頑張るいうときに、私、何しとるんやろ」。悦子が泣きながらご飯を食べていると、突然幸雄が大きな音を立てて茶碗を置くなり「オレは満足ぞ」と声をあげた──。幸雄は一言ずつかみしめるように言った。「そんな風に仲間を思いやれるだけで、オレは満足ぞ」。それは大会に出場することよりも、レースに勝つことよりも大事なこと。「なのにボート好きという気持ちにまで背ぇ向けるんか」。悦子は再び涙があふれてくると「今でも好きや」としゃくりあげた。「行くぜ琵琶湖」。幸雄が部屋を出て行くと悦子もはじかれたように立ち上がった。キヌ(花原照子)、友子(市毛良枝)、法子に見送られて悦子は幸雄の車に乗り込んだ。目指すは全国大会の行われる琵琶湖。こうして松山第一クルーにとって、生涯忘れられない1日が始まろうとしていた。
展開としては、難しいことになりました。最初の試合で新海に勝ってしまった。それは力も入って、応援しました。本当に凄いことだ。まず、評価アップだ。これだけでも満足かも知れない。でも琵琶湖出場が決まると、体育系はまた欲がでるのです。その代償としての悦子の腰痛だ。ぎっくり腰だ。琵琶湖までの期間が分からないが、薬を無茶苦茶使えば出られたかもしない。腰痛で、キャプテンの悦ねぇがボート部を辞めた。自分ならマネジャーでもいいから行く。でも、悦子は自分が作った部だもの、漕げないのは辛いのでやめてしまった。どちらとも、正解といえますね。ここらがちょっと、ゴタゴタしていました。三郎からカメラを貰いました。これ結構いいカメラでないですか?ライカ風に見えるのですが・・・? 愛媛大学へ進学してボート部に入るダッコの案も実現不能でしたね。いよいよ、琵琶湖の試合という日に、大杉漣のお父さん決めてくれましたね。本当に見事にいい父親を見せてくれました。プチ泣きでした。でも、愛媛から、軽のトラックみたい車で琵琶湖は辛いのでないか。腰痛くなるよ。余計な心配したおじさんでした。



がんばっていきましょい★★  8艇  平成17年8月30日放送 簡単に

仁美はオノケンに鍵を渡す、見ていた少女は「夫婦仲良い、私は彼と喧嘩ばかりで、うらやましい、16だもの、彼はいるよ」。仁美「悦子はまるで、ダメ、好きな子に別の女がいるで、ガックとしたんよ」。昔に戻る、三郎に小百合という彼女がいた。悦子は逃げるように、しゃがみ込む。夏が終わって、秋だ。メンバーは、そのうち、3年になって、受験だ、と黄昏れている。そこにオノケンが一人で練習だ。悦子たちは2年生の一大イベントの修学旅行だ。悦子は堤防で、一人の三郎を見つめている。男子部でブーは「三郎はやはり、つかめない、うぬぼれている、女子にキャーキャーいわれて」。そして、ブー「バシット言います」と息巻く。しかし、先輩たちは引退するから、ブーと三郎のお前らでやらないといけない、止められる。悦子は皆から、恋の助言を受ける。悦子は「三郎だ、女子に一番人気だ、カッパ巻きとイクラだ」と落ち込む。しかし、メンバーは「穴子とイクラくらいだ」と慰められる。そして、皆から、「修学旅行がチャンスだ、三郎の一番は悦ねぇ〜や、何かあると相談に来る」と励まされる。さあ、修学旅行だ。飛行機にのって、大阪へ行く。愛媛からだとJR、新幹線でもいいのでは。飛行機で大阪って、微妙だ。大阪城だ。福田がハンドスピーカーで指導して、自由解散だ。皆は三郎を誘えと、近寄る。悦子「あんな、三郎、自由行動は、よかったら・・・」。三郎「決めた、小百合に会う」。現代美術のチケットを見ていた。三郎「あの時は見失った、好きなんや、わすれられん」。タイトル。
三郎は悦子が落とした物を拾ってくれるだけだった。オノケンは一人で漕ぐ。部員の皆が見いている。その横を若い競技相手が漕ぐので、思わず無理して漕ぐ。オノケンは選手生命をかけている。最後の挑戦だ。悦子は三郎に見とれている。皆が来て、「誰や、小百合って」。三郎は妹の田中ちえみに聞いていた。お好み焼き屋では、オノケンの激励会に新海高校の田中ちえみもいた。悦子の家族全員もいた。新海の田中もオノケンを尊敬して応援している。その田中と悦子の姉も話している。なんと、三郎とちえみの姉の小百合は付き合っていた。修学旅行では、三郎が、「ずっと一緒で絵を描いていた。5つ年上だ。ブー5つ年上や」。お好み焼き屋で、ちえみが「家の親が厳しく、受験を期に分かれることに、でも姉も卒業して、良いかなと住所を教えた」。お好み焼き屋ではオノケンの応援は盛り上がっている。悦子の父は盛り上がっている。三郎「これを渡されて、大阪に行った、妹のちえみに住所教えて貰った、どうしても会いたい」。ここらは、お好み焼き屋での妹ちえみの話と、修学旅行の三郎の話で、小百合と三郎の関係が明らかにされる。だから、よんでも、分かりづらいですね。ごめん。後でまとめましょう。今回はこのエピソードが一番でしょう。部屋で、女子ボート部、全員腹筋で競っている。76と大声で、先生に怒られ正座だ。そこで、三郎に好きな人に驚くが、リー「会っても、どうなるか、分からない、悦ねぇ〜諦めることない」。CM。
朝、福田は寝不足だ。三郎は抜けるから、後はブーに見つかっても誤魔化してくれと頼む。ブーは協力できない、ボート部にも迷惑かかるからやめろと言う。三郎「俺の好きなのは、ボートじゃない」。ブーは同じボート部として悦子に事情を説明する。三郎は住所の書いたメモをみて、小百合の部屋を訪れる。そこに赤いマニキュアの小百合が立っていた。仕事へ行くのだ。仕事は夜の仕事だった。彼氏いて、一緒に暮らして、彼のために働いている。そういうことや、話すこともなかった。三郎はメモを丸めて捨てる。福田先生はスピーカーで頑張っている。リーは、小百合に会いにいこうと言う。選考の競技会のオノケンは38度の熱が出た。お好み焼き屋の満がブーに電話する。リーは小百合探しに意欲的だ、実物を見た方が良いと悦子を連れて行く。アパートに来たが、小百合は留守だった。しかし、近所のおばさんが、小百合ちゃんは絵の学校の勉強を続けている。そして夜は働きながら、一人で暮らしている。皆に報告すると、三郎に嘘ついていたのだ。小百合は、今、ギリギリで頑張っている。美大出たが、絵をやりたい。一人でいるのが精一杯だ。ヒメや悦子「いい人や、良かった、三郎はほっとする」と言う。ダッコ「いわんでいい、その人が嘘ついたんや」。自由行動の時間が来た。三郎は一人だが、悦子が声を掛ける。三郎「最後や、楽しもう、いこか」。悦子「そうやん」。CM。
いよいよ、オノケンの選考レースが行われる。オノケンは注射したのだが体調が戻らない。もちろん、ベストとはほど遠い。仁美は応援に行っていない。お好み焼き屋にいる。悦子の母「結果を間のあたりにするの怖いのでしょう」。仁美「何か終わってしまうな気がする」。母「夫婦はそばにいるだけでいい」。そして、お好み焼き屋の緑「残念会でなく、祝勝会やろう、と言うてこい」。その言葉で、仁美は応援に行く。そして、スタートだ。ブーは電話する。最初はオノケンの艇が飛び出したが、中盤で抜かれてしまった。車で走った仁美は、間に合って岸で追いかける。そして、走って付いていく。仁美「がんばっていきまっしょい」。その声でオノケンはスパートする。見事勝ったのだ。オノケンも、皆も喜ぶ。ブーは良いところ見つけたと皆を連れてくる。そこは池のボート所だ。皆は「ブー」と怒っている。でも、三郎と悦子は二人でボートで良い感じだった。悦子は嬉しそうだ。皆も、三郎の一番は悦ねぇ〜や、と思う。悦子が、ボートに降りる時、三郎が手を差し出す。そして、悦子が電話で仁美に「おめでとう」という。仁美「あの人笑ろうている、いいもんだね、愛する人のとびっきりの笑顔みられるのは」。それを聞いて、悦子「小百合さんとおうたほうがいい」。CM。
二人は走っていく。小百合のアパ−トに付くと、都合良く小百合がいた。三郎「分かっている、お前らしい、昔から一人で頑張る、そういうやつや」。小百合「ごめんな、今しんどい、優しくされると、折れてしまう、頑張りたい、夢を諦めたくない、あんたは頑張っている、ええ、男になって、この人が目茶好きな人やと自慢させて」。三郎は夜の町で「ここで、頑張っている、俺もすすまんといかん」。悦子「もう、あきらめる〜〜ん」。三郎「いつか、絶対迎えに行く、ありがとう、色々、篠村のおかげや、一番や、学校は行って、お前と会えたことが」。悦子「いわんでいい、仲間や」。しかし、悦子は泣きそうだ。そこにブーが来て、タオルを悦子にかぶせる「はよもどれ」。悦子「みなによろしゅう、海のにおいする」。ブー「当たり前や、俺は愛媛の男や」。悦子「はよ帰りたい」。ブーのタオルでくるまって泣く悦ねぇだった。次の日悦子が元気を取り戻すには、たこ焼き24個が必要だった。仁美のナレーション−−−愛媛に帰って、涙も、辛い思いも、悔しい思い、劣等感もマイナスの思いは次のレースのガソリンになる、だから、怖がらなくて良い、傷つくことを怖がらなくていい−−−。冬になって、悦子ら「春までさよならやね」。季節が流れて、最後の1年が来た。女子部は3年生だ。琵琶湖行きを目指して・・競技会へバスで向かっているあっというまに、時間が流れている。三郎の小百合事件はなんだったんだ。男子は琵琶湖行きを、もう決めていた。だから男子は女子の応援だけだ。バスの中は、楽しそうだ。愛媛大会だ。もちろん、悦子の家族も皆が応援にくる。父は一番の応援団だ。レースが始まる。スタート、ヒメのかけ声と、皆のオールと水しぶきだ。つづく。
今回は、バランスが悪かった。まずは、三郎と小百合。何と小百合は新海の田中ちえみの姉で、5歳年上。いきなりのキャラ登場で、ひどい設定だ。演じるのは石川亜沙美さんだ。実際でも役でも、年齢差、身長とも三郎と小百合では合わない。学生服の三郎だから、小百合の赤い服の時は、恐ろしい違和感だった。弟だよ〜〜。とても、一緒に絵を描いて付き合っていたことが信じられない。しかも、小百合の付いていた嘘が、何ともありきたりのような絵に描いた一昔前の嘘だ。展開で、説明的なセリフがお好み焼き屋と修学旅行で、交互に進むので、書き辛かった。それは、おじさんが、まとめてまけばいいのだけど、爆。次のオノケンの競技会も、突然な感じで、小百合を捜してと、同時進行で描くので集中できない。最後に、仁美が突然応援にいって「がんばっていきましょい」で、ラストスパートして、勝つなんて、都合良すぎる。本当はじっくり描けば感動できたかも知れない。2話を1話にまとめた感じだ。評価ダウンだ。しかも、最後に、一気に秋、冬、春、初夏へと時間が流れた。これなら、小百合の話は入らないぞ〜〜〜、少しお怒りです。



やっぱり、試合があると燃えるワ。そして、泣ける〜〜。だって女のこだもの、評価アップだ。

がんばっていきましょい★★★★  7艇  平成17年8月23日放送 簡単に

松山第1高校、少女「教えて、リーは本当にやめたの?色々あったけど、戻ってきたのでしょう」。仁美「勝ったか負けたか知りたい、勝ち負けでないというけど、出た結果がすべてだったんよ」。昔に戻って、高2の夏、数学の授業を悦子は聞いている。そして、対抗戦のスケジュールがきまる。リーがいないので、下級生の大西?が替わりに出る。リーの書き置き「ごめん、部活やめる、もう決めた」を悦子に渡したのだ。その理由は「悦子とは頑張れん、頑張り方が違う、一緒に頑張れない、仕方ない」だった。悦子「レース前や練習に専念しよう」と声をかける。他のメンバーはリーを連れ戻すと言うが、悦子は練習に専念することを指示する。ちょっとリーの気持ちが、十分伝わらなかった。ブーに対する恋心が一番問題なんだと理解した。でも、先週の頑張りの方法が違うことも大事だったのか? タイトル。
新海との戦いは町全体でも、長年の因縁の対決だ。知らないうちに町中、みな盛り上がっている。仁美とオノケンは二人で話す。男子は、良い勝負すると予想される。しかし、女子が問題だ。一方、悦子の家でも家族が、「松」、「山」、「第1」の3つ文字のTシャツを着ている。父親が加わると、「第」「一」の4つで、まとまるのに・・・笑い。福田顧問も、悦子に、「お前心配じゃ、新海に日程表を送ったか、話をしたか?」。悦子は何もしていなかった。一緒にいた仁美も、「リーと話したいので、連れてきてくれ」と頼む。しかし、悦子は「もう決めた」と断った。教室で、リーに三郎は声をかけるが、つれなく返事しない。リーが興味あるのは、ブーだけだ。ブーはBクルーのキャプテンに決まった。音楽を聴いていた三郎は軽音部に行く、リーも付いていくと言う。しかし、うるさくて、三郎はパスだ。しかし、リーは軽音に入部したのだ。悦子はボートを波による設定変更している。しかし、ネジを忘れている。やっと調整して、早速、海に出る、キャッチ、ローだ。部室に帰ると、救急箱の絆創膏がない。それも、リーが管理していた。悦子が買いに行くが、帰ると見つかった。お好み焼き屋で、悦子がこれまでのリーの替わりにひっくり返しても、ダメだ。皆は悦子がリーが帰ってくることを待っている。悦子なりに努力している。悦子「一緒に頑張れないと言われた、自分からは何も言えない、大事なことをみなリーに任せて、ちゃんとしていなかった、そやから、キャプテンとしてちゃんとして、頑張って、それをリーに分かって貰って、戻ってきて欲しい」。メンバー「私らの本気をリーに分かって貰いたい、そして、リーに帰ってきて欲しい」。皆でまとまった。そうなんだ、悦子はリーの存在の大きさに気づいた。それを自分でやってみる。そうすることで、初めて戻ってきたときにリーの気持ちを理解できると考えたのだ。悦子にしては、珍しく理性的な頑張りだ。CM。
ブーはオノケンに友達の話だが、と言って相談する。ブー「(友達が)突然告白された」。オノケン「好きなのか?」。ブー「普通、他の子と同じ」。オノケン「優しすぎもせず、ほどほどで付き合え」と助言する。これはブーも結構納得したようだ。もちろん、ブー自身の話だとミエミエだろうけど。ダッコたちは「戻ってきてくれ」と言う。三郎は、リーは軽音に入ったと答える。リーは元吹奏楽部で、ボート以外にもやれることある。悦子はダッコたちから、それを聞いて、驚く。三郎「色々あるのや、お前にはわからんやろ」。悦子「好きとか、そんなん分かる、私にも好きとか気持ちある」。三郎「女の子やもん、あるわ」。軽音にブーが来て、「何やっとんじゃ、来い」。屋上で、ブー「ありがとう、でも、俺よくわからん、付き合うとか、ピンとこん、今はボート漕ぎたい、あんなに一生懸命やった、軽音にはおらんでもいい、ボートが待っている」。リー「私にはボートはもう必要ない」。仁美は練習メニューを具体的に決める。精神論でなく、スタート、中盤、終盤の、それぞれに応じて、練習方法のメニューを決めてあるのだ。そして、皆は海に漕ぎだした。それをリーは遠くから見ていた。リーを仁美が見つける。新海高校も走り込んでいる。海辺で悦子たちがボートの片づけをしていると、新海の田中は「少しは良いところ見せてくれ、Cクルーなら勝負になるかな」。口では負けない悦子「Aが負けたら大事じゃ」。田中「いいよ、楽しみにしているわ」。そして、仁美「リー、何している?」とリーに声をかける。CM。
仁美「ずっとそうしている、じっとボート見て、逃げる」。リー「分かってる、中途半端、ボート捨てられん、でも戻ったら、ドロドロや、悦子みたいにたちまわれん、かなわんとか、厭な事を思う、もうドロドロするの厭や」。仁美「私にもあった、おない年の時、あった、あの子とあの子仲良いな、親がうざいとか、好きで好きで胸がはりさけそうや、とか」。リー「コーチにも」。仁美「あったよ、でも、流れた、何年も経つと時間が全部流した、色んなことがあった、でも、あるのはボートのことだけ、皆で漕いだボートだけ、その思いだけ残っている、続けて良かった」やっぱり、リーの思いは恋のドロドロの方が大きいのだ。そして、みんなドロドロはあるのです。それが青春だ〜〜爆。悦子に大西は「自信ない、足引っ張るだけだ」。悦子「いつもと同じでいい、一緒に頑張ろう」。悦子が家に帰ると、町内の人たちは自作の応援Tシャツ作って、盛り上がっている。悦子「どうする、負けたら、相手強い、全国行くチームや、うちらはベストメンバーでない」。父「やる前にそうなら、今で、もう負けや」と怒る。悦子の部屋に姉が来て、悦子に姉「勝つつもりでないのやろ、リーに見せる、それやろ」。悦子「戻ってこん」。姉「それだけのもんや、出会った人全部と友達になれない、それに振り回されない事、あんたにできることをしっかりやれ」何だかんだで、悦子には色々助言してくれる人がいるのだ。幸せだね。姉の言うとおりだ、みんなとずっと友達でいることも出来ない。でも、悦子は今はリーと一緒に漕ぎたいのだよ。三郎「Bクルーが勝ったら、俺が入っても良い」。ブーは怒る。悦子達は神棚に祈る「ムカツク田中チームに勝たせて下さい」。いよいよ、試合の日だ。お好み焼き屋は、先生に店を任せて、近くで応援する。ブーたちの男子Bは負けた。悦子達はボートのネジを締め直すことにする。CM。
男子Aも頑張る。見事勝ったのだ。大喜びだ。いよいよ、始まるのに、悦子は来ない。道具が見つからないのだ。リーが来て、差し出す。予備のを買っていたのだ。そして、リー「まだ、間に合うやろか、中途半端したあとで、また乗れるやろか」。仁美「あんたのボートやろ、はよ、準備して」。全員で「夢はでっかく、目標は大きく、心は丸く、四角は豆腐、おでんのコンニャクは三角、がんばっていきましょい」と輪を作って檄だ。スタートラインだ。そしてスタートだ。リーも戻った。初めは良い勝負だ。悦子の父も応援に来ていた。皆が応援するが、スタート間もなく、1艇以上の差が付く。悦子「まだまだ、オールメン、ファイト」。中盤で少し盛り上げる。そこで応援は一層盛り上がる。更にピッチがあがる。ほとんど並びかける。ヒメのラストの声がかかる。最後のスパートだ。ほとんど、並んでいる。メンバーは必死で漕ぐ、そしてゴールだ。全員疲れ果てている。僅差での判定で協議して、「勝者、新海高校」とスピーカーで発表されるかみさんは、体育会系の血が流れているので、泣き出したよ。やはり、いいよね、勝負がかかって、頑張る姿は、本当に泣けるよ。歩けない位疲れている。ヒメ「がんばった」。リー「分かった気がする、楽しく漕ぎたい、楽しいから頑張れると、やっと分かった、ローアウトできたのは嬉しい、皆と一緒に漕げるのが嬉しい、苦しいけど、皆と漕げていると思うと楽しく、力が出た」。悦子「苦しくて、目の端にリーのオールが見えた、一緒に漕いでいる、それだけで嬉しかった、戻ってきてくれてありがとう、リーいなくなって、リーに、どれがけ助けられたか、ありがとう」と涙だ。みな全員泣いているかみさん、大泣きです。ダッコまで、泣いている。悦子「嬉しいな、皆で泣けるの嬉しいな」。リー「また一緒に頑張ろうな」。抱き合って泣く。それを見て、仁美「リーが途中抜けていなかったら、新海に勝っていた」。家族も皆喜んでいる。父親も泣いている。仁美「「届かなかったのは、リーがいなかったから、それが全てだ」。ブーも「よく戻った」。三郎「よく頑張ったな、しのむら」。三郎は「ボートやるわ」。そして、三郎「さゆり」と叫んで走り出した。仁美−−悦子に初めての恋が始まった−−−。つづく。
やはり、青春にドロドロはつきものだ。それは恋だったり、友情だっりする。しかし、仁美が言うように、時間が流してくれる。甘美な夢のような、昔の思い出に浸れるのだ。だから、最後に、久しぶりのボートの勝負をしたが、これが盛り上がった。以前に比べると、本当にメンバーのみんな上手くなっている。本当に練習したんだね。水面をきれいにオールが動く様は美しい。だから、最後の悦子の目の端にリーのオールが見える喜びが共感できる。ただ、横のかみさんが無意味に泣くには驚いた。ただ、新海の田中は何か、ヒールとしてきつい言葉を言ってくれると思ったが、何も言わなかった。来週は、恋のレースが抜きつ抜かれつで始まる。悦子が恋、そうなるとボート部に入った三郎だね。でも、三郎は「さゆり」と叫んでいた。ブーはあくまでも、幼なじみなのか・・・どうなるのだろう。



がんばっていきましょい★★  6艇  平成17年8月16日放送

3年後、女の子は悦子の高校に悦子達を探しに行ったが、もちろん、いなかった。でも、話を聞いたら、会いたくなったのだ。仁美−−もちろん、100%やった、泣いて笑ってボート漕いで、でも、ドベの負け続けだった、私もどう教えていいか分からなくなった−−。高校2年の夏、2年前、海に豚のヌイグルミがあった、悦子はそれを拾う。お好み焼き屋で、一人で悩んでいる仁美「悦ねぇはなごませる、リーはしっかりもの、ヒメ、ダッコ、イモッチも1年より上手くなっている、強くなっている、なのに勝ってん、1勝させたい、くじける前に」。女子部員たちは白板で反省会しているが、負け方も半艇差までになった。そこに悦子がヌイグルミを持ってきた。悦子「これを見ていると、勝てるといっている、勝利の神様で飾っとこう」。しかし、皆は真剣だ。リー「ミーティング中や、もっと練習しょう、朝練やろう、もっともっと練習しよう」。イモッチ「6時は」。悦子「朝6時に集合だ」と宣言する。次の日、悦子は起きて朝食を食べるが、朝練を思い出して時計を見ると、7時半だった。急いで学校に行き、皆に謝る。負けず嫌いのダッコ「みんなやる気になっている、キャプテン、自覚がない、私も勝ちたい」。リー「初日だから、明日は全員揃ってやろう」。放課後、女子部の全員は自転車で部室に行く悦子はブーと話ししないようにしているのだ。それにリーは何となく気づいた。しかし、ブーも話てくれんと怒っている。一緒にいる三郎は「思春期や、遅れてきた反抗期や、お前、女の子と付き合ったことないのか、純情少年、一生女気なくボート漕げ」とブーをからかう。一方、リーは「皆に知られないようにしてくれているし・・・」。悦子「相手はブーやから、話さんでもかまわん」。部室から階段を下りて、悦子はリーに「告白したら、あいつ喜ぶ、もてたことないから、ころっといくかもしれん」と助言した。しかし、それを残りの女子メンバーは聞いてしまった。他人の恋の話に大喜びのメンバーだ。タイトル。
ボートを漕いで練習して、悦子はリーに謝る。でも、リー「別に悦ねぇのせいやない、わかっとる」。悦子「知られた方がいいかも、部会とか二人で仕切ってもらたり、みんなでなら、そういう作戦も・・・」と思ったことを言ってしまう。リー「そういうの厭や、公私混同はしない」。オノケンは1位の新海高校から対抗戦を調整で申し込まれたと男子部員に話す。新入部員も順調に増えている。琵琶湖も夢じゃない。新海をくじいてやれ〜〜と檄を飛ばす。女子部も、仁美「新海の田中から、じきじき申し込んできた、新海高校は大差で勝って気持ちよく、全国に行ける、あんたら当て馬や、でも、くやしさをオールにぶつけろ」。昼休み、イモッチ「夕べ、コーチにひどいこと言われた、太りすぎや、ボートは軽い方がいいと、失礼や」。ダッコは「皆のためにダイエットしろ」とイモッチと大喧嘩だ。悦子「徐々にでいい」。リー「でも、新海に当たるまでには、このままでは、くやしい」。悦子「でも、昨日の煮物うまかった」。ダッコ「真面目に話しているのに、ふざける、朝練は遅刻、リーと関野くっつけようと言い出す」。悦子「面白がってなんか」。ヒメ「悦ねぇは、気を遣っている、ずっと喋っていない、リーのためや」。りー「私のため」。悦子「しっかりするから」。イモッチ「ダッコも腰回りに肉ついとるくせに」。悦子「やめよう」。険悪なムードだ。当然、練習も、うまくいかない。オールがバラバラだ。イモッチ「私一人重いから」。ダッコ「早くやせろ、ヒメも声をだせ」。イモッチ「元はといえば、原因は二人にあるんでわ」。CM。
悦子とリーが話している。そこにブーと三郎がいて、三郎「マラソンで二人とも10位だったら、のどか食堂のカツ丼おごる、駄目だったら、逆におごって貰う」。リー「悦ねぇは苦手だから」。悦子「大丈夫や」。校庭で走り出すが、福田先生や、三郎の見ている中で、悦子とリーは地味にデッドヒートしている。しかし、すぐに悦子はばててしまう。そして、倒れてしまった。三郎とブーが駆け寄る。ブーが悦子を負ぶって、保健室に連れて行く。見ているリーだ。家で、悦子は貧血で元気に寝ている。母も姉も心配している。しかし、パチンコの景品を持って父が急いで帰ったので、母から怒られる。仕方なく父は悦子に食ってかかる。悦子は1週間は鉄剤の注射で休む。仁美「その間、りーにキャプテンを頼む」。リーはノートを見ている。残りのメンバーは悦子の家に集まり、リーのキャプテン就任などを報告する。ダッコ「言い過ぎた、キャプテンは悦ねぇ〜や」。イモッチもおやつを食べない。5kg痩せると決めた。クルーな三郎はラクブーの縦社会で、辞めたのだ。キャプテンたちは三郎をボート部の入れるつもりだ。教室でリーは皆に嬉しそうに報告する。悦子は家を出るが、父に見つかる。悦子は漕がないで見るだけだと言って出かける。そこで、部室の海には、日本代表が集まっていた。悦子もやって来た。ボートを軽やかに進む姿に驚く。仁美が日本代表の練習見学はリーが考えたのだ。参加しているオノケンを通じて頼んだので実現したのだ。リー「負け続けだ、勝つにはどうしたらいいかノートを見た、同じ練習メニューだ、気持ちが上に向くようなことをしたい」。男子たちは「矢野はよく見ている、悦子じゃ勝てん、リーの方がキャプテンらしい、頭で変わる」。悦子「あそこまで言わなくてもいいのに」。CM。
部室の海で、ブーもリーに感謝する。リーは嬉しそうだ。しかし新海高校の田中も代表選手と話してる。悦子が家に帰ると、何と三郎が来ていた。三郎が見舞いで愛読書を持ってきた。三郎「元気そうだった」。悦子「遠いのに大変やった」。三郎「責任ある、10番内に入れなんて、お前が倒れたらあかん、ボート部の大黒柱だ」。悦子「そんなことない、誰も困らん」。三郎「まぶしいと思っていた、いつもニコニコ、嬉しそうに、身体直して、漕いで、ニコニコしてくれ」。これって、告白かいな。悦子と三郎、リーとブー、ほら漢字とカタカナ同士で決まるのだ。悦子もまんざらでなく喜んでいる。お好み焼き屋で、リーが新海高校の強さを聞く。根本満「精神力、ローアウト精神、つまり限界まで漕ぎまくるのだ、完全燃焼できる強さを感じる、距離をこぶ、漕いで漕いで漕ぎまくる」。イモッチはお好み焼き屋でも我慢している。悦子は家で本を読んでいる。家では姉は「あんな綺麗な子と悦子が恋じゃ」。父はかっーと見てしまった。姉「誰か一人を見つける準備期間だ、いつか私も悦子も旅立つ」。悦子は病院で、ヘモグロビンは10.9まで回復していた。医者「学校はいい、ボートはあかん、君あちこちもろそうや、たまに病院来いや」。学校で、悦子はブー「運んでくれたん、ブー」。ブー「ブーいうな、女っ気集まらない」。悦子「エロ、ブー」。リーは「岬まで20kmを漕ぐ、今思い切りあげて、あとはクールダウン、私らもローアウト精神だ、気持ちで負けた、勝ちたいという気迫がいつも足りない、漕いで作りたい、今日は挑戦してみよう」。CM。
悦子の代わりに1年が入って、漕ぎだした。最初は、いい感じだ。男子部も見ている。しかし、イモッチの様子がおかしい。1kmを越えた。悦子はイモッチの異常に気づいた。ヒメもイモッチの異常に少し気づいたが続ける。悦子は海に入って、「オールメン、イイジョー、戻って」と言う。やっと、止まった。リーは怒るが、悦子はイモッチに大丈夫と聞く。イモッチ「平気だ、本当に」。悦子「ごめん」。リー「もう一度やろう」。悦子「待って」。リー「ギリギリまでやらにゃいかん」。悦子「駄目じゃない、無理して分かることない、イモッチはイモッチのままで、ダッコはダッコのままで、ヒメもリーも、いいところ沢山ある、自分たちのペースで楽しく漕ごう、楽しく頑張りたい、ニコニコしていられるチームがいい、イモッチは辛そうだ、辛いと行って欲しい、正直に言うて欲しい」。イモッチ「ごめん、私しんどい、ずっとご飯食べていなくて、力出ない、足引っ張ってごめん、今日はもうやめてもいい、ごめんな」。ヒメ「今日はやめよう」。ダッコもいいと言う。イモッチ「ありがとう、悦ねぇ〜」。中田キャプテン「部員の顔をよく見ている」。リーはちょっと、落ち込んでいる。でも、ブーが待っていて、「お疲れさん、頑張っていた、分かっている、みんな分かっている」。リー「好きよ、関野君が好き」。涙目だよついに告白だった、この時はリーの相武さんを可愛らしく撮ってあるな。こうしてみると、相武さんは本当に理知的な美しく可憐ですね。外で待っていたブーのお笑い顔の悦子は、声を掛けたが、リーは走り去る。仁美「もし本当に神様がおるんなら、どうか、次に勝たせて欲しい、こんなに傷ついて、惨めな思いして、100%の思いで頑張っているのだから、次の試合勝たせて欲しいって−−。リーは次の日も次の日も来なかった。つづく。
この年齢の女子はスポーツすると貧血になりやすいよ。気を付けて下さい。さて、ボート部の行き詰まっていたのですね。仁美もコーチしているが、壁にぶつかって、新しい練習も指導できていない。しかも、20kmもOKを出したんだ。ここらの展開も納得できないな。4話での、あの衝突は何やったんだ。もう一つは、今回のテーマが納得いかないな。悦子のやり方、自分たちらしく、楽しく。でも、明るく楽しだけでは、強くなれない。しかも、悦子はキャプテンだけど、体力が悪すぎるし、遅刻するし、病気持ちだ。しかも最大の難点は、スローダンスの衣咲と同じで、ノンブレーキー女である点だ。リーは理論的で、抑制が効いていて、様々の方法を試みようとしている。積極的に強くなろうとしている。でも、ローアウト精神って、根性論的なスパルタの一種だよね。まあ少し理論的だが・・・微妙だな〜〜。結局、どうして伝説のボート部になるのだろうか? 納得いかないな。恋の行方の方も気になるな〜。何か今のカップルもすっきりしていない。ブーは顔や頭で選ぶとリーだけど、気楽なのは悦子だ。来週はリーがボートから離れる。そして新海との戦いか。ここらで一発感動させて欲しいな。ついでに入浴シーンか水着シーンを出して欲しいな、爆。



がんばっていきましょい★★  5艇  平成17年8月9日放送

さすがに、男子部との喧嘩に、悦子(鈴木杏)は困ってしまう。でもダッコは怒るが、リーは男子部のこと考えていなかったと反省している。男子部は部室を広く使えるので無邪気に喜んでいる。キャプテンの悦子は、話してくると言う。仲直りするために浩之(錦戸亮)に口ぞえしてもらおうと考えたのだ。男子部でも、ブーは悦子にラブだと、男子から冷やかされる。そこで、ブーは子供時にジャングルジムで蹴飛ばしたのだと言う。そこで、仲直りに来ていた悦子は驚いて「絶対許さない」と飛びかかる。結局、悦子「ここも、ボートも使わん、自分らでなんとかする」。タイトル。
話は余計こじれた。悦子は、自分が怪我したことを自慢気にいうのは、許せんかったのだ。ブーも実は元気ない。悦子は「あの人に、頼むしかない」と決意して行く。お好み焼き屋で、オノケンが食べている。人の困った話が好きな女将はオノケンの家がどうなっているか、楽しみにしている。実は、オノケンと仁美は別居しているのだ。悦子は福田先生から聞いて、仁美の実家のうどん屋に行って、土下座して謝る。悦子たち「ボート、オール、トレニング機械も買うてください」。それでも仁美(石田ゆり子)は再びコーチを引き受けてくれることになった。三郎はサッカー部の補欠になった、1年だからだ。ブーにお前は1年でレギュラーだ、しっかりしろ、と言う。仁美は男子部に行き、男子に説得する。喧嘩しているときではないと言うのだ。そこにコーチで夫の大野(池内博之)が来るが、夫婦ゲンカの真っ最中とあっては、説得の言葉に説得力がない。また、夫婦喧嘩が始まりだした。一応、女子は器具を使わして貰えるようになった。男子と女子は海にこぎ出した。女子は男子を追い抜きにかかった。暴走だ。そして、目の前の新海高校のボートにぶつかり亀裂が入った。タイトル。
顧問の福田が走って来る。一応、生徒が無事か聞く。しかし、新海高校のボートに亀裂が入った。新海高校の田中ちえみは「一方的に、そっちがぶつかって出来た、弁償して頂きます」と言い放つ。悦子は家で、一人5万ほどいる、学校でも出すが・・・と母親に頼む。しかし、金はない。悦子は父親に頼むと言う。しかし、父は落ち込んでいるのだ。実は、悦子らが遭難して、父はあわてて探しに行った。しかし、無事見つかって、帰ってきたら、怒っている。そこで、姉が付き合っている人がいる。結婚も考えていると言って場を収めようとする。それで、父はガックリしたのだ。悦子は父に頼もうとする。父「悦子、勉強して、愛媛大に入れ、ずっとうちにいればいい」。悦子は何も言えなくなった。自分の部屋で貯金箱を見るが1850円だった。ヒメは2万円だ。イモッチは家の金物店の商品を持ってくる。そこで、ダッコは家の宝石をパクってくる。財布からカードを抜いてくる。女子は駄目だと言う。そこに福田先生が来て、解決したと告げる。私立の高校なので、こっちで払います。悪いので何かしますと言ったら、新海高校は琵琶湖で人手がいる。そこで新海高校の雑用係になることで決まった。修理代はそんなに大したことない。新海高校は琵琶湖の日の出レガッター全国大会にいくのだ。男子は弱い後半を克服する練習を始める。女子部は、運びものが終わったら、自分の練習は出来ずに、新海高校のボートの掃除だ。男子は、帰ってこないで、向こうで小間使いしていたらいいと言う。CM。
お好み焼き屋で、オノケンと仁美はギスギスしている。そこで主人の満はOB会を開くから、男子と一緒にしよう。仁美はOB会をやるから男子部と一緒に手伝ってくれと頼む。先輩の前で仲良いところを見せよう。歩み寄ろうと話す。悦子に「キャプテンの仕事よ」。お好み焼き屋で、女子は手伝っている。悦子は女子の全員から、喧嘩しないように頼まれる。お好み焼き屋で、OB会の準備をしている。部室ではブーは肩に力が入って、自分だけ力がないと自覚している。先輩は、経験がないからだ、と激励する。そこで、あれを聞かせてやると話し出す。お好み焼き屋に先輩がやって来る。しかし、男子部は遅い。そこで悦子が部室に行くと、男子は全員テープを聞いて、集中して瞑想訓練をしていた。悦子はまたも、その練習の意味が分からずに喧嘩してしまう。悦子は階段でこけて落ちてしまった。男子がお好み焼き屋に行くと、女子は帰ってしまった。男子は大事なことがある。そこでお好み焼き屋の満は「勝つばかりがボートじゃない、たった3年1000日いただけだが、今でもあれだけ話せる、オール揃えた日、負けて泣いた日、勝って大騒ぎした日、お前らには平凡な毎日でも、過去になったら輝いている、楽しんでいる、ボートはこんな時間くれる、将来、お前らだけ、あんなに集まれなかったら、淋しいぞ」。次の日も、男子と女子はぎこちない。イモッチは部室のトイレ掃除をしている。新海の雑用も続く。それを見ているブーたち男子部だだ。さらに、新海での手伝いも続く。CM。
悦子がゴミを捨てようとすると、三郎が手伝う。そこに仁美が来る。OB会から、お金を出して貰ったのだ。これで、新海高校にちょっと足りないけど修理代だと差し出す。しかし、田中は、そんな物入らない、手伝って欲しい。悦子「練習しないと」。田中「必要ない、なんのため?」。悦子「勝つためや」。田中「勝ってどうする、国体優勝、アジア大会代表、世界選手権、日の丸でオリンピックに出る、それが勝つという事よ、そこまで見据えて練習しているの」。悦子「そんあ」。田中「それなら、暇つぶし、単なる部活動だ、そんな程度のあんたらが私らを邪魔した、分かったらオールだして」。悦子「悪いけど、もうやれん、私らも漕ぎたい、好きなんや、田中さんらと同じ」。田中「まるで違うのや、私らの漕ぐオールは重い、上なの、どうしても厭なら、頭下げて、態度で示して」。悦子は「代表して、いろいろすみませんでした、申し訳ありませんでした」。ブーが「やめろ、ふざけるな、みんな意味がある、自分らが上って、ふざけるな、こいつらの何がわかるのだ、女子オート部なかった、でもやりたいとメンバー一人一人集めて、それがどんなにボートが好きか、転んでばかりやったが、信じられんが、よく漕いで、ほんもんじゃ、重いんじゃ、こいつらも」。キャプテンも「こいつら真剣じゃ、部室も綺麗にしてくれた、練習も頑張っている」。ブー「馬鹿にしたら、ゆるさんぞ」。田中「じゃ、次の試合勝って、どれ位か証明して見せてよ」。雨の日、ブーの自転車のサドルに濡れないようにタオルが置いてある。そこで、悦子に返す。ブー「忘れもんかと思った、お礼や、嬉しかった、へたと馬鹿にされた、でも、近くにあんな風にいうてくれるなんて、自信になった」。ブー「許してくれ、ジャングルジムも、お前押したこと、いつか許してもらわにゃ」。悦子「許して上げる」。そんな二人のじゃれている姿をリーは見ていた。そして、屋上に悦子を呼び出して、りー「言いたくないけど、好きなんよ、関野君のこと」。悦子「えぇ、ブーのこと」。リー「見てられない、仲良うしているところ」。3年後、仁美に、それは恋のライバル宣言? いい感じになったら、二人はバチバチになるの? 仁美「表面上は変わらなかった」。冬になった。マフラーしていた。二人は仲良く。でも、少しずつ、小石はさまったみたいに。春になったが、2年でも、悦子、リー、ブー、三郎は一緒のクラスだった。新入部員が入る。大西さんと、市原さん。少しずつ、きしんだまま、でも、オートは進んでいった、次の大会目指して、つづく。
前半は悦子の暴走、我が儘キャラ炸裂に厭になってきた。男子部も、OB会なのに、瞑想なんて、我が儘。OB会って、体育会って、先輩来たら、大変なんじゃないの? 男子部、ひどすぎるヨ? ついでに、新海の田中も、ひどい言い草だ。まあそういうキャラだし、若いからしょうがないかも知れないが。あんたこそ、軽い。重いという人は軽い認識なのだ。コーチの仁美も何だか、いい加減なところで戻ってきた。仁美がやっても和解も進みませんでした。ここらは編集も混乱しているような感じだった。雨降って、サドルにタオル置いても、濡れる。次の場面は返していたが、時間の流れはどうなっているのだ。話が迷走して見えた。後半に、ブーが女子部の下働きを認めて、啖呵切ってくれて、少しスッキリした。そして、リーが悦子に告白した。でも、告白って、男にするもんだろう。そこで、相手の男に決めて貰ってすっきりしたらいいのに・・・。それが最後はマフラーの冬(暑そうだった)から、いっきに春だ。同じクラスというのも、流していった。伝説の女子ボート部だもの、これからどんどん、進むのだろうね。評価は2つ★だ。来週は話がコンパクトにまとまってアップしていくでしょうね。



がんばっていきましょい★★   特別艇  平成17年8月2日放送

やはり、内君の出演停止の影響でしょうか。通常は、ここで総集編はないでしょうが・・・。箸休めです。
メイキングが少しあった。撮影に入る前にボートの訓練をやっていたのだ。合宿初日にボートにのった。意外とオール裁きが上手かった。全員長袖、首にタオルだよ。漕いでも岸にぶつかっていく、笑い。手にマメが出来た。
新人戦の話。撮影の最初は5月だったのだ。ボートが転覆だ、と驚くが、これは転覆のシーンだった。落ちたら、本当に寒そうだった。ボートの撮影は愛媛での撮影だ。しかし、お好み焼きや、部室、家はは東京での撮影なのですね。出演者が移動するのです。大変ですね。



がんばっていきましょい★★★  4話  平成17年7月26日放送

仁美は少女にコーチやった事情を話し出す。3年前、悦ねえは仁美コーチを嫌がっている、つんけんして、厭な予感、シゴクかも知れない。しかし、他のメンバーは合宿に他愛なく嬉しそうだ。みなが「がんばっていきましょい」と声をかける。リーは遊びではないと怒るが、自分なりの西瓜割りははずせないのだ、笑い。お好み焼き屋の満は、心配している。しかしおかみの緑は女同士ではもめ事を起こすと予想する。実は楽しみにしているのだ。ブーは、ボートはイギリス発祥の神聖なスポーツで、礼儀正しく、と説明する。ラクビーは野蛮なスポーツと言われている。しかし、女子部は布団を重ね、その上で悦ねえは馬乗りになって、遊んでいる。倒れると、りーの西瓜も落ちて割れてしまう。そんなドタバタに、仁美は、怒らない。仁美「教えるのは初めてだが、一所懸命やります、よろしく」としおらしい。タイトル。
女子部員はボートに乗っているが、まだ、仁美の指導はない。イモッチが調べたところでは、高校でもノートして、社会人で3位、双子座?B型とプロフィルを語る。ところが、コーチの仁美は、まだ、ボートは早いと、全員、陸に揚げられる。仁美は、ボートの物理的な力学などの理論を説明する。ぼんやり聞く悦ねえだ。しかし、仁美に促されて、他の部員はノートを取り始める。男子は準決勝敗退だ。いつも惜しいが勝てないのだ。男子部員は全員、オノケンに指導して下さいと頭を下げる。オノケンはきびしいぞと檄を飛ばす。女子は陸上で、理論を理解したことで、練習機のエルゴをやる。一生懸命しても、5分の休憩で、さらに3セットだ。悦ねえ「こぎたい」。仁美「変な癖が付いている、きれいに漕げばオールのあとは、透明な渦巻きが残る、あんたらのは泡がある、無駄こぎなのだ、まだまだ、ボート漕ぐのは早い」と一蹴する。全員はぐったりだ。新海も練習を終わった。オノケンが悦ねえにどうやったか、聞く。悦ねえ「ワクワクしない、大事なのは分かるけど、ボート乗ったときのワクワクした気持ちがなくなっていく」。早速、オノケンは仁美に「生徒もいろいろいるから・・」と頑なな指導に助言する。悦ねえの家でも、父は試合を見て、何か思うことがあったようだ。父は高校中退で、突然、この店にきて、働きたいと言ってきた。そんな父に母は一目惚れだった。姉は何度も聞いたが、それが両親の青春だった。合宿所では、女子全員は疲れて寝てしまう。一人頑張っていた悦ねえの怪談は空振りだ。そこで、悦ねえは一人おきだして、ボートをさわって、明日は乗るでぇ〜と言う。CM。
しかし、次の朝も、エルゴで練習だった。それは、綺麗なフォームをしっかり作るためだ。仁美は、手で漕ぐな、足で漕げ、と声をかける。男子はフォームの確認が出来ないので、男子は本当は困っている。そこで、ボートに乗って練習している。結局、女子は一日エルゴだけだった。オノケンはお好み焼き屋と釣りだ。そこで、オノケンは二人とも、お互いを心配していることが分かっている。しかし、オノケンはのめり込んで、練習しすぎで、足を折ったのだ。お好み焼き屋で、男子は女子部に練習を邪魔されている。緑が喧嘩が面白いので、けしかける。そこで女子部と喧嘩だ。でも、ブーたちが、気を利かせて花火とか持って合宿所にきたが、すべに三郎たちが花火をもうやっていた。男子は帰ろうとするがヒメにキャプテンが声かけられた。あれ、リーにも男が・・・。イモッチは両手に男だよ。ダッコだけは一人だ。恋を半年休んでいる。女湯で、恋の話をする。何とヒメだけは、中学でチューしたのだ。悦ねえは驚く。今はボートの事を考えている。湯船の中で、手を伸ばして、ボートだ。キャッチ、ロー。CM。
次の朝、オノケンはブーをレギュラー組に昇格だ。外された男子久保田は最初元気がないが、すぐに買ったばかりのオールをブーに渡す。ムードメーカーだったのだ。女子は今日もエルゴで、フォームの修正だ。みなは合宿の最終日だ、漕ぎたい、と一斉に反発する。ついにキャプテンの悦ねえは「コーチ面するな」。仁美「一度決めたことは帰られない」。、悦ねえ「もう指導受けたくない」。そこで、オノケンが仁美を呼んで話すが、喧嘩になってしまう。その間に女子は勝手にボートに乗ってしまう。オノケン「理屈が先では、厭になる」。仁美「久保田君はムードメーカーだ、変えたのは駄目だ」。女子は漕いで、気持ちいいといている。そして、勝手な方向に行ったのだ。CM。
心配した男子たちは探すが見あたらない。男子のボート部員は探し始める。女子のみなは一層上手くなった。仁美に教えて貰った理論も残っている。足で漕ぐ、オールのあとは、泡が出ない。残ったものは警察に連絡しょうという。仁美は様子見ようと言う。家庭にも連絡が行く。オノケンは「こういうことになる、俺が心配だったのだろう、ボートにのめり込んでしまって、真剣に教えている、お前に教える資格ない」。仁美「そんな風に思っていた、心配だったが、違う理由だ、好きなんやと、あの子ら見て、戻りたいと思った、ボートと仲間があれば幸せだった、何でやめたんやろ、結婚して、家に入ってくれと言われて入ったのは、自信がなかった、でも、あなたの足を見て、後悔した、あの子ら見て、本気でやろうと思った」」。女子はどこまでも、漕ぐが、夕日に包まれ綺麗だ。漕ぐのは楽になった、頭の中がポント出た、あの人の言うことを聞いて、ぐんぐん漕げたら、こんあ綺麗な物がみられるようになるんやな、上手くなりたい、もっともっと、ボート上手くなりたいな」。リー「帰ろう」。そして、帰り出す。少し暗くなって、たき火が焚かれ、救急車も来る。ヤバイと感じて、いそいでこぎ出した。福田先生は警察に謝っている。悦ねえ「何の騒ぎ」。「皆心配している」。勿論、怒られる、悦ねえ「久しぶり漕いで、嬉しくて、でも、分かった気がした、コーチに教えて貰った、基礎が大事やということ、たんとたんと漕いで初めて分かった、すみません」。仁美「私は漕ぐことを許していない、心配かけて、もう教えん」。オノケン「あんな風に俺との生活に耐えていたことしらなんんだ、俺はボートやめられん、好きにしたらいい、別々にやったほうがいい」。仁美は返事もしないで行く。家族も電話で安心している。しかし、ほっとけといた父は車を走らせている。悦ねえ、「また謝る」。しかし、ブーは久保田からのオールを使っていたので、怒りが出てきた。男子全員から「お前らとはようやらん、ここから出て行け」と言われる。つづく。
今週は、仁美コーチの指導が登場してきた。そして、恋の話が登場だ。ダッコは恋多い女でも、半年恋人いない。他は清純で、生まれた年齢と彼氏いない歴が同じだ。田舎臭くて嬉しい。この入浴シーンのサービスも有り難うです。青春だね〜〜。ところが、予想通りに仁美の指導方針に最後で反発した。やはり、仁美の練習のエルゴばかりじゃ厭になるよ。女子コーチの生真面目さのためでしょうか。悦ねえの海の風を切りたい。それは想定内だったが、それが、オノケンと仁美の夫婦関係まで影響するなんて、重すぎる。仁美は結婚するときに家に入って、専業主婦になったのか。難しいな〜〜。そして、最後は男子部からの反発までくる。しかし、半分はエルゴを独占した仁美のせいだよ。悦ねえが悪いのは、オールを勝手に使ったことだが、それは他人には分かりづらい。大きく、これは大事なオールとか書いて欲しいよ。後は勝手にボートで帰ってこなかったので、警察まで来たことだ。これは悦ねえも、早く帰ってこないといけなかったね。でも、エルゴの練習で本当に上手くなったよ。フォームが綺麗になっていた。最後に、中日新聞に脚本家の大森美香さんが、このドラマがすきだけど、一回短縮になったと書いてあった。その分は総集編になるらしい。そうそう、三郎役はジャニーズでメンバーが変わったが、このドラマいつ撮影しているのだ。今撮って、すぐに編集して放送しているのだろうか。三郎の所だけ、取り直したのだろうか、詳しく見ると謎は解けるかも知れない。先週は三郎の姿らしいところはボカシが入っていたらしいが・・・ まあがんばっていきましょい、今週は波乱への序章ということで、ちょっと、評価ダウン。試合だと燃えるけど。



がんばっていきましょい★★★★★  3話  平成17年7月19日放送

いつものボート部で、カップ麺を持ってくる。二つだ、仁美は自分の分だと思う。でも、一人で食べるという。そして、高校いかなくていい、勉強しなくていい、フリーターだと話す。仁美「ゴールとスタートのふたつだけ」だと言う。3年前だ。ヒメは皆に靴下を編んでいる。男子の部長はそんなヒメに見とれる。。悦の通知簿をブーは見た。恐るべき成績で、1と2だけだ。早速、みんなは部室で通知簿見せ合う。ダッコは5、4ばかりでいいのだが、リーはほとんど4だが、前はよかったので落ちたという。男子は決勝進出だとオノケンから喝を入れられる。。悦も皆で、「新人戦で初めてだ、目標は決勝進出、夢はでっかく、目標は大きく、心は丸く、四角は豆腐、おでんのコンニャクは三角、がんばっていきましょい」。試合は1000mで1kmだ、長い距離をこいでみる。イモッチはUVケアだ。新海高校のちえみが悦たちを気にしている。早速こぎ出すと、進む。結構、様になった。ヒメは声が上がりすぎる。「こげ〜〜、もっとこげ〜〜」。さすがのキャプテンも退いてしまう。新海のちえみは「敵やない」。タイトル。
男子部と、お好み焼き屋で食事前は、キャプテンは「我が校の漕艇は、セイシガットクノ修行なれば、ソウシシツメイヲさけず、一漕ぎ一漕ぎ、吐血の思いをなして、漕破すべし」と難しい部訓を読み上げる。女子は驚く、食事を沢山食べる。皆が来てくれるので売り上げが伸びて、根本夫婦は仲が良い。悦はオノケンに見てくれと頼んだ。仁美に見てやったらというが、悦はオノケンにお願いする。仁美は断るいる。沢山食べてソースを口に付けたヒメは新人戦までだ。ヒメ「家には母がいないので、父や兄の世話をしないといけない、だからいてやりたい」。悦「それなら、余計、新人戦頑張ろう」。練習が始まる。オノケンはひとりずつ漕がせる。砂浜でダッシュ練習だ。悦は転んでしまう。そこでオノケンから特別メニューを悦は言われる。悦「皆に伝える」という。オノケン「お前だけだ、筋力もおちる、お前が大穴や」と言われるショックだ。勉強もボートも駄目だ。元気さだけか。CM。
悦は皆と一緒に勉強だ。父は機嫌が悪い。通信簿を見て怒っている。1、2だ。悦も、特別メニューを見せる。姉の法子は驚く。仲間も噂の京大の法子を見て尊敬だ。イモッチ「いいところ全部持って行かれた、冗談、冗談た」。朝、早起きて、悦子はランニングだ。しかし、へばって堀本3丁目から、バスに乗っている。学校は終わってから、早速練習だ。終わってから、皆は泳ぐ。ダッコはビニキだ。皆はスクール水着だ。サービスシーンです。悦子は一人、エルゴで漕いでいる。皆がボールが新海のちえみの所にいく。ちえみはサッカー部の中田の中学の時同じで知り合いなのだ。昔から、ボートやっていて、シングルスカルで優勝して、留学もしている。お好み焼き屋で、新海が強敵だという。福田先生は顧問だが、「勝つつもりか」と聞く。皆は「うん」と答える。福田「こんな奴らがいるのでフランスが百年戦争でかったり、ベルリンの壁が崩壊するのだ」と納得している。福田はくじ引きで決まったのだ。部室に集まる。悦は特訓しないでも○を付けている。しかし、悦の頑張っている姿で、リーはそれを見て「自分も頑張ろう、私ら付いていくけんねぇ〜」と言われる。新人戦が終わったら、成績の事もあって、やめるつもりだったのだ。皆が漕いでいるのをみて、福田先生は弁当が変や、男子部員は悦の漕ぎ方が変だと見抜いている。悦のランニングもさぼりがちだ。それをビーにサボリを見つかる。悦は「うるさい、はよいって」。ブー「疲れているのか」。悦「疲れていてもいねない、私キャプテンや、これ以上みっともないところ見せられん」。ブー「俺みたいになるぞ、それでサッカーやめた、俺、活躍していた、キャプテンとして、最後の試合、本当は調子悪かった、でも、無理して出て、反則して、相手蹴って骨を折った、もう、サッカーやれん、嘘付くと負けると思った、自分に嘘付くと必ず負けると思った」。家に帰るが悦は元気がない。父は「勉強しないのだ、法子に見て貰え、何を考えている」。悦「とうちゃんに分からん、ねえちゃんばかりみて、良いところねえちゃんに持って行かれて、駄目な子や、そう思っているのだろう」。悦は一人部屋で苦しんでいる。CM。
ボート部で新しいユニフォームが配られる。しかし悦は今一つ元気ない。いよいよ、明日だ。ヒメの最後だ。スクラムして、全員で「夢はでっかく、目標は大きく、心は丸く、四角は豆腐、おでんのコンニャクは三角、がんばっていきましょい」。バスに乗る。悦は食欲もなかった。母はドキドキしてきた。父もちょっと興味ないと反発している。バスは会場につく。応援も来ていて、盛り上がっている。ちょっと萎縮してきた。オノケン「練習を信じて、思い切っていけ」。湖なので水質が違う、オールが重い。応援にも緊張しているようだ。悦がリラックスというが、余計緊張が明らかだ。オノケンやお好み焼き屋も来ている。ヒメも緊張だ。用意はいいか「しょい」。他の高校「はい」。用意、ゴーで旗が振られてスタートだ。最初みんなのボートは曲がって進み、新海を邪魔してしまう。その後自分のペースで行くが、ボロボロだ。ピッチも遅い。新海の「お嬢さんクルーに負けるな」と言われる。みんなはバラバラだ。ヒメの指示も動揺している。圧倒的に遅い。みなは応援する。新海は揃っていて、500mを通過する。松山は250mだ。お好み焼き屋「あるんはゴ−ルのゴール、スタートのゴール、2つだけ、レースにあんるのはふたつだけや、ただゴールするだけのゴールと、次の一歩踏み出すスタートになるゴール、あの子ら次第だ」。父も見に来た。その後、周りにいなくなると、自分のペースで調子が上がってきた。揃ってきた。ヒメもピッチ上げていこうと、声が弾みだす。ところが、リーがシートを飛ばしてしまう、次にイモッチがオールを流してしまった。そこで、艇は止まってしまう。CM。
皆が見守る中、審判が棄権しますかと聞く。イモッチ「やめよう、皆が見ていて恥ずかしい」。その時、悦は父の顔を見つける。そして、父は「みっともないレースして」と去ってしまう。悦はこれまでの事を思い出す。そこで、ボートをやりたい、と言う思いが蘇る。悦「このままでは、駄目なままや、当然や、見て貰えんで当然だ、逃げていた、おとうちゃん、えにこひいきやとか、どうせ私は駄目やと、そんなこと言って、逃げるようにボート始めた、でも、そんな甘い物じゃなくて、本当はさぼっていた、特別メニューやっているふりしてさぼった、私みんなに嘘付いた、また逃げたら、本当に負けや、ここで逃げたら本当に負けや、私、もう辛くても逃げんよ、最後まで、がんばっていきましょい」と一人で漕ぎ始める。ヒメも声を出す。それで、みなは漕ぎ始める。泣けましたね。イモッチはオールがないので、声だけだだ。声だけは湖に響く。皆が声援し出す。750m、皆の拍手で父も、立ち止まる。最後まで漕ぐ。ゴールだ。本当に疲れた。でも、満足感が残る。福田先生が暖かい拍手をする。そして全員の拍手だ。終わってボートを手入れする。ヒメは手編みの靴下を渡す。ヒメにみなはご苦労さんという。ヒメ「このままじゃやめられん、あんな負け方じゃ、勝つまでやめられん」、ダッコ「私たち、お嬢さんクルーじゃない」。イモッチ「色白に戻れない」。仁美「駄目な試合やった、でも、それはスタートのゴールやった、明日8時集合だ、練習みるけん、ボート教えるけん、あんたたちに」。つづく。
ベタベタで予想通りだった。結末もミエミエだった。最初の試合だもの、うまくいくわけない。その通りだったのが好感を持ちました。ボートに付いての悪戦苦闘だから、感動した。それはやはり、ボートで負けて悔しかったからだ。本当に、泣けたな。かみさんも泣いていた。悦が最後に頑張る。逃げていただけだ、と悟る。そして、ゴールした。それは仁美も認めるスタートだったのだ。感動した。キャラも分かってきて、いい味を出していますね。ヒメは可愛いし、ダッコは白のビキニのサービスシーンでセクシーだ。リーは勉強にも気になるよい子ぶりで清楚だ。イモッチはボート部なのにUV対策だとお笑いと癒しだ。悦ねぇが一番凄い。やはり、ボートへの思い、これが逃げてきた自分から抜け出し、事故実現するという強い意志を感じた。やはり肉体能力はないかもしれないけど、キャプテンだ。杏ちゃんのクルクル変わる表情が今回はピッタリだった。そして、あまりに無惨な敗北だったが、見る物を感動させ、父を振り返られた。仁美もやる気にさせた。何かを訴えたのだ。凄いぞ。やはり勝負となると、燃えますね。ところで、内君は出ていませんでしたね。ストリー上のことでしょうか(出なくても違和感なかった)、やはり例の事件ですか? 来週からは仁美がコーチになるが、仲良しグループから、仁美に押さえつけられるから、反発するよね。予想通りですが、女の子たちが生き生きしているから、来週も楽しめそうだ。



がんばっていきましょい★★★★  2話  平成17年7月12日放送

仁美がペンキを塗っている。そこに少女が来て、仁美「根性たたき直せ、最悪だ、あんた、ダッコみたいやね」。そこで、3年前になる。多恵子は足をくじいて、三郎にはおんぶされて学校に来た。皆が注目している。イモッチが「離れろ、みとうない」と怒っている。悦子は「青春ですね、若いねぇ、一緒に弁当食べたいなんって、取りあえずメンバーが揃いました、みんながキャプテンというので、新人戦にでようかな〜〜」。福田先生「一人足らん、不安じゃ〜」。ダッコは「つまらんから、やっら、あんたに気はないから、誤解せんといて」。4人は放課後、部室に行く。男子部キャプテン安田が指導する。もちろん、安田はヒメに一目惚れだ。その前にイモッチが帽子を渡す、UV対策だ。安田「日焼け気にしてボートできるか、没収だ」。早速、悦子がボートに乗ろうとするが、バランス悪く、落ちる。4人が乗り込んで、オールを漕ぐが、傾いて落ちる。そこで、ヒメは早速辞めると言い出した。体力が自信がないという、体育の成績も悪い。そこで、メンバーが減ることを怖れて、悦子は多恵子を誘う。多恵子の父親はボートをやって、有名な選手だったのだ。しかし、多恵子は入って良いよ、練習見に行くと言う。タイトル。
悦子「言うってみるもんや」。ヒメにぞっこんの安田はヒメに「コックスになれ、身体小さくていい」と言う。しかし、利絵と多恵子は仲悪いので、自分が辞めるという。そこで、多恵子は帰ってしまう。家では父が姉の法子にカラオケ行こうという。父はサブちゃんの「祭り」を聞かせたい。法子は嫌がっている。悦子が待っているが、来ない。CM。
男子はフラッグ争いでの練習だ。一方女子ボート部の練習は進まない。悦子は尻を外す、利絵は酔ったようだ。そして、ヒメはコックスになった。しかし、自転車での帰りに皆は、食べる話になると元気でまとまった。ワッフルを食べるが皆元気だ。そこで、悦子は多恵子を見つけ、声を掛ける。悦子「明日くるん? まっとんった」。多恵子「席だけ置いておこう、うるさいので、ボートならとうさん喜ぶで、それでいい、日焼けして、色気もない、まさか、本気にしているとわ〜〜」。さすがに悦子もお怒りだ。多恵子は家に帰る。立派な家で、父のボートの賞状とトロフィーが一杯だ。悦子も家で、ブーに会う。ブーはボート部に多恵子が来ていたことを知らせる。家では父と姉がカラオケに行くというが、悦子は断る。姉はバトミントンで全国に行ったので、父は悦子も県大会や全国大会なら行くと言う。悦子は一人で残る。次の朝、悦子は多恵子に声を掛ける。そうすると、利絵「別のメンバーを探そう、あの子にこだわるのなら、キャプテンとして認めない」と言う。授業で、担任は悦子に最後に成績を渡される。成績順に渡したのだ。悦子は追試で、補習だ。そして、部活は禁止だと言われる。ボートの上で、悦子は泣いている。部活禁止だ。ヒメに勉強しろ、イモッチには勉強を教えて上げる。利絵も、新しいメンバーは私が探す。皆から励まされる。CM。
終わってボートに所に多恵子の父がやって来る。そこで、利絵が話す。そこに仁美も見ていた。お好み屋で仁美は「ゴムボートみたい、プカプカ浮いていて、楽しそうね」。顧問の福田先生に仁美「新人戦は無理だ、手に豆作って潰して、身体壊して、フルプレッシャーだ」。小日向「素質あると思わん、楽しめるのも才能のうちや」。多恵子は家で一人で弁当を食べている。そこに父が帰ってくる。悦子は学校に行くが、ビーチフラッグがあるのだ。姉は父に悦子に歩み寄れと諭す。そして、ビーチフラッグの大会に皆出る。そこで勧誘のチラシを持ってきて配るのだ。各部での対抗だ。ボート部の初戦はサッカー部だ。ブーは気合い入っているが、三郎は「何でも出来る、すぐに飽きて、熱くなれない」と呟く。早速、試合が始まる。ブーと三郎だ。悦子はブーを応援する。そこに多恵子が来て、利絵に食ってかかる。利絵は多恵子の父には本当の事を言った。利絵「金持ちのお嬢さんは何をやってもいい」。多恵子「父は他に女がいる、母は何日も見ない、それでも、恵まれているというのか」と怒る。ビーチフラッグは三郎が勝った。悦子は多恵子が来たことを他のに説明する。悦子「分かる、私もボートないと、ただのオチこぼれだ、何かやれば変われる、そう思って多恵子もきたのだ」。そこに担任が来て、追試のことを言う。悦子「忘れていた」。CM。
家で勉強を始める。おばあちゃんが見て驚く。悦子は徹夜したのだ。多恵子も家で父に話す。その日は悦子は眠そうだ。利絵のチェックもあって、利絵から大丈夫とお墨付きを貰う。しかし、悦子は多恵子を見つけた。多恵子「ボート部に入る必要なくなった」という。悦子は追試をほったらかして、多恵子と一緒に電車に乗る。そして、海の道を歩く。海の堤防で、多恵子「何でついてくる」。悦子「来てもた」。多恵子「離婚するのよ、親、夕べ聞いた、確かにもし、ボートやったら、両親も変わるかな、仲直りのきっかけ、けど、意味なかった、ほやから、いいのよ、ボートは、二人が駄目なのはよく分かった、早く出直すのはいいかもしれない」。夕日の下で、悦子は無言だ。悦子「何もいえん、私は子供じゃ、でも、一所懸命なんやな、菊池さん一生懸命や、私好きや、一生懸命の人。そこに利絵がきて、「試験始まった、戻れば許してくれるかもしれん」。悦子「かまわん、菊池さんといる、私の友達や、こんな悲しい顔しているの、ほっとけん、部活も大事な友達作るためや、だから、菊池さん一人にしとけん、友達や」と手を繋ぐ。悦子「ずっと一緒にいる、好きなだけ、黄昏れていいのよ」。多恵子もちょっと泣きが入る。そして、二人は泣く。多恵子「私、ボートやりたい」。横で、利絵は見守る。夕日が美しかった。−−−こうして、5人やっと揃った−−−。悦子は試験受け直して、お仕置きを受けて、女子ボート部が出来た。皆はあだ名で呼び出すことになった。悦ねぇ、リー、ダッコ、イモッチ、ヒメだ。新開高校も練習に来ている。ライバル高も出現だ。つづく。
ユルユルだけど、松山のローカルなのんびりした感じだから、良いでしょう。担任も怒っているが、許してしまうのだろう。地方のドラマということで成立する美しさだ。でも、おじさんは、追試の方が大事だと思ったが〜〜。それにしても、今回のメインの多恵子の家庭の事情も浅いな。定番すぎたよ。しかも、多恵子の登場のせいで、三郎とブーのジャニーズの、ビーチフラッグ対決は盛り上がらなかったよ。これは編集ミスでしょう。それに、どこの部が優勝したのだろうか。ジャニーズ目的の女性視聴者は怒っているだろうな。さて、ボート部はメンバーも揃いました。ヒメは最初から、身体小さくて無理だと思ったが、コックスなのか。最初からそのつもりですね。ピッタリだもの。しかし、まだ、ボートの方は未熟です。今回でメンバー揃った。これからは愛称で書くことにします。ライバルも登場しました。定番で予想通りだ。本筋以外でゴタゴタするのはウォーターボーイでこりたので、これでいいよ。ありきたりで、ひねりを入れずに、ボートでの苦労と青春を描いてくれ〜〜〜。それにしても、夕日で多恵子と悦子が黄昏れる(これは死語じゃない、渋いよ、悦子)ところは、なんだか同性愛かと思うような怪しさだった。でも、悦子の分かりやすい友達作って青春したい思いがストレートに出ていて良かった。とにかく、おじさんは杏ちゃんのくるくる変わる表情と、元気な女の子を見ているだけで嬉しい。
最後に車のポルテのCMに仁美がでて、ボート部がでて、「がんばっていきましょい」だよ。完全にタイアップだよ。驚いたな〜〜。かみさんが悦子の杏ちゃんを見て、杉田かおるに似ていると言い出した。名子役は同じ人生を歩むのだろうか。おじさんは違う、と思いたい。堅実な人生を歩んで欲しいな。




がんばっていきましょい★★★★  1話  平成17年7月5日放送

2005年夏、愛媛県松山市、海の近くの第一高等学校のボートの部室に女の子がいる。「漂流する」と言っている。そこに仁美がやってきた。仁美「あの子たちの大事なボート、あの子たちは私にもう一度青春をくれたんよ」。ここで写真が写っている。だから、このメンバーが集まることは分かってしまった。3年前だ。悦子は洗濯屋の配達用の自転車で走る。電車を追い抜いたよ。中崎が学校で、多恵子たちに囲まれて泣いている。利絵は顔を隠して通り過ぎたが、悦子は駆け寄り、悦子「また同じ学校や、嬉しい、何で泣かしよる、可愛いからおもしろくないのか、いじめるのか、姫だるまのように男にもてた、私は男女と言われていた」。中崎はコンタクトを落としたのだ、一緒に探してくれた、と言う。謝る悦子「こうしてみると、3人とも大人ぽいな」。始業式だ。校長(藤村俊二さん)の99周年、来年は百周年だ、長い訓辞だ。今年は感動がテーマだ。ところが悦子はコンタクトを探している。そこに三郎が通りかかり、コンタクトを見つけてくれる。悦子も三郎に恋の目つきになった。講堂に入るとき、三郎「この扉開けたら、高校が始まる、決意を決めているのか」。悦子「決めている、ボート、春に半日家出したが、その時、見た、震えた、それで思った、大事件は音もなく起こるもんやな、私、あの海が忘れられない、絶対入りたい」。三郎「人間の細胞は日々再生される、1週間もすれば、外見は同じでも、違う人間になっている、だから、やりたいことやればいい」。悦子「いいこというな」。そして、二人は講堂に入る。生徒会長の中島「第一高、がんばって、いきま〜〜しょい」を大声で繰り返す。タイトル。
悦子がボート部の顧問の福田先生に行くと、男子部しかない。女子部がない。担任が遅刻を怒りに来る。悦子「反省しています」。帰ってきて「ないなら、ボート部員探してくる」。悦子は声を掛ける。ブーは小学校から一緒だ、小さいときは太っていたので、ブーなのだ。クラスで利絵から「目立ちすぎている、今の時期、ポジショニングが大事、グループA、見た目、勉強も運動も出来て自信がある小たち、グループB、ほどほどの普通の子、仲良くしたほうがいい、グループC、変な子や、変な子と思われたら大変や」と忠告される。悦子は自転車で帰る。バッグには海の砂が入っていた。帰り、男子ボート部の所に寄る。男子は全員大歓迎だ。女子マネジャーだと思ったのだ。中を案内して貰う。「一艇ありて、一人なし」の額を見つける。遭難してボートごと沈んだ、誰一人逃げ出したものはいない、最後の最後までボートを漕いでいた。そこから来た言葉だ。そこに、ブーがいた。CM。
部室は汚い。ブーとは小学も一緒だ。ブーはサッカーのプロになって金儲けするのだった。ブーから悦子がこの高校に入れたと驚かれる。そして、悦子の家は洗濯屋だ。母が新しい機械をかおうとするが、父は腕だと話す。ばあちゃん、値段を下げないと、何じゃ婿養子、と言われる。ブーと男子は練習に行く。マネジャーと思って、雑用から解放された。しかし、帰ってくると、悦子は練習していた。悦子「漕ぎたい、ボートを、必ず女子部できるまで、練習混ぜて下さい」。悦子が家に帰ると、姉の法子が帰っていた。父は食事の食べ方まで姉にうるさいのだ。しかし、悦子には関心がない。親子喧嘩しているのだ。父は姉をひいきしているのだ。部屋で足に鎮痛スプレーだ。高校で悦子は利絵に親子喧嘩を話す。姉はバドミントンの強く全国行った、勉強もできて京大に入った。父の希望の星だ。それで、頑張って奇跡のこの高校に入ったのだ。すると、父は困ったな、姉の仕送りで手一杯なのだ。それで、厭になった。それで自転車で家出して、初めてボートを見たら、気持ちががフルフルしたのだ。ギュギュと絞れた心が、フルフルした。その時の感動で、砂をとっといた。フルフル記念だ。瓶詰めの砂だ。CM。
クラスでも、ブーがボート部の本を見ている。するとブーに心惹かれる利絵は、ボート部に見に行くという。真由美は三郎をストーカー風に見つめている。高望みだ。そこに多恵子が三郎に彼女いるか聞く。三郎「ノーコメント、うっとしい」。隠れている利絵は「多恵子とは、塾も一緒だったのだ、受験した学校も一緒、許せんかった、あの子は出来るのに、投げやりで許せなくて、カンニングをチクッタのだ」。早速ボート部に行くが、汚さに驚く利絵だが、悦子は馴れた。利絵「誰か好きな子がいるか」聞く。悦子「マネジャーじゃない、漕ぎ手や」。それを足を怪我したオノケンが聞いていた。夜、オノケンと仁美が、お好み屋で食べている。主は仁美に女子部のコーチを薦める。家では姉はボートしていたら、体力使って、授業について行けないと助言する。試験で、悦子は雪だるまを書く。担任から聞かれ、悦子「手も足もでません」。おいおい、将来が心配だ。CM。
悦子はポスターを貼る。中崎にも誘うが、断られる。利絵もテストは駄目だった。トイレでついに、利絵は多恵子と会う。早速、口で喧嘩を売る。利絵も負けずに、多恵子に利絵「やれば出来るのに、塾でも男の子と話していた、どこぞのお嬢さんやて」と言う。多恵子「あそこは親が受けろといたところや、ここは何もせんと受かった」。そういうと多恵子は利絵をトイレに押し込んで、水をかける。悦子はちょっと、多恵子に逆らえなかった。部では福田顧問がオノケンと仁美の夫婦を紹介する。仁美は最後の女子部だったんだ。オノケンから悦子に乗ってみるかと言われる。喜ぶ悦子だ。CM。
悦子はボートに乗せて貰う。カウンターで100になると報告するのだ。顔に水がかかって、カウンターを落としてしまった。部員たちは「掃除させとけばいいんじゃ」。それで、悦子は飛び込む。取ってきたようだ。福田顧問やオノケンから、慰められる。悦子「女子部作りたいが、あんな失敗したら、焦って飛び込んだ」。仁美「何かあった? 逃げるように、この部に逃げ込む、くさくさしていると、海でボート漕いで気持ちよさそうや、そんなもんやない、ボートをなめんといてや」。CM。
悦子は家で「人生は厳しいね、やりたくてもやれんことがある、願っても叶わないことがある、それが人生じゃ、わからん、私逃げとるだけじゃろか、姉ちゃんなら」。ばあちゃん「牛は牛なり、馬は馬なり、立派に役にたつ、比べることはない」。学校に行くと、ブーが「やめるのか」と聞く。体育の時間期を抜いて、真由美に足をくじいた。真由美は三郎に告白したが、駄目やった。真由美「逃げて、誤魔化すより、動いた方が後悔はない、また、強なった」。前向きですね。ビーはボートの本を貸してくれる。悦子はクラスの黒板に「女子ボート部を作ろうと思います、入って下さい」。クラスを回って、勧誘しまくる。1組では、多恵子は出て行けと言う。三郎が「聞いてやれ」と声を上げる。悦子「人間の細胞はどんどん生まれ変わる、今感じていることをごまかせない、周りの顔色を伺うのはいや、ボートでピッタリすすみたい、深い友達が欲しい、濃い高校生活をしたい」。三郎のセリフのパクリだよ。その日のボート部に、利絵がやって来る。利絵「私も思った、泣きそうになった、その場にあったもの、記念に持ってきた、私もボートに乗ってみたい」。そこに真由美、中崎もやってくる。こうして伝説の女子ボート部が始まった。3年後、仁美は写真を見て、「まだまだ出航できんかった」。つづく。
おじさんは杏ちゃんが大好きだ。「六番目の小夜子」以来だ。ちょっとオーバーなくらい元気だ。演技も過剰かなと思うが・・・。話の内容は、ウォーターボーイを思い出したよ。でも、まあ、簡単にメンバーは揃ったようだ。コーチも決まったようだ。余り、こんなので手間取るのはいやだ。ボートで悪戦苦闘する姿で話を進めて欲しいですね。女の子は可愛いし、素朴そうで、結構、熱血がありそうだ。この古くささも、おじさんは好きです。ひねくれている多恵子も、ひどいイジメとか問題行動もないようだ。良かった。そこにジャニーズの錦戸君と、内君が加わって、女性の視聴を集めようと言うのだろう。熱い夏はこれ位が楽しくて良いよ。夏クールは意外と序盤は楽しそうだ。ただ、中盤で中だるみしそうだな。心配だ。