ドラゴン桜 TBS 金 22時
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人気コミック『ドラゴン桜』をドラマ化した。おじさんは勿論見ていない。阿部寛扮する弁護士・桜木が、経営難の三流高校の再建を任される。桜木は生徒を東大に合格させ、超エリート校に変えようとする。
タイガー&ドラゴンの後に、ドラゴン桜になるのか? 関係ないと思うけど気になるな。学園ものですね、色々のドラマでさんざん描かれましたから、ちょっと難しそうだ。最後の弁護士の阿部寛さん、長谷川京子さんは、まあ普通に演じてくれます。問題が生徒ですが、これも微妙だな。長澤さんは期待していますが・・・脚本は秦さんですが、いつも破綻する印象があるのです。87%も見事に破綻してしまいましたからね。期待は★★〜★★★です、予想も★★くらいかな。
ドラゴン桜★★★★ 11話 最終回15分拡大 平成17年9月16放送 簡単に書くよ
センター試験が終わった。水野を誘って、龍山の特進教室での採点に向かう。各先生が採点する。結果、奥野662点、小林656点、緒方651点、香坂649点、矢島645点、水野636点だ。桜木「6人全員センター試験、無事突破だ」。各先生は「良くやった、エクセレント」とほめる。皆は喜ぶ。理事長もお金使えるかもと喜ぶ。しかし、生徒はすぐに座って、授業体制だ。もう2次試験への準備に入っている。桜木「あと35日だ、気合い入れていけ」。柳先生「数学は数字を埋め尽くせばいいものでない、出題者に対して問題の解き方を分かっていますと、アピールすることが大切だ、解答の序盤で文章で方法を説明する」。阿院先生「答えが出たら、単位の確認と、極端な数値を当てはめてみることで、間違いがなくなる」。芥山先生「古文、漢文を読むときはキーワードになりそうな言葉に線を引く、よい文章にはよいリズムがある、心の中で音読することで、長文問題も早く正確に読める」。川口先生「東大英語は、リスニングが始まる45分が勝負、この時間に確実に点の取れる、長文読解と和訳問題を片づけよう、英作文まで手を付けられるとOK牧場です、これらはDon't forget」。皆はフリも真似をする。水野は病室で勉強している。母が「私も頭良くなるような気がする」。水野「なれるよ、だれでも、ちゃんと勉強すれば、必ず頭良くなれる」。東大試験前日だ。桜木「特進クラス最後の授業だ、皆に一つ言う、前にも言ったが、俺は東大が好きでない、東大言っただけで人生成功したと思っている奴ら、目の前の奴が東大出たと知った瞬間に卑屈になる奴ら、みなゲス野郎だ、そんなゲス野郎が大量に出てくるのは何故だ、井野、矢島、水野」と聞く。皆答えられない。桜木「それは日本中の大半はチャレンジせずに、東大を越えられない壁だと、決めつけているからだ、勝手に諦め、勝手にあがめ、勝手にコンプレックスを抱く、成功している人間は才能があり、自分は努力しても無理だと、思いこんでいる、それが自分の人生をどれだけ、窮屈に縛り上げているか、世の中に越えられない壁はない、だから、出来ないという先入観を持つな、お前らが1年巻き続けたバカ・ハチマキ、本当は1年ではないはずだ、物心ついてから、ずっとこのハチマキを付けてきた、だが、もうすぐ自由になれる」。勇介「見てると嫌なことばかり思い出す」。香坂「私も」。緒方「バカ扱いはごめんだ」。麻紀「絶対受かる」。桜木「バカにされた日々を思い返し、その悔しさを試験にぶつけろ」。皆はハチマキを締める。そして、またも公式を叫ぶ。桜木「全員勝って、東大に入れ」。タイトル。CM。
試験初日だ。朝、勇介の母「不思議だ、1年前はおとうさんがいて、工場も機械が回って・・・」。勇介「まさか、俺が東大受けるなんて」。母「そうだね」。勇介「何もない、空っぽの家もいい、これから詰め込める、いつか稼いで楽させてやる」。母は火打ち石で激励だ。奥野は弟にお互い頑張ろうと言うが、弟は「余裕だね、俺は秀明館で東大受かるのは当たり前と思われているから、兄貴みたい落ちて当たり前とは違う」と喧嘩を売るようなものだ。緒方も、父「本当に東大受けるのか」。緒方「冗談で1年勉強できるわけない」。父は舌打ちした。麻紀「周りはみんなメロンだ」。水野は店に行ってきますと言う。赤門では井野が待っていた。確認した。そして、円陣を組んで、檄を飛ばす。桜木は特進で座っている。会場に入る。一人一人に問題が配られる。国語だ。9時半に開始だ。一息ついて、問題を開く。古文の更級日記だ。注釈も見る。漢文は人物を抜粋する。論理的なので大筋を読み取る。着々と出来ているようだ。数学、線分は積分で求まりそうだ。立体図形は平面に切って考える。最小値最大値の問題だ。計算が多すぎる、問題の解き方だけ書いて、他の問題へいこう。一日目は、おおむね順調だ。皆で帰る。勇介は水野の病院に付き合う。緒方は麻紀に例の約束Hは? 麻紀「受かったらね」。奥野「僕は?」。そこに奥野の弟が来る。そして、サンドイッチも差し入れて貰う。喜んで、すぐに食べた。病室で母から「東大生カップル誕生」とからかわれる。そして、帰る二人を母は送る。でも、半身麻痺でリハビリを始める位で階段は無理だろう。突然「新しいお父さんを探そうか」と言うと、倒れた。勇介が必死でかばったが、二人は会談を落ちてしまう。CM。
病室で待っている。保存的に薬物で見ていくと医師に説明される。しかし、勇介の右手をみて、骨折と言われる。2日目。井野が待っているが、奥野は腹が痛い。調べると10日も賞味期限が切れていた。勇介がギリギリ来るが、ギプスをはめている。反対の手でも書ける。水野の母が倒れて意識がない、意識が戻ればやってくる、自分たちで集中しよう、と伝える。皆は暗くなる。井野「動揺したままで、自分のせいで力出せなかったら、水野さんは喜ぶ? 私はここで信じて待っている、皆は試験に集中して」。皆は少し気を取り直して、会場に入る。9時半に開始だ。理科だが、力学で躓く、電磁気の問題も力学だ、皆は苦戦だ、奥野はお腹が調子悪い。勇介は鉛筆を書くのが辛い。水野は病室で、皆のノートを見ている。そして、泣いている。そこに母の手が動いて、意識が戻った。そして「試験は?」。井野は待っている「あと10分で入れなくなる」。水野は走り出した。CM。
勇介は、思わずギプスの手で机を叩き気合いを入れる。水野は走っている。しかし、時間は過ぎた。みな、大苦戦だ。水野は何と、特進の教室にやってきたのだ。水野「母が階段から落ちた」と桜木に言う。桜木「そうか」。水野「人生を180度変えるつもりだが、360度で元に戻った」。桜木「馬鹿な事を言うな、時間は元に戻らない、良いことも悪い事も詰まっている、1年間勉強した、東大を受けようが受けまいが、その事実は変わらない、お前は変わった」。水野「慰められた、褒められた」。椅子に座り「全員受かって欲しい」。桜木「試験が終わるときは、迎えに言ってくれ、特進はお前も含めて6人だ」。水野は走り出した。最終科目の英語だ。皆は焦ってくる。奥野は苦しそうだ。一問一問確実に。16時も終わった。奥野は汗びっしょりで倒れた。水野は赤門に着いて、井野のところに来る。そこに皆が来る。水野「お疲れ様」と声を掛ける。麻紀が抱きつく。桜木の弁護士事務所に、井野がやってきた。やることがないのだ、「暇なのだ、急にやることがない」。帰りに井野は希美に会う。彼氏は高卒だが、コンピューター・オタクでIT企業を立ち上げた。会社は10億円の堀円太郎?さんだ。井野の助言のおかげだと感謝する。こんなオチなら、いらなかったかもしれない。緒方「父は東大でなく一橋だった、学歴を自慢されていた、嫌な親父だと思った。1年勉強して、いい大学はマグレで入れないと分かって、ちょっと親を見直した」。勇介は水野の母の病室に行く。母は謝っている。すっかり戻ったようだ。一過性の脳虚血発作だったのかな。屋上で、水野と勇介は話す。勇介「桜木に騙されたように勉強を始めたが、分かったことが沢山ある、知らないことが怖い、うちの親父も法律が分からなく、手形と担保とか分からなくて、きちんと分かる奴に騙されて、法律とか経済とか知らないで平気な顔をしている、もし・・・いいや、お前はどうだ」。水野「私はいいでしょう」。勇介「良くない、幼なじみだから」。合格発表の日だ。時間になり掲示板に近寄る。CM。
まず奥野の弟が落ちた。逃げるように走り去る。皆は番号を探す。ここが、46分30秒で、勇介、香坂、奥野の3人合格が50分だ。そして、緒方と麻紀は不合格だった。いくら最大の見せ所でも、ここが長かったな。試験番号の順番で何でこんなにタメルのだ。特進の部屋では、理事長や先生が待っている。そこに皆が帰ってくる。勇介「3勝2敗」。理事長「3人受かったの」と喜ぶ。しかし、柳先生「2人落ちたのか」と立ち上がる。緒方と麻紀がダメだった。二人は明るく「特進万歳だ、お祝いだ」。桜木は二人を座らせる。柳先生、以下の特別教師は退場する。桜木は合格した3人には「おめでとう、自分達の努力で手に入れたプラチナチケットだ、東大合格が人生の本当のプラチナチケットかは、これからのお前ら次第だ、好きに使え」と言う。しかし「落ちた2人、いや3人、お前らのせいで、俺は公約を果たせなかったじゃないか」と怒る。井野が反発する。桜木「頑張った、ツキが足りなかったと言うと思ったか、頑張ったことに意味があるとか、そんな言葉を並べたところで、これから何の役にも立たない、俺からの言葉はこれだけだ、このバカどもが・・・しっかり反省して、これからの人生は自分で決めろ」。勇介は立ち上がって桜木の胸元を掴む。しかし桜木の顔を見る。勇介「殴れるかよ、あんた泣いてんじゃん、心で思いきり泣いている」。桜木は理事長に辞表を出す。理事長「いいじゃないですか、うちの学校から東大合格者が出た、それで十分です」。他の先生もうなずく。落合先生「あなたが嫌いだった、でも、入学希望者は増えます」。皆は10人、50人合格だとか、騒ぐ。桜木は「約束は約束だ、生徒が1年間勉強した、私だけがナアナアいるわけにはいかない、お世話になりました」と部屋を出る。井野はドラゴン桜の所で追いついた。井野「桜木先生がタネを蒔いた、皆の人生を変えて、龍山高校を変えた、中途半端で逃げ出すのですか、来年から、特進はどうすればいいのですか」。桜木「俺がいなくても、お前がいる、何のために1年間特進にいたんだ、俺は見込みのある奴しか、ノウハウ教えないぞ、お前はバカで、粗忽で、超がつくお人好しだ、だが、自分の信じる道をまっすぐ突き進む能力がある、大丈夫だ、やれる」。井野「きれい事を言わないで」。桜木「きれい事を言ったつもりはない、そうだ、最後にお前らに言っておく、入学試験の問題に正解は一つしかない、厳しい物だ、だが、人生は違う、正解はいくつもある、大学に進学するのも正解、いかないのも正解、スポーツ・音楽に夢中になるのも、友達と遊び尽くすのも、そして誰かのために、あえて遠回りするのも、すべて正解だ、だから、お前ら生きることに臆病になるな、矢島、水野、緒方、小林、香坂、奥野、お前ら自分の可能性否定するな、胸を張って堂々と生きろ、以上」。これまでの強引さは何だったんだろうと思わずツッコミたくなったよ。まあ、勉強して桜木の言葉の深い意味も理解できるようになったので、本音を語れたのかも知れない。。勇介「俺、東大いかない、学費かかってしまう、俺、独学で勉強して司法試験目指す、弁護士になる」。桜木「それも正解だ」。香坂「私は東大にいく、勇介がいかなくてもいく、適当な気持ちで始めたけど、もう少し知りたくなった、世の中のことを正しく読めるようになりたい」。奥野「僕も胸を張って東大に行く」。桜木「正解だ」。緒方「俺は諦めないぞ、何年経って俺だって東大入れると証明する」。麻紀「私も諦めない、東大も自分の夢も諦めない」。桜木「それも正解だ」。水野「ありがとう、私たちは心の底からそう思っている」。理事長が拍手を始める。それを後にして、桜木は去る。弁護士事務所にいると、高校(みのもんた)から特進の依頼が来る。理事長が方々の高校に電話しまくっていたのだ。笑い。エンドロールと同時に。緒方の父は結果を聞く。父「お前は頑張った」と初めて認める。良かったね。勇介は独学している。水野も病室で勉強だ。新年度で、井野はエアロビで英語を教えている。世界史と物理の特別講師として、緒方と麻紀が来る。理事長は帽子を沢山肩。ドラゴン桜の下で歩きながら、公式を読み上げている。事務所の桜木は腹が減って立ち上がるが、何もない。しかし、桜の花びらが窓から飛んで来て、手で握る。おしまい。
最終回だ。それぞれの道に歩んだ。奥野の弟だけは落ちて良かったよ。これが合格したら怒るよ。それにしても、10日も経ったサンドイッチをやるなんて、奥野も、試験前は体調管理も大事だよ。しかり確かめないといけない。そして、絶対に落ち込んだ弟を見せて欲しかったヨ、残念。そして、水野の母はお騒がせだ。若くて脳梗塞だから、病織がないのかな、失認なのか、無茶してしまう。お騒がせだよ。こんなエピソードは入らなかったよ。そうすれば、水野も合格できたかも知れないのに。すると、すごく感動だった。特進でなくとも合格するのはまずかったのだろうか。受験しないという描き方だった。ちょっと、漫画的過ぎたナ。勇介が合格したのは、ちょっと意外すぎたよ。成績悪かったし、右手ギプスだよ。緒方と麻紀は何だったんだ。可哀想だったね、Hなんて不純だという訳でもあるまい、爆。でも、緒方は父の頑張りを理解できた。だから、父も緒方の頑張りが分かったんだ。桜木が一番頑張ったのに、損しているよ。弁護士事務所淋しかったな。でも、井野に後を任せたのは、プチ感激だった。井野の良いところを一杯分かっていたのですね。このドラマは良かったと思います。受験勉強していた35年前が鮮明に思い出された。自分も本当に頑張ったと思うよ。全体の印象は後日書きます。
ドラゴン桜★★★★ 10話 平成17年9月9日放送 16日アップ
突如、東大受験を辞めると言い出した直美(長澤まさみ)だ。もちろん、勇介は止める。桜木(阿部寛)はただ頷くだけで引き止める様子も見せない。しかし、河原で水野は勇介に、母・悠子(美保純)が脳梗塞で入院し、代わりに店を切り盛りしなければならなくなったのだ。入院費を工面するために受験を諦めなければならない。さずがに、勇介もどうしようもないが、考えるからと言うだけだった。水野は勇介に「彼氏でもないし、関係ない」。勇介「おれたち、みんなに関係ある」と言うのが精一杯だ。 翌朝、龍山高校ではフランス帰りの理事長に見学の母親達がやってくる。もちろん、桜木は理事長の帽子を褒める。桜木は順調だという。井野は心配して希美に相談する。希美はまだ、東大卒と「すげえ」の男で迷っている。勇介の思いとは裏腹に、直美の姿は特進クラスにない。授業が始まる。桜木は、直美の存在を忘れたかのように残った生徒に合格を目指すように促すだけだ。特進は皆「ひどい」と言う。井野も「賭をして入れた」。桜木「あの時は、せっぱ詰まっていた、でも、今は5人だ、一人の取りこぼしも許されない」。井野「あなたは、自分だけがよめればいいのですか」。桜木「そうだ、自分の人生で手一杯だ、他人の人生を背負えない、優しい人間と呼ばれたい偽善者だ」。勇介「あいつの気持ち分かるのか、店も、おばさんも、東大も諦めていない」。桜木「お前らに何が出来るのだ、いい考えはない」。井野も良い考えを言えない。勇介「お前らに頼まない」。タイトル。
水野は母の病室で、母が丼勘定でなく、しっかりやっていることに驚いたことを話す。そして、ひとり小料理屋を切り盛りする直美だったが、なぜか、店には割烹着姿の真々子(長谷川京子)があった。以前手伝って入り方を知っていたのだ。手助けしたいという一身でお店にやって来たのだ。水野「素人二人では回らない」。そこに勇介「7人なら」と生徒もやって来て、店の手伝いや母の看病を交代で手伝うという。生徒たちにとって、6人全員揃っての東大合格が絶対なのだ。井野は保護者だ。水野は「私は諦めた」。皆は「ローテーション組んで、皆で合宿していると思えばいい」。受験勉強に加え、お店の手伝いを両立する生徒たちだ。特進で英語の川口「9月、10月は得意分野を伸ばし、自分のいいイメージを固める、11、12月は弱点克服で、苦手をピンポイントで集中勉強」。芥山「試験80分問題を、60分で解く訓練をする、二次試験は膨大なので、正確さとスピード力を強化する」。終わると、生徒は次々水野の店に行く。分担で、残りの生徒は部屋で互いに勉強している。それを、見守っていた柳先生「喜ぶべきか、悲しむべきか」。それに桜木「もちろん悲しむべきだ」。店から離れて、柳「お前が悪役になってやめさせるか」。桜木「自分で気づくまで」。柳「東大に落ちるまで気づかないかも」。桜木「そうならないことを祈る」。しかし、公式を読み上げながら手伝いする。力学的エネルギー保存の法則・・・。龍山高校の職員室で、井野と桜木は先生から、「生徒が飲み屋でバイトしていた」と責められる。井野「働いているのではなく、ボランティアだ」。しかし、桜木は「誰かのためやるのは、気持ちよい、陶酔感も味わえる、しかし、奴らは、てめえのケツも拭けない、誰かのためは、50万年早い、覚悟のない優しさは一番相手を傷つける」。井野「生徒同士の友情を信じないですか」。桜木「共倒れだ」。でも、生徒たちも疲れてきている。店に残って、水野は「私はいい、倒れたのは私のおかあさんだ」。井野「大丈夫だ」。その頃、桜木は生徒の成績のグラフを見ている。みな、落ち込んでいる。CM。
特進ではいつものように試験をやるが、柳先生は気合いを入れるために竹刀を振るう。水野の店では、皆も集中が切れて、煮付けの味が塩ぱい。そして、ぶつかって皿を割り、客にお湯を掛けてしまう。怒って出ていてしまう。店が終わり、水野が2階の勉強組に行くと、勇介に緒方は「いつまでも、やっていけない、成績も下がっている」。しかし、勇介は「5点で仲間を見捨てるのか、じゃお前が抜けろ」。緒方「皆も限界だ」。勇介「おれは最後まで、頑張る」。香坂「勇介は、あの子のことになると、ムキになるね」。勇介「そんなことない」。それを聞いていた水野だ。翌日、水野は桜木を学校の外に呼び出す。水野「どうして、止めてくれないのか、なんとかすると言ってほしかった、それが、分かったというだけだ、冷たすぎる」。桜木「俺は冷たい人間なんだ」。水野「嘘、冷たいのは私の方だ、クラスの皆を巻き込んで、先生にお願いがある」。桜木「勇介たちを止めろってか、あいつは絶対引かない、教師になんとかしろってか、甘ったれるな、今回は、最初に断らなかったお前がわるい、お前が一人で背負え」。水野「私が言っても」。桜木「100回言え、そしてきちんと、嫌われろ、そうだ、体積1Lと500mlの瓶がある、同じ空気が入っている、にもかかわらず、酸素分子も、二酸化炭素分子も500mlの方に多く含まれることがある、それはどういうケースだ」。水野が「簡単だ、500mlのほうが・・」。桜木「山があれば百通りの道がある、そのうちの一つの答えだ」。CM。
集中力は長く続かず…。
水野の店に、皆が手伝いに行く。水野は、「みんな、もう手伝わなくていい、井野先生も」。勇介「店回らない」。水野「何とかする」。手伝おうとするみんなに、水野「鈍感だな、最初は楽できると思ったが、あてが外れた、注文取りも料理もダメ、常連から言われている、おかあさんの退院前に潰れてしまう、みんなクビ、もう友情ごっこに利用されるのはうんざり」。井野や勇介が怒り出すが、水野「この前は、ただからかっただけ、さよなら、ありがとう」と店の外に追い出した。店に残った水野は「ごめんなさい」と一人泣く。河原を歩く皆は、奥野「水野さん、芝居がへた」。皆は分かっていたのだと、泣く。水野は母の病室に行き、特進を諦めたことを報告する。不審がる母に、体積1Lと500mlの空気の話をする。分からない母のために、水野は言い替える。水野「常連の斉藤さんと田端さんが頼むウーロンハイ、見た目は同じだけど、違う」。母「焼酎の濃さ」。桜木がやってきたのだ。桜木「店はお前一人で、おつまみは冷や奴だけとなれば、客もへる」。水野「何人か通ってくれる」。桜木は注文すると「いい教師について正しく学ぶ、最速最善だと世の中の連中は思っている、一つだけ独習に敵わないことがある、それは密度だ、時間の濃さだ、孤独故に濃く、濃いが故に強い、だから、俺はもっとも嫌いな言葉を一度だけ、お前に言う、頑張れ、頑張れば望みは叶う」。井野が外で聞いていた。水野は母に桜木は司法試験に2回落ちたことを話す。そして、水野「勉強したい、東大へ行きたい、だから特進は辞めるけど受験はやめない、一人だけど、みんなが作ってくれたノートもある、一人だけど一人でない、だから、最後まで頑張れる」。特進のメンバーは皆で公式を歩きながら唱えている。川口「東大英語はリスニングが握っている、2006年からセンター試験でもリスニングが導入される、そこで、英語を聞くな、漫然と聞いてもお経と同じだ、実は大脳の大部分が休んでいる、聞く力を付けるには、聞いたらすぐに言う、追い読みを中心に勉強する大脳メカニズムとしては正解だ」。そして、リスニングを始める。そこに理事長が見学者を連れてくる。水野は病室で勉強している。特進で、桜木「集中を切らした者が落ちていく、自分の家のトイレに世界史、英単語、古文の紙を貼れ、冷蔵庫の外も中も、携帯の裏にも貼れ、一息つくときも脳は働く、頭から完璧に解こうとしないこと、部分点を取り集める、平均点を狙う、そういう心構えで行け、あとは得意分野でがっちり稼げ」。理事長室ではカレンダーも1枚で今年も終わりだ。特進はセンター試験の過去問を徹底的に解くことになった。1日1教科、1週間で5教科、過去10年分をこなすのだ」。柳先生「センター試験は時間との戦いだ、問題が配られたら全体を見る、解きやすい問題を見つけろ、どのように解けばいいか、ゴールを想定してから解け」。芥山先生「センター国語の突破法は、消去法だ、間違った選択肢を見つけることから始める、そして正解を見つけましょう、強い否定、極端な主張、感情的な要求を持つ選択肢は、全て誤りである」。桜木「出題される問題はパターン課されている、その傾向を分析し、イージーミスをなくすること、センター如何にミスをなくするかが大事だ」と言うと問題を始める。クリスマスになった。桜木「クリスマス、正月は暗記物以外やるな、気が散りやすい時は、具体的でシンプルな勉強をしろ、集中力をキープしろ」。12月31日になった。職員室で井野は桜木と一緒でカリキュラムを打ち込んでいる。皆は自習している。井野「去年は想像もしていなかった」。桜木「全員合格出来ないかも知れない、もしかすると全員落ちるかも知れない、でも、俺が受験の神様なら、奴ら全員合格させる」。警備員姿の理事長が登場して「だったら、お祈りしたら、古来日本の神々は木に宿る、だから、ドラゴン桜様に」。桜木が、そして理事長、井野と手を合わせる。2006年になった。1月21日土曜日だ。センター試験だ。特進メンバーは、水野もやってきた。そして、監督官が入ってきて、問題を配る。世界史が始まった。次は、外国語。2日目。数学だ。過去問より難しい。解答がずれている。落ち着け、出来るところから。つづく。
最後に向かって、一気に進んでいます。水野は大変だな。皆が手伝うのは、しばらくならいいが、試験までは無理だ。水野に桜木は「お前が背負え、100回断れ」とはっきりしているな。でも、桜木が水野の店に来て、言った言葉「頑張れば望みは叶う」にプチ感動した。ありきたりだけど、そこに至るまでのエピソードを見ると感動してしまう。最後の追い込みが早いぞ。10、11、12月、クリスマスといきなり進んで、センター試験まで来たよ。その前の各先生のコメントは的確だな。でも、こんなギリギリで間に合うのだろうか。大晦日に、桜木も弱気な言葉が出る。本当に最終回はどうなるのだろうか? 全員合格してほしいが、無理なんだろうネ。桜木は2回司法試験を不合格になったが、それは結構優秀な方でしょう? そして、1Lと500mlの空気の話は、分かりにくいよね。圧力をかけて、密度を濃くすればいいのですよね? 水野の母親に話したウーロンハイの話の方が分かりやすいが、厳密に同じ例えだろうか? 難しくて考え込んだヨ、爆。そんなかんだで、評価は4つ★で変わらない。
ドラゴン桜★★★★ 9話 平成17年9月2日放送 ごめん見たけど、アップ不能
(公式HP) 記録として
特進クラスの夏休みは終わり、二学期が始まった。東大模試の結果が振るわなかった生徒たちも、すでに心を入れ替え受験勉強に励んでいる。ところが、勇介(山下智久)ひとりは勉強に集中できず成績は下がる一方。桜木(阿部寛)から返されたテストでも、トップの一郎(中尾明慶)から20点もの差をつけられ最下位になってしまったのだ。バカ鉢巻を巻かれ愕然とする勇介に、ほかの生徒たちも声を掛けられない。桜木にとっても、勇介の落ち込みようは予想外で対策を練る必要に追われていた…。
一方、真々子(長谷川京子)を引き連れ、特進クラスの保護者に“受験生を持つ家庭の心得”と題した説明会を行う桜木。しかし、桜木の考える教育方針は保護者からの反発が激しい。東大を受験する上で、生徒たちの家庭環境は重要な問題。桜木は保護者の説得に当たるが…? その頃、勉強に身が入らず、物思いに更ける勇介の元へ直美(長澤まさみ)がやって来た。なぜか目に涙を浮かべる直美に、勇介は戸惑い…。
ドラゴン桜★★★★ 8話 平成17年8月26日放送
夏の風物詩である東大模試がはじまった。「東大なんて無理!」とバカにされてきた特進クラスの生徒も、両親や親友たちを目返す絶好のチャンスだ。6人の生徒はいままでの成果を試すため、それぞれの思いを胸に秘め模試に臨む。「試験は対話、相手との、自分との対話」。「問題はすぐ見ないで、周りを見渡すこと」。しかし、さすがに初めてなので、みなプレッシャーだ。麻紀は「鼻うるさい」。水野も「カンニング」と見なします。勇介も「自分との対話」と声にして、注意される。よしのは余白を消し、奥野は漢文から解き出す。すこし、自分のペースを取り戻してきた。桜木(阿部寛)や井野(長谷川京子)、そして、4人の特別講師たちも龍山高校にあるドラゴン桜の元生徒たちの健闘を祈っていた。部屋で待っていた。
国語の芥山先生が井野に模試の判定を説明する。模試でA判定は80%、Bは60%、Cは40%、Dは20%、Eは5%で志望校変更と出るのだ。井野「もし、模試でE判定だったら」。桜木「つまらない、ダジャレいうな、みんなE判定だと思うのか」。井野「違います、あれだけ勉強したから」。タイトル。
模試を終った。それぞれ、少し満足感だ。テレビのカメラもやってきている。他の先生も龍山高校を応援に来た。しかし、桜木の「鉄は熱いうちに打て」作戦で、龍山高校に戻ってきた生徒たちだ。達成感からか、満足そうな表情を浮かべる生徒に井野もひと安心する。しかし、休む間もなく、桜木の提案で模試の自己採点をスタートさせる。模試での弱点を把握し、補強していく狙いがあったのだ。各教科の答え合わせをする生徒たちだ。一応勉強したことも出ていて、あっているものもある。それをカメラは撮っている。だが、結果では、矢野147,水野153,奥野158,緒方150,香坂153,小林151,予想平均点は168だった。全員は平均点にも及ばず…東大合格率5%以下という「E判定」だと桜木から言われる。予想平均点はすぐに出る物でしょうか。これは疑問だった。CM。
しかし、特進メンバーはこれには大ショックだ。それにカメラも回っていたが、余りの展開に逃げ出した。カメラは「馬鹿ではだめだ」。「東大は簡単だ!」の元、必死にがんばってきた生徒たちだが、模試の結果に激しく落胆する。勇介「どういうことだ」。桜木「お前らの実力だ」。麻紀(サエコ)の「もう辞める、嘘つき、テレビに出て、世界中の笑い物だ」を合図に教室を去っていく生徒たちだ。水野「5%以下って、20年受けても、1回も受からないことだ、あんまりだ」。それはちょっと時系列的に間違った考えです。緒方、奥野「僕が東大めざすと、家の空気が悪い、良い成績なら両親も分かってくれると思ったが・・・」。小林「もう、いい、東大なんか」。桜木「お前らの思考回路はすぐに、頭に来るのか、馬鹿は馬鹿のままか」。緒方「必死で頑張った、今まではなんだったんだ」。桜木「模擬テストで親に何を見返すのだ、来年だろう、東大に入って見返すのだろう、感情に流されて、物事を論理的に考えられない、だから馬鹿だったんだ」。芥山「君たちの実力での、模試の結果を私たちが予測できないと思いますか」。川口「受験のプロだ」。柳「分かっていた」。勇介「分かっていて、何の手もうたないのだ」と怒る。勇介以外は皆教室をでる。香坂「勇介も出よう」。桜木「自分の人生だ、自分できめろ、受験は自分のためにやる、そうでないものは消えてしまえ」。井野「全国放送で流れて、皆傷つくのよ」。桜木「少し休んで、脳を休ませる、東大模試で疲れた、リフレッシュだ、次は月の7時だ、次の合宿が始まる」。勇介「模試の前に合宿すれば、E判定じゃなかったのに」。桜木「東大模試のあとにやるから意味がある、特進は去る者は追わずだ」。井野「5人いないと先生は首なんです」。他の先生が理事長室にいくと、理事長はすでに旅に出ていた。日曜日、子供達が龍山のE判定を知っていた。緒方もギターを持って出て行く、父「緒方家の恥になることは辞めてくれ、一夜漬けで東大行こうなんて、図々しい」。緒方「死ぬ気でやった」。父「お前は口だけだな」。奥野は弟から、「自己採点B判定だった、兄貴は?」と馬鹿にされる。勇介は、奥野にも麻紀にも、メールを送る。香坂も女友達と話すが、そこにも入れない。勇介は「逃げ道ないから、何も目指すものがない生活に戻りたくない」。桜木は、合宿の準備をしている。井野は生徒を心配していると言う。そこで、桜木は、「ここが海で生徒は腹をすかしている、そこにお前は釣り竿を1本持っている、お前は魚の釣り方をよく知っている、どうする?」。釣りの服装に替わった井野「魚を釣って上げます」。桜木「ダメだ、奴らが高校卒業したあとは、どうする、お前の言い分は生徒思いに見えるが、生徒を過小評価して、能力を認めていない、一生あいつらに魚を釣ってやるつもりか、できない、奴らに魚の釣り方をきちんと教えてやるのが大事だ、良い教師は生徒は今できなくとも、出来ると信頼して、最低限のサポートをして、後は生徒の自立に任せることだろう、生徒を甘やかさず、少し努力すれば乗り越えられる壁を用意する、自分で考え、自分で決める、自立が育てる、東大模試は、その壁だ」。そして、線状に上昇する線と、指数関数的に上昇する線の書いてある。図を各生徒に渡すように指示する。なるほど、桜木の言い分のは、今回は妥当なようだ。特進のメンバーには可能性がある。そして、模試が壁であると、明確な戦略を持っていたのですね。しかし、この論理が全てに当てはまる訳ではない。どうしても自立できない、援助されないと生きていけない弱者もいることを忘れてはならない。ここらが社会一般まで広げると難しい。指数関数的上昇曲線は、すぐに分かりました。常々思っています。CM。
水野も、母親の常連から龍山で東大はダメだ。母もダメだと思っていたのだ。そこに勇介が来る「おばさんが信じてやらないとダメだ」と語る。勇介は会って、月7時に来るように言う。勇介「俺たちが東大入っても、良いことない、どうしてだろう、無意味な意地悪はしない奴だ、あいつの腹の中が分からないと悔しくないか」。そこに井野がきて、例の図を渡す。
夜に、桜木は緒方に会う。桜木「世の中で成功するのに邪魔になる物は何か? 俺はお前らを東大に入れて、龍山高校を建て直す、弁護士として世間に認められる、俺とお前は運命共同体なのだ、しかし、人間の感情、ねたみ、うらみがダメにする、感情を飲み込んで、目の前の利益を取り込めるか、それが勝負の分かれ目だ」。緒方「勝つことが、そんなに大事か」。桜木「結果を出せば、見返せる、たった一つ試験を通れば、環境は変わる、馬鹿になるな」。井野が走ってくる。そして、図を渡す。それぞれは図を見ている。月曜日、ドラゴン桜の前で桜木と井野は待っている。桜木「勉強は麻薬みたい物だ、習慣性がある」。そこに勇介がやって来る。井野は喜ぶが、勇介「あとは個人の問題だ」。桜木は数学の問題を出す。tanXの微分は? cos2Xとか、次々言う。そこに全員が揃う、桜木「1分遅刻だ」。皆は個人的理由を言う。図が分からない、勇介が心配、家に居づらい。そこで、合宿を始める。桜木「課外授業だ」。図を説明するためだ。東大の赤門に連れて行く。中に入る。桜木「来年はここに立っている」。そこで、図を出す。横軸は4から12までで月だ。縦軸は30から80で偏差値だ。桜木は東大生に声を掛ける。「ここの中で、夏休みに偏差値50に届かないものがいたら、手を挙げてくれ」。20名ほどの中で、いないと思われたが。3人いた。桜木は話を聞く。3人は現役合格だ。現役はまだ、基礎が出来ていない、だから、浪人生と一緒に模試を受けると偏差値はそれくらいだ。生徒「現役のほうが追い込みが効く」。桜木「この指数関数の上昇が、お前達の理想の伸びだ、今は勉強体力を付ければ、秋以降爆発的に伸びる、弱点を補強するだけでいい、事実だ、お前ら、来年はこのキャンパスを歩け」。合宿初日、勉強は時間ではない密度だ、スケジュールはノルマでたてろ。各科の先生の具体的な指示がでる。英語で辞書は使うな、数学で分からない問題は捨てろ、物理は単位をみろ、年号のゴロは自分で作れ。東大模試の結果が帰ってくる。桜木は全員に渡す。やはり、E判定だった。しかし、奥野だけが、じっと見ている。水野「まだ、成績があがった経験がない」。奥野「どうしてなんだろう、Dなんです」。皆は5点違うだけで、Dになるので、皆大喜びだ。井野は嬉しいので泣いている。井野は「もしかして、D判定かも知れないと分かっていた?」。先生は「一度落ち込むことで、バネがでる、これから大丈夫でしょう、一段と成長した」。桜木「これから後半戦だ」。つづく。
まず、本当にスタートに立った感じですね。うまく、まとまってきました。桜木の説明は具体的で分かりやすい。しかも、偏差値50での現役合格の具体例も示している。各科での勉強方法も現実的だ。そして、将来への数値目標もしっかりしている。だから、いろいろあっても、皆は信じようとするのですね。しかも、皆は何だか、勉強は習慣性になる。これも分かる。すべて、今回は納得です。この反対が、「女王の教室」ですね。「私についてきなさい、目覚めなさい」。具体的にどこにいくのか、どうするのか。数値目標もないのだ〜〜〜。どちらも、日本の行く末を見るようで、ドラマの行く末を楽しんでいます。やっと、28日にアップできた。
ドラゴン桜★★★★ 7話 平成17年8月19日放送
夏の風物詩である「東大模試」を直前に控えた特進クラス。4人の特別講師による指導で、生徒たちの士気も格段と高まっていた。井野は生徒と一緒に座っている。井野が世界史をやる理由は、特別講師を雇う金がなくなったためだ。勇介の借金で使い、残りは理事長が勝手に使った。使徒不明金ということでなくなった。残った先生で希望の先生がいれば、他の先生でも良い。実は井野は世界史の教員免許を持っていない。桜木は心配ない、生徒と一緒に座ってもらうだけでいいのだ。桜木は説明する。井野は大学は推薦入学で、世界史は勉強していない。井野の世界史のレベルは君らと同じだ。だから、スクラム勉強法をやってもらう、18章60項目ある。英数国と暗記があって、そこに世界史の60項目では完全に破綻する。一人10項目でも多すぎる。だから、これを七等分する。一人8項目、残りは井野がやる。教科書と用語集を使って、割り当てられた分のメモリーツリーを作成する。見学していた伝説の教師たちの川口も、短期集中には一番だと答える。そこで、阿院先生から人間の記憶のメカニズムについて説明がある。新潟、コーヒー、カメラ、手帖、電話、タクシー温泉、猿の8つを黒板に書いて、15秒で暗記して貰うのだ。井野に3番目の単語を聞かれるが、教えて貰う。香坂は7番目を聞かれる。他の先生はしっかり、覚えている。芥山先生が、6人の生徒が新潟に旅行にいって、井野先生のおごりで電車でコーヒーを飲んだ、駅に到着して一郎のカメラで記念写真をとった、手帖を見ながら宿に電話をして、タクシーで向かった、着いて温泉に入ろうとしたら、猿が入っていた。ストリーで暗記するのだ。関連づけて覚えるのだ。そこで、メモリーツリーだ。基本は太い幹に書く。関連することを、枝葉に書き込んでいく。必ず絵を描いたり、色を塗って関連図蹴る。見事なフランス革命のメモリーツリーを作る。落書きのようだと、左脳と右脳をフルに使えるのだ。絵の印象が強ければ、左脳で思い出さなくても、右脳で思い出すことがある。出来たメモリーツリーを交換すると、教科書を読んで暗記するより、はるかにやさしい。一人でやるより、7人で覚えやすいメモリーツリーを作ると、全員の学力がアップする。全員の力が必要だ。井野は生徒から頼まれているが、井野は絵が苦手だ。それぞれ独特のツリーを書いている。小林はアイドルに「東大に行く」と返信した。桜木が来て、他人のためなら、頑張れる。そして、夏の東大実戦模試を受けて貰う。そこに、マスコミのカメラがやって来る。特進クラスの紹介をする。レポーターは小林のライバルの明日美ちゃんだ。桜木は部外者出て行けと言う。しかし、理事長の許可を得ている。カメラは暴走族の弁護士が、特進とはおいしい設定だと、喜ぶだけだ。タイトル。
桜木は理事長に部屋に入って怒っている。理事長は「テレビにでると励みになる」。桜木「ペースをくずしたくない」。理事長「有名になれば、来年は志願者が増える」。桜木「有名になっても、中身が伴わないと何にもならない、ラーメン屋も味が大事だ」と言う。理事長はまた、泣くが最後は「これは理事長命令です」。テレビではレポーターで明日美が「小学のドリルから始めた」。水野が出る。水野は消す。母は落ちたら、町を歩けないと言う。緒方英喜は母から父が喜ぶ、お祝いしようと言う。そこに父が起きてきて、「勉強しているフリをしているのか、東大? お前が? 東大しか大学の名前が知らないとは可哀想な奴だ」と相手にしない。勇介の家ではテレビを持って行かれた。母は「ゼロからのスタート、学費稼ぐから」。勇介が河原で寝ころんでいると、水野が来て話す。互いに後に引けないと、父親も見ているかも知れない。桜木にはしゃくだけど。桜木弁護士事務所に井野が呼ばれて、桜木は井野に「俺の言うとおりに行動しろ、特進の連中に大切だ、お前にも生徒と同じく小テストを受けて貰う、そして、必ずトップの成績を取れ、偏差値30の生徒だから、負けたる事はゆるさん、トップを取ったら、必ず生徒を馬鹿にしろ、すべては東大模試のためだ」。井野「生徒を尊敬しているし、可愛い生徒を馬鹿に出来ない」と反発する。そこに岡部弁護士がくる。桜木「こいつは単なる奴隷だ」。岡部は「テレビを見たが、債権者の期待も大きくなる、東大模試でこけたら、取り付け騒ぎになるかも知れない」。桜木「分かっているのですが、理事長が舞い上がってしまって・・・桜木「これは賭です、舞い上がるが、きちんと模試を頑張るか」。CM。
井野が学校に行くと、他の先生がテレビを見て、希望の星だと、舞い上がっている。桜木にも手伝いたいと言う。そこにテレビカメラがやって来る。桜木は東大受験のコツを語る。桜木「掛け持ちは意味ない、勝手に希望学部を決める」。皆は反発するが、桜木「東大は入れれば、どこでもいい、東大に入れてやる、後の人生は自分で考えろ、学校は切符売り場だ、目的地まで行くのはお前らだ、俺が売っているのは、東大行きのプラチナチケットだ、問題は買うか買わないか、答えは買うに決まっている、簡単な学部は・・」。カメラに出て行って貰う、大事な情報はタダで教えられない。桜木はカメラに「こういう情報が知りたければ、来年春、龍山高校に入学して下さい」と宣伝する。その後、桜木は理科1類だ。皆は理系は無理だと言う。桜木は「一類は、工学部、理学部、二類は農学部、三類は医学部がある、三類は論外だ、受かる奴は宇宙人だ、一類かは定員が500人に対して1000人だと多い、倍率は3倍に対して、2.5倍だ、間口が広い、最低合格ラインは100点満点の55点前後だ、半分ちょっとを答えれば合格する、何故文系を受けないか、文系であ、英国数者で、英語などで皆、点を取る、社会は論文形式で、効率よく勉強しても点数を取れない、文系は地道な暗記と、論理的な思考、長い勉強の積み重ねが必要で、1年では無理だ、理科一類は理系だが、文系が入っている、たいてい、英国を苦手としている、こっちはどうする、英国を中心に頑張る、東大英語は基礎問題が中心で簡単だ、お前らでも7割は取れる、国語が6割、すると、数学と理科は4割でも、合格ラインに届く」。水野「大学は入ってからも、電気とか機械とか勉強しないと・・」。桜木「そんな心配は東大に入ってからしろ」。歩きながら問題を出して、答える。特進は皆、有名人になっている。しかし、ちょっと不安にもなってきた。芥山先生の小テストで、勇介65点、水野65点、小林70点、香坂70点、奥野60点、井野先生35点で最低だ。桜木「使えない奴だ」。テレビカメラは東大模試の日だと去っていく。勇介はお願いする。CM。
先生は集まる。模試のためにペースをあげて欲しい。特別強化合宿を提案する。桜木「目標は東大合格だ」。芥山「目標は模試で高い点を取ることではない」。井野「何のためですか?」。桜木「普段の勉強で気づかないことがある、それに最適だ」。川口「テレビ取材でペースは崩れています」。桜木「このままで、テレビでペースを乱されていては、これから何かあるとペースが乱される弱い人間になる、模試を通じて強い人間になって欲しい」。そこで、まとまる。小林が「凄い勉強してきた、だから、キャンバスライフを楽しみながら、現役東大生アイドルで売り出して貰う」。明日美「受かったらね、滅茶苦茶な成績でもオンエアしちゃうから、逆恨みしないでね」。数学を卓球で公式問題を出し合う。勇介と英喜は燃えている。芥山先生「国語では古文漢文から解くように、現代国語は長文だ、古文漢文は基礎的な問題が多い、取りこぼしがなくなる、基礎を解くことで、精神的な安定を取り戻せる」。川口先生でも意欲的に手をあげる。阿院先生の理科でも、メモリーツリーで暗記しようと提案する。宿題の負担が多いかと思っていたが、生徒からやる気になっている。数学の 先生の竹刀も不要となった。模試の前日、桜木は「試験慣れしない、わ〜、みんな、頭良さそう、やばい〜と思う、だが、勘違いするな、試験は自分との戦いだ、心に刻み込め、試験問題は人が作る物だ、どういう人を欲しがっているが、問題を見ると分かる、余白に書き込みはしないことと注意書きしてある、余白に計算して、0点になる奴もいる、東大はどういう人間が必要か?」。勇介「ちまちまルールを守る人間が必要だ」。芥山先生「ルールを守る人間ほど、独創的なのです」。阿院「近代科学では、思いつきで大発見はなされない」。柳先生「基礎的な研究の理解し、ルールを遵守している」。川口「ルールの遵守なくして、学問上の発見はない」。桜木「東大はそういう人間を求めている、試験は対話だ、相手との対話で、自分との対話だ、問題を読む前に、この言葉を言え」。東大模試の日がやってくる。テレビカメラも入っている。会場で座席に座る。桜木はドラゴン桜を見ている。井野がやってきて、落ち着かない。特別教師も集まる。皆のそれぞれの思いが語られる。試験官が入り、問題を配る。井野「どうか、平均点を」。皆は「試験は相手との会話、己との会話」と呟く。そして、始まった。つづく。
今回は受験テクニックの細かいところまで書かれていました。結構役立ちそうだった。それで、ほとんどがテクニックばかりでは、ドラマとしては展開はなかったようです。話は進まないようです。最後の、東大模試は、緊張が高まりました。かみさんも試験になると、懐かしい緊張感だと嬉しそうだ。それにしても、特進のメンバーは、やる気になって、3話くらいとはまるで大違いですね。何だか、嬉しくなりました。主人公たちが成長するドラマは楽しい。ただ、予告編ではそう簡単にはいかないようですね。また、一波乱ありそうです。
ドラゴン桜★★★★ 6話 平成17年8月12日放送 15日アップ
温泉で1回見て書いた、適当です。それでもやっと今アップしています。暑いぞ〜〜
先生の研修がはじまった。井野は英語の授業をしている。その気になっているし、特進生徒も頑張っている。理事長は井野の時計に目がいっているだけで、買い物の金が欲しい〜〜。夜の職員室で、井野が残ってカルキュラムを作ってると、理事長が警備員をしている。桜木もカリキュラムを作っている。次の朝、龍山高校で、井野は桜木に作ったカリキュラムを見せる。桜木は駄目だゴミ箱に捨てられる。桜木が望むのは、生きた英語より、東大に入れる英語だ。桜木は、最高の人を呼ぶ、井野は単なるつなぎだ。秀明館の山本は、教師として給料が2割上がったと井野に電話してくる。井野も張り切らざるをえない。桜木は夜の町で、さまよいフィリピン・パブに入る。井野も付けている。そこに川口(金田明夫さん)が働いている。井野「聖職者がこんなところで」。桜木「聖職者意識が駄目なのだ、そして聖職者じゃない、俺も教師ではない」。井野「特進では、教師はバックアップさせるべきだ」。そこで桜木は川口を紹介する。これが新しい英語の教師だ。タイトル。
フイリプン風の顔を作った川口の英語の授業が始まる。他の教師も見学する。恥ずかしがらず、恋をすること、これで英語を覚えられる、と川口は言う。歌と踊りの英語で、エアロビだ。そのうち若い特進の生徒も恥ずかしがらずに踊って、英語の歌を歌い出す。川口は水泳がは25m泳げても、泳げると言う。外国人は日本も一言喋れると喋れると明るく答える。とろこが日本人は完全でないとないと、英語できないという。開き直って英語を使えばいい。特進の皆が楽しがる。その理由は、井野のつまらない授業の反動だ、と思っていた。そこに、井野が出てきて、それでは、文法の力がつかないと指摘する。川口は歌の中の基本例文100を丸暗記することを提案する。川口先生は教員免許を持っていない。そこで、桜木は英語指導をかけて、対決しろと話す。特進の生徒と、普通の生徒を選らん競う。特進が一人でも負ければ、井野の教育方針でやろう。栗山という、帰国子女の生徒がいると秘策をさずける。試験は3日後、東大の過去問を一つ15分で勝負することになった。このパターンが多いです。漫画ですから、燃え上がりますね。CM。
特進のメンバーは井野に同情的だが、井野の授業を受けるのもつらいのが本音だ。桜木は生徒に自分がどちらが得か悩めと言う。手を抜けば、相手も成長しないのだ。さらに桜木は、特進の生徒一人一人の弱みを、ほじくって攻めていく。勇介には借金、水野には飲み屋のママになるか、麻紀はアイドルも東大でないと売れない、など言う。皆は全力でやるしかないので、勉強にぶつけることにする。井野は帰国子女に栗山(橋爪遼)に教育する。そして栗山には龍山の将来がかかっている。井野は栗山に勝ったら1ヶ月の夕食を褒美として出すと約束する。帰国子女の栗山のスピーキングが結構はすごかった。川口は、基本例文100を覚えれば大丈夫だと説明する。井野は栗山の弱点の文法とフォーマルな英語を徹底的に教えている。川口は踊りながら、一生懸命教える。井野は文法を座って、白板を使って教えていく。夜、井野が職員室にいると、桜木が来て、井野の栗山が負けたら英語教師は辞めてもらうと申し込む。特進の生徒が負けたら、桜木は全校生徒の前で土下座を約束してしまった。桜木はドラゴン桜の前に行く。井野は栗山に受験英語の文法をたたき込む。川口はついに、告白を英語でいうように問題を出す。CM。
栗山の弱点は関係代名詞だった。徹底的に勉強をする。桜木は東大英作文の採点法について、いよいよ、具体的な答え方を説明する。二つの解答例を張り出す。難しい単語や構文を使っているBの答案だ。。減点法でいくので、5点になる。簡単な文章で答えるAは、スペルミスはなく。構文も間違っていない。だから15点なのだ。東大英作文は完全な減点法なのだ。桜木は情報が多いことは有利だと説明する。出たところ勝負では駄目だ。受験に勝つことで社会に出ても勝てる、と説明した。そして、対決の試験の日が来た。平成9年度の実際の問題だ。なんだこれは、漫画のコマのセリフを書き込む問題だ。特進は最初は誰も答えられない。しかし、桜木は余裕だ。栗山は一生懸命に長文を書いていく。栗山は簡単すぎて、長くする。消しゴムで消して書き直す。減点法、自分の知っている単語を書く。特進の生徒は簡単な単語だけを埋める。12分経過した。特進は汗だくだ。試験の採点は井野が特進を、川口が栗山を採点する。栗山はスペルミスがあり、複雑な構文で、意味がわからなかったので、減点で7点だ。特進は簡単な自分の知っている中学英語で答えるのでミスがすsくない。10、11、12点だ。勝者は特進だ。桜木は井野に弱点を指摘する。栗山一人に頼った、常にライバルが必要で競い合うことで、信頼で結束する。井野はそんなことも分からなかった。桜木は、約束通り英語教師をやめてもらうと言う。井野は外に走り出す。「勝者がいれば、敗者がいる」と特進は井野を追いかける。特進のみんなの進歩に驚いた井野「感動している」。特進の皆「一緒にやろう」。井野「私に力がない」。特進の皆「力不足は同じだ」。勇介「桜木は期待しているやつにしか、怒らない、だから桜木は井野を見捨てていない、桜木と井野がいてバランスがとれている」桜木「俺は井野に英語教師をやめろといったが、龍山をやめろといってない、世界史の教師になれ、おれのスクラム勉強法がある」。そして理事長命令だ。
まあ楽しかった。東大英作文は完全に減点法だということには、真偽は別にして、納得されられた。意外と受験生には参考になったかも知れない。最近続いている、勝負、勝負で話を進めると盛り上がる。でも、単純な井野はちょっと考えたらどうだろうか。挑発的な提案にすぐにのってしまう。それに今回は、英語教師をやめるという賭は、どう見ても不利だよ。土下座とは対価として釣り合っていない不当だ。そして、試験問題を桜木が出すという状況はいいのだろうか。事前に漏らすことはないだろうが、やろうと思えば出来るよ。ただ、確かに井野の勉強法ではつまらない。まるで今までの勉強法のままだ。ただ、長谷川京子さんは、結構英語教師らしく、典型的な板書の授業を見事にやってくれた。見直しました。しかし、最後に世界史の教師になれと、理事長命令まで出して言うなんて、桜木は優しいが無謀だ? 今回登場した金田明夫さん、英語教師は心配でした。しかし、いかがわしい先生役なので、発音やアクセントは無視してもお見事でした。何となく一緒に英語を言って手を叩いて見てしまいそうだった。何をやっても見事な役者さんです。帰国子女の栗山(橋爪遼)。
ドラゴン桜★★★★ 5話 平成17年8月5日放送 見た後で、セリフなしであらすじと感想を書いた
東大を目指し一致団結した特進クラスは、夏休みを直前に控え猛勉強の日々が続いている。しかし、桜木(阿部寛)はさらなる指導向上のため、数学の柳鉄之介(品川徹)に続き、理科の阿院修太郎(小林すすむ)と国語の芥山龍三郎(寺田農)を特別講師として招く。理科は漫画の絵での分かりやすい物理だ。しかも、簡単な実験も加えて、印象を強くしようと言うのだ。国語は、古典だが中世の具体的な世界が分からない。まず電気もない、テレビもない、何もないのだ。だから、暇なのだ、そこで、恋愛するしかない。漫画の源氏物語を与えて、具体的なインメージを理解した上で、語呂合わせで古語を覚えていく。今、特進クラスでは一風変わった受験テクニックが披露されようとしていた。ここらは完全に漫画の味わいですね。こんなので東大受験まで届かないよ。
ところが、元からいた龍山高校の教師陣は、桜木の受験方針に激しく反発する。かねてからの公言通り、リストラ寸前の教師陣に教職員再雇用試験を実施する桜木だ。皆は文句を言いながら、井野先生はエコヒイキされていると思われている。日曜日に試験が始まる。配ったものは、白紙で何と、問題を自分で作って、答えるのだ。キーワードの学校を入れることが決まりだ。50分の論文問題だ。終了するが、桜木は直ちに採点し、全員不合格だと告げる。内容を読む必要はない、問題の一行を見るだけで十分なのだ。先生の問題は、いずれも、「理想の学校とは」などの抽象的な課題ばかりだった。唯一ボーダーなのが井野先生の答案で、「学校における偏差値・・・・」という長いが具体的なテーマだった。なるほど、これは一本取られました。問題も作らせるなんて、凄い。それで採点が瞬時に出来る。就職試験や、論文試験は、こんなところで採点できそうだ。ここは納得です。
そんな中、特進クラスの生徒・英喜(小池徹平)が、傷害事件を起こし警察に連行された。龍山高校の生徒である一郎(中尾明慶)が、進学校に通う弟・次郎(水谷百輔)が女友達と一緒に勉強している喫茶店に出向いた。そこでは次郎が龍山をバカにして、居合わせた英喜が次郎の襟元を掴んでいた。それで一郎が次郎を守ろうと止めた。しかし、次郎は兄が龍山にいることを一緒に勉強していた彼女に知られて、あきれられ興奮して一郎を殴ったのだ。しかし、喫茶店の人が警察に通報したのだ。桜木と真々子(長谷川京子)は駆けつけるが、警察は高校の名を聞いただけで、英喜の犯行と勝手に断定した。特進の生徒も来ていた。刑事は桜木の知り合いだった。桜木が暴走族の時に、怪我させた刑事だ。刑事は早速、桜木を担任と思って、始末書を書いてくれたら、それで終わりにすると話す。下らない傷害事件だが、通報もされたので、決着の報告がいるのだ。桜木はあれから猛勉強して弁護士になったと、バッジを見せて英喜に会わせろと迫る。弁護士ならと刑事は5分間の面会を許す。取り調べ室で桜木は英喜を会うと、英喜はドラマみたいと喜んでいる。丼の蓋を取って、カツ丼か調べている。早速、桜木は200字で分かりやすく事件を説明しろと命ずる。これも試験の一つだ。英喜は、龍山をバカにするから、胸倉を掴んだが、一郎が止めに入り、次郎が一郎を殴ったと言う。そこで、桜木は、2つの選択を提示する。1つは、プライドのために正義を証明するために48時間拘束されるかも知れないが、頑張る。2つは、5分で始末書を書いて、中間試験の勉強をする。英喜は、桜木の弁護士バッジの威力を見たし、試験で点数をとることで評価が代わることを期待して始末書を書くと言う。それで釈放になった。井野はもちろん、無罪を主張すべきだと言い続けた。しかし、警察の前で待っていた特進メンバーは桜木のやり方に反発する。
肝心の怪我した一郎は、殴られていない、と刑事や桜木に答える。自分で階段で転んだと証言している。それなら傷害事件にならないのだけど、そこらで落としどころはないのかな。しかし、喫茶店に階段はない。母親が来るが、母は次郎ばかりに目が向いている。刑事にも次郎はよい子で・・・とかばっている。怪我している一郎を心配することはない。家に帰っても、警察に行ったとの連絡をを受けた父は残業を切り上げて帰った。そして、次郎に大丈夫か声かける。つまらんことで内申書なんかが傷つくことはつまらん。一郎が、次郎は全然心配ないよ、と言う。母は、あなたはお兄さんだから、次郎を守っていくのよ。この家族は厭だな。これでは、兄も厭だが、弟もおかしくなっちゃうよね。今まで、うまくいっていたのが不思議な位だ。
この事件は学校でも、問題になる。桜木はまたも、責任責任と攻め寄る先生達に英喜はえん罪だと述べる。しかし、時間がもったいないので始末書を書いた、と説明する。そこで賭けを申し出る。英喜が殴っていたら、桜木はやめる。しかし、やっていなかったら、先生たちには、私の指導方針通りの授業をして貰うと言う。これで、先生達は何とか出来たが、桜木を信じて付いてきた勇介たちは、英喜を守ってくれなかったことに納得いかない。せっかく、井野が桜木からの試験前の過ごし方を説明する。徹夜しないこと、短期記憶を長期記憶にするためには睡眠が必要だ。暗記物は寝る直前にやる。しかし、中間試験のボイコットを宣言して、教室を出て行ってしまう。桜木は一郎を連れて、次郎の高校へ行く。校門から入ると、丁度次郎がいたので、桜木は殴ったのはお前だなと聞く。しかし、次郎は認めない。一郎は転んでも、こんな怪我をすると、転んでみせる。しかし、思うような怪我が出来ない。何度も何度も転ぶ一郎に、次郎は、こんなバカ、親もいないほうがいいといっていたし、俺もいて欲しくない。一郎は次郎の兄として、次郎を守ろうと優しく仲良く接してきたのに、完全に否定された。桜木は、自分をしっかりやっていけない物が弟を守ることなんか出来ない。弟も守るよりも、自分が東大に行くことだ。次郎は、しかし、自信がないのだ、努力するタイプだが、いつも駄目だった。しかし、桜木は俺の言うとおりにやれば、東大に入れると約束する。一郎も、泣きながら特進に入れて下さいと頼む。机を新しく並べる一郎だ。さすがに一郎も怒ったのですね。良かった良かった。でも、特進入りは最初の配役から見て予定通りだ。桜木は、次は、英語の先生だ、と呟く。井野は俄然やる気になったが、それは来週のお楽しみだ。
今回の一郎の事件は、見ている方もスッキリしませんでしたね。桜木弁護士、初めて弁護士の仕事だから、もっとうまく格好良く決めると思った。この決着は微妙ですよね。「ごくせん」でも、最後まで生徒を信じるというのが学園物の定番、王道でしょう。それをあっさり捨てたんだ。そこが新しく、近頃の弁護士らしいといえるのかな〜〜。まあ、一郎も怒り、自分の状況を突破する必要があると思わないといけない。それがやっと決意できたのだ。これ位馬鹿にされないと、全否定されないと駄目なのですね。確かに自分をしっかりすることが、弟にもいいことだ。いつまでも、情けなく弟のためといって、自分を捨てている兄も厭かも知れない。桜木は、そこを見ぬいた。しかも、時間を節約して、かつ真実を手に入れた。ついでに賭けも勝ったし、勇介も納得させることができた。一石四鳥くらいですか〜〜。最後にまとまったので、ちょっとスッキリできました。でも東大への道は遠いよね〜。漫画過ぎる展開だ。まあ真剣にならずに漫画漫画と唱えてドラマを楽しみましょう。
ドラゴン桜★★★★ 4話 平成17年7月29日放送
特進クラスの10日間合宿は折り返し地点に突入した。朝5時、桜木は合宿所の太鼓を叩く。先週の賭で負けた奴隷の井野も一緒に起こされる。桜木は朝飯で、朝食のDHAは記憶を高める、VB1は頭脳をよくする、噛めば脳を鍛える、と蘊蓄を語る。合宿も前半オバーペースだから、ちょっと疲れたのだ。まあ、いつもの基礎の100問テストをやる。桜木(阿部寛)独自の教育指導のもと、直美(長澤まさみ)も加わり、5人の生徒が東大へ向けて励んでいた。しかし、1日16時間勉強という慣れない生活に、生徒たちの集中力も少々下降気味だ。井野は桜木に、数学の教員免許を持っているか聞く。桜木ははっきり答えず、伝説の教師を連れて来ると出て行く。桜木は古い家に入り込むが、そこはゴミだらけだ。その中に座っていた。以前に電話で依頼していたが、柳「やらないといった、引退した」と断る。桜木「一旗あげましょう」。柳「自分のやり方は世間から拒否された、静かに消えていく」。桜木「それで、納得しているのか、あんたが送り込んだ東大生は本物だ、これらはでたらめか」。柳「偏差値30で、東大理1、やり方に口を挟まないな、このやり方をみとめるな」。桜木「詰め込み以外にない」。その人物こそ、己の数学理論で何百人という東大生を輩出した“東大数学の鬼”柳鉄之介(品川徹)である。一方、桜木の留守の間、特進クラスをまかされたのは真々子(長谷川京子)。しかし、東大へ向けて一致団結していたはずの生徒たちの間で亀裂が入る。幼馴染の勇介(山下智久)と直美の仲睦ましい関係に、よしの(新垣結衣)の嫉妬心が爆発したのだ。勇介のカノジョであるよしのは勉強にも集中できず、特進クラスをやめるとまで宣言。教室を飛び出してしまい、真々子が説得に向かった。特進クラスでは、よしのが抜けたまま伝説の数学教師・柳の授業がはじまろうとしていて…。竹刀をもって、「柳「計算マシーンとなれ」。井野「機械じゃない、人間だ」。柳「型がなくて、何ができる、やかましい、想像はまねることから始まる」。桜木「詰め込みこそ、真の教育だ」。井野が食ってかかる。桜木「俺より頭よくなれば、許す」。柳はバカはちまきを締めることを提案する。直美が成績はビリで締める。矢島「意外と似合っている」。特訓テストの1が始まる。タイトル、CM。
試験が始まる。今回は結構、文章問題だ。静かな時が流れる。終了してテストは回収され、桜木が採点する。直美は65点だ。緒方は95点で喜ぶ。今回のビリはよしのだった。屈辱で、やめる「どうせ、バカだ、東大行く気ない」。矢島「そんなに格好悪かったのか」。井野は理事長に「柳は暴力教師だ、竹刀で叩いた」。桜木「机を叩いた」。理事長いつものセリフだ。そこに、他の先生がやって来る、一人抜けたのですね。5名いないと意味がない。桜木「代わりを見つければいいのですね」。そこに奥野が来て、あいつが東大志望だ。桜木「連れて戻さないといけない奴はいらない」。井野が探しにいく。矢島も探しに行くという。ちょっと責任を感じている、あいつの彼氏だし・・・。教室は3人になった。早速、柳の竹刀が叩かれる。テストを続ける。点数が下がっていった。前回にやった卓球練習は柳が桜木に教えたのだ。今回やるのはトランプでの訓練だ。CM。
桜木が説明する。トランプを全て足すと364だ。これは1年の365日に近いからだ。二人が組になり、一枚ずつめくり順番に足していく、早く365になった方がいい。身体を動かすので、脳も活発になる。順番に計算し出す。二人は時間がかかりそうだ。直美はバカはちまきだった。奥野と理事長が見学に来ていた。
矢島は昔、来ていたちょっと怪しげな店に行く。昔の友達に連れてきた井野を新しい彼女と言われる。矢島、年上だ、先生だと答える。店になじめない井野は外に出た。すると、そこに香坂がいたが、昔のワル仲間の女と花火をしていた・・・。井野は香坂に一緒に帰ろうと話すが、仲間はパイプを持って、囲む。香坂は「東大はやめた」。仲間「あんたみたい先公は嫌いだ、じゃ勝負しよう」。そこに矢島が来て「俺がやる」。香坂「あの根暗(直美のこと)と仲良くやれば」。勝負はチキンレースだという。井野は分かっていないが、矢島が説明する。原付の免許は矢島が持っていない。仲間「可愛い生徒のために、あんたがやりな」。可愛い生徒の殺し文句に、井野「じゃ私がやります」。CM。
学校に戻って、矢島が話す。井野は引くに引けないのだ。そこに桜木がバイクに乗ってきた。そこで、井野は香坂について報告するが、桜木は興味を示さない。井野は桜木の原付を貸して貰うが、1万円だという。昼に井野とところに友達の希美が来て、昼飯だ。食事でも、東大卒の田中は蘊蓄を語り続ける。格好良い沢松は「うめえぃ〜」しか言わない。いつものパターンだ。教室では本格的な受験体制に入る。問題と解答と同時に配る。柳式問題解答同時プリントだ。最初は問題だけを見る。東大数学は150分で6問だ、1問につき25分、そのうち計算と書き取りに15分かかる。問題を見て、解きかかる時間は10分しかない。柳「一問に対する時間配分を意識するのだ、一番大切なのは問題をいかに解き始めるかだ、問題攻略はスタートで決まる」。字幕が出る、1、問題を見て3分以内にスタートをイメージする。2、3分後に答えを見る。3,解き始めが合っていたら、出来たことにして、次の問題に進む。駄目なら答えを見る。麻紀「答えを見たら意味がない」。柳「バカか、計算したり書かなくてよいから、短時間に問題に触れることができるメリットがある。たくさんやれば、見たことのある問題に出会う。早速はじめる。3分後、答えを見る。合っているので、次だ。そこに井野が来て、1万円を払う。そして、鍵を貰って、桜木のバイクを借りるが、始動もままならない。校庭で練習するが倒れてしまう。そんな井野を桜木はドラゴン桜に水をやりながら、見る。勝負の当日、桜木はアドバイスする。桜木「壁にぶつかっている、香坂が脱走したことは良かった、水野の勝負が終わった後、気が抜けている、丁度よかった、なぜなら挫折を知らない奴は打たれ弱い、ちょこちょこ壁にぶつかって乗り越える方が打たれず強い、逞しく成長できる、チキンレーズもそうだ、壁にぶつかるまで我慢しろ」。井野は七色のスカーフで埠頭に登場する。そしてスタートラインに立つ。教室では直美だけが残って、他の生徒は応援? に埠頭に行った。柳は怒るが、桜木は「人のいいなりになる奴は駄目だ」。柳「言うことを聞かなさすぎだ。桜木「勉強しました」。柳「なのに東大にいかなかった」。桜木「弁護士になりました」。直美は驚く。バイクは走る。港の埠頭でバイクは走る。井野は「壁、壁まで我慢」というが、壁なんかない。突き越して、海に落ちた。先にブレーキをかけた方が負けでしょう、香坂「なぜ、井野は特進に反対なのでしょう」。井野「私の生徒でしょう、誰も追いかけてこないとと淋しいでしょう」。香坂は約束だから学校に戻ることにした。香坂は仲間に「ちょっと、つまらなかった」。皆が香坂を連れて行く、矢島は「水野は関係ないから」。香坂「一応信じる」。職員室では、皆が戻ってきたことが報告される。桜木「気分転換はすぎたか」。桜木「休んだ分、倍にしておく、連帯責任だ、東大は甘くないぞ」。水野は香坂にノートを見せる。学校には海草が付いたバイクがあった。バカはちまきで、テストが始まる。つづく。
まあ、予想通りに脱落者が出るが、何とか連れ戻す。しかし、井野を使うとは思わなかった。矢島か、桜木がチキンレースをやると思った。だから、井野がやるのは面白かったよ。結構ドジ加減が楽しかったよ。もちろん、壁はないから、まんま海に飛び込んだ。分かるだろうとツッコンでおく。井野がすぐに上がってきた根性は褒めるし、濡れたシャツも良かった。でも、すぐにパンツは乾いていたような? 落ちたバイクは大丈夫だったのか、海草だけのバイクで良かったのか? まあ、ちょっと青春ドラマだったね。柳先生は「白い巨塔」の病理の大河内教授だったよね。思い出す、あの時の格調の高さはインパクト強かった。柳先生の竹刀や、バカはちまきも、「女王の教室」と同じですが、扱いがストレートで高校生だから許せます。それに東大受験という目標がはっきりしている。受験のテクニックで、トランプは遊びだったが、柳式問題解答同時プリントは実践的だった。古い話ですが、自分も高2の夏休みに数学出来なかったが、参考書の問題を見てすぐに解答を見て、暗記したよ。それで、やっとできるようになった。昔から受験数学は暗記科目と言われていた。だから、今回のテクニックは本物だ。何も分からないのに、問題考えても、全く何も出てきません。しかし、小5の分数から、中学数学くらいまで進みましたね。来週はさらに伝説の教師が登場します。楽しみだな。
ドラゴン桜★★★★ 3話 平成17年7月22日放送
合宿で、1日のスケジュールが渡される。何と16時間勉強だ。麻紀「ただのスパルタだ」。井野先生が「うちの子が出来るわけない」。勇介「決めつけるな、たかが10日だろう、どってことない、早く始めよう」。水野は店で、母から「客に愛想よくしなさい、あと1年でこの店を継ぐ、この不景気に龍山を出て、就職はない、馬鹿だからおかあさんの言うことを聞きなさい」と言われる。水野は「決めつけないで」と反発する。合宿所で、桜木「朝は暗記物より思考力だ、午前は一番脳が回転する、朝に適しているのは数学だ、計算問題で回路を一気に盛り上げる、10分だ」。桜木は試験をやる。結果で何と皆75点だった。皆は喜ぶ。しかし、小学5年生の分数の問題だった。桜木「馬鹿といったのは70点を良い点だと思ったことだ、100点満点のテストで100点以外はクズだ、ミスを悔しがれ、数学はゲームだ、勉強と思うからいやになる、解答を出すゲームだ、達成感を味わえ、テレビゲームが上手くなるには?」。緒方「滅茶苦茶やります」。桜木「そうだ、なれることだ、−から−と引いたら、何で+になる、訳分からなくなる、考えるな、数学はスポーツ、例えば卓球だ、イメージトレーニングだ、英語や国語は問題文に解答がある、それを見つけることだ、しかし、数学は自分の頭からひねり出す、公式から反射的に打ち返す」。卓球の格好をして、数学をやる。次々分数計算を繰り出す。見物にみなが見ている。奥野、「頑張っている人の汗はいいね」。桜木は水野を見つけて、「東大に行きたいと顔に書いてある、目標を持ている人が羨ましい」。水野「頑張ることは偉いことですか、頑張っても頑張らなくても、そんなに良いことないのでしょう、だったら、無駄に頑張らない方がいい、あんな卓球ダンス踊れません」。緒方を見つけて桜木「お前は?」。奥野「弟が東大を行く、つまり兄は身を退くべきか」。理事長室では先生たちが詰めかけ、4名しか集められなかった。首だ、と騒ぐ。そこに、卓球をしている。特別合宿をしている、と報告が入る。理事長を問いつめるが、いつもの泣きだ。理事長「今日明日中に5名以上集められなかったら、首ということで」。そこで落合先生がいい考えを思いついた。合宿では、かなり、自動的に答えがでるようになった。井野の問題の方が出なくなってきた。タイトル。
職員室で、落合先生たちが歓迎会したいと桜木に申し出る。桜木は合宿があるというが、近くの小料理屋「ゆうこ」でやる。昼からは、漢字百問をやる。緒方は挫折しそうだ。勇介は「誰も頼んでいない、やめてもいいぞ」。100問問題をやる。生徒から初めて返事が返ってきたと井野は喜ぶ。小料理屋「ゆうこ」で、井野は初めて授業らしい授業らしい物ができたと喜んでいる。先生たちは次々と井野先生にに、歓迎会の断りの電話をする。そこで桜木は電話を取る。落合先生は「今日までに5人揃わないと駄目だ」と話す。お馴染みさんが来て、母は「ゆうこはカラオケ・スナックにする」という。水野は、「父が始めた店だ」。お馴染みさん「これか楽して儲かる、君も卒業したら、この店継ぐのでしょう」。水野「楽して儲かる仕事はない、馬鹿」。お馴染み「龍山いっているやつに馬鹿」。水野「この店を継ぐと決めていない、私18だ、可能性がある」。お馴染みさん「馬鹿はお前だ、龍山いっている奴に可能性はない、どこの大学が入学させる、どこの会社が就職させる」。桜木「一つだけある、言ってやれ、水野、今いる場所から逃げ出すとき、二つしかない、一段上にいくか、ドロップアウトするか、お前はどっちだ」。水野「勉強したくないが、行ちゃおうかな、東大」。それで先生が登場して、水野に馬鹿なことをいうな、行けるわけがないと説得する。歓迎会が始まる。桜木は「今日から、お嬢さんは特進にいく、合宿で10日あずかります」。母「たくらんでいるの? 行けるわけない、後で惨めな思いするのはこの子よ、この子が合格するような大学なら言っても行かなくても同じでしょう」。桜木「今日、この子から、頑張っても頑張らなくても、そんなに良いことないのでしょう、だったら、無駄に頑張らない方がいい、と言われました、じゃ賭けましょう、5日で、特進の全員が高校数学の100点を取れるかどうか」。母「馬鹿馬鹿しい、この子がいないと店が・・」。桜木「代わりを用意しています、井野先生、可愛い生徒のためだ」。CM。
桜木が水野を特進に入ったことと勝負を報告する。バカとブスは東大だ。そして、お前達がうけた試験は、水野は算数は55点だった。桜木「頑張れば、奇跡が起こる」。水野「さっきは何となく」。桜木「それなら、家に帰るか、そんなに馬鹿にされて、目の前に優しい目標があるほうが分かりやすい、小6までの算数の問題を解いて解いて」。水野「たった5日しかない」。桜木「5日か、まだ5日だ、受験もまだ、1年もある」。桜木が分数問題を言うと、生徒は卓球で反射的に答えてしまう。井野が手伝う「ゆうこ」に希美が来る。希美は例の3人で今日はボーリングした。どちらも決められない。合宿では、さすがに厭になってる。水野はテストを勇介に預けて、出て行ってしまう。次に緒方がやめるといいだした。勇介は真剣だ「水野はどうでもいい、俺の筋を通したい、やると決めたことはやる、その気はないのなら勝手にしろ」。麻紀も逃げ出した。緒方と勇介とよしのが残る。職員室に残る桜木に勇介がドリルを持ってくる。CM。
合宿所で布団で寝始める。緒方はギターで歌い出す。勇介は水野をプールで見つける。そして、話す。水野は、勇介の東大受験の理由を聞く勇介「桜木に借金300万で買われた」。水野「へたな嘘」。勇介「家、カラオケスナックに改装するのだって、おばさん昔商売っ気なかった」。水野「おとうさんは働きすぎて死んで変わった、私も分かる、頑張って報われたことないし、でも母から面と向かって言われると腹立つ」。勇介「今度の試験100点取る、張本人のお前がふけるな」。水野「はげましているつもり」。奥野が見ていて「青春」という。そこに携帯で「弟の勉強が終わったので、帰って良い」と言われた。次の朝も起床だ。公式を声を出して読み上げさせる。三角形の面積などだ。声を揃える。桜木「今日は競歩しながらやる、昨日は卓球、今日は競歩だ、勝負は4日だ、有効に使え、歩け、井野、お前もだ」。子供達がみて「この馬鹿学校、頭がおかしくなった」。井野は疲れている。教室で桜木はチーム編成すると言う。数学の中1のテストをやる。1問12秒でやる。終了後、パートナーと採点する。2人で自分の間違いを相手に説明する。客観的になれる。桜木ーよしの、勇介ー水野、緒方ー麻紀だ。桜木もテストをやる。教室でテストしている。井野はバイトに行くと言う。桜木「リータンマッチしないか、今度は水野の母親が娘の受験を認めるかどうかだ、君は当然、生徒全員100点に賭けると思うが」。井野「でも、勉強は積み重ねが必要だ」。桜木「君は水野の脱落に賭けろ、勝ったら、1週間俺がお前の奴隷だ、負けたら引き続くお前が奴隷だ」。夜、皆が寝ている。水野は寝ないで勉強している。次の日も繰り返す。桜木「人間の脳は忘れるように出来ている、だから繰り返せ」。皆は77点までいった。そして、水野は100点取った。桜木も褒めて、皆は喜ぶが、水野は戸惑っている。いよいよ、試験だ。教頭先生が封筒に入れた問題を持ってくる。先生と水野の母が監視する中で試験が始まる。20分だ。いきなり、無理だろうが、ルート、三角関数、指数関数、積分もあるよ、しかも問題数も多い。20分は過ぎた。桜木「予想通りだ、採点するまでもない、他も似たり寄ったりだ」。水野の回答を見せる。半分は解いていない。勇介「難しすぎる」。桜木「仕方ない、負けは負けだ、それが勝負だ」。勇介「5日頑張った、練習テストも100点取った」。桜木「俺のは当たり前だ、公式通りの基礎問題だ、今日のが正真正銘のものだ」。勇介「最初から分かっていたのか」。桜木「受験は合格点に達するかどうかだ、それだけだ、頑張ったかではない、何の意味もない」。水野「もう、いいよ、私の負けだ、しかたない、半分も解けなかった、当然だ10年さぼった、頑張ったのは5日だけだ、でも、悔しい、こんな悔しい気持ち初めてだ」と泣く。桜木は教室をでる。井野「ひどい、勝負に負けて、予想通りだなんて」。桜木「何もわかってないな」。水野の母は娘の泣く姿を見て、「そんなに悔しがるか、好きにしなさい、私に似て駄目駄目だと思ったが、お父さんに似てしっかりしたところもあった、あの人凄く負けず嫌いだ、合宿が終わったら店の手伝いすること」。みなもやる気になった。緒方「勉強も悪くない」。麻紀「本番まで1年もある」。勇介「アイツの思惑通りだ、おれたちも、アイツを利用してやろう」。みな元気になった。桜木「特進は残った、あいつらは東大受験に一番大切な物を手に入れた、それは勉強が出来ないことを悔しいと思う心だ、そうすれば東大は簡単だ、ついでに賭は俺の勝ちだ、水野の母が娘の受験を認めるかに賭けた、あの娘の涙を見て受験させない母がいるかどうか」。井野は走り出した。
今回から、東大受験のテクニックが登場してきた。今回は数学でした。結構、内容は正しいような気がする。納得しました。ただ、この生徒で100点は無理だと思いました。だから、試験になったときにどうなるか、心配でしたが、これで結果いいのかな。桜木は全員100点といったが、水野の母が受験を認めるだけだったのかな。でも、確実にこの生徒の実力は飛躍的に上がっている。それは勇介が、一度決めたらやり通す強い意志を持っていたからだ。桜木が300万をつぎ込んだけはある。あとは奥野だけか。結構大変な家庭事情なんだ。水野の長澤さんだけは利口そうに見えるのですが・・・。阿部さんのテンポよいセリフは気持ちよく楽しいです。数学を卓球のようにやるのは大笑いだ。ただ、試験職員室とか、先生の描き方は、滅茶苦茶漫画です。ユルユルで、一山幾らだね。これはこのままなのだろうね。基本の多くは漫画だ。
ドラゴン桜★★★★ 2話 平成17年7月15日放送
前回のまとめ。桜木「ルールを作る方に回れ、馬鹿とブスは東大に行け、特別進学コースを目指して来い」。勇介「目指したくても、出来ないものもいる」。勇介はクラスに帰り、苛立っている。バンド仲間の緒方にも、本当の事を言わない。勇介は大事にしているトランペットを質屋に出す。質屋「3万だね」。勇介「23万で買ったけど」。勇介は結局3万で売ってしまった。桜木「常に弱者は搾取される、何も夢をめざさない、それは夢があるということだ」と勇介に言う。女友達に、東大に行くのか聞かれると、水野「東大なんて、受けるだけで恥だ」と答えてしまう。理事長は部屋の金庫を開けるが300万しかない」。そこに先生が入り込み抗議する。「特進クラスに生徒が集まらなかったら、あの人を首にしてください」。桜木の待つクラスに誰も入らない。勇介が家に帰り、借金取りに3万を返す。そこに来ていた桜木は差し押さえの封を見る。桜木「明日、何を売るんだ? (母親に)担任の桜木です」。勇介「何をたくらんでいる」。桜木「龍山高校を建て直して、弁護士として、がっぽり金が入る、虎ノ門に事務所が立つ」。タイトル。
生徒はグランドの穴で遊んでいるが、特進クラスには、井野先生が座っているだけだ。井野が駄目だと言う。桜木「あんたは世間を知らない」。井野「東大合格する根拠は、この高校は偏差値36だ」。桜木「ここは暑い、クーラーも聞かない、東大の数学の配点は240点だが、何と90点で合格だ、特進が目指すのは理系1本だ、どうしたら合格できるか、それは企業秘密だ、世間知らず、ただでで教えて貰うと思うな」。井野「ペテン師、生徒は誰も来ない、あなたは生徒が来ないと首ですよ」。桜木「かけるか、一人でも来たら、あんたは1週間、俺の奴隷になる」。しかし、水野は悩んでいる。小林と本屋の赤本のコーナーで会う。小林は「東大なら、芸能界に入って活躍しやすい」。そこに奥野が来て、「うちはサラリーマンだから、二人も東大は無理だ、俺は縁の下の力持ち」。バンドでは勇介が来ない。実は勇介は建築現場でバイトする。そこに桜木がいて、現場監督している。そこは桜木の族仲間の会社なのだ。二人は仕事を始める。袋を二つ持つ桜木だが、勇介は力がなく疲れてしまう。そこで、桜木は解説する。桜木「公共事業の日給14000円だが、お前の取り分はは8200円だ、残りの5800円はどこへ行くか、搾取されている、雇われている限り搾取されるのだ、今日、お前はそれを勉強できる、それが分かるのは東大に入ったらだ、俺は借金がないので辞められる」。そういって、桜木は帰ってしまう。CM。
井野は友人の希美にまた相談される。男二人と野球を見たのだ。東大の田中は、球が伸びるの、ウンチクを初速度などで喋り出す。フリーターの沢松は「すげぇ〜」しか言わない。悩んでいるところだ。聞いた井野はやけになって酒を飲むことを宣言する。働いている勇介のところに水野がきて、阿部の預かりものを届ける。水野は勇介の幼なじみなので、使われる。そこで、水野は桜木の話す。それを聞くと勇介は怒り出す。桜木は事務所で、スケジュールを作る。そして、桜木はカップ麺を食べようとするが、水を止められている。水野は店に帰ると、母とのなじみの客だ。学校では、特進クラスは0人だった。桜木は理事長に話す。桜木「私は首になるのですか、大丈夫です、東大5名、大変な騒ぎになり、来年は志望者が山ほど」。理事長に更に、桜木「あなたは2万のイアリング買った、あなたは多重債務者だ、その件で相談がある、金庫の300万を・・・」。勇介は質屋に行くと、3万で売ったトランペットは18万になっていた。そこに電話で売約済みになった。クラスで水野が「夜、勇介にプレゼント渡していた、幼なじみはいいわね、勇介には私という彼女がいるの」「その彼女に聞きますが、彼は何故来ていないのですか」「知らない」。勇介に携帯がかかり、桜木が勇介の家にいた。CM。
勇介が家に帰る。母が桜木先生がご厚意で借金を返して来ると言う。桜木「同情ではない、商取引だ、お前の人生を買い取る、東大をめざせ、お前の人生1円の価値もない」。300万円を出す。「お前の最後のチャンスだ、受験は日本に残った唯一の平等だ、どんな馬鹿な奴でも、東大に入れば見直される、人生をやり直せる、決断の遅い奴は人生を逃す」と5秒ごとに1万円ずつ破る。勇介は止める。桜木「返す金なら、どうなってもいいだろう、プライドを守るために、一生、金利だけで、社会の底辺をはいずりまわるのか」。母「お願いします、何でもします」。桜木「残念だが、勇介本人としか取引しない、悔しいだろうが、これがお前の現実だ、お前が変わろうとしないのならば」。勇介「糞〜〜〜」と悔しがって、桜木の腕を止める。桜木「明日の朝5時グラウンドに来い」。勇介「絶対返す」。そして、桜木はトランペットを出す、そして桜木「喧嘩に勝つ方法は、まず自分の弱さを知ることだ」。バンドが開かれる。勇介は吹いている。水野は見ている。奥野も、香坂も褒めに来る。勇介は「バンドをやめる、けじめを付ける」と言う。桜木は朝のグランドで井野に、特進に一人入った。それで井野は穴を掘る。賭けに負けたので、奴隷なのだ。勇介が来て、「必ず行ける」。勇介も掘らせる。勇介298万だった。桜木は理事長だ。そこに車が来て、樹を持ってくる。族仲間の鉄の連帯なのだ。クレーンで樹を植える。桜木「ドラゴン桜だ、龍のドラゴンで、毎年東大合格者がでる」。香坂、小林、緒方も特進クラスに入ると言う。普通に買うと100万する。東大に受かれ、桜に見送って貰え。桜木は授業を進め方を教える、合宿だ。受験のための生活習慣を変える。つづく。
今回は良かったよ。何しろテーマが単純で分かりやすい。原作が漫画だもの。桜木はなるほど策士だ。勇介を狙ってきたのか。それで、女2名と男1名もゲットできた。しかも、勇介の弱点は分かりやすい。金だ。それを、何度も教えましたね。トランペットの流れ、バイトでの金の動き、最後は決断が早くできるかどうかで、目の前でおサツを破る(真似してはいけません)。これでもかと、押しまくりました。この単純な押し方楽しいです。桜木が「受験は唯一の平等で、どんな馬鹿な奴でも・・・」というのは自分の体験なのだろう。族で世間から怖がられても、大学に入り弁護士になれば、見直してくれるのだ。その経験からきているのだろう。そして、300万も同情ではない、商取引だ。決断の遅い奴はチャンスを逃すまでは、潔くスッキリする啖呵だった。評価アップですね。★4つだ。もちろん疑問も多い。何で質屋、バイト先に一緒になるのか? トランペットを買う金はどうしたか? そんなものは意外と気にならない。漫画なのだから。そして、シンボルのドラゴン桜も出来た。それにしても、東大合格の秘訣を知りたいな〜〜。そして、東大はドラマにクレーム付けるような子供じみた事はしないでしょうね。
ドラゴン桜★★ 1話 平成17年7月8日放送
偏差値74、東大進学秀明館のすぐ横100mに、馬鹿学校で偏差値36の龍山高校があった。そこに桜木がやっていく。途中で勇介がヤクザ風の男にやられている。桜木は龍山高校を教えてくれと勇介に頼む。しかし、ヤクザ風の男達は弁護士バッジを見て、逃げ出した。散る桜の花のなかに、水野直美8点の答案用紙がちぎられて、紛れていた。龍山高校の理事長の部屋に先生が揃っている。理事長は「倒産だ、詳しいことは弁護士先生に聴いて下さい、私は経営に関しては素人、死んだ主人が始めたのです、しかも校長まで倒れて、(役立たず)」と泣き崩れる。そこに桜木が着く。桜木は「新入生も160人/300人で、もう倒産だ」と説明する。井野先生は「生徒のことを考えてください、あなたは暴走族だった弁護士ですね」。それを聞いて、先生たちは「弁護士として認めていない、出て行け」と騒ぐ。桜木事務所は汚い、先輩弁護士が龍山高校を紹介してくれたのだ、この件で当座の資金は何とかなると話す。桜木は「これでは営業妨害だ」と週刊誌を見る。そこには暴走族弁護士を書いてあった。先輩弁護士は「学校の倒産などは初めてだろう、しかし少子化で今後増えるだろう、これがうまくいくとモデルケースになる」。桜木も、やり遂げると、先駆者としてのし上がれるかもしれないと思う。しかし、破産申請して、管財人に任せたら、俺の役目が終わる。それでは駄目だ、もっと面白いことを・・・。その時桜の花びらを掴み、「あった、これだ」。ナレーション−−偏差値36の生徒を、東大まで送り出す、感動ドラマだ−−−。タイトル。
龍山高校に桜木が行く。水野は母親の店を手伝うしかない、と落ち込んでいる。緒方は遅刻しそうなのだ。横を母親が車で付いている。奥野は、双子の秀明館の弟を見つめて、怒られる。駄目生徒の簡単なキャラの紹介です。桜木は早速、理事長と話すが、理事長は「とてもうまくいくとは思えません」と答える。桜木「バッグも指輪もなくなります、チャレンジしかない」。そこに井野先生が呼ばれて、桜木を手伝うように理事長命令を発する。勇介の家は差し押さえになった。父は借金して、いなくなった。勇介は学校を辞めて、働く、と言う。母親(石野真子さん)は銀行に行くと言うが・・・勇介達はバンドを作っていたようだ。井野先生は教室に入る。勇介は休みだ。そして水野に声を掛けて呼び出す。そして、桜木が水野に会う。桜木はバイトしないかと1万円札で誘う。立っているだけだ。一旗あげようと言う。井野先生は止めるが、水野はやろうかという。そして、債権者説明会を始める。桜木は「起死回生のアイデアを考えた。指導方針を変えて、徹底した受験指導で、まず今年東大合格者を5名出す」と宣言する。CM。
皆は驚く。桜木5年後には100名の合格者を出す。1号は決まっています。そこに水野が入る。桜木「第一号です」。そして水野に黙っていろと言う。桜木「お前は東大にいくのだ」。債権者「根拠わ?」と聞く。桜木は「今の東大は非常に入りやすい、3000名入学者だ、必要なのは根気とテクニックだ、十分合格可能だ。これは世間にインパクトを与えます、それとも、このまま倒産ですか?」。理事長「いやです」。債権者も「見てみるか」と思う。帰る水野に、桜木は「お前東大に行かないか」。水野「行くわかけない」。桜木「東大に行きたくないか、行けば人生180度変わる、馬鹿学校でても、親の家継ぐか、フリーターから、風俗だ・・」。水野「勝手なこと言わないで」。帰ると、母(美保純さん)が客と手を握っている。客「女は愛嬌だ」と酔っている。そこに水野の言葉「このままじゃ、ろくな人生じゃない」を思い出す。勇介は夜の時給1300円の店のバイトを頼むが駄目だ。井野は友達の希美に呼ばれて、二人から迫られている。どちらが良いか聞く。フリーターで年収200万、話は合わない。一方東大で年収はいいし、インテリジェンスはあるが、威張り屋だ。そして、次の日桜木は校庭を掘り始める。思いつきだという。CM。
水野が勇介に話す。そこに緒方がバンドの話をするが、勇介は辞めよと答える。校庭の大きな穴がある。桜木は教職員の全員解雇を言う。桜木「倒産寸前だ、リストラする。有能な人材とは適正検査を受けて、雇います」。井野「反対です、水野さんにかかっている、可哀想です、魅力的な学校生活にすれば生徒もやる気を出して・・・」。桜木「具体的な説明を言え、数字は競争力の証だ、ビジネスだ、特別進学クラスを引き受けてくれる人はいますか」。先生は動揺している。桜木「リスクを背負う奴はいないのか、それじゃ俺がやる」。勇介はバンドする甘い状況じゃない。教室は相変わらず暢気だ。そこで、臨時集会が開かれる。理事長が「大事なお知らせがある、静かに聴いて下さい、特別進学クラスを作ります、担任として新しい先生が赴任します、桜木建二先生です」と声も小さく紹介する。壇上の桜木は喋らずにじっと見つめている。講堂内はさざさわしている。桜木「どいつもコイツも馬鹿面だ、一生負け続けるぞ、教師が教師なら生徒も生徒だ、最後まで聞け、負けるものは騙され続ける、社会にはルールがある、ルールは全て頭の良い奴が作る、だからルールは頭の良い奴に都合良く作られている、そして頭の悪い奴をうまく利用する、税金、医療、年金、頭を使うことをしない奴は一生損し続ける、騙されたくなかったら、お前ら勉強しろ、手っ取り早い方法を教えてやる、東大に行け、目標は東大だけだ、5人現役目指す、人生のターニングポイントだ、もたもたしている奴に用ない」。聞いていた勇介が東大が何だと反発する。桜木「東大が嫌いか、俺も嫌いだ、東大をありがたがっている奴は、目の前の奴が東大だと卑屈になる、お前らは社会に知らないからだ、未知の無限の可能性だ、個性を生かして生きれるなんてないっていない、不満と後悔の現実があるだけだ、そんな世の中が気に入らないなら、ルールを作る方に回れ、馬鹿とブスは東大に行け」。続く。、
まあ、セリフや動きは原作の漫画らしいものですね。ついでに展開も・・・。まあ嫌いではありません。それにしても、見たことある、高校生の役者さんが集まりましたね。ごくせん、ウォータボーイかよ、何となく思い出しました。彼らが魅力を発揮してくれると評価アップでしょうが・・・。教育の現場のスタンスは、女王の教室と似ている印象をうけました。しかし、こっちは高校でいわゆる駄目生徒で0からのスタートだから、許せますね。しかも、漫画の味わいが満載だから、抵抗はない。ドラマ全体にシリアス感がない。ここが救いだね。まあ無意味だけど反論すると、東大がすべてのルールを作っているとは思わない。一部の東大の卒業生がルールを作っているところが多いとは思う。それに社会のルールを分かったところでも、どうしようもない。権力を握ったブッシュ大統領でも、テロを完全に押さえ込めないのだ。絶対全てをうまくコントロールできないものだ。まあ、初回は設定の説明で、生徒のキャラも分からない。そして、女王の教室のトラウマで、★2つということで・・。