タイガー&ドラゴン   TBS   金  22時 

脚  本 宮藤官九郎
プロデューサー 磯山晶
演  出 金子文紀、片山 修 ほか
音楽プロデュース 志田博英
音  楽 仲西 匡
オープニングテーマ 『タイガー&ドラゴン』クレイジーケンバンド
主 題 歌 『UTAO−UTAO』 V6
山崎虎児 長瀬智也
谷中竜二 岡田准一
メグミ 伊東美咲
銀次郎 塚本高史
リサ 蒼井優
谷中鶴子 猫背椿
林屋亭どん吉 春風亭昇太
辰夫 尾美とりのり
半蔵 半海一晃
チビT 桐谷健太
林屋亭どんつく 星野源
林屋亭どんぶり 深水元基
林屋亭うどん 浅利陽介
「よしこ」のママ 松本じゅん
谷中沙耶 江本花耕
谷中小百合 銀粉蝶
林屋亭どん太(谷中竜平) 阿部サダヲ
組長 笑福亭鶴瓶
林屋亭どん兵衛(谷中正吉) 西田敏行
日向  虎児のあにき 宅間孝行
 鮫島:荒川良々   高田亭:高田文夫さん 
柳亭小しん:小日向文世    ウルフ商会の梶:橋本じゅん  


本年1月9日にスペシャルドラマとして放送し、15.5%という高視聴率を記録した『タイガー&ドラゴン』が、連続ドラマ化することが決定。スペシャルに引き続き、主演・長瀬智也&岡田准一、脚本・宮藤官九郎、演出・金子文紀、プロデュース・磯山晶という、『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』等の大ヒット作品を生み出した強力キャスト、スタッフでお送りする。     毎回、落語の演目が実際のストーリーとリンクする、一話完結形式。虎児なりのオリジナル落語を披露する長瀬智也と、「落語の天才」役の岡田准一は、スペシャルをさらに上回る話術を披露してくれるに違いない。そして、西田敏行、伊東美咲らバラエティーに富んだレギュラーキャストに加え、豪華ゲストも続々登場予定!

期待と感想
スペシャルも見ましたよ。はじめ人間関係が難しかったが、メグミの伊東美咲さんの意外な強引な展開に驚きつつ楽しみました。もちろん、主演・長瀬智也&岡田准一、脚本・宮藤官九郎、演出・金子文紀、プロデュース・磯山晶のチームは変幻自在で奔放なドラマになること間違いない。ただ、関係がややこしいし、問題はヤクザということと、落語が結びつかないよ〜〜。強引な展開についていけるだろうか、おじさんはちょっと心配だ。期待★★★★、予想も★★★★だ。


タイガー&ドラゴン★★★★★ 11話 終わり 「子は鎹」の回  6月24日放送 

いや、先週で落語から大きく外れて展開した。それを今週の最終回で、どうまとめるのか心配したがうまくまとめました。恐れ入りました。5つ★です。でも、あらすじを書くことは相変わらず難しい。

最初に小竜が登場です。伝説の小虎の話をし始める。虎児が暴力事件を起こして、警察沙汰になって、林屋亭は一時協会から、ハズされた。路頭に迷った。落語が出来なくなったのだ。ワイドショーのレポーターが突撃している。どん兵衛は弟子に、みな他の所に行ってもいいというが、誰も行かなかった。小竜は、いっきに出世して7代目のどん兵衛を襲名することになったのだ。襲名にはいきさつがあったのだ。だから、トリを取ることになったと嬉しそうだ。タイガー&ドラゴン。タイトル。
3年たって虎児が刑期を終えて出所することになった。迎えに来たのは、ドラゴンソーダの従業員チビTだけだった。幸せの黄色いハンケチを持ってきた。ソラゴンソーダに行くが、店長のリサが繁盛していた。Jリーガーや芸能人が来ていたら、流行りだして店舗も3軒拡張したのだ。時代がドラゴンソーダに追いついたのだ。竜二の借金も返したのだ。虎児はちょっと淋しそうだ。しかも、リサが銀次郎と別れたのだ。理由は新宿に行くと分かるという。虎児が行くと、ヤスオは戻っていて、銀次郎は2代目を継いだのだ。しかも、ウルフ商会の社長が、固めの杯で舎弟になったのだ。組長は八王子に引っ込んだのだ。銀次郎は六本木ヒルズに住んでいて、別れるしかなかった。虎児は立派に2代目を継いだと喜ぶ、淋しそうだ。劉さんの部屋で歓迎会だ。林屋亭ではどん太が抱かれたくない男の1位をジャンプ亭ジャンプに取られて2位で落ち込んでいる。小竜は「子別れ」をやっている。−−わたしが鎹(かすがい)だって、道理で、昨日、金槌で頭を撲つと言った−−とサゲを言う。そこに太郎が虎児が24日に秋暑すると言う葉書を渡される。どん兵衛は挨拶に来ないと大いに怒る。CM。
浅草でおでん屋は、マリを売っている。そこにメグミがやって来る。メグミだけは泣いてくれた。蕎麦屋に行くと、蕎麦屋の辰三はアニータと結婚していた。浅草サンバカニーバルで知り合ったが、蕎麦アレルギーなのだありえなぃ〜〜)。メグミは竜二と3回別れて、3回よりを戻していた。みんなメグミの浮気だ。そこで竜二のどん兵衛の襲名披露の話を聞かされる。虎児は良かったという。師匠は? 寄席に見に行くと、師匠は2代目小虎をやっていた、タイガータイガーアリガタイガーとやる。高座で子別れを話し出す。江戸の話になる。熊が帰ると、2番目の女房がいた。安いので吉原から身請けしたが、朝も昼も夜も寝る。つまり一日中寝る。メグミが演じている。女房は飯も炊けなかった。たたき出そうとするつもりが、女房がでていったのだ。熊さんはそこで、酒もやめて、真面目に稼いでいるのだ。先の女房は器量は良くないが仕事は出来た。どん兵衛が演じている。ふたりには9歳の子供の亀がいたのだ。熊が歩くと、その亀(ジャンプ亭だ)が子供達と遊んでいる。熊は声を掛ける。そこで聞くと、おかっさんは元気だ。飲んだくれヤクザで男はこりごりだと、今も一人でいる。今も熊に未練があるのだ。現実に戻ると、寄席の前でジャンプ亭にあう。今はグルメレポーターをやっているのだ。どん太の路線を継承しているのだ。江戸に戻り、熊に淋しくないか聞く。そして、熊は亀に大金の小遣いをやる。二人は泣くが、熊は「目から汗が出る」と訳の分からぬことをいうかみさんも泣くといつもいうのです。現代に戻る。竜二はジャンプ亭に虎児がどこにいるか聞く。そして、訪ねようとすると、どん兵衛はあいつは破門にしたと言う。竜二は「俺と一緒で、帰るところはここしかない、意地はるのでない」と言う。それを聞いて小百合ちゃんは「許すと協会に、あなたの真打ちもできなくなる、虎児はいい人だけど、許しては・・・苦しいのはどんちゃんだ」と擁護する。そして、どんちゃんを泣かす子はこれで打つよこれは子別れのサゲですよね)とナンを掴む。そして小百合「これは何なの?」。どん太「ナンだよ」。笑い。メグミが来ていて、インド風カレーを作ると言う。昨日もカレーだったの声が上がる。虎児は銀次郎に会う。虎児「2代目襲名おめでとうございます」。銀次郎「楽にして、イツ出てきた、今日は?」。ウルフ商会梶が「虎児を下働きで使ってくれ」と言う。銀次郎は「駄目だという」と全員眉間にしわをよせる。銀次郎「ゆるめて、普通にして」。そして銀次郎も座って、「ここは兄貴で通させて下さい、兄貴前に言いましたよね、手柄上げたいから似合わないことするな、内心思った、似合わないことしているのドッチだ、一緒に力夫の所に行って暴れて嬉しかった、3年経った、今似合わないことしている、30人のヤクザが2代目2代目と、似合わない、替わって欲しいです、だから、いいますけど、似合わないことしてんじゃない〜〜〜よ」と声を上げて去る。そこに虎児「銀次郎、凄げ〜似合ってるぞ。銀次郎は頭を深々と下げて出て行く。虎児は、自然に林屋亭の家に向かう。どん太の子のサヤと太郎に会う。CM。
江戸で、亀(竜二が演じる)に母(どん兵衛が演じる)が叱る。誰から貰ったか言えない。盗んだものならお詫びすると言う。そして、金槌をださいて、「これは別れるとき勝手にお前が持ってきたんだけど、これでブツよ、お父さんがお仕置きするのと一緒だよ」。現代で竜二の落語で、「金槌で頭叩くから」。「盗んだんじゃない、お父さ〜んに貰ったんだ」。ドン兵衛「可愛くない」。メグミが食事が出来たというので、行く。しかし、木野もカレーだったので、カレーにしてなかった。メグミ「まずい」。全員「まずい」と言う。そこで、メグミ別れると言う。そこに鶴子は子供の太郎が「怖い顔したおじさんから、貰った」とロレックスの時計を持ってくる。皆一斉に外に出る。寄席に行くが、どん太が桃色バスのチケットを差し出す。一緒に行く。そこで一方、どん兵衛の家に、組長と小春さんが一緒になったので挨拶にやってきた。デレデレだ。組長が水に流してくれと頼む。しかし、虎児の話になる。組長は「家族を守るのは家長の役目だ、でも虎児は家族でなかったのか、借金返したら堅気にして返した一番に迎えに行くものだ、今日限りだ」と喧嘩になる。どん兵衛「俺も迎えに行きたかった、今も行きたい、3年前そこに座って笑っていた、何でいないの、あんたのせいだ、ヤクザがうちの小虎を、争いに巻き込んだからだ、家族と思っていた、だから辛い」。それで、組長も「迎えに行きたかった、でもどんちゃんに譲った」と二人は抱き合って泣くここでも泣かされました。CM。
高座で襲名披露の口上が始まる。どん吉が最初に挨拶する。どん太が兄弟ギャグ連発するも、盛り上がらない。蕎麦屋から「いいぞ、どん太、一生、二つ目だ」の声がかかる、笑。どん兵衛がお礼を言う。小猫と名乗る。出生で逆子だ、4000gだった。芸はなかなかだ、一門が叱咤激励します、お引き立てのほど。次に小虎が「3代目林屋小虎です」。さかのぼって、竜二と虎児がファミレスで話している。竜二は「子別れをやる、追い込まれている、あんたと替わりたい、落語やらないのか、俺にあれだけ落語やれと言っていた、あの時の気持ちすごく分かる、ウザイんだ、やりたいと思っていることを他人から言われると、ウザイ、俺も分かります、あの時のあんたの気持ち分かります、言いたいこと言ったらすっきりした」。そして去ると、虎児は子別れを話し出す。「おとうさんは、汚いなりしていたのかい、いや、綺麗な半纏で、お金を一杯持っていた、変な女を追い出して、稼いでいる、お前に苦労かけたなと泣いていた、明日ウナギ食べに行こうって、行ってもいいかい、翌日母親は子供にこざっぱりしたナリをさせる、自分も気になり、ウナギ屋の前を歩く、刑務所で落語の本を借りまくって覚えたのだ、・・・・100まで数えてた、しかし、肝心のことが分からない、鎹も教えてくれなかった」。竜二「鎹は柱がずれないように、小さな木片をホゾに打つのだ」。虎児は分かったという。竜二「明日高座でやれ」。竜二はジュゲムをやるという。高座に戻って、子は鎹で、蕎麦屋「子別れだね」。小虎、子別れの上、中、下で、下だけは「子は鎹」というのだ。筑摩文庫落語百選より。−−反物屋の竜がヤクザもんの虎と、仲を取り持とうとしました−−。現実で、竜二とどん太は桃色バスガイドパブで虎児が働いている事をしって、タクシーで行くと言う。店の前でうろうろしている。そこに、江戸の姿で虎が、女房姿のどん兵衛と会う。女房「お小遣いを貰い、ウナギをご馳走になった、お前さんだったのか」。虎「昨日亀に会って、ウナギが食いたいというから、喋ってしまったのか、子供は無邪気だ」。ここに竜が来て、中に入る。虎児は土下座して「おれを弟子にしてくれ」と頼む。どん兵衛もイスを立ち、土下座して「私の弟子になってくれ」。二人は抱き合って大泣きする。ここももらい泣きでした。竜「ホモじゃないので、ご心配なく」。西田さんは腹を出しての熱演だどん兵衛「してみると、ナンだな、子供ってのはナンだな」。虎「ナンだな」。竜「お〜〜お、道理でカレーがないと食えないと言った」。虎「そっちのナンじゃないよ」。サゲです。高座に沢山の拍手だ。みんな泣いている。小虎「タイガー、タイガー、ジレッタイガー」と叫ぶ。マイクを持って連呼する。おしまい。エンドロールが普通に画面の下に横流れて見やすかった。
いや、大きく離れた虎児と落語を見事に戻しましたね。虎児も刑務所で落語をしかり勉強していたのですね。やっぱり落語が好きだったのですね。すっかりうまくなっていました。3年経ちましたという最終回パターンですが、説明的な展開が多かったが、虎児、どん兵衛、組長、竜二と見事にまとめてくれましたね。突如登場した、ナンがサゲになるのです。軽くて好きです。分かりやすかった。とにかく、2回ほど、ヤクザが前面に出て、評価を下げたが、落語がメインになると、良いですね。もちろん、出所したばかりのものが高座にあがれるかという難しい現実の壁はありそうですが・・そこをスルーすれば、最高です。最後が良いと、すべて良くなる。これは今クールNo1ですね。アタックNo1はNo2にします。



タイガー&ドラゴン★★★ 10話  「品川心中」の回  6月17日放送 

今回も難しい。展開がドンドン変わりますから、あらすじは書けません。落語の本ネタ、竜二の落語復活、虎児の流星会存亡の危機を別々に書く。それで、前回以上におおざっぱな感想です
最初のタイトルコールはどん兵衛さんです。初高座の客が3人という枕だ。本当にうまくなりました。タイガー&ドラゴンを英語風に発声だ。品川の白木屋のお染めの話だ。花魁の衣替えがは金がかかる、お披露目も大事なのだ。お金がいるとカンパが必要だ。しかし、手紙を出しても返事が来ない。そこで、嫌になってしまう。死にたくなったが、一人で死ぬのも淋しいので、心中して浮き名を流したいと考えた。なじみのお客から、適当な男を選ぶ。どん兵衛の高座が続く。脇で竜二が聞き耳で盗んでいる。
江戸芝居のまとめだけどお染めも変わるし、金蔵は何人にも替わり難解そのものだ。流して楽しむしかないのかも知れrない。、お染めのメグミに、金蔵の竜二だ。お染めは自害すると金蔵に手紙を書いている。お染めは、保の金蔵は青森弁で、心中を了解を得る。今夜は駄目で、明日だと約束する。今度は虎児の金蔵が兄に品川に行くのはやめなと言われる。リサのお染めは絶対別れないと、銀二郎の金蔵にカミソリをもって迫る。蒼井優さんの白無垢花魁風の姿素敵です。銀次郎の白無垢は腰から下がなく、ふんどしだった。やる気がないと言うことか。桟橋をお染めと金蔵は走る。そして、お染めは金蔵を海に投げて、後から行くよと言う。しかし、やってきた鮫島から、旦那が50両を持ってきたと知らせる。それで、嬉しそうに振り返るリサのお染めだ。蒼井優さんの魅力爆発です。そこで、虎児のカンパの話に移る。賭場を叩く音がする。手入れだと皆は隠れるが、銀次郎の金蔵だった。心中し損なって、傷だらけで来たのだ。高い梁に逃げて降りられないうどん、棚の饅頭を食べて腹ごしらえするどん吉、ぬか漬け隠れるどん太は急所を打って、金玉を掴んでいた、それを出すと茄子だった。馬鹿笑い。しかし、どん兵衛の元武家の伝兵衛だけは座っていた。ほめるが、伝兵衛は「もう、腰がぬけています」。これがサゲだ。落ちていない。これは前半だけなのだ、後半は金蔵がお染めに復讐する話だが、暗すぎて誰もやらないのだ。どん兵衛、客を笑わせるのが仕事だ、二人には福がない。笑顔がなっていない、どんなに追い込まれても、平気で笑えるのが本物だと諭す。しかし、虎児は、どん兵衛に名前をくれる話を断る。師匠から貰った小虎という名前が好きだ、と泣かせることを言う。小百合が泣いている。
最後の品川心中現代版の、自殺サイトのレンタン事件が始まる。これにメグミが何ではまっていくのか、説明不足でないかな? そこに保がメグミが友達とドライブに行って帰ってこないという。メグミは男4人と携帯サイトで知り合ったのだ。携帯で「レンタンの方が確実だ」と書いてあった。メグミは保つに聞く、レンタンはレンターカーのことの小じゃれた言い方だと言う。しかし、レンタンの自殺サイトだと、竜二は気づく。虎児が保に聞くと、品川で知り合って、箱根に行くらしい。竜二は虎児の車を借りて、走る。その時虎児の携帯が鳴る。虎児のところへ続く。
竜二は独り言で落語が出る状態で、店をリサちゃん、いや店長と呼んで任せる。どん兵衛に入門を頼む。それで劉さんの家も出てしまう。そこで、竜二が家に帰り、感動の再入門で大感動だと思ったが、夢オチだ。現実はメグミの元夫の保が、青森物産展で東京にやってきて、馬鹿な一家は大歓迎の大騒ぎだ。毎回、家族の紹介だ。竜二は見習いで掃除を言いつけられる。それにメグミも保と一緒のホテルに泊まる。竜二は焼き餅、いや焼きリンゴだ。竜二は虎児の堅気の話を聞いて、残った230万の借金を返すという。それを聞いたメグミは、誰のために落語するのだと聞く。そして、保はメグミに帰ってくれと頼まれたのだと竜二に話す。竜二は、メグミにそんな複雑なキャラじゃないと言ってしまう。メグミは私はアニメでもゲームでもない、人間だもの馬鹿にしないで・・。竜二は面倒くさい。竜二の店では、銀次郎がリサに別れてくれと頼む。しかし、リサは嫌だと断る。江戸小芝居に移る。
虎児は流星会はウルフ商会に合併しないかという話が持ち込まれる。仁義などといっても、舎弟は減り、給料も払えないのだ。日向はバイトで、虎児は落語で食べている。ウルフ商会の梶は、どん兵衛の家に、山崎を訪ねにやってきた。帰ってきた山崎に、ウルフ商会に来てくれ、倅は事務職になる。合併というけど、吸収だ。山崎虎児がウルフ商会にやってくると、流星会はそのままに残すと条件を出した。それを聞いて、どん兵衛は、堅気になって、跡を継いで欲しいとまで言う。虎児は組長に、どん兵衛の金を返す。組長は虎児の落語がうまくなった。粗忽長屋も難しかったのに、うまくやった。それを聞くと、虎児はウルフ商会へ行くことを断った。組長に最後まで付いていくことにしたのだ。ウルフ商会の梶は、流星会を潰すしかないと内緒にしてと話す。虎児のところに、鮫島が落語協会からカンパしたと230万円を持ってくる。しかし、虎児は断り、自分は落語の腕を上げて、客を笑わせて堅気になりたい。優しくされるのは苦手だと去る。そして、虎児と竜二は橋の上で品川心中を聞いている。虎児が携帯を受け取って、流星会に行くと、ウルフ商会に組長がやられていた。日向も先週襲われていたのだ。入院中だ。組長は虎児のためだと言う。銀次郎が仕返しに行こうという。組長は行ったらあかん、堅気になれないと止める。結局、虎児は銀次郎と殴り込む。二人で、いや、虎児の活躍でやっつける。そして、組長の取りだした銃で、制圧する。それはテレビのワイドショーに出ている。それを、終わった竜二とどん兵衛が見る。そして、山崎虎児だと流される。虎児は梶を押さえ込み、流星会に手を出すなという。うなずいた梶を確認すると、銀次郎を逃がす。兄貴というと、虎だ、2代目早く逃げてくれと言う。そして、虎児はにこやかな笑顔で警察に捕まる。
最後の高座に小虎はあがれない。替わりに竜二が、どん兵衛に、やらせてくれと頼む。自分のためにやりたい、今しか面白い品川心中が出来ないと言う。品川心中の話をする。自殺サイトの話をする。止まった車の中でレンタンを付けるが、メグミはバーベキューをしたい。いや、焼きそばをしてしまう。反物屋の竜二は探している。メグミは静かになったが、あまりに足の長い美人に、冴えない男どもはまだ、死にたくないと、自殺を辞める。外に出して、白雪姫みたいに寝ている。しかし、竜二が気が付き、メグミを助けようとする。気づいたメグミは男達から逃げる。その先に保がいた。そこに飛び込むと保はメグミを抱きかかえていた。立派だ、お百姓さんで鍛えていると褒めるが、保「いやいあや、もう腰が抜けています」。これで、サゲだ。いつもの喫茶店で、竜二が有り金の200円をどん兵衛に渡す。
やっぱり、別々に書いてみたが、全く分からない事になってしまった。やはり、話が飛んでも、放送で流れた順番に書く方が良かったかな。今回は複雑すぎて評価下げたよ。やはり、単純な方がいい。単純でも、十分複雑なのだから。落語のサゲも全く理解できなかった。今回はリサ役の蒼井優さんが沢山出て嬉しかった。そして、伊東美咲さんは、すっかり花魁姿が板に付きましたね。虎児の高座がないという、約束のパターン壊し芽ありました。かわりに竜二がやって、それなりに良かったかもしれないが、淋しい。マンネリでいいのだと思う。ヤクザさんの世界はよく分からない。流星会は解散したら駄目なのだろうか。経済基盤がないようだから、仕方ないと思います。義理と人情のヤクザの世界と落語の世界の共通点にこだわっているとは思えない。長瀬さんはヤクザの格闘シーンは格好良いのだが、自分は格闘には興味がないのです。笑いと涙が好みです。



タイガー&ドラゴン★★★★★ 9話  「粗忽長屋」の回  6月10日放送 

見ましたよ、感じ入りました。ただ、もう一度見直して、書くと大変だよ。あっさり、記憶に残っているストリーと思ったことを書きます。ご容赦ください。
「粗忽長屋」という演目だが、死んだ自分を引き取りに行くというありえないシュールな現実は、落語だから存在するのですね。なるほどです。世にも奇妙な物語、江戸版ですが、それがホラーでなくコメディになっている。乾いた笑いを感じました。
虎児=小虎がどうしても、理解できなかったと言うのも分かります。
落語を大まとめすると、粗忽な男(虎児が演じる)がいて、大酒呑んで死んでしまったことを忘れて、普通に暮らしている。そこを死体を見た友達(竜二が演じる)がお前は死んでいると知らせに行く。最後に死んだ自分を背負って歩く自分は何だ? ということで終わる。二人の演技も絶妙になってきました。腕を上げています。それにしても、サゲも、テーマも、凄いネタですね。今回は、組長が枕を上方風の高座でやって、ターガー&ドラゴンを叫びました。どん兵衛さんの、粗忽長屋の語りがたっぷりありました。
一方、現実の話は、流星会を抜けて、スペシャルで虎児をいたぶった、ヤスオ(北村一輝さん)が登場する。組長の舎弟の梶力夫(橋本じゅんさん)のウルフ商会で会計を任されるが、いい加減なので500万も着服して逃げていたのだ。しかも、力夫の妻にも手を出していた。ヤスオは竜二の部屋に隠れようとするが、劉さんに断られた。竜二は虎児に関わるな、面倒なことになると助言した。しかし、虎児はヤスオをどん兵衛のところに転がり込ませる。ヤスオの強烈なフェロモン?で小百合や鶴子までメロメロになるが、男どもは逆らえない。
一方、ウルフ商会の兄貴哲也?(猪野学)と舎弟の泰次?(少路勇介)コンビは、ヤスオを追いかける。しかし、ドジを踏む舎弟に兄貴の暴言・暴力が続く。追いつ追われつだが、ヤスオがメグミとお台場にいるところを虎児より先に見つかり拉致される。メグミは不思議なことにヤスオには惹かれないのだ。メグミはヤスオに三重に帰って農業するように説得していた。さすが、青森のリンゴ農家のメグミです。もちろん、ヤクザの戦いはVシネマ的に海のそばの倉庫で最後のしーんを迎える。殴られたヤスオは、ウルフ商会の兄貴から、舎弟にやるように命令される。そして、虎児が駆けつけると銃声が2発鳴る。虎児が駆けつけると、何と舎弟がこれまでの兄貴の暴言・暴力と組の金も兄貴が横領していたのだ。虎児は、この困難な状況を解決するために、兄貴哲也をヤスオにすり替えて、ヤスオが死んだことにする。そこに竜二がウラハラ・ドラゴンの服を持って来たり、ウルフ商会の梶が来たりするが、さりげなく、そのすり替えに気づいたような気づかないように、スルーしてうまくいく。そして、死んだ兄貴の哲也の死体を担いで行く、ヤスオは自分は何者だ、と呟いてしまう。これが小虎のサゲにもなっているのだ。お見事だ。
どう見ても小虎には理解できないで、落語には出来ないと思っていたし。現実の話にもすることは無理だと思いました。それが、きわどいですが、見事にありえそうなVシネ話に収斂しました。拍手です。ちょっとz、暴力シーン、ヤクザ前面が適切かどうかが、問題になるかも知れない。若い頃、高倉健さんなど、東映のヤクザ映画を見ていたおじさんは平気でした。火サスでも殺人事件はよく出ますが、記号として登場するだけに比べれば、今回の暴力シーンはリアルでした。でも、許容できるものだと思いました。根拠はないが・・。
ヤスオ(北村一輝さん)、ウルフ商会の梶力夫(橋本じゅんさん)、哲也(猪野学)と泰次(少路勇介)



タイガー&ドラゴン★★★★★ 8話  「出来心」の回  6月3日放送 

ジャンプ亭(鮫島)が登場、好きなスーツはジャンプ・スーツ! シーンだ。出来心と言う言葉がありますが、心の準備が出来てない奴に限ってよからぬ琴を考えるものです。心の隙間に魔物が入る。魔が差したって奴です。組長は息子銀次郎にお説教だ、頑張るやつは、頑張ってないからだ。銀次郎「頑張っていません」。ジャンプ亭「最近、学校も仕事もしない、若者がいる」。銀次郎と虎児は車で、ニートって何だ? 銀次郎「何もする気がない、このままヤクザになるのも・・やりたいこともない、このままでもいいかな」。若頭「そんな、卒業したらヤクザ業に専念する、流星会に名前を残してもらわないト」。しかし、銀次郎「ヤクザで有名になっても・・・バイトも面倒だ、金あるし必要ないし」。そこで、虎児は怒り出す。虎児「偉そうに、やることがない、怠け者の言い訳だ、ヤクザらしく決めろ、オヤジさんがビビルほどの大きな山を当てろ、国会議事堂にション便ひっかけろ」と首を詰めて指導?する。ニートを虎児は知らなかった。ジャンプ亭「この野郎には何年かかっても理解できませんが、今日は悩める若者のはなし」。タイトルコ〜ル。
虎児は竜二に「落語をやるのか」と問いつめる。リサ「店長が落語家になったら、この店は?」。竜二「お前がやる」。虎児「俺と交代制にしよう」。竜二「おやじの所で、俺は前座?」。場面は変わって、ドン兵衛「前座じゃない、親子でも、真打ち目前までいった奴でも、見習いだ、身内でも特別扱いしない」。ウラドラで、全員「ありぇない〜〜」。竜二「抜くよ、でも、兄さんは一生、兄さんだ」。虎児「おれの高座見ていないだろう」。りさ「みた、乗りで笑ったけど、好きじゃない、古い、泥臭い」。竜二「分かった、体育会系だ」。リサ「顔が怖いので子供が泣く」。その時店は地震だ。虎児が顔をチンコみたいに真っ赤にして怒ったのだ。しかし、銀次郎はパチスロで出ない、帰ろうとすると、車が駐禁だ。しかし、取り締まりの交番勤務警官が同級生の金子だった。駐禁は管轄外で取れない。金子は明けで、着替えする。ウラドラの衣装だ。ファミレスで金子は交番勤務は暇だ。女気もなしだ。一日署長でピンクレディだ。先輩が汚職に走るのも分かる。ヤバイ話に銀次郎は逃げ腰だ。金子「お前のところ、薬や拳銃を扱っているか」聞く。銀次郎は「オヤジが嫌ってないのだ」。しかし、デカイ山という虎児の言葉を思い出す。食いついてきた銀次郎に新宿の神保会w知っているか。虎児を車に乗せて、銀次郎が話す。虎児「知っている、平均年齢30歳そこそこ、何でもありのピラニア軍団」。銀次郎「構成員が増えている」。










タイガー&ドラゴン★★★★★ 7話  「猫の皿」の回  5月27日放送  5月29日アップ

今回は落語が小ネタだったので、とても面白かったよ。サゲ? オチがスッキリしていたよ。今回は小竜がメインだった最初に古典落語の保守派で、会長の「小しん」小日向さんが最初に登場で、分からないものをあげる。古着のジーンズ、クレープでメグミが「大きすぎてごめん」、まんが喫茶(グーグーガンモ、めぞん一刻の声優さん登場、相変わらずの小ネタで楽しませてくれます)最近の若者の落語ブームで小虎が大人気だ。そこでタイトルコール。
落語芸能協会の会議が開かれる。会長が、若手育成に年功序列を無視してと危惧を語る。高田亭(高田文夫さん)がダジャレも連発を入れる。会長「小虎が面白いか? 私は認めない」。そんな時に、虎児は竜二の店に行くと、竜二はデス・キヨシ(ヒロシさん)が島耕作の5巻を万引きした話しを言う。ヒロシです、小さな所に登場するサービスです。しかし、作り話だった。虎児は怒る。虎児は煮詰まっているのだ。小しんが虎児の落語を有害落語と言い回ったのだ。柳亭は保守派で人情話ししかしない。客のの前に泣く。そこで、どん兵衛に、鮫島は若手を集めて、札止めにして、実力を認めてしまう。鮫島は、虎児と竜二でユニットを作って。紀信さんに写真とって貰って売り出す。だが、どん兵衛は竜二に頭は下げないという。そして、虎児は「竜二に嘘は話せない」と主張する。竜二は「落語はすべて嘘なんだと、笑わした者勝ちだ、首提灯(余りに見事に首を切られたので、本人が気づかないが、そのうちずれていく、そこで、ごめんよ、と提灯みたいにもって走る話し)」。センキ(疝気?)の虫、悋気の火の玉、死に神など、嘘話しばかりだ。しかも、全て話せるのだ。教えてくれと虎児は頼むが、メグミとのデートで忙しいのだ。しかし、メグミは虎児に、竜二に面白いのが好きと言ったので、面白い話ばかりになるので、重いのだ。リアクッションするのも大変なのだ。笑いを取るたびにキスを迫るのだ。笑いを取りたいのなら、芸人になればいい。それを竜二が聞いていた。CM。
どん兵衛の家で夕飯だが、どん吉もいる。甘納豆ちゃんと夕食なのに、忘れていたのだ。甘い物は別腹ということで帰った。虎児は竜二の事を考えて食べれない。竜二はやっぱり落語をした方が良い、楽しいそうだし、俺があいつの話を聞きたい。親子だ。小百合ちゃんが、上手かったのだと嬉しそうだ。虎児はあいつはやりたがっている、それに気づかないと言う。どん兵衛がどん太にどうすると尋ねると、どん太「部屋数が足りない」。虎児「俺が出る、元々他人だから」。どん兵衛「何を言う、他人に、借金取りにおいしい夕食を出す、敷居をまたいだときから、家族なんだ」と怒るちょっと、ホロリとしました。小百合ちゃんが泣いてしまった。どん兵衛は、竜二の話は終わりで上手い物を食べよう。竜二の部屋でメグミはリーバイスS501の小さな雑誌の切り抜きを見つけるが、68万円なのだ、1944年もので世の中に少ないのだ。これにウラハラ・ドラゴンを付けても、値段が下がらず100万で売れる。それが夢だと熱く語る。出来たら服屋は辞めてもいい。つまらなくない、真面目な竜二は彼女しか知らないでしょう。メグミ「竜ちゃんの彼女」。竜二は熱く口づけして「先行っていいですか」。そこに柳さんが酔って帰ってきた。残念な、竜二だ。どん兵衛の落語だ。今回は小百合さんも来ていた。道具屋が、峠の茶屋に猫がいた。3匹もいた。江戸版で、道具屋は西田さん、茶屋の老人は長瀬さんだ。ネコは阿部サダオさんでした。ネコが食べている皿を見るとエコウラン(これ漢字で書けません)の梅鉢だった。200両はするものだった。老人は価値を知らないだろう。道具屋は3両でネコを欲しいという。子供もいないし、買っていたネコが死んだばかりだ。3両をそのまま取る。そして、ネコを取ろうとする。そして皿も貰おうとするが、老人はこっちの皿でも食べます。この鉢は200から300両もするものです。怒った道具屋は何で、そんな値打ちの皿で、こんな汚いネコに食べさせているかい」。老人「こうすると時々ネコが3両が売れるのですよ」。見事にオチました。分かりやすい。拍手。ここできちんと猫の皿が話していましたので嬉しかった。でもこれをそう料理するのか心配になった。CM。
おでん屋で虎児と小百合が飲んでいる。小竜(竜二)に真打ちの前に、「子別れ」を小しんに習いに行ったのだ。小しんとどん兵衛は会長を争っていた。どん兵衛は流派や派閥に捕らわれない本当の芸を勉強することを願ったのだ。しかし、小しんは前々日まで毎日「猫の皿」ばかり教えていた。そして、前日に「子別れ」を一回だけ教えた。幾ら一所懸命聞いても、覚えられなかった。完全なイジメやイビリの世界ですね。しかし、落語はビデオとかあるから、演目を予習出来なかったのかな。完全な口述による伝承なのだろうか? 次の日の独演会の高座で小竜は、子別れを話せなかったのだ。降りていくと、小しんは「あんな高座では、教えた私や林屋亭にも、看板に傷が付く、大体、独演会の演目をよその噺家に習うのは気に入らない、反対派の私が真打ちを認めたことになる、冗談じゃない魂胆がミエミエだ、親が親なら、子も」。それを聞いた小竜は小しんにつかみかかる。小竜「家の師匠は人情話ができないんではない、やらないのだ、あんたみたいな野郎がふんぞり返っているからだ、泣かせる話が笑わせる話より上だと威張る奴がいるからだ、お前の猫の皿はちっとも笑えない」。どん兵衛「謝れ、師匠に」と怒る。そして、小しん師匠に土下座する。それで、小竜は破門になり、どん兵衛は会長を辞退した。小百合「今となって良かった、会長になってからの小しんの落語は面白くない、落語は芸術じゃない、庶民の娯楽だ」。これは難しい問題だけど、まあどちらと決めないでいいのはないかな。芸術の落語もあればいいし、娯楽の落語もあればいい。幅の広さが落語を広めていくと思います。そこにどん兵衛がやってくる。そして、小百合と仲良く帰っていく。その間に、鮫島は「素人スカウトキャラバン」を提唱する。柳亭小しんは審査委員長を頼んだら了解受けたのだ。そのコンテストに銀次郎も出たいのだ。落研出身の組長にネタを書いて欲しがる。虎児が書くというが、面白くない。組長も「息子の滑る所見たくない」。銀次郎は自分で考えると言う。そこで、小しんに虎児と銀次郎はコンビで漫才するという。しかし、どん兵衛に弟子入りしているから、プロで出場は駄目だと言う。怒った虎児が机を叩くと、コーヒーが小しんの服にかかる。怒って出て行くと、服屋に竜二のタイセン・モデルが5000円で売っていた。早速メグミが竜二にメールする。そして、竜二から虎児に携帯で、5000円貸してくれ、だった。しかし、その間にズボンにお茶をこぼした中年男が買っていったのだ。それで、虎児は気づいた。小しんのところに行くと履いていた。CM。
小虎の高座が始まる。これがドラマの進展とうまくシンクロしているのですね。落語「江戸に道具屋が・・」。蕎麦屋「道具屋だね」、この道具屋も演目にあるのですね、きっと? おでん屋「猫の皿」だよで喧嘩になる。落語「掘り出し物当たればもうけになる、人間も隠れた才能が埋もれていることがある、タイガー、タイガー、ジレッタイガー・・・反物屋の竜のはなしです。血眼になって探した反物で、68万の代物が5000円で売られ(おいおい江戸じゃないよ)、買ったのがへそ曲がりの芸人小そんです。黙って売ってくれそうもない。早速、虎児は小さんの楽屋に行く、履いているジーンズを携帯で撮る。そこで、どん兵衛、高田亭、鮫島、どん吉で作戦会議だ。みな68万のジーンズに驚く、賞品として3位に決定だ。優勝は大島紬と決まっているのだ(これも結構高そうだけど・・)。2位は落語名作のDVD集だ。4位以下は扇子と手ぬぐいと湯飲みのセットだ。ジーンズが浮いているが、虎児の言うとおり若者スカウトムキとは思えない。落語マニアしか集まらないね。竜二は「何で3位なんだ」と怒るし、持っているおじさんに覚えがある。虎児はプロででられない。竜二は優勝するし、3位は取れないとスッキリしない。虎児「結局自信がないのだ」。そこにメグミが、「テレビのお笑いトリオが面白い、もちろん、竜ちゃんが上だ、でも、ふかわりょうは竜ちゃんより面白い」と援護射撃だ。竜二は兄のどん太に一発ギャグを教えをこい、特訓が始まる。「ドラゴンドラゴン、清少納言(ナゴン)」「ウラハラ、ウラハラ、エジンバラ」をフリをつける。相変わらず下らない。運命の日に、竜二は落ち込んでいる。あの乱闘の破門の独演会をやった場所だった。56番の蕎麦屋と40番銀次郎はパペット・・でかぶっているよ。銀次郎はやったが誰も笑ってくれなかった。それにしても、狭い世界のスカウトだな〜〜笑い。蕎麦屋はソケットソケットでした。シーンとした会場だ。司会は鮫島だ。竜二は57番だ。飛び出した竜二だが、師匠が雁首を並べていた。小しんもいた。そこで、立ちつくした竜二だが、マイクを横にして、座り込む。そして、「道具屋は掘り出し物が当たれば儲け・・」と猫の皿をやるさすがにちょっと、岡田君、声がうわずっていたような気がした。3位くらいと思った終わるがシーンとした会場で、どん兵衛がスカウトの札を上げている。リアルで見た昔の「スター誕生」を思い出したよ。みな拍手する。竜二は優勝してしまったのだ。小しんから、賞品の大島紬を貰うが、竜二「いらないよ」。小しん「子別れ、教えてやるよ」と声を掛ける。蕎麦屋が3位だった、ジーズを脱がそうとする竜二だ貰ったのかな。いつもの最後の授業料だ。虎児が払うと、どん兵衛が返す。竜二がどん兵衛に何であれが景品なんだと聞く、どん兵衛「それが面白いのですよ、あれを景品にすると、時々面白い素人がタダで連れるのですよ」。小虎の落語が終わり、皆は拍手だ。しかし、小しん「俺は認めないよ」と厳しい。竜二が小虎の落語の間だ、前で待っている。メグミが出てきて、「終わったよ、でも面白かったよ」。竜二「俺とどっちが」。メグミ「オムライス食べに行こう」。おしまい。
今回は見事で3回もオチが出てきた。一番最後がどん兵衛が言うところでお見事と拍手したよ。感動ではなく、お見事乃★5つだ。まあ、落語は西田さん、長瀬さん、岡田さんの順番でうまかったな。小日向さんは、長瀬さんと同じくらいだ。しかも、本文にあるように小ネタが満載だった。ヒロシも出ていたし、ふかわりょうもセリフで登場だった。それにジーンズが3位の賞品というところがマイナーさが出て良かった。もちろん、このスカウトをどこまで広告したのか疑問だったな。でも竜二が57番だったし、80番とかあったので、80人は参加したのだね。そこで竜二が優勝すると思いました。ただ、3位が蕎麦屋だった展開には激しく笑った。結局、ジーンズはそうなったのかな? もう一つ漢字が分からなかったよ。えこうらん? カイセンバン? もよく分からなかったよ。 



タイガー&ドラゴン★★★★ 6話  「明烏」の回  5月20日放送  5月23日アップ

いきなり薬師丸ひろ子さんが登場だ。木更津以来、クドカン組ですね。例の高座で、負け犬とか・・・男ではそうは言えません。独身貴族はどん吉(昇太さん)は弟分に小遣いをあげる、一方結婚して子持ちのどん太は弟分にカツ上げだ。駄目男には貢ぐことになる。メグミに竜二はおコメ券、他色々の券を貢いで貰う・・・タイトル・コールで、貫禄の高座だ。
どん兵衛一門で家で大喜利である。どん太は上手いが、虎二はルールさえ把握していない。そんなで、「喜利喜利ボーイ」と銘打って、高座の出し物となる。ギリギリガールズはどこに行ったんでしょう? 落語ファンの蕎麦屋は「古典を馬鹿にするな!」とお怒りだ。しかし、衣装の原色で彩りも良く大喜利が掛かると、意外と「しょうがないね」と楽しんでいる。「あいうえお作文」でフリも揃えている。まあ笑点でもおなじみ大喜利ですが、結構うまい。みなが乗っていると、女と下ネタにNGの40歳のどん吉はビデオ「さびしん坊」を見ないといけないんだと帰る。離婚して、母と二人暮らしで、同じ顔の姉が近所に3人いる。傍若無人で女性不信になったのだ。以前も、師匠から見合いを勧められたが、抵抗したのだ。重症だ。キャバレーで、残ったメンバーが楽しんでいると、虎二に携帯で組長から白石克子(薬師丸さん)の債権200万円を取り立てを命じられる。流星会では大事な資金源だ。虎二は銀次郎に任せたらと勧める。息子の銀次郎が跡を継ぐのだから。親分は大感激だ。CM。
どん兵衛は高座で、「いつの世も親というものは、気苦労が絶えません・・」。蕎麦屋と屋台の主人「明烏だね」。その息子どん太は、着ぐるみでバラエティ、その撮影を見に行く息子・竜二だ。真面目な息子も困る。江戸時代の長屋で息子どん吉は稲荷参りで、親に報告する。母は西田さん、けば過ぎる白塗りだ、父はおでん屋だ。吉原でも遊びに行ったら、そこに遊び仲間で、サダオと竜二さんが登場する。そこで、連れて行くと鳥居はないが大門がある。入ると吉原だ。どん吉は帰るという。しかし、竜二は大門に番人がいて、一人で帰るとブン縛れると脅す。花魁はメグミだ。一方、どん吉を合コンに誘う計画だ。熱海で合コンだ。竜二が来ると、リサも合コンにさそうが、勿論、リサの蹴りが入る。どん太はメグミにバスガイドで」合コンしよう。メグミはOKというが、竜二は期待に胸含ませる。うれしさに「メグミさんと一泊旅行だ」。5人メンバーを揃えるが、虎二が勿論参加すると言う。断り切れない竜二だ。CM。
銀次郎は部屋で恋人リサとネットを調べている。組長から引きこもりヤクザだ、とまで言われた。実は克子はブログで日記を公開している。実家はミソカツ屋で、デパチカで甘納豆を売っている。さすがブログの時代ですね。どん太の企画した熱海の大喜利の営業に、どん兵衛師匠は乗り気だが、どん太の妻の鶴子は怪しげな臭いを感じる。目的のどん吉は、女気で辞退モードに入っている。どん太と竜二は、どん吉を外に連れ出してどん吉を師匠と呼び、どん吉がいないと落語が締まらないと説明する。その間に、虎児が説明したが、合コンまで言っていない。もちろん、どん太と鶴子は夫婦喧嘩になる。さて、その当日、虎児は克子の追い込みで逃げられたのだ。組長に呼び出される。そこで、探すように言われている。代わりに鮫島が代役で登場だ。そして、銀次郎と虎児で車に乗って探し出す。そのころ、熱海に着いた竜二たちにメグミが来るが、一番可愛い子が低血圧で一人来られなくなった。そこで、ふらついていた克子を無理矢理メンバーに入れてしまう。CM。
高座で小虎(虎児)が上がる。親は弟子の素行を心配する。明烏だ、どん吉だ。熱海の合コンでは自己紹介が始まった。白石克子もいる。ローンの確信犯なのだ。兄弟でW竜で、大受けだ。鮫島は「ジャンプ亭ジャンプ」で大受けだ。うどんは可愛いで、受けている。「何うどん?」で、「焼きうどん」と答える。どん吉では、帰るという、しかし、一人で帰ったら師匠は怒る。破門だね、廃業だ、負け犬だ。「あいうえお作文」が続く。一応、フリは揃えました。合コンは、相方を見つけ消えていった。竜二とメグミは混浴タイムだよ。残ったのは、どん吉とブログを書き始めた克子だ。克子「どん吉さん、甘い物好き」と甘納豆を勧める。どん吉は母の作ったものを勧める。克子「好き〜(ドッキ)、それ」。一方、虎児と銀次郎が夜の暗くなった蕎麦屋で飲んでいる。銀次郎「兄貴みたいになりたい」。虎児「師匠が、お前はお前の古典落語をやればいい、と言う、一時反発して、その通りしたが受けない、柄にもないことをするなと言う意味だ、スタイルはいい、初めて古典やったものは、それが古典になると思わなかった、東京湾に沈めるぞと始めていったヤクザも、皆が言うとは思わなかった」。銀次郎「俺は俺の道を行けと言うことか」。虎児「あ、明烏のオチはどうだったんだろう、ザーとでいいから教えてくれ」。蕎麦屋が話そうとすると、奥に師匠がいて、「あんたなりのヤクザになればいい、父ちゃんを泣かせてはいけない」と助言する。息子の竜二は混浴風呂で、メグミ「面白かった、面白いことして、メグを楽しませて」。竜二「入れ墨、一緒だね、付き合っているみたい」。メグミ「付き合ってみる」。竜二「おかしい、オチがある」。メグミ「付き合うと、ちょっと面倒くさいけど平気」。竜二「俺も面倒くさいから、平気」。そこにどん太たちが入ってくるが、竜二はかまわずメグミに熱いキスなんだかんだで、メグミと竜二も話が進んでいますね。面倒だけどお似合いかも知れない。一方、宴会場の二人は、どん吉が克子に落語を聞かせている。「明烏だ」、朝になったが、あんなに嫌がっていたのに、すっかりおこもりだ。花魁も起こすのだが、若旦那が起きてこない。皆がやってくるが、花魁は口では起きろと言うが、布団の中では若旦那の手を握っているのだ。みなは呆れて、一足先に帰ると言う。しかし、若旦那「私がいなければ、大門でふん縛れるよ」。オチが決まったところだ。どん兵衛の明烏が終わる。虎児は寝てしまっていた。銀次郎は克子のブログを発見して、伊豆に車で向かう。しかし、男たちは全敗だ。メグミとキスしたと報告するが、虎児は「良かったじゃないか」だ。皆はどん吉の部屋を探す。するとどん吉は克子と一つ布団で寝ていた。虎児「兄さん、この女とやっちまったのか?」。どん吉「恥ずかしくって言えません」。皆「あ〜ぁ〜」。どん吉「浮ついた気持ちではない、所帯を持つ、ミソカツ屋の亭主になる」。銀次郎は債権を見せて、旦那が払って貰いましょう。どん吉「そうなの?」。克子はどん吉の手を握る。205万円、どん吉「返えしますよ」。克子「自分で返します」。どん吉「お前は黙っていなさい」。皆が帰るというと、どん吉「私がいないと、しうえお作文ができませんよ」。オチが付いたところで拍手だ。客席には克子もいて拍手している。そして、どん吉も交えて、大喜利だ。どん兵衛とどん吉、虎児と銀次郎だ。虎児と銀次郎が、授業料を渡すと、二人は返す。ツインになったのか? つづく。
今週も展開が難しく、このドラマの内容を書くことは至難の業で、愚かな作業だ。それに、どうも自分には明烏のオチが今ひとつ理解できない。大門で縛られるよ、だけど、どこが落ちているのかな。落語のオチの種類も色々ありそうだが、理解できない。それだから、これを読んでも全く分からないでしょうね。あくまでも自分の覚え書きだ。今回はゲストの薬師丸さんは可愛いけど、とぼけ具合と抜け加減が絶妙ですね。木更津の情けない教師を思い出しました。こんな役ばかりになると営業上困らないのかな。メグミの伊東美咲さん、結構天然で楽しい演技していましたね。しかし、混浴のシーンはかなり時間かかって、疲れただろうね。でも、体当たりで頑張りました。同僚のバスガイドさんも微妙に可愛かった。そうだ、メインのどん吉は意外にも布団インで大成功で良かったですね。「さびしんぼう」のビデオ見ていては淋しいよ〜〜。その3人の姉が同じ人が演じていたのでしょうか?似ていました。先週が感動だったので、ちょっと評価ダウンです。
ゲスト:白石克子〜薬師丸ひろ子



タイガー&ドラゴン★★★★★ 5話  「厠火事」の回  5月13日放送

いきなり、メグミが高座にあがり、ハトバスのガイド姿で寄席ツアーを始める。師匠が携帯を買って、アドレスで台東区浅草と言うしまつだ。バイト(どん太)、廃業(竜二)などを紹介する。そこに、まるお(古田新太さん)とまりも(清水ミチコさん)の二人づれが、横切る。ここでツアー客と一緒にタイトルコールだ。
二人は謹慎がとれて、東京で漫才の仕事が出来るようになったのだ。組長に顔を出す。酒で傷害で刑務所に入っていたのだ。出所祝いのお小遣いを貰う。7万円だ。歯切れが悪い。虎児が運転手する。そこで、どん兵衛の落語のテープを流す。二人はドツキの漫才コンビだったのだ。男はアル中で暴れて服役中だったのだ。寄席に行くと、上方まりも、まるおは舞台に上がる。マジになるようなドツキ合いだ。二人の漫才は結構、新鮮だが下らない。ニンニンや、カツラ外しがネタの前振りですね。一方、メグミと竜二はデートらしいが、付き合って半年になるが手も握っていない。竜二「家来ない? 青山に住んでいる、二人で住むと高くない」。ので、あこがれのメグミは行くが、竜二はスェーデン大使館、一軒家、マンションを通り抜けて、外人が住んでいるボロボロの風呂なし6畳一間に来る。家賃6万5千円だ。複雑なカレーの匂いの青山だから・・・。しかし、その部屋は竜二ではなかった、押入だけが家賃7000円の竜二の部屋だ。しかも、下の押入は柳さんの部屋で、裸で突然メグミの前を走る凄い家だ。さすがにメグミも驚いて逃げ出す。メグミ「夢に向かい、こだわりを持つのはいいが、貧乏はイヤ〜〜」と叫ぶ。竜二の家が初めて明らかにされたが、恐ろしい究極まで落とす展開にびっくりだ。芸人でもあり得ないのではないか? あるかもしれない〜〜と思わせるギリギリだ。虎児がどん兵衛の家に帰ると、まるお、まりもの二人がいた。虎児は漫才を初めて見たので感動して師匠と呼んでいる。勢い、テンポもあると褒めている。どん兵衛は二人の仲人だったのだ。小百合の小唄の後輩なのだ。まるおは3回捕まっている、元ボクサーだ。天才芸人は私生活は滅茶苦茶だ。どん太も浮気を勧められるが、我らが猫背さんの鶴子ちゃんを悲しませてはいけないよ。まるおは、1年半、1滴も飲んでいないのだ。その横で、虎児はビールをうまそうに飲む。CM。
竜二はショックで店で動かない「即身仏」だ。虎児が漫才コンビの舞台衣装を作ってくれないか。荒川良々に売り出してくれないか頼む。虎児は面白いからマネジャーみたいに手伝っているのだ。まるおと虎児と一緒に蕎麦屋に行く。まるお「姫路生まれで、父は借金で逃げていた、母親は水商売で、働いた、ある日、母親は自殺した、そのすぐ父親は車で突っ込んで死んだ、大阪に出て、ストリップ小屋などで働き、まりもと知り合った、両親が死んでから、ワシはずっと笑って、笑わせてきた」。その話を聞いて、虎児は泣いている、虎児「前半は自分を同じだが、後半は真逆だ」。蕎麦屋主人「関西と関東の違いだ」となく。虎児「まあ、一杯」と勧めるが、禁酒中だ。そこにどん兵衛から、「今日の寄席は厩火事だ、見に来い」とメールだ。変換ができないのだが、読むと通じる。どん兵衛は高座で、夫婦喧嘩、DVの話だ。常連屋台のおでん「厠火事」。髪結いおみつが怪我をして、代わりに髪結いに行った。女房「誰のおかげでお酒が飲めるの」。帰ると旦那が怒り、夫婦喧嘩になる。酒1合、刺身1人前だ。まりもが検診で病院に小百合と会う。まりもの身の上相談が進む、現代風に演じている。まりもは優しいときもある、相手の気持ちが分からない。そこで、人を試す話になる。唐土(もろこし)の孔子の話が挿入される。厩が火事になった、弟子達(長瀬、塚本さんたち)が泣いていると、孔子(古田さん)は弟子が無事だったので良かった良かったというだけだった。それで、弟子達は孔子を尊敬するようになった。そこで、江戸時代の麹町のサル若旦那(サダオさん)が骨董にはまった。その瀬戸物をもって妻が、階段を落ちたが、瀬戸物は大丈夫かと30回以上喋った。女房の身体より、瀬戸物を大事にするので、連れて帰ったのだ。蕎麦屋も寄席に来ている。そこで、虎児が心配して蕎麦屋に行く。竜二が飲ませたのだ。ビール一杯から焼酎だ。寄席の控えで、皆が責任のなすりあいだ。虎児は師匠から厩火事のオチを聞かせて貰う。旦那は女房の身体を心配するが、その理由は「怪我をされては明日から酒が飲めない」からだ。これがオチでした。まるおは大爆走だ、酔っぱらって高座に上がるという。そこで若者とぶつかり、大喧嘩になる。オチのときにパトカーのサイレンが鳴る。寄席から出ると警察がまるおと虎児を引き取りにいく。CM。
虎児はまりもを部屋に連れて行く。冷やして良いのか、温めて良いのかと、氷にお湯でかけている。まりもは謝るが、虎児は「まるおは俺と似ている、俺もまるおも戦っている、悪い人じゃない、あの人が見捨てられるのは、俺も見捨てられるのだ」。まりもは「瀬戸物の話を考えていた、でもうち人には酒以外大切なものはない」。虎児「いや、あるぞ、漫才だ」。警察ではどん兵衛と小百合が警察行き、謝る。警察に謝ったのは芝居だと説明する。虎児は高座で、厩火事だ。枕で、家庭内暴力をDV,今日は家庭外暴力、ドツキ馬鹿、略してDV。まりおとまりも話だ。劇中劇だ。まりも「ムチ打ちになったときも、ドツイテきた、末期癌くらいにならないと」。虎児と竜二は早速意見がまとまる。組長に保釈金を頼んで一日保釈して貰った。竜二が運転していると、まるおは「女房に会わせる顔がない、大阪に帰る、漫才はできない」。そこで、竜二は「言っちゃおうかな、まりもさんは末期癌だ、3、6ヶ月の命だ」。運転している銀次郎が話をふくらまして盛り上げる。それを聞いて、まるおは寄席に行くことにした。その頃、高座では荒川良々さんが噺をしていた。控え室で虎児にまりも「逆にして、末期癌でも、ドツイテくれたら、付いていく、でも、めそめそしたら、別れる」と決意する。この設定変更はちょっと複雑すぎますね。一回ではフォロー出来なかった。まりおがやってきた。虎児はやってきた竜二に、末期癌は言わないで良くなったと説明するが、竜二は言っちゃった。竜二「また、俺のせいかょ〜」。竜二が作った未完成のすっきりした(それも派手だが)新しい衣装で、漫才が始まる。まりも「大阪のドリカムです」。まるお「ま・・る・・ぉ・・、わしは汚らしい男や」。まりも「こちらの犯罪者がまるおです」。まるおはドツケない「犯罪者によくついてきたな〜〜」と泣き続ける。虎児「嘘なんだ、奥さんが旦那を試しているのだ」。舞台では、まりも「私が死んだら保険金でるで」。まるお「ましが死んで保険金で、まりもちゃんを楽させたいな、わしみたいな、ウジ虫が生き残って、まりもちゃんが・・」と泣き崩れる。まりもはまるおをドツイテ「お客さんに失礼やろ、すみませんな、いつもドツクンで、ちょっとどっきり仕掛けたのだ、芸の直前に、末期癌と嘘付いたんです」。まるおは急に怒り出して「癌で死ぬのは嘘か?」。まりも「嘘や〜、ほんまや〜」。まるお「どっちや〜〜」。まりも「嘘ついとる時は、顔に出ます」とカツラを動かす。まるお「やっぱり嘘か」とドツキまくる。まりも「あんたでも、女房死んだら悲しいのか」。まるお「お前が死んだら、遊んでいて酒が飲めない」と虎児の高座でオチが付くと、拍手だ。そして、客席にまるおとまりもが立ち上がって、頭を下げて有り難うと礼を言う。一転して、まりもの遺影と位牌と遺骨にまるおが手を合わせる。まるおは手を合わせる代わりに「ニンニン」。小百合「あんたが刑務所からでるまで焼香を欠かせません」。いつものどん兵衛と虎児だが、どん兵衛「本当に癌だったとはなぁ〜〜あのまま別れたら淋しい、舞台で分かり合えた、夫婦として芸人として思い残すことはない、お前さんは立派な唐土だ」と泣き続ける。今回は虎児に教えて貰ったので、授業料はいらない。そのかわり、今月の返済は立て替えといてくれ。えぇ〜〜一緒じゃないの??  そのころ、まるおは茶碗を胸に当てて「井上和香〜〜」。刑務官が事務的に処理すると、まるお「ちゃんと、ツッコンでぇ〜な〜」。おしまい。
いやいや泣けました。中盤まではちょっと劇中劇にも冴えがないように思えた。しかし、最後の漫才シーンでは泣けました。夫婦の愚かな愛の形に参りました。古田さん、清水さんのコンビの演技は、見事でした。今クール一番です。中年おじさんには、夫婦の哀しく愚かな人間の心が、身にしみました。ただ、最後にまりもがあっさり本当に死んでしまうことは、宮藤さんの過剰なサービスだが、納得できるものです。ただ展開が難しく、このドラマの内容を書くことは至難の業で、愚かな作業だ。最近、皆の落語もうまくなって、定番の設定と展開なので見て理解できるようになった。それだから、これを読んでも全く分からないでしょうね。あくまでも自分の覚え書きだ。
そういえば、横山ヤスシを思い出しました。天才の芸人は私生活は滅茶苦茶だ。この言葉が思い返される。昔は、馬鹿(いい意味で)だから表現できる人間の真実もあったのだ。今の世の中は馬鹿も計算したものしかないような気がする。それが世の中の進歩だろうが、淋しくもある。自己破壊的な衝動の中での、自己表現は許されない時代なのだ。ノスタルジーも含めて、大大感動でした。昨日、今日と自分はベタベタが好きなオヤジだな〜〜と感心した。




タイガー&ドラゴン   4話 茶の湯の回 5月6日

見ていません。ごめんなさい。



タイガー&ドラゴン★★★★   3話 茶の湯の回 4月29日

見ました。鮫島の荒川良々さん、いつも欠かせませんね。今回の落語マニアのオタクだけど、プロよりうまいという難しい設定も演じてくれましたね。この回の劇中劇の江戸時代の姿が、実に楽しかった。皆の演技もうまくなって、抵抗がなくなってきた。とくに西田さん、凄すぎる。落語も楽しいものですね。



タイガー&ドラゴン★★★   2話 饅頭怖いの回 4月22日

どん太が高座で、前回のあらすじを語る。オチを付けるが、その時には客はいなくなっている。タイトルコールだ。どん太の子供の名前は太郎だ。どん吉が真打ちになった。竜二の店で虎児は喧嘩だ。虎児がメグミと2発もやったからだ。怒るが虎児には「飯食ったらやるもんだ、竜二が好きなら、もうしない」と言う。虎児と銀次郎が寄るの町を歩いているが、組長から虎児は呼ばれる。組長の娘静香がすっきりするように、日向の結婚式でヤッテ欲しい。どん太は抱かれたいくない有名人の1位に選ばれ真打ちにもなれない。どん吉の真打ちは、林屋亭で初めての真打ちだ。今回は「饅頭怖い」が演題だ。爆笑間違いない、今日は高座に上がるのだ。タイトル。
師匠のどん兵衛の落語が始まる。江戸の長屋の面々に扮して、落語の実写版だ。青大将や蜘蛛が怖いという奴らを笑った「松」の怖いものは饅頭だ。聞いた面々は饅頭を松の頭に置く。怖い怖いと言いながら饅頭を全部食べた松は、「今は濃いお茶が怖い」で終わる。大拍手だ。竜二が虎児に携帯すると、メグミが留守電代わりに出る、昼間から車で一緒だ。CM。
どん太はテンパイ芸だし、超マイナー思考なのだ。テレビのバラエティで芥子入り饅頭当てのどん太が出る。妻の鶴子はCDヒットした有名演歌歌手だった、子供を産んで復帰を有名プロデューサーに頼まれている。そして、妻からレギュラー7本は多くて疲れている、減らしなさいと言われる。ますます、落ち込むどん太は妻に迫っても、断られる。どん太が気にしているのは、雑誌の「抱かれたくない有名人1位」の記事で、妻にも抱かれたくないなぁ〜〜と百倍、落ち込む。夜、虎児と竜二がおでん屋で食べている。竜二の話は、めぐみに惚れたと言うことだ。そこに、めぐみが来るが竜二のことは「インパクトのない顔で覚えていない〜〜」でガックリだ。でも、一緒におでんを食べる。めぐみに竜二「刺青も残しているし、諦めきれない」と回りくどく話す。めぐみ「優しい竜二さんも、冷たい虎児も、田舎ものは好き」。しかし、寝ていたおでんやの主人が起きて、回りくどい竜二にめぐみはさよならだ。虎児は兄貴の日向に呼ばれ、やっとの披露宴だと首をつかむ。何としても披露宴をうまくやりたいのだ。一方林屋亭の面々が揃ったどん吉の真打ち披露に、高座で祝いの落語をするどん太が来ない。控え室では林屋亭一同は大騒ぎだ。CM。
5分前だが、どん太は来ない。虎児が出ると言うが、「饅頭怖い」はまだ6割しか覚えていない。それでは駄目だと師匠は言う。そこで、どん太の妻の鶴子が代わりに演歌を歌う。もちろん、「ふたりっ子」のオーロラさんのパロディです。猫背さん、そこそこ聞かせてくれました、演歌デビューでしょうか。その間に虎児や竜二は町に出て、どん太を探す。どん太は怖くて町の店の物置に隠れていた。その夜、師匠はどん太を怒る。「破門だ〜」。竜二がまた、俺と同じだと反発する。そこで親子喧嘩だ。何とどん太は止めに入る。そして、どん太は師匠や皆に謝るばかりだ。今後のことは考えさせて下さい。しかし、母の小百合も泣き出した。それで、皆で喧嘩を収めにかかる。家を出た竜二に虎児は「親子はいいものだ、落語も親子も面白い、二つとも経験してないので、勉強している、また来いよ」。竜二「あんたには、叶わない、タイガー&ドラゴンだ」。虎児が高座に立つ。「饅頭怖い」をやる、常連から「饅頭怖いだね」と指摘される。虎児は日向と娘の話をし出す。日向の披露宴に、嫌われているどん太を余興として呼ぼうという話になる。嫌われているのは、人気があると言うことだ。マニアということだ。嫌がらればどん太のギャグが冴えるはずだ。日向の披露宴が始まり、余興でどん太が落語を始めると、新婦は叫び、「どん太、キ〜モ〜イ〜、サ〜イ〜テ〜イで」。落ち込み、極限のどん太は下着姿で宴会場を走り、馬鹿ギャグの連続だ。新婦はキャ〜〜キャ〜〜と、嫌がり大喜びだ。それで喜んだ組長が新婦に「怖いものは他に何がある」と聞くと、新婦「嫌い嫌いはめちゃめちゃ嫌い、他に嫌いなものは庭付き一戸建て、システムキッチン、プラズマテレビ・・」と言う。組長は新婦に「よっしゃ、全部買うたろう」。自分は10億円が怖い〜〜ヨ、と叫んでも、誰もくれないよね。虎児の高座は大爆笑だ。終わって、虎児は師匠に金を払う。その金は借金の返済として、虎児にすぐに戻る。次は、竜二が虎児にめぐみの携帯の番号を聞き出そうと、蕎麦屋で会う。そこにただならぬ人物が、荒川良々さんだ。来週のゲストですね。おしまい。
書いても、何だか分からないよね。書いていても、説明できないと自覚している。まとめると、どん太はマイナー思考だ。レギュラーをたくさんやって、抱かれたくない有名人1位ということは、好かれていることなのに、そう思えないでいる。そして、虎児は組長からは娘を振った兄貴の日向の結婚式をめちゃくちゃにしてくれと頼まれ、兄貴の日向からが盛り上げてくれと、矛盾し相対する2つの命令を受ける。そこで、虎児は、嫌いは好きという人の心を見抜き、新婦が嫌いで好きなどん太を呼んで、嫌われ落ち込んで爆発する芸を見せて大受けということで、ジレンマ状態を一気に解決する。これこそが、好きなものを嫌いと言って、希望を手にいる「饅頭怖い」の古典落語で見せたのだ。まだ、分からないかな、回るくどい文章だな。すっきりかけないよ。うまく作ってあるが、余りにも作り過ぎな気もする。最後に大好きな猫背椿さん、オダギリジョーとCMだけかと思ったが、ここに出ていたよ。しかも演歌歌手だった。嬉しいよ。演歌歌手、大好きなので嬉しかった。この前、須藤理彩さんが演歌歌手をやっていましたが、猫背さんも、そこそこ歌っていました。



タイガー&ドラゴン★★★★   1話 芝浜の回 4月15日

虎児は高座で、簡単にスペシャルのまとめを話す。そして設定だ。師匠がゴルフ仲間の組長から息子竜二の開店資金のために借金をした。それで、子分の虎児が借金の代わりに演題を教えて貰ったら金を出す約束をする。しかし、竜二の店は全くデザインが受けないで、店の子リサからも資金不足を指摘される次第だ。虎児がタイトルコールだ。
虎児は落語「ジュゲム」の話をする。〜〜海砂利水行のクリームシュチュー〜〜 常連の蕎麦屋からつっこまれる。虎児の舎弟の銀次郎は、めぐみのハトバスが好きだ。毎日通っているようだ。それはもちろん父親の組長も感じる。早速組長から息子の教育係の虎児は銀次郎が女に入れあげているので、注意するように言われる。師匠の家ではどん太の妻のお腹が大きい。皆は集まっているところに、師匠が次の演題は芝浜だ。明日やるから見とけと言われる。虎児と銀次郎が取り立てに行く。借金をした奥さんは広岡さんですね。NHK[愛と友情のブギ」に出ています。帰りの車の中で虎児は銀次郎に好きな女がいるか、おどおどして聞く。やはり、バスガイドのめぐみさんだ。CM。
師匠の高座が始まる。枕はおれおれ詐欺だ、江戸っ子は宵越しの金は持たない。魚屋は商売上手だが、酒好きで失敗をする。舞台は、早速江戸時代になる。虎児は魚屋で、その妻が師匠(西田さん、怖い)だ。妻は商売の準備をしてある。朝の暗いうちに行く。しかし、芝の問屋は休みだった。魚屋は海で休んで、顔を洗ったら、そこで50両の巾着を拾らう。喜んで家に帰る、祝杯の酒を飲む。そして、次の朝、魚屋が起きると、今度はめぐみ(伊東美咲さん)が妻だ。妻は50両の財布は夢でも見たのだね、と言う。これを竜二が続きの落語を話していく。うまい構成です。岡田君も落語をしています。それで、魚屋はもう酒をやめたという。竜二は落語のほうがうまい。しかし、竜二は思わず店の子のリサに「金金というな、金が欲しければ、キャバクラでも働け、男もいないのだから、そしたら指名してやる」。丁度男に逃げられたリサは壊れてしまう。店のTシャツをハサミで切り出した。竜二「何するんだ、ブス」。リサは足蹴にして「ブスいうな、殺したくなる」。リサはブスという数を数えて、やめるから給料は振り込んで、訴えるから、と去っていった。竜二「ブスにブスとはいわない、身内と思っているからだ」。虎児「チンコを息子というものだな」。リサはダメ男が好きで、好きになると、仕事も金にも滅茶苦茶になるのだ。竜二は虎児にリサを調べてくれと頼む。そこに銀次郎が来る。銀次郎は大学に行っている。CM。
リサは仕事を探している。そこに携帯だ、前の男が車をぶつけて20万だ、もうダメだ、とリサに助けを求める。虎児は借金の相手に、芝浜をやる。芝浜のかみさんは50両の財布を隠して持っていたのだ。夫が真面目に働くように奥さんは隠したのだ。いい話だが、現実は厳しい。夫のサラリーマンで、会社が潰れたのだ。虎児は師匠に現実感がないという。ダメだ。師匠はどこに感動したか聞かれる。虎児は聞いて女房大明神で感動したち答えた。師匠は感動したところ以外は、全部捨てろと諭す。虎児「あんた名監督だ」これは名言ですね、話の魂だけを捕まえて、後は自分の話で作る。創作のテクニックかもしれない。虎児は高座で話す。結構盛り上がった、しかし、高座中に客の携帯がなると思ったら、何と客の虎児の携帯だった。客は皆帰ってしまう。ここのオチは意外で、面白かった。リサは店に帰る。レジには金はない。しかし、店に銀次郎の大金の入った財布が落ちていて。リサは拾う。CM。
銀次郎は交番で財布を落としたことを届ける。蕎麦屋では、リサは「うざいのが好き、sexもないと淋しい、好きなものは酒、メール、アンタチャブル・・」とどんどん飲んでいく。竜二「お前の事が好きな男なら、バイトやめろとか言わないだろう、男は甘えている、普通の男と付き合え、待っていろ」。酔っぱらってリサは目が覚めた。竜二と虎児はおでんの屋台で、飲み続ける。虎児「落語しろ、ビビッとした、感動した」。竜二「素直に聞けない」と答える。虎児「服が好きか、店でいつも不機嫌で、落語から親父から逃げているだけみたいだ」。竜二「好きなことやるのが偉いか、本当に落語が好きなのか、あんたもヤクザから逃げているみたい、それで落語が厭になるとヤクザに戻る、俺みたいに家を継ぐことない、はっきり言うとヤクザに噺家は無理だ」。虎児は怒って、おでんの屋台を壊してしまう。「お前に俺の何が分かる」と去る。リサは酔って、交番の前で銀次郎とすれ違い倒れる。お巡りに財布を拾ったという。それは銀次郎の財布で、銀次郎は喜んでリサに握手する。リサは電気が走る〜〜〜。師匠の家では、おならで大笑いだ。そこに竜二が帰ってくる。虎児はどこだと聞きに来た。師匠は「あの男はとんでもない、苦労をしている、12歳で目の前で両親が借金を苦にして心中だ、ショックで笑うことを忘れた、そんな男を拾ったはヤクザの親分だ、それしかなかった、そんな男が私の話を聞いて笑った、恩人の組長に断って、噺家にしてくれと頼んだ、たいした覚悟だ、本当に孤独な男なんだぞ、お前はたまに家に帰ると悪態ついて、そのうち誰からも相手にされなくなるぞ、孤独の末路は孤独死だぞ」。竜二は師匠を蹴飛ばし、親子喧嘩だ。母が泣いて終わる。竜二の店にリサが帰ってきて、バイトやめます。銀のトラジャンを来ていたと言う。その銀次郎の家で、組長は怒っている、銀次郎が刺青したのだ。めぐみの刺青だ。虎児はハトバスのめぐみを捕まえる。CM。
めぐみ「東京が忘れらなくて、戻ってきました、キャバクラでは男を狂わず、だから、ハトバスにした」。虎児は銀次郎に「夢だと思って諦めろ、上玉だ、お前は餌に群がるハトだぞ、兄貴として女に振り回せるな、振り回す男になれ」。虎児は「別れてくれ」とメグミに言う。めぐみは「今度いつ会える、あなた」と携帯番号を聞く。竜二はリサに「夢でも見たのだろう、その後どうやって家に帰ったのだ」リサも納得してしまう。虎児の高座だ。携帯電話の電源を切って下さい。反物屋の竜がいまして、そこにリサという娘が働いていまして、根は真面目だろうが、男にほれっぽい、そこにヤクザの銀次郎と出会う、リサは仕事をけなげに始める。竜二は店のものを持って、銀次郎のところに行き、10万で買ってくれという。竜二は脱ぐと、刺青があった。それを見て、銀次郎は封筒に10万を持って、店に行く、そして、リサに封筒を渡す。リサ「メール待っています、男に振り回されるの好き」。しかし、銀次郎「メルアド教えて、この前酔ぱらって、字が読めない」とメモを出す。リサは分かったのだ。蕎麦屋で給料2ヶ月分を渡し、リサに謝る。リサは騙してくれて有り難う、「銀々に嫌われる、大事にして貰う」。竜二「銀々と呼んでいるのだ」。飲み始めるが、リサは酒をやめる。また夢になると困ります。オチがついた。借金のサラリーマンは寄席で働くようになった。虎児は師匠に褒められ、授業料を払う。その金を師匠は、虎児に返す。竜二は虎児に謝るが、そこはラブホの前だった。そこへ、何とめぐみが来て、虎児を待ち合わせていたのだ。おしまい。
うまかったね。話がまとまっていた。芝浜の夢オチで酒飲みの旦那を立ち直らせる話と、リサと銀次郎の話がピッタリあっていた。しかも、蒼井優さんが最高だった。「七子と七生」も凄かったが、単なる若い女優から抜け出ましたね。セカチューの綾瀬はるかさんと同じく、一皮むけた感じです。今回はそこにつきます。伊東美咲さんも、奔放な田舎美人の特異なキャラなので、美人が映えますね。良かったです。もちろん、西田さんの落語も合格ですよね、鶴瓶さんの演技に見えない演技もしめていますね。今回は快調な出だしで4つ★です。