京都地検の女2 テレ朝 木 20時
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前回はチラトしか見ていなかった。だからリタイア確実で、あらすじは書けないでしょう。印象くらいをちょっと書けたらいな〜と思います。この時間帯は、大好きで、京都迷宮、おみやさん、科捜研は好きです。でも地検の女だけは、はまらないのですよ。名取さんに魅力を感じないという個人的な事情だけかな。結局女優でドラマ見るのか、爆。
地検の女★★★ 8話 刑事ミスターパーフェクト、疑惑の捜査ミス 3月10日放送
近所の主婦が入っていくと、戸は開いている。返事がないが縁で奥さんは殺されていた。現場は北村とは管轄が違った、ミスターパーフェクト刑事と呼ばれる矢部刑事がいるところだった。安心だ。君江は首を絞められていて、テーブルには湯呑みが二つ置かれたままになっていた。君江の夫は数年前に病死し、彼女は夫の保険金で暮らしていたらしい。その生活ぶりから、矢部刑事は即座に、金貸しでもしてトラブった、と推測する。近所の人で目撃者も出てきた。あやの家では、りんは完璧にノートを取る友達の詠子に借りたのだ。タイトル。
詠子は音楽をやりたいのだ。親は・・・多分矢部刑事なんだろう。久保田が逮捕される。矢部刑事が取り調べる。金を借りていたことを調べ上げ、、借用書や、指紋も揃っている。そして、アリバイもでたらめだった。矢部刑事「金を借りに言ったが、返済を迫られ、かっーとなって、殺して、勝手口から逃げた、こんな所で頑張らずに、これからの人生で頑張りなさい」。それに、久保田はあっさり認めた。矢部刑事に非通知の電話やメールが来る。あやの地検に久保田が送られてくる。次長も、太田もすぐに送検できると喜ぶ。あやも矢部刑事だと、安心だと言う。送られた久保田は素直に認める、あまりにあっさりなので、あや「一生の重大なことですよ」。曽根弁護士は久保田の弁護をやることになったと、あやに先生と呼びかけて、挨拶する。典型的なおべっかタイプだが、腹に一物ある。主婦の馬鹿話は、夕食の天ぷらから、呼び方が変わったときはヤバイ。そうだ、先生と呼ばれたら要注意だ、という事になる。矢部刑事は奥さんが死んで、中学生の娘が一人いる。ほら、やっぱり、詠子でしょう。ピアノが置いてある。しかし、家には誰もいない。部屋には賞状が飾られている。そして詠子が、父を命名ミスターパーフェクトとした作文も飾ってある。そこに、いきなり風が吹き、戸が開く。ドアが半開きになったのだ。そこで、矢部刑事が急にやられたと顔をしかめる。あやも久保田の素直すぎる供述と、曽根弁護士の態度から、怪しいと感じる。早速、現場を見に行く、太田は君江の代わりに寝る。そして、あやは勝手口に行く。靴がいる。なんか引っかかるな。第一発見者は裏の勝手口から入った。表の鍵はかかっていた。調べているところに、矢部刑事が来る。矢部刑事「念のためと言われないように仕事している、信頼関係を崩したくなければ、すぐに帰ってください」と怒る。あやは初めて見たのだ。あやは目撃者を聞く。普段から半開きでなかったか、と聞く。近所の人は、その通りだと言う。そして、犬が吠えている。あやは犬の所に行く。人が通ると吠える。あやは聞くと、吠えすぎだと言う。久保田の供述には犬のことがない。早速、あやは久保田に犬の事を聞く。勝手口から逃げた、なのに犬に吠えられなかった、久保田は覚えていないと答える。矢部刑事も犬の家の奥さんに聞き直す。北村刑事がきて、「矢部刑事はミスターパーフェクトだ」というが、あやは「完璧な人はいない、実績も名声も関係ない、雑音入れるな」と怒る。矢部刑事は一人頭をかきむしる。CM。
あやは近所の犬の持ち主に聞く。そうすると、ぽん太ペットショップに行っていなかったと答える。帰ったら警察が来ていて吠えたのだ。犯行時にポン太はいなかった。太田は万歳だ事務所が済んででいるという、しかしあやは太田に「慎重、熟考という言葉はないの」と叫ぶ。もう一つ、表から入ったら表から逃げるでしょう。裏から、だったr、靴を運ばないと、しかも、あのドアは半開きだった。昨日開けた鍵は被害者の姉の物だ。被害者自身の鍵ではなかった。犯人は君江の鍵を盗んで、施錠して逃げた。そう考えられる。久保田は持っていなかった。疑問が残ると言う。水谷研修生たちに鍵を探させる。またまた、定番ながら、探す場面です。研修生にはこんな仕事が良いのかもしれませんね。使い方が亡かったと言うことだ。緊張感がありますね。曽根弁護士が起訴されないので、心配してきた。CM。
北村と池内は矢部に飲みに誘う。北村たちは「携帯の女性に消耗しているのではない」。矢部は「女狂いする金も暇もない」。りんのところに詠子がやって来る。遅くまで勉強するので、詠子は泊まっていて良いかとあやに強化を貰う。しかし、りんが先に寝たので、詠子はあやのところに来る。詠子「りんがうらやましい、のびのびしていて、私は息苦しい、完全な人間じゃないのに」。あや「みなさんの、期待はありがたくいただく、あとは自分のやりたいようにやる」。詠子「私にはできない」。矢部刑事は深酔いする。タクシーに一人で乗る、送ろうとするが、矢部「家には来るな」。水谷が鍵を探していると、あった。久保田に発見した鍵を見せる。その通りです。裏の勝つ手口から逃げたという。ここで本当の事を言っても同じでしょう。本当の事は弁護士の曽根先生にだけは話した。あやはポン太の持ち主中川秀子さんにあう、あや「嘘つきはは泥棒の始まり」と言う。CM。
矢部刑事に会う。あや「あなたが嘘の証言を頼んだ奥さんですよ、今回の捜査に一部謝りがありました、表から逃げたと供述を変えた、あなたは途中でその矛盾に気づき、嘘の証言を頼んだ」。矢部「久保田を殺しで起訴するのでしょう、いいじゃないですか」。あや「矛盾点を突いて、無実になるかもしれない」。矢部「私の捜査取り調べに謝りはない、言いがかりはやめてくれ」。あや「ミスターパーフェクトはどこにもいないのよ」。北村と池内が来て、矢部が辞表を出した。矢部刑事のかわいがっていた娘さんが家出していた。矢部詠子は、りんと一緒に勉強中なのだ。あやは矢部刑事の家に行く。そして、あやは入り込む。一人暮らしで、乱雑な家だったので、あやは整理し出す。あや「むすめさんは私の家にいます、同級生で、泊まっていました、あなたは進学校へ、詠子さんは音楽のために、別の高校を希望していた、わたしは家がどたごたしても、許しません、過ちをただして、やり直す勇気です、矢部さんも、思いこみを捨てって、詠子さんを認めてあげてください」。矢部刑事「私はあなたほど強くない」。あや「私も大きなミスするかもしれない、その時は助けてください、辞表を取り下げてください、そして、優等生でも家を転々としていては勉強できない、あとはお願いがします」。矢部はあやに謝る。矢部は、丼の置き場所を詠子聞く。帰るあやは詠子のピアノを聞く。矢部刑事は詠子のミスターパーフェクトの命名の作文を片づける。曽根は残念がる、北村刑事があやに「矢部刑事も職場に戻った。一緒に飲みたい」と言っていた。続く。
今週は最初から詠子が娘だと分かってしまったし、大正解だった。でも事案の詳細で、表からか裏口かで、裁判は大きく変わる物ですか。裁判も厳しいものですね。来週は最終回だ、何と北村刑事が被疑者になるのだ。そして、次クールは「おみやさん」になるのだ。ご気楽、しんじみ人情物を期待します。
矢部刑事(小日向文世)、曽根弁護士(石井宣一さん)、久保田(森下じんせいさん)、詠子(本田有花さん)さんは可愛い子でしたね、色の白い優等生はおじさん大好きです。それだけか感想は、ごめんなさい。
地検の女★★★★ 7話 逆ギレ殺人事件、人差し指の傷が暴いた真実 3月3日放送
茶髪の男が中年の葛城を殴る。そして、死んでしまい、男が女の待つ家に帰ると、池内刑事たちが待っていた。逮捕された。あやと主婦3人組の井戸端会議だ。ここらが微妙なナタになっています。スーパーで子供が万引きするのを、あやは見つけて説教する。北村刑事(船越さん)は、母親に言うように勧める。あやは子供は社会の宝だ、と自分で叱っている。しかし、子供は逃げてします。タイトル。
若い男・輝男があやの所に送られた。警察の事情聴取では、輝男はバスの中で、携帯していたので、注意した葛城をがバスを降りたところを、公園で殴った事になっている。輝男は「あれで死ぬか、普通」と悪たれをつく。しかし、あやは輝男の手の指の傷に注目する。あやは反省したらと語気を強めるが、輝男「説教するんじゃない、ババア」で、あやは切れた。その結果、早速、所長に怒られる。研修生が話していると、あやは疑問が残るので、調べると言う。あやはナオミにキャベツの千切りをさせる。ナオミはできない。あやが見るところでは、輝男の小さな傷は千切りをしたときの傷だ。家では女と家事を分担していたと判断した。そんなやさしい男なのに、取り調べのふてぶてしい態度が合わない。あやは葛城の家に行く。すると、何と、万引き少年・シンタロウだった。少年は赤い自転車の絵を描いていたのに、逃げた。葛城の妻秋子(山下容莉枝さん)に、あや「旦那さんは、よく注意しましたね、誇りと思うでしょう」。しかし秋子ははっきりしない。だって、山下さんだもの、絶対何かある役者さんです。研修生たちはは輝男の女・麻衣子に聞きに行くが、やはり、はっきり答えない。池内刑事にあやは答える。あや「見知らぬ男に注意する親なのに、子供は駄目だ、おかしい、主婦の勘だ」。決まり言葉、出ました。主婦3人組で話す。「子供を叱れるか」。「昔は不良はオートバイに乗っていたから、わかりやすい」。あやは麻衣子に聞きに行く。あや「料理できる男はいいね」。麻衣子「バイクが1番、料理が2番の趣味」。あや「彼は、何故あの日はバイクでなく、バスだったのか?」。麻衣子「雨の予報だったので」。あや「彼、あなたの言う事は聞くのだ」。麻衣子「あいつ子供のままだから」。研修生の話をしているが、あやの旦那は年下で、いい男らしい。そこにあやが登場して、話題を変える。そして、報告する。輝男は子供の面倒見がいい、ただ子供の時に、父親の暴力で家出したのだ。あやは葛城の妻・秋子に万引きを話す。秋子「初めてではない、夫婦で手を焼いていた」。問題のある家庭の臭いプンプンです。りんと北村刑事が、焼き芋を食べて話しているところにあやが来た。あやは北村に相談する。あや「あの母子には溝がある、立ち直る姿を見直したい」。北村「俺たちの立場がない」。あやの焼き芋のくるんであった新聞紙には事件の日の天気は晴れだった。嘘だった。あの日、輝男はバスに乗らなかった。CM。
地検に麻衣子は輝男に会いたいと出勤した研修生のナオミに頼む。しかし、接見禁止だ、麻衣子は「あと3週間しかない」と言い残して帰ってしまった。あや「疑問が生じました、輝男はバスでいった、雨が降るので、しかし、予報は降水確率0%、本当に乗ったの、注意されたので殴ったのなら、傷害致死、理由があって、殴って死んだのなら、過失致死だ、子供が好きだ、麻衣子さんが妙なことを言った、あと3週間しかない」。次長に報告する。あや「妙です、バスに乗ったのに、目撃者がいない、被疑者は何かにおびえている」。次長は娘のために青い自転車を買ったが、色が合わないのでいらないと言われて、落ち込んでいる。あやは気が付く、あれはシンタロウが書いていたのは赤い自転車じゃない。あや「葛城の息子は赤い自転車を書いていた、それは葛城のバイクだ、輝男は子供と面識がある、事件は様相が違う」。3人が葛城の家に向かうと、秋子が出ていて、子供シンタロウを叱ったら出て行ったのだ。北村、池内刑事も手分けして探す。CM。
子供は公園でベンチで座っていた。シンタロウ「約束した、お兄ちゃんに絵を見せるって」。あや「輝男お兄ちゃんのバイクでしょう」。シンタロウ「輝男兄ちゃんのことを知ってるの、いつ帰ってくるの」。2人の刑事はシンタロウと遊ぶ。あや「シンタロウは輝男を知っていた、この公園で会った、ご主人と輝男は面識が会った」。秋子「知りません」。あや「最初に伺った時の、私が全部悪いは、どういう意味ですか」。秋子「検事さん、もう、そっとしておいて下さい、忘れたいのです」。二人の刑事は子供・シンタロウの腕を見て、多数の痣を見つけた。あやは家でじっくり考えている、りんと入った北村が「幼児虐待かもしれない、親は一人じゃない、亡くなった父親が・・・」。あや「待って、シンタロウが虐待されているとして、輝男がそれに気づいたら」。あやは麻衣子の所に行く。あや「一人の体じゃない、あなたは、怖がっている、現実から目を背けている、あなた、しっかりしなさい、生むつもりなんでしょう」。麻衣子「だって、自信ないって、父親になる自信がない、虐待しそうで怖い、親からされたことを、子供にしてしまうそうだ」。あや「あなたは生みたい、顔にそう書いてある」。麻衣子「22週過ぎたら、おろせない」。定番のおめでたですね。そこにやってきたシンタロウが「何で泣いているの、お兄ちゃんに会いたい」。あや「この子は輝男にとって、過去の自分だった」。麻衣子「その通り、この子を見ていると自分の子供時代を思い出すって」。あや「話して下さい」と秋子に言う。CM。。
秋子「会社では、まじめでしたが、家では酒を飲んで、殴ったり、けったり」。あや「離婚は?」。秋子「いつか心を入れ替えてくれる、暴力もやめてくれる、そう思っていました、子供を守ろうとしない、駄目な母親でした」。回想シーン。あれは秋の終わり頃、公園で夫の酔いが醒めるのを待っていた。そこに輝男が来て「どうした、血が出ている」とシンタロウの口を見る。そして、母子をアパートに連れてきた。あや「ここは避難所になっていた」。麻衣子「晋太郎が来るたびに料理を作っていました」。秋子「あの日は会社で厭なことがあったのか、酔って帰って、シンタロウに殴り掛けた」。シンタロウが「おにいちゃん」と言うと、秋子に葛城「お前男ができたのか」と暴力をふるう。そして公園で、待っていた輝男が葛城をいさめる。輝男「自分より弱い奴しか手を出せない、くずだ」。二人はもつれて、輝男が倒すと、葛城はコンクリーに後頭部を打って死んだのだ。すぐに輝男は謝った。輝男「晋太郎から父親を奪った」。輝男は秋子や麻衣子に何も言うなと言った。輝男はシンタロウのために嘘を付いた。麻衣子「シンタロウを俺みたい人間にしたくない、できるなら、父親を誇りにする人間にしたい」。あやは輝男に「あなたが何故、嘘を付いたか分かりました」。輝男「どんなひどい親でも、できれば尊敬したい、分かるだろ、あんあたのおかげで、全部パーだけど」。あや「麻衣子さん、苦しんでいる、男といて、人間として・・・」。輝男「俺は父親になれない、虐待された人間は、子供を虐待するって」。あやはシンタロウの絵を見せる。あや「虐待されていても、この絵には明るさがある、それはあなたがいたからよ、愛情が悲劇を招いたが、思いは伝わっていた、あなたは大丈夫、父親になれる、おびえる必要はない」。輝男「会わせて下さい、あいつに」。手錠を隠して、輝男はシンタロウに会う。シンタロウ「サッッカーできないの」。輝男「もうすぐ新しい仲間できる、楽しみにしてろ」。麻衣子に会て、輝男はそっと言ったのだ「名前は俺が考えるから」。麻衣子「私、良い母親になれる、そして子供と二人で待っている」。秋子「私も頑張ってみます、この子と二人、やってみます」。北村「真相は分かったが、大きくなったとき、輝男をどう思うか、そして、生まれた子供は、事件を知って何を思うか」。あや「でも、二人は理解するわ、輝男の思いを、主婦の勘です」。。定番の展開だけど思わず、やはりプチ泣けました。つづく。
いささか強引な展開ですが、最後には泣けました。本池上署なみの小ネタの事件を、見事に人情ドラマにして貰いました。テレ朝のチープさも大好きです。山下さんが出てきた途端、これは葛城家には秘密があると、分かってしまうのも、良いような悪いような。笑い。しかも、主婦の井戸端会議や、次長の娘の話が、ヒントになるご都合主義の展開ですが、気持ちいいです。でも、輝男は見るからに今時の若者で、論理的に話をすることができないし、感情のコントロールもできないキャラと思いました。それが、こんなにいい人だったなんて。輝男、客観的に自分を見つめなさい。虐待されて育ったあなたは、内面はとても素敵な人間になっています。気づきなさい。
ゲスト:葛城の妻秋子(山下容莉枝さん)、市川輝男(原田篤さん)、竹谷麻衣子(浜丘麻矢) 脚本:岩下悠子、監督:森本浩史
地検の女★★★★★ 6話 介護する女の微笑み 宝くじ1億円遺産の行方 2月24日放送
これだから、単発物はやめられない。今回は泣けたし、哀れだったし、考えさせられた。介護士の新井道子役の真行寺君枝は年取りましたが、相変わらず、美しい。そして、優しさがたまらない。このキャラをどう演じるかが、全てだった。
(あらすじ、録画を見ないで公式HPに書き加えた)
独り暮らしの老女・川村ノブが自宅で刺殺された。ノブは宝くじ1億円に当選し、テレビのワイドショーを賑わせていた人物だった。
死体の発見者は、介護士の新井道子(真行寺君枝)で、彼女の証言によると、死体を発見する直前、戸棚を漁っていた女がいて、道子の姿を見ると逃げ去ったという。やがてノブの娘で唯一の遺産相続者でもある川村恵子(林寛子)が逮捕され、鶴丸あや検事(名取裕子)のもとに送られてくる。恵子は、事件当日ノブのもとに行ったことは認めたが、自分が訪ねた時はノブはすでに死んでいたと主張する。母の遺体を見て動転し、とっさに自分が疑われると判断して現場から逃げたと恵子は無実を訴える。
あやは、恵子の供述を疑いながらも、彼女の犯行とはどうしても思えない。決して好きになれるタイプの人間ではないが、正直すぎて嘘をつくように見えないからだ。しかも、問いつめると、戸棚の中の遺書「全財産を道子に与えるという」遺言書を探し出して、燃やしたのだ。あやたちは道子を疑い出す。
そこで、あやは介護を担当していた道子の調査をはじめる。誰に聞いても道子の評判はよく、普通ならいやがる介護を進んで行なっているという。死んだ母が筋ジスで死んだのだが、介護を十分出来なかった悔いが介護の仕事に向かわせたのだ。しかし、あやはあまりに出来すぎた道子の人間像に疑いをもち、裏に何かあると感じる。その直感は正しかった。道子が介護を担当している老人たちから不正に金を巻き上げていたことが判明したのだ。しかも、事務官の大田まで、夜20時に会える女との恋が破れたのだが、その相手が道子だったのだ。赤い口紅を塗り、大田にバッグを貢がせていたのだ。そして、大田は道子が貸金庫を利用していることまでみたのだ。それは、悪徳商法の蒲団を売りつけたり、借り受けた銀行通帳から横領したりと巧妙な手口のものだった。池内刑事と同行してあやは、横領した金は貸金庫に貯金していた。しかし、被害にあった老人たちも。その事実を感じたり、知っても、決して被害に遭ったとは言わないのだ。道子は命の恩人だとまであやに食ってかかる。
さらに、あやは執務室で横領で道子と直接対決に持ち込み、ノブを殺した犯人が道子ではないかとの推理を本人にぶつけた。その答えは正しいものだった。しかし、その動機は複雑なものだった。道子は小学生の時、溺れて助けに来た姉が死んだのだ。頭が良くて、気持ちも優しい姉だったのだ。それから、道子は自分の母に愛されなかったことから、人間不信に陥っていていた。母が病気になったときも、必死の介護をしたが、母が最後に言ったのは、姉の名前だった。そのストレスを解消できるのが介護活動だった。というのも、老人達から優しさや褒め言葉を貰うことができたからだ。しかし、本心から介護に従事したいわけはない、やがて介護は新たなストレスを生み、悪徳商法や横領などの犯罪へと走る。道子は「笑顔の代償」と言ってのけた。道子は家族のように笑顔を見せなければ良かったのですか。そんな道子の抱える心の闇を見抜いたのが、ノブという女性だった。道子がノブに全幅の信頼を寄せるまでに時間はかからなかった。ノブは道子に全ての財産を託すとまで語っていた。しかし、道子はノブが実の娘が登場して、ノブがやはり疑似母子の道子との関係よりも、実の娘に財産を渡すことに心変わりしたのではないかと疑ってしまう。道子の目の前で、遺書を書き直したのだ。その時、道子はまたも人から愛されない事を知ったのだ。それは殺意へと変貌し、殺人を犯してしまったのだった。
介護に無条件に優しい態度で、家族以上に接しられる人がいた。しかし、それは愛を乞い求める人だったのだ。それが生育歴までしらべ、彼女の深層まで、切り裂いていった。そして、介護を通して、人に愛されたくて、相手の望む態度を演じる道子。しかし、それでは自分がないのだ。それで、空白を埋めるために、ささやかな犯罪を犯していった。最後の殺人は魂の爆発だった。泣けた。真行寺さんの表情の変化が素晴らしく、おじさんも魅了させられた。体を拭いて貰ったら、月に1万くらいなら、お礼するよ。笑い。
地検の女★★★ 4話 8年前のリベンジ 2月3日放送
安田というサラリーマンが頭を殴られ財布を奪われるという事件が発生した。安田は気を失って倒れているところを病院に運ばれたのだが、意識が回復しても犯人についての供述は得られない。翌日、安田のクレジットカードを使って買い物をしていた男・望月を逮捕、望月は犯行を自供したのだった。数日後、強盗致傷容疑で鶴丸あや検事(名取裕子)のもとに望月が送られてきた。ところが望月は、強盗を働く気などまったくなく、気分がむしゃくしゃしていたので安田を殴ったところ、そのはずみで安田の財布が落ちたので拾って逃げただけだと、容疑を否認する。刑事の供述とは全く違うのだ。みえみえの言い逃れだと太田事務官は言う。司法修習生に聞くと、概ね正解だ。望月の自供通りなら窃盗と傷害の罪で、強盗致傷罪とは刑の重さが大幅に変わってくる。以前も同じような罪を起こして、実刑を逃れている。被害者も聴取されるが、いきなり後ろから殴られたので。分からない、「しっかりしろ」と声は聞こえた。財布は内ポケットか、外か分からない。要領を得ない物で決め手にならなかった。あやは府警の池内刑事に文句にいくと、検事がうまうまと騙されたと言われるが、警察は目撃者も捜していない。副部長と荻原は話している。その案件に興味のある副部長は聞いているのだ。怒り狂ったあやは、ナオミ(大河内奈々子)たち修習生に事件の目撃者探しを命じた。犯行時間の夜11時半まで聞き込もうと頑張る。次の昼も聞き込みに回るが、上司・高原副部長(蟹江敬三)も自ら聞き込みに回っていることを水谷が見つける。それをあやに報告する。ネクタイがいつも同じ。主婦3人組に聞くと、朝帰りではなく、ゲンかつぎだろう。そこに北村警部が副部長が池内府警に直々に聞きに来たのだ。あやも不思議がる。神戸元町で、あやと太田は調べにいくと、そこに副部長もいた。CM。
小山冴子と面会したのだ。望月の8年前で被害者なのだ、気を失って病院にいった。むしゃくしゃしたので殴り、カバンから落ちた財布を拾った。小山の事件から学びたい。しばらくは、町も歩けなかった死、厳罰にしたいと思ったが、軽かった。担当検事は高原ではなかったですか、と聞くが、覚えていない。調べると、高原副部長が担当だった。8年前は高原副部長が離婚した時田、それを荻原に聞くが、大学に入学すると癌で母は死んだ。小山を知らない、と答える。目を見ると嘘は付いていない。CM。
被害者の北村警部のところに来た。上司の息子なのだ、地検に嘆願書を書いてくれと言われたが、ストーカーがつきまとっている。調べると、何と高原副部長だった。北村警部はあやの家で一緒に鍋だ。高度の政治的な話で8年前にことを告げる。ネクタイも同じなのだ。一人で重い物を担いでいる、協力して調べて欲しい。雑炊で釣られてOKしてしまう。CM。
修習生の目撃者捜しを続けるが、ついに目撃者を見つけた。望月はスーツから盗んだのだ。間違いない。同じ犠牲者を作らないために法廷でも証言すると約束してくれた。荻原が率先して頑張ったと付け加える。あや「副部長が本当にこだわった理由は何でしか?」。副部長「8年前望月にしてやられたから」。副部長に被害者の小山が報告に行くと、小山には先客がいた。それはあやで、副部長の元妻荻原ケイコと小山が同級生だったことも追求され、すべてを話したのだ。8年前、高原副部長は妻の同級生と知らず被害者小山に接したが、追求できなかった。小山の苛立ちがケイコに伝わり、ケイコも高原に不満を言った。被害者が無念に思っていると告げられたが、高原はそうかと答えた。ケイコは何度も来たし、食事した、妻は夫が自分の親友も覚えていないことに気づいたのだ。仕事だけの人間だと、理解したのだ。ケイコは高原に心底失望したのだ。あやは、ケイコは副部長をとても愛していた、だから許せなかった。副部長もケイコを愛していた。高原は離婚してケイコの病室に出入り禁止だから、この山からケイコの病室の窓を見ては、祈っていた。死んだ日は月が美しかった。祈ったが、神も仏もいなかった。副部長は今度の案件であやに有り難うというが、あやは今の話は聞かなかったことにする。その奥さんから贈られたネクタイとともに大事にして下さい。
こちら池上署なみの小ネタですが、これが結構微妙なもので面白い。1時間ドラマだったら、殺人とかでなく、強盗から傷害くらいがいいですね。今回も考えさせて貰いました。そして後半の副部長のネクタイと、自分の過去の案件にこだわて頑張る誠実さも良かったです。しかも、北村警部はバツイチで、高原副部長はあの顔で再婚していることも判明した、笑い。事件担当者: 脚本/ 西岡琢也 監督/森本浩史、ゲスト、小山(山口果林さん)
地検の女★★★ 3話 騙す、騙される、騙されたい 1月27日放送
風の強い夜に中谷社長は、工事現場を点検に行って落下して、死亡する。京都府警の堀川刑事(松永博史)は、工事現場を見回り中に強風にあおられて転落したものと判断するが、所轄署の池内刑事(益岡徹)は納得しない。地検では、結婚詐欺の男に今も騙され続ける女・橘がいた。その相手は、どう見ても、騙されるような格好良い男ではない。工事現場で死んだ社長の二人の息子は死亡確認すると同時に、「殺された、あの女に」。あの女とは小料理屋の女将・脇本藤子(芦川よしみ)で、中谷とは親密な関係にあったらしい。早速、刑事が事情を聞きに行く。社長が藤子の店を無料で作ってくれたのです。怪しいが色っぽい。地検の鶴丸の家では、娘から「おかあさんは、欲望の固まり」と一喝され、斬りだ。タイトル。
結婚詐欺で脇本藤子が捕まれ鶴丸の前で事情聴取される。3000万を借用書なしで借りた。社長とは男女の仲だ。同居している内縁の男・田中は、遠い親戚で詳しいことは知らない、今はいない。そして男女関係はないという。結婚の話しもあったが、社長の方からです、私は口に出したことがない。息子達はオヤジが嬉しそうに見せてくれた、念書があったはずだが、今はどこか知らない。しかし、訴えた長男と次男は全く藤子とは面識がない、年齢が12歳もあり、芸子上がりで、男扱いはうまい。実習生が調べに行って調べた。中谷社長は苦労して、自分の会社を築いた。しかし妻を亡くして、毎日飲み屋に通うっていた。そして、12歳年下の藤子を「かあさん」・「ママ」と呼び、中谷は「社長」・「中谷さん」と呼ばれていた。もう一人の息子で三男がいた。主婦3人の会話でも、お嬢さん育ちの二人は騙されやすいが、7人兄弟で育った苦労人の桜井は騙されないのだ。CM。
鶴丸は三男の三津男(本田大輔さん)から聞く。三男は父と一緒に暮らしている。三男「うちの兄は馬鹿だから、本気にしないように、脇本さんとの関係はよく知らないが、本当の騙し屋はおやじだ」。全く見方が違う。三津男はバイクに乗っているが、部屋も綺麗だし、礼儀も正しい。「あの子は良い子だ」と主婦の勘を働かして、娘の彼にどうだと勧める。池内刑事は男を別件で連行すると、7年間、脇本の内縁の男・田中だった。鶴丸が池内刑事の計らいで事情を聞く。ふざけている男を鶴丸は一喝する。男は7年前からだが、店には絶対顔を出さないという。CM。
太田は高原副部長に、本件は脇本を立件して、中谷は事故だという。しかし、鶴丸はたたき上げの中谷が騙されるはずがない、息子は自己中だ、裏がある、主婦の勘です。鶴丸は池内に、奢る。鶴丸が「司法実習生は使い物にならない、絶望的だ」。池内「優秀な学校出たおぼちゃまんなでしょう」。鶴丸「学校で何を学んだのか」。池内「学校の外で何も勉強していない、世の中で役に立つのは外で勉強した奴だ」。鶴丸の所に橘が冷静に考えて、他の女に訴えられた結婚詐欺を認めるようになった。橘「私、騙されているなと分かりました、でも分かってから、騙された振りを続けていた気がする」。CM。
鶴丸は三津男に面会にいくが、ツーリングだ。今日帰ってくるだろう。太田は、深入りして職務を停滞させるのかと叫ぶが、孤立してしまう。三津男がやってくる。三津男「親父は好きだった、大工で手先が器用だ」。鶴丸「おとうさんも好きだったのだね」。三津男「兄貴は知らない、だから復讐だ、おばさんの店も行ったことない、最初はスパイもした、おばさんを調べた、客や近所の評判を聞いたし、家は隠していたが、やっと見つけた、男と住んでいた」。鶴丸「おとうさんに報告したの」。三津男「それも出来の悪い息子の役目かな、話した」「兄貴はエリートだし、俺は出来の悪い男だから、頼んだ」「いや、あなたは苦労して、人を見る目がある」。脇本の審判を告げる。中谷「藤子は苦労ばかりしたから、このまま店を持たせる、騙された振りをしょう、そういって、変わらぬ付き合いをした」。脇本は泣く。鶴丸「私は思わぬ事故でなくなった中谷さんは、きっと、検事さん、何の被害も迷惑も被っていない、藤子と自由にしてやってくれ、法律上詐欺罪になりますが、不起訴処分にします」。高原副部長は「妥当だと考える」。太田「支持します」。一件落着の握手だ。起訴便宜主義という。高原副部長 ♪男と女の間には深くて暗い川がある♪ と歌う。鶴丸は娘を連れて、三津男に会わせるが、タイプではないと娘は断る。つづく。
鶴丸さんは適当に力が抜けて、良かったよ。しかも、起訴便宜主義も勉強できた。最初の転落死が本ネタと思ったが、こっちは事故だったのですね。息子の結婚詐欺が本ネタだったのです。でもいい結末でした。多分鶴丸以外の主婦の勘のない検察だったら、藤子は起訴されて有罪になったのでしょうね。案件は多くて、太田事務官のいうとおり、仕事を処理しないといけない。怖いな。いつ死んでも、迷惑を掛けないようにしたい。ところで、騙す、騙されるの他に、騙されたいということもあるのですね。好きな女には騙されていたい。おじさんの他愛のない夢をみた。評価アップです。ゲスト:脇本藤子(芦川よしみ)、中谷三津男(本田大輔)、中谷社長(下元年世)、橘(寺田千穂)脚本/
西岡琢也 監督/藤岡浩二郎
☆起訴便宜(べんぎ)主義☆
犯罪の嫌疑が十分で、かつ訴訟条件を備えている事件について、検察官の起訴猶予権を認める主義をいい、不起訴処分を認めない「起訴法定主義」に対する用語である。つまり、公訴に値する嫌疑があっても、検察官が処罰の必要性がないと考えた場合に不起訴を許す制度である。起訴後の公訴の取消し(刑事訴訟法257条)を認める「起訴変更主義」をも含めていう場合もある。旧刑事訴訟法(大正11法75号)においてはじめて明文化され(279条)、現行刑事訴訟法に受け継がれた(同法248条)。機械的・画一的な起訴を要求することから生じる刑事政策上の不都合を是正するためのものであるが、検察官の恣意(しい)が入るおそれがあるので、それを是正する制度として(不当な不起訴処分に対する抑制手段として)「検察審査会」および「付審判の手続」などの制度があるが、不当な起訴を防止するための制度は現在ない。
2話は見ていません、すみません
地検の女★★ 1話 1月13日放送
水谷ナオミ(大河内奈々子)、荻原良(松尾敏伸)、星野修(阿部薫)という3人の司法修習生が配属されてくる。三つ葉マークには紺は冷静な裁判官、赤は情熱の検事、白は正義の弁護士だ、と高原副部長(蟹江敬三)は説明する。荻原は、もちろん検事志望と答える。その実習生が訪ねたところは、鶴丸あや(名取裕子)は、“主婦の勘”を武器に難事件を解決に導く京都地検の女性検事だ。東京に夫を残し、中学生の娘りん(脇沢佳奈)と二人で町家暮らしをしている。あやの仕事上のパートナーは、事務官の太田(渡辺いっけい)と事務官見習い・東(西興一朗)だが、新人の東はともかく、太田はどうも頼りなく、いつもイライラさせられている。
ある日、飲み屋で酔っている京都日報社会部の遊軍記者・杉浦(橋爪功)から、様子がおかしい若い女性を保護したという連絡が入る。どうやらその女性は、誰かにレイプされたらしい。そして、ネックレスがないと泣いている。あやは、その女性・三上伸子(菊池麻衣子)に会い事情を聞きだした。やはり杉浦が推測した通り、見知らぬ男に車に連れ込まれて乱暴されたという。あやは、きちんと警察で事情を話して相手を告訴するよう伸子を説得したのだった。2週間して、高原が3人の実習生の評価を聞くが、水谷は腰が据わっていない、星野は度胸がない、荻原は一番嫌い、要領がいいお調子者だ、あやは一刀両断だ。そこで荻原はあやの上司・高原副部長(蟹江敬三)と前妻との間にできた子供で、このことは高原とあや二人だけの秘密だという。
数日後、あやのもとに「伸子の一件は合意の上のことらしいのでしかるべく処分してほしい」という京都府警からの書類が送られてくる。警察自らが不起訴にしてくれといってきたのだ。この書類から、被疑者は田代という学生だと知る。あやは田代の家を訪ねる、お手伝いが出る。田代は家で見ていた「検事さん、俺に手は出せないよ」と嘯く。あやは伸子を呼び出して事情を聞くが、弁護士から勧められたので示談にして、事件を解決したいと言う。あやは裁判をすすめるが、法廷では隠しておきたい事実も話さなければならない。被害者にとっては、勇気のいることなのだ。伸子は「それは私がしなければいけないのですか?」と心を閉ざしてしまう。この気持ちは本当によく分かりますね。頑張るのは大変なエネルギーが必要ですからね。そして部屋に閉じこもってしまう。あやは女3人の井戸端会議だ。あやは「その女が弱虫だっただけ」とここでも一刀両断だ。しかしあやも自分が権力を持って、斬り捨てているのかと反省する。あやは杉浦に会って腕相撲で勝ったので、杉浦は三上伸子を説得することになった。CM。
杉浦は伸子を訪ねる。会ってくれないで、外のベンチで一日中待っている。夜になって初めて杉浦に会う。そして、示談にしないで刑務所に入れてくれと頼む。あや「あなたの優希無駄にしない」。CM。
レイプ事件の裏に警察が一枚かんでいることを突きとめる。杉浦とあやは料理屋にいく。そこの女将が田代の母親だ、芸子時代に産んだ子なのだ。容疑者の田代の父が、京都府議会の政治家であり、警察官の天下り先である警備会社のオーナーだったのだ。その癒着ゆえに、警察は事件をもみ消そうとしている。あやは、北村警部(船越英一郎)の力を借り、事件を捜査した相川刑事に真相を話してくれるよう頼みこむ。あやの主婦の勘によると、折り目がキッチリしたスーツを着こなし、調書の端々に伸子への同情が読み取れると、相川刑事の正義感は衰えていないという。最初はあやの要請を断る。CM。
杉浦とあやが話していると、その推理通り、相川刑事は田代の父の圧力を認めた。そして、あやは最終手段に出た。あやは田代を呼び出し、モテモテだと自慢する。むかついたあやは検察官にも認められる権限を行使し、伸子をレイプした田代に逮捕状を突きつけたのである。そして留守の間に、令状で家宅捜査する。暴行中に写真を取っていたので、見つけ出す。田代は検事に抗議に来るが、対決する。あや「あなたの息子は多くの女性の生きる希望を奪った憎むべき人間です、それを知りながら、あなたは京都府警の一部幹部とともに隠蔽した、そして逮捕の抗議に来ている、あなたも恥ずべき人間です、唾棄すべき人間です、むかついてくる」。田代はつかみかかり、名誉毀損で訴えるという。そこに高原副部長が来て、「地検の総意です。警察は地方公務員です、だからこうして地方のボスに弱いと耳にした、しかし地検はあなたと貸し借りはない、老後もあなたの警備会社に勤めるつもりはない」。あや「善悪をさばくのは、あなたではない、法律です」。証拠品は何もでません。レコードを見つけて聞こうとすると、写真が出てきた。残らず立件する。杉浦が大きな記事にして明るみにされた。伸子は泣き寝入りすることは回避されたのだった。しかし、あやの行為は暴走スレスレ…周囲の人々は心配しっぱなしだった。
どうでしょうか、レイプ事件は、これまでもたくさんあります。ただ、こうなると、あやのキャラのストレートな暴走を楽しめるかどうかですね。マンネリであろうが、女性の検事という主婦の勘が、新鮮なもので妥当かどうかですね。今回は迷宮案内の杉浦さんとのコンビで楽しかった。これずっと続けるのも面白いかも知れない。