不機嫌なジーン フジ 月 21時
プロデュース |
山口雅俊 |
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(きらきらひかる、ナニワ金融道、カバチタレ! ランチの女王、ビギナーほか) |
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鹿内植 |
脚本 |
大森美香 |
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(カバチタレ! ロングラブレター〜漂流教室、ランチの女王ほか) |
演出 |
澤田鎌作、平井秀樹、川村泰祐、初山恭洋 |
音楽 |
小西康陽 |
主題歌 |
YUI 「feel my soul」 |
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蒼井仁子 |
竹内結子 |
南原孝史 フガイ・ナシオ |
内野聖陽 |
白石健一 テントウ・ムシオ |
黄川田将也 |
若狭宗夫 シカ |
平山広行 |
阿部啓太 ハゼ |
岡田義徳 |
三井茂人 デンデンムシ | 大鷹明良 |
四谷雄哉 バイオリン |
伊藤正之 |
佐々木京太 学生 |
小林俊 |
櫻井祐介 学生 |
?正名 |
浜口 怪しい漁師 |
田中要次 |
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神宮寺潤 |
小林聡美 |
勝田隼人 |
オダギリ ジョー |
柳川美幸 学生 |
山田 優 |
真岡早智子 |
井上訓子 |
吉田 佳 |
もたい まさこ |
直美 同居人? |
山田玲奈 |
美しい母親 |
高橋美穂 |
川上みどり 先生 |
梅宮万紗子 |
めぐみ 花屋 |
片瀬那奈 |
山本事務長 |
陣内孝則 |
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(公式ホームページには)主人公の蒼井仁子(竹内結子)は動物行動学を学ぶ学者のタマゴ。“男性=オス”というものはゼッタイに浮気をする生き物である。でも“それってオスが悪いんじゃなくて、オスの遺伝子(=ジーン)が自らを複製していくために、そのように指令を出して人間を操っているのだから仕方ない”というのが生物学の(悲しい)通説だってことを仁子は勉強して知っている。仁子(よしこ)の名前は"じんこ"と読めることから、皮肉にも仁子のあだ名は“ジーン”。
このドラマはそんな仁子が日々、恋に研究にと四苦八苦のラブストーリー。テントウムシ、チョウ、カマキリ、クジャク、グッピー、フクロウなどなど、ぞくぞく出てくる生き物たちもお楽しみに!! と書いてある。
これはドーキンスの「利己的遺伝子」以後の、進化論から動物行動学までを、個体ではなく遺伝子で説明することが流行った。物の見方は幾らでもできるので、視点を変える意味では興味深かった。それを確か日本では竹内久美子さんが、文庫本にしてたくさん書いている。これを読んでドラマ化したのでしょうね。とにかく、竹内結子さんが「ランチの女王」や「プライド」から戻ってきた。小林聡美、もたいまさこのコンビも出るぞ。自分はこの二人と内野さんに興味がある。深い味を出してくれるかな。そして、作る方はカバチタレの、ランチの女王のメンバーが多い。テーマがテーマだけにうわべだけでドラマを作ると、薄っぺらになってしまう。う〜ん、その予感がたっぷりだ。期待も予想も★★★だ、月9は薄っぺらになっているのだ。

不機嫌なジーン ★★ 11話最終回 3月28日放送
最初に、初めて時系列的に、これまでのエピソードが紹介された。これで少し頭の中がまとまった。健一との恋愛は影薄いよ。やはり、南原と仁子のエピソードが中心だ。しかし、諫早湾は消化不良だった。最後に仁子の子供時代の子役さんは結構可愛いですね。
最後は、登場人物のまとめみたい物でした。神宮寺が説明している。仁子は先週の報道で農水省を非難して大学を退職した。家族は虫よりも結婚で喜んでいる。健一と阿部と勝田を前に神宮寺「考えすぎると、幸せにならない、だから、自分の興味あること以外は考えない、私は数字と夢と夫のことだけ」。これは素晴らしい、良い考えだ。そして、南原と仁子はデートして、大きな小石のダイヤを送る。10万人目の客で、ケーキとコーラスがプレゼントされる。タイトル。
仁子は久しぶりに研究室に行く。柳川と若狭は付き合っている。阿部は助手になったようだ。南原とオーストラリアへ行くことを拒否する。研究を手伝えと言うと、仁子「逃げているみたい」。何で、結婚しないのだろうか、いや、何で先週のプロポーズを承知したのだ。仁子は分かって良いのか。CM。
吉田教授の世話で、仁子は研究室に勤めることにした。上司は大杉漣さんでした。そして、仁子は研究室へ報告に行く。オーストラリアへ行く南原と仁子は諫早湾に行く。そこで、勝田と南原と対決する。仁子は南原の味方をする。南原は「国と戦えない、すまなかった、干潟は元に戻るが、何年後になるか分からない」と答える。山本事務長にも、仁子は評価される。山本「新しい種類の研究者だ、大学の損失だ、人生はしおらしいほうが・・」。CM。
南原は半年後に帰ってきて、講演だ。仁子は長崎で勝田と絡みだ。しかも、神宮寺まで登場した。たまたまの堤防落ちの恐怖から、南原が好きになる。勝田は運動を続けることを決意する。神宮寺「1+1には決意がいる」。二人のデートには、仁子の携帯が役に立つ。そこで、メリーゴーランドでのデートだ。ここは天国の階段ですね。南原はまた、マスコミから逃げるためにシドニーに戻る。一緒に来てくれと言うが、仁子は研究が楽しいのだ。南原「来るなら、あの時来ていた、一生を保証する、だから、子供を産んで、家庭を守り、その上で研究を楽しめばいい、しかし、満足できるか、研究が面白い時は分かる、このままではお前の一生をつぶしてしまう、お前が飛び立てなくなる」。仁子「一緒にいたい」。南原「それでいいなら」。仁子「ごめんなさい」と泣く。抱き合う二人だが、南原「これで、おしまいだ」。仁子「昔の教授が好きなだけに戻りたい、人間に生まれてこなければ良かった」。回想シーンが入る。それぞれは面白く、振り返るといいドラマだと思うのだが・・・。結局、愛か仕事かに、テーマになってしまったのか。自分は絶対外国に行くのですが。愛は公開することです。そして、未来は分からない。南原が仁子をつぶすかもしれないが、反対に仁子が南原を潰すかもしれない。将来は分からない。だから人間は楽しく、人生もまた楽しいのだ。それを否定して、別れさせるドラマの結末は納得できないな。
2年後には神宮寺は何と子供を産んでいる。仁子は研究者として、ケンブリッジ大学にも招聘されるほど活躍している。研究室に顔を見せる。仁子は子供に「無駄なところが人間のいいところです、意味のないところに宝物がある」。2007年11月、南原は相変わらずだ。マスコミに追われるし、女を追っている。仁子と南原は町で出会う。仁子はロンドンでタクシーで携帯している。その中で、ラジオからいつものラブコンチェルトが流れる。聞き入る仁子はちょっと涙が入る。これは後悔かな。
壮大で、テーマも展開も複雑だった。時系列的に忙しいドラマだった。見ている方は疲れたよ。結末が別れてしまうのは、なんだのだ??? 一度別れたのに、もう一度一緒になろうとするのは決意がいるのに。学習しない二人の痴性には恐れ入った。意味があるか、ないかは、簡単だ。数学の論理学の答えを神宮寺教授に聞けばいいのだ、南原も仁子も身近に最高の知性が存在しているのに、馬鹿だ。、人生に意味を求めてはならない。失敗も成功もない。人が生き、そこに人生だけがあるのだ。結婚に大きな意味があると言えばない、ないと言えばあるはない。自分が選んだ選択をしても、後悔はある。自分が感じる、このドラマの教訓は、神宮寺教授の言葉に集約される。神宮寺「考えすぎると、幸せにならない、だから、自分の興味あること以外は考えない、私は数字と夢と夫のことだけ」。将来なんか考えても絶対答えはでない、どんな選択をしても後悔も、過ちもある。それは決して悪いことではない、それこそが人生の醍醐味で楽しみだ。結婚なんて怖れることもないし、考えることもない。その時を生きればいいのだ。

不機嫌なジーン★★★ 10話 3月21日放送
森で木登りする仁子は落ちる。直接観察しようとするが、森は広く深いのだ。南原の部屋に来た勝田は猫アレルギーだ。くしゃみをし出す。そして胸元がイロぽい美人秘書は皿を割る人だった。いや何でも壊す人だった。優しい時間でのインパクト強いのか、パロディが多いですね。仁子を巡って南原と勝田のバトルが始まる。南原「変わり者の、虫好きの、執念深い、阿呆の」。勝田「だったらくれないか、あんた、何でも持っている」、。南原「君ほどの無謀さはないが」。勝田「同じ研究者でも種類は違う、あんたは生活を奪って、海がどうなろうと虫を決めた、一番悪質な人種だ」。南原「否定はしない、俺は完全な部外者だ」。勝田「思った通りの厭な人だ、俺は何もかも失った、俺はあんたから何か奪いたい、彼女は俺の失われた海だ」。南原「きざなセリフだ」。勝田が去っていく。落ちた仁子は寝ころんで空を見る、すると、鳥が飛び、風が吹き、また元気になった。枯葉の中に、動物が食べかけた木の実があった。その時気づいたのだ。南原おのところに報告に行く。仁子「食べかけの木の実が一杯あった」。南原「一種のフィールドサインか」。仁子「高い双眼鏡とポケットコンパスを貸してください」。仁子「明日取りに来ます、毛原画2週間しかないので、電車で帰る、今も乗ってきた」という。竹内さんの表情が本当に嬉しそうで生き生きしていいですね。南原「痴漢に狙われなくて安全だ」。仁子が去った後、南原一人で「頼もしい教え子だ」。突然、黒南原が登場して、白南原と論争だ・・笑える、まともに登場させるとは・・・。仁子は山に泊まり込んで観察する、知りたくなったという。柳川の「凍死しますよ」。仁子「ぬくぬくタイツも持った」。あるのかよ〜〜。仁子「面白い、冬の森にも生活の後が残っている、もっと知りたくなった」。阿部は差し入れだ。しかし三井に「何故蒼井に任せたか?」と聞かれ、山本事務長は「果てしない研究で、できないだろう、それで、ここをやめさせる理由ができるだろう」。まんまだ、あんたは心底、悪い人だよ。みんな昔ではいい昭平さんなのに・・南原「科学者は無力な物だ」。仁子は意欲満々だ。タイトル。
仁子は木を切っている、どういう訳か、神宮寺もキャンプに付き合う。仁子は説明する。食べ物で、何がすんでいるか分かる。野ウサギの食べた葉も分かる、獣道の足跡で、タヌキなどの動物が分かるのだ。それで森にどれだけの生き物がいるか推測できるのだ。神宮寺は聞いていない。仁子「なんできたの」。神宮寺はピクニック気分だ、俗世では危険な後輩やナルシストの親友が愚痴をこぼす。そこに虫嫌いの若狭と佐々木が手伝いに来る。男:女=2:2で神宮寺は喜ぶ。場面は変わり、「しきりができて丸8年だ、このままでは有明海の水質は悪化する一方だ」と勝田はアジっている。さらに「農林省を訪ねて直接訴える」と言う。一方、干拓推進協議会も「環境アセスメントでも湾内に留まり影響はない、台風の被害もなかった、中止は考えられない、再開しよう、工事でくっている、東京へ行って事業推進の手続きをしよう」という。南原の自転車も、美人秘書が壊してしまった。南原「俺はフェミニストだが、最悪の秘書だ、時間は間違える、飛行機も柔道選手の間のエコノミー席だった」。縁故で採用で、来月には変えます。南原「やめさせる」。謝まる秘書だが、取り柄を聞く。仁子はDNAシンケサーは空いているか、聞く。若狭と柳川は二人一緒だ。怪しいという仁子に柳川は否定する。どうもいい仲のようだ。仁子にも客が来ていたが、勝田だった。勝田は「子供の時に干潟で学者にあった、海を守る仕事をしている、偉いなと思って、勉強して偉くなろうと思った、高校までいいところに行けた、しかし、梅が死んで、親が死んだ、住むところもなくなった、それで今の俺になった、近所の人もそうだった、学者に裏切られた、だから、学者が嫌いだ」。勝田は鼻の調子が悪かった。本当に花粉症みたいだ。勝田はもうじき農林水産省だ、直訴だ」という。仁子も連れて行ってくれと頼む。森にこもって10日も経った。南原に仁子から連絡があったが、「まか不思議地球自然とドラマの録画を頼んだのだ」。神宮寺「良かった、私にも貸して、見逃した」。そこに女子校生が来て、ファンで握手して下さいと頼む。喜んで握手して南原「まだ日本にこんな可愛らしいメスが生息していたなんて」。丹頂鶴の求愛ポーズだ。南原「仁子の成長を喜んでいる」。神宮寺「研究が成功して、喜んで欲しい」。そこで、また黒南原が登場して、幻聴が聞こえる。黒南原「俺の手のひらの中での成長で、俺を超えてはならない」。白南原「心の中でエゴという生き物が理性を侵略している・・・」。白南原「オスもメスも高め会うのが理想だ」。狂い始めたのかな。神宮寺「男は女のほんのちょっと上でいたいのよ、昔、論文のミスを指摘したら、プライドが傷ついたと去っていった、男は女よりちょっと上でいたいのよ、お金でも、身分でも、身長でも」。歩きながら神宮寺「何でも平等が良いのではないの、作りが違う、お互いの長所と欠点を助けあって、男女は平行線でやっていくしかないと思う」。南原「他の生物はうまくやっている、ミミズなんか、やりすぎて男女一体になっている」。神宮寺「うちも色んな面で彼より上だけど、うちも身長だけは私が下、それが心地良いの、彼に見下ろされると幸せになる」。まあ、上とか下とかの価値観を持ち出すと話が難しくなるけど。仁子の観察調査も順調だ。CM。
仁子は自分の部屋でレポートをパソコンで書いている。期限が今日なので心配した三井から、電話がかかる。仁子「鳥が木の実を食べないで、かじるだけになると、その時のエネルギーを・・・、朝まで仕上げます」と話す。しかし、パソコンがエフリーズだ。料亭で食事中の南原に携帯して、仁子「うちへ来てくれません、ていうか、パソコン貸して下さい」。深夜、南原が駆けつけると、仁子は寝ていた。2時半だ、遅っすぎるよ。南原「お帰りはないの」。仁子「お帰り」。南原「ただいま」。これ変でしょうと、一応つっこみます。南原「風呂、借りていい」と言うとパソコンを差し出す。風呂に入っていると、入りそうになって仁子「パソコンがフリーズした」。南原「強制終了してこい」。仁子「次は?」。風呂に来たので服のまま、仁子を湯船に入れてしまう。ご無体だよ。南原「急激にデーターを入れすぎた、冷やす必要がある、お前の頭も、締め切りは過ぎている、後5分はこうしていよう、急いで書いた文は、文法が間違っている」。仁子「じゃ3分だけ」。南原「久しぶりに顔を見た、そんなに頑張らなくても、もしもの時は新しい研究所を探してやる」。仁子「私は、あそこで自分の力で頑張りたい」。南原「ムキになるな、お前がそんな性格だから、こんな無茶な研究を受けたのだろう」。仁子「じゃ受ければ良かったの」。南原「頭こなしに断らずに、うまくやっていく方法もあった、よくやった、もう十分だ、干拓問題も首つっこむな、もう難し利害が絡んだ社会問題だ、もう関わるな」。仁子「このことは関係ない、たくさんお生き物が人間の利害で死んでいったのなら、悲しい、こんな事を人間が続けていたら」。南原「滅亡するなら、滅亡すればいい、人類も他の生物と同じだ、やりすぎて生きていけなくなれば、恐竜みたいに滅亡すればいい、人は消えても地球は困らない、人間だけが他の生物を守っていける只一つの高級な生物だと、それこそ傲慢だ、人がいなくなっても、地球は続く、もし2000万年ほどして 知能を持った生物が生まれてきたら、俺たちの化石を見ながら、こう刻むかもしれない、この昔、人という生き物がいた、彼らは無駄に悩み、無駄に資源を食い散らし、自滅していったとね」。まあ、自分も南原に意見が会うのです、嬉しいような悲しいような。結局視点をどこに奥かですよね。社会のレベル→地球のレベル→宇宙のレベル。宇宙のレベルで考えると、南原教授の意見になります。仁子「もういい、私は違う未来があると思う、3分たった」と風呂を出る。CM。
仁子は朝にレポートを出す。山本事務長「冗談だろう、期限は過ぎている、無理にでもと言うから仕事を与えた、それができないのなら、これからの就職先でも考えて貰おう、ここは君のいる場所ではない」。仁子「すみません」と謝ると帰る。しかし捨てたレポートに山本は目を通す。南原にもパソコンを返しに来た。南原そこの仁子のレポートを読む。そして南原は山本事務長に会いにいく。南原「蒼井のレポートの件ですが」。山本「いや、全く」。南原「もったいない、先に目を通させて貰った、非常に緻密でスケールが大きい研究でした、依頼者も喜ぶでしょう、山本さん、もし、彼女の論文を利用してやめさせるなあ、私も担当教授としてそれないのことを言わせて貰います」。山本「あなたと彼女の関係は知っています、自分の女のために私を脅しているのですか」。南原「日本の大学は優秀な人事あをつぶしがちだ、私はそれを阻止したいだけだ」。まあ、本当にそうです。業績よりも人間関係で決まる。でも業績だけだと、とんでもない人が教授になって、皆苦労する。イイ選別はあり得ないのだ。道で蒼井は南原とすれ違う。研究室で、若狭は「仁子は研究に残れるだろう」。「夏のスペインの会議にも出席できるだろう」。会おう意は急いで南原を捜すが見つからない。南原の部屋に秘書が来て「私の取り柄は一つしかありませんでした、それは教授が好きなことだけでした、この1ヶ月はラッキーでした、有り難う」と礼をする。胸元が魅力的です、あなたの取り柄はそこでしょう、一応つっこんでおきます。農水省で、デモがある。そこに推進派がやって来る。「工事は98%もできている、完成しろ」。両方の漁民がもみ合う。蒼井は大きなガラスの花瓶が落ちてにあたり、肩から出血だ。役人「2006年の完成をしたい、科学者の報告で影響ないとされて工事を始めた」と科学者のせいにする。仁子は「違います、最終報告アセスメントは改竄された、はじめからこうなると分かっていたはずだ、それをこんな所で争って」と叫ぶ。心配する勝田に、南原を呼んでと叫ぶ。病院に南原が駆けつけてきた。勝田は改竄の事を聞く。南原「そんな話どうでもいい、いいか、有明海の何万の種類よりも、あいつの方が大事、そういう小さい男だ、何の力もない、それでも今、お前を殺したいと思っている」。強烈な愛情の表現に勝田は打ちのめされて、壁を足蹴りして、イスに座った。どういう訳か、神宮寺が来て慰める。神宮寺「必要としている、ニュースで知ったの、ひげがない方が好き」。勝田「そうなると童顔だ」。神宮寺「童顔も好き、心配ばかり掛けるから嫌いよ、37分以内ならね、目が覚めたら、あのゲームに勝つ秘訣を教えてあげる」。病室に南原が入ると、仁子の母(藤村志保さん)がいた。気を利かして席を外す。南原「これだけ、なかなかセクシーだ」。仁子「何言ってんの、本当に痛かった」。南原「馬鹿はお前だよ、心配したんだよ」。仁子「おかあさんに聞こえる、私も死ぬかと思った、でもいたかったんですよ」。南原「お前は、あほだ」。仁子「そうですよ」。南原「何で行った、何であんなこと言った」。仁子「分からない、血を吹いたらら興奮しで」。南原「なんで俺の言うとおりにしない、コン兄心配しているのに」。仁子「だって、教授も無視した、鵯大で、悲しかった」。南原「恥ずかしかった、研究室で褒めた後だ、マスクの下で鼻水たれていた」。仁子は自分の肩をさわる。そして仁子「怖かった、すごく怖かった」。南原はしっかり抱きしめ「離れるな、どこにも行くな、俺が守ってやる、地球上の遠征名が滅亡しても守ってやる」。仁子はもちろん、学者としてのツッコミを入れる。仁子「でも、全生命は滅亡して欲しくないかも、なんか、誰かのプロポーズみたい」。南原「そうだ、結婚しようか、プロポーズだよ」。仁子「本気?」。南原「今のところね」。仁子「今だけ」。南原「本気だ、一生、君を守り、君を愛し続ける、かもしれない、返事は、答えろ」。仁子「今? 」。南原「今だ、イエスだ」。仁子「イエス、でも、せっかくなら綺麗な服の時が良かった」。南原「そそるコスプレだ」。二人は朝まで抱き合う。おしまい。
まあ、やっと本気で話ができるようになったのですね。ここまで、長かったし、過剰だったよ。プロポーズにしても、マジと恥ずかしさとテライが混ざっていました。確かに竹内さんは可愛く、逞しさも具わり、何だが母性も出てきました。内野さんは格好良く、コントをしていました。でも、なんで、事務長の山本が偉ぶっているの。それに仁子、一日で論文描けないだろう。そして、パソコンのフリーズなんて、しょちゅうだろう。XPだったら、昔に戻すこともできるし、結構システム落ちないようになっているのだが。強制終了はしなくても良いかも。windowsMeなだ、フリ0ズしてばかりだけど。来週は最終回だ。まあ、正統なハッピーエンドになってくれるでしょうね。期待しています。笑い。
仁子の母(藤村志保さん)

不機嫌なジーン★★★ 9話 3月14日放送
前回のデート、続き。仁子(じんこ)の遺伝子工学の彼は、話題で学食のおじさんがマユタテアカネ(トンボ)に似ているという話をした。酒井敏也さんがここだけのために登場です。ある意味凄い使われ方です。大きな黒い点が二つある、眉というより鼻の穴だった。二人で大笑いだ。向こうが引いていた。笑った南原「良かった、本当にいなかったんだ」。仁子「面白いじゃない、研究室に戻って、補食対象の個体差の減少計測をしたい」。南原「まあ、いい、久しぶりに鵯大でも覗いてやろう、携帯はもっとけ」。仁子「携帯なくてもなんとかなる」。南原「普通の男はアブラムシの6時間ごとの計測に付き合わないぞ」。仁子「確かに、でも付き合ってくれると期待していた」。南原「感謝の印に手でも繋げ、手が寒い」。仁子は笑って、手を差し出す。研究室から望遠鏡で見ていた神宮寺は「危険人物を確認、直線距離で229m、このままで197〜509秒で出会ってしまう」。独り言は続く。神宮寺「二人を会わすと、面倒くさいことになること100%、(勝田を見て)、あなたって、よく見るとハンサムね、もう少し見つめましょう」。しかし、視力2.0の勝田は南原と仁子(よしこ)発見する。仁子、面白い子=先輩より好きな子>神宮寺、の式が登場する。仁子も発見する。南原「誰だ、怪しげな男は、神宮寺」。二組は夜の構内路上で遭遇だ。仁子「知り合いだったんですか」。神宮寺「まあ」。南原「恋人、それとも、学生」。勝田「俺のこと知りたいのですか」。神宮寺「恋人なの、内緒」。南原「やはりな、親密さがにじみでている」。神宮寺「だから「夫には内緒に、さあ生きましょう、日の出まで409分あるから」と無理矢理別れる。研究室に来て、南原「どういう関係だ、おれの仁子をヨシコだと、怪しいオスに呼び捨てで呼ばせる、お前は俺以外のオスに名前を呼ばせてはならない」。仁子「何よそれ、ジンコは名前ではないし」。そこに勝田が乱入だ。勝田「懐かしい、初めてあったのも、ここだよね」。仁子「そうでしたね、お世話になりました」。勝田「ヨシコの実験みせてよ」。何だかエロいセリフだね。南原と勝田の戦いが始まる。外の神宮寺は三角形を浮かべる。仁子「テントウムシ待たせていますので」。危険なオスが二匹の残る。神宮寺の数字ネタ爆発でしたね、結構好きです。でも、確かに名前を呼び捨てというのは、親密さを表しますので、気になるところです。オダジョーと内野の対決は凄かった。真打ち登場です。健一対南原とは違います。タイトル。
勝田はテントウムシを見ている。神宮寺は「今のあなたは私に負けてイスを投げた時と同じ空気出している」と帰る。ジンコ「つまらなくないですか」。勝田は「懐かしい、こんな水槽に入れられて、何の役に立っているかな」。南原「興味があるのかな、それともコイツに(仁子をしめす)、正体を教えて」。勝田「俺、環境運動している、人間のせいで死んだ生物に興味がある、閉じこめられた生物の部屋にいるとナーバスになる」。仁子「研究しているのは、人間と人間以外の生物が、どうしたら共存できるかのためのものです」。南原「綺麗いごとだ、動物行動学はいかに人間が他の動物を支配して生きやすくするかの学問だ」。仁子「知能を持った人間は他の生物を守っていく義務がある」。南原「人間を特別扱いするなと言っている、自分対の都合で何万種類の動物を殺してきた、最悪の生き物だ」。非常に単純化した結論ですが、自分も南原に賛成です。南原「生物は自分が生きるために、何かを壊して生きてきたのだ、バッタが草原を、ビーバーは森を・・・」。勝田がガラス器具を投げ割る。外にいた神宮寺と吉田教授が会う。神宮寺は吉田教授のトレナーにつっこむ。吉田「2年前に作りました、色違いもあります」。神宮寺「グリーンが欲しいな」。吉田「グリーンは蒼井さんが」。勝田は出て行く。片づけようとする。南原「(勝田は)焼き餅かな、(仁子に)お前は俺とグチグチ議論するのが好きだ」。南原と吉田教授が会う。吉田「仁子のレポート面白い研究でしょう、来週から半年ワルシャワなの」。数学バカの神宮寺「ワルシャワはどこ」。吉田「ポーランド、ショパンの国」と掃除機を取りに行く。神宮寺に南原「あれが危険な後輩」。神宮寺「イエス」。勝田を追いかけて仁子は怪我を心配する。勝田「あいつと恋人?」。仁子「違います、でも好きです、ひねくれているが好きです」。勝田「趣味悪いね、ヨシコ、ジンコが変だよ、君知らないのあいつが・・・」でも最後まで言わずに去っていく。頭を押さえて仁子「一日、いろいろありすぎて頭痛い」。そこに南原が来て「俺を置いて、あんな男を、俺も怪我している、まあ、いい、おかげで愛の告白を聞けた、帰る、新しい研究室に来い、好きそうな本がある」。そして、別れる。南原は勝田を思い出した。朝、仁子が研究室にやって来るが、テントウムシを山本が片づけた、そして仁子の本も勝手に片づけた。三井がダンボールに入っている。一応断ってするよね、いきなり他人が私物を片づけるのは如何なものかな。山本「君の荷物はここだ、研究は中止だ、テントウムシに予算と時間をさいていけない」。仁子「昔からテントウムシを」。山本「もう終わりだ、私が管理している、厭ならやめたらいい、研究者として好きな道を歩みなさい、私の目の届かないところで、柳川、コーシー持ってきて」。柳川「変なのにににらまれた」。若狭「三井さんから聞いた、謝った方がいい、外来魚の研究手伝った方が良い、たいしたことない、たかがしれている、研究できなかったら、ここにいる理由がない、今日は帰った方が良い」。阿部「有明海の資料全部、山本事務長に蒼井の代わりにやるように言われた」。仁子「手伝うの、だって」。阿部「分かっている、蒼井みたいに理想でやっていけない」。重いテーマだな、おじさんの頃は研究は神聖で独立して、誰にも犯されず、研究者は自らの良心で心理の探求をした。しかし、時代がかわり、世の中の役に立たない者はだめ、極言すれば金にならない研究は駄目になった。もはや、研究に良心はないかもしれない、携帯を持たない仁子は古い時代の研究者だ。それでは、結論が先に出ている研究ばかりも厭だね。どうなるのだろうね。まあ時代が変わったということですね。暗い研究室だ、いつの間にこうなったの? それに事務長って、ここは大学でなかったのか。CM。
珍しく屋上で阿部と若狭は話している。阿部「見ましたよ、柳川とご飯食べているの」。若狭「学食だろう」。阿部「コエトラサエネースというナマズは、自分の体長の1/5に近づいた異性の90%交尾をする、傍にいることは無駄なことではない」と若狭に抱きつく。若狭「お前は蒼井だった、少なくとも山本さんはやめさせる気だろう、吉田教授のいない間に、蒼井も動物行動学って、金にならない、研究費をひねりだすためには、それなりにやらなきゃ」。仁子は南原のところにやってくる。南原「何かあった、ならいい、科学者にもゆとりが必要だ、ヒトは脳が大きすぎ、悩み過ぎる、自殺や悲惨な事件が多いのも必然だ、遊び、ゆとり、甘え、許し合うことが人類を救う、と俺は思う、甘えていいのだぞ」。仁子「甘えませんよ」。楽しそうに仁子は南原を見つめている。昔の楽しい思い出にひたり、仁子「なんか、音楽が聞こえてきそう」。本が倒れてきそうだ。南原「先週まで長崎だった、家事もできない、困っている、家に来てくれ」。仁子「何で、長崎に、女? 先に会う人がいたんだもの」。南原「何だ」。仁子は怒って帰っていく。神宮寺教授の部屋で、仁子「幸せな一瞬は短い」。神宮寺「2つの線が交わるのは点でしかない」。そこに勝田が寝ていた。神宮寺「初めて会ったのは、彼が高校生の時だった、頭の良い、素直な良い子だった、お母さんが亡くなって、海をなくして、全てを失ってしまった、嫌わないで」。仁子「付き合っているのですか」。神宮寺「まさか、女って、強がっている寂しがり屋の男にに弱いのかな」。仁子「母性本能じゃないでしょうか」。神宮寺「いやだ、理解できないもの、数学的にかいめいしたい」。勝田「彼女、俺の者なるかな?」。神宮寺「ならない、腐れ縁の男もいるし」。勝田「俺の方がまともだと思うけど、長崎有明海干拓工事、彼は研究員のひとりだった、あの湾を締め切って、干潟がなくなっても、漁業や環境へは、許容しうる範囲内という、データーをでっち上げたのも、彼だ、そして干拓事業が進められた、彼があの海を殺した、許せない」。驚いた仁子「嘘」と帰っていく。神宮寺「あんなこというの、傷つけたわ」。勝田「海の夢見ていた、人は一人でも傷つけても罪だが、動物はどれだけ殺しても罪にならない、数学的にまちがっていない?」。研究室では山本が三井の「森林における生物生産力の測定」の委託調査依頼の研究も予算10万円で「意味が分からん」とぼろくそだ。三井「疲れた」。柳川「蒼井さんがいなくなって、研究室の雰囲気悪くなった」。三井「今まで、暢気すぎた」。柳川がイモリが逃げたので捕まえようとする。そこに南原登場で、柳川は大喜びで、抱きつく。南原「ラテンな歓迎ありがとう」。その時蒼井の空っぽの机を発見する。CM。
仁子は動物園だ、阿部と一緒になってきた。研究生がバイトにいっている。二人でレッサー・パンダの鳴き声の自慢し合いだ。仁子「長崎に女はいなかった」。阿部「やっぱ、好きなんだ」。仁子「どうなんだろう、でも何年も変な誤解した」。阿部「何と、僕にも彼女ができました、隣の研究室の、3月なのに就職先決まっていなくって、生物専攻でつぶし利かない、古いかもしれないが彼女を守らなきゃ、蒼井みたいに強くないから、このまま下っ端で終わりたくない、これは僕のチャンスだ、だから事務長の依頼も受けた、生物学者の信念を追ってみたかった」。仁子「追えるよ、私こそごめん、甘い、青いのだ」。阿部「研究室に行ったら、事務長出張だし、みんな待っている」。阿部も悩んでいたのですね。難しいな、今の研究者って、よい子が多いから、圧力に弱いのだろうね。淋しいけど阿倍のことも分かってしみじみした。仁子がそっと、研究室に行くと、南原が仁子の論文を読んでいる。そこで南原「皆は食料の買い出し、焼き肉パーティらしい、断ったのだって、ブラックバスの日本に放流しても大丈夫だって研究、お前らしいな」。仁子「はい、あの〜、私聞きました、勝田さんから、有明海」。南原「あ〜、やった、そして資料つくりにも参加した」。仁子「それで長崎に行ってたのね、海が気になったのね」。南原「たかが海の一つや二つ潰れたくらいで感傷に浸る? 単純な興味だよ、海や生物がどうやって死んでいくのを、この目で見たかった」。仁子「後悔しなかったの」。南原「後悔、俺はお前と違う」。南原の言うことは裏は本当ですね。仁子はコレまでの南原の事を振り返っている。勝田の集会所に仁子が来て、資料を調べたい。勝田「ごめん、言うことでなかった、嫉妬しすぎて、南原は余りにも、何でも持っているから。地位も名誉も君も、先輩にも怒られた」。仁子「勝田産と一緒だと、調子が変わります、悪い意味で、普段と怒っているときと空気が違う」。勝田「しかたない、ズート怒りながら生きてきた、怒っているよ、ずーと」。仁子「そうなんだ、海が好きなだけと思っていた」。仁子は長崎大の資料も貰う。仁子は関係した退官した滝山名誉教授にも電話して資料を貰ったのですね。コレって良いのかな、報告は自由に使って良いのだろうか。仁子は厚い報告を、読み進め、比べると、最終報告では文言が改ざんされていた。南原は高速道路のシンポで無駄な高速道路を造るのはやめた方が良い、ミミズの有用性について話している。土壌を改良しているのだ、ミミズのいない地球に未来はない。そこに仁子がやって来る。南原には秘書が付いたのだ。仁子は「ロールキャベツを作ってきた、暇だ」。南原「パンツもクリーニングにしている」。仁子「可哀想なクリニング屋」。南原「社会に関わると科学者は無力だ、無力で、お前に嫌われたかと思った」。仁子「何を今更、私、あなたの格好悪いところもたくさん知っています、お母さん以上に」。南原「母親より勝っている、理解者NO1だ」。仁子「それって賞品出るの」。南原「でるよ、キスしてやる」。逃げる仁子「全然、まあ、そのうちに」。南原「OK、がんばれよ、研究」。仁子「はい」。残った南原は「いつのまに大人になった、神宮寺、俺、今幸せなんだ、結婚しようかな、そんな気分」と神宮寺に電話しながらロールキャベツを食べている。そこに新しい秘書の魅力たっぷりの南原大好物のフェロモン小林がやって来る。勝田が面会に来た。二人は会う。仁子「研究をさせてください、外来魚はいやですが、他の手伝いはします、ここで生物したいんです」。山本「森林における生物生産量の測定だ」。山に脚立持って登る。盛りに何種類の生き物がいて、生活しているか、たった一人で調べる。「どうしたらいいの」。つづく。今週の動物あるが省略です。
最近の研究室はこんな者なの?昔しか知らないから驚くよ。独立行政法人になって、経済至上主義で、金にならない研究は意味ないことになるのか。ある意味、権力にも立ち向かった昔昔の教授たちの生き方は、若い頃は厭だったが、今では結構凄いことだと思う。今日、このドラマを見て、淋しく感じた。あっ、ドラマの方だが、まあ元研究者としての感想ばかりだった。恋愛ドラマとしては、理解者No1で落ちると思う。仁子は誰よりも年齢差のある、南原にタメで話している姿が一番ゆとりがあって、楽しそうだもの。ロールキャベツ作るなら、一緒に歩んでいったらいいのに。
浅間(できる秘書)岡森諦、小林美津子(気になる秘書)尾形紗耶香。マユタテアカネ(トンボ)酒井敏也。

不機嫌なジーン★★★ 8話 3月7日放送
前回、南原はミネソタへ行った。2003年2月から、2005年2月へ。仁子は長崎で研究を発表している。テントウムシでも研究で、学習させると青が一番長くいることになる、臭いよりも色を選択した。結論はテントウムシにも色覚がある。学会会場で、手塚弁護士が仁子に会う。そして勝田もやって来た。仁子は勝田を覚えていない、しかし、勝田は名前まで覚えている。そこに阿部も来る。現場を見ようと勝田がやってくる。そこで仁子は思い出した。皆は干潟にくる、阿部と手塚は話している。干潟の水門はまだ開いていない。回想シーンが入る、仁子は笑う。それを勝田が話かける。勝田は母の名前が同じ美子(よしこ)だから、覚えていたのだ。場面が変わり、神宮寺は、30歳で家が燃え、浮気していた。回想シーン。彼は相島さんだ。通帳も、コレクッションも燃えた。彼はどういう訳か、靴下だけを持っていた。神宮寺はそこで、「結婚しょう」と言って、それから7年だ、。彼は夫になった。相島さんが夫だったのですね。神宮寺の結論は、愛は何となく、カオスなのだ。その二人は何と、早智子の結婚式で一緒だったのだ。結婚して夫婦でNYへ行くのだ。開業した歯医者は、そのまま置いていく。開業の借金はどうなのでしょうか。物件は売れるのだろうか。若くして開業していたのだが、親も兄弟も歯科医くらいでないと成立しない展開ですが。。そこに健一君も来る。早智子の常連さんが多いのだ。健一「仁子はテントウムシやっているの?」と話す。仁子は学会での発表も、一生懸命に話す。そこで、健一「綺麗になったが、中身は一緒だ、小学校に正式採用で、八王子へ行くことになった、キャンパスとはさようならだ、教授は?」。仁子「教授とは半年、連絡がない」。仁子は健一にときめくこともなく、現状の説明セリフのための登場のようだ。部屋に帰る仁子は、シールでミネソタ行きが当たるを貼っている。絶対そんなシールはないよ。NY行くくらいでしょう。ミネソタを知っている日本人は少ない。タイトル。
研究室で、仁子は学生さんに臨時講師だが、やる気がないとぼやく。事務長?が呼んでると言われる。2年後の研究室には柳川はいる。そして新人が虫を触れないとやって来る。柳川は先輩です、2年前の仁子の立場ですかね。事務長山本(陣内さん)が「可愛い顔をして、害虫にも詳しい」と業者に紹介する。そして、事務長「どうです、今晩、食事でも」。仁子「研究の続きがあるので」と断る。事務長の存在がよく分からないですね。仁子は山本の仲間に入れよとしているが、いやがっているようだ。神宮寺が仁子の研究の行動のランダム解析をしてあげたようだ。そこにやってきた研究生に、神宮寺は2年間一人の仁子を紹介する。しかし、研究生(この俳優さんは誰だったな?)もパスされた。そこで仁子は神宮寺のシールを貰う。そこに神宮寺に電話がある。勝田からだった。阿部は干潟の研究をしているようだ、その話をする。吉田教授の研究室では皆で鍋を始める。そこでの話。柳川が、イモリのためのほうれん草を持っていた。その時動物小屋で若狭がカマキリを見て倒れた。それを見つけた柳川は若狭の上に立つ。下から見上げた若狭は柳川にホレタようだ。若狭「君は理想のバンビだ」。柳川「足フェチだと思っていたが」。ちょうど、若狭はモデルの彼女とはうまくいっていない。そこで柳川もその気になっている。それを聞いて、吉田教授「理解あるオスは少なく、能あるメスは叩かれる」。話の中心の仁子は「もう恋愛は面倒、片思いが良いにかも」と年寄り臭い。夜の町を歩く仁子は物憂げだ。そして、ふと人の中を南原を見つける。仁子は一生懸命に追いかける。小雪降る中を南原が通り抜ける。仁子は見つけ出すことはできなかった。仁子は家に帰る、そして、アメリカにコールする。どういう訳か、バイオリンの四谷さんはNYへ留学に行っていた。雑誌に紹介されたのを語るが、結局、南原は帰国していることを聞き出した。ついでに、バイオリンの四谷さんも来週帰るのだ。シール集めは無駄になった。おいおい、ここで電話するなら、これ以前に電話すればいいのに。CM。
仁子はテントウムシの研究を進めている。そこに内線だ。事務長の陣内さんから、琵琶湖の1か月研究だ。外来魚が影響を及ぼさないという研究を業界からの依頼だ。仁子は断る。そりゃそうだ、結論の出ている研究はあり得ないのではないかな。あったとしても、やりたくないですね。三井は仕事を選ぶなというが、仁子は研究者として良心から断る。研究室で戻ると、若狭の動物園のバイトは引き受ける。そこに勝田がくる。仁子は勝田に、反対運動のきっかけを聞く。勝田は「牡蠣かな、子供の頃、潜ればすぐにそのまま食べられる」。でも、今はいない。また、子供は泥を滑る。仁子も勝田から動物行動学を始めた理由を聞かれる、仁子「近所の林に虫がたくさんいた、きっと意味がある、何を考えているのだろうと思った」。勝田「動物学者はろくでもないと思ったが、ヨシコと呼んで良いか、母は同じ名前でも、弱い人だった、父が漁師をやめて、荒れていた、それで俺が高校卒業する前に死んだ」。仁子は勝田に干拓工事の反対運動の所に連れて行かれる。勝田たちは明日は農水省へ抗議に行くのだ。神宮寺はダイズを持って、勝田を待っているが、ノックがあって、南原が荷物と一緒にやって来る。おいおい、南原は日本に帰ったら、すぐに神宮寺と仁子のところに来いよ。いや、行くはずだ。勝田と仁子は別れる。勝田は家まで送ると言うが、仁子は研究室に戻るという。警戒されていると思ったが、抱きつこうと近づく勝田「言葉より先に手が出る」。逃げながら仁子は「失礼します」と別れる。仁子は研究室で「何て、危険なオスなの」。その時は、勝田がポケットのダイズを見つけた。そして神宮寺に電話すると、伝言を頼まれた男が「あなた約束忘れたから、別の男に会う、ジンジン」と代わりに読む。CM。
仁子は動物園で、若狭の代わりに虫のイベントの解説をする。カマキリの話だ。子供たちは元気で、かまきりは見たことがあるようだ。仁子「カマキリは生きた餌しか食べない」。おっと、じっと座っていられない子供がいる。しかし、イベントの解説用マニュアルを研究室に忘れたことに気づく。仕方なく、仁子は動物の面白い話をする。---カマキリは雪の予言者だ。卵を雪の積もるちょっと上に作る。鳥の巣が高いと大雨になる。ミツバチは数学と同じくらい正確な6角形を作れる。みな凄い能力を持っている---。子供たちは、みな分かってくれたようだ。ちょっと話題がつきて、質問コーナーで逃げる。子供の質問で、「カマキリには耳がありますか?」。仁子「一つあります、それは超音波を聞ける」。中にいた南原「カマキリは右ききですか」。仁子「コオロギは右聞き、キリギリスが左利き、カマキリは分からない」。仁子も気づいた。仁子は一番はじめに気づけよ。南原は目立っていましたよ。肩から右手を吊していました、笑い。。立ち上がった南原「生物の世界には分からない謎が一杯だ、虫博士になると良い」。仁子「どうして」。南原「オア前が探していると聞いて、飛んできた」。あとは、見物の人のリクエストで、南原と仁子の話を続ける。思い切り、喧嘩を始める。仁子「いつ帰ってきたの?」。南原「10日前」。仁子「連絡しないの」。南原「格好悪い、それにこれではお前を抱きしめられないだろう、ただいま」。仁子「何で」は南原を思いきって叩く。仁子「何でそんなに相変わらずなの」。子供たちも口を開けて驚いている。会場を後にして、動物園で二人は、南原「帰るつもりだったが、チンパンジーに噛まれて早く帰ってきた、全治1ヶ月だ、ウィルウの感染はなし」。仁子は連絡がないので怒っている。仁子「のたれ死んだら気の毒だけど」。南原「帰国して忙しかった、新しく作られた国の研究機関に行く、待っていてくれたんだろう、俺は会いたかった」。仁子「連絡もくれないで」。南原「半年前に電話したが出なかった」。仁子「学会だった、仕方ないでしょう」。南原「携帯はどうした」。仁子「解約した、携帯に向いていない、使わないのに月何万も払えない」。携帯料金何万もするのはかなりの使い手でしょう。仁子「メールがあるのでしょう、まあ研究室のものですが」。南原「俺はメールは嫌いだ、ネットを信用してない、信用するのは直接見た真実だ、あなたを待っていたと言ってくれ、それとも男できた」。仁子「できましたといいたいけど、悲しい嘘付いても、2年何もないことなかった、遺伝学の人といい関係になりかけたこともあった、でも笑いの壺が合わない、今はタマタマ一人ですか、あなたのこと待っていたわけではありません、半年前の留守電の『愛してる』を信じ得るわけない」。南原「おれもバカだ、中学生並みにドキドキした、お前が愛しくてしょうがない、正直に言う、愛してる、これからだ、私のスタートだ」とキスしようとする。仁子「すぐにそんなシチュエーションじゃない、会ってすぐキスは繁殖期の動物みたい」。南原「じゃ5時間後、会議がある、2年前別れたあの場所で」。仁子「分かったちゃんと来てね」。南原「まるでドラマのワンシーンだ」。仁子「子猫を拾うって事故に遭ったり、落ちてくる資材の下敷きにならないで、絶対に来てね」。笑いだね、コレまでのドラマのパロディはなしよ。南原「面倒くさいメスだなんだ」。。仁子「自分勝手なオスなんだ」。仁子はずっと持っていた大きなカマキリのモデル(ぬいぐるみ?)を返す。研究室で、事務長山本は突然やってきて、仁子を懲らしめた方が良いと叫ぶ。そして、阿部に頼みがあるという。来週の話題ですかね。困ったもんだ。南原ハタクシーに気分良く乗っている。南原「地球上のすべての生き物がいとおしい、人生は何と素晴らしいのだ」。勝田と神宮寺はダイズでゲームしている。勝田は良い子を見つけた。勝田はデートは南原でしょう。帰国したって聞いた。勝田「あの海を殺したのはあいつだ、あいつが全部殺した」。ダイズをまき怖い顔だ。これから大きなエイソードになるのかな。仁子は橋のところで待っている。そこには南原が先にいた。走って会う。夜景が美しい。スローで描かれる。美しく撮ってあるな。そして、いい音楽だ。そして抱き合う。続く。おさらいがある。
まあ、つっこみどころは満載ですが。最後のシーンが美しく、仁子と南原の収まりがいいので、評価アップだ。別に説明するだけなら、健一は登場しなくて良い。捨てたキャラが登場しても、戸惑うだけだ。それに早智子の結婚とNYへ引っ越し。ここでも、いきなりキャラを捨てた。早智子の恋愛は2年の間にあったのだろうか。そして、南原の帰国、再登場・・・・すぐに気づくと思う。右手の怪我は本当なのだろう。最後の抱き合うシーンでも右手を使わなかった。驚いた。2年間で、仁子は有望な独立した研究者になっていた。柳川が、仁子の立場を受け継いでいた。それから勝田が登場して、いきなり環境問題で、熱く語りましたね。ヤバイです。しかも仁子は母と同じ呼び方の名前だなんて、恋人に立候補する。怖い。そして、陣内さんの立場が分からないが、意地悪そうだ。
事務長?の山本光:陣内孝則さん、神宮寺の夫:相島一之

不機嫌なジーン★★ 7話 2月28日放送
(一回見ただけの感想だけになります、確認していません、間違っていると思うので、すみません)
仁子は山に登り、落ちる。無事生還だ、老けた王子はもう背負えない。仁子の部屋で、ハゼと南原が食事をごちそうになる。早速、健一の写真を見つけられるが、残念だが振られたところだ。いきなり、南原はモンシロチョウの大きさの話になる。厳しい冬を過ごした方が大きな蝶になる。研究室での仁子の実験では、アルコールの抽出物では駄目で、固形で吸引物質などにしてはと、三井と四谷も助言して優しい。若狭も、砂漠の動物と比較して、オスに逢う機会はあると、慰められる。こんな研究室、いいのかな、仁子がとても優秀で、性格も男前でオープンなので、多分注目の人物なんだろうけど、プライバシーがないのか??? 年代の違う三井や四谷までに親切にされたくないよね。仁子は南原に報告に行くと、うまい物でも食べないかと誘う。南原の研究室には前日持っていると自慢した絶叫マシンでの仁子の写真(仁子は記憶になかった)があった。南原は今度は「お前だけだ」なんて、攻めるが、仁子「誰に出も言うのは、軽薄に見える」とかわす。でも実は嬉しいのかもしれない。南原「大事なときに伝わらない、オオカミ少年の気分だ」。いやいや、仁子には伝わっていますよ〜。タイトル。
神宮寺に南原がきて、ジムで会う。ジムのトレーナーに体型を測定してもらう。このトレーナーさんですか、後で南原の部屋にいた女性か? 南原「36歳、積極的にコピーを作る、遺伝子をばらまく」。神宮寺は遺伝子残すのは気持ち悪い、子供の幸せになる確率が分からないからだ。南原はしきりに力説していましたが、詳細は気になるのですが、聞き取れませんよ。一方、早智子に仁子は「何をしても思い出す」と傷は深い。早智子は2週間で癒えると助言するが、まだ傷だらけの時だ。早智子に南原との別れたときはどうか聞かれる。仁子「浮気で終わったので、教授の時は憎しみを、失恋のパワーにしていた、厳しい冬を過ぎた蝶は美しい蝶になる」とい受け売りだ。その店で、偶然に健一と花屋のめぐみのデートに出会う。声を掛ける健一に、逃げた仁子はころんで倒れる。気遣う健一に、仁子は「健一は優しいな、言い訳してくれる、でも何度失敗しても恋をうまくならない」。傍にいた神宮寺「人間として全うだ、泣いたり笑ったり、苦しんでいる姿は美しい」。南原は神宮寺から恋愛、人生の末期だ、と言われている。吉田教室では年末はテニス大会なのだ。そこに受験帰りの仁子の弟がやってくる。南原とも出会う。南原は腰痛時は四つ足だと良くなる。そこにミネソタ大学の人が来た。仁子は阿部と話している。そこに南原のところから出てきた弟は合格したのだ、阿部は彼氏と間違うが、弟はお台場にいきたいと言う。南原が自分の部屋に女性を入れて、お楽しみだ。そこにチャイムがしつこく鳴って、神宮寺が来て、携帯を入れよう。神宮寺「11分後(人類の男性のお楽しみの平均時間らしい)に後悔します」。神宮寺「長崎のゴタゴタから逃げるのか」。南原「研究付けの日々だ、1年チャラチャラして楽しかった、なぜあいつにこだわるのか分からない」。女性は帰ってしまていた。CM。
テニス大会が始まる。柳川と吉田ペア、南原と仁子は、動物をさけぶワンポイント・テニスを始める。南原さんは宗方コーチだ、似合っていたよ。空も妙に「エースをねらえ」と同じ空だった。打つ度にCGで動物の絵がボールに付く。しかし、吉田教授の叫んだ動物が死んでしまっていたのだ。そこで逆転で南原・仁子のペアの勝利だ。酔った仁子を部屋に誘う。車をいきなりスピードを上げて止める。南原「まじめに話をしたい、やり直そう、うまくいくように努力する」。仁子「遊びたいだけ、失恋して弱った時に」。南原「常套手段だ」。車の後席の四谷と柳川にキーを渡す。南原は歩いていく。仁子は研究室で、ブツブツだ。電話があるが、「三井さんの用件だった」。そこに、勝田がやってくる。仁子への電話を取った。勝田は南原に会いたいというが、不在なので帰った。弁護士も一緒だった。文句を言いたいんだ。勝田と仁子は互いに名乗る。CM。
研究室のカンファランスで南原はコメントをする。吉田教授が、南原はミネソタに行くいうことを発表する。南原は自転車とかを研究室に置いていく。写真を仁子は持って行く。仁子も「何で言ってくれなかったか」。仁子の携帯を預かった早智子が健一からの電話を取る。それで早智子と見地は会って、健一「テントウムシが付いていて思い出した」。研究室はあわただしい。南原の研究室は空になって、ダンボールだけになった。そこに仁子の論文があった。懐かしいと見出す。そこに仁子の写真があった。2001.10.1「不機嫌なジーン」と書いてあった。確かに結構いい写真だった。車で行く南原を仁子が自転車で追いかける。仁子「論文を渡して、読んで下さい」と言う。南原「ラブレターか、驚いた」。仁子「2年前はろくな別れをしていないから」。南原「まじめに話そう、逃げずに正直に、初めて逢ったときに、純情そうで簡単に引っかかると思った、、論文が面白かったのは本当だ、中身は面白かった、スペルが間違いだらけ、proteinがploteinだった、(優秀なエリート研究者のイメージダウンだよ)、お前も、素直で、俺の中に土足に入り込んできた、喧嘩して、こんな日がずっと続けばいいと思った、本当に気づいたのは全部終わってからだ、愛してたジーン、知らない間に愛してた」。仁子「私も愛してた、始めた逢った時から、昔のことだから、素直だ」。南原「キスしていいか、別れの」。仁子「ほっぺなら」。おでこにキスする。ここは意外だった、5話くらいでバスルームでの濃厚なキスがあったから、唇でも良かったのに、でも唇じゃHしゃちゃうかも?? でも急に青春ドラマみたいな、さわやかさになるのもの、良かったと言えばいい。。泣く仁子「生き物に愛情はないと馬鹿にする、遺伝子では説明できない、私が証明してみせる」。南原「いつでも会える、地球の裏側だ、笑え、さようなら」。南原は行ってしまう。南原の海外留学の載った新聞を勝田は破る。飛行機が飛ぶが、それに乗っているのか。みんな見上げる。笑い。2005年5月になる。
何だ、今はいつだったのだろうか。最後に、5月と出たときに訳分からなくなった。今回は健一と別れて、傷心の仁子に追い打ちを掛けるように、南原がアメリカへ行ってしまう。最後に南原は36歳で、焦っているので、初めてまじめに、仁子に告白した。マジに聞こえたが、今までがひどかったので狼少年で終わったようだ。勝田が登場したけど、南原と対決なのですね。これが最後に盛り上がっていくのか。場面の切り替えの早さにとまどう。そして過剰な生物学の知識をちりばめて、コント風にラブが進んでいく。おじさんはついて行けない気が・・・

不機嫌なジーン★★ 6話 2月21日放送
先週の女の男友達と会っていた健一に泣いていた仁子だが、涙はテントウムシになっていた。研究室で夜も頑張る。朝は研究室の机だ。そして、論文を書き始めた。あり得ないでしょう、論文書き始めるときは、まとめて書くぞという気合いが必要だと思うし、急に書けないと思う。仁子は若くしてロンドン帰りのスーパーエリートなのか。健一は朝早く学校へ行くが、そこで南原と会う。南原「クジラの真皮細胞が気になって、午後は北京だ」と忙しさを自慢する。昨日の仁子の誕生日で、仁子を巡っての思いが二人の間でビシバシだ。健一「この人仁子の元彼だ」。ここで、もう退いてしまうけど。南原「昨日仁子の誕生日だった、このコートはどうだ、買ったんだ、若者の目から見てどうだ」。健一「格好いいです(この人はきっと、テントムシと俺と、何て餓鬼ぽく彼女を追いつめないだろう)」。南原「君のブレザーはいいが、顔に隈が(昨日の夜は相当楽しみだったに違いない、いやらしい)」。隈だけに熊のキスが絵で出る。子供がきて、南原は逃げる。しして研究室に行くと、仁子が寝ていた。そこで、南原は神宮寺に携帯だ。神宮寺は寝起きだ。南原「目の前で昔の女が寝ている、寝顔を久しぶりに見た、前の晩喧嘩して泣きながら寝た顔だ、ちょっとさわっていいかな」。よく見て分かるな生物学者は観察が鋭い。神宮寺「駄目よ、やめなさい、胸覗くのもやめなさい、話したいことがある、近日中に会える」。南原「週末は東京にいる」。神宮寺「次から電話は9時30分以降にして」。神宮寺教授のベッドと部屋はシンプルで結構大人ですね。神宮寺は昨日の弁護士・手塚との話を思い出している。勝田の紹介で、勝田と神宮寺はボードゲームの会で一緒だった。高校の後輩だ。1992年のOB会で勝田は唯一神宮寺に傷を付けたことがあるのだ。ゲームに負けそうになった勝田が椅子を投げたのだ。研究室で寝ている仁子に南原はコートをかけ、仁子の論文を読む。そんなに一気に書ける物だろうか、天才仁子の誕生だ。何日か過ぎて、南原は仁子の論文のテーマをこき下ろしている。阿部が説明してくれる「アブラムシに食べられている植物が何らかの化学物質を分泌して、テントウムシにSOSを発する」。吉田教授「いわゆる、ボディガードを呼ぶ植物だね、10年前にオランダの研究者の間で、ハダニは植物を食べて枯らす、そこで植物は弱った葉である物質を作る、その臭いでハダニの天敵のチリカブリダニを呼ぶ、分泌した物質を枯れていない葉に塗っても、チリカブリがやってくることを証明した」。三井「この手の研究は一時ブームになりました」。南原「若輩者が流行に乗って、派手なテーマ選びやがって、お前は今までどおりテントウムシの生殖活動について地道に調べていればいいのだ、お前にコートを貸したせいで北京でとても寒かったのだ」。仁子「アブラムシもテントウムシから身を守るために、アリをボディガードに呼んでいる、植物もきっと」。南原「それは、お前の願望だろう、テントウムシはヒーローで、テントウムシが来てくれるか、メルヘンか、童話か、ちゃらちゃらした論文を書くと女だからと馬鹿にされる」と言われる。多分、テントウムシ健一が傷ついた仁子を助けると言う話が気にくわないのでしょうか。仁子「いいのです、どうせ女です、メルヘンと言われてもかまいません」。そばの草むらで小さくなった二人は、仁子「もし私が、テントウムシになったら世界はこんな風に、数10センチの雑草もジャングルよ、信号も標識もなく、あるのは音とわずかの臭いだけ、でもこの子たちはちゃんと、異性を見つけ、えさを食べ、生殖している」。南原「いいね、まるで不思議の国のアリスだ」。仁子「目に見えない絆があると思いたい、そうでないと果てしなく、危うすぎる、生きていくのは辛い、でも私には難易度の高いテーマなので、今までの生殖の実験も続けます」。南原「あ〜お前のかけがえのない何かは・・・」。そこに健一がやってくる。南原は今朝北京から帰って、今から名古屋へ行くと去る。健一「何の話していた」。そんなことを聞くなよ、馬鹿健一自爆だろう。仁子「テントウムシ・・ごめん、弟が急に上京してくることになった」。健一「外でで軽くご飯を食べようか」ということになる。タイトル。
仁子の部屋で、誕生日プレゼントはテントウムシのペンダントだ。早智子が来ている。健一の女の話になる。仁子は「可愛いかった、女として私より上って感じ、でも今日は普通に話せてデートの約束もできた、早く帰ったのは、弟が受験で来るはずだったが、友達のところにいった」。早智子「何かが壊れていく時って、こういう感じよね、例えば虫歯が一本できると、それから一所懸命歯磨きしても、どんどん悪くなる、食い止めなきゃ、この破滅の蟻地獄を」。仁子「本当の蟻地獄は、いったんはいると絶対抜け出せない、アリがどう頑張っても」。早智子「救いがないわね、もしもの時は入れ歯もある」。品川駅で、仁子は弟と会う。弟は母からの紙袋を渡す。弟はモデルみたい女、大江戸線の話をしている。仁子は紙袋からマフラーを見つける。弟は仁子がスカートなのに驚いた。神宮寺のところに南原が来て、雑誌のモデルの子とデートしたと話す。南原「元気じゃない、安らぎが欲しい、柔らかくて暖かいものに、抱きしめられて眠りたい」。神宮寺「マッサージ店を紹介する、そして高校の子は胃の紹介の弁護士が会いたがっている、どこかの干潟の裁判をしている」と話す。南原は「長崎、君は事件にうといな」とつれない。神宮寺「事件と他人に興味はない、興味あるのは・・」。南原「夫と、数字と夢の世界だけ」。神宮寺「あと、1、2%の友情」と。南原「非ユークリッドで愛の解析をすると、男と女は永遠に交わらない」と。神宮寺「違う、交わったり、離れたりを繰り返し、永続的に交わらない」。南原「じゃ君の結婚生活は成立している」。神宮寺「交わらないからだ、適正距離を保っている、常に」。仁子と健一のデートは動物園へ行く。またまた、まずいでしょう、健一に覚悟があればいいのですが、いい聞き役に徹すれば、適切な距離を保てるのですが、そんな技持っていないよ。鳥、キリン、猿、仁子の胸にはテントウムシのペンダント。蝶、ライオン。座って話し込むと、仁子はマレーバクで盛り上がる、「藪の中を歩き回っても大丈夫な皮膚が丈夫になって、しかもなめらかな体型になって、薄暗いジャングルで保護の白と黒にくっきり別れているなっんて」と動物好きが続く。ちょっと沈黙が「ごめん、なかなか立派なマリーバクは見られないから」と声が小さくなる。話題を変える仁子「誕生日の花束きれいだった、花貰うの初めてだった、嬉しかった、写真も撮った、この後家来る、鍋する」と誘う。健一は「いいね」と言いながらも、「今日友達が来る」と答える。花屋以外の友達なら断れよ。仁子「そうなんだ、友達? あの白いコートを着た子とか」。健一「えっ、見たの誕生日の日、知ってる子に偶然会ったの、腹減って軽く飯食って、いいわけくさいが、仁子さんを心配させたくなくて、とっさに嘘付いた」。仁子「正直に言ってくれて、ありがとう、なんの知り合い」。健一「知り合いというか、花屋で」。仁子「あ〜そう」。まずい、立ち上がるが、そこに走る男が健一にぶつかる。仁子は汚れた健一のコートを拭き取る。その後を「泥棒」と声を出して追いかける。それを聞いて仁子も追いかけようとするが、健一は止めた。二人は行動パターンも価値観も違うのだ、健一は子供だし。仁子は部屋に帰り、花をつかみ捨てようとする。思いとどまった。CM。
南原がモデルの子と部屋に帰ると、鍵が開いて荒らされていた。南原は警察に電話するが、殺人事件で忙しいので、断られる。モデルの女は携帯で写真を撮りだした。女「凄い、友達に写メ送ろうと思って」。南原今日は帰ってと頼む、女は南原にピースした写真を撮る。南原「Wショーのお宅訪問に出たのが間違いだった、マスコミしばらく控えよう」。女「私、今度ドラマデビューするんです」。その警察は一応来たようだ。部屋で座り込む南原だ。仁子は自分の部屋でパソコンで論文を書いている。そこに南原が携帯だ。南原「今何していた」。仁子「論文考えていた」。南原「思わぬ来客で情けない気分だ、男だと思うけど」。仁子「ちょうど、時計が0123時だ」。南原「あと1分で君の誕生日だ、1月24だろう」。仁子「違うよ、覚えてる」。南原「誕生日を忘れて1週間後にお祝いした、喧嘩しながら、1月24日、本当は17日だった、なんだか久しぶりだ、電話でお前の声を聞くの、お前は一度もかけてこなかった」。仁子「携帯苦手、頭痛くなるい、簡単に繋がりすぎて」。南原「疲れてる、電話苦手だ、顔が見えなくて、なんかしゃべって」。仁子「この曲、バッハ」。南原「サラボーンのラバーズ・コンチェルト、バッハのメヌエットをアレンジした」。仁子「何してるの」。南原「想像いている、相変わらず不機嫌そうな顔だ」。仁子「やめてよ、最悪、なんかあったの、寝ているの」。これがテーマなのか、携帯嫌いの仁子は虫など存在するものを研究している。だから、神宮寺のように夢見ることはできない。仁子はありきたりの虫たちの仮説に、テントウムシの王子様を重ねるメルヘンしか見れない。だから、想像されるのは苦手で、愛される男の南原の前では不機嫌なのかもしれない。携帯しながら南原は寝てしまったようだ。夢の中で、南原は、諫早の研究時代を振り返る。干潟を研究だ。少年「おいのとうちゃん、ここで魚取りばっとる、ありがとう、おいたちの海守ってくれて」。現実に戻って、海で南原は手塚弁護士に会う。弁護士が声をかけても返事がない。弁護士「僕は地元の敵だ、干拓反対の弁護士だ、彼らは元は漁師だ、海が汚れるのは厭だ、だけど漁では食っていけない、仕方なく、工事で食べている」。南原「で、私に何の話」。弁護士「単刀直入に、あなた干拓初期段階のアセスに参加していたのは、本当ですか? 悪名高い事業の環境に与える影響を調査をしていた」。南原「え〜ぇ、本当です」。シリアスな会話だが、ちょこちょこ出てきたが、終盤で本気でやるのかな? 全体のバランスが心配だ。弟と会った仁子に弟「センター試験も失敗したし、あと3つ受ける、友達の彼女がくるので止めて欲しい」。仁子「今日は彼氏が来る、今日だけはごめん、入れ歯は免れたい」。弟「ねえちゃん、彼氏いるの、兄さんに喜ぶ、心配しておった、いつまでもロンドンの金髪男を引きずっていると思っていた」。仁子「その人は日本人で、浮気相手が金髪、家族で私の恋愛話せんでよ」。CM。
仁子の部屋に健一が来る。仁子は料理しているが、健一が生徒を体躯の授業で怪我させて、落ち込んでいる。健一「これは俺の問題だから」。そこにテレビで仁子の好きなCMが流れたが、バージョンが変わっていた。またも沈黙の二人だ。仁子「前の方が良かった、前のを流していれば良かったのに」。健一「そうもいかない、どんどん変わっていかないと」。健一はリモコンを置くと、ペンダントがあったが、チェーンが切れた。これでもか、これでもかの前フリです。仁子「何でもないのに、どんどん崩れていく、どうして」。健一「仁子さん」。仁子は泣き出した「もう、言わないで」。健一「仁子と出会っていろんな物が見えてきた、メダカとか自然とか、今までこんなことなかった、でも、別れよう」。仁子「食べていく、そうだよね、食べたらおいしくて別れられなくなる、嘘、さようなら」。健一「ありがとう」。なんじゃ〜〜、分からないよ、健一君には、はじめからこの二人の設定には?の連続だったもの。でもこれで本当に終わったのかな。早智子のところに弟が泊まっている。弟は勉強しているが、早智子に怒られている。弟「ねえちゃんどうしてるかな」。早智子「人にはちゃんと悲しんだりする時間が必要だ」。弟が早智子の手に手を乗せると、頭をどつかれた。神宮寺の研究室で、神宮寺「そういえば、九州に住んでいたっけ」。南原「俺が」。神宮寺「そうもてなくて、私以外の女子と話すと、目線が斜め下45度で」。そんな時代があったのか、干潟の研究で役所寄りに意見をまとめて、メジャーになって、イギリスに行ったのだろうか。南原「そうだ、もうやめてくれ」。神宮寺「ごめんね」。南原「分かっていて長崎に行った、でも、俺が君の後輩に嫌われていることは確かだ、にhんも煩わしいことが増えたよ、空き巣は入るし」。神宮寺「元かのとはうまくいかないし」。南原「でも、空き巣にはいられた夜にも、安らかな眠りをくれるのはいいな、コウモリの超音波か、アオムシの性ホルモンか」。神宮寺「ヒトにだけある、特別な物、例えば、愛とか」。失恋した仁子は山に登っている。そして泣き出した。突然、山道を落ちてしまう。夜になっても帰ってこないので、南原と阿部たちが探しに行く。南原「何で止めない」。阿部「山行く格好はしてましたが」。南原「じ〜〜ん〜こ」。仁子「は〜〜い、落ちちゃいました、何で私はアホなのでしょう、こんな悲しいのに悲劇のヒロインになりきれないなんて、情けない」。夜の山は危ない、でもあっさり見つかったぞ。山でなく近場の崖ですか、それにたいしたことないぞ、仁子自分で動けたぞ、笑い。南原「王子が助けに来た」。仁子「何って、老けた王子だ、助けて下さい、転んだ先でオオクワガタ見つけました」。南原じっとしてろ、どこ打った」。仁子「足と腰が痛い、おんぶは嫌い」。でも結局、おんぶして仁子は南原と帰る。南原「重いな」。仁子「私じゃない、荷物のせいです」。南原「一歩も動けない」。仁子「だから年取った王子は厭だ、ちょこと格好いいと思った、私あの研究やってみます、助けてくれてありがとう」。少しづつ歩き出す。続く。
今日はおじさんは気合いがない。そんな時に、これを見るのは辛い。なんで、健一は別れたの?? もうでないのか、これは別にいいのだけど。 いや、それ以前に何で付き合ったのか??? そこで躓いていた。評価ダウンだ。予告を見ると、勝田が出ていましたね、本当に諫早になるのか。でも南原はミネソタに留学と行っていた。どうなるのだ、ドキドキしているのではなく、ドラマが崩れないかと心配しているのだ。それにしても仁子は良く泣くな。仁子は23歳だったね、しかもイギリス留学している。日本の大学は22歳で卒業ですね、留学は1年しかできないよね、そのあと、日本でドクターかマスターを狙っているのです。うん、設定は厳しいですね。しかし竹内さんはいい女になった。朝ドラでの「あすか」でもいいと思ったが。

不機嫌なジーン★★★★ 5話 2月14日放送
パーティでフクロモモンガが取り持つバスルームでの熱いキス。続きは、おいおい、バスルームに寝て、南原教授が上になってまでやるか。結構濃厚です。そこに、お客が来て、二人は急いで掃除人に変わった。そして南原はトイレへ行く。笑えるが、結構スリルあるかも。多分男は絶対あれだけでは我慢でないようね。南原は壊れる。でも、仁子は先週は健一とお泊まりだったのに・・・やるな、Hの炎はどこまで・・・南原がパーティに戻ると、健一が来て会う。勿論、南原の服は濡れていた、不審がる健一に南原は「トイレで水を被って気合いを入れていた」と訳左分からない言い逃れだ。トイレへ行くという健一に、南原はトイレは左だ、右に曲がっても望むものはない。健一と南原が新年の挨拶を交わす。その間に南原は仁子を奪って走る。モモンガーを忘れた。仁子はお金がない。南原は金を貸す、タクシーで仁子の家に帰る。テンポはいい。仁子はケージにモモンガーを入れました。そして疲れて、ベッドで寝そべる。仁子「何であんなことに」。携帯がかかってくる、健一からだ。健一「明けましておめでとう、今年もよろしく、実家はどう」。そうだ、正月は実家に帰ると言っていた。つもりだったが、南原に強引にパーティに連れて行かれたのでしたね。仁子「もう帰るつもり、電話有り難う」。仁子「何をやっているんだ」。南原は女子高生にも大人気で、サインを頼まれ書く。南原「早く家に帰りなさい、子供は正月は家にいるもんだ」。これが最後の仁子の母の電話に繋がるのですね。しかし、燃えた下半身を冷やすために、壊れた南原は公園の池に入り、悲しいかなギンヤンマのヤゴを見つける。女子高生「きもい」。南原「冬眠させていたハートに春一番が吹いた」。南原のアニメ化・・・格好良い。初詣で、仁子は着物姿の早智子に会う。仁子は「魔が差した、誘惑に負けていた、へたするとあのまま、理性で止めた」と言う。仁子「平常心を取り戻すために、山に登ってきたのだ」。当然登山姿だ。オオクワガタ、カブトムシ、カタツムリ・・・さまざまの虫を採取した。そこで「気分が落ち着いて、初日の出を見た。アニメ化、これって、ハイジになっていない? 可愛い。仁子「小さいときから、迷ったら、虫を見つめていたのだ、ほぽらかされていた」悲しい逞しい幼年時代の秘密でした。初詣で浮いた姿の登山姿の仁子はお参りする。タイトル。CM。
仁子と健一のクリスマスプレゼントは仁子の注文はスコッパで、虫メガネをもらった健一だ。ユニークでいいですね。大好きです。研究室で、櫻井は武蔵自然の盛り動物園に就職が決まったのでマスターは行かないのだ。仁子は親から、「虫なんか調べて何になる?」と言われているのだ。柳川も「生物学て、潰し聞かない」とイモリも触れて大丈夫でいいようだ。柳川はマスターに行き、初期胚タンパク質免疫組織の研究を続けるのだ。四谷の論文「ハンドウイルカの認知システムと回遊メカニズムの解析」がBiologistに載るようだ。しかし、協力した南原は入院している。病室から南原は早智子に携帯している。担当は男の看護師だった。歯の詰め物が取れて、金に糸目を付けず特別の出張を希望した。神宮司は住所を見て、勝田の家を探すが、見つからない。怪しげな男(田中さん)が「勝田はオヤジが死んでここにはいない」と答える。神宮司は勝田の高校の先輩だ。神宮司「あなたの愛する天才が会いに来た」と伝言を頼む。南原の病室に生物学の面々が見舞うと、早智子と助手が出張でサービスだった。日給5万円の価値があると喜ぶ南原だ。若狭が頼まれた雑誌の差し入れ「デラベッピン」は売れ切れらしい。四谷の論文の報告。南原は仁子の学会研究の進行を聞く。思わず仁子は部屋の外に出る。追いかけてきた南原「あのパーティ後、熱が下がらない」。仁子の心の声「それはあのキスのこと、魔が差しただけ、お互いなかったことに、しとかないと」。仁子「そうですか」。南原の心の声「キスの話はしないきだな、あんなに乗り気だったのに」。仁子「お金返します、せめてお釣りだけでも」。南原「あと返せ」。仁子の心「冷たい男」。南原の心「女だ」。財布を取ると、札が1枚しかない。結論、冷たいや奴。南原はお年玉だと渡す。南原にストーカー(櫻井淳子さん)が来る。南原「怖いぞ、突然結婚してくれと言う」。仁子「結婚すればいいのに」。フクロモモンガの餌の指示が出る。部屋でフクロモモンガに餌に卵のカラを入れる。仁子はテントウ虫の実験で8時間毎に見るので、休みでも健一を置い行っていく。健一「俺とテントウムシとどちらが大切?」。健一には本気で知りたいことなんだ。仁子には髪型同様問題ではない。環境変化に弱いエボシカメレオンを飼育している三井は北海道に学会だ。昼は健一と会って、ファミレスだ。竹内さんの堂々たる食べ方は大女優です。南原えお早乙女教授が見舞う。早乙女「一緒に長崎に行けなくて残念だ、後悔しているのか、私は後悔している」。南原「お話したいことが一杯あった」。早乙女「今度仁子と一緒にオーストラリアに来い」。南原「先生」で咳き込む。遮って早乙女「分かっている、我々の愛する生き物たちはは食べ物や異性を求め動き回っている、一生の殆どを使っている、それはそれで充実した日々だ、人間も変わらない、私も研究の100万倍の時間を女のことを考えていた、悩みなさい、一生かけてso long」といい去る。まあ突き詰めると動物としてのヒトもこうなってしまうのだが、理屈も山ほどあるのですが・・・CM。
南原が退院しようとすると、ストカー女が「私と教授に結婚してください、好きなんです」。切れた南原「好きだ好きだで、どうこうできるか、人生はままならない、進化の過程で鳥が翼を持つことを選び、アリクイがアリを食うことを選んだように、人間も悩むことを選んだのだ、悩み考えることで進化した哀れな動物、それが人間だ、100%満ち足りている人間は一人もいない、花嫁はカメラ写りに悩み、死ぬまでこの呪縛から解放されることはない」。ストーカー女「じゃ、人はどうすればいいのでしょう」。南原「分かったら俺にも教えてくれ」。この南原の叫びは納得しました。進化の過程で悩むことを選んだのか。何で悩むかはおかしなことだったのだ。悩んだからヒトになったのだ。研究室に行くと、仁子はドライアイスで研究している。竹内さんの撥ねたチョンマゲが可愛いですね、おじさん好きです。南原は見るが声をかけられない。健一は花屋にやっていく。めぐみ片瀬さんです、めぐみ「この前大丈夫でしたか」。健一「大丈夫、先輩、そういうの好きだから、ちゃんと帰れた?」。めぐみ「終電間に合った、今日は彼女にお花」。神宮司に勝田から電話がかかる。神宮司「有明海干拓事業中止の新聞見た、あなた頭良いから、憎しみより、自分の幸せを考えた方がいいんじゃない、あなたは私の生涯3人目と男友達だから、1番が夫、2番が大学の同級生で動物行動学の権威、3番目があなた」。勝田「2番目は南原教授のこと、有名人じゃ、近いうち俺の友達行くから、電話切れるから」。新聞には勝田がデモしている写真が載っていた。神宮司が図書室に電話するが繋がらない。実は図書室と理学部が停電で大変だ。冷蔵庫、水槽、色々の物が大変で、生物が危険なのだ。しかも今日は仁子の誕生日で健一とデートなのに、遅刻だ。携帯に三井さんのエボシカメレオンはどうか、聞いてくる。CM。
夜走っている神宮司に勝田の手配で弁護士の手塚がくる。怖いですね。743円を差し出す神宮司だ。素数で喜び。長い間待って、寒い健一のところに仁子が来るが、停電でエボシカメレオンが弱いから戻らないといけない。健一は花束を渡し「誕生日おめでとう」。仁子「待って」。健一「行くんでしょう」。仁子「だっておこっているんでしょう」。健一「悲しいよ、怒っているといえば怒っている、来てすぐに帰るって何だか、でも仕事なら」。仁子「で、本当に大変なのだ、昨日も寝ないで研究して」。健一「大変と言うけど、じゃ俺は暇しているの? 俺だって」。仁子「私が今やっているのは動物相手」。健一「分かっている、立派、学者の卵、否定しないけど、いつもこれなら普通の女の子と付き合いたい。仁子「ごめん、でももどらなきゃ、落ち着いたら連絡する」。健一「真面目にきくけど、俺とテントウムシどっちが大事なの?」。仁子「そんなの選べないし、選ぶ必要ない、ゴメン連絡する」。健一「俺とテントウムシだぜ、もういいよ、行きなよ」。大きさからいうと健一ですが・・・?? 昔は女が男に、私と仕事、どちらが大事と聞いた物です。時代が変わりましたね。研究室では色が変わっている。三井に連絡する。暖めている。湯たんぽですか。南原は阿部とビルの中を歩くが咳している。誕生日だと阿部は南原に「今日は仁子さんお誕生日だ、元彼なのに知らないの、最も彼氏とデートですが」と言う。南原は適当に「誕生日は本来生んでくれた親に感謝するんだ、タガメは母親が生んだ卵を涙ぐましい努力で育てるのは父親だ、卵が乾かないように水をかけるのだ」。ビルの受付でストーカー入院患者に会う。櫻井さんは受付女優ベスト5ですね。早速、南原はナナエに声をかける、笑い、悲しい習性です。研究室は大変だ。そこに三井が帰ってくる。温度だけでなく湿気も紫外線も必要だと三井は怒り「やるなら責任持て」。仁子がさっきの戻って来て携帯すると、健一は近くにいた。花屋のめぐみと一緒だ。それが見えた。仁子「今何している」。健一「友達と会った、男だけど」。仁子「そうか」。見破られているのだぞ、健一。悲しい嘘だ。健一「テントウムシ助かった?」。仁子「おかげさまで」。健一「また連絡する」。仁子はまた研究室に戻る。そこには黄色の花束。一人、暗い中で泣き出した仁子だ。健一は花屋の女のめぐみに別れをいうが、めぐみ「白石君をほったらかしにする子より、私の方が合っている」。合っていない、健一は子供だよ。恋なんかしないでママゴトしていろ。仁子に携帯だ、母からの電話だ。「研究中で、実験室だ、23歳になっちゃ、正月帰れなくて、ゴメンね。、泣いていない、友達と会った、でもいいの、私嘘着いていた、大丈夫、平気、春休みには帰る、大丈夫、またね」と声を上げて泣きながら話す。さっきの南原のタガメの話が生きています。南原は元入院ストーカーの受付と食事だ。次々とと画面が切り替わるが、仁子は泣いている。つづく。
今回はよかった。過剰なセリフがなくて、動物行動学の講義が少なかったから、もう勉強してネタ切れか、評判がよくなかったのかな。これくらいの混ざり具合でオジサンには良かったです。立ってきたキャラで、十分見させてくれました。そして、健一と仁子の恋愛に焦点が絞られた感じで、良かったですね。しかも、誕生日と停電に動物パニックが重なる話は、ありきたりですが、良かったです。健一は23歳だが、若造だ。俺とテントウムシと比べるなんて、お前はテントウムシより小さいぞ〜〜。そこに花屋のめぐみの片瀬さんが、ストレートに来れば、簡単に落ちてしまう。それにしても、南原は20歳過ぎた仁子と付き合ったのか、それは犯罪に近いぞ。でも、こっちのほうがお似合いです。仁子は何で健一がいいのか、わからない。
最後に今日の出演者、、ストーカー患者ナナエ(櫻井淳子さん)、怪しげな男(田中要次さん)、弁護士(遠藤憲二さん)の渋めの怖い顔巨頭の登場です、花屋のめぐみ(片瀬那奈さん)、久しぶりの勝田隼人(オダジョーさん)は後ろ姿だけです。うん、動物同様、豪華過ぎる。

不機嫌なジーン★★★ 4話 2月7日放送
何と健一のベッドで仁子はお目覚め、健一にに携帯がかかったのだ。誰からかな、可愛い、夜などと話している。そのとき、仁子が「教授」と寝言を言う。RCサクッセッションのスローバラードじゃないか。寝言まで責任もてませんね。それにしても、健一と仁子はHしちゃったのね。何ということだ、この二人は合わないようなような気がしたが。Hの相性は別だから、意外とよかったのかな。動物行動学だから、エロくても許してください。南原はテレビWショーで入籍2ヶ月での突然の離婚に、コメントする。コメンテーターに我修院さん、登場です。南原「オスのカブトムシは体の大きさが、そのまま生殖能力を反映している、人間のオスは違う、結婚したら、見かけによらず、フニャチンだった」ということでしょうか。フニャチンはいいのかな、あくまでも動物行動学ですから
仁子は携帯している、佐智子に「教授」といった寝言の相談だ。5人の夢を見ていた。横に神宮寺「無意識だから問題だ」。いつの間にいるんだ。「フロイトも言っている、心の無意識の欲望こそが夢を見る理由だ」。早智子「誠心誠意フォローすることね」。蓮根の煮付けを食べながら、仁子「南原教授が出てきた、テントウムシの研究で、(ここから、カラー漫画調、紙芝居調に描かれる、これは結構可愛い)、皆から責められて、失敗した罰に虎の散歩に行く、散歩に行くと花壇にチューリップが枯れていて、水をやると息を吹き返して、花が咲く、私は花を摘もうとして、目を覚ました、摘もうとしたが辞めました、見ていたくなって」。神宮寺「怒られる夢は悪くない、前向きに進もうとしている、虎は忍耐、チュリップは激しい恋、あなたはテントウムシと前進している、でもチュリップ=終わった恋があって、我慢していたあなたは水をあげて復活させてしまう、摘み取ることも出来なかった、蓮根の煮付け美味しい」。最後のテントウムシが逃げていく古都は数学者だから答えられないと去る。テレビのWsショーで南原はミニスカートについて「寒さにめげずドンドン限界に挑戦して欲しい」。収録後に女性スタッフにコメントについて聞く。女性「感心している、短い時間に気の利いたコメントをしてくれるので助かる」。南原「夏に振られて、傷が癒えなくて、気分が滅入っている、いい大人だって言うのに」。女性「きっと綺麗な方だったんでしょうね」。南原「ただの小娘」。女性「教授みたい素敵な人を振るなんて」。二人のスポットライトになって見つめ合う、女性は制作会社で勤めている。南原「カジュアルな服装が似合っている、名前は?」。女性「桜田真理です」。南原「今夜空いている?」。健一を見つけ、冬眠前のゲンゴロウを捕りに行っていた仁子「信じて欲しい、私・・見て、吉田教授」。そこには自転車の吉田教授がいた。仁子「あの人担当教授だから」。健一嬉しそうに「そう」。仁子「寝言は、あの教授かも」。健一「信じている、夢を気にしてもしょうがない」。仁子は永靴でリュクサックで、手には網と手提げ水槽を持っている。食事を誘うと30分後にいつもの店だ。そこに農園から「茄子が台無しだ、すぐに来てくれ、でないと農薬でテントウムシを始末する」と携帯があった。タイトル。CM。
農園に行くと、葉のと茄子が白くなっている。仁子が虫眼鏡で見ると、アザミミムラ?だ、テントウムシがアブラムシをたべたが、化学農薬を辞めたために他の害虫が発生した。農薬を撒くとテントウムシも死んでしまう。仁子「味は変わらない、見栄えが悪くなる」。農園主「見た目が悪いと売れない」と怒る。仁子は駆除作業を始める。手で摘んで取るの? 伊豆で洗うのかな。健一も手伝うが遅くなり帰って貰う。仁子「来週クリスマスはゆっくりしようね」。帰って顕微鏡で調べる。研究室で寝てしまったようだ。南原に取材の依頼の電話があるが、最近1か月は来ていない。三井「チャラチャラして」。四谷「生物学の普及には貢献している」。そこで仁子が夢も見ずに目を覚ました。仁子の来ているトレーナーは前後ろが逆らしいが「よしだ」ブランドなのですね。フジで売り出すのかな。仁子は「ハングリバエ?の幼虫も見つかって、化学農薬を使うと戻したい、農薬で全滅させた方が楽でしょう」。吉田教授がやって来て、阿部に「早乙女教授が来日した、明日歓迎パーティで、会費はただ」と話す。仁子は早乙女で思い出した。阿部は淡水魚の遺伝子攪乱について、意見を貰っているのだ。健一は花屋で予約したポインセチアを受け取るが、何と店員岡本(片瀬里奈さん)は健一と同級生だ。葉にカタツムリがいて、驚いて落としてしまう。仁子は早乙女に会ったと言っても一回だけだ。女子トイレで、ミス鵯大の柳川は黄色のドレスで決めてきたいた。柳川「先輩として、女を捨てて欲しくない」といつもの格好の仁子に言う。仁子「捨てっていませんけど」。しかしその時、大きな物音が聞こえ、南原がやって来た。フクロモモンガがいて、追っかけてきたのだ。二人の前で、モモンガは東京の夜の空に飛んでいく。CM。
南原は阿部に、「八王子の有袋類研究所へ連絡して、先週逃げたフクロモモンガを港区で見かけたと連絡してくれ」と命ずる。パーティで、南原は仁子を見つけた。仁子は「テレビでよく見かけました」。南原「苦手だ、テレビの画面に真実はうつるもんか」。仁子「若狭さんが教授が綺麗な女性と歩いているのを見た」と言う。南原「付き合ってるんだ」。仁子「そうですか」。南原「今日も連れてこようかと思ったが可哀想だ」。仁子「あら、優しいのね、私なんか平気で引っ張り回されたのに」。南原「立場が違う、いつの間にか、著名な文化人になった、時々息苦しさを感じるよ」。仁子「文化人より、胡散臭いタレントみたい、Wショーであんな軽薄な発言するなんて」。南原「あれはリップサービスだ、俺に求めているのは、肩の凝らないご意見番だのだ、クジラが生態系で果たす役割を聞いて誰が喜ぶ、俺の使命は動物行動学が知らしめ、研究室に予算が付きやすい状態を作ることだ」。仁子「立派な言い訳ですこと、テレビに出てチャラチャラしたいだけのくせに、そんな予算で研究したくありませんから」。南原「綺麗事を言うな、そこが悪いところだ、理想ばかり求めるから、現実に苦しむ、現実はもっと複雑だ、お前は自然を守りたい、生き物を守りたいというが、ヒトの歴史は自然との闘いで、それなくして今の文化もない、絶滅しそうな蝶に憐れみをかけるくせに、蟻の巣コロリを使う矛盾した存在こそ人間だと認めることだ、恋愛もそうだ、お前の理想は、運命の男と巡り会い、愛し合う、だが運命は身近にいる適当な異性を見つけ、契約することだ、それを、内なる遺伝子に振り回され、姑や浮気に悩まされ、もっと素敵な恋がしたかったと、テレビの俳優にかぶりつくことだ、それが現実だ」。頭が痛くなり出した?仁子「久しぶりに聞いた、あなたの悲観的なお説教、私、恋愛に夢をもっていません、とくにあなたと出会ってから」。南原「思っている、だから新しい恋をしているのだ、性懲りもなく」。そこに早乙女先生が来る。早乙女「頑張っているようだね、やあ、ジーン、それは遺伝子、君のナイスなニックネームだ、大人になって美人になったんじゃないの、君たちは結婚したのかい、まだか、早くしたほうがいい、人生は短いぞ、君たちを見ると若かりし日を思い出す、私と妻も喧嘩ばかりしていた、今思えば喧嘩はあらゆる生き物の愛情表現なのだな〜」と泣き出した。早乙女「半年前に妻を亡くしてね、ジーン、落ち込んだよ、もう隠居しょうと考えている」。南原「隠居なんて早すぎる、教えて貰いたいことが山ほどある」。早乙女「そうだね、息子のよう可愛がった君が、今でもジーンと愛し合っている事実が無性に嬉しい、あまたの男のようにナンパで引っかけた女や見栄えだけイイ女でなく、この巨乳でもない、脚線美でもない、一見平凡な、ただ健康な女のジーンを君が選んだと言うことを嬉しくてならない、彼女はスペシャルだ、君は物事の本質を見抜ける」。そうだね、結婚した相手を見ると、その人物が分かりますね。仁子「私、褒められている、けなされている?」。早乙女「妻も学者で、学会ではオシドリ夫婦と呼ばれていました、君たちもきっとそうなる、孝史をよろしく頼む、あれ、ジーンは結婚を迷っているのか」。仁子「そのうち」。南原「彼女は学生なので、いつかは先生のようになりたいと彼女も強く願っています」。早乙女「大晦日に、私の別荘でパーティを開くので、是非一緒に欲しい、喪中などと言う野暮はしないでパーとやるのだ」と去っていく。仁子は落ち込んだ先生に別れたとは言えなかったのだ。南原はナンパした女と付き合っていると言えなかった。南原「来月帰国だから、年越しパーティさえ切り抜ければどうにかなる」。仁子「私、健一と一緒に年越せないの」。南原は仲良く肩を抱く。早智子の部屋で仁子は服を選んでいる。早智子は「クリスマスは一番よく過ごせそうな男と過ごす予定だ」。仁子「ガガンモドキは、一番ご馳走を持ってきたオスと交尾して、その餌も一人で全部食べるんだ、一見我が儘そうに見えるが、餌を見つける頼れる遺伝子を手に入れるために逞しく生きている」。早智子「素晴らしい生き方ね」。仁子「クリスマスは健一君っちに招待された、親がいないからって」。そして、早智子にドレスを選んで貰う。年越しパーティのタメのドレスですね。12月22日は研究室の大掃除です。そういえば大学の研究室で大掃除やりましたね。仁子は南原の部屋にもゴミの回収に来る。文献に集中して素っ気ない。早乙女が南原の招待で研究室を見に来ている。仁子「また恋人を演じないといけない」。南原「会わないうちに帰れ」と言うと、仁子「彼女が出来たら、急に冷たいのね」と切れる。そこで喧嘩になってしまう。南原「シー」。そして紙に「振りかえるな、覗かれている」と書く。南原「俺と仲良く話している振りをすればいい」。早乙女はしゃがみ込んで覗いている。CM。
仁子は固まった、作り笑いをしている。笑いながら喧嘩になりそうだ。薄いドアだから話は全部聞こえて、作り笑顔は意味ないと思いますが。仁子「作り笑いは苦手だ、心から笑えば可愛いんです」。南原「知っているよ、でも今の困った顔を堪らない」。仁子「変態みたい」と笑う。南原「やばい、押し倒したい」。仁子「馬鹿なことを言って」。と帰る。しかし、手を握り、「あと10秒このままで」。健一の家に仁子は行く。健一の家は立派でお金持ちだ。親は貿易会社をやっているのだ。逃げて学校の先生になった。仁子もこれ以上上の学校行ってどうすると反対されたのだ。健一「正月は、実家帰る}と聞く。仁子「帰るかな、ごめん」。健一「その替わり今夜ゆっくりしますか」。甘いキス使用とするとチャイムだ。両親が帰ってきた。研究室でもクリスマスパーティをしている。健一の家では、両親の行く店のシェフが倒れて、家で楽しむことになった。何と冷静な親なのでしょうか、そして冷静な健一君でしょうか、驚き。普通怒るか、気まずいかするでしょう。神宮寺は机に向かている。「あなたと僕と切り取られた海の下で眠る、全ての友に・・・あなたの誠実な後輩より」。それは勝田隼人からのクリスマスカードのようだ。オダギリジョーは写真だけの登場です。仁子はクリスマスのイルミネーションの中を帰る。しかし、桜田と一緒の南原は、フニャチン?だ。桜田「どうしたんですか」。南原「どうもしないから、問題だ」。桜田「私が駄目ならそういってくれれば、私、そんなに魅力ないですか」。南原「昔付き合っていた女のノートを盗み読みしたことがある、こう書いてあった、今日はもっと冷静になるために、彼の欠点を書き出してみよう、1、自分勝手、2、ナルシスト、3、自信過剰、4、いつもぶつぶつ文句ばかり、5、淋しがりや、6、すぐに泣く、それも私の前でだけ あ〜何と言うことだ、書いているうちに気づいた、私は彼の欠点が大嫌いだ、同時に愛おしいのだ、私は何てアホなんだろう、それを読んだ3ヶ月後に浮気をして別れて、おれもアホだ」。桜田さんは帰ってしまう。そりゃそうだ。意味ない物、集中して欲しかったね教授。しかし仁子は科学者のように冷静ですね。南原もテントウムシ同様に観察し分析する対象だったのかも知れない。神宮寺と一緒に屋台で南原は飲む。神宮寺「最悪ね、ベッドで別れた女の話するなんて、治部の欠点メモを一字一句覚えているなんて」と笑う。南原「しかたない、俺は天才だもの」。神宮寺「天才は私よ、パスカルの三角形を適応して、クリスマスイブを35の男が一人で過ごす確率計算してみる」。これ意味不明です、パスカルの三角形??調べる気力がない。神宮寺は帰る。仁子が農園で研究していると、農園主が茄子を出して「これそのまま食べれるんだよな、農薬撒いた野菜は食べられない、でも消費者が望んでいるのは危険でもつるつるした綺麗な野菜なんだ」。仁子はそのままかじる、いい音がして「おいしい、どうも今まで有り難う」。これで農園での研究は終わるのかな、大きな問題だが解決もしていない。仁子は着飾って店でもじもじして待っている、靴も新しいようで靴擦れが出来ている。南原は渋滞で遅れたが、何度も携帯に掛けた。でも仁子は見ていない。調べると不在着信に「南原孝史 大先生」が並んでいた。南原「携帯も使いこなせないなんて、アルプスの田舎娘か、ヒトは1985年に携帯電話を発明して、21世紀の恋人達に試練はなくなった、待ち合わせに遅れても、不慮の事故でも、これ一つで便利に繋がるようになった」。仁子「恋人じゃないし、世の中の便利な物が得意じゃない、携帯も、農薬も、イナンターネットも・・」。南原「アルプスに帰れ」。仁子はハイジなのか、笑い。パーティ会場で早乙女「私の息子よ」と歓迎する。仁子は農家に断られたことを報告する。南原「日本は無農薬の技術開発が遅れている、見栄えばかり気にする消費者の意識も開発出来ていない」。仁子「化学農薬を使っていたオランダも、いまでは天敵農薬を徹底的に導入して、いた〜い」。靴擦れに絆創膏を貼ろうとかがむと、南原「胸が見える」と注意する。化粧室に行く、仁子「新年のカウントダウンして、無礼講でキスするのは絶対しません」。化粧室で仁子は鏡を見ている。竹内さん、確かに胸がなさそうだ。その時、発見する。このパーティには健一も両親と招待されたのだ。早乙女はシドニーで世話になりましたようだ。仁子は南原を捜し、化粧室へ向かう。フクロウモモンガがいたのだ。捕まえようとするが逃げ回る。シャワーの栓にいるので、捕まえ栓をひねる、流れる中を倒れるが、偶然仁子の両手にモモンガは入っている。喜びながら、姿を見て笑う。乾くまで、ここにいることにする。南原「どうせ嘘の恋人同士だ」。タオルで拭く。南原「余り肌露出するな」。仁子「余計なお世話」。南原「後で先生に正直に話すよ、お前には他に男がいて、もう別の道を歩いていると言うことを」。仁子「そう」。しかし、南原は膝枕してしまう。南原「キスじゃないし、いいだろう、もう最後だし」。ため息付いて仁子「そういうところが嫌いだ、何で自分勝手なの」と怒る。パティではカウントダウンだ。「自分勝手でナルシストで、いつもぶつぶつ私をかき回し、自信過剰で、淋しがりや、大きらい」。ちゃんと仁子も覚えていた、ノートとは順番が違っていたけど、二人はお似合いだ。丁度新年で熱いキスだ。キスまでしたらやはりヨリを戻すのかな。続く。
馴れは怖いですね。このテンポに慣れて付いていけるようになった。すると結構気楽に楽しめる。でも、展開には???が多いけど。結局、仁子は何で、南原と決別できないのか? 南原の遺伝子が健一よりも優秀だからかな。しかし、このドラマのセリフの多さは驚くな。しかも意味のない冗長なセリフが多いよ。一応全てはきちんとおさまっているのですが。そこは凄いけど。しかし竹内さんの作り笑いは素晴らしかった。これで評価アップだ。3つ★にした。部分的には濃密で面白いが、全体では過剰だよね。疲れます。早乙女の伊東四郎さんの英語アクセントの日本語は微妙でした。

不機嫌なジーン★★ 3話 1月31日
27、・・33、34,35と自分の部屋で仁子はカウントしている。そこに健一から携帯で、「近くに来ているから、遊びにいってもいい」。仁子は「もちろん、待っている」と切る。仁子の独語「うれしい、これって、付き合っている感じ、物事には準備が必要、心とか、部屋の掃除、だから携帯は嫌い」と古い女なのだ(プライドの古き良き時代女を思い出した)。。研究室で南原は水槽の魚を見て、「オスは必死でメスを追っている、あげくは皆に逃げられ独りぼっちだ(南原、お前の姿だ!)、情けない、タカシと名付けた(やはり南原のことだ)、惨めな存在だ」。一緒にいた神宮寺は「クラフォード賞を受賞者ともあろう人が」。南原「情けないのは、いつもオスだ、そもそも10億年前優性生殖がはじまる前、オスという性さえ存在しなかった」。神宮寺「悲観的ね、生物学はやめたら」。南原「数学は嫌いだ、学会に男しかいないなんて」。神宮寺「私がいます」。神宮寺「13年蝉の研究は」と大人の学問的な話題で盛り上がる。そこに学生美幸が、神戸大からのFAXを渡される。南原「13年蝉と生態がずれている、無益な競争を避けるため、素数周期などという説には説得力がない」。神宮寺「私、男女の関係を非ユークリッド、平行線の完全な理論に基づいて考えてみたの、するとね、平行な線はずーと・・・」。南原「待て」で、FAXにメモ「大好き」。神宮寺「また手頃なところですませる」。南原「いやなこというなよ」。浮かれている南原に、神宮寺「あなたは女を幸せにできない男だ」。南原「玲子から電話があった」。神宮寺「いまさら、何に」。南原「再婚したんだそうだ」。健一が仁子の部屋にやって来た。健一は差し入れだ。仁子「データーまとめていた、ちらかってごめん、普段綺麗なんだけど」。健一「飲んだらすぐ帰る」。テーブルには日本の珍しい蝶の日本地図があった。仁子の実家は山口だ。健一は東京だ。「正直言うと、虫とかちょっと怖い」。仁子「怖いの?」。健一「テントウムシやカブトムシの固い系は大丈夫、でも蝶や蛾とか粉ぽいのは駄目」。健一がちょっと気になるところを示す。仁子「教授にこの前連れて貰ったの」。回想シーン、仁子「ここはニュースで知っていたが、実際見るとずーんとしますね、ムツゴロウがはねるところ見てみたかった」。仁子は健一に諫早を説明する。干拓地だが、渡り鳥が冬を越す大事な場所、そこの洪水をふせぐ防災目的で堤防ができた、工事は強行され、大きな堤防が出来て、海が締め切られ、干潟が消えた。今、有明海の漁業や生態系には深刻な影響が出て、でも干拓事業が原因か分からない。でも一個のアサリでも、1時間に1Lの海水を浄化する事が出来る。そこの干潟も有明海浄化できたはずだ。健一「で、楽しかった、教授と二人で」。こんなこと聞く男なんて最低だよね。あ、男は皆最低かな。。仁子「楽しいわけない、唯の研究だもの、違うから、教授は長崎にも女がいるから、私にはどうでもいいことだけど」。健一「へぇ〜」。仁子「私、好きでもない人は、家にいれない」。健一は嬉しそうだが、緊張してしまう、無言になる。健一は帰る。健一「このままだと、朝までいちゃいそうだし、頑張って、週末楽しみしている」。研究室で仁子「その時私は、コツチバチになりたいと思った、コツチバチのメスは羽根を持っていない、だから高い草に登って、オスを呼ぶ、するとオスが飛んできてメスを抱えて、空に舞い立つ、花畑に運び、メスが卵を産むまで蜜を運びつづける、口移しで」。阿部「少女漫画の王子様みたいね」。仁子「王子様、私そういう願望なかったけど昨日初めて持った、研究しないで、何も考えないで、彼に連れ去られてしまいたい」。阿部「それってのろけ」。仁子「報告しているだけ」。阿部「そういう報告をのろけというの、ヒト科メスの恋愛期特有の症状」。仁子は笑っている。そこに四谷がやって来て「吉田教授の研究しているモンシロチョウをイメージでして、トレーナーを作った、今度の大学祭用に、記念で作った、科学者も文化や祭りを楽しむ心が必要だ」。皆はサイズを言って注文する。仁子は週末に着ていく物を考えている。仁子は薬局で特売の頭痛薬を買うが、そこに南原がやって来た。色々買うが、コンドームのところで悩んでいる。そこはさり気なく素早く買わないといけないよ、誤解を招くよ。南原は買おうとしている。そこに仁子が話しかける。南原「俺は健全なオスだ、しかも独身だ、お前は、俺が一生、他のメスに手を出さないように、ヒレアシシギか、それとも古女房か、俺がそういう物買って、何が悪い」。仁子「古女房でも、ヒレアシジギでもありません」。南原「ならほっておけ」。買い物を置いて、返せと言うと去る。南原「蒼井、お前の論文推測が多い、サンプル数を増やせ、データーの裏付けを取らないと、ヒトに見せる論文にならない」と言う。仁子「あ、すみません、ふ〜ん、蒼井だって」。仁子は自然だよね、こだわりがない。ここは買い物を置いて行くのだから、怒るだろう。それか、馬鹿にするが、平然として受け入れている。不思議なキャラなんだよね。タイトル。
理学部で南原に阿部「3時に日本無脊椎動物の博士より電話がありました、明日のスチュワーデスの合コンは来週に延期だと」。仁子「滋賀大の上山教授から次の学会の件で電話があった、学長から今度の大学祭での講演で学長室に来て欲しい南原「大学祭、そんなくだらいものに俺をかり出す気か」。阿部は研究室で作ったトレーナーを見せる。南原「パジャマにしょう」。部屋で、そこに美幸がきて、学祭のミスコンに水着審査があるので、白衣の下の水着でどちらがいいか相談する。南原「これは難問だ、じっくり考えよう、大学祭は神聖な祭りだ」。これは白ビキニに決まりでしょう。山田優さん、もっとナイスバディかと思ったが、衝撃な少なかった。でもドラマにこのシーンは必要ないですよね。そこに若狭が入り「奥様が来ています」。元奥さん玲子(高岡早紀さん)が登場だ。南原の部屋で、玲子「相変わらずね」。南原「何ヶ月?」。玲子「8ヶ月」。南原「俺の子を産んだのか」。玲子「最後にやったの、3年前よ」。南原「相手は」。玲子「職業は板前よ、でもやめて彼の実家に帰って農業を手伝うことにした」。南原「嘘だろう、ミス慶応だった君が農業」。玲子「本当よ、ほら、爪を短くした」。南原「この俺と別れて、そんな男と結婚するなんて」。玲子「あなたより素敵よ、だから結婚するのよ」。南原「ばかな、そんな男と幸せになれるか」。玲子「ぬけぬけと、あなたがいつ私を幸せにしてくれたのよ」とお菓子や皿を投げる。玲子さん、ちょっと衝動的過ぎない、エキセントリックだし、おかしいよね。南原「分かった、ヒステリックになるなよ、妊婦にありがちな症状か」。玲子「あなたは、いつも私を見てなかった」。南原「見ていた、でも忙しかっただけだ」。玲子「嘘よ、女の家を渡り歩いていたくせに」。南原「そんなこと一度もしていない」。玲子「してたじゃない」。南原「一度もとは言わない、本当に忙しかった、あのころの苦労の御陰で今の俺がある」玲子「それはご立派」。南原「君を思っていた」。玲子「私は嫌いだった、食べ方も、風呂の入り方も、家具の置き方も、名字も嫌いになった、私は生産的に生きることにした、子供を産んで、コメや野菜を作って慎ましく、あなたとの生活は空虚だった、あなたの仕事も空虚だ」。南原「傷つくね」。玲子「偉そうに、研究研究といったって、ミミズや鯨を調べてなんになるの、そんな研究が人を幸せにすることも、救われることもない」。南原「ミミズはダーウインも言っているように地球の土豊かにする、分かったよ、言いたいことはそれだけか」。玲子「そうよ、幾ら借りられる」。南原は金を出す。玲子「助かる軌道に乗ったら返す」。南原「いいよ、出産祝いだ」。玲子「遠慮なく」。南原「あの頃は悪かった、随分一人にしてしまった」。玲子「謝ることはないわ、御陰で今は幸せだから」。南原「本当に幸せか」。玲子「幸せよ、貧乏でも、あなたといた頃より、ずっと、じゃ元気で」。部屋を出ると、仁子に出口を聞いて、玲子「有り難う仁子さん」。玲子は厭な女だよ、これはそういう描き方で南原に同情票を集める目的かな。見ている女性は玲子に共感しているのかな。玲子の考え方も生き方も薄ぺっらに思える。だって、世の中に役立たないことは一杯あるよ、スポーツなんていらないよ。将棋や囲碁も、何の意味もないよ。生物学の方が意外と役立つかも知れませんよ。ひどいな。南原を薄っぺらに描くのはいいけど、それに対峙する玲子はもっとしっかりした考えと生き方をして欲しい。これではドラマそのものが薄っぺらになってしまうよ。CM。
からはし農園で、仁子はテントウムシを持って行く。仁子「テントウムシ成虫も幼虫も作物を荒らすアブラムシ7の天敵だ、環境に優しい益虫だ、幸せを呼ぶとか、昔から海外でも愛されている、だから、今回テントウムシの行動パターンを調べることで、農業にも役立てばいいと思いまして」。そこの農園では茄子に音楽を聴かせている。バッハで、実も大きくなり、根も腐りにくくなった。仁子は持っていたテントウムシを放つ。仁子「さあさあ、ちゃんと働いて下さい」。2年前の2000年、イギリスでの回想、仁子の研究室に、南原が入ってきて「君の顔を見たくて仕事の途中で帰ってきた」。仁子「その程度の研究なんだ」。南原「その程度だ」。南原は仁子に抱きつく。南原「君のせいだ」。仁子「しりませんよ」。南原「15分だけお茶にしよう、15時から講義だ」。仁子は嬉しそうだ。市場で仁子は野菜を買った。もって料理すると青虫が見つかった。南原「食べようか」。仁子は驚いて飛ぶと、チョコレートの鍋をこぼす。南原「今から1年グレートバリレイフでバカンスを過ごす、帰ってくるまでには、アシナガアリがこのチョコレートを綺麗さっぱり運び去っている」。仁子「本当」。そこでキスする。南原は英語に講義している。「クジラは水の中で生きるために、頭、首、胴が一体化した、スムースな体型に進化した、クジラのDNA塩基配列を調べたところ、ラクダやウシと同じことがわかった。動物行動学者が動物博愛主義者と誰が決めた、研究すればするほど、生物は如何に残酷でずるがしこい物か、知るばかりだ」。仁子「私は、動物には愛があると思う、人間は他の動物と上手く共存できる、そのために勉強したい」。南原「お前は根幹をねじ曲げて、生物の本質が見えていない、愛なんて幻想だ」。仁子が大学へ行く、立体顕微鏡で実験している。そして仁子を早乙女サンダース先生(伊東四郎さん)に紹介する。早乙女「ジンコ」。ジンコ「よしこです」。仁子と南原は映画に行く。ジンコ南原は離婚したばかりで、私が彼を救いたいなんて思った日々もあったような。見事な英語だと思いました。気合いがありました。有明海で「別れて後悔したことなかった」。ジンコ「一度も、多分、永遠に」。農園で、仁子は3つの人格に別れる。心の中の声だ。黒仁子「彼頼が戻るとたかくくっていたのよ」。今の黄仁子「本当は別れて、後悔したこともある、彼が今でも私のことを思っていてくれる、ちょっと嬉しかった」。黒仁子「ひどい裏切り方されたのに」。緑仁子「私は唯の過去の一人の女かもしれない」。黄仁子「そうなのかな、どっちでもいい、だって今は」。黒仁子「健一君がいる」。黄仁子「そう健一君が好きなの、今日のデートをどう成功させるか気がかり」。緑仁子「でもベストジニストの記事切り取っていた」。黄仁子「捨てるのも何だから恋愛感情じゃない、一度好きな人には家族みたい慈愛を感じることもある」。黄仁子は今の健一を好きになろうとする仁子。黒仁子は昔の南原を許せない仁子。緑仁子は今も南原が好きな仁子。独り言を続けている。南原は自分の机で論文を書いている? 健一と仁子は一緒に歩いている。学祭の話しをする。健一は焼きそばを作った。仁子は参加したことがない、冬は虫がいないので、秋は忙しいのだ。変わっていた。仁子「虫はロマンチックな生き物だ」。そこに秋の虫の声を聞くイベントがある。二人は入る。仁子は、フタホシコオロギ、鈴虫、クツワムシ(ガシャガシャと鳴く)もいるかな。健一は仁子の肩を抱く。いいところです。そこに、子供がバッタを捕まえて、欲しいとだだをこねる。母親は返しなさいと言うが、子供は駄々をこねる。困った母親は係員に「いくらなの、一匹位いいでしょう」。子供が欲しいと叫んでいる。係員も売り物でないと答える。その会話で仁子「返して上げよう、これはおもちゃじゃない」。母親「何なのあなた、そんなこと分かっている」。仁子「いくらなんて悲しい」。母親「カブトムシもどこでも売っている」。仁子「でも生きているんです」。子供は泣き出した。健一「いいよ、こいよ」と連れ去る。仁子「ごめんね」。健一「正義感強いのはいいことだ、でも、あれは余計なお世話だ、俺はただ普通に楽しみたい、俺が我が儘なのか?
もう虫の話はいい」。仁子「どうしよう、私」。健一「今日はもういいよ、また連絡する」と去っていく。あれ、健一は学校の先生だろう、もう少しアプローチがあったと思うが、今の教育の現場はそんな余裕もないのかな。これじゃ二人駄目だよと感じました。でも健一や母親の考え方が悪いと一方的に決めれない悲しい世の中になった。昔なら健一や母親には馬鹿者で終わったのだが。CM。
仁子は夜の大学の構内を歩くと、神宮寺にあう。神宮寺の靴の紐が外れている。神宮寺「私天才だけど、蝶々結びが出来ない、丁々結びを空間的に数式で表現できるが、」。神宮寺の研究室で「思いついた、ロバチンスキー、エボリアル、ガウスに寄って1826年頃に発見された、平行線が何本でも引けるという仮説から彼らが発見したのは、ユクリッド幾何学にはない、新しい世界だ、LとL’が近づいているようにも見える、二つは共有点を持つのか、愛も平行なのか、男と女は平行であるようにも思える、共通点があるようにも見える、分かる」。仁子は分からないようだ。神宮寺とその夫と南原と同期だった。二人の男が神宮寺を取り合って大変なことになった。神宮寺「嘘よ〜、枯れ葉ミミズのメスにしか興味がなかった」。仁子「ミミズにオスメスはない」。神宮寺「まあ、いいわ、生物学は嫌い」。仁子「平行か、いつか混じあって、空を飛べるかな」。元妻玲子が神宮寺のところに言って話す。玲子「やはり、彼女が仁子なのね、彼が離婚で落ち込んで、ロンドンで遊びまくって、そのあと仁子という変な名前の若い子とつきあい始めたって、とにかく、可愛がっているって、珍しい動物を手に入れた時のようだ、彼の嬉しそうな笑顔を思った、私には見せないが胴ぶつん見せるあの笑顔よ、あなたの言葉を借りれば彼と私は平行線だった、あの子はどうかしら」。神宮寺「男と女は同じ所で交わることはないと思うわ」。仁子が携帯すると、繋がった。仁子「さっきはごめん」。健一「そりゃないよ、俺が先に着たのに」。仁子の家に健一が待っていた。健一「さっきは言い過ぎた、今日を楽しみにしていた、学校の行事多かったし、仁子さんも忙しかったし、久しぶりだったし、だから今日がこのまま終わるのは厭だ、勢いで来た、電話すれば良かった」。仁子「こうやって会える方が好き、なんか、2本の線が交わるような、つまり好きって事かな」。そして、二人は虫の大合唱を聞く。健一「何でこんなに鳴いているの」。仁子「オスがメスを呼んでいる、鳴いているのはオスだけ、その鳴き声にひかれてメスがやってくる」。健一「また虫の話」。そこで健一は仁子にキスだ。健一「確かにロマチックだね」。そこに南原が通りかかる。そんな分けないだろう、行動範囲が狭すぎるぞ。南原は小石を投げ、健一に命中する。さすが宗方コーチだ、笑い。健一虫が飛んできた。朝、大学は大学祭の準備だ。研究室で南原はソファで寝ている。仁子は毛布を掛けてやる。仁子「なんでは、なしでしたね、古女房みたいでしたし」。南原「どうした、朝早く」。仁子「幼虫の世話を」。南原「外が騒がしいな」。仁子「今日から大学祭ですって」。南原「ロンドンの夢見ていた、一つ聞きたい、お前幸せか?」。仁子「はい、凄く」。南原「俺といた頃、幸せだった? 俺というオスは一人のメスを幸せにする能力もないのか」。仁子「ないかも、私もこの間ロンドンの夢をみた、悪くはなかった、私、こどもの時から、恋は失恋するためにあると思った、でもあなたと一緒にいて、こういうものかなって、愛を感じた、才能ないこともないんじゃないか」。南原「幸せな女は言うことが違う、発言に余裕がある」。仁子「耳に寝癖が付いている」。南原は出て行く。続く
健一は小学校に先生だろう、ちゅんと子供に説明すべきだと思いました。ただ、キリスト教のカルバン主義者?だったけの末裔全盛の時代だから、虫もペットとして金に対価可能である現実が悲しい。どうも仁子と健一あわないよ、まだ年齢が離れているけど、南原の方がいいかな。玲子の生き方も薄ぺっらなんだよね。南原を薄っぺらに描くのはいいけど、それに対峙する玲子はもっとしっかりした考えと生き方をして欲しい。これではドラマそのものが薄っぺらになってしまうよ。幸せがメインテーマだったのかな。やたら幸せという言葉が出てきた。このドラマはさらりと見ていると楽しいが、自分は出てくる動物や生態が気になって、そこで止まってしまう。それを単なる遊びのせりふを捨てることが出来ない。駄目だ。やはり入れない。動物の話しも浅いのだよ。だから、このドラマが浅くなる。コメディにするなら、富豪刑事みたいに単純にやって欲しい。簡単に言うと、中途半端だ。時間の描き方も、話しの展開も、キャラも、テイストも・・

不機嫌なジーン★★ 2話 1月24日
先週のまとめがある。3ヶ月後、環境生物学の南原はラジオに登場する。しかし、どういう訳か、よい子の相談に出演だ。来年に小学生の相談は「どうやったら女の子にもてますか」。仁子は、大学構内で健一を見かけると、逃げるようにしてしまう。仁子の小学校の日記だが、虫のことばかり書いてあった。トノサマバッタ、ヒメギフチョウ、アブラゼミの抜け殻、ミヤマアゲハの集団給水など、懐かしがっている。仁子は早智子相手に男の子が理解できず苦手だった。そして今でも苦手だ。子供時代、チンコと言われていた。この子役は微妙に似ているぞ。早智子は「男子は下品な言葉が好きなのか」という。仁子「単純で、そのくせ臆病で、鮒の解剖も出来ない」。子供の仁子が一人で解剖して、エラ、浮き袋と取り出す。今は動物愛護で実験していないようだ。仁子が好きだった男の子は、この時以後声を掛けてくれなかった。子供時代の仁子を二人で見ている。朝の6時の放送だったので、山形の母も、誰も聞いていなかった。神宮寺と会うが、虹色の幾何学の世界にひたっていたようだ、相変わらず、数字が好きだ。ダイエットのために13kmで走らないといけない。ここで神宮寺が近頃の若者のジーン姿について語るが、負ける気がしないと南原は言う。仁子と会い、女子大への講義の服装チェックだ。仁子「どうでもいいです」。そして仁子は昆虫採集のトムソーヤーの格好だ。南原は神宮寺に嫉妬したかと言う。そこでウズラのメスの習性だ。それを仁子は答えた。子供相談の答だが、子供の母親が23歳と聞いて張り切りだした。南原「セックスアピールについて、フィシャーの理論予想モデルによると・・」話す。結論は男は見かけで勝負だ。南原「ヒト科のメスも面食いだ、仁子の可愛いげのない言動が、愛情の裏返しだ、と気づいているのはこの世に俺しかいない」。仁子は、たまたま、ラジオ体操が好きで、昆虫採取のために起きていた。たまたま聞いていたのだ。話し続ける仁子の頬に南原はキスだよ。相変わらず独断で仁子が好きだと思いこむ南原だ。仁子「楽しくないくるしいのよ」。CGで、蝶とテントウ虫で、タイトル。
仁子は実験室で研究生と一緒に、テントウ虫は上にしか行けない、そして上で飛ぶ。だからシーソーだと、いつまでも上に行けないで、飛べない。四谷が学会の九州支部の福岡のシンポジウムを知らせに来る。南原も講演するが、環境学のイタリアのロラン教授も来る。すると、三井茂人(大鷹明良)は研究員たちの前で、「仁子が南原と交際していたから誘われたのか?」と言い出す。その南原は、講演活動に鵯越大学には余りいない。仁子は仕方なく、過去に南原と交際していたことを打ち明け、仁子は今は南原教授も尊敬しているが、男と女の関係は終わった。一同は驚く。吉田佳(もたいまさこ)が来て、三井から仁子に向けられた疑惑を否定してくれた。阿部はサポートの声を掛けてくれる。仁子は柳川研究生のDNA実験だ。そこで柳川は南原は今は一人か? 教授は職場恋愛OKらしい、と質問だ。まあ、研究室の実体を知ると、朝から晩まで実験していたら、職場恋愛しかできない。仁子「Hジム?・ブロマイド」と注意する。そこで柳川から、リップとスキンケアを勧められる、イモリももち肌だ。図書館で仁子が文献を調べている、数式を考えていた神宮寺が見つける。しかし仁子は寝ている健一を見つけて観察していた。目が覚めた、そして、仁子に気づく。仁子「観察していた、ごめんなさい」。健一は座るように言う。健一が観察する。仁子「動物みたいに可愛かった」。健一「良かった、避けられているのか」と思った。ノートに健一「3ヶ月ぶり」と書く、仁子「違う、2ヶ月と3週間」と書く。健一「大分大きくなったよ」。小学校の教室の水槽を見に行くと、夏休みでめだかは大きくなって、卵も産んでいた。仁子「綺麗な先生にも見せないと」。健一「冬に結婚する」。仁子「お気の毒・・元気出してね」。健一「ちょっとショックだった、今日の夜は」。仁子「テントウ虫の実験、他の日なら」。健一「歯医者行きたい」。仁子「私も」。健一「どれ」で見つめ合い。健一の心の声「キスしたい」。仁子の心の声「リップ付けて良かった」。仁子は携帯を忘れて、携帯の番号を知らせずにゲットした。仁子は研究室の商店街の福引きで手に入れた携帯を探す。南原が見て、自分の電話番号を登録した。皆は教授の元彼だと声があがる。南原「隠す必要ない、美しい思い出を」。仁子は教授の部屋に行くというと、南原は研究生に「覗かないように」。教授の部屋で、南原「怒っているの、精力的に飛び回り、ほったらかした」と謝る。仁子「怒っていません、別れてから引きずっていたが、今は違う、ちゃんと好きな人がいる、同じ年で、まっすぐな人、だから、いい研究者になるように頑張ります、よろしく」。南原「何かあったら、帰ってこい、俺はいつでも君の傍にいる、悩んだときも、淋しいときも、辛いときでも、おしりに湿疹が出来たときでも、俺が薬を塗ってやる」。南原は仁子のメールをみたのだ。早智子子からの電話にも出たのだ。仁子「だから携帯は嫌い、私は名字で呼んで」。竹内さんのお尻に湿疹、そりゃおじさんも薬塗りたいよ。それにしても、宗方コーチは軽く飛ばしてくれますね。CM。
健一が歯医者に行くと、男の患者で込んでいる。南原もいた。健一はサインを貰う。ノートに書いて貰うと。仁子とのやりとりが書いてあった。「ムシオ君へ、へのへのもへじ」と書いてある。幸子は歯科医だったのだ。南原は歯石を取って貰う。健一の所に、仁子から携帯があって、番号を知らせた。仁子「月曜は教授と福岡だ、教授の付き添いなのだ、だから水曜でもいい」。喜ぶ仁子だ。福岡講演で、南原はゴシキドキシコ?、オシドリ、キンケイなど綺麗だ。派手でも、的に見つかりやすくても生き延びていますよ、と生命力をアピールするからです。異姓に選ばれるために進化してきたのだ。人間も好きな相手にもてるために、茶髪、派手になる。しかし美しさばかりでは駄目だ、知力、権力、財力ばかりでなく、負け犬、同情心、ギャップに惹かれる、遺伝子的に何の価値もないものに、人間は惹かれる。結構一般的に受けている。ジーンズについて、教室員はコメントする。ロラン教授が登場して、南原の握手を通過して、仁子に抱擁だ。力一杯握手して、イタリア語だから「日本の女は可愛い」とか言っている。南原「胸も小さいぞ」。ロラン「彼女紹介してくれ」。南原「俺の女だ」。最後は南原とローランは喧嘩になる。殺虫剤成分まで環境学の講演は途中で聴かないで、南原は仁子を連れ出す。CM。
南原は干拓地に連れて行く。皆は南原を歓迎する。そこに男・浜口(田中要次さん)「なんしょうと、こげん墓場だ、堤防が出来て、タイラギ、シオマネキ、ムツゴロウ、ヤマノカミも、みな死んでしもうった」。仁子「生き物名前たくさん知っていますね」。男は去っていく。南原はクレーン車の天辺のワゴンに乗って、諫早を見ている。これは凄い怖いですね。内野さんはOKだが、竹内さんは断ったのでしょうね。普通は乗れませんよ。でも、このシーンは意味あるのかな。全ての風景が変わった。南原が戻ってきて、仁子「ここの事はニュースで知っていたが、実際見るとズント来ますね、ムツゴロウがはねるところを見たい」。南原「他にもいる、ここのムツゴロウがいなくなっただけだ」。仁子「なんでここにムツゴロウがいたんだろう」。南原「聞きたいことがある? 俺とやり直す気ない? 俺はここで。、もう一泊する、別れてから後悔しない」。仁子「はい、一度も、そして永遠に」。南原「嘘だ、俺以外にお前の相手が出来るもんか」。仁子「なにそれ」。南原「ジーン、じんこ、チンコ」。仁子は平手打ちだ。南原「後悔しても知らないからな、ばか〜」。仁子「しませんよ、ばか〜、長崎に女もいる癖に」。南原はじっと見つめる。折角いいシーンだったのに、いきなりコントですか、どうもいい感じになると、コント落ちで終わる。テンポが変わるのだ。健一と会って、仁子はロラン教授の熱レンズの分光法の話しをするが環境に利用しようとする、盛り上がらない。今時の女子高生?が虫で騒ぐが、仁子がカナブンを取って上げる。そして空に離す。健一「初めての時もカメムシ捕まえていた」。仁子「もっと普通で、デートらしくしたかった」。健一は仁子の手を握り、一緒に歩く。そうだデートの基本は手を繋いで歩く、ハニカミですね。研究室の南原に携帯がかかる。南原「何だって」。料理していると、早智子から携帯で、テレビでベストジニストに南原教授が選ばれた。軽部アナが放送している。ジーンズが早智子は似合っていないと言うが、仁子は悪くないという。南原「若者に決して負けていない、嬉しい」。つづく。今日もでた、ヒト、トノサマバッタ、ヒメギフチョウ、アブラゼミの抜け殻、ミヤマアゲハ、フナ、ウズラ、アゲハチョウ、テントウムシ、デンデンムシ、ミミズク、メダカ、ゴシキノドシコ、オシドリ、キンケイ、負け犬、イルカ、ハゼ、ムツゴロウ、シオマネキ、カナブン、など、いろいろ。
今回もテンポ早いぞ。でも時間が飛ばないので、少し分かった。それで評価アップだ。かみさんも横で結構喜んでした。でも移動などの、説明的な場面がなく、イキナリ福岡、諫早、東京と切り替わる。レビュー、あらすじを書くには極めて辛い。でも、研究室で教授と昔出来ていた出来ていたと言われるのは辛いな。でも、今回は内野さんの若作りで違和感なくなった。でも仁子は南原と次は健一じゃ、好みが違いすぎない。これも遺伝子の多様性を求める結果なのかな。今回は歯科医の早智子さんが活躍した。神宮寺教授はチョットだけだった。それにしても、南原の一般への浸透度は実際どうなの。レギュラーでコメンテーターもやっていない。福岡の講演は一般向けだったかな? それなのにベストジニストは内でしょう・・。全体的にシリアスかと思うとコントに切り替わる作りは何処までやるのかな。話しは進展したのか? 環境問題を大胆に主張するのかな??? 超個性派の田中要次さんも、諫早の船から顔出して終わりですか。

不機嫌なジーン★ 1話 1月17日
イギリスの車で仁子は学会で上手く言っていると、母親に携帯しているようだ。虎のニュースを聞きたいと頼む、しかし前のチャンネルの音楽“A LOVER'S CONCERT”に戻して貰う、聞いている。5年前の2002年、ヒトの武田さん「俺彼女いるんだ」、釈さん「うそ〜」。武田「別れようではない、一番好きなのはお前だ、それ分かっているでしょう」。釈「どうするの」。武田「お前の存在は彼女を越えている、彼女とは別れるが、お前とは人間的な繋がり、そうなると思う」。更に白石は待ち合わせている。その男女の話に仁子は、入り込む。仁子「マントヒヒやセイウチは、一頭のオスが多くのメスを連れ従う、あなたもそうしたいって、いいんですけど、自分のジーンをばらまくために嘘でも平気で嘘をつく、私は女子がみすみす不幸なあり地獄に落ちていくを見られなかった」。釈「あなたは誰ですか」。仁子「只の動物行動学を学んでいるものです」。武田さんと釈さんはこれでお終いですか? 何かの伏線で、後で登場するのでしょうか?? そこで更に向こうで座っていた白石が「失礼でしょう」とくってかかる。仁子は白石の髪からカメムシを捕まえる。仁子「事実を言っただけ、オスは如何にたくさんのメスと交尾して、遺伝子を残すか頭にない」。白石「そんなことない、愛はある」。仁子は「愛はない」。二人は同じ鵯越大学だ。白石の彼女の西川直美(山田玲奈)は帰ってしまう。「待って、ラブ?ちゃん」。イギリスで仁子に男(南原)が走って追いつき、男「全て遺伝子のせいなんだ、俺を許してくれ」。仁子は泣きながら男を突き放して、走り去っていく。そして、今、仁子がカメムシに語りかける。ニュースが流れる、環境生物学者の南原教授が帰国する。そこで空港で神宮寺が待っている。飛行機の便名1210と1184を見て、神宮寺「ゆうあい数?だわ、なんて奇跡」と呟く。しかし姿が見えない。場面は変わって、子供が蝶を捕っていると、男(南原)が横取りする。アサギマダラという蝶々だ。子供が泣き、母親が駆け寄ると、南原は関東では珍しい蝶だ、返してやると言う。母親に言い格好したがる。これは何のエピソード? 何かの伏線ですか?? 迎えの神宮司の車に南原は乗る。南原「行きたいところが二つある、長崎だ」。神宮寺「直線距離1021kmだ」。南原「君が好きな素数だ」。南原「じゃ東京、鵯越大学へ」。平成14年度鵯越大学入学式で、テレビワイドショーでクザフォード賞受賞の南原教授が行方不明だとレポートしている。チャンネルを変えると日韓ワールドカップの話題になる。その学食で、仁子は白石に会う。白石「降られて落ち込んでいる」。仁子「同情しながら、恋に悩むのは人間だけだ」。テレビの一条ヒカルとCHICACOの婚約会見を流している。仁子「人間だけでしょう、別れたりくっつたり、他の動物はシンプルだよ、(アニメになる、モンシロチョウで説明)、異姓を見つけて、交尾して子供を産む、他の動物は器用に生きているのに、どうして脳が一番発達している人間不器用なんだろって、つまらない話ししている」。白石は名前を聞く、仁子も何年か聞くと、白石「付属小学校の非常勤先生だ」という。仁子「あなたに合っている」。白石は虫に好かれるようだ。肩にテントウ虫だ。仁子「私は蒼井仁子(よしこ)」。「蒼井仁子(じんこ)だ」と南原が答える。南原は仁子「お前は俺以外のオスと話してはならない、どんな仲なのだ」。仁子「健一君よ」。南原「お前はテントウ虫で十分だ」。仁子「関係ないの、とっくに別れたのだ、のこのこ出てきて彼氏顔しないでよ」。そこで南原が大笑いしながら気持ちいいよ、南原は国の機関の名誉職はやめて、この鵯越(ひよどりこえ)大学の理学部の客員教授になることにした。南原「情報を鵜呑みにするな(鵜のアニメがでる)、吉田教授も大喜びしてくれた」。白石「南原教授、母親がファンなのです」と握手する。仁子「友だちじゃないの」。南原「ヒト科のオスは簡単に権力に屈する、美しくなったな仁子」。これ面白いかな? さっぱり落ち着かないな・・・駄目かも知れない予感。仁子「あの人が戻ってくるなんて、厭〜だ〜」と大声で叫ぶ。タイトル。
カマキリの話、交尾後にメスがオスを食べた、と若狭が話す。専門は鹿などのほ乳類だ。次は四谷だ、ハンドウイルカの音声信号が専門だ。自分のバイオリン演奏のCDを渡す。吉田教授に南原はメンバーを覚えたと話している。阿部はハゼ、三井はデンデンムシ、若狭は鹿、四谷はバイオリンで覚えたのだ。後は蒼井だ。蒼井仁子です。専門は昆虫で、南原「ハンミョウの生活史だ」。南原は蒼井の研究「個体群の動態について、テントウ虫の配偶行動について、天敵昆虫の研究、元彼女です」と話す。仁子は「イギリス留学中にお世話になっただけです、そういうことは冗談でいてもセクハラになりますよ」と話す。吉田教授「来週の動物学会のクラフォード賞受賞パーティに我々も招待されました、恥ずかしくない格好で来るように」。そこに学生3人佐々木、櫻井、柳川が研究室にやって仁子は「テントウ虫の交尾の観察」へ行く。吉田教授と南原は話している。南原は来週には長崎に行くと言っている。阿部は学生に研究室を見せている。仁子のテントウ虫の組織にボベリ菌が入り込んで全滅で落ち込んでいる。三井?が落ち込んでいる暇はない、学会が近いし、怪我している鷹がうるさいので持って行けと言われる。阿部から早く帰れ。実験室で衣類を洗濯するな。仁子は一層落ち込む。学生は驚き落ち込む。仁子の家で、母親は新聞を見て南原はいい男だ。仁子「格好付けているだけだ、動物も美しいオスを選ぶ、孔雀やグッピーはオスが綺麗だ、つまりメスがオスを選ぶので、オスは美しさが必要になった」。そこで鷹ハリスに逃げられた。これはもう深夜枠か水10ですよ。決定だ、月9じゃないよ。訳分からないよ。CM。
小学校で白石が子供を見送ると、仁子が鳥を探して溝にはまった。しかしその溝でオニヤンマのヤゴを見つけて良かった。そして仁子は松葉杖だ。仁子自分は不幸ではないと言う。しかし、何と松葉杖が折れて倒れてしまった。ありえない〜、体重は重くない〜と独語だ。何と、白石が仁子を背負って歩く。そこで仁子は匂いを嗅ぐ。教室員が盛装して集まるが、仁子は性フェロモンの話をする。会場の担当者が南原がいないと駆け回っている。それをみて吉田教授は今週は南原は長崎に行ったようだと話す。留学中、仁子が帰ると、隣人は部屋に入らない方がいいと言ってくれた。なんと部屋で南原が女と一緒だった。南原「まだ何もしていない」。仁子「これからということ」。南原は去ろうとする仁子に76年発表のドーキンスの「利己的遺伝子」の本の話しをする。あらゆる生物は自らの遺伝子のコピーを残そうと企んでいる。アニメになる。我々は自らを増やそうとする遺伝子ののりものでしかない。遺伝子に操られている考えからだ、遺伝子は命令する。南原「俺も浮気したくない、しかし、これは遺伝子の見えざる意志だ」。仁子「利己的遺伝子を浮気を理由にするなんて最低」。やはり出ましたか。再び会場だ、不機嫌な仁子に阿部が「もしかして長崎の女気にしているのか?」。仁子「もう過去なの」。そこに南原教授が大袈裟に登場する。笑いですが、竹内さんの盛装したドレス姿は良い。CM。
帰ろうとする仁子に阿部は「そうですね、場違いだし」と同意する。しかし仁子「あなたのの時計や眼鏡は場違いだが、私の服装は違う、色も占いで茶色がラッキーだ、鳥も戻ってくる」。何と四谷も場違いでないと自慢し、ダンスもノーベル賞授賞式のため今年から習い始めたのだ。そして踊る。帰ろうとする仁子の腕を取って、南原が踊るろうという。踊れと命令だ。仁子「足も治っていないので無理だ」。しかし南原のリードでスポットライトの中で華麗に踊る。クラシックの弦楽の演奏つきだ。2年前のイギリスで、めがねして野暮目の仁子がメモを見ながら歩いている。探していた研究室に入ると、南原がいて「論文読んでよかったよ、あおいじんこ」。仁子「子供時のあだなで嫌いです」。南原「いいじゃない、geneコ、可愛いよ」。その1ヶ月後、仁子は南原を何度も呼んで鳥の孵化を見せる。仁子は感動している。涙しているようだ。南原は仁子を見ていて、キスする。そして、今の踊りに戻る。CM。
仁子が飲み過ぎて、起きると、自分の部屋に南原と一緒でした。南原は抱きついて「さっきの続きしよう、ちょっとしたら寝てしまって」というが、仁子は覚えていません。仁子「そんな気ありません」。南原は雑誌を見て、やぎ座のラッキーカラーを見てしまう。南原「占いを信じている女は恋してる、すがりたくて信じてしまう、まさか天と虫と」。仁子「ちがう、恋愛はこりごりだ、修士になったばかりだ、研究で頭が一杯だ」。南原は泣いている。仁子「あなたを好きだったから、まだ傷が癒えていない」。南原「おれも癒えていない」。仁子「裏切ったのはそっちじゃない」。南原「分かっていた、おれには仁子しかいない、もう一度やり直そう、俺の遺伝子を未来に残してくれ」。そこに同居人が来たので、南原をベランダへ押し出し帰れと言う。同居女友だち「患者さんからりんご貰った」と渡す。南原はニホンザリガニを持って帰る。場面は変わり、干拓地・「干潟」でサンプリングしている、'90/08/03とラベルに書く。1990年ですか。環境調査員の腕章を着けている。そこには鳥やムツゴロウやシオマネキなど動物が一杯だ。しかし、今は工事で巨大な堰が出来て海になっている。長崎? 有明海のことかな? 神宮寺は勝田とサイコロ取りのゲームをしている(確かに数学的に勝てる方法があるのでしたね、一時すきでしたね、忘れたが)。それで学食で勝田が神宮寺に奢る。そこに仁子が通と、勝田「あの子、好み」。勝田も仁子の恋のバトルに参戦するようですね。勝田は神宮寺によると「ハンター気質で難易度が高い物が好き、私みたいな人妻、私みたい天才数学者、勝てない裁判とか」。勝田「帰る、抗議デモやるので」。神宮寺は数学者で、「素数と夫しか愛せない」。勝田「俺、長崎では結構もてるのに」。南原と勝田はすれ違う。これは今後のバトルの予感ですね。仁子の研究室に白石がやってくる。CM。
仁子と白石の二人は小川で、めだかを捕る。白石「知り合いになって良かった、楽しい、お礼に今度奢る」という。そして学校で子供にめだかを見せた。大喜びだ。子供から先生の彼女と言われる。そこに担任の川上先生が来る。どうも白石はその女の先生にいいところ見せたいらしい。白石「友だちが付き合ってくれて、うちの理学部の院の修士です」と、川上先生の前で格好付ける。川上先生「すみません」という。仁子「健一はあのクラスの担任じゃないの」と聞くが違う。そこで仁子は「分かった、あなた、あの人にいいところ見せたかったんだ、好きなんでしょう」。白石「ちょっとそういうこと、ああいうタイプに弱いのだ、前の子と似ている」。白石「何か、釣り合わない」という。仁子は仕事で帰る。ガックリして、土曜の食事はなくなって、学食に戻りました。でも仁子は泣いている。研究室に戻ると誰もいないで、南原がソファで寝ている。落ち込んで親切な仁子に南原は相談に乗るという、幸い君のことはよく知っている。仁子「私は苦しい、こうしていると、あなたに甘えてしまう、でもいやなので帰ります」。南原「甘やかす、他の男で苦しんでいる女をか、そんな器は持ち合わせていない」。仁子「合理的に考えれば、他のオスを探せばいいだけです、遺伝子が私を操っているなら、一人が駄目なら次と、ひらひらと楽に考えられないのかな、何で苦しいの」。南原「心配するな、失恋の痛みで人は死ねない」。仁子「確かにね、あの時も、あんなに痛くても、死ぬかと思ったのに」。これで仁子の失恋なのですか。まだ恋もしていないようですが。イギリスで、南原「すべて遺伝子のせいなんだ」。泣き立ち去る仁子。仁子「私はこうしてピンピンしている、どうして私は学べないの、なんでアホなの」。南原は「ジーン」。屋上に上がって落ち込む仁子に南原は近づくが、仁子「「一人にして」。南原「あのさ、あの鷹、ハリスじゃない」。仁子「一人にして」。仁子の鷹だ。南原が「キュー」と甲高い声を出して、鷹を呼ぶという。南原「お前を待っている奴がここにいるって」。仁子「キャツ」という。鷹は少し気づいたのだ。南原「鳴くんだ、ジーン」。仁子は泣きながら「キャー、ギャー」と大声で、鳴く。鷹は返事してくれる。しかし大学の皆が窓を開けるが、二人で叫び続ける。鷹は動かない、仁子「ここだよ、帰ってきて」。無事に南原の腕に鷹は帰ってきた。仁子は大泣きする。ちょっと恥ずかしいくらい嘘泣きでした、多分これではどんな女優も上手く泣けません。泣く話しじゃないもの、笑い。鷹のハリスが帰ってきたと大泣きする。 神宮寺は「カオス」と言う。カオス理論ですね。夜、警察までやって来て、大騒ぎになる。南原「怪我した鷹を保護したと言うしかない」。見物人はさらに増える。白石も来ている。南原「彼とは似合っていない、お前みたい複雑なメスを理解できるのは俺だけだ」。仁子「彼と似合わないことは分かっている、でもあなたとも似合っていません、でもこの子帰ってきたので運が向いてくるかも」。南原「動物行動学者のくせに占いを信じていることが間違っている、分かった、より戻せなくてイイ、とにかく俺の子供を産んでくれ、俺みたいな優秀な遺伝子を残せないのは日本、地球の損失だ、お前で不足はない」。仁子「私にはあります、私は地球の母になる気ありません」。南原「なる」。仁子「キャー」で、続く。最後に仁子は登場した、動物を全て名前を挙げて終わる。教育テレビで終わった、その割には出演者は豪華でした。
残念!! ラブコメ少女漫画なのですか、最初見たときは、予想通り見事なうわべだけの、薄ぺっらなドラマになりました。テンションがコメディなのか、ラブでシリアスなのか、とにかくどちらも中途半端で、涙も嘘泣きになる。かみさんが感動していたのは、最後の鷹のシーンでした。今日の主役は鷹でした。とにかく動物の出演料高そうですね。とくに鷹は高そうですね。それに撮影が大変だったでしょうね。そこだけは魅力でした。しかしNHK教育テレビにしては金かかりすぎる。しかし、もう一度、見直してセリフを拾ってみると、セリフは結構面白い。脚本はしかっりして、面白そうだ。すると全体のドラマつくりの問題か、演出の問題かな。もう少しゆっくりで、回想と現在を細切れにしないで、丁寧に描いけばついて行けたかも知れない。バラバラで空中分解しているもの。評価は無惨な★1つです。ともあれ、初回、説明的にしないといけないところを、飛ばしてくれたので、もう怖いことはない。これ以上ひどくならない。これからは面白くなるばかりだろう。期待しましょう。ゲスト:ユキヤ武田真治、アヤカ:釈由美子さんは、もうでないのかな。