ミステリー民族学者 八雲樹   テレ朝   金  1時(当地の時間) 

原作 金成 陽三郎
山口 譲司
脚本 戸田山雅司 他
演出 麻生学、唐木希浩 ほか
チーフプロデューサー 桑田潔
プロデューサー 江野夏平、槙哲也
音楽 窪田ミナ
主題歌 「君でなければ」Rag Fair
八雲樹(31) 及川光博
富良野(20) 平山あや
瀧村万智子(24) 滝沢沙織
五十嵐里沙(20) 北川弘美
川瀬美奈子(19) 山口日記
鳥越教授(58) 鳥越俊太郎
羽根井豊(47) 益岡徹


意外と楽しめそう。天狗とか日本古来の題材が登場です。おじさん的には好きです。ただ視聴は多分すると思うが、あらすじなどをアップできるかな。テレ朝の公式HPは充実しているので、そのままアップで感想入れるだけになるか、リタイア予想だ。期待★★★★です、予想★★★です。うまく行くとトリックみたいになるかもしれない。役者さんは滝沢沙織さん、北川弘美さんのセットコンビで常連さんです。この二人が主役ではないのか?


八雲樹★★★★  5,6話  「記憶喪失のかぐや姫」 11月19日26日放送  12月5日日アップ

(事件編)

神に人を生け贄、人柱として差し出したが、それは怨霊として残った。民俗学教室は合コンだが、鳥越教授のフィールドワークが残っていたが、勿論富良野が生け贄で八雲の同行する。今回は船旅で、八雲は乗る前から酔っている。そこに組合長はミステリーの帝王(船越英二郎さん)が3ヶ月前にも、行って帰ってこない。瀧村刑事と怪しげなカップルが同行する。帝王は船酔いが激しくて、乗らないかった。
皆は、人口30人ほどの小さな島・雉鳴(きじなき)島で人柱と思われる人骨が発見された。千鶴が迎える。築島と加代ハテントで泊まる。八雲は宿がないので、千鶴の家に泊めて貰う。台風が直撃して、鎮守の像が倒れたのだ、それで新しく作るために掘ったところ。500年前の若い女性で胴と首が離れた人骨が見つかったのだ。八雲は興味深い、人柱は普通埋められるのだ。そこに彦右衛門が登場して、「500年前、海の神の怒りを鎮めるために、島民はお謡という娘を生けにえとして差し出したのだという、お謡はこの島を呪ってやるといったが、首は一旦祠にまつられ、その後に埋められ、鎮守の像が建てられた、だが、それを掘り起こしてしまったことによって、島にまた災いが訪れる」と恐ろしい顔で警告する。八雲は穴を覗くと、人が寝ていた。龍彦だった、「新しい像が建つので、新し人柱がいることになる、そして、千鶴に色目使うと、骨を粉にして、魚の餌にする」という。瀧村が歩いてやっと来る。千鶴の家に着く、そこは民宿をしていたので大きい。妹の佐用子が同居していた。八雲が歯磨きしているとい佐用子が風呂に入ってきて、どんどん脱いでしまう。肌は綺麗だった。
食事で富良野は飲んでいると、八雲は島を見に行くという。千鶴がやって来て、「民俗学に興味がある」ので一緒に行く。残った富良野と瀧村は互いにチクチクだ。瀧村「モデル体型は服探しがたいへん」。富良野「長ネギ体型じゃ」。笑っている。二人とも泥酔して悪酔いだ。から待て寝てしまう。千鶴は八雲に話す、「島には若い人はどんどん出て行った、千鶴達の両親は高波にさらわれて死んだのだ、姉妹は島の人に育てられた、佐用子は島を出たが、1年後帰ってきた、島の人は温かく迎えてくれた」。千鶴の携帯がかかり、役場に行く。佐用子が突然現れ「帰りなさい、島で何が起こっても首を突っ込まないで」と釘を刺す(脅しかな)。鎮守の森で八雲は、悲鳴を聞くと佐用子が連れて行かれたのを見る。そして八雲は頭を撃たれる、意識がなくなる。気が付き朦朧ろうとしていた。幻覚だろうか、煙の中で、魔物に女が首を斬られ殺されるのを目撃する
次の朝、八雲は千鶴の家で目を覚ます。八雲は佐用子を探す。富良野は食欲もりもりだ、瀧村は張り合って食べる。八雲が佐用子が殺されたと、夜の現場に行く。痕跡はなかった。死体もない。彦じいは呪いだという。八雲は昨日の穴が埋められているので、掘り返すように指示する。穴には何もなかった。その様子を見ているのは築島だ。瀧村は携帯で極秘捜査の報告をしている。それを駐在が更に見ている。八雲は夢だと富良野から言われるが、頭にはタンコブがあった。また穴にやってくる。そこで樹の葉が一部焦げてることを見つけ、偶然、祠が開き、箱を覗くことになる。箱を開くと、八雲失神、富良野凍る。悲鳴だ。走ると島民は海岸で、首なし死体が発見されたのだ。服が佐用子のもので、佐用子と思われる。八雲は首を見たので、瀧村に報告して見に行くが、首は消えていた。島民は、皆で探すというが、瀧村は「ここからは私が仕切ります」。しかし電話の中継機が壊れ、電話できない。しかも船のエンジンは壊された。佐用子を殺した犯人の仕業だ。
瀧村は首なし死体を、現場で見張ると言う。闇が深くなった。その瀧村に怪しい煙が襲う。そして瀧村と佐用子の死体が消えた。島民が全員で調べることになる。達彦は調べようというが、富良野は鎮守の像の撮影を命ぜられる。達彦が八雲を連れて行ったのは、築島のテントだ。同行した加代は不在だった。昨日のアリバイを聞くが、龍彦は島民が加代を見たという。築島は一緒にいたという。八雲は富良野のデジカメの画像を見て、ヒントを得る。八雲は煙は阿片だと推理する。佐用子が殺されるときも阿片の煙があって、八雲は幻覚を見たという。そして芥子(けし)の花が咲いている所は、新しく埋めてあったところだった。また八雲は掘り返すことにした。見つめると、白骨化した死体があった。巡査が来て現場保存を命ずる。八雲は芥子の花は死体の人が持ってきた物だろうと推理する。電話の中継局が修理されるので、今夜には警察がくるだろう。八雲は千鶴に話しかけて、慰めを言う。佐用子はどこにいったのか。千鶴「佐用子が羨ましかった、あの子の自由さに嫉妬していた」と語り。八雲の肩に頭を寄せる。そこに巡査が来て、死体が消えたと言う。次々消えていく。龍彦は全員で山狩りだと号令する。富良野「誰にも見つからない場所は少ないです」。これを聞き、八雲「一度調べたから、何もないと思う、新しい像も出来きる、掘り返されることはない」。しかしすぐに限界になる。富良野は一人で掘る。そこで新しい死体を見つける。財布に伊勢と言う名前の免許証と、クラビ・エクスタシーと書いたものが、八雲と富良野が穴にいると、上から土砂が落ちてきて、埋められそうになる。つづく。

篠原千鶴(24)岡本綾佐用子の姉。雉鳴島に住み、役場に勤務している。調査に訪れた八雲たちの面倒を見る。
篠原佐用子(20)杏さゆり千鶴の妹。島を離れて都会へ出たが、最近、島に戻ってきた。いったい何があったのか…。
長柄龍彦(38)デビット伊東雉鳴島に住む漁師。両親のいない千鶴と佐用子の親代わり。
築島耕太(32)高知東生佐用子を追って雉鳴島にやって来たチンピラ。はたしてその目的とは…
松良加代(23)相沢真紀築島と共に雉鳴島にやって来た。佐用子を探しているようだが…。
伊勢光政(30)岡本光太郎築島たちの仲間。三ヶ月前から行方不明に。佐用子と何か関係が…?
唐津彦右衛門(85)三谷昇雉鳴島の長老。島に伝わる人柱伝説を八雲たちに話す。
組合長(45)船越英一郎(友情出演)雉鳴島行きの船が出る、さびれた漁港の組合長。無類のミステリー好き。

(解決編)

二人は埋められて意識がなくなってしまう。気づくと千鶴の家の布団で寝ていた。千鶴が助けてくれたのだ。富良野は寝相悪く、イビキと寝言(「ヨン様〜」)がひどいので、別の部屋だった。死体はまたもなくなっていた。そこに彦じいがやって来て、佐用子の服装を聞く。お謡と同じく、長い白い服だったのだ。犯人は伝説にのっとって殺人をしたのだ。八雲は「何故お謡が生け贄になったか、人柱にされる人間には理由がある」と聞く。彦じいは答えられなかった。咄嗟に庭のコスモスを見たためか「コスモスじゃ、他人の家のコスモスを盗んだのだ」と答える。夕食も富良野は元気で食べている。八雲は考え出した。佐用子の忠告や、彦じいの答えなど・・・電話が繋がり、警察が明日来る。夜に島民が集まり、話し合うことになった。築島と加代は来ないが、ばあさんが二人を鎮守の森で逃げていく所を見たと言う。丁度、八雲が埋めたれていた時だ。龍彦「二人は死体を盗もうとしているのだ、佐用子が殺された時も、二人を見た」。島民は二人を犯人として、盛り上がる。山狩りをする。八雲は富良野に里沙に電話させる。里沙の合コンは妻子持ちばかりだった。そこで麻布のクラブ・エクッスタシーを伊勢を調べてくれと頼む。そこに築島の悲鳴が聞こえる。テントでは、黒装束に白い面が、刀を持って、築島を斬り捨てた。皆が追うと、加代の顔を八雲が一瞬見る。さらに追い続ける。一軒の家にたどり着くと、瀧村が縛られていた。解き放とうかと思ったが八雲はそのままにして、追いかける。築島のテントには書き置きがあった。一方、東京の里沙は麻布のエクスタシーに伊勢を訪ねる。里沙は富良野に携帯する。伊勢は悪だったが、3ヶ月間にいなくなった。付き合っていた女を血眼で探していた。そして築島と加代は伊勢の部下だったのだ。二人は伊勢を捜しにこの島に来たのだ。瀧村がやって来た、捜査で、この島に来た。伊勢が探していた女は佐用子だ。暴力、レイプ・ビデオ、麻薬密売と犯罪に関わっていた。伊勢が佐用子を探しに来て、消息を絶った。八雲は「僕たちが見つけた白骨死体は伊勢だろう」。3人が「となると犯人は」。CM。
八雲と瀧村は千鶴、彦じい、龍彦などの前で、話し合う。佐用子が伊勢を殺し、築島たちは伊勢の復讐で佐用子を殺したことんある。そこで、彦じいが「もう隠せと追うのは無理なようだ、八雲さんは当事者だ、知る権利がある、おっしゃるとおりだ、伊勢を殺したのは佐用子だ」。千鶴「佐用子が悪いのではない、伊勢が悪い、逃げ帰ったとき佐用子はボロボロだった、島の皆の協力で佐用子は明るくなってきた、しかし伊勢が来た、また地獄だと思ったので、佐用子は伊勢を殺した」。瀧村「どうしてすぐに警察に」。彦じい「佐用子と千鶴はワシらの娘同然だ、できない」。瀧村「動機ははっきりした」。八雲「しかし、加代はどうして、築島を」。瀧村「仲間割れでしょう、背後関係はすっきりした」。巡査が来て、加代が逃亡に使ったボートが発見された。瀧村は後を追う。八雲は「どうして、佐用子の首を切り落としたのか、お謡の伝説をどうして知っていたのか、闇がドンドン深くなっていくようです」。CM。
再び、穴を見る。その時逆行の富良野を見て、八雲は走り出す。八雲はアルバムを見せて貰う。八雲は佐用子の背中に注目した。祠の箱を見る。二人とも悲鳴だ。加代の首があったのだ。八雲は「組合長の森を見るな、を思いだし、闇が開けました、真実が明らかになる」。島民は祠の箱を見る。八雲「一度調べたところは所は二度調べない、心理を逆手に取ったのです、僕が佐用子さんの殺害現場を見たとき、加代はすでに殺されていた」。龍彦は笑う。八雲「港に浮いていた死体は加代だった。水着の跡が残っていた」。富良野「千鶴は加代と話しをしたって」。八雲「嘘だった、欺くための、もう茶番は終わりにしましょう、シナリオを書いた人物は彦じいだ」。富良野「真犯人は」。八雲「島の住民全員です、共謀です、完全犯罪を完成させようとした、見たと証言しているのは島の住人ばかりで、我々はみていない、みなさんは加代が生きているように芝居をうった、築島殺害の場面をみせ、遺留品のボートも島の外に出て、警察の関心をを島の外に向けた」。龍彦「疑う根拠は、証拠は」。八雲「最初はコスモスだ、彦じいさん、コスモスは日本に入ったのは明治以降なのです、僕は突然質問した、咄嗟に偶然目にした花の名を行った」。千鶴「でも大事なことを忘れてる、築島殺害の時島の住民は八雲さんと一緒にいた、誰が殺せた」。八雲「3−2=1、ということです」。彦じい「ここまでだ、あの時穴に生き埋めにすべきだった」。龍彦が指笛を吹くと、島民が皆武器を持ってやって来た。やられてしまうのか。CM。
彦じい「このまま島を出すわけにはいかない」。そこに佐用子が出てくる。八雲「やっぱり生きていたのですね、全てはまやかしです、死体は二つ、僕は佐用子の顔を見た、マネキンの首を落とした、はっきりしない、私たちが祠で見た首は、台の下から首を出していた、築島を殺したのも佐用子ですね」。佐用子「島を出なければ良かった、連れて行かれたのはAVの撮影現場だった」。伊勢「これから俺のために稼ぐのだ」。佐用子「1年は地獄だった、死ぬ思いで逃げてきた、伊勢を殺さなければ、私が殺される、築島と加代が来たので、島の伝説に従って殺した」。千鶴「どうして余計なことをしたの、佐用子が死んだと証言すれば良かったのに」。追いつめる島民に佐用子「もう辞めよう、私のタメにこんな事をさせて」。彦「子供のためには鬼にもなる」。佐用子は龍彦の首もとに太刀をあてるが、一転自分の腹を刺す。佐用子「今回の事は自分だけがしたことだ、ねえちゃんも島民もなにもしていない」。八雲「はい」。佐用子「おねえちゃん、こんなことで御免ね」。龍彦「馬鹿野郎、俺たちがずっと守ってやった」。八雲「そうでしょうか、一人の罪を村全体で背負った、あなた方は佐用子が伊勢を殺害した時点で、警察に通報すべきでした、そうすれば、佐用子さんは死なずにすんだ、彼女との約束は守るが、佐用子さんは人柱になった、あなたがたの謝った愛情の犠牲になった。立ち尽くす八雲だ。

死体が何回消えたことか、夢か現か分からなくなった展開だ。でも好きです。富良野の平山あやさんは、結構役に馴染んで、はじけてきましたね。、ますます、トリックに似てきましたね。楽しみです。もちろん、トリックは仲間さんが謎解きをしましたね。こちらはミッチーさんが主役で謎を解きます。途中で、ネタはバレて来ましたが、証拠はと言われてもね。ゲストの岡本さん、変わらないキャラでしたね。



八雲樹★★★★  3,4話  「記憶喪失のかぐや姫」   19日アップ

3話(事件編)   11月5日放送 
竹林を走る母と子、子供の小夜子を残して、母は助けを求めて走るが、追っ手に見つかり、猟銃で撃たれ死んでしまう。これが前ふりの事件です。かぐや姫の昔話から、次の朝、おじいさんが竹林で少女を見つけた。その少女はかぐや姫になりました。かぐや姫→神田川、料理人→神田川、鳥越ゼンミの女子学生のレベルです、笑。ある日、八雲は鳥越教授の代理いつもじゃないか、そして自分の部屋で本の山が倒れ、八雲は下敷きになる、これは自分も大好きです、本好きの夢ですで「ミスかぐや姫コンテスト」の審査員をつとめることになり、長野県のとある町・那余町へ富良野と共に向かう。電車でも酔う八雲でした、爆。里沙と美奈子は温泉に専念で、フィールドワークは八雲と富良野だ。発案した町長(河原さぶさんですね)に会う。そこで彼らはかつて大学で八雲の手伝いをしていた女性・葉月(中越典子さん、3年で中退したのだ、葉月の故郷なので八雲は来たのだ)と出会う。聞けば彼女もコンテストに参加するらしい。葉月の仲間、宗像と布部(アリキリの石井さん)です。それを見つめるカメラの目があった。事件ですね。しかしちょうどその頃、コンテストを主催した町長の元に「かぐや姫に選ばれし者には“死”が贈られるだろう」と書かれた脅迫状5通も届いていた。町長は中止の助言も聞かないで強行する。宿に行くと、リサは先に来ていた。露天風呂ですが、八雲はシャワーだけで済ます。青年団にも脅迫状が来ていた。富良野、里沙は水着で入るが、二階堂杏菜が全裸で堂々と体を見せびらかす。彼女はミスコン荒らしで、ミス鮒寿司、「ブルーチーズ」クイーン、ドリアン娘の臭い系に選ばれたのだ。今度もかぐや姫だ。CM。
その風呂を覗いていたのは、アリキリでした。八雲が穴を覗くと、中の富良野と目が合う。お湯をかけられる。杏菜は怪しい宿泊者の男・拝島(入江雅人さん)と組んでいるようだ。里沙と美奈子が白仮面の男に竹槍で襲われる。擦り傷と捻挫だが、二人はコンテストに応募できなかった。八雲がシャワーが壊れて、露天風呂に入っていると、全裸の杏菜が来て、誘惑するが、八雲はどきまぎする。杏奈は審査に便宜を図ってもらうつもりだが、八雲は沈んでしまった、笑。蒼井そらさんの迫力のボディは良かったです。毎度のサービスです、嬉しいですね。葉月とかぐや姫伝説のかぐや姫発見の石碑を訪ねる。賞品の竹林を歩く。かぐや姫に竹林は付きものだと町長が決めたのだ。八雲は葉月に脅迫状を告げる。しかし賞品の竹林を見て、わざわざ、参加者を減らすことも不自然と思われた。CM。
青年団のポスターのかぐや姫のモデルは葉月だ。富良野は剥製の熊が可愛いだ。夜の宴会でも、富良野はどんぶりで酒を飲む、ザルです。八雲は飲めない。ここらはトリックと一緒なパターンと間合いですね。葉月に言わせると、優しくていい先輩です。2年の時に母がなくなり、父も倒れたので、看病でやめたのだ。富良野は酒につられて、宿の主人と卓球の対決だ。富良野は気合いで勝つ。葉月は八雲が好きだったし、八雲の話も好きだったのだ。物憂げにしっとりの葉月の告白で、八雲はドキドキの様子だ。葉月は風呂に入ると言うが。先客の女性が槍で刺される。葉月と思って駆け寄る八雲だ。CM。
しかし、杏奈だった。外にはさらに竹垣の上になんと、翁の面をつけ凶器の槍を持った謎の男が立っていた。警察に連絡し、八雲は追う。八雲は槍の男が青年団の事務所に入る。暗い中で一斉に入るが、いなかった。犯人はいるが、凶器が消えたのだ。警察が来て、管轄外の羽根井刑事と瀧村刑事が来る。瀧村刑事は事件の経過を説明する。2mの槍がなくなったので、花井刑事は八雲が見間違えたと言うことで終わった。青年団は町長にコンテストを中止にするべきと言う。町長はしめしがつかないという。葉月も中止にしないでと頼む。脅しのせいでやめるのは悔しい。八雲は葉月に危険だと諭す。刑事が警備を増強して、大々的に開くことにした。町立体育館だ。鳥越教授のビデオレターで「5000人の皆さん・・」。しかし、200人ほどかな。出場者の控え室には怪しげな盗撮用のビデオの袋が置かれていたようだ。最初は水着の女性だ。警察の警備も厳しい。7番の静香さんは、腹パンダだ。8番は葉月だった。横笛を吹く。見事なもので、大きな拍手を貰う。コンテストは滞りなく進み、なんとミスかぐや姫の栄冠は葉月の頭上に輝く。八雲がトロフィーを渡す。こうしてどうにか無事コンテストは終了し、最後のイベント「天上還り(てんじょうがえり)の宴」を残すだけとなった。そして、ビデオで鳥越教授の本の宣伝が終わると、突然、控え室の盗撮ビデオが映し出される。部屋に入った、葉月の背後に男の手が忍び寄る。八雲は走る。

今回のゲスト(敬称略)衣川葉月:中越典子、布部孝史:石井正則、拝島昭三:入江雅人、宗像巧:弓削智久、沼田澄夫:石塚義之、二階堂杏奈:蒼井そら、鏑木健一:中山夢歩、中江藤子:斉藤智美、宗像幸知:でんでん、小磯重昭:河原さぶ

(解決編)  11月12日放送
コンテストは無事終了し、グランプリには葉月が見事輝いた。だがその時、控え室の彼女に黒い影が迫っていた。危険を知らせるため、必死で走る八雲だが、駆けつけると葉月は倒れていた。しかし、その黒い影の正体はプロの盗撮マニア・沼田だった。八雲は隠しカメラを見つける、混信してテレビに写ったようだ。布部は八雲にお礼を言う。布部は姫を守る武士(もののふ)だ。八雲は葉月から彼女がコンテストに参加した本当の目的を聞かされる。3年前に大学をやめた理由から、「本当は八雲さんとずっといたかった」と抱きつく。葉月「私はこの竹林で拾われた、亡くなった父と母から聞かされたのだ、この竹林は他の人たちには何でもない竹林かもしれないけど、本当の父や母に会うためには竹林が欲しいのだ」。ついに最後のイベントであり、かぐや姫が月に還る場面を再現した「天上還り(てんじょうがえり)の宴」の夜がやって来た。羽根井刑事は盗撮の沼田を取り調べている。班員は間違いないと言っているが、八雲は違う。体育館に花で飾られた御所車が用意され、十二単衣を着た葉月が入り、車は飾ってある月まで進みのだ。5人の男の貢ぎ物を断っていくのだ。最後に布部が貢ぎ物を差し出す。布部は台に上がれない、葉月が歩み寄る。しかし薔薇を素足で踏んでしまった。町長は天人の王で賞品の目録を渡し、月まで手を握ってエスコートしたいのだ。王が呼びかけるが、葉月は出てこない。中を調べると、葉月は首に毒の塗られたかんざしを刺され、死んでいた。CM。
羽根井刑事がやってくる。みなが見ていたのだ。密室殺人か。八雲は警察の葉月に付き添っていたのだ。「僕は自分の手で見つけます。すべての真相を…なぜ葉月さんが殺さなければならなかったのか、その理由を、そして闇に隠れた犯人の真相を…」。八雲は葉月のアルバムを見ている。見つけられたとき葉月は記憶消失だったのだ。衣川夫妻は自分の子供として育てた。八雲は杏奈を殺した犯人が青年団事務所に逃げ込んだことを思い出し、犯人はあの13人の中にいたのだ。槍はどこに消したか、これが謎だ。窓から捨てることは網戸があってむりだ。御所車にも乗った。薔薇の花は不釣り合いだ。棘を見つける。そんな時に里沙がやって来て、犯人が捕まった。旅館での怪しい男の拝島だという。産廃業者で、竹林を50億のプロジェクトの産廃処理場にするつもりだ。杏奈と拝島は契約書を交わしていたことが判明した。分け前のトラブルか杏奈が強請ったため、拝島が殺した。そしてかぐや姫となった葉月に商談を持ち込んだが、断られ殺したと見ている。八雲はあり得ない、殺人の「トリック」が分かっていない。13年前の新聞記事を探す。誘拐などはないか調べると、放浪の画家小夜子が行方不明だった。そんな時美奈子が紙で指を切ってしまった。そこで八雲はめまいで闇が開けた。皆の前で八雲は説明する。杏奈の事件は、犯人はここにいる。槍はあったのです。そういうと、ポスターを剥がす。血に濡れていた。ポスターで2mの槍を作った、短い刃先だけを隠した。葉月の事件は、御所車の中で、凶器は簪(かんざし)ではない。死んだ後、細工したのだ。それが出来るのは一人しかいない。あなたです。CM。
布部を見つめる。布部は御所車に薔薇を用意した。緊張した振りをして、台に上がらなかった。そして毒の薔薇を踏んだ。そして初めに駆け寄って簪を刺した。布部は動機がないと答える。八雲、それこそがかぐや姫事件の謎なのだ。13年前の放浪画家館山隆二さんの一家の事件だ。写真を送ってもらった。その少女小夜子が葉月さんです。八雲は宗像に猟銃を手放した事を聞く、なくなったとか、弾が減っていたとか。宗像は弾が減っていたと話す。多分、中学生だった宗像と布部は竹林で猟銃を撃っていたが、最初は偶然隆二さんに当たった。逃げる妻を撃った。そして、二人を竹林に埋めた。ところが、今度のコンクールでその竹林が賞品になる。二人は中止させようと妨害行動をしたのだ。翁面をかぶったのは宗像だ、しかし布部の単独犯だろう。布部は拝島と杏奈の契約話を聞いて、掘り起こされることを恐れた。そして布部は葉月と八雲の話を聞いた。本当の父と母に会うために竹林が欲しい。葉月は両親が埋められていることを知ったと考えた。八雲は布部に聞く。「葉月を守るという、あの言葉は嘘ですか、好きだったのでしょう、無垢の葉月を騙し続けていたのですか」。布部「違うよ、何も分かっていない、13年前の事件はどうでもいい、中学生だったし、たいした罪にならない、本当に葉月を好きだったから、葉月にだけは知られたくなかった、僕が葉月の両親を殺した、葉月に嫌われる、そんなこと知られたくない、その前に殺した、二人の時間は永遠になる、大好きだから、僕が・・」。狂ったように泣き笑う。罪の意識と好きになった感情の葛藤が、あのようになった。八雲「彼は思い違いをしていました」。葉月「ミスになれば、私の名前が新聞に載る、そうすれば、本当の両親が名乗り出るだろう、どうして私を捨てたか恨まない、今はこの世に送り出してくれたことを感謝したい、皆に、八雲さんにも会えなかったのだから」。葉月「父が残したものとお守りのキーホルダにしてくれた、だから八雲に持っていて欲しい、持っていれば逢いたい人に会える、かぐや姫にたいに月に帰らなくて済む、その願いがこもっているから」。八雲「葉月さんはかぐや姫だったかもしれない、月で本当の両親に会えるといいね、地上には彼女のような清らかな魂は居場所がない、だから葉月さんは月に帰るしかなかったのです」。おしまい。
結構良いですよね。エロもあり、殺人事件もあり、クスグリもあり、くだらないシーンもある。そこばかりでなく、謎としても、結構作られている。杏奈を殺した槍がポスターで作った槍とは思わなかった。葉月の薔薇はあの見せ方では、ばれてしまったが、普通にやれば分からないくらいだった。殺人の犯人が分かっても、殺した者、殺された者の思いが錯綜していた。ここらは、本当に泣きが入るほどだった。13年前の事件まであっさり解決するなんて、ちょっと都合良かったけど、全てがピッタリと収まった。上手い者だ、こんな技が本当の名人芸のような気がする。何よりも楽しいから良かった。でんでん、河原さぶさんはいいですね。。



ミステリー民族学者八雲★★★★   2話 天狗の解決編  10月29日放送

先週のまとめ。富苗宮司は釈放された、美和に刑事は状況を聞く。天狗坂でいきなり、後ろから突き落とされ、転がってしまった。相手の格好は覚えていない。倒れていたそばに、八雲はそばに天狗の羽根団扇があった、と差し出す。富良野「美和さんが主役?」。八雲「それはどうかな、美和さんは助かっている、言い伝えと状況は違う」。富良野「3人目は・・」。その田久保は厨房で、だれも入れるなと怒っている。夜、天狗淵で八雲と美和は会う。美和が禊ぎについて尋ねる。八雲「禊ぎ、汚れを落とす行為は神話の時代からありました、日本列島を作った、イザナギとイザナミ、最愛の妻イザナミを失ったイザナギは忘れられず、地の底の黄泉の国へ行った、石の門に立ち、もう一度会いたいと言った、イザナミの声が返ってきた、二人が会えるように、黄泉の国の神様に許しを貰いに行きます、それまでは決して門を開けて、私の姿を見ないでください、と告げた、やがて待ちきれなくなり、イザナギは門戸を開けた、すると醜く変わり果てたイザナミの姿があった、約束を破ったイザナミは魔物たちにイザナギを捕まえるように命じた、魔物を追い払い、やっと地上に逃げ戻ったイザナギは、黄泉の国で汚れた身体を、きれいな川の水で清めました、それが禊ぎの始まりと言われている」。美和「どうしてイザナミは醜くなってしまったのでしょう?」。八雲「それは黄泉の国の食べ物を溜めたからとか、色々説がある」。美和は着物を脱ぎ始め、「私を見て下さい、私はキレイですか」と聞く。八雲は眼鏡を取り「キレイです」。美和「よかった、共犯になって頂けませんか」。そして八雲と美和は天狗の蓋を外し、天狗汁の鍋を開ける。美和は舞を舞う女は食べられない、そして今年が最後だから、食べる機会はもうない。どうしても食べたいのだ。嬉しそうな美和「だめですか」。八雲「古来タブーは破るためにあった」。お椀にとって「凄く熱いので気をつけろ」。そこに刑事がやって来た。窃盗罪だ。田久保の警護をしていたのだ。監視カメラがあった。今回は未遂で大目に見よう。代わりに八雲は重要人物のメモを渡す。瀧村刑事が調べた。祭りの準備は進み、天狗汁はできた。宮司が祭りの開会を宣言する。天狗淵で皆座り、天狗の姿の舞が始まる。和楽がなり、宮司が乗りとを読む。天狗が面を外し、一枚脱ぐ。美和があでやかに踊り出した。八雲は瀧村刑事から椎名について情報を貰う。週刊誌きしゃだで失踪した。天狗の祭りを取材すると言って失踪した。八雲の推理では、やはり5年前、助役と勝太郎とトラブルを起こしたのだろう。5年ぶりに復讐に来た。そして連続殺人をした。3人目の殺人が行われる。警察は包囲網を作ってある。美和の踊りは終わり。天狗汁の奉納が始まる。宮司が入った椀を奉納し、清め、村長の田久保が飲む。しかし、躊躇している。しきたりじゃと言われるので、覚悟して飲むが、死ななかった。気を良くした村長は、「最後の天狗汁を食らうが良い、ダムに沈もうとも、今宵の天狗の祭りを、心に刻むが良い」と大声で言う。しかし、突然血を吐いて死んでしまう。田久保「これもお前の呪いか」。その上に天狗の羽根団扇が落ちてくる。赤鼻ばばは「天狗さまの呪いじゃ」と叫ぶ。CM。
医者が来て、致死量の農薬が入っていたのだ。100ccは入った。鍋の中にも入っていた。富苗さんが入れた、花菱が入れた、そんなはずがない、監視カメラで見張っていた。結局誰も入れられなかった。そこに巡査がきて、相馬が村を逃げていった。椎名は顔を覚えているから相馬ではない。八雲は富苗宮司に5年前何があったか聞く。富苗宮司はとぼけるが、さっきは椎名のことを知っていたはずです。富苗は話し出した。椎名が来た、椎名は知っては行けないことを知って、激怒した田久保は勝太郎と長内を使って椎名を脅し殴り、2度とこの村を出入りしないと誓わせた。村をでたあとは知らない、行方不明になった。八雲は「知ってはいけないこととは?」。富苗「ワシの口から言えない」と去る。八雲と富良野は話す。八雲「なぜ美和さんが襲われたのでしょう、納得いかない」。密室の謎も解けていない。富良野に東京から携帯がかかる、合コンでフランス人がいるのでフランス語を教えてと頼まれる。これはネタじゃないようですね。富良野は色つき下敷きで文章を暗記した。何じゃこれは? 駐在所では相馬のデーターもきた、暴力団のチンピラだ。瀧村は椎名のお返しだ。八雲は天狗の話を更に調べている。「娘は宝なり」、そこ言葉で、八雲は勘違いに気づく。富良野が水槽の両性類?をみて喜んでいるが。苦手の八雲は「毛の生えていない生き物は相手にしない」と苦しそうだ。富良野「毛の生えた女とは夜のフィールドワークするくせに」。八雲の根金が水槽に落ちる。仕方なく水槽に手を入れる。すると動物は死んでしまった。石が来て調べると農薬だった。八雲は闇が開けた、真実の光の前に全てが明らかになった。眼鏡を上げながら八雲「天狗の正体が分かりました」。CM
八雲は、勝太郎殺し、長内の密室の謎を解く。論より証拠だ。富良野が密室に入り鍵を掛ける。窓から羽根井が見るが富良野は見えない。もう一度鍵を開ける。富良野はいた。赤い着物だが、緑のセロファンでは黒くなり見えない。こんな事ができたのは美和さんです。八雲は誘導されたので、覗いて目撃者となった。赤い着物は紐を付けて、外からひっぱった。長内殺しの真相だ。美和を襲ったのは相馬だと思う。美和の部屋で天狗の羽根団扇を見つけ、美和に言い寄ろうとした。しかし抵抗して、自分は転がり落ちてしまった。予定にないことだが、うまく利用した。祭りで村長が死ぬのをみた相馬は、これ以上関わると自分の命が危ないと村を逃げ出した。天狗汁は、前夜八雲を誘って入った。あの時美和のお椀には農薬が100っc入っていた。八雲のお椀で隠していた。そして、その椀に天狗汁を入れた。熱いと言って、ふうふうと誰かが見つけるのを待っていたのだ。刑事達に見つかったので、鍋に返した。監視カメラも計算のうちだった。花菱は鍋のなかに戻した。むやみに捨てることはできない。計算ずくだった。美和のお椀を受けるときに、服の袖で受けたので、袖に農薬が付いていた。それで水槽に手を入れたときに、貴い毛のない動物の命を奪ってしまった。全てのじけんの真相だ。美和は見つからない。天狗淵で美和を見つけた。美和「私はここしか来るところはない」。八雲「椎名さんはここで殺されたのですね、あなたを村の外に連れ出そうとした椎名さんが天狗だった」。美和「どうして分かったのですか」。八雲「言い伝えです、山に住む天狗様が村の庄屋の宝物rを気に入る差し出すように迫った、400年も前のこの村に、そんな宝物があったとは考えにくい、何よりの財産は若い娘です、天狗が求めたのは庄屋の娘だと気づきました、5年前椎名は取材に訪れたが、病で倒れた、看病するあなたは恋に落ちた、そして一緒に村を出る約束をした」。美和「バス停で待っていたが、現れなかった、田久保が殺したの、椎名はダム建設を調べるうちに田久保の不正を見つけたのだ、ダム建設の代わりに、多額の賄賂を貰っていた、村をでる直前、汚職の証拠を持ち出そうとしたが、田久保に見つかり、二人の天狗に殺された」。美和「私が全てを知ったのは去年でした」。八雲「どうして警察に届けない」。美和「そんなことしても、田久保が事件を握りつぶす、だから、復讐を決意した、何も関係ない八雲さんを私の計画に巻き込んで済みませんでした、でもこの村を連れ出して欲しいといったのは嘘じゃなかった、もし、八雲さんと、この村を出れたら、やり直せるかも知れないって」。八雲「いけない、美和さん」。美和「もし、あなたともう少し早く出会っていたら。、私は、きっと・・さよなら、八雲さん」。美和は滝に身を投げた。八雲は富苗宮司に「依頼には、こうありました、天狗を捕まえに来て下さい、あれは例えではなかった、富苗さんが、美和さんが天狗の名を借りて復讐しようとしていたのを感づいていたでは・・」。富苗「もう過ぎた事じゃて、いづれ、この村はダムの底に沈むのじゃ」。八雲は研究室に戻り、報告書を書く。美和があの時、僕にキレイですかと尋ねたのは、人を殺すことで汚れていく自分と、そんな自分自身を恐ろしく思う彼女の心がきしむ音だったのかも知れない。八雲は光博まんじゅうの菓子箱に外した眼鏡を置く。つづく。
定番風でミステリーの謎を解いていく。しかし天狗伝説、連続3人の殺人、密室のトリック、天狗汁のトリック、5年前の失踪事件、最後はダム建設まで、全てを細部まで丹念に描きこんでありました。納得です。途中で犯人は分かっても、細部のトリックは分からなかった。普通のおじさんでミステリーマニアではないのです。そして、なんといっても伊藤裕子さんが全てでしたね。エロいシーンや、踊りのシーンもまずまずでした。違う女優さんでも結構楽しませてくれたかも知れない。おいしい役ですね。ただ、ここでも最後は犯人は死んでしまうのかな。これも決まったパターンなのか、今後に注目です。及川さんは八雲のキャラに似合っていますね。トリックや、金田一少年や、コナンでも、横溝正史でも、なんでも似ているが、それなりの味わいがありそうだ。今後が楽しみです。
田久保村長:西岡徳馬さん、富苗宮司:懐かしい石立鉄男さんだ、田久保美和:伊藤裕子さん、田久保勝太郎:虎牙光輝さん、花菱明:田中要次さん、相馬:長江英和さん、長内悦史:東根作寿英さん、椎名達彦:大柴邦彦さん、赤鼻ばば:三城晃子さん



ミステリー民族学者八雲★★★★   1話  10月22日放送

天狗の話だ。鳥越さんはゼミの教授です。八雲は冴えない助手だ。研究室に入ると、天狗の格好をしている、身体を使って調べるのが鳥越教授の教えだ。酒の天狗舞、石川県松任市の酒だ。かみさんの生まれたところだ。天狗饅頭、神奈川県南足柄市。天狗納豆、茨城県水戸市。天狗茸、猛毒のキノコだ。知的探求心のたまものです。天狗に会いに行こう。東北の閑村・苦地果(くちはて)村へとフィールドワークに向かう。富良野はレポート書かないと単位が取れないのだ。八雲はボンネット。バスに酔っている。しかもバスの時刻表はひどい、 月曜 上り7:00、下り18:03、水曜 上り 6:56,下り18:03, 金曜 上り7:00、下り17:56 絶対あり得ない時刻表だよ。少なすぎる、爆。バスも廃線になる。怪しげな予言者風の赤鼻のババが登場して「お前らよそ者が来るたび、この村に血が流れる、5年前もそうじゃ、天狗様が怒る前に立ち去るのだ」。八雲「次のバスは月曜までない」。そこに富苗宮司がやって来て、「大事なお客だ」と言う。富苗宮司の話では、実はこの村は来年ダムの下に沈んでしまうため、400年前から伝わる5年に一度の「山神の祭」を記録に残してほしいのだという。祭りには天狗の舞を奉納する事になっている。八雲は釣り橋でしがみついて歩けない状態だ。置いてかれた八雲はそこから、若い女性の沐浴シーンをみる。あれ、伊藤裕子さん、細すぎる、女はがっしりしていないと。でも川にはいたんだね。寒かったのでは、余計なお世話ですか。及川さんはスットは入れました。すきですから。平山さんはまだちょっとね、でも健闘していますね。富苗宮司の話では、その昔、山に住む天狗が庄屋の持つ宝を欲しがったが、庄屋の奸計により毒を盛られた食事を息子に出させ、死んでしまったという。苦しみ滝壺に落ちた。八雲は珍しい言い伝えだ、と言う。だがその後、庄屋の息子は底なし沼にはまって死ぬ、殿様のかしんが茶室で首を絞められた、最後に庄屋は原因不明の病で血を吐いて死んだ。富良野「それは天狗の呪いでしょう」と嬉しそうだ。村人たちは天狗の怒りを鎮めるために「山神の祭」を行うようになったらしい。その後は不吉なことは怒らなくなった。宮司は天狗が落ちた岩を示す。田久保村長の家で、村を紹介する。村中が協力するというが、息子は「祭りで忙しいときに、よそ者の世話か」と毒を吐く。村長「失礼なことをいいました」と謝る。八雲「いえ、どこにでも失礼なやつはいます」と言ってのける。 この言葉好きですね。本当にそうです。膳を運び、宴となる。料理人田中要次さん「田舎の料理で、東京の方のお口合うかどうか」に、八雲「それでは結構です」。八雲は相当失礼な奴です。酒勧められると、「僕飲むと本当に凄いんです、麦茶下さい」。その時、富良野「木と木の間に天狗」と言い、麦茶をビールを変える。ビールを飲んだ、八雲は即失神だ。寝込んだところを村長の娘の田久保美和が介抱する。そして、村を案内する。村長と息子は言い争っている、息子「また、あん時みたいになったら、御免だぜ」。村長「そうならないように美和をつけている、手は打つ、おーいで、さっさと村から追い出せ」。村を見ると、わらじで天狗除けが方々にある。祭りの舞台の鳥居を見せる。八雲は美和さんが舞うのですね、さっき沐浴されていました。興味深い、天狗を殺したという物騒な言い伝えは珍しい。また天狗除けのように天狗をタブーとして恐れている。400年前の言い伝え通りに。美和「言い伝えれはありません、呪いは今も生きている、この村は呪いから逃れられない」。そこに村の助役の小山内がやってくる。美和の婚約者だが、美和が舞をするので、未婚の娘でないといけない、結婚式を延期していた。美和はおびえているし、嫌いみたいだ。八雲「この村の天狗は別の顔がある、皆目見当が付かない、闇は深い」。その時、7−9明の天狗が登場する。富良野がやってきて、棒で天狗に立ち向かう。そして天狗の面を割ると村長の息子だった。宮司がきて、やめろ」という。一応宮司緒家に行く。宮司「この村は閉鎖的だ、許してくれ、村長の息子はワルで、仕事もしないでフラフラしている、美和まで手を出す、美和は養女だ、幸せになって欲しい、あのことは忘れても言い頃合いだ、でもワシの口からは言えん」という。村長は怒り心頭だ。その夜は宮司の所で寝る。布団が二つ蚊帳の中だ。富良野は一つだすが、自分が寝る羽目に。村長の息子は雨の中、淵の傍で酒を飲んでいると、天狗が出る。CM。
朝、八雲の所に美和が来る。村長の息子勝太郎が淵で死んでいる。杭が頭を突き抜けで天狗の様になっている。天狗の面と遠めがねが置いてあった。赤鼻のババ「天狗の呪いだ」。八雲「言霊は知っていますか」と聞く。富良野がボケると、宮司が「言葉の中にある力だ」。八雲「天狗の言い伝えがタビーなのは、むやみに口にすると、言霊となり、恐ろしいことが起こる、それを避けようとするためだ」。富良野「また殺人が起こるのですか」。八雲「それを避けるために、勝太郎の死を調べる必要がある」。宮司「勝太郎を疎ましく思う者は、多い、あえて言うと、村役場の悦司かな、美和の婚約者だ、何年もかかって美和をくどいて婚約までした、勝太郎が美和に手を出した」。村役場では天狗の呪いだと言っている。村役場の悦司のところに電話があり、出て行く。神社の庵で、天狗が降りてきて、天狗の舞を授けてくれる。この庵に入れるのは宮司と舞う者だけだ。村の掟だ。そこに美和が来て、舞を授かるために入っていく。美和は中から鍵をかける。一方村長たちは葬式もしないで、祭りのためにの料理・天狗汁を、巻物のレジメに従って作り始める。祭りまで口にしてはならない、味見もダメなのだ。富良野、天狗汁って、Hぽくないですか、平山あや、お前が言うか、爆。美和が終わったところを見計らって、八雲と富良野は美和に頼み込む。しかし横の脚立で部屋をん覗こうとする。ちょっとだけだ。もちろん宮司に怒られる。八雲は落ちてしまう。宮司は天狗の言い伝えの巻物を見せる。団扇(空を飛ぶ)、遠めがね(もちろん遠くを見る)、蓑(姿をくらます)の3つの宝がある。池のそばに遠めがねが置いてあった。何者かの仕業だ。宮司が悦司が来ないので携帯すると、チャルメラの着メロが寺の庵から聞こえる。中に入ると、悦司が赤い紐で首を絞められて死んでいる。そばに蓑がある。茶室とすれば天狗の呪いだ。CM。
警察で刑事二人がやってくる。富良野「これは密室殺人」。八雲「本当なら、殺人出来ませんけど」。八雲はほんとうに冷静でいやな奴だが、及川さんだと自然だ。刑事が二人だと、益岡徹さん、滝沢沙織さん、レギュラーなのですね、ますますトリックだよ。でも、滝沢沙織が刑事さんとは意外だな。男と女のコンビは新鮮だ。富良野と刑事二人の絡みがある、笑。事件で八雲は、天狗はよそ者だ。そこで、祭りの資料を閲覧した人を調べる。5年前に来た人を調べる。多分トラブルが起きたと推測する。椎名達彦だ、東京練り区、間違いないよそ者だ。よそ者=天狗だ、椎名が殺人を犯しているのだろうか? しかし平成11年だけ何でひとりなのだ。あれ、10年も一人だった。予言通りだと、次は村長だ。村長は怒っている「死に損ないの亡霊め」。刑事は宮司を連行して取り調べる。羽根井刑事「鍵のかかる密室で殺人、鍵を持っていた住職が犯人だ」。八雲「鍵をかけると疑われるだけだ、するわけがない」。刑事の目は泳ぐ。五十嵐刑事「宮司と村長は対立していた背後関係があった、村長は祭りを中止しようとしたが、宮司は祭りを強行した」。羽根井「遺恨があった、勝太郎の殺人も宮司だ」。八雲「実際祭りは行われるのだ、富苗さんが勝太郎を怨むことは考えにくい」。刑事の目は泳ぐ。美和は宮司が捕まって祭りが行われるか心配する。八雲「悦司さんが殺されたとき、僕らと一緒にいた、アリバイがある、すぐに釈放されますよ」。二人は帰る。美和は橋の上でいきなり「この村嫌いです、私を連れ出して」と言って抱きつく。八雲「東京は遠いですよ」。美和「ごめんなさい、忘れて下さい」。富良野が追いついた。椎名は何ものか、天狗でしょう。八雲の推理は天狗の言い伝えだとすれば、復讐だ。犯人が椎名とすると、3件目の殺人のため、この村に潜んでいる可能性が高い。その時美和の悲鳴がして、不審な男が逃げていく。美和は「たつひこさん」と言って失神する。赤鼻ばば「天狗の呪いだ、この村は呪われている、滅びるのだ」。つづく。
日本シリーズの順延で油断したら、最初10分ほど録画も視聴も忘れたよ。ここは感想のみだ。野球があると油断大敵だ。このドラマ枠はエロさ満載で、楽しいな、このトリックそっくりの作り好きですね。予想通りだが、まずまず作っていました。道具やセットのチープさは感じませんでした。
田久保村長:西岡徳馬さん、富苗宮司:懐かしい石立鉄男さんだ、田久保美和:伊藤裕子さん、田久保勝太郎:虎牙光輝さん、花菱明:田中要次さん、長内悦史:東根作寿英さん、椎名達彦:大柴邦彦さん、赤鼻ばば:三城晃子さん