結婚のカタチ NHK 月ー木 23時
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
藤原紀香さんが主演で、一部では抵抗があるようですが、自分は結構抵抗がない。「スタアの恋」や「あなたの人生運びます」も気に入っていました。しかもテーマが事実婚ということで興味深いのです。紺野まひるさんも、色々出現していますね、期待しています。そして同僚の鈴木砂羽さんは安心です。もちろん、臼井晃さんも。俊一役の井上チャルは、画面で見ると、ちょっと顔も演技も気になる俳優さんですね。期待しています。期待★★★★で、予想も★★★★です。
結婚のかたち★★★ 1週 「事実婚のふたり」
国際会議場で、主人公の有里は同時通訳をしている。横浜で大介はやや古びたマンションに花とパンを持って帰ってくれる。有里は10年でやっと今日の仕事まできた。乾杯して食事を始めるが、大介は仕事が忙しく会社に帰る。3年前に籍も入れない事実婚をしたのだ。夫の大介は東京中目黒の事務所で、フリーのグラフィックデザイナーからやっと会社を立ち上げたのだ。有里は友だちを呼んでパーティーをしただけだ。有里は実家の相馬酒店に帰ってくる。後を継いだ妹夫婦が母と同居している。有里は仕事が一人前になり34歳だ、そろそろ子供を作ろうかと考えている。同僚の大庭香織は子供2人いるが、旦那とも喧嘩している。夜は上司のバツ一の徳永と飲む。まわりからは、事実婚バンザイだ、結婚していないからすぐに別れられると言う。家に大介が夜帰ってくるが、書類を取ると会社に帰った。しかし、深夜に部屋が水浸しになる。屋上の排水が悪く、下に落ちてきたのだ。管理人もいない。大介が帰ってきたが、実家に買えるように言われた。忘れた傘を届けると、大介は女の運転する車に乗り込んでいた。身近な夫が遠くに見えた(1話終わり)。
有里はずぶぬれで実家に帰る。大介は会社で泊まり込む。俊一は、「こんなときこそ実家を頼って欲しい」と不満げだ。大介の事務所では、エステサロンの高見沢の仕事が貰えるかで盛り上がっている。有里は「Love is War」という本の出版記念のパーティの通訳だ。そこに高見沢恭子がやってくる。恭子は妹佐奈の同級生だ。恭子は「愛は戦いだ」。有里は小さいときに父が突然離婚届をだして、出て行った。その後は母が皆と寄り添って生きてきた。留学も1ヶ月がやっとだった。今日あるのは母の苦労の御陰だ。これで結婚に不信があったのだ。バツ一の徳永はそれを聞いて、自分は浮気はしていないが、仕事ばかりで家にいなかったら嫉妬から疑われて離婚したのだ。有里は信頼しないのは辛いですかと聞いてしまう。有里と大介のマンションは修理でしばらく使えなくなった。管理人は謝るばかりだ。治部の大事なものも水がついてしまった。大介は仕事が忙しいので会社で寝泊まりするという。でも明日は有里の母の誕生日だ。大介に迎えを約束する。有里が実家に帰ると、母はまだだった。どうも男がいるみたいだ。佐奈に恭子が来ていた。恭子は意外と古風な考えで、「好きな人には自分のことよりも彼に何でもしてあげるべきだと思っている」と言う。有里は「自分のことは自分でやる」と答える。恭子の彼も同じ事を言っている。恭子は妻子持ちが好きになったのだ。次の日有里の会社に大介が迎えに来た。車が変わっていた、レンジローバーだよ。高そうだが、友人の大庭正和の頼みだと答える。しかしサンバイザーを動かすと口紅が落ちた。大介に聞くと、新しいクライアントのサンプルだと答える。これは本当ですね。しかし、有里は大介に女の影を見る。何でも言い合える仲だったのに変わっていった(2話終わり)。
花を買うが携帯があり、仕事の打ち合わせが入る。さすがに有里は「お互いの家族は大事にしようと約束したでしょう、普通に結婚した人と同じにいないと周りが認めてくれない、でも仕事じゃ仕方ない」と許す。有里は実家に帰るが、俊一「お兄さんは俺たちを家族を思っていないのでは?」と言う。佐奈「俊ちゃんは家族団らんが大事と思っている人だから」とフォローする。そこに母へ男の人から電話だ。母の彼かもしれない。大介のクライアントは恭子だった。新しい広告の原案を見せたかった、恭子が車に書類を取りに行く。その間に恭子の同僚は、「済みませんね、24歳ですし、ビジネスではシロウトで、高見沢のお嬢さんですが、綺麗なだけで、やり手のお母さんとは違う」と言う。しかし大介は「いいですよ、シロウトですが、自由なアイデアは刺激になります、恭子さんのイメージをkたちにするために我々がいる」とフォローする。恭子は嬉しそうだ。次の日、有里は恭子と会い、エステサロンに連れて貰う、有里の意見も聞きたい。新しい出店を任されたのだという。しかし、そこで大介の車の中で見つけたブランドを見つける。恭子は「決心した、この前の彼を突き進むことにした、私欲しいものは欲しい、手に入れたら離さない、まっしぐらです」と宣言する。同僚の香織は「怖い」というが、有里は「天使のように可愛い子だ、でもちょっと羨ましい、そんな風に素直に生きられたらいい」と答える。香織は「そんなのに馬鹿な男は引っかかるのよ」。大介と正和が飲んでいる。正和「浮気がばれない3カ条、一、上着のポケットは空に、二、携帯メールや着信履歴は常に削除、三、技の全てを尽くして妻を喜ばすべし」。同じ頃香織は有里に、浮気を見つける3カ条を述べている。1,2,は同じだが3が違って、新しい夫婦生活の技が加わったら浮気だという。笑い。外で覚えたことを試したがるものだ。正和「このままじゃ淋し、愛が欲しい、監視じゃなく関心が欲しい、若い子はいい、可能性があってワクワクする」。正和が香織の家に帰ってくる。大介と飲んでいたと聞いて、早速携帯するが先に大介に彼女から電話があり繋がらない。香織は大介に浮気していただろうと喧嘩になる。タクシーで帰る有里は、修理中の家に寄る、ホワイトボードに大介はどこ? と書くと、大介に会いたくなった(3話終わり)。
有里の実家では、朝食だ、有里はマンションが帰ることになった。俊一「夫婦だから早く帰ってこいと言えばいい」と助言する。佐奈「そういうと、俺は仕事だと怒る癖に」。俊一「状況が違うだろう、おねえさんは籍を入れていないのだから、おねえさんは妻としての努力が足りないのでは、会社で寝るおにいさんも可哀想だと思う」と続けた。有里は仕事するが、そこに高見沢のサロンの英語の翻訳を頼まれる。有里は自宅でしたいと頼む。大介は新しいクライアントは駄目だった、高見沢の仕事で事務所を繋ぐしかない。大介は部下に有里のところへ寄ると言う。職場を見ると有里は仕事が忙しそうだ。帰ってしまう。有里は恭子を呼んで、新しい仕事について相談があった。そして新しい店のパンフレットを見せる。有里は「いいわ」とコメントする。一人子の恭子は有里をお姉さんみたいに思って、意見も尊重しているのだ。昔、恭子と佐奈が優しい男と遊んだ時も、有里が来て辞めさせてくれた。ここで紺野まひるさんの高校生制服姿が出る。ギリギリセーフかな。笑。今度のことも周りは反対するが、有里は聞いてくれたと話す。しかし有里は「賛成したわけではない、勇気があると思った、たくさん傷つくかもしれない、やっぱりその人がいいのでしょう?」。恭子「信頼してます、相談にのって下さい、これからその人にあって、ぶつかってみます」と言う。恭子は大介と会い、本と見せる。そして恭子「部屋にいきませんか、ホテルに住んでいるんです」。4ヶ月借りている部屋に来た。このホテルにサロンが出店して軌道に乗るまでいるのだ。恭子「ホテルから夜の町を見る、明るく暖かく、そして淋しくなります、誰かに会いたくてたまらなくなる」。大介「ここが広すぎるからです、最近事務所で寝ているから」。恭子は「可哀想と抱き寄る、そして私じゃ駄目なんですよね」。そこに有里から携帯だ。マンション来週から住めるので打ち合わせしたい。ルームサービスがきて受け取る間に、恭子は着信履歴を見ると相馬有里であった。恭子は次の日有里に会いにいく。香織は例の天使と有里に近づき聞く。恭子は有里に質問する。恭子「結婚して何年?」。有里「3年」。恭子「私の好きな人も3年、有里さんは好きな人が浮気したらどうします」。有里「もしかしたら終わるかも知れない、実は事実婚なの、籍は入っていない、だからどちらかに好きな人が出来たらどうなるか分からない」。恭子は微妙な顔から素晴らしい笑顔になる。恭子がすごく別人に見えた(4話)。
結構楽しいです。テーマの事実婚という微妙な男女の関係が描かれていると思います、興味深いものです。予告編から見ると事実婚は有里が提案したようだ。父が離婚届をだして、家出したことがトラウマになって、書類に不信を持ち、何も傷つくことがないように予防線を張っていたのかも知れない。ともあれ、紺野まひるさんは大活躍です。高校生制服は見納めでしょうね。てるてる家族でも着ていたような。一番はボリュームを感じる藤原さんの夫が葛山さんである、微妙な取り合わせです。これも見守っていきましょう。脇の佐奈夫婦、徳山、香織などは安心して見ていられる。スーパー脇役ですね。来週も見ます。トキオはやはりお蔵入りですね。録画してDVDRに焼き付けて終わりですね。