ラストプレゼント   日テレ  水  22時

脚本:泰建日子
演出:岩本仁志、渡部智明、南雲聖一
プロデューサー:大平太

音楽:池頼広
主題歌:「僕が一番欲しかったもの」槇原敬之
平木明日香(36)...天海祐希
小田聡(37)...佐々木蔵之介
小田歩(8)...福田麻由子
安芸蓮太郎(27)...要潤

平木昇...平泉成
平木伸子大森暁美

澤口医師  升毅
平木綾音(26)...田畑智子
平木昇...林泰文
廣川来実(27)...須藤理彩
百瀬有里(32)...永作博美 

志茂口優...松重 豊
牛尾加奈子...中島ひろ子
高橋真子
...深浦加奈子


これも tear が付いていて、涙らしい。天海さんが苦手だ、男前の弁護士から、今度は何を演じてくれるのかな。佐々木蔵の介さんも嫌いではないが、離婚弁護士のコンビ、そのままじゃ、辛いかな。田畑智子さんは大好きです。須藤理彩さんはロバから抜け出ていないので、本当に違う顔を見せてくれ。ちょっと役者さんが地味過ぎない、涙だからじっくり深くやってくれるのかな。期待度★★です。


ラストプレゼント★★★★   11話終  9月16日は明日香の誕生日です   9月15日放送

歩は一人で家にいる。明日香は病院で澤口医師から腫瘍マーカーの数字が489(CA19−9かな?)で30%上昇、MRIに脊椎に転移した癌は徐々に神経を圧迫して、このままでは下半身麻痺を起こす可能性がある、、specからの所見からも、プルトン=陽子線で癌を叩く治療に抗癌剤をかぶせます。おいおい、今で何もしなくって、転移巣の治療は積極的だな。治療は身体に大きな負担で吐き気、食欲低下、白血球が減れば感染症にかかりやすくなる。明日香「今更こんなことを言うと怒られそうだけど、私、入院するのやめようかと思います」。タイトル。
明日香の部屋は引っ越しだ。聡、有里が手伝いに来ている。明日香が朝化粧していると、有里が来る。有里「相変わらず綺麗ですね」。明日香「相変わらず口上手いね」。有里「今日言うのですね」。明日香「うん、今日言わないとね、最後の誕生日だから」と言う。明日香「何かママにいうことない、ママの誕生日なんだけど」。歩「おめでとう」。聡「何かあたっらすぐに連絡しろ、窓際だから全然平気だから」。明日香はプレゼントで証人欄に記載した婚姻届にを出す。洋服も着ないからと捨てる。明日香と歩は出かける。設計事務所で来実はクライアントと工務店のトラブルで、相変わらずだ。そこに明日香が歩を連れて最後の挨拶に来る。明日香「最後のご挨拶に、みなさん大変お世話になりました、勝手にいなくなってご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」。南埼玉市民会館は実施に入った。設計が込み入って請け負った構造設計会社が大泣き。所長「そのほうが忘れない、泣かされた分良い物が出来る、人は決して忘れない、休職という形にしてある、いつでも戻ってこい」。来実は追いかけてくる「あっさりしすぎ、一番弟子の私への言葉はないのですか」。明日香「あの不細工な家、ちゃんと立てな、あの家だったら私も住んでもいいと思ったよ、以上」。来実「了解です、隊長」。二人は最後に抱き合う。来実がしっかりしているから明日香が痩せて見える、笑。最後なのかな来実の姿、好きでした須藤さん。蓮太郎は、親子モデルのドタキャンで明日香と歩のモデル写真を撮る。歩ちゃん次第に良い表情だ。最後に明日香の部屋からの夏祭りで一緒に着ようとした浴衣を持ってくる。お揃いの浴衣で写真だ。さすがにモデルさんですね。いい写真が撮れた。田舎では両親がビデオを観ている。3回目だ。「上を向いて歩こう」を歌っている。そこへ綾音たちが帰ってくる。マジで「明日太郎」という名前だったのか。ケーキを買ってきた、退院祝いと明日香の誕生日も祝う。綾音「明日太郎と1週間違いなんだし、来年は明日香おばさんと一緒にお祝いしましょうね、明日香おばさんは、明日太郎が生まれる時ズット手を握っていてくれたんだよ」。昇「姉貴から名前貰っても、余り馬鹿でかく育つなよ」。思わず母は大泣いている。母「明日太郎がそうか元気で健康でありますように」。かみさんも涙、名前が可哀想だというのだが。有里は花屋で、真子ねえさんに、明日、籍を入れる、式も今月中にあげる。真子に婚姻届の証人になって欲しい。元妻に付添人やってもらう花嫁か。変かな、変じゃないかな。歩は明日香と歩きながら回想する。そして手を繋ぐ。空、噴水。明日香「今から海に行こうか、夕焼けに間に合う」と言う。歩「どうして、前はいやだっていったのに」。明日香「人間は気の変わる生き物だから、一昨日はママのことをずっと忘れないで欲しいと思った、昨日はママのことなんて綺麗さっぱり忘れて幸せになって欲しいと思った、でも今日ははまた違うことを考えている、歩と一緒に海に行って話せなかったことを全部話したい」。歩「絶対嫌、泳げない海、海の家のない海に行きたくない、海に行くなら来年の夏に行きたい、私今年の夏は楽しかった、でも来年はもっと楽しいと思う、だって、来年ははじめからから皆いる、ママとパパも、有里おねえちゃんも、あのお兄ちゃんも、みんな最初から一緒にいるもん、バーベキューする、大きなゴムボートに乗ったり、砂のお城を造ったりする、日が暮れたら花火もする、それから近くの旅館に泊まって、夜は並んで寝るの、みんな一列に並んで、ママは嫌なの、ママは来ないの、ママはみんなと一緒に来てくれないの」福田さん、長セリフだ、名演技だ。明日香「もちろん行くよ、そんな楽しいイベント、ママだけ置いていったら怒るからね、そうだね海は来年にしようか、じゃ、お買い物して帰ろうか」。CM。
夜は、蓮太郎と聡が食事を作り、有里が家にいる。皿が足りない、聡の部屋の押入の中にある。蓮太郎「邪魔じゃない?」。聡「助かる、大勢の方が暗くならない」。有里は探す。そこに明日香が帰ってくる、さすがに天海さん痩せいますね、腰も痛そうにしている。帰ると、歩が「楽しかったで」、有里は歩に話していないことを知る。アンチョビがなくて、明日香がスーパーに買い物にいく。有里が追いかけてくる。有里「話したんですか」。明日香「今日は話せなかった。有里「明日から入院ですよね、だから今日は最後のチャンス」。明日香「ちなみに入院も辞めた、だってさ、癌細胞を叩くと健康な細胞までも叩く可能性があって、苦しい辛いのだって、治るのなら我慢するが、結末は変わらないのだし」。有里「入院しないでどうするのですか」。明日香「最後くらい格好良くすっと消えたい、明日の朝パット旅に出て、遠くの町で気ままにプラプラして、やばいときは何もしないで、ストンと死ねたら最高」。有里は思いっきり拳固で殴る。明日香「末期癌患者の私、グーで殴った」。今度は平手で叩く。有里「何ですか、それ、勝手に告白して、一緒に暮らして、二人で一緒に歩ちゃんの母親やって来て、最後の最後に何ですか、格好良くスット消える、旅に出る、ふざけんな、私たちバカにするのもいい加減にしろ」。明日香「あんたが歩だったら見てみたい、病院のベッドに縛り付けられた母親、抗癌剤の副作用で髪が全部抜けた母親、どんどん痩せていて骨と皮だけになった母親」。有里「それでも母親は母親よ」。明日香「母親だから言ってるんじゃない」。有里「歩ちゃんに告白もしていない癖に」。明日香「あの子まだ9歳なのよ」。有里「黙っていなくなる方が傷つくの」。明日香「勝手な事言わないで」。有里「分かってるから言ってるじゃない」。明日香「死ぬのよ」。有里「知ってるわ」。明日香「だから、来年の夏も歩と一緒に過ごせるあなたに、とやかく言われたくない」。沈黙と涙。有里は良い子だ。明日香「何であんたが泣くのよ」。有里「そんなこと聞かなきゃ分からないんですか」。明日香「あんたって、バカ底なし、何度も言おうと思ったが、言えなかった、何か歩は気が付いているみたいで、歩が言わせてくれないんだよね、行こう誕生日会、歩達待っている」。CM。
事務所では、所長がケーキ買ってこいというが、もう来実が買ってあった。家では、歩が箱庭を作った、その中の皆が仲間のバンダナをしている。明日香が帰ってきたが、頬が赤く腫れている。玄関で明日香は歩に「話がある、ママ病気なの、もうすぐ死んじゃうの、膵臓癌って病気で、気が付いたときは身体中に移っていて、手術も出来ない、来年、歩と海にいけないと思う、いつまで歩と一緒に居られるか、ママにも分からない、約束破ってごめんね」。やっと言えたのか。歩「嘘だ(声が裏返っていた)、そんなの嘘だ」と歩は自分の部屋へ走り思いっきり泣く。明日香「ごめん、私また台無しにしたかもしれない」。歩の箱庭を見る。明日香は有里に「歩のことよろしくお願いします、この男の事も、笑」。聡「俺、呼んでくる」。明日香「いいの、乗りこえなきゃ行けないことだ」。聡「こんな終わりでいいのか、これが望んでいた誕生日か、歩との最後の」。明日香「今は無理でも、きっと分かってくれる、歩は乗りこえてくれる」。歩は回想する、サイバイバルゲーム、食事のメニュー、お祭り、花火で、歩の「どっちでもいい」に、明日香は「駄目」と言ってきたのだ。レストランのトイレで「もう自分を悪い子だと思わないこと」。教室で「歩がそんな優しい子に育って嬉しい」。祭りの花火で橋の上で抱き合った。回想から戻ると、歩は机の上のバンダナを持って部屋を出る、そして歩「海に行きたい、今からみんなで海に行きたい」と主張する。CM。
夜の海に行く。近いのかな。明日香と歩は波打ち際を遊んでいる。聡、有里、蓮太郎は見ている。歩「ママ、私、毎日病院へ行く、私、毎日ママの手を握って、頑張ってという、だから、ママも私とたくさんいて、一日でも長くいて」。泣きながら明日香「歩有り難う、ママ頑張っちゃおうかな、病院で病気と戦おうかな、頑張ったら奇跡が起こるかも知れない、一日でも二日でも長く生きられたら、奇跡が起こるかも知れない、ありがとう」。だから、早く歩に言えば良かったのだ。バンダナを出して、迷子にならない。そして、3人に手を振る。蓮太郎がケーキを持ってきたが、風が強くローソクに火がつかない。田舎でもケーキにろうそくが着いている。明日太郎、明日香「おめでとう」。設計事務所でもケーキで「平木、おめでとうだ」。ラストプレゼントは3つの誕生日祝いの全てがそうなのですね。海岸では蓮太郎の写真だ。5人は素敵な顔をしている。遅すぎたけど花火をする。つかの間の幸せの中で、朝日を見る。朝までいたのか。エンドロール。その後は示すことなく、きっぱりとおしまい。潔しい。
多分、30歳代の女性は泣いているでしょうね。母子の愛を無条件に信じられ、実感できる人は、無条件に泣けるのでしょうね。おじさんの自分はプチ泣きでした。明日香が歩を捨て家を出た時の激情を丁寧に描いて欲しかった。それがないから、理屈で理解するしかないおじさんはハマレなかった。そして最後まで、明日香の死まで描いて欲しかった。あんな元気なままで、終わるなんて、ずるいよ、嘘つきだよ。もちろん、脚本家はそんな視聴者もいることを分かった上で、この描き方を選んだのだろう。潔い、気持ちの良い、信念は尊敬します。これはこれで素晴らしかった。自分は泣けなかったし感動もしなかったが、作り手の心意気と技には感心した、いいドラマだったと評価しよう。最後に4つ★を付けました。



ラストプレゼント★★★   10話  9月8日放送

明日香は蓮太郎に、有里、歩、聡と会った。有里は聡に明日香の病気を告げる。有里「麦茶ある」。聡「あるよ、普通の濃さのやつ」。麦茶で明日香を表している。有里「癌だって、末期の膵臓癌、あと1ヶ月か2ヶ月」。聡「ごめん話し見えない」。有里「だから、明日香さんが、2度もいえないよ」。聡「癌、えぇー、何のゲームだよ? あいつは殺しても死なない女だ、あいつは健康だけが取り柄で風邪一つ引かない、だけど、あいつがそう言ったの?」。有里「私も最初は冗談と思ったが、でも冗談なんかじゃなかった」。聡は有里をしっかり見つめ、その後庭を見つめる。聡「じゃ、あれは何、歩が海に行こうと行ったとき、あいつは行きたがらなかった、俺は海は来年もあると言ったら、そうだ、そうだ、見たいな顔をして」。有里「あれは、明日香さんの思い入れなんだ、今年歩ちゃんと海に行ったら、あの子がこれから海に行くたびに、いつも自分のことを思い出して、そしたら、これからずっと歩ちゃんは海を楽しめなくなっちゃう、本当は行きたいけど、もう行かない」。聡「あいつは、そんな優しいことを思うやつじゃない、有里だって知ってるじゃないか、我が儘で、自分勝手で、人の気持ちなんか全然考えない女なんだ、それは言い過ぎだけど、あいつは基本的に、1に自分、2にも自分、3,4がなくて、5にようやく家族があるかもなって、どこ、あいつが診て貰っている病院だよ」。明日香は蓮太郎の車で田舎へ行く。明日香「暑いといっても、9月になると風が違う」。蓮太郎「夏の終わりって、毎年ちょっと淋しい、また次の夏まで一年も待てないんだよなって、あ、あ、俺よく考えたら夏って好きじゃない、日焼けすると肌弱い、写真の仕事は体力的にきつい」。明日香「いいんだよ」。蓮太郎「歩ちゃんには何って言うの?」。明日香「うん、言わないわけにいかないでしょう、とか言いながら、何て言ったらいいか分からない、ここで止めて、ここから家までは歩いていきたい、また次いつ来られるかわからないし、きちんと自分の足で歩いていきたい、歩のこともゆっくり一人で考えたい」。蓮太郎は「分かった」で降ろす。明日香「送ってくれてありがとう、我が儘ばかり言って」。蓮太郎「俺夏好きだわ、明日香さんと初めて出会ったの夏だったし、明日香さんとの楽しい想い出一杯あるし、だから俺・・」。明日香「じゃ、行くね」。蓮太郎「明日香さん」と声をかける。振り返る明日香を蓮太郎は写真を撮る、そして「明日香さん、綺麗だよ、今の明日香さん、すごっく」。主題歌。歩く明日香の横を救急車が走り、実家に入っていく。タイトル。
有里は聡の部屋でじっと座って待っている。聡は病院へ行った。澤口医師に面談する。聡「元夫です、彼女の一人娘の歩の父親です、彼女の両親は田舎にいますし、この東京では、私は彼女の一番近い存在なのです、彼女の病気のことを説明して下さい」真剣なかおだ。澤口「分かりました」。明日香は家で父が呼んだのだ、陣痛が始まった。救急車はお産は扱っていない。父は無意味にテンション高いですね。綾音の予定日は1週間先で車はライブの機材運びで貸したのだ。母は「ところで何故帰ってきた」。父「初ライブに帰ってきたのだ」。母「仕事は」。明日香「私、仕事辞めようと思って、大きな仕事、終わったから、丁度良い機会だし」。そこに綾音の陣痛が始まる。今度はタクシーで病院へいくことになる。父が頼み込んでライブをすることになったから、家に残って練習もあるのだ。そこに電話がなる。父を残して、皆はタクシーで病院へ行ってしまう。聡が明日香の家に電話したのだ。父のトンチンカンな応答で(主語を省略するのだ、馬鹿、こういうときは必ず主語、目的語をはっきり告げるべきです、社会人の常識です)、「救急車・・時間の問題・・本人は大丈夫というが・・」で心配になり走り出す。歩は学校で、ママの誕生日プレゼントのリストを見る。健太が聞く、ママの誕生日だから、健太「何でもいいじゃん、そんなことで悩むな」。歩「あんたは何あげてるの」。健太「去年は忘れた、適当だ、親の誕生日は毎年あるのだから、いちいち覚えてられない」。歩「私は初めてだ」これがラストプrゼントなのかな。突然然、聡が教室にやって来て早退させ、手を繋いで走る。そして、聡は有里へはメールで明日香の田舎へ行ったと知らせる。有里「正しかったのかな、私」。小島医院では、まだ子宮口が開いていないので、明日になるだろう。皆は仕事を始める。母は父のライブの手伝いへ行くことになる。後で父のライブに来なさいと言って去る。明日香は残って、綾音を見る。子供の名前だ、昇はサッカー(俊輔、伸二、英寿)と大リーガー選手(秀喜、稼頭央、イチロー)の名前だ。父は「明日太郎」という名前だ。綾音は明日太郎が気に入っているというおいおいありえないだろう、今時。母は父のライブの前に、「大丈夫じゃない何かがあるんですか、仕事を辞めると言っているし、おとうさんお態度も変だし、私たち夫婦じゃないですか、家族じゃないですか、隠し事なく40年連れ添ってきた」と問いつめる。父「伸子、ワシの口からは言えん」。母「えぇ」。父はエレキーギターをかき鳴らす。綾音は明日香の出産が大変だったことを聞く。明日香「実は半分麻酔で覚えていない」。そこに聡が歩とやってくる。聡「お前が救急車と聞いて、お前じゃなかったのか」。明日香「私が倒れたと思ったの」。聡は歩に「この前は慌ただしかった、おとうさん、おかあさんも歩と遊んでいないし」。歩「パパ、突然学校に来てママの田舎行くぞって」。聡「ママにたくさん甘えるのだ、俺は帰る」。何ではっきり言えばいいのに、まあドラマだもの。CM。
聡は帰る、明日香は追いかけて走る。聡「走るな、俺の風邪がうつったといってたろう、風邪の時は安静が一番だ」と怒る。明日香「もしかして何か聞いた」。聡「何も聞いていない、ふざけるな、思い上がるな」。明日香「ねえ、歩に話した」。聡「言えるわけないだろう」。明日香「聞いてるんだ、良かった、今日お父さんのライブだ、歩連れて行ったらすごく喜ぶだろうな、最高の親孝行できそう、歩には私から言うから、何をどういう言葉でいえばいいか、分からないが、でも私からいうから、私が言いたい」。歩は病室で綾音に付き添っている。歩「痛いの」。綾音「実は凄く痛いの、こういう痛みと戦わないと、おかあさんにはなれないんだよ、歩ちゃんのママもおねえちゃんの何倍も苦しんで、歩ちゃんを産んだんだよ」。歩「そうなの」。綾音「そう、普通の人より大変で、お医者さんから、おかあさんの命を守りたいから、赤ちゃんを諦めてくれと言われた、でも明日香さんは二人とも助けてくれ、歩ちゃんをどうしても産みたいから、自分の手で歩ちゃんを抱きたいから、絶対絶対、二人とも助けてくれと頑張ったんだって」。歩「ママが?」。綾音「そう歩ちゃんのママが」。おいおい、明日香はそんなことがあったのか、でもその後の明日香を見ていると信じられない。仕事をタフにやっているもの、この設定にもはまれない。綾音は陣痛がひどくなる。ちょうど明日香も戻ってきた。綾音「夢みたい、私実は、子供の時から明日香さんに憧れていた、歩ちゃんのおかあさんって、昔からこの辺で有名人だったんだよ、美人で、頭良くて、スポーツ万能で、ファンクラブまであってね」。歩「ふーん」。明日香「ロボット研究会っていったの、ムカツクでしょう」。笑い。綾音「でも私にとったら、雲の上の、その又上の、宇宙いるような人だったのに、どういう訳か、その人の弟さんと付き合うようになってプレッシャー感じた、だから昇さんにプロポーズされた時も凄く悩んだ」。明日香「じゃ、私が駄目妻で、駄目母だって分かったら気が楽になったでしょう」。笑い。綾音「ショックでした、明日香さんが離婚したとき、それも歩ちゃんを置いて家を出たと聞いたとき、もの凄いショックで、実は一晩中泣きました、結婚して、子供産んで、母親になるのはそんな大変なことだって、明日香さんほどの人でも上手く行かないほど大変なことだって、じゃ私みたい平凡で頭も良くなくて愚図な人間には絶対無理だって思った、昇さんもお父さんもお母さんも子供を欲しいって言うし、ずっと迷っていました、この子妊娠してからも、毎日迷っていました、でも今日その迷いがなくなりました、私の右手を明日香さん、左手を歩ちゃんがこうやって握っていてくれて、明日香さんが歩ちゃんのちゃんと母親で、強い絆で結ばれていて」。綾音は落ち着いて心休まったようだ。しかし、田畑智子さん、凄い長いセリフだ、さすがだね、自分は結婚するなら、天海さんより絶対田畑さんだよ。気持ちを楽に生きていけると思います。綾音はトイレへ行くと行って、綾音は倒れる。聡が帰ってくると有里が「お帰りなさい」と迎えに来ている。夕日だろうか、赤い色調の映像の中で、聡「あいつは本当に勝手な女だ、最初から最後まで、最後の最後まで、あいつは自分勝手な女だ」と大泣きする。有里に抱きつく、通勤の客が一杯なのだ。CM。
明日香は電話するが繋がらない。歩と明日香は病室で語る。歩「ママは自分のことを駄目な人だと思っているの、時々そういうこと言うから、どうして、ママが駄目な人なの」。明日香「どうしてといわれても、理由が一杯ある、一番大きな理由は、この世で一番大切な人に、一番大切なことをグズグズ言えないでいることかな」。歩「一番大切な人」。明日香「歩、ママ・・・」。そこで中断だ、医者が分娩室から出てきた。全然早いじゃないか、誤診だよ。父のライブの時間が来たが、父は明日香は来ていないので、始めない。父は5分待ってくれという。母も「いいじゃにですか」。その時明日香がやって来た。昇に明日香は「男の子だ」という。そしてその場は盛り上がり、父は元気よくエレキギターの演奏を始める。明日香と歩は手拍子だ。しっかりした大きな赤ちゃんと一緒の綾音の病室に昇がやってくる。昇「綾音、ありがとう」。父「次は娘と歌います、おつさんと一緒に歌ってくれ、頼むよ」。歩「ママの歌を聴きたい、頑張れ」。グループ名はレッド・キャスルズ。曲は「上を向いて歩こう」。天海さん、宝塚だよ、歌は得意かな、でもあまり歌わないよね。回想シーンが入る。母も泣いている。つづく。
分、泣き所だろうが、明日香の妊娠・出産がそんなに大変なことの説明不足だ。折角、綾音に明日香の昔を語るなら、納得いくものにして欲しかった。これまでと同じエピソードだったような気がする。肝心の出産後から家を出るまでに何が夫婦の間に何が起こったか、この夫婦は語らないだろうから、綾音さんでもいいから語って欲しい。そこが欠落したまま終わると、最後までジグゾーパズルの中心が欠けたままになってしまうぞ。一つの命が誕生したのに、その前に何かを描いて欲しかった。今週は職場の牛の須藤理彩さんは全くでないし、有里が露出少なく、綾音が大きな役割を果たしました。明日香は相変わらず元気すぎるぞ、ピョンピョン跳びはねていた。歩に知らせることもなく、来週最終回だ。最終回はどこまで描くのだろうか、明日香が死ぬ所までだと思うが、それにしてはリアルな時間配分も合わない。一回で死まで描くのだろうか。しかし、やはり、「僕の生きる道」の影響から抜けていないのかな。あれが無念の病死の最高傑作だったからね。僕生き以前なら、この作品は良かったかも知れないが、僕生き以後では評価できない。あの作品を越えて欲しかった。「娘と生きる最後の夏」というサブタイトルに気づいたよ、いつから付いていたのかな。



ラストプレゼント★★★   9話  9月1日放送

4人で暮らしたのか、聡は何年かぶりで熱を出した。悪夢か。有里、可愛いな、こんな生活いいな、が見舞いに来る、そして歩も来る、可愛いな、歩は新学期だ。聡は悪夢を見ている。明日香もいる、聡「誰だ、このでかい女は、何でここにいるんだ」、明日香も少し風邪がうつっている。聡は正気に戻ったようだ、モノローグが終わる。有里「もうかなり悪いのかな」。聡「いつもの低血圧だ、朝が機嫌が悪いのだ」。明日香「違う、聡の風邪がうつった、反省しなさい、いい年して、自分の体調にも注意しない」と明るく言う。明日香のモノローグ「死にたくない」。歩は誕生日に海に行きたいと言い、有里も絶対行きたいと言う。歩「これから毎年お誕生日に海に行くの」。明日香「やっぱ、海やめない」。歩「どうして、どうして、9月はクラゲだらけで、海の家もやっていない」。有里「行きたい」。聡、悪夢じゃないぞ。ハーレムだよ嬉しがっていいのでは。歩はママと有里に手を繋がれて嬉しそうだ。歩の顔が穏やかだ。突然だな、これまでと味わいが違うぞ。有里「何で行かないですか、あんなに楽しそうにしていたのに」。明日香「だからなかな、今年、私と一緒に海に行ったら、毎年、これから海を行くたびに、私を思い出してしまう、勝手に死んでいった母のことを思いだしたら、歩は海を楽しめなくなっちゃう、そんなことふと考えてしまう、いつまでもウロウロするつもりはない、安心して、猫も最後は家を出る、私も」。歩の楽しい新学期が始まる。歩は元気で楽しい夏休みで、手を挙げている。病院で、澤口医師「そろそろ入院を考えては如何ですか、身体、本当はかなり辛いでしょう、では入院は16日まで待ちましょう、あと2週間、それまで倒れなければですが」。明日香「もう出られない入院ですか、私これから田舎で親孝行もしたい、娘が私の誕生日のことを考えている、誕生日は15日です、先生に一つお願いがあります」。そこへ父から携帯だ、父のライブがある、お前にも参加することにした。その明日香の前を蓮太郎が通る。無言のまま通り過ぎる。思わず携帯を切ってしまう。タイトル。
設計事務所で、来実は「坂本邸の打ち合わせには出ません、所長が言ったんでしょう、クライタントの希望は常に最優先だ、坂本さんが明日香さんに担当を変えてというのだから仕方ない」という。来た明日香に所長「お前からもガーガー言ってくれ」。明日香「ガーガー」。これはこのドラマに多い明日香の擬音攻撃ですが、自分は好きでないな。明日香「来実、何で上手く行かないか教えて上げる、格好付けて、スマートにセンス良く仕事しようとしているから駄目なのよ、あなたもしかして、私みたいになろうとしていない、無理無理、たかが牛なら牛らしく牛小屋立てればいいのよ」。来実「うんこしてきます」。爆笑。来実はさすがに傷つき怒っている。聡の家に、歩が帰って、聡に梨を食べさせてくれる。歩は4人の生活が楽しい、だから聡も歩が楽しければパパも楽しい。花屋でも真子は「楽しいそうな、新婚生活、どうにもなってないわけないじゃにない、新しい奥さんと古い奥さんが一緒になっている、普通ならありえない、プチ変態、大体、あれはどうしているの」。本当にどうしているんだ、他人の興味はそこだよ、真子が代弁してくれました。有里「もしも、あなたの余命わずかと医者にいわれたら、どうする?」。真子「結婚、結婚、結婚、相手に贅沢は言わない、マイホームを買って、子供を産む、男がいいかな」、そんなに出来るわけないぞ。でも真子さんは普通の人の意見を言ってくれます、有り難う、単純な夢だ。明日香は仕事が終わるとデーとだ、連太郎君と言われる。それを聞いて来実はプチ嫉妬だ、いや爆発だ。「明日香は美人で仕事も出来るかもしれないが、人の痛みが分からない、たかが不感症女じゃないですか」。突然、牛丼屋で蓮太郎と出会った。来実は蓮太郎と話す。蓮太郎「明日香とはあれから一度も会っていない、携帯にもでれない、次こそ出ようと思うけど偶然会ったけど逃げちゃいました」。来実「明日香さんのどこがいいの」。蓮太郎「いい子ぶらないところ」。来実「へぇー、単にいい人じゃないだけかもしれないのに」。明日香はレストランで歩に手紙を書き始めた。CM。
歩に電話だ。有里が帰ってくる。歩「ママから電話で今日はあっちの家に泊まる、仕事で、パパは寝ている、パパはやっぱり嫌なのかな、パパが嫌だと思っているから、ママお家に帰ったのかな」。有里「それは違う、ママはきっと、上手く言えないけど、一番歩ちゃんが悲しまないように一生懸命考えている、言葉が不適切だった、一番歩ちゃんにとっていいと思うことを、ごめん、上手く言えない」。そこへ蓮太郎がやって来た。明日香が待っていたのは、澤口医師だ。この店は明日香が最初から自分を指名してくれた店だ。先生の話を聞かせて下さい。澤口「遺言書を預かるのは勘弁して下さい、私は口べたです、お願いは」。明日香「とりあえず、食べましょうか」。澤口「私、人と料理を分かちあったことがない、昔好きになった女性に言われた、あなたはいつも私と同じ物を頼むから、人と何かを分け合えるのはいいですね、これから人と違うものを注文しよう」と思います。本当はここらも感動ポイントみたいだけど、スルーしてしまう。明日香も感動して「何だか私が生きていた意味がもう一つ増えた気がします、私のお願いは聞いて貰えました」。事務所に帰った来実は怒っている「若造にも格好悪いと言われました、私も言いましたけど、あんたも相当格好悪い、プロポーズしたなら返事位ちゃんと貰え、だから牛丼屋で言われた、牛丼はフランス料理までシャレていないけど、ちゃんと安くて旨い、来実も同じ牛だからやればできる、だから決めた、そこまでいうなら、格好悪いけど、とびっきり上手い牛丼になってやる」。爆。家で有里と一緒に食事を作る歩「ママはあの兄ちゃんと結婚するの」有里「分からない、でもあのお兄ちゃんはママのことがとっても大好きなの、そういうのっていいよね、本気で誰かを好きになると悲しかったり切なかったり、辛かったりするけど、でもいいね」。明日香は自分の家に帰る、父から留守電が入っていた、「とにかくお父さんのライブには必ず帰ってきなさい」と言葉は元気で明るい。しかし父は深刻な顔だ。CM。
明日香が朝早く職場に行くと、誰もいない。いや、いた、牛の来実だ。坂本邸のモデルを作りました。来実「徹夜で坂本邸作りました、これで安心して、痔の治療が出来ますね」。明日香「ヘェー格好悪い家ですね」。来実「牛なりに頑張ったもん」。坂本夫婦「格好悪い家ですね」。来実「美人は3日で飽きる、ブスは3日で馴れる、大切なのは中味です、これから一生住む家ですから、見た目より使っての心地よさのほうが絶対いい」。明日香も嬉しそうだ。そこに蓮太郎が会いに来る。蓮太郎は病院でのプロポーズの返事を聞く、明日香「結婚は無理かな、蓮太郎が悪いんじゃない、結婚生活に向かない、年も年だし」。蓮太郎「病気なんでしょう、もう治らないの」。明日香はうなずいて「ごめんね、早く言うなり、早く別れるなりすればよかったけど、優しいしすぐ傍にいてくれるし、都合良くあんたに頼っていた、本当にごめん」。蓮太郎「別に都合よく使っていいよ」。明日香「実は田舎に帰るんだ、もう余り時間がないみたい、もうすぐ入院しないといけない、今晩最後の食事当番したら、夜田舎へ行く準備する、明日の朝行く、そんな訳だから、こんな自分勝手な我が儘な女は忘れて」。蓮太郎「これでいいの、1年付き合った俺との最後、こんな終わり方でいいの」。明日香「プロポーズしてくれて凄く嬉しかった、本当に嬉しかった」と泣いて答える。蓮太郎も頭を抱えて泣きじゃくる。有里を携帯で呼び出し、明日香「しばらく田舎に帰る」。有里「でも、帰ってくるんでしょう、黙っていなくなったら、歩ちゃんが悲しむよ」。明日香「赤の他人の私にここまで優しくして貰い、あなた、国宝級のお人好し、私みたい駄目母には、もったいないような楽しい毎日だった、あなたのおかげ、有り難う」。有里「そういうの、やめてください、歩ちゃんには何て言うのですか、じゃ歩ちゃんも連れて行ってやって下さい、学校なんていいじゃないですか、どうでもいいじゃないですか、お誕生日、海へ行きましょうよ、みんなで行きましょうよ、来年、さ来年、私たちが思い出したっていいじゃないですか、いまさらどう気を使っても私たち思い出しちゃうのです、聡さん、私も、歩ちゃんも絶対明日香さんを思い出すのです」。最後に食事当番を歩と明日香でやる。平木家の「ごっちゃり鍋」だ、巾着を教えながら作る。鍋を皆で分かち合って食べる。楽しそうな夕食だ。明日香が一人で海岸で作った話に繋がる。人と一緒に分かち合う喜びだ。歩ちゃんも楽しい演技ができるのですね。役者じゃ。明日香は夜、自分の家に戻り、歩への書き置き(遺書)を書く。何と医者の止められている徹夜して、みなに書き置きを残した。元気すぎるぞ、でもこの家にはむ帰ってこないんだろうな。そこへ蓮太郎がレンタロウカーで送っていく。自分勝手に送りたい。聡の家では歩が「ママまた田舎へ行ったね」有里「絶対ママの誕生日に帰ってくるよ」。有里はここで聡に「明日香が・・」。つづく。
どうしても、明日香が元気すぎる。最終の終末のための入院直前なのに、天海さんは颯爽としている。いままではいいけど、このままかな。膵臓癌なのに、あんな肉コースは食べられないよ。ここのリアリティで、もう自分的には頓挫してしまう。ただ、来実の須藤さんの自爆のコントが素晴らしい、今シリーズ最優秀助演賞は確定だ、事務所的にもOkなのかな。今週も余り話し進んでいないな、蓮太郎に分かってしまい、告白した。本当に蓮太郎の気持ちが分かるよ、付き合ってきたのに、これで終わりかよ。これで分かるように明日香は自分勝手な人間だ。有里は4人で住むことも提案している、海へ行くことも、歩を田舎へ連れて行くことも提案している。しかし、明日香は自分の終末をどう迎えるか、提案していない。自分の終末については7話で「皆に負担かけなくて、突然バタンと倒れて、スッコンと死にます」では具体的ではない、話しが進んでも明日香からは具体的な提案がない。建築ならば、具体的な提案ができるのに、何故自分の生き方・終末については手案ができないのだろう、不思議でしょうがない。主人公に入れない自分は、やはりこのドラマにはまれない。あと少ししかないのに、感動させてくれ・・・。明日香や歩のセリフより来る実のセリフに反応してしまう、馬鹿なおじさんだ。



ラストプレゼント★★★   8話  8月25日放送

先週の告白をした後だが、家出した歩と健太を有里と明日香は探そうと言う。明日香「探せと言われても、私には何処を探せば良いのか、行かないの、歩の新しいおかあさん」。有里は明日香の薬袋を片づけて「卑怯者」と呟く。タクシーに載って有里「他に誰が知っているの?」。明日香「医者しか」。有里「私真剣です、聡、亜yみ、蓮太郎さんは?}」。明日香「知らない、言えない、運が悪いと諦めて」この軽さが微妙だよね、凄く納得する人と、何じゃこれはと反発する人に別れると思う。そこへ明日香の携帯がかかる。事務所の加奈子から坂本邸の設計のトラブルだ。来実に任せていると明日香は答える。来実「担当を平木に戻しましょう」と答えてしまう。こんな我が儘なクライアントはいるのかな。明日香は聡の家の前で立ち止まる。回想シーン---歩の誕生日ケーキの出来事だ---。聡が出て、有里を見つける。明日香「助っ人連れてきた」。有里「どうも、説明するの難しいけど、人生いろいろって感じ」軽くなってきたか。聡「来てくれて嬉しい、いつ電話あるか分からないから、俺は東町、明日香は中町から」。有里「明日香さんが留守番で」。明日香「まだ結構動ける」。有里「私の方が動けます、私の言うことも聞いて下さい」で明日香も納得だ。聡は警察に届け出る。駅にも聞きに行く。有里は走りながら、明日香のこれまでの言動を思い返していた、全ては余命2ヶ月で繋がった。ほら、率直に話せば、協力が得られる。聞いた人は重いかも知れないが、いや重いから、一緒に背負ってもらう、それが人と人の繋がりだろう。明日香は家で歩の成長の姿を写真で知る。主題歌が流れる。タイトル。
歩と健太と犬のロッキーは夜の繁華街を歩いている。夜、皆が家に揃うが、歩からは連絡がない。聡「また歩に何か言ったのか、誰だよ、あの兄さんって」と書き置きの紙を見せる。明日香「聡には関係ない」。聡「でも歩には関係ある、歩にとってはお前は母親なんだから」。明日香「自分の事は棚に上げて、自分の方を反省しなさい、私の事の前に聡と有里さんのことが書いてあるでしょう」。二人ともぶつかるばかりだ、反発のベクトルが相手に向いている。ここは同じに立って歩に目を向けないと行けないのに、いつまでも出来ない。これが出来るようになるには、明日香が病気を告げて、何が出来るかをあげて、それにはそれぞれが何をするかシュケジュールを組むべきなのだ。明日香は建築設計士だが、物は作れても、人間関係の建物を作れない。そこが問題で、明日香にはまれない、このドラマにはまれない理由だ。最終回にやっと実現するのでしょうが。シリアスになる中、有里は喉乾きませんか、と提案する。麦茶を飲む、明日香「濃いね」。聡「濃くないと麦茶じゃないと昔お前が言った」。明日香「そうだっけ」聡「しつこく言うから濃く作る癖が抜けなくなった、文句あるなら飲むな」。明日香「あなたはどちらが好き」。有里「普通の」。明日香「普通だって」。聡「分かった、注意する」。明日香「歩は自分で帰ってくる、賢い子だもの」。有里「そうかな、私は帰らない、誰かに似て頑固だし」。明日香「賭ける、1000円、はい、娘の家出で賭けるのは不謹慎でした・明日香は健忘なんだよね、この麦茶の味が結構夫婦関係を微妙に表している。聡「何で二人一緒なのか」。明日香「友達なのよ、仲が良いの歳も近いし、ねぇ」。有里「えぇ」。映画を見に行く、何が好き。聡はトイレへ行く。明日香「聡は緊張したり怒ったり心配したりすると下痢になるの」。有里「聡にも歩にもずっといわないつもり」明日香「言えないでしょう、分かっているけど、分からない、答えられない」。有里「怖くないのですか」。明日香「怖くない、考えないようにしているし、どうにもならない」。聡が帰り「おい、この家は禁煙だと決めたのはお前だろう」。明日香「今夜だけ解禁って決めたのも私」。聡「勝手な奴だな」。そこに明日香に父から携帯がかかる。父「物置になっていたお前の部屋空けた、帰ってこないか、帰ってきなさい、意地はって一人で暮らしてどうなる、家族一緒になるのが一番だ」2段組でシーンは流れる。電話したときが悪かったね。明日香「家族一緒が一番だろうが、理想は、今長く話せない、前向きに検討します」と切ってしまう。やはり父は知っていた。聡は有里に本当は何があったか聞く。聡「あんなんで一方的にわかれるなんて、納得していない」。有里「聡さんは時々子供だよね、それで嫌いとか言っているわけでなく」。警察が家にやって来て2時間前に、男と女の子がバスに乗っているところを目撃された。間違いないようだ。CM。
職場では来実は落ち込んでいた、所長はエトワールのシュークリーム(1個300カロリー)を持ってきた。来実「神様は不公平ですよね、世の中には何でも手に入る人とそうでない人がいる、明日香さんは綺麗でスタイルよくて才能もあって、結婚もして、子供もいて」。所長「離婚もしたぞ」。来実「私なんて 顔は牛だし、身体はムーミンだし、才能ないし、結婚どころか、彼氏の一人も満足に出来ない」爆笑、自虐的だ。所長は「いい傾向だ、人間たまには傷ついた方がいい、平も多分傷ついてきた、八つ裂きにしたいほど我が儘なときもあるが、あいつなりに一つ一つ傷ついてきた、それで今のあいつがある」。これが多分作者の明日香観なのだろうが、傷つけてきたが、傷ついてきたとは思えない。人に優しくないもの。家では聡はバスの終点の新宿へ向かう。広いけどね。有里と明日香は二人で歩の部屋に入ろうという。有里は「招待されるまで入るのは辞めよう」。でも明日香はひっぱて入れてしまう。明日香「もう入っちゃった」。明日香は夏休みの日記を見つける。楽しい祭りと花火を見つける。回想シーンだ。有里も聡と明日香の写真を見つける。明日香「さっきのあれ、嘘、やっぱり怖いし悔しい、歩ともう夏祭りにいけない、もう誕生日にお祝いが言えない、歩とクリスマスが、正月が迎えられない、歩のセーラ服も、振り袖姿も見られない、悔しいよ」。ここは全国のおかかさんは泣いているのでしょうね。でも今まで一度もやってないのだからね、自業自得だと思う、それくらいの覚悟で家を出たのだと思う、それを今更だよ。歩と健太は「もんじゃ焼き」の店で見つかったが、聡が店に来ると、歩はちゃんと金を置いてきた。お巡りさんが来る前に走って、店から逃げたのだ。金が私の金だと歩が言うと、健太はケチだ、お前の母さんもケチなのか聞く。歩「ケチじゃないと思う、多分、知らない、一緒に住んことほとんどないから」と答える。これが現実だ。明日香「とりあえず無事だ、夕食を食べたのだ、いいニュースと思おう」。有里「うん」。二人は一致協力だ。健太は安全な所を探しに行く。歩は雑踏の中で一人で立っている。CM。
歩と健太は屋根で星を見ている。歩は「嬉しい、星空を見ていると、私が小さくなって、見えない位小さくなったら、パパもママも幸せになれるのにな、誰からも見えなくなっていなくなればいいのに」。捨てられ体験だよね。男の子「馬鹿みたい、今夜はロッキーと寝させて上げる、ロッキーは凄い、ロッキーと一緒に寝ると、親に叱られても、サッカーに負けて悔しいときも、次の朝には元気に起きられる、少しくらい迷惑かけてもいいじゃん、大人はいつも俺たちに迷惑かけている、お前がちいさくなっても、俺は絶対いお前を見つけてやる」。イイ奴だよ、全面的に歩を肯定したんだよね、これが一番歩には必要なんだ、見直したよ。聡にも明日香にも出来ないことなんだ。何だかんだ言っても、聡も明日香も、自分の歩なんだもの。朝、蓮太郎と来実は明日香の家の前で会う。聡の家では、明日香は寝ている。聡が帰ってきたが駄目だった。聡「新宿は広い」。明日香に携帯だ。蓮太郎はかってに退院したので怒っている、「何処にいるんだ」と聞く。明日香「元旦那の家だ、泊まったのにうん、色々あって今話し中にしたくないので、切るね」という。蓮太郎は「元旦那の家に泊まったと」と来実は話しするが、来実「明日香さんじゃなきゃ駄目ですか」。プチ告白だ。そのまま来実は仕事休んだようだ。聡の家では聡「今の携帯は、あの兄さんか、再婚するならちゃんと手順を踏んで、歩に気遣ってやれ」。ほらねどちらも自分の考えだけだもの。有里「会社へいきましょう、私留守番します」。明日香「留守番は私がする、仕事辞めて田舎へ帰ろうと思っている」。聡「お前会社の金使い込んだのか」、笑。有里は聡に営業は忙しいでしょうと言うが、聡は総務に戻して貰ったと告げた。家に健太がやってくる。歩はロックーと寝ていたが、聡達に見つかる。聡は泣く。聡「心配かけて、パパは怒っている、ママも心配してるんだぞ、みんな歩が好きだから心配してるんだ」。有里「良かった、無事で」。明日香はよろめく。「歩、自分から帰ってこなかった、あなたの方が分かったみたい」。1000円を渡した。歩はやはり捨てられ体験があり、これからも問題行動で周囲の愛情を確認する行動を取るのでしょうね。聡は皆で朝ご飯と言う。明日香は携帯で所長から職場のトラブルだ、仕事に帰らないといけない。明日香「これから親子3人でよく話し合って」。有里「あの、一つ提案があります、4人で暮らしませんか、この家で家族4人で暮らしませんか」。なるほど、凄い、有里は両親が死んでいるので、こんな解決策を提案できるのですね。つづく。次週は「遺言」です。
回想シーンが多いぞ。今週は来実の須藤理彩さんの牛、ムーミン宣言に爆発だ。須藤さん自爆だよ。ムーミンファンも多いと思いますよ。自分は明日香よりムーミンだ好きです、でも有里が一番いい、人を気遣ってくれる、思いやりのある人だ。ただ、明日香は徹夜はしなかったのか、今回もほぼ徹夜だ、健康に良くないよ。



ラストプレゼント★★★   7話
  8月18日放送

パパとママで見た花火、有里から貰った花の鉢植え、歩はプールで泳ぐ、歩の夏休みの日記は充実している。しかし歩は有里が来ないことに気づいた。聞かれた聡「結婚するのやめた、嫌われた、魅力が足りなかった、有里おねえさんは若くて綺麗だ、結婚したことないし、給料も安い、ごめんな歩を振り回して」と言う。歩「うぅん、別に」だ、出てしまいましたね、この言葉、淋しいな。有里はお墓にお参りしている。そして回想シーンだ、有里は聡が両親に会いたいというと、有里の両親は小学の時に事故で揃って死んだのだ。有里は妙に明るく軽い。聞いて聡は両親の墓にお参りして挨拶したいと言う。祭りの夜の回想、聡が携帯すると、有里「まだ間に合うと思う、やっぱり子供には本当のおとうさんとおかあさんが必要だと思う、私がいくら頑張っても明日香さんになれない、勝手言ってごめん、切るね」と切ったのだ。花屋では真子は有里がバカだと話している。そこに花を抱えて歩がやってくる。お休みだ、毎月17日はお休みだ。帰り道に男友達が8年いる犬をよそにやるので、家出する練習だ、と言っている。歩「バカじゃない、できっこない」と言ってしまう。明日香の職場では、南埼玉市民会館のプレゼンを明日に控えて、資料の山だ。来実は明日香にいつものように絡む、来実は結婚願望と子供願望だ、笑い担当だ。明日香は病院だ。歩が明日香の携帯と家に電話するが、留守電だ。歩「ママにお願いがあります、私がいるとパパと有里おねえさんが結婚できないみたい、私、ママと一緒に住んじゃだめですか」。タイトル、CM。
診察室で明日香は、不都合はない、食欲もある。膵臓癌では、食欲が衰えないことがある。いづれ食欲が落ちますが知らせて下さい。明日香「夏祭りは最高でした」。澤口医師「話されましたか」。明日香「いえ、田舎は田舎で子供が生まれる、娘は娘で優しい新しい母ができる、そんな時に私の病気の話しなんて、私はこれまで随分周りに迷惑かけてきた、だから最後くらい皆に負担掛けたくない、ある日突然バタンと倒れてスッコン死にます」。職場では来実は蓮太郎の雑誌の写真を見せる。連絡のない蓮太郎は仕事していたのだ。明日香より先に知っていた来実は蓮太郎とメール友なのだ。歩はまた明日香の家に電話する、留守電だ。「ママと一緒に住んじゃ駄目ですか」。明日香の職場は徹夜だ。夜食が所長の驕りで配られる。明日香は味が変わったという。病気の徴候なのかな、不安になる。次の日、プレゼンを行う。明日香「徹夜続きでしたが納得いく仕事ができました、日本は核家族化で孤独な社会を作ってきた、一人で生きていけるでしょうか、人は誰かと繋がって、自分の思いをバトンにして伝える生き物だ、私は36歳で本当の意味に気づいた、人はひとりでは生きていけない、エントランスはゆるやかな階段状の空間にしている、変化と奥行きがある、中に吹き抜けを作ることで、どの階からも他の階を見渡すことが出来る、つまり・・」で腹痛が起こる。苦しそうだが、所長は続けるように言う。明日香「このエントランスでは迷子にならず、自分や相手の居場所を確認できる、親や友達からはぐれても必ず見つけて貰える、にぎやかな安心できるエントランスだ」(これが明日香の最後の人間のとらえ方なのですね、言葉には出来たが、行動では実現していない)。OKを貰う、おいおい、玄関でおしまいかよ。職場の皆は、気遣う。「責任取れましたか」と言い倒れる。有里は郵便で、結婚式関係のダイレクトメールを握りしめる。CM。
病室で、点滴を受けて明日香は気づく。鎮痛剤で落ち着いた。職場の皆は気遣う。医師「過労だ」という。蓮太郎もやってくる。医師、しばらく帰りなさいというが、じゃんけんで居残りを決める。蓮太郎が残る。来実は明日香のマンションで着替えを取りに行くように言われる。後は職場に帰る。明日香のマンションへ行くと、歩がいた。来実は明日香は病院だという、そして一緒に行くことになる。病室で明日香が目を覚ます。蓮太郎「誰よりも俺が残りたかった」。明日香「そんんば風に言われると、てれる」。蓮太郎「本当だ」。明日香「只の過労だ、徹夜の連続だった」。明日香は蓮太郎の雑誌の写真を見せる。蓮太郎「結婚しよう、俺たち」。その言葉を病室の外で歩と来実は聞いている。明日香「本気」。蓮太郎「もちろん、冗談でいえない」。明日香「ふーん、それも楽しいのかもね、でもね」。そこに歩が入いり、走って出て行く。CM。
走る歩を明日香は追いかける。明日香「今の話しは何も決めた訳じゃない、突然の話しだから、どうするかも決めた訳でもないから」。歩「いいんじゃない、あの人は格好良い、優しい感じする、ママの家の留守電にメッセージ入れたが、忘れてね」。明日香は公衆電話で、留守電を聞く。「ママと一緒に暮らしちゃ駄目ですか」と入っていた。明日香は病院を抜け出す。自己退院だ。有里の所へ行く。明日香「幸福の木」が良く育っていると言う。有里「本日のご用件は」。明日香の部屋に行く。有里「広い部屋、淋しくないですか」。明日香「快適」。明日香「なんで別れたのですか、嫌になった、聡は第一印象はいいけど評価を下げるタイプだ、優しいけど方向が的はずれ、物わかりよさそうだけど実は頑固、不満があっても女の腐ったみたいに後で爆発して、歩は良い子よ、愛想は悪いが根は優しい」。有里「そんなのあなたに言われなくても知っています、歩ちゃんと私の結婚は関係ありません」。明日香「歩は私がいるからパパと有里おねえさんが結婚できない、そう思っている」。有里「そうじゃないとあなたから言ってください、私は熱しやすく冷めやすい、いい加減でひどい女なのです、でも花屋やっていると皆ころりとやられて、じゃ、聡さんと歩ちゃんとお幸せに」。明日香「どかない、私よりあなたが絶対いい母親になれると思う、聡が好きで、歩も嫌いじゃなく、私と歩のことだけ」で余計なことを考えて、忘れて」。有里「今後もあなたは歩ちゃんの母親をやらないということですか」。明日香「ピンポン」(擬音が多いけど適切じゃないような気がするな)。有里「あんなに歩ちゃんはあなたを求めているのに、実の親に傍にいて貰えない子が、どんなに寂しいか、どんなに心細いか、あなた考えたことないのですか、歩ちゃんの気持ち考えたことないのですか」。明日香「傍にいたくたって、私、もうすぐ傍にいられないの、あなた口固い、実は、私余命2ヶ月、勿論多少の前後はありますが、膵臓に腫瘍があり、他の臓器にも転移しちゃって、手術不可、ガビーン」。有里「そういう冗談笑えませんよ、付くならもう少しましな嘘付いて下さい」。明日香は大きな薬袋を見せて「聡のことまだ好きなんでしょう、歩って子がいても、聡と結婚したいと思った、聡と歩とあなたと3人で新しい家庭を作りたいと思ったんでしょう、だったらお願いだから、私の事なんて忘れて」。驚く有里だ。その時、聡から携帯に連絡で、歩が家出をした。「パパは有里おねえさんと、ママはあのおにいちゃんと、幸せになってください」と書き置きがあった。歩は男の子と犬のロッキーと一緒に家出する。続く。
やっと、他人にはっきり言いましたね。明日香は自分の病気を他人に言うことは、負ける気がして言えないのだと思う。先週は父親は、明日香の病気を知ったという意見が多かったようだ。しかし今日ははっきりした言葉で告げました。それが有里だったのは、理解できる気がします。有里はちょうど良い距離で、両親を亡くして、他人を思いやることができる人だからですね。そして歩を本当に託したい人だからですね。おじさんが好きな有里は、両親を早くに一緒に亡くしたので、苦労人だったのですね。だから、他人の思いを気にして生きてきたのですね。おじさんは有里の秘密が分かって益々好きになりました。それに比べて明日香は両親や兄弟に恵まれて、自分を主張して生きてきたのだ。だから、結婚で尽くさないといけない聡や、自分に気を使わない赤子にイライラしたのですね。夫と子供を捨て、家を飛び出して、仕事で自己実現した。しかし死を前にして、子供と一緒にいたい、仕事を完成したい、と、要望が多すぎるよ。周りを振りまわしている。エントランスで迷子なのは明日香だ。プレゼンでまともな事を言っても、駄目だよ。世界の中心での亜紀は自分の病名を知ったら、サクの母にまで、すぐに話したことと好対照でした。好みですが、自分はすぐに言いますね、仕事は辞めますね、そして、自分が生きたささやかな痕跡をまとめます。



ラストプレゼント★★★   6話  8月11日放送

明日香「どうせ私もうすぐ死んじゃうんだし」。父「どうして、どうして、綾音と昇はいないんだ」。明日香「仲直りした帰った、その方がラブラブでしょう、歩明日来れないって、キャンセル」。見事にスカしてくれましたね。残念でした、ベタでいいから、シンミリして欲しかった。父は「夏祭りに行けない歩に会いに行こう」という。でも明日香「聡に新しい女性がいる」という。父と娘は二人で飲もうと、元気に声をあげる。聡は、歩に「会社で営業部にもどることになった、帰るのも遅くなることがある、でもパパにとって大事なのは歩だ」。歩「分かった、夏祭りにいくのやめた」。そう言うと、部屋に駆け込み、カレンダーの予定を消した。明日香は薬をそっと飲むと、床で寝ている父にお休みをいう。こうして最後の父と娘だけの夜は過ぎていくのか。明日香−−夏祭りのたびに、前の日興奮して眠れず、おとうさんと一緒に寝た、夏祭り楽しみだね、おやすみ、ごめんね、とうさん−−タイトル。
次の日の朝、明日香がが目を覚ますと書き置きが「探さないでください」、ハアー?です。設計事務所では、来実や加奈子は徹夜で働く、でも夏祭りも一人では淋しいものだ、来実「男欲しい」、爆。社長は差し入れに来た蓮太郎に聞きただす。ここで中断だ。おいおい。聡の家では「夏祭りに本当に行かないのか」、と聞く。聡「おとうさんは今日は遅いぞ、留守番できるか、本当にいいのか」。歩「プールで泳ぐ練習が入っていた、一人で冷蔵庫のもの適当に食べるから大丈夫」。そして歩は7時に出て行く。明日香は浴衣を着ているが、携帯がなる。聡からだ「今度は何をした、また急に仕事か、誘う以上はちゃんとしてくれと言った、あの子に優しくしてやってくれ、プールあなんて言い訳させるなんて、母親として恥ずかしくないのか」。明日香「聡が何か言ったのかと思った」と言い、切ってしまう。きちんと話すべきでしょう。こんなところは自分中心だよね。花屋では真子が孤独で大吉だ。そこに明日香の父が来る。真子を見て「妙だ、あんた年くっている」とストレートだ、有里をみて納得した。歩が熱で夏祭りに行かないと聞いてやって来たのだ。有里と一緒に家に入るが、歩はいない。父は入っていくが、有里は部屋の前で待っている、招待されるまで入らない。歩のカレンダーには書き直してプールと書いてあった。プールの歩の所に、明日香がやって来る。手を振っている。CM。
明日香は歩の教室に入る、席を見せて貰う。明日香は自分の夢、1年生は先生、2年生は巫女、3年生は大工、4年生は美容師、5年生はスチワーデス」と語る。歩「怒りに来たのでしょう」。明日香「違うよ、ママ、凄く嬉しかった、パパの気持ちを考えてやめたのでしょう、一人で歩を育てってくれたパパの気持ちを考えて、そんな優しい子に育って嬉しい、最後には褒めてやりたくて、ママは安心した、パパと新しいママのこともよろしく」。歩「最後って、ママ」。明日香「6年は水泳の選手になりたかった、同じ青い空でも、同じ蝉の声も、プールの中と外では全然違う、プールに入ってごらん、泳ぐのは楽しいよ」と言い、去る。そこで父と出会い手を組んでいく。明日香「私は無神経だね、あのまま嫌な母親でいたら、あの子の気持ちも板挟みしなくて済んだのに、私は駄目な母親、いつも自分の勝手ばかりだ」。父「贅沢いうんじゃない、親は簡単じゃない、いろいろ体験して親になっていくものだ、そんなものだ」。チョット明日香の自己洞察は進んだのかな。教室で一人泣く歩を有里は見つめている。有里「親子か」。携帯する。社長と蓮太郎と来実は医者の所へ明日香の病状を聞きに行く、守秘義務で話すことは出来ない。社長「所員を守る義務がある、大量の薬を飲んでいる、気持ちが動揺している」。蓮太郎は弟だ、来実はフィアンセですとまで言う、笑。来実「あの人は仕事はできるが、日常生活はずぼらです、明日香さんが只の痔じゃないのなら、それを知らなきゃいけない」、自爆ですね、笑。医者「彼女はとてもいい職場にお勤めですね、徹夜させないこと、激しい仕事をさせないこと、薬を飲むこと、それだけです、生きたいように生きること、食べたいものを食べる、やりたい仕事をやる、会いたい人に会う、結局それが身体には一番良い」とだけしか言えない。でもそこまで言ったら、もう末期と言うことですね、爆。明日香は父と電車に乗る。「がっかりするかな」。「去年も誰も来なかった、お前が来るだけで嬉しいよ」。実家では綾音と昇は新婚ごっこだ。浴衣で忙しそうだ。CM。
聡の職場に有里がやってくる、携帯がつながらないからだ。有里は「夏祭り」とだけ言った。夏祭りが始まった。歩は家で一人で食事している。聡は再婚が決まり、家事は任せて、仕事に集中できる、と紹介される。しかし聡は土下座して、本日は挨拶だけにさせて頂きます、今晩娘をどうしても連れて行くところがある、と退席する。そこへ有里が歩を連れて、軽四でやってくる。夏祭りへ行くのだ。明日香も歩いてる、幼なじみとも挨拶している。父はギターの金魚すくい担当だが喜んでいる。ハンディカメラを買ったので、撮影会だ。良かったね記録が残る、本当に微妙だ。神社で、綾音は「普通の母親になれますように」。母「元気な孫が生まれ、昇が浮気をしない立派な父親になるように」。明日香の番だが、言わない、言って欲しかったよね。父「来年の夏祭りも家族全員で来られますように」。父と二人になって明日香「何だ聞こえていたんだ、ごめんね、つくづく親不孝な娘で、膵臓って、自覚症状がでないの、参っちゃうよ」。父「何の話をしている、仕事の愚痴か、聡君の再婚で落ち込んでいるのか、生きてりゃ必ずいいことがある」。とんちんかんだな。軽四は祭り会場に着いた。有里は遠慮するが、聡は歩と一緒に行く、歩「私がママと仲良くなるのは嫌じゃないのか」。聡「全然、パパとママはたくさん喧嘩して、すれ違ったが、二人とも歩が大好きだ」。走る聡と歩だ。明日香はビールを飲んでいる。やめた方がいいよ。夜9時に聡「明日香」、歩「ママ」と大声で叫ぶ。明日香は駆け寄り橋の上で、歩と抱き合う。歩「パパが行って良いって、会いたいときに会って良いって」。その時花火が打ち上げられる。有里も遠くから見ている。そんな有里に真子から携帯がかかる。有里「頑張れば間に合うね」。真子「大概頑張れば間に合うものだよ」。有里「私いろいろ考えたけど、この結婚やめようと思う」。涙。
今日も誰にも言えないのか、見事に予想をスカしてくれました。これは残念でした。そこがはまれない理由です。そして、明日香のそんな生き方は何だろう。まあ逆に、ここまで来たら、最後まで自分だけに抱えて死んでいったら、潔いが、そうはならないだろうね。父はやはり理解してないよね(やはり知っていて知らないフリしているようにも見える)、それに妙にハイテンションなのが不思議だ。それにしても明日香は、どうして聡と歩が来られたか考えもしない、自分だけの人なんだね。有里の悲しい決意も気づかないのだろう。ただ、来週はそこがメインになるのだろうか。澤口医師が言った言葉(余りにミエミエの言葉ですが)から、職場の人が理解してくれることになるのでしょうか。それにしても明日香は自分は仕事をバリバリやってきたが、実は皆の支えが会ったことも理解していないのでしょうね。綾音のお願い「普通の母親になれますように」、これがまた微妙な言葉ですね。明日香の生き方へのアンチテーゼのつもりなのでしょうか。そうすると綾音は嫌な女になるが、普通という言葉が分かりづらい。あああ、考えていくと切りがない。考えさせるドラマではあるが、まだはまれない。聡の仕事を捨てても娘と明日香を会わせた、潔さに感服した。その分明日香には腹が立つ。



ラストプレゼント★★★
   5話
  8月4日放送

夏祭りの事を楽しく語るが、明日香は初めて倒れる。席になかなか戻ってこない。赤いバンダナだ、突然いなくなる不安が歩によぎる。帰ってこないので、店の人が料理を下げようとする。不安だよね、それにこの200gの牛肉は大きいよ。子供も末期膵臓癌も食べられない。明日香は、自分も周りも客観的に見えない。ここが主人公に反発するところなんだ。歩はトイレで倒れている明日香を見つける。歩「ママ病気なの」。明日香「ただ座ってみたかっただけ、お願いがある、3つのお願い、もう自分を悪い子だと思わないこと、2つ目今年はママと夏祭りにいくこと、3つ目はママがトイレの床に座っていたことをいわないこと」、病気だと言えばいいのに。歩「わかった、じゃ、一つ約束して、ママ突然いなくならないで」。子供のお願いは一つだけだよ。トイレで倒れている明日香は来た客にも「これはトスカナ地方の石で、予算オーバー」なんて言う。人の助けを借りるのがそんなに嫌なのだろうか。分からない。
聡は家に帰ってくるが、歩はいない。聡は有里に携帯する。有里は「歩と夕食を食べている」。聡「嬉しい、俺のいない間に仲良くなってくれて、そして歩と変わってくれ」と頼む。聡は驚いてかけアス。逃亡者と同じ3つの画面だ。有里の所に来る、そして一緒に居た来実から明日香の店を聞き、二人で走る。ステーキー屋へいき、歩を見つける。聡「歩一人か、ママは」。歩「一人で帰った、あたらしいおかあさんが迎えに来るから帰る」と言う。聡は怒る。歩「別になにもない」。有里「明日香は本当に置いて帰ったの。歩「うん」。」
家に帰り、聡は有里と歩に怒る。歩「ママの悪口を言わないで」。聡「何を話した、何をいった」。歩「別に、この店はママが設計した、お肉は自分で注文しな、それだけ」。聡「ひどいこと言われたか、パパの悪口たくさん言ったのか、自分の事は棚に上げて」。有里が止めに入る。歩「パパなんか、大嫌い」。聡は大荒れだ。分かるな、共感できました。やり場なのない、虚しさに捕らわれたのだ。これまで歩と生きて来たことが、全否定された瞬間だ。聡は有里に「余計なコトするな」。有里「これから家族になるのに、何が余計な事?」と返す。聡「これからだろう、まだそうじゃない」と花瓶を割る。有里「そう」。戻ってきた歩「パパ、ママと田舎の夏祭りに行きたい」。愕然として引きこもった聡だ。
田舎では平木家は金魚すくい担当だ。明日香が歩と一緒に夏祭りに帰るで、父は大喜びだ。父は電話で柄がギターの形の金魚すくいで自慢だ。綾音のことは話さなかった。明日香のビルはメインテナンスで工事が始まる。やけに余計にでると思ったら後半大変な事になる。明日香は有給を取るという。病院でも検査の予定を変更して貰う、澤口医師は特殊な検査で2週間遅れになり、治療の臨床評価が遅れることになる。しかし明日香は「先生なら、娘との夏祭りと検査とどちらを選びますか」。医師「ご自分が倒れたことをどう考えていますか」。明日香「何も、夏祭りしか考えていません、先生は」。これには参るな、明日香は視野が狭く一直線なのですね。医師「夏祭り」。CM。
夏祭りの浴衣をお金は意味がないと買おうとする明日香に携帯だ。明日香「私にも歩と一緒に過ごす権利がある」という。権利とかいう問題じゃない、自分の心情を語ればいいのに、それは弱みを見せることになり、権利という言葉が出てくる。聡「いくならちゃんとしてやってくれ、歩に優しくしてやってくれ」。意外だった、聡は自分も周りも見ているのだ。花屋で同僚の真子は有里に「元母に逢わせた、あんたが悪い」と言われる。有里「私間違っていない」。真子「でた、絶対私間違っていない攻撃」と言って、真子から聡に花のアレンジを届けさせる。ここには他人を思いやる余裕があるのだ。「ひょうたん」の花言葉「円満」ですか。有里は会社の聡にひょうたん入りのアレンジを届ける。聡は「夏祭りを頼むことにした、初めてだ、歩は自分の殻に閉じこもって、自分から何かしたいと言った、これまでは、別に、どっちでも、パパの好きで、いいだった、それが何を話したか知らないけど、自分の気持ちをはっきり言った、駄目だと言えない、虚しい男親は」、本当にこれは効きました、涙×5です。有里が花屋に帰ると、歩が来ていて、夏休みの宿題を花の観察日記にするという。有里はランタナ、七変化ともいわれ、色がドンドンかわるものだ。歩「ありがとう、店に連れて行ってくれた、祭りのことも、おねえちゃん(おかあさんから変わった)がパパに言ってくれたんでしょう、パパ感じ悪い、イライラしてママの悪口いったり」と言う。有里「何もいっていない、私も祭りに行くことは賛成できなかった、でもパパは、でも俺は俺の気持ちよりもあの子がちょっと笑ってくれる方が大切だ、普通にはしゃぐ、友達つくり、元気に育つ、それ以上に大切なことはない、そのためなら俺とあの子を捨てたあいつにも喜んで頭を下げる」。泣かされました、子供中心なんだよ。明日香はいつも自分中心なんだ。ここが違う。自分の生きる道は他人を生かす道なんだよ。聡は家に帰りオムライスを作る。その背中をじっと見る歩。男は背中で演技だ。歩「パパ変だよ」、言葉は不思議だ、嬉しいときも変だになるのですね。歩は部屋に戻り泣く。明日香は自分で壊した南埼玉市民会館の再設計でモデルを事務所に残って作る。パイプからどんどん水が流れている。このため工事のシーンがしつこかったのですね。CM。
モデルが出来上がった時に、天井から水が、そして停電とショッート、大量の水が流れ落ちる。パソコンのデーターが大変だ。全員が集まる。データー死亡と被害報告が発表だ。来実の坂本邸も死んだ。所長はハードディスクは壊れようが、君たちの頭に残っているはずだと檄を飛ばす。翌日、所長とクレーマー体質の明日香は工事会社、保険会社、管理会社、オーナー、工事会社とエンドレスたらい回しだ。そこで明日香は皆の前で、はっきり有給を頼む。所長の「来年いけばいい」に、明日香「今年でなきゃ駄目だ」に気合い負けだ。許可される。明日香が部屋に帰ると、父と昇がきて、父が綾音に謝っている。帰った明日香は父に席を外して、ビールを買いに行かせる。二人きりになった途端、仲直りだ。父を置いて二人で車で帰った。結婚したときの約束の夏祭りは一緒にで、一時休戦だ。明日香「うちは合宿所か」、笑。そこへ歩から携帯だ「私、色々考えたけど、私ママと夏休み行けない」。ショックな明日香だ。しかし明日香は独り言「どうせ私ももうすぐ死んじゃう、約束を守れないのはお互い様か」。その言葉を聞き、荷物を落とす父だ、続く。
来ました、かなり来ました。聡パパが頑張った。それで評価アップです。でもそれが却って歩ちゃんの辛い決断になるなんて、意外だが驚きました。歩ちゃんもセリフが増えて、自分を表現するようになりました。聡が「子供の成長のためには何でもする」、自分の枠に子供が成長する事を期待しないで、子供が自分で成長する事を期待する気持ち分かります。本文にも少し書いてきましたが明日香には反発の方が多い。どうも歩にもこうなって欲しいと押しつけが多い。だから育児が負担だったんだよね。子供のあるがままの成長を許せなかったのだ。でもかなり変わってきました。いつどう変化して行くかが楽しみです。でも仕事を続けるのですね。南埼玉市民会館を出来るところまで頑張るのですね。建築で自分を残すのだ。それもいいかもしれない。でも今日の水漏れで、データーは死んだ。建物も何十年かで死んでしまう。所長が頭にデーターが残っているだろう、そうだよ、建物は死んでも人の脳に何かが残っているのだ。象徴的な気がした。脇の綾音と昇と父は息抜きでしたが、あの父が知ったので、大騒ぎになりますね。そこから来たか。来実と蓮太郎は確定でしょうか。今後評価急アップでしょう。
予告編は作ってあるんだ。愛情イッポンの時に番宣があった。驚いた、本編では見せないのに、別番組のCM枠で流すなんて驚き。意味不明だ。



ラストプレゼント★★   
4話


有里は明日香と歩のことで会う。そして帰ってきた、歩は起きていた。何していたのかな?(結局分からなかった、バンダナを探していたのかな) 有里が帰ると再び寝た。対面の会話の回想、有里は明日香に歩が明日一人でいる時間を知らせたのだ、そしてバンダナと一緒に渡した。蓮太郎はどうすると聞く。明日香は仕事へ行く。そして所長に謝る。所長「次の締切は2週間後だ、頑張れ」という。松重さんはいい人のようだ。廣川にも坂本邸の設計のことで謝る。坂本邸は廣川に任せる、廣川の初仕事になるのですね。廣川は蓮太郎のことで明日香をからかう。そして惚れっぽい来実は惚れる。明日香「彼氏じゃない、弟だ」と答える。そんな時に、明日香に携帯がかかる。弟がキャバクラへいき、弟夫婦は喧嘩だ。そして綾音が家出した。弟、父、母が代わり順番に電話だ。父からは夏祭りに来いとまで話が流れる。職場での私用の長電話に思わず明日香は携帯を切る。そして、まずい薬を飲む。タイトル。
有里が電話するが聡は出ない。有里は花屋の仕事へ行く、歩に「誰か来たら花屋に電話してね」と何度も言う。明日香が来ると思ったのだ。ところが、突然、歩から「これから何と呼べばいい、ママ、おかあさん、どっち」。有里「うーん」。歩「じゃ、おかあさん、いってらっしゃい」。有里「照れるね、言ってきます」。ここはちょっと泣き所だった。歩ちゃんは、明るくなったかな、永作さんはぎりぎり母性はある。明日香の職場で加奈子と屋上で話す。来実に坂本邸を任す、早すぎることはない。そして加奈子とともに、初仕事を語る。加奈子「たかが30年だよね、自分の初仕事は今ではコインパーキングになっている」。明日香「なくなるからいい」。意味ありげな発言だ。蓮太郎は新しい職場探しでカメラマンに「写真の仕事は生きた証、手を抜きたくない、仕事は楽しくないと」と熱く語る。聡は新製品のプレゼンだ。無事大成功だった。有里は花屋の真子に気を使われるが、今日は遅番だという。そして5時に有里は歩に電話するが、歩は「誰からも連絡がない」と答える。歩は不思議がる。歩「はい、おかあさん」。加奈子「はーは、おかあさんね、参ったな」。明日香の職場で所長「俺には正直に答えてくれ、俺のミルミル2本も飲んだのはお前か?」。笑い、ビックリだ。病名を言いそうだった。そこへ職場に綾音がやってくる。CM。
明日香は部屋に綾音を連れていく。ビールで乾杯だ。綾音「連絡が来ていたのね、驚かないから」。明日香「キャバクラはただのきっかけだよね、今夜は語り合おう」。綾音「ごめん、いつまでも子供で、全然自信もてなくて、優しくしてくれるが不安になっていく」。明日香「ロボットじゃないの、自分の気持ちコントロールするのも、されるのも辞めよう、私の高校時代の綽名はロボットだった、嫌いだった」。明日香はビールのツマミを買いにいく。おいおい、ほったらかしかよ。そして弟の家に電話する。明日香「明日迎えに来い、どっちが悪いかどうでもいい」。その自分の言葉で、思わず有里の言葉を思い出す。有里が帰るが、歩は食事は食べていない。歩は部屋に閉じこもっている。歩「入らないで本当に誰か来るかと思った、別にどうでもいいけど」と答える。かえって歩を傷つけたようだ。有里は「ごめんね」と謝る。明日香はこれで3度子供の歩を捨てたのだ。朝になり、綾音が朝食を作ってくれる。綾音は今日帰るという。明日香「帰る必要はない、私も何度も家出している、何も解決していないのに、何となく家出の罪悪感で帰っている、もっともっと自分の心に正直になったら、違う人生になったかもしれない、こんな風に手遅れにならないように、奴に迎えに来て欲しいでしょう、じゃ家にいようよ」。綾音「はい」。有里の家の朝食は微妙だ。歩は静かだ。有里が花屋へ行くと、蓮太郎がいた。蓮太郎「提案です、今のままでは良くない」。何か計略をねっている。明日香の職場来実「私は牛ですか、才能ないもくもく歩くしかない牛ですか(たしか前のドラマ最終弁護人?ではロバだったよ、笑い)、家の風呂場の窓も決めれない、でも今の恋は順調です」。明日香「会う男、会う男を惚れていては駄目よ」で来実は傷つく。来実は明日香の初仕事のステーキ店に奢って貰う。そして夕方店の前で、坂本から来実に携帯で後から行くと言う、作戦ですね。明日香は予約しているというと、店の人は連れが来ているという。それは歩と有里だった。CM。
誕生日の話をしました。そこに携帯がかかり、歩と明日香を残して、有里は出て行く。明日香「やられた、おめでとうと言っていないね、料理頼もう」。歩「何でもいい」。明日香「ちゅんと選びなさい、残して良いから」。歩「赤いくないもの、イチゴ」。明日香「ママの初仕事で、九州から持ってきた、10年前は大変だった、つまらなかった」。歩「ううん」。歩は泣き出す。明日香「淋しくなった、泣くなよ、お話出来ないよ、ママは歩が大好き、ママが弱虫で変な事を考えて出て行った、新しいママはいい人だから、ママみたい冷たい人は、こおまま消えた方がいいかと思った、馬鹿でしょう」。歩「馬鹿じゃないもの」。明日香「ママの田舎で祭りがある、歩と一緒に行きたい、祭りの時だけ人が一杯になる」。歩「行く」。明日香「そう、これバンダナを洗濯した、腕に巻くと離ればなれにならない」。親子で泣きながら初めて本当を話したのかも知れない。残り3人、来実、有里、蓮太郎はビールを飲んでいる。ここまでしないと駄目なんだ、サポートが必要なのです。明日香はひどい女だ。蓮太郎「恋人じゃない、隠し事されている、大きな病院の薬袋を持っている」。歩と話していると、視野が暗くなる。いきなりかよ、いままで余命3ヶ月なのに滅茶苦茶元気だったのに、このドラマの展開に付いていけないな。トイレで倒れたよ。続く。明日香は誰にも病気のことを言っていないのですよね。一つ一つを丁寧に描いて欲しい。こんな展開なので、明日香の我が儘ばかりが目立ってしまう。それが狙いなのだと言われると、そうですかと答えるしかないが。
画面が暗いな。天海さんは男前だけど、母性が感じられない。我が儘すぎる。そこが、現在のこのドラマの限界だ。今後感じれられる様になるのか、一人の母になるのでしょうね、それとも一人の人間として終わるのか。今回を見ても、母になることを拒否しているのだよね。歩と食事の時も、母になっていない。膵臓癌で倒れそうなのにステーキ200g食べられるか、子供も200g食べられるか。キャラの細部をしっかり描いて欲しい。これでやはり進めない。有里は本当に優しい。歯ブラシ一つ置くべきかどうか考えている。彼女が働きかけないと明日香は冷たい母として終わるのだ。おかあさんと言われた。それは母性があるからだと思う。歩は「別にどうでもいいけど」、有里をおかあさんとして認めたのだよね。ママはママだけど。職場での来実のキャラは爆発ですね、笑いました、須藤理彩さん、嬉しいです。評価は上がらないな、主人公の心をしっかり描いて欲しい、ロボットのままだ。もちろんロボットから変身したら、後半大化けするかも知れないが。



ラストプレゼント★★   
3話
   7月21日放送  歩「自分は感じの悪い子だから、かまわないで」

歩は聡と有里とレストランへ行く。歩は食べない。聡は有里にあやまる、聡「明日香はどうして自分勝手なのだろう、歩をおもちゃだと思っている」。有里「まだ歩ちゃんに思いがあるのよ」。聡「あいつはそんな奴じゃない」。明日香は部屋で一人だ、そしてシャワーを浴びる、そして告知の回想シーン、医師「あと3ヶ月」。前回の回想だ。花屋で高橋真子は明るく、「実母が会わないと言ったら喜べばいい」、と有里に言う。聡は急に出張を命じられる、仕事の腕を認められている、そして上司は再婚の話を聞いて、聡を営業部に戻したいというのだ。明日香は病院で、小倉久寛の患者と会う。
患者「あと半年だ、私は幸せだ、女ばかりの家だ、ジジ臭いと言われた、余命半年で優しいのです、下の娘に背中流して貰えた、動く間になんでもしてやろう、味覚のあるうちに何でもおいしいものを食べてやろう、そういえばもう食べていました、今日かみさんの味噌汁と娘のだし巻き玉子」。診察室で腫瘍マーカーは上昇が落ち着いた。明日香「薬おいしくなって欲しい」。医師「まずいから思い出されることもある」。帰りにさっきの小倉さんの患者は病院の屋上に立っている。そして、飛び降りた。びっくりだ。明日香もショックだ。タイトル。
病院を歩く明日香を有里が見つける。歩の学校へ有里が迎えに来る。出張の間面倒見ることになる。明日香は職場に戻り、飛び降りた患者の事を大きな声で喋る。しかしプレゼンの資料を病院に忘れた。焦る明日香は蓮太郎に頼む。プレゼンが始まる。CM。
初めにプレゼンが始める。蓮太郎が病院で資料を貰う。そして大きな薬袋を渡され、驚く。有里は歩に「気を使ってくれなくて言い」といわれる。明日香はクライアントから子供を持っている人はいますかと聞かれ、明日香は手を挙げ、セキュリティが大事だと喋り始める、調子に乗り、話は大受けした。
クライアントの最高の評価を受けたが、明日香はモデルを潰した。こんな平凡なデザインは誰でも作れる。これが私の最後の仕事かと思うと我慢できず、潰したのだ。そんなで設計図の届く前にプレゼンは終わった。所長「俺たちは芸術家ではない、クライアントが喜べばいい、今度こんなことやったらクビだ」と明日香に言いわたす。CM。
実家へ連絡する。弟がいる。「30過ぎの独り者は負け組だ」。綾音が電話に出る。ごっちゃり鍋の作り方を聞くと、綾音は知っている。淋しな。花屋の仕事を手伝う歩と明日香は一瞬すれ違う。大事なサバイバルゲームの赤いバンダナを大事にしている歩だ。夜有里と歩は夕食だ、ぎこちない。有里は料理が下手だという。歩はほとんど食べない。そこへ電話がかかる。聡から電話がかかる。有里が歩の部屋に行き、パジャマパーティ−しょうとするが、疲れたと歩は断る
。歩「どうして私にかまうの」。有里「仲良くなりたいの」歩「絶対に嘘、私は感じが悪い子だ、ママが出て行くときに、そう言ったとパパが言った」。大泣きする歩に、有里「そんなことない、絶対に優しくて良い子だ」と抱きしめる。ここは泣けた。歩が本当に自分の思いを客観視できて、他者に語れたのだ。素晴らしい第一歩だ。それだけ明日香は歩を深く傷つけたのだ。明日香はバイクで疾走する。海岸でごっちゃり鍋を作る。それは聡と新婚の時の夢だったのだ。聡は家族3人での海岸で鍋をする夢を語る。しかし、仕事を捨ててt、ちょっとおかしいよね。ありえない。崩れ始めた明日香だ。そして帰ってきた。部屋に蓮太郎がいて、大きな薬袋を渡すと、明日香は部屋をかき回したのかと逆ギレだ。蓮太郎は病院に忘れたと語るが、明日香は蓮太郎にも率直に語れないのか。外を出る明日香に有里が会いに来る。有里は明日香と話がしたいという。そこへ蓮太郎がくる。ぎこちない3人だ。つづく。
歩が明日香に母として慕っている気持ちが分からない、2回も一方的に捨てられた。それでも子供はアプリオリに生んでくれた実母を慕うとしたら、世の中を考え直さないといけない。個別的な訳があるなら、その事情を毎回少しずつ描いて欲しい。「僕生き」には、少しずつ丁寧に個別の事情が納得いくように描かれていた。でも終盤初めて歩ちゃんが、自分の気持ちを吐露した。そこは泣けた。しかし、その相手は実母の明日香ではなく、有里だった。そうすると、1話で明日香の足音で追いかけた歩の気持ちはどうなるのだろう。捨てられた自分は悪い子だと思いながら、実母に会って、その呪いの言葉を解いて欲しいのだろうか。歩の辛い旅は続く。自分としては明日香は身勝手に最後まで憎まれキャラで突っ走って欲しいが、中盤で大変身して泣かせキャラになるのでしょうね、それを受け入れられるだろうか。今回の小倉さんの患者の飛び降りのエピソードも、これだけじゃ平板でありきたりだな。


ラストプレゼント★★   2話  明日香は今日も歩を捨てた  7月14日放送

明日香「小2で学校を休んだら母がいいものを作ってくれた」。夜恋人の蓮太郎とのいい想い出話だ。要君結構井肉体派です。回想シーン。告知のシーンだ。何度もフラッシュバックされるのですね。ただ告知だけで、あとは放置というのも厳しい医療だ。明日香は蓮太郎に帰ってと言う、「えー」だ。朝、明日香は聡と会う。明日香「誕生日に行きましたが、顔は出しませんでした」聡「ママって走って出て行った、でも外にはケキがあっただけ、歩一晩中泣いていた、はっきり言う、これ以上、お前の気まぐれで傷つけて欲しくない、お前は母親を辞めたのだ、ちゃんとと姿を消して欲しい」。「近々結婚する、歩にも紹介した」とまでいった。花屋での聡の恋人の有里は「9歳の女の子は何が好き」。お対面は駄目だったのか。真子「寿司と焼き肉のバイキング」。明日香の職場で、模型作りまでしている。加奈子「一緒にダイェットしない」と誘うが、明日香「やらない、好きなものを食べたい」。加奈子「早死にするよ、女のサバイバルだ」。微妙な会話だ、余命3ヶ月なら好きなもの食べて好きな事する。でもそれは仕事か。CM。
病院は5種類、転移予防、痛み止め、眠剤、胃薬。沢口医師「治らないが遅らすことが出来る、一日命が延びればば、何か出来る、何かはあなたが決めることです、口べたです、出世できない、自分らしく生きるだけです」。有里「子供は赤毛のアンが好きだよね」、コンビニでチケットを買うため昼飯を抜く。明日香は有里の花屋に行く。明日香「大変でしょう、あなた独身、結婚したらどうするの、朝早く体力使いそう」。有里「旦那は家事は分担しようといいてます、でも大丈夫です、彼は一人で子供を育てた人です」。真子は気づいた、有里も気づいていた。写真を見せられていたので分かっていたのだ。永作さんは年取ったのに童顔で可愛いままだ、このシーンは緊張感ありました。CM。
職場でクライアント夫婦の喧嘩だ、風水が問題になった。バスルームが鬼門だ。注文が多いのだ。明日香は考え直す。結構ねばり強く、悔しがらない。未実は今日も病院だったと心配する。明日香は「絶対言わないで、痔だった」。未実「いいクッション用意します」。笑。聡は5時の定刻に退社だ。スーパーにより買い物だ。そこに有里から携帯だ、赤毛のアンのチケットを3枚貰ったという。今度の土曜日だ。有里も結構したたかだ。歩は笑わない子だ。土曜日の事を話す。赤毛のアンを見に行こう。歩は反応薄い。食欲もない。聡は喜んでいる。明日香の職場では所長の志茂口さんはサバイバルで土曜には男子全員集合だ。明日香もいい想い出つくりのため参加することにした。サバイバルゲームで天海さんの迷彩服は男らしい、男前だ。しかしプールでの歩を明日香はこっそり見に来ていた。明日香「誕生日おめでとう、ママと遊ぼう」。歩「今日はパパがまっすぐ帰るように」。明日香「間に合うから」と連れて行く。これはまずい。拉致だよね。元母でも、親権者の了解なしでは誘拐と同じだよ。CM。
サバイバルゲームに参加する。明日香「勝とうね」。歩「どちらでもいい」。歩をオトリで明日香は倒していく。未実も顔つきが変わって叙々苑の焼き肉に燃えている。しかし時間は経っていく、16時50分だ。聡から有里へも携帯連絡だ。そしてサバイバルゲームにも大雨が降る。その中を走り回る。新しいママについて話す、明日香「いい人だと思った、ママは歩に」。しかし歩は滑って落ちる。19時30分に病院へ行く。そこへ聡たちもやってくる。捻挫だけだったが、聡「会うなといった」。明日香「私だってちゃんと、これで最後、頼まれても会うつもりはない」。結局また、歩を捨てるのか。何度子供を捨てるのだ。明日香「歩、ママ、別に」。歩は淋しい目で見返すだけだ。しっかり病気や、それに対する自分の心情を語ればいいのに、そうすることが大人として、先に死ぬ者としての最大の贈り物なのだ。
やっぱり明日香の身勝手さには腹が立つ。他人を思いやる心がないのですね。歩は「どちらでもいい」というのは、何かに好意を持つと、裏切られることが心配なのだ。それで引きこもっている。自分しか見えない女なんだ。自分の思いを遂げるには、相手に分かって貰う努力をしないといけない。それは大変なことなのだ。こんなに腹が立つのは、多分このドラマの作戦ですね。自分もはまってきているのかも知れない。ただ、歩ちゃんと同じ子供を持つ母親の人たちは、全く別の見方をするのでしょうね。沢口医師はちょっと気に入っています。このドラマの予告編は全くないです。これは潔いですね。



ラストプレゼント★★ 
  1話 
 やっぱり辛い、天海さんには育児も病人も似合わない

救急車だ、明日香は妊娠中毒から胎盤早期剥離の出血で運ばれる。付き添う聡だ。母胎を優先します。緊急帝王切開だ。医師は了解を求める、明日香「二人とも助けて」。腰麻での手術だ。それから8年だ、蓮太郎がパンツ1丁で寝ている。いいのかな、その後も上半身裸だ。広く立派な部屋だ。淋しくない快適だ。明日香は置いて、仕事へ行く。二人はできているのか。明日香のナレーション、人間のツキの量は同じだ、若い時のツキか年取ってからのツキかで、+とーは変わらない。これは嘘ですね。私は夢と希望を持っている。なぜなら予期せぬアクシデントで一杯だった。望まぬ妊娠、中断するしかなかった仕事のキャリア、失ってしまった家族、しかし全ては過去になった。明日香は建築事務所で働いている。来実から病院へ行くようにきつく言われる。検診の再々検査なのだ。2004年7月、青空だ、私の人生が良い方向に向かっていることを1mmも疑っていなかった。消化器外科の診察室で、沢口医師(升毅さん)は重い口調だ。明日香は脂肪肝とか、食事が不規則だ、と明るく話す。医師「時々、強い吐き気はありませんでしたか?」。明日香「胃酸過多ですが、もしかして妊娠ですか」。医師「ご家族は? 結婚は? 親御さんは? できれば一緒にお話したい」。明日香「何かあったら私に言って下さい、ヤバイ病気ですか」。医師「膵臓に腫瘍がみつかりました、自覚症状がでないのです、腫瘍マーカーも高く、画像診断で大動脈、上腸間脈動脈周囲のリンパ節への転移の可能性もあります、手術はもう」。明日香「私はどうすれば、へぇー、私はあとどれ位ですか?」、医師「3ヶ月、多少前後はありますが」。茫然と歩く、携帯にさっき予約したおもちゃの届け先を聞いてくる。タイトル。
世界が変わったようだ。自分のなる携帯に気づかない。現地視察の時間を忘れていた、事務所に戻れと来実が言う。クライアントの夫婦(妻は遊井亮子さん)が声高く喧嘩だ。契約した土地の裏に墓地があった。妻が絶対嫌だ。明日香「窓をなくしましょう、トップライトを、東面をもちあげましょう」。来実「法規にひっかかる」。明日香「それじゃ設計やり直しましょう」。仕事を始める。社長(松重豊さん)が帰ってくる。市民会館の仕事のコンペで取ってきたのだ。来年に出来上がる。明日香は見ることができない。小田聡と歩の家だ。狭い普通のマンションだ。聡は歩に紹介したい人がいる。歩が嫌ならいいけど、歩「いいよ」。聡「いい人で、歩も好きになってくれると思う」という。聡は洗濯物を片づけている。歩は遠くを見つめている。歩は淋しげだけど可愛いな。明日香は実家の父に電話する。お墓はどうなっているか聞く。バイクを飛ばす、明日香と蓮太郎は田舎の墓にお参りする。自分の墓の草を抜く。思わず日焼けを気にするが、もう良いか。明日香「私を好き?」と聞く。驚く蓮太郎「好きですよ、でも結婚とかは・・明日香さんキャラが違っている」。明日香「結婚、はな垂れと結婚は考えてないわ」。蓮太郎を電車で帰らす。CM。
明日香は一人でバイクで実家に帰る。家では父(平泉成さん)がギターを弾いている。母(大森暁美さん)も暖かく迎えてくれる。妹夫婦は妊娠でお腹が大きい。すき焼きだ。再婚しないのか、親はこんなものだ。母「歩はあんな思いして出来た子だ」。父「何もないが、お前は頭がいい、東京でもしっかりやっていると思うが、もし何かあったら親を頼るのだ、何もないと思うが、何かあるのか」。明日香涙目「ちょっと嬉しかった」。妹夫婦はお腹の子が動いたと喜んでいる。その姿で、回想シーン、元気な女の子だ、「私と聡の赤ちゃん」と夫婦は感涙だ。現実に戻ると、妹夫婦は幸せの絶頂だ。CM。
聡は有里の花屋に行く。先輩(深浦加奈子さん)が居て、喜んでいる。そこへ携帯だ。明日香から「歩の誕生日に行きたい」と言う。聡「何で今、去年は、一昨年は、どうしてこなかった。歩は待っていた」。明日香「仕事があった、女が一人で生きていくのは大変だ、私は養育費は払ってきた」。聡「勝手に出て行った、今じゃ誕生日プレゼントも宅配便だ、勝手な女だ」と怒りまくる。CM。
歩は学校へ行く。歌を歌っている。七夕で、短冊に願いを書く。歩は書かない。明日香の部屋では、蓮太郎が食事を作っている。留守電に聡「この前は感情的で済まない、色々考えたが、今年だけは来ないで欲しい、理由は今度話す」。明日香は仕事でも躓いている。蓮太郎が弁当を持ってきた。一緒に食べる。蓮太郎「偶然聞いた、元旦那の電話、歩の誕生日に来るな、を聞いた、明日香さんは、逢えばいいよ、歩ちゃんの母親だ」。明日香「毎月、金を送り、プレゼントを宅配で贈る母おやだ、昔、歩の夜泣きに起こされるのが嫌で、何度も家出したような母親、泣きやまない歩に腹を立ててほ乳瓶を投げつけた母親、外で働く女性が羨ましくて、歩みより大きな声で泣いて、あんたに何が分かるの」。蓮太郎「明日香さんの気持ちは分からない、うちの親も離婚している、母は妹を連れていった、凄くむかついた、でも誕生日には今年は来ると心では思っていた」。歩の誕生日で、ケーキ選び。聡は大きな歩の好きなイチゴ・ケーキにする。しかし、有里は、去年と同じにしょう、身構えるといけないから、と配慮する。一方、明日香は高級で、一番のケーキを選ぶ。子供がどんなケーキが好きか知らないのだ。CM。
誕生会が始まる。こちらが百瀬有里さんだ。そして3人で小さなケーキに9本のろうそくの火をつける。有里は花で髪飾りを付けてくれる。喜んだように見えた。一方、家の前で呼び鈴を押そうとする。そこに、昔の育児ノイローゼの想い出だ。犬が吠える。歩は「ママだ」、といって、泣き出し走り出す。明日香のケーキを投げ捨て、部屋に閉じこもる。悲しいな。母に捨てられた子は、どう生きていくのだろうか。歩の短冊「ねがいごとはかきません、どうせかなわないから」。悲しすぎる。聡の育児も上手く行っていない。明日香、街頭のエステの勧誘に、「私余命3ヶ月なの」。おしまい。半年の割引なんて意味ない、エステすら意味ない。いい断りかただ。今度使ってみようかな、爆。
あの「僕生き」を思い出したが、今一つだな。それにしても、母から捨てられた子供が可哀想だ。今でも母を求めているのか。短冊の言葉が一番印象的だ。育児ノイローゼがどうしてなったか、夫婦の間で何が起こったのか、そこがはっきりしないからはまれない。望まない妊娠でも、感動的な出産は乗りこえられないのか。それとも冒頭の出産も嫌な思い出なのだろうか。そこらがはっきりしない。天海さんも、佐々木さんも子供の世話は似合わない。これが辛い。育児が似合う役者さんだが、育児ノイローゼなら痛々しくて共感出来るのに。脇に色々な役者さんがいましたが、今後どう絡むのでしょうか。ナレーションのツキの話は間違っています。ツキのある人はどんどんツキます。ただツキと幸せは別と言うことです。ツキは同じとは言えないが、幸せは考えで変わるので、皆同じと無理すれば言えるかも。