う〜's ゲーム

ゲームの話第32回「日々練習あるのみ、か?」

日記を読めば分かるようにGBアドバンスを購入以来
私は毎日穴掘りに勤しんでいる。
ただただひたすら地底を目指してドリドリドリ・・・
「MR,ドリラー2」である。
あ、ゲームレビューではありません。
ちょっと家庭用ゲーム、コンシューマについてのお話です。

毎日掘り続けていると必ず詰まる地点がある。
アクションゲームで誰しもかが必ず突き当たる魔の壁。
たとえばマリオのBダッシュジャンプのタイミングや
シューティングの安全地帯を見つけるまでとか。
慣れてしまえばなんという事もないのだが
コツをつかむまでは幾度となく詰まってしまう。
う〜たんが「ドリラー」をやる場合
その魔の時は300メートルと700メートルにやってくる。
(2000メートルモードについては未だその境地にすら達していない。涙)

で、思うのだが
ワンコインで勝負をかけるアーケードならいざ知らず
家庭用ゲームいわゆるコンシューマのソフトを買って
思う存分遊ぼうと思っているのに
「ココの部分だけをひたすらやり込みたい!」
という欲求がかなえられた記憶が少ない。
そりゃROM時代のゲームなら無理な願いだったかもしれない。
でも今は大容量を売りにしているCD-ROMじゃないか。
常々う〜たんは脳裏に
「HP満タンでこの面だけを何度もやりたいなぁ」
と思い描いているのである。
(つまり魔の地点にたどり着く前にHPを削られているので。涙)

これがRPGなら何度も経験値を稼げばいいのである。
でも、私はアクションゲー好きなのだ。
コツをつかむまで、ただひたすら同じ面をやり込みたい。
「ドリラー」ならある深度の面だけをひたすらやり込んでみたい
「ゼルダ」ならボスの攻撃のタイミングをつかめるまで。
(過去にこのような事で挫折したゲームが山のようにある。涙)

何千円も出して買うゲームソフト。
このようなわがままをかなえてくれすソフトは未だ現れず。
う〜たんは今日もボロボロになりながら
詰まってしまうトコロにたどり着き
肝心の面での練習は微々たる時間しかプレイできないでいる。

え?お前が下手くそなだけだって?
それを言うな!(涙)

TOPへ戻る

 


 

ゲームの話第31回「ゲーム・マエストロ

毎日コミュニケーションズから「ゲーム・マエストロ」という本が出ている。
現在Vol ,1〜2まで刊行されていて、Vol,5まで予定である。
広報的でも業界的でもないロング・インタビュー集。
ちょっといい本だったので紹介。

Vol ,1に収録されているのは(敬称略)
西角「スペースインベーダー」友宏
岩谷「パックマン」徹
遠藤「ゼビウス」雅伸
宮本「マリオ」茂
堀井「ドラクエ」雄二
坂口「FF」博信

Vol ,2に収録されているのは
中村光一、鈴木裕、小島秀夫、岡本吉起、中裕司、園部博之、水口哲也、飯田和敏

さて、全部読んでの感想ですが
単なるインタビュー部分だけなら雑誌「64ドリーム」のインタビュアーの方が上手い。
でも、こういった単なるインタビュー集が本になったという部分を評価したい。
この人のこんな言葉が良かったとか
あんな人のこういう物の見方がすごい、とか
そういう事は読んでみてのお楽しみにして頂きたいので書きません。

あと、やはり人選が良かった。
特に Vol ,1の前半。
世代的なものが大きいのですがエレメカから始まり
「インベーダー」でブレイクしたテレビゲームと言う物に感慨深いものがあるのですごく良かった。
あの時代をリアルタイムで体験された人の声を、今聞けるという事が素晴らしい。
とくに西角、岩谷、遠藤の3氏のインタビューが読み応えアリ。

またVol ,2の方で印象に残った人は中さん。
かつてセガを退職した当時のことが語られています。
彼が「門まで見に行った」というあの会社を訪問していれば!と思ったり。
また、あまりインタビューを受けない園部さんのが面白かった。

で、ここで大文字で書きますが
今ダメダメ扱いされている某のインタビューを読むと
「なるほど、コレじゃあかんわな」
と思うことしきり。
当たり前ですが、良いモノを作る人はやはり良いこと言ってます。

TOPへ戻る