う〜's ゲーム

ゲームの話 第23回「隠し、という話

急に何の話かと思われるだろうが、 何のことはない。
「ファミ通」を読んでいたら
「○○のゲームで××の技を使うと〜〜になる」といういわゆるネタバレ話を読んでしまい、
「ああっ、これを(自分が)プレイしているときに
偶然こうなって初めて知ったのだったら、すんげー感動するかもしれないのに〜」
と思ったからである。

ゲームには昔から
「隠しステージ」とか「隠しコマンド」
というものがあって
プレイヤーを熱狂させてきたけれども、
最近ではゲーム雑誌の攻略記事全盛、
ネットでのネタバレ話などが簡単に目に入ってくるようになってしまい、
どうも今ひとつ盛り上がりに欠ける様な気がする。
その昔、う〜たんがゲーム(ファミコン)をやり始めた頃、
周りにゲームをやっている友人など誰もいず
せいぜい妹とゲームソフトやゲーム雑誌の貸し借りをしていたくらいだったので
ゲームに関しての情報など全くと言っていいくらい入ってこなかった。
たまにゲーム好きな人と一緒にプレイした時に
この「隠しステージ」へのプレイを見て心底驚いて腰を抜かした事がある。

そのゲームの名は「スーパーマリオブラザース」(FC・任天堂)。
信じられないくらいたくさんの「隠しステージ」に
う〜たんは一気にハマった。
土管を抜けてコイン取り放題、
隠しブロックで雲の上へ、
登って登って天上を走り抜けて、
目指すはワープ土管。
実を言うと、これらのプレイを初めて見たときに
「う゛、こんなコトしたらゲームが壊れるのでは・・・」
と思ったぐらいである。
当時バグ技などという知識もなかった
純真ゲーマーう〜たんであるが、
決められたルール以外の方法で
ゲームを進めてはいかんと 思っていた わけである。
けど、実際に自分でプレイしてみると、
最早当たり前のゲーム進行では詰まらなく感じるくらいに面白かった。

つい最近でこんな感じを味会わせてくれたゲームは?
と言うと「ゼルダの伝説 時のオカリナ」(64・任天堂)。
奇しくも新旧とも任天堂ソフトの名前を挙げてしまったが、
他に「心底たまげて腰抜かした」ゲームが無いのだから仕方がない。
このゲームの場合だと謎解きは
さすがにかなり難しくて攻略本に頼りっぱなしだったのだが、コレが良かった。
「もだえ石」
ものすごいネーミングセンスであるが、これが面白かった。
「もだえ石」を入手してから「ま、せっかくだし」と振動パックを付けてプレイ。
気ままにフィールド上をぶらついているといきなりブルブルブル!
「ひょぇぇぇ〜!」
この時も「なんか壊れたのか!?」と思った進歩のないう〜たんである。
この驚きを味わいたいが為に、ゲーム進行を放り投げてあちこち歩き回る日々が続いた。

確かにゲームの情報をよりたくさん知りえる環境にいるう〜たんではあるが、
ここらで一度省みて
「ゲーム情報ゼロ」の状態で楽しくゲームをプレイしてみたいと思ったのでした。
手始めは「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」(64・任天堂)。
こんな殊勝な気持ちがプレイを開始して何時間持つか、神のみぞ知る・・・。

まったく正反対のことを書くのは気が引けるが
「DOA2」(PS2・テクモ)の隠しコスチュームに関して。
私はあのゲームは格ゲーでなく
アレを出すが為のゲームであると信じて止まない。
出現条件はじゃんじゃん雑誌に載せても良いと思っている。
あのゲームはあの衣装こそがゲームの神髄!
通常コスでプレイしているヤツなんぞ斬って捨ててよし。

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ゲームの話 第22回「PS2購入せずの理由

う〜たんのごく私的な理由である。
これから書く理由はゲーム機購入の際なんの指針にもならないし、
人によってはどーでもいいことだと思う。
よって以下の文書についてう〜たんは何の責任も持ちません。
ただ私はこう思う、という内容です。

私はゲームが好きだ。
それも積極的にゲームをプレイする人である。
だからゲームをするにあたってゲームという物に特化した機械が好きだ。
今現在PS2は間違いなく最高スペックを備えたゲーム機であることは間違いありません。
では、どういうことか?
もう少し本音を漏らせば「ゲームに特化したハードについて行きたい」ということになる。
PS2の一番不満な点はDVD再生機能
今のところここが一番の売りになっているようだが
それは家電としてみれば、の話である。

家庭用ゲーム機(コンシューマ)の弱点は、
TVという媒体無しには楽しめないという点が挙げられる。
だいたいTVはスイッチを入れた段階ですでに楽しめるわけだ。
そして、機械を立ち上げ、
ソフトを セットすればあとはずっと能動的に娯楽を享受し続けることが可能だ。
対してゲームは、
TVのスイッチを入れ、
ゲーム機を立ち上げ、
ソフトをセットする。
そして何より
コントローラーで操作し続けなくてはならない
ゲームとは非常に能動的娯楽
であると言える。
PS2はDVD再生機能を付けたことによって
「TVを見る、DVDを見る」という2つの受動的娯楽を乗り越えて行かなければ
ゲームにたどり着けない。
ゲームに行くまでが遠いのだ。

PSは ライトユーザーに支えられたゲーム機だと言われている。
ならば、ソニー(SCEI)は
ライトユーザーをPS2に移行させるにはゲームだけではダメ
なのだと判断したのだろう。
これはある意味非常に冷静で正しい判断だと思う。
だいたいゲーム(カードゲームやボードゲームなども含めた総合的なゲームを指す)というのは
かなり積極的にならないと楽しめない種類の娯楽である。
そんな層がPS2になったからと言って急に増えるわけはない。
ゲームコア層は上限があると思う。
ならばどうやってPS2をPS以上に売るのか?
その答えがDVD再生機能だと、う〜たんは思ったのである。

TVという媒体無しには存在し得ないゲーム機。
ならば他企業はどうなのか?
答えはかなり明確に出ている。
セガはDC以前から展開してきたネットに絡んだ展開を今以上に進めて行くであろうし
任天堂はTVそのものと対立する形で携帯(GB)路線に突き進むようだ。
両者ともそれが吉と出るか凶と出るかは全くの不明。
ただ、う〜たんはセガや任天堂のようにゲームそのものを楽しんでいこうとする企業をより信頼している。

ゲームとは脆い。
受動的に楽しまなければならない娯楽というのは、
かなり大変なことなのだ。
その娯楽、言うなればソフトを作り出すのはとても大変なことだと思う。
延々とTVに向かって
「作業させられている」ようなソフトをプレイしたとき、
その「作業」が「苦行」に変わるのに対した時間はかからない。
PS2は早く
ゲーム機として以外の部分での「つかみ」が必要なのである。
DVDはその決定打になれるのであろうか?
ケーブルTVでのネット配信は開始までにどの程度の魅力を持ち続けるのであろうか?

PS2、いずれは購入するでしょう。
でも、ゲーマーなう〜たんは
PS2でしか遊べない、
PS2をフルに機能させたゲーム が出るまでは、
残念ながらときめかないのである。
純粋にゲーム機として購入を考えるのならば
プラットフォームが出す最初の自信作が「花火」ッスか。
冗談キツイです

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ゲームの話 第21回「お子さまゲー

「子供向けゲーム」を揶揄した言い方に
「お子さまゲー」とい言葉がある。
任天堂のゲームに対して使われることが多いような気がするが、
果たしてそう言ったモノは存在するのだろうか?

あくまでもう〜たんの主観で書くが
「お子さまゲー」とは
「ゲームのキャラが野暮ったい絵柄」
「主人公が子供」
「ファンダジー」
「ギャルなし恋愛なし」などが挙げられる。
または
「小学校低学年でも遊べるゲーム」と思われること。
例えば「ポケモン」「ドラクエ」 など。
では、「お子さまゲー」と対極にある
「大人ゲー」
(えっちゲーを想像しないよーに)とは何か?
「ゲームのキャラが大人っぽい」
「設定がダーク」
「ギャルあり恋愛絡み」と
「実写系カーゲーム」
「実写系スポーツゲーム」など。
または既存のゲームのビデオゲーム版。
例を挙げると
「FF」「メタルギアソリッド」 「GT」や
麻雀などのゲーム。
俗にサラリーマンが抵抗なく買えるソフトとも言える。
しかし、う〜たんは思う。
あのゲームは子供向け、とかあのゲームはクール、とか
区別したがるのは、周囲の目が気になる
小学校高学年から高校生くらいの世代だけではなかろうか?

中古ゲーム屋さんで
小学校5年生くらいの男の達の会話を聞いたことがあるが、
「ときメモ」について彼らは
「○組の××、こんなんやってんだぜ〜」
「アイツ腐ってる〜」
「コレって、バカゲーなんだろ」と語る。
コナミの社長が「小学生はまだときめかない」と語った事は有名だが、
別にときめいていないわけではない。
「ときメモ」は十分小学生もときめかせているのだ。
だからこそ、学校でおおっぴらにプレイするのが恥ずかしいわけです。
そんな殊勝な気持ちは数年もすれば消える。
嘘ではない。少なくとも大学生や社会人になれば
エロビデオだろうがえっちゲーだろうが堂々と見られます。
「恥ずかしくないぞー!」と思いっきり言い聞かせていれば。

面白いのは中〜高校生が絶賛する
「FF8」は、逆に大人が恥ずかしい。
30近くにもなって「『FF8』最高」などと叫んだりしたら、
まず間違いなく周囲が気まずい思いをすることになる。
少なくともう〜たんはする。
あの話の設定が稚拙で子供っぽいとされるゆえんだ。
人の出会いや恋愛に至る過程が
「偶然によって」だったり
「運命的な」ばかりで済まされるなどのあまりのご都合主義。
しかし、そのところこそ中〜高校生達にとって
「憧れの展開」なので、絶賛されても不思議ではない。
がっちり掴んだな、という感じだ。

では、更に逆に考えると
「ゼルダ」や「ドラクエ」はゲームマニアには熱狂的に支持されるが、
ごく普通のゲームはたまにやる中〜高校生達にとっては
全然面白くないストーリーとなる。
「掴み所」がないのだ。
萌えるキャラクターもいないし、
自分のプレイするキャラに
白馬の王子様やシンデレラが現れて都合良く恋愛成就したりしないからだ。
やや強引な言い方をすれば
「FF」は映画でも小説でも受けたのではなかろうか。
つまり
「FFシリーズ」は何のかんのと言われているが
次回作も多分前作並に300万本近く売れるだろう。
ネットゲーとなる「FF11」あたりはどうか知らんが。
ゲームが売れなかったらOVAでも映画でもイケると思うぞ。

話がそれた。
つまり、「お子さまゲー」と言われているモノの中でも
ゲーム性が高く、大人ゲーマーを満足させるゲームはたくさんある。
食わず嫌いは良くないのだ。
本当の大人ならば見た目の子供っぽさなど気にせず堂々とゲームを買え!

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ゲームの話 第20回「ハードバカ

う〜's日記をお読みの方は
薄々感づいていらっしゃるかもしれませんが
我が家の大黒柱、う〜2号は「ハードバカ」です。
あ、いや別に「激しいバカ」ではございません。
ゲーム機ハードに過剰なまでに入れ込む「ハードバカ」です。

ゲームソフトをコンプリート、とかいう趣味は
PSの時代になってあきらめがついたようですが、
その分「CDは読み込み部分がヘタっちゃうから」という理由でハードを2台づつ用意しています。
PSは動かなくなった初期型を含め3台。
SSはつい最近スケルトンブラックがやって来たので2台。
まだ、Hiサターンが欲しいだの、抜かしております。
メガドライブにいたっては・・・
何台あるのか今度いっぺん締め上げてみたいと思います。
カセット式にしても、 ファミコンはJrタイプのモノを購入済み。
スーファミも2台。
実は・・・64も2台。
64DDの時に本体クリアブラックを注文したんで。
任天堂のは「丈夫さ」が売り物だし、そうそう壊れはしないだろうに。
各ゲーム機のコントローラーもだいたい家族人数分ある。
周辺機器にいたっては・・・大きな字では書けない状況に陥っています。

ここに最近ハマっているオークションからやってきたバカゲーム機が仲間入りしております。

まずは「プレイディア」(バンダイ)
コードレスのパットが目にまぶしいのですが、
電池くいます。
重たいです。
憧れのコードレスパットはまだまだ未来のモノなのか?
そして、箱に書いてある
「みんなの簡単マルチメディア」泣かせるコピーです。
あの当時は魔法のように聞こえた「マルチメディア」。
今では誰も言いません。
マルチメディア、と言っただけで呪われそうです。
PS2では新世代コンピュータエンタテインメント・システムという
よく分からな言い回しに変わりましたが
多分言いたいことは一緒です。
中身はだいぶ違いますが。

次は「PCーFX」(NEC)
デカイです。
アニメーションが売り、という事でしたが、
見てみたら「コレくらいなら、サターンでも可能かも。がんばれば」でした。
結局(18禁)ギャルゲーを閉め出したサターンから参入するメーカーもいたのですが・・・。
ふつーコレ買うならハードディスク買うって。
おそらくNECがコンシューマ機に参入することは二度とないであろう。


そして「3DO」(松下)
世界の松下もゲームの世界ではあっさり破れてしまったわけで・・・。
そう考えるとソニーってのはたいしたもんだな、と思います。
が、ビデオの時代から続く両者の戦いがこのまま終結するわけもなく、
次なる戦いの場に、
やはりソニーに煮え湯を飲まされた任天堂とタッグを組み
ソニー様にリベンジを果たそうとしているわけです。
しかし「黒いゲーム機は売れない」のジンクスを作った松下&任天堂。
次のドルフィン(仮)は果たして何色か?

そして、今。
PS2の発売を前に彼は悩んでいる
「PS2なぁ・・・100万台も出えへんような気もするし。
予約・・・するまででもないしなぁ。
3月中はともかく4月以降に発売するソフトあるんかいな。
初期ロットは怖いしなぁ。
コンビニ当たりで買ってもし初期不良に当たってら
即ソニーに送らなあかんし。あそこ対応悪いしなぁ
(注・彼はPS1の時に某ゲームチェーンで買ってその対応の悪さを未だに恨んでいる)
あ〜、でも初期ロットは「甘そう」な気がするし」
(注・なにが甘いんや(^^;
と数日間悩みまくっていたが、
ある日憑き物が落ちたような明るい声で宣言をした。
「大手スーパーの5%割引が毎月10日前後にあるし、そのときに買うわ。
不良品に当たっても社内グループの在庫と取り合えてくれそうやし」

100万台出荷は難しいというソニー様。
小売店にはあまり出荷しないと言うソニー様。
コンビニには10万台しか卸さないソニー様。
どうせ買うなら「プレイステーション・ドット・コム」で買えと言うソニー様。
某大手スーパーの家電コーナーにもPS2いっぱい出荷してくださいませ。


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