う〜's ゲームレビュー

第20回ピクミン」(GC・任天堂情報開発部)

今さら的な感じもしますが、やっぱプレイしておくべきでしょ「ピクミン」は。
と、言うことでレビューです。

 

最初なーんにも分からない状態で
(あまり雑誌の新作紹介とか読まないもので)
このゲームをを手にしたときには、あのCMのイメージしかなかった。
「引っこ抜かれて、戦って、食べられて〜♪」
そう、私はこのゲームを
主人公オリマーを操り、
ピクミン達を敵にぶつけて
敵がピクミンを食べている間に脱出するゲーム
だと思いこんでいた。
・・・・・だってCMではよく食べられていたじゃないか。
まさにオレ様オリマー。

当然、ピクミンを増やすとか成長させるとかそういう概念なぞない。
ピクミン達は適当に地面から生えてくるモノだと思っていた。
死なせてしまって数が少なくなれば
適当に「ニョキッ」と生えてくるピクミン。
よく考えればそんなゲームバランスでは全く面白くないのだが
とにかくどんどんピクミン達を食べさせればよいのだと思いこんでいた。

が、もちろんそんなゲームであるはずもない。
プレイし始めて数分後
「ピ、ピクミン達、かわいいじゃねーか」
一生懸命に後を付いてくる奴らがとっても可愛い。
さらに数十分後
「そこでサボってる黄ピク3匹、働け!」
大きな集団になるとアホが何匹か混ざるのもまた一興。
そして、エンディングに近づく頃になって
「待ってろよ、オリマー奥さん!!絶対助けてやるからな!!」
と、画面に向かって固く誓う私がいた。
(注・私もひとの妻。実はオリマーよりも
旦那さんの帰りを待ち続けるオリマーの奥さんの方にいたく心を動かされた。
ヤバーな雰囲気の日記がまた泣ける)

おしむらくは2回目以降のプレイでは
多少なりとも変更点があれば楽しかったな、と。
情開ゲームにしてはめずらしく最後の最後の練り込みが足らないな。。
なぜ、2度目のプレイでオニヨンの説明を読まにゃならんのじゃ(怒)
おそらく時間的問題があったのではないかと思うのだが
この辺はぜひ次回作(インタビューを読む限りシリーズ化されるようなので)に期待。

攻略の手段がひとつではなく様々なやり方がある、という点が良し。

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