う〜's ゲームレビュー

第11回「マーヴェラス」(SFC・任天堂開発二部)

日記に書いていたので気になっていた方もいらっしゃるのでは?
とい淡い期待を抱いて登場の「マーヴェラス」。
果たして何人が知っている事やら・・・
任天堂好きだと言う人でもなかなかご存じ無いこの作品。
このまま埋もれているのはもったいなのであえて登場させます。
しかも今さらスーファミ。
世の中は最新機PS2だと言うのによ〜。

この作品を紹介するのに、
ストーリーだの登場人物だのを書くよりももっと簡単な言い方をします。
ズバリ「スーファミでやる64ゼルダ」
いや、嘘じゃないって。
謎解き進行アクションクリア・アイテムゲットで次のダンジョンへ
これってまんまゼルダでしょう。
しかし、本当に良くできている。
特に前半の3章までは。
後半になると、やたら「おつかいイベント」が増えたりマップが広くなったりするのだが。
まぁ歩いていける範囲のマップというのは良し。
だいたい乗り物で移動しなきゃならないような広大なマップになんの意味があるのだろうか?
私は断固歩いて進む派だ!

ついでに「マーヴェラス」では
体力HPの回復が全てアイテムゲット
(しかもこれがトマト!なんつーか健康的。設定が南海の小島で少年達がキャンプ中に・・・だからなぁ)
によって行われるのも好きだ。
仲間の魔法で回復だ?
何ヌルい事いってんだ?
男ならHPは自分で稼いでこい!

忘れていましたが、主人公は3人。
チビ、くいしんぼう、メカ好き、と3タイプでパーティを組む。
「64ゼルダ」でアイテムをCボタンに割り振ったように
「マーヴェラス」では各アイテムが3人に割り振られていて

状況に応じてプレイするキャラを1人選ぶ。
あとの2人は後ろについて来るだけ。
しかし、やればやるほどゼルダみたいなんだな。
宝箱が見えているけど、そこに行く方法が分からない、悩む悩む、・・・ん?
画面のはじっこに見えているアレは・・・試してみると・・・!
さて、次に進むと、こんなアクションクリアできないっ!
泣きながら何回かチャレンジ・・・・出来た。
また進むと、難しい。なんだコレは??
試しに前のダンジョンでもらったアイテムを使ってみると・・・おおっ!という具合。
ちなみに謎解きに詰まったらヒントをくれる鳥がいる。
呼べば来る。
いつもひっついているナビィはウザイという方にもおすすめ。
けど、コイツはただじゃ教えてくれません。くそっ。

ここまで書いてなんだが
う〜たんは未だ終了していない。
ラストダンジョン終盤にさしかかって止まっている。
なぜなら「64ゼルダ」でも悩まされた
(炎の神殿、メガトンハンマーゲットのらせん状一本道)タイム制かけっこ。
どーしても間に合わない・・・。
2Dだし、真っ直ぐ走れるんだけど。

ぜひ皆さんもプレイされたし!!
とお勧めしたいのはやまやまなのだが、
残念ながらこの作品、任天堂作品とは思えないほど売れなかった。
たしかにSFC末期にこっそり発売されたし
宮本印でもないし、地味な作品だし。
地道に中古屋さんで探してください。
惜しむらくは特殊チップ搭載のため
ロッピーでの書き換え不可能
惜しい。

しかし
過去10作品中4本も任天堂作品を取り上げておきながら、
情報開発部の作品が入っていない(苦笑)
(注・「ポケモン金銀」はゲームフリーク)

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