う〜's ゲームレビュー

 

第17回「マリオパーティ3」(N64・ハドソン)

3作続けて大ヒット中の64ボードゲームです。
開発はボードゲームに関しては独走中のハドソン。
「マリパ・シリーズ」は現在ハドソンの稼ぎ頭です。
おかげで昨年末には久しぶりにボンバーマンと桃太郎も出ました。

4人対戦という64の特徴を考えれば
それまでボードゲームが無かったのが不思議と言えば不思議。
やはり市場の読みが当たり1本目が売れに売れまくりました。
以降毎年ちょっとづつ改良され今年の「3」は新作ミニゲームがてんこ盛り。
おまけに怒濤のCM攻勢。
分納地獄と言われる年末ですが今年は初回から数が出荷できたようで
現在昨年を上回るペースで売れ続けているようです。

で、面白かったか?と言われると
・・・・・う〜ん。

妙に疲れるゲームでした。
色々と理由を考えてみたのですが
まず自分のプレイするタイミングがなかなかつかめない。
4人対戦ですからサイコロをふるのは4回に1度。
1ターン毎にミニゲーム。
その時止まったマスによってイベント発生。
さらに、同時に2人が同じマスなら決闘イベント発生。
と、実に細かくイベントが発生するので
いつどこで「ゲームをやるぞ」という気合いを入れていいのか分からないわけです。
正月ボードゲームゆえこちらの気もゆるんでいるのですが・・・。

ミニゲームの内容がアクション主体なので
その時だけ気合いを入れようとしてもダメ。
かといって終始エンジン全開でもダメ。。
逆に全くのアクションとかシューティングなら
ある程度の緊張感を保てるわけです。
ところが「マリパ・シリーズ」は1ゲーム20ターン設定でも2時間ほど。
その間にコントローラーを握る時間と離す時間がランダムでえらい疲れるわけです。
シリーズ通してプレイしていますが
特に今回の「3」は止まったマスによって発生するイベントが多くて
ゲーム全体が妙なリズムに。

もっともそう感じているのはオールドゲーマーだけで
うちの3号(5歳)はほっておけば
一人用ストーリーモードを2時間以上遊んでいます。
様子を見ているとかなり真剣です。
5歳児をマジモード全開にさせるとは・・・おそるべしボードゲーム。
私は「桃鉄」くらいでもかなり満腹かも。
いや、「いたスト」でもすでに
なんなら「鉄道王」でも・・・

 

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