不来方祭にてギター喫茶「アランフェス」出店
  
其の一 「アランフェス」とは...

岩手大学にも学園祭というものがありまして、その名は「不来方(こずかた)祭」
それはもう豪華絢爛な企画。
サッカーやバスケットボール大会、研究室発表、...
え〜と、もちろん東北大みたいに「ル・クプル」の様なタレントさんなんて一人
も呼ぶわけなんかないから...そんな悲しくもある地方国立大の年に一度のお祭りです。

学園祭といえば必ずあるのが、クラスやサークルによる模擬店。
我がギターアンサンブルも毎年模擬店を開き、学園祭に参加しているのです。
その名もズバリ、
 ギター喫茶「アランフェス」
内容はといえば、一杯50円でお飲み物を出し、ギターの生演奏を聞いてもらう。
といった、どこにでもありふれてそうな企画ですが、ちょっとこだわりが違います。

1.「アランフェス」マッチを作った。

何とこの年一回の模擬店のために専用マッチなんかがあるのです。
今は作っていないのですが、昔に大量に作ったらしく、物凄い量が部室に置いてあります。
しかし、現在模擬店の会場となる教室は禁煙なので使い道が無い。

2.飲み物が違う。
   コーヒー、ココア、紅茶、オレンジジュース、十六茶。
   この一杯50円で出す飲み物。50円も取るからには理由があります。

コーヒー

コーヒーメーカーを使いますが、豆ではなく市販の挽いてあるのを使用します。
これによりコクと香りは半減していることでしょう。

ココア

市販のミルクココアの粉末を牛乳ではなくお湯に溶かします。
なんか薄く水っぽく感じます。

紅 茶

リプトンのティーパックを使用します。
リーズナブルなお味がします。

オレンジジュース

言わずと知れたバヤリース。
冷やすことはもちろん、氷を入れたりもしません。

十六茶

冷やしませんし、あたためもしません。

(注:全て紙コップでお出しします。)

 

3.環境が違う。
まず、テーブルは普通の机をただ単に並べて5つのテーブルを作り、
入り口に近い3つのテーブルにのみテーブルクロスをかけます。
教室の黒板には、メニューがきたない字で書かれ。
ステージは、机を積み上げ、そこに3枚の暗幕を掛けたものをバックにし、
ワンポイントとして定期演奏会のポスターをちらっと置いています。
たまに隣の教室に、軽音楽部がドラムを練習しにきます。

 

そんな「アランフェス」が今年も始まるのであった。


そんな詳しい模様は、次回に続く・・・。


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