聖書のおはなし
〜わたしはあなたを忘れない〜 |
島々よ、私に聞け。 遠い国々の民よ、耳を傾けよ。 主は、生まれる前から私を召し、 母の胎内にいたときから私の名を呼ばれた。 主は私の口を鋭い剣のようにし、 御手の陰に私をかくまい、 私を研ぎ澄まされた矢とし、 主の矢筒の中に私を隠された。 そして、私に言われた。 「あなたはわたしのしもべ、イスラエルよ、 わたしはあなたのうちに、わたしの栄光を現す。」 しかし私は言った。 「私は無駄な骨折りをして、 いたずらに空しく自分の力を使い果たした。 それでも、私の正しい訴えは主とともにあり、 私の報いは私の神とともにある。」 今、主は言われる。 ヤコブをご自分のもとに帰らせ、 イスラエルをご自分のもとに集めるために、 母の胎内で私を ご自分のしもべとして形造った方が言われる。 私は主の御目に重んじられ、 私の神は私の力となられた。 主は言われる。 「あなたがわたしのしもべであるのは、 ヤコブの諸部族を立たせ、 イスラエルのうちの残されている者たちを 帰らせるという、小さなことのためだけではない。 わたしはあなたを国々の光とし、 地の果てにまでわたしの救いを もたらす者とする。」 イスラエルを贖う方、その聖なる方、主は、 人に蔑まれている者、 国民に忌み嫌われている者に、 支配者たちの奴隷に向かってこう言われる。 「王たちは見て立ち上がり、 首長たちもひれ伏す。 真実である主、 あなたを選んだイスラエルの聖なる者のゆえに。」 主はこう言われる。 「恵みの時に、わたしはあなたに答え、 救いの日に、わたしはあなたを助ける。 わたしはあなたを見守り、あなたを民の契約とし、 国を復興して、 荒れ果てたゆずりの地を受け継がせる。 ・・・ 天よ、喜びの声をあげよ。地よ、小躍りせよ。 山々よ、歓喜の声をあげよ。 主がご自分の民を慰め、 その苦しむ者をあわれまれるからだ。 しかし、シオンは言った。 「主は私を見捨てた。 主は私を忘れた」と。 「女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。 自分の胎の子をあわれまないだろうか。 たとえ女たちが忘れても、 このわたしは、あなたを忘れない。 〜詳しくは聖書をご覧ください〜
(旧約聖
書 イザヤ書
49章1〜8、13〜15節) |
牛津
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