勅 使 祭  (臨時奉幣祭)

 天皇陛下の御使者である勅使が御参向され、陛下からのお供え物である幣帛を奉る「臨時奉幣祭(勅祭)」が、平成26年10月6日に行われました。定期的に勅使が御参向になる「勅祭社」は全国に16社あり、宇佐神宮では10年に1度古式に則り斎行されます。
 10月3日に大的式(蟇目の儀・百々手式)、10月4日には「戸畑祇園大山笠」の奉納神事、10月5日には「提灯行列」と「打ち上げ花火」、当日は神楽の奉納などがありました。また、臨時に呉橋の開放も行われました。
 宇佐神宮の臨時奉幣祭は、養老4年(720年)、大隅・日向の隼人平定に元正天皇が派遣したのが始まりといわれています。
 ※ネットで「宇佐神宮勅使祭」を検索すると沢山出てきます。

 「戸畑祇園大山笠」は、昼は幟山笠で、金糸銀糸の刺繍を施した格調高く華麗な姿を披露していますが、夜になると飾り物をはずし、12段309個の提灯に彩られた光のピラミッドへとその姿を変えます。

式典も終わり、いざ出発 4基の山笠も揃いました。
(H26.10.04)
 
宇佐神宮境内を練り歩く「戸畑祇園大山笠」-1 (H26.10.04)
宇佐神宮境内を練り歩く「戸畑祇園大山笠」-2 (H26.10.04) 宇佐神宮境内を練り歩く「戸畑祇園大山笠」-3 (H26.10.04)
夜になると、12段309個の提灯に彩られた光のピラミッドになります。「戸畑祇園大山笠」-4
 (H26.10.04)
「戸畑祇園大山笠」-5 (H26.10.04)
「戸畑祇園大山笠」-6 (H26.10.04) 出発地点の山笠 「戸畑祇園大山笠」-7 (H26.10.04) 取り壊し作業も大変です。
呉橋を渡った「提灯行列」  (H26.10.05) 翌日の式典リハーサルに忙しい神官さんたち (H26.10.05)