Discipline
「うさぎにしつけはムリ」と思っている人はたくさんいると思いますが、そんな事はありませんでした。
モルツはよく「慣れている」と言ってもらえるので、しつけの仕方やコミュニケーションのとり方を紹介。
モルツの場合はこれで覚えてくれましたが、全てのうさぎさんが
これで大丈夫というものではありません。
名前 | 噛み癖 | 乗ってはダメ | ちゅっ |
トイレ | ケージ齧り | ヒザで熟睡 | モルママ的考え |
「これが自分の名前だ」という意識は無いと思いますが、音で判断しているようです。
「モルツ」という音に反応して振り向いたり、走ってきたりします。
名前の覚えさせ方
なにしろ「モルツ」という音がしたらいい事だけがある。と思わせました。
餌を食べている時に「モルツー、モルツー」と静かに呼び続けます。
おやつをあげる時もどんなに近くにいても
必ず「モルツー」と何度か呼んでからあげました。
なでてあげる時も「モルツー」と静かに呼びながらなでてあげます。
逆に怒る時には絶対に名前を呼ばないようにしました。
いたずらをした時などつい「モルツッ!」と言ってしまいそうになりますがそれはダメ。
その場合は「コラッ!」又は「ダメッ!」です。
あくまでも「モルツー」という音=いい事。これが基本です。
飼い主さんも、うさぎが名前を覚えた後も名前を呼んで来たら、
必ずなでてあげる癖を付けましょう。うさぎも名前の音を忘れませんし、
コミュニケーションもとれてもっと愛情が増すでしょう。
また、名前以外にも、短い言葉なら覚えられるようです。
モルツの覚えてる言葉
「おやすみ」「おしまい」「ダメ」
「ごっちゃまー」ごちそうさまの意味。
まずうさぎは大きな音は嫌いです。
TVをずっと大きな音で聞いていれば、慣れますが瞬間的な大きな音には
慣れないと思います。
そこで、飛び乗ろうと後ろ足で立ち上がった瞬間に「あっ!」 とか「こらっ!」
とか「だめっ!」などと大きな声を出したり、手をパンッと鳴らしたりして脅かします。
驚かされるのが嫌いなうさぎは、
「これをするといやな事をされる」という感じで覚えるようです。
又、テーブル自体を叩いて大きな音を出すのも良いようです。
又、覚えかけの頃は、ガマンできないと、背伸びして前足だけテーブルにかけたりしますが、
その時は、手の甲などでチョンと押しやりながら、「ダメッ!」と言うようにします。
もちろん1回やってすぐに覚えるものではないので、長い目で見る事が大事です。
ちなみに、怒る時は名前を呼ばないようにしました。
せっかく呼べば来るようになっていても、来なくなってしまうかもしれないからです。
部屋で飼うならトイレのしつけをしてあげましょう。
野生のうさぎには、決まった場所で用を足す習性があるので、難しい事ではありません。
トイレのしつけでポイントになるのは匂いです。トイレの場所を決めてトイレを置いたら、
おしっこのついたティッシュなどを、少し入れてあげると覚えやすいでしょう。
それでも始めのうちはなかなかトイレを使わないかもしれませんが、そんな時は、、、
1そわそわし出したらトイレに連れて行く。
2おしりをさすってここがトイレだと教える。
3きちんとトイレが出来たら、ちゃんとほめてあげる。「よくできたねー」ナデナデ。
ほめてあげるときに大きな声を出したり、
高く抱き上げたりするのは止めましょう。
又、失敗した時はトイレに連れて行き匂いを確かめさせるといいでしょう。
失敗した場所は中性洗剤などできれいに拭き匂いを消す事を忘れずに。
トイレを覚えるまでの時間は、性格や飼育環境によって異なりますが、
根気よく続けていれば必ず覚えてくれるはずです。
これは、簡単です。噛まれた時に「いたーーい」とつい大声で言ってしまうと思いますが
その時うさぎは声の大きさに驚いて固まっているか、遠くに逃げているかだと思います。
そうしたら、うさぎの後を追いかけましょー。
あまり長い間や、本気で追いかけると人間を怖がるようになってしまうので、
ほどほどに部屋2周位が良いかと思います。
それでO.Kでした。
モルツは靴下や、シャツにじゃれていて間違えて噛む事はありますが、
わざと噛む事はしません。又、何かを伝えたい時(撫でてほしい等)などの時は、
かる〜くハグと噛みますが全く痛くありません。
「ケージから出して!」とケージをかじるうさぎがいます。
でもあまりケージをかむと、歯が曲がったり、傷つく事があるそうです。
ケージかじりを止めさせるには、ケージの上からカバーや布をかけて、
人間の姿を見えなくしてしまいます。そうすれば、「訴えてもムダなんだ」と理解し
噛むのを止めるようです。
この時に「かわいそう」と思ってケージから出してしまうと「噛めば出してくれる」と解釈し、
より噛むようになってしまうので、この時ばかりは無視する事が大切です。
又、ケージにかぶせるカバーや布をケージの中に引きずり込まれないように注意しましょう。
これは特に生活上必要ではありませんが、されたら嬉しいので教えました。
「ちゅっ」と言っても、口ではなく鼻の頭にしてもらいます。
口などでは、うさぎの病気が人間へ、又人間の病気がうさぎに
うつってしまうかもしれないからです。衛生面には気をつけましょう。
まず、おやつなどを手に隠し持ちます。それからうさぎと同じ高さに顔を持っていきます。
始めのうちはうさぎが警戒しないように、寝た方がいいかもしれません。
そこでおやつを自分の鼻につんつんとあてながら「ちゅっしてー」と言います。
おやつにつられて鼻にちゅっとしてくれたらおやつをあげます。
次に指で自分の鼻をツンツンしながら「ちゅっしてー」と言って、してくれたらおやつ。
それの繰り返しで、おやつが無くても「ちゅっしてー」と言うとしてくれるようになります。
その時はナデナデしてほめてあげましょう。
これも特に生活上は必要ではありませんが、癒されるので教えました。
まず、ブランケットなどをヒザに掛けます。うさぎの足が滑ると落ち着きません。
だんだん慣れてくると、おやつなどをあげている時にヒザに乗ってくる時があると思います。
その時が教えるチャンスです。
おやつがなくなると、本当に無いのかどうか確かめるようにひざの上に座っています
その時に静かになでてあげましょう。眠そうな時の方がより安心するようです。
なで続けるのがポイントです。嫌がったら無理をしない事。
まずは丸まって寝る事を習慣づけます。
ここで寝ても安心、ここで寝ると安心と思ってもらえれば、ほぼ成功です。
そのうちに首がグラグラになるほど気を許して寝るようになってくるので
そうしたら、しずかに後ろ足を左右どちらかに崩してあげます。
うさぎも丸まっていると足が疲れるらしく気持ち良さそうに伸びをしながら眠ります。
足の裏に何も当たっていないと不安になるらしいので、
ヒザに掛けているブランケットが足の裏に当たるように、包んであげるとより安心するようです。
寒い日などは自分から「乗せて〜」と足の周りをグルグル回るようになり
足を揃えてあげると、すぐに飛び乗ってきて、丸まるようになりました。
モルママ的考え
最初はコミュニケーションをとる時に、おやつは欠かせない物ですが、
それが原因で病気になったり、ご飯を食べなくなっては大変。加減が必要です。
又一つのおやつを細かく切ってあげると、分量は変わらないけれども、
飼い主さんも満足感が得られるように思います。
又、ご飯の時のペレットを2,3粒取っておいて、
食べ終わった時にそれを名前を呼びながらあげたりすればおやつを使わずに、
コミュニケーションがとれます。
コミュニケーションがとれるにつれて、後をついて歩くようになりますが
くれぐれも、蹴飛ばしたり、踏みつけたり、ドアに挟んだりしないように気をつけましょう。
また、遊んだ後は必ず手を洗いましょう。
元気で、仲良く!これが私のめざす所です。
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