グーバドンリ・ズルーャチ


孤高の鷲 上

平成十四年二月二十二日 学研M文庫
ISBN4-05-901114-2 C0122 税別七百二十円

 一九二七年五月、愛機スピリット・オヴ・セントルイス号で、史上初の大西洋横断無着陸飛行を成功させたリンドバーグは、世界的な英雄となった。

 十年後、第二次大戦に反対し「孤立主義」を唱導して、ローン・イーグル(孤高の鷲)と呼ばれるようになる。しかし、国家危急の要請には逆らえず、陸軍のパイロットとして参戦した。

 戦場での目を覆うばかりの惨状を見聞して、赤裸々な異常体験を日記の形で残した。


孤高の鷲 下

平成十四年年二月二十二日 学研M文庫
ISBN4-05-901115-0 C0122 税別七百二十円

 一九四四年、陸軍航空隊の一パイロットとして、南太平洋の史上最悪の戦場に派遣されたリンドバーグは、軍人としての本分を尽すべくラバウルでの空爆、零戦との一騎打ちなど、日本軍との壮絶な戦闘を繰り広げる。

 また、アメリカ兵による日本軍捕虜への残虐な行為などを、日記の中で率直に記録した。これは、戦争の残虐性に対する国際的な批判が高い昨今、必ず引き合いに出される衝撃的な証言である。


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