アイシテヤマナイヒトヘ
No.076 ひかるさん
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貴方に見つめられると

息が詰まる

同時に

胸が苦しくなる


ただ

こんなに

涙が出るのは何故?

恋しくなるのは何故?









「貴方の下へ行きたい・・・・・・・。」










††††††††††††††††††††††††††††



ザン!!

ブシュッ!!!

ダイナモ「くそ!こんだけ数が多くちゃあキリがねぇ!」

イレギュラー「・・・・・・・・・・・・」

ダイナモ「大体レプリロイドベースのルートがここしかない
     なんて・・・・!!」

イレギュラー「・・・・・・!!」

ダイナモ「うおっ!あぶねっ!!」

イレギュラー「・・・・・・・・」

ダイナモ(くそ!狽フおっちゃんに言われてここに
     来たけど・・・・・・敵ばっかじゃねぇか!!)









煤uいいか、まずはハンターベース内にスパイとして
  忍び込め。そして我々のにとって邪魔な存在のゼロと  
  エックスを・・・・・。」

ダイナモ「消せばいいんだろ?」

煤uその通りだ、しかしお前は飽くまで雇い人。余計な真似は
  するんじゃないぞ・・・・・。」

ダイナモ「へぇへぇ。で・・・・その依頼だが・・・。」

煤u・・・・・何だ・・・・・。」

ダイナモ「そのエックスとゼロとか言うの、俺も聞いたこと
     ある。そいつらは相当な腕らしいが・・・。」

煤uフン・・・・・奴らとて隙を突かれればただの
  レプリロイドよ・・・・・。」

ダイナモ「おいおい。それでもあっちは相当な腕利きだろう?
     その分報酬は弾むんだろうな?」

煤u・・・・・生きて帰ればの話だがな・・・・・・。」

ダイナモ「へっ。誰に言ってんだよ。おっちゃん。」

煤u・・・・・おっちゃんはやめろ・・・・・。」









ダイナモ(こんなんじゃラチもあかねぇ!ベース行く前に
     おだぶつじゃねぇかよ!!)

イレギュラー「・・・・・・・・・・!!!!!!」

ダイナモ「しまっ・・・・・・!!」

ザフ!!

ダイナモ「・・・・・・・・・!!!!!」

イレギュラー「・・・・・・・・・・!」

ブシュ!!!

ダイナモ「っっっっっっ!!!」

くそっ!!

クソッ!!!!

ここで死ぬか!?

いや・・・・・・

死ねるか!!!!










5分後


ゼロ「・・・・・・・何も無いな・・・・・。」

エックス「やはり上の連中が言ってたのは間違いだよ。
     なぁ、ゼロ。」

ゼロ「いや・・・・・でも確かに銃弾の音がした。」

エックス「でも何も無いじゃん・・・・・・。」

ゼロ「・・・・・・・・・!!!エックス!
   あれを見ろ!!!」

エックス「人が・・・・・・!!」

ゼロ「大丈夫だ!!息はしている!」

エックス「とりあえずベースに運ばなきゃ!!」


ゼロ(それにしても・・・・・物凄いイレギュラーの残骸だ。
   ここには一人もいなかった筈なのに・・・・・。
   まさか・・・・コイツが一人で・・・・!?
   コイツもしかしたら・・・・・・。)










レプリロイドベース内


ダイナモ「・・・・・・・・・ぅ・・・・・・・。」

ダイナモ「・・・・・こ・・・・ここは・・・・?」

ゼロ「・・・・・・目が覚めたか・・・・。」

ダイナモ「・・・・・・あんたは・・・・?」

ゼロ「俺はイレギュラーハンターのゼロ・・・・。」

ダイナモ(ゼロ・・・・・!?コイツが!!?という事は
     ここはベース内!!?心の準備も無いうちに
     いきなり忍び込んじまった!)

ダイナモ「俺は・・・・・・・。」

ゼロ「さっき近くの廃墟のほうにいたんでな・・・・・。」

ダイナモ(俺は運ばれたのか・・・・・・。)

ゼロ「しかし・・・・・あそこでおかしなことがあってな。
   君が倒れているところにイレギュラーがいたんだが
   そのイレギュラー達は皆死んでいたんだ・・・・。」

ダイナモ(・・・・・やばっ・・・・・。)

ゼロ「君に問う・・・・・。あれは君が・・・・・」

エックス「ゼロ・・・薬を・・・・・。」

ゼロ「エックス。」

エックス「あ!!起きたんだ!!良かった!」

ダイナモ(エックス・・・・・!?)

エックス「僕はイレギュラーハンターのエックス。  
     大丈夫だった??」

ダイナモ「あ・・・・・ああ・・・・・」

ゼロ「・・・・・・・行くぞ・・・・・。」

エックス「ゼロ!!!どこに行くの!!?」

ゼロ「お前も来るんだ。・・・・・君も安静にな・・・。」

ダイナモ「・・・・・・・・・・。」

ダイナモ(・・・・・・・・・バレたな・・・・・・・)


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