一足早く・・・
No.018 マサキさん
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「ダイナモー、ちょっと買物につきあって〜」
「わっかりやした〜」

エイリアは今日も光り輝いて見えるぜ〜vv
そういや今日からお盆か・・・
ま、俺には関係ない・・・・・かな?

「ダイナモ―早く早く〜」
「あ、はーい」

A地区ショッピング街

「ところでエイリア・・・」
「なに?」
「何買うの?」
「えーっとケーキ作ろうかなぁって思って材料を・・・」
「それって俺に?」
「・・・」(何も言わずに頷く)
「やっほ〜」
「ウフフ・・・」
「それじゃ行こうぜ・・・ん?」
「どうしたの?」
「あ、ちょっと先に行っててくれる?」
「別にいいけどなんで?」
「ちょっと傭兵仲間がいたみたいだから」
「あら、そうなのすぐに戻ってきてよv」
「は〜い」

・・・んで

「おーい!」(手を振りながら)
「・・・・ん?」
「やっぱりジェニムじゃねーか!」
「おめぇは・・・!ダイナモ!?」
「久しぶりだなー、反乱軍撲滅計画以来だな」
「そういやそうだな、あの後俺が別の場所に派遣されてな〜」
「そうそう、それと撲滅計画の時はホント死ぬかと思ったぜ」
「そうそう俺が地雷踏んじまってさ〜」
「俺あの時川と花畑見えたんだぜ」
「お前そりゃ半死人じゃねーか」
「そうかもな、ハハハハハ」
「ハハハ・・・それとコレ・・・」

ジェニムはダイナモにライフルを1つ渡した

「ん、これは俺がお前に貸しっ放しにしてたライフル・・・
 ずっと持っててくれたのか!?」
「ああ、ずーっと貸しっぱなしも悪いからないろんなトコ
 行ってお前探し回ってたんだぜ」
「あーそうか、そうかありがとな・・・」
「それじゃ俺もう行かなきゃならねぇから・・・じゃあな」
「ああ・・・」

・・・・・

「ダイナモ―」
「あ、エイリア・・・」
「遅いよ、もう必要なもの全部買っちゃったんだから〜vv」
「いや〜スマン、スマン」
「それとさっきの人が傭兵仲間の人?」
「ああ、そうだぜ、ジェニムっていうんだ。
 このライフル返しにきてくれたんだ」
「え、ちょっとそのライフル・・・オイル付いてるわよ」
「え・・・!?」

さっきまで全然傷1つ付いてなかったはずのライフルに
オイルが付着していた。

「これは・・・間違いないジェニムのオイルだ。
 あの野郎怪我してたのか?」
「・・・ベースに戻ってちょっと彼のこと調べてみるわ」
「ん、ああ・・・」

ハンターベースにて

「えーっと傭兵No.1987654のジェニム・・・あった」
「お、あったか!?」
「えーっとジェニム・・・21XX年に作成後傭兵として
 各地で名声を得て反乱軍撲滅計画に参入・・・」
「ああ、そこで俺達色々とあったんだぜ。
 それで俺特製のライフルを貸してやって・・・」
「あ、待って続きがあるわ・・・反乱軍撲滅計画に参入後
 ヘルバースト州に派遣され・・・戦死!?」
「え・・・・!?」
「死因は敵のビームサーベルにより動力炉を一突きで即死・・・」
「じゃあこのライフルは・・・」
「多分彼は死んだことに気付かずあなたにライフルを
 返したい思いで一杯で・・・」
「あいつ・・・」

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「へーそんなこと昨日あったんだ」

ここはハンターベースロビー
ダイナモはエックスに昨日のことを話していたようだ

「いや、あれ作り話なんだ・・・」(照
「え、じゃあジェニムってのは!?」
「そんなヤツいねーよ。昨日俺が徹夜して考えた話だぜ」
「もー、真剣に聞いてそんした!」(怒
「ダイナモ―」
「あ、エイリア呼んでるから俺戻るよ、んじゃ」
「まったくダイナモの頭の中ってエイリアのことばっかりじゃん」
「ダイナモーあなたのライフル、部屋に飾って
 彼のデータプリントしといたわよー」
「おいーっす」
「・・・え!?」



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お買い物ネタは大好きですなりvそして夏っぽい不思議な感じのするお話ですね!!
ダイナモさんの頭の中がエイリアさんのことでいっぱいなのはデフォルトですね(笑。


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