ズット No.007 紅乃聖哉さん ------------------------------------------------------------------ 私に「夢」を持たせてくれたのは貴方でした。 私に「未来」を信じさせてくれたのも貴方でした。 私を愛してくださったのも貴方でしたね・・・ 「ダイナモー・・・ダイナモー!!」 廊下をカション・・・カション・・・と足音を立てて歩いていた私は、貴方が後ろに居ることなどまったくわかりませんでした。 「ん〜?俺ならここだよ?エイリア」 ふと振り返って、にこっと貴方に笑顔を見せました。貴方も、それに返事を返すかのように、大きな笑顔を見せてくれました。 「どうした?なんか俺に用か?」 「ううん、呼んで見ただけ」 「・・・ふーん・・・」 貴方はつまらなそうに背を向け、肩をカクンと下ろしました。何かを期待していたんですよね。私はソレを見て、心の中で笑いました。そして、そっと貴方に抱きつきました。 「・・・エイリア?」 「なんで呼んだか・・・本当の理由・・・知りたい?」 「えっ・・・もちろん!!教えてくれよ!!」 そういって貴方は私の目をしっかりと覗き込みました。その目は私を愛してくれている証拠。だってとっても澄んだ瞳をしているから。 「・・・いつでも私の側に居て欲しいから・・・呼んだの・・・呼べば絶対に私の側に来てくれるでしょ?・・・呼んで貴方がこないことのないように・・・呼んだの・・・」 貴方はいつか私から離れてしまうのでしょうか・・・? 私を一人にしてしまうことがあるのでしょうか・・・? そんなことにならないことを私は心の底から願っています。 「・・・バカタレ!!」 「?」 「なんで俺がお前から離れなきゃいけないんだ!!呼んだらマッハで飛んできてやる!!お前が嫌がっても!!」 「・・・・・・・」 「俺は、いつでもお前の側に居る・・・それだけは忘れないでくれよ?」 その一言を聞いて、私はホッとしました。 この人は・・・本当に私を心の底から愛してくれているんだなと。 そんなことを考えていたら涙が出ました。貴方は驚いて私を抱き寄せてくれましたね。 「えっ、ちょっ!!なんで泣くんだよ!!・・・俺が泣かしたみたいじゃないか!!・・・えっ、俺が泣かせたから泣いてるの?」 ちょっと言葉があやふやになって必死に謝ってくる貴方を見て、私は笑ってしまいました。 「うふっ・・・ふふふふ」 「えっ、何?なんで今度は笑ってるの!!えっ、やっぱ俺なんかした?まずいことした?」 「ううん、何でもないの・・・あっ、パイつくろうと思ってたの。食べる?」 「・・・うん」 貴方がズット、私の側に居てくれますように・・・ 私がズット、貴方のものでありますように・・・ ------------------------------------------------------------------ あああああああん!もう!!ダイエイ最高!このラブ度が・・この!このぉ(喜!! ダイナモさんはエイリアさん命で、エイリアさんもダイナモさん命なんですよねーv相思相愛って本当見ていて幸せになれますですvロメキュンですよ!! そしてバッチリエイリアさんの乙女心が表現できておりますです!ラブ!! 聖哉さーん!もももももももももももっと書いてくださーい!! |