RECAROシート装着


まずは純正シートを外し、きれいにお掃除。



シート底面に繋がっているこのボーデンワイヤーは、シートベルトの高さ調整に使われており、シートを後ろに移動させると、
このワイヤーが引っ張られ、シートベルトの肩の位置が高く設定される単純なしくみです。

今回はこのワイヤーは使いませんのでそのままです。(ベルトのショルダー部は一番低い位置になります)



純正シートからシートベルトキャッチャー(テンショナー)、スイッチボックス、ハーネスを取外します。これ意外と大変です。
戻すときの為に、純正シートのハーネスの取り回し位置の写真を撮るべきでした。もう遅いですけど・・・。
E46の時は、電動でもシートベルトキャッチャーとそのハーネス部分のみ付け替えればOKでしたが、E39はシートのスイッチボックスが無いと
ハンドルの電動チルトがきかなくなり、上に上がった状態から下げられず、トラックでも運転しているかのような状態になってしまいます。



シートレールにベルトキャッチャーを取り付けます。



ところがレールにある取り付け位置が上方にあるため、このように飛び出たようになってしまい不自然極まりない状態です。
これはなんとかしなければ!




そこで、ホームセンターからこのような金具を入手し、左後ろのシートレール固定ボルトに共締めしてしまおう!と考えました。
しかし問題点がひとつあり、本来ベルトキャッチャーはシートをスライドさせた時にいっしょに移動するべきものですが、これでは
位置が固定され、シートの前後位置によってはおかしなベルト位置になる可能性があります。
しかし他に方法もないわけで、飛び出てるよりはマシだと思い、この方法で続行します。




スイッチボックスとハーネスはシートのスライド時に干渉しないよう適当に固定します。




ハンドルに対するシートのセンター位置も調整可能なレールのようで、最も外寄りに固定しました。




最後にシートをフロアに取り付けますが、着座位置を少し高くするため後側にワッシャを3枚入れて固定することにしました。
ベルトキャッチャーの金具はレールの足の上でワッシャは下になります。




ボルト固定後のシートの後ろ側はこのようになりました。



ようやく完成です。心配していたベルトキャッチャーも、自分のシート位置だとちょうどいい位置になり満足の出来栄え。


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