M3 SMG ステアリング取り付け

どうしてもパドルスイッチのついた「M3」のステアリングがほしくて、高価ながらも無理して買ってしましました。


新しいステアリングはいいですね。手垢をつけるのがもったいないくらいです。


このMマークと3色ステッチがステータスを感じさせてくれます。

  
                                (赤丸の部分がパドル用の2ピン端子)
パドルシフトを有効にするためにはパドルスイッチの配線を通す必要がありますが、自分の530は非対応(ピンなし)のスリップリングが
ついているため、これも新たに購入しました。この部品は部品番号は変わっていないため途中からすべてパドル端子付きのものに
仕様変更されているようです。そのためE46のモデル末期だとパドル端子付きのものが付いている車両もあるらしいです。

※ここからの作業はエアバッグの脱着が必要になります。事前にバッテリー端子を外しておくことは当然ですが、危険が伴う作業ですので
 あくまで自己責任ということをお忘れなく。

  
まずはエアバッグ、ステアリング、下コラムカバーを外します。コラムカバーはツメの破損に注意が必要です。

  
下側にある固定板のようなものを外し、上コラムカバーも外します。

  
レバースイッチのついたスリップリングを外します。

  
スリップリングからレバースイッチを取り外します。


取り外したものにはソケットはありますが、中にピンはありません。


新しいスリップリングに各レバースイッチを取り付けます。


スリップリングからセンターコンソールまでの配線は市販の電線にパソコン部品で余っていた2ピンの端子を接続し流用。


スリップリング裏側にこのように接続します。この時点では仮接続なので+−は気にしません。

  
スリップリングを取り付け、上コラムカバーも取り付けます。 

  
シフトレバーのカバーを外し、スリップリング裏側から配線をここまで通します。下コラムカバーはまだ取り付けません。


接続するのはレバー右側にあるステップトロニックの赤紫色のコネクターです。接続は4ピンのうちの内側2本に接続します。
ここではどっちをどっちにつないでも構いません。

  
コネクターを元の位置に戻し、配線を処理してカバーを元に戻します。

  
スリップリングについている赤い固定プラスチックをもぎとり(根元は残ります)、ステアリングを取り付けます。


スリップリングの3つのコネクタへそれぞれ接続します。(パドルスイッチ用は一番左)

  
エアバッグに2つのコネクタを接続しステアリングへ固定します。


バッテリーをつないでエンジンをかけ、Dレンジでマニュアルモードへレバーを倒し、ステアリングのパドルシフトを操作します。
パドルの表記どおりにシフトアップ・ダウンすればOKです。ここでアップ・ダウンが逆の場合は、エンジンを切り、
スリップリング裏側のコネクタを逆にして差し込み直します。念のため再度パドル操作で確認しましょう。

  
下コラムカバーを元通りに取り付け、完成です。チタン色のステアリングカバーがしっくりこない気がしますが、いい感じです!