フロント コントロールアーム・プルストラット・スタビリンク交換

以前よりハンドルを取られやすい、ブレーキローターを交換してもジャダーがでるなど、プルストラットのブッシュが
怪しい気がしてましたが、5シリーズともなると高価なアームがふんだんに使われており、おいそれと交換できるもの
ではありません。そこで、限られた予算内でそれなりの改善を見込めるものとして、品質の問題を承知の上で
アメリカから社外品を輸入してみました。円高の影響もあり、まさに激安です。純正品に比べれば明らかに品質は劣るでしょう。
1,2年でダメになるかもしれません。しかし、純正品の3分の1で買え自分で交換を楽しむならば、これは買いでしょう。


これが今回購入した安物のアームです。上がプルストラット、下がコントロールアームです。


こちらは純正品よりも耐久性が上といわれるマイレー社のHDスタビリンクです。
価格が安いため、どうせならといいものを買ってみました。


下から見た純正プルストラットです。何か漏れたような跡がありますので、ブッシュが裂けて封入液?が漏れたのかもしれません。


アンダーカバーやエアガイドなど、邪魔になりそうなものを外します。

  
本来、足回りを外す際はタイロッドのボールジョイント側を外すようですが、プーラーを使っても外れないため、いつもコントロールアームを
外して作業しています。これではタイロッドに負担がかかりすぎ、余計なトラブルの原因になりそうなのでやめましょう。


純正品と安物の比較写真です。


新しいコントロールアームを取り付け


新しいプルストラットも取り付け。写真では詳しく写しておりませんが、アーム関係はキャリアをジャッキアップし、
なるべく実際の重量状態に近づけた上でボルトを固定しています。安物なのでこれをやらないだけでダメになる可能性アリ?


完成した状態です。安物でもきれいなアルミは気持ちいいですね。


外した純正品はこのとおりブッシュが裂けておりました。


交換後(アライメントも当然調整)は驚くほどハンドリングが良くなりました。ジャダーも無くなり、ハンドルががっちり安定した感じです。
やはりアーム関連は重要な部品であると再認識させられました。
しかし安物はいつまでもつのだろうか・・・。