ラムダセンサー(O2センサー)交換
この部品、推奨される交換時期が80,000kmとかよく聞きますが、通常100,000km超えてもそう簡単にはダメには
ならない部品です。しかし、常に高温の排ガスにさらされているわけですから徐々にその性能は劣化していると
思われます。当然燃費にも影響しているはずです。
M52TUの2.5Lでは2本しかありませんでしたが、M54ではラムダコントロールセンサーが2本、ラムダモニターセンサー
が2本の計4本使用されております。1本だけダメになったとしても他のセンサーとのバランスを考えると、同時交換が
望ましいとされています。ディーラーでは1本4〜5万はしますので、こんな部品が急に逝ってしまったら・・・。
というわけで、リフレッシュと故障の予防を兼ねて予算のあるうちに交換することにしました。
部品は純正と同じBOSCHブランドのアフターパーツです。純正の半値くらいで購入できました。
購入したBOSCH製O2センサーです。
まずはモニターセンサーのほうですが、DIYでやるにはかなり大変な作業でした。
スペシャルツールなどという高貴な道具はありませんので、手持ちの工具を駆使して外さなければなりません。
入り組んだ場所のため、とにかく工具がうまく入りません。
マフラーを固定しているブラケットなどを外しながら、なんとか2本を交換。
左が外したセンサーで、右が新品です。
モニターセンサーは床下からエンジンヘッド部分までケーブルがきているためかなり長いタイプです。
コントロールセンサーの交換はこのような工具を使いました。
1〜3番までのコントロールセンサーはフロント側にあり、容易に交換することができます。
問題は4〜6番側のセンサーです。左H車はすぐに見える位置にあるようですが、ツーリングは右Hのため最悪です。
手がやっと入るくらいのスペースしかありません。
取り外したセンサーです。どうやったかわからないほど苦労して、なんとか交換できました。